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技術 ヘッドライト消し忘れ通知装置およびヘッドライト消し忘れ通知方法

出願人 三菱電機株式会社
発明者 西橋久美
出願日 2015年6月15日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2015-120156
公開日 2017年1月5日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2017-001605
状態 特許登録済
技術分野 航行(Navigation) 車両の外部照明装置、信号 車両の照明または信号装置のための監視装置
主要キーワード 明度センサ 推定経路 車輌情報 地下道路 トンネル外 車輌前方 走行時刻 明度変化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年1月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

本発明は、ユーザにとって利便性の良いヘッドライトの消し忘れの通知を行うことが可能なヘッドライト消し忘れ通知装置およびヘッドライト消し忘れ通知方法に関する。

解決手段

本発明によるヘッドライト消し忘れ通知装置1は、車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する明度情報取得部3と、車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得するヘッドライト情報取得部4と、明度情報取得部3で取得された明度情報と、ヘッドライト情報取得部4で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断するヘッドライト消し忘れ判断部5と、ヘッドライト消し忘れ判断部5で判断されたヘッドライトの消し忘れを通知する表示部6とを備える。

概要

背景

従来、車輌トンネル通過後、一定距離を走行してもライトが消されず、かつ走行時刻が昼間であると判断される場合に消し忘れを通知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。

また、トンネル走行時においてトンネルを出る前にヘッドライトを自動的に消灯したり、トンネルが連続して存在する場合はヘッドライトを消灯しないようにしたりする技術が開示されている(例えば、特許文献2,3参照)。

概要

本発明は、ユーザにとって利便性の良いヘッドライトの消し忘れの通知を行うことが可能なヘッドライト消し忘れ通知装置およびヘッドライト消し忘れ通知方法に関する。本発明によるヘッドライト消し忘れ通知装置1は、車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する明度情報取得部3と、車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得するヘッドライト情報取得部4と、明度情報取得部3で取得された明度情報と、ヘッドライト情報取得部4で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断するヘッドライト消し忘れ判断部5と、ヘッドライト消し忘れ判断部5で判断されたヘッドライトの消し忘れを通知する表示部6とを備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する明度情報取得部と、前記車輌に設けられたヘッドライト点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得するヘッドライト情報取得部と、前記明度情報取得部で取得された前記明度情報と、前記ヘッドライト情報取得部で取得された前記ヘッドライト情報とに基づいて、前記明度が明るく変化した後に前記ヘッドライトが点灯している場合において、前記ヘッドライトの消し忘れであると判断する判断部と、前記判断部で判断された前記ヘッドライトの消し忘れを通知する通知部と、を備える、ヘッドライト消し忘れ通知装置

請求項2

前記車輌の現在位置を検出する現在位置検出部と、地図データを記憶する地図データ記憶部と、前記現在位置検出部で検出された前記現在位置と、前記地図データ記憶部に記憶された前記地図データとに基づいて、前記車輌の前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索部と、をさらに備え、前記通知部は、前記経路探索部で探索された前記経路上において、前記明度が明るく変化した時の位置から予め定められた距離以内に前記明度が暗く変化する施設が存在する場合は、前記ヘッドライトの消し忘れを通知しないことを特徴とする、請求項1に記載のヘッドライト消し忘れ通知装置。

請求項3

前記車輌の速度を示す車速情報を取得する車速情報取得部をさらに備え、前記予め定められた距離以内に前記明度が暗く変化する施設が存在する場合において、前記通知部は、前記車速情報取得部で取得された前記車速情報に基づいて、前記速度が予め定められた速度以下である場合は前記ヘッドライトの消し忘れを通知し、前記速度が前記予め定められた速度よりも速い場合は前記ヘッドライトの消し忘れを通知しないことを特徴とする、請求項2に記載のヘッドライト消し忘れ通知装置。

請求項4

前記車輌が走行する前記経路における交通情報を取得する交通情報取得部をさらに備え、前記予め定められた距離以内に前記明度が暗く変化する施設が存在する場合において、前記通知部は、前記交通情報取得部で取得された前記交通情報に基づいて、前記車輌の周辺渋滞中である場合は前記ヘッドライトの消し忘れを通知し、前記車輌の周辺が渋滞中でない場合は前記ヘッドライトの消し忘れを通知しないことを特徴とする、請求項2に記載のヘッドライト消し忘れ通知装置。

請求項5

前記車輌の現在位置を検出する現在位置検出部と、地図データを記憶する地図データ記憶部と、前記現在位置検出部で取得された前記現在位置と、前記地図データ記憶部に記憶された前記地図データとに基づいて、前記車輌の前記現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索部と、前記車輌の速度を示す車速情報を取得する車速情報取得部と、をさらに備え、前記通知部は、前記経路探索部で探索された前記経路上において、前記車速情報取得部で取得された前記車速情報に基づいて、前記明度が明るく変化した時から予め定められた時間以内に前記明度が暗く変化する施設が存在する場合は、前記ヘッドライトの消し忘れを通知しないことを特徴とする、請求項1に記載のヘッドライト消し忘れ通知装置。

請求項6

前記明度が暗く変化する施設は、トンネル地下道路地下駐車場、および立体駐車場のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項2から5のいずれか1項に記載のヘッドライト消し忘れ通知装置。

請求項7

前記ヘッドライトの消し忘れを通知した後に前記ヘッドライトが消灯されない場合において、前記通知部は、次に前記ヘッドライトが消灯されるまで前記ヘッドライトの消し忘れを通知しないことを特徴とする、請求項1に記載のヘッドライト消し忘れ通知装置。

請求項8

前記車輌が前記ヘッドライトを常時点灯している場合において、前記通知部は、前記ヘッドライトの消し忘れを通知しないことを特徴とする、請求項1に記載のヘッドライト消し忘れ通知装置。

請求項9

(a)車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する工程と、(b)前記車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得する工程と、(c)前記工程(a)で取得された前記明度情報と、前記工程(b)で取得された前記ヘッドライト情報とに基づいて、前記明度が明るく変化した後に前記ヘッドライトが点灯している場合において、前記ヘッドライトの消し忘れであると判断する工程と、(d)前記工程(c)で判断された前記ヘッドライトの消し忘れを通知する工程と、を備える、ヘッドライト消し忘れ通知方法

技術分野

0001

本発明は、車輌ヘッドライトの消し忘れを通知するヘッドライト消し忘れ通知装置およびヘッドライト消し忘れ通知方法に関する。

背景技術

0002

従来、車輌がトンネル通過後、一定距離を走行してもライトが消されず、かつ走行時刻が昼間であると判断される場合に消し忘れを通知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。

0003

また、トンネル走行時においてトンネルを出る前にヘッドライトを自動的に消灯したり、トンネルが連続して存在する場合はヘッドライトを消灯しないようにしたりする技術が開示されている(例えば、特許文献2,3参照)。

先行技術

0004

特開2000−161967号公報
特開平11−321441号公報
特開2005−199801号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1では、昼間のトンネル外明るいという推定の下でヘッドライトの消し忘れの通知を行っている。しかし、季節または天候によっては、昼間のトンネル外であってもヘッドライトが必要となる程度に車輌の周囲が暗い場合がある。このように、特許文献1では、昼間においてヘッドライトが必要な場合であってもヘッドライトの消し忘れを通知してしまう。

0006

特許文献2,3では、トンネルに特化しており、トンネル以外の場所におけるヘッドライトの消し忘れの通知などに対応することができない。

0007

また、車輌の周囲の明暗に関わらず、ヘッドライトを常時点灯して走行する車輌がある。このような車輌において、特許文献1〜3の技術を適用すると、ユーザが意図的にヘッドライトを常時点灯しているにも関わらず消し忘れの通知を行うため、ユーザにとって利便性が良いとはいえなかった。

0008

本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ユーザにとって利便性の良いヘッドライトの消し忘れの通知を行うことが可能なヘッドライト消し忘れ通知装置およびヘッドライト消し忘れ通知方法に関する。

課題を解決するための手段

0009

上記の課題を解決するために、本発明によるヘッドライト消し忘れ通知装置は、車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する明度情報取得部と、車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得するヘッドライト情報取得部と、明度情報取得部で取得された明度情報と、ヘッドライト情報取得部で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断する判断部と、判断部で判断されたヘッドライトの消し忘れを通知する通知部とを備える。

0010

また、本発明によるヘッドライト消し忘れ通知方法は、(a)車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する工程と、(b)車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得する工程と、(c)工程(a)で取得された明度情報と、工程(b)で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断する工程と、(d)工程(c)で判断されたヘッドライトの消し忘れを通知する工程とを備える。

発明の効果

0011

本発明によると、ヘッドライト消し忘れ通知装置は、車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する明度情報取得部と、車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得するヘッドライト情報取得部と、明度情報取得部で取得された明度情報と、ヘッドライト情報取得部で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断する判断部と、判断部で判断されたヘッドライトの消し忘れを通知する通知部とを備えるため、ユーザにとって利便性の良いヘッドライトの消し忘れの通知を行うことが可能となる。

0012

また、ヘッドライト消し忘れ通知方法は、(a)車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する工程と、(b)車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得する工程と、(c)工程(a)で取得された明度情報と、工程(b)で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断する工程と、(d)工程(c)で判断されたヘッドライトの消し忘れを通知する工程とを備えるため、ユーザにとって利便性の良いヘッドライトの消し忘れの通知を行うことが可能となる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態1によるコントロールユニット簡易化した図である。
本発明の実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態3によるヘッドライト消し忘れ通知装置の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態によるヘッドライト消し忘れ通知システムの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態によるヘッドライト消し忘れ通知システムの構成の他の一例を示すブロック図である。

実施例

0014

本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。

0015

<実施の形態1>
まず、本発明の実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置の構成について説明する。なお、以下で説明する車輌は、ヘッドライトの点灯または消灯を手動で行う車輌、または当該点灯または消灯を自動以外に設定している車輌等、ヘッドライトの点灯または消灯を自動的に行わない車輌であるものとする。

0016

図1は、本実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。

0017

図1に示すように、ヘッドライト消し忘れ通知装置1は、車輌情報取得部2と、ヘッドライト消し忘れ判断部5と、表示部6と、音声メッセージ生成部7と、音声案内部8と、制御部9とを備えている。車輌情報取得部2は、明度情報取得部3とヘッドライト情報取得部4とを備えている。

0018

図2は、図1に示すヘッドライト消し忘れ通知装置1の各機能に対応するハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

0019

図2に示すように、ヘッドライト消し忘れ通知装置1は、車輌情報受信機10と、表示装置11と、音声出力装置12と、コントロールユニット13とを備えている。コントロールユニット13は、CPU(Central Processing Unit)14と、ROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、表示制御部17と、I/O(Input/Output)18とを備えている。

0020

車輌情報取得部2は、車輌に関する情報である車輌情報を取得する。明度情報取得部3は、車輌情報として、車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する。具体的には、車輌に設置された明度センサから明度情報取得部3に対して、車体側で制御されているプログラムによって、それぞれ状況変化があった際または随時に車輌の周囲の明度情報が通知される。そして、明度情報取得部3は、明度センサから通知された明度情報を取得する。ここで、明度情報取得部3は、車輌情報受信機10に対応している。車輌情報受信機10は、明度センサから車輌の周囲の明度情報を取得する。

0021

ヘッドライト情報取得部4は、車輌情報として、車輌に設置されたヘッドライトの点灯状態(ヘッドライトON)または消灯状態(ヘッドライトOFF)を示すヘッドライト情報を取得する。具体的には、ヘッドライトからヘッドライト情報取得部4に対して、車体側で制御されているプログラムによって、それぞれ状況変化があった際または随時にヘッドライト情報が通知される。そして、ヘッドライト情報取得部4は、ヘッドライトから通知されたヘッドライト情報を取得する。ここで、ヘッドライト情報取得部4は、車輌情報受信機10に対応している。車輌情報受信機10は、ヘッドライトからヘッドライト情報を取得する。

0022

ヘッドライト消し忘れ判断部5は、ヘッドライトの消し忘れであるか否かを判断する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された、ヘッドライトの消し忘れであるか否かを判断するためのプログラムを読み出して実行することにより、ヘッドライト消し忘れ判断部5の機能を実現する。図1の例では、ヘッドライト消し忘れ判断部5は、明度情報取得部3で取得された明度情報と、ヘッドライト情報取得部4で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、ヘッドライトの消し忘れであるか否かを判断する。

0023

表示部6は、ヘッドライト消し忘れ判断部5によってヘッドライトの消し忘れであると判断された場合において、ヘッドライトの消し忘れである旨を通知する画像または文字テロップ等の表示を制御する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された表示を制御するためのプログラムを読み出して実行することにより、表示部6の機能を実現する。ここで、表示部6は、表示制御部17に対応している。表示制御部17は、車輌に設置された表示装置11に対して、ヘッドライトの消し忘れである旨を通知する画像または文字のテロップ等を表示するように制御する。なお、表示装置11は、液晶ディスプレイ等により構成され、上記のテロップ以外にも地図画像等の種々の情報を表示する。ヘッドライトの消し忘れである旨を通知する画像または文字のテロップ等を生成するためのデータは、表示部6が保持してもよく、図1,2に図示しない記憶部に記憶してもよい。当該記憶部は、ヘッドライト消し忘れ通知装置1内に設けられてもよく、ヘッドライト消し忘れ通知装置1外に設けられてもよい。表示装置11は、タッチパネルを備えてもよく、この場合は入力装置としての機能を有する。

0024

音声メッセージ生成部7は、ヘッドライト消し忘れ判断部5によってヘッドライトの消し忘れであると判断された場合において、ヘッドライトの消し忘れである旨を通知する音声メッセージを生成する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された音声メッセージを生成するためのプログラムを読み出して実行することにより、音声メッセージ生成部7の機能を実現する。なお、音声メッセージを生成するためのデータは、音声メッセージ生成部7が保持してもよく、図5に示す地図データ記憶部24が記憶してもよく、図1,2に図示しない記憶部に記憶してもよい。当該記憶部は、ヘッドライト消し忘れ通知装置1内に設けられてもよく、ヘッドライト消し忘れ通知装置1外に設けられてもよい。

0025

音声案内部8は、音声メッセージ生成部7で生成された音声メッセージの案内(出力)を制御する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された音声メッセージを案内するためのプログラムを読み出して実行することにより、音声案内部8の機能を実現する。音声メッセージ生成部7で生成された音声メッセージは、音声案内部8の制御により、I/O18を介して音声出力装置12から出力される。なお、音声出力装置12は、スピーカ等により構成される。

0026

制御部9は、ヘッドライト消し忘れ通知装置1全体の制御を行う。ここで、制御部9は、コントロールユニット13に対応している。コントロールユニット13において、CPU14は、ROM15に記憶されたプログラムを実行することにより、車輌情報取得部2、明度情報取得部3、ヘッドライト情報取得部4、ヘッドライト消し忘れ判断部5、表示部6、音声メッセージ生成部7、および音声案内部8の機能を実現する。ROM15は、CPU14が動作の過程(プログラムを実行する過程)で用いるプログラム定数等を格納している。RAM16は、CPU14が動作する過程において、プログラムまたは地図データ等を展開し、あるいは演算結果等が書き込まれる。表示制御部17は、表示装置11の表示を制御する。I/O18は、コントロールユニット13と、車輌情報受信機10、表示装置11、および音声出力装置12との間におけるインターフェースである。

0027

図3は、コントロールユニット13を簡易化した図である。図3において、プロセッサ19はCPU14に対応し、メモリ20はROM15およびRAM16に対応している。

0028

ヘッドライト消し忘れ通知装置1における車輌情報取得部2、明度情報取得部3、ヘッドライト情報取得部4、ヘッドライト消し忘れ判断部5、表示部6、音声メッセージ生成部7、および音声案内部8の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、ヘッドライト消し忘れ通知装置1は、車輌情報を取得し、明度情報を取得し、ヘッドライト情報を取得し、ヘッドライトの消し忘れであるか否かを判断し、表示を制御し、音声メッセージを生成し、音声メッセージの案内を制御するための処理回路を備える。処理回路は、メモリ20に格納されるプログラムを実行するプロセッサ19(中央処理装置処理装置演算装置マイクロプロセッサマイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。

0029

ヘッドライト消し忘れ通知装置1における車輌情報取得部2、明度情報取得部3、ヘッドライト情報取得部4、ヘッドライト消し忘れ判断部5、表示部6、音声メッセージ生成部7、および音声案内部8の各機能は、ソフトウェアファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ20に格納される。処理回路は、メモリ20に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、ヘッドライト消し忘れ通知装置1は、車輌情報を取得するステップ、明度情報を取得するステップ、ヘッドライト情報を取得するステップ、ヘッドライトの消し忘れであるか否かを判断するステップ、表示を制御するステップ、音声メッセージを生成するステップ、音声メッセージの案内を制御するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ20を備える。また、これらのプログラムは、車輌情報取得部2、明度情報取得部3、ヘッドライト情報取得部4、ヘッドライト消し忘れ判断部5、表示部6、音声メッセージ生成部7、および音声案内部8の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリーEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性半導体メモリ磁気ディスクフレキシブルディスク光ディスクコンパクトディスクミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等が該当する。

0030

次に、本実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置1の動作について説明する。

0031

図4は、ヘッドライト消し忘れ通知装置1の動作の一例を示すフローチャートである。

0032

ステップS101において、明度情報取得部3は、明度情報を取得する。明度情報取得部3で取得された明度情報は、制御部9に出力される。

0033

ステップS102において、制御部9は、明度情報取得部3から入力された明度情報に基づいて、車輌の周囲の明度が暗く変化したか否かの判断を行う。すなわち、制御部9は、車輌の周囲が明るい状態から暗い状態に変化したか否かの判断を行う。明度が暗く変化した場合は、ステップS103に移行する。一方、明度が暗く変化していない場合は、ステップS101に移行する。

0034

ステップS103において、ヘッドライト情報取得部4は、ヘッドライト情報を取得する。ヘッドライト情報取得部4で取得されたヘッドライト情報は、制御部9に出力される。

0035

ステップS104において、制御部9は、ヘッドライト情報取得部4から入力されたヘッドライト情報に基づいて、ヘッドライトONであるか否かの判断を行う。ヘッドライトONである場合は、ステップS105に移行する。一方、ヘッドライトONでない場合は、ステップS101に移行する。

0036

ステップS105において、明度情報取得部3は、明度情報を取得する。明度情報取得部3で取得された明度情報は、制御部9に出力される。

0037

ステップS106において、制御部9は、明度情報取得部3から入力された明度情報に基づいて、車輌の周囲の明度が明るく変化したか否かの判断を行う。すなわち、制御部9は、車輌の周囲が暗い状態から明るい状態に変化したか否かの判断を行う。明度が明るく変化した場合は、ステップS107に移行する。一方、明度が明るく変化していない場合は、ステップS105に移行する。

0038

ステップS107において、ヘッドライト情報取得部4は、ヘッドライト情報を取得する。ヘッドライト情報取得部4で取得されたヘッドライト情報は、制御部9に出力される。

0039

ステップS108において、制御部9は、ヘッドライト情報取得部4から入力されたヘッドライト情報に基づいて、ヘッドライトOFFであるか否かの判断を行う。ヘッドライトOFFである場合は、ユーザがヘッドライトを消し忘れることなく消灯したと判断し、ステップS101に移行する。一方、ヘッドライトOFFでない場合は、ステップS109に移行する。

0040

ステップS109において、ヘッドライト消し忘れ判断部5は、ヘッドライトの消し忘れであるか否かの判断を行う。具体的には、ヘッドライト消し忘れ判断部5は、ステップS106で明度が明るく変化したと判断され、かつステップS108でヘッドライトOFFでない(すなわち、ヘッドライトONである)と判断された場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断する。

0041

また、ヘッドライト消し忘れ判断部5は、ヘッドライトが常に点灯しているか否かの判断も行う。具体的には、ヘッドライト情報取得部4は、ステップS101よりも前にヘッドライト情報を取得する。そして、ヘッドライト消し忘れ判断部5は、ステップS101よりも前に取得したヘッドライト情報、ステップS103で取得したヘッドライト情報、およびステップS107で取得したヘッドライト情報に基づいて、明度の変化に関わらずヘッドライトが点灯している場合は、ヘッドライトが常に点灯していると判断する。この場合、ヘッドライト消し忘れ判断部5は、ヘッドライトの消し忘れでないと判断する。

0042

ステップS110において、制御部9は、ヘッドライト消し忘れ判断部5がヘッドライトの消し忘れであると判断したか否かの判断を行う。ヘッドライト消し忘れ判断部5がヘッドライトの消し忘れであると判断した場合は、ステップS111に移行する。一方、ヘッドライト消し忘れ判断部5がヘッドライトの消し忘れでないと判断した場合は、ステップS101に移行する。

0043

ステップS111において、表示部6または音声案内部8は、ヘッドライトの消し忘れである旨の案内を行う。具体的には、表示部6は、ヘッドライトの消し忘れである旨を通知する画像または文字のテロップ等の表示を制御する。当該制御により、表示装置11には、ヘッドライトの消し忘れを通知する画像または文字のテロップ等が表示される。ヘッドライトの消し忘れを通知する画像としては、例えばヘッドライトの絵に×印が描かれた画像等が挙げられる。また、ヘッドライトの消し忘れを通知する文字としては、例えば「ヘッドライトを消し忘れています」等が挙げられる。

0044

また、音声案内部8は、音声メッセージ生成部7で生成された音声メッセージの案内を制御する。当該制御により、音声出力装置12は、ヘッドライトの消し忘れを通知する音声メッセージが出力される。音声メッセージとしては、例えば「ヘッドライトを消し忘れています」等が挙げられる。

0045

このように、表示部6および音声案内部8は、明度情報取得部3で取得された明度情報と、ヘッドライト情報取得部で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れを通知する通知部としての機能を有する。なお、ステップS111において、ヘッドライトの消し忘れである旨の案内は、表示装置11および音声出力装置12の両方が行ってもよく、いずれか一方が行ってもよい。

0046

ステップS111でヘッドライトの消し忘れを通知した後は、ステップS101に戻る。

0047

以上のことから、本実施の形態1によれば、ユーザにとって利便性の良いヘッドライトの消し忘れの通知を行うことが可能となる。例えば、暗い所から明るい所に出た後にヘッドライトを消し忘れたまま走行している車輌を見かけることがある。このような車輌に対してヘッドライトの消し忘れを通知することによって、ユーザはヘッドライトを消灯することができる。また、ヘッドライトを常時点灯している車輌に対しては、ヘッドライトの消し忘れを通知しないようにすることができる。また、明度センサを用いて車輌の周囲の明度情報を取得することにより、昼夜による明暗だけでなく、天候(雨、風、霧、吹雪等)または季節による明暗にも対応することができる。

0048

<実施の形態2>
まず、本発明の実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置の構成について説明する。

0049

図5は、本実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置21の機能的な構成の一例を示すブロック図である。

0050

図5に示すように、ヘッドライト消し忘れ通知装置21は、車速情報取得部22と、現在位置検出部23と、地図データ記憶部24と、通信情報取得部25と、通信情報判断部26と、経路探索部27と、経路記憶部28と、推定経路作成部29とを備えることを特徴とする。車速情報取得部22は、車輌情報取得部2に備えられている。その他の構成および基本的な動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。

0051

図6は、図5に示すヘッドライト消し忘れ通知装置21の各機能に対応するハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

0052

図6に示すように、ヘッドライト消し忘れ通知装置21は、地図データ記憶装置30と、情報通信機器31と、GPS(Global Positioning System)受信機32とを備えている。その他の構成および基本的な動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。

0053

車速情報取得部22は、車輌情報として、車輌の速度を示す車速情報を取得する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された車速情報の取得に関するプログラムを読み出して実行することにより、車速情報取得部22の機能を実現する。ここで、車速情報取得部22は、車輌情報受信機10に対応している。車輌情報受信機10は、車輌に設置された車速センサから、車輌の車速情報を取得する。

0054

現在位置検出部23は、車輌の現在位置を検出する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された現在位置の検出に関するプログラムを読み出して実行することにより、現在位置検出部23の機能を実現する。現在位置検出部23によって、GPS受信機32は、人工衛星から車輌の現在位置を示す情報を取得する。なお、現在位置検出部23は、GPS受信機32が取得した情報だけでなく、車輌情報受信機10が車速センサから取得した車速情報、および車輌情報受信機10がジャイロセンサから取得した車輌の角速度情報等にも基づいて現在位置を検出するようにしてもよい。

0055

地図データ記憶部24は、地図データを記憶している。地図データ記憶部24は、地図データ記憶装置30に対応している。地図データは、リンクデータおよびノードデータ等のデジタル化された地図データである。なお、地図データは、地図データ記憶部24に予め記憶しておいてもよく、外部から取得してもよい。また、地図データ記憶部24は、ヘッドライトの消し忘れである旨を通知する画像または文字のテロップ等のデータ、および音声メッセージのデータを記憶しておいてもよい。

0056

通信情報取得部25は、外部と通信を行うことにより、外部から種々の情報を取得するための制御を行う。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された外部から情報を取得するためのプログラムを読み出して実行することにより、通信情報取得部25の機能を実現する。通信情報取得部25の制御により、情報通信機器31は、外部から種々の情報を取得する。ここで、情報通信機器31としては、例えば、携帯電話またはスマートフォン等の通信機器、TMC(Traffic Message channel)受信機、VICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)受信機、DSRC(Dedicated Short Range Communication)(登録商標)受信機等が挙げられる。情報通信機器31が携帯電話またはスマートフォン等の通信機器である場合は、例えばインターネット経由で地図情報交通情報、または天気情報等の種々の情報を取得する。また、情報通信機器31がTMC受信機、VICS(登録商標)受信機、またはDSRC(登録商標)受信機である場合は、車輌が走行する道路、特に後述の経路探索部27で探索された経路または推定経路作成部29で作成された経路における交通情報を取得する。

0057

通信情報判断部26は、通信情報取得部25で取得した情報がどのような情報であるのか(例えば、地図情報、交通情報、または天気情報のいずれの情報であるのか)を判断する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された外部から取得した情報を判断するためのプログラムを読み出して実行することにより、通信情報判断部26の機能を実現する。

0058

経路探索部27は、現在位置検出部23で検出された車輌の現在位置と、地図データ記憶部24に記憶された地図データと、ユーザが設定した目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの経路を探索する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された経路の探索に関するプログラムを読み出して実行することにより、経路探索部27の機能を実現する。

0059

経路記憶部28は、経路探索部27で探索された経路を記憶する。なお、経路記憶部28は、例えばRAM16であってもよく、他の記憶装置(図示せず)であってもよい。

0060

推定経路作成部29は、経路探索部27で経路の探索が行われていない場合において、現在位置検出部23で検出された車輌の現在位置と、地図データ記憶部24に記憶された地図データとに基づいて、車輌が進行する方向への仮の経路(以下、推定経路という)を推定して作成する。具体的には、CPU14は、ROM15に記憶された推定経路の作成に関するプログラムを読み出して実行することにより、推定経路作成部29の機能を実現する。

0061

ヘッドライト消し忘れ通知装置21における車速情報取得部22、現在位置検出部23、通信情報取得部25、通信情報判断部26、経路探索部27、および推定経路作成部29の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、ヘッドライト消し忘れ通知装置21は、車速情報を取得し、現在位置を検出し、外部から情報を取得し、経路を探索し、推定経路を作成するための処理回路を備える。処理回路は、メモリ20に格納されるプログラムを実行するプロセッサ19(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である(図3参照)。なお、ヘッドライト消し忘れ通知装置21における他の構成要素については、実施の形態1(図1参照)と同様である。

0062

ヘッドライト消し忘れ通知装置21における車速情報取得部22、現在位置検出部23、通信情報取得部25、通信情報判断部26、経路探索部27、および推定経路作成部29の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ20に格納される(図3参照)。処理回路は、メモリ20に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、ヘッドライト消し忘れ通知装置21は、車速情報を取得するステップ、現在位置を検出するステップ、外部から情報を取得するステップ、経路を探索するステップ、推定経路を作成するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ20を備える。また、これらのプログラムは、車速情報取得部22、現在位置検出部23、通信情報取得部25、通信情報判断部26、経路探索部27、および推定経路作成部29の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等が該当する。なお、ヘッドライト消し忘れ通知装置21における他の構成要素については、実施の形態1(図1参照)と同様である。

0063

次に、本実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置21の動作について説明する。なお、以下では、経路探索部27が経路を探索しているか、または推定経路作成部29が推定経路を作成しているものとする。

0064

図7は、ヘッドライト消し忘れ通知装置21の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図7のステップS201〜ステップS208は、図4のステップS101〜ステップS108に対応し、図7のステップS210〜ステップS212は、図4のステップS109〜ステップS111に対応しているため、ここでは説明を省略する。

0065

ステップS209において、制御部9は、自車輌前方の予め定められた距離以内に明度が暗く変化する施設(以下、明度変化施設という)があるか否かの判断を行う。ここで、明度が暗く変化する施設としては、例えばトンネル、地下道路地下駐車場、または立体駐車場等、車輌が進入すると明度が変化する(ここでは明るい状態から暗い状態に変化する)施設のことをいう。予め定められた距離以内に明度変化施設がある場合は、ヘッドライトを点灯した状態で走行しても問題ないと判断し、ステップS201に移行する。一方、予め定められた距離以内に明度変化施設がない場合は、ステップS210に移行する。

0066

具体的には、経路探索部27が経路を探索している場合において、制御部9は、経路上で次に進入する明度変化施設までの距離を算出し、明度変化施設が予め定められた距離以内に存在するか否かの判断を行う。一方、推定経路作成部29が推定経路を作成している場合において、制御部9は、推定経路上で次に進入する明度変化施設までの距離を算出し、明度変化施設が予め定められた距離以内に存在するか否かの判断を行う。

0067

次に進入する明度変化施設までの距離は、地図データ記憶部24に記憶された地図データと、現在位置検出部23で検出された車輌の現在位置とに基づいて算出される。次に進入する明度変化施設までの距離の始点は、ステップS206で明度が明るく変化したと判断された時の位置であり、終点は、明度変化施設の位置である。

0068

なお、明度変化施設が明度を変化させる施設であるという情報は、地図データ記憶部24に記憶しておいてもよい。また、経路または推定経路の進行方向における明度変化施設の情報を外部からインターネット経由で予め取得しておいてもよく、経路の進行方向における施設の情報を外部からインターネット経由で取得した後に、取得した施設が明度変化施設であるか否かを判断するようにしてもよい。また、特定の施設の名称(例えば、「トンネル」、「地下道路」、「地下駐車場」、「立体駐車場」)をキーワードとして例えばROM15に登録しておき、経路または推定経路の進行方向に、登録したキーワードに該当する施設が存在する場合は、当該施設を明度変化施設と判断するようにしてもよい。

0069

ステップS209における判断の条件である予め定められた距離とは、車輌がヘッドライトを点灯した状態で走行しても問題ない距離のことをいい、例えば1kmまたは1.5kmである。ステップS209における予め定められた距離は、ヘッドライト消し忘れ通知装置21の開発者が予め設定しておいてもよく、ユーザが任意に設定してもよい。

0070

また、ステップS209における予め定められた距離は、高速道路または一般道路等、道路の種類に応じて設定してもよい。例えば、高速で走行可能な高速道路では、多少遠く離れた場所に明度変化施設が存在する場合であっても、短時間で明度変化施設に進入することになるため、ユーザはヘッドライトを点灯した状態で走行しても良いと考える可能性がある。一方、低速で走行可能な一般道路では、それ程遠く離れていない場所に明度変化施設が存在する場合であっても、明度変化施設に進入するまでに時間を要するため、ユーザはヘッドライトを一旦消灯したいと考える可能性がある。従って、高速道路の場合はステップS209における予め定められた距離を長く設定し、一般道路の場合はステップS209における予め定められた距離を短く設定するようにしてもよい。

0071

なお、ステップS209における予め定められた距離は、上記の予めしておいた設定、ユーザが任意にした設定、および道路の種類に応じた設定を任意に組み合わせて実現してもよい。

0072

上記より、経路または推定経路上において、明度が明るく変化してから予め定められた距離以内に明度変化施設が存在する場合は、ヘッドライトの消し忘れを案内しないため、ユーザの煩わしさを軽減することができる。また、ヘッドライトの点灯または消灯の切り替え操作を短時間で繰り返すことがなくなるため、切り替え操作による機器劣化を抑えることができる。

0073

<変形例>
次に、ヘッドライト消し忘れ通知装置21の動作の変形例(変形例1〜3)について説明する。

0074

<変形例1>
図8は、変形例1によるヘッドライト消し忘れ通知装置21の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図8のステップS301〜ステップS309は、図7のステップS201〜ステップS209に対応し、図8のステップS312〜ステップS314は、図7のステップS210〜ステップS212に対応しているため、ここでは説明を省略する。

0075

ステップS310において、車速情報取得部22は、車速情報を取得する。

0076

ステップS311において、制御部9は、ステップS310で取得した車速情報に基づいて、車速が予め定められた速度以下であるか否かの判断を行う。車速が予め定められた速度以下である場合は、ステップS312に移行する。一方、車速が予め定められた速度以下でない場合は、ステップS301に移行する。

0077

なお、ステップ311における予め定められた速度とは、渋滞を考慮した速度であるものとする。例えば、ステップS309で予め定められた距離以内に明度変化施設があると判断された場合であっても、車輌が十分な速度で走行できない程の交通渋滞が発生しているときは、ユーザはヘッドライトを一旦消灯したいと考える可能性がある。従って、車速が渋滞であると考えられる程度の速度以下である場合は、ステップS312に移行する。

0078

ステップ311における予め定められた速度は、ヘッドライト消し忘れ通知装置21の開発者が予め設定(例えば、10km/h、20km/h)しておいてもよく、ユーザが渋滞であると考える任意の速度を設定してもよい。

0079

上記より、経路または推定経路上において、明度が明るく変化してから予め定められた距離以内に明度変化施設が存在する場合であっても、渋滞等によって車速が遅いときはヘッドライトを一旦消灯する旨を案内するため、臨機応変に対応することが可能となる。

0080

<変形例2>
図9は、変形例2によるヘッドライト消し忘れ通知装置21の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図9のステップS401〜ステップS409は、図7のステップS201〜ステップS209に対応し、図9のステップS412〜ステップS414は、図7のステップS210〜ステップS212に対応しているため、ここでは説明を省略する。

0081

ステップS410において、通信情報取得部25は、車輌が走行する経路または推定経路上の交通情報を取得する。すなわち、通信情報取得部25は、交通情報を取得する交通情報取得部としての機能を有する。

0082

ステップS411において、制御部9は、ステップS410で取得した交通情報に基づいて、車輌が走行する経路または推定経路が渋滞中であるか否かの判断を行う。渋滞中である場合は、ステップS412に移行する。一方、渋滞中でない場合は、ステップS401に移行する。

0083

車輌が走行する経路または推定経路が渋滞中である場合は、車輌の速度が遅いため、ユーザはヘッドライトを一旦消灯したいと考える可能性がある。従って、渋滞中である場合は、ステップS412に移行する。

0084

なお、ステップS410で通信情報取得部25が取得する交通情報は、渋滞情報であってもよく、通行止めに関する情報等の車輌が走行することができないことを示す情報であってもよい。

0085

上記より、経路または推定経路上において、明度が明るく変化してから予め定められた距離以内に明度変化施設が存在する場合であっても、渋滞のときはヘッドライトを一旦消灯する旨を案内し、臨機応変に対応することが可能となる。

0086

<変形例3>
図10は、変形例3によるヘッドライト消し忘れ通知装置21の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図10のステップS501〜ステップS508は、図7のステップS201〜ステップS208に対応し、図10のステップS511〜ステップS513は、図7のステップS210〜ステップS212に対応しているため、ここでは説明を省略する。

0087

ステップS509において、車速情報取得部22は、車速情報を取得する。

0088

ステップS510において、制御部9は、ステップS509で取得した車速情報に基づいて、予め定められた時間以内に明度変化施設があるか否かの判断を行う。予め定められた時間以内に明度変化施設がある場合は、ヘッドライトを点灯した状態で走行しても問題ないと判断し、ステップS501に移行する。一方、予め定められた時間以内に明度変化施設がない場合は、ステップS511に移行する。

0089

具体的には、制御部9は、ステップS509で取得した車速情報に基づいて、予め定められた時間で走行することができる経路または推定経路上の距離を算出し、算出した距離以内に明度変化施設があるか否かの判断を行う。当該判断は、図7のステップS209における判断と同様である。

0090

上記より、経路または推定経路上において、明度が明るく変化してから予め定められた時間以内に明度変化施設が存在する場合は、ヘッドライトの消し忘れを案内しないため、ユーザの煩わしさを軽減することができる。また、ヘッドライトの点灯または消灯の切り替え操作を短時間で繰り返すことがなくなるため、切り替え操作による機器の劣化を抑えることができる。

0091

<実施の形態3>
本発明の実施の形態3では、一度ヘッドライトの消し忘れを案内した後にヘッドライトが消灯されずに点灯したままの状態である場合は、再度ヘッドライトの消し忘れを案内しないことを特徴としている。以下では、実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置1を一例として説明する。

0092

図11は、本実施の形態3によるヘッドライト消し忘れ通知装置1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図11のステップS601〜ステップS611は、図4のステップS101〜ステップS111に対応しているため、ここでは説明を省略する。

0093

ステップS612において、ヘッドライト情報取得部4は、ヘッドライト情報を取得する。

0094

ステップS613において、制御部9は、ヘッドライト情報取得部4で取得されたヘッドライト情報に基づいて、ヘッドライトOFFであるか否かの判断を行う。ヘッドライトOFFである場合は、ステップS601に移行する。一方、ヘッドライトOFFでない場合は、ステップS612に移行する。すなわち、ヘッドライトが消灯するまでステップS612およびステップS613の処理を繰り返す。

0095

ステップS611でヘッドライトの消し忘れを案内した後に、ステップS613でヘッドライトが消灯したか否かを確認しているのは、ユーザに対してヘッドライトの消し忘れの案内を繰り返して行わないようにするためである。一度ヘッドライトの消し忘れを案内したにも関わらず、ヘッドライトを点灯したままの状態としているときは、ユーザの意思によりヘッドライトを点灯していると判断することができる。このようなときにヘッドライトの消し忘れを繰り返して案内することは、ユーザにとって煩わしいと考えられる。

0096

ただし、ステップS612およびステップS613の処理を延々と繰り返して行うことは、ヘッドライト消し忘れ通知装置1全体の処理負荷となる。従って、一度ステップS613でヘッドライトOFFでないと判断されてステップS612に移行した場合は、例えば、制御部9がヘッドライト情報取得部4からヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化した(または、ヘッドライトが消灯した)という通知を受けたときに、ステップS612およびステップS613の処理を行うようにしてもよい。これにより、ヘッドライト消し忘れ通知装置1全体における処理負荷の増大を軽減させることができる。

0097

以上のことから、本実施の形態3によれば、一度ヘッドライトの消し忘れを案内したにも関わらず、ヘッドライトを点灯したままの状態としているときは、ユーザの意思によりヘッドライトを点灯していると判断し、再度ヘッドライトの消し忘れを案内しない。従って、ユーザに対する不要な案内を抑制することによって、ユーザに与える不快感または煩わしさをなくすことができる。すなわち、ユーザにとって利便性の良いヘッドライトの消し忘れの通知を行うことが可能となる。

0098

なお、上記では、実施の形態1によるヘッドライト消し忘れ通知装置1を一例として説明したが、実施の形態2によるヘッドライト消し忘れ通知装置21(図5参照)にも適用可能である。この場合、上記と同様の効果が得られる。

0099

以上で説明したヘッドライト消し忘れ通知装置は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車輌に搭載可能なPND(Portable Navigation Device)および携帯通信端末(例えば、携帯電話、スマートフォン、およびタブレット端末など)、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置あるいはナビゲーション装置以外の装置にも適用することができる。この場合、ヘッドライト消し忘れ通知装置の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。

0100

具体的には、一例として、ヘッドライト消し忘れ通知装置の機能をサーバに配置することができる。例えば、図12に示すように、ユーザ側である表示装置34に図1に示す表示部6を備え、サーバ33に図1に示す車輌情報取得部2、明度情報取得部3、ヘッドライト情報取得部4、ヘッドライト消し忘れ判断部5、および制御部9を備え、サーバ33および表示装置34に通信部35および通信部36を各々備えることによって、ヘッドライト消し忘れ通知システムを構築することができる。ここで、サーバ33と表示装置34とは、通信部35および通信部36により通信可能に接続されている。なお、サーバ33に備えられる各構成要素は、適宜にサーバ33および表示装置34に分散して配置するようにしてもよい。また、図5に示す各構成要素についても同様である。

0101

また、他の一例として、ヘッドライト消し忘れ通知装置の機能をサーバおよび携帯通信端末に配置することができる。例えば、図13に示すように、ユーザ側である表示装置34に図1に示す表示部6を備え、サーバ38に図1に示すヘッドライト消し忘れ判断部5および制御部9を備え、携帯通信端末37に図1に示す車輌情報取得部2、明度情報取得部3、およびヘッドライト情報取得部4を備え、表示装置34に通信部36を備え、携帯通信端末37に通信部39を備え、サーバ38に通信部35および通信部40を備えることによって、ヘッドライト消し忘れ通知システムを構築することができる。ここで、表示装置34とサーバ38とは、通信部35および通信部36により通信可能に接続され、携帯通信端末37とサーバ38とは、通信部39および通信部40により通信可能に接続されている。なお、サーバ38および携帯通信端末37に備えられる各構成要素は、適宜に表示装置34、サーバ38、および携帯通信端末37に分散して配置するようにしてもよい。また、図5に示す各構成要素についても同様である。

0102

上記の構成とした場合であっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。

0103

また、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェア(ヘッドライト消し忘れ通知方法)を、例えばサーバや携帯通信端末に組み込んでもよい。

0104

具体的には、一例として、上記のヘッドライト消し忘れ通知方法は、(a)車輌の周囲の明度を示す明度情報を取得する工程と、(b)車輌に設けられたヘッドライトの点灯または消灯の状態を示すヘッドライト情報を取得する工程と、(c)工程(a)で取得された明度情報と、工程(b)で取得されたヘッドライト情報とに基づいて、明度が明るく変化した後にヘッドライトが点灯している場合において、ヘッドライトの消し忘れであると判断する工程と、(d)工程(c)で判断されたヘッドライトの消し忘れを通知する工程とを備える。

0105

上記より、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェアをサーバや携帯通信端末に組み込んで動作させることによって、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。

0106

なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。

0107

1ヘッドライト消し忘れ通知装置、2車輌情報取得部、3明度情報取得部、4ヘッドライト情報取得部、5 ヘッドライト消し忘れ判断部、6 表示部、7音声メッセージ生成部、8 音声案内部、9 制御部、10 車輌情報受信機、11表示装置、12音声出力装置、13コントロールユニット、14 CPU、15 ROM、16 RAM、17表示制御部、18 I/O、19プロセッサ、20メモリ、21 ヘッドライト消し忘れ通知装置、22車速情報取得部、23 現在位置検出部、24 地図データ記憶部、25通信情報取得部、26 通信情報判断部、27経路探索部、28経路記憶部、29推定経路作成部、30地図データ記憶装置、31情報通信機器、32GPS受信機、33サーバ、34 表示装置、35,36通信部、37携帯通信端末、38 サーバ、39,40 通信部。

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