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技術 内燃機関用の点火コイル

出願人 株式会社デンソー
発明者 服部健二杉浦明光竹田俊一土井香
出願日 2015年7月13日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-139754
公開日 2017年1月26日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2017-022286
状態 特許登録済
技術分野 内燃機関の点火装置 変成器又はリアクトル一般
主要キーワード 高圧出力端子 シールラバー 磁性フィラー ノイズ電流 プラグキャップ 充填樹脂 巻線抵抗 一次コイル
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年1月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

コロナ放電の発生を防止することができる内燃機関用点火コイルを提供すること。

解決手段

内燃機関用の点火コイル1は、高電圧を発生させるコイル本体部2と、コイル本体部2とスパークプラグとを連結するジョイント3と、を有する。ジョイント3は、絶縁性を有するポールジョイント31と、コイル本体部2に電気的に接続されるとともに導線螺旋状に巻回してなるスプリング32とを有する。スプリング32は、先端部と基端部とを露出させながらポールジョイント31に埋設されている。

概要

背景

例えば特許文献1等には、高電圧を発生させるコイル本体部と、コイル本体部とスパークプラグとを連結するためのジョイントとを有する点火コイルが開示されている。特許文献1に記載のジョイントは、筒状のポールジョイントの内側に、導線螺旋状に巻回してなるコイルスプリング挿通してなる。

概要

コロナ放電の発生を防止することができる内燃機関用の点火コイルを提供すること。内燃機関用の点火コイル1は、高電圧を発生させるコイル本体部2と、コイル本体部2とスパークプラグとを連結するジョイント3と、を有する。ジョイント3は、絶縁性を有するポールジョイント31と、コイル本体部2に電気的に接続されるとともに導線を螺旋状に巻回してなるスプリング32とを有する。スプリング32は、先端部と基端部とを露出させながらポールジョイント31に埋設されている。

目的

以上のごとく、上記態様によれば、コロナ放電の発生を防止することができる内燃機関用の点火コイルを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

高電圧を発生させるコイル本体部(2)と、該コイル本体部(2)とスパークプラグとを連結するジョイント(3)と、を有し、該ジョイント(3)は、絶縁性を有するポールジョイント(31)と、上記コイル本体部(2)に電気的に接続されるとともに導線螺旋状に巻回してなるスプリング(32)とを有し、該スプリング(32)は、先端部と基端部とを露出させながら上記ポールジョイント(31)に埋設されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル(1)。

請求項2

上記ポールジョイント(31)は、磁性フィラーを含有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。

請求項3

上記コイル本体部(2)は、先端側に突出する高圧タワー部(21)を有し、上記ジョイント(3)は、上記ポールジョイント(31)と上記高圧タワー部(21)との間を連結すると共にシールするシールラバー(33)と、上記ポールジョイント(31)の先端部に嵌合されたゴム製のプラグキャップ(34)とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。

技術分野

0001

本発明は、内燃機関用点火コイルに関する。

背景技術

0002

例えば特許文献1等には、高電圧を発生させるコイル本体部と、コイル本体部とスパークプラグとを連結するためのジョイントとを有する点火コイルが開示されている。特許文献1に記載のジョイントは、筒状のポールジョイントの内側に、導線螺旋状に巻回してなるコイルスプリング挿通してなる。

先行技術

0003

特開2014−534647号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記特許文献1に記載の点火コイルにおいては、コイルスプリングが筒状のポールジョイント内に挿通配置されているため、コイルスプリングとポールジョイントとの間に、空隙(空気層)が形成される。そのため、コイルスプリングとポールジョイントとの間の空隙にコロナ放電が生じ、ポールジョイントが劣化しやすくなるおそれがある。また、ポールジョイント内の温度が高くなりやすい環境下においては、特にコロナ放電の発生が一層懸念されやすく、その対策が求められる。

0005

本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、コロナ放電の発生を防止することができる内燃機関用の点火コイルを提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一態様は、高電圧を発生させるコイル本体部と、
該コイル本体部とスパークプラグとを連結するジョイントと、を有し、
該ジョイントは、絶縁性を有するポールジョイントと、上記コイル本体部に電気的に接続されるとともに導線を螺旋状に巻回してなるスプリングとを有し、
該スプリングは、先端部と基端部とを露出させながら上記ポールジョイントに埋設されていることを特徴とする内燃機関用の点火コイルにある。

発明の効果

0007

上記内燃機関用の点火コイルにおいては、スプリングが先端部と基端部とを露出させながらポールジョイントに埋設されている。それゆえ、スプリングとポールジョイントとの間に、空気層が介在することを防止することができる。その結果、スプリングとポールジョイントとの間にコロナ放電が発生することを防ぐことができる。

0008

以上のごとく、上記態様によれば、コロナ放電の発生を防止することができる内燃機関用の点火コイルを提供することができる。

図面の簡単な説明

0009

実施形態1における、内燃機関用の点火コイルの断面図において、スプリングについては正面図とした図。
実施形態1における、内燃機関用の点火コイルの断面図。
実施形態3における、内燃機関用の点火コイルの断面図において、スプリングについては正面図とした図。
実施形態3における、内燃機関用の点火コイルの断面図。

実施例

0010

(実施形態1)
内燃機関用の点火コイルの実施形態につき、図1図2を用いて説明する。
本実施形態の内燃機関用の点火コイル1は、図1図2に示すごとく、高電圧を発生させるコイル本体部2と、コイル本体部2とスパークプラグとを連結するジョイント3と、を有する。ジョイント3は、絶縁性を有するポールジョイント31と、コイル本体部2に電気的に接続されるとともに導線を螺旋状に巻回してなるスプリング32とを有する。スプリング32は、先端部と基端部とを露出させながらポールジョイント31に埋設されている。

0011

なお、軸方向Zにおける、点火コイル1がスパークプラグに接続される側を先端側、その反対側を基端側として説明する。また、図1において、コイル本体部2におけるジョイント3よりも基端側の部位は、詳細な図示を省略している。

0012

コイル本体部2は、互いに磁気結合された一次コイル及び二次コイルケースに収容してなる。一次コイル及び二次コイルは、ケース内において、充填樹脂10によって封止されている。図1図2に示すごとく、コイル本体部2は、先端側に突出する高圧タワー部21を有する。高圧タワー部21は、円筒形状を有する。高圧タワー部21には、高圧タワー部21の基端部を閉塞するように高圧出力端子11が嵌合されている。高圧出力端子11は、接続端子12を介して二次コイルに接続されている。

0013

高圧タワー部21には、先端側からジョイント3が嵌合している。ジョイント3は、ポールジョイント31と高圧タワー部21との間を連結すると共にシールするシールラバー33と、ポールジョイント31の先端部に嵌合されたゴム製のプラグキャップ34とを有する。すなわち、本実施形態において、ジョイント3は、ポールジョイント31とスプリング32とシールラバー33とプラグキャップ34とを有する。

0014

ポールジョイント31は、樹脂製である。本実施形態において、ポールジョイント31は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)からなる。また、ポールジョイント31は、スプリング32における軸方向Zの中央部(以下に説明する中間部321)をインサートした状態にて成形してなる。ポールジョイント31は、円柱状に形成されると共にスプリング32の一部を埋設した埋設部311と、埋設部311の基端側に突出した略円筒状の基端突出部312と、埋設部311から先端側に突出した略円筒形状の先端突出部313と、を有する。

0015

スプリング32は、ポールジョイント31の埋設部311に埋設された中間部321と、中間部321から基端側に形成され、埋設部311から露出した基端バネ部322と、中間部321から先端側に形成され、埋設部311から先端側に露出した先端バネ部323と、を有する。中間部321は、埋設部311に埋設されることにより、スプリング32に対して固定されている。一方、基端バネ部322及び先端バネ部323は、軸方向Zに弾性変形可能に構成されている。

0016

基端バネ部322は、高圧タワー部21内に挿通配置されると共に、軸方向Zに圧縮された状態にて、高圧出力端子11に接触している。そして、基端バネ部322は、その弾性力復元力)によって、高圧出力端子11を基端側に押圧しつつ高圧出力端子11に接触している。これにより、スプリング32と二次コイルとが、高圧出力端子11及び接続端子12を介して、電気的に接続されている。

0017

ポールジョイント31は、基端突出部312がシールラバー33に対してシールラバー33の先端側から嵌合している。そして、シールラバー33は、高圧タワー部21に対して高圧タワー部21の先端側から嵌合している。これにより、ポールジョイント31と高圧タワー部21とは連結されている。また、先端突出部313は、プラグキャップ34に対してプラグキャップ34の基端側から嵌入している。

0018

プラグキャップ34に対して先端側からスパークプラグが嵌入されることにより、コイル本体部2とスパークプラグとがジョイント3を介して連結される。スパークプラグをプラグキャップ34に嵌入する際には、スパークプラグの端子にてスプリング32の先端バネ部323を押圧し、軸方向Zに圧縮させる。これにより、先端バネ部323の弾性力(復元力)にて、スパークプラグの端子とスプリング32との接触を確保できる。これによって、コイル本体部2とスパークプラグとが、スプリング32を介して電気的に接続される。

0019

次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
内燃機関用の点火コイル1においては、スプリング32が先端部と基端部とを露出させながらポールジョイント31に埋設されている。それゆえ、スプリング32とポールジョイント31との間に、空気層が介在することを防止することができる。その結果、スプリング32とポールジョイント31との間にコロナ放電が発生することを防ぐことができる。

0020

また、スプリング32は、ポールジョイント31に埋設されているため、ポールジョイント31に対するスプリング32の位置決めを容易にすることができる。

0021

また、ジョイント3は、ポールジョイント31と高圧タワー部21との間を連結すると共にシールするシールラバー33と、ポールジョイント31の先端部に嵌合されたゴム製のプラグキャップ34とを有する。それゆえ、ジョイント3と、コイル本体部2及びスパークプラグとの連結を容易にすることができる。

0022

以上のごとく、本実施形態によれば、コロナ放電の発生を防止することができる内燃機関用の点火コイルを提供することができる。

0023

(実施形態2)
本実施形態の内燃機関用の点火コイル1は、ポールジョイント31が、磁性フィラーを含有するものである。磁性フィラーは、例えばフェライトとすることができる。

0024

その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。

0025

本実施形態においては、スプリング32が、磁性フィラーを含有したポールジョイント31に埋設されているため、スプリング32にインダクタンスを付与しやすくなる。すなわち、磁性フィラーを含有したポールジョイント31がコアとなって、スプリング32におけるインダクタンスを向上させることができる。その結果、本実施形態においては、スプリング32において、ノイズ電流に対するインピーダンスを形成することができる。それゆえ、スパークプラグから点火コイル1に流れ込むノイズ電流を抑制することができる。また、ポールジョイント31における磁性フィラーの含有量を調整することにより、スプリング32のインダクタンスを容易に調整することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。

0026

(実施形態3)
本実施形態の内燃機関用の点火コイル1は、図3図4に示すごとく、ノイズを抑制するための抵抗体4を有するものである。抵抗体4は、高圧タワー部21の内側において、高圧出力端子11とスプリング32の基端バネ部322との間に配置されている。抵抗体4は、スプリング32の基端バネ部322の弾性力(復元力)によって基端側に押圧されている。これにより、抵抗体4は、基端面が高圧出力端子11に接触し、先端面がスプリング32に接触した状態にて配置されている。抵抗体4は、例えばセラミックからなるものや、導線を螺旋状に巻回してなるもの(巻線抵抗)等とすることができる。
その他は、実施形態1と同様である。

0027

本実施形態においては、点火コイル1が抵抗体4を有するため、スパークプラグから点火コイル1に流れ込むノイズ電流を抑制することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。

0028

なお、本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、実施形態2と実施形態3とを組み合わせることもできる。

0029

1内燃機関用の点火コイル
2コイル本体部
3ジョイント
31ポールジョイント
32 スプリング

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