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技術 ピッキングシステムおよびカート

出願人 オークラ輸送機株式会社
発明者 礒部進
出願日 2015年6月22日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2015-124954
公開日 2017年1月12日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2017-007809
状態 特許登録済
技術分野 倉庫・貯蔵装置
主要キーワード 対向枠 後側枠 前側枠 上下移動体 ストッパ付き 複数列状 セッティング作業 特定ラベル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年1月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

第2の保管手段に対して物品を効率的に補充することで2次ピッキング作業者の作業効率を向上できるとともに、設備の簡素化を図ることができるピッキングシステムを提供する。

解決手段

1次ピッキング作業者Aが第1の保管手段からピッキングした物品Wを収納する複数の物品収納部24を有するカート11と、2次ピッキング作業者Bがピッキングする物品Wを保管する複数の物品保管部34を有する保管棚12とを備える。カート11は、保管棚12の後側にセット可能である。物品収納部24を、物品Wを収納する状態から、収納された物品Wを対応する保管棚12の物品保管部34に向けて案内する状態に切り替えることで、カート11から保管棚12手段へ物品Wが移載される。

概要

背景

従来、例えば特許文献1に記載されたピッキング設備におけるピッキングシステムが知られている。

この従来のピッキングシステムは、第1の保管手段に設けられた複数の物品保管部を有する複数列状保管棚と、1次ピッキング作業者が保管棚からピッキングした物品収納する複数の物品収納部を有するカートと、このカートがセットされた状態時に物品収納部とする開口部を有するゲートと、このゲートに各物品収納部と対応するように設けられ2次ピッキング作業者に対してピッキングすべき物品が収納されている物品収納部を指示する指示手段とを備えている。

そして、2次ピッキング作業を行うスペースに1つのゲートが設置された構成では、2次ピッキング作業として、ゲートとカートとで構成された第2の保管手段から、指示手段に従って商品をピッキングしてコンベヤ上を搬送されるコンテナに商品を投入し、ゲートにセットされたカートが空になると、2次ピッキング後の空のカートと1次ピッキング作業済みの新しいカートとを入れ替える作業を行っていた。

また、2次ピッキング作業を行うスペースに複数、例えば2つのゲートが設置された構成では、2次ピッキング作業により一のゲートにセットされたカートが空になると、他のゲートにセットされたカートから物品をピッキングし、その間に一のゲートにセットされた空のカートの入れ替え作業を行っていた。

概要

第2の保管手段に対して物品を効率的に補充することで2次ピッキング作業者の作業効率を向上できるとともに、設備の簡素化をることができるピッキングシステムを提供する。1次ピッキング作業者Aが第1の保管手段からピッキングした物品Wを収納する複数の物品収納部24を有するカート11と、2次ピッキング作業者Bがピッキングする物品Wを保管する複数の物品保管部34を有する保管棚12とを備える。カート11は、保管棚12の後側にセット可能である。物品収納部24を、物品Wを収納する状態から、収納された物品Wを対応する保管棚12の物品保管部34に向けて案内する状態に切り替えることで、カート11から保管棚12手段へ物品Wが移載される。

目的

本発明はこのような点に鑑みなされたもので、第2の保管手段に対して物品を効率的に補充することで2次ピッキング作業者の作業効率を向上できるとともに、設備の簡素化を図ることができるピッキングシステムおよびカートを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

1次ピッキング作業者が第1の保管手段からピッキングした物品収納する複数の物品収納部を有するカートと、2次ピッキング作業者がピッキングする物品を保管する複数の物品保管部を有する第2の保管手段とを備え、前記カートは、前記第2の保管手段の後側にセットされ、前記物品収納部が、物品を収納する状態から、収納された物品を対応する前記第2の保管手段の前記物品保管部に向けて案内する状態に切り替えられることで、前記カートから前記第2の保管手段へ物品が移載されることを特徴とするピッキングシステム

請求項2

各物品収納部の前側開口から搬出された物品が、各物品保管部の後側開口から搬入されることでカートから第2の保管手段へ物品が移載され、前記カートおよび前記第2の保管手段は、一の物品収納部と一の物品保管部とが対応しており、前記一の物品収納部から対応する前記一の物品保管部へ、同一の所定単位の物品が移載されることを特徴とする請求項1記載のピッキングシステム。

請求項3

カートに収納された物品が、第2の保管手段へ一斉に移載されることを特徴とする請求項1または2記載のピッキングシステム。

請求項4

カートは、物品収納部に載置された物品を下方から支持する棚板部を有し、この棚板部は、物品が載置される載置状態と、載置された物品を対応する物品保管部に向けて案内するように傾斜した案内状態とに切替可能であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のピッキングシステム。

請求項5

1次ピッキング作業者が第1の保管手段からピッキングした物品を収納する複数の物品収納部を備え、2次ピッキング作業者がピッキングする物品を保管する複数の物品保管部を備えた第2の保管手段の後側にセットされた状態にて、前記物品収納部が物品を収納する状態から前記物品収納部に収納された物品を対応する前記物品保管部に向けて案内する状態に切り替えられることで、前記第2の保管手段へ物品を移載可能であり、前記物品収納部は、物品が載置される載置状態と載置された物品が前記第2の保管手段の前記物品保管部に向けて案内されるように傾斜した案内状態とに切替可能な棚板部を有し、一の物品収納部は、前記第2の保管手段の一の物品保管部に対応して設けられ、各物品収納部の前記棚板部が載置状態から案内状態に切り替えられることにより、各物品収納部の前側開口から搬出された物品が対応する各物品保管部の後側開口から搬入されて、前記一の物品収納部から対応する前記一の物品保管部へ同一の所定単位の物品が移載されることを特徴とするカート。

技術分野

0001

本発明は、物流センター等における物品仕分け作業に用いられるピッキングシステムおよびカートに関するものである。

背景技術

0002

従来、例えば特許文献1に記載されたピッキング設備におけるピッキングシステムが知られている。

0003

この従来のピッキングシステムは、第1の保管手段に設けられた複数の物品保管部を有する複数列状保管棚と、1次ピッキング作業者が保管棚からピッキングした物品を収納する複数の物品収納部を有するカートと、このカートがセットされた状態時に物品収納部とする開口部を有するゲートと、このゲートに各物品収納部と対応するように設けられ2次ピッキング作業者に対してピッキングすべき物品が収納されている物品収納部を指示する指示手段とを備えている。

0004

そして、2次ピッキング作業を行うスペースに1つのゲートが設置された構成では、2次ピッキング作業として、ゲートとカートとで構成された第2の保管手段から、指示手段に従って商品をピッキングしてコンベヤ上を搬送されるコンテナに商品を投入し、ゲートにセットされたカートが空になると、2次ピッキング後の空のカートと1次ピッキング作業済みの新しいカートとを入れ替える作業を行っていた。

0005

また、2次ピッキング作業を行うスペースに複数、例えば2つのゲートが設置された構成では、2次ピッキング作業により一のゲートにセットされたカートが空になると、他のゲートにセットされたカートから物品をピッキングし、その間に一のゲートにセットされた空のカートの入れ替え作業を行っていた。

先行技術

0006

特公平5−5721号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上述の1つのゲートが設置された構成では、カートの各物品収納部から全ての物品のピッキングが終わるまで、カートをゲートにセットしておく必要があった。そのため、カートが空になると物品補充のために次のカートに入れ替える作業が必要となる。2次ピッキング作業者は、その入れ替え作業のためにピッキング作業を一時的に中断する必要があり、作業効率に問題があった。

0008

また、複数のゲートが設置された構成では、カートの入れ替え作業による2次ピッキング作業者のピッキング作業の中断を回避できるが、1人の2次ピッキング作業者に対して第2保管手段を構成する複数のゲートを用意する必要があり、ピッキングシステムが複雑化するという問題があった。

0009

本発明はこのような点に鑑みなされたもので、第2の保管手段に対して物品を効率的に補充することで2次ピッキング作業者の作業効率を向上できるとともに、設備の簡素化を図ることができるピッキングシステムおよびカートを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

請求項1に記載されたピッキングシステムは、1次ピッキング作業者が第1の保管手段からピッキングした物品を収納する複数の物品収納部を有するカートと、2次ピッキング作業者がピッキングする物品を保管する複数の物品保管部を有する第2の保管手段とを備え、前記カートは、前記第2の保管手段の後側にセットされ、前記物品収納部が、物品を収納する状態から、収納された物品を対応する前記第2の保管手段の前記物品保管部に向けて案内する状態に切り替えられることで、前記カートから前記第2の保管手段へ物品が移載されるものである。

0011

請求項2に記載されたピッキングシステムは、請求項1記載のピッキングシステムにおいて、各物品収納部の前側開口から搬出された物品が、各物品保管部の後側開口から搬入されることでカートから第2の保管手段へ物品が移載され、前記カートおよび前記第2の保管手段は、一の物品収納部と一の物品保管部とが対応しており、前記一の物品収納部から対応する前記一の物品保管部へ、同一の所定単位の物品が移載されるものである。

0012

請求項3に記載されたピッキングシステムは、請求項1または2記載のピッキングシステムにおいて、カートに収納された物品が、第2の保管手段へ一斉に移載されるものである。

0013

請求項4に記載されたピッキングシステムは、請求項1ないし3いずれか一記載のピッキングシステムにおいて、カートは、物品収納部に載置された物品を下方から支持する棚板部を有し、この棚板部は、物品が載置される載置状態と、載置された物品を対応する物品保管部に向けて案内するように傾斜した案内状態とに切替可能であるものである。

0014

請求項5に記載されたカートは、1次ピッキング作業者が第1の保管手段からピッキングした物品を収納する複数の物品収納部を備え、2次ピッキング作業者がピッキングする物品を保管する複数の物品保管部を備えた第2の保管手段の後側にセットされた状態にて、前記物品収納部が物品を収納する状態から前記物品収納部に収納された物品を対応する前記物品保管部に向けて案内する状態に切り替えられることで、前記第2の保管手段へ物品を移載可能であり、前記物品収納部は、物品が載置される載置状態と載置された物品が前記第2の保管手段の前記物品保管部に向けて案内されるように傾斜した案内状態とに切替可能な棚板部を有し、一の物品収納部は、前記第2の保管手段の一の物品保管部に対応して設けられ、各物品収納部の前記棚板部が載置状態から案内状態に切り替えられることにより、各物品収納部の前側開口から搬出された物品が対応する各物品保管部の後側開口から搬入されて、前記一の物品収納部から対応する前記一の物品保管部へ同一の所定単位の物品が移載されるものである。

発明の効果

0015

本発明によれば、物品収納部が、物品を収納する状態から、収納された物品を対応する第2の保管手段の物品保管部に向けて案内する状態に切り替えられることで、カートから第2の保管手段へ物品が移載されるため、第2の保管手段に対する効率的な物品の補充によって2次ピッキング作業者の作業効率を向上できるとともに、設備を簡素化できる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の一実施の形態に係るピッキングシステムの概略平面図である。
同上ピッキングシステムにおける収容棚を示す正面図である。
同上ピッキングシステムにおけるカートを示す正面図である。
(a)は同上ピッキングシステムにおいて、物品がカートに収納された状態を示す説明図であり、(b)は同上ピッキングシステムにおいて、物品がカートから保管棚に移載された状態を示す説明図である。
同上ピッキングシステムにおける保管棚を示す正面図である。
同上ピッキングステムにおけるピッキング作業に関する情報のやり取りを示す説明図である。
同上ピッキングシステムにおける1次ピッキング作業を説明するためのフローチャートである。
同上ピッキングシステムにおける2次ピッキング作業を説明するためのフローチャートである。
(a)はカートの変形例において物品が収納された状態を示す説明図であり、(b)はカートの変形例において物品が移載される状態を示す説明図である。
(a)はカートの他の変形例において物品が収納された状態を示す説明図であり、(b)はカートの他の変形例において物品が移載される状態を示す説明図である。

実施例

0017

以下、本発明の一実施の形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。

0018

図1に示すように、ピッキングシステム1では、まず、カート11を伴って移動する1次ピッキング作業者Aが、物品Wを例えば種類別等で出し入れ可能に収納する第1の保管手段2から物品Wをピッキングしてカート11へ集荷する。

0019

その後、1次ピッキング作業者Aが集荷した各物品Wは、カート11から第2の保管手段である保管棚12に移載される。

0020

そして、2次ピッキング作業者Bが、保管棚12から物品Wをピッキングし、搬送装置3で搬送される集品容器4に、そのピッキングした物品Wを投入する。

0021

なお、図示していないが、2次ピッキング作業者Bの上流には、所定の商品が保管される他の保管棚が設けられており、その保管棚を担当する他の2次ピッキング作業者は、搬送装置3にて搬送される集品容器4に対して所定の商品を投入する作業を行う。

0022

このピッキングシステム1では、集品容器4に紐付いたオーダが要求する物品Wが上流から順次集品容器4に投入されることで物品Wが集荷される。つまり、一の2次ピッキング作業者B用の保管棚12に保管される物品Wは、他の保管棚に保管されていない物品Wである。例えば、保管棚12には、出荷頻度が少ないため常時ストックしておく必要性が低い低頻度の物品Wを保管できる。このように低頻度の物品Wが保管される場合等には、保管棚12にはオーダに応じた物品Wが都度補充される必要がある。

0023

第1の保管手段2には、複数の収容棚13が直線状に並設されて複数列(例えば6列)の収容棚列14a,14b,14c,14d,14e,14fが配設されている。

0024

収容棚列14aと収容棚列14bとは、互いに離間対向して平行状に設置されている。収容棚列14bと収容棚列14cとは、互いに背面が接するように背合わせ状態で設置されている。収容棚列14cと収容棚列14dとは、互いに離間対向して平行状に設置されている。収容棚列14dと収容棚列14eとは、互いに背面が接するように背合わせ状態で設置されている。収容棚列14eと収容棚列14fとは、互いに離間対向して平行状に設置されている。そして、収容棚列14a,14b間、収容棚列14c,14d間および収容棚列14e,14f間は、それぞれ1次ピッキング作業者Aがカート11とともに移動するための通路15a,15b,15cとなる。

0025

図2に示すように、各収容棚13は、収容棚本体16を有している。収容棚本体16は、前方に向かって開口し物品Wが出し入れ可能に収容される複数(例えば、5列×4段=20間口)の物品収容部17を有している。収容棚本体16の前面には、バーコード等が印刷された間口特定手段としての収容棚間口ラベル18が各物品収容部17に対応するように設けられている。なお、物品収容部17には、物品Wが例えば種類毎や、SKU(Stock KeepingUnit)毎に収容されている。

0026

図3に示すように、カート11は、カート本体21を有している。カート本体21の下面には、ストッパ付きキャスタ22が設けられている。カート本体21の進行方向における両側面には、取手23が設けられている。また、カート本体21は、進行方向に対する左右両側に向かって開口して物品Wが出し入れ可能に収納される複数(例えば3列×5段=15間口)の物品収納部24を有している。つまり、カート11は、進行方向に互いに離間対向する1対の対向枠部25と、これら両対向枠部25に架設され互いに上下方向に離間した5つの棚板部26aと、棚板部26a上に設けられ棚板部26a上の空間を左右方向に仕切る仕切り部27とを有しており、これら対向枠部25、棚板部26aおよび仕切り部27によって、収容棚13から取り出した物品Wを収納する複数の物品収納部24が形成されている。さらに、カート本体21の下端位置には、キャスタ22が底面に接続された底板部26bが設けられ、カート本体21の上端位置には、天井板部26cが設けられている。

0027

カート本体21には、バーコードまたはQRコード登録商標)等の識別子が印刷されたカート特定手段であるカート特定ラベル(図示せず)が設けられている。なお、カート特定ラベルは、文字情報(例えばカート番号)が印刷された構成でもよく、対向枠部25の外側や、天井板部26cに設置してもよい。

0028

また、カート本体21における各物品収納部24に対応する位置には、バーコード等の識別子が印刷された間口特定手段であるカート間口ラベル28が設けられている。なお、カート間口ラベル28は、棚板部26aの長手方向の両側面に設けられた構成でも、片側面のみに設けられた構成でもよい。

0029

そして、カート11は、図4(a)に示すように、棚板部26aが略水平で物品Wを下方から支持する平面状態である載置状態と、図4(b)に示すように、棚板部26aに載置された物品Wが保管棚12側へ滑り落ちるように移動する傾斜状の斜面状態である案内状態とに切り替え可能である。なお、図4(b)では、棚板部26aは、幅方向の一方側(保管棚12側)が、幅方向の他方側より低くなるように、長手方向の軸を中心に回転している。

0030

ここで、カート11には、各物品収納部24の状態を同時に切り替えるための図示しない切替手段が設けられている。この切替手段は、例えばフットペダルフットスイッチ)やレバー等を介して、棚板部26aを、略水平で物品Wを載置可能な載置状態から、保管棚12へ向けて下方に傾斜する案内状態に切り替えるものである。

0031

図5に示すように、保管棚12は保管棚本体33を有している。保管棚本体33は、互いに離間対向する左右1対の対向枠部35と、これら両対向枠部35に架設され互いに上下方向に離間した5つの保管棚板部36aと、保管棚板部36a上に設けられ保管棚板部36a上の空間を左右方向に仕切る仕切り部37とを有している。保管棚本体33の内部は、保管棚板部36aによって上下方向に仕切られ、仕切り部37によって左右方向に仕切られることによって、複数(例えば3列×5段=15間口)の物品保管部34が形成されている。また、保管棚本体33の上端位置には、天井板部36bが設けられている。

0032

保管棚板部36aは、図4に示すように物品Wの載置面が、2次ピッキング作業者Bが物品Wを取り出す方向である前側に向かって前下がりに傾斜するように設けられている。

0033

保管棚本体33の前側には、カート11によって後側から移載された物品Wが、傾斜した保管棚板部36aを滑るように投入された結果、そのまま間口から飛び出さないように係止する係止部39が設けられている。

0034

また、係止部39の前面には、2次ピッキング作業者Bに対してピッキングすべき物品が保管されている物品保管部34を指示する指示手段38が、各物品保管部34に対応して設けられている。指示手段38は、例えば面や文字(例えばピック数)を発光させることによって物品Wを取り出す保管位置を指示するランプ型の表示器等である。

0035

保管棚12の後側には、図1に示すように、カート11から保管棚12へ物品Wを移載する際にカート11がセットされる投入位置30が設けられている。また、投入位置30の側方には、投入位置30を挟んで、収納された物品Wが保管棚12へ移載される前の待ち状態のカート11を待機させる待機位置29と、物品Wが保管棚12へ補充されたことにより空になったカート11を待機させる排出位置31が設けられている。

0036

保管棚12の後側には、図5に示すように、投入位置30に配置されるカート11の情報(例えばカート番号)を表示するカートセット指示器40が設けられている。このカートセット指示器40は、保管棚12の後側において、カート11が投入位置30にセットされた状態で作業者から目視可能な位置、例えば保管棚12の天井板部36bの後側面に設置されている。なお、カートセット指示器40は、必ずしも保管棚12に取り付けられた構成には限定されず、保管棚12の近傍で、かつ、カート11が投入位置30にセットされた状態でも作業者から目視可能な位置に設置されていればよい。

0037

ここで、保管棚12に物品Wを補充する際には、図4(a)に示すように保管棚12の後側にカート11がセットされた後、図4(b)に示すように、棚板部26aが前下がりに傾斜することで、カート11から保管棚12へ物品Wがスライド移動して移載される。また、カート11の物品収納部24から保管棚12の物品保管部34へ物品Wがスライド移動される際に、物品Wが混ざらないように、各物品保管部34は各物品収納部24に対応するように設けられている。つまり、各物品保管部34と各物品収納部24とは一対一で対応するように設けられており、カート11の一の物品収納部24の前側開口から搬出された物品Wは、保管棚12の対応する物品保管部34の後側開口を通って一の物品保管部34のみに搬入される。そして、各物品収納部24から各物品保管部34にそれぞれ同一の所定単位(例えば、オーダ単位アイテム単位、行単位およびピース単位等)の物品Wが補充される。

0038

図1に示すように、保管棚12の前面には、2次ピッキング作業者Bを挟んで搬送装置3が設けられている。搬送装置3には集品容器4が載置されて搬送されている。搬送装置3は、保管棚12と平行に集品容器4が搬送されるように配置されており、集品容器4は例えば5個を1組として搬送装置3上を間欠的に搬送されてタクト送りされる。なお、搬送装置3には、2次ピッキング作業者Bが物品Wを投入すべき集品容器4を指示する投入指示手段(図示せず)が設けられている。

0039

図6に示すように、ピッキングシステム1にはサーバ7が設けられおり、サーバ7は、ネットワーク6を介して、情報端末5、保管棚12の指示手段38および投入指示手段等と通信するものである。サーバ7には、オーダ情報物品情報オーダ処理情報およびピッキング作業情報等のように、収容棚13、物品収容部17、カート11、物品収納部24、保管棚12および物品保管部34に関する情報等が管理されている。なお、情報端末5としては、ウェアラブル端末ハンディターミナルおよびスマートフォン等を用いることができる。

0040

次に、上記ピッキングシステム1におけるピッキング作業を説明する。

0041

ピッキングシステム1では、まず1次ピッキング作業者Aが第1の保管手段2からカート11へ物品Wを1次ピッキングし、次に2次ピッキング作業者Bがカート11の物品Wを保管棚12へ移載する操作をした後、2次ピッキング作業者Bが保管棚12から集品容器4に物品Wを投入する。

0042

まず、1次ピッキング作業について図6および図7を参照して説明する。

0043

1次ピッキング作業では、1次ピッキング作業者Aが、カート11に紐付けられたオーダ情報に基づいて、カート11とともに通路15a,15b,15cを移動しながら収容棚13から所定の物品Wを取り出して、カート11の所定の物品収納部24に収納する。

0044

すなわち、1次ピッキング作業者Aは、ピッキング作業をする前に、カート11に設けられたカート特定ラベルを情報端末5で読み取り図6に示すように、ネットワーク6を介してサーバ7にカート情報を送信する。すると、サーバ7は、ネットワーク6を介して、カート情報を送信した1次ピッキング作業者Aのカート11に対してオーダ情報を割り当てるとともに、各物品収納部24に対してオーダを紐付ける。また、サーバ7は、オーダ情報に紐付いたカート情報を記憶する。さらに、サーバ7は、ネットワーク6を介してピッキング情報を情報端末5に提供する。なお、1つのオーダに対して物品Wの量が多い場合は、オーダを分割して複数の物品収納部24にその1オーダを対応させてもよい。

0045

1次ピッキング作業者Aの情報端末5には、サーバ7から提供されたピッキング指示情報が、情報端末5の制御部によってディスプレイ8に表示される。

0046

そして、1次ピッキング作業者Aは、情報端末5に表示されたピッキング情報を確認して、ピッキング作業を開始する(ステップ1)。つまり、1次ピッキング作業者Aは、指示された収容棚13の物品収容部17から物品Wを取り出し、この取り出した物品Wを指示されたカート11の物品収納部24に収納する。なお、物品Wのピックミスや投入ミス等の人為的ミスを防止するために、収容棚間口ラベル18とカート間口ラベル28とをピッキング作業や投入作業に応じて情報端末5で読み取って検査してもよい。

0047

1次ピッキング作業者Aが、カート11に紐付けられた全オーダ分をピッキングしてピッキング作業が完了すると、情報端末5にその旨が表示される(ステップ2)。すると、1次ピッキング作業者Aはカート11を伴って保管棚12へ移動する(ステップ3)。なお、保管棚12へ移動する際には、カート11の各物品収納部24には少なくとも1以上の物品Wが載置された状態である。

0048

保管棚12に接近した1次ピッキング作業者Aは、投入位置30に配置されたカート11に物品Wが収納された状態(保管棚12への物品W補充前)か、カート11が空の状態(保管棚12への物品W補充後)かを確認する(ステップ4)。

0049

投入位置30のカート11が保管棚12への物品Wの補充前であれば、1次ピッキング作業者Aは、カート11を待機位置29に配置する(ステップ5)。

0050

また、排出位置31にカート11があるか否かを確認し(ステップ6)、排出位置31にカート11が配置されている場合には、排出位置31に載置されたカート11を回収して(ステップ7)、ピッキング作業を再開する。なお、排出位置31にカート11が配置されていなければ、排出位置31とは別の空カート待機場所(図示せず)からカート11を回収して(ステップ8)、ピッキング作業を再開する。

0051

一方、投入位置30にセット済みのカート11から保管棚12への物品W補充した後で投入位置30のカート11が空の場合には、1次ピッキング作業者Aが、カートセット指示器40に表示された次に投入位置30に配置されるカート11の番号を確認し、対応するカート11を探し出す(ステップ9)。

0052

なお、投入位置30のカート11のカート特定ラベルを情報端末5で読み込み、この読み込んだ情報をネットワーク6を介してサーバ7に送信し、サーバ7から次に投入位置30に配置されるべきカート11の情報をネットワーク6を介して取得し、対応するカート11の文字番号を情報端末5に表示させ、その表示に従って、カート11を探してもよい。

0053

次に投入位置30へ配置されるカート11が待機位置29にあるか否かを確認し(ステップ10)、次に投入位置30へ配置されるカート11がない場合には、1次ピッキング作業者Aは、投入位置30のカート11が空でない場合と同様にステップ5からステップ8のフローをたどる。

0054

一方、次に投入位置30に配置されるカート11が待機位置29にある場合は、1次ピッキング作業者Aは、投入位置30の空カート11を排出位置31に移動させ(ステップ11)、カートセット指示器40の表示に合致するカート11を待機位置29から投入位置30にセットする(ステップ12)。なお、自分が持ち込んだカート11がカートセット指示器40の表示と合致する場合は、そのカート11を投入位置30にセットする。

0055

ここで、保管棚12またはその近傍には、投入位置30にセットされたカート11を特定する装置、例えばカート特定ラベルを読み取るカート特定ラベル読取装置(図示せず)が設けられている。カート特定ラベル読取装置が読み取った投入位置30に配置されたカート11の情報は、ネットワーク6を介してサーバ7に送信されて、正しいカート11かどうか照合され、その結果がサーバ7からネットワーク6を介してカートセット指示器40に伝達される。

0056

カートセット指示器40の表示に基づいて、投入位置30にセットされたカート11が正しいか否かを確認し(ステップ13)、投入位置30に配置されるべきカート11と実際に配置されたカート11とが異なる場合には、カートセット指示器40に「NG」等の文字情報や赤色等の色情報等のように間違ったカート11であることを示す警告がカートセット指示器40に表示がされ(ステップ14)、正しいカート11の配置を促す。なお、カート11の正・誤の警告は文字や色に限られず、音を用いてもよい。

0057

1次ピッキング作業者Aは、正しいカート11を改めて投入位置30にセットする。

0058

実際に投入位置30にセットされたカート11が正しければ、カートセット指示器40の制御部がカートセット指示器40に「OK」等の文字情報や緑色等の色情報等により、正しいカート11であること示す情報をカートセット指示器40に表示させる。

0059

そして、1次ピッキング作業者Aは、排出位置31に配置された空カート11を回収して(ステップ15)、1次ピッキング作業を再開する。

0060

なお、投入位置30にカート11をセットしてから一定時間が経過すると、次に投入位置30に配置されるべきカート11の情報がカートセット指示器40に表示される。

0061

次に、2次ピッキング作業について図8を参照して説明する。

0062

2次ピッキング作業者Bは、保管棚12から物品Wを取り出して集品容器4に投入するピッキング作業を開始する(ステップ1)。保管棚12に保管された全ての物品Wのピッキング作業が完了すると(ステップ2)、次に保管棚12に補充される物品Wが収納されたカート11が投入位置30にセットされているかどうかを確認する(ステップ3)。

0063

投入位置30に物品Wが収納済みのカート11がセットされていない場合には、次に投入位置30に配置されるカート11が待機位置29に載置されているか否かを確認する(ステップ4)。

0064

待機位置29に次のカート11が載置されていない場合には、2次ピッキング作業者Aは、次のカート11が到着するまで待機する(ステップ5)。

0065

そして、次のカート11が到着して(ステップ6)、待機位置29に次のカート11が載置された状態では、2次ピッキング作業者Bは、1次ピッキング作業者Aが行うセッティング作業と同様の作業を行ってもよい。つまり、2次ピッキング作業者Bは、投入位置30のカート11を排出位置31に移動させ(ステップ7)、待機位置29に載置された1次ピッキング作業済みの新たなカート11を投入位置30に移動させる(ステップ8)。

0066

また、カートセット指示器40の表示に基づいてセットされたカート11が正しいか否かを確認する(ステップ9)。

0067

正しいカート11がセットされていない場合には、警告が報知されて(ステップ10)、カート11をセットし直す。

0068

保管棚12に正しいカート11がセットされている場合には、2次ピッキング作業者Bは、カート11の物品収納部24を、図4(a)に示すように物品収納部24の棚板部26aが略水平で物品Wを載置可能な載置状態から、図4(b)に示すように棚板部26aが物品保管部34へ向かって下方に傾斜した案内状態に切り替えるために、切替手段によって棚板部26aを回転させる(ステップ11)。

0069

このようにカート11の物品収納部24の状態を切り替えることで、カート11に収納された各物品Wが、物品収納部24から物品保管部34へ一斉に滑るように移載されて、保管棚12に物品Wが投入される。また、滑るように移載された物品Wは、保管棚12の係止部39によって係止されて物品保管部34内に載置される。

0070

ここで、2次ピッキング作業者Bの物品収納部24の状態切替操作によってカート11の物品収納部24から保管棚12の物品保管部34へ物品Wがスライド移動される際に、物品Wが混ざらないように、保管棚12の各物品保管部34はカート11の各物品収納部24に対応するように配置されている。つまり、各物品保管部34と各物品収納部24とは一対一で対応するように構成されており、カート11の一の物品収納部24の前側開口から搬出された物品Wは、保管棚12の対応する一の物品保管部34の後側開口のみに搬入される。これにより、各物品収納部24から各物品保管部34に同一のオーダ単位の物品が補充される。

0071

そして、2次ピッキング作業者Bは、ピッキング作業を再開し、搬送装置3で搬送されてきた集品容器4が到着すると、保管棚12に設けられた指示手段38による指示にしたがって物品Wをピッキングする。すなわち、指示手段38により指示された物品保管部34から物品Wを取り出し、この取り出した物品Wを集品容器4に投入収容する。この作業は、一のカート11のオーダ情報分の物品Wが無くなって保管棚12が空になるまで行われる。

0072

そして、上記ピッキングシステム1によれば、投入位置30のカート11が空になっていれば、1次ピッキング作業を終えて保管棚12に到着した1次ピッキング作業者Aが、空のカート11を投入位置30から移動させ、次のオーダ群(保管棚12が空になった後に作業対象となるオーダ群であり、保管棚12が空になった後に搬送装置3にて搬送されて来る集品容器4に対応するオーダ群)に対応する物品Wが収納されたカート11を予めセットしておくことができる。したがって、2次ピッキング作業者Bが空のカート11を排出位置31へ移動させて、次のカート11を投入位置30に移動させる手間を省くことができるため、2次ピッキング作業者Bのピッキング作業の中断時間を短縮でき、2次ピッキング作業者Bの作業効率を向上できる。

0073

また、カート11の物品収納部24が、物品Wを収納する状態から、収納された物品Wを対応する物品保管部34に向けて案内する状態に切替可能であるため、保管棚12が空になった後、次のオーダ群に対応する複数の物品Wを保管棚12に補充する際に、保管棚12に近接対向してセットされたカート11の物品保管部34の状態を切り替えるだけで、保管棚12に対して物品Wを効率的に補充でき、素早く2次ピッキング可能な状態にできる。

0074

特に、従来の1人の2次ピッキング作業者Bに対して1つのゲートが設置された構成と比較すると、作業対象のオーダ群に対する2次ピッキング作業が完了し、次のオーダ群に対する2次ピッキング作業に移る際の準備作業が簡略化されるため、2次ピッキング作業者Bのピッキング作業の中断時間を短縮できるとともに、ピッキングラインの停止時間も短縮できる。

0075

また、上述のように保管棚12への物品Wの効率的で素早い補充が可能であるため、従来の1人の2次ピッキング作業者Bに対して複数のゲートを設置する必要がなく、設備を簡素化できる。

0076

さらに、カート11は、物品収納部24の状態を切り替えるための切替手段を有しているため、カート11から保管棚12への物品Wの移載作業を正確かつ容易にでき、より効率的にピッキング作業を行うことができる。

0077

また、上記一実施の形態のピッキング作業では、1次ピッキング作業を経てカート11の各物品収納部24に収納される物品Wは、必ずしも一定ではなくオーダ情報等に応じて適宜変化する。このことから、カート11の各物品収納部24から保管棚12の各物品保管部34に物品Wを移載させる際に、異なるオーダの物品Wが混ざってしまうと誤出荷の発生に繋がる。特にオーダ単位で集品された物品Wが混在すると、2次ピッキング作業者Bが物品Wの混在に気付くことは難しい。そこで、カート11の各物品収納部24が保管棚12の各物品保管部34に対応した位置に設けられていることにより、物品Wを移載する際には、物品収納部24にオーダ毎に載置された状態の物品Wがオーダ毎に物品保管部34に移載されるため、移載時に別のオーダ同士の物品Wが混在してしまうことがなく、カート11から保管棚12への物品Wの移載作業を正確に行うことができ、物品Wの移載を起因とした誤出荷を防止できる。

0078

さらに、カート11の棚板部26aは、略水平で物品Wが載置される載置状態から、載置された物品Wを対応する物品保管部34に向けて案内するように傾斜した案内状態とに切替可能であるため、簡単な構成で、物品収納部24の状態を切り替えることができる。

0079

なお、上記一実施の形態では、2次ピッキング作業者Bは、搬送装置3にて搬送される集品容器4に物品Wを投入収容する構成としたが、このような構成には限定されず、例えば搬送装置3にオーダ単位の物品Wを直接載置して搬送する構成等にしてもよい。

0080

カート11は、棚板部26aが略水平な載置状態から棚板部26aが傾斜した案内状態に変化することにより物品収納部24の状態が切り替えられる構成には限定されず、例えば、物品収納部24から物品保管部34へ向けて物品Wを押し出すように移動させる手段が設けられた構成等、物品Wを収納する状態から、収納された物品Wを対応する物品保管部34に向けて案内する状態に切替可能な構成であればよい。

0081

また、カート11における切替手段は、物品収納部24を、物品Wを収納する状態と、収納された物品Wを対応する物品保管部34に向けて案内する状態とに切替可能な構成であればよい。

0082

すなわち、例えば、物品収納部24に物品Wを収納している場合には棚板部26aを略水平な状態で固定するストッパが設けられ、保管棚12に物品Wを移載する際にストッパによる固定を解除して、棚板部26aが傾斜状になる構成等にしてもよい。

0083

また、棚板部26aが傾斜した状態で固定され、物品Wを棚板部26aから滑り落ちて飛び出ないように保持するストッパが棚板部26aの傾斜した下方側に回動可能に設けられた構成において、ストッパを立設状態から前下がり状態に切り替えることで物品Wの抑留状態を解除し、物品Wを保管棚12に移動するようにしてもよい。

0084

なお、上記一実施の形態では、2次ピッキング作業者Bが保管棚12の全物品保管部34に対するピッキング作業を終了した後の物品Wの補充は、2次ピッキング作業者Bによる物品収納部24の状態切替操作によって行われるが、これは、2次ピッキング作業者Bにピッキング作業ミスにより物品Wが残留している物品保管部34がないかを確認させる機会を設けるためである。

0085

したがって、保管棚12や搬送装置3等にピッキング作業を検知するピッキング検知手段のようなピッキングミスを防止する機能を追加して、全物品保管部34に割り当てられた2次ピッキング作業が全て終了した際に、保管棚12に物品Wが残留していない状態が得られるようにすることで、2次ピッキング作業に対応するカート11が投入位置30にセットされていれば、カート11の物品収納部24から保管棚12の物品保管部34へ自動で物品Wが移載される構成にしてもよい。

0086

さらに、全ての物品収納部24の状態が同時に切り替えられて各物品Wが一斉に移載される構成には限定されず、1段ずつ物品収納部24の状態が切り替えられる構成や、物品収納部24毎に状態が切り替えられる構成等にしてもよい。

0087

また、例えば、図9(a)に示す変形例のように、第1の棚板部41と、この第1の棚板部41の下方に離間して設けられた第2の棚板部42とが、対向枠部25に固定された前側枠部43および後側枠部44に接続されるとともに、第2の棚板部42上に図示しない仕切り部が設けられており、第1の棚板部41と第2の棚板部42と仕切り部とで物品収納部45が形成され、第2の棚板部42を、水平な状態から傾斜した状態に切替可能な構成にしてもよい。

0088

この構成では、第1の棚板部41の前側(保管棚12側)と、第2の棚板部42の長手方向の前側(保管棚12側)とが屈曲可能なリンク機構46により連結され、第2の棚板部42の後端部が切替手段としての上下移動体47を介して後側枠部44に連結されている。

0089

また、投入位置30においては、上下移動体47の下端部にリフトアップ手段48が設置され、このリフトアップ手段48に接続されたフットペダル49がリフトアップ手段48から保管棚12の前側(2次ピッキング作業者Bが2次ピッキング作業する側)に設置されている。

0090

そして、物品収納部45から物品保管部34へ各物品Wを移載させる際には、保管棚12にカート11がセットされた状態にて、2次ピッキング作業者Bがフットペダル49を踏むことにより、図9(b)に示すように、リフトアップ手段48によって上下移動体47が後側枠部44に対して上方へ移動し、リンク機構46が屈曲するとともに第2の棚板部42が前方へ向かって下方へ傾斜し、物品収納部45が物品Wを物品保管部34へ向けて案内する状態に切り換えられる。

0091

また、例えば図10(a)に変形例のように、第1の棚板部51と、この第1の棚板部51の下方に離間して設けられた第2の棚板部52とが、対向枠部25に固定された前側枠部53および後側枠部54に接続されるとともに、第2の棚板部52上に図示しない仕切り部が設けられており、第1の棚板部51と第2の棚板部52と仕切り部とで物品収納部55が形成され、第2の棚板部52を、水平な状態から傾斜した状態に切替可能な構成にしてもよい。

0092

この構成では、第1の棚板部51の前側(保管棚12側)と、第2の棚板部52の前側(保管棚12側)とが棒状のリンク機構56により連結されている。具体的には、第2の棚板部52の前側に長手状の溝部57が設けられ、リンク機構56の下端部が、第2の棚板部52に対して溝部57に沿って移動可能に連結されている。

0093

また、第2の棚板部52の後端部が切替手段としての上下移動体58を介して後側枠部54に連結されている。

0094

投入位置30においては、上下移動体58の下端部にリフトアップ手段59が設置され、このリフトアップ手段59に接続されたフットペダル60がリフトアップ手段59から保管棚12の前側(2次ピッキング作業者Bが2次ピッキング作業する側)に設置されている。

0095

そして、物品収納部55から物品保管部34へ各物品Wを移載させる際には、保管棚12にカート11がセットされた状態にて、2次ピッキング作業者Bがフットペダル60を踏むことにより、図10(b)に示すように、リフトアップ手段59によって上下移動体58が後側枠部54に対して上方へ移動し、リンク機構56が屈曲するとともに第2の棚板部52が前方へ向かって下方へ傾斜し、物品収納部55が物品Wを物品保管部34へ向けて案内する状態に切り換えられる。

0096

なお、図9(b)および図10(b)では、リフトアップ手段48,59が見やすいように、後側枠部44,54を一部省略している。

0097

また、リフトアップ手段48,59は、例えばアクチュエータ等が用いられる。さらに、カート11の後側が上方向に持ち上げられることにより、または、物品Wが前側へ一斉に移動することにより、カート11が前側へ転倒するおそれがある場合は、カート11の天井板部26cを上方から下方に向けて押さえ機構が設けられた構成や、カート11を投入位置30に固定するロック機構が設けられた構成にしてもよい。

0098

さらに、上記一実施の形態では、オーダ単位でのピッキング作業で説明したが、ピッキング作業は、オーダ単位に限られず、アイテム単位、行単位およびピース単位等で行ってもよい。つまり、各物品収納部24には、ピッキング作業に応じた所定単位で物品を収納することが可能である。

0099

1ピッキングシステム
2 第1の保管手段
11カート
12 第2の保管手段としての保管棚
24物品収納部
26a棚板部
34物品保管部
W 物品
A 1次ピッキング作業者
B 2次ピッキング作業者

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