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技術 車両用撮像装置、車両用周辺視認装置

出願人 市光工業株式会社
発明者 坂田郁夫
出願日 2015年8月7日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2015-157000
公開日 2017年2月16日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2017-035928
状態 特許登録済
技術分野 光学的視認装置 車両外部の荷台、物品保持装置
主要キーワード モニターハウジング 分割箇所 取付ユニット 中心線回り バネ部分 緩衝状態 後方傾倒 円筒形形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月16日)のものです。
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図面 (9)

課題

構成部品を損傷から保護することができること。

解決手段

この発明は、ベース2と、取付ユニット3と、撮像アセンブリ4と、を備える。取付ユニット3は、シャフト30と、ブラケット31と、緩衝機構32と、を有する。撮像アセンブリ4は、ハウジング40と、撮像装置41と、緩衝部材42と、を有する。この結果、この発明は、車両から外側に突出する部分である撮像アセンブリ4およびハウジング40に何らかの力が作用したときには、緩衝機構32と緩衝部材42とにより、その力を逃がして衝撃を緩和させることができる。これにより、構成部品を損傷から保護することができる。

概要

背景

この種の車両用撮像装置車両用周辺視認装置は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。以下、特許文献1、特許文献2について説明する。

引用文献1の車両用外界モニター装置は、車両の側面に配した電子カメラ装置と、車室内に配していて、電子カメラ装置により撮影された映像情報を表示させる映像表示装置と、を有するものである。

引用文献2の自動車左右後方視野確保装置は、カメラと、カメラが装着されていて、自動車の外側に設けられたカメラハウジングと、カメラから撮影された映像ディスプレーするためのモニターと、モニターが内部に装着されていて、自動車の内側に設けられたモニターハウジングと、を備えるものである。

概要

構成部品を損傷から保護することができること。この発明は、ベース2と、取付ユニット3と、撮像アセンブリ4と、を備える。取付ユニット3は、シャフト30と、ブラケット31と、緩衝機構32と、を有する。撮像アセンブリ4は、ハウジング40と、撮像装置41と、緩衝部材42と、を有する。この結果、この発明は、車両から外側に突出する部分である撮像アセンブリ4およびハウジング40に何らかの力が作用したときには、緩衝機構32と緩衝部材42とにより、その力を逃がして衝撃を緩和させることができる。これにより、構成部品を損傷から保護することができる。

目的

この発明が解決しようとする課題は、車両から外側に突出する部分に何らかの力が作用したときに、その力を逃がして衝撃を緩和させることができ、構成部品を損傷から保護することができる車両用撮像装置、車両用周辺視認装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車体に固定されるベースと、取付ユニットと、撮像アセンブリと、を備え、前記取付ユニットは、前記ベース、前記撮像アセンブリのいずれか一方に取り付けられているシャフトと、前記ベース、前記撮像アセンブリのいずれか他方に取り付けられていて、前記シャフトの外周に前記シャフトの中心線回りに相互に回転可能に嵌合するブラケットと、前記シャフトと前記ブラケットとに設けられていて、前記撮像アセンブリを使用位置に位置させ、かつ、前記使用位置に位置する前記撮像アセンブリに力が作用したときに前記撮像アセンブリを前記シャフトの中心線回りに傾倒させる緩衝機構と、を有し、前記撮像アセンブリは、2分割されていて、一方の部分には前記シャフト、前記ブラケットのいずれか一方が取り付けられているハウジングと、前記ハウジングの他方の部分内に収納保持されていて、車両周辺撮像する撮像装置と、前記ハウジング内に収納されていて、かつ、前記一方の部分と前記他方の部分とにそれぞれ固定されていて、前記他方の部分を前記使用位置に位置させ、かつ、前記使用位置に位置する前記他方の部分に力が作用したときに前記他方の部分を前記撮像アセンブリの傾倒方向に対して交差する方向に傾倒させる緩衝部材と、を有する、ことを特徴とする車両用撮像装置

請求項2

前記緩衝部材は、板バネから構成されていて、前記ハウジングの前記一方の部分と前記他方の部分とにそれぞれ固定されている両端部分の固定部分と、中間部分のバネ部分と、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用撮像装置。

請求項3

前記ハウジングの前記他方の部分の前記シャフトの中心線方向の寸法は、前記撮像装置の前記シャフトの中心線方向の寸法に、前記他方の部分の厚さを加えた寸法である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用撮像装置。

請求項4

前記撮像装置に接続されているハーネスは、前記ハウジング内から中空形状の前記シャフト内を通って前記ベース内に配線されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用撮像装置。

請求項5

前記の請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用撮像装置の前記撮像装置と、前記撮像装置により撮像された前記車両周辺の画像を表示する表示装置と、を備える、ことを特徴とする車両用周辺視認装置

技術分野

0001

この発明は、車両周辺の情報を画像として撮像する撮像装置を有する車両用撮像装置に関するものである。また、この発明は、撮像装置により撮像された車両周辺の情報の画像を表示装置に表示して車両周辺の情報を視認する車両用周辺視認装置に関するものである。

背景技術

0002

この種の車両用撮像装置、車両用周辺視認装置は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。以下、特許文献1、特許文献2について説明する。

0003

引用文献1の車両用外界モニター装置は、車両の側面に配した電子カメラ装置と、車室内に配していて、電子カメラ装置により撮影された映像情報を表示させる映像表示装置と、を有するものである。

0004

引用文献2の自動車左右後方視野確保装置は、カメラと、カメラが装着されていて、自動車の外側に設けられたカメラハウジングと、カメラから撮影された映像ディスプレーするためのモニターと、モニターが内部に装着されていて、自動車の内側に設けられたモニターハウジングと、を備えるものである。

先行技術

0005

特開平10−166943号公報
特表2013−520363号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ところが、前記の特許文献1の車両用外界モニター装置には、車両の側面から突出する電子カメラ装置に何らかの力が作用したときに、その力を逃がして電子カメラ装置にかかる衝撃を緩和させる緩衝手段が設けられていない。このために、前記の特許文献1の車両用外界モニター装置は、車両の側面から突出する電子カメラ装置に何らかの力が作用したときには、構成部品が損傷する場合がある。

0007

前記の特許文献2の自動車の左右後方視野確保装置は、自動車の外側に突出しているカメラハウジングに何らかの力が作用したときに、その力を逃がしてカメラハウジングにかかる衝撃を緩和させる緩衝手段が設けられていない。このために、前記の特許文献2の自動車の左右後方視野確保装置は、自動車の外側に突出しているカメラハウジングに何らかの力が作用したときには、構成部品が損傷する場合がある。

0008

この発明が解決しようとする課題は、車両から外側に突出する部分に何らかの力が作用したときに、その力を逃がして衝撃を緩和させることができ、構成部品を損傷から保護することができる車両用撮像装置、車両用周辺視認装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

この発明(請求項1にかかる発明)は、車体に固定されるベースと、取付ユニットと、撮像アセンブリと、を備え、取付ユニットが、ベース、撮像アセンブリのいずれか一方に取り付けられているシャフトと、ベース、撮像アセンブリのいずれか他方に取り付けられていて、シャフトの外周にシャフトの中心線回りに相互に回転可能に嵌合するブラケットと、シャフトとブラケットとに設けられていて、撮像装置を使用位置に位置させ、かつ、使用位置に位置する撮像アセンブリに力が作用したときに撮像アセンブリをシャフトの中心線回りに傾倒させる緩衝機構と、を有し、撮像アセンブリが、2分割されていて、一方の部分にはシャフト、ブラケットのいずれか一方が取り付けられているハウジングと、ハウジングの他方の部分内に収納保持されていて、車両周辺を撮像する撮像装置と、ハウジング内に収納されていて、かつ、一方の部分と他方の部分とにそれぞれ固定されていて、他方の部分を使用位置に位置させ、かつ、使用位置に位置する他方の部分に力が作用したときに他方の部分を撮像アセンブリの傾倒方向に対して交差する方向に傾倒させる緩衝部材と、を有する、ことを特徴とする。

0010

この発明(請求項2にかかる発明)は、緩衝部材が、板バネから構成されていて、ハウジングの一方の部分と他方の部分とにそれぞれ固定されている両端部分の固定部分と、中間部分のバネ部分と、を有する、ことを特徴とする。

0011

この発明(請求項3にかかる発明)は、ハウジングの他方の部分のシャフトの中心線方向の寸法が、撮像装置のシャフトの中心線方向の寸法に、他方の部分の厚さを加えた寸法である、ことを特徴とする。

0012

この発明(請求項4にかかる発明)は、撮像装置に接続されているハーネスが、ハウジング内から中空形状のシャフト内を通ってベース内に配線されている、ことを特徴とする。

0013

この発明(請求項5にかかる発明)は、前記の請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用撮像装置の撮像装置と、撮像装置により撮像された車両周辺の画像を表示する表示装置と、を備える、ことを特徴とする。

発明の効果

0014

この発明の車両用撮像装置、車両用周辺視認装置は、車両から外側に突出する部分であって、使用位置に位置する撮像アセンブリに何らかの力が作用したときに、緩衝機構により、撮像アセンブリをシャフトの中心線回りに傾倒させて、その力を逃がして衝撃を緩和させることができる。この結果、この発明の車両用撮像装置、車両用周辺視認装置は、構成部品を損傷から保護することができる。また、この発明の車両用撮像装置、車両用周辺視認装置は、車両から外側に突出する部分であって、使用位置に位置する撮像アセンブリのハウジングの他方の部分に何らかの力が作用したときに、緩衝部材により、他方の部分を撮像アセンブリの傾倒方向に対して交差する方向に傾倒させて、その力を逃がして衝撃を緩和させることができる。この結果、この発明の車両用撮像装置、車両用周辺視認装置は、構成部品を損傷から保護することができる。

図面の簡単な説明

0015

図1は、この発明にかかる車両用撮像装置、車両用周辺視認装置の実施形態を示す使用状態の平面図である。
図2は、車両の左側のドア装備された車両用撮像装置の前後方向(水平方向)の緩衝状態を示す平面図である。
図3は、車両の左側のドアに装備される車両用撮像装置の構成部品を示す分解斜視図である。
図4は、車両の左側のドアに装備された車両用撮像装置を示す使用状態の正面図(図2におけるIV矢視図)である。
図5は、車両の左側のドアに装備された車両用撮像装置の上下方向(垂直方向)の緩衝状態を示す正面図(図2におけるIV矢視図)である。
図6は、車両の左側のドアに装備された車両用撮像装置の内部構造を示す縦断面図(垂直断面図、図2におけるVI−VI線断面図)である。
図7は、この発明にかかる車両用撮像装置の変形例を示す使用状態の正面図(図4図5に対応する図)である。
図8は、この発明にかかる車両用周辺視認装置の実施形態を示す全体構成の機能ブロック図である。

実施例

0016

以下、この発明にかかる車両用撮像装置の実施形態(実施例)の1例および変形例と、この発明にかかる車両用周辺視認装置の実施形態(実施例)の1例と、を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態(実施例)および変形例によりこの発明が限定されるものではない。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用撮像装置、車両用周辺視認装置を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。図6において、ベースおよびハウジング以外の部品ハッチングを省略する。

0017

「車両用撮像装置1の構成の説明」
図1図6は、この発明にかかる車両用撮像装置の実施形態を示す。以下、この実施形態にかかる車両用撮像装置1の構成について説明する。

0018

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、図1に示すように、車両(自動車)の左右のドア(車体)Dにそれぞれ搭載されている。前記車両用撮像装置1は、車両用リヤビュミラー、この例では、図4に示すように、車両の左右の前記ドアDに装備されるアウトサイドミラー装置ドアーミラー装置)Mの代替えである。以下、車両の左側の前記ドアDに搭載されている前記車両用撮像装置1について説明する。なお、車両の右側の前記ドアDに搭載されている前記車両用撮像装置1は、車両の左側の前記ドアDに搭載されている前記車両用撮像装置1とほぼ同様の構成をなすものであるから、説明を省略する。

0019

前記車両用撮像装置1は、図1図6に示すように、車体この例では前記ドアDに固定されるベース2と、取付ユニット3と、撮像アセンブリ4と、を備えるものである。図において、符号Aは、前記撮像アセンブリ4の使用位置である。符号Bは、前記撮像アセンブリ4の格納位置後方傾倒位置)である。符号Cは、前記撮像アセンブリ4の前方傾倒位置である。符号Eは車両の後方である。符号Fは車両の前方である。符号O−Oは、前記撮像アセンブリ4の傾倒中心線であり、また、シャフト30の中心線でもあり、以下、「傾倒中心線O−O」と称する。なお、図4において、符号「41A」は、車両の下側の情報を画像として撮像する撮像装置である。

0020

「ベース2の説明」
前記ベース2は、樹脂製もしくはダイカスト製などの部材からなる。前記ベース2は、取付部20と、ベース部21と、の一体構造からなる。

0021

前記取付部20は、板形状をなしている。前記取付部20の一面(右面)には、複数本この例では3本の取付ボス部22が一体に設けられている。前記取付ボス部22にスクリュー(図示せず)が前記ドアDからねじ込まれている。これにより、前記取付部20は、前記ドアDに固定されている。

0022

前記ベース部21は、中空状の箱形形状をなしている。前記ベース部21の一面(右面)は、開口されている。前記ベース部21の開口縁には、前記取付部20がフランジ状(鍔状)に一体に設けられている。前記ベース部21の内部は、前記ドアD(車体パネルドアパネル)に設けられている開口(図示せず)を介して車両の内部と連通している。前記ベース部21の底板部分には、この例では円形透孔23が設けられている。前記ベース部21の内面には、図示されていないが取付部が設けられている。

0023

「取付ユニット3の説明」
前記取付ユニット3は、この例では手動格納タイプの取付ユニットである。前記取付ユニット3は、シャフト30と、ブラケット31と、緩衝機構32と、を有する。

0024

前記シャフト30は、樹脂製もしくはダイカスト製などの部材からなる。前記シャフト30は、中空状であって、径が一端(上端)から他端(下端)にかけて徐々に大きいほぼ円筒形形状をなしている。前記シャフト30の一端部分(上端部分)には、複数本この例では4本の溝300が前記傾倒中心線O−O方向に設けられている。前記シャフト30の他端には、円板形状の取付板部301が一体に設けられている。前記取付板部301の一面(下面)には、複数本この例では3本の取付ボス部302が一体に設けられている。前記取付ボス部302にスクリュー303がねじ込まれている。これにより、前記シャフト30は、前記撮像アセンブリ4に取り付けられている。

0025

前記ブラケット31は、樹脂製もしくはダイカスト製などの部材からなる。前記ブラケット31は、取付部分310と円筒部分311との一体構造からなる。前記取付部分310にスクリュー312がねじ込まれている。これにより、前記ブラケット31の前記取付部分310は、前記ベース2の前記取付部20に取り付けられている。前記ブラケット31の前記円筒部分311は、前記シャフト30の外周に前記傾倒中心線O−O回りに相互に回転可能にかつ前記傾倒中心線O−O方向に移動可能に嵌合している。

0026

前記緩衝機構32は、凹ノッチ320と、凸ノッチ321と、スプリングコイルスプリング)322と、プッシュナット323と、を有する。前記凹ノッチ320は、前記シャフト30の前記取付板部301の他面(上面)に、前記傾倒中心線O−Oを中心とする円弧状に設けられている。前記凸ノッチ321は、前記ブラケット31の前記円筒部分311の一面(下面)に、前記傾倒中心線O−Oを中心とする円弧状に、かつ、前記凹ノッチ320と対応して設けられている。前記スプリング322は、前記シャフト30の外周に前記傾倒中心線O−O方向に移動可能に嵌合している。前記プッシュナット323には、複数個この例では4個の係止爪324が一体に設けられている。前記係止爪324は、前記シャフト30の前記溝300の一端縁上端縁)に係止している。この結果、前記スプリング322は、前記ブラケット31の前記円筒部分311の他面(上面)と前記プッシュナット323との間において圧縮された状態で配置されている。前記凹ノッチ320と前記凸ノッチ321とは、前記スプリング322のバネ力により相互に噛み合っている。

0027

図6に示すように、前記緩衝機構32は、通常状態において、前記凹ノッチ320と前記凸ノッチ321とが前記スプリング322のバネ力により相互に噛み合っている。この結果、図2に示すように、前記撮像アセンブリ4は、前記使用位置Aに位置する。前記緩衝機構32は、前記使用位置Aに位置する前記撮像アセンブリ4に力が作用したときにおいて、前記凹ノッチ320と前記凸ノッチ321との噛み合い状態が前記スプリング322のバネ力に抗して外れる。この結果、図2に示すように、前記使用位置Aに位置する前記撮像アセンブリ4は、前記傾倒中心線O−O回りに傾倒する。

0028

「撮像アセンブリ4の説明」
前記撮像アセンブリ4は、ハウジング40と、撮像装置41と、緩衝部材42と、を有する。

0029

前記ハウジング40は、前記撮像装置41を収納保持するものである。前記ハウジング40は、軽量な部材、この例では、樹脂製部材からなる。前記ハウジング40は、中空状の薄型の箱形形状をなしている。前記ハウジング40の厚さ(板厚肉厚)は、薄い。前記ハウジング40は、前記ベース2側(右側)の一方の部分400、401と、前記ベース2に対して反対側(左側)の他方の部分402、403とに2分割されている。

0030

前記一方の部分は、上側の部分400と、下側の部分401と、から構成されている。前記他方の部分は、前記一方の部分400、401と同様に、上側の部分402と、下側の部分403と、から構成されている。前記上側の部分400、402と前記下側の部分401、403とは、相互に嵌合されていて、あるいは、相互に接着溶着などにより固定されている。前記一方の部分400、401の開口端と前記他方の部分402、403の開口端とは、互い違いの段差により相互に嵌合されている。

0031

前記一方の部分の前記上側の部分400には、円形の凹部404が設けられている。前記凹部404の底の中央部分には、円形の透孔405が設けられている。前記凹部404の底の前記透孔405の周辺部分には、複数個この例では3個の円形の小透孔406が設けられている。前記凹部404中には、前記シャフト30の前記取付板部301が収納されている。前記スクリュー303が前記小透孔406を通って前記シャフト30の前記取付ボス部302にねじ込まれている。これにより、前記ハウジング40の前記一方の部分の前記上側の部分400には、前記シャフト30が取り付けられている。なお、前記ハウジング40の前記一方の部分の前記上側の部分400に固定されている前記下側の部分401は、前記スクリュー303などを覆い隠すものである。

0032

この結果、前記撮像アセンブリ4は、前記取付ユニット3を介して、前記ベース2に、前記傾倒中心線O−O回りに傾倒可能にかつ前記傾倒中心線O−O方向に移動可能に取り付けられている。前記撮像アセンブリ4は、通常状態において、前記取付ユニット3の前記緩衝機構32により、前記使用位置Aに位置するものである。前記撮像装置41の前記ハウジング40の前記上側の部分400、402の上面と前記下側の部分401、403の下面とは、前記傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な面(水平面)に一致もしくはほぼ一致する。

0033

前記ハウジング40の前記他方の部分402、403の前記傾倒中心線O−O方向の寸法(高さ)は、前記撮像装置41の前記傾倒中心線O−O方向の寸法(高さ)に、前記他方の部分の上側の部分402の厚さ(板厚、肉厚)および下側の部分403の厚さ(板厚、肉厚)を加えた寸法である。すなわち、図4に示すように、前記ハウジング40の前記傾倒中心線O−O方向の寸法(高さ)は、既存の前記アウトサイドミラー装置Mの前記傾倒中心線O−O方向の寸法(高さ)よりも極めて小さい。前記ハウジング40は、前記傾倒中心線O−O方向(上下方向)の寸法が小さい薄型の形状をなしている。

0034

前記ハウジング40の前記他方の部分402、403内の一端(開口端に対して反対側の端)には、前記撮像装置41が収納保持されている。前記他方の部分402、403の一端の一面(後面)には、円形の透孔407が設けられている。すなわち、前記他方の部分の前記上側の部分402および前記下側の部分403の一端の一面には、半円形の透孔407がそれぞれ設けられている。前記他方の部分の前記上側の部分402の一面(下面)には、複数個この例では4個の取付ボス部408が設けられている。

0035

前記撮像装置41は、車両周辺の情報を画像として撮像するものである。前記ハウジング40内に収納保持されている。前記撮像装置41は、本体410と、レンズ部411と、ハーネス412と、を有する。前記本体410は、前記ハウジング40の前記他方の部分402、403内に収納保持されている。前記レンズ部411は、前記本体410に設けられている。前記レンズ部411は、前記他方の部分402、403の前記透孔407に臨んでいる。前記ハーネス412は、前記本体410に接続されている。前記ハーネス412は、前記ハウジング40内から中空形状の前記シャフト30内を通って前記ベース2内に配線されている。前記ハーネス412は、前記ベース2内から車両の内部に配線されている。

0036

前記撮像装置41により、既存の前記アウトサイドミラー装置M(図4参照)の車両の側方および後方の視野範囲と同等もしくは広い視野範囲を撮像するためには、前記撮像装置41を前記ドアDから外側に突出させて位置させる必要がある。このために、前記撮像アセンブリ4が前記使用位置Aに位置するとき、内部に前記撮像装置41を収納保持する前記ハウジング40は、前記ドアDから外側に突出している。なお、この例においては、図4に示すように、前記ハウジング40の突出量は、既存の前記アウトサイドミラー装置Mの突出量よりも小さい。

0037

前記緩衝部材42は、前記ハウジング40に取り付けられていて、前記ハウジング40を支える部材(ブラケット、フレーム)である。前記緩衝部材42は、板バネから構成されている。前記緩衝部材42は、両端部分の固定部分420、421と、中間部分のバネ部分422と、を有する。前記固定部分420、421は、板形状をなしている。一方の前記固定部分420には、1個の円形の透孔423と、複数個この例では3個の円形の小透孔424とがそれぞれ設けられている。前記透孔423中には、前記ハーネス412が通っている。他方の前記固定部分421には、複数個この例では4個の円形の小透孔425が設けられている。前記バネ部分422は、前記固定部分420、421の板面(水平面)に対して垂直方向(上下方向)に凹凸を持つ蛇腹形状をなしている。

0038

前記緩衝部材42は、前記ハウジング40内に収納されている。一方の前記固定部分420は、前記スクリュー303により、前記ハウジング40の前記一方の部分の前記上側の部分400に固定されている。前記スクリュー303は、前記緩衝部材42の前記小透孔424および前記ハウジング40の前記小透孔406を通って前記シャフト30の前記取付ボス部302にねじ込まれている。これにより、前記緩衝部材42の一方の前記固定部分420と、前記ハウジング40の前記一方の部分の前記上側の部分400と、前記シャフト30の前記取付板部301とは、一体に固定されている。

0039

他方の前記固定部分421は、スクリュー426により、前記ハウジング40の前記他方の部分の前記上側の部分402に固定されている。前記スクリュー426は、前記緩衝部材42の前記小透孔425を通って前記ハウジング40の前記他方の部分の前記上側の部分402の前記取付ボス部408にねじ込まれている。これにより、前記緩衝部材42の他方の前記固定部分421と、前記ハウジング40の前記他方の部分の前記上側の部分402とは、一体に固定されている。

0040

この結果、板バネから構成されている前記緩衝部材42の両端部分の前記固定部分420、421の板面は、前記ハウジング40の前記上側の部分400、402の上面および前記下側の部分401、403の下面に対して平行もしくはほぼ平行である。これにより、前記固定部分420、421の板面は、前記傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な面(水平面)に一致もしくはほぼ一致する。このために、前記傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が前記撮像アセンブリ4に作用したときには、前記力を前記緩衝部材42を介して前記緩衝機構32に伝達することができる。

0041

前記バネ部分422は、2分割されている前記ハウジング40の前記一方の部分400、401と前記他方の部分402、403との分割箇所(嵌合箇所)もしくはその近傍に位置する。図6に示すように、前記バネ部分422は、通常状態において、蛇腹形状をなしていて、一方の前記固定部分420と他方の前記固定部分421とを面一もしくはほぼ面一の状態に保持している。この結果、図4図5中の実線にて示すように、前記ハウジング40の前記他方の部分402、403は、前記使用位置Aに位置する。

0042

前記バネ部分422は、前記使用位置Aに位置する前記ハウジング40の前記他方の部分402、403に力(上下方向もしくはほぼ上下方向の力)が作用したときにおいて、撓む。この結果、図5中の二点鎖線にて示すように、前記使用位置Aに位置する前記他方の部分402、403は、前記撮像アセンブリ4の傾倒方向(前後方向)に対して交差する方向(上下方向)に傾倒する。

0043

「車両用撮像装置1の作用の説明」
この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。

0044

撮像アセンブリ4は、通常状態において、取付ユニット3の緩衝機構32のスプリング322のバネ力により使用位置Aに位置していてドアDから外側に突出している。また、撮像装置41のハウジング40の他方の部分402、403は、通常状態において、緩衝部材42のバネ部分422のバネ力により使用位置Aに位置する。使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4のハウジング40の他方の部分402、403内の撮像装置41は、レンズ部411を介して車両周辺であって、車両の後方および側方の情報を画像として撮像する。撮像装置41は、撮像した車両の後方および側方の情報の画像をハーネス412を介して出力する。

0045

ここで、ドアDから外側に突出する撮像アセンブリ4、すなわち、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4を手動により格納位置Bに傾倒位置させる場合について説明する。まず、図2に示すように、手動により、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4に車両の前方Fから後方Eに傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力であってスプリング322のバネ力より大きい力を作用させる。すると、スプリング322のバネ力に抗して、凹ノッチ320と凸ノッチ321との噛み合い状態が外れる。それに伴って、シャフト30がブラケット31に対して下側に移動しながら傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向(後方向)に回転する。その結果、撮像アセンブリ4がベース2に対して下側に移動しながら傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向に傾倒して、使用位置Aから格納位置Bに位置する。

0046

つぎに、格納位置Bに位置する撮像アセンブリ4を手動により使用位置Aに傾倒位置させる場合について説明する。まず、図2に示すように、手動により、格納位置Bに位置する撮像アセンブリ4に車両の後方Eから前方Fに傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力を作用させる。すると、撮像アセンブリ4が傾倒中心線O−Oを中心として時計方向(前方向)に傾倒する。それに伴って、シャフト30もブラケット31に対して傾倒中心線O−Oを中心として時計方向に回転する。撮像アセンブリ4が使用位置Aに近づくと、スプリング322のバネ力により、シャフト30がブラケット31に対して傾倒中心線O−Oを中心として時計方向に回転しながら上側に移動して、凹ノッチ320と凸ノッチ321とが相互に噛み合う。その結果、撮像アセンブリ4がベース2に対して傾倒中心線O−Oを中心として時計方向に傾倒しながら上側に移動して、使用位置Aに位置する。

0047

また、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4を手動により前方傾倒位置Cに傾倒位置させる場合について説明する。まず、図2に示すように、手動により、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4に車両の後方Eから前方Fに傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力であってスプリング322のバネ力より大きい力を作用させる。すると、スプリング322のバネ力に抗して、凹ノッチ320と凸ノッチ321との噛み合い状態が外れる。それに伴って、シャフト30がブラケット31に対して下側に移動しながら傾倒中心線O−Oを中心として時計方向に回転する。その結果、撮像アセンブリ4がベース2に対して下側に移動しながら傾倒中心線O−Oを中心として時計方向に傾倒して、使用位置Aから前方傾倒位置Cに位置する。

0048

つぎに、前方傾倒位置Cに位置する撮像アセンブリ4を手動により使用位置Aに傾倒位置させる場合について説明する。まず、図2に示すように、手動により、前方傾倒位置Cに位置する撮像アセンブリ4に車両の前方Fから後方Eに傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力を作用させる。すると、撮像アセンブリ4が傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向に傾倒する。それに伴って、シャフト30もブラケット31に対して傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向に回転する。撮像アセンブリ4が使用位置Aに近づくと、スプリング322のバネ力により、シャフト30がブラケット31に対して傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向に回転しながら上側に移動して、凹ノッチ320と凸ノッチ321とが相互に噛み合う。その結果、撮像アセンブリ4がベース2に対して傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向に傾倒しながら上側に移動して、使用位置Aに位置する。

0049

さらに、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4に何らかの原因により力が作用したときの緩衝作用について説明する。まず、図2に示すように、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4に車両の前方Fから後方Eにあるいは後方Eから前方Fに傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力であってスプリング322のバネ力より大きい力が作用する。すると、スプリング322のバネ力に抗して、凹ノッチ320と凸ノッチ321との噛み合い状態が外れる。それに伴って、シャフト30がブラケット31に対して下側に移動しながら傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向あるいは時計方向に回転する。その結果、撮像アセンブリ4がベース2に対して下側に移動しながら傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向あるいは時計方向に傾倒して、使用位置Aから格納位置Bあるいは前方傾倒位置Cに位置する。これにより、撮像アセンブリ4に作用する力が逃げて、緩衝作用が行われる。なお、緩衝作用により格納位置Bあるいは前方傾倒位置Cに位置する撮像アセンブリ4を使用位置Aに復帰位置させる場合は、前記の通り、手動により行う。

0050

撮像アセンブリ4が傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向あるいは時計方向に傾倒する際においては、板バネから構成されている緩衝部材42により、撮像アセンブリ4に作用する力が緩衝部材42を介して緩衝機構32に伝達される。すなわち、板バネから構成されている緩衝部材42の両端部分の固定部分420、421の板面は、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な面(水平面)に一致もしくはほぼ一致する。これにより、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が撮像アセンブリ4に作用したときには、その力が緩衝部材42を介して緩衝機構32に伝達される。

0051

また、緩衝部材42において、一方の固定部分420と他方の固定部分421との間にバネ部分422が設けられていても、撮像アセンブリ4のハウジング40の他方の部分402、403に傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直に作用する力は、同様に、緩衝部材42を介して緩衝機構32に伝達される。すなわち、バネ部分422は、固定部分420、421の板面(水平面)に対して垂直方向(上下方向)に凹凸を持つ蛇腹形状をなしている。このために、バネ部分422は、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が他方の部分402、403に作用したときにおいても蛇腹形状を維持する。これにより、他方の部分402、403に作用する力は、緩衝部材42を介して緩衝機構32に伝達される。

0052

さらにまた、ドアDから外側に突出する撮像アセンブリ4のハウジング40の他方の部分402、403、すなわち、使用位置Aに位置する他方の部分402、403に何らかの原因により力が作用したときの緩衝作用について説明する。まず、図5に示すように、緩衝部材42のバネ部分422のバネ力よりも大きい力、すなわち、バネ部分422を撓ませる程度に大きい力が使用位置Aに位置する他方の部分402、403に車両の下側から上側にあるいは上側から下側に作用する。すると、バネ部分422が弾性変形して、図5中の二点鎖線にて示すように、緩衝部材42の他方の固定部分421側であるハウジング40の他方の部分402、403が、緩衝部材42の一方の固定部分420側であるハウジング40の一方の部分400、401に対して、上側あるいは下側に、すなわち、撮像アセンブリ4の傾倒方向に対して交差する方向に、傾倒する。

0053

他方の部分402、403に車両の下側から上側にあるいは上側から下側に作用する力がバネ部分422のバネ力より小さくなると、弾性変形していたバネ部分422がバネ力により元の状態に復帰する。これにより、緩衝部材42の一方の固定部分420側であるハウジング40の一方の部分400、401と緩衝部材42の他方の固定部分421側であるハウジング40の他方の部分402、403とは、水平状態もしくはほぼ水平状態をなす。すなわち、他方の部分402、403は、図5中の実線にて示すように、使用位置Aに位置する。

0054

「車両用撮像装置1の効果の説明」
この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、以上のごとき構成、作用からなり、以下、その効果について説明する。

0055

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、車両のドアDから外側に突出する部分であって、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4に何らかの力が傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向あるいは時計方向に作用したときに、その力が緩衝機構32のスプリング322のバネ力よりも大きい場合には、緩衝機構32により、撮像アセンブリ4を傾倒中心線O−Oを中心として反時計方向あるいは時計方向に傾倒させて、その力を逃がして衝撃を緩和させることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、構成部品を損傷から保護することができる。

0056

また、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、車両のドアDから外側に突出する部分であって、使用位置Aに位置する撮像アセンブリ4のハウジング40の他方の部分402、403に何らかの力が上下方向に作用したときに、緩衝部材42のバネ部分422のバネ力よりも大きい場合には、緩衝部材42により、他方の部分402、403を撮像アセンブリ4の傾倒方向に対して交差する方向すなわち上下方向に傾倒させて、その力を逃がして衝撃を緩和させることができる。この結果、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、構成部品を損傷から保護することができる。

0057

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、撮像装置41により、既存のアウトサイドミラー装置Mの視野範囲と同等もしくは広い視野範囲を撮像するために、撮像装置41をドアDから外側に突出させて位置させる必要がある。このために、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、撮像装置41を収納保持するハウジング40がドアDから外側に突出している。このように、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、ハウジング40および撮像装置41を有する撮像アセンブリ4がドアDから外側に突出していて、その撮像アセンブリ4に何らかの力が作用しても、前記の通り、緩衝機構32および緩衝部材42の緩衝作用により、衝撃を緩和させることができ、構成部品を損傷から保護することができる。

0058

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、ハウジング40の他方の部分402、403に上下方向の力が作用したときに、緩衝部材42により、他方の部分402、403が上下方向に緩衝傾倒するものである。このために、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、デザイン性の向上、空気抵抗の低減のためにハウジング40を傾倒中心線O−O方向(上下方向)の寸法が小さい薄型の形状にし、また、ハウジング40を軽量な部材の樹脂製部材から構成して、かつ、ハウジング40の厚さ(板厚、肉厚)を薄くしてハウジング40の強度を下げても、ハウジング40などの構成部品を衝撃から保護することができる。この結果、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、ハウジング40を安価で軽量な部材の樹脂製部材から構成するものであるから、軽量化を図ることができ、かつ、製造コストを安価にすることができる。

0059

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、板バネから構成されている緩衝部材42の両端部分の固定部分420、421がハウジング40の一方の部分400、401、他方の部分402、403にそれぞれ固定されている。この結果、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、緩衝部材42の両端部分の固定部分420、421の板面が、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な面(水平面)に一致もしくはほぼ一致する。これにより、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、ハウジング40が2分割されていて、他方の部分402、403が一方の部分400、401に対して上下方向に緩衝傾倒するものであっても、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が撮像アセンブリ4に作用したときには、その力が緩衝部材42を介して緩衝機構32に伝達されて、緩衝機構32が作用する。このために、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が撮像アセンブリ4に作用したときには、撮像アセンブリ4が傾倒中心線O−O回りに傾倒して、構成部品を衝撃から保護することができる。

0060

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、緩衝部材42において、バネ部分422が固定部分420、421の板面(水平面)に対して垂直方向(上下方向)に凹凸を持つ蛇腹形状をなしている。この結果、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が他方の固定部分421に作用してもバネ部分422が蛇腹形状を維持するものである。これにより、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、緩衝部材42が一方の固定部分420と他方の固定部分421との間に蛇腹形状のバネ部分422を設けるものであっても、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が他方の固定部分421側であるハウジング40の他方の部分402、403に作用したときには、蛇腹形状のバネ部分422を介して、一方の固定部分420側であるハウジング40の一方の部分400、401に伝達されて、緩衝機構32が作用する。このために、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、傾倒中心線O−Oに対して垂直もしくはほぼ垂直な力が撮像アセンブリ4のハウジング40の他方の部分402、403に作用したときには、撮像アセンブリ4が傾倒中心線O−O回りに傾倒して、構成部品を衝撃から保護することができる。

0061

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、板バネから構成されている緩衝部材42の中間部分のバネ部分422が2分割されているハウジング40の一方の部分400、401と他方の部分402、403との分割箇所に位置している。この結果、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、上下方向の力がハウジング40の他方の部分402、403に作用したときには、バネ部分422が弾性変形して、他方の部分402、403が上下に傾倒するので、ハウジング40などの構成部品を衝撃から保護することができる。しかも、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、上下方向の力が抜けると、バネ部分422が元の状態に弾性復帰するので、上下に傾倒していた他方の部分402、403が元の状態の水平状態に自動的に復帰する。このために、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、他方の部分402、403が上下に傾倒している状態で、撮像アセンブリ4を水平方向に傾倒させることにより、撮像アセンブリ4と車体のドアDとの接触損傷を、防ぐことができる。

0062

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、ハウジング40の他方の部分402、403の高さが、撮像装置41の高さに、他方の部分402、403の厚さ(板厚、肉厚)を加えた寸法である。このために、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、図4に示すように、ハウジング40の高さが既存のアウトサイドミラー装置Mの高さよりも極めて小さい。これにより、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、デザイン性の向上、空気抵抗の低減を図ることができる。

0063

この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、撮像装置41のハーネス412が、ハウジング40内から中空形状のシャフト30内を通ってベース2内に配線されている。このために、この実施形態にかかる車両用撮像装置1は、ハーネス412をベース2内から車両の内部に容易に配線することができる。

0064

「車両用撮像装置1Aの説明」
図7は、この発明にかかる車両用撮像装置の変形例を示す。以下、この変形例にかかる車両用撮像装置1Aについて説明する。図中、図1図6同符号は、同一のものを示す。

0065

前記の実施形態の車両用撮像装置1は、撮像アセンブリ4においてハウジング40内に撮像装置41を収納保持するものである。これに対して、この変形例の車両用撮像装置1Aは、撮像アセンブリ4Aにおいてハウジング40A内に前記の撮像装置41と他の撮像装置41Aをそれぞれ収納保持するものである。前記の撮像装置41は、車両の側方および後方の情報を画像として撮像するものである。他の撮像装置41Aは、車両の下方の情報を画像として撮像するものである。

0066

この変形例の車両用撮像装置1Aは、ハウジング40A内に前記の撮像装置41と他の撮像装置41Aをそれぞれ収納保持するものであるから、ハウジング40AがドアDから外側に突出している寸法T1+T2が前記の実施形態の車両用撮像装置1のハウジング40がドアDから外側に突出している寸法T1よりも寸法T2分長い。このために、この変形例の車両用撮像装置1Aは、前記の実施形態の車両用撮像装置1と比較して、撮像アセンブリ4Aに力が作用する機会が増す。この変形例の車両用撮像装置1Aは、撮像アセンブリ4Aに力が作用する機会が増しても、前記の実施形態の車両用撮像装置1と同様に、撮像アセンブリ4Aおよびハウジング40Aの他方の部分402、403を傾倒させて、その力を逃がして衝撃を緩和させることができ、構成部品を損傷から保護することができる。

0067

この変形例の車両用撮像装置1Aは、以上のごとき構成からなるので、前記の実施形態の車両用撮像装置1とほぼ同様の作用効果を達成することができる。

0068

「車両用周辺視認装置の説明」
図8は、この発明にかかる車両用周辺視認装置の実施形態を示す。以下、この実施形態にかかる車両用周辺視認装置について説明する。図中、図1図7と同符号は、同一のものを示す。

0069

この実施形態にかかる車両周辺視認装置は、図8に示すように、車両用撮像装置1、1Aの撮像アセンブリ4、4Aの撮像装置(カメラ)41、41Aと、検出装置5と、画像処理装置画像処理ECU)6と、表示装置(モニタ)7と、を備えるものである。

0070

前記撮像装置41、41Aは、車両の周辺であって、車両の後方および側方の情報、車両の下方の情報を画像として撮像し、撮像した車両の後方および側方の情報の画像、車両の下方の情報の画像を、ハーネス412を介して、前記画像処理装置6に出力するものである。

0071

前記検出装置5は、車両に搭載されている。前記検出装置5は、前記画像処理装置6に接続されている。前記検出装置5は、車両情報を検出し、検出した車両情報を検出信号として前記画像処理装置6に出力するものである。前記検出装置5としては、たとえば、ステアリング角度検出部(ステアリング角度センサ)、ギアポジション検出部(ギアポジションセンサ)、方向指示検出部(方向指示センサ)、車速検出部(車速センサ)、車両位置検出部(車両位置センサ)、超音波検出部(超音波センサ)、その他の検出部などを単独であるいは複数使用するものである。

0072

前記画像処理装置6は、車両に搭載されている。前記画像処理装置6は、前記撮像装置41、41A、前記検出装置5、前記表示装置7にそれぞれ接続されている。前記画像処理装置6は、前記撮像装置41、41Aにより撮像された車両の後方および側方の情報の画像、車両の下方の情報の画像を前記検出装置5からの車両情報に基づいて適宜に処理するものである。なお、前記画像処理装置6は、前記撮像装置41、41Aにより撮像された車両の後方および側方の情報の画像、車両の下方の情報の画像を、前記検出装置5の車両情報ではなく、ドライバー手動操作により処理する場合もある。前記画像処理装置6は、処理した画像を前記表示装置7に出力する。

0073

前記表示装置7は、車両のうちドライバーの視野範囲に搭載されている。前記表示装置7は、前記画像処理装置6に接続されている。前記表示装置7は、前記画像処理装置6により処理された画像を表示するものである。ドライバーは、前記表示装置7に表示された画像を視認することにより、車両の後方および側方、車両の下方を視認することができる。

0074

この実施形態にかかる車両周辺視認装置は、以上のごとき構成からなるものであるから、前記の実施形態の車両用撮像装置1、前記の変形例の車両用撮像装置1Aとほぼ同様の作用効果を達成することができる。

0075

「実施形態、変形例以外の例の説明」
なお、前記の実施形態、変形例においては、取付ユニット3として、手動格納タイプの取付ユニットを使用するものである。ところが、この発明においては、取付ユニットとして、電動格納タイプの取付ユニットを使用するものであっても良い。電動格納タイプの取付ユニットは、シャフトと、ケーシングと、モータと、駆動力伝達機構と、クラッチ機構と、緩衝機構と、を有する。

0076

また、前記の実施形態、変形例においては、ハウジング40、40Aの一方の部分400、401の開口端と他方の部分402、403の開口端とが互い違いの段差により相互に嵌合されているものである。ところが、この発明においては、ハウジング40、40Aの一方の部分400、401の開口端と他方の部分402、403の開口端とを、ゴム製のカバーなどにより覆っても良い。

0077

さらに、前記の実施形態、変形例においては、取付ユニット3のシャフト30を撮像アセンブリ4、4Aに取り付け、取付ユニット3のブラケット31をベース2に取り付けるものである。ところが、この発明においては、取付ユニット3のシャフト30をベース2に取り付け、取付ユニット3のブラケット31を撮像アセンブリ4、4Aに取り付けるものであっても良い。

0078

1、1A車両用撮像装置
2ベース
20取付部
21 ベース部
22取付ボス部
23透孔
3取付ユニット
30シャフト
300 溝
301取付板部
302 取付ボス部
303スクリュー
31ブラケット
310 取付部分
311円筒部分
312 スクリュー
32緩衝機構
320凹ノッチ
321凸ノッチ
322スプリング
323プッシュナット
324係止爪
4、4A撮像アセンブリ
40、40Aハウジング
400 一方の部分(上側の部分)
401 一方の部分(下側の部分)
402 他方の部分(上側の部分)
403 他方の部分(下側の部分)
404 凹部
405 透孔
406 小透孔
407 透孔
408 取付ボス部
41、41A撮像装置
410 本体
411レンズ部
412ハーネス
42緩衝部材
420 固定部分
421 固定部分
422バネ部分
423 透孔
424 小透孔
425 小透孔
426 スクリュー
5検出装置
6画像処理装置
7表示装置
A 使用位置
B格納位置(後方傾倒位置)
C前方傾倒位置
Dドア(車体)
E 車両の後方
F 車両の前方
Mアウトサイドミラー装置
O−O傾倒中心線(撮像アセンブリの傾倒中心線、シャフトの中心線)
T1 寸法
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