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技術 包装箱および手提げ取っ手

出願人 コンビ株式会社
発明者 大坂律之大川湧子
出願日 2015年8月28日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-169859
公開日 2017年3月2日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2017-043409
状態 特許登録済
技術分野 紙器
主要キーワード 細長板状部材 積み重ね形態 把持用開口 四角形箱 差し込み穴 展示形態 差込穴 色違いの
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

簡易な構成により、4つの側面のうちのいずれの側面でも、吊下げ陳列時に正面に配置することができる包装箱を提供すること。

解決手段

本包装箱は、箱本体11Aの天板部20に設けられた手提げ取っ手1を備える。手提げ取っ手1は、天板部20に取り付けられた一対の端部を含む取っ手本体1Aを有する。取っ手本体1Aは、可撓性材料で形成された細長板状部材7であって、全体として上方に向けて凸状となるように湾曲した細長板状部材7を有する。細長板状部材7は、その最頂部を挟んで両側に形成された一対の吊下げ用開口部3を有し、吊下げ用開口部3の寸法は、その中に吊下げ用部材を挿入可能となるように設定されている。

概要

背景

従来、商品などの物品包装するための包装箱であって、購入者持ち帰り時などに使用される手提げ取っ手を備えた包装箱が知られている(例えば、特許文献1乃至4)。

例えば、特許文献1には、複数個積載可能な四角形箱状の積み重ね形態収納物を見ることができる展示形態、手提げ部により持運び可能な持運び形態の3種の形態に組立て可能な紙製梱包箱が開示されている。

また、特許文献2には、消費者などの購買者に有意義な情報を表示する情報表示面面積を拡大することができ、その情報表示面が出荷時には隠蔽されており、販売時又は購入時にその情報表示面を露出させることができる包装容器が開示されている。

従来の包装箱は、例えば店頭での陳列時において、その手提げ取っ手を利用して、吊下げ用のフックやバーに吊下げた状態で陳列される場合がある。すなわち、商品購入者が持ち帰り時に使用する手提げ取っ手を、購入前の商品陳列時にも利用するというものである。

ここで、包装箱の4つの側面には、収納されている商品について、その外観仕様・機能、特徴、使用方法など、多数の商品情報が記載されていることが多く、また、各側面毎にその記載内容が異なる場合もある。

例えば、同一機能の商品において、色違いの品揃えがある場合に、包装箱の各側面に、商品の色に関する情報を含む商品情報(外観写真など)を記載することがある。このようにすれば、色違いの商品に対して、共通の包装箱を使用することができるので便利である。

概要

簡易な構成により、4つの側面のうちのいずれの側面でも、吊下げ陳列時に正面に配置することができる包装箱を提供すること。本包装箱は、箱本体11Aの天板部20に設けられた手提げ取っ手1を備える。手提げ取っ手1は、天板部20に取り付けられた一対の端部を含む取っ手本体1Aを有する。取っ手本体1Aは、可撓性材料で形成された細長板状部材7であって、全体として上方に向けて凸状となるように湾曲した細長板状部材7を有する。細長板状部材7は、その最頂部を挟んで両側に形成された一対の吊下げ用開口部3を有し、吊下げ用開口部3の寸法は、その中に吊下げ用部材を挿入可能となるように設定されている。

目的

本発明は、上述した従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであって、簡易な構成により、4つの側面のうちのいずれの側面でも、吊下げ陳列時に正面に配置することができる包装箱およびその手提げ取っ手を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

物品包装するための包装箱であって、前記物品を収納するための箱本体と、前記箱本体の天板部に設けられた手提げ取っ手と、を備え、前記手提げ取っ手は、前記箱本体の前記天板部に取り付けられた一対の端部を含む取っ手本体を有し、前記取っ手本体は、可撓性材料で形成された細長板状部材であって、前記天板部に装着された状態において、全体として上方に向けて凸状となるように湾曲している細長板状部材を有し、前記細長板状部材は、その最頂部を挟んで両側に形成された一対の吊下げ用開口部を有し、前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの寸法は、その中に吊下げ用部材を挿入可能となるように設定されている、包装箱。

請求項2

前記一対の吊下げ用開口部は、前記細長板状部材の前記最頂部に関して対称に配置されている、請求項1記載の包装箱。

請求項3

前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの周縁部に、補強用厚肉部が形成されている、請求項1または2に記載の包装箱。

請求項4

包装箱の箱本体の天板部に設けられる手提げ取っ手であって、前記天板部に取り付けられる一対の端部を含む取っ手本体を有し、前記取っ手本体は、可撓性材料で形成された細長板状部材であって、前記天板部に装着された状態において、全体として上方に向けて凸状となるように湾曲している細長板状部材を有し、前記細長板状部材は、前記天板部に装着された状態における最頂部を挟んで両側に形成された一対の吊下げ用開口部を有し、前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの寸法は、その中に吊下げ用部材を挿入可能となるように設定されている、包装箱の手提げ取っ手。

請求項5

前記一対の吊下げ用開口部は、前記細長板状部材の前記最頂部に関して対称に配置されている、請求項4記載の包装箱の手提げ取っ手。

請求項6

前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの周縁部に、補強用の厚肉部が形成されている、請求項4または5に記載の包装箱の手提げ取っ手。

技術分野

0001

本発明は、物品包装するための包装箱およびその手提げ取っ手に関する。

背景技術

0002

従来、商品などの物品を包装するための包装箱であって、購入者持ち帰り時などに使用される手提げ取っ手を備えた包装箱が知られている(例えば、特許文献1乃至4)。

0003

例えば、特許文献1には、複数個積載可能な四角形箱状の積み重ね形態収納物を見ることができる展示形態、手提げ部により持運び可能な持運び形態の3種の形態に組立て可能な紙製梱包箱が開示されている。

0004

また、特許文献2には、消費者などの購買者に有意義な情報を表示する情報表示面面積を拡大することができ、その情報表示面が出荷時には隠蔽されており、販売時又は購入時にその情報表示面を露出させることができる包装容器が開示されている。

0005

従来の包装箱は、例えば店頭での陳列時において、その手提げ取っ手を利用して、吊下げ用のフックやバーに吊下げた状態で陳列される場合がある。すなわち、商品購入者が持ち帰り時に使用する手提げ取っ手を、購入前の商品陳列時にも利用するというものである。

0006

ここで、包装箱の4つの側面には、収納されている商品について、その外観仕様・機能、特徴、使用方法など、多数の商品情報が記載されていることが多く、また、各側面毎にその記載内容が異なる場合もある。

0007

例えば、同一機能の商品において、色違いの品揃えがある場合に、包装箱の各側面に、商品の色に関する情報を含む商品情報(外観写真など)を記載することがある。このようにすれば、色違いの商品に対して、共通の包装箱を使用することができるので便利である。

先行技術

0008

特開2003−72740
特開2006−62748
特開2005−200047
特開2005−119715

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上述した従来の包装箱は、その手提げ取っ手に吊下げ用のフックやバーを通して吊下げ状態で陳列する場合、包装箱の4つの側面のうち、陳列時に正面に配置できる側面が限られてしまう。

0010

すなわち、吊下げ用のフックやバーは、包装箱の手提げ取っ手の長手方向に対して直交する方向に挿通されるので、包装箱の4つの側面のうち、陳列時に正面に配置できる側面は、手提げ取っ手の長手方向に直交する方向(吊下げ用のフックやバーの挿通方向)に平行な方向に延在する2つの側面のいずれかに限られる。

0011

このように陳列時に正面に配置できる包装箱の側面が限られてしまうと、例えば色違い商品の色の種類が4つある場合、包装箱の4つの側面に、それぞれ異なる色の商品の情報(外観写真など)を記載しても、陳列時に正面に配置できない色(の商品)がでてしまう。

0012

また、色違い商品の場合以外でも、包装箱の各側面に異なる商品情報が記載されている場合には、例えば4つの包装箱を並べて吊下げて陳列しつつ、正面に向ける側面を包装箱ごとにそれぞれ変えることができれば便利である。

0013

しかしながら、上記の通り従来の包装箱は、吊下げ陳列時に正面に配置できる側面が限られているため、正面に向ける側面を、4つの包装箱ごとにそれぞれ変えることはできず、最大でも2種類の側面を正面に配置できるのみであった。

0014

本発明は、上述した従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであって、簡易な構成により、4つの側面のうちのいずれの側面でも、吊下げ陳列時に正面に配置することができる包装箱およびその手提げ取っ手を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0015

上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、物品を包装するための包装箱であって、前記物品を収納するための箱本体と、前記箱本体の天板部に設けられた手提げ取っ手と、を備え、前記手提げ取っ手は、前記箱本体の前記天板部に取り付けられた一対の端部を含む取っ手本体を有し、前記取っ手本体は、可撓性材料で形成された細長板状部材であって、全体として上方に向けて凸状となるように湾曲している細長板状部材を有し、前記細長板状部材は、その最頂部を挟んで両側に形成された一対の吊下げ用開口部を有し、前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの寸法は、その中に吊下げ用部材を挿入可能となるように設定されている、ことを特徴とする。

0016

本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記一対の吊下げ用開口部は、前記細長板状部材の前記最頂部に関して対称に配置されている、ことを特徴とする。

0017

本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの周縁部に、補強用厚肉部が形成されている、ことを特徴とする。

0018

上記課題を解決するために、本発明の第4の態様は、包装箱の箱本体の天板部に設けられる手提げ取っ手であって、前記天板部に取り付けられる一対の端部を含む取っ手本体を有し、前記取っ手本体は、可撓性材料で形成された細長板状部材であって、前記天板部に装着された状態において、全体として上方に向けて凸状となるように湾曲している細長板状部材を有し、前記細長板状部材は、前記天板部に装着された状態における最頂部を挟んで両側に形成された一対の吊下げ用開口部を有し、前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの寸法は、その中に吊下げ用部材を挿入可能となるように設定されている、ことを特徴とする。

0019

本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記一対の吊下げ用開口部は、前記細長板状部材の前記最頂部に関して対称に配置されている、ことを特徴とする。

0020

本発明の第6の態様は、第4または第5の態様において、前記一対の吊下げ用開口部のそれぞれの周縁部に、補強用の厚肉部が形成されている、ことを特徴とする。

発明の効果

0021

本発明によれば、簡易な構成により、4つの側面のうちのいずれの側面でも、吊下げ陳列時に正面に配置することができる包装箱およびその手提げ取っ手を提供することができる。

図面の簡単な説明

0022

本発明の一実施形態による包装箱を模式的に示す斜視図。
図1に示した包装箱の手提げ取っ手を、平らにした状態において模式的に示す斜視図。
図2Aに示した手提げ取っ手を、その使用時の湾曲した状態において模式的に示す斜視図。
図2Bに示した手提げ取っ手を取っ手取付プレートと連結した状態において模式的に示す斜視図。
図2Bに示した手提げ取っ手を取っ手取付プレートと連結した状態において模式的に示す他の斜視図。
図1に示した包装箱を吊下げ用バーで吊下げた状態を示す側面図。
図1に示した包装箱を吊下げ用バーで吊下げた状態を示す平面図。
図1に示した包装箱を吊下げ用バーで吊下げた状態を、その一部を断面で示す正面図。
図1に示した包装箱を吊下げ用バーで吊下げた他の状態を示す正面図。
図1に示した包装箱を吊下げ用バーで吊下げた他の状態を示す平面図。
図1に示した包装箱を吊下げ用バーで吊下げた他の状態を、その一部を断面で示す側面図。
図7のA部を拡大して示す図。
図1に示した包装箱の手提げ取っ手を平らな状態で示す平面図。
図12のB-B断面を示す矢視図。
図1に示した包装箱の手提げ取っ手を平らな状態で示す正面図。
図1に示した包装箱の取っ手取付プレートを模式的に示す斜視図。
図1に示した包装箱において、手提げ取っ手および取っ手取付プレートを取り付ける前の蓋(天板部)を水平に開いた状態を示す平面図。
図1に示した包装箱において、手提げ取っ手および取っ手取付プレートを取り付ける前の蓋(天板部)を水平に開いた状態を示す側面図。
図1に示した包装箱において、第1の蓋に取っ手取付プレートを取り付けた状態を示す平面図。
図1に示した包装箱において、第1の蓋に取っ手取付プレートを取り付けた状態を示す側面図。
図1に示した包装箱において、第1の蓋に取っ手取付プレートおよび手提げ取っ手を取り付けた状態を示す平面図。
図1に示した包装箱において、第1の蓋に取っ手取付プレートおよび手提げ取っ手を取り付けた状態を示す側面図。
図1に示した包装箱において、取っ手取付プレートおよび手提げ取っ手を取り付けた第1の蓋を閉じた状態を示す平面図。
図1に示した包装箱において、取っ手取付プレートおよび手提げ取っ手を取り付けた第1の蓋を閉じた状態を示す側面図。

実施例

0023

以下、本発明の一実施形態による包装箱およびその手提げ取っ手について、図面を参照して説明する。

0024

図1に示したように本実施形態による包装箱11は、その箱本体11Aの蓋(天板部)20に、手提げ取っ手1が設けられている。包装箱11で包装された商品の購入者は、商品を持ち帰る際に、湾曲した手提げ取っ手1の内側に形成された手提げ把持用開口2に指を差し入れて、手提げ取っ手1を把持して商品を持ち帰ることができる。

0025

図2A乃至図4に示したように、手提げ取っ手1の取っ手本体1Aには、展示用フックやバーに架けて吊下げるための一対の吊下げ用穴(吊下げ用開口部)3が形成されている。図2B乃至図4に示したように、吊下げ用穴3は、その軸が手提げ把持用開口2の軸と直交する方向に開口している。

0026

手提げ取っ手1の取っ手本体1Aは、合成樹脂で製造された柔軟な構造の細長板状部材7であり、特に使用状態における上下方向において容易に変形可能であり、手提げ取っ手1に指先などを挿入するなどして吊下げた場合に、指先などの外形馴染んで変形できる構造となっている。

0027

一対の吊下げ用穴3は、湾曲した取っ手本体3の最頂部を挟んで両側に形成されている。また、一対の吊下げ用穴3は、湾曲した取っ手本体3の最頂部に関して対称に形成されている。一対の吊下げ用穴3のそれぞれの寸法は、その中に吊下げ用部材(展示用フックやバーなど)を挿入可能となるように設定されている。

0028

本実施形態による包装箱11は、商品の購入者が持ち帰るために使用されるほか、商店ショールームなどにおいて、商品を収納した状態で、或いは商品を収納しない状態で、商品の展示宣伝のために、壁面などに設けられたフックやバーなどに吊下げられて陳列、展示される。最近の包装箱は、非常にビジュアル化され、また外面には、その商品の特徴、仕様・機能、使用方法などが記載されており、販売者にとっては宣伝用ポスターカタログに相当し、購入を検討する需要者にとっては、商品の特徴などを簡潔に理解するために有用である。

0029

本実施形態による包装箱11には、前記のとおり、軸がお互いに直交する方向に備えられる手提げ把持用開口2と吊下げ用穴3とが備えられているため、商店などの展示用フックなどに多数の包装箱を隣接して吊下げる場合に、包装箱11の4つの側面について、相対する2つの側面のみならず、それと直交する方向に配置されている残りの2つの側面を表示することができる。この点について、以下具体的に説明する。

0030

包装箱11の連続する側面を、順にA面、B面、C面およびD面とする。図5乃至図7は、手提げ把持用開口2を使用して、壁面に沿って設けられている展示物吊下げ用バー12に包装箱11を吊下げた状態を示す図である。紙面の反対側を壁面、手前を観察者(購入者)側(正面)とすると、同一商品の2つの包装箱11をそれぞれ展示物吊下げ用バー12への吊下げ方向を逆にして吊下げると、観察者からA面およびC面を観察することができる。

0031

一方、図8乃至図10は、手提げ取っ手1の取っ手本体1Aに形成された一対の吊下げ用穴3を使用して、壁面に沿って設けられている展示物吊下げ用バー12に包装箱11を吊下げた状態を示す図である。同一商品の2つの包装箱11をそれぞれ展示物吊下げ用バー12への吊下げ方向を逆にして吊下げると、観察者からB面およびD面を観察することができる。

0032

したがって、同一の商品について、4つの包装箱11を準備すれば、同一の商品について、包装箱11のすべての側面を正面側に展示(表示)することができる。

0033

次に、包装箱11および手提げ取っ手1の構造、使用方法について、図2A乃至図15に基づいて、詳細に説明する。

0034

図3および図4に示すように、手提げ取っ手11は、例えば、包装箱11の蓋(天板部)20の裏側に取り付けられる取っ手取付プレート4(その構造概念を示す斜視図を図15に示す。)と組み合わせて使用される。なお、図3図4において、箱本体11Aの蓋(天板部)20は図示を省略している。

0035

手提げ取っ手1の取っ手本体1Aは、厚さの薄い板状の合成樹脂で製造された細長板状部材7を有し、人の指先で容易に変形可能であり、手提げ取っ手1の両端に備えられている手提げ取っ手ベース5の、取っ手本体1Aに対する角度も容易に変えることができる。

0036

次に、手提げ取っ手1を取っ手取付プレート4に連結する方法について説明する。

0037

先ず、手提げ取っ手1の取っ手本体1Aに設けられている手提げ取っ手ベース5の一方を、取っ手本体1Aに略平行になるように変形させて、取っ手取付プレート4の手提げ取っ手ベース差込穴6(図15参照)の一方に差し込んで通過させて、手提げ取っ手ベース5を開く。手提げ取っ手ベース5の寸法を手提げ取っ手ベース差込穴6の寸法よりも十分大きく設定しているため、手提げ取っ手ベース5が手提げ取っ手ベース差込穴6から抜けることがなく、手提げ取っ手1が取っ手取付プレート4と連結される。

0038

次に、取っ手本体1Aを湾曲させて、前記と同様に、他方の手提げ取っ手ベース5を取っ手本体1Aに略平行となるように変形させて、取っ手取付プレート4の他方の手提げ取っ手ベース差し込み穴6に差し込んで通過させて、手提げ取っ手ベース5を開く。これにより、手提げ取っ手1の取っ手本体1Aの両端の手提げ取っ手ベース5が、それぞれ取っ手取付プレート4の2つの手提げ取っ手ベース差し込み穴6に嵌め込まれ、図3および図4に示すように、手提げ取っ手1の取っ手本体1Aと取っ手取付プレートとの連結が終了する。この状態において、取っ手本体1Aは、略逆U字形状をなしている。

0039

なお、手提げ取っ手1の天井部分を下方に押して、取っ手本体1Aを取っ手取付プレート4の手提げ取っ手ベース差し込み穴6内に押し込むことにより、取っ手取付プレート4の上面側に突き出ている手提げ取っ手本体1Aをほぼ平坦にすることができる。

0040

次に、本実施形態における手提げ取っ手1の詳細構造を、図12乃至図14を参照して説明する。

0041

上記の取り、手提げ取っ手1は、合成樹脂を用いて射出成型により製造されるが、包装箱11に収納される商品が、玩具など軽量小型なものである場合には、手提げ取っ手1の主要部の肉厚は、変形の容易さも考慮して0.5mmないし1mm程度、幅は15mmないし20mmとしている。なお、包装箱11に収納される商品が、重量物または大型のものである場合には、それに応じて、手提げ取っ手1の幅と厚さなどが適宜変更して設定される。

0042

吊下げ用穴3は、吊下げ状態にある包装箱11が、その姿勢を水平に維持されるように、手提げ取っ手1の略逆U字形状の天井部(最頂部)の両側に、天井部に関して対称となる位置にて、同一形状で2つ形成されている。吊下げ用穴3は、両端を半円とする長穴形状をなしている。

0043

吊下げ用穴3の周縁部には、補強用の厚肉部10Aが形成されている。このように補強用の厚肉部10Aを吊下げ用穴3の周縁部に形成することにより、吊下げ用穴3の周縁部に対して吊下げ用のフックやバーから局所的な応力が加えられた場合でも、吊下げ用穴3の周囲に亀裂などが生じることを防止できる。

0044

また、吊下げ取っ手1の両側縁部および幅方向中央部にも、細長直線状の厚肉部10B、10Cが形成されており、これらの厚肉部10B、10Cも、吊下げ取っ手1の強度向上に寄与している。

0045

次に、手提げ取っ手1の、包装箱11の蓋(天井部)20への取付方法および蓋20の組み立て方法について、図16乃至図23に基づいて説明する。

0046

図16は、蓋20を構成する部材が4つある包装箱11について、蓋20を開いた状態であって、手提げ取っ手1および取っ手取付プレート4を取り付ける前の平面図であり、図17は、図16に対応する側面図である。

0047

第1の蓋部材21には、取っ手取付プレート4が第1の蓋部材21に取り付けられた際に、手提げ取っ手ベース差込穴6に対応する位置に、手提げ取っ手差込穴6とほぼ同じ形状・大きさの取っ手通し穴14が設けられている。また、第2の蓋部材22、第3の蓋部材23および第4の蓋24部材には、それらを閉じた際に、手提げ取っ手1がそれらを貫通できるように、第1の蓋部材21に取り付けられた状態の手提げ取っ手1の外形寸法とほぼ同じまたは若干大きい寸法の矩形状の取っ手貫通穴13が設けられている。

0048

4つの蓋部材21、22、23、24のすべてを水平に開いた状態で、第1の蓋部材21の裏面(第1の蓋部材21を閉じた場合に、包装箱11の内面側になる面。第1の蓋部材21が水平に開いた状態では上面)に取っ手取付プレート4を取り付ける(図18図19)。

0049

次に、第1の蓋部材21に、その外面(第1の蓋部材21を閉じた場合に包装箱11の外面側になる面。第1の蓋部材21が水平に開いた状態では下面)側から、手提げ取っ手1の取っ手本体1Aの両端に備えられた手提げ取っ手ベース5を、片方ずつ第1の蓋21の取っ手通し穴14および取っ手取付プレート4の手提げ取っ手ベース差込穴6を通して挿入し、第1の蓋部材21を挟んで手提げ取っ手1と取っ手取付プレート4を連結する(図20図21)。

0050

その後、第1の蓋部材21が閉じられた後(図22図23)、第2の蓋部材22、第3の蓋部材23、第4の蓋部材24の順に蓋20が閉じられる。

0051

以上のようにして包装箱11の蓋20を閉じた状態では、図11に示されるように、蓋20の下に取っ手取付プレート4が配置され、その下に配置された手提げ取っ手ベース5を介して、包装箱11の箱本体11Aが支持される。

0052

なお、包装箱11の蓋20をすべて閉じた状態では、手提げ取っ手1の天井部などを押して、取っ手取付プレート4の手提げ取っ手ベース差込穴内へ手提げ取っ手1の両端から押し込むことができる。これにより、手提げ取っ手1の上面を、包装箱11の蓋20の表面位置とほぼ同じか、表面位置より下方に収納することができ、包装箱11の表面に突起がなくなるので、包装箱11を積み上げることが容易になる。

0053

また、包装箱11の箱本体11Aは、厚紙やダンボール(紙製)で製作されることが多く、収納される商品の重量などとの関係で、強度が十分ではない場合があるため、前記実施形態においては、合成樹脂で製造した取っ手取付プレート4を、蓋20の下に配置することとしている。

0054

ただし、収納される商品および包装箱11の箱本体11Aの材料の選択との関係で、箱本体11Aが十分な強度を有する場合には、取っ手取付プレート4を使用せずに、第4の蓋部材24に、(取っ手取付プレート4における)手提げ取っ手ベース差込穴6に相当する位置と形状・大きさの穴を設けて、手提げ取っ手ベース5を当該穴を通過させて第1の蓋部材21と手提げ取っ手11を連結することにより構成することができる。

0055

また、包装箱11の箱本体11A、特に蓋20が十分な強度を有する場合には、取っ手取付プレート4を4つの蓋部材21、22、23、24のすべての下ではなく、3つ、2つまたは1つの蓋部材の下であっても良い(例えば、取っ手取付プレート4を、第2の蓋部材22、第3の蓋部材23または第4の蓋部材24に取り付けてもよい)。この場合において、さらに蓋20の強度が十分であれば、取っ手取付プレート4を使用せずに、手提げ取っ手1を第2の蓋部材22、第3の蓋部材23または第4の蓋部材24と直接連結してもよい。

0056

1手提げ取っ手
1A 取っ手本体
2 手提げ把持用開口
3吊下げ用穴(吊下げ用開口部)
4 取っ手取付プレート
5 手提げ取っ手ベース
6 手提げ取っ手ベース差し込み穴
7 取っ手本体の細長板状部材
10A、10B、10C補強用の厚肉部
11包装箱
11A 箱本体
12 吊下げ用バー
13 取っ手貫通穴
14 取っ手通し穴
20 蓋(天板部)
21 第1の蓋部材
22 第2の蓋部材
23 第3の蓋部材
24 第4の蓋部材

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