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技術 インクジェット印刷装置

出願人 理想科学工業株式会社
発明者 辻野直人海老澤崇
出願日 2015年7月29日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-149721
公開日 2017年2月9日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2017-030166
状態 未査定
技術分野 インクジェット(インク供給、その他) インクジェット(粒子形成、飛翔制御)
主要キーワード 下流側ガイドローラ ガイドねじ 距離測定用センサ 上流側ガイドローラ 張力付与ローラ ベルト穴 断裁領域 巻き取りモータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

解決手段

インクジェット印刷装置1は、搬送される用紙にインク吐出するマルチドロップ方式インクジェットヘッド51と、ヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整部6A〜6Dと、インクジェットヘッド51およびヘッドギャップ調整部6A〜6Dを制御する制御部10とを備え、制御部10は、インクジェットヘッド51にテストパターン印刷させるとともに、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、ヘッドギャップ調整部6A〜6Dを制御してヘッドギャップを調整する。

概要

背景

インクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドと用紙との間隔であるヘッドギャップが小さいほど、インク着弾ズレミスト化を低減できる。しかし、ヘッドギャップが小さい場合、装置の振動経時変化による部材の位置ズレにより、インクジェットヘッドに用紙が接触するおそれがある。

また、マルチドロップ方式のインクジェットヘッドを用いた装置では、ヘッドギャップが小さすぎると、吐出された複数のインク滴合一が用紙への着弾までに間に合わないおそれがある。インク滴の合一が着弾までに間に合わないと、用紙上のドットが長く伸びた形状になったり、分散した複数のドットが形成されたりして、印刷画質の低下を招く。

そこで、ヘッドギャップを検出して、ヘッドギャップを調整する必要がある。ヘッドギャップの検出には、光学的な距離測定用センサを用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

ヘッドギャップの調整精度を向上できるインクジェット印刷装置を提供する。インクジェット印刷装置1は、搬送される用紙にインクを吐出するマルチドロップ方式のインクジェットヘッド51と、ヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整部6A〜6Dと、インクジェットヘッド51およびヘッドギャップ調整部6A〜6Dを制御する制御部10とを備え、制御部10は、インクジェットヘッド51にテストパターン印刷させるとともに、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、ヘッドギャップ調整部6A〜6Dを制御してヘッドギャップを調整する。

目的

本発明は上記に鑑みてなされたもので、ヘッドギャップの調整精度を向上できるインクジェット印刷装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

搬送される用紙にインク吐出するマルチドロップ方式インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドと用紙との間隔であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整部と、前記インクジェットヘッドおよびヘッドギャップ調整部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記インクジェットヘッドにテストパターン印刷させるとともに、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、前記ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整することを特徴とするインクジェット印刷装置

請求項2

前記インクジェットヘッドは、単一のラインヘッド、もしくは用紙の搬送方向に直交する主走査方向に沿って千鳥状に配置された複数のヘッドモジュールからなり、前記ヘッドギャップ調整部は、前記インクジェットヘッドの主走査方向における一方側と他方側とで独立して、もしくは前記ヘッドモジュールごとに主走査方向における一方側と他方側とで独立して、用紙の搬送方向および主走査方向の双方と直交する方向にヘッドギャップを調整可能であり、前記制御部は、前記インクジェットヘッドもしくは前記ヘッドモジュールごとの主走査方向における一方側と他方側とで独立して、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、前記ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。

請求項3

前記制御部は、印刷されたテストパターンにおけるドットの、用紙の搬送方向における長さと主走査方向における長さとの比率に基づき、前記ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット印刷装置。

技術分野

0001

本発明は、インクジェットヘッドからインク吐出して印刷するインクジェット印刷装置に関する。

背景技術

0002

インクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドと用紙との間隔であるヘッドギャップが小さいほど、インクの着弾ズレミスト化を低減できる。しかし、ヘッドギャップが小さい場合、装置の振動経時変化による部材の位置ズレにより、インクジェットヘッドに用紙が接触するおそれがある。

0003

また、マルチドロップ方式のインクジェットヘッドを用いた装置では、ヘッドギャップが小さすぎると、吐出された複数のインク滴合一が用紙への着弾までに間に合わないおそれがある。インク滴の合一が着弾までに間に合わないと、用紙上のドットが長く伸びた形状になったり、分散した複数のドットが形成されたりして、印刷画質の低下を招く。

0004

そこで、ヘッドギャップを検出して、ヘッドギャップを調整する必要がある。ヘッドギャップの検出には、光学的な距離測定用センサを用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0005

特開2015−003459号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、距離測定用センサでヘッドギャップを検出する場合、距離測定用センサはインクジェットヘッドのノズルから離れた位置に設置されるため、検出されたヘッドギャップに誤差が含まれるおそれがある。このため、ヘッドギャップの調整精度が低下するおそれがある。

0007

本発明は上記に鑑みてなされたもので、ヘッドギャップの調整精度を向上できるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、搬送される用紙にインクを吐出するマルチドロップ方式のインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドと用紙との間隔であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整部と、前記インクジェットヘッドおよびヘッドギャップ調整部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記インクジェットヘッドにテストパターンを印刷させるとともに、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、前記ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整することにある。

0009

本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、前記インクジェットヘッドは、単一のラインヘッド、もしくは用紙の搬送方向に直交する主走査方向に沿って千鳥状に配置された複数のヘッドモジュールからなり、前記ヘッドギャップ調整部は、前記インクジェットヘッドの主走査方向における一方側と他方側とで独立して、もしくは前記ヘッドモジュールごとに主走査方向における一方側と他方側とで独立して、用紙の搬送方向および主走査方向の双方と直交する方向にヘッドギャップを調整可能であり、前記制御部は、前記インクジェットヘッドもしくは前記ヘッドモジュールごとの主走査方向における一方側と他方側とで独立して、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、前記ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整することにある。

0010

本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴は、前記制御部は、印刷されたテストパターンにおけるドットの、用紙の搬送方向における長さと主走査方向における長さとの比率に基づき、前記ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整することにある。

発明の効果

0011

本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、制御部は、インクジェットヘッドにテストパターンを印刷させるとともに、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整する。このように、インクジェットヘッドがインクを吐出して形成した画像に基づいてヘッドギャップの調整を行うので、センサでヘッドギャップを検出して調整する場合のような、ヘッドギャップの検出誤差による調整精度の低下を回避できる。このため、ヘッドギャップの調整精度を向上できる。

0012

本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、制御部は、インクジェットヘッドもしくはヘッドモジュールごとの主走査方向における一方側と他方側とで独立して、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整する。これにより、インクジェットヘッドもしくはヘッドモジュールごとの主走査方向における一方側と他方側とでヘッドギャップが異なっている場合でも、それぞれのヘッドギャップを調整できる。

0013

本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴によれば、制御部は、印刷されたテストパターンにおけるドットの、用紙の搬送方向における長さと主走査方向における長さとの比率に基づき、ヘッドギャップ調整部を制御してヘッドギャップを調整する。このため、容易に高精度でヘッドギャップを調整できる。

図面の簡単な説明

0014

第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。
図1に示すインクジェット印刷装置のプリントバーの底面図である。
図1に示すインクジェット印刷装置のプリントバーおよびヘッドギャップ調整部の側面図である。
図1に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。
ヘッドギャップ補正テーブルを示す図である。
ヘッドギャップが適正範囲内の大きさである場合のインク滴の挙動、および着弾したドットの形状の説明図である。
ヘッドギャップが適正範囲より小さい場合のインク滴の挙動、および着弾したドットの形状の説明図である。
ヘッドギャップとドットの縦横比との関係を模式的に示す図である。
第1実施形態におけるヘッドギャップ調整処理フローチャートである。
第1実施形態においてテストパターンを印刷する用紙上の領域の説明図である。
第2実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。
図11に示すインクジェット印刷装置の印刷部の底面図である。
図11に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。
第2実施形態におけるヘッドギャップ調整処理のフローチャートである。

実施例

0015

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。

0016

以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。

0017

(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。図2は、図1に示すインクジェット印刷装置のプリントバーの底面図である。図3は、プリントバーおよびヘッドギャップ調整部の側面図である。図4は、図1に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。第1実施形態の以下の説明において、図1における紙面上下左右を上下左右方向とする。また、図1の紙面に直交する方向を前後方向とし、紙面表方向を前方とする。

0018

図1に示すように、第1実施形態に係るインクジェット印刷装置1は、送り出し部2と、上流側バッファ部3と、ヘッド下搬送部4と、4つのプリントバー5A〜5Dと、4つのヘッドギャップ調整部6A〜6Dと、画像読取部7と、下流側バッファ部8と、巻き取り部9と、制御部10とを備える。なお、プリントバー5A〜5Dおよびヘッドギャップ調整部6A〜6Dの符号におけるアルファベット添え字(A〜D)を省略して総括的に表記することがある。

0019

送り出し部2は、用紙ロール11から用紙Prを送り出す。用紙ロール11は、長尺状の連続紙である用紙Prがロールされたものである。図1図4に示すように、送り出し部2は、用紙ロール支持軸21と、送り出しモータ22とを備える。

0020

用紙ロール支持軸21は、用紙ロール11を回転可能に支持する。用紙ロール支持軸21は、前後方向に延びる長尺状に形成されている。

0021

送り出しモータ22は、用紙ロール支持軸21を図1における時計回りに回転させる。用紙ロール支持軸21の回転により用紙ロール11が同方向に回転し、用紙Prが下流側(右側)へ送り出される。

0022

上流側バッファ部3は、送り出し部2とヘッド下搬送部4との間で用紙Prのたるみを吸収する。上流側バッファ部3は、支持ローラ26,27と、ダンサーローラ28とを備える。

0023

支持ローラ26,27は、送り出し部2とヘッド下搬送部4との間において用紙Prを支持する。支持ローラ26,27は、互いに左右方向に所定間隔だけ離間して、同じ高さに配置されている。

0024

ダンサーローラ28は、支持ローラ26,27の間において、自重により用紙Prを押し下げる。これにより、送り出し部2とヘッド下搬送部4との間で生じた用紙Prのたるみが上流側バッファ部3に吸収される。ダンサーローラ28は、用紙Prのたるみ量に応じて上下動する。

0025

ヘッド下搬送部4は、送り出し部2により送り出された用紙Prをプリントバー5A〜5Dの下方の搬送経路に沿って搬送する。図1図4に示すように、ヘッド下搬送部4は、上流側ガイドローラ31〜33と、張力付与ローラ34と、ブレーキ35と、ヘッド下支持ローラ36〜41と、駆動ローラ42と、ヘッド下搬送モータ43と、下流側ガイドローラ44〜46とを備える。

0026

上流側ガイドローラ31〜33は、上流側バッファ部3とヘッド下支持ローラ36との間で用紙Prをガイドする。

0027

張力付与ローラ34は、用紙Prに張力を付与するためのものである。張力付与ローラ34は、上流側ガイドローラ31との間で用紙Prをニップし、搬送される用紙Prに連れ回りする。張力付与ローラ34にブレーキ35によりブレーキがかけられることで、張力付与ローラ34と駆動ローラ42との間で用紙Prに張力が付与され、この間の用紙Prのたるみが防止される。

0028

ブレーキ35は、張力付与ローラ34にブレーキをかける。ブレーキ35は、例えば、パウダーブレーキからなる。

0029

ヘッド下支持ローラ36〜41は、プリントバー5A〜5Dの下方において用紙Prを支持する。ヘッド下支持ローラ36〜41は、用紙Prの搬送方向(左右方向)に沿って間隔を空けて、同じ高さに配置されている。ヘッド下支持ローラ36〜41の最高点をつないだ経路が、プリントバー5A〜5Dの下方における用紙Prの搬送経路である。

0030

駆動ローラ42は、ヘッド下支持ローラ41との間で用紙Prをニップしつつ回転することにより、用紙Prを右方向へ搬送する。

0031

ヘッド下搬送モータ43は、駆動ローラ42を回転駆動させる。

0032

下流側ガイドローラ44〜46は、ヘッド下支持ローラ41と下流側バッファ部8との間で用紙Prをガイドする。

0033

プリントバー5A〜5Dは、用紙Prにインクを吐出して画像を印刷する。プリントバー5A〜5Dは、用紙Prの搬送方向である副走査方向(左右方向)に沿って並列して配置されている。プリントバー5A〜5Dは、相互に異なる色のインクを吐出する。プリントバー5A〜5Dは、吐出するインクが異なる以外は同様の構成を有する。プリントバー5は、ライン型のインクジェットヘッド51と、ヘッドホルダ52とを備える。

0034

インクジェットヘッド51は、搬送される用紙Prにインクを吐出する。図2に示すように、インクジェットヘッド51は、6個のヘッドモジュール56を有する。

0035

ヘッドモジュール56は、インク吐出面56aに開口する複数のノズル57を有し、ノズル57からインクを吐出する。ヘッドモジュール56は、1つの画素に対して複数のインク滴を吐出可能なマルチドロップ方式のものである。インク吐出面56aは、ヘッドモジュール56の用紙Prに対向する面であり、ヘッドモジュール56の下面である。ノズル57は、用紙Prの搬送方向に直交する主走査方向(前後方向)に沿って配置されている。

0036

インクジェットヘッド51において、ヘッドモジュール56は、主走査方向(前後方向)に沿って千鳥状に配置されている。すなわち、インクジェットヘッド51は、それぞれ前後方向に沿って等間隔で配置された3つのヘッドモジュール56からなる2列のヘッド列が、前後方向に半ピッチ分だけずれるように配置されて形成されている。

0037

ヘッドホルダ52は、インクジェットヘッド51を保持する。ヘッドホルダ52は、前後方向に細長中空状の直方体形状に形成されている。ヘッドホルダ52の前面部、後面部には、それぞれスライダ58F,58Rが形成されている。

0038

スライダ58F,58Rは、後述するガイドねじ61F,61Rが貫通する部分である。スライダ58F,58Rには、上下方向に貫通する雌ねじ孔58aが形成されている。

0039

ヘッドギャップ調整部6A〜6Dは、それぞれプリントバー5A〜5DにおけるヘッドギャップHを調整する。ヘッドギャップHは、インクジェットヘッド51のヘッドモジュール56のインク吐出面56aと用紙Prとの間隔である。図3に示すように、ヘッドギャップ調整部6は、ガイドねじ61F,61Rと、昇降モータ62F,62Rとを備える。

0040

ガイドねじ61F,61Rは、回転することにより、プリントバー5を昇降させる。ガイドねじ61F,61Rは、それぞれヘッドホルダ52のスライダ58F,58Rの雌ねじ孔58aに貫通し、螺合している。これにより、ガイドねじ61F,61Rが回転するとスライダ58F,58Rがガイドねじ61F,61Rに沿って移動することで、プリントバー5が昇降する。

0041

昇降モータ62F,62Rは、それぞれガイドねじ61F,61Rを回転させる。昇降モータ62F,62Rは、ステッピングモータからなる。

0042

画像読取部7は、用紙Prに印刷された画像を光学的に読み取り、読取画像データを生成する。画像読取部7は、最も下流側(右側)のプリントバー5Dの下流側において、用紙Prの上方に配置されている。

0043

下流側バッファ部8は、ヘッド下搬送部4と巻き取り部9との間で用紙Prのたるみを吸収する。下流側バッファ部8は、支持ローラ71,72と、ダンサーローラ73とを備える。

0044

支持ローラ71,72は、ヘッド下搬送部4と巻き取り部9との間において用紙Prを支持する。支持ローラ71,72は、互いに左右方向に所定間隔だけ離間して、同じ高さに配置されている。

0045

ダンサーローラ73は、支持ローラ71,72の間において、自重により用紙Prを押し下げる。これにより、ヘッド下搬送部4と巻き取り部9との間で生じた用紙Prのたるみが下流側バッファ部8に吸収される。ダンサーローラ73は、用紙Prのたるみ量に応じて上下動する。

0046

巻き取り部9は、印刷された用紙Prを巻き取る。図1図4に示すように、巻き取り部9は、巻き取り軸76と、巻き取りモータ77とを備える。

0047

巻き取り軸76は、用紙Prを巻き取って保持する。巻き取り軸76は、前後方向に延びる長尺状に形成されている。

0048

巻き取りモータ77は、巻き取り軸76を図1における時計回りに回転させる。巻き取り軸76の回転により、用紙Prが巻き取り軸76に巻き取られる。

0049

制御部10は、インクジェット印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部10は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。

0050

制御部10は、印刷を行う際、送り出し部2、ヘッド下搬送部4、および巻き取り部9を駆動させて用紙Prを搬送させつつ、インクジェットヘッド51からインクを吐出させて用紙Prに印刷させる。

0051

また、制御部10は、印刷動作時において、インクジェットヘッド51にヘッドギャップ調整用のテストパターンを印刷させるとともに、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、ヘッドギャップ調整部6を制御してヘッドギャップHを調整する。具体的には、制御部10は、印刷されたテストパターンにおけるドットの縦横比Rを算出し、算出した縦横比Rに応じたヘッドギャップ補正値を後述のヘッドギャップ補正テーブル80から取得する。そして、制御部10は、取得したヘッドギャップ補正値に基づき、ヘッドギャップHを調整するようヘッドギャップ調整部6を制御する。

0052

制御部10は、図5に示すヘッドギャップ補正テーブル80を記憶している。ヘッドギャップ補正テーブル80は、印刷されたヘッドギャップ調整用のテストパターンにおけるドットの縦横比Rと、テストパターンの印刷時における用紙Prの搬送速度と、ヘッドギャップ補正値とを関連付けたテーブルである。

0053

ドットの縦横比Rは、以下の式(1)により算出されるものである。

0054

R=L/W …(1)
ここで、Lはドットの縦方向(副走査方向)の長さである。Wはドットの横方向(主走査方向)の長さである。

0055

ヘッドギャップ補正値は、ヘッドギャップHを適正範囲内の大きさにするための調整幅である。ドットの縦横比Rは、ヘッドギャップHが同じでも用紙Prの搬送速度によって変わるため、ヘッドギャップ補正値は用紙Prの搬送速度に応じた値が用意されている。ヘッドギャップ補正値は、予め実験に基づいて設定されたものである。

0056

ここで、ヘッドギャップHとドットの縦横比Rとの関係について説明する。

0057

図6は、ヘッドギャップHが適正範囲内の大きさである場合のインク滴の挙動、および着弾したドットの形状の説明図である。図7は、ヘッドギャップHが適正範囲より小さい場合のインク滴の挙動、および着弾したドットの形状の説明図である。

0058

図6に示すように、ヘッドギャップHが適正範囲内の大きさである場合、マルチドロップ方式で同一画素に吐出された複数のインク滴81は、用紙Prに着弾する前にすべてが合体し、1つのインク滴81となって着弾する。そして、着弾したドット82の形状は、縦方向の長さLと横方向の長さWとがほぼ等しい円形となる。

0059

これに対し、図7に示すように、ヘッドギャップHが適正範囲より小さい場合、すべてのインク滴81が合体する前に、用紙Prに着弾する。このため、用紙Pr上のドット82が縦に長く伸びた形状になったり、分散した複数のドット82が形成されたりする。この結果、着弾したドット82は、縦方向の長さLが横方向の長さWよりも大きい形状となる。そして、ヘッドギャップHが小さいほど、縦横比Rが大きくなる。すなわち、ヘッドギャップHと縦横比Rとの関係は、図8のようになる。ここで、ドット82が分散した場合は、用紙Prの搬送方向における最も下流側のドット82の下流端と、最も上流側のドット82の上流端との間の距離を、縦方向の長さLとする。

0060

次に、インクジェット印刷装置1の動作について説明する。

0061

印刷ジョブが入力されると、制御部10は、送り出しモータ22、ヘッド下搬送モータ43、ブレーキ35、および巻き取りモータ77を起動させる。これにより、送り出し部2から巻き取り部9へ向かって用紙Prが搬送される。ヘッド下搬送部4では、張力付与ローラ34にブレーキ35によりブレーキがかけられることで、用紙Prに張力が付与されつつ、用紙Prが搬送される。

0062

用紙Prの搬送開始後、制御部10は、印刷ジョブに基づきインクジェットヘッド51を制御してインクを用紙Prに吐出させる。これにより、用紙Prに画像が印刷される。

0063

この印刷動作時において、制御部10は、ヘッドギャップ調整処理を行う。ヘッドギャップ調整処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。

0064

図9のステップS1において、制御部10は、ヘッドギャップ調整用のテストパターンを用紙Prに印刷するよう各プリントバー5A〜5Dのインクジェットヘッド51を制御する。

0065

ここで、制御部10は、図10に示すように、用紙Prにおけるページ間断裁領域83にテストパターンTを印刷させる。断裁領域83は、印刷終了後断裁される領域である。テストパターンTは、マルチドロップで各画素を印刷するものである。

0066

図9戻り、ステップS1に続いて、ステップS2において、制御部10は、印刷されたテストパターンTを読み取るよう画像読取部7を制御する。画像読取部7は、テストパターンTを読み取り、読取画像データを生成する。

0067

次いで、ステップS3において、制御部10は、テストパターンTの読取画像データに基づき、各プリントバー5A〜5Dに対応するドットの縦横比Rを算出する。ここで、制御部10は、各プリントバー5A〜5Dについて、それぞれが形成した複数のドットの縦横比Rを算出し、それらの平均値を、ヘッドギャップ調整に用いるドットの縦横比Rとして算出する。

0068

次いで、ステップS4において、制御部10は、すべてのプリントバー5において、ステップS3で算出したドットの縦横比Rが許容範囲内であるか否かを判断する。

0069

ドットの縦横比Rが許容範囲外のプリントバー5があると判断した場合(ステップS4:NO)、ステップS5において、制御部10は、当該プリントバー5に対応するヘッドギャップ補正値をヘッドギャップ補正テーブル80から取得する。具体的には、制御部10は、ドットの縦横比Rが許容範囲外であるプリントバー5におけるドットの縦横比Rおよび現在の用紙Prの搬送速度に応じたヘッドギャップ補正値を、ヘッドギャップ補正テーブル80から取得する。

0070

ここで、ドットの縦横比Rが許容範囲外のプリントバー5があると判断した場合、制御部10は、印刷ジョブに基づく画像の印刷を中断する。ヘッドギャップ調整を行うためである。用紙Prの搬送は継続する。

0071

次いで、ステップS6において、制御部10は、取得したヘッドギャップ補正値に基づき、ドットの縦横比Rが許容範囲外のプリントバー5におけるヘッドギャップHを調整する。ドットの縦横比Rが許容範囲外のプリントバー5が複数ある場合は、制御部10は、それら複数のプリントバー5におけるヘッドギャップHを調整する。

0072

具体的には、制御部10は、ヘッドギャップHを調整するプリントバー5に対応するヘッドギャップ調整部6の昇降モータ62F,62Rを駆動させてヘッドギャップ補正値の分だけプリントバー5を上昇させる。ここで、制御部10は、プリントバー5の上昇量を、昇降モータ62F,62Rの駆動パルス数により制御する。

0073

次いで、ステップS1に戻り、制御部10は、ステップS6でヘッドギャップ調整を行ったプリントバー5のインクジェットヘッド51によりテストパターンを印刷させる。ステップS6でヘッドギャップ調整を行ったプリントバー5が複数ある場合は、制御部10は、それら複数のプリントバー5のインクジェットヘッド51によりテストパターンを印刷させる。この後、制御部10は、ステップS2へ進み、以降の処理を繰り返す。

0074

ステップS4において、すべてのプリントバー5においてドットの縦横比Rが許容範囲内であると判断した場合(ステップS4:YES)、制御部10は、ヘッドギャップ調整処理を終了する。

0075

ヘッドギャップ調整処理中に印刷ジョブに基づく画像の印刷を中断した場合、制御部10は、ヘッドギャップ調整処理の終了後、印刷ジョブに基づく印刷を再開する。

0076

印刷ジョブが終了すると、制御部10は、送り出しモータ22、ヘッド下搬送モータ43、ブレーキ35、および巻き取りモータ77を停止させる。これにより、一連の動作が終了となる。

0077

以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、制御部10は、インクジェットヘッド51にヘッドギャップ調整用のテストパターンを印刷させる。そして、制御部10は、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、ヘッドギャップ調整部6を制御してヘッドギャップHを調整する。

0078

このように、インクジェットヘッド51がインクを吐出して形成した画像に基づいてヘッドギャップHの調整を行うので、センサでヘッドギャップHを検出して調整する場合のような、ヘッドギャップHの検出誤差による調整精度の低下を回避できる。このため、インクジェット印刷装置1によれば、ヘッドギャップHの調整精度を向上できる。

0079

また、光学式センサ等の検出手段を設ける必要がないため、インクジェット印刷装置1の構成を簡素化できる。

0080

制御部10は、具体的には、印刷されたテストパターンにおけるドットの縦横比Rに基づき、ヘッドギャップ調整部6を制御してヘッドギャップHを調整する。このため、容易に高精度でヘッドギャップを調整できる。

0081

なお、ヘッドギャップ調整部6は、昇降モータ62F,62Rにより、前側と後側とで独立して用紙Prの搬送方向(副走査方向)および主走査方向の双方と直交する方向にヘッドギャップHを調整可能である。そこで、制御部10は、前側と後側とで独立してヘッドギャップHを調整してもよい。

0082

この場合、制御部10は、印刷されたテストパターンにおけるドットの縦横比Rを前後方向の中央より前側と後側とで個別に算出し、それぞれのドットの縦横比Rに応じたヘッドギャップ補正値を取得する。そして、取得したヘッドギャップ補正値に基づき、前側と後側とで独立してヘッドギャップHを調整するようヘッドギャップ調整部6を制御する。

0083

これにより、前側と後側とでヘッドギャップが異なっている場合でも、それぞれのヘッドギャップを調整できる。

0084

(第2実施形態)
図11は、本発明の第2実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。図12は、図11に示すインクジェット印刷装置の印刷部の底面図である。図13は、図11に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。第2実施形態の以下の説明において、図11における紙面の上下左右を上下左右方向とする。また、図11の紙面に直交する方向を前後方向とし、紙面表方向を前方とする。

0085

図11に示すように、第2実施形態に係るインクジェット印刷装置91は、搬送部92と、印刷部93と、画像読取部94と、制御部95とを備える。

0086

搬送部92は、カット紙枚葉紙)である用紙Pcを搬送する。図11図13に示すように、搬送部92は、搬送ベルト101と、駆動ローラ102と、従動ローラ103〜105と、搬送モータ106とを備える。

0087

搬送ベルト101は、用紙Pcを吸着保持して搬送する。搬送ベルト101は、駆動ローラ102および従動ローラ103〜105に掛け渡される環状のベルトである。搬送ベルト101には、用紙Pcを吸着保持するための貫通穴である複数のベルト穴が形成されている。搬送ベルト101は、図示しないファンによるエア吸引によりベルト穴に発生する吸着力により、搬送面(上面)101aに用紙Pcを吸着保持する。搬送ベルト101は、図101における時計回り方向に回転することで、吸着保持した用紙Pcを右方向に搬送する。

0088

駆動ローラ102は、搬送ベルト101を図11における時計回り方向に回転させる。

0089

従動ローラ103〜105は、駆動ローラ102とともに搬送ベルト101を支持する。従動ローラ103〜105は、搬送ベルト101を介して駆動ローラ102に従動する。従動ローラ103は、駆動ローラ102と同じ高さで、駆動ローラ102の左方に配置されている。従動ローラ104,105は、駆動ローラ102および従動ローラ103の下方において、互いに左右方向に離間して、同じ高さに配置されている。

0090

搬送モータ106は、駆動ローラ102を回転駆動させる。

0091

印刷部93は、搬送部92により搬送される用紙Pcに画像を印刷する。印刷部93は、搬送部92の上方に配置されている。印刷部93は、4つのインクジェットヘッド51と、ヘッドホルダ111と、ヘッドギャップ調整部112とを備える。

0092

インクジェットヘッド51は、搬送ベルト101上で搬送される用紙Pcにインクを吐出する。4つのインクジェットヘッド51は、用紙Pcの搬送方向である副走査方向(左右方向)に沿って並列して配置されている。4つのインクジェットヘッド51は、相互に異なる色のインクを吐出する。インクジェットヘッド51は、千鳥配置された6個のヘッドモジュール56を有する。

0093

ヘッドホルダ111は、4つのインクジェットヘッド51を保持する。ヘッドホルダ111は、中空状の直方体形状に形成されている。ヘッドホルダ111は、インクジェット印刷装置1内の所定位置に固定されている。

0094

ヘッドギャップ調整部112は、ヘッドギャップHを調整する。図11図13に示すように、ヘッドギャップ調整部112は、昇降駆動部116と、4つの調整部材117とを備える。

0095

昇降駆動部116は、搬送部92を昇降させる。昇降駆動部116は、ワイヤプーリ、モータ等を有し、ワイヤにより搬送部92を吊り下げ支持している。昇降駆動部116は、モータによりプーリを回転させてワイヤの巻き取りおよび繰り出しを行うことで、搬送部92を昇降させる。

0096

調整部材117は、ヘッドギャップHを調整するための部材である。4つの調整部材117は、ヘッドホルダ111の底面の四隅に立設されている。搬送部92が調整部材117の下端に突き当てられることで、搬送部92が位置決めされる。調整部材117は、長さを調整可能に構成されている。

0097

画像読取部94は、原稿の画像を光学的に読み取り、読取画像データを生成する。

0098

制御部95は、インクジェット印刷装置91の各部の動作を制御する。制御部95は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。

0099

制御部95は、印刷を行う際、図示しない給紙部から給紙される用紙Pcを搬送部92により搬送させつつ、インクジェットヘッド51からインクを吐出させて用紙Pcに印刷させる。

0100

制御部95は、上述の第1実施形態に係るインクジェット印刷装置1の制御部10が記憶しているものと同様のヘッドギャップ補正テーブル80を記憶している。制御部95は、ヘッドギャップ調整処理において、インクジェットヘッド51にヘッドギャップ調整用のテストパターンを印刷させる。この後、制御部95は、印刷されたテストパターンにおけるドットの縦横比Rを算出し、算出した縦横比Rに応じたヘッドギャップ補正値をヘッドギャップ補正テーブル80から取得する。そして、制御部95は、取得したヘッドギャップ補正値に基づき、ヘッドギャップHを調整するようヘッドギャップ調整部112を制御する。

0101

次に、インクジェット印刷装置91におけるヘッドギャップ調整処理について、図14のフローチャートを参照して説明する。

0102

インクジェット印刷装置91では、印刷動作を行わないオフライン時において、ヘッドギャップ調整処理を実施する。

0103

まず、図14のステップS11において、制御部95は、図示しない給紙部から用紙Pcを搬送部92へ給紙し、搬送部92で用紙Pcを搬送しつつ、ヘッドギャップ調整用のテストパターンをインクジェットヘッド51により用紙Pcに印刷するよう制御する。

0104

テストパターンの印刷が終わると、ユーザが、テストパターンが印刷された印刷物を画像読取部94に読み取らせる操作を行う。これに応じて、制御部95は、ステップS12において、印刷されたテストパターンを読み取るよう画像読取部94を制御する。画像読取部94は、テストパターンを読み取り、読取画像データを生成する。

0105

次いで、ステップS13において、制御部95は、テストパターンの読取画像データに基づき、印刷されたテストパターンにおけるドットの縦横比Rを算出する。ここで、制御部95は、複数のドットの縦横比Rを算出し、それらの平均値を、ヘッドギャップ調整に用いるドットの縦横比Rとして算出する。

0106

次いで、ステップS14において、制御部95は、ステップS13で算出したドットの縦横比Rが許容範囲内であるか否かを判断する。

0107

ドットの縦横比Rが許容範囲外であると判断した場合(ステップS14:NO)、ステップS15において、制御部95は、ドットの縦横比Rおよびテストパターン印刷時の用紙Pcの搬送速度に応じたヘッドギャップ補正値を、ヘッドギャップ補正テーブル80から取得する。

0108

次いで、ステップS16において、制御部95は、取得したヘッドギャップ補正値に基づき、ヘッドギャップHを調整する。具体的には、まず、制御部95は、昇降駆動部116により搬送部92を所定位置まで下降させる。次いで、制御部95は、ヘッドギャップ補正値の分だけ調整部材117を伸ばす。そして、制御部95は、昇降駆動部116により搬送部92を上昇させ、搬送部92が調整部材117に突き当たると上昇を停止させる。この後、制御部95は、ステップS11へ戻る。

0109

ステップS14において、ドットの縦横比Rが許容範囲内であると判断した場合(ステップS14:YES)、制御部95は、ヘッドギャップ調整処理を終了する。

0110

以上説明したように、第2実施形態のインクジェット印刷装置91でも、印刷されたテストパターンにおけるドットの形状に基づき、ヘッドギャップ調整部6を制御してヘッドギャップHを調整する。具体的には、制御部95は、印刷されたテストパターンにおけるドットの縦横比Rに基づき、ヘッドギャップ調整部6を制御してヘッドギャップHを調整する。これにより、上述した第1実施形態のインクジェット印刷装置1と同様の効果が得られる。

0111

なお、第2実施形態のインクジェット印刷装置91でも、ヘッドギャップ調整部112は、調整部材117の長さ調整により、前側と後側とで独立して用紙Pcの搬送方向(副走査方向)および主走査方向の双方と直交する方向にヘッドギャップHを調整可能である。そこで、制御部95は、第1実施形態と同様に、ドットの縦横比Rを前後方向の中央より前側と後側とで個別に算出し、前側と後側とで独立してヘッドギャップHを調整してもよい。

0112

(その他の実施形態)
上述のように、本発明は第1および第2実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。

0113

上述した第1および第2実施形態において、ヘッドギャップ調整部を、ヘッドモジュール56ごとに、前側と後側とで独立して用紙の搬送方向および主走査方向の双方と直交する方向にヘッドギャップHを調整可能な構成とし、制御部が、ヘッドモジュール56ごとに、ドットの縦横比Rを前側と後側とで個別に算出し、前側と後側とで独立してヘッドギャップHを調整するようにしてもよい。

0114

上述した第1および第2実施形態では、インクジェットヘッド51が、主走査方向に沿って千鳥状に配置された複数のヘッドモジュール56からなる場合について説明した。しかし、インクジェットヘッドは、主走査方向における印字領域を覆う単一のラインヘッドにより構成されたものでもよい。

0115

このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。

0116

1インクジェット印刷装置
2送り出し部
3上流側バッファ部
4ヘッド下搬送部
5,5A〜5Dプリントバー
6,6A〜6Dヘッドギャップ調整部
7画像読取部
8 下流側バッファ部
9巻き取り部
10 制御部
51インクジェットヘッド
52ヘッドホルダ
56ヘッドモジュール
56aインク吐出面
57ノズル
61F,61Rガイドねじ
62F,62R昇降モータ
80 ヘッドギャップ補正テーブル
91 インクジェット印刷装置
92 搬送部
93印刷部
94 画像読取部
95 制御部
111 ヘッドホルダ
112 ヘッドギャップ調整部
116昇降駆動部
117 調整部材

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