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技術 折り畳み式渡り橋

出願人 カヤバシステムマシナリー株式会社
発明者 山本勝弘
出願日 2015年7月23日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2015-145420
公開日 2017年2月2日 (4年3ヶ月経過) 公開番号 2017-023437
状態 特許登録済
技術分野 その他の娯楽装置、競争用具
主要キーワード 回転規制用 手摺部分 舞台装置 展開作業 音響反射板 格納作業 バトン 多目的ホール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

フライギャラリー天井が低くても、通路の長さを確保しつつフライギャラリー内に格納できる渡り橋を提供する。

解決手段

フライギャラリーGに回転自在に連結される第一歩路1と、第一歩路1の先端10に回転自在に連結される第二歩路2とを備え、渡り橋が折り畳み式になっている。

概要

背景

演劇及びコンサート等に利用される多目的ホールでは、舞台上の出演者を照らしたり、地明かりをつくったりするための照明器具を舞台の間口方向に延びる照明ブリッジに取り付け、この照明ブリッジをバトンで吊っている(例えば、特許文献1,2)。

この照明ブリッジには、作業者が乗込んで照明器具の角度調節等をする作業スペースが設けられており、舞台の上部に奥行き方向に延びるフライギャラリー(作業者通行用の廊下)から照明ブリッジへ移動できるようになっている。そして、フライギャラリーと照明ブリッジとの間を安全に行き来するため、フライギャラリーから照明ブリッジへ延びる渡り橋を設けるのが一般的である。

さらに、音響反射板等の他の装置をバトンで吊って移動する場合、渡り橋がフライギャラリーから舞台側へ延びたままだと、渡り橋が上記舞台装置の移動の妨げとなることがある。よって、このような場合には、例えば、特許文献3のように、渡り橋を跳ね上げ式にして不使用時に格納できるようにする。

概要

フライギャラリーの天井が低くても、通路の長さを確保しつつフライギャラリー内に格納できる渡り橋を提供する。 フライギャラリーGに回転自在に連結される第一歩路1と、第一歩路1の先端10に回転自在に連結される第二歩路2とを備え、渡り橋が折り畳み式になっている。

目的

本発明は、フライギャラリーの天井が低くても、通路の長さを確保しつつフライギャラリー内に格納できる渡り橋の提供を課題とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

設置対象に回転自在に連結される第一歩路と、前記第一歩路の先端に回転自在に連結される第二歩路とを備えることを特徴とする折り畳み式渡り橋。

請求項2

一端が前記第一歩路に連結される第一索と、前記第一策を巻き取ったり繰り出したりするウインチとを備えることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式渡り橋。

請求項3

一端が前記設置対象に固定され、他端が前記第二歩路の先端部に連結される第二索とを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折り畳み式渡り橋。

請求項4

前記第一歩路の先端に連結される腕と、前記腕に取り付けられて前記第一歩路と前記第二歩路との連結部よりも前記第一歩路と前記設置対象との連結部から離れた位置に設けられ、前記第二索の中間を支持する滑車とを備えることを特徴とする請求項3に記載の折り畳み式渡り橋。

請求項5

前記第一歩路と前記第二歩路が水平方向に並ぶと、前記第一歩路と前記第二歩路が当接し、互いの回転を阻止することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の折り畳み式渡り橋。

技術分野

0001

本発明は、折り畳み式渡り橋に関する。

背景技術

0002

演劇及びコンサート等に利用される多目的ホールでは、舞台上の出演者を照らしたり、地明かりをつくったりするための照明器具を舞台の間口方向に延びる照明ブリッジに取り付け、この照明ブリッジをバトンで吊っている(例えば、特許文献1,2)。

0003

この照明ブリッジには、作業者が乗込んで照明器具の角度調節等をする作業スペースが設けられており、舞台の上部に奥行き方向に延びるフライギャラリー(作業者通行用の廊下)から照明ブリッジへ移動できるようになっている。そして、フライギャラリーと照明ブリッジとの間を安全に行き来するため、フライギャラリーから照明ブリッジへ延びる渡り橋を設けるのが一般的である。

0004

さらに、音響反射板等の他の装置をバトンで吊って移動する場合、渡り橋がフライギャラリーから舞台側へ延びたままだと、渡り橋が上記舞台装置の移動の妨げとなることがある。よって、このような場合には、例えば、特許文献3のように、渡り橋を跳ね上げ式にして不使用時に格納できるようにする。

先行技術

0005

特開平9−265804号公報
特開2008−146864号公報
特開2003−27417号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ここで、従来のように渡り橋を跳ね上げて格納する場合、フライギャラリーの外側に格納しても、当該格納時における渡り橋の舞台側への突出長が短くなる。よって、他の装置と干渉しなければこれでも問題はないが、例えば、フライギャラリーの前を音響反射板が横切る等、フライギャラリーと他の装置との間隔が非常に狭くなるような場合には、渡り橋を舞台側へ突出させず、フライギャラリー内に渡り橋を完全に格納するのが好ましい。

0007

しかしながら、従来の跳ね上げ式の渡り橋では、フライギャラリー内に格納できないことがある。なぜなら、フライギャラリーの天井が低く、床面から天井までの距離が格納時における渡り橋の長手寸法よりも短いと、渡り橋を跳ね上げたとき、渡り橋とフライギャラリーの天井が干渉するためである。

0008

そこで、本発明は、フライギャラリーの天井が低くても、通路の長さを確保しつつフライギャラリー内に格納できる渡り橋の提供を課題とする。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決する請求項1に記載の渡り橋は、折り畳み式渡り橋であり、設置対象に回転自在に連結される第一歩路と、前記第一歩路の先端に回転自在に連結される第二歩路とを備える。このため、折り畳み式渡り橋の通路の長さが第一歩路と第二歩路とを合わせた長さになって、通路の長さを確保できる。さらに、通路の長さを確保しても、第一歩路と第二歩路を折り畳んで格納時の長手寸法を短くできる。

0010

請求項2に記載の折り畳み式渡り橋は、請求項1に記載の構成を備えるとともに、一端が前記第一歩路に連結される第一索と、前記第一策を巻き取ったり繰り出したりするウインチとを備える。このため、折り畳み式渡り橋の展開作業及び格納作業を容易にできる。

0011

請求項3に記載の折り畳み式渡り橋は、請求項1又は請求項2に記載の構成を備えるとともに、一端が前記設置対象に固定され、他端が前記第二歩路の先端部に連結される第二索とを備える。このため、第二索で第一歩路及び第二歩路の重量を支えられる。

0012

請求項4に記載の折り畳み式渡り橋は、請求項3に記載の構成を備えるとともに、前記第一歩路の先端に連結される腕と、前記腕に取り付けられて前記第一歩路と前記第二歩路との連結部よりも前記第一歩路と前記設置対象との連結部から離れた位置に設けられ、前記第二索の中間を支持する滑車とを備える。このため、折り畳み式渡り橋を展開する過程で第二索が伸び切ると、滑車を支点にして第二歩路を引き上げるので、第一歩路を駆動するウインチを利用して第二歩路を駆動できる。

0013

請求項5に記載の折り畳み式渡り橋は、前記第一歩路と前記第二歩路が水平方向に並ぶと、前記第一歩路と前記第二歩路が当接し、互いの回転を阻止する。このため、第一歩路と第二歩路の回転規制を容易にできる。

発明の効果

0014

本発明の折り畳み式渡り橋によれば、フライギャラリーの天井が低くても、通路の長さを確保しつつフライギャラリー内に格納できる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の一実施の形態に係る折り畳み式渡り橋の取付状態を示した左側面図である。
(a)は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式渡り橋における第一歩路、第二歩路及び手摺部分を示した縦断面図である。(b)は(a)で示す部分のXX断面図である。(c)は(a)で示す部分の底面図である。
本発明の一実施の形態に係る折り畳み式渡り橋の作動を示す説明図であり、(a)は展開行程及び格納行程における展開完了に近い状態を示し、(b)は展開行程及び格納行程における格納完了に近い状態を示す。

実施例

0016

以下に本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。また、図面は符号の向きに見るとする。

0017

図1に示す本発明の一実施の形態に係る折り畳み式渡り橋Aは、演劇及びコンサート等に利用される多目的ホールに利用されている。当該多目的ホールでは、舞台上の出演者を照らしたり、地明かりをつくったりするための照明器具Lが取り付けられた照明ブリッジB、音響反射効果を奏する音響反射板、舞台演出用の各種等がそれぞれバトンに吊られて舞台上を移動できる。舞台袖の上部には、舞台の奥行き方向に延びるフライギャラリーGが設けられ、当該フライギャラリーGに上記折り畳み式渡り橋Aが取り付けられている。そして、図1に示すように、折り畳み式渡り橋Aを展開すると、作業者が折り畳み式渡り橋Aを渡って舞台の間口方向に延びる照明ブリッジBへ移動できる。

0018

折り畳み式渡り橋Aは、図2に示すように、設置対象であるフライギャラリーG(図1)に回転自在に連結される第一歩路1と、この第一歩路1の先端10に回転自在に連結される第二歩路2と、一端w1が第一歩路1に連結される第一索であるワイヤWと、このワイヤWを繰り出したり巻き取ったりするウインチM(図1)と、一端c1がフライギャラリーGの柱g1(図1)に固定され、他端c2が第二歩路2の先端20部分に連結される第二索であるチェーンCと、第一歩路1及び第二歩路2の両側に起立する手摺3とを備える。

0019

第一歩路1及び第二歩路2は、作業者が歩くための通路であり、図示しないが矩形フレーム踏板である鋼板が張られている。これら第一歩路1と第二歩路2は、ピンP1で連結されており、ピンP1を支点に回転して開閉(離反又は接近)する。また、第一歩路1及び第二歩路2において、作業者の足が乗る方を表、他方を裏とすると、ピンP1は第一歩路1及び第二歩路2の裏側に設けられる。そして、図2(a)に示すように、第一歩路1と第二歩路2を開き、これらの表面のなす角度θ1が略180度になると、第一歩路1の先端10と第二歩路2の末端21が接触して互いの回転が規制され、全開となるようになっている。

0020

また、上記第一歩路1の末端11は、図1に示すように、フライギャラリーGの床g2にピンP2で連結されており、当該ピンP2は上記ピンP1と平行方向であって、フライギャラリーGの長手方向(舞台の奥行き方向)に伸びている。第一歩路1の先端10側には、後述の腕4及び支持部材40を介してワイヤWの一端w1が接続されており、ワイヤWの他端側は、フライギャラリーGの柱g1に取り付けた滑車Dに案内されてウインチMのボビン巻き付けられている。ウインチMと滑車Dは、ワイヤWの一端w1よりも上方に設けられており、ウインチMでワイヤWを巻き取ると第一歩路1の先端10を引き上げる。前述のように、第二歩路2は第一歩路1の先端10に回転自在に連結されるので、第一歩路1の先端10が引き上げられると、第二歩路2の末端21(図2(a)(b))が引き上げられて第一歩路1と第二歩路2が閉じる。

0021

さらに、図2に示すように、第一歩路1の先端10には、一対の腕4,4が連結されている。これらの腕4,4は、第一歩路1の先端10から第一歩路1と同方向(末端11から離れる方向)に延びており、第一歩路1の延長上にある。そして、各腕4,4の先端部分に支持部材40とガイド41が固定され、支持部材40にワイヤWの一端w1が連結されるとともに、支持部材40により一対の滑車5,6が回転自在に取り付けられている。支持部材40は、腕4を挟んで向かい合う一対の挟持部(符示せず)を備えているが、図2(a),3では通路側の挟持部を省略している。

0022

また、上記滑車5,6は、第一歩路1及び腕4,4が水平となった状態で見たとき、上下にずらして配置されている。そして、第一歩路1の表面を正面にして見たとき、下側の滑車6とピンP2(第一歩路1とフライギャラリーGとの連結部)との間に、ピンP1(第一歩路1と第二歩路2との連結部)が位置するようになっている。また、上記滑車6は、後述のチェーンCの中間を支える。他方の上側の滑車5は、チェーンCが下側の滑車6から外れるのを防止する。

0023

また、ガイド41は、一部を切欠いた円筒状であり、腕4,4の角部を覆う。このため、チェーンCが滑車6を支点にして曲がったときに、チェーンCが上記角部に擦れて傷付くのを防ぐ。上記ガイド41は、合成樹脂で形成されるが、鉄等他の素材により形成されていてもよい。

0024

つづいて、第二歩路2の先端20部分には、第二歩路2から手摺3側へ延びる一対の突起7,7が固定されている。突起7,7は、それぞれ腕4,4に対向し、各突起7にチェーンCの他端c2を連結するための金具70が固定されている。そして、この金具70は平面視で見て腕4と同一直線上にあり、チェーンCがフライギャラリーG側に連結される一端c1(図1)から第二歩路2に連結される他端c2まで平面視で略真直ぐに延びており、一端c1と他端c2の間の中間部が滑車5,6の間を通る。

0025

上記チェーンCは、一端c1が他端c2よりも上方に配置されており、第一歩路1と第二歩路2が全開になってこれらが水平方向に並んだ状態で伸び切る。また、前述のように、第一歩路1と第二歩路2は、表面のなす角度が略180度となった状態で全開となり、逆折れしないので、チェーンCで第二歩路2の先端20部分を支えると、第一歩路1と第二歩路2が水平のまま維持される。

0026

つづいて、第一歩路1及び第二歩路2の両側に起立する手摺3,3は、それぞれ、一対の支柱8a,8bと、これら支柱8a,8bの間に架け渡される上下の9a,9bと、支柱8bとフライギャラリーGの柱(図示せず)との間に架け渡される上下の桟9c,9dとを有する。そして、桟9a,9bの両端が両側の支柱8a,8bにピン(符示せず)で回転自在に連結されるとともに、桟9c,9dの両端が支柱8bと柱にピン(符示せず)で回転自在に連結されて、平行リンクを構成する。また、支柱8aはピンP3で第二歩路2と回転自在に連結され、支柱8bはピンP1で第一歩路1及び第二歩路2と回転自在に連結され、両方の手摺3,3が支柱8a,8aと支柱8b,b8の下端部をそれぞれつなぐ横材8cで連結されている。

0027

以下、本実施の形態における折り畳み式渡り橋Aの作動について説明する。

0028

折り畳み式渡り橋Aを格納する行程では、ウインチMでワイヤWを巻き取っていく。すると、第一歩路1の先端10側がワイヤWで引き上げられて、第一歩路1が徐々に立ち上がるので、第二歩路2の末端21が引き上げられるようにして第一歩路1と第二歩路2が閉じる。

0029

図3(a)に示すように、第一歩路1の傾斜角θ2が小さい段階では、チェーンCが張った状態に維持されるので、第二歩路2がチェーンCで支えられた状態で先端20を下方へ向けて回転させる。しかし、第二歩路2が自重で第一歩路1の先端10から垂れ下がった状態まで回転すると、図3(b)に示すように、第一歩路1の傾斜角θ2の上昇に伴いチェーンCが弛み、第一歩路1の起立に伴い上記撓み量が大きくなる。

0030

そして、第一歩路1と第二歩路2が折り畳まれてフライギャラリーG内に収容された状態でウインチMを停止する。具体的に、折り畳み式渡り橋Aの格納が完了した状態では、図3(b)に示す状態から第一歩路1の傾斜角θ2がやや大きくなって、折り畳み式渡り橋Aの図3中左端がフライギャラリーGの図3中左端よりも右方に位置し、折り畳み式渡り橋Aが完全にフライギャラリーG内に入った状態になる。

0031

また、折り畳み式渡り橋Aを格納する行程において、手摺3は、第一歩路1の傾斜に伴い桟9c,9dが傾斜し、第二歩路2の傾斜に伴い桟9a,9bが傾斜して、支柱8a,8bが略鉛直に保たれたまま折り畳まれる。

0032

反対に、折り畳み式渡り橋Aを展開する行程では、ウインチMでワイヤWを繰り出していく。すると、第一歩路1が自重と第二歩路2の重みで徐々に舞台側(照明ブリッジB側)へ倒れる。

0033

図3(b)に示すように、第一歩路1の傾斜角θ2が大きい段階では、チェーンCが弛んだ状態に維持されるので、第二歩路2が自重で第一歩路1の先端10から垂れ下がったまま当該先端10の下降に伴い下降する。しかし、第一歩路1の傾倒に伴いチェーンCが伸び切ると、滑車6を支点に第二歩路2の先端20を引き上げる。

0034

そして、第一歩路1と第二歩路2が全開になった状態でウインチMを停止する。具体的に、折り畳み式渡り橋Aの展開が完了した状態では、図1,2に示す状態となり、第一歩路1及び第二歩路2が照明ブリッジBへ向けて延びる。また、第一歩路1と第二歩路2が全開になると、第一歩路1と第二歩路2の当接によりそれ以上の回転が規制され、全開の状態で第一歩路1と第二歩路2が水平方向に延びるとチェーンCが伸び切る。このような状態では、第一歩路1と第二歩路2に作業者が乗ったとしても第一歩路1と第二歩路2が逆折れせず、作業者、第一歩路1及び第二歩路2の重量をチェーンCで支えられる。よって、作業者が折り畳み式渡り橋Aを渡ってフライギャラリーGと照明ブリッジBとの間を行き来できるようになる。

0035

また、折り畳み式渡り橋Aを展開する行程において、手摺3は、格納工程と同様に、第一歩路1の傾斜に伴い桟9c,9dが傾斜し、第二歩路2の傾斜に伴い桟9a,9bが傾斜して、支柱8a,8bが略鉛直に保たれたまま展開される。

0036

以下、本実施の形態における折り畳み式渡り橋Aの作用効果について説明する。

0037

本実施の形態において、折り畳み式渡り橋Aがフライギャラリー(設置対象)Gに回転自在に連結される第一歩路1と、この第一歩路1の先端10に回転自在に連結される第二歩路2とを備える。

0038

上記構成によれば、折り畳み式渡り橋Aの通路の長さが第一歩路1と第二歩路2とを合わせた長さになるので、通路の長さを確保できる。さらに、通路の長さを確保しても、第一歩路1と第二歩路2を折り畳んで格納時の長手寸法を短くできる。よって、上記折り畳み式渡り橋Aによれば、フライギャラリーGの天井g3が低くても、通路の長さを確保しつつフライギャラリーG内に格納できる。

0039

また、本実施の形態において、折り畳み式渡り橋Aは、一端w1が第一歩路1に連結されるワイヤ(第一索)Wと、このワイヤWを巻き取ったり繰り出したりするウインチMとを備える。

0040

上記構成によれば、折り畳み式渡り橋Aの展開作業及び格納作業を容易にできる。なお、ウインチMを利用せずに第一歩路1を駆動してもよい。また、本実施の形態では、第一索としてワイヤWを利用しているが、第一索の構成は適宜変更でき、例えば、チェーン又はロープ等でもよい。さらに、本実施の形態では、ワイヤWの一端w1が支持部材40と腕4を介して第一歩路1に連結されているが、上記一端w1が第一歩路1に対して位置決めされていればよく、腕4又は他の部材に連結されていても、第一歩路1に直接連結されていてもよい。

0041

また、本実施の形態において、折り畳み式渡り橋Aは、一端c1がフライギャラリー(設置対象)に固定され、他端c2が第二歩路2の先端20部分(先端部)に連結されるチェーン(第二索)Cとを備える。

0042

上記構成によれば、チェーンCで第一歩路1及び第二歩路2の重量を支えられる。また、第二索としてチェーンCを利用しているので、例えば、図3(b)のようにチェーンCの長さが余ったときに弛ませ易い。なお、第二索の構成は適宜変更でき、例えば、ワイヤ又はロープ等でもよい。さらに、本実施の形態では、チェーンCの他端c2が金具70及び突起7を介して第二歩路2に連結されているが、上記他端c2が第二歩路2に対して位置決めされていればよく、他の部材に連結されていても、第二歩路2に直接連結されていてもよい。そして、このような変更は、第一歩路1の駆動方法、第一索の構成、及び第一索の連結位置によらず可能である。

0043

また、本実施の形態において、折り畳み式渡り橋Aは、第一歩路1の先端10に連結される腕4と、腕4に取り付けられて第一歩路1と第二歩路2との連結部(ピンP1部分)よりも第一歩路1とフライギャラリーGとの連結部(ピンP2部分)から離れた位置に設けられ、チェーン(第二索)Cの中間を支持する滑車(滑車)6とを備える。

0044

上記したチェーンCの中間とは、フライギャラリーGに連結される一端c1と、第二歩路2に連結される他端c2の間のことである。そして、上記構成によれば、折り畳み式渡り橋Aを展開する過程でチェーンCが伸び切ると、滑車6を支点にして第二歩路2を引き上げるので、第一歩路1を駆動するウインチMを利用して第二歩路2を駆動できる。よって、ウインチの数が少なくて済み、折り畳み式渡り橋Aを安価にできる。なお、第一歩路1を駆動するウインチMと第二歩路2を駆動するウインチの両方を設けてもよい。さらに、本実施の形態では、下側の滑車6が支持部材40を介して腕4に取り付けられているが、滑車6が腕4に対して位置決めされていればよく、他の部材に取り付けられていても、腕4に直接取り付けられていてもよい。そして、このような変更は、第一歩路1の駆動方法、第一索の構成、第一索の連結位置、第二索の構成及び第二索の連結位置によらず可能である。

0045

また、本実施の形態では、上下の滑車5,6でチェーンCを挟むとともに、腕4の先端部にガイド41を設けている。よって、チェーンCが下側の滑車6から外れるのを上側の滑車5で確実に防ぐとともに、チェーンCが腕4の角部に擦れて傷付くのをガイド41で防止できる。さらに、ガイド41の両端にフランジを設けて、当該フランジの間をチェーンCが通るようにしておけば、ガイド41からチェーンCが外れるのを防止できる。なお、チェーンCが下側の滑車6から外れるのを防止するための構成及びチェーン41の傷付きを防止するための構成は、適宜変更できる。そして、このような変更は、第一歩路1の駆動方法、第一索の構成、第一索の連結位置、第二索の構成及び第二索の連結位置によらず可能である。

0046

また、本実施の形態では、第一歩路1と第二歩路2が水平方向に並ぶと、第一歩路1と第二歩路2が当接し、互いの回転を阻止する。

0047

上記した水平方向に並んだ状態とは、地面に対して厳密に平行になった状態に限られず、製造上の誤差により多少傾いた状態も含む。そして、上記構成によれば、第一歩路1と第二歩路2との当接により回転規制をできるので、回転規制用の部品が不要であり、第一歩路1と第二歩路2の回転規制を容易にできる。なお、第一歩路1と第二歩路2との回転規制方法は上記の限りではなく、適宜変更できる。そして、このような変更は、第一歩路1の駆動方法、第一索の構成、第一索の連結位置、第二索の構成、第二索の連結位置、及び第二歩路2の駆動方法によらず可能である。

0048

また、本実施の形態の折り畳み式渡り橋Aは、第一歩路1と第二歩路2に連結されて、第一歩路1と第二歩路2の回転により折り畳まれる手摺3を備える。

0049

上記構成によれば、手摺3が折り畳み式であるので、フライギャラリーGの天井g3が低い場合であっても、手摺3を付けたまま折り畳み式渡り橋AをフライギャラリーG内に格納できる。なお、例えば、手摺3を廃した上記折り畳み式渡り橋Aを展開した後に手摺を取り付ける場合、手摺は折り畳み式でなくてもよく、手摺3の構成は適宜変更できる。そして、このような変更は、第一歩路1の駆動方法、第一索の構成、第一索の連結位置、第二索の構成、第二索の連結位置、第二歩路2の駆動方法、第一歩路1と第二歩路2の回転規制方法によらず可能である。

0050

以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱しない限り、改造、変形および変更が可能である。

0051

A・・・折り畳み式渡り橋、C・・・チェーン(第二索)、c1・・・チェーン(第二索)の一端、c2・・・チェーン(第二索)の他端、G・・・フライギャラリー(設置対象)、M・・・ウインチ、W・・・ワイヤ(第一索)、w1・・・ワイヤ(第一索)の一端、1・・・第一歩路、2・・・第二歩路、4・・・腕、6・・・滑車、10・・・第一歩路の先端、20・・・第二歩路の先端

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