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技術 ラジオ放送受信装置

出願人 アルパイン株式会社
発明者 佐々木博規小池清志森崎祐二
出願日 2015年7月1日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2015-132361
公開日 2017年1月19日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2017-017526
状態 未査定
技術分野 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等)
主要キーワード ステップ増加 プリセットリスト プリセットテーブル スキャン停止 ステーションリスト ラジオ放送受信装置 サーチ方向 サーチ指示
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルの利用の機会を可及的に供与する「ラジオ放送受信装置」を提供する。

解決手段

プリセットリストの各エントリに、ユーザが登録した放送局周波数と共に当該放送局が放送するプログラムジャンルを表すPTYも登録しておく。そして、プリセットリストのいずれかのエントリに登録されているPTYと同じ、PTYを送信する周波数チャネルについては、受信品質がしきい値ThAより良好であれば受信可能と判定し、他のPTYを送信する周波数チャネルについては、受信品質がしきい値ThSより良好な場合のみ受信可能と判定する。しきい値ThSは正常に放送音声を出力できる受信品質の最小値を設定し、しきい値ThAは出力する放送音声に多少ノイズが含まれるとしても、当該出力する放送音声の聞き取りに大きな支障が生じない受信品質の最小値を設定する。

概要

背景

ラジオ放送受信装置において受信可能な放送チャネルを探索する技術としては、受信電界強度が所定のしきい値より大きい放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして探索し、探索した放送チャネルを登録したリストを作成すると共に、作成したリストをユーザに対して提示し、ユーザがリスト中から選択した放送チャネルの受信を開始する技術が知られている(たとえば、特許文献1、2)。

また、番組識別を可能にするPI(Program Identification)と、放送内容シャンルを示すPTY(Program Type)とを含むRDS(Radio Data System)テータが多重化されて放送されるラジオ放送を受信するラジオ放送受信装置も知られている(たとえば、特許文献3、4)

概要

ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルの利用の機会を可及的に供与する「ラジオ放送受信装置」を提供する。プリセットリストの各エントリに、ユーザが登録した放送局周波数と共に当該放送局が放送するプログラムジャンルを表すPTYも登録しておく。そして、プリセットリストのいずれかのエントリに登録されているPTYと同じ、PTYを送信する周波数チャネルについては、受信品質がしきい値ThAより良好であれば受信可能と判定し、他のPTYを送信する周波数チャネルについては、受信品質がしきい値ThSより良好な場合のみ受信可能と判定する。しきい値ThSは正常に放送音声を出力できる受信品質の最小値を設定し、しきい値ThAは出力する放送音声に多少ノイズが含まれるとしても、当該出力する放送音声の聞き取りに大きな支障が生じない受信品質の最小値を設定する。

目的

一方で、ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルについては、多少受信品質が悪くても、受信可能な放送チャネルとしてユーザに受信の機会を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の放送チャネル放送を受信するラジオ放送受信装置であって、放送チャネルの放送を受信し、当該放送チャネルで受信した音声を出力する受信出力手段と、前記各放送チャネルの受信品質を検出する受信品質検出手段と、放送を受信可能な放送チャネルを検出する受信可能チャネル検出手段とを有し、前記受信可能チャネル検出手段は、前記放送チャネルで放送される番組ジャンルとして予め定められた複数のジャンルのうちの一部のジャンルである所定のジャンルと異なるジャンルの番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第1の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出し、前記所定のジャンルと同じジャンルの番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第2の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出し、前記第1の基準は、前記第2の基準が表す受信品質よりも良好な受信品質を表すものであることを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項2

請求項1記載のラジオ放送受信装置であって、ユーザによって登録を指示された番組の放送チャネルと当該放送チャネルで放送される番組のジャンルとを登録したプリセットテーブルと、ユーザの、前記プリセットテーブルに登録されている放送チャネルの受信開始指示操作に応じて、前記受信出力手段に、プリセットテーブルに登録されている放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を開始させるプリセットチャネル受信制御手段とを有し、前記所定のジャンルは、前記プリセットテーブルに登録されているジャンルを含むことを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項3

請求項1または2記載のラジオ放送受信装置であって、前記所定のジャンルは、前記受信出力手段が受信し音声を出力している放送チャネルで放送される番組のジャンルを含むことを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項4

請求項1、2または3記載のラジオ放送受信装置であって、前記ジャンル毎に、前記受信出力手段が当該ジャンルの番組を放送する放送チャネルを受信し音声を出力した頻度を管理するジャンル別利用頻度管理手段を有し、前記所定のジャンルは、ジャンル別利用頻度管理手段が管理している利用頻度が所定レベル以上大きいジャンルを含むことを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項5

請求項1、2、3、または4記載のラジオ放送受信装置であって、前記放送は、RDS(Radio Data System)によってデータが音声に多重化されて放送されるFM放送であり、前記放送チャネルで放送される番組のジャンルとは、当該放送チャネルの放送で多重化されて放送されているデータに含まれるPTY(Program Type)によって示されるジャンルであることを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項6

複数の放送チャネルの放送を受信するラジオ放送受信装置であって、放送チャネルの放送を受信し、当該放送チャネルで受信した音声を出力する受信出力手段と、前記各放送チャネルの受信品質を検出する受信品質検出手段と、放送を受信可能な放送チャネルを検出する受信可能チャネル検出手段とを有し、前記受信可能チャネル検出手段は、1または複数の所定の番組識別子以外の番組識別子によって識別が示される番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第1の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出し、前記所定の番組識別子によって識別が示される番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第2の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出し、前記第1の基準は、前記第2の基準が表す受信品質よりも良好な受信品質を表すものであることを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項7

請求項6記載のラジオ放送受信装置であって、前記放送は、RDS(Radio Data System)によってデータが音声に多重化されて放送されるFM放送であり、前記放送チャネルで放送される番組の識別を示す番組識別子は、当該放送チャネルの放送で多重化されて放送されているデータに含まれるPI(Program Identification)であることを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項8

請求項1、2、3、4、5、6または7記載のラジオ放送受信装置であって、受信可能な放送チャネルを登録したステーションリストと、ユーザの、前記ステーションリストに登録されている放送チャネルの受信開始指示操作に応じて、前記受信出力手段に、前記ステーションリストに登録されている放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を開始させる受信可能ステーション受信制御手段とを有し、前記受信可能チャネル検出手段は、放送を受信可能な全ての放送チャネルを検出し、検出した放送チャネルを前記ステーションリストに登録することを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項9

請求項1、2、3、4、5、6または7記載のラジオ放送受信装置であって、周波数を増加する方向と、周波数を減少する方向とのうちの一方の方向をサーチ方向として、前記受信可能チャネル検出手段は、放送を受信可能な放送チャネルであって、前記受信出力手段が受信し音声を出力している放送チャネルに、前記サーチ方向側において放送周波数が最も近い放送チャネルを検出し、前記受信出力手段に、検出した放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を開始させることを特徴とするラジオ放送受信装置。

請求項10

請求項1、2、3、4、5、6または7記載のラジオ放送受信装置であって、周波数を増加する方向と、周波数を減少する方向とのうちの一方の方向をスキャン方向として、前記受信可能チャネル検出手段は、放送を受信可能な放送チャネルであって、前記受信出力手段が受信し音声を出力している放送チャネルに、前記サーチ方向側において放送周波数が最も近い放送チャネルを検出し、前記受信出力手段に、検出した放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を一定時間行わせる処理を繰り返し行うことを特徴とするラジオ放送受信装置。

技術分野

0001

本発明は、ラジオ放送受信装置において受信可能な放送チャネルを探索する技術に関するものである。

背景技術

0002

ラジオ放送受信装置において受信可能な放送チャネルを探索する技術としては、受信電界強度が所定のしきい値より大きい放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして探索し、探索した放送チャネルを登録したリストを作成すると共に、作成したリストをユーザに対して提示し、ユーザがリスト中から選択した放送チャネルの受信を開始する技術が知られている(たとえば、特許文献1、2)。

0003

また、番組識別を可能にするPI(Program Identification)と、放送内容シャンルを示すPTY(Program Type)とを含むRDS(Radio Data System)テータが多重化されて放送されるラジオ放送を受信するラジオ放送受信装置も知られている(たとえば、特許文献3、4)

先行技術

0004

特開2008- 17392号公報
特開2011- 35883号公報
特開2002-359568号公報
特開2009-201021号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ラジオ放送受信装置において受信可能な放送チャネルを探索する場合に、受信可能な放送チャネルとする放送チャネルは、基本的には、ノイズ混入なく音声をユーザに対して出力可能な程度に受信品質が良好な放送チャネルとすることが、音声を良好に聴取できる放送チャネルをユーザが容易に利用できるようにする観点から適切である。

0006

一方で、ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルについては、多少受信品質が悪くても、受信可能な放送チャネルとしてユーザに受信の機会を提供することが好ましい。すなわち、たとえば、たとえば、スポーツ好むユーザにとっては、スポーツ放送が行われている放送チャネルの有用度は大きいので、出力する音声に多少ノイズが混入するような受信品質であっても、スポーツ放送が行われている放送チャネルは受信可能な放送チャネルとして、ユーザに利用の機会を提供することが好ましい。

0007

しかしながら、上述した受信電界強度が所定のしきい値より大きいか放送チャネルを受信可能な放送チャネルを判定する技術によれば、全ての放送チャネルについて同一の受信品質の基準が適用されるため、ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルについては、多少受信品質が悪くても受信可能な放送チャネルとしつつ、他の放送チャネルについて、受信品質が充分に良好な放送チャネルのみを受信可能な放送チャネルとすることはできない。また、上述した技術では、どの放送チャネルがユーザにとって有用度の大きい放送チャネルであるのかを識別することもできない。

0008

そこで、本発明は、ラジオ放送受信装置において、一般の放送チャネルについては受信品質が良好な放送チャネルのみを受信可能な放送チャネルとしてユーザに受信の機会を提供しつつ、ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルについてのみは、多少受信品質が悪くても、受信可能な放送チャネルとして、ユーザに受信の機会を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0009

前記課題達成のために、本発明は、複数の放送チャネルの放送を受信するラジオ放送受信装置に、放送チャネルの放送を受信し、当該放送チャネルで受信した音声を出力する受信出力手段と、前記各放送チャネルの受信品質を検出する受信品質検出手段と、放送を受信可能な放送チャネルを検出する受信可能チャネル検出手段とを備えたものである。ここで、前記受信可能チャネル検出手段は、前記放送チャネルで放送される番組のジャンルとして予め定められた複数のジャンルのうちの一部のジャンルである所定のジャンルと異なるジャンルの番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第1の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出し、前記所定のジャンルと同じジャンルの番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第2の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出する。また、前記第1の基準は、前記第2の基準が表す受信品質よりも良好な受信品質を表すものである。

0010

以上のようなラジオ放送受信装置によれば、所定のジャンルと異なるジャンルの番組を放送している放送チャネルについては、受信品質が第1の基準よりも良好な場合にのみ受信可能な放送チャネルとして検出するが、所定のジャンルと同じジャンルの番組を放送している放送チャネルについては、受信品質が第1の基準よりも悪くても第2の基準より良好な場合には受信可能な放送チャネルとして検出する。

0011

よって、前記所定のジャンルをユーザにとって有用なジャンルを設定することにより、ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルの利用の機会を、他の放送チャネルよりも優遇して提供することができる。

0012

すなわち、より具体的には、このようなラジオ放送受信装置は、ユーザによって登録を指示された番組の放送チャネルと当該放送チャネルで放送される番組のジャンルとを登録したプリセットテーブルと、ユーザの、前記プリセットテーブルに登録されている放送チャネルの受信開始指示操作に応じて、前記受信出力手段に、プリセットテーブルに登録されている放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を開始させるプリセットチャネル受信制御手段とを備えたものであってよく、この場合、前記所定のジャンルは、前記プリセットテーブルに登録されているジャンルを含むものとしてよい。

0013

また、以上のようなラジオ放送受信装置は、前記所定のジャンルは、前記受信出力手段が受信し音声を出力している放送チャネルで放送される番組のジャンルを含むものとして構成してもよい。

0014

また、以上のようなラジオ放送受信装置に、前記ジャンル毎に、前記受信出力手段が当該ジャンルの番組を放送する放送チャネルを受信し音声を出力した頻度を管理するジャンル別利用頻度管理手段を設け、前記所定のジャンルを、ジャンル別利用頻度管理手段が管理している利用頻度が所定レベル以上大きいジャンルを含むものとしてもよい。

0015

ここで、以上のようなラジオ放送受信装置において、前記放送は、たとえば、RDS(Radio Data System)によってデータが音声に多重化されて放送されるFM放送であり、前記放送チャネルで放送される番組のジャンルは、当該放送チャネルの放送で多重化されて放送されているデータに含まれるPTY(Program Type)によって示されるジャンルである。

0016

また、前記課題達成のために、本発明は、併せて、複数の放送チャネルの放送を受信するラジオ放送受信装置に、放送チャネルの放送を受信し、当該放送チャネルで受信した音声を出力する受信出力手段と、前記各放送チャネルの受信品質を検出する受信品質検出手段と、放送を受信可能な放送チャネルを検出する受信可能チャネル検出手段とを備えたものである。ここで、前記受信可能チャネル検出手段は、1または複数の所定の番組識別子以外の番組識別子によって識別が示される番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第1の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出し、前記所定の番組識別子によって識別が示される番組を放送している放送チャネルについては、前記受信品質検出手段が検出した受信品質が第2の基準よりも良好な放送チャネルを受信可能な放送チャネルとして検出する。また、前記第1の基準は、前記第2の基準が表す受信品質よりも良好な受信品質を表すものである。

0017

ここで、このようなラジオ放送受信装置において、前記放送は、たとえば、RDS(Radio Data System)によってデータが音声に多重化されて放送されるFM放送であり、前記放送チャネルで放送される番組の識別を示す番組識別子は、当該放送チャネルの放送で多重化されて放送されているデータに含まれるPI(Program Identification)である。

0018

これらラジオ放送受信装置によれば、所定の番組識別子と異なる番組識別子の番組を放送している放送チャネルについては、受信品質が第1の基準よりも良好な場合にのみ受信可能な放送チャネルとして検出するが、所定の番組識別子と同じ番組識別子の番組を放送している放送チャネルについては、受信品質が第1の基準よりも悪くても第2の基準より良好な場合には受信可能な放送チャネルとして検出する。

0019

よって、前記所定の番組識別子としてユーザにとって有用な番組の番組識別子を設定することにより、ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルの利用の機会を、他の放送チャネルよりも優遇して提供することができる。

0020

ここで、以上のようなラジオ放送受信装置は、当該ラジオ放送受信装置に、さらに、受信可能な放送チャネルを登録したステーションリストと、ユーザの、前記ステーションリストに登録されている放送チャネルの受信開始指示操作に応じて、前記受信出力手段に、前記ステーションリストに登録されている放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を開始させる受信可能ステーション受信制御手段とを設け、前記受信可能チャネル検出手段において、放送を受信可能な全ての放送チャネルを検出し、検出した放送チャネルを前記ステーションリストに登録するように構成してもよい。

0021

または、以上のようなラジオ放送受信装置は、周波数を増加する方向と、周波数を減少する方向とのうちの一方の方向をサーチ方向として、前記受信可能チャネル検出手段において、放送を受信可能な放送チャネルであって、前記受信出力手段が受信し音声を出力している放送チャネルに、前記サーチ方向側において放送周波数が最も近い放送チャネルを検出し、前記受信出力手段に、検出した放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を開始させるように構成してもよい。

0022

または、以上のようなラジオ放送受信装置は、周波数を増加する方向と、周波数を減少する方向とのうちの一方の方向をスキャン方向として、前記受信可能チャネル検出手段において、放送を受信可能な放送チャネルであって、前記受信出力手段が受信し音声を出力している放送チャネルに、前記サーチ方向側において放送周波数が最も近い放送チャネルを検出し、前記受信出力手段に、検出した放送チャネルの受信と、当該放送チャネルで受信した音声の出力を一定時間行わせる処理を繰り返し行うように構成してもよい。

発明の効果

0023

以上のように、本発明によれば、ラジオ放送受信装置において、一般の放送チャネルについては受信品質が良好な放送チャネルのみを受信可能な放送チャネルとしてユーザに受信の機会を提供しつつ、ユーザにとって有用度の大きい放送チャネルについてのみは、多少受信品質が悪くても、受信可能な放送チャネルとして、ユーザに受信の機会を提供することができる。

図面の簡単な説明

0024

本発明の実施形態に係るラジオ放送受信装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係るラジオ放送受信装置のメモリに格納するデータを示す図である。
本発明の実施形態に係るステーションリスト登録処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るステーションリスト登録処理の処理例を示す図である。
本発明の実施形態に係るラジオ放送受信装置の表示例を示す図である。
本発明の実施形態に係るサーチ処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るスキャン処理を示すフローチャートである。

実施例

0025

以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るラジオ放送受信装置の構成を示す。
ここで、本実施形態に係るラジオ放送受信装置は、たとえば、自動車に搭載されるカーラジオや、ポータブルラジオなどの、位置が移動するラジオ放送受信装置である。
さて、図示するように、ラジオ放送受信装置は、二つの受信部1、セレクタ2、オーディオ信号処理部3、スピーカ4、制御部5、メモリ6、操作部7、表示部8とを備えている。

0026

そして、二つの受信部1の各々は、RDS(Radio Data System)によってデータが音声に多重化されて放送されるFM放送を受信する受信装置であり、各受信部1はアンテナ11とチューナ12とより構成されている。また、各受信部1のチューナ12は、FMフロントエンド121(FM F/E121)、FM復調部122、RDSデコーダ123を備えている。

0027

また、各チューナ12において、FMフロントエンド121は、制御部5から受信周波数として設定された周波数の周波数チャネルを受信し、受信信号をFM復調部122に送る、FM復調部122は受信信号から音声信号を復調してセレクタ2に送る。また、FM復調部122は、受信信号に、RDS(Radio Data System)によって音声信号に多重化されて送信されたデータ信号が含まれている場合には、これをRDSデコーダ123に送り、RDSデコーダ123はデータ信号からデータをデコードし制御部5に送る。ここで、RDSデコーダ123が制御部5に送るデータには、設定された受信周波数の周波数チャネルで放送されているプログラム(番組)の識別子となるPI(Program Identification)や、当該プログラム(番組)のジャンルを表すPTY(Program Type)や、当該プログラムと同じPIのプログラムを放送している他のFM放送の周波数である代替周波数のリストであるAFや、設定された受信周波数の周波数チャネルで放送を行っている放送局の放送局名を表すPS (Program Service)などが含まれる。

0028

また、各チューナ12において、FMフロントエンド121は、設定された受信周波数の周波数チャネルの受信電界強度やSN比などから、設定された受信周波数の周波数チャネルの受信品質を算定し制御部5に通知する。

0029

ここで、制御部5は、二つの受信部1のうちの一方の受信部1のチューナ12をフォアグランドチューナ、他方の受信部1のチューナ12をバックグランドチューナとして用い、セレクタ2にフォアグランドチューナのFM復調部122から入力する音声信号をオーディオ信号処理部3に出力させる。オーディオ信号処理部3は、セレクタ2から入力する音声信号の周波数特性の調整や増幅を行ってスピーカ4に出力する。

0030

次に、本実施形態において、メモリ6には、受信中ステーション情報と、プリセットリストと、ステーションリストとが格納される。
図2aに示すように受信中ステーション情報には、フォアグランドチューナで受信中の番組のPI、フォアグランドチューナで受信中の番組のPTY、フォアグランドチューナで受信中の番組のPS、フォアグランドチューナで受信したAF、フォアグランドチューナで受信中の周波数チャネルの周波数、フォアグランドチューナで受信中の周波数チャネルのAF情報が登録される。ここで、受信中ステーション情報の、PI、PTY、PS、 AFにはフォアグランドチューナのRDSデコーダ123から取得したPI、PTY、PS、AFを登録し、受信中ステーション情報の周波数にはフォアグランドチューナに設定している受信周波数を登録する。そして、受信中ステーション情報の、AF情報には、フォアグランドチューナのRDSデコーダ123から取得したAFに含まれる代替周波数のうち、最も受信品質の良い代替周波数を登録する。

0031

次に、図2bに示すように、プリセットリストは、複数のプリセット番号の各々に対応して設けられたエントリ(図の各行)を有し、各エントリには、対応するプリセット番号、対応するプリセット番号に対してユーザが登録した放送局のPI、PTY、PS、AF、周波数が登録される。

0032

ここで、このようなプリセットリストにおけるプリセット番号に対する放送局の登録は、たとえば、次のように行う。
すなわち、制御部5は、操作部7から特定のプリセット番号への登録指示操作が発生したならば、フォアグランドチューナのRDSデコーダ123から、フォアグランドチューナで受信中の番組のPI、PTY、PSとAFを取得し、取得したPI、PTY、PS、AFとフォアグランドチューナで受信中の周波数チャネルの周波数を、当該特定のプリセット番号のエントリに登録する。

0033

次に、ステーションリストは、現在受信可能な周波数チャネルを登録したリストであり、図2cに示すように、ステーションリストには、現在受信可能な周波数チャネルの各々に対応して設けられたエントリ(図の各行)を有し、各エントリに対応する周波数チャネルの放送のPI、PTY、PSと、対応する周波数チャネルの周波数が登録される。

0034

ここで、このステーションリストへの周波数チャネルの登録動作については後述する。
さて、このようなラジオ放送受信装置の構成において、制御部5は、ユーザから操作部7を介してプリセット番号の指定を受け付け、プリセットリストの、ユーザから指定されたプリセット番号のエントリに登録されている周波数を受信周波数としてフォアグランドチューナに設定することにより、フォアグランドチューナで受信する周波数チャネルを切り替える処理や、図3に示すように、表示部8にステーションリストに登録されている放送局の周波数とPS(放送局名)の一覧を表示し、操作部7を介してユーザの一覧中からの放送局の選択を受け付け、選択を受け付けた放送局の周波数を受信周波数としてフォアグランドチューナに設定することにより、フォアグランドチューナで受信する周波数チャネルを切り替える処理などを行う。

0035

また、制御部5は、バックグランドチューナを用いて、フォアグランドチューナのRDSデコーダ123から取得したAFに含まれる各代替周波数の受信品質を調べ、最も受信品質の良い代替周波数に、ステーション情報のAF情報を更新する処理を行う。

0036

また、制御部5は、バックグランドチューナを用いて、プリセットリストの各エントリについて、当該エントリに登録されているPIと同じPIの番組を放送している各周波数チャネルの受信品質を調べ、最も受信品質の良い周波数に当該エントリの周波数を更新する処理なども行う。なお、当該エントリに登録されているPIと同じPIの番組を放送している各周波数チャネルは、当該エントリの周波数の周波数チャネルと、当該エントリのAFに登録されている周波数の周波数チャネルとして求めるようにしてもよい。

0037

以下、ステーションリストへの周波数チャネルの登録動作について説明する。
図4に、制御部5が行うステーションリスト登録処理の手順を示す。
図示するように、制御部5は、この処理において、まず、バックグランドチューナの受信周波数Frを、FM放送が行われ得る周波数範囲の最小の周波数に設定する(ステップ402)。

0038

そして、バックグランドチューナから受信周波数Frの周波数チャネルの受信品質Qrを取得する(ステップ404)。
そして、受信品質Qrが予め定めておいたしきい値ThAより良好であるかどうかを調べ(ステップ406)、良好でなければステップ416に進む。ここで、しきい値ThAの値は、受信品質がしきい値ThAより良好な周波数チャネルであれば、その周波数チャネルで受信した音声を、多少のノイズ等の混入はあっても、比較的容易に聞き取り可能なレベルで出力できることが保証できる値を設定する。

0039

一方、受信品質Qrがしきい値ThAより良好である場合には(ステップ406)、バックグランドチューナのRDSデコーダ123から受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPI、PTY、PSを取得する(ステップ408)。

0040

そして、受信品質Qrが予め定めておいたしきい値ThSより良好であるかどうかを調べ(ステップ410)、良好であれば、ステーションリストに、新たなエントリを作成し、作成したエントリに、PI、PTY、PS、受信周波数Frを登録する(ステップ412)。そして、ステップ416に進む。ここで、しきい値ThSの値は、受信品質がしきい値ThSより良好な周波数チャネルであれば、その周波数チャネルで受信した音声を、ノイズ等の混入なく良好に出力できることが保証できる値を設定する。したがって、しきい値ThSの受信品質はしきい値ThAの受信品質より良好である。

0041

一方、受信品質Qrがしきい値ThSより良好でなければ(ステップ410)、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べ(ステップ414)、登録されている場合にはステップ412に進んで、ステーションリストに、新たなエントリを作成し、作成したエントリに、PI、PTY、PS、受信周波数Frを登録し、ステップ416に進む。一方、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報にも登録されておらず、かつ、プリセットリストのいずれのエントリにも登録されていない場合には(ステップ414)、そのままステップ416に進む
そして、以上のようにしてステップ406、412、414からステップ416に進んだならば、バックグランドチューナに設定している受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲の最大の周波数であるかどうかを調べ(ステップ416)、最大の周波数であればステップ402からの処理に戻る。

0042

一方、受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲の最大の周波数でない場合には(ステップ416)、FM放送が行われ得る周波数チャネル間の最小の周波数間隔(たとえば、100kHz)を1ステップとして、バックグランドチューナに設定する受信周波数Frを1ステップ増加し(ステップ418)、ステップ404からの処理に戻る。

0043

以上、制御部5が行うステーションリスト登録処理について説明した。
以上のようなステーションリスト登録処理によれば、受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているPTYと同じ、PTYを送信する周波数チャネルについては、受信品質がしきい値ThAより良好であればステーションリストに登録され、他のPTYを送信する周波数チャネルについては、受信品質がしきい値ThSより良好な場合のみ、ステーションリストに登録される。

0044

すなわち、たとえば、図5に示すように、A、B、C、Dの周波数チャネルの受信品質が図示するように検出された場合、周波数チャネルAは、受信品質がしきい値ThSを超えているので、PTYに関わらずステーションリストに登録される。

0045

一方、周波数チャネルBは、受信品質がしきい値ThAより良好であるがしきい値ThSより低いので、周波数チャネルBが送信するPTY;Sportが、受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されている場合のみステーションリストに登録され、PTY;Sportが、受信中ステーション情報にもプリセットリストのいずれのエントリにも登録されていない場合には、ステーションリストに登録されない。

0046

同様に、周波数チャネルCは、受信品質がしきい値ThAより良好であるがしきい値ThSより低いので、周波数チャネルBが送信するPTY;Weatherが、受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されている場合のみステーションリストに登録され、PTY;Sportが、受信中ステーション情報にもプリセットリストのいずれのエントリにも登録されていない場合には、ステーションリストに登録されない。

0047

そして、周波数チャネルDは、受信品質がしきい値ThAより低いので、PTYに関わらずステーションリストには登録されない。
以上、ステーションリストへの周波数チャネルの登録動作について説明した。
このように本実施形態では、受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているPTYと同じ、PTYを送信する周波数チャネルについては、その受信品質が、多少のノイズ等の混入はあっても、比較的容易に聞き取り可能なレベルで出力できることが保証できるレベルより良好であれば、受信可能な周波数チャネルとしてステーションリストに登録して、ユーザの当該周波数チャネルの利用の機会を確保する。一方、他の周波数チャネルについては、受信した音声を、ノイズ等の混入なく良好に出力できることが保証できるレベルより良好である場合のみ、ステーションリストに登録して、ユーザの当該周波数チャネルの利用の機会を確保する。

0048

ここで、受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているPTYが表しているプログラムのジャンルは、ユーザが利用中または日常的に利用してるプログラムのジャンルであることより、ユーザが興味を持っている、ユーザにとって有用なジャンルである蓋然性が大きい。

0049

よって、本実施形態によれば、ユーザにとって有用度の大きい周波数チャネルの利用の機会を、他の周波数チャネルよりも優遇して提供することができる。
次に、制御部5が行うサーチ処理について説明する。
ここで、サーチ処理とは、探索対象とする周波数チャネルを周波数が増加する方向または減少する方向に変化させながら受信可能な周波数チャネルを探索し、受信し音声を出力する周波数チャネルを、最初に検出された受信可能な周波数チャネルに切り替える処理である。

0050

制御部5は、操作部7を介してユーザから周波数増加方向または周波数減少方向のいずれかをサーチ方向とするサーチ指示操作を受け付けたならば、図6に示すサーチ処理を実行する。

0051

図示するように、このサーチ処理では、まず、オーディオ信号処理部3にスピーカ4への音声の出力をミュートさせる(ステップ602)。
そして、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを1ステップ、サーチ方向に増減する(ステップ604)。すなわち、サーチ方向が周波数増加方向であれば、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを1ステップ増加し、サーチ方向が周波数減少方向であれば、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを1ステップ減少する。

0052

そして、フォアグランドチューナから受信周波数Frの周波数チャネルの受信品質Qrを取得し(ステップ606)、受信品質Qrがしきい値ThAより良好であるかどうかを調べ(ステップ608)、良好でなければステップ618に進む。

0053

一方、受信品質Qrがしきい値ThAより良好である場合には(ステップ608)、さらに、受信品質Qrがしきい値ThSより良好であるかどうかを調べ(ステップ610)、良好であれば、オーディオ信号処理部3にスピーカ4への音声の出力のミュートを解除させ(ステップ612)、サーチ処理を終了する。

0054

一方、受信品質Qrがしきい値ThSより良好でなければ(ステップ610)、フォアグランドチューナのRDSデコーダ123から受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPI、PTYを取得する(ステップ614)。そして、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べ(ステップ616)、登録されている場合にはステップ612に進んで、オーディオ信号処理部3にスピーカ4への音声の出力のミュートを解除させ(ステップ612)、サーチ処理を終了する。

0055

一方、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報にも登録されておらず、かつ、プリセットリストのいずれのエントリにも登録されていない場合には(ステップ616)、ステップ618に進む。

0056

次に、以上のようにしてステップ608またはステップ616から、ステップ618に進んだならば、フォアグランドチューナに設定している受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲のサーチ方向側境界の周波数であるかどうかを調べる(ステップ618)。すなわち、サーチ方向が周波数増加方向であれば、フォアグランドチューナに設定している受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲の最大周波数であるかどうかを調べ、サーチ方向が周波数減少方向であれば、フォアグランドチューナに設定している受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲の最小周波数であるかどうかを調べる。

0057

そして、受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲のサーチ方向側境界の周波数でなければ(ステップ618)、ステップ604からの処理に戻る。
一方、受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲のサーチ方向側境界の周波数であれば(ステップ618)、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを、FM放送が行われ得る周波数範囲のサーチ方向と反対方向側の境界の周波数に設定し(ステップ620)、ステップ606からの処理に戻る。すなわち、ステップ6200では、サーチ方向が周波数増加方向であれば、フォアグランドチューナに設定する受信周波数FrをFM放送が行われ得る周波数範囲の最小周波数に変更してステップ606に戻り、サーチ方向が周波数減少方向であれば、フォアグランドチューナに設定する受信周波数FrをFM放送が行われ得る周波数範囲の最大周波数に変更してステップ606に戻る。

0058

以上、制御部5が行うサーチ処理について説明した。
このようなサーチ処理によれば、受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているPTYと同じPTYを送信する周波数チャネルについては、その受信品質が、多少のノイズ等の混入はあっても、比較的容易に聞き取り可能なレベルで出力できることが保証できるレベルより良好であれば、受信可能な周波数チャネルとして検出して、その周波数チャネルの受信と受信音声の出力を開始するので、やはり、ユーザにとって有用度の大きい周波数チャネルの利用の機会を、他の周波数チャネルよりも優遇して提供することができる。

0059

次に、制御部5が行うスキャン処理について説明する。
ここで、スキャン処理とは、探索対象とする周波数チャネルを周波数が増加する方向または減少する方向に変化させながら受信可能な周波数チャネルを探索し、最初に検出された受信可能な周波数チャネルで受信した音声を短時間、ユーザの試聴のために出力する処理を、ユーザからスキャン停止が指示されるまで繰り返す処理である。

0060

制御部5は、操作部7を介してユーザから周波数増加方向または周波数減少方向のいずれかをスキャン方向とするスキャン指示操作を受け付けたならば、図7に示すスキャン処理を実行する。

0061

図示するように、このスキャン処理では、まず、オーディオ信号処理部3にスピーカ4への音声の出力をミュートさせる(ステップ702)。
そして、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを1ステップ、スキャン方向に増減する(ステップ704)。すなわち、スキャン方向が周波数増加方向であれば、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを1ステップ増加し、スキャン方向が周波数減少方向であれば、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを1ステップ減少する。

0062

そして、フォアグランドチューナから受信周波数Frの周波数チャネルの受信品質Qrを取得し(ステップ706)、受信品質Qrがしきい値ThAより良好であるかどうかを調べ(ステップ708)、良好でなければステップ726に進む。

0063

一方、受信品質Qrがしきい値ThAより良好である場合には(ステップ708)、さらに、受信品質Qrがしきい値ThSより良好であるかどうかを調べ(ステップ710)、しきい値ThSより良好であれば、ステップ712に進む。

0064

一方、受信品質Qrがしきい値ThSより良好でなければ(ステップ710)、フォアグランドチューナのRDSデコーダ123から受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPI、PTYを取得する(ステップ722)。

0065

そして受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べ(ステップ724)、登録されている場合にはステップ712に進み、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報にも登録されておらず、かつ、プリセットリストのいずれのエントリにも登録されていない場合にはステップ726に進む。

0066

次に、以上のようにしてステップ710またはステップ724からステップ712に進んだならば、オーディオ信号処理部3にスピーカ4への音声の出力のミュートを解除させ(ステップ712)、所定のタイムアウト時間(たとえば、2秒)を設定したタイマスタートする(ステップ714)。

0067

そして、タイマのタイムアウトの発生(ステップ716)と、操作部7を介したユーザのスキャン停止操作の発生(ステップ718)を監視する。
そして、タイムアウトが発生した場合には(ステップ716)、オーディオ信号処理部3にスピーカ4への音声の出力をミュートさせ、(ステップ720)、ステップ726に進む。

0068

一方、ユーザのスキャン停止操作が発生した場合には(ステップ718)、そのままスキャン処理を終了する。
また、以上のようにして、ステップ708、ステップ720、または、ステップ724から、ステップ726に進んだならば、フォアグランドチューナに設定している受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲のスキャン方向側境界の周波数であるかどうかを調べる(ステップ726)。

0069

そして、受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲のスキャン方向側境界の周波数でなければ(ステップ726)、ステップ704からの処理に戻る。
一方、受信周波数FrがFM放送が行われ得る周波数範囲のスキャン方向側境界の周波数であれば(ステップ726)、フォアグランドチューナに設定する受信周波数Frを、FM放送が行われ得る周波数範囲のスキャン方向と反対方向側の境界の周波数に設定し(ステップ728)、ステップ706からの処理に戻る。

0070

以上、制御部5が行うスキャン処理について説明した。
このようなスキャン処理によれば、受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているPTYと同じPTYを送信する周波数チャネルについては、その受信品質が、多少のノイズ等の混入はあっても、比較的容易に聞き取り可能なレベルで出力できることが保証できるレベルより良好であれば、受信可能な周波数チャネルとして検出して、その周波数チャネルの受信音声を、ユーザの試聴のために出力するので、やはり、ユーザにとって有用度の大きい周波数チャネルの利用の機会を、他の周波数チャネルよりも優遇して提供することができる。

0071

以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態におけるステーションリスト登録処理のステップ414、サーチ処理のステップ616、スキャン処置のステップ724は、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる代わりに、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報に登録されているかどうかを調べる処理としたり、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYがプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる処理としてもよい。

0072

また、以上の実施形態におけるステーションリスト登録処理のステップ414、サーチ処理のステップ616、スキャン処置のステップ724は、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる代わりに、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPIと同じPIが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる処理としたり、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPIと同じPIが受信中ステーション情報に登録されているかどうかを調べる処理としたり、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPIと同じPIがプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる処理としてもよい。

0073

また、以上の実施形態は、ラジオ放送受信装置において、PTYの値毎に、そのPTYを送信する周波数チャネルの利用の履歴蓄積し、利用の度合いが大きいPTYを送信する周波数チャネルについては、その受信品質がしきい値Tha以上である場合に受信可能な周波数チャネルとするようにしてもよい。すなわち、以上の実施形態におけるステーションリスト登録処理のステップ414、サーチ処理のステップ616、スキャン処置のステップ724を、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる代わりに、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYが利用の度合いが高いPTYであるかどうかを調べる処理としてもよい。

0074

または、以上の実施形態は、ラジオ放送受信装置において、PIの値毎に、そのPIを送信する周波数チャネルの利用の履歴を蓄積し、利用の度合いが大きいPIを送信する周波数チャネルについては、その受信品質がしきい値Tha以上である場合に受信可能な周波数チャネルとするようにしてもよい。すなわち、以上の実施形態におけるステーションリスト登録処理のステップ414、サーチ処理のステップ616、スキャン処置のステップ724を、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる代わりに、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPIが利用の度合いが高いPIであるかどうかを調べる処理としてもよい。

0075

また、以上の実施形態は、制御部5において、ユーザが興味ある番組のPTYをユーザ設定PTYとして登録すると共に、以上の実施形態におけるステーションリスト登録処理のステップ414、サーチ処理のステップ616、スキャン処置のステップ724を、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる代わりに、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが、ユーザ設定PTYとして登録されているかどうかを調べる処理としてもよい。なお、この場合には、ユーザから指定された番組のPTYや、ユーザから指定されたPTYを、ユーザが興味ある番組のPTYとして、ユーザ設定PTYとして登録するようにしても良いし、他の手法によって登録するようにしてもよい。

0076

または、以上の実施形態は、制御部5において、ユーザが興味ある番組のPIをユーザ設定PIとして登録すると共に、以上の実施形態におけるステーションリスト登録処理のステップ414、サーチ処理のステップ616、スキャン処置のステップ724を、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPTYと同じPTYが受信中ステーション情報またはプリセットリストのいずれかのエントリに登録されているかどうかを調べる代わりに、受信周波数Frの周波数チャネルで受信したPIと同じPIが、ユーザ設定PIとして登録されているかどうかを調べる処理としてもよい。なお、この場合には、ユーザから指定された番組のPIや、ユーザから指定されたPIを、ユーザが興味ある番組のPIとして、ユーザ設定PIとして登録するようにしても良いし、他の手法によって登録するようにしてもよい。

0077

1…受信部、2…セレクタ、3…オーディオ信号処理部、4…スピーカ、5…制御部、6…メモリ、7…操作部、8…表示部、11…アンテナ、12…チューナ、121…フロントエンド、122…復調部、123…RDSデコーダ。

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