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図面 (5)

課題

様々な着座者の背中に合わせて形状を変化させると共にその形状を維持し、着座者の姿勢を保持することができる姿勢保持具を提供する。

解決手段

姿勢保持具10は、着座者1が着座する椅子3の背もたれ部4と着座者1の背面2との間に配置され、背もたれ部4が傾倒または起立しながら給気されることで背面2の形状に沿って変形すると共に、背面2と対面する背面対面部12が背面2と接触し、背もたれ部4が停止して排気されることで背面2の形状を維持する。

概要

背景

従来、医療施設理美容施設などにおいて施術される際に着座者着座する椅子は、背もたれ部に取り付けられて着座者の背中との間に配置されるクッションが備えられたものがある。このようなクッションとして、例えば、下記特許文献1に記載された歯科用治療椅子に備えられたサポートバックがある。このサポートバックは、複数のエアバックと、各エアバックへの給排気のための幹線エアーチューブとが備えられ、この幹線エアーチューブを通じてエアバックが給排気されて膨張し、または縮小する。各エアバックが個々に制御されるため、サポートバックは、着座者の体形に合わせて様々な凹凸に調整される。

概要

様々な着座者の背中に合わせて形状を変化させると共にその形状を維持し、着座者の姿勢を保持することができる姿勢保持具を提供する。 姿勢保持具10は、着座者1が着座する椅子3の背もたれ部4と着座者1の背面2との間に配置され、背もたれ部4が傾倒または起立しながら給気されることで背面2の形状に沿って変形すると共に、背面2と対面する背面対面部12が背面2と接触し、背もたれ部4が停止して排気されることで背面2の形状を維持する。

目的

すなわち、様々な着座者の背中に合わせて形状を変化させると共に、施術の工程に合わせて、適宜その変化後の形状を維持し、着座者の姿勢を保持することができる姿勢保持具の提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

着座者着座する椅子背もたれ部と前記着座者の背面との間に配置され、給気されることで前記背面の形状に沿って変形すると共に、前記背面と対面する背面対面部が前記背面と接触し、排気されることで前記背面の形状を維持する、ことを特徴とする姿勢保持具

請求項2

前記背もたれ部が、傾倒後、停止して排気される、ことを特徴とする請求項1に記載された姿勢保持具。

請求項3

前記背もたれ部が、傾倒または起立しながら給気され、傾倒後、停止して排気される、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された姿勢保持具。

請求項4

前記椅子に対する着脱が可能である、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された姿勢保持具。

請求項5

給排気されるエアーの供給が、前記着座者の診療に用いられる器具を制御する歯科治療ユニットによって行われる、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された姿勢保持具。

請求項6

給気されるエアーの流路である給気路と、排気されるエアーの流路である排気路と、前記排気路に備えられてエアーを排気する真空発生器と、前記真空発生器にエアーを供給する供給路と、前記給気路を開閉する給気コントローラと、前記供給路を開閉する供給コントローラと、から構成された給排気制御装置が備えられた、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された姿勢保持具。

技術分野

0001

本発明は、例えば医療施設理美容施設などで用いられる椅子に備えられる姿勢保持具に関するものである。

背景技術

0002

従来、医療施設や理美容施設などにおいて施術される際に着座者着座する椅子は、背もたれ部に取り付けられて着座者の背中との間に配置されるクッションが備えられたものがある。このようなクッションとして、例えば、下記特許文献1に記載された歯科用治療椅子に備えられたサポートバックがある。このサポートバックは、複数のエアバックと、各エアバックへの給排気のための幹線エアーチューブとが備えられ、この幹線エアーチューブを通じてエアバックが給排気されて膨張し、または縮小する。各エアバックが個々に制御されるため、サポートバックは、着座者の体形に合わせて様々な凹凸に調整される。

先行技術

0003

特開2005−270211号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、特許文献1に記載されたサポートバックは、上記したとおり、複数のエアバックが備えられているため、各エアバック同士の間に隙間が形成され、この隙間が着座者の背中に適合しない場合がある。また、複数のエアバックは幹線エアーチューブで連結され、内部にエアーのみが充満しているため、エアバック内部の圧力が全体に均一である。人体荷重が加わった場合、偏って荷重が多く加わる部分が存在すると、他部分の圧力が増加し、他部分のエアバックが隆起することとなり、着座者の体形に沿った形状とはならない。例えば、高齢円背した着座者は、円背の度合いが左右対称であるとは限らず、また、着座者の体格は、年齢性別に応じて異なるため、すべての着座者の背中に合わせて調整し、適合させることは困難である。

0005

本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、様々な着座者の背中に合わせて形状を変化させると共に、施術の工程に合わせて、適宜その変化後の形状を維持し、着座者の姿勢を保持することができる姿勢保持具の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明に係る姿勢保持具は、着座者が着座する椅子の背もたれ部と前記着座者の背面との間に配置され、給気されることで前記背面の形状に沿って変形すると共に、前記背面と対面する背面対面部が前記背面と接触し、排気されることで前記背面の形状を維持する、ことを特徴とする。

0007

本発明に係る姿勢保持具は、前記背もたれ部が、傾倒後、停止して排気される、ことを特徴とする。

0008

本発明に係る姿勢保持具は、前記背もたれ部が、傾倒または起立しながら給気され、傾倒後、停止して排気される、ことを特徴とする。

0009

本発明に係る姿勢保持具は、椅子に対する着脱が可能である、ことを特徴とする。

0010

本発明に係る姿勢保持具は、給排気されるエアーの供給が、前記着座者の診療に用いられる器具を制御する歯科治療ユニットによって行われる、ことを特徴とする。

0011

本発明に係る姿勢保持具は、給気されるエアーの流路である給気路と、排気されるエアーの流路である排気路と、前記排気路に備えられてエアーを排気する真空発生器と、前記真空発生器にエアーを供給する供給路と、前記給気路を開閉する給気コントローラと、前記供給路を開閉する供給コントローラと、から構成された給排気制御装置が備えられた、ことを特徴とする。

発明の効果

0012

本発明に係る姿勢保持具は上記した構成である。すなわち、姿勢保持具は、給気されることで、自在に形状を変形することが可能な状態となり、背面対面部が着座者の背面の形状に沿って隙間なく接触して背面に適合した形状に変形する。この状態で排気されると、姿勢保持具は背面に適合した形状を維持する。したがって、様々な着座者の背面に合わせて形状を変化させると共にその形状を維持し、着座者の姿勢を保持することができる。

0013

ここで、背もたれ部の傾倒と起立が繰り返される際、着座者の姿勢はその都度変化するため、初めに着座した際の着座者の背面と背面対面部との接触位置および接触する部分の形状が、背もたれ部が傾倒して横たわった際の着座者の背面と背面対面部との接触位置および接触する部分の形状と、通常異なる。再び背もたれ部が起立した際の座位の着座者の背面と背面対面部との接触位置および接触する部分の形状は、さらに変化している。すなわち、着座した着座者の背面の形状に合わせて姿勢保持具の形状を変化させても、その形状は、横たわった着座者の背面に適合しない。

0014

そこで、本発明に係る姿勢保持具は、背もたれ部が、傾倒または起立しながら給気され、傾倒後、停止して排気される。この構成により、姿勢保持具は、背もたれ部が傾倒し、停止する以外の場合は、形状が自在に変化可能な柔軟な状態である。すなわち、姿勢保持具は、背もたれ部が傾倒しながら給気され、着座者の背面の形状に沿って、背面対面部が背面に隙間なく接触して背面に適合した形状に変形し、背もたれ部が倒れた状態で停止すると排気され、形状が固定し、横たわった着座者の背面に適合した形状を維持する。また、姿勢保持具は、背もたれ部が起立しながら給気され、背面に適合した形状に変形する。このことにより、姿勢保持具は、着座者の姿勢が変化する毎に、その姿勢に合わせて変化するため、様々な姿勢に合わせて形状を変化させると共にその形状を維持し、着座者の姿勢を保持することができる。

0015

本発明に係る姿勢保持具は、椅子に対する着脱が可能である。したがって、既存の設備に対応させることができ、また、姿勢保持具が必要な着座者に対してのみ椅子に装着し、姿勢保持具が不要な着座者に対しては椅子から取り外すことで、着座者に応じて対応することができる。

0016

本発明に係る姿勢保持具は、給排気されるエアーの供給が、着座者の診療に用いられる器具を制御する歯科治療ユニットによって行われる。すなわち、既存の設備である歯科治療ユニットによってエアーの供給が行われるため、エアーを供給するための装置を別途用意する必要がない。したがって、既存の設備に対応させることができる。

0017

本発明に係る姿勢保持具は、給気されるエアーの流路である給気路と、排気されるエアーの流路である排気路と、排気路に備えられてエアーを排気する真空発生器と、真空発生器にエアーを供給する供給路と、給気路を開閉する給気コントローラと、供給路を開閉する供給コントローラと、から構成された給排気制御装置が備えられている。この構成により、供給路が供給コントローラによって閉塞すると共に給気路が給気コントローラによって開放すると、エアーが給気路を流通して姿勢保持具に給気される。一方、給気路が給気コントローラによって閉塞すると共に供給路が供給コントローラによって開放すると、真空発生器では、供給路から流入したエアーによって真空が発生し、排気路を流通して吸引されることで姿勢保持具が排気される。したがって、給排気を制御することができる。

図面の簡単な説明

0018

本発明の実施形態に係る姿勢保持具が示された外観図である。
本発明の実施形態に係る姿勢保持具に備えられた給排気制御装置の回路の概略が示された概略回路図である。
本発明の実施形態に係る姿勢保持具の動作が示され、(a)が背もたれ部が起立した椅子において給気された状態の形状可変状態図、(b)が背もたれ部が傾倒した椅子において給気された状態の形状可変状態図、(c)が背もたれ部が傾倒した椅子において排気された状態の形状維持状態図である。
本発明の実施形態の変形例に係る姿勢保持具の動作が示され、(a)が背もたれ部が起立した椅子において給気された状態の形状可変状態図、(b)が背もたれ部が起立した椅子において排気された状態の形状維持状態図、(c)が背もたれ部が傾倒した椅子において給気された状態の形状可変状態図である。

実施例

0019

以下に、本発明の実施形態に係る姿勢保持具を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る姿勢保持具10の外観と、この姿勢保持具10が装着された椅子3が示されている。

0020

図1において、本発明の実施形態に係る姿勢保持具10は、着座者1(図3参照)が着座する椅子3の背もたれ部4と着座者1の背面2(背中、または、背中と後頭部)との間に配置されるものである。姿勢保持具10は、背もたれ部4に取り付けられた際に、背もたれ部4と対面する側が背もたれ対面部11であり、着座者1の背面2と対面する側が背面対面部12である。姿勢保持具10は着脱が可能であるため、椅子3に着脱するための着脱部13が背もたれ対面部11に備えられている。着脱部13は、例えば、バンド14であれば、部5や背もたれ部4に巻き付けられて留められ、カバー15であれば、枕部5の上に被せられる。

0021

姿勢保持具10は、ビーズのような粒状体を適量、内包しており、給排気による内部圧力コントロールによって性質が変化する。すなわち、姿勢保持具10は、給気されることで、密着した粒状体間の密集状態緩和、ビーズ同士の摩擦を減少させ、柔らかな形状可変状態に変化する。一方、排気されることで姿勢保持具10は収縮し、粒状体間が、より密集状態となる。そのため、粒状体同士が密着し、ビーズ同士の摩擦が増加するため、形状維持状態に変化する。

0022

形状可変状態では、姿勢保持具10は一定の形状を有さず、圧力が加えられると形状が変化する。したがって、姿勢保持具10は、椅子3に着座した着座者1が背もたれ部4に凭れたことによって圧力が加えられると、背面2の形状に沿って変形し、背面対面部12の全面が背面2と接触する。一方、形状維持状態では、背面対面部12において背面2の形状が維持される。

0023

ここで、給排気は背もたれ部4の動作と連動し、背もたれ部4が傾倒または起立しながら給気され、傾倒した状態で停止して排気される。すなわち、背もたれ部4が起立した状態から傾倒した状態に変化する最中に、または傾倒した状態から起立した状態に変化する最中に、形状可変状態に変化し、背面対面部12が着座者1の背面2の形状に沿って変形する。一方、背もたれ部4が傾倒した状態で停止して(停止した後に、または停止すと共に)、形状維持状態に変化し、背面2の形状を維持する。この様な状態の変化を生じさせる給排気の制御は、給排気制御装置16によって実現される。

0024

ここで、排気制御装置16について図面に基づいて説明する。図2は、本発明の実施形態に係る姿勢保持具10の給排気制御装置16の回路の概略が示されている。

0025

図2に示されているとおり、給排気制御装置16は、給排気されるエアーを供給するためのエアー供給装置24と、給気される給気エアー32の流路である給気路17と、排気される排気エアー31の流路である排気路18と、この排気路18に備えられ排気エアー31を排気する真空発生器19と、この真空発生器19に供給エアー30を供給する供給路23と、給気路17を開閉する給気コントローラ20と、供給路23を開閉する供給コントローラ21とから構成されている。

0026

エアー供給装置24は、各エアー30,32を供給し、給排気を行うものである。例えば、着座者1の診療に用いられるインスツルメント(図示省略)を制御する歯科治療ユニットなどである。

0027

給気路17は、例えばエアーチューブなどであり、姿勢保持具10とエアー供給装置24とに接続されている。また、給気路17は、給気コントローラ20が流路の途中に接続されている。給気コントローラ20は、例えばバルブなどである。

0028

排気路18は、例えばエアーチューブなどであり、姿勢保持具10と真空発生器19とに接続され、姿勢保持具10への流入を規制する逆止弁22が流路の途中に接続されている。なお、排気路18と給気路17とは、姿勢保持具10側において単一のエアーチューブを共有する構成であってもよい。

0029

供給路23は、例えばエアーチューブなどであり、真空発生器19とエアー供給装置24とに接続されている。また、供給路23は、供給コントローラ21が流路の途中に接続されている。供給コントローラ21は、例えばバルブなどである。なお、供給路23と給気路17とは、エアー供給装置24側において単一のエアーチューブを共有する構成であってもよい。

0030

真空発生器19は、真空ポートに排気路18が接続され、供給ポートに供給路23が接続されている。

0031

上記のとおり、姿勢保持具10が構成されている。次に、姿勢保持具10の動作を図面に基づいて説明する。図3は、本発明の実施形態に係る姿勢保持具10の動作の状態が示されている。

0032

図3(a)に示されているとおり、椅子3は、枕部5にカバー15が被せられて姿勢保持具10が装着されている。着座者1が椅子3に着座した状態では、背もたれ部4が起立し、この背もたれ部4と着座者1の背面2との間に姿勢保持具10が配置されている。

0033

背もたれ部4が起立した状態において、姿勢保持具10は形状可変状態である。すなわち、供給コントローラ21が供給路23を閉塞すると共に給気コントローラ20が給気路17を開放し、エアー供給装置24から供給された供給エアー32が給気路17を流通するため、給気された姿勢保持具10は形状可変状態である。この状態で、各コントローラ20,21が閉塞することで(図2参照)、形状可変状態が維持される。

0034

形状可変状態で、着座者1が椅子3に着座して背もたれ部4に凭れると、圧力が加えられて姿勢保持具10の背面対面部12は背面2の形状に沿って変形し、背面対面部12の全面が背面2に隙間なく接触して背面2に適合した形状に変形する。

0035

図3(b)に示されているとおり、背もたれ部4が傾倒すると、姿勢保持具10は、形状可変状態を維持しながら背もたれ部4が傾倒し、横たわった着座者1の背面2に適合した形状に背面対面部12が変化する。

0036

図3(c)に示されているとおり、背もたれ部4が傾倒した状態で停止して排気されて形状維持状態に変化し、横たわった着座者1の背面2に適合した形状が維持される。すなわち、給気コントローラ20が給気路17を閉塞すると共に供給コントローラ21が供給路23を開放すると、エアー供給装置24から供給された供給エアー30が真空発生器19の供給ポートから流入することで真空が発生し、排気路18を流通して真空ポートから排気エアー31が吸引されることで姿勢保持具10が排気される。姿勢保持具10は、排気されて収縮し、形状維持状態となり、各コントローラ20,21が閉塞することで(図2参照)、形状維持状態が維持される。

0037

再び背もたれ部4が起立すると、姿勢保持具10は形状可変状態に変化する(図3(a)参照)。

0038

上記のとおり、姿勢保持具10は動作する。ここで、本実施形態の変形例によれば、次のような動作が可能である。図4は、本発明の実施形態の変形例に係る姿勢保持具10の動作の状態が示されている。

0039

図4(a)に示されているとおり、背もたれ部4が起立した状態における形状可変状態で、着座者1が椅子3に着座して背もたれ部4に凭れた後、図4(b)に示されているとおり、姿勢保持具10が形状維持状態に変化し、着座した着座者1の背面2に適合した形状を維持する。すなわち、給気コントローラ20が給気路17を閉塞すると共に供給コントローラ21が供給路23を開放すると、エアー供給装置24から供給された供給エアー30が真空発生器19の供給ポートから流入することで真空が発生し、排気路18を流通して真空ポートから排気エアー31が吸引されることで姿勢保持具10が排気される。姿勢保持具10は、排気されて収縮し、形状維持状態となり、各コントローラ20,21が閉塞することで(図2参照)、形状維持状態が維持される。すなわち、着座した着座者1の背面2に適合した形状で背面対面部12が維持される。

0040

その後、図4(c)に示されているとおり、背もたれ部4が傾倒すると、姿勢保持具10は、背もたれ部4が傾倒しながら給気されて形状可変状態に変化し、横たわった着座者1の背面2に適合した形状に背面対面部12が変化する。背もたれ部4が傾倒した状態で停止して排気されて形状維持状態に変化し、各コントローラ20,21が閉塞することで(図2参照)、形状維持状態が維持される。すなわち、横たわった着座者1の背面2に適合した形状が維持される。

0041

また、背もたれ部4が再び起立すると、姿勢保持具10は、背もたれ部4が起立しながら給気されて形状可変状態に変化し、着座した着座者1の背面2に適合した形状に背面対面部12が変化する(図4(a)参照)。

0042

図4(b)に示されているとおり、姿勢保持具10は、背もたれ部4が起立した状態で停止して排気されて形状維持状態に変化し、着座した着座者1の背面2に適合した形状で背面対面部12が維持される。この状態で、各コントローラ20,21が閉塞することで(図2参照)、形状維持状態が維持される。

0043

次に、本実施形態の効果を説明する。

0044

上記したとおり、本実施形態によれば、姿勢保持具10は、給気されることで形状可変状態に変化し、一方、排気されることで収縮して形状維持状態に変化する。形状可変状態では、姿勢保持具10は一定の形状を有さず、圧力が加えられると形状が変化する。したがって、姿姿勢保持具10は、椅子3に着座した着座者1が背もたれ部4に凭れたことによって圧力が加えられると、着座者1の背面2の形状に沿って変形し、背面対面部12の全面が背面2に隙間なく接触して背面2に適合した形状に変形する。一方、形状維持状態では、姿勢保持具10は、背面2に適合した形状を維持する。したがって、様々な着座者1の背面2に合わせて形状を変化させると共にその形状を維持し、着座者1の姿勢を保持することができる。

0045

本実施形態によれば、背もたれ部4が起立した状態から傾倒した状態に変化する最中に、または傾倒した状態から起立した状態に変化する最中に、形状可変状態に変化し、背面対面部12が着座者1の背面2の形状に沿って、背面対面部12の全面が背面2に隙間なく接触して背面2に適合した形状に変形する。一方、背もたれ部4が傾倒した状態で停止して、形状維持状態に変化し、横たわった着座者1の背面2に適合した形状を維持する。このことにより、姿勢保持具10は、着座者1の姿勢が変化する毎に、その姿勢に合わせて変化するため、様々な姿勢に合わせて形状を変化させると共にその形状を維持し、着座者1の姿勢を保持することができる。

0046

本実施形態によれば、椅子3に着脱するためのカバー15が背もたれ対面部11に備えられている。したがって、既存の設備に対応させることができ、また、姿勢保持具10が必要な着座者1に対してのみ椅子3に装着し、姿勢保持具10が不要な着座者1に対しては椅子3から取り外すことで、着座者1に応じて対応することができる。

0047

本実施形態によれば、給排気するエアーを供給するエアー供給装置24は、着座者1の診療に用いられるインスツルメントを制御する歯科治療ユニットである。すなわち、既存の設備である歯科治療ユニットによって供給エアー30または給気エアー32が提供されるため、各エアー30,32を提供するための装置を別途用意する必要がない。したがって、既存の設備に対応させることができる。

0048

本実施形態によれば、給排気制御装置16は、給排気される各エアー30,32を提供するためのエアー供給装置24と、給気エアー32の流路である給気路17と、排気エアー31の流路である排気路18と、この排気路18に備えられて排気エアー31を排気する真空発生器19と、この真空発生器19に供給エアー30を供給する供給路23と、給気路17を開閉する給気コントローラ20と、供給路23を開閉する供給コントローラ21とから構成されている。この構成により、供給路23が供給コントローラ21によって閉塞すると共に給気路17が給気コントローラ20によって開放すると、給気エアー32がエアー供給装置24から給気路17を流通して姿勢保持具10が給気される。一方、給気路17が給気コントローラ20によって閉塞すると共に供給路23が供給コントローラ21によって開放すると、真空発生器19では、エアー供給装置24から供給路23を流通した供給エアー30によって真空が発生し、排気エアー31が排気路18を流通して吸引されることで姿勢保持具10が排気される。したがって、給排気を制御することができる。

0049

本実施形態によれば、治療部位及び治療姿勢を変更させる際、背もたれ部4が倒れた状態を維持し、上記動作とは別に、手動において各コントローラ20,21を制御し、給気及び排気を行い、治療部位及び治療姿勢に適した形状に変形させることが可能である。

0050

本実施形態によれば、施術途中にうがいが必要な場合、うがいを行うために傾倒した背もたれ部4を起き上がらせ、うがい後、再び背もたれ部4を元のポジションへ傾倒させる操作を行う。当該操作を行う場合は、エアーの供給を行わず形状維持状態を維持した操作が可能である。

0051

排気、給気のタイミングは上記した場合以外においても、治療姿勢及び治療の種類に応じて組み合わせは変更が可能である。

0052

以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。

0053

1着座者
2 背面
3椅子
4背もたれ部
5枕部
10姿勢保持具
11 背もたれ対面部
12 背面対面部
13着脱部
14バンド
15カバー
16給排気制御装置
17給気路
18排気路
19真空発生器(排気装置
20給気コントローラ
21 供給コントローラ
22逆止弁
23供給路
24エアー供給装置
30供給エアー
31排気エアー
32 給気エアー

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