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技術 電子機器、電子機器ユニットおよびディスプレイ

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 加野智久
出願日 2015年7月16日 (6年1ヶ月経過) 出願番号 2015-141928
公開日 2017年2月2日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2017-027127
状態 特許登録済
技術分野 金銭登録機・受付機
主要キーワード 封鎖部材 着脱部材 電子機器ユニット 有線通信用 四隅部分 レジカウンター 装着口 後側部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月2日)のものです。
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図面 (8)

課題

ハウジング内に収容された通信用ドングルからの熱をハウジングの外側に効率よく放出できるディスプレイを提供する。

解決手段

ディスプレイのハウジング15は、天井板18、底板19、枠板20を備える。天井板18には第1開口部26が形成され、底板19には第2開口部29が形成されている。天井板18と底板19の間には、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3を収容する収容室22が設けられている。無線通信用ドングル3がコネクター21に装着された状態のディスプレイを上方から見た場合には、第1開口部26を介してコネクター21に装着された無線通信用ドングル3が視認可能である。無線通信用ドングル3が発熱した場合に、その熱は、第1開口部26を介して外部に放出される。

概要

背景

電子機器通信機能を付加するために、電子機器のコネクター通信用ドングルが装着されることがある。特許文献1の記載の電子機器(コンピューター)は、ハウジング内に通信用ドングルを収容するための収容室を備えており、通信用ドングルがコネクターに装着されたときに、通信用ドングルはハウジング内に収容された状態となる。電子機器の側部にはルーバーが設けられており、通信用ドングルからの熱は、ルーバーを介してハウジングの外部に放出される。

概要

ハウジング内に収容された通信用ドングルからの熱をハウジングの外側に効率よく放出できるディスプレイを提供する。ディスプレイのハウジング15は、天井板18、底板19、枠板20を備える。天井板18には第1開口部26が形成され、底板19には第2開口部29が形成されている。天井板18と底板19の間には、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3を収容する収容室22が設けられている。無線通信用ドングル3がコネクター21に装着された状態のディスプレイを上方から見た場合には、第1開口部26を介してコネクター21に装着された無線通信用ドングル3が視認可能である。無線通信用ドングル3が発熱した場合に、その熱は、第1開口部26を介して外部に放出される。

目的

本発明の課題は、かかる点に鑑みて、ハウジング内に収容された通信用ドングルからの熱をハウジングの外側に効率よく放出できる電子機器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通信用ドングルを装着可能なコネクターを備え、当該コネクターに装着された前記通信用ドングルがハウジング内に収容される電子機器において、前記ハウジングは、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルを当該ハウジングの外側から視認可能とする開口部を備えることを特徴とする電子機器。

請求項2

請求項1において、前記ハウジングを上方向から見た場合に、前記開口部を介して前記コネクターに装着された前記通信用ドングルが視認可能であることを特徴とする電子機器。

請求項3

請求項2において、前記ハウジングに着脱可能に装着されて前記開口部を封鎖する封鎖部材を有することを特徴とする電子機器。

請求項4

請求項2または3において、前記ハウジングは、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルを当該ハウジングの外側から視認可能とする第2の開口部を備え、前記ハウジングを下方向から見た場合に、前記第2の開口部を介して前記コネクターに装着された前記通信用ドングルが視認可能であることを特徴とする電子機器。

請求項5

請求項4において、前記ハウジングを上方から見た場合に、前記開口部と前記第2の開口部は、少なくとも一部分が重なっていることを特徴とする電子機器。

請求項6

請求項4または5において、前記ハウジングは、前記第2の開口部を備える底部と、当該底部から下方に突出する突部と、を備えることを特徴とする電子機器。

請求項7

請求項4または5において、前記ハウジングは、前記コネクター、前記通信用ドングルを収容する収容室、および、前記第2の開口部を有するハウジング本体と、当該ハウジング本体に着脱可能に固定されて前記第2の開口部を部分的に封鎖する着脱部材とを備え、前記第2の開口部は、前記通信用ドングルを前記コネクターに装着するときに当該通信用ドングルを前記収容室に挿入する挿入経路であり、前記着脱部材は、前記ハウジング本体に固定された状態で、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルの一部分を下方から被うことを特徴とする電子機器。

請求項8

請求項7において、前記着脱部材は、前記ハウジング本体に固定された状態で、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルの当該コネクターからの抜けを防止する抜け防止機構を備えることを特徴とする電子機器。

請求項9

請求項7または8において、前記着脱部材は、ネジにより、前記ハウジング本体に固定されることを特徴とする電子機器。

請求項10

請求項1ないし9のうちのいずれかの項に記載の電子機器と、前記コネクターに接続された通信用ドングルと、を有することを特徴とする電子機器ユニット

請求項11

請求項10において、前記電子機器はディスプレイであることを特徴とする電子機器ユニット。

請求項12

通信用ドングルを装着可能なコネクターを備え、当該コネクターに装着された前記通信用ドングルがハウジング内に収容されるディスプレイにおいて、前記ハウジングは、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルを当該ハウジングの外側から視認可能とする開口部を備えることを特徴とするディスプレイ。

技術分野

0001

本発明は、通信用ドングル着脱可能に装着されるディスプレイなどの電子機器、およびこのような電子機器と通信用ドングルとからなる電子機器ユニットに関する。

背景技術

0002

電子機器に通信機能を付加するために、電子機器のコネクターに通信用ドングルが装着されることがある。特許文献1の記載の電子機器(コンピューター)は、ハウジング内に通信用ドングルを収容するための収容室を備えており、通信用ドングルがコネクターに装着されたときに、通信用ドングルはハウジング内に収容された状態となる。電子機器の側部にはルーバーが設けられており、通信用ドングルからの熱は、ルーバーを介してハウジングの外部に放出される。

先行技術

0003

特開平11−353055号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ハウジング内に通信用ドングルを収容した場合には、その熱がハウジング内で滞留して、電子機器の部品が破損する可能性がある。また、ハウジング内で滞留した熱と自己発熱とによって、通信用ドングル自身が機能不全となったり、更には破損する可能性がある。

0005

本発明の課題は、かかる点に鑑みて、ハウジング内に収容された通信用ドングルからの熱をハウジングの外側に効率よく放出できる電子機器を提供することにある。また、このような電子機器と通信用ドングルからなる電子機器ユニットを提供することにある。さらに、ハウジング内に収容された通信用ドングルからの熱をハウジングの外側に効率よく放出できるディスプレイを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記の課題を解決するために、本発明は、通信用ドングルを装着可能なコネクターを備え、当該コネクターに装着された前記通信用ドングルがハウジング内に収容される電子機器において、前記ハウジングは、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルを当該ハウジングの外側から視認可能とする開口部を備えることを特徴とする。

0007

本発明によれば、コネクターに装着された通信用ドングルが発熱した場合には、その熱は、ハウジングに設けられた開口部を介して外部に放出される。従って、通信用ドングルからの熱を、ルーバーを介して、ハウジングの外側に放出する場合と比較して、効率よく放出できる。

0008

本発明において、前記ハウジングを上方向から見た場合に、前記開口部を介して前記コネクターに装着された前記通信用ドングルが視認可能であることが望ましい。このようにすれば、コネクターに接続された通信用ドングルで発生した熱を、この熱によって発生する気流によりハウジングの外側に放出できる。

0009

本発明において、前記ハウジングに着脱可能に装着されて前記開口部を封鎖する封鎖部材を有するものとすることができる。このようにすれば、通信用ドングルがコネクターに接続されていない場合に、封鎖部材によって開口部を封鎖できる。ここで、開口部を封鎖部材で封鎖すれば、ハウジング内にゴミなどの異物侵入することを防止できる。また、開口部を封鎖することにより、電子機器の美観を向上させることができる。

0010

本発明において、前記ハウジングは、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルを当該ハウジングの外側から視認可能とする第2の開口部を備え、前記ハウジングを下方向から見た場合に、前記第2の開口部を介して前記コネクターに装着された前記通信用ドングルが視認可能であることが望ましい。このようにすれば、コネクターに接続された通信用ドングルが発熱したときに、発生した熱により、第2の開口部から通信用ドングルおよび開口部を経由して上昇する気流が形成される。従って、通信用ドングルで発生した熱をハウジングの外側に放出しやすい。また、第2の開口部を介してハウジングの外部から内に取り入れる空気によって、通信用ドングルを冷却できる。

0011

本発明において、前記ハウジングを上方から見た場合に、前記開口部と前記第2の開口部は、少なくとも一部分が重なっていることが望ましい。このようにすれば、第2の開口部から通信用ドングルおよび開口部を経由して上昇する気流を形成しやすい。

0012

本発明において、前記ハウジングは、前記第2の開口部を備える底部と、当該底部から下方に突出する突部と、を備えることが望ましい。このようにすれば、電子機器を所望の設置面に設置したときに、突部によって設置面と底部との間に空間を形成できる。従って、設置面と底部の間の空間から第2の開口部を介してハウジング内に空気を取り入れることができる。よって、コネクターに接続された通信用ドングルが発熱したときに、第2の開口部から通信用ドングルおよび開口部を経由して上昇する気流を形成しやすい。また、設置面と底部との間に空間および第2の開口部を介してハウジング内に取り入れる空気によって、通信用ドングルを冷却できる。

0013

本発明において、前記ハウジングは、前記コネクター、前記通信用ドングルを収容する収容室、および、前記第2の開口部を有するハウジング本体と、当該ハウジング本体に着脱可能に固定されて前記第2の開口部を部分的に封鎖する着脱部材とを備え、前記第2の開口部は、前記通信用ドングルを前記コネクターに装着するときに当該通信用ドングルを前記収容室に挿入する挿入経路であり、前記着脱部材は、前記ハウジング本体に固定された状態で、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルの一部分を下方から被うことが望ましい。このようにすれば、通信用ドングルをハウジング内に収容することが容易となる。また、コネクターに装着した通信用ドングルがハウジングから脱落してしまうことを防止できる。

0014

本発明において、前記着脱部材は、前記ハウジング本体に固定された状態で、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルの当該コネクターからの抜けを防止する抜け防止機構を備えることが望ましい。このようにすれば、コネクターに装着した通信用ドングルがハウジングの内側でコネクターから抜けてしまうことを防止できる。

0015

本発明において、着脱部材をハウジングに着脱可能に固定するためには、前記着脱部材は、ネジにより、前記ハウジング本体に固定されるものとすることができる。

0016

次に、本発明の電子機器ユニットは、上記の電子機器と、前記コネクターに接続された通信用ドングルと、を有することを特徴とする。

0017

本発明によれば、通信用ドングルは電子機器のハウジング内に収容される。従って、電子機器ユニットを移動させる際などに通信用ドングルが破損することを防止できる。また、通信用ドングルがコネクターから不用意に外されることを防止できる。さらに、通信用ドングルが発熱した場合でも、その熱は、開口部を介して、ハウジングの外側に放出される。従って、通信用ドングルからの熱がハウジング内に滞留することがなく、電子機器の内部部品が破損することを防止できる。また、ハウジング内に滞留した熱や通信用ドングルからの熱によって通信用ドングル自身が破損することを防止できる。

0018

本発明において、前記電子機器は、ディスプレイとすることができる。このようにすれば、ディスプレイに無線通信機能を追加するための通信用ドングルがハウジング内に収容されたときに、通信用ドングルからの熱がハウジング内に滞留して、ディスプレイの部品が破損することを防止できる。また、ハウジング内に滞留した熱と通信用ドングルからの熱によって通信用ドングル自身が破損することを防止できる。

0019

次に、本発明は、通信用ドングルを装着可能なコネクターを備え、当該コネクターに装着された前記通信用ドングルがハウジング内に収容されるディスプレイにおいて、前記ハウジングは、前記コネクターに装着された前記通信用ドングルを当該ハウジングの外側から視認可能とする開口部を備えることを特徴とする。

0020

本発明によれば、ディスプレイに無線通信機能を追加するための通信用ドングルがハウジング内に収容されたときに、通信用ドングルからの熱がハウジング内に滞留して、ディスプレイの部品が破損することを防止できる。また、ハウジング内に滞留した熱と通信用ドングルからの熱によって通信用ドングル自身が破損することを防止できる。

図面の簡単な説明

0021

ディスプレイユニットを備えるPOSシステムの説明図である。
ディスプレイユニットを上方から見た場合の斜視図である。
ディスプレイユニットを下方から見た場合の斜視図である。
ディスプレイユニットの断面図である。
着脱部材と無線通信用ドングルを取り外したディスプレイの斜視図である。
封鎖部材を取り付けたディスプレイの斜視図である。
変形例のディスプレイの斜視図である。

実施例

0022

以下に、図面を参照して、本願発明を適用した実施の形態であるディスプレイを説明する。

0023

(POSシステム)
図1は本発明を適用したディスプレイユニットを備えるPOSシステムの説明図である。図1に示すように、本例のディスプレイユニット1は、ディスプレイ2と無線通信用ドングル(通信用ドングル)3を備える。ディスプレイユニット1は、タブレット型のPOS端末装置5およびプリンター6とともにPOSシステム7を構成する。POSシステム7において、ディスプレイ2はケーブル8によってプリンター6と通信可能に接続される。また、ディスプレイ2は、無線通信用ドングル3により、無線LAN9を介してPOS端末装置5に通信可能に接続される。

0024

POS端末装置5で会計処理が行われると、レシート発行するためのレシートデータがPOS端末装置5から無線LAN9を介してディスプレイ2に送信される。レシートデータを受信したディスプレイ2は、レシートデータをその表示部11に表示する。また、レシートデータを受信したディスプレイ2はケーブル8を介してレシートデータをプリンター6に転送する。レシートデータの供給を受けたプリンター6はレシートデータに基づいてレシートを発行する(レシートデータを印刷する)。

0025

(ディスプレイ)
図2(a)は本発明を適用したディスプレイユニット1を前方の斜め上方から見た場合の斜視図であり、図2(b)は図2(a)のディスプレイユニット1を後方の斜め上方から見た場合の斜視図である。図3図2のディスプレイユニット1を後方の斜め下方から見た場合の斜視図である。図4はディスプレイユニット1を図2(b)のA−A線で切断した場合の断面図である。以下では、互いに直交する3方向を幅方向X、前後方向Yおよび上下方向Zとして説明する。ディスプレイ2において、表示部11が位置する側は前後方向Yの前方Y1であり、その反対側が後方Y2である。また、幅方向Xの一方を第1方向X1、他方を第2方向X2とする。

0026

図2(a)に示すように、ディスプレイ2は、幅方向Xに長い矩形の表示部11と、表示部11の下側部分を後方Y2から支持する本体部12を備える。表示部11は、幅方向Xおよび上下方向Zに対して前後方向Yが短い偏平直方体形状をしている。また、表示部11は、その前面に矩形の液晶パネル13を備える。表示部11はその後面の下側部分が本体部12に接続されている。

0027

図2(b)に示すように、本体部12は、上方から見た場合の輪郭形状が正方形のハウジング15を備える。ハウジング15は、幅方向Xおよび前後方向Yの寸法に対して上下方向Zが短い偏平形状である。図3に示すように、ハウジング15は、ハウジング本体16と、ハウジング本体16の下端部分に着脱可能に固定された着脱部材17を備える。ハウジング本体16および着脱部材17は樹脂製である。着脱部材17はネジ28(図5参照)によりハウジング本体16に固定されている。

0028

ハウジング本体16は、図4に示すように、本体部12の上面を規定する天井板18と、下面を規定する底板19と、上下方向Zに延びて天井板18の外周縁部分と底板19の外周縁部分を連続させる接続する枠板20を備える。ハウジング本体16内には、無線通信用ドングル3が装着されるコネクター21が配置されている。また、ハウジング本体16内には、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3を収容するための収容室22が設けられている。

0029

図2(b)に示すように、天井板18は、その幅方向Xの中央の前側部分に上方に突出する突出部25を備える。突出部25は幅方向Xから見た場合の形状が上方に向って先細りとなる三角形形状をしている。表示部11は、突出部25における前側の傾斜面に接続されている。天井板18における突出部25の後方Y2には第1開口部26が形成されている。第1開口部26は、矩形であり、天井板18における幅方向Xの中央に位置する。

0030

図3および図4に示すように、ハウジング本体16は、その下端部分の幅方向Xの中央に、下方に突出する正方形の底部27を備える。底部27は、底板19と着脱部材17により構成されている。より詳細には、底部27の四隅のうちの一つの隅部分が着脱部材17によって形成されている。底部27の後端部分(底板19の後側部分)には矩形の第2開口部29が形成されている。図3に示すように、第2開口部29は上下方向Zから見た場合に第1開口部26と重なる重なり開口部分30と、重なり開口部分30から幅方向Xの第2方向X2に広がる広がり開口部分31を備える。着脱部材17がハウジング本体16に固定された状態では、着脱部材17は第2開口部29の広がり開口部分31を塞ぐ。また、図4に示すように、着脱部材17は上方に突出(収容室22内に突出)する突出部33を備える。

0031

底部27の四隅には、それぞれ下方に突出する突部34が形成されている。各突部34は、本体部12の脚であり、その先端面にはゴムなどの弾性部材35が貼り付けられている。なお、4つの突部34のうちの一つは、着脱部材17の下面に設けられている。

0032

図4に示すように、天井板18と底板19の間において、第1開口部26および第2開口部29の第1方向X1には、コネクター21が配置されている。本例では、コネクター21はUSB(Universal Serial Bus)規格のものであり、幅方向Xから見た場合に矩形の装着口を備える。収容室22は、コネクター21を含んで、コネクター21から第2方向X2に延びる空間である。

0033

幅方向Xでコネクター21と第1開口部26および第2開口部29の間には、収容室22を部分的に仕切隔壁37が設けられている。隔壁37は、幅方向Xから見た場合に、コネクターの装着口と重なる位置に矩形の開口部37aを備える。隔壁37における開口部37aの開口縁には、第1開口部26および第2開口部29の側に、環状のパッキン38が取り付けられている。なお、収容室22に隔壁37を設けることにより、第1開口部26および第2開口部29からコネクター21に至る沿面距離を確保している。これにより、コネクター21を静電気から保護する。

0034

ここで、無線通信用ドングル3は、コネクター21に挿入されるコネクター部40と、ドングル本体41を有する。収容室22は、コネクター21の第2方向X2の端から、無線通信用ドングル3の長さ寸法と当該無線通信用ドングル3のコネクター部40の長さ寸法を合計した寸法以上に長く延びている。

0035

無線通信用ドングル3は、コネクター部40を第1方向X1に向けた状態として、第1開口部26および第2開口部29が位置する側から第1方向X1に向ってコネクター21に挿入される。無線通信用ドングル3がコネクター21に装着された状態では、ドングル本体41の第1方向X1の端面がパッキン38に当接して、ドングル本体41と隔壁37の間が液密な状態となる。

0036

無線通信用ドングル3がコネクター21に装着された状態のディスプレイ2を上方から見た場合には、図2(b)に示すように、第1開口部26を介してコネクター21に装着された無線通信用ドングル3が視認可能である。すなわち、第1開口部26は上下方向Zから見た場合に収容室22と部分的に重なる位置に設けられており、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3は、その一部分が第1開口部26介して上方に露出する。

0037

また、無線通信用ドングル3がコネクター21に装着され、かつ、ハウジング本体16に着脱部材17が固定された状態のディスプレイ2を下方から見た場合には、図3に示すように、第2開口部29の重なり開口部分30を介してコネクター21に装着された無線通信用ドングル3が視認可能である。すなわち、重なり開口部分30は上下方向Zから見た場合に収容室22と重なる位置に設けられており、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3は、その一部分が第2開口部29介して下方に露出する。

0038

また、無線通信用ドングル3がコネクター21に装着され、かつ、ハウジング本体16に着脱部材17が固定された状態では、図4に示すように、着脱部材17の突出部(抜け防止機構)33が収容室22内に突出する。収容室22内に突出した突出部33は、無線通信用ドングル3に対して第2方向X2で隣り合う位置で、無線通信用ドングル3と狭い間隔を開けて対向する。従って、突出部33は、着脱部材17がハウジング本体16に取り付けられたときに、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3がハウジング15の内側でコネクター21から抜けてしまうことを防止する抜け防止機構となる。

0039

(無線通信用ドングルの装着)
図5は着脱部材17および無線通信用ドングル3を取り外したディスプレイ2を後方Y2の斜め下方から見た場合の斜視図である。無線通信用ドングル3をハウジング本体16内にあるコネクター21に装着する際には、まず、ハウジング本体16から着脱部材17を取り外す。これにより、第2開口部29の広がり開口部分31を開放状態とする。広がり開口部分31が開放状態となると、第2開口部29(重なり開口部分30および広がり開口部分31)によって、収容室22における第2方向X2側の部分の全体がハウジング本体16から外側に露出する。ここで、第2開口部29(重なり開口部分30および広がり開口部分31)は、無線通信用ドングル3をハウジング本体16の外側から内側に受け入れるのに十分な広さを有する。従って、第2開口部29を、無線通信用ドングル3を収容室22に挿入する挿入経路として利用して、無線通信用ドングル3を収容室22に挿入する。そして、収容室22に挿入した無線通信用ドングル3を第1方向X1に移動させて、無線通信用ドングル3のコネクター部40をコネクター21に装着する。その後、着脱部材17をネジ28によりハウジング本体16に固定する。

0040

ここで、図4に示すように、着脱部材17をハウジング本体16に固定すると、着脱部材17の突出部33が無線通信用ドングル3の第2方向X2の端部と狭い間隔を開けて対向する。これにより、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3がハウジング15の内側でコネクター21から抜けてしまうことが防止される。

0041

また、本例では、着脱部材17をネジ28によりハウジング本体16に固定すると、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3は、ハウジング15に収容された状態となる。従って、ディスプレイ2を移動する際などに、無線通信用ドングル3やコネクター21が破損することを防止できる。また、無線通信用ドングル3がコネクター21から不用意に外されることを防止できる。

0042

(ディスプレイからの放熱
無線通信用ドングル3を搭載するディスプレイ2は、本体部12の底部27が下方を向く状態としてレジカウンターなどに設置される。設置後にディスプレイ2に電源投入すると、無線通信用ドングル3が動作して、POS端末装置5との間の無線通信が可能となる。

0043

ここで、無線通信用ドングル3は発熱しやすい。従って、無線通信用ドングル3がハウジング15内に収容された場合には、無線通信用ドングル3からの熱がハウジング15の内部に滞留して、ディスプレイ2の部品が破損する可能性がある。また、ハウジング15の内部に滞留する熱と無線通信用ドングル3からの熱によって無線通信用ドングル3自身が破損する可能性がある。

0044

これに対して、本例では、ハウジング15を上方向から見た場合に、図2(b)に示すように、第1開口部26を介してコネクター21に装着された無線通信用ドングル3が視認可能である。また、ハウジング15を下方向から見た場合に、図3に示すように、第2開口部29の重なり開口部分30を介してコネクター21に装着された無線通信用ドングル3が視認可能である。さらに、ハウジング15を上下方向Zから見た場合に、第1開口部26と第2開口部29の重なり開口部分30は重なっている。これに加えて、ハウジング15は、第2開口部29が設けられた底部27と、当該底部27から下方に突出する突部34を有するので、図4に示すように、ディスプレイ2を所望の設置面10に設置したときに、突部34によって設置面10と底部27との間に空間が形成される。従って、コネクター21に接続された無線通信用ドングル3が発熱した場合には、設置面10と底部27との間の空間、第2開口部29の重なり開口部分30、無線通信用ドングル3および第1開口部26をこの順番に経由して上昇する気流Sが形成される。よって、無線通信用ドングル3で発生した熱をハウジング15の外側に放出しやすい。また、設置面10と底部27との間の空間を介してハウジング15の外部から第2開口部29に取り入れる空気によって、無線通信用ドングル3を冷却できる。

0045

(無線通信用ドングルの取り外し)
図6(a)は無線通信用ドングル3を取り外して封鎖部材を取り付けた状態のディスプレイ2を後方の斜め上方から見た場合の斜視図であり、図6(b)は封鎖部材を後方の斜め下方から見た場合の斜視図である。

0046

ディスプレイ2に無線通信機能が必要ない場合には、ディスプレイ2から無線通信用ドングル3を取り外すことになる。無線通信用ドングル3を取り外す際には、図5に示すように、ハウジング本体16から着脱部材17を取り外して第2開口部29の広がり開口部分31を開放状態とする。ここで、広がり開口部分31が開放状態となると、第2開口部29(重なり開口部分30および広がり開口部分31)は、無線通信用ドングルを収容室22から外側に引き出すのに十分な広さを有する。従って、第2開口部29を、無線通信用ドングル3を収容室22から引き出す引き出し経路として利用して、無線通信用ドングル3を収容室22から取り外す。その後、着脱部材17をネジ28によりハウジング本体16に固定する。

0047

ここで、無線通信用ドングル3を取り外した後に着脱部材17をハウジング本体16に固定すると、本体部12には、第1開口部26を上端開口とし、重なり開口部分30を下端開口とする貫通孔が形成される。このような貫通孔があると、ハウジング15内にゴミなどの異物が侵入することがある。従って、図6に示すように、無線通信用ドングル3を取り外した場合には、第1開口部26を着脱可能に封鎖する封鎖部材45をハウジング15に装着する。

0048

封鎖部材45は樹脂製である。図6(b)に示すように、封鎖部材45は、第1開口部26よりも大きい矩形板状の蓋部46と、蓋部46から下方に突出する矩形の枠状突出部47を備える。枠状突出部47は第1開口部26に挿入可能な大きさである。枠状突出部47は、その四隅部分に、上下方向Zに延びるスリット48を備える。

0049

封鎖部材45は、枠状突出部47が上方から第1開口部26に挿入されてハウジング15に装着される。封鎖部材45がハウジング15に装着された状態では、枠状突出部47が第1開口部26に挿入されて第1開口部26に嵌合する。また、枠状突出部47の下端部分が重なり開口部分30に挿入されて、重なり開口部分30に嵌合する。そして、蓋部46が第1開口部26を上方から被う。従って、封鎖部材45によってハウジング15内への異物の侵入を防止できる。また、蓋部46により第1開口部26が覆われることにより、ディスプレイ2を上方から見た場合の美観が向上する。

0050

(その他の実施の形態)
上記の例では、ハウジング15の上面と下面にそれぞれ第1開口部26と第2開口部29を設けているが、ハウジング15の側面に、コネクター21に装着された無線通信用ドングル3を当該ハウジング15の外側から視認可能とする開口部を設けてもよい。また、この場合には、ハウジング15の側面に設けた開口部と、ハウジング15の上面と下面に形成された第1開口部26および第2開口部29を連続させてもよい。

0051

図7はハウジング15に設けた第1開口部26および第2開口部29を、ハウジング15の側面に開口部を設けて連続させた変形例のディスプレイを後方Y2の斜め上方から見た場合の斜視図である。本例のディスプレイ2Aでは、ハウジング15の側面(枠板20)に開口部50を設けるとともに、この開口部50を、ハウジング15の上面に設けた第1開口部26、および、ハウジング15の下面に設けた第2開口部29と連続させている。これにより、ディスプレイ2Aのハウジング15には、その後方Y2から前方に向かって収容室22に達するようにハウジング15を切り欠いた切り欠き部が設けられている。本例のディスプレイ2Aにおいても、上記のディスプレイ2Aと同様の効果を得ることができる。

0052

なお、ディスプレイとは異なる電子機器、例えば、プリンターに無線通信用ドングル3を搭載する際に、無線通信用ドングル3をそのハウジング内に収容する場合にも、ハウジングに無線通信用ドングル3を目視可能とする開口部を設ければ、無線通信用ドングル3で発生した熱をハウジング15の外側に効率よく放出できる。また、電子機器に有線通信用ドングルを搭載する場合にも、ハウジングに当該有線通信用ドングルを目視可能とする開口部を設ければ、有線通信用ドングルで発生した熱をハウジングの外側に効率よく放出できる。

0053

1・・ディスプレイユニット(電子機器ユニット)、2・2A・・ディスプレイ(電子機器)、3・・無線通信用ドングル(通信用ドングル)、5・・POS端末装置、6・・プリンター、7・・POSシステム、8・・ケーブル、9・・無線LAN、10、設置面、11・・表示部、12・・本体部、13・・液晶パネル、15・・ハウジング、16・・ハウジング本体、17・・着脱部材、18・・天井板、19・・底板、20・・枠板、21・・コネクター、22・・収容室、25・・突出部、26・・第1開口部(開口部)、27・・底部、28・・ネジ、29・・第2開口部(第2の開口部)、30・・重なり開口部分、31・・広がり開口部分、33・・突出部(抜け防止機構)、34・・突部、35・・弾性部材、37・・隔壁、37a・・開口部、38・・・パッキン、40・・コネクター部、41・・ドングル本体、45・・封鎖部材、46・・蓋部、47・・枠状突出部、48・・スリット、50・・開口部、X・・幅方向、X1・・第1方向、X2・・第2方向、Y・・前後方向、Y1・・前方、Y2・・後方、Z・・上下方向

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