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技術 日焼け止め局所用組成物の二酸化チタンおよびシリカ

出願人 ディーエスエムアイピーアセッツビー.ブイ.
発明者 ヒューバー,アリーンゼッカー,クリスティーン
出願日 2014年9月25日 (6年8ヶ月経過) 出願番号 2016-544759
公開日 2016年12月1日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2016-537401
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 内側被覆層 内側被覆 ピカリング 外側被覆層 水溶性カルボン酸 リン酸イオン源 二重被覆 外側被覆
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課題・解決手段

本発明は、粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズと、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される金属酸化物とを含む局所用組成物に関する。

概要

背景

概要

本発明は、粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズと、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される金属酸化物とを含む局所用組成物に関する。なし

目的

本発明によるO/WまたはW/Oエマルションの形の局所用組成物は、例えば、セラム、ミルク、エマルションスプレーローションまたはクリームの形で提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

(1)粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズと、(2)ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される金属酸化物とを含む局所用組成物

請求項2

前記シリカビーズの量が前記化粧組成物全重量に対して0.1〜5重量%の範囲から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の局所用組成物。

請求項3

前記シリカビーズの油吸収容量が1.3〜1.8cc/gの範囲から選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の局所用組成物。

請求項4

前記金属酸化物がミクロファイン二重被覆二酸化チタンであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項5

前記ミクロファイン二重被覆二酸化チタンの量が0.5〜15重量%の範囲から選択されることを特徴とする、請求項4に記載の局所用組成物。

請求項6

前記二酸化チタンの一次粒径(被覆のないもの)が2〜100nmの範囲から選択され、その二次粒径(二重被覆を有するもの)が0.05〜50μmの範囲から選択されることを特徴とする、請求項4〜5のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項7

前記二酸化チタンの一次粒径が5〜50nmの範囲から選択され、前記二次粒径が0.1および1μmの範囲から選択されることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項8

前記二重被覆二酸化チタンが、シリカ内側被覆と、シメチコンメチコンジメチコーンポリシリコーン−15、ステアリン酸およびオクチトリメトキシシランからなる群から選択される外側被覆とを有することを特徴とする、請求項4〜7のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項9

前記二重被覆二酸化チタンがルチル型であり、シリカ内側被覆とジメチコーン外側被覆とを有することを特徴とする、請求項4〜8のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項10

前記金属酸化物がミクロファイン被覆酸化亜鉛であることを特徴する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項11

前記ミクロファイン被覆酸化亜鉛の量が0.5〜25重量%の範囲から選択されることを特徴とする、請求項10に記載の局所用組成物。

請求項12

前記被覆酸化亜鉛の粒径が10〜200nmの範囲にあることを特徴とする、請求項10または11に記載の局所用組成物。

請求項13

前記酸化亜鉛が、ジメチコーン、オクチルトリ(メ)エトキシシランまたはジメトキシジフェニルシラントリエトキシカプリリルシランクロスポリマーからなる群から選択される被覆を有することを特徴とする、請求項10〜12のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項14

前記組成物が、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタンオクトクリレンホモサラート、2−フェニルベンズイミダゾールスルホン酸メトキシケイヒ酸エチルヘキシルおよびサリチル酸エチルヘキシルならびにそれらの混合物の群から選択される少なくとも1種の更なるUVフィルターをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項15

前記局所用組成物が、O/W乳化剤の存在下で水性相中に分散された油性相を含む水中油(O/W)型エマルションの形か、またはW/O乳化剤の存在下で油性相中に分散された水性相を含むW/O型エマルションの形であることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の局所用組成物。

請求項16

前記O/W乳化剤がセチルリン酸Kであり、前記W/O乳化剤がジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2であることを特徴とする、請求項15に記載の局所用組成物。

請求項17

ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される局所用組成物中の金属酸化物の白浮き現象を低減するための、粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズの使用。

請求項18

ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される局所用組成物中の金属酸化物の白浮き現象を低減する方法であって、前記局所用組成物に、粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズを加えるステップと、その効果を評価するステップとを含む、金属酸化物の白浮き現象を低減する方法。

発明の詳細な説明

0001

本発明は、(1)粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量(oil absorption capacity)が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズと、(2)ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される金属酸化物とを含む局所用組成物に関する。

0002

ミクロファイン被覆二酸化チタンおよび酸化亜鉛などの無機UVフィルター物質は、日焼け止めに広く使用されている。しかし、こうした無機UVフィルターによって、塗布時および塗布後に白い膜が皮膚上に残る傾向があり、これは非常に好ましくないものである。それゆえに、この白浮き現象(whitening effect)を低減できる成分が今なお必要とされている。

0003

驚くべきことに、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンまたはミクロファイン被覆酸化亜鉛を含む局所用組成物に、特定の高多孔質シリカビーズを使用すると、その白浮き現象が著しく低減されることが見出された。

0004

したがって、本発明は、第1の態様において、(1)粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズと、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される金属酸化物とを含んでいる局所用組成物に関する。

0005

本発明の別の対象は、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される、局所用組成物中の金属酸化物の白浮き現象を低減する方法であって、局所用組成物に、粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズを加えるステップと、その効果を評価するステップとを含む、金属酸化物の白浮き現象を低減する方法に関する。

0006

更なる実施形態では、本発明は、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンおよび/またはミクロファイン被覆酸化亜鉛から選択される局所用組成物中の金属酸化物の白浮き現象を低減するための、粒径Dv0が0.3μmより大きく、Dv100が35μm未満であり、Dv50が8〜15μmの範囲から選択され、かつ油吸収容量が1.2〜2.5cc/gの範囲から選択される被覆されていない高多孔質シリカビーズの使用に関する。

0007

本発明のすべての実施形態において、シリカビーズの量は、好ましくは、組成物全重量に対して0.5〜10重量%の範囲、より好ましくは1〜5重量%の範囲、もっとも好ましくは2〜4重量%の範囲から選択する。

0008

本発明にしたがって使用される被覆されていない多孔質シリカビーズは、標準手順にしたがった乳化重合(例えば、ゾルゲル法など)によって、ケイ酸ナトリウムから製造できる。

0009

本発明によるビーズの粒径(体積%の場合)は、当該技術分野の標準方法にしたがったCoulter LS13320またはMalvern Mastersizer 2000によって求める。個数%では、平均粒径Dn50は、8〜15μm、好ましくは9〜15μmの範囲である。

0010

油吸収容量(cc/g)[(cm3/g)で表されることも多い]は、特定量のビーズ(g)が吸収するパラフィンの量(cc)(すなわち、さらさらの乾燥粉末がなくなるまでの量)を表す。

0011

本発明で油吸収容量と呼ぶものは、それぞれのビーズ2gを20mlのガラスビーカー量り入れて、23℃で求める。その後、流動パラフィン(Paraffinum Perliquidum PH.EUR.CAS 8042−47−5)を加える。粉末に4〜5滴のパラフィンを加えた後、スパチュラを用いて混合し、パラフィンを加え続けると、やがて油と粉末の集成物が形成される。この時点から、パラフィンを一度に一滴加え、次いで混合物をスパチュラで完全に粉砕する。さらさらの乾燥粉末が完全になくなったら油の添加を停止し、白色乃至透明の高粘度の均質ゲルを得る。次いで、それぞれのビーズ1g当たりの使用パラフィン(cc)の体積から油吸収容量(cc/g)を計算する。

0012

本発明のすべての実施形態において、シリカビーズの油吸収容量は、好ましくは1.2〜2.0cc/gの範囲、より好ましくは1.3〜1.8cc/gの範囲から選択される。

0013

本発明にしたがった好適な多孔質シリカビーズは、例えば、DSMNutritional Products Ltd(Kaiseraugst)のVALVANCE(商標)Touch 210として入手できる。

0014

本発明のすべての実施形態において、局所用組成物中のミクロファイン二重被覆二酸化チタンの量は、好ましくは、組成物の全重量に対して0.5〜15重量%の範囲、より好ましくは1〜10重量%の範囲、もっとも好ましくは2〜5重量%の範囲から選択される。

0015

本発明のすべての実施形態において、局所用組成物中のミクロファイン被覆酸化亜鉛の量は、好ましくは、組成物の全重量に対して0.5〜25重量%の範囲、より好ましくは1〜20重量%の範囲(1〜15重量%の範囲など)、もっとも好ましくは2〜10重量%の範囲(特に2〜5重量%の範囲など)から選択される。

0016

本発明の実施形態では、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンは、無機シリカ内側被覆および有機外側被覆を有する。

0017

そのような二酸化チタンナノ粒子は、例えば、欧州特許第444798号明細書の実施例1に記載の方法にしたがって製造できる。無機シリカを有する二酸化チタン粒子の内側被覆は、例えば、欧州特許第44515号明細書、欧州特許第988853号明細書、欧州特許第1284277号明細書、欧州特許第0988853号明細書、および米国特許第5562897号明細書、特開2000−319128号公報に記載されているように従来技術にしたがって製造できる。

0018

表面活性をさらに低下させるために、コーティングの前に二酸化チタンの表面に前処理を施すことができる。そのような前処理は、当業者によく知られており、例えば、(a)H2SiF6、H2TiF6、H2ZrF6、H2HfF6、H2GeF6、H2SnF6、および/またはHBF4から選択されるフルオロ酸;(b)各酸分子カルボキシル基当たり2個以上のヒドロキシル基を含む水溶性カルボン酸(特にグルコン酸);(c)そのようなカルボン酸水溶性塩;(d)リン酸イオン源、特にH3PO4および/またはリン酸塩および/または有機リン酸およびその塩;(e)H2SO4、HNO33、H3PO4、臭化水素酸ヨウ化水素酸およびまたは過塩素酸などの無機酸(f)タンニンおよび/またはアミノフェノールポリマー(amino−phenolic polymers)から選択される有機成分;および(h)任意選択酸化物水酸化物によって実施することができる。

0019

好ましくは、内側被覆層は、(二酸化チタンに対して)最低でも0.5重量%の無機シリカからなる。より好ましくは、内側被覆層は、(二酸化チタンに対して)0.5重量%〜50重量%、もっとも好ましくは1重量%〜20重量%の無機シリカからなる。

0020

別の実施形態では、二酸化チタンは、アルミナ酸化アルミニウム)内側被覆を有する。内側被覆層は、(二酸化チタンに対して)最低でも0.5重量%の酸化アルミニウムからなる。さらに好ましくは、内側被覆層は、(二酸化チタンに対して)0.5重量%〜50重量%、もっとも好ましくは1重量%〜20重量%の酸化アルミニウムからなる。

0021

外側被覆は、好ましくは、例えば、シリコーン油(例えば、シメチコンメチコンジメチコーンポリシリコーン−15)、アルキルシラン(例えば、オクチトリ(メ)エトキシシラン)、オレフィン酸(例えば、ステアリン酸)、またはポリオール(例えば、グリセロール)などの有機コーティング部類から選択され、当業者に知られている(例えば、FI57124に記載されている)方法で二酸化チタン粒子に塗布できる。好ましくは、外側被覆は、シメチコン、メチコン、ジメチコーン、ポリシリコーン−15、ステアリン酸およびオクチルトリメトキシシランからなる群から選択される。もっとも好ましくは、外側被覆はジメチコーンである。外側被覆層の量は、二酸化チタンに対して少なくとも0.25重量%である。好ましくは、外側被覆の量は、二酸化チタンに対して0.5重量%〜50重量%の範囲、もっとも好ましくは0.5重量%〜10重量%の範囲から選択される。

0022

本発明の全実施形態において、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンは、好ましくは、二酸化チタン含有量が70〜95重量%の範囲から選択され、二酸化ケイ素含有量が5〜20重量%の範囲から選択されるが(好ましくは、二酸化チタン含有量は80〜90重量%の範囲から選択され、二酸化ケイ素含有量は10〜15重量%の範囲から選択されるなど)、但し、二酸化チタンおよび二酸化ケイ素の合計含有量は、90〜100重量%の範囲から選択されることを条件とする。

0023

二酸化チタンの粒径は特に限定されない。日焼け止め組成物に含める際に大抵役立つ粒径はすべて本発明による局所用組成物に使用できる。ただし、本発明のすべての実施形態において、二酸化チタンの一次粒径(すなわち、被覆のないTi02)は、好ましくは、2〜100nmの範囲、より好ましくは5〜50nmの範囲から選択され、二次粒径(すなわち、二重被覆を有するTi02)は、好ましくは、0.05から50μmの範囲、好ましくは0.1から1μmの範囲から選択される。

0024

二酸化チタンの結晶形は、任意の結晶形であっても非晶質形であってもよい。例えば、二酸化チタンは、非晶質、ルチル(rutil)、鋭錐石(anastase)、板チタン石またはそれらの混合物の任意のタイプであってよい。好ましくは、二酸化チタンの結晶形はルチルである。

0025

本発明による特に好適な二酸化チタンは、シリカ(内側被覆)とジメチコーン(外側被覆)との二重被覆を有するルチル型二酸化チタン(Ti02)核を含み、82〜87重量%の範囲から選択される二酸化チタン含有量および10.5〜14.5重量%の範囲から選択される二酸化ケイ素含有量を有し、これは、DSMnutritional products Ltd.のPARSOL(登録商標)TX(INCI:二酸化チタン、シリカ、ジメチコーン)として市販されている。

0026

アルミナ内側被覆とステアリン酸外側被覆とを有する好適な二重被覆二酸化チタンの等級は、例えば、Taycaのマイクロ二酸化チタンMT−01または石原産業株式会社のTTO−55(C)として市販されている。アルミナ内側被覆とシメチコン外側被覆とを有する二重被覆二酸化チタン(例えば、EMD chemicals Inc.(Rona)のEusolex T−2000として市販されている)も好適である。

0027

本発明の特定の実施形態では、ミクロファイン被覆酸化亜鉛は、ジメチコーン、オクチルトリ(メ)エトキシシラン(トリ(メ)エトキシプリリルシランとしても知られる)またはジメトキシジフェニルシラントリエトキシカプリリルシランクロスポリマー(dimethoxydiphenylsilanetriethoxycaprylylsilane cross−polymer)などの1つの有機被覆を有する。

0028

本発明による特に好適な酸化亜鉛には、Z−COTE HP1(登録商標)(トリエトキシカプリリルシランで被覆されたZnO)またはZ−COTE MAX(ジメトキシジフェニルシラントリエトキシカプリリルシランクロスポリマーで被覆されたZnO)(BASFから市販されている)が含まれる。あるいは、Umicoreから入手できるZano(登録商標)10 Plus(オクチルトリエトキシシランで被覆されたZnO)も使用できるであろう。あるいはまた、平均粒径が1.0ミクロンより大きく、疎水性改質されたZinClear−IM(商標)を使用してもよい。これは、一般的な化粧用皮膚軟化薬(C12〜C15の安息香酸アルキルまたはトリ(カプリル酸カプリン酸グリセリルなど)を使用した分散体の形で入手できる。

0029

酸化亜鉛の粒径は特に限定されない。日焼け止め組成物に含める際に大抵役立つ粒径はすべて本発明による局所用組成物に使用できる。ただし、本発明のすべての実施形態において、被覆酸化亜鉛の粒径は、好ましくは10〜200nmの範囲から選択される。

0030

特定の実施形態では、本発明による局所用組成物は、更なるどんなミクロファイン金属酸化物も存在しない状態で、二重被覆二酸化チタンまたはミクロファイン被覆酸化亜鉛のいずれかを金属酸化物として含む。

0031

局所」という用語は、本明細書では、ケラチン物質への外用、特に皮膚、頭皮まつげ、爪、粘膜および毛髪への外用を意味すると理解され、もっとも好ましいのは皮膚への外用である。

0032

本発明による組成物は局所施用を意図したものなので、生理学的に許容される媒体、すなわちケラチン物質(皮膚、粘膜、およびケラチン繊維など)との適合性のある媒体を含む。特に生理学的に許容される媒体は、化粧的に許容されるキャリヤーである。

0033

化粧的に許容されるキャリヤーという用語は、化粧組成物に従来使用されているすべてのキャリヤーおよび/または賦形剤および/または希釈剤を指す。

0034

本発明による好ましい局所用組成物は、スキンケア配合物(特にサンケア(sun care)配合物または機能性配合物など)である。

0035

スキンケア配合物の例には、特に、光防御(light protective)配合物(日焼け止め、サンケア配合物)、老化防止配合物、光老化治療用配合物ボディーオイル、ボディーローション、ボディージェルトリートメントクリーム皮膚保護軟膏剤スキンパウダー保湿ゲル、(保湿)スプレー、顔および/または体の保湿剤、皮膚日焼け配合物(すなわち、人間の皮膚の人工的/サンレスタンニングおよび/または褐色化のための組成物)、ならびに皮膚美白配合物ならびにBBおよびCCクリームがある。

0036

機能性配合物の例には、ホルモン配合物、ビタミン配合物、植物抽出物配合物、老化防止配合物、および/または抗菌抗菌性または抗真菌性)配合物などの、有効成分を含む化粧配合物または医薬配合物があるが、これらに限定されない。

0037

特定の実施形態では、本発明による局所用組成物は、(ボディー)乳液化粧水、スプレー、水分散液(hydrodispersions)、ファンデーション、クリーム、クリームジェル(creamgels)、セラム(serums)、トナー(toners)またはゲルなどのスキンケア配合物である。

0038

本発明による局所用組成物は、溶剤または脂肪性物質中の懸濁液または分散液の形、あるいはエマルションまたはマイクロエマルション(特に水中油(O/W)型または油中水(W/O)型、水中シリコーン(Si/W)型またはシリコーン中水(W/Si)型、PITエマルション複合エマルション(multiple emulsion)(例えば、油/水/油(O/W/O)型または水/油/水(W/O/W)型)、ピカリング(pickering)エマルション、ヒドロゲルアルコール性ジェル、リポジェル(lipogel)、単相または多相溶液または小胞分散体(vesicular dispersion)の形または他の普通の形態であってよく、それらはペンスティックの形)、マスクまたはスプレーでも塗布できる。

0039

1つの実施形態では、本発明による局所用組成物は、有利には、O/W乳化剤の存在下で水性相中に分散された油性相を含む、水中油(O/W)エマルションの形である。そのようなO/Wエマルションの製法は当業者にはよく知られている。

0040

本発明による局所用組成物がO/Wエマルションである場合、それは有利には、ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30、ジラウリン酸PEG−4、ジオレイン酸PEG−8、オレイン酸PEG−40ソルビットヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル、PEG−20アーモンド脂肪酸グリセリル、PEG−25水添ヒマシ油ステアリン酸グリセリル(および)ステアリン酸PEG−100、オリーブ油脂肪酸PEG−7、オレイン酸PEG−8、ラウリン酸PEG−8、PEG−60アーモンド脂肪酸グリセリル、セスキステアリン酸PEG−20メチルグルコース、ステアリン酸PEG−40、ステアリン酸PEG−100、ラウリン酸PEG−80ソルビタンステアレス−2、ステアレス−12、オレス−2、セテス−2、ラウレス−4、オレス−10、オレス−10/ポリオキシル10オレイルエーテル(Polyoxyl 10 Oleyl Ether)、セテス−10、イソステアレス−20、セテアレス−20、オレス−20、ステアレス−20、ステアレス−21、セテス−20、イソセテス−20、ラウレス−23、ステアレス−100、クエン酸ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリルSE(自己乳化型)、ステアリン酸、ステアリン酸塩、ジステアリン酸ポリグリセリル−3メチルグルコースからなるリストから選択される少なくとも1種のO/WまたはSi/W乳化剤を含む。さらに好適な乳化剤は、リン酸エステルおよびその塩であり、それには、リン酸セチル(Amphisol(登録商標)A)、セチルリン酸ジエタノールアミン(Amphisol(登録商標)DEA)、セチルリン酸カリウム(Amphisol(登録商標)K)、セテアリル硫酸Na(sodiumcetearylsulfat)、オレイン酸グリセリルリン酸ナトリウム(sodium glyceryl oleate phosphate)、水素化植物グリセリホスフェート(hydrogenated vegetable glycerides phosphate)およびそれらの混合物などがある。さらに好適な乳化剤は、オレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタンイソステアリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、セテアリルグルコシドラウリルグルコシド、デシルグルコシドステアロイルグルタミン酸Na、ポリステアリン酸スクロースおよび水添ポリイソブテン(Hydrated Polyisobuten)である。さらに、1種または複数種合成ポリマーを乳化剤として使用してもよい。例えば、PVエイコセンコポリマー、(アクリレーツアクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、アクリレート/ステアレス−20メタクリレートコポリマー、PEG−22/ドデシルグリコールコポリマー、PEG45/ドデシルグリコールコポリマー、およびそれらの混合物。

0041

少なくとも1種のO/WまたはSi/W乳化剤は、好ましくは、組成物の全重量に対して0.5〜10重量%、特に0.5〜6重量%の範囲、より具体的には0.5〜5重量%の範囲など、とりわけ1〜4重量%の範囲などの量だけ使用される。

0042

本発明における特定の好適なO/W乳化剤には、式(II)




[式中、R5、R6およびR7は、水素、1〜22個の炭素、好ましくは2〜18個の炭素のアルキル;または1〜22個の炭素、好ましくは12〜18個の炭素を有し、かつ1モル以上、好ましくは2〜25モル、もっとも好ましくは2〜12モルのエチレンオキシドを有するアルコキシル化アルキルでありうるが、但し、R5、R6およびR7のうちの少なくとも1つが、(前記アルキルまたはアルコキシル化アルキル基中に少なくとも6個のアルキル炭素を有することを除いて)上に定義したアルキルまたはアルコキシル化アルキルであることを条件とする]
のリン酸エステル乳化剤が含まれる。

0043

好ましいのは、R5およびR6が水素であり、R7が、10〜18個の炭素のアルキル基、および10〜18個の炭素と2〜12モルのエチレンオキシドとのアルコキシル化脂肪アルコールから選択されるモノエステルである。好ましいリン酸エステル乳化剤としては、C8〜10アルキルエチルホスフェート(Alkyl Ethyl Phosphate)、C9〜15アルキルリン酸、セテアレス−2リン酸、セテアレス−5リン酸、セテス−8リン酸、セテス−10リン酸、リン酸セチル、(C6〜10)パレス−4リン酸、(C12〜15)パレス−2リン酸、(C12〜15)パレス−3リン酸、セテアレス−2リン酸DEA(DEA−Ceteareth−2 Phosphate)、セチルリン酸DEA、オレス−3リン酸DEA、セチルリン酸K、デセス−4リン酸、デセス−6リン酸およびトリラウレス−4リン酸がある。

0044

本発明による局所用組成物に使用する特定のO/W乳化剤は、セチルリン酸K(例えば、DSMNutritional Products Ltd(Kaiseraugst)のAmphisol(登録商標)Kとして市販されている)である。

0045

更なる好適なO/W乳化剤は、ポリエチレングリコール(PEG)エステルまたはジエステルであり、例えば、[INCI名]ステアリン酸PEG−100、ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30、ジラウリン酸PEG−4、ジオレイン酸PEG−8、オレイン酸PEG−40ソルビット、ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル、PEG−20アーモンド脂肪酸グリセリル、PEG−25水添ヒマシ油、オリーブ油脂肪酸PEG−7、オレイン酸PEG−8、ラウリン酸PEG−8、PEG−60アーモンド脂肪酸グリセリル、セスキステアリン酸PEG−20メチルグルコース、ステアリン酸PEG−40、ステアリン酸PEG−100、ラウリン酸PEG−80ソルビタンなどがある。

0046

本発明において特に好ましいものは、Arlacel(商標)165(INCIのステアリン酸グリセリル(および)ステアリン酸PEG−100)という商品名でCrodaが販売しているステアリン酸PEG−100である。

0047

別の特に好適な部類のO/W乳化剤は、オリーブ油から得られる非イオン性自己乳化系であり、それは、例えば、OLIVEM 1000という商品名で販売されている(INCI名)オリーブ油脂肪酸セテアリルおよびオリーブ油脂肪酸ソルビタン化学組成:オリーブ油脂肪酸のソルビタンエステルおよびセテアリルエステル)として知られている。

0048

特定の実施形態では、本発明は、O/W乳化剤の存在下で水性相中に分散された油性相を含むO/Wエマルションの形の局所用組成物(本明細書に示す定義および好ましい条件すべてを有する)に関し、そのO/W乳化剤は、セチルリン酸K、ステアリン酸グリセリル(および)ステアリン酸PEG−100、オリーブ油脂肪酸セテアリルおよびオリーブ油脂肪酸ソルビタンならびにそれらの混合物からなる群から選択される。

0049

別の特定の実施形態では、本発明は、W/O乳化剤の存在下で油性相中に分散された水性相を含むW/O型エマルションの形の、局所用組成物に関する。

0050

好適なW/O乳化剤には、脂肪酸ポリグリセロールエステルまたはジエステル(ポリグリセリルエステル/ジエステルとも呼ばれる)(すなわち、脂肪酸がポリグリセリンとのエステル化によって結びつけられているポリマー)が含まれ、それには、例えば、Isolan GPS[INCI名のジイソステアリン酸/ポリヒドロキシステアリン酸/セバシン酸)ポリグリセリル−4(すなわち、イソステアリン酸、ポリヒドロキシステアリン酸およびセバシン酸の混合物とポリグリセリン−4とのジエステル)]としてEvonikから市販されているもの、またはCognisから入手可能なDehymulsPGPH(INCIではジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2)がある。

0051

本発明によれば特に好ましいのは、W/O乳化剤がジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2であるW/Oエマルションである。

0052

本発明による局所用組成物は、さらに有利には、少なくとも1種の補助界面活性剤(例えば、モノグリセリドおよびジグリセリドおよび/または脂肪アルコールの群から選択されるものなど)を含む。補助界面活性剤は一般には、組成物の全重量に対して0.1〜10重量%の範囲、特に0.5〜5重量%の範囲など、とりわけ1〜3重量%の範囲などから選択される量だけ使用される。特に好適な補助界面活性剤は、セチルアルコール(Lorol C16、Lanette 16)、セテアリルアルコール(Lanette O)、ステアリルアルコール(Lanette 18)、ベヘニルアルコール(Lanette 22)、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル(Estol 3650)、水添コグセリル(Lipocire Na10)およびそれらの混合物などのアルキルアルコールからなるリストから選択される。

0053

本発明によるO/WまたはW/Oエマルションの形の局所用組成物は、例えば、セラム、ミルク、エマルションスプレー、ローションまたはクリームの形で提供することができ、それらは、通常の方法にしたがって製造できる。本発明の対象である組成物は、局所施用を意図しており、特に、例えば紫外線照射の悪影響から人の皮膚を保護することを意図した(しわ防止、老化防止、保湿、日焼け止めなど)外皮用組成物または化粧組成物となりうる。

0054

本発明の有利な実施形態によれば、局所用組成物は化粧組成物であり、皮膚への局所施用を意図している。

0055

本発明の局所用化粧組成物は、化粧組成物に従来から使用されている通常の化粧補助剤添加剤、キャリヤー、賦形剤または希釈剤も含むことができ、それには、防腐剤酸化防止剤、脂肪性物質/油、水、有機溶剤、シリコーン、増粘剤柔軟剤、乳化剤、消泡剤魅力的な成分(芳香剤など)、界面活性剤充填剤キレート化および/または金属イオン遮閉剤、陰イオン性陽イオン性、非イオン性または両性のポリマーまたはそれらの混合物、噴射剤酸性化または塩基性化剤染料色素着色剤研磨剤吸収剤精油感覚修正剤(sensory modifiers)、収斂剤、またはそうした組成物に普通に配合される他の任意の成分がある。スキンケア産業で通常用いられるそのような化粧用成分は、本発明の組成物に使用するのに適しており、例えば、International Cosmetic Ingredient Dictionary & Handbook by Personal Care Product Council(http://www.personalcarecouncil.org/)に記載されており、オンラインINFO BASE(http://online.personalcarecouncil.org/jsp/Home.jsp)からアクセスできるが、それらに限定されることはない。

0056

本発明によれば、本発明による局所用組成物は、皮膚美白剤などの化粧有効成分(cosmetically active ingredients);皮膚の日焼け防止剤色素沈着過剰治療剤にきび、しわ、線、萎縮および/または炎症を防止または低減するための薬剤;抗セルライト痩身剤(例えば、フィタン酸)、張り付与剤、保湿・賦活剤セルフタンニング剤(self−tanning agents)、無痛化剤、ならびに張りの改善剤および皮膚保護剤および/または更なるUVフィルター物質ならびに更なる顔料またはナノ顔料(nanopigments)(例えば、紫外線放射物理的に遮断して光防御作用をもたらすのに適したもの)をさらに含むことができる。そのような皮膚の活性薬剤または保護剤必要量は、所望の製品に基づいて当業者が容易に決定できる。適切と思われる場合には、更なる成分を、油性相、水性相または個別に加えることができる。添加の方法は、当業者が状況に合わせて容易に変えることができる。

0057

本明細書における有用な化粧有効成分により、場合によっては複数の利点がもたらされるか、または複数の作用様式によって作用がもたらされる。

0058

好ましくは、本発明による局所用組成物は、更なるUVフィルター物質を含み、それは好ましくは、局所用組成物(化粧用または皮膚用サンケア製品など)に添加されることが知られている従来のUVAフィルター物質および/またはUVBフィルター物質および/または広域スペクトルUVフィルター物質から選択される。そのようなUVフィルター物質には、400nm〜320nm(UVA)および320nm〜280nm(UVB)の波長範囲またはさらにはずっと短い波長(UVC)の範囲の光を吸収し、かつ化粧的に許容されるUVフィルター物質として使用されるかまたは使用できるすべての群が含まれる。そうしたUVフィルター物質は、例えば、International Cosmetic Ingredient Dictionary & Handbook by Personal Care Product Council(http://www.personalcarecouncil.org/)にリストされており、オンラインINFO BASE(http://online.personalcarecouncil.org/jsp/Home.jsp)からアクセスできるが、それらに限定されることはない。

0059

好適なUVフィルター物質は、有機化合物でも無機化合物でもありうる。例示的な有機UVフィルター物質には、例えば、アクリレート(例えば、2−エチルヘキシル2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレートオクトクリレン。DSMNutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)340)、エチル2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレートなど);樟脳誘導体(例えば、4−メチルベンジリデンカンファー(DSM Nutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)5000)、3−ベンジリデンカンファー、カンファーベンザルコニウムメトサルフェート(camphor benzalkonium methosulfate)、ポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー(polyacrylamidomethyl benzylidene camphor)、スルホベンジリデンカンファー(sulfo benzylidene camphor)、スルホメチルベンジリデンカンファー(sulphomethyl benzylidene camphor)、テレフタリリデンカンフルスルホン酸(Mexoryl(登録商標)SX)など);シンナメート誘導体(例えば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(DSM Nutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)MCX)、メトキシケイヒ酸エトキシエチル、メトキシケイヒ酸イソアミルならびにシロキサンに結合したケイ皮酸誘導体など);p−アミノ安息香酸誘導体(例えば、p−アミノ安息香酸、p−ジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、N−オキシプロピレン化エチルp−アミノベンゾエート(N−oxypropylenated ethyl p−aminobenzoate)、グリセリルp−アミノベンゾエート(glyceryl p−aminobenzoate)など);ベンゾフェノン類(例えば、ベンゾフェノン−3、ベンゾフェノン−4、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシ−ベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノンなど);ベンザルマロン酸のエステル(例えば、ジ−(2−エチルヘキシル)4−メトキシベンザルマロネート(di−(2−ethylhexyl) 4−methoxybenzalmalonate)など);発色団を持つ有機シロキサン化合物(例えば、ポリシリコーン−15(DSM Nutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)SLX)、ドロメトリゾールトリシロキサン(Mexoryl(登録商標)XL)など);サリチレート誘導体(例えば、サリチル酸イソプロピルベンジルサリチル酸ベンジル、サリチル酸ブチルサリチル酸エチルヘキシル(DSM Nutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)EHS)、サリチル酸イソオクチルまたはホモメンチルサリシラート(homomenthyl salicylate)(ホモサラート。DSM Nutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)HMS)など);トリアジン誘導体(例えば、エチルヘキシルトリアゾン(BASFのUvinul(登録商標)T−150)、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン(Uvasorb(登録商標)HEB)、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(Tinosorb(登録商標)S)、およびトリスビフェニルトリアジンナノ)(BASFのTinosorb(登録商標)A2B)など);ベンゾトリアゾール誘導体(例えば、2,2’−メチレンビス−(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル)−フェノール(BASFのTinosorb(登録商標)M)など);カプセル化UVフィルター(例えば、カプセル化メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(EMD Chemicals IncのEusolex(登録商標)UV−pearls)またはUVフィルター充填マイクロカプセル(例えば、欧州特許第1471995号明細書に開示されているもの)など);ジベンゾイルメタン誘導体(例えば、4−tert.−ブチル−4’−メトキシジベンゾイル−メタン(DSM Nutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)1789)、ジメトキシジベンゾイルメタンイソプロピルジベンゾイルメタンなど);アミノ置換ヒドロキシベンゾフェノン(例えば、2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル(アミノベンゾフェノン。BASFのUvinul(登録商標)A Plus)など);ベンゾキサゾール誘導体(例えば、2,4−ビス−[5−1(ジメチルプロピル)ベンゾキサゾール−2−イル−(4−フェニル)−イミノ]−6−(2−エチルヘキシル)−イミノ−1,3,5−トリアジン(3VのUvasorb(登録商標)K2A)など)が含まれる。

0060

サンケア製品の光安定性を向上させるためには、光安定剤を添加するのが望ましいであろう。当業者に知られている例示的な光安定剤としては、例えば、3,3−ジフェニルアクリレート誘導体(例えば、オクトクリレン(DSMNutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)340)またはポリエステル−8(HallStarのPolycrylene(登録商標))など);ベンジリデンカンファー誘導体(例えば、4−メチルベンジリデンカンファー(DSM Nutritional Products LtdのPARSOL(登録商標)5000など);ジアルキルナフタレート(ジエチルヘキシルナフタレート(SymriseのCorapan(登録商標)TQ)など)があるが、これらに限定されない。更なる安定剤の概要は、例えば、‘SPFBoosters & Photostability of Ultraviolet Filters’,HAPPI,October 2007,p.77−83に示されており、これを本明細書に援用する。光安定剤は一般に、局所用組成物の全重量に対して0.05〜10重量%だけ用いる。

0061

一般に、本発明による局所用組成物中の各UVフィルター物質の量は、局所用組成物の全重量に対して約0.1〜10重量%の範囲、好ましくは約0.2〜7重量%の範囲、もっとも好ましくは約0.5〜5重量%の範囲から選択する。

0062

本発明による局所用組成物中のUVAフィルター物質(特に、ブチルメトキシジベンゾイルメタン)の総量は、好ましくは、局所用組成物の全重量に対して約0.5〜8重量%の範囲(例えば、2〜8重量%の範囲など)、特に約1〜6重量%の範囲(例えば、2.5〜6重量%の範囲など)、とりわけ約3〜5重量%の範囲(の範囲など)から選択する。

0063

本発明による局所用組成物中のUVフィルター物質の総量は、局所用組成物の全重量に対して、好ましくは約1〜40重量%の範囲、好ましくは約5〜30重量%の範囲、特に12〜30重量%の範囲(例えば、20〜30重量%の範囲など)である。

0064

本発明による局所用組成物に使用する好ましい更なるUVBフィルター物質には、オクトクリレン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、サリチル酸−エチルヘキシルおよび/またはホモサラートが含まれる。

0065

本発明による局所用組成物に用いる好ましい広帯域UVフィルター物質には、非対称s−トリアジン誘導体で、2,4−ビス−{[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジンなど、ある特定のベンゾフェノンで、例えば、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−ベンゾフェノンなど、および/または2,2’−メチレン−ビス−(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチル−ブチル)−フェノール)が含まれる。

0066

本発明による局所用組成物に使用する好ましいUVAフィルター物質は、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタンである。

0067

特に好ましい実施形態では、本発明は、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オクトクリレン、ホモサラート、2−フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(2−phenylbenzimidazolsulphonic acid)またはサリチル酸エチルヘキシルならびに混合物からなる群から選択される少なくとも1種の更なるUVフィルターを含む本発明による局所用組成物に関する。この場合、局所用組成物の全重量に対して、ミクロファイン二重被覆二酸化チタンの量が2〜5重量%の範囲から選択され、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタンの量が3〜5重量%の範囲から選択され、オクトクリレンの量が6〜15重量%の範囲から選択され、ホモサラートの量が2〜13重量%の範囲から選択され、2−フェニルベンズイミダゾールスルホン酸の量が0.5〜2重量%の範囲から選択され、さらにサリチル酸エチルヘキシルの量が2〜8重量%の範囲から選択される場合にさらに好ましい。こうした組成物では、シリカビーズの量は、さらにより好ましくは、組成物の全重量に対して2〜4重量%の範囲から選択される。

0068

特に好ましいのは、UVフィルターとして、ミクロファイン二重被覆二酸化チタン、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オクトクリレン、ホモサラート、2−フェニルベンズイミダゾールスルホン酸または二酸化チタン、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オクトクリレン、ホモサラートおよびサリチル酸エチルヘキシルのみを含み、もっとも好ましくは上の段落に示した量だけ含む、局所用組成物である。

0069

別の特に好ましい実施形態では、本発明は、UVフィルターとしてミクロファイン被覆酸化亜鉛およびメトキシケイヒ酸エチルヘキシルのみを含む局所用組成物に関する。この場合、乳化剤がジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2であり、ミクロファイン被覆酸化亜鉛の量が、局所用組成物の全重量に対して5〜15重量%の範囲から選択され、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルの量が5〜12重量%の範囲から選択され、好ましくはミクロファイン被覆酸化亜鉛の量が8〜12重量%の範囲から選択され、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルの量が、6〜10重量%の範囲から選択されるならさらに好ましい。こうした組成物では、シリカビーズの量は、さらにより好ましくは、組成物の全重量に対して2〜4重量%の範囲から選択される。

0070

化粧用および皮膚用の補助剤および添加剤の必要量は、(所望の製品に基づいて)当業者が容易に選ぶことができ、それらを実施例で示すが、それらに限定されることはない。

0071

もちろん、当業者は、上述の任意選択の更なる化合物および/またはそれらの量を注意深く選択して、本発明に従った組合せと本来結びつく有利な特性が、想定される添加物によって悪影響を受けない(または実質的に受けない)ようにするであろう。

0072

本発明による局所用組成物は一般に、pHが3〜10の範囲、好ましくはpHが4〜8の範囲、もっとも好ましくはpHが4〜7.5の範囲である。pHは、所望に応じて、好適な酸(例えば、クエン酸)または塩基水酸化ナトリウム(例えば、水溶液など)、トリエタノールアミン(TEA Care)、トロメタミン(Trizma Base)およびアミノメチルプロパノールAMP−Ultra PC 2000)など)で、当該技術分野における標準法にしたがって容易に調整できる。

0073

皮膚に塗布する局所用組成物の量は、決定的に重要ではなく、当業者が容易に調整できる。好ましくは、その量は、0.1〜3mg/cm2(皮膚)の範囲から選択され、好ましくは0.1〜2mg/cm2(皮膚)の範囲など、もっとも好ましくは0.5〜2mg/cm2(皮膚)の範囲から選択される。

0074

以下の実施例は、本発明の組成物および効果をさらに例示するために示されている。これらの実施例は説明のためだけのものであり、決して本発明の範囲を限定することを意図するものではない。

0075

実験の部で使用されている「対照」という用語は、「白浮き低減剤」を含んでいない(すなわち、どんなシリカビーズも含んでいない)配合物を表す。

0076

実験の部で使用されている「参照(Ref)」という用語は、本発明のものではないシリカビーズ(被覆シリカビーズ)を有する配合物を表す。

0077

実験の部で使用されている「発明(Inv)」という用語は、本発明によるものではないシリカビーズ(被覆シリカビーズ)を有する配合物を表す。

0078

[実施例1]

0079

0080

官能検査
表1に略述したようにして試料を調製し、以下の条件のもとで、最低8人(好ましくは12人)からなる訓練を受けた感覚パネル(sensorial panel)による盲検試験試験した。
評価は内側前腕で行う。パネル・リーダーが50μLのそれぞれの試料を塗布する。評価者は、人差し指または中指で円を描くようにして2回転/秒の速度で5cmの直径の定まった円内に調製物を広げる。12回こすりつけた後、拭き取る操作を続けると、やがて抵抗性が増すので、それを合図にこの操作を終える。その時点の直後に白浮きを評価し、さらに20分待った後に、白浮き(20分)値を評価する。知られている定義された白浮き強度の訓練基準と比較して、0〜100の段階で白浮きを数量化した。

0081

0082

表2に示す結果から分かるように、被覆されていない特定のシリカビーズだけが、白浮きを全体的に著しく減少させることにつながっている。

0083

[実施例2]

0084

0085

[官能検査]
表3に略述したようにして試料を調製し、以下の条件のもとで、最低8人(好ましくは12人)からなる訓練を受けた感覚パネルによる盲検試験で試験した。
評価は内側前腕で行う。パネル・リーダーが50μLのそれぞれの試料を塗布する。評価者は、人差し指または中指で円を描くようにして2回転/秒の速度で5cmの直径の定まった円内に調製物を広げる。12回こすりつけた後、拭き取る操作を続けると、やがて抵抗性が増すので、それを合図にこの操作を終える。その時点の直後の白浮きを評価した。知られている定義された白浮き強度の訓練基準と比較して、0〜100の段階で白浮きを数量化した。

0086

0087

表4に示す結果から分かるように、被覆されていない特定のシリカビーズだけが、白浮きを著しく減少させることにつながっている。

0088

[実施例3]

0089

0090

[官能検査]
表5に略述したようにして試料を調製し、以下の条件のもとで、5人からなる訓練を受けた感覚パネルによる盲検試験で試験した。
評価は内側前腕で行う。パネル・リーダーが75μLのそれぞれの試料を塗布する。評価者は、人差し指または中指で円を描くようにして2回転/秒の速度で5cmの直径の定まった円内に調製物を広げる。12回こすりつけた後、拭き取る操作を続けると、やがて抵抗性が増すので、それを合図にこの操作を終える。その時点の直後の白浮きを評価した。知られている定義された白浮き強度の訓練基準と比較して、0〜100の段階で白浮きを数量化した。

0091

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