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技術 製袋機等における紙葉搬送ロール

出願人 冨士製袋機工業株式会社
発明者 山下隆
出願日 2015年7月31日 (3年11ヶ月経過) 出願番号 2015-152111
公開日 2017年2月9日 (2年5ヶ月経過) 公開番号 2017-030916
状態 特許登録済
技術分野 ベルト,ローラによる搬送
主要キーワード 突き出し孔 裁断済み 固定円板 表示目盛 差込用 突き棒 閉塞用 各吸引口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

吸引口の開閉を、紙葉搬送ロールに組み込んだコックの90度の角度の範囲内での軸回り回動操作で済むようにする。

解決手段

機枠軸支されて所定速度で回転する、外周面軸線方向に多数の吸引口4を列設すると共に、該吸引口4を、内部に設けた軸線方向の吸気通路5に連通せしめ、所定の回転角度内において前記吸引口4による吸引動作を行う製袋機等における紙葉搬送ロール1である。前記吸引口4の途中部を直角に横切るように、円柱状の軸体からなり、軸線方向における前記吸引口4と一致する部分に、軸線と直交する前記吸引口4と同径の貫通孔11を形成すると共に、軸線方向における一方側の端面に回転工具差込用凹部12を形成してなるコック13を備える。そして、該コック13を軸回りに回動可能とする。

概要

背景

例えば、封筒等の袋を製造する場合、小ロットのものを一日のうちで何回も製造しなければならないことがある。そして、袋には図14に示すように各種のサイズがあり、サイズが変わるたびに紙葉搬送ロールにおける不要な吸引口を塞がなければならない。

図14には封筒となる所定の輪郭形状に裁断済みの紙葉を示しており、最大サイズの紙葉P1から最小サイズの紙葉P3まで数種類のサイズのものがある。

そして、これらの紙葉を、その後折曲したり、糊付けしたりする工程に送るために紙葉搬送ロールが用いられるが、この紙葉搬送ロールによる搬送は、それの外周面に列設した吸引口によって紙葉の前端部を吸着し、この状態において所定の位置まで回転搬送するものである。

ところで、前記の如く吸引口によって紙葉の前端部の吸着を行うが、図14において示した如く、最大サイズの紙葉P1の場合には、吸引口列において最も多くの吸引口を用いるが、中位のサイズの紙葉P2又は最小サイズの紙葉P3の場合には、必要とする吸引口が少なくて済み、したがって、この場合にはそれ以外の吸引口を全て閉塞しなければならない。尚、図中Sは吸引口を示す。

そして、この不要な吸引口の閉塞は、従来にあっては図11乃至図13に示す手段によって行われていた。

図11乃至図13において、100は製袋機における紙葉搬送ロールである。尚、図11と図13においては吸引口部分の形態が異なるものを示している。また、該紙葉搬送ロール100は、機枠101、101に軸102をもって軸支されて所定の回転速度で回転するものであり、外周面に軸線方向に多数の吸引口103、103、103・・・を列設すると共に、該吸引口103、103、103・・・を、内部に設けた軸線方向の有底の吸気通路104に連通せしめ、更に該吸気通路104の開口端104aを、軸線方向の一端側に取着した円板105の通気孔105aを介して、機枠101に支持され、前記円板105と摺接する固定円板106の内面に紙葉搬送ロール100の回転方向に形成した、吸引パイプ108をもって真空ポンプ等の吸気装置(図示せず。)に接続する所定の長さの弧状溝107に連通せしめてなるものである。

而して、斯かる紙葉搬送ロール100において、不要な吸引口103の閉塞は、頭部に回転工具差込用凹部109a、図示した例においては六角穴を設けた螺軸状の栓体109を用い、該栓体109を吸引口103の内面に刻設たねじ部103aに螺合することによって行うものである。また、吸引口103を開放するときは、前記と逆に、栓体109を螺脱させることにより行うものである。

しかし、斯かる従来の不要な吸引口の閉塞手段による場合には、いくつかの問題点がある。それは、螺軸状の栓体109は紙葉搬送ロール100とは別体で、その着脱はねじ回すことによって行うものであるから、吸引口103を閉塞するときには、先ずその先端を吸引口103に一致させ、そしてその後何回も同じ方向にねじ回して、脱落してしまわない深さにまで螺進させて行うものである。栓体109は小さい部品であるから、差し込むときの最初の位置合わせも大変である上に、回転工具を用いたねじ込みにも相当な手間がかかるものである。また、吸引口103を開放すべく栓体109を螺脱するときにも、同様の手間がかかるものである。そして、これらの作業は所定の複数の吸引口103を開閉するたびに一本一本行わなければならないから、全体的な手間や時間のロスは実に大きなものである。

また、栓体109を吸引口103に螺合又は螺脱するときに、手元を誤ってこれを落下させてしまうこともある。そして、この場合には、各機器の間に入り込んでしまい、除去するまでに多大な手間と時間をロスすることになる。また、機械稼働中に緩んで螺脱する虞もあり、この場合には脱落した栓体109が機器間に挟まって機器の破損を招く虞もある。そして、この場合には機械の稼働を全て停止しなければならない。

また、移送する紙葉には、前記の如きサイズの違いの他に厚味の違いがある。そして、厚味のある紙葉に対しては吸引量を多くして強く吸着し、また反対に厚味が少ない薄い紙葉に対しては吸引量を少なくして弱く吸着することが望ましい。しかし、上記従来の手段によると吸引口103の開放と閉塞のみしか行うことができず、紙葉の厚味に応じた吸着を行うことができなかった。

概要

吸引口の開閉を、紙葉搬送ロールに組み込んだコックの90度の角度の範囲内での軸回り回動操作で済むようにする。機枠に軸支されて所定速度で回転する、外周面に軸線方向に多数の吸引口4を列設すると共に、該吸引口4を、内部に設けた軸線方向の吸気通路5に連通せしめ、所定の回転角度内において前記吸引口4による吸引動作を行う製袋機等における紙葉搬送ロール1である。前記吸引口4の途中部を直角に横切るように、円柱状の軸体からなり、軸線方向における前記吸引口4と一致する部分に、軸線と直交する前記吸引口4と同径の貫通孔11を形成すると共に、軸線方向における一方側の端面に回転工具差込用凹部12を形成してなるコック13を備える。そして、該コック13を軸回りに回動可能とする。

目的

効果

実績

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請求項1

機枠軸支されて所定速度で回転する、外周面軸線方向に多数の吸引口を列設すると共に、該吸引口を、内部に設けた軸線方向の吸気通路に連通せしめ、所定の回転角度内において前記吸引口による吸引動作を行う製袋機等における紙葉搬送ロールにおいて、前記吸引口の途中部を直角に横切るように、円柱状の軸体からなり、軸線方向における前記吸引口と一致する部分に、軸線と直交する前記吸引口と同径の貫通孔を形成すると共に、軸線方向における一方側の端面に回転工具差込用凹部を形成してなるコックを備えると共に、該コックを軸回り回動可能としてなることを特徴とする製袋機等における紙葉搬送ロール。

請求項2

前記コックにおける回転工具差込用凹部を形成してなる側の端面と、該コックを備えた部分における表面に、対となる吸引量表示目盛を表示してなる請求項1記載の製袋機等における紙葉搬送ロール。

請求項3

前記コックにおける回転工具差込用凹部を形成してなる端面と反対側の端面に、所要吸着力を有する磁石を取着してなる請求項1又は2記載の製袋機等における紙葉搬送ロール。

請求項4

前記コックを備えた部分における該コックの回転工具差込用凹部を形成してなる端面と反対側の端面部分に、該コックを突き棒突き出すためのコック突き出し孔を該コックの軸線と一致させて設けてなる請求項1、2又は3記載の製袋機等における紙葉搬送ロール。

技術分野

0001

本発明は製袋機や紙の折り曲げ装置等において紙葉前端部を外周面に列設した吸引口をもって吸着し、所定の位置まで搬送する紙葉搬送ロールに関するものである。

背景技術

0002

例えば、封筒等の袋を製造する場合、小ロットのものを一日のうちで何回も製造しなければならないことがある。そして、袋には図14に示すように各種のサイズがあり、サイズが変わるたびに紙葉搬送ロールにおける不要な吸引口を塞がなければならない。

0003

図14には封筒となる所定の輪郭形状に裁断済みの紙葉を示しており、最大サイズの紙葉P1から最小サイズの紙葉P3まで数種類のサイズのものがある。

0004

そして、これらの紙葉を、その後折曲したり、糊付けしたりする工程に送るために紙葉搬送ロールが用いられるが、この紙葉搬送ロールによる搬送は、それの外周面に列設した吸引口によって紙葉の前端部を吸着し、この状態において所定の位置まで回転搬送するものである。

0005

ところで、前記の如く吸引口によって紙葉の前端部の吸着を行うが、図14において示した如く、最大サイズの紙葉P1の場合には、吸引口列において最も多くの吸引口を用いるが、中位のサイズの紙葉P2又は最小サイズの紙葉P3の場合には、必要とする吸引口が少なくて済み、したがって、この場合にはそれ以外の吸引口を全て閉塞しなければならない。尚、図中Sは吸引口を示す。

0006

そして、この不要な吸引口の閉塞は、従来にあっては図11乃至図13に示す手段によって行われていた。

0007

図11乃至図13において、100は製袋機における紙葉搬送ロールである。尚、図11図13においては吸引口部分の形態が異なるものを示している。また、該紙葉搬送ロール100は、機枠101、101に軸102をもって軸支されて所定の回転速度で回転するものであり、外周面に軸線方向に多数の吸引口103、103、103・・・を列設すると共に、該吸引口103、103、103・・・を、内部に設けた軸線方向の有底の吸気通路104に連通せしめ、更に該吸気通路104の開口端104aを、軸線方向の一端側に取着した円板105の通気孔105aを介して、機枠101に支持され、前記円板105と摺接する固定円板106の内面に紙葉搬送ロール100の回転方向に形成した、吸引パイプ108をもって真空ポンプ等の吸気装置(図示せず。)に接続する所定の長さの弧状溝107に連通せしめてなるものである。

0008

而して、斯かる紙葉搬送ロール100において、不要な吸引口103の閉塞は、頭部に回転工具差込用凹部109a、図示した例においては六角穴を設けた螺軸状の栓体109を用い、該栓体109を吸引口103の内面に刻設たねじ部103aに螺合することによって行うものである。また、吸引口103を開放するときは、前記と逆に、栓体109を螺脱させることにより行うものである。

0009

しかし、斯かる従来の不要な吸引口の閉塞手段による場合には、いくつかの問題点がある。それは、螺軸状の栓体109は紙葉搬送ロール100とは別体で、その着脱はねじ回すことによって行うものであるから、吸引口103を閉塞するときには、先ずその先端を吸引口103に一致させ、そしてその後何回も同じ方向にねじ回して、脱落してしまわない深さにまで螺進させて行うものである。栓体109は小さい部品であるから、差し込むときの最初の位置合わせも大変である上に、回転工具を用いたねじ込みにも相当な手間がかかるものである。また、吸引口103を開放すべく栓体109を螺脱するときにも、同様の手間がかかるものである。そして、これらの作業は所定の複数の吸引口103を開閉するたびに一本一本行わなければならないから、全体的な手間や時間のロスは実に大きなものである。

0010

また、栓体109を吸引口103に螺合又は螺脱するときに、手元を誤ってこれを落下させてしまうこともある。そして、この場合には、各機器の間に入り込んでしまい、除去するまでに多大な手間と時間をロスすることになる。また、機械稼働中に緩んで螺脱する虞もあり、この場合には脱落した栓体109が機器間に挟まって機器の破損を招く虞もある。そして、この場合には機械の稼働を全て停止しなければならない。

0011

また、移送する紙葉には、前記の如きサイズの違いの他に厚味の違いがある。そして、厚味のある紙葉に対しては吸引量を多くして強く吸着し、また反対に厚味が少ない薄い紙葉に対しては吸引量を少なくして弱く吸着することが望ましい。しかし、上記従来の手段によると吸引口103の開放と閉塞のみしか行うことができず、紙葉の厚味に応じた吸着を行うことができなかった。

発明が解決しようとする課題

0012

本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、吸引口の開閉を、紙葉搬送ロールに組み込んだコックの90度の角度の範囲内での軸回り回動操作で済むようになして、上記従来の手段における栓体の一本一本の螺合、螺脱作業による場合の手間と時間のロスを大幅に軽減すると共に、栓体のねじ回し操作時における落下や機械の稼働中における脱落を防ぎ、これによる従来の手段におけるが如き問題点を解消し、更に移送する紙葉の厚味に応じた最適な吸引量に調整することができるようになした製袋機等における紙葉搬送ロールを提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0013

而して、本発明の要旨とするところは、機枠に軸支されて所定速度で回転する、外周面に軸線方向に多数の吸引口を列設すると共に、該吸引口を、内部に設けた軸線方向の吸気通路に連通せしめ、所定の回転角度内において前記吸引口による吸引動作を行う製袋機等における紙葉搬送ロールにおいて、前記吸引口の途中部を直角に横切るように、円柱状の軸体からなり、軸線方向における前記吸引口と一致する部分に、軸線と直交する前記吸引口と同径の貫通孔を形成すると共に、軸線方向における一方側の端面に回転工具差込用凹部を形成してなるコックを備えると共に、該コックを軸回りに回動可能としてなることを特徴とする製袋機等における紙葉搬送ロールにある。

0014

また、上記構成において、前記コックにおける回転工具差込用凹部を形成してなる側の端面と、該コックを備えた部分における表面に、対となる吸引量表示目盛を表示するようにしてもよい。

0015

また、上記構成において、前記コックにおける回転工具差込用凹部を形成してなる端面と反対側の端面に、所要吸着力を有する磁石を取着するようにしてもよい。

0016

また、上記構成において、前記コックを備えた部分における該コックの回転工具差込用凹部を形成してなる端面と反対側の端面部分に、該コックを突き棒突き出すためのコック突き出し孔を該コックの軸線と一致させて設けるようにしてもよい。

発明の効果

0017

本発明は上記の如き構成であり、吸引口の開閉を、紙葉搬送ロールに組み込んだコックの90度の角度の範囲内での軸回りの回動操作で済むようになしたものであるから、従来の手段における栓体の一本一本の螺合、螺脱作業による場合の手間と時間のロスを大幅に軽減することができるものである。

0018

また、上記の如くコックを紙葉搬送ロールに組み込んだことにより、コックの回動操作時における落下や機械の稼働中における脱落が起こらず、したがって、従来手段における栓体の螺合、螺脱時における落下や機械の稼働中における脱落の問題を解消することができるものである。

0019

また、コックの回動角度を変えることによって吸引口の吸引量を調整することができるから、紙葉の厚味に応じた最適な吸引量に調整することができるものである。

0020

また、コックにおける回転工具差込用凹部を形成してなる側の端面と、該コックを備えた部分における表面に、対となる吸引量表示目盛を表示した場合には、コックの回動角度を該吸引量表示目盛を通して明確に視認することができ、全閉、全開と、その間における吸引口の吸引量の調整操作を行い易くすることができるものである。

0021

また、コックにおける回転工具差込用凹部を形成してなる端面と反対側の端面に所要の吸着力を有する磁石を取着した場合には、コックをこれを備えた部分の最深部に所定の力で吸着させることができるから、機械の稼働中におけるコックの軸回りの回動位置ズレを防ぐことができると共に、コックの脱落をより効果的に防止することができるものである。

0022

また、コックを備えた部分における該コックの回転工具差込用凹部を形成してなる端面と反対側の端面部分に、該コックを突き棒で突き出すためのコック突き出し孔を該コックの軸線と一致させて設けた場合には、メンテナンス等のためにコックを抜き出す必要が生じたときに、作業を行い易くすることができるものである。

図面の簡単な説明

0023

本発明の第1実施形態に係る紙葉搬送ロールの縦断面図である。
図1中A−A線断面図である。
図2中F部分の拡大図である。
図3中B−B線断面図である。
同吸引量表示目盛部分の外観図である。
同実施形態の作用説明図であり、吸引口を全開した状態を示すものである。
同作用説明図であり、吸引口の吸引量の調整状態を示すものである。
本発明の第2実施形態に係る紙葉搬送ロールの平面図である。
図8中C−C線断面図である。
図9中D−D線断面図である。
従来の紙葉搬送ロールの縦断面図である。
図11中E−E線断面図である。
図11に示す紙葉搬送ロールと吸引口部分の形態が異なる従来例における吸引口に閉塞用の栓体を螺合する状態の部分拡大斜視図である。
紙葉のサイズと必要とする吸引口の関係の説明図である。

実施例

0024

以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。

0025

図中、1は第1実施形態に係る製袋機等における紙葉搬送ロールであり、前記図11に示した従来のものと基本的な構成は同様である。

0026

即ち、該紙葉搬送ロール1は、機枠2、2に軸3をもって軸支されて所定の回転速度で回転するものであり、外周面に軸線方向に多数の吸引口4、4、4・・・を列設すると共に、該吸引口4、4、4・・・を、内部に設けた軸線方向の有底の吸気通路5に連通せしめ、更に該吸気通路5の開口端5aを、軸線方向の一端側に取着した円板6の通気孔7を介して、機枠2に支持され、前記円板6と摺接する固定円板8の内面に紙葉搬送ロール1の回転方向に形成した、吸引パイプ10をもって真空ポンプ等の吸気装置(図示せず。)に接続する所定の長さの弧状溝9に連通せしめてなるものである。

0027

而して、本実施形態において特徴とするところは、吸引口の開閉構造にあり、前記各吸引口4、4、4・・・の途中部を直角に横切るように、円柱状の軸体からなり、軸線方向における前記吸引口4と一致する部分に、軸線と直交する前記吸引口4と同径の貫通孔11を形成すると共に、軸線方向における一方側の端面に回転工具差込用凹部12を形成してなるコック13を備えると共に、該コック13を軸回りに回動可能としてなるものである。

0028

また、本実施形態は、前記紙葉搬送ロール1の外周面における各吸引口4、4、4・・・の近傍の回転方向側の所定の位置に、所定の深さの切欠部14を設けると共に、該切欠部14の垂直壁から前記吸引口4の途中部を直角に横切る円筒状の凹部15を設け、該凹部15に前記コック13を、その軸回りに回動可能に嵌合してなるものである。

0029

また、本実施形態においては、前記切欠部14の垂直壁と、前記コック13の該切欠部14から突出する側の端面に、対となる吸引量表示目盛16、17を表示している。

0030

また、本実施形態においては、前記コック13の前端部、即ち、前記凹部15の底壁側の端面に、所定の吸着力を有する磁石18を取着している。

0031

本実施形態においては、更に、前記紙葉搬送ロール1の外周面における前記吸引口4、4、4・・・を挟む位置に、前記コック13を突き棒(図示せず。)で突き出すためのコック突き出し孔19をコック13の軸線と一致させて設けている。

0032

次に、本実施形態の作用について説明する。
必要とする所定の吸引口4を閉塞し、又は開放するときには、コック13の軸回りの回動操作によって行う。また、このコック13の回動操作は、ドライバー等の回転工具の先端をコック13の端面の回転工具差込用凹部12に差し込み、この状態において軸回りに回すものである。

0033

図3乃至図5に示した状態においては、コック13の貫通孔11が吸引口4に対して直角になり、したがって、該吸引口4はコック13によって通気遮断されて閉塞された状態である。そして、これは閉塞すべき吸引口4の全てについて同時に行われる。

0034

また、図6には吸引口4を全開した状態を示しており、コック13が図3乃至図5に示した状態から90度軸回りに回動した状態である。

0035

また、図7には紙葉の厚味に応じて吸引口4の吸引量を調整する状態を示しており、コック13の軸回りの回動角度をずらすことによって行うものである。即ち、前記吸引口4を閉塞する位置から開放する位置までの間で貫通孔11と吸引口4との通気量を調整するものである。そしてまた、このように吸引口4の吸引量を調整する場合には、前記の吸引量表示目盛16、17を用いて行えば、より細かく且つ正確に吸引量の調整を行うことができるものである。

0036

本実施形態は上記の通りであり、吸引口4の開閉を、紙葉搬送ロール1に組み込んだコック13の90度の角度の範囲内での軸回りの回動操作で済むようになしたものであるから、従来の手段における閉塞用の栓体の一本一本の螺合、螺脱作業による場合の手間と時間のロスを大幅に軽減することができるものである。

0037

また、コック13を紙葉搬送ロール1に組み込んだことにより、コック13の回動操作時における落下や機械の稼働中における脱落が起こらず、したがって、従来手段における閉塞用の栓体の螺合、螺脱時における落下や機械の稼働中における脱落の問題を解消することができるものである。

0038

また、コック13の回動角度を変えることによって吸引口4の吸引量を調整することができるから、紙葉の厚味に応じた最適な吸引量に調整することができるものである。

0039

また、紙葉搬送ロール1の外周面に設けた切欠部14の垂直壁と、コック13の該切欠部14から突出する側の端面に、対となる吸引量表示目盛16、17を表示したから、コック13の回動角度を該吸引量表示目盛16、17を通して明確に視認することができ、全閉、全開と、その間における吸引口4の吸引量の調整操作を行い易くすることができるものである

0040

また、コック13の紙葉搬送ロール1に設けた凹部15の底壁側の端面に、所要の吸着力を有する磁石18を取着したから、コック13を凹部15内において該凹部15の底壁に所定の力で吸着させることができ、もって機械の稼働中におけるコック13の軸回りの回動位置のズレを防ぐことができると共に、コック13の凹部15からの脱落をより効果的に防止することができるものである。

0041

また、紙葉搬送ロール1の外周面における前記吸引口4、4、4・・・を挟む位置に、各コック13を突き棒で突き出すためのコック突き出し孔19をコック13の軸線と一致させて設けたから、メンテナンス等のためにコック13を凹部15から抜き出す必要が生じたときに、作業を行い易くすることができるものである。

0042

次に、図8乃至図10に示した本発明の第2実施形態について説明する。

0043

本実施形態と前記第1実施形態とは、吸気通路と吸引口部分の形態において相違するものである。即ち、前記第1実施形態においては、吸気通路5が紙葉搬送ロール1のみに設けられ、したがって列設する吸引口4、4、4・・・は該紙葉搬送ロール1の外周面に1箇所のみであるのに対して、本実施形態においては、吸気通路5が紙葉搬送ロール1とこれの軸3の両方に設けられ、したがって列設する吸引口4、4、4・・・は該紙葉搬送ロール1の外周面における反対位置に2箇所となる点において相違するものである。

0044

そしてまた、紙葉搬送ロール1に設けられる吸気通路5は、これに連通する吸引口4、4、4・・・及び該吸引口4、4、4・・・の各部分に備えられるコック13、13、13・・・と共に角柱状ホルダー20に設けられており、そして該角柱状のホルダー20は、紙葉搬送ロール1の外周面に軸線方向に沿って設けられた凹部21に嵌合され、固定ボルト22によって固定されている。

0045

また、本実施形態における紙葉搬送ロール1は、軸方向に所定の間隔でスリット1A、1A、1A・・・が形成されており、そして軸3に設けられる吸気通路5に連通する吸引口4、4、4は、該スリット1A、1A、1A・・・の夫々の位置に設けられる。そして、本実施形態においては、該吸引口4は、固定ボルト23によって基部を軸3に固定されて紙葉搬送ロール1の径方向に沿って延びる角柱状の部材24に形成されており、そして該角柱状の部材24における軸方向の途中部に、回転工具差込用凹部12を形成した面が紙葉搬送ロール1の回転方向と一致するようにしてコック13を備えている。尚、3Aは軸3に設けた吸気通路5と吸引口4、4、4・・・との連通孔である。また、その他の構成並びに作用は前記第1実施形態と同様であるから、同一の部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。

0046

1紙葉搬送ロール
2、2機枠
3 軸
4、4吸引口
5吸気通路
6円板
7通気孔
8固定円板
9弧状溝
11貫通孔
12回転工具差込用凹部
13コック
14切欠部
15 凹部
16、17 吸引量表示目盛
18磁石
19 コック突き出し孔
20角柱状のホルダー
21 凹部
22固定ボルト
23 固定ボルト
24 角柱状の部材

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