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図面 (17)

課題・解決手段

冷凍アブレーションカテーテル12は、カテーテル軸16と、当該カテーテル軸の近遠端部18,20にそれぞれ設けられたバルーン24とコネクタ30と、カテーテル軸ルーメン22内で回転可能な冷媒デリバリチューブ34と、前記バルーン内に位置するとともにその回転時に異なる回転位置で冷媒44を前記バルーンに向けて外側に向ける出口42を備える冷媒デリバリエレメント40とを含む冷媒デリバリチューブアセンブリ、とを有する。冷凍バルーンアブレーションシステム10は、前記冷凍アブレーションカテーテルと、前記コネクタ30に嵌合するカテーテルカプラ119と、回転可能中空モータ軸102を備えるモータ104と、前記冷媒デリバリチューブに冷媒ガスを供給するために冷凍ガス源84に流体接続されたデリバリライン100とを有する。前記冷媒デリバリチューブと前記デリバリラインとの少なくとも一方は前記中空モータ軸を少なくとも部分的に貫通している。前記コネクタの接続チップ60と前記冷媒デリバリチューブ34は前記モータ軸102と共に回転する。

概要

背景

人体消化管全体を通じて、医師が除去又はインサイチュアブレーションすることを望む不要な又は不健康な局所病変が存在する。これらの病変の具体例は、腸上皮化生および食道形成異常、又は結腸の「フラットな」ポリープの「島(islands)」を含む。

概要

冷凍アブレーションカテーテル12は、カテーテル軸16と、当該カテーテル軸の近遠端部18,20にそれぞれ設けられたバルーン24とコネクタ30と、カテーテル軸ルーメン22内で回転可能な冷媒デリバリチューブ34と、前記バルーン内に位置するとともにその回転時に異なる回転位置で冷媒44を前記バルーンに向けて外側に向ける出口42を備える冷媒デリバリエレメント40とを含む冷媒デリバリチューブアセンブリ、とを有する。冷凍バルーンアブレーションシステム10は、前記冷凍アブレーションカテーテルと、前記コネクタ30に嵌合するカテーテルカプラ119と、回転可能中空モータ軸102を備えるモータ104と、前記冷媒デリバリチューブに冷媒ガスを供給するために冷凍ガス源84に流体接続されたデリバリライン100とを有する。前記冷媒デリバリチューブと前記デリバリラインとの少なくとも一方は前記中空モータ軸を少なくとも部分的に貫通している。前記コネクタの接続チップ60と前記冷媒デリバリチューブ34は前記モータ軸102と共に回転する。

目的

前記バルーン24の近端部58は、この例では、遠端部50のようにはテーパードされず、ほぼ径方向外方延出して、内視鏡4の部材の照明モニタリングのための良好な表面を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

冷凍アブレーションカテーテルであって、近端部と遠端部、そしてこれら近端部および遠端部の間に延出するカテーテル軸ルーメンを有するカテーテル軸と、前記カテーテル軸の前記遠端部に取り付けられた膨張および収縮可能であり、バルーン内部を形成する内面を有するバルーンと、前記カテーテル軸の前記近端部に設けられたコネクタと、冷媒デリバリチューブアセンブリと、を含み、当該冷媒デリバリチューブアセンブリは、前記カテーテル軸内に収納され、前記カテーテル軸に対して回転移動する冷媒デリバリチューブを備え、当該冷媒デリバリチューブは前記コネクタに向けた開口近端部と、前記バルーンの開口遠端部と、これらの間に延出する冷媒デリバリルーメンと、を有し、前記冷媒デリバリチューブの前記遠端部に設けられた冷媒デリバリエレメントを備え、当該冷媒デリバリエレメントは、前記バルーン内部内に出口を有し、当該出口は前記冷媒デリバリチューブの前記開口遠端部に流体接続されるとともに、当該出口は、前記冷媒デリバリチューブの回転向きに応じた様々な回転位置で前記バルーンの前記内面に向けて外側に冷媒を向けるように構成されている冷凍アブレーションカテーテル。

請求項2

前記カテーテル軸は、当該カテーテル軸の前記近端部と前記遠端部との間に延出するとともに前記遠端部において前記バルーン内部内へと開口する感圧ルーメンを有する請求項1に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

請求項3

前記冷媒デリバリエレメントは、前記冷媒デリバリチューブに固定されている請求項1に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

請求項4

前記冷媒デリバリチューブは、前記カテーテル軸と前記バルーンとを通る軸心を形成し、前記バルーンは、膨張状態において、遠位側部分と近位側部分と中央部分とを有し、そして、前記近位側部分は、内視鏡可視化および照明装置の使用を容易にするべく前記軸心を横切って延出している請求項1に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

請求項5

前記中央部分は筒状であり、遠位側部分はテーパー円錐状部分である請求項4に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

請求項6

前記近端部と前記遠端部とを有する第1長手部材を備え、当該第1長手部材の前記近端部は、前記冷媒デリバリエレメントに接続され、前記第1長手部材は前記冷媒デリバリエレメントから遠位側に延出しており、前記バルーンは、遠端部と近端部と中央部分とを有し、前記第1長手部材に接続されるとともに当該第1長手部材から遠位側に延出する第2長手部材を備え、前記バルーンの遠位部分は前記第2長手部材に固定されており、そして、前記第2長手部材は、前記冷媒デリバリエレメントと中空チップ延出部との少なくとも一方にスライド可能に接続されている請求項1に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

請求項7

前記第2長手部材は、前記第1長手部材の前記遠端部をスライド可能に収納する中空内部を有する請求項6に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

請求項8

前記コネクタは、前記冷媒デリバリチューブに固定された接続チップおよび本体を有し、前記接続チップと前記冷媒デリバリチューブとは共に、前記コネクタの前記本体に対して回転可能である請求項1に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

請求項9

冷凍バルーンアブレーションシステムであって、冷凍アブレーションカテーテルを備え、当該冷凍アブレーションカテーテルはは以下を有する、近端部と遠端部、そしてこれら近端部および遠端部の間に延出するカテーテル軸ルーメンを有するカテーテル軸と、前記カテーテル軸の前記遠端部に取り付けられた膨張および収縮可能であり、バルーン内部を形成する内面を有するバルーンと、前記カテーテル軸の前記近端部に設けられたコネクタと、前記コネクタは、冷媒デリバリチューブに固定された接続チップとおよび本体を有し、前記接続チップと前記冷媒デリバリチューブとは共に、前記コネクタの前記本体に対して回転可能であり、そして、冷媒デリバリチューブアセンブリを備え、当該冷媒デリバリチューブアセンブリは、前記カテーテル軸内に収納され、前記カテーテル軸に対して回転移動する前記冷媒デリバリチューブを備え、当該冷媒デリバリチューブは前記コネクタに向けた開口近端部と、前記バルーンの開口遠端部と、これらの間に延出する冷媒デリバリルーメンと、を有し、前記冷媒デリバリチューブの前記遠端部に設けられた冷媒デリバリエレメントを備え、当該冷媒デリバリエレメントは、前記バルーン内部内に出口を有し、当該出口は前記冷媒デリバリチューブの前記開口遠端部に流体接続されるとともに、当該出口は、前記冷媒デリバリチューブの回転向きに応じた様々な回転位置で前記バルーンの前記内面に向けて外側に冷媒を向けるように構成されており、ハンドルアセンブリを備え、前記ハンドルアセンブリは冷凍ガス源に接続され、前記ハンドルアセンブリは、ハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるとともに、前記コネクタと嵌合係合するように構成されたカテーテルカプラと、前記ハウジングに取り付けられるとともに、中空の回転可能なモータ軸を有するモータと、前記冷凍ガス源に流体接続されて前記冷媒デリバリチューブの前記開口近端部に冷凍ガスを供給するデリバリラインと、を備え、前記冷媒デリバリチューブと前記デリバリラインとの少なくとも一方が中空モータ軸を少なくとも部分的に通過し、そして、前記冷凍ガス源を前記デリバリラインに選択的に流体接続するユーザ作動式バルブを備え、そして、前記接続チップと前記冷媒デリバリチューブは、前記中空モータ軸に、当該軸とともに回転移動するように作動接続されている冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項10

前記冷凍ガス源は、少なくとも部分的に前記ハウジング内に収納される取り外し、交換可能な冷媒収納シリンダである請求項9に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項11

前記デリバリラインは、前記中空モータ軸を通過し、かつ、当該中空モータ軸と共に回転移動するようにこのモータ軸に接続されている請求項9に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項12

前記カテーテル軸は、前記カテーテル軸の前記近端部と遠端部との間に延出するとともに前記遠端部において前記バルーン内部内に開口する第2感圧ルーメンを有し、そして、前記第2感圧ルーメンに流体接続された排気アセンブリを備えた請求項9に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項13

前記コネクタは、前記第2感圧ルーメンに流体接続されたバルーン感圧ポートを含み、そして、前記カテーテルカプラは、前記バルーン感圧ポートに流体接続された圧力トランスデューサーを含む請求項12に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項14

前記カテーテルカプラは、前記接続チップに固定された軸接続アセンブリと、前記ハウジングに取り付けられるとともに、前記軸接続アセンブリの遠位側に位置し、かつ、前記コネクタの前記本体を受けるためのレセプタクルルーメンを有する、コネクタレセプタクルアセンブリと、を備え、前記圧力トランスデューサーは、前記コネクタレセプタクルアセンブリに取り付けられ、前記排気アセンブリは前記コネクタレセプタクルアセンブリを通して前記第2感圧ルーメンに流体接続されている請求項13に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項15

前記排気アセンブリは、更に、前記第2感圧ルーメンに流体接続された圧力リリーフバルブを有し、当該圧力リリーフバルブは、前記第2感圧ルーメン内の圧力がホールド圧以上の時に開放される請求項12に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項16

前記圧力リリーフバルブは、処置中に発生するノイズを低減するためのノイズ減衰装置を含む請求項15に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項17

前記排気アセンブリは、ユーザ制御排気バルブを含む請求項12に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項18

前記ハンドルアセンブリは、ユーザ作動バルブと前記ユーザ制御排気バルブとに作動接続されたユーザ作動式アクチュエータを有する請求項17に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項19

前記ユーザ制御排気バルブは、注射器作動式バルブである請求項17に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項20

前記排気アセンブリは、前記第2感圧ルーメンに流体接続された第1ユーザ制御排気バルブおよび第2ユーザ制御排気バルブを有し、前記ハンドルアセンブリは、前記第1ユーザ制御排気バルブに作動接続されたユーザ作動アクチュエータを有し、そして、前記第2ユーザ制御排気バルブは、注射器作動式バルブを有する請求項12に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

請求項21

冷媒ルーメンを形成しその近端部にコネクタを備えるカテーテル軸を有し、前記コネクタが接続チップを備えるタイプの冷凍アブレーションカテーテルと使用されるハンドルアセンブリであって、前記ハンドルアセンブリは、ハンドルハウジングと、前記ハンドルハウジングに接続された冷凍ガス源と、前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、前記コネクタと嵌合係合するように構成されたカテーテルカプラと、前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、中空の回転可能なモータ軸を有するモータと、前記冷凍ガス源に流体接続されて前記冷媒ルーメンに冷凍ガスを供給するデリバリラインと、当該デリバリラインは、中空モータ軸を通過し、かつ、当該中空モータ軸と共に回転するべくこのモータ軸に接続されており、前記冷凍ガス源を前記デリバリラインに選択的に流体接続するユーザ作動式バルブを備え、そして、前記中空の回転可能な前記モータ軸は、前記接続チップと冷媒デリバリチューブとにそれらと共に回転運動するべく作動接続されているハンドルアセンブリ。

請求項22

冷凍バルーンアブレーションシステムであって、冷媒ルーメンを形成しその近端部にコネクタを備えるカテーテル軸を有する冷凍アブレーションカテーテルを備え、前記コネクタは接続チップを備え、ハンドルアセンブリを備え、前記ハンドルアセンブリは、ハンドルハウジングと、前記ハンドルアセンブリに接続された冷凍ガス源と、前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、前記コネクタと嵌合係合するように構成されたカテーテルカプラと、前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、中空の回転可能なモータ軸を有するモータと、前記冷凍ガス源に流体接続されて前記冷媒ルーメンに冷凍ガスを供給するデリバリラインと、当該デリバリラインは、中空モータ軸を通過し、かつ、当該中空モータ軸と共に回転するべくこのモータ軸に接続されており、前記冷凍ガス源を前記デリバリラインに選択的に流体接続するユーザ作動式バルブを備え、そして、前記中空の回転可能な前記モータ軸は、前記接続チップと冷媒デリバリチューブとにそれらと共に回転運動するべく作動接続されている冷凍バルーンアブレーションシステム。

技術分野

0001

本発明は、冷凍バルーンアブレーションシステムに関する。

背景技術

0002

人体消化管全体を通じて、医師が除去又はインサイチュアブレーションすることを望む不要な又は不健康な局所病変が存在する。これらの病変の具体例は、腸上皮化生および食道形成異常、又は結腸の「フラットな」ポリープの「島(islands)」を含む。

発明が解決しようとする課題

0003

これらのタイプの病変の治療における一つの挑戦は、標的病変に対して処置装置を正確に位置決めすることに関する。

課題を解決するための手段

0004

第1の例の冷凍アブレーションカテーテルは、カテーテル軸と、膨張収縮可能なバルーンと、コネクタと、冷媒デリバリチューブアセンブリとを備える。前記カテーテル軸は、近端部と遠端部、そして、これら両端部間に延出するカテーテル軸ルーメンを有する。前記バルーンは、前記カテーテル軸の遠端部に取り付けられるとともに、バルーン内部を形成する内面を有する。前記コネクタは、前記カテーテル軸の近端部に設けられる。前記冷媒デリバリチューブアセンブリは、冷媒デリバリチューブと冷媒デリバリエレメントを含む。冷媒デリバリチューブは、冷媒デリバリチューブは、前記カテーテル軸に対して回転可能に前記カテーテル軸ルーメン内に取り付けられている。前記冷媒デリバリチューブアセンブリは、前記コネクタに向けられた開口近端部と、前記バルーンの開口遠端部と、これらの間に延出するデリバリチューブルーメンとを有する。前記冷媒デリバリエレメントは、前記冷媒デリバリチューブの遠端部に位置する。前記冷媒デリバリエレメントは、前記バルーン内部内に位置する出口を有し、当該出口は前記冷媒デリバリチューブの前記開口遠端部に流体接続されている。前記出口は、前記冷媒デリバリチューブの回転向きに応じた異なる回転位置においてバルーンの内面に向けて径方向外方に冷媒を向けるように構成されている。

0005

冷凍アブレーションカテーテルのいくつかの例は、以下の単数又は複数を備えることができる。前記カテーテル軸は、当該カテーテル軸の遠端部および近端部間に延出するとともに、前記遠端部において前記バルーン内部に開口する感圧ルーメンを備えることができる。前記冷媒デリバリエレメントは、前記冷媒デリバリチューブに固定することができる。前記バルーンの近端部分は、内視鏡可視化および照明装置の使用を容易にするべく前記冷媒デリバリチューブの軸心に対してこれを横断するように構成することができる。

0006

冷凍バルーンアブレーションシステムは、前記第1例の冷凍アブレーションカテーテルと、ハンドルアセンブリと、当該ハンドルアセンブリに接続された冷凍ガス源とを有する。前記ハンドルアセンブリは、ハウジングと、カテーテルカプラと、モータデリバリラインとを有する。前記カテーテルカプラは、前記ハウジングに取り付けられ、前記コネクタと嵌合係合するように構成されている。前記モータは、前記ハウジングに取り付けられ、中空の回転可能なモータ軸を含む。前記デリバリラインは、前記冷凍ガス源に流体接続されて、冷凍ガスを前記冷媒デリバリチューブの前記開口近端部に供給する。前記冷媒デリバリチューブと前記デリバリラインとの少なくとも一方は、少なくとも部分的に前記中空モータ軸を貫通している。ユーザ操作バルブによって前記冷凍ガス源は前記デリバリラインに選択的に流体接続される。前記接続チップと前記冷媒デリバリチューブとは、前記中空モータ軸に当該軸と共に回転するべく作動可能に接続されている。

0007

冷凍バルーンアブレーションシステムのいくつかの例は、以下の単数又は複数を備えることができる。前記デリバリラインは、前記中空モータ軸を貫通して当該モータ軸と共に回転するべくこのモータ軸に接続することができる。前記カテーテル軸は、当該カテーテル軸の遠端部および近端部間に延出するとともに、前記遠端部において前記バルーン内部に開口する感圧ルーメンを備えることができる。前記カテーテルカプラは、前記感圧ルーメンに流体接続された排気アセンブリを備えることができる。コネクタは、前記感圧ルーメンに流体接続されたバルーン感圧ポートを備えることができる。前記カテーテルカプラは、前記バルーン感圧ポートに流体接続された圧力トランスデューサーを備えることができる。前記カテーテルカプラは、前記接続チップに固定された軸接続アセンブリと、前記ハウジングに取り付けられるとともに、前記軸接続アセンブリの遠位側に位置するコネクタレセプタクルアセンブリとを備えることができる。前記コネクタレセプタクルアセンブリは、前記コネクタの前記本体を受け入れるためのレセプタクルルーメンを備えることができる。前記圧力トランスデューサーは、前記コネクタレセプタクルアセンブリに取り付けることができる。前記排気アセンブリは、前記コネクタレセプタクルアセンブリを介して前記感圧ルーメンに流体接続することができる。前記感圧ルーメンに圧力レリーフバルブを流体接続することができ、当該圧力レリーフバルブは、前記感圧ルーメン内の圧力がホールド圧以上になった時に開放するように構成することができる。前記圧力レリーフバルブは、処置中に発生するノイズを低減するべくノイズ減衰装置を備えることができる。前記排気アセンブリは、少なくとも1つのユーザ制御排気バルブを備えることができる。そのような排気バルブの一例は、注射器作動式排気バルブとして構成することができる。そのような排気バルブの別の例は、ユーザがハンドル上のトリガを操作した時に作動するように構成することができる。

0008

ハンドルアセンブリが、冷媒ルーメンを形成するとともに、その近端部に接続チップを備えるコネクタを有するカテーテル軸として構成されるタイプの冷凍アブレーションカテーテルと使用されるように構成される。前記ハンドルアセンブリは、ハンドルハウジングと、当該ハンドルハウジングに接続された冷凍ガス源とを有する。カテーテルカプラが前記ハウジングに取り付けられ、これは前記コネクタと嵌合係合されるように構成される。前記ハンドルは、更に、前記ハウジングに取り付けられたモータを有し、このモータは中空の回転可能なモータ軸を備える。デリバリラインが前記冷凍ガス源に流体接続されて、冷凍ガスを前記冷媒ルーメンに供給する。前記デリバリラインは、前記中空回転可能モータ軸を貫通するとともに、当該中空モータ軸とこの軸と共に回転するように接続されている。ユーザ操作式バルブが前記冷凍ガス源を前記デリバリラインに対して選択時に流体接続する。前記中空回転可能モータ軸は、前記接続チップ30と前記冷媒デリバリチューブとに共に回転可能に作動接続されている。冷凍バルーンアブレーションシステムは、前記冷凍アブレーションカテーテルと、この段落において上述したハンドルアセンブリとを有する。

0009

本発明のその他の特徴、態様および利点は、図面、下記の詳細説明、請求項から明らかとなるであろう。

図面の簡単な説明

0010

冷凍バルーンアブレーションアセンブリと内視鏡とを有するアブレーションシステムの一例の、少し単純化した全体図である。
図1の冷凍バルーンアブレーションアセンブリの少し単純化した断面図である。
その遠端部にバルーン、そして、その近端部にコネクタアセンブリを備えるカテーテル軸を有する冷凍アブレーションカテーテルの側面図である。
図3の構造の遠端部の拡大図であって、前記バルーンの内部の部材を示すべくバルーンの一部を切り欠いた図である。
図3の線5−5に沿った断面図である。
図3の構造の近端部分の拡大平面図であって、前記コネクタアセンブリの部材を示す図である。
図6の構造の断面図である。
図2のハンドルアセンブリの拡大断面図であって、いくつかの特徴構成を簡略的に追加して図示する図である。
図8の構造の近端部の一部の拡大図である。
図8の構造の中心部の一部の拡大図である。
図2のハンドルアセンブリの遠端部分の拡大図である。
図8の構造の遠端部の拡大図である。
音抑制アセンブリを備える図12のコネクタレセプタクルアセンブリの拡大軸心方向の図である。
図4チップ延出部の拡大概略断面図である。
前記チップ延出部の別の例を示す図14に類似の図である。
図2のハンドルアセンブリと使用されるハードウエア構造の少し単純化した図である。

0011

以下の記載は、一般に、特定の構造実施例と方法に関するものである。本発明がこれらの具体的に開示される実施例と方法に限定されるものではなく、本発明は、その他の特徴、部材、方法および実施例を使用して実施することが可能であることは勿論である。当業者は、以下の説明に対する様々な等価的変更を認識するであろう。好適実施例は本発明を例示するために記載されものであって、請求項によって定義されるその範囲を限定するものではない。特に記されない限り、本出願において、平行、一致、又は同平面、等といった特定関係は、製造プロセスの限定内、および製造バリエーションの限定内での関係を意味するものである。部材が互いに結合、接続又は接触していると記載される場合、それらは、特に銘記されない限り、必ずしも互いに物理的に接触しているものとは限らない。様々な実施例において類似の部材は、類似の参照番号で共通に言及される。

0012

病巣標的化が改良されたアブレーションシステムの一例が図1および2に図示され、これは、内視鏡4と、図2を参照、図1に図示されているもののような冷凍バルーンアブレーションアセンブリ10、とを有する。前記内視鏡は従来式のものとすることができ、これら近端および遠端部間に延出する通路8を形成する近端部6と遠端部7を備える内視鏡チューブ5を含むことができる。内視鏡4は、前記内視鏡チューブ5内の別の通路9を通過することが可能な、内視鏡的画像化および照明装置を含む、従来式および/又は非従来式の内視鏡装置と共に使用することができる。

0013

一例において、アブレーションアセンブリ10は、ハンドルアセンブリ14に取り付けられるとともに当該アセンブリ14から延出する冷凍アブレーションカテーテル12を有する。当該カテーテル12は、近端部と遠端部18,20とこれら近端部と遠端部との間を延出するルーメン22(図5を参照)を有するカテーテル軸16を有する。当該カテーテル軸16の前記遠端部には膨張収縮可能なバルーン24が取り付けられている。前記カテーテル軸16はバルーン24と共に、内視鏡4の通路8を通過することができる。バルーン24は、ポリエチレン等の弾性材から形成することができ、7psig未満に膨張された時に20〜35mmの作動直径範囲を有するものとすることができる。バルーン24は、バルーン内部28を形成する内面26(図4を参照)を備えている。

0014

前記アブレーションアセンブリ10は、更に、前記カテーテル軸16の近端部18にコネクタアセンブリ30、図3を参照、を有する。前記アセンブリ10の冷凍アブレーションカテーテル12は、ディフューザトルクチューブ32(図5および7を参照)内に収納された冷媒デリバリチューブ34を有し、この冷媒デリバリチューブ34は、前記近端部および遠端部36,38に開口部を有する。前記チューブ34,32の近端部は、接続チップ60、図7を参照、に固定され、かつ、当該チップによって回転され、前記接続チップ60はコネクタアセンブリ30の本体39に対して相対回転可能である。前記ディフューザトルクチューブ32は、前記コネクタアセンブリ30の本体39、カテーテル軸16およびバルーン24に対して回転可能に前記ルーメン22内に収納されている。チューブ34および32の遠端部は、冷媒デリバリエレメント40に固定されている。当該冷媒デリバリチューブ40は、前記バルーン内部28内に位置する出口42を有する。当該出口42は、前記冷媒デリバリチューブ34の遠端部38の前記開口に流体接続されている。冷媒デリバリチューブ34は図6および7に図示されているように軸心43を形成する。前記出口42は、図4示唆されているように、前記バルーン24の内面26向けて径方向外側に冷媒スプレー44を向けるように構成されている。

0015

前記アセンブリ10の冷凍アブレーションカテーテル12は、更に、冷媒デリバリエレメント40をチップ延出部48に接続するレール46を有する(図4を参照)。バルーン24は、前記チップ延出部48に固定されたテーパード遠端部50を有する。冷媒デリバリチューブ34の遠端部38とレール46の近端部は、それぞれ、部分的に冷媒デリバリエレメント40内に延出するとともに、この例においては、接着ポート52を通して供給される接着剤を使用して、位置固定されている。この構成により、冷媒は、前記冷媒デリバリチューブ34の先端部の開口を通って冷媒デリバリエレメント40の内部へと流れ、出口42を通ってほぼ径方向外方に流れてバルーン24の内面26に沿って標的部位54に向けられた冷媒スプレー44を作り出すことが可能である。これによって通常、標的部位54に当接する組織冷凍アブレーションが行われる。前記バルーン24の近端部58は、この例では、遠端部50のようにはテーパードされず、ほぼ径方向外方に延出して、内視鏡4の部材の照明モニタリングのための良好な表面を提供する。

0016

この例において、前記ルーメン22は、バルーン内部28からハンドルアセンブリ14を通した排出のためのガスの通過のための排気ルーメンとして作用する。図5に示されているように、カテーテル軸16は、バルーン内部28を、図6を参照して後述される、ハンドルアセンブリ14内の、圧力トランスデューサー124に流体接続する圧力モニタリングルーメン56を有する。いくつかの例において、前記両ルーメン22,56は、それと共にアセンブリ10が使用可能な内視鏡4によって提供することも可能である。

0017

図6および7は、カテーテル軸16の近端部18のコネクタアセンブリ30の、拡大平面図と断面図である。ディフューザトルクチューブ32がコネクタアセンブリ30を通って延出し、接続チップ60で終端している。ディフューザトルクチューブ32と接続チップ60とは共に、コネクタアセンブリ30の本体39に対してその長手軸心周りで回転可能である。接続チップ60は、ディフューザトルクチューブ32内に収納された冷媒デリバリチューブ34の冷媒ルーメン65内へと開口する冷媒デリバリポート62を有する。この例において、前記ポート62とルーメン65の近端部とは、前記接続チップ60の近端部において軸心方向にアラインメントされている。接続チップ60は、更に、複数の軸心方向に延出するスロットとして形成された、回転ロック構造64を有する。当該回転ロック構造64は、図10を参照して後述される回転ロック機構122によって係合される。前記接続アセンブリ30は、周方向に延出するスロットとして構成された軸心方向ロック構造66を有する。前記接続アセンブリ30は、更に、前記圧力モニタリングルーメン56に流体接続されたバルーン感圧ポート68と、ルーメン22に流体接続された排気ポート70とを有し、前記ルーメン22は、排気ダクトとして作用する。これらのポートを流体的に分離するために、前記ポート68および70のいずれかの側方に三つのOリング73が配置されている。

0018

図8および図9に図示されているように、ハンドルアセンブリ14は、バッテリパック76を内蔵するハンドグリップ74を有するハウジング72と、当該ハンドグリップ74に対してほぼ垂直に向けられた前方部78と、冷媒シリンダ84を受け入れるためのネジ溝付きシリンダレセプタクル82を形成する上方部80とを有する。シリンダ84は、ネジ溝付きキャップ85を使用してシリンダレセプタクル82内に固定されている。シリンダ84の内容物を加熱するために使用される図9にもっとも良く図示されている、ヒータ86が、シリンダレセプタクル82の一部分を取り囲んでいる。制御電子装置94に接続された、トリガスイッチ90、図8を参照、を操作するトリガ88を作動することによって、冷媒がシリンダ84から取り出される。前記制御電子装置94については、図16を参照して後により詳細に説明する。トリガスイッチ90を作動させることによって、制御電子装置94は、ソレノイドバルブ96に信号を送って、このバルブを開放して冷媒が当該ソレノイドバルブ96からマニホルド98へと流れることを可能にする。

0019

主として図8−10を参照すると、中空のデリバリライン100がマニホルド98から中空ステッパモータ軸102を介してツーピース軸接続アセンブリ110へと延出している。当該接続アセンブリ110は、その内部にステッパモータ軸102とデリバリライン100とが延出している近端部分111と、遠端部分113とを有している。ステッパモータ軸102、近端部分111および遠端部分113は、互いに固定され、それによって、ステッパモータ104がステッパモータ軸102を回転させると、軸接続アセンブリ110も回転するように構成されている。デリバリライン100は、ステンレス鋼等の硬質部材から形成することができる。ステッパモータ軸102はステッパモータ104の一部であり、ステッパモータ本体106から遠位側に延出している。ステッパモータ軸102は、軸接続アセンブリ110内へと延出し、デリバリライン100は接続アセンブリ110内で終端している。コネクタアセンブリ30がハンドルアセンブリ14に接続されると、接続チップ60は軸接続アセンブリ110の開放領域112内に位置し、それによって、冷媒はデリバリライン100から冷媒デリバリチューブ34の冷媒デリバリポート62内へと流れることが可能となる(図2および図7を参照)。

0020

マニホルド98は、シリンダ84のネック89を収納するスリーブ91を有する。シリンダレセプタクル82から冷媒シリンダ84を取り外す時、図示されないOリングによって、前記シリンダネック89とスリーブ91との間にタイトシールが形成される。これによって、シリンダ84内に残る冷媒がレセプタクル82から上方に流れ出ることが防止される。その代わりに、残りの冷媒は、前記マニホルド88から、冷媒排出チューブ87とを通って、冷媒排出101内へと向けられる。これは図8図9とにおいてのみ概略図示されている。前記排出桶101内に入ると、この残りの冷媒は蒸発してシステムから出る。

0021

図11および図12に図示されているように、ハンドルアセンブリ14は、ハウジング72内の開口部118に隣接して位置するコネクタレセプタクルアセンブリ116を有する。協働で、前記軸接続アセンブリ110と前記コネクタレセプタクルアセンブリ116とは、図11に示されているように、カテーテルカプラ119を構成する。コネクタレセプタクルアセンブリ116は、コネクタアセンブリ30のOリング73間の部分を収納するレセプタクルルーメン117を有する。コネクタアセンブリ30は、開口部118を通って、コネクタレセプタクルアセンブリ116の軸ロック機構120が軸ロック構造66と係合するまで、レセプタクルルーメン117内へと挿入される。マイクロスイッチ123は、コネクタアセンブリ30がコネクタレセプタクルアセンブリ116に正しく接続された時にその表示を制御電子装置94に提供する。これによって、コンポーネントが正しく接続されていない時のハンドルアセンブリ10の作動が防止される。前記デリバリライン100とマニホルド98との境界にはアダプタアセンブリ99、図10を参照、が設けられ、これは前記二つの部材を流体接続する。この実施例において、前記アダプタアセンブリ99は、更に、ステッパモータ軸102と協働して処置中の不意の回転を防止することに役立つ圧力作動ブレーキとして作用する。

0022

前記バルーン内部28内の圧力は、圧力モニタリングルーメン56とバルーン圧力センサポート68(図5および図7)とを介して圧力トランスデューサー124(図11)に伝達される。圧力トランスデューサー124は、制御電子装置94に接続され、この装置に圧力信号を提供する。排気ポート70は、コネクタアセンブリ30とレセプタクルルーメン117との間に形成される排気ガス領域126内へと開口している。前記排気ガス領域126は、低圧リリーフバルブ130、図12、に接続されている。もしも排気ガス領域126内の圧力が前記リリーフバルブ130のホールド圧よりも高くなると、前記バルブ130が開放されて排気ガスがシステムから出ることを許容する。前記低圧力リリーフバルブ130は、排気ガス領域126内の圧力が前記リリーフバルブ130のホールド圧以下に低下するまで、開放状態に留まる。前記排気ガス領域126は、排気マニホルド141を介して、被制御排気バルブ139とデフレーションポート128とにも接続されている。前記被制御排気バルブ139は、図8に示唆されているように、ハウジング72の内部へ、又は、ハウジング72に形成されたポート又は開口部を通した排気の制御された放出を可能にする。一例において、前記被制御排気バルブ139は、前記排気マニホルド141に直接取り付けられ、トリガスイッチ90が作動された時の制御電子装置94からの信号の受信時に作動されるソレノイドバルブから構成される。別の例において、トリガ88が排気マニホルド141と物理的に相互作用して、それが排気リリーフバルブ139として作用することを可能にするように構成される。この例において、(1)トリガ88の作動全体中、又は、(2)トリガ88が所定距離操作された時のみ、排気を放出することができる。いくつかの例において、バルブ139は、トリガ88を使用する以外の方法によって作動させることができる。領域126内の残りの排気ガスは、通常、注射器作動式であり通常は閉じられているデフレーションポート128、図8を参照、を介して手動によって放出することができる。デフレーションポート128は、マニホルド141と、その一部のみを図8図11とに図示している、チューブ127とを介して排気ガス領域126に接続されている。

0023

この例に使用されているタイプの圧力リリーフバルブ、時にその形状からアンブレラバルブと呼ばれる、は、使用中に共鳴する傾向があり、それによって、不要なノイズが発生する可能性がある。圧力リリーフバルブ130によって発生するノイズの量を低減するために、レリーフバルブ130の上方に音抑制アセンブリ142を配置することができる。図13を参照。この実施例において、この音抑制アセンブリ142は、レリーフバルブ130の上方においてコネクタレセプタクルアセンブリ116に接続されたブラケット144を有する。当該ブラケット144には、抑制プランジャ146が接続されている。当該抑制プランジャ146はレリーフバルブ130に接触して、処置中にバルブ130によって発生するノイズを低減する。他の実施例においては、ハウジング72とバルブ130との間に音抑制材を配置することによってノイズを低減することができる。音抑制材の具体例はポリウレタンフォームを含む。

0024

チップ延出部48、図4を参照、は、レール46上でスライドするように構成されている。初期プレースメント中、レール46の遠端部がストッパ134に接触し、図14を参照、それによってチップ延出部48を遠位方向に移動させ、プレースメント中に、バルーン24を伸長状態に維持する。図15は、図14の例に対する別構成を図示し、ここでは、チップ延出部48はもっと短く、バルーン押出し部138がチップ延出部48の遠端部をカバーし、このチップ延出部内には、前記レール46とチップ延出部48とを物理的に接続するべくパイロットリング140が使用されている。別の例においては、前記レール46を中空に構成し、チップ延出部48が当該レール46のこの中空部内でスライド可能に構成することができる。更に、前記冷媒デリバリエレメント40をより長いものに構成して、レール46の近端部が、チップ延出部48内でスライドすることの代わりに、又は、このスライドすることに加えて、当該部材40内でスライドすることを可能に構成することも可能である。

0025

図16は、制御電子装置94の基本構成を、バッテリ式電源と様々な入力部と共に、図示している略図である。前記制御電子装置94は、ユーザインターフェースと、マイクロコントローラ93と、ステッパモータドライバ95とMOSFETとを含むパワー制御部材と、加速度計97とを含む。ヒータ86上にはサーミスタ114が配置され、これはシリンダ84の温度を制御し、それによって圧力を制御する、ために使用される。

0026

主として図8および10を参照すると、ステッパモータ軸102の回転によって軸接続アセンブリ110が回転する。回転ロック機構122は軸接続アセンブリ110の一部であって、接続チップ60上の前記回転ロック構造64を構成する複数のスロットの一つに係合する。前記回転ロック構造64と機構122とは、接続チップ60と軸接続アセンブリ110との間のスリップを防止する。いくつかの実施例において、この特徴構成は、前記二つの部材間のシールとしても機能するエラストマOリングとして構成することができる。別の実施例において、他のタイプの機械的インターロックを備えるロック機構を設けることも可能である。前記ディフューザトルクチューブ32と、その内部の冷媒デリバリチューブ34、図7を参照、は、接続チップ60に固定され、このチップ60と共に回転し、ディフューザトルクチューブ32と、冷媒デリバリチューブ34と、接続チップ60との組み合わせは、コネクタアセンブリ30の本体39内で自由に回転する。従って、ステッパモータ104がモータ本体106内のモータ軸102を回転させると、接続チップ60も回転し、それによって、ディフューザトルクチューブ32と冷媒デリバリチューブ34とがカテーテル軸16内で回転する。これによって、冷媒デリバリチューブ34の遠端部の冷媒デリバリエレメント40がバルーン24内で回転し、バルーン24内において出口42からの冷媒スプレー44の方向を変化させる。

0027

使用中、内視鏡4を使用して標的部位54の位置を可視化するためにはバルーン24を最初に膨らませることが必要である。この実施例において、この最初のアブレーションは、冷媒スプレー44の短いバーストをバルーン24の内面に対して供給することによって達成される。或いは、典型的には注射器作動式である通常閉じられているデフレーションポート128、図8を参照、を使用することによっても膨張を達成することができる。標的部位54の位置は、当該標的部位において生じる凍結により、内視鏡4を使用して視覚的に判定することが可能である。或いは、標的部位54の位置は、たとえば、前記バルーンの材料内に形成される適当な感知グリッドを使用してバルーン24によって感知することも可能である。或いは、標的部位54の位置は、内視鏡4を通して見ることができるレーザマーキング等の標的化機構を使用して視覚的に判定することも可能である。必要な場合、アブレーションアセンブリ10を軸心方向において再位置決めすることができるが、これには、バルーン24の部分的デフレーション又は、バルーンの再膨張が必要となるかもしれないが、再膨張は必要でないかもしれない。

0028

バルーン24が適切に位置決めされ、膨張されて、標的部位54が、冷凍処置されるべき病巣又はその他の組織の少なくとも一部分と軸心方向にアラインメントされると、冷媒スプレー44が標的部位54の位置と周方向にアラインメントされるように冷媒デリバリエレメント40を適切な回転向きに位置決めしなければならない。この実施例において、この回転位置決めは、ディフューザトルクチューブ32、冷媒デリバリチューブ34および接続チップ60を介したデリバリエレメント40の回転によって達成される。バルーン24は、デリバリエレメント40の回転中に回転しない。別の実施例において、冷媒デリバリチューブ34の軸心方向移動によって、デリバリエレメント40の回転を開始させてもよい。これは、たとえば、その上にデリバリエレメント40が取り付けられるヘリカルレールによって達成することができる。或いは、別の実施例では、冷媒スプレー44の回転位置決めを、静止デリバリエレメント上の複数の周方向に離間配置された出口穴開閉することによって達成することも可能である。

0029

コネクタアセンブリ30がハンドルアセンブリ14に接続されると、接続チップ60、最終的には冷媒デリバリエレメント40、の回転位置が、ステッパモータ104によって制御される。別の実施例において、接続チップ60を、ユーザが当該接続チップ60の回転位置を手動で制御することを可能にする機構に接続することも可能である。ステッパモータ104が制御電子装置94に接続され、当該モータ104の回転は、加速度計97からの信号を介して判定される。いくつかの実施例において、ハンドルアセンブリ14を右に傾けると、加速度計97は、モータ104に対してステッパモータ軸102を時計回りに回転させるように、或いは、反対に傾けるとその軸を反時計回りに回転させるように指示する。ステッパモータ104の回転は、ハンドルアセンブリ14が直立向きに戻されるまで続けられる。別の実施例において、ステッパモータ104の回転位置は、ポテンショメータを介して制御される。別の実施例において、ステッパモータ104の回転運動は、前記ハンドル上のボタンによって制御される。別の実施例において、ステッパモータの回転運動と、冷媒放出は、前記ハンドルにリンクされたフットペダルによって制御される。冷媒スプレー44が標的部位54の位置と周方向にアラインメントされるように冷媒デリバリエレメント40が位置決めされると、前記トリガ88を引っ張り、保持することによって完全な処置を行うことが可能となる。

0030

上記説明では、上方、下方、上、下、上側、下側等の用語を使用した。これらの用語は、本発明の理解を補助するべく説明と請求項において使用されたものであって、限定的なものとして使用されるものではない。

0031

本発明を、上述した好適実施例と具体例を参照して開示したが、これらの例は限定的なものではなく例示的なものである。当業者はそれらの改変と組み合わせに想到するであろう。そしてそのような改造と組み合わせも本発明の要旨および下記の請求項の範囲内に含まれるものである。例えば、いくつかの例において、別の軸心方向位置組織領域を処置するために、冷凍アブレーションカテーテル12全体、そして、冷媒デリバリエレメント40の出口42、を再度位置決めする必要を無くするために、前記冷媒デリバリチューブ34がカテーテル軸16内で軸心方向に移動可能となるようにアセンブリ14を構成することができる。これを達成する一つの方法は、カテーテル軸16を、その軸心方向な長さが、増減可能にして、それによって、冷媒デリバリエレメント40がバルーン24内で再位置決めされるように、構成することである。

0032

以下の項は、冷凍アブレーションカテーテル、冷凍バルーンアブレーションシステム、それらと共に使用されるハンドルアセンブリ、の様々な例の態様を記載するものである。

0033

(1)冷凍アブレーションカテーテルであって、
近端部と遠端部、そしてこれら近端部および遠端部の間に延出するカテーテル軸ルーメンを有するカテーテル軸と、
前記カテーテル軸の前記遠端部に取り付けられた膨張および収縮可能であり、バルーン内部を形成する内面を有するバルーンと、
前記カテーテル軸の前記近端部に設けられたコネクタと、
冷媒デリバリチューブアセンブリと、を含み、
当該冷媒デリバリチューブアセンブリは、
前記カテーテル軸内に収納され、前記カテーテル軸に対して回転移動する冷媒デリバリチューブを備え、当該冷媒デリバリチューブは前記コネクタに向けた開口近端部と、前記バルーンの開口遠端部と、これらの間に延出する冷媒デリバリルーメンと、を有し、
前記冷媒デリバリチューブの前記遠端部に設けられた冷媒デリバリエレメントを備え、
当該冷媒デリバリエレメントは、前記バルーン内部内に出口を有し、当該出口は前記冷媒デリバリチューブの前記開口遠端部に流体接続されるとともに、当該出口は、前記冷媒デリバリチューブの回転向きに応じた様々な回転位置で前記バルーンの前記内面に向けて外側に冷媒を向けるように構成されている冷凍アブレーションカテーテル。

0034

(2)前記カテーテル軸は、当該カテーテル軸の前記近端部と前記遠端部との間に延出するとともに前記遠端部において前記バルーン内部内へと開口する感圧ルーメンを有する前記(1)に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

0035

(3)前記冷媒デリバリエレメントは、前記冷媒デリバリチューブに固定されている前記(1)又は(2)に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

0036

(4)前記冷媒デリバリチューブは、前記カテーテル軸と前記バルーンとを通る軸心を形成し、前記バルーンは、膨張状態において、遠位側部分と近位側部分と中央部分とを有し、そして、前記近位側部分は、内視鏡可視化および照明装置の使用を容易にするべく前記軸心を横切って延出している上記の何れか一項に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

0037

(5)前記中央部分は筒状であり、遠位側部分はテーパード円錐状部分である前記(4)に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

0038

(6)前記近端部と前記遠端部とを有する第1長手部材を備え、当該第1長手部材の前記近端部は、前記冷媒デリバリエレメントに接続され、前記第1長手部材は前記冷媒デリバリエレメントから遠位側に延出しており、
前記バルーンは、遠端部と近端部と中央部分とを有し、
前記第1長手部材に接続されるとともに当該第1長手部材から遠位側に延出する第2長手部材を備え、前記バルーンの遠位部分は前記第2長手部材に固定されており、そして、前記第2長手部材は、前記冷媒デリバリエレメントと中空チップ延出部との少なくとも一方にスライド可能に接続されている上記の何れか一項に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

0039

(7)前記第2長手部材は、前記第1長手部材の前記遠端部をスライド可能に収納する中空内部を有する前記(6)に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

0040

(8)前記コネクタは、前記冷媒デリバリチューブに固定された接続チップおよび本体を有し、前記接続チップと前記冷媒デリバリチューブとは共に、前記コネクタの前記本体に対して回転可能である上記の何れか一項に記載の冷凍アブレーションカテーテル。

0041

(9)冷凍バルーンアブレーションシステムであって、
冷凍アブレーションカテーテルを備え、当該冷凍アブレーションカテーテルは以下を有する、
近端部と遠端部、そしてこれら近端部および遠端部の間に延出するカテーテル軸ルーメンを有するカテーテル軸と、
前記カテーテル軸の前記遠端部に取り付けられた膨張および収縮可能であり、バルーン内部を形成する内面を有するバルーンと、
前記カテーテル軸の前記近端部に設けられたコネクタと、
前記コネクタは、冷媒デリバリチューブに固定された接続チップとおよび本体を有し、前記接続チップと前記冷媒デリバリチューブとは共に、前記コネクタの前記本体に対して回転可能であり、そして、
冷媒デリバリチューブアセンブリを備え、当該冷媒デリバリチューブアセンブリは、
前記カテーテル軸内に収納され、前記カテーテル軸に対して回転移動する前記冷媒デリバリチューブを備え、当該冷媒デリバリチューブは前記コネクタに向けた開口近端部と、前記バルーンの開口遠端部と、これらの間に延出する冷媒デリバリルーメンと、を有し、
前記冷媒デリバリチューブの前記遠端部に設けられた冷媒デリバリエレメントを備え、当該冷媒デリバリエレメントは、前記バルーン内部内に出口を有し、当該出口は前記冷媒デリバリチューブの前記開口遠端部に流体接続されるとともに、当該出口は、前記冷媒デリバリチューブの回転向きに応じた様々な回転位置で前記バルーンの前記内面に向けて外側に冷媒を向けるように構成されており、
ハンドルアセンブリを備え、
前記ハンドルアセンブリは冷凍ガス源に接続され、前記ハンドルアセンブリは、
ハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられるとともに、前記コネクタと嵌合係合するように構成されたカテーテルカプラと、
前記ハウジングに取り付けられるとともに、中空の回転可能なモータ軸を有するモータと、
前記冷凍ガス源に流体接続されて前記冷媒デリバリチューブの前記開口近端部に冷凍ガスを供給するデリバリラインと、を備え、
前記冷媒デリバリチューブと前記デリバリラインとの少なくとも一方が中空モータ軸を少なくとも部分的に通過し、そして、前記冷凍ガス源を前記デリバリラインに選択的に流体接続するユーザ作動式バルブを備え、そして、前記接続チップと前記冷媒デリバリチューブは、前記中空モータ軸102に、当該軸とともに回転移動するように作動接続されている冷凍バルーンアブレーションシステム。

0042

(10)前記冷凍ガス源は、少なくとも部分的に前記ハウジング内に収納される取り外し、交換可能な冷媒収納シリンダである前記(9)に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0043

(11)前記デリバリラインは、前記中空モータ軸を通過し、かつ、当該中空モータ軸と共に回転移動するようにこのモータ軸に接続されている前記(9)または(10)に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0044

(12)前記カテーテル軸は、前記カテーテル軸の前記近端部と遠端部との間に延出するとともに前記遠端部において前記バルーン内部内に開口する第2感圧ルーメンを有し、そして、前記第2感圧ルーメンに流体接続された排気アセンブリを備えた前記(9)〜(11)の何れか一項に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0045

(13)前記コネクタは、前記第2感圧ルーメンに流体接続されたバルーン感圧ポートを含み、そして、前記カテーテルカプラは、前記バルーン感圧ポートに流体接続された圧力トランスデューサーを含む前記(12)に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0046

(14)前記カテーテルカプラは、
前記接続チップに固定された軸接続アセンブリと、
前記ハウジングに取り付けられるとともに、前記軸接続アセンブリの遠位側に位置し、かつ、前記コネクタの前記本体を受けるためのレセプタクルルーメンを有する、コネクタレセプタクルアセンブリと、を備え、前記圧力トランスデューサーは、前記コネクタレセプタクルアセンブリに取り付けられ、前記排気アセンブリは前記コネクタレセプタクルアセンブリを通して前記第2感圧ルーメンに流体接続されている前記(13)に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0047

(15)前記排気アセンブリは、更に、前記第2感圧ルーメンに流体接続された圧力リリーフバルブを有し、当該圧力リリーフバルブは、前記第2感圧ルーメン内の圧力がホールド圧以上の時に開放される前記(12)〜(14)の何れか一項に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0048

(16)前記圧力リリーフバルブは、処置中に発生するノイズを低減するためのノイズ減衰装置を含む前記(15)に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0049

(17)前記排気アセンブリは、ユーザ制御排気バルブを含む前記(12)〜(16)の何れか一項に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0050

(18)前記ハンドルアセンブリは、ユーザ作動バルブと前記ユーザ制御排気バルブとに作動接続されたユーザ作動式アクチュエータを有する前記(17)に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0051

(19)前記ユーザ制御排気バルブは、注射器作動式バルブである前記(17)に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0052

(20)前記排気アセンブリは、前記第2感圧ルーメンに流体接続された第1ユーザ制御排気バルブおよび第2ユーザ制御排気バルブを有し、
前記ハンドルアセンブリは、前記第1ユーザ制御排気バルブに作動接続されたユーザ作動アクチュエータを有し、そして、
前記第2ユーザ制御排気バルブは、注射器作動式バルブを有する前記(12)〜(16)の何れか一項に記載の冷凍バルーンアブレーションシステム。

0053

(21)冷媒ルーメンを形成しその近端部にコネクタを備えるカテーテル軸を有し、前記コネクタが接続チップを備えるタイプの冷凍アブレーションカテーテルと使用されるハンドルアセンブリであって、
前記ハンドルアセンブリは、
ハンドルハウジングと、前記ハンドルハウジングに接続された冷凍ガス源と、前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、前記コネクタと嵌合係合するように構成されたカテーテルカプラと、
前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、中空の回転可能なモータ軸を有するモータと、
前記冷凍ガス源に流体接続されて前記冷媒ルーメンに冷凍ガスを供給するデリバリラインと、当該デリバリラインは、中空モータ軸を通過し、かつ、当該中空モータ軸と共に回転するべくこのモータ軸に接続されており、
前記冷凍ガス源を前記デリバリラインに選択的に流体接続するユーザ作動式バルブを備え、そして、
前記中空の回転可能な前記モータ軸は、前記接続チップと冷媒デリバリチューブとにそれらと共に回転運動するべく作動接続されているハンドルアセンブリ。

0054

(22)冷凍バルーンアブレーションシステムであって、
冷媒ルーメンを形成しその近端部にコネクタを備えるカテーテル軸を有する冷凍アブレーションカテーテルを備え、前記コネクタは接続チップを備え、
ハンドルアセンブリを備え、前記ハンドルアセンブリは、
ハンドルハウジングと、前記ハンドルアセンブリに接続された冷凍ガス源と、前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、前記コネクタと嵌合係合するように構成されたカテーテルカプラと、
前記ハンドルハウジングに取り付けられるとともに、中空の回転可能なモータ軸を有するモータと、
前記冷凍ガス源に流体接続されて前記冷媒ルーメンに冷凍ガスを供給するデリバリラインと、当該デリバリラインは、中空モータ軸を通過し、かつ、当該中空モータ軸と共に回転するべくこのモータ軸に接続されており、
前記冷凍ガス源を前記デリバリラインに選択的に流体接続するユーザ作動式バルブを備え、そして、
前記中空の回転可能な前記モータ軸は、前記接続チップ30と冷媒デリバリチューブとにそれらと共に回転運動するべく作動接続されている冷凍バルーンアブレーションシステム。

実施例

0055

上述したすべての特許、特許出願および印刷刊行物をここにその全部を参考文献として合体させる。

0056

本発明は、冷凍バルーンアブレーションシステムに利用できる。

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