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技術 路面の不具合による車両の交通障害を応急的に解消させる方法

出願人 アップコン株式会社松藤展和
発明者 松藤展和川口宏二丹野光
出願日 2015年8月17日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2015-160620
公開日 2017年2月23日 (4年9ヶ月経過) 公開番号 2017-040044
状態 特許登録済
技術分野 道路の舗装構造 道路の補修
主要キーワード 災害後 工事車両 膨張性樹脂 炭酸ガス発泡 現場施工性 膨張速度 舗装版 土のう
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この項目の情報は公開日時点(2017年2月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

地震などによって発生した路面の不具合による車両の交通障害応急的な解消を、労力と時間をかけずに行うことができる方法を提供すること。

解決手段

車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所で、車両の往来が可能になるように膨張性樹脂膨張させる、および/または、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所に、車両の往来が可能になるように予め膨張させた膨張性樹脂を設置することによる。

概要

背景

地震などの災害後復旧作業は、住民生活の回復などのために急務であるが、即座に行うことができずに遅れを生じることが多い。その原因の一つに、災害によって発生した路面の不具合、例えば、高架橋橋梁トンネル出入り口部などにおける舗装版継ぎ目部分の損傷による段差の発生や、地上道における陥没不陸の発生などが、緊急車両や工事車両などの往来の妨げとなるということがある。こうした場合、路面の不具合をもとの状態に戻すためには時間を要するため、まずは応急的に路面の修復を行って車両の交通障害を解消させることが行われる。この時、路面の修復に用いられるのは、通常、土のうであり、必要個数積み重ねたりして車両の往来を可能にする。しかしながら、土のうは1つ1つがある程度の大きさをもった重たいものであることから、設置する際にも不要になって除去する際にも労力と時間がかかるという欠点がある。

概要

地震などによって発生した路面の不具合による車両の交通障害の応急的な解消を、労力と時間をかけずに行うことができる方法を提供すること。 車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所で、車両の往来が可能になるように膨張性樹脂膨張させる、および/または、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所に、車両の往来が可能になるように予め膨張させた膨張性樹脂を設置することによる。

目的

本発明は、地震などによって発生した路面の不具合による車両の交通障害の応急的な解消を、労力と時間をかけずに行うことができる方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所で、車両の往来が可能になるように膨張性樹脂膨張させる、および/または、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所に、車両の往来が可能になるように予め膨張させた膨張性樹脂を設置することによる、路面の不具合による車両の交通障害を応急的に解消させる方法。

技術分野

0001

本発明は、地震などによって発生した路面の不具合による車両の交通障害応急的に解消させる方法に関する。

背景技術

0002

地震などの災害後復旧作業は、住民生活の回復などのために急務であるが、即座に行うことができずに遅れを生じることが多い。その原因の一つに、災害によって発生した路面の不具合、例えば、高架橋橋梁トンネル出入り口部などにおける舗装版継ぎ目部分の損傷による段差の発生や、地上道における陥没不陸の発生などが、緊急車両や工事車両などの往来の妨げとなるということがある。こうした場合、路面の不具合をもとの状態に戻すためには時間を要するため、まずは応急的に路面の修復を行って車両の交通障害を解消させることが行われる。この時、路面の修復に用いられるのは、通常、土のうであり、必要個数積み重ねたりして車両の往来を可能にする。しかしながら、土のうは1つ1つがある程度の大きさをもった重たいものであることから、設置する際にも不要になって除去する際にも労力と時間がかかるという欠点がある。

発明が解決しようとする課題

0003

そこで本発明は、地震などによって発生した路面の不具合による車両の交通障害の応急的な解消を、労力と時間をかけずに行うことができる方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0004

上記の点に鑑みてなされた本発明の路面の不具合による車両の交通障害を応急的に解消させる方法は、請求項1記載の通り、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所で、車両の往来が可能になるように膨張性樹脂膨張させる、および/または、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所に、車両の往来が可能になるように予め膨張させた膨張性樹脂を設置することによる。

発明の効果

0005

本発明によれば、地震などによって発生した路面の不具合による車両の交通障害の応急的な解消を、膨張性樹脂を利用することで労力と時間をかけずに行うことができる。

図面の簡単な説明

0006

本発明の路面の不具合による車両の交通障害を応急的に解消させる方法の一態様を示す概略図である。
同、その他の態様を示す概略図である。

実施例

0007

本発明の路面の不具合による車両の交通障害を応急的に解消させる方法は、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所で、車両の往来が可能になるように膨張性樹脂を膨張させる、および/または、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所に、車両の往来が可能になるように予め膨張させた膨張性樹脂を設置することによるものである。

0008

本発明において、車両の交通障害となる路面の不具合の具体例としては、高架橋や橋梁、トンネルの出入り口部などにおける舗装版の継ぎ目部分の損傷による段差や、地上道における陥没や不陸などが挙げられる。なお、路面は一般道のものであってもよいし、高速道のものであってもよい。

0009

本発明において利用する膨張性樹脂は、膨張させた後のある程度の期間、具体的には例えば交通障害の応急的な解消のための期間として必要な6か月間、望ましくは1年間、車両の往来に耐えるだけの強度、具体的には例えば500kPa以上の強度を有する硬質のものであればどのようなものであってもよいが、中でも地球温暖化を引き起こすことなく環境に優しいノンフロン系膨張性樹脂が望ましい。ノンフロン系膨張性樹脂としては、フロンガスを発生することなく反応して発泡ウレタンとなる、ポリオールイソシアネートからなる市販のものなどが挙げられる(具体的には日本パフテム株式会社のノンフロンポリオールFF5020−UCと同社のイソシアネートNP−90の組み合わせが例示される)。このようなノンフロン系膨張性樹脂は、ポリオールとイソシアネートを1:0.8〜1.5の重量割合で20℃〜70℃にて混合して用いることで、膨張させた後のある程度の期間、車両の往来に耐えるだけの強度を有するものとなる(強度の上限は限定されるものではないが膨張性樹脂の調製の容易性などに鑑みれば例えば1500kPa程度である)。ノンフロン系膨張性樹脂は、ポリオールとイソシアネートからなるものの他、水とイソシアネートとの反応で炭酸ガス発泡するもの、液化炭酸ガスを利用して発泡させるもの、発泡特性を有する炭化水素系のものなどであってもよい(必要であれば特開2006−144269号公報を参照のこと)。なお、膨張性樹脂を強化補強するための繊維補強材珪砂などの粒状物質などを、必要に応じて膨張性樹脂に添加してもよい。

0010

膨張性樹脂は、車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所に、例えば膨張性樹脂の原料貯留タンク空気圧縮機に連結されたガンを用いて吹き付けて膨張させることで利用することができる。例えば、高架橋や橋梁、トンネルの出入り口部などにおける舗装版の継ぎ目部分の損傷による段差に対しては、膨張させた後の膨張性樹脂が簡易スロープを形成するように膨張性樹脂を吹き付ければよい(図1(ア))。膨張性樹脂は粘着性を持って路面に自己接着するので、硬化後に車両の往来によって膨張させた膨張性樹脂が横ずれを起こしたり破損したりするといったことはない。また、地上道における陥没や不陸などに対しては、凹部が膨張させた膨張性樹脂によって充填されるように膨張性樹脂を吹き付ければよい(図1(イ))。膨張性樹脂の膨張速度硬化速度は非常に速いので、路面の不具合がある箇所に膨張性樹脂を吹き付けるとすぐに膨張性樹脂が膨張を開始して硬化するので、吹き付けから15分〜1時間もすれば車両の往来が可能になる。従って、膨張性樹脂は現場施工性に優れる。なお、膨張させた後の膨張性樹脂に対し、必要に応じて表面の凹凸切り取って平滑にするといった成形を行ってもよい。膨張性樹脂の吹き付けは、1回で行ってもよいし複数回で行ってもよい。

0011

膨張性樹脂は、別の場所で予め膨張させた膨張性樹脂を車両の交通障害となる路面の不具合がある箇所に運び込んで設置することで利用することもできる(図2(ア)および((イ))。この場合、予め膨張させた膨張性樹脂は、路面の不具合の形状に応じた形状に予め成形した上で運び込んで設置してもよいし、路面の不具合の形状に応じた形状に成形することができる形状のものを現場で路面の不具合の形状に応じた形状に成形して設置してもよい。また、路面の不具合がある箇所に、路面の不具合の形状に応じた形状の1個の予め膨張させた膨張性樹脂を設置してもよいし、複数個を全体で路面の不具合の形状に応じた形状になるように積み重ねたりして設置してもよい。予め膨張させた膨張性樹脂が設置箇所で固定されるように、予め膨張させた膨張性樹脂が設置される路面の表面に膨張性樹脂を接着剤のかわりに吹き付けてから予め膨張させた膨張性樹脂を設置したり、設置した予め膨張させた膨張性樹脂と路面の隙間に膨張性樹脂を注入したりしてもよい。いずれにしても、膨張性樹脂は非常に軽量であるので(例えばコンクリートの約1/15でアスファルトの約1/10)、運搬性に優れるという利点や加工成形性に優れるといった利点がある。

0012

なお、路面の不具合がある箇所で膨張させた膨張性樹脂や、路面の不具合がある箇所に設置した予め膨張させた膨張性樹脂が、車両の往来によって経時的に変形や破損などを引き起こした場合には、その修復を行うため、追加で膨張性樹脂を膨張させたり、追加の膨張させた膨張性樹脂を設置したり、全部または一部の膨張性樹脂を取り替えたりしてもよい。

0013

本発明は、地震などによって発生した路面の不具合による車両の交通障害の応急的な解消を、労力と時間をかけずに行うことができる方法を提供することができる点において産業上の利用可能性を有する。

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