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技術 画像形成装置、画像形成装置の異常管理システム

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 川口智也
出願日 2015年7月9日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-138181
公開日 2017年1月26日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2017-022536
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 電子写真における制御・管理・保安 ファクシミリ一般
主要キーワード メンテナンス用端末 操作メニュ 返信プログラム 制御パラメーター 型式情報 登録要求コマンド 復旧プログラム 情報記録プログラム
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

画像形成装置の異常の復旧手順の情報を効率的に登録および活用できること。

解決手段

画像形成装置10は、管理装置7から登録された復旧手順を取得できなかった場合および登録された復旧処理によって異常が解消されなかった場合に、指示入力受け付ける。前記指示入力は、異常の復旧手順を指示する入力である。画像形成装置10は、前記指示入力に従って復旧処理を実行し、これにより異常が解消した場合に、解消した異常および採用された復旧手順の情報の登録を管理装置7に要求する。

概要

背景

一般に、画像形成装置が、自装置の装置異常を検出する機能を備えることが知られている。また、前記画像形成装置が、システム起動プログラムデータ破損を検出した場合に、復旧起動プログラム管理装置から受信し、その復旧起動プログラムを破損したデータの記憶領域に自動インストールすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

画像形成装置の異常の復旧手順の情報を効率的に登録および活用できること。画像形成装置10は、管理装置7から登録された復旧手順を取得できなかった場合および登録された復旧処理によって異常が解消されなかった場合に、指示入力受け付ける。前記指示入力は、異常の復旧手順を指示する入力である。画像形成装置10は、前記指示入力に従って復旧処理を実行し、これにより異常が解消した場合に、解消した異常および採用された復旧手順の情報の登録を管理装置7に要求する。

目的

本発明の目的は、装置異常の復旧手順の情報を効率的に登録および活用できる画像形成装置および画像形成装置の異常管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

管理装置通信可能な画像形成装置であって、自装置の装置異常を検出する異常検出部と、検出された前記装置異常の復旧手順を表す登録復旧手順情報を前記管理装置に要求し、返信される前記登録復旧手順情報を取得する登録情報取得部と、前記管理装置から得られた前記登録復旧手順情報に従った復旧処理である登録復旧処理を実行する登録復旧処理部と、前記管理装置から前記登録復旧手順情報を取得することができなかった場合および前記登録復旧処理によって前記装置異常が解消されなかった場合に、検出された前記装置異常の復旧手順を指示する指示入力受け付ける指示受付部と、前記指示入力に従った復旧処理である指示復旧処理を実行する指示復旧処理部と、前記指示復旧処理によって前記装置異常が解消した場合に、解消した前記装置異常および採用された復旧手順の情報の登録を前記管理装置に要求する登録要求部と、を備える画像形成装置。

請求項2

前記登録復旧処理または前記指示復旧処理によって前記装置異常が解消した場合に、解消した前記装置異常および採用された復旧手順の情報を自装置の記憶部に記録する復旧手順記録部と、検出された前記装置異常に対応する復旧手順の記録情報を、前記記憶部を参照することによって取得する記録情報取得部と、前記記憶部から得られた前記記録情報に従った復旧処理である記録復旧処理を実行する記録復旧処理部と、を備え、前記登録復旧処理部は、前記記憶部から前記記録情報を取得することができなかった場合および前記記録復旧処理によって前記装置異常が解消されなかった場合に、前記登録復旧処理を実行する、請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記管理装置から前記登録復旧手順情報を取得することができなかった場合および前記登録復旧処理によって前記装置異常が解消されなかった場合に、検出された前記装置異常の情報を予め定められた通信の宛先に通知する異常情報通知部を備える、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。

請求項4

検出および復旧の対象となる前記装置異常が、当該画像形成装置が備える記憶装置における記憶データの異常および制御状態の異常の一方または両方を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項5

請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置と、前記画像形成装置と通信可能な管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記画像形成装置から前記装置異常およびこれを解消する復旧手順の情報を含む登録要求を受信した場合に、前記登録要求に含まれる前記装置異常およびこれを解消する復旧手順の情報を含む登録復旧手順情報を記憶部に記憶させる復旧手順登録部と、前記画像形成装置から前記登録復旧手順情報の要求を受信した場合に、要求された前記登録復旧手順情報を前記画像形成装置に返信する登録情報返信部と、を備える、画像形成装置の異常管理システム

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の異常管理システムに関する。

背景技術

0002

一般に、画像形成装置が、自装置の装置異常を検出する機能を備えることが知られている。また、前記画像形成装置が、システム起動プログラムデータ破損を検出した場合に、復旧起動プログラム管理装置から受信し、その復旧起動プログラムを破損したデータの記憶領域に自動インストールすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2011−53775号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、前記画像形成装置において発生し得る多様な装置異常に対応する復旧手順を予め想定し、想定し得る全ての前記復旧手順の情報を管理装置に登録する作業は手間である。また、予め登録した前記復旧手順を必要とする状況が、実際には発生しないこともある。この場合、復旧手順の情報を登録する事前の作業が無駄になる。

0005

本発明の目的は、装置異常の復旧手順の情報を効率的に登録および活用できる画像形成装置および画像形成装置の異常管理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一の局面に係る画像形成装置は、管理装置と通信可能であり、異常検出部と、登録情報取得部と、登録復旧処理部と、指示受付部と、指示復旧処理部と、登録要求部とを備える。前記異常検出部は、自装置の装置異常を検出する。前記登録情報取得部は、登録復旧手順情報を前記管理装置に要求し、返信される前記登録復旧手順情報を取得する。前記登録復旧情報は、検出された前記装置異常の復旧手順を表す情報である。前記登録復旧処理部は、前記管理装置から得られた前記登録復旧手順情報に従った復旧処理である登録復旧処理を実行する。前記指示受付部は、前記管理装置から前記登録復旧手順情報を取得することができなかった場合および前記登録復旧処理によって前記装置異常が解消されなかった場合に、指示入力受け付ける。前記指示入力は、検出された前記装置異常の復旧手順を指示する入力である。前記指示復旧処理部は、前記指示入力に従った復旧処理である指示復旧処理を実行する。前記登録要求部は、前記指示復旧処理によって前記装置異常が解消した場合に、解消した前記装置異常および採用された復旧手順の情報の登録を前記管理装置に要求する。

0007

本発明の他の局面に係る画像形成装置の異常管理システムは、本発明の一の局面に係る前記画像形成装置と、前記画像形成装置と通信可能な管理装置とを備える。前記管理装置は、復旧手順登録部と、登録情報返信部とを備える。前記復旧手順登録部は、前記画像形成装置から登録要求を受信した場合に、登録復旧手順情報を記憶部に記憶させる。前記登録要求は、前記装置異常およびこれを解消する復旧手順の情報を含む。前記登録復旧手順情報は、前記登録要求に含まれる前記装置異常およびこれを解消する復旧手順の情報を含む。

発明の効果

0008

本発明によれば、装置異常の復旧手順の情報を効率的に登録および活用できる画像形成装置および画像形成装置の異常管理システムを提供することが可能になる。

図面の簡単な説明

0009

図1は、実施形態に係る画像形成装置の異常管理システムの構成図である。
図2は、実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。
図3は、異常管理システムにおける管理装置のブロック図である。
図4は、画像形成装置の異常管理システムにおける異常管理処理の手順の一例を表すフローチャートである。
図5は、異常管理処理における指示受付・復旧処理の手順の一例を表すフローチャートである。
図6は、画像形成装置における復旧手順記録データの構成図である。
図7は、画像形成装置が送信する復旧手順送信要求データの構成図である。
図8は、管理装置が送信する復旧手順提供データの構成図である。
図9は、画像形成装置が送信する復旧手順登録要求データの構成図である。
図10は、管理装置における復旧手順登録データの構成図である。
図11は、画像形成装置が送信する検出異常通知データの構成図である。

実施例

0010

以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。

0011

[画像形成装置の異常管理システム100の構成]
まず、図1を参照しつつ、実施形態に係る画像形成装置10の異常管理システム100の構成について説明する。

0012

図1が示すように、異常管理システム100は、相互に通信可能な画像形成装置10および管理サーバー7を含む。管理サーバー7は、複数の画像形成装置10との間で異常からの復旧手順の情報の受け渡しを行う管理装置の一例である。

0013

画像形成装置10は、通信回線101を通じて管理サーバー7と通信可能である。例えば、通信回線101が、画像形成装置10をノードとする第1LAN(Local Area Network)102と、管理サーバー7をノードとする第2LAN103と、第1LAN102および第2LAN103を接続するインターネット104とを含むことが考えられる。

0014

なお、画像形成装置10に印刷ジョブを送信する端末装置8も、第1LAN102のノードの1つである。図1において、端末装置8が仮想線(2点鎖線)で示されている。また、管理サーバー7が、第1LAN102内に存在することも考えられる。

0015

[画像形成装置10]
次に、図2を参照しつつ、画像形成装置10の構成について説明する。画像形成装置10は、端末装置8から画像形成ジョブである印刷ジョブを受信し、その印刷ジョブを実行する。これにより、画像形成装置10は、前記印刷ジョブが表す画像をシート材901に形成する。シート材901は、紙、コート紙、ハガキ封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。

0016

図2が示す画像形成装置10は、原稿900から画像を読み取る画像読取装置の機能およびシート材901へ画像を形成する画像形成装置の機能を兼ね備えた複合機である。なお、画像形成装置10が、画像送信機能を兼ね備えるファクシミリ装置などであることも考えられる。なお、図2において、原稿900およびシート材901が仮想線で示されている。

0017

画像形成装置10は、主制御部1、操作表示部2、スキャン部20、スキャン制御部30、画像形成部40、印刷制御部50、通信部60および画像処理部70などを備える。

0018

主制御部1、スキャン制御部30、印刷制御部50、通信部60および画像処理部70は、それぞれバス9に接続されおり、バス9を通じて相互にデータの受け渡しが可能である。

0019

スキャン部20は、原稿900に光を走査する不図示の光学系、および原稿900からの反射光の光量を画素ごとに検出して原稿画像データを出力する不図示のイメージセンサーなどを備える。

0020

スキャン制御部30は、スキャン部20を制御して前記原稿画像データを取得する。さらに、スキャン制御部30は、バス9を通じて前記原稿画像データを画像処理部70などの他の機器転送する。

0021

画像形成部40は、周知の電子写真方式画像形成処理によってシート材901に画像を形成する。画像形成部40は、不図示の像担持体およびその周辺機器を備え、前記像担持体からシート材901に現像剤の画像を転写するとともにその画像をシート材901に定着させる。

0022

印刷制御部50は、画像処理部70から記録用画像データを取得し、前記記録用画像データに基づく画像をシート材901に形成する処理を画像形成部40に実行させる。

0023

なお、画像形成部40が、インクジェット方式などの他の方式の画像形成処理を行う装置であることも考えられる。

0024

通信部60は、通信回線101を通じて管理サーバー7および端末装置8などの外部装置との間でデータの送受信を行う。さらに、通信部60は、バス9を通じて主制御部1、スキャン制御部30および印刷制御部50などの各機器とデータの受け渡しを行う。

0025

画像処理部70は、バス9を通じて他の機器から得た画像データなどに対する各種のデータ処理を実行する。画像処理部70によるデータ処理の対象は、例えば、スキャン制御部30から得られる前記原稿画像データまたは端末装置8から通信部60を通じて得られる前記印刷ジョブなどである。

0026

例えば、画像処理部70は、印刷ジョブに含まれる印刷データを前記記録用画像データへ変換し、印刷制御部50へ転送する処理などを実行する。

0027

スキャン制御部30、印刷制御部50および画像処理部70は、例えばDSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific IntegratedCircuit)などによって構成される。

0028

操作表示部2は、情報入力用の操作部と表示部とを含む。前記操作部は、例えばタッチパネルおよび操作ボタンなどを含む。前記表示部は、例えば液晶表示パネルおよび通知ランプなどを含む。

0029

主制御部1は、画像形成装置10を統括して制御する。例えば、主制御部1は、操作表示部2に操作メニューなどを表示させる。さらに、主制御部1は、操作表示部2の操作を通じて入力される入力情報および各種センサーの検出結果に応じて他の制御部に制御指令を出力する。さらに、本実施形態における主制御部1は、自装置の装置異常を検出する異常検出処理を実行する。

0030

図2が示すように、主制御部1は、MPU(Micro Processor Unit)11、RAM(Random Access Memory)12および二次記憶部13などを備える。

0031

MPU11は、各種の演算およびデータ処理を実行するプロセッサーである。RAM12は、MPU11に実行させるためのプログラム一時記憶する揮発性主記憶部である。

0032

二次記憶部13は、MPU11が参照する各種情報を記憶する不揮発性の記憶部である。また、二次記憶部13は、MPU11による各種情報の読み書きが可能な記憶部でもある。二次記憶部13は、MPU11に各種の処理を実行させるためのプログラム、MPU11によって参照される情報および書き込まれる情報を記憶する。

0033

[管理サーバー7]
図3が示すように、管理サーバー7は、CPU(Central Processing Unit)71、主記憶部72、補助記憶部73および通信部74などを備える。

0034

CPU71は、各種の演算およびデータ処理を実行するプロセッサーである。主記憶部72は、CPU71に実行させるためのプログラムを一時記憶する揮発性の記憶部である。

0035

補助記憶部73は、CPU71が参照する各種データを記憶する不揮発性の記憶部である。また、補助記憶部73は、CPU71による各種データの読み書きが可能な記憶部でもある。

0036

補助記憶部73は、CPU71に各種の処理を実行させるためのプログラムも記憶する。なお、例えば、補助記憶部73がハードディスクドライブなどであることが考えられる。

0037

通信部74は、通信回線101を通じて画像形成装置10との間でデータの送受信を行う通信インターフェースである。CPU71は、通信部74を通じて画像形成装置10との間でデータの送受信を行う。管理サーバー7が通信回線101を通じて画像形成装置10との間でデータを送信または受信する処理においては、通信部74がCPU71と画像形成装置10との間のデータ通信中継する。

0038

ところで、画像形成装置10において発生し得る多様な装置異常に対応する復旧手順を予め想定し、想定し得る全ての前記復旧手順の情報を管理装置に登録する作業は手間である。また、予め登録した前記復旧手順を必要とする状況が、実際には発生しないこともある。この場合、復旧手順の情報を登録する事前の作業が無駄になる。

0039

画像形成装置10の異常管理システム100は、画像形成装置10における装置異常の復旧手順の情報を効率的に登録および活用できるように、異常管理処理を実行する。以下、その詳細について説明する。

0040

[前記異常管理処理]
以下、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、異常管理システム100における前記異常管理処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S101,S102,…は、画像形成装置10の主制御部1が前記異常管理処理において実行する各工程の識別符号を表す。また、S201,S202,…は、管理サーバー7のCPU71が前記異常管理処理において実行する各工程の識別符号を表す。

0041

<工程S101>
画像形成装置10において、主制御部1は、前記異常検出処理を随時実行する。前記異常検出処理は、自装置の装置異常を検出する処理である。前記装置異常は、例えば、RAM12または二次記憶部13などの記憶装置における記憶データの異常および制御状態の異常などである。

0042

MPU11が異常検出プログラムPr11を実行することにより、主制御部1は工程S101の処理を実行する。工程S101の処理を実行する主制御部1が異常検出部の一例である。

0043

前記制御状態の異常は、例えば、画像形成部40における定着温度異常などである。前記定着温度異常は、画像形成後のシート材901を加熱する定着部の温度が、起動後から一定時間内に目標温度に到達しない現象である。

0044

主制御部1は、予め定められた周期、あるいは起動するごとなどのタイミングで前記異常検出処理を実行する。例えば、工程S101で検出可能され得る前記装置異常が、前記記憶装置における記憶データの異常および前記制御状態の異常の一方または両方を含むことが考えられる。以下の説明において、この工程S101で検出される前記装置異常のことを検出異常と称する。

0045

<工程S102>
前記装置異常が検出されると、主制御部1は、二次記憶部13の復旧手順記録データD1を参照し、前記検出異常に対応する復旧手順データD02が記憶されていれば、そのデータを取得する。

0046

復旧手順データD02は、過去に前記装置異常の解消に繋がった復旧処理の手順を表すデータである。復旧手順記録データD1は、主制御部1によって二次記憶部13に記録されるデータであり、復旧手順データD02を含む。

0047

図6は、復旧手順記録データD1の構成の一例を示す。図6が示す例では、復旧手順記録データD1は、相互に関連づけられたエラーコードD01、復旧手順データD02、日付D03および回数D04を含む。

0048

エラーコードD01は、前記異常検出処理によって検出され得る前記装置異常の内容を識別する情報である。主制御部1が工程S101の前記異常検出処理によって検出可能な全ての前記装置異常は、予めエラーコードD01に対応づけられている。

0049

復旧手順データD02は、前記装置異常を解消するための復旧処理の手順を表すデータである。復旧手順記録データD1に含まれる復旧手順データD02は、自装置において過去に前記装置異常が検出されたときに実行され、前記装置異常の解消に至った復旧処理の手順を表す。

0050

例えば、前記装置異常が、二次記憶部13の記憶データの異常である場合、前記復旧処理が、二次記憶部13の一部の記憶領域を初期化し、バックアップデータを初期化領域に転送する処理を含むことが考えられる。さらに、前記復旧処理が、初期化領域のデータに関連するRAM12内のデータを修正する処理を含むことも考えられる。

0051

また、前記装置異常が、画像形成部40における定着温度異常である場合、前記復旧処理が、定着温度の検出温度と目標温度との差に応じて、定着ヒーター制御パラメーター再調整する処理を含むことが考えられる。

0052

日付D03は、対応するエラーコードD01の前記装置異常が自装置において最後に検出され、解消した日付の情報である。

0053

回数D04は、対応するエラーコードD01の前記装置異常が自装置において検出され、解消した回数の情報である。

0054

前記検出異常に対応する復旧手順データD02が二次記憶部13に存在する場合、主制御部1は工程S103,S104の処理を実行する。一方、前記検出異常に対応する復旧手順データD02が二次記憶部13に存在しない場合、主制御部1は、工程S105の処理を実行する。

0055

復旧手順記録データD1は、後述する工程において主制御部1によって二次記憶部13に記録される。従って、画像形成装置10の初期状態において、復旧手順記録データD1は二次記憶部13に記録されていない。

0056

なお、MPU11が記録情報取得プログラムPr12を実行することにより、主制御部1は工程S102の処理を実行する。工程S102の処理を実行する主制御部1が記録情報取得部の一例である。

0057

<工程S103>
前記検出異常に対応する復旧手順データD02が二次記憶部13に存在する場合、主制御部1は、その復旧手順データD02に従って復旧処理を実行する。

0058

<工程S104>
さらに、主制御部1は、工程S103で実行した前記復旧処理によって前記検出異常が解消したか否かを判定する。

0059

また、主制御部1は、工程S104の判定処理において、自装置をリセットせずに処理を続行可能であるか否かも併せて判定する。そして、自装置の状態が、リセットなしで処理を続行可能な状態である場合、主制御部1は、自装置をリセットせずに処理を続行する。

0060

一方、自装置の状態が、リセットなしで処理を正常に続行できない状態である場合、主制御部1は、自装置をリセットしてから処理を続行する。

0061

なお、MPU11が記録復旧プログラムPr13を実行することにより、主制御部1は工程S103,S104の処理を実行する。工程S103,S104の処理を実行する主制御部1が記録復旧処理部の一例である。

0062

前記検出異常が解消した場合、主制御部1は、後述する工程S110の処理を実行する。一方、前記検出異常に対応する復旧手順データD02が二次記憶部13に存在しない場合、または、工程S103の前記復旧処理によって前記検出異常が解消しない場合、主制御部は、工程S105の処理を実行する。

0063

<工程S105>
工程S105において、主制御部1は、前記検出異常の復旧手順を表す復旧手順データD02を管理サーバー7に要求し、返信されるデータを取得する。

0064

例えば、工程S105において、主制御部1は、管理サーバー7に対して復旧手順送信要求データD2を送信する。図7が示す例では、復旧手順送信要求データD2は、送信要求コマンドD20、エラーコードD01およびモデルD05を含む。

0065

送信要求コマンドD20は、管理サーバー7に登録された復旧手順データD02の送信を要求する旨を表すコマンドである。モデルD05は、自装置、即ち、前記装置異常を検出した当該画像形成装置10の型式識別情報である。なお、モデルD05が、画像形成装置10にインストールされているファームウェアバージョン情報を含むことも考えられる。

0066

復旧手順送信要求データD2に含まれるエラーコードD01およびモデルD05は、要求する復旧手順データD02を特定するためのデータである。

0067

要求した復旧手順データD02が管理サーバー7側に登録されている場合、復旧手順提供データD3が管理サーバー7から画像形成装置10へ返信される。図8が示すように、復旧手順提供データD3は復旧手順データD02を含む。

0068

また、図8が示すように、復旧手順提供データD3が複数の復旧手順データD02を含む場合、それらの優先順位を表す優先順位データD30も復旧手順提供データD3に含まれる。

0069

なお、MPU11が登録情報取得プログラムPr14を実行することにより、主制御部1は工程S105の処理を実行する。工程S105の処理を実行する主制御部1が登録情報取得部の一例である。

0070

<工程S106>
復旧手順データD02が管理サーバー7から得られた場合、主制御部1は、その復旧手順データD02に従って復旧処理を実行する。

0071

<工程S107>
さらに、主制御部1は、工程S106で実行した前記復旧処理によって前記検出異常が解消したか否かを判定する。この工程S107の処理は前述の工程S104の処理と同様である。前記検出異常が解消した場合、主制御部1は、後述する工程S109の処理を実行する。

0072

なお、MPU11が登録復旧プログラムPr15を実行することにより、主制御部1は工程S105,S107の処理を実行する。工程S106,S107の処理を実行する主制御部1が登録復旧処理部の一例である。本実施形態において、工程S106,S107の処理は、二次記憶部13から復旧手順記録データD1の復旧手順データD02を取得できなかった場合、および、工程S103の前記復旧処理によって前記検出異常が解消されなかった場合に実行される。

0073

<工程S108>
一方、前記検出異常に対応する復旧手順データD02が管理サーバー7から得られなかった場合、または、工程S106の前記復旧処理によって前記検出異常が解消しない場合、主制御部は、指示受付・復旧処理を実行する。前記指示受付・復旧処理の詳細については後述する(図5参照)。

0074

<工程S109>
工程S106で実行した前記復旧処理によって前記検出異常が解消した場合、主制御部1は、復旧手順登録要求処理を実行する。この処理は、解消した前記装置異常および前記装置異常の解消のために採用された復旧手順を表す復旧手順データD02の登録を管理サーバー7に要求する処理である。

0075

例えば、主制御部1は、工程S109において、図9に示されるような構成の復旧手順登録要求データD4を管理サーバー7に送信する。図9が示す例では、復旧手順登録要求データD4は、登録要求コマンドD40、エラーコードD01、モデルD05および復旧手順データD02を含む。

0076

登録要求コマンドD40は、管理サーバー7に復旧手順データD02の登録を要求する旨を表すコマンドである。復旧手順登録要求データD4のエラーコードD01は、工程S106の処理によって解消した前記装置異常を表す。

0077

復旧手順登録要求データD4のモデルD05は、自装置の型式の識別情報である。復旧手順登録要求データD4の復旧手順データD02は、工程S106で実行した前記復旧処理の手順を表すデータである。

0078

なお、MPU11が登録要求プログラムPr16を実行することにより、主制御部1は工程S109の処理を実行する。工程S109の処理を実行する主制御部1が登録要求部の一例である。

0079

<工程S110>
工程S103または工程S106の前記復旧処理によって前記検出異常が解消した場合、主制御部1は、復旧手順記録データD1を二次記憶部13に記録する処理、または、復旧手順記録データD1を更新する処理を実行する。

0080

より具体的には、工程S106の前記復旧処理によって前記検出異常が解消した場合、主制御部1は、エラーコードD01、復旧手順データD02、日付D03および回数D04を復旧手順記録データD1に追加する。

0081

追加されるエラーコードD01は、工程S106の前記復旧処理によって解消した前記装置異常を表すデータである。追加される復旧手順データD02は、工程S106の前記復旧処理を表すデータである。追加される日付D03は、前記装置異常が検出された日、または、前記装置異常が解消された日である。また、追加される回数D04の初期値は1回である。

0082

一方、工程S103の前記復旧処理によって前記検出異常が解消した場合、主制御部1は、既に存在する復旧手順記録データD1における該当する日付D03および回数D04を更新する。その際、解消した前記装置異常のエラーコードD01および工程S103の前記復旧処理を表す復旧手順データD02の組合せに対応する日付D03および回数D04が更新される。

0083

なお、MPU11が復旧手順記録プログラムPr17を実行することにより、主制御部1は工程S110の処理を実行する。工程S110の処理を実行する主制御部1が復旧手順記録部の一例である。

0084

工程S108または工程S110の処理が終了することにより、前記異常管理処理における画像形成装置10の処理が終了する。

0085

<工程S201>
一方、管理サーバー7のCPU71は、画像形成装置10から復旧手順データD02の要求があるか否かを随時監視する。即ち、CPU71は、復旧手順送信要求データD2の受信を監視する。

0086

<工程S202>
CPU71は、復旧手順送信要求データD2を受信すると、補助記憶部73に登録されているデータから要求された復旧手順データD02を検索する。検索対象のデータは、復旧手順登録データD5である。

0087

復旧手順登録データD5は、CPU71が、複数の画像形成装置10各々から送られてくる復旧手順データD02を集約して補助記憶部73に保存するデータである。後述するように、CPU71は、画像形成装置10から復旧手順登録要求データD4を受信したときに、その復旧手順登録要求データD4の内容を集約し、復旧手順登録データD5として補助記憶部73に保存する。

0088

例えば、図10に示される例では、復旧手順登録データD5は、相互に関連づけられたエラーコードD01、モデルD05、復旧手順データD02、日付D07および回数D08などを含む。

0089

復旧手順登録データD5におけるエラーコードD01、モデルD05および復旧手順データD02は、画像形成装置10からの復旧手順登録要求データD4に含まれていたデータである。また、日付D07は、これに対応するエラーコードD01、復旧手順データD02およびモデルD05を含む復旧手順登録要求データD4を最後に受信した日である。

0090

回数D08は、これに対応するエラーコードD01、復旧手順データD02およびモデルD05を含む復旧手順登録要求データD4を受信した回数である。

0091

工程S202において、CPU71は、復旧手順登録データD5において、受信した復旧手順送信要求データD2に含まれるエラーコードD01およびモデルD05の組合せに対応する復旧手順データD02を検索する。

0092

また、工程S202において、CPU71が、復旧手順送信要求データD2に含まれるモデルD05に加え、それと同じ系列の他のモデルD05に対応するデータも検索対象とすることも考えられる。この場合、モデルD05の系列に関する情報が、予め補助記憶部73に記憶されており、CPU71は、その情報を参照する。

0093

<工程S203>
さらに、管理サーバー7のCPU71は、検索結果を復旧手順データD02の要求元の画像形成装置10へ送信する。即ち、要求された復旧手順データD02が復旧手順登録データD5に含まれる場合、CPU71は、その復旧手順データD02を含む復旧手順提供データD3を画像形成装置10に送信する(図8参照)。

0094

工程S202の検索の結果、複数種類の復旧手順送信要求データD2が得られた場合、CPU71は、それらの優先順位を表す優先順位データD30を復旧手順提供データD3に含めて送信する。

0095

例えば、復旧手順送信要求データD2に含まれるモデルD05に対応する復旧手順データD02が、系列の他のモデルD05とに対応する復旧手順データD02よりも高い優先順位が設定されることが考えられる。

0096

さらに、同じモデルD05に対応する複数の復旧手順データD02において、回数D08が多い復旧手順データD02が、回数D08の少ない復旧手順データD02よりも高い優先順位が設定されることが考えられる。さらに、同じモデルD05に対応する複数の復旧手順データD02において、より新しい日付D07に対応する復旧手順データD02が、古い日付D07に対応する復旧手順データD02よりも高い優先順位が設定されることが考えられる。

0097

一方、要求された復旧手順データD02が復旧手順登録データD5に含まれない場合、CPU71は、要求データが登録されていない旨の通知を画像形成装置10に送信する。CPU71は、工程S203の処理の後、工程S201からの処理を繰り返す。

0098

以上に示されるように、CPU71は、工程S201〜S203において、登録情報返信処理を実行する。前記登録情報返信処理は、画像形成装置10から登録された復旧手順データD02の要求が受信された場合に、要求された復旧手順データD02を画像形成装置10に返信する処理である。CPU71は、登録情報返信プログラムPr21を実行することにより、工程S201〜S203の処理を実行する。工程S201〜S203の処理を実行するCPU71が登録情報返信部の一例である。

0099

[前記指示受付・復旧処理]
次に、図5に示されるフローチャートを参照しつつ、図4の工程S108で実行される前記指示受付・復旧処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S301,S302,…は、画像形成装置10の主制御部1が前記指示受付・復旧処理において実行する各工程の識別符号を表す。また、S401,S402,S501,S502は、管理サーバー7のCPU71が前記異常管理処理において実行する各工程の識別符号を表す。

0100

<工程S301>
前記指示受付・復旧処理において、画像形成装置10の主制御部1は、検知した前記装置異常の情報を含む検出異常通知データD6を管理サーバー7へ送信する。

0101

例えば、図11に示されるように、検出異常通知データD6は、通知コマンドD60、エラーコードD01、モデルD05および装置ID(D06)などを含む。通知コマンドD60は、当該データが画像形成装置10において検出された前記装置異常の内容を通知するデータである旨を表す。

0102

検出異常通知データD6のエラーコードD01は、工程S103および工程S106の前記復旧処理によって解消されなかった前記検出異常の内容を識別する情報である。

0103

検出異常通知データD6のモデルD05および装置ID(D06)は、それぞれ自装置の型式情報および自装置の識別情報である。例えば、装置ID(D06)が、自装置の製造番号またはMACアドレスなどであることが考えられる。

0104

工程S301の処理および次の工程S302の処理は、工程S105において管理サーバー7から登録された復旧手順データD02を取得することができなかった場合、および、工程S106の前記復旧処理によって前記装置異常が解消されなかった場合に実行される。

0105

工程S301の処理は、前記検出異常の情報を予め定められた通信の宛先に通知する処理である。工程S301の処理を実行する主制御部1が異常情報通知部の一例である。

0106

<工程S302>
さらに、画像形成装置10において、主制御部1は、前記検出異常の復旧手順を指示する指示入力を受け付ける指示受付処理を実行する。前記指示受付処理は、サービスエンジニアなどのように画像形成装置10に詳しい要員の操作に従って実行される。

0107

主制御部1は、操作表示部2を通じて前記指示入力を受け付ける。工程S302の処理を実行する主制御部1が指示受付部の一例である。

0108

なお、メンテナンス用端末が、不図示のコネクターを通じて主制御部1に接続され、主制御部1が、前記メンテナンス用端末を通じて前記指示入力を受け付けることも考えられる。

0109

<工程S303>
さらに、主制御部1は、前記指示入力に従った前記復旧処理を実行する。主制御部1は、操作表示部2に対して予め定められた指示受付開始操作が行われてから指示受付終了操作が行われるまで、工程S302,S303の処理を繰り返す。

0110

<工程S304>
前記指示受付終了操作が行われると、主制御部1は、工程S303で実行した前記復旧処理によって前記検出異常が解消したか否かを判定する。この工程S304の処理は図4の工程S104の処理と同様である。

0111

なお、工程S303,S304の処理を実行する主制御部1が、指示復旧処理を実行する指示復旧処理部の一例である。

0112

<工程S305>
前記検出異常が工程S303の前記復旧処理によって解消した場合、主制御部1は、図4の工程S109と同様に、前記復旧手順登録要求処理を実行する。前述したように、前記復旧手順登録要求処理は、解消した前記装置異常および前記装置異常の解消のために採用された復旧手順を表す復旧手順データD02の登録を管理サーバー7に要求する処理である。工程S305の処理を実行する主制御部1が登録要求部の一例である。

0113

例えば、主制御部1は、工程S305において、図4の工程S109と同様に、図9に示されるような構成の復旧手順登録要求データD4を管理サーバー7に送信する。

0114

<工程S306>
工程S303の前記復旧処理によって前記検出異常が解消した場合、主制御部1は、復旧手順記録データD1を二次記憶部13に記録する。より具体的には、主制御部1は、解消した前記検出異常を表すエラーコードD01、工程S303の前記復旧処理を表す復旧手順データD02、日付D03および回数D04を復旧手順記録データD1に追加する。

0115

工程S303の前記復旧処理によって前記検出異常が解消しない場合、および、工程S305,S306の処理が終了した場合に、前記指示受付・復旧処理における画像形成装置10の処理が終了する。

0116

<工程S401>
一方、管理サーバー7のCPU71は、画像形成装置10から前記検出異常の情報が通知されるか否かを随時監視する。即ち、CPU71は、検出異常通知データD6の受信を監視する。

0117

<工程S402>
CPU71は、検出異常通知データD6を受信すると、その検出異常通知データD6に含まれるエラーコードD01、モデルD05および装置ID(D06)を、異常状況データD7として補助記憶部73に保存する。

0118

補助記憶部73に保存された異常状況データD7は、前記サービスエンジニアのように、工程S302において前記検出異常の復旧手順を指示する要員によって参照および活用されるデータである。検出異常通知データD6が装置ID(D06)を含むことにより、前記装置異常が発生している画像形成装置10を特定することが可能である。

0119

管理サーバー7において、工程S402の処理の終了後、工程S401からの処理が繰り返される。CPU71は、異常情報記録プログラムPr22を実行することにより、工程S401〜S402の処理を実行する。

0120

<工程S501>
さらに、管理サーバー7のCPU71は、画像形成装置10から復旧手順データD02の登録要求があるか否かを随時監視する。即ち、CPU71は、復旧手順登録要求データD4の受信を監視する。復旧手順登録要求データD4は、図4の工程S109および図5の工程S305において送信されるデータである。

0121

<工程S502>
CPU71は、復旧手順登録要求データD4を受信すると、受信した復旧手順登録要求データD4に含まれるエラーコードD01、モデルD05および復旧手順データD02を、復旧手順登録データD5として補助記憶部73に保存する。

0122

復旧手順登録要求データD4は登録要求の一例であり、復旧手順登録要求データD4に含まれるエラーコードD01、モデルD05および復旧手順データD02は、前記装置異常およびこれを解消する復旧手順の情報の一例である。

0123

工程S502の処理は、画像形成装置10からの前記登録要求に含まれる前記装置異常およびこれを解消する復旧手順の情報を含む登録復旧手順情報を補助記憶部73に記憶させる処理の一例である。この処理は、画像形成装置10から前記登録要求を受信した場合に実行される。工程S502の処理を実行するCPU71が復旧手順登録部の一例である。

0124

CPU71は、復旧手順登録プログラムPr23を実行することにより、工程S501〜S502の処理を実行する。

0125

本実施形態において、CPU71は、エラーコードD01、モデルD05および復旧手順データD02に加え、日付D07および回数D08を復旧手順登録データD5の一部として補助記憶部73に保存する。

0126

管理サーバー7において、工程S502の処理の終了後、工程S501からの処理が繰り返される。

0127

本実施形態によれば、画像形成装置10の前記装置異常が発生した場合に、サービスエンジニアなどの専門家による復旧手順の指示入力に従って前記復旧処理が実行される(図5のS302,S303)。さらに、その装置異常の解消に繋がった前記復旧手順が、復旧手順登録データD5として自動的に管理サーバー7に登録される(図5のS502)。

0128

そして、管理サーバー7に登録された復旧手順登録データD5が、同様の前記装置異常を検出した複数の画像形成装置10によって活用される(図4のS105)。その結果、想定し得る全ての前記復旧手順のデータを予め管理サーバー7に登録する、或いは個別の復旧手順に対応する複数の復旧プログラムを予め用意するなどの手間な作業が不要となる。

0129

また、画像形成装置10は、自装置での前記装置異常の解消に有効であった前記復旧手順を表す復旧手順記録データD1を二次記憶部13に記録する(図4のS110)。そして、同じ前記装置異常が再発した場合、画像形成装置10は、管理サーバー7に復旧手順登録データD5として登録された前記復旧手順よりも、自装置の二次記憶部13に記録された復旧手順記録データD1が表す前記復旧手順を優先して実行する(図4のS103)。

0130

従って、同じ前記装置異常が再発した場合に、自装置において有効である可能性の高い前記復旧手順が優先して実行される。これにより、前記装置異常の迅速な解消が可能になる。

0131

また、画像形成装置10は、管理サーバー7から前記検出異常に対応する復旧手順データD02を取得することができなかった場合、および、工程S106,S107の前記復旧処理によって前記検出異常が解消されなかった場合に、前記検出異常の情報を予め定められた外部装置に通知する(図5のS301)。

0132

上記通知がなされる状況は、画像形成装置10が自動的に実行する工程S103,S106の前記復旧処理が前記検出異常の解消に繋がらず、前記サービスエンジニアなどの要員による対応が必要になった状況である。

0133

上記の状況において、前記検出異常の内容を表す検出異常通知データD6が、前記要員によるデータの参照が可能な前記外部装置に送信されれば、前記要員が事前に画像形成装置10の状態を把握することができる。なお、本実施形態における前記外部装置は管理サーバー7である。

0134

また、記憶装置における記憶データの異常および制御状態の異常は、MPU11がプログラムを実行することによって自動復旧可能な異常である場合が多い。そのため、記憶データの異常および制御状態の異常は、前記異常管理処理の対象として好適である。

0135

[応用例]
以上に示された実施形態において、復旧手順記録データD1が、画像形成装置10が第1LAN102を通じて通信可能な他の装置の記憶部に記録されることも考えられる。

0136

同様に、復旧手順登録データD5が、管理サーバー7が第2LAN103を通じて通信可能な他の装置の記憶部に保存されることも考えられる。

0137

また、検出異常通知データD6が、管理サーバー7とは異なる外部装置の通信の宛先に送信されることも考えられる。また、検出異常通知データD6が、電子メールのデータとして前記外部装置に送信されることも考えられる。この場合、前記通信の宛先は、前記外部装置の電子メールアドレスである。

0138

また、図4の工程S101の処理によって自装置の前記装置異常が検出された場合、主制御部1が、前記装置異常が自装置をリセットせずに処理を続行可能な種類の異常であるか否かを判定することが考えられる。そして、前記装置異常が、リセットなしで処理を続行可能な異常である場合に、主制御部1が工程S102以降の処理を実行し、そうでない場合に、主制御部1が自装置をリセットさせることも考えられる。

0139

なお、本発明に係る画像形成装置および画像形成装置の異常管理システムは、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。

0140

1 :主制御部
2 :操作表示部
7 :管理サーバー
8 :端末装置
9 :バス
10 :画像形成装置
11 :MPU
12 :RAM
13 :二次記憶部
20 :スキャン部
30 :スキャン制御部
40 :画像形成部
50 :印刷制御部
60 :通信部
70 :画像処理部
71 :CPU
72 :主記憶部
73 :補助記憶部
74 :通信部
100 :異常管理システム
101 :通信回線
102 :第1LAN
103 :第2LAN
104 :インターネット
900 :原稿
901 :シート材
D1 :復旧手順記録データ
D2 :復旧手順送信要求データ
D3 :復旧手順提供データ
D4 :復旧手順登録要求データ
D5 :復旧手順登録データ
D6 :検出異常通知データ
D7 :異常状況データ
Pr11 :異常検出プログラム
Pr12 :記録情報取得プログラム
Pr13 :記録復旧プログラム
Pr14 :登録情報取得プログラム
Pr15 :登録復旧プログラム
Pr16 :登録要求プログラム
Pr17 :復旧手順記録プログラム
Pr21 :登録情報返信プログラム
Pr22 :異常情報記録プログラム
Pr23 :復旧手順登録プログラム

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