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技術 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

出願人 株式会社リコー
発明者 西田隆頼諸山宗毅
出願日 2015年7月21日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2015-144097
公開日 2017年2月2日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2017-027291
状態 特許登録済
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード 代理者 対象印刷データ 印刷結果情報 統合結果 タブレット型端末 SDカードスロット 印刷データ要求 印刷指示者
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (17)

課題

データの出力を代行させる代行者を選択するときの利便性を高める情報処理システムを提供する。

解決手段

クライアント端末10は、印刷するデータを指定する印刷指示受付部112と、指定されたデータの印刷データを生成する印刷データ生成部115と、印刷データを記憶する印刷データ記憶部132と、印刷を担当する候補者に各々関連付けられている他のクライアント端末の起動状態を判定する代理可能者判定部113と、起動中であると判定された他のクライアント端末に関連付けられているユーザのユーザ識別情報と印刷データとを含むジョブ情報を生成するジョブ情報生成部116と、ジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶部133と、を有する。画像形成装置20は、ユーザのユーザ識別情報に関連するジョブ情報のリストをジョブ情報記憶部から取得し、リストから選択されたジョブ情報の印刷データを印刷データ記憶部から取得して印刷する。

概要

背景

拡張機密印刷又はプルプリント印刷等と呼ばれる印刷データの出力形態が有る。斯かる出力形態では、クライアントPC等においてユーザによって文書データ印刷指示が入力されると、文書データに関して生成された印刷デーが、直ちには画像形成装置には送信されずに、例えば、当該クライアントPCにおいて保存される。ユーザが、複合機等の画像形成装置を操作してユーザIDを入力すると、当該画像形成装置は、当該ユーザIDに係るユーザのクライアントPCに保存されている印刷データの一覧を印刷対象選択肢として表示する。当該一覧の中からいずれかの印刷データがユーザによって選択されると、当該画像形成装置は、選択された印刷データに関して印刷ジョブを実行する。

上記のような出力形態では、画像形成装置を操作するユーザによる印刷指示に係る印刷データが、印刷対象の選択肢として画像形成装置において表示される。したがって、他人印刷物が誤って出力されてしまうといった事態の発生を避けることができる。また、ユーザが画像形成装置の傍に居る際に印刷物が出力されるため、機密情報等が他人に閲覧されてしまう可能性を低下させることができる。

また、拡張機密印刷等において、印刷指示を行った本人以外の代理ユーザが画像形成装置を操作した場合であっても、当該印刷指示に係る印刷データに関する印刷ジョブの実行を可能とする機能(以下、「代理印刷機能」という。)が有る。代理印刷機能によれば、例えば、社長が自らのクライアントPCから印刷指示を行うと、秘書が自らのアカウントで画像形成装置にログインしたとしても、当該印刷指示に係る印刷データに関する印刷ジョブを画像形成装置に実行させることができる。

概要

データの出力を代行させる代行者を選択するときの利便性を高める情報処理システムを提供する。クライアント端末10は、印刷するデータを指定する印刷指示受付部112と、指定されたデータの印刷データを生成する印刷データ生成部115と、印刷データを記憶する印刷データ記憶部132と、印刷を担当する候補者に各々関連付けられている他のクライアント端末の起動状態を判定する代理可能者判定部113と、起動中であると判定された他のクライアント端末に関連付けられているユーザのユーザ識別情報と印刷データとを含むジョブ情報を生成するジョブ情報生成部116と、ジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶部133と、を有する。画像形成装置20は、ユーザのユーザ識別情報に関連するジョブ情報のリストをジョブ情報記憶部から取得し、リストから選択されたジョブ情報の印刷データを印刷データ記憶部から取得して印刷する。

目的

本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、データの出力を代行させる代行者を選択するときの利便性を高めることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

機器への出力対象のデータの指定を受け付ける受付部と、前記データの出力を担当する候補者として記憶されている1以上のユーザのそれぞれのユーザ識別情報に関連付けられている装置識別情報に係る他の情報処理装置起動状態を判定する判定部と、前記判定部によって起動中であると判定された前記他の情報処理装置の装置識別情報に関連付けられているユーザ識別情報に関連付けて、前記データを所定の記憶装置に記憶する記憶処理部とを有し、前記機器は、当該機器のユーザのユーザ識別情報に関連付けられて前記所定の記憶装置に記憶されているデータを出力する、ことを特徴とする情報処理装置。

請求項2

前記判定部によって起動中であると判定された前記他の情報処理装置を送信先として、前記データの出力の担当者として選択されたことを示す情報を送信する送信部、を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。

請求項3

前記判定部によって起動中であると判定された前記他の情報処理装置の中から、いずれか1以上の他の情報処理装置の選択をユーザから受け付ける選択部を有し、前記送信部は、前記選択部が選択を受け付けた前記他の情報処理装置を送信先として、前記データの出力の担当者として選択されたことを示す情報を送信する、ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。

請求項4

1以上の情報処理装置を含む情報処理システムであって、機器への出力対象のデータの指定を受け付ける受付部と、前記データの出力を担当する候補者として記憶されている1以上のユーザのそれぞれのユーザ識別情報に関連付けられている装置識別情報に係る他の情報処理装置の起動状態を判定する判定部と、前記判定部によって起動中であると判定された前記他の情報処理装置の装置識別情報に関連付けられているユーザ識別情報に関連付けて、前記データを所定の記憶装置に記憶する記憶処理部とを有し、前記機器は、当該機器のユーザのユーザ識別情報に関連付けられて前記所定の記憶装置に記憶されているデータを出力する、ことを特徴とする情報処理システム。

請求項5

機器への出力対象のデータの指定を受け付ける受付手順と、前記データの出力を担当する候補者として記憶されている1以上のユーザのそれぞれのユーザ識別情報に関連付けられている装置識別情報に係る他の情報処理装置の起動状態を判定する判定手順と、前記判定手順において起動中であると判定された前記他の情報処理装置の装置識別情報に関連付けられているユーザ識別情報に関連付けて、前記データを所定の記憶装置に記憶する記憶手順とをコンピュータが実行し、前記機器は、当該機器のユーザのユーザ識別情報に関連付けられて前記所定の記憶装置に記憶されているデータを出力する、ことを特徴とする情報処理方法

請求項6

機器への出力対象のデータの指定を受け付ける受付手順と、前記データの出力を担当する候補者として記憶されている1以上のユーザのそれぞれのユーザ識別情報に関連付けられている装置識別情報に係る他の情報処理装置の起動状態を判定する判定手順と、前記判定手順において起動中であると判定された前記他の情報処理装置の装置識別情報に関連付けられているユーザ識別情報に関連付けて、前記データを所定の記憶装置に記憶する記憶手順とをコンピュータに実行させ、前記機器は、当該機器のユーザのユーザ識別情報に関連付けられて前記所定の記憶装置に記憶されているデータを出力する、ことを特徴とするプログラム

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置情報処理システム情報処理方法、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

拡張機密印刷又はプルプリント印刷等と呼ばれる印刷データの出力形態が有る。斯かる出力形態では、クライアントPC等においてユーザによって文書データ印刷指示が入力されると、文書データに関して生成された印刷デーが、直ちには画像形成装置には送信されずに、例えば、当該クライアントPCにおいて保存される。ユーザが、複合機等の画像形成装置を操作してユーザIDを入力すると、当該画像形成装置は、当該ユーザIDに係るユーザのクライアントPCに保存されている印刷データの一覧を印刷対象選択肢として表示する。当該一覧の中からいずれかの印刷データがユーザによって選択されると、当該画像形成装置は、選択された印刷データに関して印刷ジョブを実行する。

0003

上記のような出力形態では、画像形成装置を操作するユーザによる印刷指示に係る印刷データが、印刷対象の選択肢として画像形成装置において表示される。したがって、他人印刷物が誤って出力されてしまうといった事態の発生を避けることができる。また、ユーザが画像形成装置の傍に居る際に印刷物が出力されるため、機密情報等が他人に閲覧されてしまう可能性を低下させることができる。

0004

また、拡張機密印刷等において、印刷指示を行った本人以外の代理ユーザが画像形成装置を操作した場合であっても、当該印刷指示に係る印刷データに関する印刷ジョブの実行を可能とする機能(以下、「代理印刷機能」という。)が有る。代理印刷機能によれば、例えば、社長が自らのクライアントPCから印刷指示を行うと、秘書が自らのアカウントで画像形成装置にログインしたとしても、当該印刷指示に係る印刷データに関する印刷ジョブを画像形成装置に実行させることができる。

発明が解決しようとする課題

0005

上記の代理印刷機能では、印刷指示者は、代理印刷の指示の入力後、印刷物を必ずしも早期に入手できるとは限らなかった。例えば、代理ユーザが、不在であり、依頼者がそのことを知らなければ、印刷指示者は、早期に印刷物を入手することはできなかった。また、代理者候補者が複数存在する場合であっても、たまたま印刷指示者が不在の候補者を選択してしまった場合も、同様である。

0006

本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、データの出力を代行させる代行者を選択するときの利便性を高めることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、機器への出力対象のデータの指定を受け付ける受付部と、前記データの出力を担当する候補者として記憶されている1以上のユーザのそれぞれのユーザ識別情報に関連付けられている装置識別情報に係る他の情報処理装置の起動状態を判定する判定部と、前記判定部によって起動中であると判定された前記他の情報処理装置の装置識別情報に関連付けられているユーザ識別情報に関連付けて、前記データを所定の記憶装置に記憶する記憶処理部とを有し、前記機器は、当該機器のユーザのユーザ識別情報に関連付けられて前記所定の記憶装置に記憶されているデータを出力する。

発明の効果

0008

データの出力を代行させる代行者を選択するときの利便性を高めることができる。

図面の簡単な説明

0009

第1の実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。
第1の実施の形態におけるクライアント端末ハードウェア構成例を示す図である。
第1の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。
第1の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。
印刷指示に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
第1の実施の形態における代理補記憶部の構成例を示す図である。
ジョブ情報記憶部の構成例を示す図である。
代理情報記憶部の構成例を示す図である。
ユーザによる操作に応じて画像形成装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。
ジョブリスト取得要求に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
印刷データの取得要求に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
印刷結果情報の受信に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ジョブ情報記憶部の更新例を示す図である。
第2の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。
第2の実施の形態における代理候補記憶部の構成例を示す図である。

実施例

0010

以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。図1に示される印刷システム1において、クライアント端末10a及びクライアント端末10b等の一以上のクライアント端末10、認証サーバ30、及び一以上の画像形成装置20等は、LAN(Local Area Network)等、例えば、企業内のネットワークN1を介して通信可能に接続されている。

0011

クライアント端末10は、印刷システム1のユーザが直接操作する情報処理装置である。クライアント端末10の一例として、PC(Personal Computer)、スマートフォンタブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistance)等が挙げられる。ユーザは、クライアント端末10に対して、任意のデータを印刷対象とする印刷指示を入力する。クライアント端末10は、印刷指示に応じ、印刷対象として指定されたデータについて印刷データを生成し、当該印刷データを当該クライアント端末10に記憶する。なお、印刷データは、例えば、PDL(Page Description Language)形式のデータ等、印刷ジョブにおいて印刷イメージの描画に利用されるデータである。

0012

本実施の形態では、印刷指示を行ったユーザ(以下、「オーナ」という。)に代わって画像形成装置20を操作して印刷データの出力を代行するユーザ(以下、「代理者」という。)を指定可能である。代理者が指定された場合、クライアント端末10に記憶される印刷データには、代理者のユーザIDが関連付けられる。なお、代理者が指定された印刷ジョブを、以下「代理印刷」という。

0013

認証サーバ30は、印刷システム1の各ユーザのユーザID及びパスワードや、各ユーザのクライアント端末10のアドレス情報や、代理印刷におけるオーナと代理者とを関連付ける情報等を管理するコンピュータである。代理印刷におけるオーナと代理者とを関連付ける情報とは、或るユーザが、いずれのユーザの代理者として指定されているのかを示す情報である。斯かる情報は、代理印刷の印刷指示が入力されたクライアント端末10から送信される。

0014

画像形成装置20は、複合機又はプリンタ等、印刷機能を有する機器である。画像形成装置20は、ユーザによる操作に応じ、当該ユーザのユーザIDに関連付く印刷データの書誌情報(以下、「ジョブ情報」という。)の一覧の取得要求を、当該ユーザのクライアント端末10に送信する。画像形成装置20は、当該取得要求に応じて返信されるジョブ情報の一覧の中から、ユーザによって選択されたジョブ情報に係る印刷データを当該クライアント端末10から取得し、当該印刷データに関する印刷ジョブを実行する。なお、画像形成装置20のユーザが、他のユーザの代理者である場合、画像形成装置20は、当該他のユーザのクライアント端末10からもジョブ情報の一覧や印刷データ等を取得する。

0015

図2は、第1の実施の形態におけるクライアント端末のハードウェア構成例を示す図である。図2のクライアント端末10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。

0016

クライアント端末10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。

0017

メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってクライアント端末10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。

0018

図3は、第1の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。図3において、画像形成装置20は、コントローラ21、スキャナ22、プリンタ23、モデム24、操作パネル25、ネットワークインタフェース26、及びSDカードスロット27等のハードウェアを有する。

0019

コントローラ21は、CPU211、RAM212、ROM213、HDD214、及びNVRAM215等を有する。ROM213には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM212は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU211は、RAM212にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD214には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM215には、各種の設定情報等が記憶される。

0020

スキャナ22は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取手段)である。プリンタ23は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェア(印刷手段)である。モデム24は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。操作パネル25は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段等を備えたハードウェアである。液晶パネルは、タッチパネル機能を有していてもよい。この場合、当該液晶パネルは、入力手段の機能をも兼ねる。ネットワークインタフェース26は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアである。SDカードスロット27は、SDカード80に記憶されたプログラムを読み取るために利用される。すなわち、画像形成装置20では、ROM213に記憶されたプログラムだけでなく、SDカード80に記憶されたプログラムもRAM212にロードされ、実行されうる。なお、他の記録媒体(例えば、CD−ROM又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)によってSDカード80が代替されてもよい。すなわち、SDカード80の位置付けに相当する記録媒体の種類は、所定のものに限定されない。この場合、SDカードスロット27は、記録媒体の種類に応じたハードウェアによって代替されればよい。

0021

図4は、第1の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。図4において、クライアント端末10は、ログイン制御部111、印刷指示受付部112、代理可能者判定部113、代理者選択部114、印刷データ生成部115、ジョブ情報生成部116、代理情報登録要求部117、代理通知送信部118、代理通知受信部119、ジョブリスト返信部120、データ管理部121、ジョブ更新部122、及び代理情報削除要求部123等を有する。これら各部は、クライアント端末10にインストールされた1以上のプログラムが、クライアント端末10のCPU104に実行させる処理により実現される。クライアント端末10は、また、代理候補記憶部131、印刷データ記憶部132、及びジョブ情報記憶部133等を有する。これら各記憶部は、クライアント端末10の補助記憶装置102等を用いて実現可能である。

0022

ログイン制御部111は、クライアント端末10に入力されるユーザID及びパスワードに関する認証を、認証サーバ30に要求する。認証サーバ30による認証に成功した場合、ログイン制御部111は、入力されたユーザIDによって、ログインユーザを識別する。

0023

印刷指示受付部112は、クライアント端末10に記憶されているデータのうちのいずれかのデータに関する印刷指示をユーザから受け付ける。

0024

代理可能者判定部113は、代理候補記憶部131に記憶されている代理者の候補(以下、「段理候補者」という。)の一覧の中から、印刷指示時において、印刷ジョブを代行可能な代理候補者(以下、「代理可能者」という。)を判定する。なお、代理候補記憶部131には、当該クライアント端末10のユーザに係る代理候補者のそれぞれのユーザIDと、当該代理候補者が利用するクライアント端末10のアドレス情報等が記憶されている。

0025

代理者選択部114は、代理可能者の中から、今回の印刷指示に対する代理者の選択を、ユーザから受け付ける。

0026

印刷データ生成部115は、印刷対象として指定されたデータに関して印刷データを生成する。生成された印刷データは、印刷データ記憶部132に記憶される。ジョブ情報生成部116は、印刷指示に応じて生成された印刷データに関するジョブ情報を生成する。ジョブ情報には、印刷要求ごと(印刷ジョブごと)の識別情報(以下、「ジョブID」という。)、印刷指示を行ったユーザ(以下、「オーナ」という。)のユーザID、及び印刷データの保存先を示す情報等が含まれる。ステップS103において代理者が選択された場合、代理者のユーザIDもジョブ情報に含まれる。生成されたジョブ情報は、ジョブ情報記憶部133に記憶される。

0027

代理通知送信部118は、代理者として選択されたユーザのクライアント端末10を送信先として、代理者(印刷データの出力を担当者)として選択されたことを示す情報(以下、「代理通知」という。)を送信する。代理通知受信部119は、他のクライアント端末10の代理通知送信部118から送信された代理通知を受信し、代理通知の受信を代理者に通知する。

0028

代理情報登録要求部117は、代理者が選択された場合に、オーナのユーザID(以下、「オーナID」という。)と、1以上の代理者のそれぞれのユーザID(以下、「代理者ID」という。)とを関連付ける情報の登録要求を、認証サーバ30に送信する。

0029

ジョブリスト返信部120は、ユーザによって操作されている画像形成装置20から送信される、ジョブ情報の一覧(以下、「ジョブリスト」という。)の取得要求に応じ、当該取得要求に含まれているユーザIDをオーナID又は代理者IDとして含むジョブ情報を、ジョブ情報記憶部133から取得する。ジョブリスト返信部120は、取得されたジョブ情報によって構成されるジョブリストを、ジョブリストの取得要求の送信元の画像形成装置20に返信する。

0030

データ管理部121は、画像形成装置20においてジョブリストの中からユーザによって選択されたジョブ情報に対応する印刷データの取得要求に応じ、当該印刷データを印刷データ記憶部132から取得する。データ管理部121は、取得された印刷データを、当該取得要求の送信元の画像形成装置20に返信する。

0031

ジョブ更新部122は、印刷ジョブの実行に応じて画像形成装置20から送信される、印刷ジョブの実行結果を示す情報(以下、「印刷結果情報」という。)を受信する。ジョブ更新部122は、当該印刷結果情報が印刷ジョブの成功を示すものである場合、当該印刷ジョブに係る印刷データに関してジョブ情報記憶部133に記憶されているジョブ情報を削除すると共に、当該印刷データを印刷データ記憶部132から削除する。

0032

代理情報削除要求部123は、代理印刷に係るジョブ情報の削除に応じて、当該ジョブ情報に含まれているオーナIDと代理者IDとを関連付ける情報の削除要求を、認証サーバ30に送信する。

0033

認証サーバ30は、認証部31、ユーザ情報管理部32、及び代理情報管理部33等を有する。これら各部は、認証サーバ30にインストールされた1以上のプログラムが、認証サーバ30のCPUに実行させる処理により実現される。認証サーバ30は、また、ユーザ情報記憶部34及び代理情報記憶部35を利用する。これら各記憶部は、例えば、認証サーバ30の補助記憶装置、又は認証サーバ30にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。

0034

認証部31は、クライアント端末10又は画像形成装置20からの認証要求に含まれているユーザID及びパスワードに関する認証を実行する。ユーザ情報管理部32は、ユーザ情報記憶部34に記憶されているユーザ情報の管理を行う。例えば、ユーザ情報管理部32は、ユーザIDが指定されたユーザ情報の取得要求に応じ、当該ユーザIDに係るユーザ情報を返信する。ユーザ情報記憶部34には、印刷システム1の利用が許可されたユーザごとに、ユーザ情報が記憶されている。各ユーザ情報は、ユーザID、パスワード、当該ユーザが利用するクライアント端末10のアドレス情報等を含む。

0035

代理情報管理部33は、クライアント端末10からのオーナIDと代理者IDとを関連付ける情報の登録要求に応じ、当該関連付けを示す情報を代理情報記憶部35に記憶する。代理情報管理部33は、また、クライアント端末10からのオーナIDと代理者IDとを関連付ける情報の削除要求に応じ、当該関連付けを示す情報を代理情報記憶部35から削除する。代理情報管理部33は、更に、画像形成装置20からの、代理者IDに対応するオーナIDの取得要求に応じ、代理情報記憶部35に記憶されている情報を参照して、当該取得要求に指定されているユーザIDが代理者IDとして関連付くオーナIDを返信する。

0036

画像形成装置20は、ログイン制御部221、代理情報取得部222、ジョブリスト取得部223、印刷データ要求部224、及びジョブ実行部225等を有する。これら各部は、画像形成装置20にインストールされた1以上のプログラムが、画像形成装置20のCPU211に実行させる処理により実現される。

0037

ログイン制御部221は、画像形成装置20に入力されるユーザID及びパスワードに関する認証を、認証サーバ30に要求する。認証サーバ30による認証に成功した場合、ログイン制御部221は、入力されたユーザIDによって、ログインユーザを識別する。

0038

代理情報取得部222は、ログインユーザのユーザIDが代理者IDとして関連付いているオーナIDを認証サーバ30から取得する。すなわち、ログインユーザに対して印刷の代行を依頼しているユーザのユーザIDが取得される。

0039

ジョブリスト取得部223は、ログインユーザに係るクライアント端末10からジョブリストを取得する。ジョブリスト取得部223は、また、代理情報取得部222によってオーナIDが取得された場合、当該オーナIDに係るクライアント端末10から、当該ログインユーザのユーザIDを代理者IDとして含むジョブ情報によって構成されるジョブリストを取得する。

0040

印刷データ要求部224は、画像形成装置20の操作パネルに表示されたジョブリストの中からユーザによって選択されたジョブ情報の送信元のクライアント端末10から、当該ジョブ情報に係る印刷データを取得する。ジョブ実行部225は、印刷データ要求部224によって取得された印刷データに関する印刷ジョブの実行を制御する。

0041

以下、印刷システム1において実行される処理手順について説明する。図5は、印刷指示に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。

0042

ステップS101において、印刷指示受付部112は、ユーザから印刷指示を受け付ける。印刷指示においては、印刷対象のデータが指定される。続いて、代理可能者判定部113は、代理候補記憶部131を参照して、各代理候補者について、代理の可否を判定する(S102)。

0043

図6は、第1の実施の形態における代理候補記憶部の構成例を示す図である。図6において、代理候補記憶部131には、当該クライアント端末10のユーザの代理候補者ごとに、ユーザID及び端末アドレスが記憶されている。端末アドレスは、ユーザが利用するクライアント端末10のアドレス情報である。例えば、IPアドレスが、端末アドレスの値であってもよい。なお、代理候補記憶部131の内容は、クライアント端末10ごとに異なっていてもよい。

0044

代理可能者判定部113は、例えば、代理候補記憶部131に記憶されている各端末アドレスに係るクライアント端末10の起動状態を確認する。具体的には、クライアント端末10が起動されているか否かが確認される。斯かる確認には、例えば、pingコマンド等が利用されてもよい。代理可能者判定部113は、起動中であることが確認されたクライアント端末10に係るユーザのユーザIDを、代理可能者のユーザIDとして判定する。すなわち、起動されていないクライアント端末10に係るユーザは、不在である可能性が高く、また、仮に不在でなかったとしても、代理通知を早期に確認できる可能性は低いため、代理可能者から除外される。

0045

なお、各クライアント端末10のアドレス情報は、クライアント端末10の追加又は撤去等に応じて変更される可能性が有る。そこで、代理可能者判定部113は、各代理候補者のクライアント端末10の起動状態の確認の前に、各代理候補者のクライアント端末10のアドレス情報を、例えば、認証サーバ30のユーザ情報管理部32に照会してもよい。具体的には、代理可能者判定部113は、各代理候補者のユーザIDを含む、端末アドレスの取得要求をユーザ情報管理部32に送信する。ユーザ情報管理部32は、当該各代理候補者のユーザIDに関連付けられてユーザ情報記憶部34に記憶されている端末アドレスを、代理可能者判定部113に返信する。代理可能者判定部113は、返信された端末アドレスを、代理候補記憶部131の端末アドレスに上書きする。

0046

続いて、代理者選択部114は、代理可能者判定部113によって判定された代理可能者のユーザIDの一覧を表示装置106に表示して、代理者の選択をユーザから受け付ける(S103)。なお、ログインユーザ(オーナ)自らが画像形成装置20を操作する場合には、代理者は選択されなくてもよい。または、代理可能者の全員が、自動的に代理者として選択されてもよい。または、代理者を自動的に選択するか、ユーザに問い合わせるかについての設定が可能とされてもよい。

0047

続いて、印刷データ生成部115は、印刷対象として指定されたデータについて、印刷データを生成し、生成された印刷データを印刷データ記憶部132に記憶する(S104)。続いて、ジョブ情報生成部116は、ステップS104において生成された印刷データに関するジョブ情報を生成し、生成されたジョブ情報をジョブ情報記憶部133に記憶する(S105)。

0048

図7は、ジョブ情報記憶部の構成例を示す図である。図7に示されるように、ジョブ情報記憶部133には、印刷データごとに、ジョブID、オーナID、代理者ID、及び印刷データID等が記憶される。

0049

ジョブIDは、ジョブ情報ごとに割り当てられる識別情報である。ジョブIDは、例えば、ステップS105において、ジョブ情報生成部116によって生成されてもよい。オーナIDは、印刷指示を入力したユーザ、すなわち、当該クライアント端末10のログインユーザのユーザIDである。代理者IDは、代理者として選択されたユーザのユーザIDである。すなわち、代理者IDは、当該印刷指示に係る印刷を代行(担当)するユーザのユーザIDである。印刷データIDは、印刷指示に関して生成された印刷データの識別情報である。印刷データIDは、印刷データ記憶部132における印刷データの保存先を特定可能な情報であれば、どのような形式の情報であってもよい。例えば、印刷データIDは、ファイルパス名であってもよいし、URLであってもよい。印刷データIDが、ジョブ情報に含まれることにより、当該印刷データIDに係る印刷データと、当該ジョブ情報に含まれる他の情報とが関連付けられる。なお、印刷データIDは、ステップS104において特定される。

0050

続いて、代理情報登録要求部117は、ステップS103において代理者が選択されたか否かを判定する(S106)。代理者が選択されている場合(S106でYes)、代理情報登録要求部117は、当該クライアント端末10のログインユーザのユーザID(オーナID)と当該代理者のユーザID(代理者ID)とを関連付ける情報の登録要求を、認証サーバ30に送信する(S107)。

0051

認証サーバ30の代理情報管理部33は、当該登録要求を受信すると、当該登録要求に含まれているオーナIDと代理者IDとを関連付けて代理情報記憶部35に記憶する。

0052

図8は、代理情報記憶部の構成例を示す図である。図8に示されるように、代理情報記憶部35には、代理者IDごとに、当該代理者に対して印刷を依頼したオーナのオーナIDが記憶される。したがって、代理情報管理部33は、受信された登録要求に含まれている各代理者IDのレコードに対して、当該登録要求に含まれているオーナIDを登録する。代理者IDに対してオーナIDが関連付けられることにより、当該代理者IDは、当該オーナIDに対してユーザ情報記憶部34において関連付けられている、オーナのクライアント端末10のアドレス情報に関連付けられる。

0053

なお、代理情報記憶部35には、各代理者IDに対して、オーナのクライアント端末10のアドレス情報が記憶されてもよい。この場合、ステップS107では、代理者IDと、当該クライアント端末10のアドレス情報とを関連付ける情報の登録要求が送信されてもよい。すなわち、代理者IDと、オーナのクライアント端末10のアドレス情報とは、直接的に関連付けられてもよい。

0054

続いて、代理通知送信部118は、選択された各代理者のユーザIDに関連付けられて代理候補記憶部131に記憶されている端末アドレス宛に、代理通知を送信する(S108)。当該代理通知には、ログインユーザのユーザID(すなわち、オーナID)が含まれる。当該端末アドレスに係る各クライアント端末10の代理通知受信部119は、当該代理通知を受信すると、例えば、当該代理通知に含まれているオーナIDに係るユーザから代理印刷が要求されたことを示すメッセージを、例えば、ポップアップ表示する。各代理者は、当該メッセージを参照することで、自らに対して代理印刷が要求されたことを知ることができる。なお、代理通知の送信は、電子メールによって行われてもよい。この場合、代理通知送信部118及び代理通知受信部119は、一般的なメーラによって実現されてもよい。

0055

図5の処理の実行後、いずれかの代理者は、いずれかの画像形成装置20に移動して、印刷指示の対象とされたデータに関する印刷ジョブを画像形成装置20に実行させることができる。

0056

図9は、ユーザによる操作に応じて画像形成装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。

0057

例えば、画像形成装置20の操作パネル25には、ログイン画面が表示されている。ログイン画面を介して、例えば、ユーザID及びパスワード等の認証情報がユーザによって入力されると、ログイン制御部221は、当該認証情報に関して認証処理を実行する(S201)。例えば、認証情報を含む認証要求がログイン制御部221から認証サーバ30に対して送信される。認証サーバ30の認証部31は、当該認証要求に含まれている認証情報を、ユーザ情報記憶部34に記憶されているユーザ情報に含まれているユーザID及びパスワードと照合することにより認証処理を実行する。

0058

図10は、ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。図10に示されるように、ユーザ情報記憶部34には、ユーザごとに、ユーザID、パスワード、及び端末アドレス等を含むユーザ情報が記憶されている。

0059

認証サーバ30は、認証の結果をログイン制御部221に返信する。認証結果が認証の成功を示すものである場合(S202でYes)、代理情報取得部222は、認証に成功したユーザID(以下、「ログインユーザID」という。)を含む、代理情報の取得要求を認証サーバ30に送信する(S203)。認証サーバ30の代理情報管理部33は、当該取得要求に含まれているユーザIDを代理IDとして含むレコードに登録されているオーナIDを返信する。複数のオーナIDが登録されている場合、全てのオーナIDが返信される。

0060

続いて、ジョブリスト取得部223は、ログインユーザIDに対応する端末アドレスと、ステップS203において取得された各オーナIDに対応する端末アドレスとを、認証サーバ30から取得する(S204)。すなわち、各ユーザIDに対してユーザ情報記憶部34に記憶されている端末アドレスが取得される。

0061

なお、代理情報記憶部35において、代理者IDとオーナのクライアント端末10の端末アドレスとが直接的に関連付けられている場合には、ステップS203において、各オーナの端末アドレスが取得される。したがって、ステップS204では、画像形成装置20のログインユーザのクライアント端末10の端末アドレスが取得されればよい。

0062

続くステップS205及びS206は、取得された端末アドレスごとに実行される。ステップS205において、ジョブリスト取得部223は、取得された各端末アドレスに係る各クライアント端末10に対し、ログインユーザIDをオーナID又は代理者IDとして含むジョブ情報によって構成されるジョブリストの取得要求を送信する。

0063

なお、ジョブリスト取得部223は、ステップS205において、全てのクライアント端末10に対してジョブリストの取得要求を送信してもよい。全てのクライアント端末10とは、例えば、認証サーバ30のユーザ情報記憶部34に記憶されている全ての端末アドレスに係るクライアント端末10であってもよいし、予め画像形成装置20に登録されている端末アドレスのリストに係るクライアント端末10であってもよい。この場合、ステップS204は実行されなくてもよい。したがって、図5のステップS106及びS107も実行されなくてもよい。すなわち、オーナと代理者との関連付けは、認証サーバ30に登録されなくてもよい。但し、オーナと代理者との関連付けが認証サーバ30に登録され、当該関連付けに基づいて、ジョブリストの取得先が限定されることで、ステップS205における処理負荷及び通信負荷等を低減することができる。

0064

ステップS206において、ジョブリスト取得部223は、ジョブリストの取得要求の送信先の各クライアント端末10から返信されるジョブリストを受信する。続いて、ジョブリスト取得部223は、受信されたジョブリストを画像形成装置20の操作パネル25に表示する(S207)。複数のクライアント端末10からジョブリストが受信された場合には、複数のジョブリストの統合結果が表示される。

0065

表示されたジョブリストの中から一以上のジョブ情報がユーザによって選択され、印刷ジョブの実行指示が入力されると(S208でYes)、印刷データ要求部224は、選択されたジョブ情報のジョブIDを含む、印刷データの取得要求を、当該ジョブ情報の送信元のクライアント端末10に送信する(S209)。当該取得要求に応じてクライアント端末10から返信される印刷データが印刷データ要求部224によって受信されると(S210)、ジョブ実行部225は、受信された印刷データに関する印刷ジョブを、画像形成装置20に実行させる(S211)。続いて、ジョブ実行部225は、印刷ジョブの実行結果を示す印刷結果情報を、当該印刷ジョブに係る印刷データの送信元のクライアント端末10に対して送信する(S212)。印刷結果情報には、例えば、当該印刷ジョブに係るジョブIDや、当該印刷ジョブの成否を示す情報等が含まれる。

0066

なお、ジョブリスト取得部223は、ステップS203において取得されたオーナIDの一覧を操作パネル25に表示し、代理印刷を行うオーナIDの選択をユーザから受け付けてもよい。この場合、ステップS204以降では、ステップS203において取得されたオーナIDのうち、選択されたオーナIDが処理対象とされてもよい。

0067

続いて、ステップS205において画像形成装置20から送信される、ジョブリストの取得要求に応じてクライアント端末10が実行する処理手順について説明する。図11は、ジョブリストの取得要求に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。

0068

ステップS301において、ジョブリスト返信部120は、ジョブリストの取得要求を受信する。続いて、ジョブリスト返信部120は、当該取得要求に含まれているユーザIDをオーナID又は代理者IDとして含むジョブ情報を、ジョブ情報記憶部133から取得する(S302)。続いて、ジョブリスト返信部120は、取得されたジョブ情報によって構成されるジョブリストを、ジョブリストの取得要求の送信元の画像形成装置20に返信する(S303)。

0069

例えば、当該クライアント端末10が、画像形成装置20のログインユーザのクライアント端末10であれば、当該ログインユーザのユーザIDをオーナIDとして含むジョブ情報が返信される。一方、当該クライアント端末10が、画像形成装置20のログインユーザのクライアント端末10とは別のクライアント端末10であれば、当該ログインユーザのユーザIDを代理者IDとして含むジョブ情報が返信される。

0070

続いて、図9のステップS209において画像形成装置20から送信される、印刷データの取得要求に応じてクライアント端末10が実行する処理手順について説明する。図12は、印刷データの取得要求に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。

0071

ステップS401において、データ管理部121は、印刷データの取得要求を受信する。当該取得要求には、ジョブIDが含まれている。以下、当該ジョブIDを「対象ジョブID」という。

0072

続いて、データ管理部121は、ジョブ情報記憶部133に記憶されているジョブ情報のうち、対象ジョブIDに係るジョブ情報に含まれている印刷データIDを取得する(S402)。その結果、取得対象の印刷データの印刷データID(以下、「対象印刷データID」という。)が特定される。

0073

続いて、データ管理部121は、対象印刷データIDに係る印刷データを、印刷データ記憶部132から取得する(S403)。続いて、印刷データ送信部は、当該印刷データを、印刷データの取得要求の送信元の画像形成装置20に返信する(S404)。

0074

続いて、図9のステップS212において画像形成装置20から送信される、印刷結果情報の受信に応じてクライアント端末10が実行する処理手順について説明する。図13は、印刷結果情報の受信に応じてクライアント端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。

0075

ジョブ更新部122は、印刷結果情報を受信すると(S510)、当該印刷結果情報が、印刷ジョブの成功を示すものであるか否かを判定する(S520)。当該印刷結果情報が、印刷ジョブの失敗を示すものである場合(S520でNo)、図13の処理は終了する。当該印刷結果情報が、印刷ジョブの成功を示すものである場合(S520でYes)、ジョブ更新部122は、当該印刷結果情報に含まれているジョブIDに対応する印刷データを印刷データ記憶部132から削除する(S530)。ジョブIDに対応する印刷データとは、当該ジョブIDを含むジョブ情報に含まれている印刷データIDに係る印刷データをいう。続いて、ジョブ更新部122は、当該印刷結果情報に含まれているジョブIDに対応するジョブ情報をジョブ情報記憶部133から削除する(S540)。ジョブIDに対応するジョブ情報とは、当該ジョブIDを含むジョブ情報をいう。

0076

図14は、ジョブ情報記憶部の更新例を示す図である。図14では、ジョブIDが「2」である印刷ジョブの実行に成功したことを示す印刷結果情報が受信された場合のジョブ情報記憶部133の更新例が示されている。この場合、ジョブIDが「2」であるジョブ情報(以下、「ジョブ情報(2)」といい、他のジョブ情報も同様の命名規則に従う。)の全部が、ジョブ情報記憶部133から削除される。

0077

続いて、代理情報削除要求部123は、削除されたジョブ情報には代理者IDが1以上含まれていたか否かを判定する(S550)。なお、当該判定を可能とするために、当該ジョブ情報に代理者IDが含まれている場合には、当該ジョブ情報の代理者IDを、当該ジョブ情報の削除の前に退避しておくとよい。削除されたジョブ情報に代理者IDが含まれていなかった場合(S550でNo)、図13の処理は終了する。削除されたジョブ情報に代理者IDが1以上含まれていた場合(S550でYes)、代理情報削除要求部123は、当該1以上の代理者IDの中で、他のジョブ情報(未だジョブ情報記憶部133に記憶されているジョブ情報)のいずれにも含まれていない代理者IDを特定する(ステップS560)。例えば、図8に示されるように、ジョブ情報(2)には、代理者IDとして「B」及び「C」が含まれている。一方、ジョブ情報(3)には代理者IDとして「C」は含まれていない。したがって、ステップS560では、該当する代理者IDとして「C」が特定される。

0078

該当する代理者IDが特定されなかった場合(S570でNo)、図13の処理は終了する。該当する代理者IDが1以上特定された場合(S570でYes)、代理情報削除要求部123は、当該代理者IDと、削除されたジョブ情報のオーナIDとを関連付ける情報の削除要求を、認証サーバ30に送信する(S580)。すなわち、当該削除要求には、当該代理者IDと当該オーナIDとが含まれる。認証サーバ30の代理情報管理部33は、当該削除要求を受信すると、代理情報記憶部35に記憶されているレコードの中で、当該削除要求に含まれている代理者IDを代理者IDの項目に含むレコードから、当該削除要求に含まれているオーナIDを削除する。その結果、当該代理者IDと当該オーナIDとの関連付けは解除される。したがって、以降において、当該代理者IDに係るユーザが画像形成装置20にログインしたとしても、当該オーナIDに係るジョブ情報を含むジョブリストは表示されない。

0079

上述したように、第1の実施の形態によれば、各代理候補者が利用する各クライアント端末10の起動状態に基づいて、各代理候補者について代理印刷の可否が判定され、代理印刷が可能な代理候補者が、代理者の選択肢としてユーザ(オーナ)に提示される。したがって、不在者が代理者として選択される可能性を低下させることができる。その結果、データの出力を代行させる代行者を選択するときの利便性を高めることができる。また、早期に印刷ジョブが実行される可能性を高めることができる。

0080

また、本実施の形態では、各代理者のクライアント端末10には、印刷指示に応じて代理通知が自動的に送信される。このような構成によっても、早期に印刷ジョブが実行される可能性を高めることができる。また、代理印刷のオーナが、別途、代理者に対して代理印刷を口頭等で依頼する必要性を低減することができる。

0081

次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。

0082

図15は、第2の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。図15中、図4と同一又は対応する部分には同一符号を付し、その説明は適宜省略する。

0083

図15において、認証サーバ30は、更に、起動状態確認部36及び代理通知中継部37を有する。これら各部は、認証サーバ30にインストールされた1以上のプログラムが、認証サーバ30のCPUに実行させる処理により実現される。

0084

起動状態確認部36は、クライアント端末10の代理可能者判定部113からの起動状態の確認要求に応じ、当該確認要求に含まれているユーザIDに対応するクライアント端末10の起動状態を確認する。

0085

すなわち、図5のステップS102において、クライアント端末10の代理可能者判定部113は、代理候補記憶部131に記憶されている各代理候補者のユーザIDを含む起動状態の確認要求を、認証サーバ30の起動状態確認部36に送信する。

0086

図16は、第2の実施の形態における代理候補記憶部の構成例を示す図である。図16に示されるように、第2の実施の形態において、代理候補記憶部131には、各代理候補者の端末アドレスは記憶されていなくてもよい。第2の実施の形態では、オーナのクライアント端末10が、代理者のクライアント端末10に対して直接的に通知を行う必要が無いからである。

0087

起動状態確認部36は、起動状態の確認要求を受信すると、当該確認要求に含まれている各ユーザIDに関連付けられてユーザ情報記憶部34に記憶されている端末アドレスに係る各クライアント端末10の起動状態を確認する。起動状態の確認方法は、第1の実施の形態において代理可能者判定部113が行う方法と同様でよい。起動状態確認部36は、起動中であることが確認されたクライアント端末10に対応するユーザIDを、代理可能者判定部113に返信する。代理可能者判定部113は、返信されたユーザIDの一覧を、代理者選択部114に通知する。

0088

また、代理通知中継部37は、代理通知の中継を行う。すなわち、図5のステップS108において、クライアント端末10の代理通知送信部118は、ログインユーザのユーザIDを含む代理通知の送信要求を、認証サーバの代理通知中継部37に送信する。当該送信要求には、各代理者のユーザIDが含まれる。すなわち、当該代理通知の送信先は、当該各代理者のクライアント端末10とされる。代理通知中継部37は、当該送信要求を受信すると、当該送信要求に含まれている各ユーザIDに関連付けられてユーザ情報記憶部34に記憶されている端末アドレス宛に、当該代理通知を転送する。当該端末アドレスに係る各クライアント端末10の代理通知受信部119は、当該代理通知を受信すると、例えば、当該代理通知に含まれているオーナIDに係るユーザから代理印刷が要求されたことを示すメッセージを表示する。

0089

上述したように、第2の実施の形態によれば、各クライアント端末10が、他のクライアント端末10のIPアドレスを知らなくとも、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。

0090

なお、上記各実施の形態では、印刷指示が入力されたクライアント端末10(オーナのクライアント端末10)に印刷データが保存される例について説明したが、印刷データの保存先は、複数のクライアント端末10によって共用されるファイルサーバ等であってよい。この場合、当該ファイルサーバが、印刷データ生成部115、ジョブ情報生成部116、代理情報登録要求部117、代理通知送信部118、ジョブリスト返信部120、データ管理部121、ジョブ更新部122、代理情報削除要求部123、印刷データ記憶部132、及びジョブ情報記憶部133等を有していてもよい。印刷指示が入力されたクライアント端末10は、印刷対象として指定されたデータと、オーナIDと、選択された代理者IDとを、当該ファイルサーバに送信してもよい。各画像形成装置20は、図9の処理において、当該ファイルサーバからジョブリスト及び印刷データを取得すればよい。したがって、この場合、ステップS204は実行されなくてもよい。なお、認証サーバ30が、当該ファイルサーバを兼ねてもよい。

0091

また、上記各実施の形態では、印刷データが、機器への出力対象のデータの一例とされたが、例えば、出力先の機器がプロジェクタである場合には、プロジェクタに対応した形式のデータ(例えば、JPEG形式又はPDF形式等)が、機器への出力対象のデータとされてもよい。すなわち、プロジェクタ等、画像形成装置20以外の機器に関して、本実施の形態が適用されてもよい。

0092

なお、上記各実施の形態において、クライアント端末10は、情報処理装置の一例である。クライアント端末10と認証サーバ30との組み合わせは、情報処理システムの一例である。画像形成装置20は、機器の一例である。ユーザIDは、ユーザ識別情報の一例である。端末アドレス(IPアドレス)は、装置識別情報の一例えある。印刷指示受付部112は、受付部の一例である。代理可能者判定部113、又は代理可能者判定部113と起動状態確認部36との組み合わせは、判定部の一例である。印刷データ記憶部132又はファイルサーバは、所定の記憶装置の一例である。印刷データ生成部115及びジョブ情報生成部116は、記憶処理部の一例である。代理通知送信部118、又は代理通知送信部118と代理通知中継部37との組み合わせは、送信部の一例である。代理者選択部114は、選択部の一例である。

0093

以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

0094

1印刷システム
10クライアント端末
20画像形成装置
21コントローラ
22スキャナ
23プリンタ
24モデム
25操作パネル
30認証サーバ
31 認証部
32ユーザ情報管理部
33代理情報管理部
34 ユーザ情報記憶部
35 代理情報記憶部
36起動状態確認部
37代理通知中継部
100ドライブ装置
101記録媒体
102補助記憶装置
103メモリ装置
104 CPU
105インタフェース装置
106表示装置
107入力装置
111ログイン制御部
112印刷指示受付部
113 代理可能者判定部
114代理者選択部
115印刷データ生成部
116ジョブ情報生成部
117 代理情報登録要求部
118 代理通知送信部
119 代理通知受信部
120ジョブリスト返信部
121データ管理部
122ジョブ更新部
123 代理情報削除要求部
131 代理候補記憶部
132 印刷データ記憶部
133 ジョブ情報記憶部
211 CPU
212 RAM
213 ROM
214 HDD
215 NVRAM
221 ログイン制御部
222 代理情報取得部
223 ジョブリスト取得部
224印刷データ要求部
225ジョブ実行部
B バス

先行技術

0095

特開2012−248006号公報

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