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技術 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 浜田正志
出願日 2015年7月30日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2015-150508
公開日 2017年2月9日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2017-034378
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等 計算機間の情報転送
主要キーワード リーダライタモード アクセス用情報 カードエミュレーションモード 開始応答メッセージ 選択メニュ 固定設定 公衆無線通信 ネットワークキー
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

コンテンツを取得するための無線通信路の設定を簡便な操作で行って、コンテンツの再生を装置間で移行させる通信装置、通信装置の制御方法プログラムを提供する。

解決手段

コンテンツを再生する再生手段と、再生手段によりコンテンツを再生している際に第1の通信方式により他の通信装置と通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービス実行要求と、第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による通信であって、コンテンツを取得するための通信を行うための通信パラメータとを第1の通信方式により他の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。

概要

背景

コンテンツストリーミング再生する技術がある。特許文献1では、装置Aで再生している映像の再生を装置Bに移行する場合、装置Aが、再生の移行を指示されてから、装置Bが映像を再生するまでに要する所定期間が経過するまで、映像の再生を継続する。

概要

コンテンツを取得するための無線通信路の設定を簡便な操作で行って、コンテンツの再生を装置間で移行させる通信装置、通信装置の制御方法プログラムを提供する。コンテンツを再生する再生手段と、再生手段によりコンテンツを再生している際に第1の通信方式により他の通信装置と通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービス実行要求と、第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による通信であって、コンテンツを取得するための通信を行うための通信パラメータとを第1の通信方式により他の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。

目的

本発明は、コンテンツを取得するための無線通信路の設定を簡便な操作で行って、コンテンツの再生を装置間で移行させることを目的とする

効果

実績

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請求項1

通信装置であって、コンテンツ再生する再生手段と、前記再生手段により前記コンテンツを再生している際に第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を開始した場合、前記コンテンツを再生するサービス実行要求と、第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記他の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする通信装置。

請求項2

前記送信手段は、前記再生手段により前記コンテンツを再生している際に第1の通信方式により他の通信装置と通信を開始した場合、当該通信を開始した際の前記再生手段による前記コンテンツの再生の進行に基づく再生位置を示す情報を前記第1の通信方式により前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。

請求項3

前記送信手段は、前記再生手段による前記コンテンツの再生を一時停止している際に前記第1の通信方式により前記他の通信装置との通信を開始した場合、当該一時停止された位置から再生を開始するための再生位置を示す情報を前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。

請求項4

前記送信手段は、前記コンテンツを取得するためのアドレス情報を前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項5

前記通信パラメータは、前記通信装置により形成される無線ネットワークで通信するためのパラメータであり、前記無線ネットワークを介して前記他の通信装置に前記コンテンツを提供することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項6

前記通信パラメータは、前記コンテンツを配信する配信装置により形成される無線ネットワークで通信するためのパラメータであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項7

前記通信パラメータは、アクセスポイントとして動作する装置により形成される無線ネットワークで通信するためのパラメータであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項8

前記再生手段は、前記コンテンツをストリーミング再生することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項9

通信装置であって、第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービスの実行要求と、前記第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記他の通信装置から受信する受信手段と、前記通信パラメータに基づく前記第2の通信方式による通信により前記コンテンツを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記コンテンツを再生する再生手段と、を有することを特徴とする通信装置。

請求項10

前記受信手段は、前記コンテンツの再生位置を示す情報を前記第1の通信方式により前記他の通信装置から受信し、前記再生手段は、前記情報が示す再生位置から前記取得手段により取得された前記コンテンツを再生することを特徴とする請求項9に記載の通信装置。

請求項11

前記受信手段は、前記コンテンツを取得するためのアドレス情報を前記他の通信装置から受信し、前記取得手段は、前記アドレス情報に基づいて前記コンテンツを取得することを特徴とする請求項9または10に記載の通信装置。

請求項12

前記受信手段による受信に応じて、前記第2の通信方式による通信の可否と前記サービスの実行可否とを示すための応答メッセージを前記他の通信装置に送信する送信手段を有することを特徴とする請求項請求項9乃至11のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項13

前記コンテンツのフォーマットが前記再生手段により再生できないフォーマットである場合、前記取得手段は、前記コンテンツの取得を行わないことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項14

通信装置であって、第1の通信方式により第1の他の通信装置と無線通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービスの実行要求と、前記第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記第1の他の通信装置から受信する受信手段と、前記受信手段による受信の後に、前記第1の通信方式により第2の他の通信装置との無線通信を開始した場合、前記サービスの実行要求と、前記通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記第2の他の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする通信装置。

請求項15

前記受信手段は、前記コンテンツの再生位置を示す情報を前記第1の通信方式により前記第1の他の通信装置から受信し、前記送信手段は、前記コンテンツの再生位置を示す情報を前記第1の通信方式により前記第2の他の通信装置に送信することを特徴とする請求項14に記載の通信装置。

請求項16

前記サービスは、ストリーミング再生サービスであることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項17

前記コンテンツの再生位置を示す情報は、タイムスタンプまたはインデックス情報であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項18

前記通信パラメータは、SSID、ネットワークキー暗号方式認証方式及びMACアドレスのうち少なくともいずれか一つが含まれることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項19

前記第1の通信方式は、NFC(NearFieldCommunication)、TransferJetまたはBluetooth(登録商標)LowEnergyであることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項20

前記第2の通信方式は、IEEE802.11シリーズまたはBluetooth(登録商標)であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項21

前記コンテンツは、映像または音であるであることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の通信装置。

請求項22

通信装置の制御方法であって、コンテンツを再生する再生工程と、前記再生工程において前記コンテンツを再生している際に第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を開始した場合、前記コンテンツを再生するサービスの実行要求と、第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記他の通信装置に送信する送信工程と、を有することを特徴とする通信装置の制御方法。

請求項23

通信装置の制御方法であって、第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービスの実行要求と、第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記他の通信装置から受信する受信工程と、前記通信パラメータに基づく前記第2の通信方式による通信により前記コンテンツを取得する取得工程と、前記取得工程において取得された前記コンテンツを再生する再生工程と、を有することを特徴とする通信装置の制御方法。

請求項24

通信装置の制御方法であって、第1の通信方式により第1の他の通信装置と無線通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービスの実行要求と、第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記第1の他の通信装置から受信する受信工程と、前記受信工程における受信の後に、前記第1の通信方式により第2の他の通信装置との無線通信を開始した場合、前記サービスの実行要求と、前記通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記第2の他の通信装置に送信する送信工程と、を有することを特徴とする通信装置。

請求項25

コンピュータを請求項1乃至21の何れか1項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、通信技術に関する。

背景技術

0002

コンテンツストリーミング再生する技術がある。特許文献1では、装置Aで再生している映像の再生を装置Bに移行する場合、装置Aが、再生の移行を指示されてから、装置Bが映像を再生するまでに要する所定期間が経過するまで、映像の再生を継続する。

先行技術

0003

特開2014−131113号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上述の特許文献1では、装置Aでの映像等のコンテンツの再生を装置Bに移行する際に装置Bでコンテンツを取得するための通信路確立していることを前提としている。装置Aでのコンテンツの再生を装置Bに移行する際に装置Bでコンテンツを取得するための通信路が確立していない場合、装置Bにおいて通信路の設定を行う必要がある。例えば、無線LANIEEE802.11シリーズ)で通信を行うには、様々な通信パラメータを設定する必要があり、ユーザの入力によりこの通信パラメータを設定すると煩雑な入力操作により時間がかかる。したがって、装置Bでコンテンツを取得するための通信路が確立していない場合、コンテンツの再生を装置Aから装置Bに移行するまでに時間がかかる恐れがある。

0005

本発明は、コンテンツを取得するための無線通信路の設定を簡便な操作で行って、コンテンツの再生を装置間で移行させることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の通信装置は、コンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段により前記コンテンツを再生している際に第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を開始した場合、前記コンテンツを再生するサービス実行要求と、前記第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記他の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。

0007

また、本発明の他の態様の通信装置は、第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービスの実行要求と、前記第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記他の通信装置から受信する受信手段と、前記通信パラメータに基づく前記第2の通信方式による無線通信により前記コンテンツを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記コンテンツを再生する再生手段と、を有することを特徴とする。

0008

また、本発明の他の態様の通信装置は、第1の通信方式により第1の他の通信装置と無線通信を開始した場合、コンテンツを再生するサービスの実行要求と、前記第1の通信方式より通信速度が速いまたは通信距離が長い第2の通信方式による無線通信であって、前記コンテンツを取得するための無線通信を行うための通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記第1の他の通信装置から受信する受信手段と、前記受信手段による受信の後に、前記第1の通信方式により第2の他の通信装置との無線通信を開始した場合、前記サービスの実行要求と、前記通信パラメータとを前記第1の通信方式により前記第2の他の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、コンテンツを取得するための無線通信路の設定を簡便な操作で行って、コンテンツの再生を装置間で移行させることができる。

図面の簡単な説明

0010

システム構成を示す図である。
通信装置の構成を示す図である。
コンテンツに関する情報を示す図である。
ステムシーケンスを示す図である。
スマートフォンの動作を示すフローチャートである。
ディスプレイの動作を示すフローチャートである。
システムのシーケンスを示す図である。

実施例

0011

以下、本実施形態に係る通信装置、通信システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、以下に説明する本実施形態において想定するシステム100の機器構成の図である。システム100は、デジタルカメラ101、スマートフォン102及びディスプレイ103の複数の通信装置から構成される。なお、本実施形態における通信システムにおける装置を、例えばプリンタ、PC、ビデオカメラスマートウォッチ、PDAなどの装置としてもよい。

0012

スマートフォン102は、デジタルカメラ101またはディスプレイ103との間で、NFC(Near Field Communication)を用いて通信が可能である。なお、本実施形態では、夫々の装置がNFC Forumに規定されるP2Pモードで双方向通信を行う。なお、スマートフォン102がNFC Forumに規定されるリーダライタモードで通信し、デジタルカメラ101またはディスプレイ103がNFC Forumに規定されるカードエミュレーションモードで通信するようにしてもよい。なお、リーダライタモードは、カードエミュレーションモードで動作する装置が有するメモリに対して読み書きするモードである。また、カードエミュレーションモードは、リーダライタモードで動作する装置からのメモリに対して読み書きが行われるモードである。

0013

また、デジタルカメラ101、スマートフォン102及びディスプレイ103は、無線LANにおいて通信が可能である。システム100は、デジタルカメラ101において撮影され、記憶される映像コンテンツを、無線LANにおいて通信し、スマートフォン102及びディスプレイ103においてストリーミング再生する。デジタルカメラ101は、コンテンツを配信する配信装置である。システム100は、映像コンテンツをストリーミング再生する際、UPnP AV規格を用いる。デジタルカメラ101は、UPnP AVにおけるMedia Serverとして動作する。また、スマートフォン102は、UPnP AVにおけるControl Point with Decoderとして動作する。また、ディスプレイ103は、UPnP AVにおけるMedia Rendererとして動作する。なお、映像コンテンツをストリーミング再生する際、DLNA(Digital Living Network Alliance)を用いてもよい。なお、本実施形態においてストリーミング再生させるコンテンツを動画として説明を行うが、例えば、ストリーミング再生させるコンテンツは、音楽等の動画以外のコンテンツであってもよい。

0014

なお、本実施形態における無線LAN通信は、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)802.11シリーズに準拠した通信である。しかしながら、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。本実施形態における無線LAN通信は、例えば、NFC通信より通信速度が速いまたは通信距離が長い他の通信方式によって代替することができる。

0015

本実施形態において、スマートフォン102は、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作して、デジタルカメラ101またはディスプレイ103と通信する。アクセスポイントは、無線ネットワークを形成し、ステーションに対する認証・暗号処理およびステーションの管理等を実施する。また、デジタルカメラ101及びディスプレイ103は、IEEE802.11規格に定められたインフラストラクチャモードにおけるステーションとして動作する。なお、デジタルカメラ101またはディスプレイ103がアクセスポイントとして動作し、その他の装置がステーションとして動作してもよい。また、システム100は、IEEE802.11規格に定められたアドホックモードで無線LAN通信を行ってもよい。また、通信装置間でWi−Fi Direct(登録商標)による接続手順を行って無線LAN通信を行うとしてもよい。また、システム100がアクセスポイントとして動作する外部装置を更に有し、この外部装置がアクセスポイントとして形成した無線ネットワークにおいて、デジタルカメラ101、スマートフォン102及びディスプレイ103が通信するようにしてもよい。

0016

続いて、システム100の通信装置(デジタルカメラ101、スマートフォン102及びディスプレイ103)の構成を、図2を用いて説明する。通信装置300は、表示部301、操作部302、記憶部303、電源部304、制御部305、ROM306、RAM307、無線LAN通信部308、NFC通信部309及び機能部310を備える。表示部301は、例えばLCDやLEDにより構成され、ユーザが視覚認知可能な情報を出力する機能を有し、各種UIの表示制御を行う。操作部302は、ユーザが各種入力等を行い、通信装置を操作するための機能を有する。なお、表示部301と操作部302とをタッチパネル等によって一体として構成してよい。

0017

記憶部303は、例えば、HDDフラッシュメモリまたは着脱可能なSDカードなどの記憶媒体により構成され、無線通信ネットワーク情報、データ送受信情報、画像データ、アプリケーションなど各種データを記憶し、管理する。電源部304は、例えばAC(Alternating Current)電源であり、装置全体を動作させるための電源をコンセントから取得し、各ハードウェア電力を供給する。なお、電源部304は、バッテリであってもよい。

0018

制御部305は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、通信装置300の装置全体の動作を制御する。ROM306は、制御命令つまりプログラムを格納する。後述する各種動作は、ROM306に記憶された制御プログラムを制御部305が実行することにより実現される。RAM307は、プログラムを実行する際のワークメモリやデータの一時保存などに利用される。

0019

無線LAN通信部308は、無線LAN通信を行うチップアンテナである。無線LAN通信部308は、IEEE802.11シリーズに準拠した無線通信を行う。なお、本実施形態では、無線LAN通信部308は、IEEE802.11シリーズに準拠した無線通信を行うものとしたが、Bluetooth(登録商標)等の他の通信方式を用いてもよい。

0020

NFC通信部309は、NFC規格に準拠したNFC通信を行うチップやアンテナである。また、NFC通信部309は、通信範囲内に通信可能な装置を検出すると自動的にNFC通信を確立する。なお、NFC通信部309は、NFC規格に準拠した無線通信を行うものとしたが、例えば、赤外線通信(IrDA)やTransferJetなどの他の近接無線通信、またはその他の無線通信方式で通信するようにしても良い。また、NFC通信部309は、Bluetooth(登録商標)4.0で規定されるBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)方式を用いてもよい。

0021

機能部310は、通信装置300が所定の処理を実行するためのハードウェアである。例えば、通信装置300がデジタルカメラ101である場合、機能部310は、撮影部であり、動画や静止画の撮影を行う。また、例えば、通信装置300がスマートフォン102である場合、機能部310は公衆無線通信部であり、公衆無線での通信処理を行う。また、例えば、通信装置300がディスプレイ103であれば、入力部であり、映像情報を入力する。

0022

以上の構成を有するシステムの動作を説明する。本実施形態では、デジタルカメラ101に記憶されている映像コンテンツを、スマートフォン102においてストリーミング再生している際に、当該映像コンテンツの再生をディスプレイ103に移行する場合を説明する。なお、ストリーミング再生を行うための標準規格であるUPnP(Universal Plug and Play) AV規格においては、コンテンツの再生の開始を他の装置に指示した後に、コンテンツの再生位置を示す情報を他の装置に通知する。装置Aで再生しているコンテンツの再生を装置Bに移行する場合、装置Bでは、コンテンツの再生の開始を指示されると、コンテンツの再生位置を示す情報を受信するまで、コンテンツの先頭から再生を開始してしまう。したがって、装置Aで再生しているコンテンツの再生を装置Bに移行する場合、一時的に所望とする再生位置と異なる再生位置からのコンテンツが再生されてしまう恐れがある。以下の説明では、一時的に所望とする再生位置と異なる再生位置からのコンテンツが再生されてしまうことを防止して、所望の再生位置からのコンテンツの再生を移行させるための動作を説明する。

0023

本実施形態の通信システム100のシーケンスを、図4を用いて説明する。デジタルカメラ101とスマートフォン102の間で、無線LAN通信路を確立する(S801)。

0024

S801における無線LAN通信路の設定は、後述するNFCを用いたハンドオーバ処理により行われてもよい。ハンドオーバとは、第1の通信方式における通信から、第2の通信方式における通信への切り替え行為を示す。

0025

スマートフォン102は、無線LAN通信路を介して、他の装置が実行可能なサービスを探索する探索処理(S802、S803)を実施し、デジタルカメラ101がストリーミング再生サービスに対応しているか否かを判定する。なお、スマートフォン102は、サービス探索処理は、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)を用いてもよい。

0026

スマートフォン102は、デジタルカメラ101がストリーミング再生サービスに対応していることを確認した場合、デジタルカメラ101が保持しているコンテンツの探索処理を実行する(S804、S805)。スマートフォン102は、コンテンツの探索処理の結果として、デジタルカメラ101から図3により示される内容の応答を取得する。スマートフォン102は、デジタルカメラ101が保持しているコンテンツの情報を表示させ、再生するコンテンツを選択させるための選択メニューの表示を行う。スマートフォン102は、再生を行うコンテンツをユーザ操作に従って選択する(S806)。スマートフォン102は、再生対象として選択されたコンテンツのストリーミングデータを取得するためのURIを、コンテンツの探索処理の結果から取得し、記憶する(S807)。スマートフォン102は、自装置で再生可能フォーマットのストリーミングデータを取得するためのURIにアクセスし、コンテンツ取得処理を行う(S808、S809)。なお、コンテンツ取得処理におけるコンテンツ取得要求は、HTTPPullプロトコルを用いてもよい。スマートフォン102は、コンテンツ取得処理に応じてデジタルカメラ101から配信されるストリーミングデータの再生を行う(S810)。

0027

続いて、スマートフォン102でのコンテンツの再生をより大画面であるディスプレイ103に移行する場合を説明する。スマートフォン102は、ユーザからコンテンツの再生の一時停止のための操作(Pause操作)を受け付ける(S811)。スマートフォン102は、コンテンツの再生を一時停止する共に、一時停止した時点でのコンテンツの再生位置を示す情報を記憶する。なお、スマートフォン102は、コンテンツの再生位置を示す情報としてタイムスタンプを記憶する。また、コンテンツの再生位置を示す情報として、再生トラック情報、再生チャプター等のインデックス情報を用いてもよい。また、スマートフォン102は、「再生を他の装置に移行させる場合は、他の装置とNFC通信を開始してください。」とのように、他の装置とNFC通信を開始することを促すメッセージを表示してもよい。また、スマートフォン102は、「継続再生を他の再生装置に移行させる場合には、他の再生装置とNFCタッチ(通信)開始してください。」とのように、他の装置とNFC通信を開始することを促すメッセージを表示してもよい。なお、スマートフォン102は、一時停止した時点でのコンテンツの再生位置を示す情報を記憶するものとしたが、一時停止した時点から所定時間前または後の再生位置を示す情報を記憶してもよい。また、スマートフォン102は、再生の一時停止を受け付けた時点での再生位置を示す情報を記憶するものとしたが、再生の一時停止を受け付けず、NFC通信を開始した時点のコンテンツの再生位置を示す情報を記憶するようにしてもよい。即ち、スマートフォン102は、NFC通信を開始した際のコンテンツの再生の進行に基づく再生位置を示す情報を取得する構成としてよい。

0028

スマートフォン102とディスプレイ103はユーザ操作によりNFC通信が可能な距離まで近接されたとする(S813)。スマートフォン102は、ストリーミング再生しているコンテンツの再生を一時停止した状態で、NFC通信を開始した場合、ストリーミング再生しているコンテンツの再生をNFCの通信相手装置に移行させるための処理を行う。スマートフォン102は、ディスプレイ103にコンテンツを取得させるための通信路を確立させるためにNFC通信から無線LAN通信に切り替えるハンドオーバ処理を実行する。

0029

スマートフォン102は、NFC通信を確立すると、ハンドオーバ要求メッセージをNFC通信部309によりディスプレイ103に送信する(S814)。ハンドオーバ要求メッセージは、NFCとは異なる通信方式により新たに接続することを要求するメッセージである。なお、本実施形態においてハンドオーバ要求メッセージとはNFC Forum Connection Handover Technical Specificationにて規定されるHandoverRequestメッセージである。

0030

本実施形態におけるハンドオーバ要求メッセージには、ハンドオーバ可能な通信方式を識別する識別情報と、この通信方式で無線通信を行うために必要な通信パラメータが含まれる。S814におけるハンドオーバ要求メッセージには、スマートフォン102がアクセスポイントとして形成する無線ネットワークにおいて通信するための通信パラメータが含まれているものとする。

0031

例えば、無線LAN通信に必要な通信パラメータは、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)、暗号方式ネットワークキー暗号鍵認証鍵)、認証方式、Passphrase、MACアドレス等である。なお、ハンドオーバ可能な通信方式を識別する識別情報には、無線LAN/Wi−Fi Direct/Bluetooth(登録商標)等の通信方式の種別や、それぞれの通信方式の起動状態起動済、起動中、非活性など)を含めてもよい。また、IP層での通信を行うためのIPアドレスまたはUUID等も含めてもよい。

0032

また、S814におけるハンドオーバ要求メッセージには、実行を要求するサービスに関する情報が含まれている。この場合、S814におけるハンドオーバ要求メッセージには、ストリーミング再生サービスを要求するための情報が含まれている。また、S814におけるハンドオーバ要求メッセージには、要求するサービスにおいて処理対象となるコンテンツに関する情報も含まれる。この場合、S814におけるハンドオーバ要求メッセージには、スマートフォン102において再生が一時停止されているコンテンツに関する情報が含まれる。コンテンツに関する情報は、コンテンツを識別するための識別情報、コンテンツを取得するためのアドレス情報及びコンテンツの再生位置を示す情報が含まれる。コンテンツの再生位置を示す情報は、例えば、タイムスタンプである。S814におけるハンドオーバ要求メッセージには、S812において記憶したタイムスタンプの情報が含まれる。なお、スマートフォン102は、再生の一時停止を受け付けることなく、NFC通信を開始した場合、コンテンツの再生位置を示す情報を含めることなく、ハンドオーバ要求メッセージを送信してもよい。また、スマートフォン102は、再生の一時停止を受け付けることなく、NFC通信を開始した場合、コンテンツの再生位置を示す情報としてコンテンツの先頭からの再生を示す情報を含めたハンドオーバ要求メッセージを送信してもよい。ディスプレイ103は、スマートフォン102からハンドオーバ要求メッセージを受信するとハンドオーバ応答メッセージをNFCにより送信する(S815)。なお、本実施形態において、ハンドオーバ応答メッセージはNFC Forum Connection Handover Technical Specificationにて規定されるHandover Selectメッセージである。

0033

ディスプレイ103は、受信したハンドオーバ要求メッセージにおいて要求されたハンドーバの可否及びサービスの実行可否に関する情報を含めてハンドオーバ応答メッセージを送信する。この場合、ディスプレイ103は、受信したハンドオーバ要求メッセージにおいて要求された無線LANへのハンドオーバ及びストリーミング再生サービスを実行することを示す情報を含めてハンドオーバ応答メッセージを送信する。

0034

ディスプレイ103は、ハンドオーバ応答メッセージを送信すると、受信したハンドオーバ要求メッセージに含まれる通信パラメータを用いてコンテンツを取得するための通信路である無線LANでの通信を確立する(S817)。無線LANの通信路が確立すると、ディスプレイ103は、受信したハンドオーバ要求メッセージに含まれるコンテンツのストリーミングデータを取得するためのアドレス情報であるURIにアクセスし、コンテンツ取得処理を行う(S818、S819)。なお、図4の例では、ディスプレイ103のデジタルカメラ101からのコンテンツの取得は、スマートフォン102がアクセスポイントとして形成する無線ネットワークを介して実行される。

0035

ディスプレイ103は、受信したハンドオーバ要求メッセージに含まれるコンテンツの再生位置を示す情報であるタイプスタンプが示す再生位置からの再生を行うための制御を行う(S820)。ディスプレイ103は、コンテンツ取得処理に応じてデジタルカメラ101から配信されるコンテンツのストリーミングデータを、タイプスタンプが示す再生位置から再生する(S821)。なお、ディスプレイ103は、受信した再生位置を示す情報が示す再生位置までのストリーミングデータを受信するまで、再生を待機するようにしてもよい。また、ディスプレイ103は、受信した再生位置を示す情報が示す再生位置から、ストリーミングデータを取得するようにしてもよい。

0036

このように本実施形態によれば、コンテンツを再生している状態のスマートフォン102をディスプレイ103に近づけるという簡便な操作を行うだけで、コンテンツを取得するための通信路の確立とコンテンツの再生の移行とを行うことができる。また、本実施形態によれば、通信路を確立するための情報と共にコンテンツの再生位置を示す情報とがディスプレイ103に提供されるので、ディスプレイ103がコンテンツの先頭から再生を行うことが低減される。したがって、不要なコンテンツの内容がディスプレイ103から出力されることが低減される。

0037

続いて、スマートフォン102の動作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。

0038

なお、図5に示すフローチャートは、スマートフォン102の制御部305がROM306に記憶されている制御プログラムを実行し、情報の演算および加工、各ハードウェアの制御を実行することにより実現される。なお、図5に示すフローチャートに示すステップの一部または全部を例えばASIC等のハードウェアで実現する構成としても良い。

0039

また、図5のフローチャートは、スマートフォン102とコンテンツを配信する装置(図4では、デジタルカメラ101)が無線LANにおける通信が可能な場合に、ユーザからコンテンツのストリーミング再生サービスの実行が指示された場合に開始される。

0040

スマートフォン102は、無線LAN通信部308による通信を介して、他の装置が実行可能なサービスを探索するサービス探索処理を実施する(S1001)。スマートフォン102は、サービス探索処理の結果から、ストリーミング再生サービスを実行可能な装置が存在するか否かを判定する(S1002)。ストリーミング再生サービスを実行可能な装置が存在しないと判定された場合、スマートフォン102は、再びS1001からのサービス探索処理を実施する。なお、ストリーミング再生サービスを実行可能な装置が存在しないと判定された場合、エラーを表示し、処理を終了してもよい。

0041

S1002において、ストリーミング再生サービスを実行可能な装置が存在すると判定された場合、スマートフォン102は、無線LAN通信部308による通信を介して、他の装置が保持しているコンテンツの探索処理を実施する。(S1003)。なお、ストリーミング再生サービスを実行可能な装置が複数検出された場合、コンテンツ探索処理を実施する装置をユーザ操作に従って選択してよい。スマートフォン102は、コンテンツ探索処理の結果から、他の装置が保持し、配信可能なコンテンツにアクセスするためのアクセス情報を取得する(S1004)。また、スマートフォン102は、コンテンツ探索処理の結果から、他の装置が保持し、配信可能なコンテンツを自装置で再生可能なフォーマットであるか否かを判定する(S1005)。他の装置が配信可能なコンテンツのうち自装置で再生可能なフォーマットが存在しないと判定された場合、スマートフォン102は、再びS1001から処理を実施する。なお、他の装置が保持し、配信可能なコンテンツのうち自装置で再生可能なフォーマットが存在しないと判定された場合、エラーを表示し、処理を終了してもよい。

0042

他の装置が配信可能なコンテンツのうち再生可能なフォーマットが存在すると判定された場合、スマートフォン102は、コンテンツの情報を表示させ、再生するコンテンツを選択させるための選択メニューの表示を表示部301にて行う(S1006)。スマートフォン102は、再生を行うコンテンツの選択操作が操作部302にて行われたか否かを判定する(S1007)。所定期間経過するまでに再生を行うコンテンツの選択操作が操作部302にて行われなかった場合、スマートフォン102は、再びS1001からのサービス探索処理を実施する。なお、所定期間経過するまでに再生を行うコンテンツの選択操作が操作部302にて行われなかった場合、エラーを表示し、処理を終了してもよい。

0043

所定期間経過するまでに再生を行うコンテンツの選択操作が操作部302にて行われた場合、スマートフォン102は、選択されたコンテンツを取得するためのアクセス用情報を取得し、記憶する(S1008)。スマートフォン102は、自装置で再生可能なフォーマットのストリーミングデータを取得するためのアクセス用情報にアクセスし、コンテンツ取得処理を行う(S1009)。スマートフォン102は、取得したコンテンツのストリーミングデータを再生し、表示部301に表示させる(S1010)。

0044

スマートフォン102は、コンテンツのストリーミングデータの再生を終了するか否かを判定し(S1017)。再生を終了する場合、スマートフォン102は、処理を終了する。

0045

スマートフォン102は、コンテンツのストリーミングデータを再生している間に再生を一時停止するための操作が操作部302において行われたか否かを判定する(S1011)。

0046

再生を一時停止するための操作が操作部302において行われた場合、スマートフォン102は、コンテンツの再生を一時停止する共に、一時停止した時点でのコンテンツの再生位置を示す情報を記憶する。スマートフォン102は、コンテンツの再生を一時停止している状態で、NFC通信部309による通信を開始したか否かを判定する(S1013)。なお、スマートフォン102は、再生の一時停止を終了し、再生を再開する場合は、再びS1010からの処理を行う。

0047

コンテンツの再生を一時停止している状態でNFC通信部309による通信を開始した場合、コンテンツの再生位置を示す情報とコンテンツを取得するためのアドレス情報とを含めたハンドオーバ要求メッセージを送信する(S1014)。また、S1014において送信するハンドオーバ要求メッセージには、ストリーミング再生サービスの実行要求及びコンテンツを取得するための通信路を設定するための通信パラメータが含まれている。

0048

なお、スマートフォン102は、コンテンツの再生の一時停止を行うことなく、NFC通信部309による通信を開始した場合、NFC通信が開始したタイミングに基づくコンテンツの再生位置を示す情報を含めたハンドオーバ要求メッセージを送信してよい。また、スマートフォン102は、再生の一時停止を受け付けることなく、NFC通信を開始した場合、コンテンツの再生位置を示す情報を含めることなく、ハンドオーバ要求メッセージを送信してもよい。この場合、スマートフォン102は、コンテンツを取得するためのアドレス情報を含めてハンドオーバ要求メッセージを送信してもよい。また、スマートフォン102は、再生の一時停止を受け付けることなく、NFC通信を開始した場合、コンテンツの再生位置を示す情報としてコンテンツの先頭からの再生を示す情報を含めたハンドオーバ要求メッセージを送信してもよい。 そして、スマートフォン102は、NFC通信部309の通信相手装置(図4では、ディスプレイ103)からハンドオーバ応答メッセージを受信したか否かを判定する(S1015)。なお、ハンドオーバ要求メッセージの送信後、ハンドオーバ応答メッセージが所定期間内(例えば1秒内)に受信されなかった場合、スマートフォン102は、エラーを表示し、処理を終了する。

0049

スマートフォン102は、ハンドオーバ応答メッセージを受信すると、通信相手装置からハンドオーバの実行可否及びサービスの実行可否を判定し、処理を終了する。なお、スマートフォン102は、ハンドオーバ応答メッセージを受信すると、通信相手装置からハンドオーバの実行可否及びサービスの実行可否についての情報を表示部301に表示してもよい。また、スマートフォン102は、コンテンツの再生を移行した後に、自装置での、コンテンツの再生を停止してもよいし、継続してもよい。

0050

続いて、ディスプレイ103の動作を図6に示すフローチャートを用いて説明する。

0051

なお、図6に示すフローチャートは、ディスプレイ103の制御部305がROM306に記憶されている制御プログラムを実行し、情報の演算および加工、各ハードウェアの制御を実行することにより実現される。なお、図6に示すフローチャートに示すステップの一部または全部を例えばASIC等のハードウェアで実現する構成としても良い。

0052

また、図6のフローチャートは、ディスプレイ103とNFC通信可能な通信相手装置(図3では、スマートフォン102)とが、ユーザ操作によりNFC通信が可能な距離まで近接された場合に開始される。

0053

ディスプレイ103は、通信相手装置とNFC通信可能な距離での近接を検知すると、通信相手装置との間でNFC通信を開始する(S1101)。ディスプレイ103は、通信相手装置とNFCによる接続を確立すると、ハンドオーバ要求メッセージをNFC通信部309により受信したか否かを判定する(S1102)。なお、ディスプレイ103は、ハンドオーバ要求メッセージとは異なる情報をNFC通信部309により受信した場合、受信した情報に応じた処理を実行する。

0054

ディスプレイ103は、通信相手装置からハンドオーバ要求メッセージを受信した場合、受信したハンドオーバ要求メッセージにサービス情報が含まれているか否かを判定する(S1103)。受信したハンドオーバ要求メッセージにサービス情報が含まれていない場合、ディスプレイ103は、後述するS1113に処理を進める。受信したハンドオーバ要求メッセージにサービス情報が含まれている場合、ディスプレイ103は、サービス情報を読込む(S1104)。ディスプレイ103は、受信したサービス情報が示すサービスであって、通信相手装置から要求されたサービスが、ストリーミング再生サービスであるか否かを判定する(S1105)。通信相手装置から要求されたサービスが、ストリーミング再生サービスではない場合、ディスプレイ103は、要求されたサービスに応じた処理を行う(S1112)。例えば、S1112では、ディスプレイ103は、要求されたサービスの実行可否を判定し、その判定結果を示す情報であって、ハンドオーバ応答メッセージに含めるための情報を生成する。

0055

通信相手装置から要求されたサービスが、ストリーミング再生サービスである場合、ディスプレイ103は、ハンドオーバ応答メッセージにコンテンツの再生位置を示す情報が含まれているか否かを判定する。コンテンツの再生位置を示す情報が含まれていない場合、ディスプレイ103は、コンテンツの先頭を、再生開始位置に設定する(S1108)。一方、ハンドオーバ応答メッセージにコンテンツの再生位置を示す情報が含まれている場合、ディスプレイ103は、コンテンツの再生位置を示す情報に従ってコンテンツの再生開始位置を設定する(S1107)。

0056

ディスプレイ103は、受信したサービス情報に含まれるコンテンツに関する情報に基づいて、配信されるコンテンツのフォーマットがディスプレイ103において再生可能なものを含むか否かを判定する(S1109)。配信されるコンテンツのフォーマットが再生可能なものを含まない場合、ディスプレイ103は、ストリーミング再生サービスを実行しないことを示す情報であって、ハンドオーバ応答メッセージに含めるための情報を生成する。なお、ここで生成される情報は、ストリーミング再生サービスを実行しないことの理由であって、再生可能なフォーマットが存在しない旨を示す情報を生成してよい(S1111)。一方、S1109において配信されるコンテンツのフォーマットが再生可能なものを含む場合、ディスプレイ103は、受信したハンドオーバ要求メッセージから、コンテンツへのアクセスに用いるURIを取得する(S1110)。S1110において、取得されるURIは、再生可能なフォーマットのコンテンツを取得するためのアドレス情報である。

0057

なお、S1106〜S1111の処理をハンドオーバ応答メッセージの送信の前に行っているが、ハンドオーバ応答メッセージの送信の後に行ってもよい。ハンドオーバ応答メッセージの送信の後にS1106〜S1111の処理を行う場合、ディスプレイ103により送信されるハンドオーバ応答メッセージにはハンドオーバの実行可否に関する情報とサービスの実行可否に関する情報とが少なくとも含まれる。

0058

ディスプレイ103は、S1103〜S1111の処理結果に従って、ハンドオーバの実行可否及びサービスの実行可否に関する情報を含めてハンドオーバ応答メッセージをNFC通信部309により送信する(S1113)。

0059

ディスプレイ103は、ハンドオーバ応答メッセージにおいて通知したハンドオーバの実行可否を判定し(S1119)、ハンドオーバを実行しない場合、処理を終了する。ハンドオーバを実行する場合、ディスプレイ103は、ハンドオーバ要求メッセージに含まれる通信路を設定するための通信パラメータに従って無線LAN通信部308によってハンドオーバ先の通信路を確立する(S1114)。

0060

ディスプレイ103は、ハンドオーバ先の通信路において実施するサービスを判定し(S1115)、ストリーミング再生サービスと異なるサービスを実行する場合、実行するサービスに応じた通信処理を実行し(S1118)、処理を終了する。ディスプレイ103は、ハンドオーバ先の通信路においてストリーミング再生サービスを実施する場合、S1110において取得したURIにアクセスし、コンテンツのストリーミングデータ取得処理を行う(S1116)。

0061

ディスプレイ103は、受信したストリーミングデータに基づいて、S1107またはS1108において設定された再生位置からコンテンツの再生を開始する(S1117)。

0062

ディスプレイ103は、S1107において設定した再生開始位置からコンテンツを開始する場合、先頭からコンテンツを再生することなく、再生位置を示す情報であるタイプスタンプに基づいてコンテンツを再生する。

0063

以上説明したように、本実施形態によれば、装置間を近接させるという簡便な操作を行うだけで、通信路の確立とコンテンツの再生の移行とを行うことができる。また、本実施形態によれば、装置間でコンテンツ再生の移行を行う場合、再生を移行して行う装置においてコンテンツの取得処理を開始した後に再生位置を指定するためのSeekメッセージをやり取りする必要が無い。したがって、再生を移行して行う装置において、Seekメッセージをやり取りまでに、先頭からコンテンツが再生されてしまうということが低減される。

0064

なお、上述の実施形態において、デジタルカメラ101がアクセスポイントとして形成する無線ネットワークにおいて、コンテンツのストリーミングデータの通信を行うようにしてもよい。この場合、スマートフォン102がディスプレイ103に送信するハンドオーバ要求メッセージには、デジタルカメラ101がアクセスポイントとして形成する無線ネットワークにおいて通信するための通信パラメータが含まれる。このようにすることで、ディスプレイ103は、スマートフォン102を介することなくデジタルカメラ101から直接コンテンツのストリーミングデータを取得できるため、通信帯域を効率的に使うことができる。また、外部装置が形成する無線ネットワークにおいて、コンテンツのストリーミングデータの通信を行う場合、スマートフォン102は、外部装置が形成する無線ネットワークにおいて通信するための通信パラメータをディスプレイ103に提供してよい。

0065

また、デジタルカメラ101とディスプレイ103との間で、直接コンテンツのストリーミングデータを通信する場合、スマートフォン102をMediatorとするMediated Handoverを実行するようにしてもよい。Mediated Handoverは、NFC Forumにおいて規定され、3台の装置を介してハンドオーバを実行するハンドオーバである。

0066

Mediated Handoverを用いる際のシステム100のシーケンスを図7に示す。図7において、デジタルカメラ101で映像コンテンツを再生している(S701)場合に、デジタルカメラ101とスマートフォン102とをユーザ操作によりNFC通信が可能な距離まで近接されたとする(S702)。なお、デジタルカメラ101でコンテンツを一時停止している状態でNFC通信を開始するようにしてもよい。また、この際にスマートフォン102は、ユーザによりハンドオーバの仲介を行うことの指示を受け付けた状態であるとする。スマートフォン102は、ユーザによりハンドオーバの仲介指示を受け付けた状態でNFC通信を開始すると、ハンドオーバの仲介を行うことを示す情報を含めたハンドオーバ要求メッセージを送信する(S703)。なお、ここで送信されるハンドオーバ要求メッセージは、NFC Forumにおいて規定されるHandover MediationRequestメッセージである。

0067

デジタルカメラ101は、スマートフォン102からハンドオーバ要求メッセージを受信するとハンドオーバ応答メッセージをNFC通信により送信する(S704)。なお、ハンドオーバ応答メッセージには、デジタルカメラ101がハンドオーバ可能な通信方式を識別する識別情報と、この通信方式で無線通信を行うために必要な通信パラメータを含まれる。また、ここで送信されるハンドオーバ応答メッセージには、ストリーミング再生サービスを実行可能であることを示す情報または当該サービスの実行要求と、NFC通信が開始された際のコンテンツの再生の進行に基づく再生位置を示す情報とが含まれる。また、デジタルカメラ101が送信するハンドオーバ応答メッセージには、デジタルカメラ101が再生中のコンテンツのフォーマット毎のアドレス情報が含まれている。また、ハンドオーバ応答メッセージには、コンテンツを取得するための通信路を設定するための通信パラメータであって、無線LANを行うための通信パラメータが含まれる。なお、ここで送信されるハンドオーバ応答メッセージは、NFC Forumにおいて規定されるHandover MediationResponseメッセージである。

0068

スマートフォン102は、ハンドオーバ応答メッセージを受信すると、デジタルカメラ101と異なる装置とNFC通信を開始するようことを促す表示を行う(S705)。そして、スマートフォン102が、ユーザ操作によりディスプレイ103とNFC通信が可能な距離まで近接されたとする(S706)。ユーザ操作によりディスプレイ103とNFC通信が可能な距離まで近接されると、スマートフォン102は、ハンドオーバの仲介を行うことを示す情報を含めたハンドオーバ要求メッセージをNFC通信によりディスプレイ103に送信する(S707)。なお、ここで、送信されるハンドオーバ要求メッセージでは、デジタルカメラ101から取得したハンドオーバ可能な通信方式でのハンドオーバ及びデジタルカメラ101が実行可能なサービスを要求するようにしてもよい。なお、ここで送信されるハンドオーバ要求メッセージは、NFC Forumにおいて規定されるHandover MediationRequestメッセージである。

0069

ディスプレイ103は、スマートフォン102からハンドオーバ要求メッセージを受信するとハンドオーバ応答メッセージをNFCにより送信する(S708)。ここで送信されるハンドオーバ応答メッセージには、ディスプレイ103がハンドオーバ可能な通信方式を識別する識別情報が含まれている。また、デジタルカメラ101から取得したハンドオーバ可能な通信方式でのハンドオーバを要求した場合、ディスプレイ103はその接続可否を示す情報をハンドオーバ応答メッセージに含めてもよい。また、デジタルカメラ101から取得したサービスの実行を要求した場合、ディスプレイ103はその実行可否を示す情報をハンドオーバ応答メッセージに含めてもよい。例えば、ディスプレイ103は、受信したハンドオーバ要求メッセージに含まれるコンテンツに関する情報に基づいて、再生可能なフォーマットのコンテンツの有無でサービスの実行可否を判定してよい。

0070

スマートフォン102は、ディスプレイ103からハンドオーバ応答メッセージを受信した場合、デジタルカメラ101とディスプレイ103との間でハンドオーバが可能か否かを判定する(S709)。スマートフォン102は、デジタルカメラ101とディスプレイ103との間でハンドオーバ可能な通信方式とが一致する場合、デジタルカメラ101とディスプレイ103との間でハンドオーバが可能であると判定する。また、スマートフォン102は、デジタルカメラ101とディスプレイ103との間で対応するフォーマットのコンテンツのストリーミング再生が実行できると判定した場合、ハンドオーバが可能であると判定する。

0071

スマートフォン102は、デジタルカメラ101とディスプレイ103との間でハンドオーバが可能ではないと判定した場合、エラーを表示して処理を終了する。一方、スマートフォン102は、デジタルカメラ101とディスプレイ103との間でハンドオーバが可能であると判定した場合、デジタルカメラ101から取得した再生位置を示す情報を、を含めたハンドオーバ開始要求メッセージを送信する(S710)。ハンドオーバ開始要求メッセージは、ハンドオーバの開始を要求するメッセージであり、NFC Forumにおいて規定されるHandover InitiateRequestメッセージである。

0072

ここで送信されるハンドオーバ開始要求メッセージには、無線LANでデジタルカメラ101に接続し、通信することを要求する通信要求が含まれる。また、ハンドオーバ開始要求にはデジタルカメラ101から取得した通信パラメータが含まれる。また、ストリーミング再生サービスの実行要求が含まれる。また、ハンドオーバ開始要求メッセージには、コンテンツへのアクセス情報等デジタルカメラ101から取得した各種情報が含まれている。なお、デジタルカメラ101から取得した各種情報は、ハンドオーバ要求メッセージに含めてディスプレイ103に提供するようにしてもよい。

0073

ディスプレイ103は、スマートフォン102からハンドオーバ開始要求メッセージを受信すると、ハンドオーバの開始を行うことを示す情報を含めたハンドオーバ開始応答メッセージをNFC通信により送信する(S711)。ハンドオーバ開始応答メッセージは、NFC Forumにおいて規定されるHandover InitiateResponseメッセージである。

0074

ディスプレイ103は、ハンドオーバ開始応答メッセージを送信すると、受信したハンドオーバ開始要求メッセージに含まれる通信パラメータを用いてコンテンツを取得するための通信路である無線LANでの通信を確立する(S712)。そして、無線LANの通信路が確立すると、ディスプレイ103は、受信したアドレス情報であるURIにアクセスし、コンテンツ取得処理を行う(S713、S714)。

0075

ディスプレイ103は、受信したハンドオーバ要求メッセージに含まれるコンテンツの再生位置を示す情報であるタイプスタンプが示す再生位置からの再生を行うための制御を行う(S715)。ディスプレイ103は、コンテンツ取得処理に応じてデジタルカメラ101から配信されるコンテンツのストリーミングデータを、タイプスタンプが示す再生位置から再生する(S716)。なお、ディスプレイ103は、受信した再生位置を示す情報が示す再生位置までのストリーミングデータを受信するまで、再生を待機するようにしてもよい。また、ディスプレイ103は、受信した再生位置を示す情報が示す再生位置から、ストリーミングデータを取得するようにしてもよい。

0076

上述のように、Mediated Handoverを用いることにより、第1の装置で再生しているコンテンツを、第2の装置の仲介し、第3の装置に簡便な操作で再生を移行させることができる。この場合、第1の装置と第3の装置が固定設定されているディスプレイのような直接NFC通信が困難な装置間であったとしても、スマートフォンなどのモバイル端末である第2の装置を介することで簡単に再生の移行を行うことができる。

0077

(その他の実施形態)
上述の実施形態において、ディスプレイ103がデジタルカメラ101からコンテンツを取得するシステムについて説明を行ったが、ディスプレイ103がスマートフォン102からコンテンツを取得してもよい。即ち、上述の実施形態を、スマートフォン102とディスプレイ103トを有するシステムに適用してもよい。

0078

本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

0079

101デジタルカメラ
102スマートフォン
103 デジタルテレビ

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