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図面 (11)

課題

本発明は、覗き見耐性に優れた新規個人認証装置を提供する。

解決手段

個人認証装置100は、参照用画像表示部12、オブジェクト選択部13、オブジェクト指定部14、認証判定部15、及び記憶部17を備える。参照用画像表示部12は、N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像をディスプレイ30に表示する。オブジェクト選択部13は、マウス20の操作に応答して、参照用画像に表示されるN個のオブジェクトの中から1つのオブジェクトの選択を行う。オブジェクト指定部14は、マウス20の操作に応答して、参照用画像に表示されるN個のオブジェクトの中から1つのオブジェクトの指定を行う。認証判定部15は、ユーザがマウス20の操作による選択と指定を繰り返して入力した照会情報を、記憶部17に登録された認証情報に照らして認証の成否を判定する。

概要

背景

従来、パーソナルコンピュータのユーザを認証する方式として主にパスワード認証が採用されているが、キーボードを使用してパスワードを入力する場合、入力の様子を覗き見る悪意第三者によってパスワードが簡単に盗み取られてしまうという問題がある。

この点につき、特開平5−324560号公報(特許文献1)は、キーボードを使用する代わりに、マウス操作(移動、ボタンの押下・解放)の組み合わせにより構成されるパターン認証情報として入力するユーザ認証システムを開示する。

しかしながら、特許文献1の方法では、認証情報としてマウス操作の組み合わせを記憶しなければならないため、ユーザは、覚えやすい簡単な組み合わせを選択する傾向がある。その場合、入力の様子を覗き見る悪意の第三者によってパターン(認証情報)が盗み取られてしまう可能性がある。

概要

本発明は、覗き見耐性に優れた新規個人認証装置を提供する。個人認証装置100は、参照用画像表示部12、オブジェクト選択部13、オブジェクト指定部14、認証判定部15、及び記憶部17を備える。参照用画像表示部12は、N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像をディスプレイ30に表示する。オブジェクト選択部13は、マウス20の操作に応答して、参照用画像に表示されるN個のオブジェクトの中から1つのオブジェクトの選択を行う。オブジェクト指定部14は、マウス20の操作に応答して、参照用画像に表示されるN個のオブジェクトの中から1つのオブジェクトの指定を行う。認証判定部15は、ユーザがマウス20の操作による選択と指定を繰り返して入力した照会情報を、記憶部17に登録された認証情報に照らして認証の成否を判定する。

目的

本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、覗き見耐性に優れた新規な個人認証装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

N個のオブジェクトマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する参照用画像表示手段と、第1のマウス操作応答して、現在選択されているオブジェクトに隣接する他のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、第2のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段と、前記N個のオブジェクトの中から予め登録されたオブジェクトが指定された場合に認証を成功する認証判定手段と、を含む、個人認証装置

請求項2

それぞれが所定の記号を表示するN個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する参照用画像表示手段と、第1のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトに隣接する他のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、第2のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段と、前記N個のオブジェクトの中から予め登録された記号を表示するオブジェクトが指定された場合に認証を成功する認証判定手段と、を含む、個人認証装置。

請求項3

前記参照用画像表示手段は、前記オブジェクト指定手段が1つのオブジェクトを指定する度に前記N個のオブジェクトに表示させる記号をランダムに変更する、請求項2に記載の個人認証装置。

請求項4

前記第2のマウス操作は、ホイールクリックであり、オブジェクト選択手段は、左クリックに応答して現在選択されているオブジェクトの左に隣接するオブジェクトを選択し、右クリックに応答して現在選択されているオブジェクトの右に隣接するオブジェクトを選択し、ホイールを前に回転させる操作に応答して現在選択されているオブジェクトの上に隣接するオブジェクトを選択し、ホイールを後ろに回転させる操作に応答して現在選択されているオブジェクトの下に隣接するオブジェクトを選択し、マウスを左上に動かす操作に応答して現在選択されているオブジェクトの左上に隣接するオブジェクトを選択し、マウスを左下に動かす操作に応答して現在選択されているオブジェクトの左下に隣接するオブジェクトを選択し、マウスを右上に動かす操作に応答して現在選択されているオブジェクトの右上に隣接するオブジェクトを選択し、マウスを右下に動かす操作に応答して現在選択されているオブジェクトの右下に隣接するオブジェクトを選択する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の個人認証装置。

請求項5

前記N個のオブジェクトのうち所定のオブジェクトが起点として選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の個人認証装置。

請求項6

N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する手段であって、それぞれのオブジェクトが所定のマウス操作に対応付けられた所定の記号を表示する、参照用画像表示手段と、前記N個のオブジェクトの中の予め登録されたオブジェクトが表示する前記所定の記号に対応付けられた前記所定のマウス操作が実行された場合に認証を成功する認証判定手段と、を含む、個人認証装置。

請求項7

前記参照用画像表示手段は、1つのオブジェクトが表示する前記所定の記号に対応付けられた前記所定のマウス操作が実行される度に前記N個のオブジェクトが表示する前記所定の記号をランダムに変更する、請求項6に記載の個人認証装置。

請求項8

コンピュータを、N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する参照用画像表示手段、第1のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトに隣接する他のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段、第2のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段、前記N個のオブジェクトの中から予め登録されたオブジェクトが指定された場合に認証を成功する認証判定手段、として機能させるためのプログラム

請求項9

コンピュータを、それぞれが所定の記号を表示するN個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する参照用画像表示手段、第1のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトに隣接する他のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段、第2のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段、前記N個のオブジェクトの中から予め登録された記号を表示するオブジェクトが指定された場合に認証を成功する認証判定手段、として機能させるためのプログラム。

請求項10

コンピュータを、N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する手段であって、それぞれのオブジェクトが所定のマウス操作に対応付けられた所定の記号を表示する、参照用画像表示手段、前記N個のオブジェクトの中の予め登録されたオブジェクトが表示する前記所定の記号に対応付けられた前記所定のマウス操作が実行された場合に認証を成功する認証判定手段、として機能させるためのプログラム。

請求項11

N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する参照用画像表示手段と、入力装置の第1の操作に応答して、現在選択されているオブジェクトに隣接する他のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、前記入力装置の第2の操作に応答して、現在選択されているオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段と、前記N個のオブジェクトの中から予め登録されたオブジェクトが指定された場合に認証を成功する認証判定手段と、を含む、個人認証装置。

請求項12

それぞれが所定の記号を表示するN個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する参照用画像表示手段と、入力装置の第1の操作に応答して、現在選択されているオブジェクトに隣接する他のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、前記入力装置の第2の操作に応答して、現在選択されているオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段と、前記N個のオブジェクトの中から予め登録された記号を表示するオブジェクトが指定された場合に認証を成功する認証判定手段と、を含む、個人認証装置。

請求項13

N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する手段であって、それぞれのオブジェクトが入力装置の所定の操作に対応付けられた所定の記号を表示する、参照用画像表示手段と、前記N個のオブジェクトの中の予め登録されたオブジェクトが表示する前記所定の記号に対応付けられた前記所定の操作が実行された場合に認証を成功する認証判定手段と、を含む、個人認証装置。

技術分野

0001

本発明は、個人認証に関し、より詳細には、覗き見耐性に優れた個人認証に関する。

背景技術

0002

従来、パーソナルコンピュータのユーザを認証する方式として主にパスワード認証が採用されているが、キーボードを使用してパスワードを入力する場合、入力の様子を覗き見る悪意第三者によってパスワードが簡単に盗み取られてしまうという問題がある。

0003

この点につき、特開平5−324560号公報(特許文献1)は、キーボードを使用する代わりに、マウス操作(移動、ボタンの押下・解放)の組み合わせにより構成されるパターン認証情報として入力するユーザ認証システムを開示する。

0004

しかしながら、特許文献1の方法では、認証情報としてマウス操作の組み合わせを記憶しなければならないため、ユーザは、覚えやすい簡単な組み合わせを選択する傾向がある。その場合、入力の様子を覗き見る悪意の第三者によってパターン(認証情報)が盗み取られてしまう可能性がある。

先行技術

0005

特開平5−324560号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、覗き見耐性に優れた新規個人認証装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明者は、覗き見耐性に優れた新規な個人認証装置につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。

0008

すなわち、本発明によれば、N個のオブジェクトマトリックス状に配列してなる参照用画像を表示する参照用画像表示手段と、第1のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトに隣接する他のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、第2のマウス操作に応答して、現在選択されているオブジェクトの指定を行うオブジェクト指定手段と、前記N個のオブジェクトの中から予め登録されたオブジェクトが指定された場合に認証を成功する認証判定手段と、を含む、個人認証装置が提供される。

発明の効果

0009

上述したように、本発明によれば、覗き見耐性に優れた新規な個人認証装置が提供される。

図面の簡単な説明

0010

第1実施形態の個人認証装置の機能ブロック図。
第1実施形態の参照用画像を示す図。
マウス操作を説明するための概念図。
第1実施形態の個人認証時に実行される処理を説明するための概念図。
第1実施形態の個人認証時に実行される処理を説明するための概念図。
第2実施形態の参照用画像を示す図。
第2実施形態の個人認証時に実行される処理を説明するための概念図。
第2実施形態の個人認証時に実行される処理を説明するための概念図。
第3実施形態の参照用画像を示す図。
第3実施形態の個人認証時に実行される処理を説明するための概念図。

実施例

0011

以下、本発明を図面に示した実施の形態をもって説明するが、本発明は、図面に示した実施の形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。

0012

(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である個人認証装置100の機能ブロック図を示す。図1に示すように、個人認証装置100は、パーソナル・コンピュータ10(以下、PC10という)と、表示手段30(以下、ディスプレイ30という)と、マウス20(好ましくは光学式マウス)を含んで構成されている。

0013

PC10は、参照用画像表示部12、オブジェクト選択部13、オブジェクト指定部14、認証判定部15、認証情報登録部16、記憶部17を含んで構成されており、これらの機能手段は、PC10に専用アプリケーションインストールすることによって実現される。また、PC10は、マウス20から入力される信号に基づいて所定の操作信号を生成してオペレーティング・システム(OS)に渡すマウスドライバ18を備えている。

0014

参照用画像表示部12は、N個のオブジェクトをマトリックス状に配列してなる参照用画像をディスプレイ30に表示するための機能手段である。ここで、参照用画像とは、ユーザが個人認証を行うために参照する画像を意味する。

0015

オブジェクト選択部13は、参照用画像に表示されるN個のオブジェクトの中から1つのオブジェクトの選択を行うための機能手段であり、マウスドライバ18が生成する所定の操作信号に応答してオブジェクトを選択する。

0016

オブジェクト指定部14は、参照用画像に表示されるN個のオブジェクトの中から1つのオブジェクトの指定を行うための機能手段であり、マウスドライバ18が生成する所定の操作信号に応答してオブジェクトを指定する。

0017

認証判定部15は、ユーザがマウス操作を利用して入力した照会情報を記憶部17に登録された認証情報に照らして認証の成否を判定するための機能手段である。

0018

認証情報登録部16は、認証情報を記憶部17に登録するための機能手段である。

0019

以上、個人認証装置100の構成について説明してきたが、続いて、上述した各機能手段が実行する処理の内容を説明する。なお、以下の説明においては、適宜、図1を参照するものとする。

0020

図2(a)は、第1実施形態における個人認証時にディスプレイ30に表示される参照用画像50を示す。図2(a)に示すように、参照用画像50は、5×5のマトリックス状に配列された25個の円形オブジェクト52を含む。以下、この円形オブジェクト52を“マス”という。

0021

本実施形態では、認証情報登録時に、参照用画像表示部12がディスプレイ30に参照用画像50を表示する。そして、認証情報登録部16が参照用画像50に表示される25個のマスの中からユーザが選択した1以上のマス(マスの位置)を認証情報として登録する。以下、認証情報登録時にユーザが選択したマスを“登録マス”という。認証情報登録時において、認証情報登録部16は、ユーザが、図2(b)に示すように、参照用画像50上の所望のマスの上にカーソルを合わせて左クリックしたことを受けて、当該マスを登録マスとして記憶部17に登録する。

0022

一方、個人認証時に、参照用画像表示部12が図2(a)に示す参照用画像50をディスプレイ30に表示したことを受けて、ユーザは、参照用画像50に表示された25個のマスの中から自身が事前に登録した登録マスを指定する。これを受けて、認証判定部15は、登録マスが正しく指定された場合には認証に成功し、正しく指定されなかった場合には認証に失敗する。

0023

ここで、個人認証時において、ユーザは、図3(a)に示す9種類のマウス操作の中から選択される1以上のマウス操作を行うことによって登録マスを指定する。ここでいう9種類のマウス操作とは、すなわち、「左クリック(左ボタンクリックする操作)」」、「右クリック(右ボタンをクリックする操作)」、「ホイールクリック(ホイールをクリックする操作)」、「ホイールを前に回転させる操作」、「ホイールを後ろに回転させる操作」、「マウスを左上に動かす操作」、「マウスを左下に動かす操作」、「マウスを右上に動かす操作」、および「マウスを右下に動かす操作」である。

0024

ここで、ホイールを前に回転させる操作とは、表示画面を上方向にスクロールするときのホイール操作に相当し、ホイールを後ろに回転させる操作とは、表示画面を下方向にスクロールするときのホイール操作に相当する。なお、これらの操作は、ホイールの回転を検知してからそれが止まるまでを1回の操作とする。一方、マウスを左上・左下・右上・右下に動かす操作とは、表示画面上でカーソル(マウスポインタ)を左上・左下・右上・右下に動かすときのマウス操作に相当する。なお、これらの操作は、マウスの移動を検知してからそれが止まるまでを1回の操作とする

0025

本実施形態において、オブジェクト選択部13は、ユーザによって下記表1の左欄1〜8のマウス操作がなされたことに応答して、対応する右欄の選択処理を実行する。また、オブジェクト指定部14は、下記表1の左欄9のマウス操作(ホイールクリック)がなされたことに応答して、対応する右欄の処理(現在選択されているマスを指定する処理)を実行する。

0026

0027

本実施形態では、個人認証開始時において、参照用画像50に表示される25個のマスのうち、所定位置(起点)のマスが選択された状態を初期状態として処理を開始する。なお、起点となるマスをユーザが自由に変更できるようにしてもよい。

0028

続いて、個人認証時に実行される処理の内容を具体例に基づいて説明する。なお、以下の具体例では、25個のマスのうち、真ん中のマスが起点として設定されているものとする。

0029

図4(a)に示す例では、認証情報として3つのマスが登録されている。この場合、ユーザは、以下のマウス操作(1)〜(7)を行って3つの登録マスを指定する。

0030

(1)最初に、ユーザは左クリックを2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から左方向2つ目のマスを選択する。
(2)続いて、ユーザはホイールを後ろに回転させる操作を2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマスから下方向2つ目のマスを選択する。
(3)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(1番目の登録マス)を指定する。
(4)続いて、ユーザは右クリックを4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が1番目の登録マスから右方向4つ目のマスを選択する。
(5)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(2番目の登録マス)を指定する。
(6)続いて、ユーザはホイールを前に回転させる操作を4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が2番目の登録マスから上方向4つ目のマスを選択する。
(7)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(3番目の登録マス)を指定する。

0031

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている3つの登録マス(認証情報)とユーザがマウス操作によって指定した3つのマス(照会情報)を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0032

一方、図4(b)に示す例では、認証情報として9つのマスが登録されている。この場合、ユーザは、以下のマウス操作(1)〜(5)を行って9つの登録マスを指定する。

0033

(1)最初に、ユーザはホイールを前に回転させる操作を2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から上方向2つ目のマスを選択する。
(2)続いて、ユーザは左クリックを2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマスから左方向2つ目のマスを選択する。
(3)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(1番目の登録マス)を指定する。
(4)続いて、ユーザはホイールを後ろに回転させる操作を行った後にホイールをクリックする操作を4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(1番目の登録マス)から下方向4つのマス(2〜5番目の登録マス)を順番に選択し、オブジェクト指定部14が各マスを指定する。
(5)続いて、ユーザは右クリックをした後にホイールを後ろに回転させる操作を行ってからホイールをクリックする操作を4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(5番目の登録マス)から右上方向4つのマス(6〜9番目の登録マス)を順番に選択し、オブジェクト指定部14が各マスを指定する。

0034

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている9つの登録マス(認証情報)とユーザがマウス操作によって指定した9つのマス(照会情報)を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0035

なお、本実施形態では、登録マスの位置のみを認証情報として使用する方式と、登録マスの位置およびそれを指定する順番を認証情報として使用する方式のいずれかを採用することができる。登録マスの位置のみを認証情報として使用する場合は、個人認証時において、登録マスを指定する順番を問わない。一方、登録マスの位置およびそれを指定する順番を認証情報として使用する場合は、登録マスが予め登録された順番で指定された場合にのみ認証に成功する。また、登録マスを選択するためにどのマウス操作を使用するかはユーザの自由に委ねられる。したがって、例えば、図4(b)に示した9つの登録マスを図4(c)に示すマウス操作で指定することもできる。すなわち、この場合、ユーザは、以下のマウス操作(1)〜(5)を行って9つの登録マスを指定する。

0036

(1)最初に、ユーザはホイールを前に回転させる操作を2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から上方向2つ目のマスを選択する。
(2)続いて、ユーザは左クリックを2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマスから左方向2つ目のマスを選択する。
(3)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(1番目の登録マス)を指定する。
(4)続いて、ユーザはホイールを後ろに回転させる操作を行った後にホイールをクリックする操作を4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(1番目の登録マス)から下方向4つのマス(2〜5番目の登録マス)を順番に選択し、オブジェクト指定部14が各マスを指定する。
(5)続いて、ユーザはマウスを右上に動かしてからホイールをクリックする操作を4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(5番目の登録マス)から右上方向4つのマス(6〜9番目の登録マス)を順番に選択し、オブジェクト指定部14が各マスを指定する。

0037

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている9つの登録マス(認証情報)とユーザがマウス操作によって指定した9つのマス(照会情報)を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0038

さらに、本実施形態においては、マトリックス状に配列された25個のマスのうち、各行の両端、各列の両端、ならびに、対角線上の両端に位置する2つのマスを隣接するマスとして取り扱うようにしてもよい。この場合、ユーザは、例えば、図5(a)に示した5つの登録マスを、以下のマウス操作(1)〜(11)によって指定することができる。

0039

(1)最初に、ユーザは左クリックを2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から左方向2つ目のマスを選択する。
(2)続いて、ユーザはホイールを後ろに回転させる操作を2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマスから下方向2つ目のマスを選択する。
(3)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(1番目の登録マス)を指定する。
(4)続いて、ユーザは左クリックを1回行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(1番目の登録マス)を含む行の右端に位置するマスを選択する。
(5)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(2番目の登録マス)を指定する。
(6)続いて、ユーザはホイールを後ろに回転させる操作を1回行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(2番目の登録マス)を含む列の上端に位置するマスを選択する。
(7)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(3番目の登録マス)を指定する。
(8)続いて、ユーザは左クリックを1回行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(3番目の登録マス)の左方向1つ目のマスを選択する。
(9)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(4番目の登録マス)を指定する。
(10)続いて、ユーザはホイールを前に回転させる操作を1回行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(4番目の登録マス)を含む列の下端に位置するマスを選択する。
(11)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(5番目の登録マス)を指定する。

0040

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている5つの登録マス(認証情報)とユーザがマウス操作によって指定した5つのマス(照会情報)を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0041

あるいは、ユーザは、例えば、図5(b)に示した9つの登録マスを、以下のマウス操作(1)〜(5)によって指定することができる。

0042

(1)最初に、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(1番目の登録マス)を指定する。
(2)続いて、ユーザはマウスを右上に動かしてからホイールをクリックする操作を4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が、直前に選択したマス(1番目の登録マス)から右上方向2つのマス(2、3番目の登録マス)を順番に選択し、これに続いて、3番目の登録マスを含む対角線の反対の端にあるマス(4番目の登録マス)とその右上方向1つ目のマス(5番目の登録マス)を順番に選択し、オブジェクト指定部14が各マスを指定する。
(3)続いて、ユーザは左クリックを1回行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(5番目の登録マス)の左方向1つ目のマスを選択する。
(4)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(6番目の登録マス)を指定する。
(5)続いて、ユーザはホイールを前に回転させる操作を行った後にホイールをクリックする操作を3回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(6番目の登録マス)から上方向3つのマス(7〜9番目の登録マス)を順番に選択し、オブジェクト指定部14が各マスを指定する。

0043

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている9つの登録マス(認証情報)とユーザがマウス操作によって指定した9つのマス(照会情報)を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0044

なお、図4および図5においては、理解を容易にするために、起点となるマスに「スタート」の文字を記し、登録マスに色を付したが、実際の参照用画像50においては、25個のマスに外見上の違いは設けられない。また、マスが選択されたこと、ならびに、マスが指定されたことに関して、参照用画像50上に何の表示もされない。つまり、ユーザは、終始変わらぬ外観を呈する参照用画像50を参照しながら、自身の記憶を頼りにマスの選択・指定を行うことになる。

0045

したがって、仮に、悪意の第三者が参照用画像50を覗き見たり録画したりしたとしても、参照用画像50から認証情報(登録マス)を直接知得することができない。加えて、図3(b)に示すように、ユーザが他者視線が届かない場所(例えば、の下に隠れたボードや自分のの上など)にマウス20を置いて操作すれば、認証情報(登録マス)を解析すること自体が不可能になる。

0046

以上、第1実施形態について説明してきたが、続いて、第2実施形態について説明する。なお、以下においては、専ら、上述した第1実施形態との相違点について説明し、第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略するものとする。

0047

(第2実施形態)
第1実施形態では、ユーザが事前に登録したマス(の位置)を認証情報としていたのに対し、第2実施形態では、ユーザが事前に登録した記号の組み合わせを認証情報とする。なお、ここでいう記号とは、文字や図形のみならず、写真模様、色、またはこれらの組みあわせなどを意味し、マスの区別を可能にする全ての情報を含む概念である。以下では、記号として9個の数字(1〜9)と4種類の色(赤・青・黄・緑)を採用した場合を例にとって説明を行う。

0048

図6は、第2実施形態における個人認証時にディスプレイ30に表示される参照用画像60を示す。図6に示すように、参照用画像60は、5×5のマトリックス状に配列された25個の円形オブジェクト62(以下、マスという)を含み、各マスは2種類の記号(数字と色)を表示している。参照用画像表示部12は、個人認証が実行される度に、25個のマスに対して9個の数字(1〜9)と4種類の色(赤・青・黄・緑)をランダム割り当ててなる参照用画像60を生成してディスプレイ30に表示する。

0049

続いて、第2実施形態において個人認証時に実行される処理の内容を具体例に基づいて説明する。なお、以下の具体例では、25個のマスのうち、真ん中のマスが起点として設定されているものとする。

0050

図7(a)に示す例では、数字と色をそれぞれ独立した1要素とする認証情報「7・8・9・赤」が登録されている。この場合、ユーザは、以下のマウス操作(1)〜(8)によって4つの要素を表示するマスを指定する。

0051

(1)最初に、ユーザは左クリックを行う。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から左方向1つ目のマスを選択する。
(2)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「7」と「赤」が割り当てられたマス)を指定する。(3)続いて、ユーザはホイールを後ろに回転させる操作を2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13がり直前に選択したマス(「7」と「赤」が割り当てられたマス)から下方向2つ目のマスを選択する。
(4)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「8」と「緑」が割り当てられたマス)を指定する。(5)続いて、ユーザは右クリックを2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(「8」と「緑」が割り当てられたマス)から右方向2つ目のマスを選択する。
(6)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「9」と「青」が割り当てられたマス)を指定する。(7)続いて、ユーザはホイールを前に回転させる操作を行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(「9」と「青」が割り当てられたマス)から上方向1つ目のマスを選択する。
(8)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「7」と「赤」が割り当てられたマス)を指定する。

0052

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている認証情報「789赤」とユーザがマウス操作によって指定した4つのマスが表示する「7」、「8」、「9」、「赤」を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0053

図7(b)に示す例では、数字と色の組み合わせを1要素とする認証情報「7(赤)・8(黄)・9(緑)」が登録されている。この場合、ユーザは、以下のマウス操作(1)〜(7)によって3つの要素を表示するマスを指定する。

0054

(1)最初に、ユーザはマウスを右下に動かす。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から右下方向1つ目のマスを選択する。
(2)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「7」と「赤」が割り当てられたマス)を指定する。(3)続いて、ユーザはマウスを右下に動かす。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(「7」と「赤」が割り当てられたマス)から右下方向1つ目のマスを選択する。
(4)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「8」と「黄」が割り当てられたマス)を指定する。(5)続いて、ユーザはホイールを前に回転させる操作を4回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(「8」と「黄」が割り当てられたマス)から上方向4つ目のマスを選択する。
(6)続いて、ユーザは左クリックを行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(「8」と「黄」が割り当てられたマス)から左方向1つ目のマスを選択する。
(7)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「9」と「緑」が割り当てられたマス)を指定する。

0055

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている認証情報「7(赤)8(黄)9(緑)」とユーザがマウス操作によって指定した3つのマスが表示する「7(赤)」、「8(黄)」、「9(緑)」を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0056

なお、第2実施形態においては、オブジェクト指定部14が1つのマスを指定する度に、参照用画像表示部12が25個のマスに対して9個の数字(1〜9)と4種類の色(赤・青・黄・緑)をランダムに割り当てるようにしてもよい。図8は、認証情報として「7(赤)・8(黄)・9(緑)」が登録されている場合において、参照用画像60がマスに表示させる数字と色の割り当てをランダムに変更する例を示す。この場合、ユーザは、以下のマウス操作(1)〜(8)によって3つの要素を表示するマスを指定する。

0057

(1)最初に、ユーザはマウスを右下に動かす。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から右下方向1つ目のマスを選択する。
(2)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「7」と「赤」が割り当てられたマス)を指定する。これを受けて、参照用画像表示部12が、マスに表示させる数字と色の割り当てをランダムに変更する。
(3)続いて、ユーザは右クリックを行う。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から右方向1つ目のマスを選択する。
(4)続いて、ユーザはホイールを前に回転させる操作を2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(「2」と「赤」が割り当てられたマス)から上方向2つ目のマスを選択する。
(5)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「8」と「黄」が割り当てられたマス)を指定する。これを受けて、参照用画像表示部12が、マスに表示させる数字と色の割り当てをランダムに変更する。
(6)続いて、ユーザはホイールを後ろに回転させる操作を2回繰り返す。これを受けてオブジェクト選択部13が起点から下方向2つ目のマスを選択する。
(7)続いて、ユーザは左クリックを行う。これを受けてオブジェクト選択部13が直前に選択したマス(「5」と「赤」が割り当てられたマス)から左方向1つ目のマスを選択する。
(8)続いて、ユーザはホイールをクリックする。これを受けてオブジェクト指定部14が現在選択されているマス(「9」と「緑」が割り当てられたマス)を指定する。

0058

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている認証情報「7(赤)8(黄)9(緑)」とユーザがマウス操作によって指定した3つのマスが表示する「7(赤)」、「8(黄)」、「9(緑)」を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0059

上述したように、第2実施形態においては、記号の組み合わせを使用するので、ユーザにとって認証情報を覚えやすいという利点がある。また、第2実施形態においては、個人認証が実行される度に記号がランダムに割り当てられることにより、マウス操作の組み合わせに多様性が生じるため、結果として、認証情報(登録マス)の解析がより困難になる。

0060

以上、第2実施形態について説明してきたが、続いて、第3実施形態について説明する。なお、以下においては、専ら、上述した第1実施形態との相違点について説明し、第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略するものとする。

0061

(第3実施形態)
第3実施形態は、ユーザが事前に登録したマス(の位置)を認証情報とする点で第1実施形態と共通する。ただし、第3実施形態においては、マウス操作によって登録マスが指定されたか否かに基づいて認証を行うのではなく、登録マスが表示する記号に対応付けられた所定のマウス操作が行われたか否かによって認証を行う。

0062

図9(a)は、第3実施形態の認証情報登録時にディスプレイ30に表示される参照用画像70を示す。図9(a)に示すように、参照用画像70は、4×4のマトリックス状に配列された16個の円形オブジェクト72(以下、マスという)を含む。

0063

本実施形態では、認証情報登録時に、参照用画像表示部12がディスプレイ30に参照用画像70を表示する。そして、認証情報登録部16が参照用画像70に表示される16個のマスの中からユーザが選択した1以上のマス(マスの位置)を認証情報として登録する。認証情報登録時において、認証情報登録部16は、ユーザが、図9(b)に示すように、参照用画像70上の所望のマスの上にカーソルを合わせて左クリックしたことを受けて、当該マスを登録マスとして記憶部17に登録する。

0064

図10は、第3実施形態の個人認証時にディスプレイ30に表示される参照用画像70を示す。図10に示すように、各マスは下記表2に示す記号を表示している。ここで、下記表2に示す18種類の記号には18種類のマウス操作が対応付けられており、第3実施形態では、ユーザが各記号に対応するマウス操作の内容を事前に覚えておくことが前提となる。そして、参照用画像表示部12は、個人認証が実行される度に、16個のマスに対して下記表2に示す18種類の記号をランダムに割り当ててなる参照用画像70を生成してディスプレイ30に表示する。

0065

0066

図10に示す参照用画像70において、破線で囲んだ3つのマスの位置が認証情報として登録されている場合、ユーザは下記(1)〜(3)のマウス操作を行う。

0067

(1)ホイールを前に回転させる。
(2)左右のボタンを同時にクリックする。
(3)左クリックしながらマウスを下に動かす。

0068

この時点で、認証判定部15は、記憶部17に記憶されている3つの登録マスに表示される記号に対応付けられたマウス操作とユーザが行ったマウス操作を照合し、両者が一致していることを受けて認証に成功する。

0069

なお、第3実施形態では、登録マスの位置のみを認証情報として使用する方式と、登録マスの位置および登録マスに表示されるマウス操作を実行する順番を認証情報として使用する方式のいずれかを採用することができる。登録マスの位置のみを認証情報として使用する場合は、個人認証時において、該当するマウス操作を実行する順番を問わない。一方、登録マスの位置および登録マスに表示されるマウス操作を実行する順番を認証情報として使用する場合は、該当するマウス操作が登録された順番で実行された場合にのみ認証に成功する。

0070

なお、第3実施形態においては、ユーザが1つの記号に対応付けられたマウス操作を行う度に、16個のマスが表示する記号を上記表2に示す18種類の記号の中からランダムに割り当てて変更するようにしてもよい。

0071

上述したように、第3実施形態においては、個人認証が実行される度に記号がランダムに割り当てられることにより、マウス操作の組み合わせに多様性が生じるため、結果として、認証情報(登録マス)の解析がより困難になる。

0072

なお、これまで、専ら、マウスを入力装置として用いる実施形態に基づいて本発明を説明してきたが、本発明の個人認証装置は、マウス以外の入力装置を用いて構築してもよい。この場合、用いる入力装置は、マウスと同様に、他者の視線が届かない場所(例えば、PC10が設置された机の下など)で操作することが可能なものであることが好ましく、そのような入力装置としては、ジョイスティックウェアラブル入力装置を例示することができる。さらに、ウェアラブル入力装置としては、筋電センサーアームバンド「Myo」を例示することができる。「Myo」は、表面筋電位センサ慣性センサを搭載したアームバンド型のウェアラブルデバイスであり、手のジェスチャによるコマンド入力を実現する装置である。

0073

マウス以外の入力装置を上述した第1および第2実施形態に適用する場合には、予め、上記表1の右欄1〜8に示したそれぞれの選択処理に対して当該入力装置の8種類の操作(第1の操作)を対応付け、上記表1の右欄9の処理(現在選択されているマスを指定する処理)に対して当該入力装置の所定の操作(第2の操作)を対応付けておく。その上で、オブジェクト選択部13は、ユーザが行った第1の操作に応答して、対応する選択処理を実行し、オブジェクト指定部14は、ユーザが行った第2の操作に応答して、現在選択されているマスを指定する処理を実行する。

0074

一方、マウス以外の入力装置を上述した第3実施形態に適用する場合には、予め、上記表2に倣って、当該入力装置の複数の所定の操作(1の操作またはこれらの組み合わせ)に対して所定の記号に対応付けておき、個人認証が実行される度に、参照用画像表示部12がマスに対して当該記号をランダムに割り当てるようにする。

0075

以上、説明したように、本発明によれば、覗き見耐性に優れた新規な個人認証装置が提供される。

0076

以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明は、参照用画像を構成するマスの形状を円形に限定するものではなく、マスの形状として任意の形状(楕円多角形など)を採用してもよい。さらに、本発明は、参照用画像を構成するマスの数を限定するものではなく、参照用画像は、N個(Nは4以上の整数)のマスからなるマトリックスであればよい。

0077

さらに、入力装置としてマウスを用いる場合、マウスの操作音クリック音など)を手がかりとして認証情報が解析されることを防止するために、個人認証時にマウスの操作音を聞き取りにくくするための音声(例えば、雑音ダミーのクリック音)を出力するようにしてもよい。また、マスのマトリックスの背景に、登録マスの位置の手がかりを与えるような図・写真などを表示させるようにしてもよい。その他、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。

0078

上述した実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式ネットワークを介して伝送することができる。

0079

10…パーソナル・コンピュータ、12…参照用画像表示部、13…オブジェクト選択部、14…オブジェクト指定部、15…認証判定部、16…認証情報登録部、17…記憶部、18…マウスドライバ、20…マウス、30…表示手段(ディスプレイ)、50,60,70…参照用画像、52,62,72…円形オブジェクト、100…個人認証装置

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