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技術 楽曲検索システム

出願人 株式会社第一興商
発明者 野村直孝
出願日 2015年8月28日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2015-169548
公開日 2017年3月2日 (4年10ヶ月経過) 公開番号 2017-045398
状態 特許登録済
技術分野 音楽補助具 検索装置 音声の分析・合成 他に分類されない音響(残響,カラオケ等)
主要キーワード 楽曲候補 歌唱者自身 楽曲ジャンル カラオケルーム 楽曲検索処理 予約信号 リファレンスデータ リモコン受信回路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

歌唱レベルが低い歌唱者であっても、音声入力に基づいて所望の楽曲検索可能とするシステムを提供する。

解決手段

楽曲検索システムは、特定部と、決定部と、記憶部と、判断部と、置換部と、検索部とを有する。特定部は、ある歌唱者のメロディデータと楽曲のリファレンスデータとを比較し、音程ズレがあるパターンがメロディデータ中にあるかどうかを特定する。決定部は、音程にズレがあるパターンが所定数以上ある場合、当該パターンを苦手パターンとして決定する。記憶部は、苦手パターンを、当該苦手パターンに対応するリファレンスデータのパターンと関連付けて記憶する。判断部は、ある歌唱者により入力された音声データ中に、苦手パターンが含まれるか否かを判断する。置換部は、音声データのうち苦手パターンに対応する部分を、対応するリファレンスデータのパターンに置換する。検索部は、置換された音声データに基づいて楽曲の検索を行う。

概要

背景

概要

歌唱レベルが低い歌唱者であっても、音声入力に基づいて所望の楽曲検索可能とするシステムを提供する。楽曲検索システムは、特定部と、決定部と、記憶部と、判断部と、置換部と、検索部とを有する。特定部は、ある歌唱者のメロディデータと楽曲のリファレンスデータとを比較し、音程ズレがあるパターンがメロディデータ中にあるかどうかを特定する。決定部は、音程にズレがあるパターンが所定数以上ある場合、当該パターンを苦手パターンとして決定する。記憶部は、苦手パターンを、当該苦手パターンに対応するリファレンスデータのパターンと関連付けて記憶する。判断部は、ある歌唱者により入力された音声データ中に、苦手パターンが含まれるか否かを判断する。置換部は、音声データのうち苦手パターンに対応する部分を、対応するリファレンスデータのパターンに置換する。検索部は、置換された音声データに基づいて楽曲の検索を行う。

目的

本発明の目的は、歌唱レベルが低い歌唱者であっても、音声入力に基づいて所望の楽曲を検索可能とするシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ある歌唱者がある楽曲歌唱した際に得られるメロディデータと当該楽曲のリファレンスデータとを比較し、少なくとも音程ズレがあるパターンが前記メロディデータ中にあるかどうかを特定する特定部と、特定された前記音程にズレがあるパターンが所定数以上ある場合、当該パターンを前記ある歌唱者が苦手とする苦手パターンとして決定する決定部と、前記苦手パターンを、当該苦手パターンに対応する前記リファレンスデータのパターンと関連付けて記憶する記憶部と、前記ある歌唱者が所望の楽曲を検索するために音声入力部を介して入力した音声データ中に、前記苦手パターンが含まれるか否かを判断する判断部と、前記音声データ中に前記苦手パターンと同一のパターンが含まれる場合、前記音声データのうち苦手パターンに対応する部分を、当該苦手パターンに対応する前記リファレンスデータのパターンに置換する置換部と、前記苦手パターンに対応する部分が置換された前記音声データに基づいて楽曲の検索を行う検索部と、を有することを特徴とする楽曲検索システム

技術分野

0001

本発明は楽曲検索システムに関する。

0002

カラオケルーム等に設置されているカラオケ装置にはリモコン装置付属している。カラオケ装置の利用者は、リモコン装置に備えられたタッチパネル式GUIを使用し、自らがいたい楽曲の曲名、歌手名、楽曲ジャンル、或いは歌詞の一部に含まれるキーワードを入力することにより、所望の楽曲を検索することができる。

0003

また、歌唱者が歌いたい楽曲のメロディの一部をリモコン装置に備えられたマイク等に向かって歌唱することで、マイク入力された歌唱音声と類似するメロディを含んだ楽曲を検索し、候補となる楽曲をリスト表示する技術も多く提案されている。

0004

例えば、特許文献1には、入力された音声データに基づいて抽出した音高データ及び音長データと、記憶されている多数の楽曲のメロディに関する音高データ及び音長データとを比較することにより、入力された音声に対応する楽曲候補を検索して表示する技術が開示されている。

0005

また、特許文献2には、入力された旋律データを基に、収録曲検索キーアルゴリズムと同じアルゴリズムで音程の変化を簡略化し、それぞれを比較照合することにより、所望の楽曲を検索する技術が開示されている。

先行技術

0006

特開平9−138691号公報
特開2000−356996号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、特許文献1や特許文献2のような従来技術では、歌唱レベルが低い(歌唱が上手くない)歌唱者のことが全く考慮されていない。

0008

入力されるメロディは、その歌唱者の歌唱レベルに基づくものとなる。つまり、歌唱者自身は楽曲のメロディを歌唱しているつもりであっても、歌唱レベルの低い歌唱者が発声するメロディは、自身が所望する楽曲のメロディとは異なったメロディになっている場合がある。

0009

このような場合には、仮に特許文献1や特許文献2の技術を用いたとしても、実際に発声したメロディと類似する楽曲が特定されることから、歌唱者の所望する楽曲を検索することができないという問題がある。

0010

本発明の目的は、歌唱レベルが低い歌唱者であっても、音声入力に基づいて所望の楽曲を検索可能とするシステムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

上記課題を解決するために、請求項1に係る楽曲検索システムは、特定部と、決定部と、記憶部と、判断部と、置換部と、検索部とを有する。特定部は、ある歌唱者がある楽曲を歌唱した際に得られるメロディデータと当該楽曲のリファレンスデータとを比較し、少なくとも音程にズレがあるパターンが前記メロディデータ中にあるかどうかを特定する。決定部は、特定された前記音程にズレがあるパターンが所定数以上ある場合、当該パターンを前記ある歌唱者が苦手とする苦手パターンとして決定する。記憶部は、前記苦手パターンを、当該苦手パターンに対応する前記リファレンスデータのパターンと関連付けて記憶する。判断部は、前記ある歌唱者が所望の楽曲を検索するために音声入力部を介して入力した音声データ中に、前記苦手パターンが含まれるか否かを判断する。置換部は、前記音声データ中に前記苦手パターンと同一のパターンが含まれる場合、前記音声データのうち苦手パターンに対応する部分を、当該苦手パターンに対応する前記リファレンスデータのパターンに置換する。検索部は、前記苦手パターンに対応する部分が置換された前記音声データに基づいて楽曲の検索を行う。

発明の効果

0012

本発明によれば、歌唱レベルが低い歌唱者であっても、音声入力に基づいて所望の楽曲を検索することができる。

図面の簡単な説明

0013

実施形態に係る楽曲検索システムの概略を示す図である。
実施形態に係るカラオケ装置の構成例を示す図である。
実施形態に係るカラオケ本体の構成例を示す図である。
実施形態に係るリモコン装置の構成例を示す図である。
実施形態に係るサーバの構成例を示す図である。
実施形態に係る楽曲検索システムの処理を示すフローチャートである。
実施形態に係る楽曲検索システムの処理を示すフローチャートである。

実施例

0014

<実施形態>
図1図6Bを参照して、実施形態に係る楽曲検索システム100について説明する。

0015

==楽曲検索システム==
図1は、本実施形態に係る楽曲検索システム100を示す。楽曲検索システム100は、カラオケ装置1、リモコン装置2及びサーバ3を含んで構成される。カラオケ装置1は、カラオケ店舗の各カラオケルーム等に設置される。カラオケ装置1及びサーバ3は、ネットワークNを介して通信可能となっている。ネットワークNは、たとえば公衆電話回線網インターネット回線である。カラオケ装置1及びリモコン装置2は、有線又は無線により通信可能となっている。なお、図1には複数のカラオケ装置1及びリモコン装置2を示しているが、楽曲検索システム100としてはカラオケ装置1及びリモコン装置2は少なくとも一つずつあればよい。

0016

==カラオケ装置==
カラオケ装置1は、カラオケ演奏及び歌唱者が歌唱を行うための装置である。図2に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、及びマイク40を備える。

0017

スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は歌唱者の音声(歌唱音声)を音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。

0018

カラオケ本体10は、選択された楽曲の演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図3に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、記憶部12、音響処理部13、表示処理部14、操作部15、及び通信部16を備える。

0019

制御部11は、CPUおよびメモリを備える。CPUは、メモリに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリは、CPUに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。

0020

記憶部12は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部12は、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うための楽曲データ、カラオケ楽曲に対応する歌詞テロップを表示装置30等に表示させるための歌詞データ、及びカラオケ演奏時に表示装置30に表示される背景画像等の映像データを記憶する。カラオケ装置1が楽曲データに基づいて楽曲を演奏することにより、歌唱者はカラオケの歌唱が可能となる。楽曲データは、楽曲毎に所定のID(楽曲ID)が付与されている。楽曲データは、MIDIデータ、リファレンスデータ、歌詞データ等が含まれる。リファレンスデータは、利用者によるカラオケ歌唱を採点する際の基準となるデータであり、各音符音高及び音長を表す時系列の情報によって構成されている。

0021

音響処理部13は、制御部11の制御に基づき、カラオケ楽曲に対する演奏の制御およびマイク40を通じて入力された音声信号の処理を行う。表示処理部14は、制御部11の制御に基づき、表示装置30等における各種表示に関する処理を行う。操作部15は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路等を含み、歌唱者によるカラオケ装置1のパネルスイッチ或いはリモコン装置2の操作に応じて予約信号演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。通信部16は、リモコン装置2及びサーバ3と接続するためのインタフェースを提供する。

0022

本実施形態において制御部11は、特定部11a及び決定部11bとして機能する。

0023

特定部11aは、ある歌唱者がある楽曲を歌唱した際に得られるメロディデータと当該楽曲のリファレンスデータとを比較し、少なくとも音程にズレがあるパターンがメロディデータ中にあるかどうかを特定する。

0024

決定部11bは、特定部11aで特定されたパターン(音程にズレがあるパターン)が所定数以上ある場合、当該パターンをある歌唱者が苦手とする苦手パターンとして決定する。

0025

通常、音程にズレが生じるケースは、たとえば「8分音符が4つ連続するとともに音高が半音ずつ下降するパターンの場合に、1、2、3音目まで同じ音高で歌唱してしまう」、「二つの音符の音高差が2音半あり上昇するパターンの場合に、2音目が半音低い」といったように歌唱者によって特徴がある。そこで、これらのパターンを当該歌唱者が苦手なパターンとして特定することが可能である。

0026

具体例として、カラオケ装置1に自己の歌唱者IDでログインした状態において、歌唱者Xが楽曲Aを歌唱したとする。この場合、マイク40を介して歌唱者Xの歌唱したメロディデータが得られる。

0027

この場合、特定部11aは、得られたメロディデータを音符毎の音高データに変換する。特定部11aは、メロディデータを構成する各音符の音高データと、記憶部12に記憶されている楽曲Aのリファレンスデータに含まれる音高データとを比較し、音高がずれている音符を認識する。音高がずれている音符があった場合、特定部11aは、その音符の前後の音符(たとえば、前後1音符分)を含めて「音程にズレがあるパターンP」として特定する。なお、特定部11aは、音高データ及び音長データに対して比較を行うことでもよい。

0028

決定部11bは、特定部11aで特定された「音程にズレのあるパターンP」が、得られたメロディデータ中にいくつ含まれるかを抽出する。

0029

ここで、一の楽曲中で音程のズレがあるパターンPが複数存在する場合、歌唱者XはパターンPを歌唱することが得意では無いと考えられる。そこで、決定部11bは、一の楽曲中でパターンPが所定数以上抽出された場合には、パターンPを歌唱者Xが苦手とする苦手パターンWPとして決定する。所定数は、予め適当な値(たとえば、3回)を設定しておくことができる。

0030

決定部11bは、把握された苦手パターンWP(たとえば、音符n1〜n3からなる音程のパターン)を、苦手パターンWPに対応するリファレンスデータのパターンRP(たとえば、音符n´1〜n´3からなるパターン)と関連付けて、歌唱者Xの歌唱者IDと併せてサーバ3に送信する。サーバ3の記憶部32(後述)は、苦手パターンWPを、苦手パターンWPに対応するリファレンスデータのパターンRPと関連付けて記憶する。

0031

なお、特定部11a及び決定部11bによる処理は、歌唱者が歌唱する度に自動で行われてもよいし、歌唱者がリモコン装置2等を介して指定した場合にのみ行われることでもよい。

0032

また、上記の例では一の楽曲中で音程にズレのあるパターンが所定数以上ある場合について述べたが、これに限られない。たとえば、個々の歌唱者が苦手とするパターンは共通である場合が多いため、音程にズレのあるパターンは、一の楽曲に限らず他の楽曲においても含まれている可能性が高い。

0033

そこで、たとえば歌唱者Xが楽曲A〜楽曲Eの5曲を歌唱している場合、特定部11aは、楽曲A〜楽曲Eそれぞれを歌唱した際に得られるメロディデータと楽曲A〜楽曲Eそれぞれのリファレンスデータとを比較し、音程にズレがあるパターンPが各メロディデータ中にあるかどうかを特定する。そして、決定部11bは、特定部11aで特定されたパターンPが楽曲A〜楽曲E全体でいくつあるかをカウントし、合計した値が所定数以上の場合、パターンPをある歌唱者が苦手とする苦手パターンWPとして決定することも可能である。

0034

==リモコン装置==
リモコン装置2は、カラオケ装置1に対する各種操作をおこなうための装置である。歌唱者はリモコン装置2を用いてカラオケ装置1の起動、楽曲の予約等を行うことができる。図4に示すように、リモコン装置2は、制御部21、記憶部22、音声入力部23、表示部24、及び通信部25を備える。制御部21は、CPUおよびメモリを備える。CPUは、メモリに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリは、CPUに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。記憶部22は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。音声入力部23は、マイク等、歌唱者が音声を入力するための装置である。表示部24は、楽曲検索画面や楽曲選択画面等が表示されるディスプレイである。表示部24は、タッチパネル式のGUIを含んでもよい。通信部25は、カラオケ装置1と接続するためのインタフェースを提供する。

0035

本実施形態において制御部21は、判断部21a及び置換部21bとして機能する。

0036

判断部21aは、ある歌唱者が所望の楽曲を検索するために音声入力部23を介して入力した音声データ中に、苦手パターンが含まれるか否かを判断する。

0037

置換部21bは、音声データ中に苦手パターンと同一のパターンが含まれる場合、音声データのうち苦手パターンに対応する部分を、当該苦手パターンに対応するリファレンスデータのパターンに置換する。

0038

具体例として、歌唱者Xの苦手パターンWPが、対応するリファレンスデータのパターンRPと共にサーバ3の記憶部32に記憶されているとする。

0039

歌唱者Xが歌唱者IDに基づきカラオケ装置1にログインした場合、リモコン装置2は、歌唱者Xの苦手パターンWP及び対応するリファレンスデータのパターンRPをサーバ3から予めダウンロードする。なお、このダウンロードはリモコン装置2等を介して歌唱者が指定した場合に行うこととしてもよい。

0040

ここで、曲名や歌手名等は分からないが楽曲の一部のメロディ(たとえばサビ)だけ知っている楽曲を、歌唱者Xが歌唱したいと考えたとする。この場合、歌唱者Xは、音声入力部23を介して一部のメロディを歌唱入力することで楽曲の検索が可能となる「メロディ歌唱検索」をリモコン装置2で選択することができる。

0041

歌唱者Xが所望の楽曲を検索するために音声入力部23を介して音声データを入力した場合、判断部21aは、当該音声データをリアルタイムデジタルデータに変換し、苦手パターンWPと比較することにより、音声データ中に苦手パターンWPが含まれるか否かを判断する。たとえば、音声データが音符N1〜N21からなり、苦手パターンWPが音符n1〜n3を含むパターンであるとする。この場合、判断部21aは、音符n1〜n3の苦手パターンWPを音符N1〜N3、音符N2〜N4、音符N3〜N5・・・音符N19〜N21というように順次比較することにより、苦手パターンWPの有無を判断する。

0042

ここで、たとえば、音符N3〜N5及び音符N15〜N17が苦手パターンWP(音符n1〜n3)に相当すると判断された場合、置換部21bは、音声データのうち苦手パターンWPに対応する部分(音符N3〜N5及び音符N15〜N17)それぞれを、当該苦手パターンに対応するリファレンスデータのパターン(音符n´1〜n´3)に置換する。置換部21bは、カラオケ装置1を介して苦手パターンWPに対応する部分が置換された音声データをサーバ3に送信する。

0043

==サーバ==
サーバ3は、歌唱者やカラオケ店等に配置されているカラオケ装置1毎のデータ等、各種情報を蓄積して管理するコンピュータである。図5に示すようにサーバ3は、制御部31、記憶部32及び通信部33を備える。

0044

制御部31は、CPUおよびメモリを備える。CPUは、メモリに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリは、CPUに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。記憶部32は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部32には、歌唱者ID毎に歌唱者に関する個人情報や歌唱者の歌唱履歴、楽曲データ等が記憶されている。また、記憶部32は、リモコン装置2から送信された苦手パターン、及び当該苦手パターンに対応するリファレンスデータのパターンを記憶する。通信部33は、カラオケ装置1と接続するためのインタフェースを提供する。なお、リモコン装置2とサーバ3とがカラオケ装置1を介さず直接通信可能となっていてもよい。

0045

本実施形態において制御部31は、検索部31aとして機能する。

0046

検索部31aは、苦手パターンに対応する部分が置換された音声データに基づいて楽曲の検索を行う。楽曲の検索処理は特に限定されるものではなく公知の手法を用いることが可能である(たとえば、特許文献1の手法)。

0047

具体的には、リモコン装置2は、苦手パターンWPに対応する部分が置換された音声データをサーバ3に送信したとする。この場合、検索部31aは、当該音声データに基づいて、当該音声データに対応する楽曲の検索を行う。検索部31aは、検索結果に対応する楽曲の楽曲IDを通信部33からカラオケ装置1を介してリモコン装置2に送信する。なお、検索結果に対応する楽曲が複数ある場合、検索部31aは、複数の楽曲それぞれの楽曲IDをリモコン装置2に送信する。

0048

リモコン装置2(制御部21)は、送信された楽曲IDに対応する楽曲名を表示部24に表示させる。歌唱者は、表示された楽曲を選択することにより、所望の楽曲を歌唱することが可能となる。

0049

==楽曲検索システムの動作について==
次に、図6A及び図6Bを参照して本実施形態に係る楽曲検索システム100の動作の具体例について述べる。図6A及び図6Bは、楽曲検索システム100の動作例を示すフローチャートである。

0050

<苦手パターンの決定>
まず、図6Aを参照して苦手パターンの決定処理について説明する。

0051

歌唱者Xは、リモコン装置2を介し楽曲Aを選択する(楽曲の選択。ステップ10)。リモコン装置2は、選択された楽曲Aに対応する楽曲IDをカラオケ本体10に送信する。カラオケ装置1は、選択された楽曲Aの演奏を行う。歌唱者Xは演奏に合わせてカラオケ歌唱を行う(楽曲の歌唱。ステップ11)。

0052

カラオケ装置1において、特定部11aは、歌唱者Xが楽曲Aを歌唱した際に得られるメロディデータと、記憶部12に記憶されている楽曲Aのリファレンスデータとを比較する。そして、特定部11aは、音程にズレがあるパターンがメロディデータ中にあるかどうかを特定する(ズレのあるパターンの特定。ステップ12)。

0053

カラオケ装置1において、決定部11bは、ステップ12で特定された音程にズレがあるパターンの数をカウントする。音程にズレがあるパターンの数が所定数以上の場合(ステップ13でYの場合)、決定部11bは、当該パターンを歌唱者Xが苦手とする苦手パターンとして決定する(苦手パターンの決定。ステップ14)。決定部11bは、ステップ14で決定された苦手パターンを当該苦手パターンに対応する前記リファレンスデータのパターンと関連付けて、歌唱者Xの歌唱者IDと併せてサーバ3に送信する(苦手パターンの送信。ステップ15)。一方、音程にズレがあるパターンの数が所定数より少ない場合(ステップ13でNの場合)には、決定部11bは、苦手パターン決定の処理を行わない。

0054

サーバ3において、記憶部32は、ステップ15で送信された苦手パターン及び当該苦手パターンに対応するリファレンスデータのパターンを関連付けて記憶する(苦手パターンの記憶。ステップ16)。

0055

<音声入力による楽曲検索>
次に、図6Bを参照して音声入力による楽曲検索処理について説明する。

0056

歌唱者Xがリモコン装置2の音声入力部23を介して所望の楽曲のメロディ(音声データ)を入力したとする(音声データの入力。ステップ17)。なお、歌唱者Xが歌唱者IDに基づきカラオケ装置1にログインしている場合、リモコン装置2は、歌唱者Xの苦手パターン及び対応するリファレンスデータのパターンをサーバ3の記憶部32から予めダウンロードしておく。

0057

この場合、リモコン装置2において、判断部21aは、ステップ17で入力された音声データ中に、ステップ14で決定された苦手パターンが含まれるか否かを判断する(苦手パターン有無の判断。ステップ18)。音声データ中に苦手パターンと同一のパターンが含まれる場合、置換部21bは、音声データのうち苦手パターンに対応する部分を、当該苦手パターンに対応するリファレンスデータのパターンに置換する(苦手パターンの置換。ステップ19)。置換部21bは、苦手パターンに対応する部分が置換された音声データをサーバ3に送信する(置換された音声データの送信。ステップ20)。

0058

検索部31aは、苦手パターンに対応する部分が置換された音声データに基づいて楽曲の検索を行う(楽曲の検索。ステップ21)。なお、音声データ中に苦手パターンと同一のパターンが含まれない場合には、置換部21bは、入力された音声データをそのままサーバ3に送信する。検索部31aは、入力された音声データに基づいて楽曲の検索を行う。

0059

このように、本実施形態に係る楽曲検索システム100によれば、歌唱レベルが低い歌唱者であっても、音声入力に基づいて所望の楽曲を検索することができる。すなわち、音声入力により楽曲検索を行う場合において、歌唱者が苦手なパターンについては対応するリファレンスデータのパターン(すなわち、正確な音程のパターン)に置き換えて検索を行うことができる。よって、精度の高い検索が可能となる。

0060

なお、一の歌唱者が苦手とするパターンは複数種類あることもある。この場合、決定部11bは、特定された音程にズレがあるパターンの数をパターン毎にカウントし、複数の苦手パターンを決定する。記憶部32は、それぞれの苦手パターン及び当該苦手パターンに対応するそれぞれのリファレンスデータのパターンを関連付けて記憶する。判断部21aは、入力された音声データ中にそれぞれの苦手パターンが含まれるか否かを判断する。

0061

なお、苦手パターンの一部が重複するケース(たとえば、音符n1〜n3を含むパターンWP1と音符n3〜n7を含むパターンWP2)において、判断部21aは、予め決定された判断条件(たとえば、より多くの音符を含む方を優先する。上記例ではパターンWP2)を優先して「苦手なパターン」とすることもできる。

0062

また、上記例ではカラオケ装置1、リモコン装置2及びサーバ3を含む楽曲検索システム100について説明を行ったが、これに限られない。たとえば、カラオケ装置1がサーバ3の検索部31a及び記憶部32を備えることにより、カラオケ装置1及びリモコン装置2のみで楽曲検索システム100を構成することができる。

0063

上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0064

1カラオケ装置
2リモコン装置
3サーバ
11a 特定部
11b 決定部
21a 判断部
21b置換部
31a検索部
32 記憶部

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