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技術 遊技機

出願人 株式会社三共
発明者 小倉敏男小林充
出願日 2015年8月28日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-169507
公開日 2017年3月2日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-042546
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 下方段 調整態様 今回以前 頻度モード 設定切替スイッチ 通常リセット メニュー案内 高音強調
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

特定音音量により遊技者が変更後の音量を把握し易くできる遊技機を提供すること。

解決手段

音を出力可能音出力部と、音出力部から出力する音の音量を設定する音量設定手段と、音量設定手段により設定される音量を所定の操作を受付けたことに応じて変更可能な音量設定変更手段と、所定の操作の受付けがあった際に、所定の操作の受付けに応じて音量設定手段により設定される音量に対応する特定音を出力する特定音出力手段と、を備え、特定音出力手段は、音量設定手段により設定される音量が、変動表示が実行されているときに所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合と、変動表示が実行されていないときに前記所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合とで、共通の特定音を出力する。

概要

背景

従来の遊技機は、音を出力可能スピーカ音出力部)を備えており、遊技中にスピーカから演出音を出力するものがある。このような遊技機には、遊技者が所定の操作を行うことによってスピーカから出力される音の音量を変更可能であり、遊技者の所定の操作によって変更された後の音量にて確認音特定音)をスピーカから出力することで、遊技者が変更後の音量を把握できるものがある(例えば、特許文献1参照)。

また、従来の遊技機には、変動表示が実行されていないときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じてスピーカから出力される音の音量を変更可能であるとともに、変動表示が実行されているときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じて音出力部から出力される音の音量を変更可能なものがある(例えば、特許文献2参照)。

そして、これら特許文献1及び特許文献2にもとづいて、変動表示が実行されていないときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じてスピーカから出力される音の音量を変更した場合と、変動表示が実行されているときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じてスピーカから出力される音の音量を変更した場合とで、遊技者の所定の操作によって変更された後の音量にて確認音(特定音)を音出力部から出力する遊技機が考えられる。

概要

特定音の音量により遊技者が変更後の音量を把握し易くできる遊技機を提供すること。音を出力可能な音出力部と、音出力部から出力する音の音量を設定する音量設定手段と、音量設定手段により設定される音量を所定の操作を受付けたことに応じて変更可能な音量設定変更手段と、所定の操作の受付けがあった際に、所定の操作の受付けに応じて音量設定手段により設定される音量に対応する特定音を出力する特定音出力手段と、を備え、特定音出力手段は、音量設定手段により設定される音量が、変動表示が実行されているときに所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合と、変動表示が実行されていないときに前記所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合とで、共通の特定音を出力する。

目的

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、特定音の音量により遊技者が変更後の音量を把握し易くできる遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

変動表示を行い、予め定められた特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、音を出力可能音出力部と、前記音出力部から出力する音の音量を設定する音量設定手段と、前記音量設定手段により設定される音量を所定の操作を受付けたことに応じて変更可能な音量設定変更手段と、前記所定の操作の受付けがあった際に、該所定の操作の受付けに応じて前記音量設定手段により設定される音量に対応する特定音を出力する特定音出力手段と、を備え、前記特定音出力手段は、前記音量設定手段により設定される音量が、変動表示が実行されているときに前記所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合と、変動表示が実行されていないときに前記所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合とで、共通の特定音を出力することを特徴とする遊技機。

技術分野

0001

本発明は、変動表示を行い、予め定められた特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。

背景技術

0002

従来の遊技機は、音を出力可能スピーカ音出力部)を備えており、遊技中にスピーカから演出音を出力するものがある。このような遊技機には、遊技者が所定の操作を行うことによってスピーカから出力される音の音量を変更可能であり、遊技者の所定の操作によって変更された後の音量にて確認音特定音)をスピーカから出力することで、遊技者が変更後の音量を把握できるものがある(例えば、特許文献1参照)。

0003

また、従来の遊技機には、変動表示が実行されていないときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じてスピーカから出力される音の音量を変更可能であるとともに、変動表示が実行されているときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じて音出力部から出力される音の音量を変更可能なものがある(例えば、特許文献2参照)。

0004

そして、これら特許文献1及び特許文献2にもとづいて、変動表示が実行されていないときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じてスピーカから出力される音の音量を変更した場合と、変動表示が実行されているときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じてスピーカから出力される音の音量を変更した場合とで、遊技者の所定の操作によって変更された後の音量にて確認音(特定音)を音出力部から出力する遊技機が考えられる。

先行技術

0005

特開2015−053990号公報
特開2014−104089号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、変動表示が実行されている場合は、該変動表示の演出音とともに確認音が音出力部から出力される可能性が高いため、遊技者が該確認音を音量変更に伴う音であることを認識し難くなってしまい、変動表示が実行されていないときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じて音出力部から出力される音の音量を変更した場合に出力される確認音と、変動表示が実行されているときに遊技者による所定の操作を受付けたことに応じて音出力部から出力される音の音量を変更した場合に出力される確認音との音量により遊技者が変更後の音量を把握し難くなってしまうという問題がある。

0007

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、特定音の音量により遊技者が変更後の音量を把握し易くできる遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
変動表示を行い、予め定められた特定表示結果(例えば、大当り)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
音(例えば、非変動BGM変動中BGM)を出力可能な音出力部(例えば、スピーカ8L,8R)と、
前記音出力部から出力する音の音量を設定する音量設定手段(例えば、演出制御用CPU120が音量変更操作処理音量変更処理を実行する部分)と、
前記音量設定手段により設定される音量を所定の操作を受付けたことに応じて変更可能な音量設定変更手段(例えば、演出制御用CPU120が音量変更操作処理のS809や音量変更処理のS837を実行する部分)と、
前記所定の操作の受付けがあった際に、該所定の操作の受付けに応じて前記音量設定手段により設定される音量に対応する特定音を出力する特定音出力手段(例えば、演出制御用CPU120が音量変更操作処理のS804,S807,S810を実行する部分や、音量変更処理のS838,S840,S851を実行する部分)と、
を備え、
前記特定音出力手段は、前記音量設定手段により設定される音量が、変動表示が実行されているときに前記所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合と、変動表示が実行されていないときに前記所定の操作を受付けたことに応じて変更された場合とで、共通の特定音を出力する(例えば、音量変更処理のS838,S840,S851にて出力を開始する確認音と、音量変更操作処理のS804,S807,S810にて出力を開始する確認音とが同一である部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演出音等が出力される可能性が少ないことで演出音とともに出力される可能性が低いことにより音量変更に伴う音であると認識し易い変動表示の非実行中の特定音と同一の特定音が、演出音とともに出力される可能性が高い変動表示の実行中の特定音として出力されるので、音量変更に伴う特定音であることを遊技者が認識し易くなり、該特定音の音量により遊技者が変更後の音量を把握し易くできる。

0009

本発明の手段1の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記音出力部から出力される音の音量設定を変更可能であることを報知する変更可能報知(例えば、変形例として図32に示す音量変更可能表示)を実行可能な変更可能報知手段(例えば、変形例として図32に示すように、スピーカ8L,8Rから出力する音の音量を変更可能な期間である飾り図柄可変表示が実行されていない非変動時に、演出表示装置5にてスピーカ8L,8Rから出力する音の音量を変更可能である旨の表示(音量変更可能表示)を実行する部分)を備え、
前記変更可能報知手段は、変動表示の実行中においては、変動表示が実行していないときの報知態様(例えば、音量変更可能表示)とは異なる変動表示中態様(例えば、非変動時よりも小さい音量変更可能表示や、スピーカ8L,8Rからの音声による出力や遊技効果LED9の発光によるスピーカ8L,8Rから出力する音の音量を変更可能である旨の報知)にて前記変更可能報知を実行するか或いは前記変更可能報知を実行しない(例えば、図32に示すように、始動入賞が発生したことにより可変表示が開始されることを条件に終了する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、変更可能報知により遊技が妨げられてしまうことを防ぐことができるので、遊技興趣の低下を防ぐことができる。

0010

本発明の手段2の遊技機は、請求項1または手段1に記載の遊技機であって、
前記音量設定変更手段による音量設定の変更を、変動表示の実行期間における特定期間(例えば、リーチ期間中)中において規制する規制手段(例えば、演出制御用CPU120が音量変更処理のS833aを実行する部分)を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定期間中において音量設定が変更されて特定音が出力されることがないので、これら特定音が特定期間中において出力されて、特定期間中の遊技興趣が低下してしまうことを防ぐことができる。

0011

本発明の手段3の遊技機は、請求項1、手段1、手段2のいずれかに記載の遊技機であって、
前記音量設定変更手段による音量設定の変更結果を報知する変更結果報知(例えば、変形例として図33に示すように、音量を変更した旨を示す変更結果報知表示)を、前記特定音の出力とは個別に実行可能な変更結果報知手段(例えば、変形例としてず32に示すように、演出表示装置5に変更結果報知表示を表示する部分)を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、変更後の音量を、遊技者が把握し易くできる。

0012

本発明の手段4の遊技機は、手段3に記載の遊技機であって、
前記変更結果報知手段は、変動表示の実行中においては、変動表示が実行していないときの報知態様とは異なる変動表示中態様(例えば、可変表示が実行中でない非変動時よりも小さい変更結果報知表示や、遊技効果LED9の発光)にて前記変更結果報知を実行するか或いは前記変更結果報知を実行しない(例えば、変形例として図33に示すように、可変表示の実行中にスピーカ8L,8Rから出力する音の音量を変更した場合、変更結果報知を非表示とする部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、変更結果報知により遊技が妨げられてしまうことを防ぐことができるので、遊技興趣の低下を防ぐことができる。

0013

本発明の手段5の遊技機は、手段3に記載の遊技機であって、
前記変更結果報知手段は、前記変更結果報知の実行中に変動表示の実行期間における特定期間となる場合には、前記変更結果報知の実行を制限する(例えば、変形例として図34に示すように、変更結果報知表示の表示期間がリーチ期間と重複している場合は、変更結果報知表示の表示期間がリーチ期間と重複していない場合よりも低い割合で変更結果報知表示を実行する)か或いは前記特定期間ではないときの報知態様とは異なる特定期間中態様にて前記変更結果報知を実行する(例えば、変形例として図34に示すように、通常の表示態様よりも小さい変更結果報知表示や、スピーカ8L,8Rの音出力、遊技効果ランプ9の発光にて変更結果報知を実行する)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、変更結果報知により特定期間中の遊技興趣が低下してしまうことを防ぐことができる。

0014

本発明の手段6の遊技機は、請求項1、手段1〜手段4のいずれかに記載の遊技機であって、
前記特定音は、前記音出力部から出力される他の音とは異なる音である(例えば、確認音は、スピーカ8L,8Rから出力される非変動BGMや飾り図柄の可変表示中にスピーカ8L,8Rから出力されるBGM(変動中BGM)及びその他の効果音とは異なる個別の音である)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技者が特定音以外の音を特定音と誤認してしまうことを防ぐことができる。

0015

本発明の手段7の遊技機は、請求項1、手段1〜手段6のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技者が視認可能な表示領域(例えば、表示画面)を有し、該表示領域において遊技に関する表示を表示可能な表示手段(例えば、演出表示装置5)を備え、
前記表示手段は、前記表示領域において前記音出力部から出力される音の音量設定に関する表示(例えば、図31に示す現在設定されている音量の表示)を表示可能であり、
前記表示手段に前記音量設定に関する表示が表示されているときに遊技が開始されたときには、該音量設定に関する表示を消去する(例えば、変形例として図31に示すように、現在設定されている音量の表示を、始動入賞が発生したことにより可変表示が開始されることを条件に終了する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、音出力部から出力される音の音量設定に関する表示によって遊技に関する表示が見づらくなってしまうことを防ぐことができる。

0016

本発明の手段8の遊技機は、請求項1、手段1〜手段7のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技者が操作可能な第1操作手段(例えば、スティックコントローラ30やプッシュタン31B)と、
遊技者が操作不能な第2操作手段(例えば、設定切替スイッチ300やリセットモード選択スイッチ310)と、
前記第1操作手段または前記第2操作手段の操作に基づいて、前記遊技機に関する設定(例えば、音量や光量の設定)を行う設定手段(例えば、演出制御用CPU120が図16及び図17に示す演出設定処理にて音量や光量の設定を変更可能な部分)を備え、
前記設定手段は、前記第1操作手段の操作に基づいて、初期設定よりも低い段階と該初期設定よりも高い段階とを含む複数段階の設定が可能とされる設定を変更可能であり(例えば、図26に示すように、音量の設定を初期設定の音量よりも低い段階の音量や高い段階の音量に変更可能な部分)、
前記第1操作手段の操作に基づいて設定が変更された後、所定条件成立したときに(例えば、デモ演出開始待ちタイマタイマアップしたとき)、設定の段階が前記初期設定よりも低い段階である場合には該設定の段階を前記初期設定に設定可能であり(例えば、演出制御用CPU120が図20に示す遊技者設定リセット処理のS631またはS633にて現在の音量または光量が初期音量または初期光量よりも低い段階である場合は、音量または光量を初期音量または初期光量に変更する部分)、設定の段階が前記初期設定よりも高い段階である場合には該設定の段階を前記初期設定に設定せずに維持可能である(例えば、演出制御用CPU120が図20に示す遊技者設定リセット処理のS631またはS633にて現在の音量または光量が初期音量または初期光量以上である場合は、音量または光量を維持する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、初期設定よりも低い段階が設定されている場合において初期設定に変更されるので、不必要な初期設定への変更によって遊技興趣が低下してしまうことを防ぐことができる。

0017

尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。

図面の簡単な説明

0018

本発明の実施例のパチンコ遊技機の正面図である。
パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板等の例を示す構成図である。
パチンコ遊技機を背面から見たときの内部構成例を示す構成図である。
パチンコ遊技機を背面から見たときの演出制御基板の概略図である。
リセットモード選択スイッチ及び設定切替スイッチを示す図である。
主な制御コマンドの一例を示す図である。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特図表示結果決定テーブルの構成例を示す説明図である。
大当り種別決定テーブルの構成例を示す説明図である。
変動パターンの構成例を示す説明図である。
演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。
予告演出決定処理の一例を示すフローチャートである。
予告演出種別決定用テーブルを示す図である。
演出設定処理の一例を示すフローチャートである。
演出設定処理の一例を示すフローチャートである。
音量変更操作処理の一例を示すフローチャートである。
変動時演出処理の一例を示すフローチャートである。
遊技者設定リセット処理の一例を示すフローチャートである。
音量変更処理の一例を示すフローチャートである。
メニュー表示がされた表示画面を示す図である。
演出実行頻度モードを変更するときの設定画面を示す図である。
演出実行頻度モード報知表示がされた表示画面を示す図である。
リセットモード選択スイッチの状態とリセットの態様等を示す図である。
設定切替スイッチの状態と音量等とを示す図である。
第2音量段階等を変更するときの調整画面を示す図である。
非変動中の画面の表示例を示す説明図である。
変形例の非変動中の画面の表示例を示す説明図である。
変形例の非変動中の画面の表示例を示す説明図である。
変形例の非変動中の画面の表示例を示す説明図である。
変形例の非変動中の画面の表示例を示す説明図である。
変形例の非変動中の画面の表示例と変動中の画面の表示例を示す説明図である。
変形例の変動中の画面の表示例を示す説明図である。
変形例の非変動中の画面の表示例を示す説明図である。

0019

本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。

0020

以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例を説明する。尚、図1手前側をパチンコ遊技機1の前面(前方)側、奥側を背面(後方)側として説明する。尚、本実施例のパチンコ遊技機1の前面とは、遊技者側からパチンコ遊技機1を見たときに該遊技者と対向する対向面である。尚、本実施例のフローチャートの各ステップの説明において、例えば「ステップS1」と記載する箇所を「S1」と略記する場合がある。

0021

図1に示すように、パチンコ遊技機1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠3とから構成されている。遊技機用枠3は、外枠(図示せず)に対して開閉自在に設けられている。遊技盤2には、第1特別図柄表示器4Aと、第2特別図柄表示器4Bとが設けられている。第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4BはそれぞれLED等から構成され、可変表示ゲームの一例となる特図ゲームにおいて、各々を識別可能複数種類識別情報(特別識別情報)である特別図柄(特図)が、変動可能に可変表示(変動表示とも言う)される。以下では、第1特別図柄表示器4Aにおいて可変表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示器4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。

0022

遊技盤2には、演出表示装置5が設けられている。演出表示装置5の画面上では、第1特図の可変表示や第2特図の可変表示のそれぞれに対応して、各々を識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である飾り図柄(演出図柄)が可変表示される。この飾り図柄の可変表示も、可変表示ゲームに含まれる。演出表示装置5には、飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rが配置されている。演出表示装置5の画面上では、第1特別図柄表示器4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム(第1特図ゲーム)、または、第2特別図柄表示器4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム(第2特図ゲーム)と同期して、各々が識別可能な複数種類の飾り図柄の可変表示を行い、可変表示結果となる確定飾り図柄を導出表示(導出)する。演出表示装置5の画面上には、第1特図保留記憶表示エリア5D、第2特図保留記憶表示エリア5Uが配置されている。第1特図保留記憶表示エリア5Dでは、第1特別図柄を用いた特図ゲームに対応した可変表示の保留数特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われ、第2特図保留記憶表示エリア5Uでは、第2特別図柄を用いた特図ゲームに対応した可変表示の保留数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。尚、本実施例における『遊技に関する表示』とは、飾り図柄や、該飾り図柄の可変表示、第1特図保留記憶表示エリア5D及び第2特図保留記憶表示エリア5Uにおける保留記憶表示の他、後述する予告演出として演出表示装置5に表示される画像、大当り遊技中に演出表示装置5に表示される画像やデモ演出として演出表示装置5に表示される画像等、パチンコ遊技機1を行うことで演出表示装置5に表示される画像の他、一定期間(後述するデモ演出開始待ちタイマにセットされる期間)に亘って可変表示が実行されないときに演出表示装置5に表示される画像を含む概念である。

0023

演出表示装置5の下方には、普通入賞球装置6Aと、普通可変入賞球装置6Bとが設けられている。普通入賞球装置6Aは一定の開放状態に保たれる始動領域(第1始動領域)としての第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、図2に示す普通電動役物用のソレノイド81によって垂直位置となる閉鎖状態傾動位置となる開放状態とに変化する一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物(普通電動役物)を備え、第2始動入賞口を形成する。

0024

第1始動入賞口に進入した遊技球は、図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出される。第2始動入賞口に進入した遊技球は、図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出される。普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bの下方には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、図2に示す大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。

0025

特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞口に進入できなくなる。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技球が大入賞口に進入しやすくなる。

0026

大入賞口に進入した遊技球は、図2に示すカウントスイッチ23によって検出される。カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。特別可変入賞球装置7において開放状態となった大入賞口に遊技球が進入したときには、第1始動入賞口や第2始動入賞口といった、他の入賞口に遊技球が進入したときよりも多くの賞球が払い出される。したがって、特別可変入賞球装置7において大入賞口が開放状態となれば、その大入賞口に遊技球が進入可能となり、遊技者にとって有利な第1状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置7において大入賞口が閉鎖状態となれば、大入賞口に遊技球を進入させて賞球を得ることが不可能または困難になり、第1状態よりも遊技者にとって不利な第2状態となる。

0027

遊技盤2には、普通図柄表示器20が設けられている。普通図柄表示器20は、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bと同様に7セグメントドットマトリクスのLED等から構成され、特別図柄とは異なる複数種類の識別情報である普通図柄(普図)を変動可能に表示する。このような普通図柄の可変表示は、普図ゲームと称される。普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。

0028

遊技機用枠3の左右上部位置には、音声等を再生出力するためのスピーカ8L,8Rが設けられており、更に遊技領域周辺部には、遊技効果LED9が設けられている。遊技機用枠3の下部に設けられた下皿を形成する部材には、遊技者が把持して傾倒操作が可能なスティックコントローラ30が取り付けられている。スティックコントローラ30は、遊技者が把持する操作桿を含み、操作桿の所定位置(遊技者が操作桿を把持したときに操作手の人差し指が掛かる位置等)には、トリガボタン31Aが設けられている。トリガボタン31Aは、遊技者がスティックコントローラ30の操作桿を操作手(左手等)で把持した状態において、所定の操作指(人差し指等)で押引操作すること等により所定の指示操作ができるように構成されていればよい。操作桿の内部には、トリガボタン31Aに対する押引操作等による所定の指示操作を検知するトリガセンサ35A(図2を参照)が内蔵されていればよい。スティックコントローラ30の下部における下皿の本体内部等には、操作桿に対する傾倒操作を検知する傾倒方向センサユニット32が設けられていればよい。傾倒方向センサユニット32は、透過形フォトセンサ等を含んで構成され、操作棍の傾倒方向(前後左右方向)を検知するものであればよい。尚、下皿におけるスティックコントローラ30の取付位置は、下皿の中央部分に限定されず、左右のいずれかに寄せた位置であってもよい。

0029

上皿を形成する部材には、スティックコントローラ30の上方等に、遊技者が押下操作等により所定の指示操作を可能なプッシュボタン31Bが設けられている。プッシュボタン31Bは、遊技者からの押下操作等による所定の指示操作を、機械的、電気的、あるいは、電磁的に、検出できるように構成されていればよい。プッシュボタン31Bの設置位置における上皿の本体内部等には、プッシュボタン31Bに対してなされた遊技者の操作行為を検知するプッシュセンサ35B(図2を参照)が設けられていればよい。図1に示す構成例では、プッシュボタン31Bとスティックコントローラ30の取付位置が、上皿及び下皿の中央部分において上下の位置関係にある。

0030

スティックコントローラ30に設けられたトリガボタン31Aは、遊技者がスティックコントローラ30の操作桿を操作手で把持した状態において、操作指で押引操作すること等により指示操作ができるように構成されている。その一方で、プッシュボタン31Bは、スティックコントローラ30とは別に上皿を形成する遊技機用枠3の所定位置に設けられており、遊技者がスティックコントローラ30の操作桿を把持しない状態等において、操作手で押下操作すること等により指示操作ができるように構成されている。

0031

また、上皿を形成する部材には、スピーカ8L,8Rから出力される音量を調整するための2つの音量調整ボタン41,42が設けられている。この音量調整ボタン41,42は、左右に並んで配置され、右側に配置された音量調整ボタン41を押圧操作するとスピーカ8L,8Rから出力される音量が大きくなり、左側に配置された音量調整ボタン42を押圧操作するとスピーカ8L,8Rから出力される音量が小さくなる。この音量調整ボタン41,42を操作することで、遊技者が適宜音量を調整することができる。尚、上皿を形成する部材の内部において、音量調整ボタン41,42の部分に対応する位置には、音量調整ボタン41,42に対する押圧操作を検出するボタンスイッチユニット43(図2参照)が設けられていればよい。ボタンスイッチユニット43は、音量調整ボタン41に対応する透過形フォトセンサと音量調整ボタン42に対応する透過形フォトセンサとを含んで構成され、これら透過形フォトセンサにてどちらの音量調整ボタンが押圧操作されたかを検知可能であればよい。

0032

パチンコ遊技機1には、図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、LED制御基板14、払出制御基板37といった、各種の制御基板が搭載されている。また、パチンコ遊技機1には、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号中継するための中継基板15等も搭載されている。尚、主基板11と演出制御基板12とを、中継基板15を用いずに接続する形態としても良い。

0033

主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号を受け取る機能、演出制御基板12、払出制御基板37等からなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、遊技店遊技ホール遊技場等)の管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能等を備えている。

0034

演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号等を受信して、演出表示装置5、スピーカ8L,8R及び遊技効果LED9や装飾用LEDといった演出用電気部品による演出動作を制御するための各種回路が搭載されている。即ち、演出制御基板12は、演出表示装置5における表示動作や、スピーカ8L,8Rからの音声出力動作の全部または一部、遊技効果LED9や装飾用LED等における点灯消灯動作の全部または一部といった、演出用の電気部品に所定の演出動作を実行させる機能を備えている。

0035

音声制御基板13は、演出制御基板12とは別に設けられた音声出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの信号(音声信号)に基づき、スピーカ8L,8Rから音声(音声信号が指定する音声)を出力させるための音声信号処理を実行する処理回路等が搭載されている。尚、音声とは、音のみからなるもの(が入らない演奏のみからなる楽曲、効果音等)も含む。LED制御基板14は、演出制御基板12とは別に設けられたLED出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの信号(電飾信号)に基づき、遊技効果LED9や装飾用LED等における点灯/消灯駆動(電飾信号が示す駆動内容による点灯/消灯)を行うLEDドライバ回路等が搭載されている。

0036

主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号(制御コマンド)は、中継基板15によって中継される。中継基板15を介して主基板11から演出制御基板12に対して伝送される制御コマンドは演出制御コマンドである。

0037

主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用プログラムや固定データ等を記憶するROM101と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM102と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU103と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O105とを備えて構成される。

0038

演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラム等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、演出表示装置5における表示動作を制御する処理等を実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。

0039

また、演出制御基板12には、パチンコ遊技機1における後述する第1音量段階や第1光量段階を設定するための設定切替スイッチ300が搭載されている。第1音量段階や第1光量段階は、スピーカ8L,8Rの音量や、遊技効果LED9や装飾用LED等の発光光量輝度)を設定するための段階であり、複数段階からなる。詳しくは後述するが、設定切替スイッチ300は、パチンコ遊技機1の背面に設けられているため、通常、遊技店の関係者(例えば、従業員)のみが操作できるものである。つまり、第1音量段階や第1光量段階は、遊技店側の操作によって変更される段階である。一方、第2音量段階や第2光量段階は、遊技者や遊技店側によるスティックコントローラ30や音量調整ボタン41,42の操作によって変更される段階である。第2音量段階や第2光量段階は、スピーカ8L,8Rの音量や、遊技効果LED9や装飾用LED等の発光光量を設定するための段階であり、複数段階からなる。第2音量段階や第2光量段階は、遊技店の関係者及び遊技者の操作によって変更される段階である。尚、本実施例では、設定切替スイッチ300が演出制御基板12に搭載されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、設定切替スイッチ300を音声制御基板13に搭載して、第1音量段階や第1光量段階の設定、つまり後述するチャンネルの設定を音声制御基板13にて行うことができるようにしても良い。

0040

尚、設定切替スイッチ300による第1音量段階や第1光量段階の設定は、設定切替スイッチ300の状態を、後述する初期化処理を演出制御基板12に搭載されている演出制御用CPU120が実行することにより、初期設定として設定される。つまり、遊技店の関係者が、設定切替スイッチ300により設定を変更することは、具体的には、演出制御用CPU120が、設定切替スイッチ300の状態に応じて初期設定を行うことにより実現される。このように、本実施例では、設定切替スイッチ300の状態を、起動時である初期化処理においてのみ特定して初期設定を変更する形態、つまり、設定切替スイッチ300の状態を変更した場合には、該変更を反映させるためには、パチンコ遊技機1を再起動させる必要がある形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、起動後においても、例えば、後述する演出設定処理において、設定切替スイッチ300の状態を監視して、起動後において設定切替スイッチ300が操作されたときには、該操作により第1音量段階や第1光量段階を変更できるようにしても良い。

0041

また、遊技者や遊技店側によるスティックコントローラ30や音量調整ボタン41,42の操作(変更操作)等に基づく第2音量段階や第2光量段階の設定は、スティックコントローラ30や音量調整ボタン41,42への操作状態を、後述する演出設定処理を演出制御基板12に搭載されている演出制御用CPU120が実行することにより設定される。つまり、遊技者等が、スティックコントローラ30や音量調整ボタン41,42を操作することにより設定を変更することは、具体的には、演出制御用CPU120が、スティックコントローラ30や音量調整ボタン41,42の操作状態に応じて設定を変更することにより実現される。

0042

演出制御基板12(演出制御用CPU120)は、設定されている第1音量段階と第2音量段階とに基づいて実際にスピーカ8L,8Rから出力する音声の音量を制御する。演出制御基板12(演出制御用CPU120)は、パチンコ遊技機1に電源投入される前に設定切替スイッチ300の操作によって設定される第1光量段階や、パチンコ遊技機1に電源が投入されてからスティックコントローラ30の操作によって設定される第2光量段階に基づいて実際に遊技効果LED9や装飾用LED等を点灯させる光の光量を制御する。演出制御基板12は、パチンコ遊技機1に電源が投入される前に設定切替スイッチ300の操作によって設定される第1音量段階や、パチンコ遊技機1に電源が投入されてからスティックコントローラ30や音量調整ボタン41,42の操作によって設定される第2音量段階に基づく音量も制御する。これによって、音声制御基板13は、音声信号によって指定された音量で、スピーカ8L,8Rから音声を出力する処理を実行する。つまり、演出制御用CPU120により、設定されている第1音量段階及び第2音量段階に基づいた音量での音声出力制御が行われる。また、演出制御基板12は、LED制御基板14へと伝送する電飾信号により、設定されている第1光量段階と第2光量段階とに基づく光量も指定する。これによって、LED制御基板14は、電飾信号によって指定された光量で、遊技効果LED9や装飾用LED等を点灯させる処理を実行する。つまり、演出制御用CPU120により、設定されている第1光量段階及び第2光量段階に基づく光量での点灯制御が行われる。

0043

尚、本実施例における第1音量段階に基づく音量の音量データや第1光量段階に基づく光量の光量データは、後述する初期化処理においてRAM122の所定領域に格納(記憶)される。また、第2音量段階に基づく音量の音量データは、後述する音量変更操作処理や音量操作処理においてRAM122の図示しない音量設定値記憶バッファに格納(更新記憶)され、第2光量段階に基づく光量の光量データは、後述する演出設定処理においてRAM122の図示しない光量設定値記憶バッファに格納(更新記憶)される。つまり、本実施例における『音量を設定する』とは、RAM122に第1音量段階に基づく音量データや第2音量段階に基づく音量データをRAM122に記憶することを指し、『光量を設定する』とは、RAM122に第1光量段階に基づく光量データや第2光量段階に基づく光量データをRAM122に記憶することを指す。

0044

このような構成によって、演出制御用CPU120は、音声制御基板13を介してスピーカ8L,8Rを制御して前記で設定した音量の音声を出力させたり、LED制御基板14を介して遊技効果LED9や装飾用LED等における前記で設定した光量での点灯/消灯駆動を行わせたり、表示制御部123を介して演出表示装置5の表示領域に演出画像を表示させたりして、各種の演出を実行する。また、演出制御用CPU120は、演出の実行時等に、トリガセンサ35A、プッシュセンサ35B、傾倒方向センサユニット32からの信号に基づいた演出(つまり、スティックコントローラ30への操作、プッシュボタン31Bへの操作等に応答した演出)を行うことが可能になっている。

0045

また、演出制御基板12には、パチンコ遊技機1におけるリセットモードを選択するためのリセットモード選択スイッチ310が搭載されている。詳しくは後述するが、パチンコ遊技機1では、遊技者の操作により音量や光量を設定できるが、その他にも、遊技者の操作により予告演出の実行頻度を設定できる。リセットモード選択スイッチ310は、この遊技者の操作により設定された音量や光量や予告演出の実行頻度をリセットするときのリセットの態様を選択するために用いられる。また、リセットモード選択スイッチ310は、パチンコ遊技機1の背面に設けられているため、通常、遊技店の関係者のみが操作できるものである。つまり、リセットモードは、遊技店側の操作によって選択される設定である。

0046

次に、パチンコ遊技機1の背面の構造について図3を参照して説明する。図3に示すように、主基板11は基板収納ケース150に収納されており、演出制御基板12は基板収納ケース270に収納されている。設定切替スイッチ300及びリセットモード選択スイッチ310は、図3に示すように、演出制御基板12にパチンコ遊技機1の背面方向を向くように配置されている。設定切替スイッチ300及びリセットモード選択スイッチ310は、パチンコ遊技機1を背面から見た場合に、演出制御基板12の右上部分に配置され(図4参照)、基板収納ケース270に形成された横長の四角形状に切り欠かれた切欠部270aを介して基板収納ケース270の外方から操作可能となっている。

0047

パチンコ遊技機1が設定される遊技店(遊技ホール、遊技場等)の関係者(例えば、従業員)は、遊技機用枠3を前方側開放させることができる(通常、遊技者は開放させることはできない)。従業員は、遊技機用枠3を開放することで、演出制御基板12の設定切替スイッチ300及びリセットモード選択スイッチ310を操作することができる。一方、遊技者は、通常、遊技機用枠3を開放できないので、設定切替スイッチ300及びリセットモード選択スイッチ310の操作できない。よって、設定切替スイッチ300及びリセットモード選択スイッチ310は、遊技店用の操作部である。つまり、本実施例では、遊技機用枠3の開放が、設定切替スイッチ300及びリセットモード選択スイッチ310の操作が行える条件(遊技店用の操作を行うための第1条件)になっている。

0048

設定切替スイッチ300は、図5に示すように、「0」〜「F」までの計16個のチャンネルを備えており、これらチャンネルを、ツマミ301を回動操作することで切り替えるスイッチになっている。本実施例では、各チャンネル「0」〜「F」それぞれに対応して、第1音量段階及び第1光量段階が用意(定義)されている(図26参照)。つまり、本実施例では、第1音量段階として、「0」〜「F」に対応した16段階(ここでは、チャンネルと同じ「0」〜「F」)が用意(定義)されている。また、本実施例では、第1光量段階として、「0」〜「F」に対応した16段階(ここでは、チャンネルと同じ「0」〜「F」)が用意(定義)されている。つまり、チャンネルが「0」であれば、「0」の第1音量段階及び第1光量段階が図25に示す定義データにより特定されて設定され、チャンネルが「1」であれば、「1」の第1音量段階及び第1光量段階が図25に示す定義データにより特定されて設定され、・・・チャンネルが「F」であれば、「F」の第1音量段階及び第1光量段階が図25に示す定義データにより特定されて設定される。本実施例では、設定切替スイッチ300は直接または所定回路を介して間接的に演出制御用CPU120に接続されており、演出制御用CPU120は、設定切替スイッチ300の現在のチャンネルを読み取ることができる(チャンネルに応じた信号が演出制御用CPU120に入力される)。

0049

リセットモード選択スイッチ310は、図5に示すように、「0」〜「2」までの計3個のチャンネルを備えており、これらチャンネルを、ツマミ311を回動操作することで切り替えるスイッチになっている。本実施例では、各チャンネル「0」〜「2」それぞれに対応して、リセットモードが用意されている(図25参照)。つまり、本実施例では、リセットモードとして、「通常リセットモード」、「全リセットモード」、「非リセットモード」の3種類のリセットモードに対応した3段階(ここでは、チャンネルと同じ「0」〜「2」)が用意(定義)されている。つまり、チャンネルが「0」であれば、「通常リセットモード」が設定され、チャンネルが「1」であれば、「全リセットモード」が設定され、チャンネルが「2」であれば、「非リセットモード」が設定される。本実施例では、リセットモード選択スイッチ310は直接または所定回路を介して間接的に演出制御用CPU120に接続されており、演出制御用CPU120は、リセットモード選択スイッチ310の現在のチャンネルを読み取ることができる。

0050

尚、本実施例では、第1音量段階や第1光量段階を設定するための設定切替スイッチ300と、リセットモードを選択するためのリセットモード選択スイッチ310とが、それぞれ別のスイッチとして搭載されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つのスイッチを操作することによって、第1音量段階や第1光量段階の設定とリセットモードの選択が行えるようにしても良い。このスイッチはツマミを回動操作するものでなくても良く、ボタンを押下して設定するものやディップスイッチ等であっても良い。

0051

第1特図を用いた特図ゲームが開始されるときや、第2特図を用いた特図ゲームが開始されるときには、特別図柄の可変表示結果を、予め定められた特定表示結果としての「大当り」にするか否かが、その可変表示結果を導出表示する前に決定(事前決定)される。そして、可変表示結果の決定に基づく所定割合で、変動パターンの決定等が行われる。こうした可変表示結果や変動パターンの決定に基づいて特図ゲームが開始された後、変動パターンに対応して予め定められた可変表示時間が経過したときには、可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される。

0052

特別図柄の可変表示結果として予め定められた大当り図柄が導出表示されたときには、可変表示結果が「大当り」となり、遊技者にとって有利な有利状態(特定遊技状態ともいう)としての大当り遊技状態に制御される。大当り遊技状態に制御されるか否かは、可変表示結果が「大当り」となるか否かに対応しており、上記したように、特図ゲームが開始されるとき等に決定(事前決定)される。特別図柄の可変表示結果として、大当り図柄が導出表示されず、ハズレ図柄が導出表示されたときには、可変表示結果が「ハズレ」となる。尚、本実施例では、可変表示結果が「大当り」となるか否か、つまり、遊技者にとって有利な大当り遊技状態(有利状態)に制御するか否かを、特図ゲームを開始するときに決定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの決定を、特図ゲームを開始するときとは異なるタイミング、例えば、始動入賞が発生したときに行うようにしても良い。

0053

大当り遊技状態では、大入賞口が開放状態となって特別可変入賞球装置7が遊技者にとって有利な第1状態となる。そして、所定期間(例えば29秒間)あるいは所定個数(例えば9個)の遊技球が大入賞口に進入して入賞球が発生するまでの期間にて、大入賞口を継続して開放状態とするラウンド遊技ラウンド)が実行される。

0054

特図表示結果が「大当り」となる場合には、大当り種別が「非確変」、「確変」のいずれかとなる場合が含まれている。大当り種別が「確変」または「非確変」となった場合には、大当り遊技状態におけるラウンド遊技として、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態(大入賞口を開放状態)とする上限時間が所定時間(例えば29秒等の第1期間)となる通常開放ラウンドが所定回数分実行される。また、大当り種別が「確変」のときの「大当り」に基づく大当り遊技状態を「確変大当り遊技状態」という。

0055

大当り遊技状態が終了した後には、可変表示結果が「大当り」となる確率(大当り確率)が通常状態よりも高くなる確変状態に制御されることがある。確変状態は、次回の大当り遊技状態が開始されることといった、所定の確変終了条件が成立するまで、継続するように制御される。また、大当り遊技状態が終了した後には、可変表示時間が短い変動パターンの決定割合が通常状態よりも高まることで平均的な可変表示時間が通常状態よりも短くなる時短状態に制御されることがある。時短状態は、所定回数(本実施例では、100回)の可変表示(特図ゲーム)が実行されたことと、次回の大当り遊技状態が開始されたことのうち、いずれか一方の時短終了条件が先に成立するまで、継続するように制御される。尚、時短終了条件が成立するまでの可変表示(特図ゲーム等)の残りの実行回数時短残回数ということがある。時短状態や確変状態も遊技者にとって有利な状態である。本実施例では、非確変大当り遊技状態が終了した後の遊技状態は、時短状態となるが確変状態にはならない。本実施例では、確変大当り遊技状態が終了した後の遊技状態は、時短状態及び確変状態になる。

0056

尚、通常状態とは、大当り遊技状態等の特定遊技状態や、時短状態や、確変状態等の遊技者にとって有利な状態以外の遊技状態のことであり、普図ゲームにおける可変表示結果が「普図当り」となる確率及び特図ゲームにおける可変表示結果が「大当り」となる確率が、パチンコ遊技機1の初期設定状態システムリセットが行われた場合のように、電源投入後に所定の復帰処理を実行しなかったとき)と同一に制御される状態である。

0057

時短状態では、通常状態等の時短状態になっていない非時短状態よりも第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい有利変化態様で、普通可変入賞球装置6Bを第1可変状態(開放状態または拡大開放状態)と第2可変状態(閉鎖状態または通常開放状態)とに変化させる。例えば、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、可変表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動制御を行う傾動制御時間を通常状態のときよりも長くする制御、その傾動回数を通常状態のときよりも増加させる制御により、普通可変入賞球装置6Bを有利変化態様で第1可変状態と第2可変状態とに変化させればよい。尚、これらの制御のいずれか1つが行われるようにしてもよいし、複数の制御が組合せられて行われるようにしてもよい。このように、普通可変入賞球装置6Bを有利変化態様で第1可変状態と第2可変状態とに変化させる制御は、高開放制御(「時短制御」あるいは「高ベース制御」)と称される。こうした時短状態に制御されることにより、次に可変表示結果が「大当り」となるまでの所要時間が短縮され、通常状態よりも遊技者にとって有利な特別遊技状態となる。

0058

尚、時短状態は、「高ベース状態」、「高ベース」等ともいわれ、時短状態でない遊技状態は、「低ベース状態」、「低ベース」、「非時短状態」、「非時短」等ともいわれる。確変制御が行われる確変状態は、「高確状態」、「高確」等ともいわれ、確変状態でない遊技状態は、「低確状態」、「低確」、「非確変状態」、「非確変」等ともいわれる。確変状態及び時短状態になっているときの遊技状態は、「高確高ベース状態」、「高確高ベース」等ともいわれる。確変状態とはならずに時短状態になっているときの遊技状態は、「低確高ベース状態」、「低確高ベース」等ともいわれる。時短状態とはならずに確変状態になっているときの遊技状態は、「高確低ベース状態」、「高確低ベース」等ともいわれる。時短状態及び確変状態のいずれかにもならない状態、つまり、通常状態は、「低確低ベース状態」、「低確低ベース」等ともいわれる。

0059

図6は、後述するコマンド制御処理により主基板11から演出制御基板12に送信される主な制御コマンドである。尚、「(H)」は16進数であることを示す。

0060

図6に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示器4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームにおける変動開始を指定する第1変動開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示器4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームにおける変動開始を指定する第2変動開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して演出表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで可変表示される飾り図柄などの変動パターン(変動時間)を指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。尚、変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。

0061

コマンド8CXXHは、表示結果指定コマンドであり、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。表示結果指定コマンドでは、可変表示結果が「ハズレ」であるか「大当り」であるかの決定結果(事前決定結果)や、可変表示結果が「大当り」となる場合の大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果(大当り種別決定結果)に応じて、異なるEXTデータが設定される。

0062

コマンド8F00Hは、演出表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで飾り図柄の変動停止(確定)を指定する図柄確定指定コマンドである。

0063

これらの制御コマンドのほか、図6に示すように、その時点の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンド(コマンド95XXH)、大当り遊技状態の開始を示す当り開始指定コマンド(コマンドA0XXH)、大当り遊技状態の開始を示す当り開始指定コマンド(コマンドA0XXH)、大当り遊技状態の終了を示す当り終了指定コマンド(コマンドA3XXH)、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことを通知する第1始動口入賞指定コマンド(コマンドB100H)、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことを通知する第2始動口入賞指定コマンド(コマンドB200H)、第1特図保留記憶数を通知する第1特図保留記憶数指定コマンド(コマンドC1XXH)、第2特図保留記憶数を通知する第2特図保留記憶数指定コマンド(コマンドC2XXH)等が演出制御基板12に送信される。

0064

尚、コマンドC500(H)は、デモンストレーション画面(デモ画面)の表示が可能であることを通知する演出制御コマンド(デモ表示可能コマンド)である。デモ表示可能コマンドは、保留記憶が無い場合に、S110にて送信設定される。尚、本実施例のデモ表示可能コマンドは、デモ画面の表示を許可するコマンドであって、当該デモ表示可能コマンドを受信した演出制御基板12は、受信直後にデモ画面を表示するのではなく、後述するように、所定時間遊技者による操作が無かった場合に、デモ画面を表示するようにしている。尚、主基板11からデモ表示可能コマンドを送信しない態様であっても良く、演出制御基板12において、所定期間可変表示が無く、遊技者による操作も無かった場合に、デモ画面を表示する旨の判定を行うようにしても良い。

0065

次に、本実施例のパチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理を開始すると、CPU103は、割込み禁止に設定した後、必要な初期設定を行う。この初期設定では、例えばRAM102がクリアされる。また、遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されたCTC(カウンタタイマ回路)のレジスタ設定を行う。これにより、以後、所定時間(例えば、2ミリ秒)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU103へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。初期設定が終了すると、割込みを許可した後、ループ処理に入る。尚、遊技制御メイン処理では、パチンコ遊技機1の内部状態前回電力供給停止時の状態に復帰させるための処理を実行してから、ループ処理に入るようにしてもよい。

0066

こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求受け付けると、図示しない遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、CPU103は、まず、所定のスイッチ処理を実行することにより、スイッチ回路110を介してゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23といった各種スイッチから入力される検出信号の状態を判定する。続いて、所定のメイン側エラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする。この後、前述した制御コマンドを主基板11から演出制御基板12に送信するコマンド制御処理を実行する。

0067

次に、特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4といった遊技用乱数の少なくとも一部をソフトウェアにより更新するための遊技用乱数更新処理を実行する。この後、図7に示す特別図柄プロセス処理を実行する。

0068

特別図柄プロセス処理に続いて、普通図柄表示器20での表示動作(例えばセグメントLEDの点灯、消灯など)を制御して、普通図柄の変動表示や普通可変入賞球装置6Bの可動翼片の傾動動作設定などを行う普通図柄プロセス処理が実行される。その後、コマンド制御処理を実行することにより、主基板11から演出制御基板12などのサブ側の制御基板に対して制御コマンドを送信(出力)する。

0069

次に、特別図柄プロセス処理について説明する。図7は、特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、始動入賞判定処理を実行する(S101)。

0070

始動入賞判定処理では、CPU103は、第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aがオンとなったときに、第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第1特図保留記憶数が、所定の上限値「4」でなければ、RAM102の遊技制御バッファ設定部等に設けられた始動口バッファ格納値である始動口バッファ値を「1」に設定する。第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bがオンとなったときに、第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第2特図保留記憶数が、所定の上限値「4」でなければ、RAM102の遊技制御バッファ設定部等に設けられた始動口バッファの格納値である始動口バッファ値を「2」に設定する。

0071

そして、乱数回路104やRAM102の遊技制御カウンタ設定部等に設けられたランダムカウンタ等によって更新される数値データのうちから、特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3を示す数値データが抽出される。こうして抽出された各乱数値を示す数値データが保留データとして、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶部における空きエントリ先頭にセットされることで記憶される。

0072

例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、保留データが図示しない第1特図保留記憶部にセットされる。一方、始動口バッファ値が「2」であるときには、保留データが図示しない第2特図保留記憶部にセットされる。

0073

第1特図保留記憶部は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が進入して第1始動入賞が発生したものの、未だ開始されていない特図ゲームの保留データを記憶する。第2特図保留記憶部は、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が進入して第2始動入賞が発生したものの、未だ開始されていない特図ゲームの保留データを記憶する。

0074

図7に示すように、S101にて始動入賞判定処理を実行した後、CPU103は、RAM102の所定領域(遊技制御フラグ設定部等)に設けられた特図プロセスフラグの値に応じて、S110〜S117の処理のいずれかを選択して実行する。

0075

S110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”のときに実行される。この特別図柄通常処理では、第1特図保留記憶部や第2特図保留記憶部といった、RAM102の所定領域に記憶されている保留データの有無等に基づいて、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常処理では、特図表示結果決定用の乱数値MR1を示す数値データに基づき、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を「大当り」とするか否かを、その可変表示結果が導出表示される前に決定(事前決定)する。このとき、可変表示結果が「大当り」に決定された場合には、大当り種別を「非確変」、「確変」といった複数種別のいずれかに決定する。大当り種別の決定結果を示すデータがRAM102の所定領域(例えば遊技制御バッファ設定部)に設けられた大当り種別バッファに格納されることにより、大当り種別が記憶される。更に、特別図柄通常処理では、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示結果に対応して、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームにおける確定特別図柄(大当り図柄、ハズレ図柄)が設定される。特別図柄通常処理では、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を事前決定したときに、特図プロセスフラグの値が“1”に更新される。尚、可変表示結果を「大当り」とするか否か決定するということは、停止図柄を大当り図柄にするか否か決定するということだけではなく、大当り遊技状態に制御すか否か決定するということでもある。

0076

尚、特別図柄通常処理では、第2特図保留記憶数が「0」であると判定されたときに第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する。これにより、第2特図を用いた特図ゲームは、第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されることになる。

0077

また、上記したように、特別図柄通常処理において実行される、特図表示結果を「大当り」と「ハズレ」とのいずれかに決定する処理では、予めROM101の所定領域に記憶する等して用意された特図表示結果決定テーブルを選択し、特図表示結果を決定するための使用テーブルに設定する。例えば、図8に示すように、特図表示結果決定テーブルでは、特図表示結果決定用の乱数値MR1と比較される数値(決定値)が、特図表示結果を「大当り」と「ハズレ」とのいずれとするかの決定結果に、遊技状態が確変状態であるか否かに応じて割り当てられていればよい。

0078

また、上記したように、特別図柄通常処理において実行される、大当り種別を複数種類のいずれかに決定する処理では、予めROM101の所定領域に記憶する等して用意された大当り種別決定テーブルを選択し、大当り種別を決定するための使用テーブルに設定する。例えば、図9に示すように、大当り種別決定テーブルでは、大当り種別決定用の乱数値MR2と比較される数値(決定値)が、大当り種別を「非確変」と「確変」とのいずれとするかの決定結果に割り当てられていればよい。

0079

また、特別図柄通常処理では、第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数が「0」である場合には、所定のデモ表示設定を行ってから、特別図柄通常処理を終了する。このデモ表示設定では、例えば、演出表示装置5において所定の演出画像を表示すること等によるデモンストレーション表示(デモ画面表示)を指定する演出制御コマンド(デモ表示可能コマンド)が、主基板11から演出制御基板12に対して、いずれの保留記憶数も「0」であって、新たに可変表示が行われないことにより、既に送信されていることを示すデモ表示可能コマンド送信済フラグがセットされているか否かを判定する。このとき、デモ表示可能コマンド送信済フラグがセットされている、つまり、既に、デモ表示可能コマンドを送信済みであれば、そのままデモ表示設定を終了する。これに対して、未送信(デモ表示可能コマンド送信済フラグがセットされていない場合)であれば、デモ表示可能コマンドを送信するための設定を行ってから、デモ表示可能コマンド送信済フラグをセットし、デモ表示設定を終了する。尚、セットされたデモ表示可能コマンド送信済フラグは、特図プロセスフラグの値を“1”に更新するときにクリアされる。よって、本実施例のデモ表示設定では、新たな可変表示が開始されない状態になったときに、1度だけ、デモ表示可能コマンドが、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。

0080

変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される。この変動パターン設定処理には、可変表示結果を「大当り」とするか否かの事前決定結果等に基づいて、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する処理等が含まれている。変動パターンは、飾り図柄の可変表示の内容(可変表示態様)を指定するものであるので、この決定によって、飾り図柄の可変表示の内容が決定される。特別図柄や飾り図柄の可変表示時間は、変動パターンに対応して予め設定されている。したがって、変動パターン設定処理にて変動パターンを決定することにより、特別図柄の可変表示を開始してから可変表示結果となる確定特別図柄を導出するまでの可変表示時間(特図変動時間)が決定される。更に、変動パターン設定処理は、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bにおいて特別図柄の変動を開始させるための設定を行う処理を含んでもよい。変動パターン設定処理が実行されたときには、特図プロセスフラグの値が“2”に更新される。

0081

図10は、本実施例の変動パターンを示している。可変表示結果が「ハズレ」となる場合のうち、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様にはならない「非リーチ」である場合とリーチ態様になる「リーチ」である場合のそれぞれに対応して、また、可変表示結果が「大当り」となる場合等に対応して、複数の変動パターンが予め用意(定義)されている。

0082

尚、可変表示結果が「ハズレ」で飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンは、非リーチ変動パターン(「非リーチハズレ変動パターン」ともいう)と称され、可変表示結果が「ハズレ」で飾り図柄の可変表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンは、リーチ変動パターン(「リーチハズレ変動パターン」ともいう)と称される。また、非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、可変表示結果が「ハズレ」となる場合に対応したハズレ変動パターンに含まれる。可変表示結果が「大当り」である場合に対応した変動パターンは、大当り変動パターンと称される。

0083

大当り変動パターンやリーチ変動パターンには、ノーマルリーチリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンと、スーパーリーチA、スーパーリーチB、スーパーリーチCといったスーパーリーチのリーチ演出が実行されるスーパーリーチ変動パターンとがある。尚、本実施例では、ノーマルリーチ変動パターンを1種類のみしか設けていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチと同様に、ノーマルリーチA、ノーマルリーチB、…のように、複数のノーマルリーチ変動パターンを設けても良い。また、スーパーリーチ変動パターンでも、スーパーリーチA、スーパーリーチB、スーパーリーチCに加えてスーパーリーチD…といった4以上のスーパーリーチ変動パターンを設けても良い。

0084

図10に示すように、本実施例におけるノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンの特図変動時間については、スーパーリーチ変動パターンであるスーパーリーチA、スーパーリーチB、スーパーリーチCよりも短く設定されている。また、本実施例におけるスーパーリーチA、スーパーリーチB、スーパーリーチCといったスーパーリーチのリーチ演出が実行されるスーパーリーチ変動パターンの特図変動時間については、スーパーリーチBのスーパーリーチ演出が実行される変動パターンの方が、スーパーリーチAのスーパーリーチ演出が実行される変動パターンよりも特図変動時間が長く設定され、スーパーリーチCのスーパーリーチ演出が実行される変動パターンの方が、スーパーリーチBのスーパーリーチ演出が実行される変動パターンよりも特図変動時間が長く設定されている。

0085

尚、本実施例では、スーパーリーチC、スーパーリーチB、スーパーリーチA、ノーマルリーチの順に可変表示結果が「大当り」となる大当り期待度が高くなるように設定されているため、ノーマルリーチ変動パターン及びスーパーリーチ変動パターンにおいては変動時間が長いほど大当り期待度が高くなっている。

0086

変動パターン設定処理では、図示しない大当り変動パターン決定テーブルを用いて、大当り時の変動パターンが決定される。大当り変動パターン決定テーブルでは、変動パターン決定用の乱数値MR3と比較される数値(決定値)が、各大当りの変動パターン(PA4−1、PB4−1、PB4−2、B4−3)に割り当てられていればよい。また、変動パターン設定処理では、図示しないハズレ変動パターン決定テーブルを用いて、ハズレ時の変動パターンが決定される。ハズレ変動パターン決定テーブルでは、遊技状態が時短状態であるか非時短状態であるかに応じて、変動パターン決定用の乱数値MR3と比較される数値(決定値)が、各ハズレの変動パターン(PA1−1、PA1−2、PA2−1、PB2−1、PB2−2、PB2−3)に割り当てられていればよい。

0087

特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される。この特別図柄変動処理には、遊技制御プロセスタイマタイマ値を1減算する処理等が含まれている。そして、遊技制御プロセスタイマのタイマ値(1減算したあとのタイマ値)が0でないときには、特図変動時間が経過していないので、特図ゲームの可変表示を実行するための制御等を行って第1特別図柄表示器4Aまたは第2特別図柄表示器4Bにおいて特別図柄を変動させるための処理を行い、特別図柄変動処理を終了する。一方で、遊技制御プロセスタイマのタイマ値が0になり、特別図柄の変動を開始してからの経過時間が特図変動時間に達したときには、第1特別図柄表示器4Aまたは第2特別図柄表示器4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の可変表示結果となる確定特別図柄を停止表示させ、また、停止表示されるときに図柄確定指定コマンドの送信設定も行い、特図プロセスフラグの値が“3”に更新される。タイマ割込み発生毎にS112が繰り返し実行されることによって、特別図柄の可変表示や確定特別図柄の導出表示等が実現される。

0088

特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される。特別図柄停止処理において、CPU103は、大当りフラグがオン状態になっているかを判定する。大当りフラグがオン状態である場合には、時短フラグ、確変フラグをクリアし(オフ状態にし)、RAM102の所定領域に設けられた、時短状態中に実行される可変表示の残り回数(時短残回数)をカウントする時短回数カウンタカウント値をカウントする時短回数カウンタのカウント値を「0」にする処理が行われる。そして、ファンファー待ち時間(大当り遊技状態におけるファンファーレの開始から終了するまでの待ち時間であり、予め定められた時間である)に対応するタイマ値を初期値として遊技制御プロセスタイマにセットする。そして、RAM102に設けられた、ラウンド遊技をカウントするためのラウンド数カウンタに初期値として「15」を設定する。その後、当り開始指定コマンド及び現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンド(ここでは通常状態を指定するコマンド)を送信する設定を行い、特図プロセスフラグを「4」に更新する等して特別図柄停止処理を終了する。尚、大当り遊技状態後に、遊技状態が変更されるので、ここで遊技状態指定コマンドを送信しなくてもよい。

0089

大当りフラグがオフ状態である場合には、時短フラグがオン状態であるかを判定し、オン状態である場合には、時短回数カウンタのカウント値を「1」減算する。その後、「1」減算したあとのカウント値が「0」であるかを判定し、カウント値が「0」である場合には、時短状態が終了する時短終了条件が成立したので(つまり、時短状態において実行可能な所定回数の可変表示が実行されたので)、時短状態を終了させるために、時短フラグをオフ状態とする。その後、現在の遊技状態に基づいて遊技状態指定コマンドを送信する送信設定を行う。時短フラグがオフ状態である場合、「1」減算したあとのカウント値が「0」でない場合、または、遊技状態指定コマンド送信設定後には、特図プロセスフラグの値を「0」に更新する等して特別図柄停止処理を終了する。

0090

大当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される。この大当り開放前処理では、例えば、遊技制御プロセスタイマのタイマ値を1減算する。減算後のタイマ値が「0」でない場合には、ファンファーレ待ち時間がまだ経過していないことになるので、大当り開放前処理は終了する。減算後のタイマ値が「0」である場合には、ファンファーレ待ち時間が経過し、ラウンド遊技の開始タイミングになったことになる。この場合には、大当り遊技状態においてラウンド遊技の実行を開始して大入賞口を開放状態とする処理(例えば、ソレノイド駆動信号を大入賞口扉用のソレノイド82に伝送する処理)、大入賞口を開放状態とする期間の上限(ここでは29秒)に対応するタイマ値を遊技制御プロセスタイマに設定する処理等が実行される。大入賞口を開放状態とする処理等が実行されたときには、特図プロセスフラグの値が“5”に更新される。タイマ割込みの発生毎にS114が繰り返し行われることによって、ラウンド遊技の開始タイミングまでの待機及び大入賞口の開放等が実現される。

0091

大当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実行される。この大当り開放中処理には、遊技制御プロセスタイマのタイマ値を1減算する処理や、1減算したあとのタイマ値や、1回のラウンド遊技においてカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数(スイッチ処理でカウントスイッチ23がオン状態と判定される毎に1カウントするカウンタ(RAM102に設けられる)等によってカウントされればよい)等に基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態(または一部開放状態であってもよい)に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理等が含まれる。

0092

1減算したあとのタイマ値が0になった、または、検出された遊技球の個数(前記カウンタのカウント値)が所定個数(例えば9個)に達したと判定したときには、大入賞口を閉鎖するタイミングになったので、大入賞口を閉鎖状態に戻す処理(例えば、ソレノイド駆動信号を大入賞口扉用のソレノイド82に伝送することを停止してソレノイド82をオフとする処理)や、大入賞口の閉鎖期間(ラウンド遊技のインターバル期間であり、予め設定されている期間)に対応するタイマ値を遊技制御プロセスタイマに設定する処理や、ラウンド数カウンタのカウント値を1減じる処理等が実行される。1減算したあとのタイマ値が0になってもなく、検出された遊技球の個数も所定個数に達していない場合には、大入賞口の開放状態に維持する処理(例えば、ソレノイド駆動信号の供給を継続する処理)等を行って、大当り開放中処理を終了する。大入賞口を閉鎖状態に戻したときには、特図プロセスフラグの値が“6”に更新される。タイマ割込みの発生毎に大当り開放中処理が繰り返し行われることによって、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングまで大入賞口の開放状態が維持されることになる。

0093

大当り開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実行される。この大当り開放後処理では、ラウンド数カウンタのカウント値が「0」になったか否かを判定する処理や、「0」になっていない場合に遊技制御プロセスタイマのタイマ値を1減じる処理等が行われる。

0094

ラウンド数カウンタのカウント値が「0」であると判定された場合には、ラウンド遊技が上限回数に達したことになるので、遊技制御プロセスタイマにエンディング待ち時間(大当り遊技状態のおけるエンディングの開始から終了するまでの待ち時間であり、予め定められた時間である)に対応したタイマ値を遊技制御プロセスタイマに設定する。また、当り終了指定コマンドを送信する設定を行い、特図プロセスフラグを“7”に更新する処理等も行う。

0095

遊技制御プロセスタイマのタイマ値を1減じる処理を行った場合には、1減じたあとのタイマ値が0であるかを判定し、0でない場合には、ラウンド遊技の開始タイミングでないので、閉鎖状態が維持され、大当り開放後処理は終了する。0である場合には、ラウンド遊技の開始タイミングになったので、大入賞口を開放状態とする処理、大入賞口を開放状態とする期間の上限(ここでは、29秒)に対応するタイマ値を遊技制御プロセスタイマに設定する処理等が実行される。大入賞口を開放状態とする処理等が実行されたときには、特図プロセスフラグの値が“5”に更新される。

0096

タイマ割込みの発生ごとに大当り開放前処理で大入賞口が開放されてから大当り開放中処理、大当り開放後処理が繰り返し実行されることによって、各ラウンド遊技が実現される。

0097

大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行される。大当り終了処理では、遊技制御プロセスタイマのタイマ値を1減じる処理等が行われる。1減じたタイマ値が0になっていない場合には、エンディングが終了していないので、そのまま大当り終了処理を終了する。1減じたタイマ値が0になった場合には、エンディングが終了するので、大当り種別バッファに格納された大当り種別(大当り種別バッファ設定値)に応じて、時短フラグ、時短回数カウンタ、確変フラグ等の状態を設定する。

0098

例えば、大当り種別が「確変」であれば、時短フラグ及び確変フラグをオン状態とするとともに、RAM102の所定領域に設けられた時短回数カウンタにカウント初期値として「100」を設定する。大当り種別が「非確変」であれば、時短フラグのみをオン状態とするとともに、時短回数カウンタにカウント初期値として「100」を設定する。大当り終了処理では、このような設定のあと、設定に応じた遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドを送信する送信設定を行い、遊技制御プロセスタイマや、大当り種別バッファ設定値等の各種データ(次の可変表示に持ち越したくないもの)を適宜リセットして特図プロセスフラグの値を“0”に更新する。

0099

次に、演出制御基板12における主な動作を説明する。演出制御基板12では、電源基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、図11に示す演出制御メイン処理を実行する。演出制御メイン処理を開始すると、図11に示すように、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理(S71)を実行して、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。その後、RAM122の演出制御フラグ設定部に設けられたタイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定を行う(S72)。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。このとき、タイマ割込みフラグがオフであれば、待機する(S72;No)。尚、初期化処理(S71)においては、前述したように、設定切替スイッチ300による第1音量段階や第1光量段階が初期設定(初期音量や初期光量)として設定される。

0100

タイマ割込みフラグがオンである場合には(S72;Yes)、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(S73)、コマンド解析処理(S74)を実行する。コマンド解析処理では、例えば、主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッファ(RAM122に設けられる)に格納されている各種の制御コマンドを読み出した後に、その読み出された制御コマンドに対応した設定や制御等が行われる。

0101

コマンド解析処理を実行した後には、演出制御プロセス処理を実行する(S75)。演出制御プロセス処理では、例えば演出表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作、スピーカ8L,8Rからの音声出力動作、遊技効果LED9及び装飾用LEDといった発光体における点灯動作等といった各種の演出装置を用いた演出動作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決定、設定等が行われる。演出制御プロセス処理に続いて、演出用乱数更新処理(S76)が実行され、演出制御に用いる各種の乱数値として、RAM122のランダムカウンタによってカウントされる演出用乱数を示す数値データを、ソフトウェアにより更新する。S76のあとには、遊技者の操作に基づいて、音量調整光量調整や予告演出の実行頻度の設定をするための演出設定処理(S77)、可変表示の非実行時に非変動時演出としての非変動時BGM(バックグラウンドミュージック)の出力や演出表示装置5におけるデモンストレーション表示(デモ画面表示)を行うための非変動時演出処理(S78)、音量・光量設定画面(図27参照)を表示せずにスピーカ8L,8Rから出力される音声の音量を変更するための音量変更処理(S79)を実行し、S72の処理に進む。

0102

尚、各受信フラグや、各格納領域は、RAM122に設けられる。また、受信フラグをセットとは、オン状態にすることである。尚、受信フラグや格納領域に格納されるコマンド等は、適宜のタイミングで適宜クリアされてもよい(例えば、一度受信フラグによってコマンドの受信が確認された場合であって、再度の確認が後の処理にて無い場合等に適宜クリアする)。

0103

演出制御用CPU120は、遊技状態指定コマンドを受信しているときには、受信した遊技状態指定コマンドの内容に基づいて、高確フラグ及び高ベースフラグのオン状態・オフ状態を切り替える。高確フラグは、例えば、RAM122の演出制御フラグ設定部に設けられ、確変状態になったことに対応してオン状態になるものであり、主基板11側の確変フラグのオン状態・オフ状態の切り替えに対応して、オン状態・オフ状態が切り替わる。高ベースフラグも、RAM122の演出制御フラグ設定部に設けられ、時短状態になったことに対応してオン状態になるものであり、主基板11側の時短フラグのオン状態・オフ状態の切り替えに対応して、オン状態・オフ状態が切り替わる。例えば、演出制御用CPU120は、遊技状態指定コマンドが高確高ベース状態を指定するものである場合(例えば、確変フラグ及び時短フラグがオン状態であることを指定する場合)、高確フラグ及び高ベースフラグの両者をオン状態にする(すでにオン状態である場合には、オン状態を維持する。以下、両フラグについてのオン状態、オフ状態について同じ)。遊技状態指定コマンドが高確低ベース状態を指定するものである場合(例えば、確変フラグがオン状態で時短フラグがオフ状態であることを指定する場合)、高確フラグをオン状態とし、高ベースフラグをオフ状態にする。遊技状態指定コマンドが低確低ベース状態(通常状態)を指定するものである場合(例えば、確変フラグ及び時短フラグがオフ状態であることを指定する場合)、高確フラグ及び高ベースフラグをともにオフ状態にする。

0104

また、デモ表示可能コマンドを主基板11から受信した場合には、デモ表示可能コマンド受信フラグがセットされることで、デモ表示可能コマンドを受信したことを演出制御用CPU120が特定できるようになっている。

0105

図12は、演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU120は、RAM122の演出制御フラグ設定部に設けられた演出プロセスフラグの値(最初は“0”である)に応じて、以下のようなS170〜S175の処理のいずれかを選択して実行する。

0106

図12に示すS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板11からの第1変動開始指定コマンドあるいは第2変動開始指定コマンド等を受信したか否か(例えば、各受信フラグがオン状態になっているか否か)に基づき、演出表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理等を含んでいる。第1変動開始指定コマンドあるいは第2変動開始指定コマンド等を受信し、演出表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始すると判定した場合には、演出プロセスフラグの値が“1”に更新される。それ以外の場合には、演出プロセスフラグの値の更新を行わずに可変表示開始待ち処理を終了する。

0107

図12に示すS171の可変表示開始設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。図13は、可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば主基板11から伝送された表示結果指定コマンド(表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンド)等に基づいて、特図表示結果が「ハズレ」となるか否かを判定する(S521)。特図表示結果が「ハズレ」のときには(S521;Yes)、例えば主基板11から伝送された変動パターン指定コマンド(変動パターン指定コマンド格納領域に格納されているコマンド)により指定された変動パターンが、飾り図柄の可変表示態様をリーチ態様としない「非リーチ」の場合に対応した非リーチ変動パターン(PA1−1、PA1−2)であるか否かを判定する(S522)。

0108

S522にて非リーチ変動パターンであると判定された場合には(S522;Yes)、非リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(S523)。S523の処理では、まず、乱数回路124またはRAM122の所定領域に設けられた演出用ランダムカウンタ等により更新される非リーチ組合せの飾り図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された非リーチ組合せの飾り図柄決定テーブルを参照すること等により、確定飾り図柄(非リーチ組合せの飾り図柄)を決定する。

0109

S522にて非リーチ変動パターンではないと判定された場合には(S522;No)、リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(S524)。S524の処理では、まず、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新されるリーチ組合せの飾り図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意されたリーチ組合せの飾り図柄決定テーブルを参照すること等により、確定飾り図柄(リーチ組合せの飾り図柄)を決定する。

0110

S521にて特図表示結果が「ハズレ」ではないと判定されたときには(S521;No)、大当り組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(S525)。S525の処理では、まず、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新される大当り確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出する。続いて、例えば主基板11から伝送された表示結果指定コマンド(表示結果指定コマンド格納領域に格納されているコマンド)によって特定される大当り種別に応じて、ROM121に予め記憶されて用意された大当り確定図柄決定テーブルを参照すること等により、演出表示装置5の表示領域における「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rに揃って停止表示される図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。

0111

S523,S524,S525のあと、演出制御用CPU120は、後述する予告演出決定処理(図14参照)を実施して、当該可変表示において予告演出を実行するか否かを決定する(S529)。

0112

次いで、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドによって指定される変動パターンに対応した演出制御パターン(ROM121に予め記憶されている)を使用パターンとして設定する(S530)。演出制御パターンは、変動パターンに対応して複数種類用意されており、ここでは、変動パターン指定コマンドによって指定される変動パターンに対応した演出制御パターンが選択されて設定される。

0113

S530のあとには、演出制御用CPU120は、例えば変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンに対応して、RAM122の所定領域に設けられた演出制御プロセスタイマの初期値(変動パターンに対応する特図変動時間に応じた初期値)を設定する(S531)。

0114

そして、演出表示装置5における飾り図柄等の変動を開始させるための設定を行う(S533)。このときには、例えばS530にて使用パターンとして決定(設定)された演出制御パターンに含まれる表示制御データに基づいて表示制御部123を制御し、演出表示装置5の表示領域に設けられた「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rにて飾り図柄の変動を開始させればよい。また、S530にて使用パターンとして決定(設定)された演出制御パターンに含まれる音声制御データに基づいて音声制御部13を制御し、スピーカ8L,8RにてBGM(変動中BGM)等の演出音の出力を開始させればよい。その後、演出プロセスフラグの値を可変表示中演出処理に対応した値である“2”に更新してから(S534)、可変表示開始設定処理を終了する。

0115

図14に示す予告演出決定処理について説明する。尚、本実施例では、予告演出決定処理において、演出表示装置5の表示画面にキャラクタが登場するキャラクタ予告演出として、予告演出Aと予告演出Bのみを決定するようにしている。

0116

また、本実施例では、後述する演出実行頻度設定画面(図23参照)を表示中に、遊技者がスティックコントローラ30を操作することにより予告演出の実行頻度(実行割合)を設定できる。遊技者は、予告演出の実行割合が高く、頻繁に予告演出が実行される「高頻度モード」と、通常の頻度で予告演出が実行される「通常頻度モード」と、予告演出の実行割合が低く、あまり予告演出が実行されない「低頻度モード」との3種類の演出実行頻度モードを選択できる。また、予告演出決定処理では、遊技者が選択した演出実行頻度モードに基づいて、高頻度モード用の第1予告演出種別決定用テーブル(図15(A))、通常頻度モード用の第2予告演出種別決定用テーブル(図15(B))、低頻度モード用の第3予告演出種別決定用テーブル(図15(C))のいずれかの予告演出種別決定用テーブルを用いて、予告演出の種別及び予告演出を実行するか否かの決定がなされる。

0117

図14に示すように、本実施例の予告演出決定処理において演出制御用CPU120は、まず、可変表示結果と変動パターンとを特定する(S401)。可変表示結果は、変動開始時において主基板11から送信される表示結果(ハズレ、確変大当り、非確変大当り)を指定するための表示結果指定コマンドを格納するための表示結果指定コマンド格納領域に記憶されている表示結果指定コマンドにより特定することができる。また、変動パターンは、前述したように、変動パターン指定コマンド格納領域に記憶されている変動パターン指定コマンドにて特定できる。尚、本実施例では、予告演出の対象が、大当り(確変大当り、非確変大当り)、スーパーリーチ、ノーマルリーチであるので、具体的には、表示結果が大当り(確変大当り、非確変大当り)であるのか否かを表示結果指定コマンドにより特定し、変動パターンがスーパーリーチであるのか否か、ノーマルリーチであるのか否かを変動パターン指定コマンドにて特定すれば良い。

0118

次いで、演出制御用CPU120は、遊技者の操作により設定された演出実行頻度設定が高頻度モードであるか否かを判定する(S402)。ここで、演出実行頻度設定が高頻度モードでない場合は、S404に進む。一方、演出実行頻度設定が高頻度モードである場合は、S403に進む。

0119

S403において演出制御用CPU120は、予告演出決定用乱数を抽出するとともに、図15(A)に示す第1予告演出種別決定用テーブルを用いて予告演出の実行の有無と、実行する場合の予告演出の種別とを決定する。

0120

尚、本実施例では、予告演出決定用乱数は、1〜100の範囲の乱数とされていて1〜100の範囲のいずれかの値が抽出される。つまり、予告演出決定用乱数の判定値数の1〜100の範囲の100個とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら予告演出決定用乱数の範囲等は適宜に決定すれば良い。また、これら予告演出決定用乱数を生成するための予告演出決定用乱数カウンタがRAM122に設定されており、該予告演出決定用乱数カウンタが乱数更新処理にてタイマ割込毎に更新される。

0121

また、本実施例では、予告演出として、キャラクタAが登場する予告演出Aと、キャラクタBが登場する予告演出Bが実行可能とされている。

0122

高頻度モード用の第1予告演出種別決定用テーブルにおいては、図15(A)に示すように、「予告演出A」、「予告演出B」、「予告演出なし」のそれぞれに対して、可変表示結果が大当りとなる場合、変動パターンがスーパーリーチハズレである場合、変動パターンがノーマルリーチハズレである場合、のそれぞれに異なる判定値が、図15(A)に示す判定値数となるように、割り当てられている。

0123

具体的には、可変表示結果が大当りとなる場合については、「予告演出A」に対して27個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して68個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して5個の判定値が割り当てられている。また、変動パターンがスーパーリーチハズレである場合については、「予告演出A」に対して45個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して45個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して10個の判定値が割り当てられている。また、変動パターンがノーマルリーチハズレである場合については、「予告演出A」に対して60個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して25個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して15個の判定値が割り当てられている。

0124

このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において大当りとなる場合には、スーパーリーチハズレやノーマルリーチハズレとなる場合よりも予告演出が高い割合で実行され易くなるとともに、「予告演出B」が実行され易くなっている。また、スーパーリーチハズレである場合については、「予告演出A」及び「予告演出B」の実行割合が同じであるとともに、「予告演出なし」が決定される割合が、大当りとなる場合よりも高く、スーパーリーチハズレの場合よりも低くなっている。また、ノーマルリーチハズレである場合については、「予告演出なし」が、大当りとなる場合やスーパーリーチハズレの場合よりも決定されやすくなっている。更に、大当りやスーパーリーチハズレやノーマルリーチハズレのいずれの演出種別の場合も、「予告演出なし」の決定割合が低いので、予告演出の実行が決定され易く、予告演出の実行頻度が高くなっている。

0125

図15(A)に示す高頻度モード用の第1予告演出種別決定用テーブルでは、「予告演出なし」に対して小さい判定値が割り当てられているので、予告演出の実行の決定割合が高くなっている。そのため、この高頻度モード用の第1予告演出種別決定用テーブルを用いて予告演出決定処理を行うと、頻繁に予告演出が実行されるようになっている。

0126

S403において演出制御用CPU120は、遊技者の操作により設定された演出実行頻度設定が低頻度モードであるか否かを判定する。ここで、演出実行頻度設定が低頻度モードでない場合は、S406に進む。一方、演出実行頻度設定が低頻度モードである場合は、S405に進む。

0127

S405において演出制御用CPU120は、予告演出決定用乱数を抽出するとともに、図15(C)に示す第3予告演出種別決定用テーブルを用いて予告演出の実行の有無と、実行する場合の予告演出の種別とを決定する。

0128

低頻度モード用の第3予告演出種別決定用テーブルにおいては、図15(C)に示すように、「予告演出A」、「予告演出B」、「予告演出なし」のそれぞれに対して、可変表示結果が大当りとなる場合、変動パターンがスーパーリーチハズレである場合、変動パターンがノーマルリーチハズレである場合、のそれぞれに異なる判定値が、図15(C)に示す判定値数となるように、割り当てられている。

0129

具体的には、可変表示結果が大当りとなる場合については、「予告演出A」に対して20個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して60個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して20個の判定値が割り当てられている。また、変動パターンがスーパーリーチハズレである場合については、「予告演出A」に対して5個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して5個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して90個の判定値が割り当てられている。また、変動パターンがノーマルリーチハズレである場合については、「予告演出A」に対して4個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して1個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して95個の判定値が割り当てられている。

0130

このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において大当りとなる場合には、スーパーリーチハズレやノーマルリーチハズレとなる場合よりも予告演出が高い割合で実行され易くなるとともに、「予告演出B」が実行され易くなっている。また、スーパーリーチハズレである場合については、「予告演出A」及び「予告演出B」の実行割合が同じであるとともに、「予告演出なし」が決定される割合が、大当りとなる場合よりも高く、スーパーリーチハズレの場合よりも低くなっている。また、ノーマルリーチハズレである場合については、「予告演出なし」が、大当りとなる場合やスーパーリーチハズレの場合よりも決定されやすくなっている。更に、スーパーリーチハズレやノーマルリーチハズレとなる場合には、「予告演出なし」が高い割合で決定されるので、予告演出の実行が決定され難く、予告演出の実行頻度が低くなっている。

0131

図15(C)に示す低頻度モード用の第3予告演出種別決定用テーブルでは、「予告演出なし」に対して大きな判定値が割り当てられているので、予告演出の実行の決定割合が低くなっている。そのため、この低頻度モード用の第3予告演出種別決定用テーブルを用いて予告演出決定処理を行うことにより、予告演出の実行頻度が最も低くなる。

0132

S406において演出制御用CPU120は、予告演出決定用乱数を抽出するとともに、図15(B)に示す第2予告演出種別決定用テーブルを用いて予告演出の実行の有無と、実行する場合の予告演出の種別とを決定する。

0133

通常頻度モード用の第2予告演出種別決定用テーブルにおいては、図15(B)に示すように、「予告演出A」、「予告演出B」、「予告演出なし」のそれぞれに対して、可変表示結果が大当りとなる場合、変動パターンがスーパーリーチハズレである場合、変動パターンがノーマルリーチハズレである場合、のそれぞれに異なる判定値が、図15(B)に示す判定値数となるように、割り当てられている。

0134

具体的には、可変表示結果が大当りとなる場合については、「予告演出A」に対して25個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して65個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して10個の判定値が割り当てられている。また、変動パターンがスーパーリーチハズレである場合については、「予告演出A」に対して30個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して30個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して40個の判定値が割り当てられている。また、変動パターンがノーマルリーチハズレである場合については、「予告演出A」に対して40個の判定値が割り当てられ、「予告演出B」に対して10個の判定値が割り当てられ、「予告演出なし」に対して50個の判定値が割り当てられている。

0135

このように判定値が割り当てられていることにより、当該可変表示において大当りとなる場合には、スーパーリーチハズレやノーマルリーチハズレとなる場合よりも予告演出が実行され易くなるとともに、「予告演出B」が実行され易くなっている。また、スーパーリーチハズレである場合については、「予告演出A」及び「予告演出B」の実行割合が同じであるとともに、「予告演出なし」が決定される割合が、大当りとなる場合よりも高く、スーパーリーチハズレの場合よりも低くなっている。また、ノーマルリーチハズレである場合については、「予告演出なし」が、大当りとなる場合やスーパーリーチハズレの場合よりも決定されやすくなっている。

0136

図15(B)に示す通常頻度モード用の第2予告演出種別決定用テーブルでは、「予告演出なし」に対して割り当てられている判定値が、第1予告演出種別決定用テーブルの「予告演出なし」の判定値と第3予告演出種別決定用テーブルの「予告演出なし」の判定値との中間の数値となっているので、通常の頻度で予告演出が実行されるようになっている。尚、この通常の頻度とは、パチンコ遊技機1が製造工場から出荷される時点の初期設定状態であって、パチンコ遊技機1の電源投入時の初期設定状態であるときの頻度である。

0137

このように各予告演出種別決定用テーブルが設定されていることにより、当該可変表示において大当りとなる場合には、スーパーリーチハズレ及びノーマルリーチハズレとなる場合に比較して、「予告演出B」が決定され易くなるように設定されているとともに、スーパーリーチハズレである場合については、その他のノーマルリーチハズレである場合よりも、「予告演出A」が決定され易くなるように設定されている。一方、当該可変表示においてノーマルリーチハズレとなる場合には、当該可変表示において大当りとなる場合やスーパーリーチハズレとなる場合よりも「予告演出なし」が決定され易くなるように設定されている。

0138

このように設定されていることにより、予告演出が実行されないときよりも、予告演出が実行されるときの方が、大当り期待度が高くなっている。更に、予告演出においては、予告演出Aが実行されるときよりも、予告演出Bが実行されるときの方が、大当り期待度が高くなっている。

0139

尚、本実施例では、図15(B)に示す第2予告演出種別決定用テーブル及び図15(C)に示す第3予告演出種別決定用テーブルでは、図15(A)に示す第1予告演出種別決定用テーブルと比較して、可変表示結果が大当りとなる場合の予告演出の実行の決定割合が低くなっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2予告演出種別決定用テーブル及び第3予告演出種別決定用テーブルにおいて、可変表示結果が大当りとなる場合に、予告演出の実行の決定割合が高くなっても良い。可変表示結果が大当りとなる場合、変動パターンがスーパーリーチハズレである場合、及び変動パターンがノーマルリーチハズレである場合の全体的な予告演出の実行の決定割合が低くなっても、予告演出の実行が実行された場合は、可変表示結果が大当りとなる割合が高くなることが望ましい。

0140

尚、各予告演出の大当り期待度(信頼度)とは、各予告演出が実行されて大当りとなる確率を、各予告演出が実行されて大当りとなる確率と各予告演出が実行されてハズレとなる確率の和で除算した数値である。

0141

図14戻り、S403、S405、S406のいずれかにて予告演出の実行の有無と種別を決定した後には、演出制御用CPU120はS407に進んで、いずれかの予告演出の実行を決定したか否か、つまり「予告演出A」、「予告演出B」のいずれかを決定したか否かを判定する。ここで、「予告演出A」、「予告演出B」のいずれの予告演出も決定していない場合、つまり、「予告演出なし」を決定した場合には、当該予告演出決定処理を終了する。一方、「予告演出A」、「予告演出B」のいずれかを決定した場合には、S408に進んで、決定した予告演出の種別をRAM122の所定領域に記憶する。そして、S409に進んで、予告演出実行決定フラグをセットした後、当該予告演出決定処理を終了する。

0142

S172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば演出制御プロセスタイマのタイマ値に基づいて、変動パターンに対応した可変表示時間(特図変動時間)が経過したか否かを判定する。この可変表示時間(特図変動時間)が経過したか否かを判定する処理では、演出制御プロセスタイマのタイマ値を1減じ、1減じたタイマ値と同じ値となるプロセスタイマ判定値に対応付けられたデータが終了コードであるか否かを判定することによって、特図変動時間が経過したかを判定する。

0143

終了コードでない場合、つまり、特図変動時間が経過していない場合、演出制御用CPU120は、現在がリーチ演出を実行するためのリーチ演出実行期間であるか否かを判定する。当該期間は、使用パターンとなっている演出制御パターンにおいて、予め定められていればよい。演出制御プロセスタイマのタイマ値と同じ値のプロセスタイマ判定値に対応したデータ(演出制御パターンに含まれるデータ)がリーチ演出実行期間であることを表している等して、リーチ演出実行期間であると判定したときには、リーチ演出を実行する演出動作制御を行う。

0144

例えば、演出制御用CPU120は、使用パターンとして選択された演出制御パターンに含まれるデータのうちの、演出制御プロセスタイマのタイマ値と同じ値となるプロセスタイマ判定値に対応付けられた、リーチ演出を実行するための演出制御実行データ(表示制御データ、音声制御データ、LED制御データ等)に基づいて、表示制御部123を制御して演出画像を演出表示装置5に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(音声信号)の出力によりスピーカ8L,8Rから音声を出力させること、LED制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果LED9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった演出動作制御を行う。

0145

このように、タイマ割込み毎に演出制御実行データに基づいて表示制御部123を制御して演出画像を演出表示装置5に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(音声信号)の出力によりスピーカ8L,8Rから音声を出力させること、LED制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果LED9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった演出動作制御が繰り返し実行されることで、リーチ演出や飾り図柄の可変表示等の演出が実現する。

0146

また、本実施例では、前述した予告演出決定処理(図14参照)において予告演出の実行が決定されている場合、つまり、予告演出実行決定フラグがセットされている場合には、予告演出の演出動作制御が実行される。尚、予告演出が開始されると予告演出実行決定フラグはクリアされる。そして、可変表示中演出処理を終了する。

0147

一方、1減じたタイマ値に対応するデータが終了コードであり、特図変動時間が飾り図柄の可変表示(特図ゲームでもある)の開始から経過した場合には、主基板11から伝送される図柄確定指定コマンドの受信があったか否か(図柄確定指定コマンド受信フラグがオン状態であるか否か)を判定する。このとき、図柄確定指定コマンド受信フラグがオフで図柄確定指定コマンドの受信がなければ、可変表示中演出処理を終了して待機する。尚、可変表示時間が経過した後、図柄確定指定コマンドを受信することなく所定時間が経過した場合には、図柄確定指定コマンドを正常に受信できなかったことに対応して、所定のエラー処理が実行されるようにしてもよい。

0148

また、図柄確定指定コマンドの受信があったか否の判定により、図柄確定指定コマンドの受信があった場合には、例えば表示制御部123のVDP等に対して所定の表示制御指令を伝送することといった、飾り図柄の可変表示において可変表示結果となる最終停止図柄(確定飾り図柄)(S171で決定した組合せの確定飾り図柄)を導出表示させる制御を行う。このときには、当り開始指定コマンド受信待ち時間に対応するタイマ値を演出制御プロセスタイマ等に設定する。そして、演出プロセスフラグの値を特図当り待ち処理に対応した値である“3”に更新し、可変表示中演出処理を終了する。

0149

S173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、例えば、当り開始指定コマンドの受信があったか否かを判定する。そして、当り開始指定コマンドの受信があったと判定した場合には、大当り遊技状態時に対応した演出を実行するための演出制御パターンを使用パターンとして選択し、更に使用パターンとして選択した演出制御パターンの実行時間に応じたタイマ初期値を演出制御プロセスタイマに設定する。その後、演出プロセスフラグの値を“4”に更新する。

0150

当り開始指定コマンドの受信がないと判定した場合には、演出制御プロセスタイマのタイマ値を1減算し、1減算したタイマ値が0でない場合には、特図当り待ち処理を終了する。一方で、1減算したタイマ値が0である場合(当り開始指定コマンド受信待ち時間が経過したとき)には、特図ゲームにおける特図表示結果が「ハズレ」であったと判断して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する(このときには、各受信フラグや、各格納領域に格納されたデータ等(次の可変表示に持ち越したくないもの)は、適宜リセットされる)。

0151

S174の当り中処理は、演出プロセスフラグの値が“4”のときに実行される処理である。この当り中処理において、演出制御用CPU120は、演出制御プロセスタイマのタイマ値を1減じ、使用パターンとして選択された演出制御パターンに含まれるデータのうちの、1減じたあとのタイマ値と同じ値となるプロセスタイマ判定値に対応付けられた、演出制御実行データ(表示制御データ、音声制御データ、LED制御データ等)に基づいて、表示制御部123を制御して演出画像を演出表示装置5に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(音声信号)の出力によりスピーカ8L,8Rから音声を出力させること、LED制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果LED9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった演出動作制御を行う。タイマ割込み毎にS174が繰り返し実行されることで、大当り遊技状態に対応した演出(例えば、ファンファーレを含み、エンディングを除く演出)が実行される。当り中処理では、更に、当り終了指定コマンドを受信したかを判定し、当り終了指定コマンドを受信していない場合、各ラウンド遊技が全て終了していないので、演出制御プロセスフラグの値を更新せずに当り中処理を終了する。また、当り終了指定コマンドを受信した場合には、各ラウンド遊技が全て終了したことになるので、エンディング演出の実行を開始するため、演出制御プロセスフラグの値をS175に対応した値である“5”に更新する。尚、この更新時では、エンディングを実行するための演出制御パターンを使用パターンとして選択し、更に使用パターンとして選択した演出制御パターンの実行時間に応じたタイマ初期値を演出制御プロセスタイマに設定する。

0152

S175のエンディング処理は、演出プロセスフラグの値が“5”のときに実行される処理である。このエンディング処理において、演出制御用CPU120は、演出制御プロセスタイマのタイマ値を1減じ、使用パターンとして選択された演出制御パターンに含まれるデータのうちの、1減じたあとのタイマ値と同じ値となるプロセスタイマ判定値に対応付けられた、演出制御実行データ(表示制御データ、音声制御データ、LED制御データ等)に基づいて、表示制御部123を制御して演出画像を演出表示装置5に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(音声信号)の出力によりスピーカ8L,8Rから音声を出力させること、LED制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果LED9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった演出動作制御を行う。タイマ割込み毎にS175が繰り返し実行されることで、エンディングの演出が実行される。1減じたあとのタイマ値が「0」であったり、1減じたあとのタイマ値と同じ値となるプロセスタイマ判定値に対応付けられたデータが終了コードであったりする場合には、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する(このときには、各受信フラグや、各格納領域に格納されたデータ等(次の可変表示に持ち越したくないもの)は、適宜リセットされる)。

0153

次に演出設定処理について説明する。図16及び図17は、S77の演出設定処理の一例を示すフローチャートである。演出設定処理は、音量(スピーカ8L,8Rから実際に出力される音声の音量、以下、単に「音量」として説明する)の設定や、光量(遊技効果LED9や装飾用LED等を実際に点灯させるときの光量、以下、単に「光量」として説明する)の設定や、予告演出の演出実行頻度の設定や、その他メニューの表示等を行うための処理である。図22は、メニュー表示がされた表示画面を示す図である。図23は、予告演出の実行頻度の設定に用いられる演出実行頻度モードを変更するとき(つまり、遊技者による操作によって演出実行頻度モードを変更するとき)に表示される設定画面を示す図である。図24は、演出実行頻度モード報知表示がされた表示画面を示す図である。図25は、リセットモード選択スイッチの状態(チャンネル)と遊技者設定リセット処理で設定されるリセットの態様等との関係例を示す図である。図26は、設定切替スイッチの状態(チャンネル)と演出設定処理で設定される音量、光量等との関係例を示す図である。図27は、音量や光量の設定に用いられる第2音量段階や第2光量段階を変更するとき(つまり、遊技者による操作によって音量や光量を変更するとき)に表示される調整画面を示す図である。

0154

演出設定処理では、デモ画面の表示中にメニュー画面を表示する処理等を行う。図22に示すように、メニュー画面は、「演出実行頻度設定」及び「音量・光量調整」を含む複数の選択項目等からなる。遊技者は所望の選択項目を、スティックコントローラ30等を用いて選択することができる。例えば、メニュー画面において、複数の選択項目のうちの1つが強調表示点滅表示、選択項目の色を変化させる表示等)される。強調表示される選択項目は選択対象となる。遊技者は、スティックコントローラ30等を用いて強調表示される選択項目を切り換え、プッシュボタン31Bの押下によって強調表示される選択項目を選択する。これによって所望の選択項目が選択されたことになる。選択項目が選択されると、その選択項目に応じた画面がメニュー画面から切り替わって新たに表示される。尚本実施例では、後述するように、デモ演出の表示中以外はプッシュボタン31Bを押下操作してもメニュー画面を表示することができない形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示の終了直後や可変表示中等、デモ演出の非表示中であってもプッシュボタン31Bの押下操作によりメニュー画面を表示可能とし、該メニュー画面を経由して音量や光量を変更できるようにしても良い。

0155

「演出実行頻度設定」の選択項目は、遊技者が予告演出の実行頻度の設定に用いられる演出実行頻度モードを設定するときに選択するものでありメニュー画面にて「演出実行頻度設定」の選択項目の選択によって、図23の設定画面(演出実行頻度設定画面)が表示される。図23に示す設定画面では、遊技者が設定し得る演出実行頻度モードとして「高頻度モード」と「通常頻度モード」と「低頻度モード」の3段階の演出実行頻度モードの選択項目がそれぞれ表示されている。尚、演出実行頻度モードの初期設定は「通常頻度モード」となっており、遊技者が未だ設定変更を行っていない場合には、「通常頻度モード」の選択項目が強調表示される。遊技者は、この演出実行頻度設定の画面を表示中に、スティックコントローラ30等を用いた操作によって、演出実行頻度モードを変更できる。

0156

「音量・光量調整」の選択項目は、遊技者が音量や光量を調整するときに選択するものであり、メニュー画面にて「音量・光量調整」の選択項目の選択によって、図27の調整画面(音量・光量調整画面)が表示される。図27に示す調整画面では、遊技者が設定し得る範囲として複数の音量段階(丸で囲まれた「2」〜「14」の13段階)及び複数の光量段階(四角で囲まれた「45%」、「60%」、「75%」、「100%」の4段階)が領域5HH及び領域5HLに表示されている。尚、図27に示す調整画面(音量・光量調整画面)が表示されている状態では、遊技者がスティックコントローラ30を前後方向に傾倒することにより、音量段階の表示領域である領域5HHと光量段階の表示領域である領域5HLとのどちらかが強調表示されるようになっており、詳細は後述するが、該領域が強調されている状態にて遊技者がスティックコントローラ30を左右に傾倒することにより音量や光量を変更可能となっている。尚、遊技者が設定し得る範囲としての音量段階の表示は、音量段階を示す数字に比例して大きく表示されるようになっている。尚、調整画面で表示される光量段階は、設定切替スイッチ300のチャンネルによって異なる(詳しくは後述)。各音量段階(「2」〜「14」)は、それぞれ、音量の設定に用いられる第2音量段階が取り得る段階になっている。各音量段階のうち、強調表示されている音量段階(図27では「10」)が、現在の第2音量段階になる。強調表示される音量段階、つまり第2音量段階は、スティックコントローラ30等を用いた操作によって、変更される。調整画面上の各光量段階(「45%」、「60%」、「75%」、「100%」等)は、それぞれ、光量の設定に用いられる第2光量段階が取り得る段階になっている。各光量段階のうち、強調表示されている光量段階(図27では「75%」)が、現在の第2光量段階になる。強調表示される光量段階、つまり第2光量段階は、スティックコントローラ30等を用いた操作によって、変更される。第2音量段階や第2光量段階が変更されると、変更後の段階と現在の第1音量段階や第1光量段階とに基づいて、音量や光量が設定される。つまり、図27の調整画面における強調表示された音量段階や光量段階を操作によって変更することで、音量や光量が変更される。このように、本実施例では、デモ画面の表示や調整画面の表示が、遊技者による音量や光量(第2音量段階や第2光量段階)の設定のための操作が行える条件(遊技者用の操作を行うための第2条件)になっている。

0157

尚、演出実行頻度モードの数よりも音量段階の数が多いため、音量段階を変更する操作は、演出実行頻度モードを変更する操作よりも手間がかかる。具体的には、音量段階は、遊技者が設定し得る範囲として13段階(例えば、「2」〜「14」の13段階)あり、遊技者が設定し得る範囲が3段階である演出実行頻度モードと比較して、音量段階の設定操作に手間がかかる。例えば、演出実行頻度モードが「通常頻度モード」である場合に、「低頻度モード」にするときには、スティックコントローラ30を1回傾動操作するだけで良いが、音量段階の初期表示が「10」である場合に、「14」の段階に変更するときには、スティックコントローラ30を4回傾動操作しなければならない。また、光量段階についても、遊技者が設定し得る範囲として4段階(例えば、「45%」、「60%」、「75%」、「100%」の4段階)あり、遊技者が設定し得る範囲が3段階である演出実行頻度モードと比較して、光量段階の設定操作に手間がかかる。本実施例では、後述するように、「通常リセットモード」に設定されている場合には、演出実行頻度モードについては、常にリセットされるが、音量段階及び光量段階の設定については、設定内容によりリセットされるときとリセットされないときとがある。

0158

また、本実施例では、音量段階の設定が遊技店による初期設定より低い場合は、低い状態にされた音量段階の設定を遊技店が希望する状態に戻すことができる。また、音量段階の設定が遊技店による初期設定以上の場合は、音量段階の設定を遊技店が希望する状態、またはそれよりも高い状態に維持することができる。このように、音量段階の設定について、リセットされないときがあることで、遊技者が音量段階の再変更を行うことを極力防止できる。尚、光量段階(例えば、4段階)についても、演出実行頻度モード(例えば、3段階)よりも段数が多いため、光量段階を変更する操作は、演出実行頻度モードを変更する操作よりも手間がかかる。

0159

尚、設定切替スイッチ300のチャンネルが「A」〜「F」のときは、遊技者による音量や光量の設定が制限される。つまり、第2音量段階や第2光量段階の設定が制限される。このときには、音量や光量が第1音量段階や第1光量段階のみに基づいて設定される。

0160

音量や光量は、実際に取り得る範囲が予め定められている。具体的には、音量は、「2」〜「22」の21段階(数字が大きい方が音量が大きい)が実際に取り得る範囲であり、光量は、「30%」、「45%」、「60%」、「75%」、「100%」の5段階が実際に取り得る範囲である(図26参照)。本実施例では、これら「2」〜「22」の21段階の各音量に対応する音量データが予め設けられている。本実施例では、遊技者によってスピーカ8L,8Rから出力される音の音量の変更操作が行われることで、該変更後の音量に対応する音量データが音量設定値記憶バッファに格納(更新記憶)されるようになっている。そして、各演出音(非変動BGMや変動中BGM、確認音等)は、音量設定値記憶バッファに格納された音量データに対応する音量にてスピーカ8L,8Rから出力されるようになっている。例えば、設定(音量設定値記憶バッファに格納)された音量データが「2」であれば、該「2」の音量データにもとづく音量にて演出音がスピーカ8L,8Rから出力され、設定(音量設定値記憶バッファに格納)された音量データが前記「2」の音量データよりも大きい「3」の音量データであれば、該「3」の音量データにもとづいて演出音がスピーカ8L,8Rから出力される。また、本実施例における「100%」の光量とは、遊技効果LED9の最大光量を指す数値である。尚、本実施例において設定可能な光量は、遊技効果LED9の最大光量を「100%」とする割合の段階で示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、音量の段階と同じく「2」〜「14」等の絶対値で段階が示されていても良い。

0161

ここで、実際の音量や光量と、第1音量段階等との関係を、図26を参照して説明する。尚、「設定切替スイッチ300」の項目の行は、設定切替スイッチ300のチャンネル(第1音量段階、第2音量段階でもある)を示す(「0」〜「F」)。

0162

「初期表示(音量)」の項目の行は、設定切替スイッチ300のチャンネルの変更があってからまたは電源投入から最初に表示される、調整画面における強調表示される音量段階(第2音量段階)を示す(当該音量段階を初期表示(音量)という)。チャンネルが「0」の場合には初期表示(音量)は「2」になり、チャンネルが「1」の場合には初期表示(音量)は「3」になり、チャンネルが「2」の場合には初期表示(音量)は「4」になり、チャンネルが「3」の場合には初期表示(音量)は「6」になり、チャンネルが「4」の場合には初期表示(音量)は「8」になり、チャンネルが「5」、「6」、「7」、「8」、「9」の場合には初期表示(音量)は、それぞれ、「10」、「11」、「12」、「13」、「14」になる。チャンネルが「A」〜「F」の場合、第2音量段階の設定が制限されており、図27の調整画面は表示されないので、初期表示が設定されていない。

0163

また、パチンコ遊技機1が製造工場から出荷される時点では、設定切替スイッチ300が特定のチャンネル(例えば「5」)に設定されている。尚、設定切替スイッチ300のチャンネルが工場出荷時に特定のチャンネルに設定され状態で、遊技店側で設定切替スイッチ300のチャンネルの変更が不可能なものであっても良い。その場合には、工場出荷時に設定された特定のチャンネルに対応する初期表示(音量)の値(例えば「10」)が固定的(遊技店側で変更不可能)に設定されているものであっても良い。

0164

「実際の音量範囲」の項目の行は、音量の取り得る範囲を示す。尚、「実際の音量範囲」の項目の行に記載された括弧内の数字は、その音量のときの第2音量段階(強調表示される音量段階)の値である。例えば、「2(2)」であれば、第2音量段階が「2」のときに、音量が「2」になることを示す。図26のように、本実施例では、チャンネルが「0」〜「4」のときには、音量が「2」〜「14」になる。第2音量段階が「2」、「3」、「4」・・・「14」と上がっていくと、音量もそれに対応して「2」、「3」、「4」・・・「14」と上がっていく。つまり、音量と第2音量段階とは値同士が一致している。また、チャンネルが「5」〜「9」のときには、音量が「10」〜「22」になる。第2音量段階が「2」、「3」、「4」・・・「14」と上がっていくと、音量はそれに対応して「10」、「11」、「12」・・・「22」と上がっていく。つまり、音量は、第2音量段階の値に「8」を加えた値になる。本実施例では、このように、設定切替スイッチ300のチャンネルが「0」〜「4」であって、第1音量段階である初期表示「8」以下の段階である場合には、その段階と同一の音量が設定される一方、設定切替スイッチ300のチャンネルが「5」〜「9」であって、第1音量段階である初期表示「10」以上の段階である場合には、その段階に「8」を加えた音量が設定されるようになっており、第1音量段階である初期表示に応じて、実際の音量の取り得る範囲が異なっている。よって、後述する音量・光量調整画面において同一の段階である、例えば、図26に例示する「10」を選択したとしても、第1音量段階である初期表示が「8」以下の段階である場合と、第1音量段階である初期表示が「10」以上の段階である場合とでは、実際に設定される音量としては、異なる音量が設定される。

0165

「実際の音量」の項目の行は、設定される音量を示す。チャンネルが「A」〜「F」の場合、第2音量段階の設定が制限されており、音量は変更されないので、当該音量は固定になっている。チャンネルが「A」の場合には音量は「2」になり、チャンネルが「B」の場合には音量は「4」になり、チャンネルが「C」の場合には音量は「7」になり、チャンネルが「D」、「E」、「F」の場合にはそれぞれ音量は「10」、「15」、「22」になる。

0166

「初期表示(光量)」の項目の行は、電源投入から最初に表示される調整画面における強調表示される光量段階(第2光量段階)を示す(当該光量段階を初期表示(光量)という)。例えば、遊技者が未だ光量を設定していない状態において後述する図16の演出設定処理のS711にて強調表示される光量段階を示す。チャンネルが「0」及び「1」の場合には初期表示(光量)は「30%」になり、チャンネルが「2」及び「3」の場合には初期表示(光量)は「45%」になる(調整画面に表示される光量段階は、「30%」、「45%」、「60%」、「75%」の4段階)。チャンネルが「4」及び「5」の場合には初期表示(光量)は「60%」になり、チャンネルが「6」及び「7」の場合には初期表示(光量)は「75%」になり、チャンネルが「8」及び「9」の場合には初期表示(光量)は「100%」になる(調整画面に表示される光量段階は、「45%」、「60%」、「75%」、「100%」の4段階)。チャンネルが「A」〜「F」の場合、第2光量段階の設定が制限されており、図27の調整画面は表示されないので、初期表示が設定されていない。

0167

また、パチンコ遊技機1が製造工場から出荷される時点では、上記したように、設定切替スイッチ300が特定のチャンネル(例えば「5」)に設定されているが、設定切替スイッチ300のチャンネルが工場出荷時に特定のチャンネルに設定され状態で、遊技店側で設定切替スイッチ300のチャンネルの変更が不可能なものであっても良く、この場合にあっては、工場出荷時に設定された特定のチャンネルに対応する初期表示(光量)の値(例えば「60%」)が固定的(遊技店側で変更不可能)に設定されているものとしても良い。

0168

「実際の光量範囲」の項目の行は、光量の取り得る範囲を示す。音量とは異なり、光量は、強調表示される光量段階(第2光量段階)と同じ値になる(音量の場合は、値が異なる場合がある)。図26のように、本実施例では、チャンネルが「0」〜「3」のときには、光量は「30%」、「45%」、「60%」、「75%」のいずれかになる。チャンネルが「4」〜「9」のときには、光量は「45%」、「60%」、「75%」、「100%」のいずれかになる。

0169

「実際の光量」の項目の行は、設定される光量を示す。チャンネルが「A」〜「F」の場合、第2光量段階の設定が制限されており、光量は変更されないので、当該光量は固定になっている。チャンネルが「A」及び「B」の場合には光量は「30%」になり、チャンネルが「C」及び「D」の場合には光量は「75%」になり、チャンネルが「E」及び「F」の場合には初期表示(光量)は「100%」になる。

0170

電源投入時における初期音量及び初期光量は、例えば、電源投入時(初期化処理の実行時)における設定切替スイッチ300のチャンネルに応じて予め定められていればよい。例えば、演出制御用CPU120は、S71の初期化処理において、設定切替スイッチ300のチャンネルを読み取って、読み取ったチャンネルの段階(「0」〜「F」)に対応した段階(「0」〜「F」であり、前述のようにチャンネルに一対一で対応している)を第1音量段階及び第1光量段階として設定し(例えば、RAM122の所定領域に格納し)、設定した第1音量段階及び第1光量段階に基づいて音量及び光量を初期音量及び初期光量として設定すればよい(例えば、RAM122の所定領域に格納する)。第1音量段階及び第1光量段階と初期音量及び初期光量との関係は、予め定められていればよい。当該関係は、例えば、図25に示す、「A」〜「F」と音量及び光量の関係、及び、「0」〜「9」と初期表示の第2音量段階及び第2光量段階での音量及び光量との関係等であればよい。このような設定が行われると、これ以降において、この設定された初期音量や初期光量で演出(例えば、音声信号や電飾信号は、この設定された音量や光量をも指定する)等が実行される。

0171

図16及び図17の演出設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、非変動BGMの出力中または図27に示す音量・光量設定画面の表示中であるか否かを判定する(S701)。尚、本実施例における非変動BGMは、可変表示の終了後に次の可変表示が開始されない場合(つまり、保留記憶が存在しない場合)に、始動入賞が発生して次の可変表示が開始されるまで何ら演出が実行されないことを防ぐためにスピーカ8L,8Rから出力される。非変動BGMの出力中または音量・光量設定画面の表示中である場合はS702に進み、非変動BGMの出力中ではなく、且つ音量・光量設定画面の表示中ではない場合は演出設定処理を終了する。

0172

S702において、演出制御用CPU120は、演出表示装置5において図23に示す演出実行頻度設定画面の表示中または図27に示す音量光量調整画面の表示中であるか否かを判定する。演出実行頻度設定画面の表示中また音量光量調整画面の表示中である場合はS720に進み、演出実行頻度設定画面の表示中ではなく、且つ音量光量調整画面の表示中ではない場合は、S703に進む。

0173

S703において、まず、演出制御用CPU120は、演出表示装置5において図22に示すメニュー画面の表示中であるか否かを判定する。メニュー画面の表示中でない場合はS705に進み、演出表示装置5においてメニュー画面の表示中である場合はS708に進む。S705において、演出制御用CPU120は、メニュー呼出操作として、プッシュボタン31Bが押下操作されたか否かを判定する。メニュー呼出操作が有る場合は、表示制御部123を制御し、演出表示装置5において前述したメニュー画面の表示を開始する(S706)。尚、メニュー画面の表示やメニュー画面から切り替わる各種画面(例えば、図27の音量・光量の調整画面)の表示は、飾り図柄の可変表示の開始等によって終了する。S706の実行後は、演出設定処理を終了する。また、メニュー呼出操作が無い場合は、S706を実行せずに演出設定処理を終了する。尚、本実施例では、メニュー呼出操作を可変表示の非実行時におけるプッシュボタン31Bの押下操作とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メニュー呼出操作は、可変表示の非実行時におけるスティックコントローラ30の傾倒操作や音量調整ボタン41,42の押下操作であっても良い。メニュー呼出操作を音量調整ボタン41,42の押下操作とする場合は、音量調整ボタン41,42の少なくとも一方を押下操作することで演出表示装置5にメニュー画面が表示されるようにし、該メニュー画面の表示後は、引き続き音量調整ボタン41,42の押下操作により音量や光量、演出実行頻度を変更出来るようにしても良いし、スティックコントローラ30やプッシュボタン31Bの操作により音量や光量、演出実行頻度を変更できるようにしても良い。

0174

S708において演出制御用CPU120は、メニュー画面において「演出実行頻度設定」の選択項目を選択した状態で、決定操作(プッシュボタン31Bの押下)が有るか否かを判定する。メニュー画面において「演出実行頻度設定」の選択項目を選択した状態で、決定操作(プッシュボタン31Bの押下)が有る場合は(S708;Yes)、S709に進む。一方、メニュー画面において「演出実行頻度設定」の選択項目を選択した状態における決定操作(プッシュボタン31Bの押下)が無い場合は(S708;No)、S710に進む。

0175

S709において、演出制御用CPU120は、表示制御部123を制御して、演出表示装置5において図22に示す演出実行頻度設定画面の表示を開始し、演出設定処理を終了する(S709)。尚、遊技者が未だ演出実行頻度(演出実行頻度モード)の設定変更していない場合には、初期設定である「通常頻度モード」の選択項目が強調表示される。また、遊技者が既に演出実行頻度の設定変更した後であって、変更した設定が未だ初期設定にリセットされていない場合には、現在の設定中の演出実行頻度に対応する選択項目が強調表示される。また、遊技者が既に演出実行頻度の設定変更した後であっても、演出実行頻度の設定画面の表示を開始するときには、変更された設定を初期設定にリセットするようにすることで、演出実行頻度設定画面を表示するときには、常に、初期設定である「通常頻度モード」の選択項目を表示するようにしても良い。

0176

また、S710において、演出制御用CPU120は、メニュー画面において「音量・光量調整」の選択項目を選択した状態で、決定操作(プッシュボタン31Bの押下)が有るか否かを判定する。メニュー画面において「音量・光量調整」の選択項目を選択した状態で、決定操作(プッシュボタン31Bの押下)が有る場合は(S710;Yes)、S711に進み、メニュー画面において「音量・光量調整」の選択項目を選択した状態で、決定操作(プッシュボタン31Bの押下)が無い場合は(S710;No)、S713aに進む。

0177

S711において演出制御用CPU120は、表示制御部123を制御して、演出表示装置5において、設定切替スイッチ300のチャンネルに応じた初期表示(音量)及び初期表示(光量)、または、遊技者により変更されたその時点の音量及び光量の段階を強調表示する調整画面(図27のような調整画面)の表示を開始する制御を行い、演出設定処理を終了する。

0178

つまり、音量及び光量が遊技者により変更されていない場合、或いは、音量及び光量が遊技者により変更されたが、変更した設定が初期設定にリセットされた場合には、初期表示(音量)及び初期表示(光量)の調整画面が表示される一方、音量及び光量が遊技者により変更され、該変更された音量及び光量が初期設定に未だリセットされていない場合には、その時点において設定されている、変更された音量及び光量の調整画面が表示される。

0179

尚、初期表示(音量)及び初期表示(光量)を表示する調整画面の場合におけるチャンネルと初期表示との関係は、図26に示す関係である(例えば、図26に示すような関係のテーブルをROM121に用意して参照する等して初期表示の表示を行う)。例えば、設定切替スイッチ300のチャンネルが「0」であれば、初期表示(音量)を「2」、初期表示(光量)を「30%」とした音量段階及び光量段階を含む調整画面を表示する。例えば、設定切替スイッチ300のチャンネルが「5」であれば、初期表示(音量)を「10」、初期表示(光量)を「60%」とした調整画面を表示する。例えば、設定切替スイッチ300のチャンネルが「9」であれば、初期表示(音量)を「14」、初期表示(光量)を「100%」とした音量段階及び光量段階を含む調整画面を表示する。

0180

そしてS713に進んで、その時点において設定されている音量にて、所定の確認音(例えば、チャイム音)を、スピーカ8L,8Rから音声制御基板13に出力させるための設定を行う確認音出力設定処理を実行した後、演出設定処理を終了する。具体的に、確認音出力設定処理においては、例えば、その時点において設定されている音量の指定を含む信号であって、確認音に対応する音声信号を音声制御基板13に対して出力する処理等から構成される。尚、確認音は、音声制御基板13により予め定められた確認音期間において出力され、確認音期間が経過したときに音声制御基板13により出力が終了される。

0181

このように、本実施例では、図27において画面の遷移状況を示すように、メニュー画面において「音量・光量調整」の選択項目を選択した状態で、決定操作(プッシュボタン31Bの押下)を遊技者から受付けたことに応じて図27に示す音量・光量調整画面を表示し、該音量・光量調整画面を表示する際に、その時点において設定されている音量(初期音量を含む)、つまり、設定画面における変更操作により変更される前の設定音量による確認音が出力されるようになっている。

0182

S713aにおいて、演出制御用CPU120は、メニュー画面において選択操作(スティックコントローラ30の左右方向への傾動)が有りか否かを判定する。メニュー画面において選択操作が有る場合、演出制御用CPU120は、表示制御部123を制御して、選択操作によって選択された項目(図22に示す「演出実行頻度設定」または「音量・光量調整」の項目)を強調表示する制御を行い、演出設定処理を終了する(S713b)。このように図22に示すメニュー画面において強調表示された項目が選択項目となる。また、メニュー画面において選択操作が無い場合はS714に進む。

0183

S714において、演出制御用CPU120は、メニュー画面において「戻る」の選択項目を選択する選択操作が有りか否かを判定する。メニュー画面において「戻る」の選択項目を選択する選択操作が有る場合は(S714;Yes)、表示制御部123を制御して、メニュー画面の表示を終了するためのメニュー画面表示終了処理を実行して(S715)、演出設定処理を終了する。また、メニュー画面において「戻る」の選択項目を選択する選択操作が無い場合は(S714;No)、S715を実行せずに演出設定処理を終了する。

0184

一方、上記したS702において「Yes」と判定された場合に移行するS720において演出制御用CPU120は、演出表示装置5において演出実行頻度設定画面の表示中であるか否かを判定する。演出表示装置5において演出実行頻度設定画面の表示中である場合は(S720;Yes)、S721に進み、演出表示装置5において演出実行頻度設定画面の表示中でない場合は(S720;No)、S725に進む。

0185

S721において演出制御用CPU120は、演出表示装置5に表示されている演出実行頻度設定画面において、演出実行頻度モードの変更操作が有るか否かを判定する。例えば、図23の設定画面では、スティックコントローラ30の操作棍を左右方向に傾倒操作すると、強調表示される演出実行頻度モードの選択項目が変更されるとともに、該強調表示される選択項目の演出実行頻度モードが設定される。このように、本実施例では、変更操作を簡素化するために、プッシュボタン31Bの押下等の決定操作を行うことなく、演出実行頻度モードの選択項目の選択を変更することにより演出実行頻度モードの設定を変更できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、メニュー画面における操作と同様に、演出実行頻度モードのいずれかの選択項目を選択した状態におけるプッシュボタン31Bの押下によって設定を変更できるようにしても良い。

0186

演出実行頻度モードの変更操作(演出実行頻度モードの選択項目の選択操作)が有る場合は(S721;Yes)、S722に進み、演出実行頻度モードの変更操作(演出実行頻度モードの選択項目の選択操作)が無い場合は(S721;No)、S723に進む。

0187

S722において、演出制御用CPU120は、操作内容に応じて強調表示している演出実行頻度モードの選択項目を変更する表示制御を行うとともに、変更された演出実行頻度モードを記憶した後、演出設定処理を終了する。

0188

尚、変更された演出実行頻度モードが記憶されると、以後の予告演出決定処理(図14)においては、変更された演出実行頻度モードに対応した予告演出種別決定用テーブル(図15)を用いて、予告演出の種別及び予告演出を実行するか否かの決定がなされる。

0189

また、本実施例では、演出表示装置5の表示画面における右上の表示領域に、現在設定中の演出実行頻度モードを報知する報知表示(図24参照)がなされる。遊技者の操作により演出実行頻度モードが変更されると、演出制御用CPU120は、演出実行頻度モードの報知表示を変更する表示制御を行う。

0190

尚、現在設定中の音量段階や光量段階については、調整画面(図27)のみで表示を行い、調整画面を表示しているとき以外の通常(変動中や非変動中を含む)には、現在設定中の音量段階や光量段階については、遊技者に報知を行わない。

0191

本実施例では、「通常頻度モード」が設定中の場合には、演出実行頻度モードの報知表示がなされずに、「高頻度モード」または「低頻度モード」が設定中の場合に、演出実行頻度モードの報知表示がなされる。尚、「通常頻度モード」が設定中の場合であっても、演出実行頻度モードの報知表示がなされるようにしても良い。

0192

本実施例では、図23の演出実行頻度の設定画面が終了し、更に図22のメニュー画面が終了した後であって、デモ画面が表示されたとき、または可変表示が開始されたときから演出実行頻度モードの報知表示を開始する。この演出実行頻度モードの報知表示は、デモ画面表示中、または可変表示中において表示される。尚、演出実行頻度モードの報知表示は、可変表示中にのみ表示されるものであっても良い。また、本実施例では、演出実行頻度の設定画面やメニュー画面が終了した後に、演出実行頻度モードの報知表示が開始されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出実行頻度の設定画面において演出実行頻度モードの設定を変更した時点で、演出実行頻度モードの報知表示が開始されるものであっても良い。

0193

尚、本発明の「遊技が実行されていない非遊技中」とは、可変表示が実行されていないことを指す。また、本発明の「遊技の実行中」とは、可変表示の実行中であることを指すが、本発明の「遊技の実行中」はこれに限定されず、本発明のパチンコ遊技機1であれば、可変表示は実行されていないが遊技者により遊技球が打ち出されている状態等、可変表示中以外のときを「遊技の実行中」に含み、スロットマシンであれば、リプレイが入賞している状態やクレジットベット操作が行われた状態を「遊技の実行中」に含む。

0194

また、本実施例では、「遊技の実行中」を少なくとも可変表示の実行中であることを指す形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、特別図柄表示器4A,4Bを備えないことにより可変表示を実行しないタイプの遊技機にあっては、遊技効果LED9の点灯や点滅、演出表示装置5において演出が表示されている状態を「遊技の実行中」としても良い。

0195

尚、本発明の「初期設定」とは、遊技店側で設定切替スイッチ300のチャンネルの変更されたときの設定であって、パチンコ遊技機1の電源投入時(またはリセット時)の設定のことである。尚、本発明の「初期設定」とは、パチンコ遊技機1が製造工場から出荷される時点の設定であっても良い。

0196

尚、本実施例では、遊技の実行中において、音量段階または光量段階を特定可能に報知していないので、不要な報知がなされずに遊技者が遊技に集中できる。

0197

また、本実施例では、演出表示装置5の表示画面を用いて演出実行頻度モードを特定可能に報知するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出表示装置5以外の報知手段、例えば、演出用のLEDの点灯や点灯色の変更等によって、演出実行頻度モードを特定可能に報知するようにしても良い。

0198

S723において、演出制御用CPU120は、演出実行頻度設定画面において「メニューに戻る」の選択項目を選択する選択操作が有りか否かを判定する。演出実行頻度設定画面において「メニューに戻る」の選択項目を選択する選択操作が有る場合は(S723;Yes)、S724に進み、演出実行頻度設定画面において「メニューに戻る」の選択項目を選択する選択操作が無い場合は(S723;No)、演出設定処理を終了する。

0199

S724において演出制御用CPU120は、表示制御部123を制御して、S705のメニュー呼び出し操作に応じて表示したメニュー画面と同一のメニュー画面の表示を開始する制御を行い、演出設定処理を終了する。

0200

また、S725において、演出制御用CPU120は、演出表示装置5において音量・光量調整画面の表示中であるか否かを判定する。音量・光量調整画面の表示中である場合は(S725;Yes)、S725aに進み、音量・光量調整画面の表示中でない場合は(S725;No)、演出設定処理を終了する。

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