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技術 照明設備の管理システム

出願人 株式会社トプコン
発明者 磯崎久
出願日 2015年7月21日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2015-144011
公開日 2017年2月2日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-026412
状態 特許登録済
技術分野 測光及び光パルスの特性測定
主要キーワード 照度測定器 指定対象物 測定位置毎 照度測定値 照度測定結果 測定照度 正否判断 設置当初
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

簡単な構成で、トンネル以外の開放された空間及びトンネルに設置された照明ランプが、環境に拘らず照明ランプの照度状態の測定、照明設備の管理をする照明設備の管理システムを提供する。

解決手段

走行体1に搭載された、照度測定器4と、走行体の位置を検出する位置検出器6と、演算装置7とを具備し、演算装置は、地図情報と、照明ランプの位置データ、照度データを含む初期データと、走行体を走行させつつ、照度測定器により取得した照度データとを保存し、演算装置は、位置検出器により検出した前記走行体の位置データと、地図情報と、照度データとに基づき照明設備の日常管理データを演算し、演算装置は、初期データと日常管理データとに基づき照明ランプを含む照明設備の変化を演算する。

概要

背景

道路トンネル等に設備される照明設備では、照度が定められた規格又は基準を満たしている必要があり、照明設備の照度測定照度分布の測定が行われる。

更に、時間の経過と共に照明ランプの照度の低下、或はランプ切れ等が発生する為、日常管理として、照度測定が行われる。照明ランプの照度低下、ランプ切れを検出した場合には、ランプ交換等のメンテナンスが行われる。

照明ランプの照度低下、ランプ切れを検出するものとして特許文献2に示されるものがある。

特許文献2には明暗判別測定装置が開示され、該明暗判別測定装置は、トンネル内の照明ランプの明暗測定を行い、照明ランプの位置の特定を行う為、照明ランプを検出する為の特殊なフォトセンサ、トンネルの壁面の既定の位置に設けられた反射板、該反射板を検出する為の位置検出光センサ測定車両走行距離を測定する為の車軸センサ具備している。

特許文献2では、構成が複雑であると共に、照度測定結果と照明ランプの位置とを特定する為に壁面に設置された反射板を必要としている。この為、照明ランプの位置を特定する為、照度の測定位置を特定する為の反射板が不可欠であり、照明状態を測定できるのはトンネルに設置された照明ランプに限られるという問題があった。

概要

簡単な構成で、トンネル以外の開放された空間及びトンネルに設置された照明ランプが、環境に拘らず照明ランプの照度状態の測定、照明設備の管理をする照明設備の管理システムを提供する。走行体1に搭載された、照度測定器4と、走行体の位置を検出する位置検出器6と、演算装置7とを具備し、演算装置は、地情報と、照明ランプの位置データ、照度データを含む初期データと、走行体を走行させつつ、照度測定器により取得した照度データとを保存し、演算装置は、位置検出器により検出した前記走行体の位置データと、地情報と、照度データとに基づき照明設備の日常管理データを演算し、演算装置は、初期データと日常管理データとに基づき照明ランプを含む照明設備の変化を演算する。

目的

本発明は斯かる実情に鑑み、簡単な構成で、而もトンネル以外の開放された空間に設置された照明ランプ、トンネルに設置された照明ランプ等、照明ランプが設置された環境に拘らず照明ランプ箇々の照度状態の測定が可能であり、照明設備の管理を可能とする照明設備の管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

走行体に搭載された、照度測定器と、前記走行体の位置を検出する位置検出器と、演算装置とを具備し、該演算装置は、地図情報と、照明ランプの位置データ、照度データを含む初期データと、前記走行体を走行させつつ、前記照度測定器により取得した照度データとを保存し、前記演算装置は、前記位置検出器により検出した前記走行体の位置データと、前記地図情報と、前記照度データとに基づき照明設備日常管理データを演算し、更に、前記演算装置は、前記初期データと前記日常管理データとに基づき前記照明ランプを含む照明設備の変化を演算する様構成されたことを特徴とする照明設備の管理システム

請求項2

前記演算装置は、地表からの照度測定器搭載位置迄の距離に起因する補正係数、前記走行体の速度に起因する補正係数とを有し、前記照度データを両補正係数に基づき前記初期データに対応する補正照度データに補正する請求項1の照明設備の管理システム。

請求項3

前記演算装置は、初期データ、日常管理データに基づき複数の異なる管理データを演算すると共に、該複数の異なる管理データを選択する選択機能を有し、前記演算装置は、表示部、操作部を更に具備し、該操作部により機能の1つを選択することで、選択された機能に対応する管理データが前記表示部に表示される請求項1の照明設備の管理システム。

請求項4

前記表示される管理データは、地図情報に測定範囲重合された表示である請求項3の照明設備の管理システム。

請求項5

前記表示される管理データは、地図情報に測定範囲が重合され、更に測定位置を示すカーソルが表示され、該カーソルの位置の照度情報が表示される請求項3の照明設備の管理システム。

請求項6

前記表示される管理データは、測定範囲の拡大表示である請求項3の照明設備の管理システム。

請求項7

前記表示される管理データは、測定データの3D表示である請求項3の照明設備の管理システム。

請求項8

前記表示される管理データは、前記初期データと前記日常管理データとの差分を示す3D表示である請求項3の照明設備の管理システム。

請求項9

前記表示される管理データは、特定した照明ランプの照度経時変化の表示である請求項3の照明設備の管理システム。

請求項10

前記演算装置には、照明ランプの規格データが更に保存され、前記演算装置は、前記日常管理データに基づき照明ランプの経時変化を演算し、該照明ランプの経時変化と前記規格データとに基づき、照明ランプの健全性診断を行う請求項1の照明設備の管理システム。

技術分野

0001

本発明は、一般道路高速道路トンネル等に設けられる照明設備の管理システムに関するものである。

背景技術

0002

道路、トンネル等に設備される照明設備では、照度が定められた規格又は基準を満たしている必要があり、照明設備の照度測定照度分布の測定が行われる。

0003

更に、時間の経過と共に照明ランプの照度の低下、或はランプ切れ等が発生する為、日常管理として、照度測定が行われる。照明ランプの照度低下、ランプ切れを検出した場合には、ランプ交換等のメンテナンスが行われる。

0004

照明ランプの照度低下、ランプ切れを検出するものとして特許文献2に示されるものがある。

0005

特許文献2には明暗判別測定装置が開示され、該明暗判別測定装置は、トンネル内の照明ランプの明暗測定を行い、照明ランプの位置の特定を行う為、照明ランプを検出する為の特殊なフォトセンサ、トンネルの壁面の既定の位置に設けられた反射板、該反射板を検出する為の位置検出光センサ測定車両走行距離を測定する為の車軸センサ具備している。

0006

特許文献2では、構成が複雑であると共に、照度測定結果と照明ランプの位置とを特定する為に壁面に設置された反射板を必要としている。この為、照明ランプの位置を特定する為、照度の測定位置を特定する為の反射板が不可欠であり、照明状態を測定できるのはトンネルに設置された照明ランプに限られるという問題があった。

先行技術

0007

特開平7−280645号公報
特開平10−288549号公報

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は斯かる実情に鑑み、簡単な構成で、而もトンネル以外の開放された空間に設置された照明ランプ、トンネルに設置された照明ランプ等、照明ランプが設置された環境に拘らず照明ランプ箇々の照度状態の測定が可能であり、照明設備の管理を可能とする照明設備の管理システムを提供するものである。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、走行体に搭載された、照度測定器と、前記走行体の位置を検出する位置検出器と、演算装置とを具備し、該演算装置は、地図情報と、照明ランプの位置データ、照度データを含む初期データと、前記走行体を走行させつつ、前記照度測定器により取得した照度データとを保存し、前記演算装置は、前記位置検出器により検出した前記走行体の位置データと、前記地図情報と、前記照度データとに基づき照明設備の日常管理データを演算し、更に、前記演算装置は、前記初期データと前記日常管理データとに基づき前記照明ランプを含む照明設備の変化を演算する様構成された照明設備の管理システムに係るものである。

0010

又本発明は、前記演算装置は、地表からの照度測定器搭載位置迄の距離に起因する補正係数、前記走行体の速度に起因する補正係数とを有し、前記照度データを両補正係数に基づき前記初期データに対応する補正照度データに補正する照明設備の管理システムに係るものである。

0011

又本発明は、前記演算装置は、初期データ、日常管理データに基づき複数の異なる管理データを演算すると共に、該複数の異なる管理データを選択する選択機能を有し、前記演算装置は、表示部、操作部を更に具備し、該操作部により機能の1つを選択することで、選択された機能に対応する管理データが前記表示部に表示される照明設備の管理システムに係るものである。

0012

又本発明は、前記表示される管理データは、地図情報に測定範囲重合された表示である照明設備の管理システムに係るものである。

0013

又本発明は、前記表示される管理データは、地図情報に測定範囲が重合され、更に測定位置を示すカーソルが表示され、該カーソルの位置の照度情報が表示される照明設備の管理システムに係るものである。

0014

又本発明は、前記表示される管理データは、測定範囲の拡大表示である照明設備の管理システムに係るものである。

0015

又本発明は、前記表示される管理データは、測定データの3D表示である照明設備の管理システムに係るものである。

0016

又本発明は、前記表示される管理データは、前記初期データと前記日常管理データとの差分を示す3D表示である照明設備の管理システムに係るものである。

0017

又本発明は、前記表示される管理データは、特定した照明ランプの照度の経時変化の表示である照明設備の管理システムに係るものである。

0018

更に又本発明は、前記演算装置には、照明ランプの規格データが更に保存され、前記演算装置は、前記日常管理データに基づき照明ランプの経時変化を演算し、該照明ランプの経時変化と前記規格データとに基づき、照明ランプの健全性診断を行う照明設備の管理システムに係るものである。

発明の効果

0019

本発明によれば、走行体に搭載された、照度測定器と、前記走行体の位置を検出する位置検出器と、演算装置とを具備し、該演算装置は、地図情報と、照明ランプの位置データ、照度データを含む初期データと、前記走行体を走行させつつ、前記照度測定器により取得した照度データとを保存し、前記演算装置は、前記位置検出器により検出した前記走行体の位置データと、前記地図情報と、前記照度データとに基づき照明設備の日常管理データを演算し、更に、前記演算装置は、前記初期データと前記日常管理データとに基づき前記照明ランプを含む照明設備の変化を演算する様構成されたので、前記走行体の通常の走行で日常管理データが取得でき、日常管理データの取得が容易であり、日常管理データの経時的判断により容易に照明設備の管理を行える。

0020

又本発明によれば、前記演算装置は、地表からの照度測定器搭載位置迄の距離に起因する補正係数、前記走行体の速度に起因する補正係数とを有し、前記照度データを両補正係数に基づき前記初期データに対応する補正照度データに補正するので、前記走行体の通常の走行で取得した日常管理データと初期データとの対応が精度よく行われ、日常管理の精度、信頼性が向上する。

0021

又本発明によれば、前記演算装置は、初期データ、日常管理データに基づき複数の異なる管理データを演算すると共に、該複数の異なる管理データを選択する選択機能を有し、前記演算装置は、表示部、操作部を更に具備し、該操作部により機能の1つを選択することで、選択された機能に対応する管理データが前記表示部に表示されるので、異なる観点からの管理データの利用が可能となり、利便性が向上する。

0022

又本発明によれば、前記表示される管理データは、地図情報に測定範囲が重合された表示であるので、対象となる照明設備の地理的な把握が容易になる。

0023

又本発明によれば、前記表示される管理データは、地図情報に測定範囲が重合され、更に測定位置を示すカーソルが表示され、該カーソルの位置の照度情報が表示されるので、望む位置の照明情報が簡単に得られ、利便性が向上する。

0024

又本発明によれば、前記表示される管理データは、測定範囲の拡大表示であるので、対象となる照明ランプの把握が容易になる。

0025

又本発明によれば、前記表示される管理データは、測定データの3D表示であるので、管理状態視覚的に判断できる。

0026

又本発明によれば、前記表示される管理データは、前記初期データと前記日常管理データとの差分を示す3D表示であるので、照明設備の初期状態からの変化を視覚的に判断できる。

0027

又本発明によれば、前記表示される管理データは、特定した照明ランプの照度の経時変化の表示であるので、箇々の照明ランプの劣化状態が、即時に判断できる。

0028

更に又本発明によれば、前記演算装置には、照明ランプの規格データが更に保存され、前記演算装置は、前記日常管理データに基づき照明ランプの経時変化を演算し、該照明ランプの経時変化と前記規格データとに基づき、照明ランプの健全性の診断を行うので、客観的な判断ができ、メンテナンスの確実性が向上するという優れた効果を発揮する。

図面の簡単な説明

0029

本発明の実施例で採用される空間光測定システムの一例の概略図である。
該空間光測定システムの概略構成図である。
(A)は該空間光測定システムによる初期データの取得、(B)は該空間光測定システムによる日常管理データの取得を示す説明図である。
地図データ、測定データ、アプリケーション、照明ランプの規格データ、前記アプリケーションで実行される機能との関係を示す模式図である。
図5(A)〜(F)は、前記アプリケーションで実行される機能を選択することによって表示される内容(管理データの内容)を示す図であり、(A)は地図情報と測定範囲の表示、(B)は測定位置データの表示、(C)は測定範囲の拡大表示、(D)は測定データの3D表示、(E)は比較データの3D表示、(F)は照明ランプの個別データの表示を示している。

実施例

0030

以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。

0031

先ず、図1図2に於いて本発明に係る実施例に用いられる空間光測定システムについて説明する。又、以下に説明する実施例の一例は、一般道路、高速道路、トンネル等に設けられた照明設備に適用された場合であり、該照明設備は道路に沿って所定間隔で設けられた照明ランプを含んでいる。

0032

図1に於いて、1は自動車等の走行体を示し、該走行体1の上面には撮像装置2が設けられている。又、前記走行体1の上面には、支持台3を介して照度測定器4が設けられている。前記走行体1には、走行速度を検出する速度計5、移動距離を測定するものとして位置検出器6(例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System):全地球衛星測位システム、IMU(Inertial Measurement Unit):慣性計測装置)が設けられ、更に演算装置(PC)7が搭載されている。尚、該演算装置7は、携帯可能なノートPC、タブレット端末スマートフォンの様なものであってもよい。

0033

前記撮像装置2は、少なくとも1つのカメラを有し、該カメラは道路に沿って設置された照明ランプを含む所要の範囲を撮像可能な方向に向けられる。該カメラは静止画像所定時間間隔で撮像可能であるか、或はビデオカメラとなっている。又、複数のカメラを有し、照明ランプの周囲の画像を広範囲に取得する様にしてもよい。

0034

又、前記撮像装置2で取得された画像は、前記演算装置7に保存される。

0035

前記照度測定器4は、地面から既知の高さhに設けられ、前記支持台3によって水平に支持されている。前記照度測定器4の基準位置(例えば、受光部の中心)と前記撮像装置2の基準位置(例えば、撮像素子の中心)との距離dは、既知となっている。尚、傾斜面を走行した場合等でも、水平面の照度が求められるので、前記支持台3はジンバル機構を介して前記照度測定器4を支持し、該照度測定器4を水平に保持する様にしてもよい。

0036

又、該照度測定器4は、前記支持台3に対して機械的に着脱可能とし、又前記演算装置7に対して電気的に着脱可能とし、前記照度測定器4を取外し可能としてもよい。

0037

該照度測定器4と前記演算装置7との電気的な接続は、無線有線のいずれでもよく、前記照度測定器4と前記演算装置7とが無線で接続される場合は、前記照度測定器4と前記演算装置7のそれぞれは、データ通信可能な通信部を有している。

0038

図2を参照して、空間光測定システムの構成の概略を説明する。

0039

前記照度測定器4は、照度測定部8、演算部9、記憶部11、通信部12等を有している。前記演算部9には時計が内蔵され、前記照度測定器4は照度測定を時刻と関連付けて実行してもよい。前記照度測定部8で取得した照度測定結果は、前記通信部12を介して前記演算装置7に送信され、該演算装置7に時系列で保存される。

0040

前記記憶部11には、照度測定に必要なプログラム、データを通信する為の通信プログラム等が格納され、又照度測定結果が保存される。

0041

前記演算装置7は、主に、制御演算部14、記憶部15、通信部16、表示部17、操作部18を有している。尚、前記表示部17をタッチパネルとし、該表示部17が前記操作部18を兼ねてもよい。

0042

前記記憶部15には、照度測定での初期値を取得する為の初期値測定プログラム、定期的に、或は適宜実施される日常管理測定プログラム、或は初期値測定で取得した初期データと、日常管理測定で取得した照度データとを関連付ける為のデータ補正プログラム、日常管理測定で取得した照度データに基づき照明設備の照明状態の変化を表示するプログラム等を含む管理プログラムが格納され、更に、少なくとも照度測定範囲を含む地図データが格納され、初期データ、及び日常管理測定で取得した照度データ、更に照度の変化等のデータが、時系列で格納される。

0043

更に、前記撮像装置2からの画像データ(即ち、静止画像データ或はフレーム画像データ)が、前記演算装置7に入力され、画像データは時系列で前記記憶部15に保存される。前記走行体1の走行速度は、前記速度計5によって検出され、検出された速度信号は、前記演算装置7に入力される。

0044

該演算装置7は時計機能を具備し、GNSS装置からの時刻信号に基づき、或は内部のクロック信号に基づき、照度測定時刻、画像データ取得時刻、速度測定時刻等、各種信号信号取得時間との関連付けを行うことができる。

0045

前記速度計5は、前記走行体1が装備しているスピードメータであってもよい。該スピードメータから出力される速度信号を、前記演算装置7に入力する様にしてもよい。又、前記スピードメータから得られる走行距離に基づき前記走行体1の移動距離を測定する様にしてもよい。更に、前記位置検出器6としてIMUが用いられる場合は、該位置検出器6により走行速度が検出されてもよい。

0046

前記照度測定器4の前記記憶部11に初期値測定プログラム、日常管理測定プログラム等空間光測定システムに関するプログラム等のプログラムを格納し、前記演算部9に空間光測定を実行させ、測定データ、画像データ等を前記記憶部11に保存する様にすれば、前記演算装置7は省略してもよい。

0047

前記位置検出器6は、前記GNSS装置からの信号に基づき位置を測定するものであってもよく、或はIMUにより既知の位置からの移動距離を測定し、移動距離に基づき現在位置を測定するものであってもよく、或は、測定開始時刻と前記速度計5からの速度信号により、既知の位置からの移動距離を測定するものであってもよい。

0048

尚、本実施例では、前記位置検出器6は、照明ランプを他の照明ランプと区別するだけの測定精度があればよく、例えば数十センチ程度誤差があってもよい。

0049

次に、本実施例の照明設備の管理システムの作用について説明する。

0050

又、以下の説明は、道路に沿って設けられた照明設備について照度測定がされた場合である。

0051

該照明設備(図示せず)では、一般的に所定の間隔で立設された支柱の先端に、照明ランプ(図示せず)が設置されている。前記撮像装置2は前記照明ランプが画像中に含まれる様な画角を有するか、或は該照明ランプが画像中に含まれる様に前記撮像装置2の光軸の方向が設定されている。更に、照明ランプを特定し易い様に、画像中に該照明ランプの周囲の背景が含まれることが好ましい。

0052

本実施例の照明設備の管理システムでは、照明設備の設置当初の照度状態を初期データとして、或はランプ交換時の照度を初期データとし、初期データに対する照度の変化(経時変化)に基づき管理が行われる。

0053

初期データは、照明ランプの位置、照度測定位置、測定照度を含んでおり、予め取得されていれば、その初期データが用いられる。尚、本管理システムにより初期データを取得することもできる。

0054

先ず、図3(A)に於いて、本管理システムによる初期データの取得について説明する。

0055

上記した様に、初期データを取得する時期としては、照明設備を新設した時、或はランプを交換した時等、照明設備が新規健全な状態に実行される。

0056

JISの照度測定の規格では、被測定面から15cm以下の位置で測定することになっている。従って、初期データを測定する初期値測定では、前記照度測定器4を路面上に設置して測定が行われる。尚、該照度測定器4は、前記走行体1に搭載した前記照度測定器4を取外したものであってもよいし、或は別途用意したものであってもよい。

0057

該照度測定器4を所定間隔で移動させ、設置した度に照度測定が実行される。該照度測定器4の設置位置(照度測定位置)は、予め設定される等し、既知とされている。好ましくは、前記照度測定器4の設置位置は、照明ランプの位置に対応していることが好ましい。尚、照明ランプの位置は、設置施工データ等から既知となっている。

0058

照度測定値は照度測定位置と対応付けられ、測定結果として記録される。照度測定が実行されることで、測定位置毎の照度が得られると共に道路に沿った照度分布が得られる。

0059

ここで、前記照度測定器4は、作業者が移動させてもよいし、或はラジコンカー等に搭載し、遠隔操作で移動させてもよい。前記照度測定器4を路面に設置し、規格に沿って測定した照度を、基準照度とする。

0060

測定範囲で、該照度測定器4による路面上に関する照度測定が完了すると、該照度測定器4を前記走行体1に搭載し、該走行体1を走行させた状態で、照度測定を実行する。走行状態で測定して得られた照度を、測定照度とする。

0061

前記走行体1の位置に関して、走行開始位置測定範囲内の既知の位置(例えば、最初の照度測定位置)とを関連付け、測定範囲と最初の照度測定位置との関係を既知としておく。走行開始位置からの距離を前記位置検出器6により測定し、或は前記走行体1のスピードメータから測定することで、前記走行体1の測定範囲に対する位置が測定できる。

0062

或は、前記走行体1の位置は、前記GNSS装置により直接測定してもよい。

0063

走行中、前記撮像装置2により連続して画像が取得される。前記走行体1の走行速度が前記速度計5により測定され、走行速度と静止画像の取得時間間隔フレーム画像間時間間隔により静止画像、フレーム画像が測定範囲のどの部分を撮像したかが特定できる。

0064

或は、撮像タイミングと前記位置検出器6によって取得した位置データとを関連付ければ、何処の位置で画像を取得したかが分る。

0065

又、走行中の照度測定位置は、測定開始時からの経過時間と前記走行体1の走行距離によって特定できる。特定された走行中の照度測定位置と基準照度測定位置とに基づき、走行時の照度測定結果と基準照度及び静止画像、フレーム画像との対応付けが可能となる。

0066

更に、走行中の照度測定位置については、照度測定時の位置情報を前記位置検出器6から取得することで、測定照度データと照度測定位置との関連付けも行える。

0067

又、照明ランプの設置位置は既知であるので、地図データ上に照明ランプの位置を重合することができる。而して、測定位置と照明ランプ、照度と照明ランプとの位置関係、照度分布と照明ランプとの関係を示す初期値マップMAP)を作成することができる。

0068

次に、前記照度測定器4を路面に設置した場合と、該照度測定器4を前記走行体1に搭載した場合では、路面からの距離hが異なる(図1参照)。この為、高さの相違で、受光光量が異なり、測定照度に差違が生じる。

0069

又、前記照度測定器4が静止状態で照度を測定した場合と、該照度測定器4を前記走行体1に搭載し、走行しながら測定する場合では、その時々での受光時間に相違が生じるので、受光光量が異なり、測定照度に差違が生じる。

0070

従って、走行時に測定した照度(測定照度)と基準照度との対応付けが行われる。

0071

基準照度をAとし、走行時に測定した測定照度をBとする。位置の違いに起因する補正係数をα、速度に起因する補正係数をβとする。尚、補正係数α、βは実測、或は計算により求める。

0072

従って、基準照度Aと測定照度Bとの関係は、以下の式で表される。

0073

B=α×β×A (1)

0074

上記した工程により、初期データが取得できる。

0075

次に、図3(B)により、日常管理データの取得について説明する。

0076

日常管理測定は、所定期間間隔毎に、或はランプ切れ、照度の低下が判明した時等に実行される。

0077

初期データを取得したと同様に、前記照度測定器4を前記走行体1に搭載し、測定範囲を走行させて照度データを取得し、更に得られた照度データを基に照度分布を作成し、測定位置と照度データ、照明ランプと照度データ、照度分布と照明ランプとの関係を示す初期値マップ(MAP)を作成する。

0078

日常管理データをB′とすると、上記(1)式により、路面での照度データA′に換算することができる。更に、初期データB0 との照度差C=(B0 −B′)とすると、
C=(B0 −B′) C=α×β×(A−A′) (2)が得られる。

0079

照度の変化(A−A′)が所定値より大きくなった場合は、照度の変化があった地点照明に不具合があったと推定することができる。照度差C(又は照度の変化(A−A′))は、照度を測定する度に逐次、前記演算装置7に保存される。従って、前回の測定照度と最新の測定照度との変化を測定することもできる。

0080

本実施例では、地図情報、照明ランプの位置情報、初期データ、日常管理データ、測定位置データ、画像データ等のデータが取得できる。本実施例では、これらの情報に基づき、管理情報を画像化して表示することができる。

0081

更に、初期データの照度分布と日常管理データの照度分布とを比較することで、全体的な照度の低下、部分的な照度の低下を確認でき、照明ランプの劣化状態の判断の材料とすることができる。而して、初期データと日常管理データとの比較により、照明ランプのランプ切れ、劣化を含む照明設備の健全性を判断できる。

0082

ランプ切れがあった場合は、初期データと日常管理データとの比較でランプ切れの位置を特定できるが、更に本実施例では、照度データの取得と同時に画像を取得し、画像はランプの位置と関連付けられているので、画像によってもランプ切れの位置を特定できる。

0083

又、日常管理測定は、一般車が通行している状態で行われるので、対向車ライト等の影響もあるが、画像を確認することで、照明ランプが原因か、対向車のライト等の影響かを判断でき、疑義のデータの正否判断も容易となる。而して、画像判断も合わせることで、より容易に且つ確実にランプ切れ、ランプの劣化を判断できることから、作業者は交換作業能率よく行える。

0084

尚、前記撮像装置2が複数のカメラを有し、或は全周カメラとすることで、照明ランプ部分だけではなく、周囲の景色の画像も合わせて取得することができ、作業者の照明ランプの認識、照明ランプの位置の特定を一層容易にすることができる。

0085

図4は、地図データ(GIS)21、位置データ等の測定データ22、アプリケーション(管理プログラム)23、照明ランプの規格データ24(例えば、初期照度、照度と照度時間との関係、寿命)、前記アプリケーション23で実行される機能(ファンクション)25との関係を示す模式図である。前記アプリケーション23で実行される機能を選択することで、複数の管理データの中から所望のデータを選択して表示可能となっている。

0086

例えば、前記操作部18からファンクション(以下、Fと略す)1を選択すると、前記表示部17には地図情報と測定範囲が表示される(図5(A)参照)。例えば、照度測定してデータが存在する範囲(測定範囲)は、地図上に色分け表示されるか、或は、測定範囲を破線等で囲む等で表示される。

0087

F1の表示により、測定範囲26、未測定範囲27が明確になり、測定の重複、未測定を防止できると共に測定作業予定計画し易くなる。

0088

次に、F2を選択すると、測定位置データの確認が行える(図5(B)参照)。F2を選択すると、カーソル28が表示され、該カーソル28を前記測定範囲26の任意の位置に移動させると、前記カーソル28が示す位置の、照度情報29が得られる。照度情報としては、前記カーソル28が示す位置の位置情報、照度データ、測定日時等である。

0089

又、F3を選択すると、前記カーソル28が示す位置の前記測定範囲26が拡大表示される(図5(C)参照)。拡大表示画面には、対象物(照明ランプ)の位置、測定箇所を示すメッシュが表示される。測定対象に前記カーソル28を移動させれば、測定対象の位置情報、例えば、測定対象の固有の番号、測定対象の照度データが示される。更に、前記カーソル28でメッシュの交点を示せば、測定点での位置情報、照度データが示される。尚、拡大部分と前記測定範囲26との関係を明確にする為、F1画面31が、サブウィンドで表示される様にしてもよい。

0090

次に、F4を選択すると、測定データが表示される(図5(D)参照)。該測定データの表示の方法としては、種々考えられるが、例えば、棒グラフによる3D表示が成される。

0091

各測定点の照度が、各測定点から立上がる棒グラフによって表示される。更に、表示される測定データは、初期データを選択すると、初期データが3D表示され、日常管理データを選択し、日付を入力することで、その日付に測定された日常管理データが3D表示される。又、測定範囲の位置、測定位置を明確にする為、前記F1画面31、F3画面32がサブウィンドで表示される様にしてもよい。

0092

又、F5を選択すると、測定データの内、測定範囲の初期データと最新の日常管理データの比較データが3D表示される(図5(E)参照)。尚、比較の対象が分る様に、初期データと最新の日常管理データが同時に表示されてもよい。この場合も、測定範囲の位置、測定位置を明確にする為、前記F1画面31、前記F3画面32がサブウィンドで表示される様にしてもよい。

0093

比較データの3D表示によって、照明ランプ個別の照度変化が分る。図5(E)中、棒グラフが突出するものがあるが、この位置の照明ランプの照度変化が著しく、ランプ切れか、或は照度が著しく低下していることが分る。

0094

尚、比較するものは、初期データと最新の日常管理データに限られない。例えば、日常管理データ同士の比較であってもよい。

0095

F6を選択すると、測定データの内、個別の照明ランプの比較データが経時的に表示される。例えば、前記カーソル28で測定対象の位置を指定すると、その測定対象の照度の経時変化が、横軸を時間、縦軸を照度とした折れ線グラフで表示される(図5(F)参照)。

0096

更に、前記カーソル28で測定対象を指定し、F7(図示せず)を選択すると、健全性の診断が実行される。健全性の診断は、例えば、指定対象物(照明ランプ)の経時変化、前記規格データ24等が考慮され、指定対象物の交換時期示唆される。或は、ランプ切れの虞れがある場合、ランプ切れを起している場合等は、緊急作業を要する等の警告が表示される。

0097

又、本実施例では、日常管理データを蓄積しておくことで、日時を指定すれば、過去の任意の日時の照明設備の照明状態を容易に把握できる。

0098

而して、照明設備、更に照明ランプについての照度データを、一般車両と同様に走行して取得することができ、現状の照明状態を把握できると共に、交換を要する照明ランプの検出、特定、更に健全性の診断により適切な時期でのメンテナンス作業を実行できる等照明設備についての管理の質の向上を図り得る。

0099

1走行体
2撮像装置
3支持台
4照度測定器
5速度計
6位置検出器
7演算装置
8照度測定部
9演算部
11 記憶部
12通信部
14制御演算部
15 記憶部
16 通信部
17 表示部
18 操作部
21 地図データ
22 測定データ
23アプリケーション
24 規格データ

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