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技術 胴部に波形周溝が形成されたボトル

出願人 株式会社吉野工業所
発明者 鈴木孝典飯塚高雄小池昌均
出願日 2015年7月27日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2015-147391
公開日 2017年2月2日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2017-024775
状態 特許登録済
技術分野 一体成形容器
主要キーワード 横断面形 補助リブ ボトル軸 有底円筒 単相構造 再生材 ブレンド材料 非晶質ポリエステル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

課題

ボトル径方向内側への負荷に対する剛性の高めたボトルを提供すること。

解決手段

胴部13には、全周にわたって連続して延びる直線状周溝21、22と、ボトル1を径方向外側から見た側面視で、直線状周溝21、22から離れる向きに突となる離間山部31、33及び直線状周溝21、22に接近する向きに突となる接近山部32、34を周方向に交互に連設することによって形成された波形周溝23、24と、直線状周溝21、22及び離間山部31、33の間に位置する補強リブと、が形成されている。

概要

背景

合成樹脂材料有底筒状に形成されたボトルとして、従来から、胴部に、全周にわたって連続して延びる直線状周溝と、側面視で、直線状周溝から離れる向きに突となる離間山部及び直線状周溝に接近する向きに突となる接近山部を周方向に交互に連設することによって形成された波形周溝と、が形成されている構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

ボトル径方向内側への負荷に対する剛性の高めたボトルを提供すること。胴部13には、全周にわたって連続して延びる直線状周溝21、22と、ボトル1を径方向外側から見た側面視で、直線状周溝21、22から離れる向きに突となる離間山部31、33及び直線状周溝21、22に接近する向きに突となる接近山部32、34を周方向に交互に連設することによって形成された波形周溝23、24と、直線状周溝21、22及び離間山部31、33の間に位置する補強リブと、が形成されている。

目的

本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、ボトル径方向内側への負荷に対する剛性の高めたボトルを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

合成樹脂材料有底筒状に形成されたボトルであって、胴部には、全周にわたって連続して延びる直線状周溝と、当該ボトルをボトル軸に直交する径方向外側から見た側面視で、前記直線状周溝から離れる向きに突となる離間山部及び前記直線状周溝に接近する向きに突となる接近山部を前記ボトル軸回りの周方向に交互に連設することによって形成された波形周溝と、前記直線状周溝及び前記離間山部の間に位置する補強リブと、が形成されていることを特徴とするボトル。

請求項2

前記補強リブの少なくとも一部が、前記接近山部の頂部と前記ボトル軸方向の位置が同じ位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のボトル。

技術分野

0001

本発明は、ボトルに関するものである。

背景技術

0002

合成樹脂材料有底筒状に形成されたボトルとして、従来から、胴部に、全周にわたって連続して延びる直線状周溝と、側面視で、直線状周溝から離れる向きに突となる離間山部及び直線状周溝に接近する向きに突となる接近山部を周方向に交互に連設することによって形成された波形周溝と、が形成されている構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2015−085986号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、このようなボトルでは、直線状周溝と波形周溝との上下方向の間隔に周方向でばらつきが生じてしまうので、上下方向の間隔が大きい箇所においてボトル径方向内側に向けた負荷に対する剛性が低下し、ボトル内の減圧時に胴部に潰れが発生することがある。

0005

本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、ボトル径方向内側への負荷に対する剛性の高めたボトルを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、上記のような課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明のボトルは、合成樹脂材料で有底筒状に形成されたボトルであって、胴部には、全周にわたって連続して延びる直線状周溝と、当該ボトルをボトル軸に直交する径方向外側から見た側面視で、前記直線状周溝から離れる向きに突となる離間山部及び前記直線状周溝に接近する向きに突となる接近山部を前記ボトル軸回りの周方向に交互に連設することによって形成された波形周溝と、前記直線状周溝及び前記離間山部の間に位置する補強リブと、が形成されていることを特徴とする。

0007

この発明では、直線状周溝と波形周溝との間のボトル軸方向の間隔が大きくなる直線状周溝と離間山部との間に補強リブを設けることにより、直線状周溝と離間山部との間におけるボトル径方向の内側に向けた負荷に対する剛性が高められ、周方向における直線状周溝と波形周溝との間の上記剛性のばらつきを軽減できる。これにより、ボトル内の減圧時に胴部に潰れが発生することを抑制できる。

0008

また、本発明のボトルでは、前記補強リブの少なくとも一部が、前記接近山部の頂部と前記ボトル軸方向の位置が同じ位置に配置されてもよい。
この場合では、接近山部の頂部と補強リブとのボトル軸方向の位置を揃えることにより、周方向における直線状周溝と波形周溝との間の上記剛性のばらつきをさらに抑制できる。

発明の効果

0009

この発明にかかるボトルによれば、ボトル径方向内側への負荷に対する剛性の高めることができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の一実施形態にかかるボトルを示す側面図である。

実施例

0011

以下、本発明によるボトルの一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。

0012

本実施形態にかかるボトル1は、例えば高温の内容物を充填した後に図示しないキャップ封止される、いわゆる減圧ボトルであり、例えばポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレンナフタレート非晶質ポリエステル、これらのブレンド材料など、適宜の合成樹脂材料で形成されている。また、ボトル1は、図1に示すように、有底円筒状をなしており、円筒状の口部11、円筒状の肩部12、円筒状の胴部13及び有底円筒状の底部14を備える。ボトル1は、合成樹脂材料で一体に形成されている。
ここで、口部11、肩部12、胴部13及び底部14は、それぞれの中心軸線共通軸上に位置する状態で配設されている。以下、この共通軸をボトル軸Oと称し、図1においてボトル軸Oに沿って底部14から口部11に向かう方向を上方、その逆方向を下方とする。また、ボトル軸Oから見た平面視でボトル軸Oに直交する方向を径方向、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向とする。

0013

口部11には、上記キャップが螺着される。
肩部12は、口部11の下端に連設されており、内径及び外径が下方に向かうにしたがって漸次拡径する円錐台状をなしている。
胴部13には、全周にわたって連続して延びる上下2本の直線状周溝21、22と、径方向外側から見た側面視で、上下方向に屈曲しながら周方向に沿って周期的に延びる波形状を呈する上下2本の波形周溝23、24と、直線状周溝21及び波形周溝23の間並びに直線状周溝22及び波形周溝24の間に各別に位置する補強リブ25、26と、波形周溝23、24から各別に延在する補助リブ27、28と、が形成されている。

0014

直線状周溝21、22は、上下方向に間隔をあけて形成されている。
波形周溝23、24は、直線状周溝21、22間に上下方向に間隔をあけて形成されており、それぞれの位相が一致している。上側の波形周溝23は、胴部13を径方向外側から見た側面視で、上側の直線状周溝21から離間する向き(下方)に突となる離間山部31と、直線状周溝21に接近する向き(上方)に突となる接近山部32と、を有する。同様に、下側の波形周溝24は、胴部13を径方向外側から見た側面視で、下側の直線状周溝22から離間する向き(上方)に突となる離間山部33と、直線状周溝22に接近する向き(下方)に突となる接近山部34と、を有する。
また、波形周溝23、24の深さは、接近山部32、34の頂部から離間山部31、33の頂部に向かうにしたがって各別に漸次浅くなっている。例えば、離間山部31、33それぞれの頂部における深さは、約1mmとなっており、接近山部32、34それぞれの頂部における深さは、約2mmとなっている。

0015

補強リブ25、26は、直線状周溝21と離間山部31との間並びに直線状周溝22と離間山部33との間に各別に位置しており、周方向に延在する直線状の溝部である。
補強リブ25の一部は、接近山部32の頂部と上下方向の位置が同じ位置に配置されている。補強リブ25の上端部は、接近山部32の頂部よりも上方に位置している。また、補強リブ25の下端部は、離間山部31の頂部よりも上方に位置しており、下方に向けて若干膨出している。さらに、補強リブ25の両周端部は、周方向で隣り合う2つの接近山部32の頂部から周方向で離間している。
同様に、補強リブ26の一部は、接近山部34の頂部と上下方向の位置が同じ位置に配置されている。補強リブ26の下端部は、接近山部34の頂部よりも下方に位置している。また、補強リブ26の上端部は、離間山部33の頂部よりも上方に位置しており、上方に向けて若干膨出している。さらに、補強リブ26の両周端部は、周方向で隣り合う2つの接近山部34の頂部から周方向で離間している。
また、補強リブ25、26の深さは、波形周溝23、24よりも浅くなっており、補強リブ25、26の幅は、波形周溝23、24よりも狭くなっている。
なお、補強リブ25、26は、径方向内側に向けて陥没するように形成されているが、径方向外側に向けて突出するように形成されてもよい。

0016

補助リブ27は、胴部13のうち波形周溝23が位置する周帯部分23Aに対して下方に位置するように、離間山部31の頂部に連結されている。なお、周帯部分23Aは、胴部13のうち波形周溝23の離間山部31の頂部同士を結ぶ線と波形周溝23の離間山部31の頂部同士を結ぶ線とで挟まれた部分になっている。そして、補助リブ27の下端部は、波形周溝24の離間山部33の頂部よりも下方に位置し、波形周溝24から離間している。
同様に、補助リブ28は、胴部13のうち波形周溝24が位置する周帯部分24Aに対して上方に位置するように、離間山部33の頂部に連結されている。なお、周帯部分24Aは、胴部13のうち波形周溝24の離間山部33の頂部同士を結ぶ線と波形周溝24の離間山部33の頂部同士を結ぶ線とで挟まれた部分になっている。そして、補助リブ28の上端部は、波形周溝23の離間山部31の頂部よりも上方に位置し、波形周溝23から離間している。
また、補助リブ27、28の深さは、波形周溝23、24よりも浅くなっており、補助リブ27、28の幅は、波形周溝23、24よりも狭くなっている。そして、補助リブ27の深さは、離間山部31から下方に向かうにしたがって漸次浅くなっており、補助リブ28の深さは、離間山部33から上方に向かうにしたがって漸次浅くなっている。
胴部13のうち直線状周溝22よりも下側部分は、内径及び外径が下方に向かうにしたがって漸次拡径する円錐台状をなしている。

0017

底部14は、上端開口部が胴部13の下端開口部に接続された円筒状の周壁部41と、周壁部41の下端に連設された平面視で円状の底壁部42と、を有する。また、底部14と胴部13との間には、全周にわたって連続して延びる周溝43が形成されている。

0018

以上のような構成のボトル1によれば、直線状周溝21、22と離間山部31、33との間に周方向に延在する補強リブ25、26を各別に配置することにより、直線状周溝21及び波形周溝23の間の距離と直線状周溝22及び波形周溝24の距離とのそれぞれにおける周方向のばらつきを抑制できる。そして、直線状周溝21と離間山部31との間及び直線状周溝22と離間山部33との間それぞれにおいて、径方向内側に向けた負荷に対する剛性が向上する。これにより、直線状周溝21と離間山部31との間及び直線状周溝22と離間山部33との間それぞれにおける周方向の剛性のばらつきを軽減できる。したがって、直線状周溝21と離間山部31との間及び直線状周溝22と離間山部33との間に、ボトル1の減圧時に胴部13に潰れが生じることを防止できる。
ここで、接近山部32、34及び補強リブ25、26の上下方向の位置を各別に揃えているので、ボトル1の周方向における剛性ばらつきをさらに抑制できる。

0019

なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、ボトルは、単相構造体に限らず中間層を有する積層構造体であってもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層または酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層などがあげられる。
ボトルは、減圧ボトルに限らず、他のボトルであってもよい。
肩部、胴部及び底部は、ボトル軸に直交する横断面形状を円状としているが、円状に限らず、楕円状や多角形状など、他の形状であってもよい。
胴部には、補助リブが形成されていなくてもよい。
胴部には、2本の直線状周溝及び2本の波形周溝が形成されているが、直線状周溝及び波形周溝が少なくとも1本ずつ形成されていればよい。
波形周溝の形状は、離間山部及び接近山部が交互に周期的に延在する形状となっているが、周期的である必要はなく、また、鋸歯状など、他の形状であってもよい。
波形周溝は、互いに位相が一致するように形成されていなくてもよい。
補強リブは、接近山部の頂部と上下方向の位置を同じ位置として配置されていなくてもよい。
補強リブは、周方向に延在する直線状に形成されているが、他の形状であってもよい。同様に、補助リブは、上下方向に延在する直線状に形成されているが、他の形状であってもよい。補強リブ及び補助リブの深さを適宜変更してもよい。

0020

この発明によれば、ボトル径方向内側への負荷に対する剛性の高めたボトルに関して、産業上の利用可能性が認められる。

0021

1ボトル、13胴部、21,22 直線状周溝、23,24波形周溝、25,26補強リブ、31,33 離間山部、32,34 接近山部、O ボトル軸

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