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技術 表示情報制御プログラム、方法、及び装置

出願人 富士通株式会社
発明者 戸嶋隆夫
出願日 2015年7月23日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2015-146108
公開日 2017年2月2日 (2年5ヶ月経過) 公開番号 2017-027412
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 処理実行情報 保持形式 タスク遷移 現処理対象 部長承認 前回補正 時間コスト 語句対
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (19)

課題

タスクが異常系の経路にある場合においてタスクの処理画面項目を適切な表示順序提示する。

解決手段

異常判定部14は、ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、ワークフローのタスク処理履歴蓄積した処理履歴情報に基づき、対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定する。また、補正部15は、対象のタスクが異常系の経路にある場合は、ワークフローにおいて異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照する。また、補正部15は、対象のタスクの処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する。

概要

背景

従来、複数の参考データ中から必要とする参考データを検索するための検索条件を、過去に使用した検索条件の履歴データを参照して設定し、設定された検索条件に従って、複数の参考データ中から必要とする参考データを検索してその結果を表示する技術がある。

また、受け付けたユーザの操作に従って処理を実行し、過去に実行された処理の処理識別情報を含む履歴情報に基づいて、ワークフロー使用可能に設定することにより、使用される頻度の高いワークフローを選択して設定する技術がある。

概要

タスクが異常系の経路にある場合においてタスクの処理画面項目を適切な表示順序提示する。異常判定部14は、ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定する。また、補正部15は、対象のタスクが異常系の経路にある場合は、ワークフローにおいて異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照する。また、補正部15は、対象のタスクの処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する。

目的

開示する技術は、1つの側面では、タスクが異常系の経路にある場合においてタスクの処理画面の項目を適切な表示順序で提示することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ワークフローに含まれる対象のタスク処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定し、前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照し、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目表示順序を制御する処理をコンピュータに実行させる表示情報制御プログラム

請求項2

前記表示項目の表示順序を制御する処理では、用語と前記用語と関連する前記表示項目との関係を示す用語情報と、前記タスク処理情報に含まれる前記処理内容とに基づき、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する請求項1記載の表示情報制御プログラム。

請求項3

前記表示項目の表示順序を制御する処理では、前記異常系の経路の始点となるタスクから順番に、前記タスク処理情報に含まれる前記タスクの処理内容に基づいて、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する処理を繰り返すことによって、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する請求項1又は2記載の表示情報制御プログラム。

請求項4

ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定し、前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照し、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する処理をコンピュータに実行させる表示情報制御方法

請求項5

ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定する異常判定部と、前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照し、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する制御部と、を含む、表示情報制御装置

技術分野

0001

開示する技術は、表示情報制御プログラム、方法、及び装置に関する。

背景技術

0002

従来、複数の参考データ中から必要とする参考データを検索するための検索条件を、過去に使用した検索条件の履歴データを参照して設定し、設定された検索条件に従って、複数の参考データ中から必要とする参考データを検索してその結果を表示する技術がある。

0003

また、受け付けたユーザの操作に従って処理を実行し、過去に実行された処理の処理識別情報を含む履歴情報に基づいて、ワークフロー使用可能に設定することにより、使用される頻度の高いワークフローを選択して設定する技術がある。

先行技術

0004

特開平10−187840号公報
特開2010−50786号公報

発明が解決しようとする課題

0005

様々な業務分野で、ワークフローの管理にBPM(Business Process Management)製品が使用されている。このBPM製品においては、ユーザが意思決定を行う際に必要となる情報が、ワークフローに含まれる各タスク処理画面に適切な表示順序で表示されることが望ましい。

0006

必要となる情報は、タスクの種類や、タスクを処理したユーザによって異なる。そこで、上記の従来技術のように、統計データ(履歴情報)を用いて、処理画面の項目の表示順序をカスタマイズすることが考えられる。

0007

しかし、一般的なタスクの経路(そのタスクに至るまでのフロー)とは異なり、処理の差し戻し等が行われた異常系の経路における処理画面では、その異常系の経路が選択された理由も考慮した表示順序で項目を表示したい場合もある。上記の従来技術では、異常系の経路が選択された理由に関わらず、そのタスクの処理画面の項目は、統計データに基づいて一律の表示順序で表示される。

0008

開示する技術は、1つの側面では、タスクが異常系の経路にある場合においてタスクの処理画面の項目を適切な表示順序で提示することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

一つの態様として、開示の技術は、ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定する。また、前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照する。また、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する。

発明の効果

0010

一つの側面として、タスクが異常系の経路にある場合においてタスクの処理画面の項目を適切な表示順序で提示することができる、という効果を有する。

図面の簡単な説明

0011

プロセスの一例を示す図である。
物品購買フローの一例を示す図である。
本実施形態に係る表示情報制御システムの構成を示す図である。
プロセス情報リストの一例を示す図である。
タスク情報リストの一例を示す図である。
入力画面情報リストの一例を示す図である。
表示優先順位情報リストの一例を示す図である。
プロセス実行履歴リストの一例を示す図である。
語句対応リストの一例を示す図である。
本実施形態に係る表示情報制御装置機能的構成を示すブロック図である。
自プロセス実行履歴リストの一例を示す図である。
経路選択実行履歴リストの一例を示す図である。
補正前の入力項目の表示順序の一例を示す図である。
補正後の入力項目の表示順序の一例を示す図である。
本実施形態に係る表示情報制御装置として機能するコンピュータ概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る表示情報制御装置における表示情報制御処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る表示情報制御装置における補正処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る表示情報制御装置における更新処理の一例を示すフローチャートである。

実施例

0012

以下、開示する技術に係る実施形態について説明する。

0013

まず、本実施形態の概要について説明する。

0014

近年、BPM(Business Process Management)製品は様々な業務分野で、ワークフローの管理に使用されている。

0015

BPM製品においては、ワークフローを自由に作り替えられることが前提であって、ワークフローに含まれるタスク間遷移で表される経路が新しく作成されることが特徴である。

0016

また、BPM製品においては、ワークフローを運用する上で、業務をスムーズに遂行するために、各業務に最適なUI(User Interface)を提示することが望ましい。

0017

また、ワークフローシステムにおいては、タスクの配置や順序等が利用者により作り替えられるため、UIの表示優先順序も、当該作り替えに対応していることが望ましい。具体的には、BPM製品において、ワークフローが作り替えられた際に、タスク毎の処理画面が自動的に各業務に最適なUIとして生成、又は変更されるようにすることである。

0018

しかし、ユーザが意思決定を行う際に必要となる情報は、タスクの種類や、タスクを実行するユーザによって異なる。また、一般的なタスクの経路とは異なり、差し戻し等が行われた異常系の経路については、当該経路が選択される理由が様々である。

0019

そのため、本実施形態に係る表示情報制御装置においては、BPM製品において、ユーザが意思決定を行う際に必要となる情報を、入力項目として上位に表示するように、表示する情報を並べ替える。

0020

また、本実施形態に係る表示情報制御装置においては、表示する情報を並べ替える際に、同じタスクの処理画面であっても、そのタスクに至る経路の違いによって表示を変更させる。そこで、経路と各タスクの処理画面で参照された情報とを紐付けした統計データを使って、表示する情報を並べ替える。

0021

さらに、本実施形態に係る表示情報制御装置においては、表示する情報を並べ替える際に、異常系の経路にあるタスクについては、過去の経路のタスクで入力、又は処理された内容に応じて表示する情報を並べ替える。

0022

具体的には、システムが管理するワークフローにおいて、各タスクの処理画面について、タスクを処理したユーザと、そのタスクに至った経路と、そのタスクの処理画面で入力(参照、変更又は更新も含む)された情報とを紐付けしデータとして蓄積しておく。そして、あるタスクの処理画面について、そのタスクと同じ経路を辿ってきたタスクの処理画面について蓄積されたデータに基づいて、情報の表示順序を決定する。

0023

その際、異常系の経路にあるタスクの処理画面については、経路選択の理由を考慮し、異常系の経路に入ってからのタスクで処理された内容に基づいて、情報の表示順序を決定する。

0024

このように、各タスクの処理画面において、情報の表示順序を決定することにより、異常系の経路においては、その異常系の経路が選択された理由も考慮して、ユーザが意思決定を行う際に必要となる情報を、適切な表示順序に並べ替える。そして、適切な表示順序に並べ替えた結果をユーザに提示することができる。

0025

なお、本実施形態においては、ユーザが意思決定を行う際に必要となる情報を上位に並べ替えるようにする場合について説明するが、例えば、スクロールしなくても必要な情報が表示されている等、必要な情報がユーザの目に付き易い位置に表示してもよい。

0026

また、遷移元のタスクの処理内容を考慮して、遷移先のタスクの処理画面に表示される必要な情報の表示順序が決定されることにより、遷移先のタスクの担当者が、端末ログインし、タスクを起動した段階で、最適な表示順序で情報が表示されることになる。

0027

次に、図1を用いて、本実施形態において使用する用語を定義する。図1に示される「Start」から「Exit(完了)」までの一連の流れをプロセスとする。また、図1に示される「Act1」、「Act2」、及び「Act3」の各々をタスクとする。また、図1に示される「矢印A」、及び「矢印B」のように、タスク間を結ぶ経路の各々を経路とする。なお、図1に示す「矢印A」の経路を一般的な経路とし、図1に示す「矢印B」のAct3のタスクからAct2のタスクへ差し戻されている経路を異常系の経路とする。

0028

以下、図面を参照して、本実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態においては、図2に示す物品購買のプロセスを定義したワークフロー(以下、「物品購買フロー」という)を一例にして説明する。なお、ワークフローとは、業務手続の処理の流れをパターン化したものであり、プロセスは、ワークフローとして予め定義されている特定の業務手続の処理の流れをいう。そのため、プロセスは、1つのワークフローについて、複数起票されていることが有り得る。

0029

図3は、本実施形態の表示情報制御システム1の一例である。図3に示すように、表示情報制御システム1は、表示情報制御装置5と、利用者端末3と、記憶装置4とを有する。

0030

本実施形態に係る表示情報制御装置5は、インターネット等のネットワーク2を介して、利用者端末3及び記憶装置4と相互に通信可能に接続される。

0031

なお、本実施形態における表示情報制御システム1に含まれる利用者端末3の数は、図3の例に限定されない。また、表示情報制御装置5内に記憶装置4を構成してもよい。

0032

利用者端末3は、プロセスを起票するユーザ、又はタスクにおいて処理を実行するユーザによって操作される。また、利用者端末3は、ユーザによる操作に基づいて、ユーザ入力情報を、ネットワーク2を介して、表示情報制御装置5へ送信する。なお、本実施形態においては、利用者端末3は、各タスクの担当者によって使用され、当該担当者は、使用する際に、各自のログインIDでログインし、特定のシステムを起動することにより、担当するタスクを実行するものとする。

0033

具体的には、利用者端末3は、ユーザの操作により新たにプロセスが起票されると、当該プロセスIDと、当該プロセス名と、起票者のユーザ名とを含んだ起票情報が含まれるユーザ入力情報を、ネットワーク2を介して、表示情報制御装置5へ送信する。なお、起票情報には、プロセスの処理の開始に設定されているタスクに対応するタスクIDに遷移することを表す経路情報を含むものとする。

0034

ここで、プロセスの処理の開始に設定されているタスクに対応するタスクIDに遷移することを表す経路情報は、「Start」を表すタスクID「0」と、処理の開始に設定されているタスクに対応するタスクIDとにより表現される。本実施形態においては、プロセスの処理の開始に設定されているタスクに対応するタスクIDが「21」である場合には、当該経路情報は、「0→21」として表現されているものとする。

0035

なお、プロセスIDは、プロセスが起票される毎に自動的に連番で付与されるものとする。また、プロセスIDは、一意に設定される場合には、他の方法により付与してもよい。また、対象となるプロセスにおいて、処理の開始に設定されているタスクは予め定められているものとする。

0036

また、利用者端末3は、ユーザの操作により、タスクにおいて処理が実行されると、処理実行情報を含むユーザ入力情報を、ネットワーク2を介して、表示情報制御装置5へ送信する。なお、処理実行情報には、当該処理が実行されたタスクが属するプロセスのプロセスIDと、当該処理が行われたタスクIDと、アクション(処理)の種別と、当該アクションの内容と、入力した入力項目の入力項目IDと、操作者のユーザ名とが含まれる。

0037

ここで、アクションの種別とは、処理種別であり、タスクを遷移するための経路を選択する経路選択、入力項目の内容を更新する変数更新等がある。また、アクションの内容とは、アクションの種別が経路選択である場合には、遷移元のタスクに対応するタスクID及び遷移先のタスクに対応するタスクIDを含む情報である。

0038

また、アクションの種別が変数更新である場合には、変数を更新した内容を含む情報である。なお、アクションの種別が経路選択である場合には、入力項目は存在しないため、処理実行情報に含まれる入力項目IDは「−」とする。

0039

また、利用者端末3は、表示情報制御装置5から、ネットワーク2を介して入力された画面情報に基づいて、表示項目である入力項目のラベル優先順位順に並んだ画面を表示する。なお、画面が、開示の技術の処理画面の一例である。なお、優先順位が、開示の技術の表示順序の一例である。

0040

記憶装置4には、例えば、図4に示すプロセス情報リスト100が記憶されている。ここで、プロセス情報リスト100は、プロセスID、プロセス名、プロセスの実行状態、及びプロセスを起票したユーザ名を含むプロセス情報の各々を有する。なお、プロセスの起票は、プロセスの開始を意味する。

0041

なお、プロセス情報リスト100の「名前」の欄は、プロセス名を表し、「状態」の欄は、プロセスの実行状態を表し、「起票者」の欄は、プロセスを開始したユーザ名を表す。また、プロセス情報リスト100の各エントリ(各行)が、1つのプロセス情報に相当する。

0042

また、図4に示すプロセス情報リスト100の1行目のプロセス情報は、本実施形態に係る物品購買フローに対応するプロセス情報を表す。具体的には、本実施形態に係る物品購買フローに対応するプロセスが起票され、かつ完了していない状態にあるため、プロセス情報の「状態」の欄が実行中となっている。また、対応するプロセスが完了した場合には、プロセス情報の「状態」の欄が完了となる。

0043

また、記憶装置4には、例えば、図5に示すタスク情報リスト102が記憶されている。ここで、タスク情報リスト102は、当該タスクのタスクID、タスク名、タスクの実行状態、タスクを実行するユーザ名、及び当該タスクが属するプロセスのプロセスIDを含むタスク情報の各々を有する。

0044

なお、タスク情報リスト102の「名前」の欄は、タスク名を表し、「状態」の欄は、タスクの実行状態を表し、「担当者」の欄は、当該タスクを実行するユーザ名を表し、「プロセスID」は、当該タスクが属するプロセスIDを表す。また、タスク情報リスト102の各エントリ(各行)が、1つのタスク情報に相当する。また、図5に示すタスク情報リスト102の1行目から6行目までのタスク情報は、本実施形態に係る物品購買フローに対応するタスク情報を表す。

0045

なお、プロセス情報リスト100に新たにプロセス情報が追加される度に、タスク情報リスト102には、予め定義された、追加されたプロセスに対応するタスクの各々のタスク情報が自動的に追加されるものとする。

0046

プロセスの開始に伴い、タスク情報リスト102にタスク情報が追加された段階では、当該プロセスの1つ目のタスクについてのエントリの「状態」欄は「実行中」に設定され、他のタスクについてのエントリの「状態」欄は、「未開始」に設定される。また、追加されるタスクについてのエントリの「プロセスID」は、追加されたプロセスに対応するエントリの「プロセスID」の欄と同一の情報を格納する。

0047

また、エントリの追加方法は限定されず、図5に示すようなタスク情報リスト102に含まれる情報を含む場合であれば、どのような手法を用いてもよい。また、本実施形態においては、プロセスの起票の際に1つ目のタスクが自動的に実行開始状態に遷移する場合について説明するが、1つ目のタスクの担当者の操作を待って、実行開始状態に遷移してもよい。この場合、プロセスの開始に伴い、タスク情報リスト102にタスク情報が追加された段階では、当該プロセスの1つ目のタスクについてのエントリの「状態」欄は「未開始」に設定される。

0048

また、記憶装置4には、例えば、図6に示す入力画面情報リスト104が記憶されている。ここで、入力画面情報リスト104は、タスクID、入力項目ID、ラベル名、及び変数名を含む入力画面情報の各々を有する。

0049

また、入力画面情報リスト104の「タスクID」の欄は、「入力項目ID」の欄の入力項目IDに対応する入力項目が属するタスクIDを表す。また、「ラベル」の欄は、「入力項目ID」の欄の入力項目IDに対応する入力項目の画面に表記されるラベル名を表す。また、「変数名」は、「入力項目ID」の欄の入力項目IDに対応する入力項目に対応する変数名を表す。また、図6に示す入力画面情報リスト104の1行目から7行目の入力画面情報は、本実施形態に係る物品購買フローの「見積書作成」のタスクに対応する入力画面情報の各々である。

0050

また、記憶装置4には、例えば、図7に示す表示優先順位情報リスト105が記憶されている。ここで、表示優先順位情報リスト105は、経路とユーザとの組み合わせ毎の、入力項目の各々の表示優先度を設定した表示優先順位情報の各々を有する。

0051

また、表示優先順位情報リスト105の「経路」の欄は、経路の情報をタスクIDで表した情報を表し、「遷移元のタスクID→遷移先のタスクID」の関係で表されているものとする。また、「ユーザ」の欄は、遷移先のタスクの担当者のユーザ名を表す。また、「タスクID」の欄は、遷移先のタスクのタスクIDを表す。また、「入力項目ID」の欄は、遷移先のタスクにおける入力項目の各々に対応する入力項目IDを表す。また、「優先順位」とは、入力項目IDの各々に対応する入力項目毎表示優先順位を表す。なお、本実施形態においては、優先順位は、数字の値が小さいほど優先順位が高いものとする。

0052

例えば、図7に示す表示優先順位情報リスト105の1行目の表示優先順位情報は、図2に示す物品購買フローの、経路「発注依頼→見積書作成」とユーザ「User B」との組み合わせにおける、タスク「見積書作成」の入力項目の各々の表示優先順位を表す。

0053

また、記憶装置4には、例えば、図8に示すプロセス実行履歴リスト106が記憶されている。ここで、プロセス実行履歴リスト106は、履歴ID、プロセスID、タスクID、アクションの種別、入力項目ID、実行者のユーザ名、アクションの内容を含むプロセス実行情報の各々を有する。

0054

なお、プロセス実行情報が、開示の技術のタスク処理履歴、及びタスクの処理内容の一例である。また、プロセス実行履歴リスト106が、開示の技術のタスク処理履歴、タスク処理情報、及び処理履歴情報の一例である。また、履歴IDは、タスクが処理された順に連番で付されるものとする。

0055

また、プロセス実行履歴リスト106の「アクション」の欄は、当該プロセスに含まれるタスクの実行におけるアクションの種別を表し、「アクション内容」の欄は、当該アクションにおいて行った内容を表す。なお、「入力項目ID」の欄において、対象となる入力項目が存在しない場合には、当該欄には、「−」が格納されるものとする。

0056

また、例えば、図8に示すプロセス実行履歴リスト106の「履歴ID」の欄が、「51」、及び「54」〜「57」までのプロセス実行情報は、図2に示す物品購買フローに対応するプロセス実行情報である。そのため、当該プロセス実行情報の各々を参照することにより、当該物品購買フローにおけるプロセスにおいて、どのようなタスクの遷移においてどのような処理が行われているかを特定することができる。

0057

また、記憶装置4には、例えば、図9に示す語句対応リスト108が記憶されている。ここで、語句対応リスト108は、語句、及び当該語句と対応する入力項目IDを含む語句対応情報の各々を有する。また、語句が、開示の技術の用語の一例である。また、語句対応情報が、開示の技術の用語情報の一例である。

0058

また、語句対応リスト108の「語句」の欄は、予め定義された語句を表し、「入力項目ID」の欄は、予め定義された語句に対応する入力項目の入力項目IDを表す。ここで、予め定義された語句と、対応する入力項目との関係は、当該語句に関連がある入力項目であることを表す。そのため、予め定めた語句が、タスクの実行結果に含まれる場合には、その語句に対応する入力項目が、当該タスクの実行結果に影響していると考えられる。

0059

次に、本実施形態に係る表示情報制御装置5について説明する。図10に、本実施形態に係る表示情報制御装置5の機能ブロック図を示す。図10に示すように、表示情報制御装置5は、プロセス制御部10と、画面制御部12とを有する。

0060

プロセス制御部10は、ネットワーク2を介して利用者端末3から入力されたユーザ入力情報に基づいて、ネットワーク2を介して記憶装置4に更新情報を送信し、記憶装置4に記憶されているリストの各々の内容を更新する。なお、更新する際に、プロセス制御部10からネットワーク2を介して記憶装置4へ送信される情報を、総称として更新情報という。

0061

具体的には、プロセス制御部10は、起票情報が含まれるユーザ入力情報を受け付けると、当該起票情報に基づいて、ネットワーク2を介して、記憶装置4に記憶されているプロセス情報リスト100を更新する。ここで、プロセス制御部10は、プロセス情報リスト100の「名前」の欄には、起票情報のプロセス名の情報を格納し、「状態」の欄を、実行中とする情報を格納する。

0062

また、プロセス制御部10は、処理実行情報を含むユーザ入力情報を受け付けると、当該処理実行情報に基づいて、ネットワーク2を介して、記憶装置4に記憶されているプロセス実行履歴リスト106を更新する。

0063

ここで、プロセス制御部10は、プロセス実行履歴リスト106の「プロセスID」の欄には、処理実行情報のプロセスIDの情報を格納し、「タスクID」の欄には、処理実行情報のタスクIDの情報を格納する。

0064

また、プロセス制御部10は、プロセス実行履歴リスト106の「アクション」の欄にアクションの種別の情報を格納し、「入力項目ID」の欄に処理対象の入力項目IDの情報を格納する。また、プロセス制御部10は、プロセス実行履歴リスト106の「実行者」の欄に、操作者のユーザ名の情報を格納し、「アクション内容」の欄に、アクションの内容の情報を格納する。

0065

また、プロセス制御部10は、起票情報、又は処理実行情報を含むユーザ入力情報を受け付けると、当該起票情報、又は処理実行情報を含むユーザ入力情報を、画面制御部12に出力する。

0066

また、プロセス制御部10は、画面制御部12から入力される画面構成情報(詳細は後述)に基づいて、入力項目のラベル名が、各入力項目についての優先順位順に並んで表示されるように画面を構成し、当該画面の情報を画面情報として、ネットワーク2を介して、利用者端末3に送信する。

0067

画面制御部12は、プロセス制御部10からユーザ入力情報を受け付けると、画面構成情報を作成し、プロセス制御部10に出力する。また、画面制御部12は、並べ替え部13と、異常判定部14と、補正部15と、優先順位更新部16とを有する。なお、画面制御部12が、ネットワーク2を介して、記憶装置4に記憶されている各種リストを取得する際に入力される情報の各々を、総称してリスト情報とする。

0068

まず、並べ替え部13が、プロセス制御部10から起票情報を含むユーザ入力情報を受け付けた場合について説明する。

0069

並べ替え部13は、起票情報を含むユーザ入力情報を受け付けると、当該起票情報に含まれる経路情報及びプロセスIDと、タスク情報リスト102とに基づいて、プロセスの処理の開始に設定されているタスクを担当するユーザを特定する。なお、並べ替え部13は、タスク情報リスト102を、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。また、プロセスの処理の開始に設定されているタスクを、初期状態における表示対象のタスクとする。

0070

具体的には、並べ替え部13は、タスク情報リスト102に含まれるタスク情報の「プロセスID」の欄が、起票情報に含まれるプロセスIDと一致するタスク情報の各々を取得する。また、並べ替え部13は、取得したタスク情報の各々のうち、「タスクID」の欄が起票情報に含まれる経路情報の表示対象のタスクに対応するタスクIDと一致するタスク情報を対象となるタスク情報として取得する。

0071

また、並べ替え部13は、取得した対象となるタスク情報の「担当者」の欄の情報を、プロセス処理の開始に設定されているタスクを担当するユーザとして特定する。

0072

また、並べ替え部13は、取得した起票情報に含まれる経路情報と、特定したユーザとの組み合わせに対応する表示優先順位情報を、表示優先順位情報リスト105から取得する。なお、並べ替え部13は、表示優先順位情報リスト105を、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。

0073

また、並べ替え部13は、取得した表示優先順位情報に基づいて、入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々を取得する。なお、並べ替え部13は、入力項目IDは、表示優先順位情報の「入力項目ID」の欄の情報から取得し、当該入力項目IDの優先順位は、同一の行の「優先順位」の欄の情報から取得する。

0074

また、並べ替え部13は、取得した表示対象のタスクのタスクIDと、取得した入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々と、入力画面情報リスト104とに基づいて、画面構成情報を作成する。なお、並べ替え部13は、入力画面情報リスト104を、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。

0075

具体的には、並べ替え部13は、入力画面情報リスト104に含まれる入力画面情報の各々のうち、「タスクID」の欄の情報と、取得した表示対象のタスクのタスクIDとが一致する入力画面情報の各々を取得する。

0076

また、並べ替え部13は、優先順位順に、取得した入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々について、取得した入力画面情報の「入力項目ID」の欄の情報と、当該組み合わせの入力項目IDとが一致する対応する入力画面情報を特定する。

0077

また、並べ替え部13は、優先順位順に、取得した入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々について、対応する入力画面情報の「ラベル」の欄と、「変数名」の欄とから、ラベル名と変数名との組み合わせを取得する。

0078

また、並べ替え部13は、取得した入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々について取得したラベル名と変数名との組み合わせを、優先順位順に並べた情報を画面構成情報として、プロセス制御部10へ出力する。

0079

次に、並べ替え部13が、プロセス制御部10から処理実行情報を含むユーザ入力情報を受け付けた場合について説明する。なお、並べ替え部13は、処理実行情報のアクションの種別が「経路選択」である場合について以後の処理を実行するものとし、「変数更新」の場合については以後の処理を行わないものとする。

0080

並べ替え部13は、処理実行情報を含むユーザ入力情報を受け付けると、当該処理実行情報に含まれるアクションの内容の情報及びプロセスIDと、タスク情報リスト102とに基づいて、遷移先のタスクを担当するユーザを特定する。なお、並べ替え部13は、タスク情報リスト102を、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。

0081

具体的には、並べ替え部13は、タスク情報リスト102に含まれるタスク情報の「プロセスID」の欄が、処理実行情報に含まれるプロセスIDと一致するタスク情報の各々を取得する。また、並べ替え部13は、取得したタスク情報の各々のうち、「タスクID」の欄が処理実行情報に含まれる遷移先のタスクに対応するタスクIDと一致するタスク情報を対象となるタスク情報として取得する。

0082

また、並べ替え部13は、取得した対象となるタスク情報の「担当者」の欄の情報を、遷移先のタスクを担当するユーザとして特定する。

0083

また、並べ替え部13は、取得した処理実行情報に含まれるアクションの内容の情報に含まれる経路情報と、特定したユーザとの組み合わせに対応する表示優先順位情報を、表示優先順位情報リスト105から取得する。なお、並べ替え部13は、表示優先順位情報リスト105を、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。

0084

また、並べ替え部13は、取得した表示優先順位情報に基づいて、入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々を取得する。なお、並べ替え部13は、入力項目IDは、表示優先順位情報の「入力項目ID」の欄の情報から取得し、当該入力項目IDの優先順位は、同一の行の「優先順位」の欄の情報から取得する。

0085

また、並べ替え部13は、取得した遷移先のタスクのタスクIDと、取得した入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々と、入力画面情報リスト104とに基づいて、優先順位順に並べられた入力画面情報の各々を取得する。なお、並べ替え部13は、入力画面情報リスト104を、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。

0086

具体的には、並べ替え部13は、入力画面情報リスト104に含まれる入力画面情報の各々のうち、「タスクID」の欄の情報と、取得した遷移先のタスクのタスクIDとが一致する入力画面情報の各々を取得する。

0087

また、並べ替え部13は、優先順位順に、取得した入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位との組み合わせの各々について、取得した入力画面情報の「入力項目ID」の欄の情報と、当該組み合わせの入力項目IDとが一致する対応する入力画面情報を特定する。なお、並べ替え部13は、特定した順番において入力画面情報を並べた形式において入力画面情報の各々を保持しているものとする。そのため、入力画面情報は、並べられた順番の優先順位をもつことになる。

0088

また、並べ替え部13は、処理実行情報に含まれるアクションの内容の情報に含まれる経路情報と、優先順位順に並べられた入力画面情報の各々とを異常判定部14に出力する。また、並べ替え部13は、優先順位順に並べられた入力画面情報の各々を補正部15に出力する。

0089

異常判定部14は、並べ替え部13から入力された経路情報と、記憶装置4に記憶されているプロセス実行履歴リスト106とに基づいて、遷移先のタスクが異常系の経路を経て到達されているか否かを判定する。なお、異常判定部14は、プロセス実行履歴リスト106を、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。

0090

具体的には、異常判定部14は、プロセス制御部10から受け付けた処理実行情報のプロセスIDの情報と、プロセス実行履歴リスト106に含まれるプロセス実行情報の「プロセスID」の欄の情報とが一致するプロセス実行情報の各々を取得する。また、異常判定部14は、取得したプロセス実行情報の各々に基づいて、図11に示す自プロセス実行履歴リスト110を生成する。

0091

また、異常判定部14は、生成した自プロセス実行履歴リスト110のうち、「アクション」の欄の情報が「経路選択」であるプロセス実行情報の各々を取得し、図12に示す経路選択実行履歴リスト112を生成する。

0092

また、異常判定部14は、生成した経路選択実行履歴リスト112のプロセス実行情報の各々を「履歴ID」欄の情報の昇順に並べ、プロセス実行情報の「タスクID」欄の情報の各々を、順番を保持したまま抽出した情報をタスクの遷移履歴情報として取得する。例えば、図12の例においては、「23→25→23」となる。

0093

なお、タスクの遷移履歴情報に含まれるタスクIDは、経路選択実行履歴リスト112に含まれるプロセス実行情報の各々から取得される。そのため、タスク遷移履歴情報に含まれるタスクIDの各々は、経路選択実行履歴リスト112に含まれるプロセス実行情報の各々と対応付けられているものとする。

0094

また、異常判定部14は、取得したタスクの遷移履歴情報に、処理実行情報から取得した経路情報に含まれる遷移先のタスクのタスクIDと一致するタスクIDが含まれるか否か判断する。

0095

異常判定部14は、一致するタスクIDが含まれると判断した場合には、タスクの差し戻しが発生しているため、異常系の経路に入っていると判断する。そして、異常判定部14は、「履歴ID」の欄の情報で昇順に並べたプロセス実行情報の各々と、取得したタスクの遷移履歴情報を補正部15に出力する。

0096

なお、異常判定部14は、取得したタスクの遷移履歴情報に、一致するタスクIDが含まれない場合、異常系の経路に入っていないと判断する。

0097

また、異常判定部14は、異常系の経路に入っていないと判断した場合、並べ替え部13から取得した優先順位順に並べられた入力画面情報の各々に基づいて、画面構成情報を作成し、プロセス制御部10へ出力する。

0098

具体的には、異常判定部14は、取得した入力画面情報の各々について、当該入力画面情報の「ラベル」の欄と、「変数名」の欄とから、ラベル名と変数名との組み合わせを取得する。

0099

また、異常判定部14は、取得したラベル名と変数名との組み合わせを、各組合せに対応する入力画面情報が持つ優先順位順に並べた情報を画面構成情報として、プロセス制御部10へ出力する。

0100

補正部15は、異常判定部14から入力されたタスクの遷移履歴情報に基づいて、遷移先のタスクの一つ前のタスクが異常系の経路に入っているか否かを判定する。

0101

具体的には、補正部15は、タスクの遷移履歴情報の最後尾のタスクIDが、当該タスクIDよりも前方に、タスクの遷移履歴情報に存在するか否かにより判定する。ここで、補正部15は、一つ前のタスクが異常系の経路に入っていると判定した場合には、更に、一つ前のタスクIDについても同様に異常系の経路に入っているか否かの判定処理を行う。

0102

なお、補正部15は、タスクが異常系の経路に入っていないと判定されるまで、タスクの遷移履歴情報の最後尾のタスクIDから前方のタスクIDの各々について順々に、異常系の経路に入っているか否かの判定処理を行う。

0103

一方、補正部15は、一つ前のタスクが異常系の経路に入っていないと判定した場合、最後に異常系の経路に入っていると判定されたタスクから今回の遷移先のタスクまで、判定された順番と逆の順序でそれぞれ処理対象のタスクに設定し、以下の処理を実行する。なお、タスクの遷移履歴情報の最後尾のタスクIDに対応するタスクが異常系の経路に入っていないと判定された場合には、補正部15は、遷移先のタスクについてのみ以下の処理を実行する。

0104

補正部15は、自プロセス実行履歴リスト110のプロセス実行情報の各々から、タスクの遷移履歴情報において、処理対象のタスクの1つ前のタスクに対応するプロセス実行情報を前プロセス実行情報として取得する。

0105

また、補正部15は、取得した前プロセス実行情報と、プロセス実行履歴リスト106とに基づいて、処理対象のタスクの1つ前のタスクにおいて入力された項目があるか否かを判定する。

0106

具体的には、補正部15は、自プロセス実行履歴リスト110から、取得した前プロセス実行情報の「タスクID」と一致する直前のプロセス実行情報であって、「アクション」の欄の情報が「変数更新」であるプロセス実行情報を取得する。なお、補正部15は、前プロセス実行情報の「タスクID」と一致する直前のプロセス実行情報を取得した場合には、1つ前のタスクにおいて入力された項目があると判定する。

0107

また、補正部15は、1つ前のタスクにおいて入力された項目があると判定された場合、並べ替え部13から入力された、又は前回補正した優先順位順に並べられた入力画面情報の各々の優先順位を補正する。

0108

具体的には、補正部15は、取得した前プロセス実行情報の「タスクID」と一致する直前のプロセス実行情報の「入力項目ID」の欄の情報を、1つ前のタスクにおいて入力が行われた入力項目IDとして取得する。

0109

また、補正部15は、取得又は前回補正した優先順位に並べられた入力画面情報の「入力項目ID」の欄の情報が、取得した入力項目IDと一致する入力画面情報の並び順先頭に移動する様に、入力画面情報の並び順を補正する。

0110

更に、補正部15は、取得した前プロセス実行情報の「タスクID」と一致する直前のプロセス実行情報の「アクションの内容」の欄の情報が、語句対応リスト108に含まれる語句対応情報と対応するか否かを判定する。ここで、補正部15は、前プロセス実行情報の「タスクID」と一致する直前のプロセス実行情報の「アクションの内容」に、語句対応情報の「語句」の欄の情報が含まれる場合、取得したプロセス実行情報と、語句対応情報とが対応すると判定する。

0111

ここで、取得した前プロセス実行情報の「タスクID」と一致する直前のプロセス実行情報と、語句対応情報とが対応する場合について説明する。補正部15は、「アクションの内容」の欄の情報と対応する語句対応情報の「入力項目ID」の欄の情報と補正した優先順位に並べられた入力画面情報の「入力項目ID」の欄の情報とが一致する入力画面情報を特定する。なお、一致する入力画面情報がない場合には、当該処理を省略する。また、一致する入力画面情報の並び順が1番目である場合にも当該処理を省略してもよい。

0112

そして、補正部15は、特定した入力画面情報の並び順を、先頭に移動した項目の後に移動する様に、入力画面情報の並び順を補正する。なお、特定される入力画面情報が複数ある場合には、当該入力画面情報の各々を任意の順番で、先頭に移動した項目の後に移動する様に、入力画面情報の並び順を補正してもよい。

0113

なお、補正部15は、遷移先のタスクについて処理を終了するまで、上記の補正処理を繰り返す。

0114

そして、補正部15は、補正後の並び替えた入力画面情報の各々に基づいて、画面構成情報を作成し、プロセス制御部10へ出力する。

0115

具体的には、補正部15は、補正後の並び順(優先順位順)に、補正後の並び替えた入力画面情報の各々について、当該入力画面情報の「ラベル」の欄と、「変数名」の欄とから、ラベル名と変数名との組み合わせを取得する。

0116

また、補正部15は、優先順位順に取得したラベル名と変数名との組み合わせを、優先順位順に並べた情報を画面構成情報として、プロセス制御部10へ出力する。

0117

ここで、補正処理について図2の物品購買フローを一例として説明する。図2の例においては、「Start」→「発注依頼」→「見積書作成」→「部長承認」→「発注処理」の経路は、一般経路を経由している。一方、タスク「発注処理」を始点とする「部長承認(異常系の経路C)」→「見積書作成(異常系の経路D)」の経路は、異常系の経路に入っている。

0118

当該例においては、タスク「発注処理」において入力項目「不備内容」に、「発注先誤りがあります」と入力されているものとする。さらに、タスク「発注処理」において、アクション「経路選択」により、タスク「部長承認」に遷移し、当該タスク「部長承認」において、入力項目「コメント」に「不備を訂正してください」と入力されているものとする。

0119

この場合、タスク「見積書作成」に至った経路である「経路B」と、「見積書作成」の担当者である「User B」との組み合わせの入力項目の各々の優先順位が、図13に示す並び順であるとする。この場合、まず、異常系の経路の始点である「発注処理」において入力された「不備内容」の入力項目の並び順を先頭となるように入れ替える。次に、入力項目「不備内容」に入力された「発注先に誤りがあります」との内容と、語句対応リスト108の2行目の語句対応情報が対応し、当該入力項目IDに対応する入力項目「発注先」を2番目になるように並べ替える。

0120

次に、タスク「発注処理」から遷移したタスク「部長承認」、すなわち、異常系の経路におけるタスク「部長承認」において入力が行われた入力項目「コメント」の並び順を先頭となるように入れ替える。その結果、異常系の経路を経由したタスク「見積書作成」において表示される入力項目の順番は、図14に示すようになる。なお、異常系の経路におけるタスク「部長承認」において入力された内容に対応する語句対応情報がないものとする。

0121

一方、補正部15は、前プロセス実行情報の「タスクID」と一致する直前のプロセス実行情報を取得しない場合、並べ替え部13から取得した優先順位順に並べられた入力画面情報の各々に基づいて、画面構成情報を作成し、プロセス制御部10へ出力する。

0122

具体的には、補正部15は、優先順位順に、取得した入力画面情報の各々について、当該入力画面情報の「ラベル」の欄と、「変数名」の欄とから、ラベル名と変数名との組み合わせを取得する。

0123

また、補正部15は、優先順位順に取得したラベル名と変数名との組み合わせを、優先順位順に並べた情報を画面構成情報として、プロセス制御部10へ出力する。

0124

優先順位更新部16は、プロセス制御部10から処理実行情報を受け付けると、プロセス実行履歴リスト106と、タスク情報リスト102と、表示優先順位情報リスト105とに基づいて、表示優先順位情報を更新する。なお、優先順位更新部16は、プロセス制御部10から、アクションの種別が「変数更新」である処理実行情報を受け付けた場合において、下記の処理を行うものとする。

0125

また、優先順位更新部16は、プロセス実行履歴リスト106と、タスク情報リスト102と表示優先順位情報リスト105とを、ネットワーク2を介して、記憶装置4から取得するものとする。

0126

具体的には、優先順位更新部16は、タスク情報リスト102に含まれるタスク情報の「タスクID」の欄が、処理実行情報のタスクIDの情報と一致するタスク情報の「担当者」の欄の情報をユーザの情報として取得する。

0127

また、優先順位更新部16は、プロセス実行履歴リスト106に含まれるプロセス実行情報の「プロセスID」が、処理実行情報のプロセスIDと一致するプロセス実行情報を取得する。

0128

また、優先順位更新部16は、取得したプロセス実行情報のうち、「アクション」の欄が「経路選択」であるプロセス実行情報であって、「履歴ID」の欄の値が最も大きいプロセス実行情報を特定する。また、優先順位更新部16は、当該特定したプロセス実行情報の「アクション内容」の欄の経路情報を取得する。

0129

また、優先順位更新部16は、取得したユーザの情報と経路情報との組み合わせに対応する表示優先順位情報を、表示優先順位情報リスト105から取得する。

0130

また、優先順位更新部16は、取得した表示優先順位情報のうち、取得した処理実行情報に含まれる入力した入力項目IDに対応する入力項目IDの優先順位を1に設定し、他の入力項目IDを優先順位順に順位を設定したものを仮表示優先順位情報として作成する。

0131

また、優先順位更新部16は、取得した仮表示優先順位情報と、取得した表示優先情報との入力項目IDの各々について、仮表示優先順位情報の優先順位と、表示優先情報との優先順位との和を計算し2で割った値を入力項目IDの各々の優先順位として算出する。

0132

そして、優先順位更新部16は、算出した入力項目IDの各々の優先順位を、表示優先順位情報リスト105に含まれる対応する表示優先情報に反映して表示優先情報を更新する。なお、算出した入力項目IDの各々の優先順位を、優先順位更新情報とする。

0133

表示情報制御装置5は、例えば図15に示すコンピュータ200で実現することができる。コンピュータ200はCPU202、一時記憶領域としてのメモリ204、及び不揮発性の記憶装置206を備える。また、コンピュータ200は、入出力装置208が接続される入出力インターフェース(I/F)210を備える。また、コンピュータ200は、記録媒体212に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するread/write(R/W)部214、及びインターネット等のネットワーク2に接続されるネットワークI/F216を備える。CPU202、メモリ204、記憶装置206、入出力I/F210、R/W部214、及びネットワークI/F216は、バス218を介して互いに接続される。

0134

記憶装置206はHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶装置206には、コンピュータ200を表示情報制御装置5として機能させるための表示情報制御プログラム310が記憶される。

0135

CPU202は、表示情報制御プログラム310を記憶装置206から読みだしてメモリ204に展開する。また、CPU202は、表示情報制御プログラム310が有するプロセスを順次実行する。

0136

表示情報制御プログラム310は、プロセス制御プロセス312と、画面制御プロセス314とを有する。

0137

CPU202は、プロセス制御プロセス312を実行することで、図10に示すプロセス制御部10として動作する。また、CPU202は、画面制御プロセス314を実行することで、図10に示す画面制御部12として動作する。

0138

これにより、表示情報制御プログラム310を実行したコンピュータ200が、表示情報制御装置5として機能することになる。

0139

なお、表示情報制御装置5は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific IntegratedCircuit)等で実現することも可能である。

0140

次に、本実施形態に係る表示情報制御装置5の作用について説明する。利用者端末3から、ネットワーク2を介して起票情報が含まれるユーザ入力情報を表示情報制御装置5が受け付けると、プロセス制御部10は、当該起票情報に基づいて、ネットワーク2を介して、記憶装置4に記憶されているプロセス情報リスト100を更新する。

0141

また、表示情報制御装置5が、利用者端末3から処理実行情報を含むユーザ入力情報を受け付けると、プロセス制御部10は、当該処理実行情報に基づいて、ネットワーク2を介して、記憶装置4に記憶されているプロセス実行履歴リスト106を更新する。

0142

また、利用者端末3から送信されたユーザ入力情報を表示情報制御装置5が受け付けると、表示情報制御装置5において、図16に示す表示情報制御処理が実行される。以下、表示情報制御処理について詳述する。

0143

図16は、表示情報制御処理の一例を示すフローチャートである。図16に示す表示情報制御処理のフローチャートにおいて、まず、ステップS100で、並べ替え部13が、受け付けたユーザ入力情報に起票情報を含むか否かを判定する。並べ替え部13が、ユーザ入力情報に起票情報を含むと判定した場合には、表示情報制御処理は、ステップS102へ移行する。

0144

一方、並べ替え部13が、ユーザ入力情報にアクションの種別が「経路選択」である処理実行情報を含むと判定した場合には、表示情報制御処理は、ステップS110へ移行する。なお、処理実行情報のアクションの種別が「変数変更」である場合については、表示情報制御処理を終了する。

0145

次に、ステップS102で、並べ替え部13は、受け付けた起票情報と、タスク情報リスト102とに基づいて、プロセスの処理の開始に設定されているタスクを担当するユーザを特定する。

0146

次に、ステップS104で、並べ替え部13は、受け付けた起票情報に含まれる経路情報と、ステップS102において特定したユーザとの組み合わせに対応する表示優先順位情報を、表示優先順位情報リスト105から取得する。

0147

次に、ステップS106で、並べ替え部13は、ステップS104において取得した表示優先順位情報に基づいて、入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位の組み合わせの各々を取得する。

0148

次に、ステップS108で、並べ替え部13は、受け付けた起票情報に含まれる経路情報と、ステップS106において取得した組み合わせの各々と、入力画面情報リスト104とに基づいて、画面構成情報を作成する。すなわち、本ステップでは、開始されたプロセスの1つ目のタスクの処理画面の画面構成情報が生成される。

0149

ステップS110で、並べ替え部13は、受け付けた処理実行情報に含まれるアクションの内容の情報及びプロセスIDと、タスク情報リスト102とに基づいて、遷移先のタスクを担当するユーザを特定する。

0150

次に、ステップS112で、並べ替え部13は、受け付けた処理実行情報に含まれるアクションの内容の情報に含まれる経路情報と、ステップS110で特定したユーザとの組み合わせに対応する表示優先順位情報を、表示優先順位情報リスト105から取得する。

0151

次に、ステップS114で、並べ替え部13は、ステップS112において取得した表示優先順位情報に基づいて、入力項目IDと当該入力項目IDの優先順位の組み合わせの各々を取得する。

0152

次に、ステップS116で、並べ替え部13は、ステップS114において取得した組み合わせの各々について、対応する入力画面情報を取得し、取得した入力画面情報を対応する入力項目IDの優先順位に並べて取得する。なお、並べ替え部13は、受け付けた処理実行情報と、ステップS114において取得した組み合わせの各々と、入力画面情報リスト104とに基づいて、組み合わせの各々に対応する入力画面情報を取得する。

0153

次に、ステップS117で、異常判定部14は、受け付けた処理実行情報と、プロセス実行履歴リスト106とに基づいて、自プロセス実行履歴リスト110を生成する。また、異常判定部14は、生成した自プロセス実行履歴リスト110に基づいて、経路選択実行履歴リスト112を生成する。

0154

次に、ステップS118で、異常判定部14は、受け付けた処理実行情報の経路情報と、ステップS117において生成した経路選択実行履歴リスト112とに基づいて、遷移先のタスクが異常系の経路を経て到達されているか否かを判定する。異常判定部14が、異常系の経路を経て到達されていると判定した場合には、表示情報制御処理は、ステップS126へ移行する。一方、異常判定部14が、異常系の経路を経て到達されていないと判定した場合には、表示情報制御処理は、ステップS120へ移行する。なお、ステップS118で、異常判定部14は、ステップS117において生成した経路選択実行履歴リスト112に基づいて、タスクの遷移履歴情報、及びタスクの遷移履歴情報に対応づけられたプロセス実行情報の各々を取得する。

0155

次に、ステップS120で、異常判定部14は、ステップS116において取得した入力画面情報の各々に基づいて、画面構成情報を作成する。すなわち、本ステップでは、一般的な経路で遷移する遷移先のタスクの処理画面の画面構成情報が生成される。

0156

一方、ステップS126では、補正部15は、ステップS116において取得した入力画面情報の並び順を補正する。なお、ステップS126の補正処理については、図17を参照して以下詳述する。

0157

図17の補正処理におけるステップS130で、補正部15は、ステップS118で取得したタスクの遷移履歴情報に基づいて、遷移先のタスクの1つ前のタスクが異常系の経路に入っているか否かを判定する。補正部15が、異常系の経路に入っていると判定した場合には、補正処理は、ステップS132へ移行する。一方、補正部15が、異常系の経路に入っていないと判定した場合には、補正処理は、ステップS134へ移行する。

0158

次に、ステップS132で、補正部15は、処理対象となるタスクを、タスクの遷移履歴情報の最後尾のタスクIDに対応するタスク、又は、現在の処理対象のタスクの1つ前のタスクに変更し、図17に示す補正処理を行う。なお、補正部15が、ステップS132において処理対象となるタスクを変更して、図17に示す補正処理を終了した場合には、処理対象となるタスクを現処理対象の前に処理対象に設定されていたタスクに変更し、補正処理は、ステップS134へ移行する。

0159

次に、ステップS134で、補正部15は、ステップS118において取得したプロセス実行情報及びタスクの遷移履歴情報と、自プロセス実行履歴リスト110とに基づいて、1つ前のタスクにおいて入力された項目があるか否かを判定する。補正部15が、入力された項目があると判定した場合には、補正処理は、ステップS136へ移行する。一方、補正部15が、入力された項目がないと判定した場合には、補正処理を終了する。

0160

次に、ステップS136で、補正部15は、ステップS134において取得した入力された項目に対応するプロセス実行情報に基づいて、当該プロセス実行情報に対応する、取得した入力画面情報の順番を先頭に移動する。なお、入力画面情報は、ステップS118において取得、又は前回の補正処理において取得されている入力画面情報の各々とする。

0161

次に、ステップS138で、補正部15は、ステップS134において取得した入力された項目に対応するプロセス実行情報のアクションの内容に対応する、語句対応リスト108に含まれる語句対応情報が存在するか否かを判定する。補正部15が、存在すると判定した場合には、補正処理は、ステップS140へ移行する。一方、補正部15が、存在しないと判定した場合には、補正処理は、終了する。

0162

次に、ステップS140で、補正部15は、ステップS138において取得した対応する語句対応情報に対応する、ステップS136において取得した並べ替えられた入力画面情報を、先頭に移動した項目の後に移動し、補正処理を終了する。

0163

図16の表示情報制御処理におけるステップS127で、補正部15は、ステップS126において取得した入力画面情報の各々に基づいて、画面構成情報を作成する。すなわち、本ステップでは、異常系の経路で遷移する遷移先のタスクの処理画面の画面構成情報が生成される。

0164

次に、ステップS128で、プロセス制御部10は、ステップS108、ステップS120、又はステップS127において取得した画面構成情報に基づいて、画面情報を作成し、ネットワーク2を介して、利用者端末3に送信し、表示情報制御処理を終了する。

0165

また、利用者端末3から送信された処理実行情報を含むユーザ入力情報を表示情報制御装置5が受け付けると、表示情報制御装置5において、図18に示す更新処理が実行される。以下、更新処理について詳述する。

0166

図18は、更新処理の一例を示すフローチャートである。図18に示す更新処理のフローチャートにおいて、まず、ステップS160で、優先順位更新部16が、ユーザの情報を取得する。具体的には、優先順位更新部16は、タスク情報リスト102に含まれるタスク情報の「タスクID」の欄が、取得した処理実行情報のタスクIDの情報と一致するタスク情報の「担当者」の欄の情報を取得する。

0167

次に、ステップS162で、優先順位更新部16は、取得した処理実行情報と、プロセス実行履歴リスト106とに基づいて、経路情報を取得する。

0168

次に、ステップS164で、優先順位更新部16は、ステップS160において取得したユーザの情報と、ステップS162において取得した経路情報と、表示優先順位情報リスト105とに基づいて、表示優先順位情報を取得する。

0169

次に、ステップS166で、優先順位更新部16は、取得した処理実行情報と、ステップS164において取得した表示優先順位情報とに基づいて、仮表示優先順位情報を作成する。

0170

次に、ステップS168で、優先順位更新部16は、ステップS164において取得した表示優先順位情報と、ステップS166において取得した仮表示優先順位情報とに基づいて、表示優先情報を更新し、更新処理を終了する。

0171

以上説明したように、本実施形態によれば、ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定する。また、対象のタスクが異常系の経路にある場合は、ワークフローにおいて異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照する。また、対象のタスクの処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する。そうすることにより、タスクが異常系の経路にある場合においてタスクの処理画面の項目を適切な表示順序で提示することができる。

0172

また、自動的にタスクに最適な画面構成を生成することで、タスクの実行に必要な時間コストや、画面設計に必要な開発コストを削減することができる。

0173

なお、本実施形態において、並べ替え部13で、遷移元のタスクと遷移先のタスクとユーザとの組み合わせに対応する表示優先順位情報のみを用いて、優先順位順に並べた入力画面情報の各々を取得する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、並べ替え部13において、同一のプロセス内において、遷移先のタスクに遷移する遷移元のタスクが他のタスクとなる経路が存在する場合には、当該他の経路を考慮して優先順位順に並べた入力画面情報の各々を取得してもよい。具体的には、今回の経路に対応する表示優先順位情報と、他の経路に対応する表示優先順位とにおける各入力項目IDに対応する優先順位を別々の重みづけを用いて加算し、その平均をとった値により新たに作成した表示優先順位情報を用いてもよい。なお、重みづけは、経路が2つ存在する場合には、今回の経路>他の経路となるように重みづけをしてもよい。また、経路が3つ以上存在する場合には、今回の経路>使用頻度の高い経路>その他となるように重みづけをしてもよい。ここで、使用頻度の高い経路は、プロセス実行履歴リストから取得することができるものとする。また、並べ替え部13において、画面構成情報を作成する際についても同様である。なお、上記の手法以外にも、統計情報を用いて優先順位順に並べた入力画面情報の各々を取得することができれば、方法は問わない。

0174

また、本実施形態においては、異常系の経路か否かを、同一のタスクが再度呼び出されているか否かにより判断する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、予め定められた経路を辿っていない場合、使用頻度の低い経路を辿った場合などにも、異常系の経路であると判定してもよい。また、遷移元のタスクやそれ以前のタスクにおけるアクションの内容が、異常系の経路に入ることを示すアクションの内容として予め定められた内容であるなどの場合にも、異常系の経路であると判定してもよい。異常判定部は、予め定められた経路を辿っているか否かの判定、使用頻度の低い経路を辿ったか否かの判定、タスクにおけるアクションの内容が予め定められた内容か否かの判定も、プロセス実行情報を用いることにより実現することができる。また、使用頻度の低い経路は、プロセス実行情報を用いた統計情報に基づいて、特定することができる。

0175

また、本実施形態においては、データの保持形式リスト形式で保持する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、テーブル等、他のデータの保持形式を用いてもよい。

0176

また、本実施形態においては、各種リストを記憶装置に記憶する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、表示情報制御装置の内部に各種リストを保持してもよい。

0177

また、本実施形態においては、優先順位の値が小さいほど優先順位が高い場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、優先順位の値が大きいほど優先順位が高いように設定してもよい。

0178

また、本実施形態においては、優先順位更新部16において、上記の方法により、表示優先情報を更新する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、他の方法を用いて更新してもよい。

0179

また、1つのタスクにおいて複数の変数更新のアクションを含む場合には、当該アクションに対応するプロセス実行情報を任意の順に処理をしてもよい。また、「履歴ID」の値が小さい(先に処理された)プロセス実行情報を後に処理してもよい。

0180

また、表示優先順位情報を更新する場合、1つのタスクにおいて複数の変数更新のアクションを含む場合には、先に処理されたアクションの方が、優先順位が高くなるように優先順位を1から設定し、仮表示優先順位情報を作成してもよい。この場合、表示優先順位情報の更新履歴を保持し、1つのタスクにおいて連続して変数更新のアクションが行われた場合は、1番目の変数更新のアクションを反映する際に用いた表示優先順位情報を用いて、仮表示優先順位情報を作成する。なお、1つのタスクにおいて連続して変数更新のアクションが行われたか否かは、プロセス実行履歴リストに基づいて判断することができる。

0181

また、上記では、開示する技術に係る各プログラムが記憶装置に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係る各プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。

0182

以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。

0183

(付記1)
ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定し、
前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照し、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する
処理をコンピュータに実行させる表示情報制御プログラム。
(付記2)
前記表示項目の表示順序を制御する処理では、用語と前記用語と関連する前記表示項目との関係を示す用語情報と、前記タスク処理情報に含まれる前記処理内容とに基づき、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する付記1記載の表示情報制御プログラム。
(付記3)
前記表示項目の表示順序を制御する処理では、前記異常系の経路の始点となるタスクから順番に、前記タスク処理情報に含まれる前記タスクの処理内容に基づいて、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する処理を繰り返すことによって、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する付記1又は2記載の表示情報制御プログラム。
(付記4)
ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定し、
前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照し、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する
処理をコンピュータに実行させる表示情報制御方法
(付記5)
前記表示項目の表示順序を制御する処理では、用語と前記用語と関連する前記表示項目との関係を示す用語情報と、前記タスク処理情報に含まれる前記処理内容とに基づき、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する付記4記載の表示情報制御方法。
(付記6)
前記表示項目の表示順序を制御する処理では、前記異常系の経路の始点となるタスクから順番に、前記タスク処理情報に含まれる前記タスクの処理内容に基づいて、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する処理を繰り返すことによって、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する付記4又は5記載の表示情報制御方法。
(付記7)
ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定する異常判定部と、
前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照し、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する制御部と、
を含む、表示情報制御装置。
(付記8)
前記制御部は、用語と前記用語と関連する前記表示項目との関係を示す用語情報と、前記タスク処理情報に含まれる前記処理内容とに基づき、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する付記7記載の表示情報制御装置。
(付記9)
前記表示項目の表示順序を制御することでは、前記異常系の経路の始点となるタスクから順番に、前記タスク処理情報に含まれる前記タスクの処理内容に基づいて、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する処理を繰り返すことによって、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する付記7又は8記載の表示情報制御装置。
(付記10)
ワークフローに含まれる対象のタスクの処理画面を表示する際に、前記ワークフローのタスク処理履歴を蓄積した処理履歴情報に基づき、前記対象のタスクが異常系の経路にあるかを判定し、
前記対象のタスクが異常系の経路にある場合は、前記ワークフローにおいて前記異常系の経路の始点となるタスクからの各タスクについて、前記ワークフローにおける各タスクの処理内容を蓄積したタスク処理情報を参照し、前記対象のタスクの前記処理画面に表示する表示項目の表示順序を制御する
処理をコンピュータに実行させる表示情報制御プログラムを記録する記録媒体。

0184

1表示情報制御システム
2ネットワーク
3利用者端末
4記憶装置
5表示情報制御装置
10プロセス制御部
12画面制御部
13 並べ替え部
14 異常判定部
15補正部
16優先順位更新部
200コンピュータ
202 CPU
204メモリ
206 記憶装置
208入出力装置
212記録媒体
310 表示情報制御プログラム
312 プロセス制御プロセス
314 画面制御プロセス

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