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技術 マトリックスメタロプロテイナーゼ基質及び他の切断可能部分並びにそれらの使用方法

出願人 シトムクスセラピューティクス,インコーポレイティド
発明者 スティーブンジェイムズムーアマーガレットティールーグエンダニエルアール.ホステッターオルガバジルジェバジャンヌグレースフランデス
出願日 2014年9月25日 (7年2ヶ月経過) 出願番号 2016-516911
公開日 2016年12月8日 (4年11ヶ月経過) 公開番号 2016-538240
状態 特許登録済
技術分野 突然変異または遺伝子工学 ペプチド又は蛋白質
主要キーワード 拡張コア 未切断状態 立体部分 立体表面 マスキング部分 スペーサー要素 幾何学的パラメーター 悪化状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月8日)のものです。
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図面 (14)

課題・解決手段

本発明は一般的に、少なくとも1つのマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分を含むポリペプチド、少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含む活性化可能抗体及び他の大分子、及び少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含むそれらのポリペプチドの製造方法及び種々の治療的、診断的及び予防的適用のためへのそれらの使用方法に関する。

概要

背景

プロテアーゼは、アミノ酸残基間のペプチド結合を切断することにより、タンパク質を分解する酵素である。プロテアーゼは天然において、すべての生物に存在し、そして単純な分野から高度に制御された経路までの種々の生理的反応関与している。いくつかのプロテアーゼは、タンパク質内の特定のアミノ酸配列の存在に基づいて、特定のペプチド結合を分離することが知られている。

従って、プロテアーゼのための新規基を同定し、そして種々の治療的、診断的及び予防的適用のためにそれらの基質を使用する必要性が存在する。

概要

本発明は一般的に、少なくとも1つのマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分を含むポリペプチド、少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含む活性化可能抗体及び他の大分子、及び少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含むそれらのポリペプチドの製造方法及び種々の治療的、診断的及び予防的適用のためへのそれらの使用方法に関する。

目的

本開示は、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分(CM)を含むアミノ酸配列を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

列番号353〜363、372〜375、376〜378、395〜401、411〜419、426〜433、437〜449、454〜456、459〜469、475〜482、487〜495、318〜323、325〜327、330〜335、341〜347、14〜33、及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドであって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項2

前記CMが、配列番号353〜363、372〜375、376〜378、395〜401、411〜419、426〜433、437〜449、454〜456、459〜469、475〜482、及び487〜495から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。

請求項3

前記CMが、配列番号318〜323、325〜327、330〜335、及び341〜347から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。

請求項4

前記CMが、配列番号14〜33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。

請求項5

配列番号353〜363から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドであって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項6

配列番号372〜375から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項7

配列番号376〜378から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項8

配列番号395〜401から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項9

配列番号411〜419から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項10

配列番号426〜433から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項11

配列番号437〜449から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項12

配列番号454〜456から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項13

配列番号459〜469から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項14

配列番号475〜482から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項15

配列番号487〜495から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項16

配列番号318〜323から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項17

配列番号325〜327から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項18

配列番号330〜335から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項19

配列番号341〜347から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項20

配列番号364〜370、379〜393、402〜409、420〜424、434、435、450〜452、457、470〜472、474、及び483から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項21

配列番号328、336〜339、及び348〜351から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。

請求項22

前記CMが、少なくとも1つのマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)により切断される、請求項1〜21の何れか1項に記載の単離ポリペプチド。

請求項23

前記CMが、MMR9又はMMP14の少なくとも1つにより切断される、請求項22に記載の単離ポリペプチド。

請求項24

前記CMが、少なくともMMP14により切断される、請求項2に記載の単離ポリペプチド。

請求項25

前記CMが、少なくともMMP9により切断される、請求項3に記載の単離ポリペプチド。

請求項26

前記ポリペプチドが、標的を結合する抗体又はその抗原結合フラグメントを含む、請求項1〜21の何れか1項に記載の単離ポリペプチド。

請求項27

前記CMが、前記標的と組織において共局在するプロテアーゼのための基質である、請求項26に記載の単離ポリペプチド。

請求項28

前記その抗原結合フラグメントが、Fabフラグメント、F(ab′)2フラグメント、scFv,scab、dAb、単一ドメインH鎖抗体、及び単一ドメインL鎖抗体から成る群から選択される、請求項26に記載の単離ポリペプチド。

請求項29

前記ABが、前記CMに連結される、請求項26に記載の単離ポリペプチド。

請求項30

前記ABが、前記CMに直接連結される、請求項29に記載の単離ポリペプチド。

請求項31

前記ABが、連結ペプチドを介して前記CMに結合される、請求項29に記載の単離ポリペプチド。

請求項32

前記単離ポリペプチドが、マスキング部分(MM)を含み、ここで、前記MMが、標的への結合についてのABの平衡解離定数よりも高い、ABへの結合についての平衡解離定数を有する、請求項26に記載の単離ポリペプチド。

請求項33

前記MMが、40個以下のアミノ酸の長さのポリペプチドである、請求項32に記載の単離ポリペプチド。

請求項34

前記MMが、未切断状態での前記単離ポリペプチドが、次のようなN−末端からC−末端への構造配置:MM−CM−AB又はAB−CM−MMを含むように、前記CMに結合される、請求項32に記載の単離ポリペプチド。

請求項35

前記単離ポリペプチドが、前記MMと前記CMとの間に連結ペプチドを含む、請求項34に記載の単離ポリペプチド。

請求項36

前記単離ポリペプチドが、前記CMと前記ABとの間に連結ペプチドを含む、請求項34に記載の単離ポリペプチド。

請求項37

前記単離ポリペプチドが、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)を含み、そして前記単離ポリペプチドが、次のようなN−末端からC−末端への構造配置:MM−LP1−CM−LP2−AB、又はAB−LP2−CM−LP1−MMを有する、請求項34に記載の単離ポリペプチド。

請求項38

前記2種の連結ペプチドが、お互いに同一である必要がない、請求項37に記載の単離ポリペプチド。

請求項39

各LP1及びLP2が、約1〜20個のアミノ酸の長さのペプチドである、請求項37に記載の単離ポリペプチド。

請求項40

前記MMのアミノ酸配列が、前記標的の配列とは異なり、そして前記ABの天然結合パートナーのアミノ酸配列に対して50%以下の同一性である、請求項32に記載の単離ポリペプチド。

請求項41

前記MMが、切断された状態で標的に結合するために、前記ABに干渉しないか、又は前記ABと競争しない、請求項32に記載の単離ポリペプチド。

技術分野

0001

関連出願
本出願は、2013年9月25日に提出された米国特許仮出願第61/882,377号及び2014年3月27日に提出された米国特許仮出願第61/971,332号の利益を主張し、その内容は参照により全体が本明細書に組込まれる。

0002

本発明は一般的に、少なくとも1つのマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分を含むポリペプチド、少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含む活性化可能抗体及び他の大分子、及び少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含むそれらのポリペプチドの製造方法及び種々の治療的、診断的及び予防的適用のためへのそれらの使用方法に関する。

背景技術

0003

プロテアーゼは、アミノ酸残基間のペプチド結合を切断することにより、タンパク質を分解する酵素である。プロテアーゼは天然において、すべての生物に存在し、そして単純な分野から高度に制御された経路までの種々の生理的反応関与している。いくつかのプロテアーゼは、タンパク質内の特定のアミノ酸配列の存在に基づいて、特定のペプチド結合を分離することが知られている。

0004

従って、プロテアーゼのための新規基を同定し、そして種々の治療的、診断的及び予防的適用のためにそれらの基質を使用する必要性が存在する。

0005

本開示は、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分(CM)を含むアミノ酸配列を提供する。それらのCMは、種々の治療的、診断的及び予防的適用において有用である。

0006

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である。MMPの例としては、次のものを包含する:MMP1; MMP2; MMP3; MMP7; MMP8; MMP9; MMP10; MMP11; MMP12; MMP13; MMP14; MMP15; MMP16;MMP17; MMP19; MMP20; MMP23; MMP24; MMP26; 及び MMP27。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9、MMP14、MMPl、MMP3、MMP13、MMPl7、MMPl1、及び MMPl9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、複数のMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくともMMP9及びMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、同じMMPのための複数の基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP9基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP14基質を含む。

0007

いくつかの実施形態によれば、CMは、MMPのための基質であり、そして配列ISSGLLSS(配列番号14); QNQALRMA (配列番号15); AQNLGMV (配列番号16); STFPFGMF (配列番号17);PVGYTSSL (配列番号18);DWLYWPGI (配列番号19);MIAPVAYR (配列番号20); RPSPMWAY (配列番号21); WATPRPMR(配列番号22); FRLLDWQW (配列番号23); LKAAPRWA (配列番号24); GPSHLLT(配列番号25);LPGGLSPW (配列番号26);MGLFSEAG (配列番号27); SPLPRVP (配列番号28); RMHLRSLG (配列番号29);LAAPLGLL (配列番号30); AVGLLAPP (配列番号31); LLAPSHRA (配列番号32); PAGLWDP(配列番号33); 及び/又はISSGLSS (配列番号159)を包含する。

0008

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLLSS(配列番号14)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QNQALRMA (配列番号15)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AQNLLGMV (配列番号16)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列STFPFGMF (配列番号17)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PVGYTSSL (配列番号18)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWPGI (配列番号19)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MIAPVAYR (配列番号20)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RPSPMWAY (配列番号21)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列WATPRPMR(配列番号22)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列FRLLDWQW (配列番号23)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPRWA (配列番号24)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列GPSHLVLT(配列番号25)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPGGLSPW (配列番号26)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MGLFSEAG (配列番号27)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SPLPLRVP (配列番号28)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RMHLRSLG (配列番号29)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LAAPLGLL (配列番号30)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AVGLLAPP (配列番号31)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLAPSHRA (配列番号32)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PAGLWLDP(配列番号33)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLSS (配列番号159)を含む。

0009

いくつかの実施形態によれば、CMは、抗体に連結されるか、又は他方では、結合される。例えば、CMは所定の標的を結合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB)に1又は2以上の剤を連結するために使用され、結果的に、CMは、MMPに暴露される場合、切断され、そして剤がABから放出される。典型的な標的は、表1に示される標的を包含するが、但しそれらだけには制限されない。典型的なABは、表2に示される標的を包含するが、但しそれらだけには制限されない。いくつかの実施形態によれば、未切断状態での抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:剤−CM−AB又はAB−M−剤。いくつかの実施形態によれば、抗体は、ABとCMとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、抗体は、CMと接合された剤との間に連結ペプチドを含む。

0010

いくつかの実施形態によれば、抗体は、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)を含み、そして未切断状態での抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:剤−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−剤。いくつかの実施形態によれば、各LP1及びLP2は、約1〜20個の長さのアミノ酸ペプチドである。いくつかの実施形態によれば、2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。

0011

いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。

0012

いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。

0013

いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。

0014

いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0015

いくつかの実施形態によれば、ABは、標的への結合のために、約100nM又はそれ以下の平衡解離定数を有する。

0016

いくつかの実施形態によれば、抗体は、標的を特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメントを含む。いくつかの実施形態によれば、標的を結合する抗体又はその免疫学的活性フラグメントは、モノクローナル抗体ドメイン、抗体、一本鎖Fabフラグメント、F(ab’)2フラグメント、scFv、scAb,dAb、単一ドメインH鎖抗体、及び単一ドメインL鎖抗体である。いくつかの実施形態によれば、標的を結合するそのような抗体又はその免疫学的活性フラグメントは、マウス、他の齧歯類ヒト化又は完全ヒトモノクローナル抗体である。

0017

いくつかの実施形態によれば、MMPプロテアーゼは、組織において標的と共局在化され、そしてMMPプロテアーゼは、抗体がプロテアーゼに暴露される場合、抗体におけるCMを切断する。

0018

いくつかの実施形態によれば、CMは、15個までの長さのアミノ酸のポリペプチドである。

0019

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である。MMPの例としては、次のものを包含する:MMP1; MMP2; MMP3; MMP7; MMP8; MMP9; MMP10; MMP11; MMP12; MMP13; MMP14; MMP15; MMP16;MMP17; MMP19; MMP20; MMP23; MMP24; MMP26; 及び MMP27。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9、MMP14、MMPl、MMP3、MMP13、MMPl7、MMPl1、及び MMPl9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、複数のMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくともMMP9及びMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、同じMMPのための複数の基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP9基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP14基質を含む。

0020

いくつかの実施形態によれば、CMは、MMPのための基質であり、そして配列ISSGLLSS(配列番号14); QNQALRMA (配列番号15); AQNLLGMV (配列番号16); STFPFGMF (配列番号17);PVGYTSSL (配列番号18);DWLYWPGI (配列番号19);MIAPVAYR (配列番号20); RPSPMWAY (配列番号21); WATPRPMR(配列番号22); FRLLDWQW (配列番号23); LKAAPRWA (配列番号24); GPSHLVLT(配列番号25);LPGGLSPW (配列番号26);MGLFSEAG (配列番号27); SPLPLRVP (配列番号28); RMHLRSLG (配列番号29);LAAPLGLL (配列番号30); AVGLLAPP (配列番号31); LLAPSHRA (配列番号32); PAGLWLDP(配列番号33); 及び/又はISSGLSS (配列番号159)を包含する。

0021

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLLSS(配列番号14)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QNQALRMA (配列番号15)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AQNLLGMV (配列番号16)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列STFPFGMF (配列番号17)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PVGYTSSL (配列番号18)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWPGI (配列番号19)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MIAPVAYR (配列番号20)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RPSPMWAY (配列番号21)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列WATPRPMR(配列番号22)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列FRLLDWQW (配列番号23)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPRWA (配列番号24)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列GPSHLVLT(配列番号25)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPGGLSPW (配列番号26)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MGLFSEAG (配列番号27)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SPLPLRVP (配列番号28)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RMHLRSLG (配列番号29)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LAAPLGLL (配列番号30)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AVGLLAPP (配列番号31)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLAPSHRA (配列番号32)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PAGLWLDP(配列番号33)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLSS (配列番号159)を含む。

0022

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質であり、そしてMMP9により認識されるモチーフ配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのMMPのための基質であり、そしてMMP14により認識されるモチーフ配列を含む。

0023

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのMMPのための基質であり、そしてCMポリペプチド、及び/又はCMを含む任意のポリペプチドのCM部分は、50未満の長さのアミノ酸、40未満の長さのアミノ酸、30未満の長さのアミノ酸、25未満の長さのアミノ酸、20未満の長さのアミノ酸、19未満の長さのアミノ酸、18未満の長さのアミノ酸、17未満の長さのアミノ酸、16未満の長さのアミノ酸、15未満の長さのアミノ酸、14未満の長さのアミノ酸、13未満の長さのアミノ酸、12未満の長さのアミノ酸、11未満の長さのアミノ酸、又は10未満の長さのアミノ酸を有するポリペプチドを含む。

0024

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのMMPのための基質であり、そして同じMMPプロテアーゼにより、天然において切断される任意のヒトポペプチド配列とは実質的に同一ではないポリペプチド配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのMMPのための基質であり、そして同じMMPプロテアーゼにより、天然において切断される任意のヒトポリペプチド配列に対して、せいぜい90%又はそれ以上、同一であるポリペプチド配列を含む。

0025

いくつかの実施形態によれば、モチーフ配列は、少なくともMMPのための基質であり、そして下記表8A−8Mに示されるコアーCMコンセンサス配列を含む。いくつかの実施形態によれば、モチーフ配列は、下記表8A−8Mに示されるコアーCMコンセンサス配列の下位部類、すなわち下位組を含む。

0026

いくつかの実施形態によれば、モチーフ配列は、少なくともMMP9のための基質であり、そして表8A−8Dに示されるコアーCMコンセンサス配列を含む。いくつかの実施形態によれば、モチーフ配列は、少なくともMMP9のための基質であり、そして下記表8A−8Dに示されるコアーCMコンセンサス配列の下位部類、すなわち下位組を含む。

0027

いくつかの実施形態によれば、モチーフ配列は、少なくともMMP14のための基質であり、そして表8E−8Mに示されるコアーCMコンセンサス配列を含む。いくつかの実施形態によれば、モチーフ配列は、少なくともMMP14のための基質であり、そして下記表8E−8Mに示されるコアーCMコンセンサス配列の下位部類、すなわち下位組を含む。

0028

表8A.MMP9切断可能コアーCMコンセンサス配列1

0029

表8B.MMP9切断可能コアーCMコンセンサス配列2

0030

表8C.MMP9切断可能コアーCMコンセンサス配列3

0031

表8D.MMP9切断可能コアーCMコンセンサス配列4

0032

表8E.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列5

0033

0034

表8F−1.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列6

0035

表8F−2.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列6A

0036

表8G.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列7

0037

表8H−1.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列8

0038

表8H−2.MMP14切断可能拡張コアーCMコンセンサス配列8

0039

0040

表8I.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列9

0041

表8J.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列10

0042

0043

表8K.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列11

0044

表8L.MMP14切断可能コアーCMコンセンサス配列12

0045

0046

表8M.MMP14切断コアーCMコンセンサス配列13

0047

いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号352、371、394、410、425、436、453、458、473、485及び486から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号353−363、372−375、376−378、395−401、411−419、426−433、437−449、454−456、459−469、475−482及び487−495から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号353−363から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号372−375から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号376−378から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号395−401から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号41 1−419から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号426−433から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号437−449から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号454−456から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号459−469から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号475−482から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号487−495から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。

0048

いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号317、324、329及び340から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号318−323、325−327、330−335、及び341−347から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号318−323から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号325−327から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号330−335から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、配列番号341−347から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。

0049

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RPSPMWAY(配列番号21)を含むコアーCMコンセンサス1配列を含む。

0050

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列WDHPISLL(配列番号328)を含むコアーCMコンセンサス2配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列WATPRPMR(配列番号22)を含むコアーCMコンセンサス2配列を含む。

0051

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LTFPTYIF(配列番号336)を含むコアーCMコンセンサス3配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MTFPTYIF(配列番号337)を含むコアーCMコンセンサス3配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LTFPTYWF(配列番号338)を含むコアーCMコンセンサス3配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MTFPTYWF(配列番号339)を含むコアーCMコンセンサス3配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列STFPFGMF(配列番号17)を含むコアーCMコンセンサス3配列を含む。

0052

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWMGI(配列番号348)を含むコアーCMコンセンサス4配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWPGI(配列番号19)を含むコアーCMコンセンサス4配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWMSI(配列番号349)を含むコアーCMコンセンサス4配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWPSI(配列番号350)を含むコアーCMコンセンサス4配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列HWHLGPPT(配列番号351)を含むコアーCMコンセンサス4配列を含む。

0053

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLLSS(配列番号14)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SVSGLLSH(配列番号364)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SVSGLLSS(配列番号365)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SVSGLRSH(配列番号366)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SVSGLRSS(配列番号367)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列TLSGLRSP(配列番号368)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列TSSGLRSP(配列番号369)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列TVSGLRSP(配列番号370)を含むコアーCMコンセンサス5配列を含む。

0054

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AFQALRM(配列番号379)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AHQALRM(配列番号380)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ANQALRM(配列番号381)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ANQALRMA(配列番号382)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLEALRAL(配列番号383)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLNALRAL(配列番号384)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLQALRAL(配列番号385)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLSALRAL(配列番号386)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLESLRAL(配列番号387)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLNSLRAL(配列番号388)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLQSLRAL(配列番号389)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLSSLRAL(配列番号390)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QFQALRM(配列番号391)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QHQALRM(配列番号392)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QNQALRM(配列番号393)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QNQALRMA(配列番号15)を含むコアーCMコンセンサス6配列を含む。

0055

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPRWA(配列番号24)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPVWA(配列番号403)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPRWF(配列番号404)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPVWF(配列番号405)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LYAAPRWA(配列番号406)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LYAAPVWA(配列番号407)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LYAAPRWF(配列番号408)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LYAAPVWF(配列番号409)を含むコアーCMコンセンサス7配列を含む。

0056

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列GPSHLVLT(配列番号25)を含むコアーCMコンセンサス8配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPAGLLL(配列番号402)を含むコアーCMコンセンサス8配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPAGLLLR(配列番号420)を含むコアーCMコンセンサス8配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPAHLVLL(配列番号421)を含むコアーCMコンセンサス8配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPSHLVLL(配列番号422)を含むコアーCMコンセンサス8配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPAHLVLV(配列番号423)を含むコアーCMコンセンサス8配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPSHLVLV(配列番号424)を含むコアーCMコンセンサス8配列を含む。

0057

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RMHLRSLG(配列番号29)を含むコアーCMコンセンサス9配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RRHDGLRA(配列番号434)を含むコアーCMコンセンサス9配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RRHDGLRS(配列番号435)を含むコアーCMコンセンサス9配列を含む。

0058

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AQNLLGMV(配列番号16)を含むコアーCMコンセンサス10配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列IANLLSMV(配列番号450)を含むコアーCMコンセンサス10配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ILNLLSMV(配列番号451)を含むコアーCMコンセンサス10配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列IQNLLSMV(配列番号452)を含むコアーCMコンセンサス10配列を含む。

0059

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PAGLWLDP(配列番号33)を含むコアーCMコンセンサス11配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PASLWYTQ(配列番号457)を含むコアーCMコンセンサス11配列を含む。

0060

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ALGLLRLP(配列番号470)を含むコアーCMコンセンサス12配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ALGLLSLP(配列番号471)を含むコアーCMコンセンサス12配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ASGLLRFP(配列番号472)を含むコアーCMコンセンサス12配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AVGLLAPP(配列番号31)を含むコアーCMコンセンサス12配列を含む。

0061

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LAAPLGLL(配列番号30)を含むコアーCMコンセンサス13配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLAPSHRA(配列番号32)を含むコアーCMコンセンサス13配列を含む。

0062

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLLPAHGG(配列番号474)を含むコアーCMコンセンサス13配列を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLLPLLGS(配列番号483)を含むコアーCMコンセンサス13配列を含む。

0063

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも2種のプロテアーゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、少なくとも1つのプロテアーゼはMMPであり、そして少なくとも1つのプロテアーゼは、表7に示されるそれらの酵素から成る群から選択される。

0064

0065

いくつかの実施形態によれば、抗体は少なくとも、第1CM及び第2CMを含む。いくつかの実施形態によれば、前記第1CM及び第2CMは、それぞれ、15以下の長さのアミノ酸のポリペプチドである。いくつかの実施形態によれば、未切断状態下での抗体中の第1CM及び第2CMは、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:剤−CM1−CM2−AB、AB−CM2−CM1−剤、剤−CM2−CM1−AB又はAB−CM1−CM2−剤。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、剤とCM1との間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、CM1とCM2との間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、CM2とABとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、剤とCM1との間に連結ペプチド、及びCM2とABとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、剤とCM1との間に連結ペプチド、及びCM1とCM2との間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、CM1とCM2との間に連結ペプチド、及びCM2とABとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、剤とCM1との間に連結ペプチド、CM1とCM2との間に連結ペプチド、及びCM2とABとの間に連結ペプチドを含む。

0066

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質を含む第1CM、及び基質配列を含む第2CMを少なくとも含む。第2CM(CM2)のための典型的な基質は、表7に列挙される1又は2以上の次の酵素又はプロテアーゼにより切断できる基質を包含するが、但しそれらだけには制限されない。

0067

いくつかの実施形態によれば、CM2は、特定のプロテアーゼとの使用のために選択される。いくつかの実施形態によれば、CM2は、マトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)、好中球エステラーゼ、u型プラスミノーゲン活性化因子(uPA、また、ウロキナーゼとも呼ばれる)、レグマインマトリプターゼ(また、本明細書においては、MT−SP1又はMTSP1とも呼ばれる)、トロンビンシステインプロテアーゼ、例えばカテプシン、ADAM17、BMP−1、HtrA1及びTMPRSS、例えばTMPRSS3又はTMPRSS4から成る群から選択される、少なくとも1つのプロテアーゼのための基質である。

0068

いくつかの実施形態によれば、CM2は、好中球エラスターゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、uPAのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、レグマインのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、マトリプターゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、トロンビンのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、システインプロテアーゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、カテプシンのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、ADAM17のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、BMP−1のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、HtrA1のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、TMPRSSのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、TMPRSS3のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、TMPRSS4のための基質である。

0069

いくつかの実施形態によれば、適切なCM2は、少なくとも1つのプロテアーゼにより切断され、そして配列TGRGPSWV (配列番号34);SARGPSRW (配列番号35);TARGSFK (配列番号36); LSGRSDNH (配列番号37); GGWHTGRN (配列番号38); HTGRSGAL (配列番号39);PLTGRSGG (配列番号40); AARGPAIH (配列番号41); RGPAFNPM (配列番号42);SSRGPAYL (配列番号43);RGPATPIM(配列番号44); RGPA (配列番号45); GGQPSGMWGW (配列番号46);FPRPLGITGL (配列番号47); VHMPLGFLGP (配列番号48);SPLTGRSG (配列番号49); SAGFSLPA (配列番号126);LAPLGLQRR(配列番号50); SGGPLGVR(配列番号51); PLGL (配列番号52); GPRSFGL (配列番号315) 及び/又は GPRSFG (配列番号316)を含む。

0070

いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列TGRGPSWV (配列番号34)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SARGPSRW (配列番号 35)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列TARGPSFK (配列番号 36)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列LSGRSDNH (配列番号 37)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GGWHTGRN (配列番号 38)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列HTGRSGAL (配列番号 39)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列PLTGRSGG (配列番号 40)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列AARGPAIH (配列番号 41)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列RGPAFNPM (配列番号 42)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SSRGPAYL (配列番号 43)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列RGPATPIM(配列番号 44)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列RGPA (配列番号 45)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GGQPSGMWGW (配列番号 46)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列FPRPLGITGL (配列番号 47)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列VHMPLGFLGP (配列番号 48)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SPLTGRSG (配列番号 49)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列LAPLGLQRR(配列番号 50)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SGGPLGVR(配列番号 51)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列PLGL (配列番号 52)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GPRSFGL (配列番号 315)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GPRSFG (配列番号 316)を含む。

0071

いくつかの実施形態によれば、CM2は、少なくとも1つのMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、表7に列挙される少なくとも1つのMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、MMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1は第1MMPのための基質であり、そしてCM2は第2MMPのための基質であり、ここで第1MMP及び第2MMPは異なったMMPである。いくつかの実施形態によれば、CM1はMMPのための第1基質配列であり、そしてCM2は同じMMPのための第2基質であり、ここでCM1及びCM2は異なった基質配列を有する。いくつかの実施形態によれば、CM2は複数のMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は少なくともMMP9又はMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は複数のMMpのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は少なくともMMP9及びMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によればCM1及びCM2は両者とも、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1及びCM2は両者ともMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1はMMP9のための基質であり、そしてCM2はMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1はMMP14のための基質であり、そしてCM2はMMP9のための基質である。

0072

いくつかの実施形態によれば、CM1及び/又はCM2の少なくとも1つは、MMPのための基質であり、そして配列ISSGLLSS(配列番号14); QNQALRMA (配列番号15); AQNLLGMV (配列番号16); STFPFGMF (配列番号17);PVGYTSSL (配列番号18);DWLYWPGI (配列番号19);MIAPVAYR (配列番号20); RPSPMWAY (配列番号21); WATPRPMR(配列番号22); FRLLDWQW (配列番号23); LKAAPRWA (配列番号24); GPSHLVLT(配列番号25);LPGGLSPW (配列番号26);MGLFSEAG (配列番号27); SPLPLRVP (配列番号28); RMHLRSLG (配列番号29);LAAPLGLL (配列番号30); AVGLLAPP (配列番号31); LLAPSHRA (配列番号32); PAGLWLDP(配列番号33); 及び/又はISSGLSS (配列番号159)を含む。

0073

いくつかの実施形態によれば、第1切断剤及び第2切断剤は同じプロテアーゼであり、そして第1CM及び第2CMは、酵素のための異なった基質である。いくつかの実施形態によれば、第1切断剤及び第2切断剤は異なったプロテアーゼである。いくつかの実施形態によれば、第1切断及び第2切断剤は、標的組織に共局在される。いくつかの実施形態によれば、第1CM及び第2CMは、標的組織において少なくとも1つの切断剤により切断される。

0074

いくつかの実施形態によれば、ABに接合される剤は、治療剤である。いくつかの実施形態によれば、剤は、抗腫瘍剤である。いくつかの実施形態によれば、剤は毒素又はそのフラグメントである。本明細書において使用される場合、毒素フラグメントは、毒性活性を保存するフラグメントである。いくつかの実施形態によれば、剤は切断可能リンカーを介してABに接合される。いくつかの実施形態によれば、剤は、少なくとも1つのMMP−切断可能基質配列を含むリンカーを介してABに接合される。いくつかの実施形態によれば、剤は非切断可能リンカーを介してABに接合される。いくつかの実施形態によれば、剤は微小管阻害剤である。いくつかの実施形態によれば、剤は、核酸損傷剤、例えばDNAアルキル化剤又はDNAインターカレーター、又は他のDNA損傷剤である。いくつかの実施形態によれば、剤は、表3に列挙される群から選択される剤である。いくつかの実施形態によれば、剤はドラスタチンである。いくつかの実施形態によれば、剤はアウリスタチン又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤は、アウリスタチンE又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤は、モノメチルアウリスタチンE(MMAE)である。いくつかの実施形態によれば、剤は、モノメチルアウリスタチンD(MMAD)である。いくつかの実施形態によれば、剤は、メイタンシノイド又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤はDM1又はDM4である。いくつかの実施形態によれば、剤はデュオカルマイシン又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤はカリケアマイシン又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば剤はピロロベンゾジアゼピンである。

0075

いくつかの実施形態によれば、剤は抗炎症剤である。

0076

いくつかの実施形態によれば、抗体はまた、検出可能部分も含む。いくつかの実施形態によれば、検出可能部分は、診断剤である。

0077

いくつかの実施形態によれば、接合された抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、検出できる標識を含む。いくつかの実施形態によれば、検出できる標識は、イメージング剤造影剤、酵素、蛍光標識発色団色素、1又は2以上の金属イオン、又はリガンドベースの標識を含む。いくつかの実施形態によれば、イメージング剤は、放射性同位体を含む。いくつかの実施形態によれば、放射性同位体は、インジウム又はテクネチウムである。いくつかの実施形態によれば、造影剤は、ヨウ素、ガドリニウム又は酸化鉄を含む。いくつかの実施形態によれば、酵素は、西ワサビペルオキシダーゼアルカリホスファターゼ又はβ−ガラクトシダーゼを含む。いくつかの実施形態によれば、蛍光標識は、黄色蛍光タンパク質(YFP)、シアン蛍光タンパク質(CFP)、緑色蛍光タンパク質(GFP)、修飾された赤色蛍光タンパク質(mRFP)、赤色蛍光タンパク質tダイマー2(RFP tダイマー2)、HCRED、又はユーロピウム誘導体を含む。いくつかの実施形態によれば、発光標識は、N−メチルアクリジウム誘導体を含む。いくつかの実施形態によれば、標識は、Alexa Fluor(登録商標)標識, 例えばAlex Fluor(登録商標)680 又はAlexa Fluor(登録商標)750を含む。いくつかの実施形態によれば、リガンドベースの標識は、ビオチンアビジンストレプタビジン又は1又は2以上のハプテンを含む。

0078

いくつかの実施形態によれば、抗体中のABは天然において、1又は2以上のジスルフィド結合を含む。いくつかの実施形態によれば、ABは、1又は2以上のジスルフィド結合を含むよう操作され得る。

0079

いくつかの実施形態によれば、抗体及び/又は接合された抗体は、単一特異的である。いくつかの実施形態によれば、抗体及び/又は接合された抗体は、多重特異的であり、本明細書においては、多重特異的抗体及び/又は接合された多重特異的抗体とも呼ばれる。いくつかの実施形態によれば、多重特異的抗体及び/又は接合された多重特異的抗体は、二重特異的又は三重特異的である。いくつかの実施形態によれば、抗体及び/又は接合された抗体は、プロ−二重特異的T細胞エンゲージャー(プロ−BITE)分子の一部として処方される。いくつかの実施形態によれば、抗体及び/又は接合された抗体は、プロ−キメラ抗原受容体(プロ−CAR)修飾T細胞又は他の操作された受容体の一部として処方される。

0080

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、単一特異的である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、多重特異的であり、本明細書においては、多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体としても言及される。本明細書においてし使用される場合、用語、「活性化可能抗体(activatable antibody)」及びそのすべての文法的変形は、特に断らない限り、活性化可能抗体が、本開示の多重特異的活性化可能抗体である実施形態を包含することが意図されるが、但しそれらだけには限定されない。本明細書においてし使用される場合、用語、「接合された活性化可能抗体(conjugated activatable antibody)」及びそのすべての文法的変形は、特に断らない限り、接合された活性化可能抗体が、本開示の接合された多重特異的活性化可能抗体である実施形態を包含することが意図されるが、但しそれらだけには限定されない。いくつかの実施形態によれば、多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体は、二重特異的又は三重特異的である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、プロ−二重特異的T細胞エンゲージャー(プロ−BITE)分子の一部として処方される。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、プロ−キメラ抗原受容体(プロ−CAR)修飾T細胞又は他の操作された受容体の一部として処方される。

0081

いくつかの実施形態によれば、本明細書に記載される活性化可能抗体、接合された活性化可能抗体、多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体は、1又は2以上の追加の剤又は追加の剤の組合せと共に使用される。適切な追加の剤は、意図される用途、例えば癌のための現医薬品及び/又は外科的治療剤を包含する。例えば、活性化可能抗体、接合された活性化可能抗体、多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体は、追加の化学療法又は抗腫瘍剤と共に使用され得る。

0082

活性化された状態での本明細書に記載される活性化可能抗体は、所定の標的に結合し、そして(i)標的に対して特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB);(ii)未切断状態下で標的へのABの結合を阻害するマスキング部分(MM);及び(iii)ABにカップリングされる切断可能部分(CM)(ここで、前記CMはマトリックス・メタロプロテアーゼのための基質として作用するポリペプチドである)を含む。

0083

いくつかの実施形態によれば、未切断状態での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−CM−AB及びAB−CM−MM。

0084

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、MMとCMとの間に連結ペプチドを含む。

0085

いくつかの実施形態によれば、活性可能抗体は、CMとABとの間に連結ペプチドを含む。

0086

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)を含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造位置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。

0087

いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1〜20個の長さのアミノ酸のペプチドである。

0088

いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。

0089

いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。

0090

いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。

0091

いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。

0092

いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0093

いくつかの実施形態によれば、ABは、標的への結合のために、約100nM又はそれ以下の平衡解離定数を有する。

0094

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、標的を特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメントを含む。いくつかの実施形態によれば、標的を結合する抗体又はその免疫学的活性フラグメントは、モノクローナル抗体、ドメイン、抗体、一本鎖、Fabフラグメント、F(ab’)2フラグメント、scFv、scAb,dAb、単一ドメインH鎖抗体、及び単一ドメインL鎖抗体である。いくつかの実施形態によれば、標的を結合するそのような抗体又はその免疫学的活性フラグメントは、マウス、他の齧歯類、ヒト化又は完全ヒトモノクローナル抗体である。

0095

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、多重特異的活性化可能抗体である。本明細書において提供される多重特異的活性化可能抗体は、複数の抗原又はエピトープを認識し、そして多重特異的抗体の少なくとも1つの抗原−又はエピトープ結合ドメインに連結される少なくとも1つのマスキング部分(MM)を含む多重特異的抗体であり、ここでMMのカップリングが、抗原−又はエピトープ−結合ドメインのその標的を結合する能力を低める。いくつかの実施形態によれば、MMは、少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質として機能する切断可能部分(CM)を介して、多重特異的抗体の抗原−又はエピトープ−結合ドメインにカップリングされる。本明細書において提供される多重特異的活性化可能抗体は、循環において安定し、治療及び/又は診断の意図される部位で活性化されるが、しかし正常な、すなわち健康な組織においては活性化されず、そして活性化される場合、その対応する、修飾されていない多重特異的抗体に、少なくとも匹敵する標的への結合を示す。

0096

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、Jagged標的、例えばJagged1及び/又はJagged2を特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VH CDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列SYAMS(配列番号498)を少なくとも含むVH CDR1配列;アミノ酸配列SIDPEGRQTYYADSVKG(配列番号499)を少なくとも含むVH CDR2配列;アミノ酸配列DIGGRSAFDY(配列番号500)を含むVH CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0097

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、Jagged標的、例えばJagged1及び/又はJagged2を特異的に結合し、そしてVLCDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VL CDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列RASQSISSY(配列番号501)を少なくとも含むVH CDR1配列;アミノ酸配列AASSLQS(配列番号502)を少なくとも含むVH CDR2配列;アミノ酸配列QQTVVAPPL(配列番号503)を含むVL CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0098

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、Jagged標的、例えばJagged1及び/又はJagged2を特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VH CDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列SYAMS(配列番号498)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR1配列;アミノ酸配列SIDPEGRQTYYADSVKG(配列番号499)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR2配列;アミノ酸配列DIGGRSAFDY(配列番号500)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0099

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、Jagged標的、例えばJagged1及び/又はJagged2を特異的に結合し、そしてVLCDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VL CDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列RASQSISSY(配列番号501)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR1配列;アミノ酸配列AASSLQS(配列番号502)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR2配列;アミノ酸配列QQTVVAPPL(配列番号503)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVL CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0100

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、Jagged標的、例えばJagged1及び/又はJagged2を特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列、VH CDR3配列、VL CDR1配列、VL CDR2配列、及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VH CDR1配列は、アミノ酸配列SYAMS(配列番号498)を少なくとも含み;VH CDR2配列は、アミノ酸配列SIDPEGRQTYYADSVKG(配列番号499)を少なくとも含み;VH CDR3配列は、アミノ酸配列DIGGRSAFDY(配列番号500)を含み;VL CDR1配列は、アミノ酸配列RASQSISSY(配列番号501)を少なくとも含み;VL CDR2配列は、アミノ酸配列AASSLQS(配列番号502)を少なくとも含み;そしてVL CDR3配列はアミノ酸配列QQTVVAPPL(配列番号503)を含む。

0101

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、Jagged標的、例えばJagged1及び/又はJagged2を特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列、VH CDR3配列、VL CDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここでVH CDR1配列は、アミノ酸配列SYAMS(配列番号498)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VH CD2配列は、アミノ酸配列SIDPEGRQTYYADSVKG(配列番号499)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VH CDR3配列は、アミノ酸配列DIGGRSAFDY(配列番号500)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VL CDR1配列は、アミノ酸配列RASQSISSY(配列番号501)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VL CDR2配列は、アミノ酸配列AASSLQS(配列番号502)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;そしてVL CDR3配列は、アミノ酸配列QQTVVAPPL(配列番号503)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含む。

0102

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、上皮成長因子受容体(EGFR)を特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VH CDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列NYGVH(配列番号504)を少なくとも含むVH CDR1配列;アミノ酸配列VIWSGGNTDYNTPFTS(配列番号505)を少なくとも含むVH CDR2配列;アミノ酸配列ALTYYDYEFAY(配列番号506)を含むVH CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0103

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、EGFRを特異的に結合し、そしてVLCDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VL CDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列RASQSIGTNIH(配列番号507)を少なくとも含むVH CDR1配列;アミノ酸配列KYASESIS(配列番号508)を少なくとも含むVH CDR2配列;アミノ酸配列QQNNNWPTT(配列番号509)を含むVH CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0104

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、EGFRを特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VH CDR1配列、VH CDR2配列及びVH CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列NYGVH(配列番号504)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR1配列;アミノ酸配列VIWSGGNTDYNTPFTS(配列番号505)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR2配列;アミノ酸配列ALTYYDYEFAY(配列番号506)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0105

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、EGFRを特異的に結合し、そしてVLCDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VL CDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の少なくとも1つは、アミノ酸配列RASQSIGTNIH(配列番号507)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR1配列;アミノ酸配列KYASESIS(配列番号508)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR2配列;アミノ酸配列QQNNNWPTT(配列番号509)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含むVH CDR3配列;及びそれらの組合せから選択される。

0106

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、EGFRを特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列、VH CDR3配列、VL CDR1配列、VL CDR2配列、及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここで前記VH CDR1配列は、アミノ酸配列NYGVH(配列番号504)を少なくとも含み;VH CDR2配列は、アミノ酸配列VIWSGGNTDYNTPFTS(配列番号505)を少なくとも含み;VH CDR3配列は、アミノ酸配列ALTYYDYEFAY(配列番号506)を含み;VL CDR1配列は、アミノ酸配列RASQSIGTNIH(配列番号507)を少なくとも含み;VL CDR2配列は、アミノ酸配列KYASESIS(配列番号508)を少なくとも含み;そしてVL CDR3配列はアミノ酸配列QQNNNWPTT(配列番号509)を含む。

0107

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、EGFRを特異的に結合し、そしてVHCDR1配列、VH CDR2配列、VH CDR3配列、VL CDR1配列、VL CDR2配列及びVL CDR3配列の組合せを含む第1抗体又はその抗原結合フラグメント(AB1)を少なくとも含み、ここでVH CDR1配列は、アミノ酸配列NYGVH(配列番号504)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VH CD2配列は、アミノ酸配列VIWSGGNTDYNTPFTS(配列番号505)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VH CDR3配列は、アミノ酸配列ALTYYDYEFAY(配列番号506)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VL CDR1配列は、アミノ酸配列RASQSIGTNIH(配列番号507)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;VL CDR2配列は、アミノ酸配列KYASESIS(配列番号508)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含み;そしてVL CDR3配列は、アミノ酸配列QQNNNWPTT(配列番号509)に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一である配列を含む。

0108

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、配列番号54、56、57、58、61、63、65、68、70、72、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、及び 114から成る群から選択されるH鎖アミノ酸配列を少なくとも含む。いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、配列番号55、59、60、62、64、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111及び113から成る群から選択されるL鎖アミノ酸配列を少なくとも含む。いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、配列番号54、56、57、58、61、63、65、68、70、72、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、及び 114から成る群から選択されるH鎖アミノ酸配列、及び配列番号55、59、60、62、64、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111及び113から成る群から選択されるL鎖アミノ酸配列を少なくとも含む。

0109

いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、配列番号54、56、57、58、61、63、65、68、70、72、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、及び 114から成る群から選択されるアミノ酸配列に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一であるH鎖アミノ酸配列を少なくとも含む。いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、配列番号55、59、60、62、64、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111及び113から成る群から選択されるアミノ酸配列に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一であるL鎖アミノ酸配列を少なくとも含む。いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、例えば本開示の多重特異的活性化可能抗体及び/又は接合された多重特異的活性化可能抗体(但し、それらだけには限定されない)は、配列番号54、56、57、58、61、63、65、68、70、72、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、及び 114から成る群から選択されるアミノ酸配列に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一であるH鎖アミノ酸配列、及び配列番号55、59、60、62、64、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111及び113から成る群から選択されるアミノ酸配列に対して、少なくとも90%、91%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99%又はそれ以上同一であるL鎖アミノ酸配列を少なくとも含む。

0110

いくつかの実施形態によれば、MMは、標的へのABの平衡解離定数よりも高い、ABへの結合のための平衡解離定数を有する。

0111

いくつかの実施形態によれば、MMは、標的へのABの平衡解離定数以下である、Abへの結合のための平衡解離定数を有する。

0112

いくつかの実施形態によれば、MM、切断された状態で標的への結合のためにABを妨害も又はそれと競争もしない。

0113

いくつかの実施形態によれば、MMは、約2−40個の長さのアミノ酸のポリペプチドである。例えば、MMは、約40個までの長さのアミノ酸のポリペプチドである。

0114

いくつかの実施形態によれば、MMポリペプチド配列は、ABの任意の天然の結合パートナーのその配列とは異なる。いくつかの実施形態によれば、MMポリペプチド配列は、ABの任意の天然の結合パートナーに対して50%以下、同一である。いくつかの実施形態によれば、MMポリペプチド配列は、ABの任意の天然の結合パートナーに対して、40%、30%、25%、20%、15%又は10%以下、同一である。

0115

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも2倍、高い。

0116

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも3倍、高い。

0117

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも5倍、高い。

0118

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも10倍、高い。

0119

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも20倍、高い。

0120

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも40倍、高い。

0121

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも100倍、高い。

0122

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも1000倍、高い。

0123

いくつかの実施形態によれば、ABへのMMのカップリングは、ABのその標的を結合する能力を低め、結果的に、標的側のMMにカップリングされる場合、ABの解離定数(Kd)は、標的側のMMにカップリングされない場合のABのKdよりも少なくとも10,000倍、高い。

0124

いくつかの実施形態によれば、MMPプロテアーゼは、組織において標的と共局在化され、そしてMMPは、活性化可能抗体がMMPに暴露される場合、活性化可能抗体中のCMを切断する。

0125

いくつかの実施形態によれば、標的の存在下で、MMは、標的置換アッセイ、例えばPCT国際公開番号2009/025846号及び第2010/081173号に記載されるアッセイを用いて、インビトロでアッセイされる場合、CMが切断されている場合に比較して、CMが切断されていない場合、標的を結合するABの能力を、少なくとも90%低める。

0126

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも2倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0127

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも5倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0128

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも10倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0129

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも20倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0130

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも40倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0131

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも50倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0132

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも100倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0133

いくつかの実施形態によれば、未切断状態で、標的への活性化可能抗体の結合が、標的への未修飾AB結合の平衡解離定数よりも少なくとも200倍、高い平衡解離定数で生じるよう低められるが、ところが切断された状態で(すなわち、活性化可能抗体が切断された状態にある場合)、ABは標的を結合するよう、CMは活性化可能抗体に配置される。

0134

いくつかの実施形態によれば、CMは、15個までの長さのアミノ酸のポリペプチドである。

0135

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である。MMPの例としては、次のものを包含する:MMP1; MMP2; MMP3; MMP7; MMP8; MMP9; MMP10; MMP11; MMP12; MMP13; MMP14; MMP15; MMP16;MMP17; MMP19; MMP20; MMP23; MMP24; MMP26; 及び MMP27。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9、MMP14、MMPl、MMP3、MMP13、MMPl7、MMPl1、及び MMPl9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、複数のMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくともMMP9及びMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、同じMMPのための複数の基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP9基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP14基質を含む。

0136

いくつかの実施形態によれば、CMは、MMPのための基質であり、そして配列ISSGLLSS(配列番号14); QNQALRMA (配列番号15); AQNLLGMV (配列番号16); STFPFGMF (配列番号17);PVGYTSSL (配列番号18);DWLYWPGI (配列番号19);MIAPVAYR (配列番号20); RPSPMWAY (配列番号21); WATPRPMR(配列番号22); FRLLDWQW (配列番号23); LKAAPRWA (配列番号24); GPSHLVLT(配列番号25);LPGGLSPW (配列番号26);MGLFSEAG (配列番号27); SPLPLRVP (配列番号28); RMHLRSLG (配列番号29);LAAPLGLL (配列番号30); AVGLLAPP (配列番号31); LLAPSHRA (配列番号32); PAGLWLDP(配列番号33); 及び/又はISSGLSS (配列番号159)を包含する。

0137

いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLLSS(配列番号14)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QNQALRMA (配列番号15)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AQNLLGMV (配列番号16)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列STFPFGMF (配列番号17)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PVGYTSSL (配列番号18)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWPGI (配列番号19)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MIAPVAYR (配列番号20)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RPSPMWAY (配列番号21)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列WATPRPMR(配列番号22)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列FRLLDWQW (配列番号23)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPRWA (配列番号24)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列GPSHLVLT(配列番号25)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPGGLSPW (配列番号26)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MGLFSEAG (配列番号27)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SPLPLRVP (配列番号28)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RMHLRSLG (配列番号29)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LAAPLGLL (配列番号30)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AVGLLAPP (配列番号31)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLAPSHRA (配列番号32)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PAGLWLDP(配列番号33)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLSS (配列番号159)を含む。

0138

いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも2種のプロテアーゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、少なくとも1つのプロテアーゼはMMPであり、そして少なくとも1つのプロテアーゼは、表7に示されるそれらの酵素から成る群から選択される。

0139

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は少なくとも、第1CM及び第2CMを含む。いくつかの実施形態によれば、前記第1CM及び第2CMは、それぞれ、15以下の長さのアミノ酸のポリペプチドである。いくつかの実施形態によれば、未切断状態下での活性化可能抗体中の第1CM及び第2CMは、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−CM1−CM2−AB、AB−CM2−CM1−MM、MM−CM2−CM1−AB又はAB−CM1−CM2−MM。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、MMとCM1との間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、CM1とCM2との間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、CM2とABとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、MMとCM1との間に連結ペプチド、及びCM2とABとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、MMとCM1との間に連結ペプチド、及びCM1とCM2との間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、CM1とCM2との間に連結ペプチド、及びCM2とABとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、MMとCM1との間に連結ペプチド、CM1とCM2との間に連結ペプチド、及びCM2とABとの間に連結ペプチドを含む。

0140

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質を含む第1CM、及び基質配列を含む第2CMを少なくとも含む。第2CM(CM2)のための典型的な基質は、表7に列挙される1又は2以上の次の酵素又はプロテアーゼにより切断できる基質を包含するが、但しそれらだけには制限されない。

0141

いくつかの実施形態によれば、CM2は、特定のプロテアーゼとの使用のために選択される。いくつかの実施形態によれば、CM2は、マトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)、好中球エステラーゼ、u型プラスミノーゲン活性化因子(uPA、また、ウロキナーゼとも呼ばれる)、レグマイン、マトリプターゼ(MT−SP1)、トロンビン、システインプロテアーゼ、例えばカテプシン、ADAM17、BMP−1、HtrA1及びTMPRSS、例えばTMPRSS3又はTMPRSS4から成る群から選択される、少なくとも1つのプロテアーゼのための基質である。

0142

いくつかの実施形態によれば、CM2は、好中球エラスターゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、uPAのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、レグマインのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、マトリプターゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、トロンビンのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、システインプロテアーゼのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、カテプシンのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、ADAM17のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、BMP−1のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、HtrA1のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、TMPRSSのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、TMPRSS3のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、TMPRSS4のための基質である。

0143

いくつかの実施形態によれば、適切なCM2は、少なくとも1つのプロテアーゼにより切断され、そして配列TGRGPSWV (配列番号34);SARGPSRW (配列番号35);TARGPSFK (配列番号36); LSGRSDNH (配列番号37); GGWHTGRN (配列番号38); HTGRSGAL (配列番号39);PLTGRSGG (配列番号40); AARGPAIH (配列番号41); RGPAFNPM (配列番号42);SSRGPAYL (配列番号43);RGPATPIM(配列番号44); RGPA (配列番号45); GGQPSGMWGW (配列番号46);FPRPLGITGL (配列番号47); VHMPLGFLGP (配列番号48);SPLTGRSG (配列番号49); SAGFSLPA (配列番号126);LAPLGLQRR(配列番号50); SGGPLGVR(配列番号51); PLGL (配列番号52); GPRSFGL (配列番号315) 及び/又は GPRSFG (配列番号316)を含む。

0144

いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列TGRGPSWV (配列番号34)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SARGPSRW (配列番号 35)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列TARGPSFK (配列番号 36)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列LSGRSDNH (配列番号 37)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GGWHTGRN (配列番号 38)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列HTGRSGAL (配列番号 39)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列PLTGRSGG (配列番号 40)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列AARGPAIH (配列番号 41)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列RGPAFNPM (配列番号 42)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SSRGPAYL (配列番号 43)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列RGPATPIM(配列番号 44)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列RGPA (配列番号 45)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GGQPSGMWGW (配列番号 46)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列FPRPLGITGL (配列番号 47)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列VHMPLGFLGP (配列番号 48)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SPLTGRSG (配列番号 49)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列LAPLGLQRR(配列番号 50)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列SGGPLGVR(配列番号 51)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列PLGL (配列番号 52)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GPRSFGL (配列番号 315)を含む。いくつかの実施形態によれば、CM2は、アミノ酸配列GPRSFG (配列番号 316)を含む。

0145

いくつかの実施形態によれば、CM2は、少なくとも1つのMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、表7に列挙される少なくとも1つのMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は、MMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1は第1MMPのための基質であり、そしてCM2は第2MMPのための基質であり、ここで第1MMP及び第2MMPは異なったMMPである。いくつかの実施形態によれば、CM1はMMPのための第1基質配列であり、そしてCM2は同じMMPのための第2基質であり、ここでCM1及びCM2は異なった基質配列を有する。いくつかの実施形態によれば、CM2は複数のMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は少なくともMMP9又はMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は複数のMMpのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM2は少なくともMMP9及びMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によればCM1及びCM2は両者とも、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1及びCM2は両者ともMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1はMMP9のための基質であり、そしてCM2はMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CM1はMMP14のための基質であり、そしてCM2はMMP9のための基質である。

0146

いくつかの実施形態によれば、CM1及び/又はCM2の少なくとも1つは、MMPのための基質であり、そして配列ISSGLLSS(配列番号14); QNQALRMA (配列番号15); AQNLLGMV (配列番号16); STFPFGMF (配列番号17);PVGYTSSL (配列番号18);DWLYWPGI (配列番号19);MIAPVAYR (配列番号20); RPSPMWAY (配列番号21); WATPRPMR(配列番号22); FRLLDWQW (配列番号23); LKAAPRWA (配列番号24); GPSHLVLT(配列番号25);LPGGLSPW (配列番号26);MGLFSEAG (配列番号27); SPLPLRVP (配列番号28); RMHLRSLG (配列番号29);LAAPLGLL (配列番号30); AVGLLAPP (配列番号31); LLAPSHRA (配列番号32); PAGLWLDP(配列番号33); 及び/又はISSGLSS (配列番号159)を含む。

0147

いくつかの実施形態によれば、第1切断剤及び第2切断剤は同じマトリックス・メタロプロテアーゼであり、そして第1CM及び第2CMは、酵素のための異なった基質である。いくつかの実施形態によれば、第1切断剤及び第2切断剤は異なったプロテアーゼであり、ここで少なくとも1つのプロテアーゼはMMPである。いくつかの実施形態によれば、第1切断及び第2切断剤は、標的組織に共局在される。いくつかの実施形態によれば、第1CM及び第2CMは、標的組織において少なくとも1つの切断剤により切断される。

0148

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、MMPに暴露され、そしてそれにより切断され、結果的に活性化された又は切断された状態で、活性化された抗体は、MMPがCMを切断した後、LP2及び/又はCM配列の一部を少なくとも含むL鎖アミノ酸配列を含む。

0149

いくつかの実施形態によれば、CMは、プロテアーゼ切断部位の非プライム側を含み;すなわち、CMはP1及びP2アミノ酸を少なくとも含み、そしていくつかの実施形態によれば、P1、P2及びP3アミノ酸を含み、そしていくつかの実施形態によれば、P1、P2、P3及びP4アミノ酸を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、プロテアーゼの切断部位の非プライム側及びプライム側を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、プロテアーゼ切断部位の非プライム側を含むが、しかしプライム側の少なくとも一部を欠いている。いくつかの実施形態によれば、CMは、プロテアーゼ切断部位の非プライム側を含むが、しかしプライム側を欠いている。そのようなCMは、抗体又は本明細書に開示されるような他の分子、例えば検出部分(但し、それだけには限定されない)に対して直接的に、又はリンカーを介して連結され得る。

0150

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、セツキシマブ又はパニツムマブであるか又はそれらに由来するAB;配列番号160、167−200及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、セツキシマブ又はパニツムマブであるか又はそれらに由来するAB;配列番号160、167−200及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−EGFR活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0151

いくつかの実施形態によれば、配列番号504のVHCDR1配列、配列番号505のVH CDR2配列、配列番号506のVH CDR3配列、配列番号507のVL CDR1配列、配列番号508のVL CDR2配列、及び配列番号509のVL CDR3配列を含むH鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160、167−200及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、配列番号504のVH CDR1配列、配列番号505のVH CDR2配列、配列番号506のVH CDR3配列、配列番号507のVL CDR1配列、配列番号508のVL CDR2配列、及び配列番号509のVL CDR3配列を含むH鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160、167−200及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−EGFR活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0152

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号56,57又は58のH鎖アミノ酸配列、及び配列番号59のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160、167−200及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号56,57又は58のH鎖アミノ酸配列、及び配列番号59のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160、167−200及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−EGFR活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0153

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号56のH鎖アミノ酸配列、及び配列番号59のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160のアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号56のH鎖アミノ酸配列、及び配列番号59のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160のアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−EGFR活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0154

いくつかの実施形態によれば、配列番号504のVHCDR1配列、配列番号505のVH CDR2配列、配列番号506のVH CDR3配列、配列番号507のVL CDR1配列、配列番号508のVL CDR2配列、及び配列番号509のVL CDR3配列を含むH鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160のアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、配列番号504のVH CDR1配列、配列番号505のVH CDR2配列、配列番号506のVH CDR3配列、配列番号507のVL CDR1配列、配列番号508のVL CDR2配列、及び配列番号509のVL CDR3配列を含むH鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号160のアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−EGFR活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−EGFR活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0155

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号61、63、65、68、70、72、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、 112又は 114のH鎖アミノ酸配列及び配列番号60、62、64、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111又は113のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号201−263及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−Jagged活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号61、63、65、68、70、72、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、 112又は 114のH鎖アミノ酸配列及び配列番号60、62、64、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111又は113のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号201−263及び497から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−Jagged活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−Jagged活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0156

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号112のH鎖アミノ酸配列、及び配列番号111のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号217のアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−Jagged活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、配列番号112のH鎖アミノ酸配列、及び配列番号111のL鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号217のアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−Jagged活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−Jagged活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0157

いくつかの実施形態によれば、配列番号498のVHCDR1配列、配列番号499のVH CDR2配列、配列番号500のVH CDR3配列、配列番号501のVL CDR1配列、配列番号502のVL CDR2配列、及び配列番号503のVL CDR3配列を含むH鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号217のアミノ酸配列を含むMM:及び配列番号14−33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−Jagged活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、配列番号498のVH CDR1配列、配列番号499のVH CDR2配列、配列番号500のVH CDR3配列、配列番号501のVL CDR1配列、配列番号502のVL CDR2配列、及び配列番号503のVL CDR3配列を含むH鎖アミノ酸配列を含むAB;配列番号217のアミノ酸配列を含むMM:及び表8A−8Mに提供される配列から成る群から選択されるアミノ酸配列を含むCMを少なくとも含む抗−Jagged活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、抗−Jagged活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1は、アミノ酸配列GSSGGSGGSGGSG (配列番号9)、GSSGGSGGSGG (配列番号10)、GSSGGSGGSGGS (配列番号11)、GSSGGSGGSGGSGGGS (配列番号155)、GSSGGSGGSG (配列番号156)、又はGSSGGSGGSGS (配列番号157)を含む。いくつかの実施形態によれば。LP2は、アミノ酸配列GSS、GGS、GGGS (配列番号158)、GSSGT (配列番号12) 又は GSSG (配列番号13)を含む。

0158

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体はまた、ABに接合される剤も含む。いくつかの実施形態によれば、剤は治療剤である。いくつかの実施形態によれば、剤は抗腫瘍剤である。いくつかの実施形態によれば、剤は毒素又はそのフラグメントである。いくつかの実施形態によれば、剤は、リンカーを介してABに接合される。いくつかの実施形態によれば、リンカーは切断可能リンカーである。いくつかの実施形態によれば、剤は微小管阻害剤である。いくつかの実施形態によれば、剤は核酸損傷剤、例えばDNAアルキル化剤又はDNAインターカレーター、又は他のDNA損傷剤である。いくつかの実施形態によれば、リンカーは切断可能リンカーである。いくつかの実施形態によれば、剤は、少なくとも1つのMMP−切断可能基質配列を含むリンカーを介してABに接合される。いくつかの実施形態によれば、剤は、表3に列挙される群から選択される剤である。いくつかの実施形態によれば、剤はドラスタチンである。いくつかの実施形態によれば、剤はアウリスタチン又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤は、アウリスタチンE又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤は、モノメチルアウリスタチンE(MMAE)である。いくつかの実施形態によれば、剤は、モノメチルアウリスタチンD(MMAD)である。いくつかの実施形態によれば、剤は、メイタンシノイド又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤はDM1又はDM4である。いくつかの実施形態によれば、剤はデュオカルマイシン又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば、剤はカリケアマイシン又はその誘導体である。いくつかの実施形態によれば剤はピロロベンゾジアゼピンである。

0159

いくつかの実施形態によれば、剤は抗炎症剤である。

0160

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体はまた、検出可能部分も含む。いくつかの実施形態によれば、検出可能部分は、診断剤である。

0161

いくつかの実施形態によれば、接合された抗体は、検出できる標識を含む。いくつかの実施形態によれば、検出できる標識は、イメージング剤、造影剤、酵素、蛍光標識、発色団、色素、1又は2以上の金属イオン、又はリガンドベースの標識を含む。いくつかの実施形態によれば、イメージング剤は、放射性同位体を含む。いくつかの実施形態によれば、放射性同位体は、インジウム又はテクネチウムである。いくつかの実施形態によれば、造影剤は、ヨウ素、ガドリニウム又は酸化鉄を含む。いくつかの実施形態によれば、酵素は、西洋ワサビペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ又はβ−ガラクトシダーゼを含む。いくつかの実施形態によれば、蛍光標識は、黄色蛍光タンパク質(YFP)、シアン蛍光タンパク質(CFP)、緑色蛍光タンパク質(GFP)、修飾された赤色蛍光タンパク質(mRFP)、赤色蛍光タンパク質tダイマー2(RFP tダイマー2)、HCRED、又はユーロピウム誘導体を含む。いくつかの実施形態によれば、発光標識は、N−メチルアクリジウム誘導体を含む。いくつかの実施形態によれば、標識は、Alexa Fluor(登録商標)標識, 例えばAlex Fluor(登録商標)680 又はAlexa Fluor(登録商標)750を含む。いくつかの実施形態によれば、リガンドベースの標識は、ビオチン、アビジン、ストレプタビジン又は1又は2以上のハプテンを含む。

0162

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体はまた、シグナルペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、シグナルペプチドは、スペーサーを介して活性化可能抗体に接合される。いくつかの実施形態によれば、スペーサーは、すぐなるペプチドの不在下で活性化可能抗体に接合される。いくつかの実施形態によれば、スペーサーは、活性化可能抗体のMMに直接的に連結される。いくつかの実施形態によれば、スペーサーは、スペーサー−MM−CM−AのN−末端からC−末端への構造配置において活性化可能抗体のMMに直接的に連結される。活性化可能抗体のMMのN−末端に対して直接的に連結されるスペーサーの例は、QGQSGQ(配列番号53)である。いくつかの実施形態によれば、スペーサーは、アミノ酸配列QGQSGQ(配列番号53)を少なくとも含む。

0163

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体中のABは天然において、1又は2以上のジスルフィド結合を含む。いくつかの実施形態によれば、ABは、1又は2以上のジスルフィド結合を含むよう操作され得る。

0164

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、その対応する抗体の半減期よりも長く;例えば、活性化可能抗体のpKは、その対応する抗体のpKよりも長い。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、その対応する抗体の半減期に類似する。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも15日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも12日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも11日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも10日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも9日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも8日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも7日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも6日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも5日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも4日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも3日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも2日である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも24時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも20時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも18時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも16時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも14時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも12時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも10時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも8時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも6時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも4時間である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の血清半減期は、生物に投与される場合、少なくとも3時間である。

0165

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、単一特異的である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、多重特異的、例えば非制限的例えば、二重特異的又は三重特異的であるいくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、プロ−二重特異的T細胞エンゲージャー(プロ−BITE)分子の一部として処方される。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、、プロ−キメラ抗原受容体(プロ−CAR)修飾T細胞又は他の操作された受容体の一部として処方される。

0166

本開示はまた、所定の標的を特異的に結合する抗体又は抗体フラグメント(AB)を含む活性化可能抗体を含む組成物及び方法も提供し、ここで前記ABは、ABのその標的を結合する能力を低めるマスキング部分(MM)にカップリングされる。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体はさらに、少なくとも1つのMMPのための基質である切断可能部分(CM)も含む。本明細書に提供される組成物及び方法は、活性化可能抗体の活性(例えば、マスキング、活性化又は結合活性)を損なうことなく、ABにおける1又は2以上のシステイン残基への1又は2以上の剤の結合を可能にする。いくつかの実施形態によれば、本明細書に提供される組成物及び方法は、MM内の1又は2以上のジスルフィド結合も還元しないで、又は他方では妨害しないで、ABにおける1又は2以上のシステイン残基への1又は2以上の剤の結合を可能にする。本明細書に提供される組成物及び方法は、1又は2以上の剤、例えば種々の治療、診断及び/又は予防剤の何れかに接合される活性化可能抗体を生成し、例えば、いくつかの実施形態によれば、前記剤の何れも活性化可能抗体のMMの何れにも接合されていない。本明細書に提供される組成物及び方法は、MMが切断されていない状態下で活性化可能抗体のABを効果的且つ効率的にマスキングする能力を保持している、接合された活性化可能抗体を生成する。本明細書に提供される組成物及び方法は、活性可能抗体が、CMを切断できるMMPの存在下で、まだ活性化されている、すなわち切断されている、接合された活性化可能抗体を生成する。

0167

活性化可能抗体は、剤のための少なくとも1つの接合点を有するが、本明細書に提供される方法及び組成物においては、すべての可能な接合点が剤への接合のために利用できる。いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の接合点は、ジスルフィド接合に含まれる硫黄原子である。いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の接合点は、鎖間ジスルフィド結合に含まれる硫黄原子である。いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の接合点は、鎖間スルフィド結合に含まれる硫黄原子であるが、しかし鎖内ジスルフィド結合に含まれる硫黄原子ではない。いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の接合点は、システイン、又は硫黄原子を含む他のアミノ酸残基の硫黄原子である。そのような残基は、抗体構造で天然において存在することができるか、又は部位特異的突然変異誘発化学的変換、又は非天然アミノ酸の誤取り込みにより抗体中に組込まれ得る。

0168

1又は2以上のABに、1又は2以上の鎖間ジスルフィド結合及びMMに1又は2以上の鎖内ジスルフィド結合を有する活性化可能抗体の接合体調製方法がまた提供され、そして遊離チオール反応性薬剤が提供される。前記方法は一般的に、活性化可能抗体における鎖間ジスルフィド結合を、還元剤、例えばTCEPにより部分的に還元し;そしてその部分的に還元された活性化可能抗体に、遊離チオールと反応性の薬物を接合することを包含する。本明細書において使用される場合、用語「部分的還元」とは、多重特異的活性化可能抗体が、還元剤と接触され、そしてすべて未満ジスルフィド結合、例えばすべて未満の可能な接合部位が還元される状況を意味する。いくつかの実施形態によれば、99%、98%、97%、96%、95%、90%、85%、80%、75%、70%、65%、60%、 55%、50%、45%、40%、35%、30%、25%、20%、15%、10% 又は5%未満のすべての可能な接合部位が還元される。

0169

いくつかの実施形態によれば、剤、例えば薬剤を還元し、そして前記剤の置換下で選択をもたらす活性化可能抗体に接合する方法が提供される。前記方法は、還元剤により活性化可能抗体を還元し、結果的に、活性化可能抗体のマスキング部分又は他の非−AB部分の何れかにおける任意の接合部位が還元されず、そして活性化可能抗体の1又は2以上のABにおける鎖間チオールに剤を接合することを包含する。接合部位は、所望する部位での接合の発生を可能にする剤の所望する置換を可能にするよう選択される。例えば、還元剤は、TCEPである。還元反応条件、例えば還元剤:活性化可能抗体の比、インキュベーションの長さ、インキュベーションの間の温度、還元反応溶液のpH、等が、MMが切断されていない状態下で活性化可能抗体のABを抗体を効果的且つ効率的にマスキングする能力を保持している、接合された活性化可能抗体を生成する条件を同定することにより決定される。還元剤:活性化可能抗体の比は、活性化可能抗体に依存して変化するであろう。いくつかの実施形態によれば、還元剤:活性化可能抗体の比は、約 20:1−1:1、約 10:1−1:1、約 9:1−1:1、約 8:1−1:1、約 7:1−1:1、約 6:1−1:1、約5:1−1:1、約4:1−1:1、約3:1−1:1、約2:1−1:1、約 20:1−1:1.5、約10:1−1:1.5、約 9:1−1:1.5、約 8:1−1:1.5、約7:1−1:1.5、約 6:1−1:1.5、 約5:1−1:1.5、約 4:1−1:1.5、約 3:1−1:1.5、約 2:1−1:1.5、約 1.5:1−1:1.5又は 約 1:1−1:1.5の範囲下にあるであろう。いくつかの実施形態によれば、前記比は、約5:1−1.5:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記化は、約4:1−1:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記化は、約4:1−1.4:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記比は、約8:1−約1:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記比は、約2.5:1−1:1の範囲にある。

0170

いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の1又は2以上のAB中の鎖間ジスルフィド結合を還元し、そして得られる鎖間チオールに、剤、例えばチオール含有剤、例えば薬剤を接合し、前記AB上に剤を選択的に位置決定する方法が提供される。前記方法は、活性化可能抗体中のすべての可能な鎖間チオールを形成しないで、少なくとも2つの鎖間チオールを形成するために、1又は2以上のABを還元剤により部分的に還元し;そして前記部分的に還元されたABの鎖間チオールに、前記剤を接合することを一般的に包含する。例えば、活性化可能抗体の1又は2以上のABは、還元剤:活性化可能抗体の所望する比で、約37℃で約1時間、部分的に還元される。いくつかの実施形態によれば、還元剤:活性化可能抗体の比は、約 20:1−1:1、約 10:1−1:1、約 9:1−1:1、約 8:1−1:1、約 7:1−1:1、約 6:1−1:1、約5:1−1:1、約4:1−1:1、約3:1−1:1、約2:1−1:1、約 20:1−1:1.5、約10:1−1:1.5、約 9:1−1:1.5、約 8:1−1:1.5、約7:1−1:1.5、約 6:1−1:1.5、 約5:1−1:1.5、約 4:1−1:1.5、約 3:1−1:1.5、約 2:1−1:1.5、約 1.5:1−1:1.5又は 約 1:1−1:1.5の範囲下にあるであろう。いくつかの実施形態によれば、前記比は、約5:1−1.5:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記化は、約4:1−1:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記化は、約4:1−1.4:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記比は、約8:1−約1:1の範囲にある。いくつかの実施形態によれば、前記比は、約2.5:1−1:1の範囲にある。

0171

チオール含有試薬は、例えばシステイン又はN−アセチルシステインであり得る。還元剤は、例えばTCEPであり得る。いくつかの実施形態によれば、還元された活性化可能抗体は、接合の前、例えばカラムクロマトグラフィー透析又はダイアフィルトレーションを用いて精製され得る。他方では、還元された抗体は、部分的還元の後、及び接合の前、精製されない。

0172

本開示はまた、活性化可能抗体中の少なくとも1つの鎖間ジスルフィド結合が、活性化可能抗体中の何れの鎖内ジスルフィド結合も妨害しないで、還元剤により還元されている、部分的に還元された活性化可能抗体も提供し、ここで前記活性化可能抗体は、標的に対して特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB)、末切断状態下での活性化可能抗体のABの標的への結合を阻害するマスキング部分(MM)、及びABにカップリングされる切断可能部分(CM)(少なくとも1つのMMPのための基質として機能するポリペプチドである)を含む。いくつかの実施形態によれば、MMは、CMを介してABにカップリングされる。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の1又は2以上の鎖内ジスルフィド結合は、還元剤により妨害されない。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体内のMMの1又は2以上の鎖内ジスルフド結合は、還元剤により妨害されない。いくつかの実施形態によれば、末切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−CM−AB又はAB−CM−MM。いくつかの実施形態によれば、還元剤はTCEPである。

0173

本開示はまた、活性化可能抗体中の少なくとも1つの鎖内ジスルフィド結合が、活性化可能抗体の活性及び/又は効力を妨害しないで、又は他方では、損なわないで、還元剤により還元されている、部分的還元されている活性化可能抗体(例えば、本開示の多重特異的活性化可能抗体を包含するが、但しそれらだけには限定されない)も提供し、ここで前記活性化可能抗体は、標的に対して特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB)、末切断状態下での活性化可能抗体のABの標的への結合を阻害するマスキング部分(MM)、及びABにカップリングされる切断可能部分(CM)(プロテアーゼのための基質として機能するポリペプチドである)を含む。活性化可能抗体の活性及び/又は効力は、非制限的例によれば、マスキング活性、活性化可能抗体の活性化、及び/又は活性化された活性化可能抗体の結合活性である。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体の1又は2以上の鎖内ジスルフィド結合は、還元剤により妨害されない。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体内のMMの1又は2以上の鎖内ジスルフド結合は、還元剤により妨害されない。いくつかの実施形態によれば、末切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−CM−AB又はAB−CM−MM。いくつかの実施形態によれば、還元剤はTCEPである。

0174

本開示はまた、モノメチルアウリスタチンD(MMAD)ペイロードに連結される活性化可能抗体を含む接合された活性化可能抗体も提供し、ここで前記活性化可能抗体は、標的に対して特異的に接合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB)、標的への未切断状態での活性化可能抗体のABの結合を阻害するマスキング部分(MM)、及びABにカップリングされる切断可能部分(CM)(前記CMは少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質として機能するポリペプチドである)を含む。

0175

いくつかの実施形態によれば、MMAD−接合された活性化可能抗体は、次のような、ABに剤を結合するためのいくつかの方法の何れかを用いて接合され得る:(a)ABの炭水化物部分への接合、又は(b)ABのスルフヒドリル基への結合、又は(c)ABのアミノ基への結合、又は(d)ABのカルボキシレート基への結合。

0176

いくつかの実施形態によれば、MMADペイロードは、リンカーを介してABに接合される。いくつかの実施形態によれば、MMADペイロードは、リンカーを介してシステインに接合される。いくつかの実施形態によれば、MMADペイロードは、リンカーを介してABにおけるリシンに接合される。いくつかの実施形態によれば、MMADは、リンカー、例えば本明細書に開示されるそれらの残基を介してABの別の残基に接合される。いくつかの実施形態によれば、リンカーは、チオール含有リンカーである。いくつかの実施形態によれば、リンカーは切断可能リンカーである。いくつかの実施形態によれば、リンカーは、非切断可能リンカーである。いくつかの実施形態によれば、リンカーは、表5及び6に示されるリンカーから成る群から選択される。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及びMMADペイロードは、マレイミドカプロイルバリンシトルリンリンカーを介して連結される。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及びMMADペイロードは、マレイミドPEG−バリン−シトルリンリンカーを介して連結される。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及びMMADペイロードは、マレイミドカプロイド−バリン−シトルリン−パラ−アミノベンジルオキシカルボニルリンカーを介して連結される。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体及びMMADペイロードは、マレイミドPEG−バリン−シトルリン−パラ−アミノベンジルオキシカルボニルリンカーを介して連結される。いくつかの実施形態によれば、MMADペイロードは、本明細書に開示される部分的還元及び接合技法を用いて、ABに接合される。

0177

いくつかの実施形態によれば、標的は、表1に列挙される標的群から選択される。いくつかの実施形態によれば、標的はEGFRである。いくつかの実施形態によれば、標的は、Jaggedタンパク質、例えばJagged1及び/又はJagged2である。いくつかの実施形態によれば、標的はインターロイキン6受容体(IL−6R)である。いくつかの実施形態によれば、ABは、表2に列挙される抗体群から選択される抗体であるか又はそれに由来する。いくつかの実施形態によれば、その抗原結合フラグメントは、Fabフラグメント、F(ab′)2フラグメント、scFv,scab、dAb、単一ドメインH鎖抗体、及び単一ドメインL鎖抗体から成る群から選択される。いくつかの実施形態によれば、ABは、標的への結合のために、約100nM又はそれ以下の平衡解離定数を有する。いくつかの実施形態によれば、MMは、標的へのABの結合のための平衡解離定数よりも高い、ABへの結合への結合のための平衡解離定数を有する。いくつかの実施形態によれば、MMは、切断された状態で、標的への結合のために、活性化可能抗体のABを妨害しないか、又はそれと競争もしない。いくつかの実施形態によれば、MMは、40個以下の長さのアミノ酸のポリペプチドである。いくつかの実施形態によれば、MMポリペプチド配列は、標的のそれとは異なり、そしてMMポリペプチド配列は、ABの任意の天然の結合パートナーに対してせいぜい50%、同一である。いくつかの実施形態によれば、MMは、標的に対して25%以上のアミノ酸配列同一を有さない。いくつかの実施形態によれば、MMは、標的に対して10%以上のアミノ酸配列同一性を有さない。いくつかの実施形態によれば、CMは、15個までの長さのアミノ酸のポリペプチドである。いくつかの実施形態によれば、MMPプロテアーゼは、組織において標的と共局在化され、そしてMMPプロテアーゼは、活性化可能抗体がMMPプロテアーゼに暴露される場合、活性化可能抗体におけるCMを切断する。いくつかの実施形態によれば、MMP−プロテアーゼは、MMP9プロテアーゼである。いくつかの実施形態によれば、MMPプロテアーゼは、MMP14プロテアーゼである。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、MMとCMとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、CMとABとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体はまた、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)も含み、そして未切断状態下での活性化可能抗体は、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有する:MM−LP1−CM−LP2−AB又はAB−LP2−CM−LP1−MM。いくつかの実施形態によれば、前記2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。いくつかの実施形態によれば、LP1及びLP2の個々は、約1−20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、(GS)n、(GGS)n、(GSGGS)n (配列番号1) 及び(GGGS)n (配列番号2)(nは少なくとも1つの整数である)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、LP1又はLP2の少なくとも1つは、GGSG (配列番号3)、GGSGG (配列番号4)、GSGSG (配列番号5)、GSGGG (配列番号6)、GGGSG (配列番号7)、 及び GSSSG (配列番号8)から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態によれば、活性化可能抗体は、第2CMを含み;いくつかの実施形態によれば、第2CMは、表7に示されるそれらの酵素から成る群から選択される酵素のための基質である。

0178

本開示はまた、本明細書に提供される1又は2以上のMMP−切断可能基質配列を含む、ポリペプチド及び他の大分子も提供する。非制限的例によれば、本明細書に提供されるMMP−切断可能基質配列は、プロドラッグ組成物及びその使用方法において有用である。本明細書に提供されるそれらのMMP−切断可能基質配列もまた、プローブ及び他の検出剤、及びその使用方法においても有用である。例えば、本明細書に提供されるMMP−切断可能基質配列は、検出剤、例えばイメージング剤及び/又は他の診断剤を生成するために、フラワー及びクエンチャーと組合して使用され得る。当業者は、本明細書に提供されるMMP−切断可能基質配列が、1又は2以上のMMP,例えばMMP9及び/又はMMP14により切断できる基質を用いるであろう当該技術分野における任意の組成物及び/又は方法において有用であることを理解するであろう。

0179

本開示はまた、本明細書に記載される抗体及び/又は活性化可能抗体をコードする単離核酸分子、及びそれらの単離された核酸配列を含むベクターも提供する。本開示は、抗体及び/又は活性化可能抗体の発現を導く条件下で、前記ベクターを含む細胞を培養することによる、抗体及び/又は活性化可能抗体の製造方法を提供する。

0180

本開示は、(a)抗体の発現を導く条件下で、抗体をコードする核酸コンストラクトを含む細胞を培養し、ここで(i)抗体は切断可能部分(CH)を含み、そして(ii)CMはマトリックス・メタロプロテアーゼのための基質として機能するポリペプチドであり;(b)抗体を回収し;そして(c)1又は2以上の追加の剤に、前記回収される抗体を接合することによる、所定の標的を結合する本開示の接合をされた抗体の製造方法を提供する。

0181

本開示はまた、(a)活性化可能抗体の発現を導く条件下で、活性化可能抗体をコードする核酸コンストラクトを含む細胞を培養し、ここで前記活性化可能抗体は、マスキング部分(MM)、切断可能部分(CM)、及び標的を特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB)を含み、ここで(i)前記CMはMMPのための基質として機能するポリペプチドであり;そして(ii)CMは、未切断状態下で、MMが標的へのABの特異的結合を妨害し、そして切断された状態下で、MMが標的へのABの特異的結合を妨害しないか、又はそれと競争しないよう、活性化可能抗体に配置され;そして(b)活性化可能抗体を回収することによる、所定の標的を、活性化された状態下で結合する本開示の活性化可能抗体の製造方法も提供する。

0182

本開示は、治療的有効量の本明細書に記載される接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体を、その必要な対象に投与することにより、対照における標的関連疾患を、予防し、その進行を遅延し、それを治療し、その症状を軽減するか、又は他方では、改善する方法を提供する。

0183

本開示は、治療的有効量の本明細書に記載される接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体を、その必要な対象に投与することにより、対照における炎症及び/又は炎症性疾患を、予防し、その進行を遅延し、それを治療し、その症状を軽減するか、又は他方では、改善する方法を提供する。本開示は、治療的有効量の本明細書に記載される接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体を、その必要な対象に投与することにより、対照における癌を、予防し、その進行を遅延し、それを治療し、その症状を軽減するか、又は他方では、改善する方法を提供する。本開示は、治療的有効量の本明細書に記載される接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体を、その必要な対象に投与することにより、対照における自己免疫疾患を、予防し、その進行を遅延し、それを治療し、その症状を軽減するか、又は他方では、改善する方法を提供する。

0184

それらの方法及び使用の実施形態の何れかに使用される、接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能を抗体は、疾患の任意の段階で投与され得る。例えば、そのような接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、早期〜転移性の任意の段階の癌を有する患者に投与され得る。用語、対象及び患者は本明細書においては、交換可能的に使用される。

0185

いくつかの実施形態によれば、対象は、哺乳類、例えばヒト、非ヒト霊長類愛玩動物(例えば、ネコイヌウマ)、農業用動物作業用動物又は動物園の動物である。いくつかの実施形態によれば、対象はヒトである。いくつかの実施形態によれば、対象は愛玩動物である。いくつかの実施形態によれば、対象は、獣医師ケア動物である。

0186

接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、及びそれらの治療用製剤は、異常標的発現及び/又は活性に関連する疾患又は障害を有するか、又はそれの影響を受けやすい対象に投与される。異常標的発現及び/又は活性に関連する疾患又は障害を有するか、又はそれの影響を受けやすい対象は、当業界において知られている種々の方法の何れかを用いて、同定される。例えば、癌又は他の腫瘍性状態を有する対象は、種々の臨床学的及び/又は実験室試験の何れか、例えば物理的試験、及び健康状態を評価するための血液、尿及び/又はスツール分析を用いて、同定される。例えば、炎症及び/又は炎症性障害を有する対象は、種々の臨床学的及び/又は実験室試験の何れか、例えば物理的試験及び/又は体液分析、例えば、健康状態を評価するための血液、尿及び/又はスツール分析を用いて、同定される。

0187

異常標的発現及び/又は活性に関連する疾患又は障害を有する患者への接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体の投与は、種々の実験室又は臨床目的の何れかが達成されると、成功したとして見なされる。例えば、接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、疾患又は障害に関連する1又は2以上の症状が軽減されるか、低められるか、阻害されるか、又はさらに悪化状態に進行しない場合、成功したとして見なされる。接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、患者又は障害が寛解に入るか、又はさらに悪化状態に進行しない場合、成功したとして見なされる。

0188

いくつかの実施形態によれば、接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体は、1又は2以上の追加の剤、例えば、非制限的例によれば、抗炎症剤、免疫抑制剤化学療法剤、例えばアルキル化剤、代謝拮抗剤抗微小管剤トポイソメラーゼ阻害剤細胞毒性抗生物質及び/又は何れか他の核酸損傷剤と組合して、治療の間及び/又は治療の後、投与される。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、タキサン、例えばパクリタキセル(例えば、Abraxane(登録商標))である。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、代謝拮抗剤、例えばゲムシタビンである。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、アルキル化剤、例えば白金を用いた化学療法剤、例えばカルボプラチン又はシスプラチンである。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、標的剤、例えばキナーゼ阻害剤、例えばソラフェニブ又はエルロチニブである。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、標的剤、例えば別の抗体、例えばモノクローナル抗体(例えば、ベバシズマブ)、二重特異的抗体、又は多重特異的抗体である。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、プロテアソーム阻害剤、例えばボルテゾミブ又はカーフィルゾミブである。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、免疫調節剤、例えばレノリドマイド又はIL−2である。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、放射線である。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、当業者によるケアの標準として見なされる剤である。いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、当業者に良く知られている化学療法剤である。

0189

いくつかの実施形態によれば、追加の剤は、抗体、別の接合された抗体、別の活性化可能抗体及び/又は別の接合された活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、及び追加の剤は、同時に投与される。例えば、接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、及び追加の剤は、単一組成物に配合され、又は複数の別々の組成物として投与され得る。いくつかの実施形態によれば、接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体、及び追加の剤は、連続的に投与されるか、又は抗体及び/又は接合された抗体及び追加の剤が、治療計画の間、異なった時点で、投与される。例えば、抗体及び/又は接合された抗体は、追加の剤の投与の前、投与され、抗体及び/又は接合された抗体は、追加の剤の投与に続いて投与されるか、又は抗体及び/又は接合された抗体及び追加の剤は、交互に投与される。本明細書に記載されるように、抗体及び/又は接合された抗体及び追加の剤は、単回用量又は複数回用量で投与される。

0190

いくつかの実施形態によれば、CMは、マスキング部分(MM)にカップリングされる所定の標的を特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメントを含む活性化可能抗体に連結されるか、又は他方では、結合され、結果的に、ABへのMMのカップリングが、標的を結合する抗体又はその抗原結合フラグメントの能力を低める。いくつかの実施形態によれば、MMは、CMを介してカップリングされる。典型的な標的は、表1に示される標的を包含するが、但しそれらだけには限定されない。典型的なABは、表2に示される標的を包含するが、但しそれらだけには限定されない。本明細書に提供される活性化可能抗体は、循環において安定し、治療及び/又は診断の意図される側で活性化されるが、しかし正常、例えば健康組織又は治療及び診断のために標的化されない他の組織においては、活性化されず、そして活性化される場合、その対応する末修飾抗体と少なくとも同等である標的への結合を示す。

0191

本開示はまた、種々の診断的及び/又は予防的適用のためへの接合された抗体、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体の使用方法及びキットも提供する。

0192

いくつかの実施形態によれば、本開示は、(i)対象又はサンプルと、活性化可能抗体とを接触し、ここで活性化可能抗体は、マスキング部分(MM)、切断剤により切断される切断部分(CM)、及び目的の標的を特異的に結合する抗原結合ドメイン又はそのフラグメント(AB)を含み、ここで活性化可能抗体は、未切断、非活性化状態で、次のような、N−末端からC−末端への構造配置を有し;MM−CM−AB又はAB−CM−MM;ここで、(a)MMは、標的へのABの結合を阻害するペプチドであり、そしてMMは、ABの天然に存在する結合パートナーのアミノ酸配列を有さず、そしてABの天然の結合パートナーの変性形ではなく;そして(b)未切断、非活性化状態で、MMは標的へのABの特異的結合を妨害し、そして切断された、活性化された状態で、MMは、標的へのABの特異的結合を妨害せず、又はそれと競争せず;そして(ii)対象又はサンプルにおける活性化された活性化可能抗体のレベルを測定することにより、対象又はサンプルにおける切断剤及び目的の標的の存在又は非存在を検出するための方法及びキットを提供し、ここで対象又はサンプルにおける活性化された活性化可能抗体の検出レベルが、切断剤及び標的が対象又はサンプルに存在することを示唆し、そして対象又はサンプルにおける活性化された、活性化可能抗体の検出レベルの不在は、切断剤、標的又は切断剤及び標的の両者が対象又はサンプルに存在しないことを示唆する。

0193

いくつかの実施形態によれば、活性化できる活性化可能抗体は、治療剤が接合される活性化できる活性化可能抗体である。いくつかの実施形態によれば、活性化できる活性化可能抗体は、剤に接合されない。いくつかの実施形態によれば、活性化できる活性化可能抗体は、検出できる標識を含む。いくつかの実施形態によれば、検出できる標識は、AB上に位置決定される。いくつかの実施形態によれば、対象又はサンプル中の活性化できる活性化可能抗体のレベルの測定は、活性化された活性化可能抗体に対して特異的に結合する、検出可能標識を含む二次試薬を用いて達成される。いくつかの実施形態によれば、前記二次試薬は、検出できる標識を含む抗体である。

0194

それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、活性化できる活性化可能抗体は、検出できる標識を含む。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、検出できる標識は、イメージング剤、造影剤、酵素、蛍光標識、発色団、色素、1又は2以上の金属イオン、又はリガンドベースの標識を含む。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、イメージング剤は、放射性同位体を含む。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、放射性同位体は、インジウム又はテクネチウムである。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、造影剤は、ヨウ素、ガドリニウム又は酸化鉄を含む。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、酵素は、西洋ワサビペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ又はβ−ガラクトシダーゼを含む。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、蛍光標識は、黄色蛍光タンパク質(YFP)、シアン蛍光タンパク質(CFP)、緑色蛍光タンパク質(GFP)、修飾された赤色蛍光タンパク質(MRFP)、赤色蛍光タンパク質tダイマー2(RFP tダイマー2)、HCRED、又はユーロピウム誘導体を含む。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、発光標識は、N−メチルアクリジウム誘導体を含む。それらの方法のいくつかの実施形態によれば、標識は、Alexa Fluor(登録商標)標識, 例えばAlex Fluor(登録商標)680 又はAlexa Fluor(登録商標)750を含む。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、リガンドベースの標識は、ビオチン、アビジン、ストレプタビジン又は1又は2以上のハプテンを含む。

0195

それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、対象は哺乳類である。それらの方法及びキットのいくつかの実施形態によれば、対象はヒトである。いくつかの実施形態によれば、対象は、非ヒト哺乳類、例えば非ヒト霊長類、愛玩動物(例えば、ネコ、イヌ、ウマ)、農業用動物、作業用動物又は動物園の動物である。いくつかの実施形態によれば、対象は齧歯動物である。いくつかの実施形態によれば、対象はヒトである。いくつかの実施形態によれば、対象は愛玩動物である。いくつかの実施形態によれば、対象は、獣医師のケア動物である。

0196

それらの方法のいくつかの実施形態によれば、前記方法は、インビボ方法である。それらの方法のいくつかの実施形態によれば、前記方法は、現場方法である。それらの方法のいくつかの実施形態によれば、前記方法は、エキソビボ方法である。それらの方法のいくつかの実施形態によれば、前記方法は、インビトロ方法である。

0197

それらの方法のいくつかの実施形態によれば、前記方法は、本開示の活性化可能抗体による治療、続いて、活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体を、その必要な対象に投与することによる治療のために適切な患者集団を同定するか又は他方では、さらに絞り込むために使用される。例えば、それらの方法において試験される、標的、及び活性化可能抗体中の切断可能部分(CM)において基質を切断する少なくとも1つのMMPの両者について陽性である患者は、そのようなCMを含む活性化可能抗体による治療のための適切な候補体として同定され、そして次に、患者は試験される、治療的に有効な量の活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体を投与される。同様に、それらの方法を用いて試験される、標的、及び活性化可能抗体中のCMにおいて基質を切断するMMPの両者について陰性である患者は、別の形の治療のための適切な候補体として同定され得る。いくつかの実施形態によれば、そのような患者は、治療のための適切な活性化可能抗体(例えば、疾患の部位で患者により切断されるCMを含む活性化可能抗体)が同定されるまで、他の活性化可能抗体により試験され得る。いくつかの実施形態によれば、次に、患者は、治療的有効量の活性化可能抗体及び/又は接合された活性化可能抗体が投与され、患者が陽性として判定される。

0198

本開示の医薬組成物は、本開示の抗体は、及び担体を含むことができる。医薬組成物は、キット、例えば診断キットに含まれ得る。

図面の簡単な説明

0199

図1Aは、アミノ酸配列CISPRGCPDGPYVMY(配列番号160)を含むマスキング部分、MMP14基質520(また、MN520とも、本明細書において呼ばれる)ISSGLLSS(配列番号14)を含む切断部分、及び抗−EGFR抗体C225v5(ここで、完全な活性化可能抗体コンストラクトは、本明細書に置いて、Pb−MN520とも呼ばれる)を含む活性化可能抗−EGFR抗体の、H292異種移植肺癌モデルにおける腫瘍増殖を阻害する能力を示す一連グラフである。
図1Bは、アミノ酸配列CISPRGCPDGPYVMY(配列番号160)を含むマスキング部分、MMP14基質520(また、MN520とも、本明細書において呼ばれる)ISSGLLSS(配列番号14)を含む切断部分、及び抗−EGFR抗体C225v5(ここで、完全な活性化可能抗体コンストラクトは、本明細書に置いて、Pb−MN520とも呼ばれる)を含む活性化可能抗−EGFR抗体の、H292異種移植肺癌モデルにおける腫瘍増殖を阻害する能力を示す一連のグラフである。
図2Aは、SMP87として本明細書において呼ばれる基質プールの5nMのMMP9による切断を示す一連のグラフである。
図2Bは、SMP87として本明細書において呼ばれる基質プールの5nMのMMP9による切断を示す一連のグラフである。
図3Aは、5nMのMMP9による基質配列VAGRSMRP(配列番号484)の切断を示す一連のグラフである。
図3Bは、5nMのMMP9による基質配列VAGRSMRP(配列番号484)の切断を示す一連のグラフである。
図4は、基質配列頻度と機能との相互関係を示すがグラフである。
図5Aは、60nMのMMP14による基質プールSMP39の切断を示す一連のグラフである。
図5Bは、60nMのMMP14による基質プールSMP39の切断を示す一連のグラフである。
図6Aは、30nMのMMP14による基質配列QNQALRMA(配列番号15)の切断を示す一連のグラフである。
図6Bは、30nMのMMP14による基質配列QNQALRMA(配列番号15)の切断を示す一連のグラフである。
図7Aは、本明細書に提供される実施例に使用されるペプチドディスプレイプラットフォームの一連の概略図である。図7Aは、「ディスプレイプラットフォームCYTX−DP−XXXXXXXX」又は「CYTX−DP−XXXXXXXX」(配列番号512)として本明細書において言及されるディスプレイプラットフォームの配列の概略図である。
図7Bは、本明細書に提供される実施例に使用されるペプチドディスプレイプラットフォームの一連の概略図である。図7Bは、「ディスプレイプラットフォームSP−CYTX−DP−XXXXXXXX」又は「SP−CYTX−DP−XXXXXXXX」(配列番号513)として本明細書において言及されるディスプレイプラットフォームの配列の概略図であり、ここでSP−CYTX−DP−XXXXXXXX(配列番号513)は、シグナルペプチドを有するCYTX−DP−XXXXXXXX(配列番号512)プラットフォームである。

0200

本開示は、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分(CM)を含むアミノ酸配列を提供する。それらのCMは、種々の治療的、診断的及び予防的適用において有用である。

0201

本明細書に提供される実施例は、それらのCMが、ペプチドディスプレイプラットフォームで表示される場合、特定の条件下でMMPプロテアーゼに暴露される場合の多くの所望する切断特徴を示すことを実証する。例えば、表9は、次のことを示す:(a)150mMのNaCl、10mMのCaCl2、及び0.05%(w/v)Brij−35により補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において、37℃で1時間、50nMのヒトMMP9と共にインキュベートされる場合、少なくとも20%の切断率を示したCYTX−DPディスプレイプラットフォームで試験されるMMP9−選択された基質の百分率(50nMのMMP9による20%以上の切断率);(b)10mMのCaCl2、及び0.5mMのMgCl2により補充された、50mMのHEPES(pH6.8)において、37℃で1時間、50nMのヒトMMP14と共にインキュベートされる場合、少なくとも20%の切断率を示したCYTX−DPディスプレイプラットフォームで試験されるMMP14−選択された基質の百分率(50nMのMMP14による20%以上の切断率);及び(c)100mMのNaCl、0.01%のTween20、及び1mMのEDTAにより補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において、37℃で1時間、500pMのヒトプラスミンと共にインキュベートされる場合、20%以下の切断率を示したCYTX−DPディスプレイプラットフォームで試験されるMMP9−選択された又はMMP14−選択された基質の百分率(500pMのプラスミンによる20%以下の切断率)。

0202

いくつかの実施形態によれば、CYTX−DPプラットフォームで表示される場合、MMP9基質は、150mMのNaCl、10mMのCaCl2及び0.05%(w/v)のBrij−35により補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において37℃で1時間、50nMのヒトMMP9と共にインキュベートされる場合、少なくとも20%ノン切断率を示す。いくつかの実施形態によれば、CYTX−DPプラットフォームで表示される場合、MMP9基質は、100mMのNaCl、0.01%のTween20、及び1mMのEDTAにより補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において37℃で1時間、500pMのヒトプラスミンと共にインキュベートされる場合、20%以下の切断率を示す。いくつかの実施形態によれば、CYTX−DPプラットフォームで表示される場合、MMP9基質は、150mMのNaCl、10mMのCaCl2及び0.05%(w/v)のBrij−35により補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において37℃で1時間、50nMのヒトMMP9と共にインキュベートされる場合、少なくとも20%ノン切断率を示し、そして100mMのNaCl、0.01%のTween20、及び1mMのEDTAにより補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において37℃で1時間、500pMのヒトプラスミンと共にインキュベートされる場合、20%以下の切断率を示す。

0203

いくつかの実施形態によれば、MMP14基質は、10mMのCaCl2及び0.5mMのMaCl2により補充された、50mMのHEPES(pH6.8)において、37℃で1時間、50mnMのヒトMMP14と共にインキュベートされる場合、少なくとも20%の切断率を示す。いくつかの実施形態によれば、MMP14基質は、CYTX−DP法ラットフォームで示される場合、100mMのNaCl、0.01%のTween20及び1mMのEDTAにより補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において、37℃で1時間、500pMのヒトプラスミンと共にインキュベートされる場合、20%以下の切断率を示す。いくつかの実施形態によれば、MMP14基質は、10mMのCaCl2及び0.5mMのMaCl2により補充された、50mMのHEPES(pH6.8)において、37℃で1時間、50mnMのヒトMMP14と共にインキュベートされる場合、少なくとも20%の切断率を示し、そして100mMのNaCl、0.01%のTween20及び1mMのEDTAにより補充された、50mMのトリス−HCl(pH7.4)において、37℃で1時間、500pMのヒトプラスミンと共にインキュベートされる場合、20%以下の切断率を示す。

0204

いくつかの実施形態によれば、MMP9についての活性化可能抗体における基質の観察されるKcat/KM値は、100M-1s-1以上である。いくつかの実施形態によれば、MMP9についての活性化可能抗体における基質の観察されるKcat/KM値は、1、000M-1s-1以上である。いくつかの実施形態によれば、MMP9についての活性化可能抗体における基質の観察されるKcat/KM値は、10、000M-1s-1以上である。

0205

いくつかの実施形態によれば、MMP14についての活性化可能抗体における基質の観察されるKcat/KM値は、100M-1s-1以上である。いくつかの実施形態によれば、MMP14についての活性化可能抗体における基質の観察されるKcat/KM値は、1、000M-1s-1以上である。いくつかの実施形態によれば、MMP14についての活性化可能抗体における基質の観察されるKcat/KM値は、10、000M-1s-1以上である。

0206

本開示はまた、1又は2以上のそれらのMMP−切断可能基質を含む抗体も提供する。例えば、それらのMMP−切断可能基質は、接合された抗体を生成するために、抗体を、1又は2以上の追加の剤に接合する場合、有用である。それらのMMP−切断可能基質は、活性化可能抗体コンストラクトにおいて有用である。

0207

接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は、標的を特異的に接合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB)を含む。ABの典型的な種類の標的は、細胞表面受容体及び分泌された結合タンパク質(例えば、成長因子)、可溶性酵素、構造タンパク質(例えば、コラーゲンフィブロネクチン)及び同様のものを包含するが、但しそれらだけには限定されない。いくつかの実施形態によれば、接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は、細胞外標的、通常、細胞外タンパク質標的を結合するABを有する。いくつかの実施形態によれば、接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は、細胞摂取のために企画され、そして細胞内で切替え可能である。

0208

非制限的な例として、ABは、表1に列挙される任意の標的のための接合パートナーである。

0209

0210

0211

非制限的な例として、ABは、表2に列挙される抗体であるか、又はその抗体に由来する。

0212

0213

0214

本開示の典型的な接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は例えば、インターロイキン6受容体(IL−6R)を結合し、そしてインターロイキン−6受容体(IL−6R)を結合する、「Av1」抗体として、本明細書において言及される抗体であるか、又はその抗体に由来するH鎖及びL鎖を含む抗体を包含する。Av1 H鎖及びAv1 L鎖についてのアミノ酸配列が、それぞれ配列番号54及び配列番号55として下記に示されている。

0215

Av1抗体H鎖アミノ酸配列:

0216

Av1抗体L鎖アミノ酸配列:

0217

本開示の典型的な接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は例えば、インターロイキン6受容体(IL−6R)を結合し、そしてAv1抗体であるか、又はその抗体に由来するH鎖及びL鎖、及びマスキング部分を含む抗体を包含する。本開示の典型的な接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は、AV1L鎖のN−末端に結合されるアミノ酸配列を含む。それらのN−末端アミノ酸配列は、例えばYGSCSWNYVHIFMDC (配列番号161); QGDFDIPFPAHWVPIT (配列番号162); MGVPAGCVWNYAHIFMDC (配列番号163); QGQSGQYGSCSWNYVHIFMDC (配列番号164); QGQSGQGDFDIPFPAHWVPIT (配列番号165); 又はQGQSGQMGVPAGCVWNYAHIFMDC (配列番号166)を含む。そのようなアミノ酸配列は、AV1H鎖のN−末端に、又はAV1H又はL鎖のC−末端に結合され得ることがまた理解されるべきである。

0218

本開示の典型的な活性化可能抗体は、例えば上皮成長因子受容体(EGFR)を結合し、そして「c22v5」抗体として、本明細書において言及される抗体、「c225v4」抗体として、本明細書において言及される抗体、及び「c225v6」抗体として、本明細書に言及される抗体(それぞれ、EGFRを結合する)から成る群から選択される抗体であるか、又はその抗体に由来するH鎖及びL鎖を含む抗体を包含する。c225v5抗体、c225v4抗体及びc225v6抗体は、「c225L鎖」として、本明細書において言及される同じL鎖配列を共有する。c225v5H鎖、c225v4抗体、c225v6抗体、及びc225L鎖についてのアミノ酸配列が下記に示される。

0219

c225v5抗体H鎖アミノ酸配列:

0220

c225v4抗体H鎖アミノ酸配列:

0221

c225v6抗体H鎖アミノ酸配列:

0222

c225抗体L鎖アミノ酸配列:

0223

本開示の典型的な接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は、例えば、Jagged標的、例えばJagged−1、Jagged−2及び/又はJagged−1及びJagged−2の両方を結合し、そして下記に示される可変H鎖及び可変L鎖配列であるか、又はそれらに由来する、可変H鎖領域及び可変L鎖領域の組合せを含む抗体を包含する。

0224

可変L鎖アミノ酸配列Lc4

0225

可変H鎖アミノ酸配列Hc4

0226

可変L鎖アミノ酸配列Lc5

0227

可変H鎖アミノ酸配列Hc5

0228

可変L鎖アミノ酸配列Lc7

0229

可変H鎖アミノ酸配列Hc7

0230

可変L鎖アミノ酸配列Lc8

0231

可変H鎖アミノ酸配列Hc8

0232

可変L鎖アミノ酸配列Lcl3

0233

可変H鎖アミノ酸配列Hcl3

0234

可変L鎖アミノ酸配列Lcl6

0235

可変H鎖アミノ酸配列Hcl6

0236

可変L鎖アミノ酸配列Lcl9

0237

可変H鎖アミノ酸配列Hcl9

0238

可変L鎖アミノ酸配列Lc21

0239

可変H鎖アミノ酸配列Hc21

0240

可変L鎖アミノ酸配列Lc24

0241

可変H鎖アミノ酸配列Hc24

0242

可変L鎖アミノ酸配列Lc26

0243

可変H鎖アミノ酸配列Hc26

0244

可変L鎖アミノ酸配列Lc27

0245

可変H鎖アミノ酸配列Hc27

0246

可変L鎖アミノ酸配列Lc28

0247

可変H鎖アミノ酸配列Hc28

0248

可変L鎖アミノ酸配列Lc30

0249

可変H鎖アミノ酸配列Hc30

0250

可変L鎖アミノ酸配列Lc31

0251

可変H鎖アミノ酸配列Hc31

0252

可変L鎖アミノ酸配列Lc32

0253

可変H鎖アミノ酸配列Hc32

0254

可変L鎖アミノ酸配列Lc37

0255

可変H鎖アミノ酸配列Hc37

0256

可変L鎖アミノ酸配列Lc39

0257

可変H鎖アミノ酸配列Hc39

0258

可変L鎖アミノ酸配列Lc40

0259

H鎖アミノ配列 Hc40

0260

可変L鎖アミノ酸配列Lc47

0261

可変H鎖アミノ酸配列Hc47

0262

可変4B2 L鎖

0263

可変4B2H鎖

0264

可変4D11 L鎖

0265

可変4D11 H鎖

0266

可変4E7L鎖

0267

可変4E7 H鎖

0268

可変4E11L鎖

0269

可変4E11 H鎖

0270

可変6B7L鎖

0271

可変6B7 H鎖

0272

可変6F8 L鎖

0273

可変6F8 H鎖

0274

本開示の典型的な接合された抗体及び/又は活性化可能抗体は、例えば、Jagged標的、例えばJagged−1、Jagged−2及び/又はJagged−1及びJagged−2の両方を結合し、そして下記に示されるH鎖及びL鎖配列であるか、又はそれらに由来する、H鎖領域及びL鎖領域の組合せを含む抗体を包含する。

0275

4D11L鎖配列:

0276

4D11H鎖配列:

0277

4Dllv2H鎖配列:

0278

4Dllv2L鎖配列:

0279

本明細書に提供される活性化可能抗体及び活性化可能抗体組成物は、標的、例えばヒト標的を特異的に結合する抗体又はその抗体フラグメント(集合的には、本開示を通してABとして言及される)を少なくとも含み、ここで前記ABはマスキング部分(MM)により修飾される。

0280

いくつかの実施形態によれば、マスキング部分は、特定の抗体又は抗体フラグメントとの使用のために選択される。例えば、EGFRを結合する抗体との使用のための適切なマスキング部分は、配列CISPRG (配列番号167)を含むMMを包含する。非制限的例によれば、MMは、配列、例えばCISPRGC(配列番号497); CISPRGCG (配列番号168); CISPRGCPDGPYVMY (配列番号160); CISPRGCPDGPYVM (配列番号169);CISPRGCEPGTYVPT (配列番号170) 及び CISPRGCPGQIWHPP (配列番号171)を含むことができる。他の適切なマスキング部分は、PCT国際公開番号2010/081173号に開示されるEGFR−特異的マスクの何れか、例えば、非制限的例によれば、GSHCLIPINMGAPSC (配列番号 172); CISPRGCGGSSASQSGQGSHCLIPINMGAPSC (配列番号 173);CNHHYFYTCGCISPRGCPG (配列番号 174);ADHVFWGSYGCISPRGCPG (配列番号175); CHHVYWGHCGCISPRGCPG (配列番号 176);CPHFTTTSCGCISPRGCPG (配列番号 177); CNHHYHYYCGCISPRGCPG (配列番号 178); CPHVSFGSCGCISPRGCPG (配列番号 179); CPYYTLSYCGCISPRGCPG (配列番号 180); CNHVYFGTCGCISPRGCPG (配列番号 181);CNHFTLTTCGCISPRGCPG (配列番号 182); CHHFTLTTCGCISPRGCPG (配列番号 183); YNPCATPMCCISPRGCPG (配列番号 184); CNHHYFYTCGCISPRGCG (配列番号 185); CNHHYHYYCGCISPRGCG (配列番号 186);CNHVYFGTCGCISPRGCG (配列番号 187); CHHVYWGHCGCISPRGCG (配列番号 188); CPHFTTTSCGCISPRGCG (配列番号 189); CNHFTLTTCGCISPRGCG (配列番号 190); CHHFTLTTCGCISPRGCG (配列番号 191);CPYYTLSYCGCISPRGCG (配列番号 192); CPHVSFGSCGCISPRGCG (配列番号 193); ADHVFWGSYGCISPRGCG (配列番号 194); YNPCATPMCCISPRGCG (配列番号 195); CHHVYWGHCGCISPRGCG (配列番号 196);C(N/P)H(H/V/F)(Y/T)(F/W/T/L)(Y/G/T/S)(T/S/Y/H)CGCISPRGCG (配列番号 197); CISPRGCGQPIPSVK (配列番号 198); CISPRGCTQPYHVSR (配列番号 199); 及び/又は CISPRGCNAVSGLGS (配列番号 200)を含む。

0281

Jagged標的、例えばJagged1及び/又はJagged2を結合する抗体との使用のための適切なマスキング部分は、非制限的例によれば、配列、例えばQGQSGQCNIWLVGGDCRGWQG (配列番号 496); QGQSGQGQQQWCNIWINGGDCRGWNG (配列番号 201); PWCMQRQDFLRCPQP (配列番号 202); QLGLPAYMCTFECLR (配列番号 203); CNLWVSGGDCGGLQG (配列番号 204);SCSLWTSGSCLPHSP (配列番号 205); YCLQLPHYMQAMCGR (配列番号 206); CFLYSCTDVSYWNNT (配列番号 207); PWCMQRQDYLRCPQP (配列番号 208); CNLWISGGDCRGLAG (配列番号 209);CNLWVSGGDCRGVQG (配列番号 210); CNLWVSGGDCRGLRG (配列番号211); CNLWISGGDCRGLPG (配列番号 212); CNLWVSGGDCRDAPW (配列番号 213); CNLWVSGGDCRDLLG (配列番号 214); CNLWVSGGDCRGLQG (配列番号 215); CNLWLHGGDCRGWQG (配列番号 216);CNIWLVGGDCRGWQG (配列番号 217); CTTWFCGGDCGVMRG (配列番号 218); CNIWGPSVDCGALLG (配列番号 219); CNIWVNGGDCRSFEG (配列番号 220); YCLNLPRYMQDMCWA (配列番号 221); YCLALPHYMQADCAR (配列番号 222); CFLYSCGDVSYWGSA (配列番号 223); CYLYSCTDSAFWNNR (配列番号 224); CYLYSCNDVSYWSNT(配列番号 225); CFLYSCTDVSYW (配列番号226); CFLYSCTDVAYWNSA (配列番号 227); CFLYSCTDVSYWGDT (配列番号 228); CFLYSCTDVSYWGNS (配列番号 229); CFLYSCTDVAYWNNT (配列番号 230); CFLYSCGDVSYWGNPGLS (配列番号 231); CFLYSCTDVAYWSGL (配列番号 232); CYLYSCTDGSYWNST (配列番号 233); CFLYSCSDVSYWGNI (配列番号 234); CFLYSCTDVAYW (配列番号 235); CFLYSCTDVSYWGST (配列番号 236); CFLYSCTDVAYWGDT (配列番号 237);GCNIWLNGGDCRGWVDPLQG (配列番号 238); GCNIWLVGGDCRGWIGDTNG (配列番号 239); GCNIWLVGGDCRGWIEDSNG (配列番号 240);GCNIWANGGDCRGWIDNIDG (配列番号 241); GCNIWLVGGDCRGWLGEAVG (配列番号 242); GCNIWLVGGDCRGWLEEAVG (配列番号 243);GGPALCNIWLNGGDCRGWSG (配列番号 244); GAPVFCNIWLNGGDCRGWMG (配列番号 245); GQQQWCNIWINGGDCRGWNG (配列番号 246);GKSEFCNIWLNGGDCRGWIG (配列番号 247);GTPGGCNIWANGGDCRGWEG (配列番号 248); GASQYCNLWINGGDCRGWRG (配列番号 249);GCNIWLVGGDCRPVEGG (配列番号 250); GCNIWAVGGDCRPFVDGG (配列番号 251); GCNIWLNGGDCRAWVDTG (配列番号 252); GCNIWIVGGDCRPFINDG (配列番号 253); GCNIWLNGGDCRPVVFGG (配列番号 254);GCNIWLSGGDCRMFMNEG (配列番号 255); GCNIWVNGGDCRSFVYSG (配列番号 256); GCNIWLNGGDCRGWEASG (配列番号 257);GCNIWAHGGDCRGFIEPG (配列番号 258); GCNIWLNGGDCRTFVASG (配列番号 259); GCNIWAHGGDCRGFIEPG (配列番号 260); GFLENCNIWLNGGDCRTG (配列番号 261);GIYENCNIWLNGGDCRMG (配列番号 262); 及び/又はGIPDNCNIWINGGDCRYG (配列番号 263)を含むマスキング部分を含む。

0282

インターロイキン6標的、例えばインターロイキン6受容体(IL−6R)を結合する抗体との使用のためのマスキング部分は、非制限的例によれば、配列、例えばQGQSGQYGSCSWNYVHIFMDC (配列番号264); QGQSGQGDFDIPFPAHWVPIT (配列番号265);QGQSGQMGVPAGCVWNYAHIFMDC (配列番号266); YRSCNWNYVSIFLDC (配列番号267);PGAFDIPFPAHWVPNT(配列番号268);ESSCVWNYVHIYMDC (配列番号269); YPGCKWNYDRIFLDC (配列番号270); YRTCSWNYVGIFLDC (配列番号271); YGSCSWNYVHIFMDC (配列番号161); YGSCSWNYVHIFLDC (配列番号272); YGSCNWNYVHIFLDC (配列番号273); YTSCNWNYVHIFMDC (配列番号274); YPGCKWNYDRIFLDC (配列番号275);WRSCNWNYAHIFLDC (配列番号276); WSNCHWNYVHIFLDC (配列番号277); DRSCTWNYVRISYDC (配列番号278); SGSCKWDYVHIFLDC (配列番号279);SRSCIWNYAHIHLDC (配列番号280);SMSCYWQYERIFLDC (配列番号281); YRSCNWNYVSIFLDC (配列番号282); SGSCKWDYVHIFLDC (配列番号283); YKSCHWDYVHIFLDC (配列番号284); YGSCTWNYVHIFMEC (配列番号285);FSSCNWNYVHIFLDC (配列番号286); WRSCNWNYAHIFLDC (配列番号287); YGSCQWNYVHIFLDC (配列番号288); YRSCNWNYVHIFLDC (配列番号289); NMSCHWDYVHIFLDC (配列番号290); FGPCTWNYARISWDC (配列番号291); XXsCXWXYvhlfXdC (配列番号292); MGVPAGCVWNYAHIFMDC (配列番号163); RDTGGQCRWDYVHIFMDC (配列番号293);AGVPAGCTWNYVHIFMEC (配列番号294); VGVPNGCVWNYAHIFMEC (配列番号295); DGGPAGCSWNYVHIFMEC (配列番号296);AVGPAGCWWNYVHIFMEC (配列番号297); CTWNYVHIFMDCGEGEGP (配列番号298); GGVPEGCTWNYAHIFMEC (配列番号299);AEVPAGCWWNYVHIFMEC (配列番号300); AGVPAGCTWNYVHIFMEC (配列番号301); SGASGGCKWNYVHIFMDC (配列番号302);TPGCRWNYVHIFMECEAL (配列番号303); VGVPNGCVWNYAHIFMEC (配列番号304); PGAFDIPFPAHWVPNT (配列番号305); RGACDIPFPAHWIPNT (配列番号306); QGDFDIPFPAHWVPIT (配列番号162); XGafDIPFPAHWvPnT (配列番号307); RGDGNDSDIPFPAHWVPRT (配列番号308);SGVGRDRDIPFPAHWVPRT (配列番号309); WAGGNDCDIPFPAHWIPNT (配列番号310); WGDGMDVDIPFPAHWVPVT (配列番号311);AGSGNDSDIPFPAHWVPRT (配列番号312);ESRSGYADIPFPAHWVPRT (配列番号313); 及び/又は RECGRCGDIPFPAHWVPRT (配列番号314)を含むマスキング部分を含む。

0283

ABがMMにより修飾され、そして標的の存在下にある場合、ABのその標的への特異的結合は、MMにより修飾されていないABの特異的結合、又は親ABの標的への特異的結合に比較して、低められるか、又は阻害される。

0284

標的に対する、MMにより修飾されたABのKdは、MMにより修飾されていないAB、又は標的に対する親ABのKdよりも、少なくとも5、10、 20、25、40、 50、100、250、500、1,000、 2,500、 5,000、 10,000、 50,000、 100,000、 500,000、 1,000,000、 5,000,000、 10,000,000、 50,000,000 又はそれ以上, 又は 5−10、 10−100、 10−1,000、 10−10,000、 10−100,000、 10−1,000,000、10−10,000,000、 100−1,000、 100−10,000、 100−100,000、 100−1,000,000、 100−10,000,000、 1,000−10,000、 1,000−100,000、 1,000−1,000,000、1000−10,000,000、 10,000−100,000、 10,000−1,000,000、 10,000−10,000,000、 100,000−1,000,000又は100,000−10,000,000倍、高い。逆に、MMにより修飾されたABの標的に対する結合親和性は、MMにより修飾されていないAB又は親ABの標的に対する結合親和性によも少なくとも2、3、4、5、10、 20、25、40、 50、100、250、500、1,000、 2,500、 5,000、 10,000、50,000、 100,000、 500,000、 1,000,000、 5,000,000、 10,000,000、 50,000,000 又はそれ以上, 又は 5−10、 10−100、 10−1,000、 10−10,000、 10−100,000、 10−1,000,000、10−10,000,000、 100−1,000、 100−10,000、 100−100,000、 100−1,000,000、 100−10,000,000、 1,000−10,000、 1,000−100,000、 1,000−1,000,000、1000−10,000,000、 10,000−100,000、 10,000−1,000,000、 10,000−10,000,000、 100,000−1,000,000又は100,000−10,000,000倍、低い。

0285

ABに対するMMの解離定数(Kd)は一般的に、標的に対するABのKdよりも高い。ABに対するMMのKdは、標的に対するABのKdよりも少なくとも5、10、25、50、100、250、500、1,000、 2,500、 5,000、 10,000、 100,000、 1,000,000 又はさらに10,000,000倍、高い。逆に、ABに対するMMの結合親和性は、一般的に標的に対するABの結合親和性よりも低い。ABに対するMMの結合親和性は、標的に対するABの結合親和性よりも少なくとも5、10、25、50、100、250、500、1,000、 2,500、 5,000、 10,000、 100,000、 1,000,000 又はさらに10,000,000倍、低い。

0286

ABがMMにより修飾され、そしてその標的の存在下にある場合、ABのその標的への特異的結合は、MMにより修飾されていないABの特異的結合又は親ABの標的への特異的結合に比べて、低められるか又は阻害される。MMにより修飾されていないABの標的への結合又は親ABの標的への結合に比較される場合、MMにより修飾される場合の標的を結合するABの能力は、インビボ又はインビトロアッセイで測定される場合、少なくとも2、4、 6、 8、 12、 28、 24、 30、 36、 48、 60、 72、 84又は 96 時間、 又は 5、 10、 15、 30、 45、 60、 90、 120、 150又は180日、 又は1、 2、 3、 4、 5、 6、 7、 8、 9、 10、 11、又は12か月又はそれ以上で、少なくとも50%、60%、 70%、 80%、 90%、 92%、 93%、 94%、 95%、 96%、 97%、 98%、 99% 及びさらに 100%、低められ得る。

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