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技術 トリガレバーロック機構ならびにこのトリガレバーロック機構を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品

出願人 株式会社三谷バルブ
発明者 鈴木正人
出願日 2015年8月21日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2015-163560
公開日 2017年2月23日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2017-039532
状態 特許登録済
技術分野 内容物取出用特殊手段をもつ容器・包装体 ノズル及び噴霧装置 手動噴霧装置
主要キーワード スライド用孔 直線状孔 外れ位置 製造作業者 非貫通状態 ロック解除モード スライド用溝 係合対象
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

トリガレバーロック機構に関し、ロックモードでの、外観デザインシンプル化・端正化、収容スペースの効率化を図るとともに、またロックモード視認簡単化・確実化を図る。

解決手段

引き回動操作で内容物放出状態となるトリガレバー2の回動中心として作用する後円柱状凸部1eをスライド用孔部2fで受けることで、トリガレバー2をスライド操作可能とした。ロックモードにするには、静止モードのトリガレバー2を前方にスライド操作して、引き回動操作の力を伝えるノズル駆動面2mを、容器本体4の弁に連動するL字状ノズル3に設けられた前円柱状凸部3bとの係合状態から外す。その後、トリガレバー2を回動操作してカラー部材1に引き寄せたコンパクトな「おじぎ」状態にする。このとき放出口3aはトリガレバー2の上方開口部2bの後方内部に位置し、「おじぎ」状態は内向き凸状部2eと対向平板部1dとの係合作用により保持される。

概要

背景

本件出願人は、内容物放出操作に用いられる引き回動タイプのトリガレバーを、そのスライド操作にともない、内容物放出操作可の静止モードと、内容物放出操作不可のロックモードとに設定するトリガレバーロック機構を提案済みである(特許文献1参照)。

このトリガレバーロック機構は、内容物放出用の引き回動操作もっぱらの用途とするトリガレバーにそれ自体のスライド操作機能を併せ持たせる、といった着想に基づくものである。

すなわち、トリガレバー自体のスライド操作機能により、トリガレバーの引き回動操作阻止およびその解除のための操作自体の簡単化を図るとともに、トリガレバーロック機構全体の外観シンプルデザイン化を図れるといった利便性を備えたものである。

概要

トリガレバーロック機構に関し、ロックモードでの、外観デザインのシンプル化・端正化、収容スペースの効率化をるとともに、またロックモード視認の簡単化・確実化をる。引き回動操作で内容物放出状態となるトリガレバー2の回動中心として作用する後円柱状凸部1eをスライド用孔部2fで受けることで、トリガレバー2をスライド操作可能とした。ロックモードにするには、静止モードのトリガレバー2を前方にスライド操作して、引き回動操作の力を伝えるノズル駆動面2mを、容器本体4の弁に連動するL字状ノズル3に設けられた前円柱状凸部3bとの係合状態から外す。その後、トリガレバー2を回動操作してカラー部材1に引き寄せたコンパクトな「おじぎ」状態にする。このとき放出口3aはトリガレバー2の上方開口部2bの後方内部に位置し、「おじぎ」状態は内向き凸状部2eと対向平板部1dとの係合作用により保持される。

目的

本発明は、このようなロックモードにおけるトリガレバーの「おじぎ」設定にともなう構成上の特徴により、
(21)トリガレバーロック機構
全体のロックモードの外観デザインについてのシンプル化,端正化を図り、
(22)ロックモードのトリガレバーロック機構全体の収容スペースの効率化を図り、
(23)利用者などにとっての、トリガレバーロック機構のロックモード視認の簡単化,確実化を図る、
ことなどを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

引き回動操作の対象であるトリガレバー,これが取り付けられた固定タイプカラー部材、および前記引き回動操作で内容物放出状態の作動モードに駆動可能な放出ノズルからなり、前記引き回動操作により前記内容物放出状態へ移行できる静止モードと、前記トリガレバーを、前記内容物放出状態へ移行することなく引き回動操作後の位置に保持するロックモードと、が選択的に設定されるトリガレバーロック機構であって、前記トリガレバーは、前記ロックモードで前記カラー部材に保持される被ロック作用部と、前記静止モードの前記放出ノズルを前記内容物放出状態に駆動するノズル駆動部と、を備え、前記カラー部材は、前記被ロック作用部を前記ロックモードの位置に保持するロック作用部を備え、前記放出ノズルは、前記ノズル駆動部との協働作用により前記作動モードの位置へ駆動される被駆動部を備え、前記ノズル駆動部は、前記ロックモードを設定するための、前記トリガレバーと前記カラー部材との間のスライド操作にともない、前記被駆動部から外れて、前記内容物放出状態へ移行しない形の前記引き回動操作が可能な部分に設定される、駆動要素である、ことを特徴とするトリガレバーロック機構。

請求項2

前記ロックモードは、前記トリガレバーが前記カラー部材に近づく形で回動したトリガレバー「おじぎ」状態であり、全体スペースが前記静止モードよりもコンパクト化されている、ことを特徴とする請求項1記載のトリガレバーロック機構。

請求項3

前記トリガレバーは、前記スライド操作を可能にするための被ガイド作用部を備え、前記カラー部材は、前記スライド操作の際に前記被ガイド作用部と協働するガイド作用部を備え、前記被ガイド作用部および前記ガイド作用部は、それらの一方が、スライド操作方向に形成された凹状部であり、それらの他方が、前記凹状部との案内作用を呈し、かつ前記引き回動操作の回動中心として作用する凸状部である、ことを特徴とする請求項1または2記載のトリガレバーロック機構。

請求項4

前記トリガレバーは、前記ノズル駆動部のスライド操作方向側に連続形成されて、前記被駆動部の案内保持作用を受ける被案内保持部を備えている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のトリガレバーロック機構。

請求項5

請求項1乃至4のいずれかに記載のトリガレバーロック機構を備え、かつ、容器本体に内容物を収納した、ことを特徴とするポンプ式製品

請求項6

請求項1乃至4のいずれかに記載のトリガレバーロック機構を備え、かつ、容器本体に噴射用ガスおよび内容物を収納した、ことを特徴とするエアゾール式製品

技術分野

0001

本発明は、エアゾール式製品ポンプ式製品の内容物放出操作に用いる引き回動タイプのトリガレバーを、そのスライド操作にともない、内容物放出操作可の静止モードと、内容物放出操作不可のロックモードとに設定するトリガレバーロック機構などに関する。

0002

特にトリガレバーをその引き回動操作前のいわば上動位置ロックするのではなく、内容物放出状態パスする形のトリガレバーの引き回動操作がおこなえるようにして、この引き回動操作後のトリガレバーをロックする形のトリガレバーロック機構に関する。

0003

すなわち、利用者後方へのトリガレバーの引き回動操作が内容物放出状態を経ることなしのルートでも実行され、トリガレバーはその回動操作の終了位置で保持されてこれがロックモードとなる。

0004

トリガレバーの引き回動操作により内容物放出状態(作動モード)へ移行するか、これをパスするかは、トリガレバーとそれが取り付けられたカラー部材との間の前後方向などへの相対的なスライド操作によってあらかじめ設定される。

0005

本発明のロックモードでは、トリガレバーが、図1に示すようにその引き回動操作により図2の静止モードに比べてカラー部材に近づいた形の「おじぎ」状態に設定保持される。静止モードのトリガレバーは図2に示すように「仰ぎ」状態に設定保持される。

0006

本明細書においてはトリガレバーの回動操作面の側を「前」、それと反対のトリガレバーの回動中心の側を「後」という。図1図3それぞれの左側が「前」で、右側が「後」となる。また、図1図3それぞれの紙面垂直方向を「左右」という。

0007

また、貫通状態の孔部および非貫通状態の凹み部の双方を含む意味あいで「凹状部」の語を用いる。

背景技術

0008

本件出願人は、内容物放出操作に用いられる引き回動タイプのトリガレバーを、そのスライド操作にともない、内容物放出操作可の静止モードと、内容物放出操作不可のロックモードとに設定するトリガレバーロック機構を提案済みである(特許文献1参照)。

0009

このトリガレバーロック機構は、内容物放出用の引き回動操作をもっぱらの用途とするトリガレバーにそれ自体のスライド操作機能を併せ持たせる、といった着想に基づくものである。

0010

すなわち、トリガレバー自体のスライド操作機能により、トリガレバーの引き回動操作阻止およびその解除のための操作自体の簡単化を図るとともに、トリガレバーロック機構全体の外観シンプルデザイン化を図れるといった利便性を備えたものである。

先行技術

0011

特願2014−152678号

発明が解決しようとする課題

0012

本発明は、引き回動操作対象のトリガレバー自体の付加的なスライド操作についてのさらなる新着想、すなわち静止モードのトリガレバーを前後方向などにスライドさせてから引き回動操作し、これによりロックモードを設定するといった着想のものである。

0013

このスライド操作により、トリガレバーは、続いて引き回動操作された場合にも内容物放出機構を駆動しえない位置に移動する。

0014

そして、この引き回動操作の終了段階のトリガレバーをその位置で保持した形のロックモードが設定される。

0015

このロックモードのトリガレバーは、上述したように引き回動操作によりカラー部材へ近づいた「おじぎ」状態になっている。

0016

本発明のトリガレバーロック機構は、この「おじぎ」状態のロックモード設定にともない、
(11)トリガレバーおよびカラー部材などからなるトリガレバーロック機構全体の前後・上下方向断面のいわば外接方形スペースが、図1のロックモード(W×L)において図2の静止モード(W′×L′)よりも小さく、
(12)ロックモードと静止モードとでのトリガレバーおよびカラー部材などの関連した外観構成印象の違いが、トリガレバーロック機構の製造作業者,利用者などに一見して明らかな形になっている。

0017

本発明は、このようなロックモードにおけるトリガレバーの「おじぎ」設定にともなう構成上の特徴により、
(21)トリガレバーロック機構
全体のロックモードの外観デザインについてのシンプル化,端正化を図り、
(22)ロックモードのトリガレバーロック機構全体の収容スペースの効率化を図り、
(23)利用者などにとっての、トリガレバーロック機構のロックモード視認の簡単化,確実化を図る、
ことなどを目的とする。

課題を解決するための手段

0018

本発明は、以上の課題を次のトリガレバーロック機構を用いることにより解決する。
(1)引き回動操作の対象であるトリガレバー(例えば後述のトリガレバー2),これを取り付けた固定タイプのカラー部材(例えば後述のカラー部材1)、および前記引き回動操作で内容物放出状態の作動モード(図3)に駆動可能な放出ノズル(例えば後述のL字状ノズル3)からなり、
前記引き回動操作により前記内容物放出状態へ移行できる静止モード(図2)と、前記トリガレバーを、前記内容物放出状態へ移行することなく引き回動操作後の位置に保持するロックモード(図1)と、が選択的に設定されるトリガレバーロック機構であって、
前記トリガレバーは、
前記ロックモードで前記カラー部材に保持される被ロック作用部(例えば後述の内向き凸状部2e)と、
前記静止モードの前記放出ノズルを前記内容物放出状態に駆動するノズル駆動部(例えば後述のノズル駆動面2m)と、を備え、
前記カラー部材は、
前記被ロック作用部を前記ロックモードの位置に保持するロック作用部(例えば後述の対向平板部1d)を備え、
前記放出ノズルは、
前記ノズル駆動部との協働作用により前記作動モードの位置へ駆動される被駆動部(例えば後述の前円柱状凸部3b)を備え、
前記ノズル駆動部は、
前記ロックモードを設定するための、前記トリガレバーと前記カラー部材との間のスライド操作にともない、前記被駆動部から外れて、前記内容物放出状態へ移行しない形の前記引き回動操作が可能な部分に設定される、駆動要素である、
構成態様のものを用いる。
(2)上記(1)において、
前記ロックモードは、
前記トリガレバーが前記カラー部材に近づく形で回動したトリガレバー「おじぎ」状態であり、全体スペースが前記静止モードよりもコンパクト化された、
構成態様のものを用いる。
(3)上記(1),(2)において、
前記トリガレバー2は、
前記スライド操作を可能にするための被ガイド作用部(例えば後述の円状前孔部2g,円状後孔部2h,直線状孔部2j)を備え、
前記カラー部材は、
前記スライド操作の際に前記被ガイド作用部と協働するガイド作用部(例えば後述の後円柱状凸部1e)を備え、
前記被ガイド作用部および前記ガイド作用部は、
それらの一方が、スライド操作方向に形成された凹状部であり、
それらの他方が、前記凹状部との案内作用を呈し、かつ前記引き回動操作の回動中心として作用する凸状部である、
構成態様のものを用いる。
(4)上記(1),(2),(3)において、
前記トリガレバーは、
前記ノズル駆動部のスライド操作方向側に連続形成されて、前記被駆動部の案内保持作用を受ける被案内保持部(例えば後述の被案内保持面2n)を備えた、
構成態様のものを用いる。

0019

本発明は、このような構成からなるトリガレバーロック機構、ならびに当該トリガレバーロック機構を備えて、後述のガス,内容物などを容器本体に収容したエアゾール式製品および後述の内容物などを容器本体に収容したポンプ式製品を対象としている。

発明の効果

0020

本発明は以上の課題解決手段により、
(31)トリガレバーロック機構全体のロックモードの外観デザインについてのシンプル化,端正化を図り、
(32)ロックモードのトリガレバーロック機構全体の収容スペースの効率化を図り、
(33)利用者などにとっての、トリガレバーロック機構のロックモード視認の簡単化,確実化を図る、
ことなどができる。

図面の簡単な説明

0021

トリガレバーロック機構のロックモード、すなわち内容物放出側のL字状ノズルは静止モードの位置に設定され、かつ、前スライド・おじぎ状態のトリガレバーの引き回動操作が阻止されるモードを示す説明図である。
トリガレバーロック機構のロック解除・静止モード、すなわち図1のトリガレバーがそれへの時計方向回動・後スライド操作により初期位置へ復帰したモードを示す説明図である。
トリガレバーロック機構の作動モード、すなわち利用者が図2のトリガレバーを後方に引き回動操作した内容物放出状態のモードを示す説明図である。

発明を実施するための最良の形態

0022

図1図3を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。

0023

上述したように本発明のトリガレバーロック機構はエアゾール式製品およびポンプ式製品のそれぞれに適用されえるが、図1図3に基づく以下の記載では単なる説明の便宜上、エアゾール式製品を前提としている。

0024

以下のアルファベット付き参照番号の構成要素(例えばジョイント部1a)は原則として、その数字部分の構成要素(例えばカラー部材1)の一部であることを示している。

0025

図1図3において、
1は後述の容器本体4の上側部分外周面に取り付けられて後述のトリガレバー2の回動中心基部などとして作用するカラー部材(ジョイント部1a+ドーム状部1b+アーム状部1c),
1aはカラー部材1の下端側部分であって、容器本体4への取付け対象となるジョイント部,
1bはカラー部材1のいわば上下方向中間部分であって、ジョイント部1aの上方に連続形成されたドーム状部,
1cはカラー部材1の対向する上側平行部分からなり、ドーム状部1bの上方に後傾斜態様で連続形成された一対のアーム状部,
1dはドーム状部1bの外周面前下端側部分に平行状態で形成されて、それぞれの外面に、ロックモードにおける後述の内向き凸状部2eが係合する一対の対向平板部,
1eはアーム状部1cそれぞれの上端外面に形成されて後述のスライド用孔部2fを案内し、かつ、トリガレバー引き回動操作の回動中心として作用する一対の後円柱状凸部,
をそれぞれ示している。

0026

また、
2は内容物放出用の引き回動操作部材として作用するトリガレバー,
2aはトリガレバー2の前下側部分を構成する引き金形状の引き回動操作部,
2bは引き回動操作部2aに続く上側部分に形成されて、トリガレバー2の後方向へのスライド操作(ロック解除操作)にともない、後述のL字状ノズル3の放出口3aをトリガレバー前方の外部空間域に突出させるための上方開口部,
2cはトリガレバー2の一対の側板部,
2dは一対の側板部2cそれぞれの上端側を連結する形の天井部,
2eは一対の側板部2cの対向内面それぞれの下側部分に形成されて、ロックモード設定操作にともない対向平板部1dのそれぞれの外面部分と係合し、その状態に保持される一対の内向き凸状部,
2fは側板部2cそれぞれの後端側部分の前後方向に形成されて、この前後方向へのトリガレバースライド操作の際、アーム状部1cの後円柱状凸部1eに案内される一対のスライド用孔部(円状前孔部2g+円状後孔部2h+直線状孔部2j),
2gはスライド用孔部2fの前側部分であってトリガレバー2のロック解除モード(静止モード,作動モード)のときに後円柱状凸部1eと係合する円状前孔部,
2hはスライド用孔部2fの後側部分であって、円状前孔部2gと略同一径からなり、ロックモードのときに後円柱状凸部1eと係合する円状後孔部,
2jは円状前孔部2gおよび円状後孔部2hの径よりも小さい略上下方向の幅でこれら各孔部を結ぶ直線状に形成されて、トリガレバースライド操作の利用者に後円柱状凸部1eとの間の当接変形抵抗感を与える直線状孔部,
2kは側板部2cおよび天井部2dから連続形成されて、トリガレバー2の前後方向スライド操作にともない後述のL字状ノズル3の前円柱状凸部3bと協働する一対のガイド作用垂下部,
2mはガイド作用垂下部2kの下端面前側部分に形成された「上に凸」で、静止モードでの略横方向の円弧状下端面であって、静止モードおよび作動モードにおける後述の前円柱状凸部3bとの係合動作により、L字状ノズル3の駆動部として作用するノズル駆動面,
2nはノズル駆動面2mからその後方に連続形成された「上に凸」で、後上がりの円弧状下端面であって、ロックモードおよび静止モード間の移行の際などに、適宜、後述の前円柱状凸部3bからの案内保持作用を受ける被案内保持面,
をそれぞれ示している。

0027

また、
3は上方向へのコイルスプリング弾性力を受けた周知のステム(図示省略)の上端側に固定されて、静止モード(図2参照)のトリガレバー2の図示反時計方向への引き回動操作により外部空間域への放出内容物が通過するL字状ノズル,
3aはL字状ノズル3の内容物通路部の先端部分に形成された放出口,
3bはL字状ノズル3の屈曲部における左右対向部分に形成されて、それぞれ、静止モードおよび作動モード(図2図3参照)ではノズル駆動面2mに係合し、ロックモードおよび静止モード間の移行の際などには被案内保持面2nに当接する一対の前円柱状凸部,
4は放出対象内容物を収容し、その上側外周面部分にカラー部材1のジョイント部1aが嵌合して固定される容器本体,
をそれぞれ示している。

0028

また、
Lはロックモードの図1における、トリガレバー2を含むトリガレバーロック機構全体のいわば外接方形の縦の長さ(L<静止モードのL′),
Wはロックモードの図1における、トリガレバー2を含むトリガレバーロック機構全体のいわば外接方形の横の長さ(W<静止モードのW′)、
L′は静止モードの図2における、トリガレバー2を含むトリガレバーロック機構全体のいわば外接方形の縦の長さ,
W′は静止モードの図2における、トリガレバー2を含むトリガレバーロック機構全体のいわば外接方形の横の長さ、
をそれぞれ示している。

0029

ここでカラー部材1,トリガレバー2およびL字状ノズル3は、例えばポリプロピレンポリエチレンポリアセタールナイロンポリブチレンテレフタレートなどからなるプラスチック製のものである。

0030

図示のトリガレバーロック機構の基本的特徴は、
静止モード(図2)のトリガレバー2を、カラー部材1に対して前方向へスライドさせてから図示反時計方向へ回動させた、図1のロックモードのとき、
(41)トリガレバー2が、図2図3の静止モードおよび作動モードに比べて、円状後孔部2h(後円柱状凸部1e)を中心に反時計方向へ回動してカラー部材1の方へ近づいた形の「おじぎ」状態に設定され、
(42)L字状ノズル3の放出口3aがトリガレバー2の上方開口部2bの後方内部にシフトし、
(43)トリガレバー2の内向き凸状部2eがドーム状部1bの対向平板部1dの外面部分に係止され、かつ、被案内保持面2nが例えばL字状ノズル3の前円柱状凸部3bから少し離間する、
ことなどである。

0031

また、図1のトリガレバー2を、カラー部材1に対して図示時計方向へ回動させながら後方向へスライドさせた、図2の静止モード(ロック解除)のとき、
(51)トリガレバー2は、後円柱状凸部1eへの係合対象がそれまでの円状後孔部2hから円状前孔部2gへとシフトし、かつ、ノズル駆動面2mがL字状ノズル3の前円柱状凸部3bに係合し、
(52)すなわちトリガレバー2は「おじぎ」状態から、円状前孔部2gを中心にして時計方向に回動した「仰ぎ」状態へと復帰し、
(53)L字状ノズル3の放出口3aがトリガレバー2の上方開口部2bから外部空間域に突出し、
(54)内向き凸状部2eがドーム状部1bの対向平板部1dから離間してそれまでの双方の係止状態が解消される、
ことなどである。

0032

また、利用者が、図2のトリガレバー2を図示矢印の反時計方向へ引き回動操作した、すなわち後方へ回動引き操作した図3の作動モードのとき、
(61)トリガレバー2は、円状前孔部2gを中心にして反時計方向に回動した状態にあり、
(62)この回動にともない、トリガレバー2のノズル駆動面2mがL字状ノズル3の前円柱状凸部3bを下方へ押圧する、
ことなどである。

0033

この前円柱状凸部3bがノズル駆動面2mで下方へ押圧されることにより、L字状ノズル3およびこれと一体のステムなどの周知のバルブ機構(図示省略)はそれまでの閉状態から開状態へと変化し、容器本体4の内容物が放出口3aから外部空間域に放出される。

0034

このように図示のトリガレバーロック機構は、図2の静止モードのトリガレバー2をカラー部材1のアーム状部1cに対して前方向へスライドさせた後で図示反時計方向へ回動させることにより、図1のロックモードに移行する。

0035

ここで、トリガレバー2をカラー部材1のアーム状部1cに対して先ず前方向へスライドさせることにより、トリガレバー2のノズル駆動面2mがL字状ノズル3の前円柱状凸部3bよりも前方の外れ位置にシフトする。

0036

また、図1のロックモードのトリガレバー2をカラー部材1のアーム状部1cに対して図示時計方向へ回動させながら後方向へスライドさせることにより、図2ロック解除状態の静止モードに移行する。

0037

図1のロックモードでは、前方へスライドしたトリガレバー2が、その円状後孔部2h(後円柱状凸部1e)を中心に図示反時計方向に回動し、その内向き凸状部2eがドーム状部1bの対向平板部1dの各外面に軽く嵌合した状態で係止されている。

0038

利用者や製品管理者などは、トリガレバー2の内向き凸状部2eがドーム状部1bの対向平板部1dの各外面に係止されたとき、クリック感を得ることができる。

0039

この係止状態のとき、L字状ノズル3の前円柱状凸部3bは、トリガレバー2の天井部2dなどに形成されたガイド作用垂下部2kの被案内保持面2nから少し離間した形またはこれに当接した形に設定されている。

0040

上述したように、ロックモードにおけるトリガレバー2は、静止モードに比べると、前方向へスライド移動し、かつ円状後孔部2h(後円柱状凸部1e)を中心にカラー部材1に近づく方向に回動している。

0041

この回動動作にともない、ロックモード(図1)の、トリガレバー2を含むトリガレバーロック機構全体のいわば外接方形の縦,横それぞれの長さL,Wは、それぞれ静止モード(図2)の対応長さL′,W′よりも短くなっている。

0042

そのため、ロックモードのトリガレバーロック機構を対象とした、製造ライン工程での保管や、出荷搬送,販売展示などの際に必要なスペースの縮小化を図ることができる。

0043

また、ロックモードにおける「おじぎ」状態のトリガレバー形態と、ロック解除の静止モードにおける「仰ぎ」状態のそれとの外観・印象の違いは一見して明らかである。

0044

そのため、このトリガレバーロック機構に接する作業者,利用者は、L字状ノズル3の放出口3aがトリガレバー2の上方開口部2bから突出しているかどうかを注視するまでもなく、トリガレバーのロック状態/ロック解除状態を容易に、また確実に知りえる。

0045

なお、L字状ノズル3は、周知のコイルスプリング(図示省略)の弾性作用で上方向へ付勢されたステム(図示省略)に取り付けられている。

0046

L字状ノズル3は、図2(静止モード)のトリガレバー2の引き回動操作によりコイルスプリングの上方向弾性力に抗しながら図3作動モード位置へ下動し、利用者の引き回動操作終了にともないこの上方向への弾性作用で静止モード位置へ上動復帰する。

0047

ここでL字状ノズル3が図2から図3の作動モード位置へ下動するのは、トリガレバー2の引き回動操作に基づく下方向への力がそのノズル駆動面2mからL字状ノズル3の前円柱状凸部3bに作用するためである。

0048

また、L字状ノズル3がコイルスプリング作用で作動モードから静止モードへ上動復帰するとき、トリガレバー2は、そのノズル駆動面2mに作用する前円柱状凸部3bからの上方への弾性駆動力により、その円状前孔部2gを中心に図示時計方向へ回動する。

0049

このように、図示のトリガレバーロック機構は、ロックモードのトリガレバー2を、静止モードからの前スライド操作と、引き回動動作とがいわばマージした形の図1の「おじぎ」状態に設定する、という新たな着想に基づくロック機構である。

0050

本発明が、図示の実施形態に限定されないことは勿論であって例えば、
(71)貫通タイプのスライド用孔部2fに代えて、非貫通タイプのスライド用溝状部を側板部2cの内面側に形成する、
(72)後円柱状凸部1eとスライド用孔部2fとの凹凸形状関係を逆に設定する、
(73)内向き凸状部2eに代えて、トリガレバー2の側板部内面と係合する凸状部をドーム状部1bの外面部分に形成する、
(74)対向平板部1dに内向き凸状部2eと係合する凹状部を形成し、この凸状部および凹状部の係合作用により図1のロックモードを保持する、また、このときの凹凸形状関係を逆に設定する、
(75)被案内保持面2nを省略する、
ようにしてもよい。

0051

なお、ポンプ式製品のトリガレバーロック機構の場合には、カラー部材1に代えて、容器本体と螺合するネジキャップが用いられる。

0052

本発明が適用されるエアゾール式製品,ポンプ式製品としては、洗浄剤清掃剤制汗剤冷却剤筋肉消炎剤ヘアスタイリング剤ヘアトリートメント剤染毛剤育毛剤化粧品シェービングフォーム食品液滴状のもの(ビタミンなど),医薬品,医薬部外品塗料園芸用剤,忌避剤殺虫剤),クリーナー消臭剤洗濯のりウレタンフォーム消火器接着剤潤滑剤などの各種用途のものがある。

0053

容器本体に収容される内容物としては、液状,クリーム状,ゲル状など種々の形態のものを用いる。内容物に配合される成分は例えば、粉状物,油成分,アルコール類界面活性剤高分子化合物,各用途に応じた有効成分,水などである。

0056

アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコールラウリルアルコールなどの1価の高級アルコールエチレングリコールグリセリン,1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。

0060

さらに、上記内容物以外の、懸濁剤紫外線吸収剤乳化剤保湿剤酸化防止剤金属イオン封鎖剤なども用いることができる。

0061

エアゾール式製品における内容物噴射用ガスとしては、炭酸ガス窒素ガス圧縮空気酸素ガス希ガス,これらの混合ガスなどの圧縮ガスや、液化石油ガスジメチルエーテルフロロカーボンなどの液化ガスを用いる。

0062

1:カラー部材(1a+1b+1c)
1a:ジョイント部
1b:ドーム状部
1c:アーム状部
1d:対向平板部
1e:後円柱状凸部

0063

2:トリガレバー
2a:引き回動操作部
2b:上方開口部
2c:側板部
2d:天井部
2e:内向き凸状部
2f:スライド用孔部(2g+2h+2j)
2g:円状前孔部
2h:円状後孔部
2j:直線状孔部
2k:ガイド作用垂下部
2m:ノズル駆動面
2n:被案内保持面

0064

3:L字状ノズル
3a:放出口
3b:前円柱状凸部
4:容器本体

0065

L:図1におけるトリガレバーロック機構全体の外接方形の縦の長さ(L<L′)
W:図1のトリガレバーロック機構全体の外接方形の縦の長さ(W<W′)
L′:図2のトリガレバーロック機構全体の外接方形の縦の長さ
W′:図2のトリガレバーロック機構全体の外接方形の縦の長さ

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