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技術 ルアー仕掛け

出願人 青森宝栄工業株式会社
発明者 小宮大輔名久井敏
出願日 2015年7月16日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2015-141763
公開日 2017年2月2日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-023005
状態 特許登録済
技術分野 魚釣り(1)(釣針、釣糸)
主要キーワード 紐状片 相対荷重 両係止孔 山形状断面 各差込片 交換しうる ラインガイド 外開き
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年2月2日)のものです。
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図面 (11)

課題

釣り糸ルアー等を取り外すことなく、を容易に交換することができ、かつ錘の脱落を確実に防止しうるようにしたルアー仕掛けを提供する。

解決手段

釣り糸2に取付けられたルアー6と、釣り糸に挿通され、外面に1対の係止孔16を有する釣糸ガイド7と、径方向拡縮可能なバンド状をなし、かつ開放端に、各係止孔に対向面側から嵌合可能な互いに背向する1対の差込片18を有する錘保持部材8と、錘保持部材に抜止め手段により抜け止めして嵌合される錘9とを備え、錘を錘保持部材により保持した状態で、錘保持部材を縮径方向に弾性変形させることにより、差込片を係止孔に対向面側より嵌合し、かつこの状態で錘保持部材を拡径方向に弾性変形させることにより、係止孔からの差込片の離脱を防止しうるようにする。

概要

背景

例えば真鯛等を釣るルアー仕掛けには、ルアー海底付近まで沈めるためのが取り付けられる。特許文献1には、錘に糸通し孔を設け、この糸通し孔に、先端部にルアーを取付けハリス挿通して、錘をハリスに移動可能に取り付けたルアー仕掛けが記載されている。

また、特許文献2には、錘本体に、溝状の釣糸挿通孔と、この釣糸挿通孔に交差して連通する釣糸ガイド溝とを設け、釣糸を、釣糸ガイド溝を介して釣糸挿通孔に挿通し、弾性を有する固定部材を釣糸ガイド溝に嵌め込むことにより、釣り糸が釣糸ガイド溝及び釣糸挿通孔より抜け外れるのを防止するとともに、錘本体を交換しうるようにした釣り用錘が記載されている。

さらに、特許文献3には、錘(ヘッド)に設けた、スリットを有する装着孔に、釣り糸(ライン)に挿通された、外周面突起を有する円筒状のラインガイドを、スリットに突起が嵌合されるように着脱可能に係合することにより、錘を交換可能とした仕掛けが記載されている。

概要

釣り糸やルアー等を取り外すことなく、錘を容易に交換することができ、かつ錘の脱落を確実に防止しうるようにしたルアー仕掛けを提供する。釣り糸2に取付けられたルアー6と、釣り糸に挿通され、外面に1対の係止孔16を有する釣糸ガイド7と、径方向拡縮可能なバンド状をなし、かつ開放端に、各係止孔に対向面側から嵌合可能な互いに背向する1対の差込片18を有する錘保持部材8と、錘保持部材に抜止め手段により抜け止めして嵌合される錘9とを備え、錘を錘保持部材により保持した状態で、錘保持部材を縮径方向に弾性変形させることにより、差込片を係止孔に対向面側より嵌合し、かつこの状態で錘保持部材を拡径方向に弾性変形させることにより、係止孔からの差込片の離脱を防止しうるようにする。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、釣り糸やルアー等を取り外すことなく、錘を容易に交換することができ、かつ錘の脱落を確実に防止しうるようにしたルアー仕掛けを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

釣り糸の先端部に取付けられたルアーと、前記釣り糸に挿通され、かつ外面に、凹部を挟んで互いに対向する1対の係止孔を有する釣糸ガイドと、周方向の一部が開放された径方向拡縮可能なバンド状をなし、かつ開放端に、前記各係止孔に対向面側から嵌合可能な互いに背向する1対の差込片を有する錘保持部材と、前記錘保持部材に抜止め手段により抜け止めして着脱可能に嵌合されるとを備え、前記錘を前記抜止め手段を介して前記錘保持部材により保持した状態で、前記錘保持部材を縮径方向に弾性変形させることにより、前記各差込片を、前記釣糸ガイドの各係止孔に対向面側より嵌合し、かつこの状態で、前記錘保持部材を拡径方向に弾性変形させることにより、前記係止孔からの前記差込片の離脱を防止しうるようにしたことを特徴とするルアー仕掛け

請求項2

前記錘の抜止め手段は、錘の外周面に設けられ、前記錘保持部材における差込片を除いた部分が嵌合される環状溝であることを特徴とする請求項1に記載のルアー仕掛け。

請求項3

前記錘の抜止め手段は、錘の外周面に突設された環状突条と、前記錘保持部材における差込片を除いた部分に設けられ、前記環状突条に嵌合される開口溝とからなることを特徴とする請求項1に記載のルアー仕掛け。

請求項4

前記錘の抜止め手段は、錘の外周面に円周方向に90度以上離間させて設けられた2個以上の凸部または凹部と、前記錘保持部材における差込片を除いた部分に設けられ、前記凸部に嵌合される凹孔、または前記凹部に嵌合される凸部とからなることを特徴とする請求項1に記載のルアー仕掛け。

請求項5

釣り糸の先端部に取付けられたルアーと、前記釣り糸に挿通され、かつ外面に、凹部を挟んで互いに対向する1対の係止孔を有する釣糸ガイドと、周方向の一部が、内周面外向きの凹入部が形成されるように径方向外向きに湾曲されるとともに、周方向の一部が開放された径方向に拡縮可能なバンド状をなし、かつ開放端に、前記各係止孔に対向面側から嵌合可能な互いに背向する1対の差込片を有する錘保持部材と、外周面に前記錘保持部材に嵌合される抜け止め用の環状溝を有するとともに、この環状溝の周方向の一部に前記凹入部に挿脱可能に嵌合される凸部が形成されている錘とを備え、前記錘保持部材に嵌合された前記錘を円周方向に回転させて、前記凸部を、前記錘保持部材を拡径方向に弾性変形させながら前記凹入部より離脱させることにより、前記各差込片を前記釣糸ガイドの各係止孔に対向面側から嵌合し、かつ前記凸部を錘保持部材の開放部まで移動させて両差込片間に位置させることにより、前記錘保持部材を拡径状態に保持し、前記係止孔からの前記差込片の離脱を防止しうるようにしたことを特徴とするルアー仕掛け。

請求項6

釣り糸の先端部に取付けられたルアーと、周方向の一部が開放された径方向に拡縮可能なバンド状をなす錘保持部材と、外周面に前記錘保持部材が挿脱可能に嵌合される抜け止め用の環状溝が形成されている錘と、前記錘保持部材の開放端に互いに背向するように一体的に形成されているコイル状の1対の釣糸ガイドとを備え、前記釣り糸を前記両釣糸ガイドのいずれか一方の端部から挿入し、螺旋方向に巻き回すことにより、錘を保持した錘保持部材を釣り糸に取外し可能に取付けたことを特徴とするルアー仕掛け。

技術分野

0001

本発明は、釣り糸の先端部に取付けられるルアー仕掛け、特に、ルアーを水中に沈めるための取付構造に関する。

背景技術

0002

例えば真鯛等を釣るルアー仕掛けには、ルアーを海底付近まで沈めるための錘が取り付けられる。特許文献1には、錘に糸通し孔を設け、この糸通し孔に、先端部にルアーを取付けたハリス挿通して、錘をハリスに移動可能に取り付けたルアー仕掛けが記載されている。

0003

また、特許文献2には、錘本体に、溝状の釣糸挿通孔と、この釣糸挿通孔に交差して連通する釣糸ガイド溝とを設け、釣糸を、釣糸ガイド溝を介して釣糸挿通孔に挿通し、弾性を有する固定部材を釣糸ガイド溝に嵌め込むことにより、釣り糸が釣糸ガイド溝及び釣糸挿通孔より抜け外れるのを防止するとともに、錘本体を交換しうるようにした釣り用錘が記載されている。

0004

さらに、特許文献3には、錘(ヘッド)に設けた、スリットを有する装着孔に、釣り糸(ライン)に挿通された、外周面突起を有する円筒状のラインガイドを、スリットに突起が嵌合されるように着脱可能に係合することにより、錘を交換可能とした仕掛けが記載されている。

先行技術

0005

特開2014−217289号公報
実用新案登録第31196209号公報
特開2014−217334号公報

発明が解決しようとする課題

0006

特許文献1に記載されているルアー仕掛けにおいては、錘に設けた貫通孔にハリスを挿通して取付けてあるので、錘を、重さの異なる他のものと交換するには、ハリスに取付けたルアーやサルカン(より戻し)または道糸を取り外さなければならず、錘の交換作業が非常に面倒である。

0007

特許文献2に記載されている釣り用錘は、釣り糸を、錘本体に形成した釣糸ガイド溝を介して、釣糸挿通孔に挿通させているのみであるので、錘本体の交換作業は容易である。しかし、その反面、釣り糸を錘本体の釣糸挿通孔に直接挿通させているので、例えば錘本体が海底の岩などに引っかかった場合に、これを外すべく、釣り糸を強く引っ張って緊張させると、釣り糸が、釣糸ガイド溝と固定部材との間の隙間を通して外れ、錘本体が釣り糸から脱落するおそれがある。

0008

特許文献3に記載されている仕掛けは、釣り糸に挿通したラインガイドを、錘に設けた装着孔に着脱可能に嵌合するだけでよいので、錘の交換作業は容易である。しかし、ラインガイドは、錘の装着孔に単に嵌合されているのみであり、かつラインガイドに突設された突起を、錘に設けたスリットより突出させているので、例えば岩場等において投げ釣りする際に、ラインガイドの突起が岩に衝突し、錘からの軸方向の相対荷重がラインガイドに加わった際に、ラインガイドが錘の装着孔から外れて、錘が脱落するおそれがある。

0009

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、釣り糸やルアー等を取り外すことなく、錘を容易に交換することができ、かつ錘の脱落を確実に防止しうるようにしたルアー仕掛けを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0010

本発明によると、上記課題は、次の各項のようにして解決される。
(1)釣り糸の先端部に取付けられたルアーと、前記釣り糸に挿通され、かつ外面に、凹部を挟んで互いに対向する1対の係止孔を有する釣糸ガイドと、周方向の一部が開放された径方向拡縮可能なバンド状をなし、かつ開放端に、前記各係止孔に対向面側から嵌合可能な互いに背向する1対の差込片を有する錘保持部材と、前記錘保持部材に抜止め手段により抜け止めして着脱可能に嵌合される錘とを備え、
前記錘を、前記抜止め手段を介して前記錘保持部材により保持した状態で、前記錘保持部材を縮径方向に弾性変形させることにより、前記各差込片を、前記釣糸ガイドの各係止孔に対向面側より嵌合し、かつこの状態で、前記錘保持部材を拡径方向に弾性変形させることにより、前記係止孔からの前記差込片の離脱を防止しうるようにする。

0011

このような構成によると、錘を保持した錘保持部材を縮径方向に弾性変形させるだけで、1対の差込片を、釣糸ガイドの両係止孔に簡単に嵌合することができ、かつ錘保持部材を拡径方向に弾性変形させると、係止孔に差込片が強く押し込まれた状態となるので、釣糸ガイドから錘を保持した錘保持部材が脱落するのが確実に防止される。
また、錘保持部材を縮径方向に弾性変形させて、差込片を係止孔から離脱させれば、釣糸ガイドから錘を保持した錘保持部材を取り外すことができるので、釣り糸や、釣り糸に取付けた釣糸ガイド及びルアーを取り外すことなく、錘を容易に交換することができる。

0012

(2)上記(1)項において、前記錘の抜止め手段を、錘の外周面に設けられ、前記錘保持部材における差込片を除いた部分が嵌合される環状溝とする。

0013

このような構成によると、錘保持部材における差込片を除いた部分の殆どが、錘の環状溝に嵌合されるので、錘保持部材に対し錘が確実に抜け止めされる。

0014

(3)上記(1)項において、前記錘の抜止め手段を、錘の外周面に突設された環状突条と、前記錘保持部材における差込片を除いた部分に設けられ、前記環状突条に嵌合される開口溝とからなるものとする。

0015

このような構成によると、錘保持部材における差込片を除いた部分に設けられた開口溝が、錘の外周面に突設された環状突条に嵌合されるので、錘保持部材に対し錘が確実に抜け止めされる。

0016

(4)上記(1)項において、前記錘の抜止め手段を、錘の外周面に円周方向に90度以上離間させて設けられた2個以上の凸部または凹部と、前記錘保持部材における差込片を除いた部分に設けられ、前記凸部に嵌合される凹孔、または前記凹部に嵌合される凸部とからなるものとする。

0017

このような構成によると、錘保持部材に対し錘が回転するのを阻止した状態で、錘を確実に抜け止めすることができる。

0018

(5)釣り糸の先端部に取付けられたルアーと、前記釣り糸に挿通され、かつ外面に、凹部を挟んで互いに対向する1対の係止孔を有する釣糸ガイドと、周方向の一部が、内周面外向きの凹入部が形成されるように径方向外向きに湾曲されるとともに、周方向の一部が開放された径方向に拡縮可能なバンド状をなし、かつ開放端に、前記各係止孔に対向面側から嵌合可能な互いに背向する1対の差込片を有する錘保持部材と、外周面に前記錘保持部材に嵌合される抜け止め用の環状溝を有するとともに、この環状溝の周方向の一部に前記凹入部に挿脱可能に嵌合される凸部が形成された錘とを備え、
前記錘保持部材に嵌合された前記錘を円周方向に回転させて、前記凸部を、前記錘保持部材を拡径方向に弾性変形させながら前記凹入部より離脱させることにより、前記各差込片を前記釣糸ガイドの各係止孔に対向面側から嵌合し、かつ前記凸部を錘保持部材の開放部まで移動させて両差込片間に位置させることにより、前記錘保持部材を拡径状態に保持し、前記係止孔からの前記差込片の離脱を防止しうるようにする。

0019

このような構成によると、錘保持部材に嵌合された錘を円周方向に回転させ、錘に設けた凸部を錘保持部材の凹入部に挿脱させるだけで、錘保持部材の1対の差込片を釣糸ガイドの両係止孔に嵌合させたり、離脱させたりすることができるので、錘の交換も容易となる。
また、凸部を錘保持部材の開放部まで移動させて両差込片間に位置させ、錘保持部材を拡径状態に保持すると、差込片が係止孔に嵌合された状態に維持されるので、釣糸ガイドから錘を保持した錘保持部材が脱落するのが確実に防止される。

0020

(6)釣り糸の先端部に取付けられたルアーと、周方向の一部が開放された径方向に拡縮可能なバンド状をなす錘保持部材と、外周面に前記錘保持部材が挿脱可能に嵌合される抜け止め用の環状溝が形成されている錘と、前記錘保持部材の開放端に互いに背向するように一体的に形成されているコイル状の1対の釣糸ガイドとを備え、
前記釣り糸を前記両釣糸ガイドのいずれか一方の端部から挿入し、螺旋方向に巻き回すことにより、錘を保持した錘保持部材を釣り糸に取外し可能に取付ける。

0021

このような構成によると、釣り糸をコイル状の釣糸ガイドに端部から挿入し、螺旋方向に巻き回していくことにより、錘を保持した錘保持部材を釣り糸に簡単に取付けることができ、かつ錘保持部材が釣り糸から簡単に外れるおそれはない。
また、釣り糸を取り外すことなく、すなわち釣り糸に釣糸ガイドを挿通させた状態のまま、錘保持部材を拡縮させることにより、錘を容易に交換することができる。
さらに、錘保持部材に釣糸ガイドが一体的に形成されているので、別体の釣糸ガイドが不要となり、安価なルアー仕掛けを提供することができる。

発明の効果

0022

本発明によると、釣り糸やルアー等を取り外すことなく、錘を容易に交換することができ、かつ錘の脱落を確実に防止しうるようにしたルアー仕掛けを提供することができる。

図面の簡単な説明

0023

本発明の実施形態1に係るルアー仕掛けの分解斜視図である。
同じく、錘取付後の斜視図である。
図2のIII−III線における拡大横断平面図である。
同じく、釣糸ガイドから錘保持部材を着脱する際の要領を示す拡大横断平面図である。
本発明の実施形態2に係るルアー仕掛けの分解斜視図である。
本発明の実施形態3に係るルアー仕掛けの分解斜視図である。
本発明の実施形態4に係るルアー仕掛けにおける差込片挿入前の図2と同部位の拡大横断平面図である。
同じく、差込片挿入後の横断平面図である。
同じく、差込片を外れ止めしたときの横断平面図である。
本発明の実施形態5に係るルアー仕掛けにおける図2と同部位の横断平面図である。

実施例

0024

以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1図4は、本発明の実施形態1に係るルアー仕掛けを示す。ルアー仕掛け1は、釣り糸2の先端部に取り付けられている。釣り糸2は、図示しない釣り竿のリールに巻回された道糸3と、道糸3に、より戻し用のサルカン4を介して接続されたハリス5とからなり、ルアー仕掛け1は、ハリス5に取り付けられている。

0025

ルアー仕掛け1は、ハリス5の先端部に取付けられたルアー6と、ハリス5に挿通された釣糸ガイド7と、釣糸ガイド7に着脱可能に取り付けられる錘保持部材8と、錘保持部材8により取外し可能に保持される円盤状の錘9とを備えている。

0026

ルアー6は、例えば真鯛を釣るための、一般に鯛ラバまたはタイカブラと称されている公知のもので、複数の釣り針10と、基端部が結束されたゴム等よりなる多数の紐状片11と、ビニール等の複数のテープ状片12とからなっている。

0027

釣糸ガイド7は、例えばポリアセタールポリカーボネート等の合成樹脂、または硬質ゴムなどにより矩形ブロック状に形成され、幅方向の一側部には、長さ方向を向く糸通し孔13が穿設され、この糸通し孔13にハリス5を挿通することにより、釣糸ガイド7は、ハリス5に長さ方向に移動可能に取付けられている。

0028

釣糸ガイド7の他側部の中央部には、ハリス5側に凹入する凹部14が形成され、凹部14を挟んで対向する突部15、15には、ハリス5と平行をなして長さ方向を向くとともに、凹部14内に開口する係止孔16、16が、互いに対向させて貫設されている。

0029

錘保持部材8は、ステンレス等の弾性を有する線材を、周方向の一部が開放するように円形折曲してバンド状に形成したもので、全体が径方向に弾性的に拡縮しうるようになっている。拡縮させないフリー状態での錘保持部材8の内径は、錘9の外径よりも若干小径としてある。

0030

錘保持部材8の開放端には、径方向外向きに延出する1対の延出部17、17を介して、互いに接線方向に背向する1対の差込片18、18が連設されている。両差込片18、18は、錘保持部材8を縮径させることにより、釣糸ガイド7の凹部14を介して係止孔16、16に対向面側から嵌合しうるようになっている。なお、差込片18の直径は、釣糸ガイド7の係止孔16への挿脱を容易に行いうるように、その内径よりも小径とされている。また、差込片18の長さは、錘保持部材8を大きく縮径させることなく、係止孔16から離脱させうるように、比較的短寸としてある。

0031

錘9は、例えば鉛、タングステンスチールステンレス鋼等により形成され、全表面は塗装等により防錆処理が施されている。なお、上記の各材料を合成樹脂や硬質ゴム等によりインサート成形した錘9としてもよい。錘9の外周面の中央部には、錘保持部材8における両差込片18を除いた部分に着脱可能に嵌合される抜け止め用の環状溝19が形成されている。

0032

環状溝19の深さは、図3に示すように、錘保持部材8の差込片18、18を釣糸ガイド7の係止孔16、16に嵌合した状態では、錘保持部材8が環状溝19内にあって、錘9が錘保持部材8より外れることがなく、かつ環状溝19の溝底面と錘保持部材8との間に所要の隙間が形成される凹入寸法とされている。

0033

また、図4に示すように、図3に示す状態において錘保持部材8を縮径方向に弾性変形させたとき、いずれか一方の差込片18が一方の係止孔16から離脱しうるだけの深さを有している。なお、錘保持部材8を縮径方向に大きく弾性変形させうるように、環状溝19の深さを大とすれば、両差込片18、18を両係止孔16、16から同時に離脱させることも可能となる。

0034

次に、上記実施形態1に係るルアー仕掛け1において、釣糸ガイド7への錘9の取付け要領について説明する。
まず、ハリス5にルアー6と釣糸ガイド7を予め取付けた状態で、錘9の環状溝19を錘保持部材8に嵌合し、錘9を錘保持部材8により仮保持する。

0035

ついで、図2及び図3に示すように、錘保持部材8の両延出部17等を、手またはプライヤ等の工具をもって縮径方向に弾性変形させながら、差込片18、18を釣糸ガイド7の凹部14内に斜めに挿入し、差込片18、18を片方ずつ、釣糸ガイド7の両係止孔16に対向面側より挿入する。この状態で錘保持部材8から手を離して解放すると、錘保持部材8は拡径方向へ弾性変形し、両差込片18には外向き(外開き方向)の付勢力が作用するので、差込片18、18は、係止孔16、16内に強く押し込まれた状態に保持される。従って、錘9を保持した錘保持部材8が、釣糸ガイド7から脱落するおそれはない。

0036

取付後は、錘保持部材8における差込片18を除いたほぼ全体が、錘9の環状溝19内に相対移動可能に嵌合されているので、例えば、投げ釣り等において錘9が岩などに衝突しても、錘保持部材8が縮径方向に弾性変形させられることはなく、従って、差込片18が係止孔16から外れるおそれは極めて小さい。

0037

錘9は、水深やルアー6の種類等に応じて、他の重さの異なるものと交換する場合があるが、この場合、錘保持部材8を共用しうるように、錘9の外径及び環状溝19を共通として、厚さのみを異ならせた錘が使用される。
図4に示すように、錘9を交換するには、まず、錘保持部材8を縮径方向に弾性変形させて、一方の差込片18を、一方の係止孔16より離脱させたのち、錘保持部材8を斜めにして、他方の差込片18を、他方の係止孔16より離脱させ、錘保持部材8を錘9と共に釣糸ガイド7より取り外す。

0038

ついで、錘保持部材8を若干拡径させて錘9を取り外し、他の重さの異なる錘9を錘保持部材8に取付けたのち、錘保持部材8の両差込片18を、上述した要領で釣糸ガイド7の両係止孔16に挿入する。これにより、道糸3に接続したサルカン4やハリス5、及びハリス5に取付けたルアー6や釣糸ガイド7を取り外すことなく、錘9を容易に交換することができる。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2に係るルアー仕掛け20の主要部を示す。なお、このルアー仕掛け20における上記実施形態1に係るルアー仕掛け1と異なる点は、錘21と錘保持部材22の形状である。
すなわち、実施形態2に係るルアー仕掛け20における錘21の外周面の中央部には、抜け止め用の環状突条23が突設されている。また、錘保持部材22は、ばね板材を、周方向の一部が開放するようにバンド状に折曲したものとし、その開放端部を除いた中央部には、錘21の環状突条23に遊嵌される周方向を向く開口溝24を形成してある。

0039

錘保持部材22の開放端には、上下幅を小とした互いに背向する1対の差込片25、25が連設され、両差込片25は、釣糸ガイド7に形成された矩形断面の係止孔16、16に、対向面側から嵌合されるようになっている。

0040

この実施形態2に係るルアー仕掛け20においても、上記実施形態1のルアー仕掛け1と同様に、錘21の環状突条23を錘保持部材22の開口溝24に嵌合したのち、錘保持部材22を縮径方向に弾性変形させながら、差込片25、25を釣糸ガイド7の両係止孔16に対向面側より挿入すれば、錘保持部材22が拡径方向へ弾性変形して、両差込片25が両係止孔16内に強く押し込まれるので、錘保持部材22は、錘21を保持した状態で、釣糸ガイド7に抜け止めして着脱可能に取り付けられる。また、錘保持部材22を縮径方向に弾性変形させて、両差込片25を係止孔16より離脱させることにより、上記実施形態1と同様、道糸3に接続したサルカン4やハリス5、及びハリス5に取付けたルアー6や釣糸ガイド7を取り外すことなく、錘9を容易に交換することができる。
(実施形態3)
図6は、本発明の実施形態3に係るルアー仕掛け26の主要部を示す。このルアー仕掛け26は、上記実施形態2に係るルアー仕掛け20の変形例で、錘21の外周面の中央部には、遠心方向を向く抜け止め用の複数(3個)の凸部27が、円周方向にほぼ90度ずつ離間させて突設されている。

0041

また、上記実施形態2と同形のばね板材よりなる錘保持部材22には、錘21の各凸部27を遊嵌しうる3個の凹孔28が穿設されている。
実施形態3に係るルアー仕掛け26においても、実施形態2のルアー仕掛け20と同様に、錘21の各凸部27を錘保持部材22の各凹孔28に嵌合したのち、錘保持部材22を縮径方向に弾性変形させながら、差込片25、25を釣糸ガイド7の両係止孔16に対向面側より挿入することにより、錘保持部材22を、錘21を保持した状態で、釣糸ガイド7に抜け止めして着脱可能に取り付けることができ、かつ錘21の交換も容易に行うことができる。また、錘21の複数の凸部27が、錘保持部材22の複数の凹孔28に嵌合されているので、錘保持部材22と錘21とが相対回転するのが防止される。なお、実施形態3に係るルアー仕掛け26においては、凸部27と凹孔28の数を3個以上としてもよい。

0042

(実施形態4)
図7図9は、本発明の実施形態4に係るルアー仕掛け29の図2と同部位の拡大横断平面図である。このルアー仕掛け29においては、実施形態1と同様の錘9の外周面に形成された環状溝19の円周方向の一部に、上下の厚さが環状溝19の溝幅と等しく、かつ外周面が凸曲面をなす山形状断面の凸部30が、半径方向外側(遠心方向)に突設されている。

0043

また、錘9の環状溝19に嵌合される、実施形態1と同様の錘保持部材8の円周方向の一部、例えば図7において左方の差込片18から円周方向にほぼ90度離間する部分には、径方向外向き(遠心方向)に湾曲する概ね円弧状の湾曲部31が形成され、この湾曲部31の内周面側に形成される外向きの凹入部32には、錘9の凸部30が挿脱可能に嵌合されるようになっている。

0044

図7は、釣糸ガイド7に錘保持部材8を取付ける前の状態を示すものであるが、この状態においては、錘9の環状溝19に嵌合された錘保持部材8における湾曲部31を除いた部分は、環状溝19の溝底面に当接または近接するようになっている。また、錘保持部材8に形成された右方の差込片18を釣糸ガイド7の右方の係止孔16に嵌合した場合に、左方の差込片18は、釣糸ガイド7の左方の係止孔16から離脱するようになっている。

0045

錘9を保持した錘保持部材8を釣糸ガイド7に取付けるには、まず図7に示すように、錘保持部材8の右方の差込片18を釣糸ガイド7の右方の係止孔16に嵌合した状態で、図8に示すように、錘9を平面視時計方向に回転させる。すると、錘保持部材8の凹入部32に嵌合している錘9の凸部30が、錘保持部材8の左半部を拡径方向へ弾性変形させながら、凹入部32より離脱することにより、錘保持部材8の左方の差込片18が右方の差込片18に対し離間する方向に移動させられ、左方の差込片18が釣糸ガイド7の左方の係止孔16に嵌合する。なお、図示は省略するが、錘9を手で容易に回転させるために、その周端寄りの上下両面に滑り止め用の凹部や凸部等を形成してもよい。

0046

図9に示すように、錘9をさらに回転させて、凸部30を錘保持部材8の開放部まで移動させて両差込片18間に位置させると、凸部30の左右両側の基部外周面が、錘保持部材8の1対の延出部17、17の基部の対向面に当接することにより、錘保持部材8は、縮径方向に弾性変形するのが阻止され、拡径された状態に保持される。その結果、錘保持部材8の差込片18、18が釣糸ガイド7の係止孔16、16に嵌合した状態に維持されるので、錘9を保持した錘保持部材8が釣糸ガイド7から脱落するのが確実に防止される。

0047

錘9を保持した錘保持部材8を釣糸ガイド7から取外すには、図9に示す状態から、錘9を反時計方向に回転させ、図7に示すように、凸部30を錘保持部材8の凹入部32内に位置させればよい。これにより、錘保持部材8は、縮径方向に弾性変形し、左方の差込片18が釣糸ガイド7の左方の係止孔16より離脱することにより、釣糸ガイド7から錘保持部材8を取外して他の錘と交換することができる。

0048

(実施形態5)
図10は、本発明の実施形態5に係るルアー仕掛け33を示す。
このルアー仕掛け33は、上記実施形態1に係るルアー仕掛け1と同形の錘9と、その外周面の環状溝19に嵌合される拡縮可能なバンド状の錘保持部材34と、この錘保持部材34の開放部に接線方向を向くように一体的に連設されたコイル状の1対の釣糸ガイド35、35とからなっている。

0049

釣糸ガイド35、35は、錘保持部材34の開放部側の両端部に、螺旋の向きを互いに反対として、かつ互いに背向するように対称的に連設されている。
実施形態5に係るルアー仕掛け33においては、錘保持部材34を拡径させて錘9の環状溝19に嵌合したのち、ハリス5を、左右いずれか一方の釣糸ガイド35の一端より挿入し、螺旋方向に巻き回していくことにより、両釣糸ガイド35内に挿入することができる。なお、左右の釣糸ガイド35、35は、螺旋の向きが反対であるので、一方の釣糸ガイド35の内端から出たハリス5を他方の釣糸ガイド35に連続して挿入するときには、ハリス5の巻き回し方向を反対にすればよい。巻き回し方向を同一とするために、左右の釣糸ガイド35、35の螺旋の向きを同方向とすることもできる。

0050

実施形態5に係るルアー仕掛け33においても、道糸3にサルカン4やルアー6を取付けた状態のまま、釣糸ガイド35、35をハリス5に挿入することができる。また、ハリス5を上記と反対方向に巻き回すことにより、釣糸ガイド35、35をハリス5から取外すことができる。

0051

錘9を交換するには、ハリス5に釣糸ガイド35、35を挿入した状態のまま錘保持部材34を拡径させれば、錘9を取り外せるので、その交換作業も容易となる。
また、実施形態1〜4のような別体の釣糸ガイド7が不要となるので、安価なルアー仕掛け33を提供することができる。

0052

以上、本発明に係るルアー仕掛けの実施形態について説明したが、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形や変更を施すことが可能である。

0053

例えば、上記実施形態では、道糸3にサルカン4やハリス5を接続し、ハリス5にルアー6を取り付けているが、サルカン4やハリス5を省略し、道糸3に、ルアー6を直接取り付けたものとしてもよい。

0054

また、図6に示すルアー仕掛け26においては、錘21の外周面に3個の凸部27を突設し、各凸部27に、錘保持部材22の穿設した3個の凹孔28を嵌合するようにしたが、これとは反対に、錘21の外周面に2個以上の凹部を設け、各凹部に、錘保持部材22の内周面に突設した2個以上の凸部をそれぞれ嵌合するようにしてもよい。この場合の凸部は、例えば錘保持部材22の外周面の複数箇所を、プレス等により内周面側に凹ませて形成することができる。

0055

さらに、上記実施形態では、錘9、21を円盤形をなすものとしたが、例えば楕円形多角形等の非円形とすることもある。

0056

本発明に用いられるルアー6は、真鯛を釣るためのものとしたが、これに限定されるものではなく、の種類に対応した種々の形状のルアーを取付けたものにも、本発明を適用しうることは勿論である。

0057

1ルアー仕掛け
2釣り糸
3道糸
4サルカン
5ハリス
6ルアー
7釣糸ガイド
8錘保持部材
9錘
10釣り針
11紐状片
12テープ状片
13糸通し孔
14 凹部
15 突部
16係止孔
17延出部
18差込片
19環状溝
20 ルアー仕掛け
21 錘
22 錘保持部材
23環状突条
24開口溝
25 差込片
26 ルアー仕掛け
27 凸部
28凹孔
29 ルアー仕掛け
30 凸部
31湾曲部
32 凹入部
33 ルアー仕掛け
34 錘保持部材
35 釣糸ガイド

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