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技術 携帯電話の試験方法および試験装置

出願人 テレプランテクノロジーベスローテンフェノーツハップ
発明者 ミハイルコルツォフエイコプリーデルイリヤウモフマディスケルナーマロンロブヤカス
出願日 2014年10月22日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2016-549649
公開日 2016年11月4日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2016-534686
状態 特許登録済
技術分野 電話機の機能
主要キーワード 上向き表面 プラグホルダ 背面用 フォースセンサ 接触感知ディスプレイ 収容箇所 試験ライン テストルーチン
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題・解決手段

携帯電話試験装置用の携帯電話ホルダ(1)であって、これは、少なくとも、ベースプレート(10)と、携帯電話を支持する、ベースプレート(10)上の支持台(20)と、携帯電話の幅の狭い側面に接触する少なくとも1つのブロックとを含んでいる。ここで、少なくとも1つのブロックはベースプレートに可動に取り付けられており、これによって、支持部によって支持されている携帯電話に対してブロックの位置を調整することを可能にする。さらに、最初の、少なくとも1つのブロックを上記の位置に解除可能に固定する締付け手段を、ほぼ全ての携帯電話モデルを確実に保持するように配列することができる。

概要

背景

概要

携帯電話試験装置用の携帯電話ホルダ(1)であって、これは、少なくとも、ベースプレート(10)と、携帯電話を支持する、ベースプレート(10)上の支持台(20)と、携帯電話の幅の狭い側面に接触する少なくとも1つのブロックとを含んでいる。ここで、少なくとも1つのブロックはベースプレートに可動に取り付けられており、これによって、支持部によって支持されている携帯電話に対してブロックの位置を調整することを可能にする。さらに、最初の、少なくとも1つのブロックを上記の位置に解除可能に固定する締付け手段を、ほぼ全ての携帯電話モデルを確実に保持するように配列することができる。

目的

本発明の課題は、移動通信装置の、販売後の試験のためのコストを低減することである

効果

実績

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請求項1

携帯電話試験装置用の携帯電話ホルダ(1)であって、少なくとも、ベースプレート(10)と、携帯電話(100)を支持して、当該携帯電話(100)を鉛直方向に位置決めする、前記ベースプレート(10)上の支持台(20)と、を有する携帯電話ホルダであって、前記携帯電話ホルダは、携帯電話の幅の狭い側面に接触して、前記支持台(20)上の前記携帯電話の水平方向の位置を定めるために、前記ベースプレート(10)および/または前記支持台(20)に可動に取り付けられている少なくとも1つのブロック(30)と、最初の前記少なくとも1つのブロック(30)を前記位置に、前記支持台(20)と前記ベースプレート(10)とのうちの少なくとも1つに対して相対的に、解除可能に固定する締付け手段(33)と、をさらに有することを特徴とする、携帯電話試験装置用の携帯電話ホルダ(1)。

請求項2

前記締付け手段は、前記少なくとも1つのブロック(30)を前記ベースプレート(10)または前記支持台(20)に押しつけることによって、当該ブロック(30)を前記ベースプレート(10)に解除可能に固定して、前記ベースプレート(10)または前記支持台それぞれに対して相対的に、前記ブロックを摩擦結合する、請求項1記載の携帯電話ホルダ。

請求項3

前記支持台(20)は、少なくとも1つの吸着カップ(26)を備えた弾性材料層(25)を含んでおり、前記少なくとも1つの吸着カップ(26)内の圧力を下げて、前記弾性材料層(25)上に位置決めされている前記携帯電話(100)を前記支持台(20)に取り付けるために、前記吸着カップ(26)は前記支持台に背を向けている開口部を有している、請求項1または2記載の携帯電話ホルダ。

請求項4

前記支持台(20)は、前記ベースプレート(10)と前記弾性材料層(25)との間に位置決めされているスペーサー(21)を有している、請求項3記載の携帯電話ホルダ。

請求項5

前記ベースプレート(10)は、前記携帯電話が前記支持台(20)によって支持されているときに、前記ベースプレートに面している、前記携帯電話の側にアクセスすることを可能にする少なくとも1つの開口部(11,12,13)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の携帯電話ホルダ(1)。

請求項6

前記ベースプレート(10)は少なくとも2つの開口部(11,12,13)を有しており、当該開口部間に、前記スペーサー(21)を支持する、少なくとも1つのビーム(14,15)が設けられている、請求項5記載の携帯電話ホルダ(1)。

請求項7

少なくとも1つのフィンガ(40)が可動に、前記ベースプレート(10)に取り付けられており、当該フィンガ(40)は、少なくとも1つの測定装置(50)および/または少なくとも1つのアクチュエータ(60)および/または少なくとも1つのプラグホルダを支持する、請求項1から6までのいずれか1項記載の携帯電話ホルダ(1)。

請求項8

前記携帯電話ホルダ(1)は少なくとも1つのプラグホルダ(60)を有しており、当該プラグホルダ(60)は、前記ベースプレート(10)および/または前記支持台(20)に取り付けられている固定部品(61)と、前記携帯電話(100)の相補的ソケット内に挿入されるプラグコネクタ(65)を取り付けるための手段を含んでいる可動部品(62)とを含んでおり、前記固定部品(61)と前記可動部品(62)とは、前記支持台(20)に対して相対的な、前記可動部品(62)の自由な動きを可能にするベアリング(64)によって接続されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の携帯電話ホルダ(1)。

請求項9

携帯電話試験装置(9)であって、請求項1から8までのいずれか1項記載の携帯電話ホルダ(1)と、前記支持台(20)によって支持されている携帯電話(100)の位置および/または向きを観察するように構成されている少なくとも1つのカメラ(3)とを含んでおり、前記カメラ(3)は、前記携帯電話(100)の画像および好適には前記ベースプレート(10)の少なくとも一部の画像を前記試験装置の前記コントロールユニットに提供するために、当該コントロールユニットと接続されている、ことを特徴とする携帯電話試験装置(9)。

請求項10

前記支持台によって支持されている携帯電話に入力をする少なくとも1つのマニピュレータを含んでおり、当該マニピュレータの位置および/または向きは、前記カメラによって撮像され、前記コントロールユニットは、前記少なくとも1つのカメラによって提供された前記画像から、前記マニピュレータの現在の位置および/または向きを特定するように構成されている、請求項9記載の携帯電話試験装置。

請求項11

前記コントロールユニットは、前記現在の位置から所望の位置まで前記マニピュレータを駆動することによって、前記マニピュレータの位置および/または向きをコントロールするように構成されている、請求項10記載の携帯電話試験装置。

請求項12

携帯電話の試験方法であって、既知のタイプの携帯電話のケーシングを、携帯電話ホルダの支持台上で、所望の位置に位置決めすること、前記ケーシングの幅の狭い側面と接触するように、少なくとも1つのブロックの位置および/または向きを調整すること、前記ケーシングの幅の狭い側面と接触するように、少なくとも1つのブロックの位置および/または向きを調整すること、前記ケーシングを前記支持台から取り外すこと、携帯電話の幅の狭い側面が前記少なくとも1つのブロックと接触するように、同タイプの携帯電話を前記支持台上に位置決めすること、および、前記携帯電話の少なくとも1つの機能試験を行うこと、を含んでいる、ことを特徴とする、携帯電話の試験方法。

請求項13

前記携帯電話のケーシング(101)および/または前記携帯電話(100)は、前記支持台(20)と前記携帯電話のケーシング(101)および/または前記携帯電話(100)との間に低圧領域を形成することによって、前記支持台に吸着されて、前記支持台(20)上の、前記携帯電話のケーシング(101)および/または前記携帯電話(100)の位置を固定する、請求項12記載の方法。

請求項14

前記方法は、前記携帯電話(100)をカメラ(3)によって撮像し、前記支持台(20)上の前記携帯電話の位置および/または向きを特定すること、前記位置および/または向きに基づいて、前記携帯電話のコントロール装置の位置を特定すること、および、マニピュレータ(7)を駆動して、前記携帯電話のコントロール装置のうちの少なくとも1つを起動すること、をさらに含んでいる、請求項12または13記載の方法。

請求項15

前記方法は、プラグホルダの可動部品(62)および/またはプラグ(65)の位置をカメラ(3)によって撮像すること、当該撮像に基づいて、前記可動部品(62)および/またはプラグ(65)の実際の位置を特定すること、および、前記実際の位置から所望の位置まで前記可動部品(62)を押すように、前記マニピュレータ(7)を駆動すること、をさらに含んでいる、請求項14記載の方法。

請求項16

前記方法は、前記マニピュレータ(7)の棒(75)を、前記プラグホルダ(60)の前記可動部品(67)の連結用くり抜き(67)内に挿入し、その後、当該棒(75)を動かすことによって、前記可動部品を押すことをさらに含んでいる、請求項15記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、携帯電話の正常動作を試験するテスタ、および、正常動作を試験する方法に関する。

0002

関連分野の説明
セルラーホンスマートホン、または、より概略的には、移動通信装置などとも称される携帯電話では、好適には全ての機能およびボタンが、いわゆる「携帯電話試験装置」、略して「テスタ」によって広範囲に試験される。この試験は、携帯電話の製造完了後、かつ、クライアントへの搬送前に行われる。これらのテスタは典型的に、試験される携帯電話の支持部としての携帯電話ホルダが設けられたハウジングを有している。この携帯電話ホルダは、試験される携帯電話の各モデルに合うように特別に調整されている。試験されるモデルが換わる度に、少なくとも携帯電話ホルダは、同じように新しいモデルに合うように特別に調整されている新しい携帯電話ホルダに取り替えられなければならない。

0003

欧州特許第1739998号明細書は、携帯電話用のテスタを開示している。このテスタは、携帯電話のネガ型であり、かつ、携帯電話のディスプレイを上向きにした状態で、特定のタイプまたは特定のモデルの携帯電話を受容するように調整されている空洞部分を備えた、携帯電話の支持部である携帯電話ホルダを有している。テスタを、違うタイプの携帯電話に適合させるために、携帯電話ホルダは取り替え可能である。カメラはディスプレイを撮像し、このようにして欠陥を検出することができる。

0004

KR20060085509は、携帯電話テスタ用の携帯電話ホルダを開示している。携帯電話は、電気的なコネクタを介して、試験を実施するコンピュータに接続されている。この携帯電話ホルダは、試験される携帯電話のための取り替え可能なアダプターを支持するベースプレートを有している。このアダプターは、試験される携帯電話に合うように特別に調整されている。さらに、このベースプレートは、テスタのコントロールユニットに携帯電話を接続する、高さの調節が可能な電気的なコネクタを支持している。この高さ調節によって、アダプターのコストは格段に低減される。なぜなら、電気的なコネクタが、アダプターの一部ではなくなるからである。

0005

米国特許出願公開第2012/286815号明細書は、携帯電話用の受容型枠を備えた、携帯電話試験装置用の携帯電話ホルダを開示している。この受容型枠は、検査パネル頂上面に取り付けられており、特定のタイプの携帯電話の形状に合うように特別に調整された収容箇所を有している。従ってこの型枠は、製品固有部品である。携帯電話をこの型枠に挿入した後、携帯電話は、2つの締付けブロックによって固定される。これらの締付けブロックは、鉛直方向において弾性的に支持されている。これによって、携帯電話の上部縁に下方向への力が作用し、携帯電話をこの型枠内に固定する。各締付けブロックは、携帯電話の上部縁を収容するように特別に調整された凹部を有している。従って、固定された携帯電話の上部縁は、上述した凹部内に埋め込まれる。携帯電話を取り外すために、これらの締付けブロックは持ち上げられ、これに続いて、鉛直軸を中心に回される。次に、携帯電話を、この型枠から取り外すことができる。

0006

国際公開第2011/031904号は、携帯電話等のための試験アダプター構造を開示している。この試験アダプターは、共通部品と、製品固有の部品とを含んでいる。共通部品は、取り外し可能に、共通部品に取り付けられている、製品固有の部品を支持する。製品固有の部品は、試験される携帯電話に合うように特別に調整されており、言わば、特定のタイプの携帯電話を機械的に支持し、かつ、特定のタイプの携帯電話を試験する際に、必要とされる、相応するプローブセンサプラグおよびアクチュエータを携帯電話に対して相対的に位置決めするアダプターである。

0007

詳細なテストルーチンに関する多様な従来技術が存在する。幾つかを例に挙げれば、米国特許出願公開第2012/0327796号明細書、カナダ国実用新案第20256547号明細書、米国特許出願公開第2012/212492号明細書、カナダ国特許第102314386号明細書である。

0008

発明の要約
本発明は、携帯電話の試験がこれまで、個々の携帯電話の製造に沿って行われてきた、という観察に基づいている。各製造ラインは通常、1つのタイプの携帯電話しか製造せず、テスタは、携帯電話の各タイプの製造サイクルのために1回だけ設定されればよい。テスタは製品固有の部品であり、修理前の準備段階のステップとしての試験であろうが、中古市場における品質およびリスクマネージメントのための試験であろうが、販売後の試験には向いていない。

0009

本発明の課題は、移動通信装置の、販売後の試験のためのコストを低減することである。

0010

単に具体的に説明するために、用語「携帯電話」が、より概略的な用語「移動通信装置」の同意語として使用されている。

0011

上述の課題の解決方法は、独立請求項に記載されている。従属請求項は、本発明のさらなる発展形態に関する。

0012

本発明の核心的なアイディアは、特定のタイプの携帯電話に特別に合わせられているのではなく、ほぼ全ての携帯電話を受け入れるように調整することが可能な、携帯電話等のためのテスタを提供することである。

0013

携帯電話試験装置に、好適には取り外し可能に取り付けられる携帯電話ホルダは、好適には、少なくとも、ベースプレートと、支持台とを含んでいる。プレートは、携帯電話試験装置の相補的な収容箇所に合うように調整され得る。支持台は、ベースプレートに取り付けられている、または、ベースプレート上に、または、ベースプレート内に、組み込まれて形成されている。支持台は、好適には、少なくともほぼ平坦支持表面を、例えば、携帯電話の背面用支持部として有していてもよい。従って、この支持表面は、好適には、特定の携帯電話の形状に合うように特別に調整されておらず、あらゆる種類の典型的な携帯電話を収容することが可能でなければならない。このために、支持表面は、好適には、相互に、かつ/または、ベースプレートに対して相対的に調整可能である少なくとも2つの支持部材上向き表面によって規定されてもよい。少なくとも2つのこれらの支持部材は、三角形を規定する少なくとも3つの(またそれよりも多くの)支持表面または支持点を規定する。これらの支持点は、棒等の支持部材の上向き面によって提供されてもよい。これらの支持点は、必ずしも点である必要はなく、領域または線であってもよい。支持部材の上向き面の表面が小さくなるほど、携帯電話の背面にアクセスしやすくなる。支持部材の少なくとも1つは、好適には、ベースプレートに対して相対的に調整可能であり、かつ、調整された位置に、解除可能に締付けられる、すなわち固定される。「調整可能」とは、次のことを意味している。すなわち、各支持部材の位置を変えることができ、かつ、かつ、例えば締付け手段によって、新たな位置に固定することができる、ということを意味している。この締付け手段は、支持部材を例えば、ベースプレートまたはこのベースプレートに取り付けられている支持部材に対して、解除可能に締付けることを可能にする。これによって、支持部材の摩擦結合が実現される。従って、支持台を、少なくとも、ほぼ全ての種類の携帯電話等に合うように調整することが可能になる。支持台は好適には、携帯電話の鉛直方向の位置決めだけを行う。

0014

携帯電話ホルダは、携帯電話の幅の狭い側面に接触する少なくとも2つのブロックを有しており、これによって、携帯電話がこれらのブロックの間に挿入されたときに、携帯電話の水平方向の位置が定められる。これらのブロックは、水平方向のストッパーを、携帯電話の幅の狭い側面に対して提供する。これらのブロックのうちの少なくとも1つは、ベースプレートおよび/または支持台に可動に取り付けられており、位置および向きを、水平方向で調整することができる。携帯電話の幅の狭い側面をブロック、すなわち、水平方向のストッパーと(機械的に)接触させることによって、携帯電話の水平方向の位置を定めることができる。調整された位置において、この少なくとも1つのブロックは、解除可能に留められる。これは例えば、ブロックをベースプレートに対して、かつ/または、支持台に対して、締付け、これによって、その位置でのブロックの摩擦結合が実現する締付け手段によって行われる。従って、この固定を解除すること、ブロックを上記の新たな携帯電話に合うように調整された新たな位置に動かすこと、および、このブロックを再び締付ける、すなわち固定することによって、可動ブロックの位置をあらゆる携帯電話に合うように調整することができる。支持部に対して相対的に調整され、調整されたこの位置に固定されると、可動ブロックによって携帯電話をこの支持部上に繰り返し可能に位置決めすることが可能になる。

0015

従って、この可動ブロックを、いわゆる、接触位置に移動させることが可能である。換言すれば、少なくともほぼ全ての携帯電話がこの支持台上に収容可能であり、これによって、携帯電話の幅の狭い側面のうちの少なくとも2つが前記ブロックと接触することが可能である。この可動ブロックは、ベースプレートおよび/または支持部に対して相対的に、解除可能に取り付けられる。例えば、この可動ブロックを、締付け手段によって上記の接触位置で、ベースプレートおよび/または支持台に締付けることができ、かつ、再び動くように、解除することができる。上記の締付け手段の代わりに、または、上記の締付け手段に対して付加的に、少なくとも1つのブロックが、携帯電話の幅の狭い側面の方へばね付勢されてもよく、すなわち、支持台の支持表面、好適には支持表面の中心に向かってばね付勢されてもよい。このような携帯電話ホルダは、極めて容易に、極めて迅速に、かつ極めて少ない労力で、少なくともほぼ全てのタイプの携帯電話を確実に収容することができるように調整可能である。これによって、ほぼ全てのタイプの携帯電話を、それに合うように装備された携帯電話試験装置において試験することが可能になる。

0016

好適には、支持台は、弾性材料、例えばゴムまたはシリコーンの層を含んでいる。この弾性材料は、携帯電話の表面を保護し、支持台上で携帯電話が滑るのを低減する。支持台が、携帯電話と支持台との間に低圧領域を形成するために、少なくとも1つの吸着カップを有しているのは、特に有利である。これによって、携帯電話を支持台に解除可能に取り付けることができる。吸着カップがアクティブである場合、すなわち、低圧領域が形成されている場合、携帯電話は、言わば、その位置にロックされている。従って、好適には、少なくとも1つの吸着カップは、吸着カップの縁が、支持部上に位置決めされている携帯電話に接触するように、支持部に背を向け、携帯電話の方を向いている開口部を有している。この吸着カップが、支持台内に組み込まれて形成されていてもよい。吸着カップが、低圧源、例えば真空ポンプに接続されていてもよい。吸着カップ内の圧力、より正確には、携帯電話と支持構造体との間の圧力は、弁によって、および/または真空ポンプによってコントロールされる。弁および真空ポンプは、手動でコントロールされても、コントロールユニットによってコントロールされてもよい。

0017

好適には、支持台は、スペーサーを含んでいる。このスペーサーは、好適には、ベースプレート上に配置されており、好適には、弾性材料層の下方に配置されている。従って、このスペーサーは、ベースプレートと、弾性材料層との間に位置決めされていてもよい。このスペーサーは、言ってみれば、携帯電話をベースプレートの上方に持ち上げ、ベースプレートに面している携帯電話の面、例えば、携帯電話の背面におけるカメラ用開口部、スピーカーコントロールボタン等にアクセスすることを可能にする。極めてシンプルな実施形態では、このスペーサーは、枠の形状を有している。この枠の背面を、ベースプレートに取り付けることができ、この枠の前面は、支持表面として機能してもよい、および/または、上述した弾性材料層および/または少なくとも1つの吸着カップを支持してもよい。択一的に、スペーサーが、箱状の構造を有していてもよい。基部の側壁は、ベースプレート上に載せられていてもよく、箱の底面は、携帯電話および/または弾性材料層のための支持表面を形成してもよい。換言すれば、この「箱」の背面は、ベースプレートに背を向けていてもよい。底面は、例えば、携帯電話のコントロール装置、または、例えば内蔵式カメラまたフラッシュ装置等の入力装置および他の出力装置、底面の上記の開口部内に配置された測定装置を介してアクセスするために開口部を有していてもよい。

0018

さらに、ベースプレートの方を向いている、携帯電話の面へのアクセスを可能にするために、ベースプレートが少なくとも1つの開口部を有している場合に、携帯電話へのアクセスが改善される。

0019

ベースプレートが少なくとも3つの開口部を有しているのは特に有利である。これらの開口部の間に、(少なくとも1つの)スペーサーを支持する少なくとも2つのビームが位置する。これによって、携帯電話へのさらに良好なアクセスが実現される。3つの隣接する開口部の利点は、これらが、少なくとも1つのビームによって分けられている、ということである。このビームは、いわば、これらの開口部をつなぎ、例えばスペーサーに対する確実な支持部を提供し得る。開口部の他の数も同様に、支持台の安定性妥協されない限り、適しているだろう。支持部を、上述したビームのうちの少なくとも1つに取り付けることが可能である。

0020

少なくとも1つのフィンガが可動に、このベースプレートに取り付けられている場合、少なくとも1つの測定装置を、このフィンガによって支持することができ、かつ、携帯電話に対して相対的な所望の位置に動かすことができる。この測定装置は、例えば、内蔵式スピーカーを試験するためのマイク、および/または、内蔵式マイクを試験するためのスピーカー、および/または、内蔵式カメラ内を試験するための光源であってもよい、または、これらを含んでいてもよい。択一的に、このフィンガは、少なくとも1つのアクチュエータを支持していてもよい。このアクチュエータは例えば、コントロールボタンの起動または、対応するソケット内へのプラグの挿入のためのアクチュエータである。

0021

好適には、少なくとも1つのフィンガは、プラグホルダを支持する。これは、携帯電話の相補的なソケット内に挿入されるべきプラグを取り付ける。プラグホルダは、固定部品可動部品とを含んでいてもよい。固定部品は、好適には、例えば上述したフィンガを介して、ベースプレートに取り付けられている。固定部品と可動部品は、ジョイント、例えば少なくとも1つのベアリング、好適にはリニアベアリングによって接続されて、固定部品に対して相対的、従って支持台に対して相対的な、可動部品の並進運動を可能にする。択一的にまたは選択的に、少なくとも1つのベアリングが、固定部品に対して相対的な、ひいては支持構造体に対して相対的な、可動部品の旋回および/または回転を可能にしてもよい。固定部品は、上記のプラグを取り付けるための手段を含む。固定部品に対して相対的に可動部品を動かすことによって、プラグを、携帯電話の相補的なソケット(挿入位置)内に挿入することができる、または、いわゆる引込位置内に引っ込めることができる。

0022

好適には、プラグホルダは、固定部品に対して相対的に可動部品を動かすアクチュエータを含んでいない。すなわち、可動部品は、好適には、支持台に対して自由に可動である(ベアリングによってガイドされるだけである)。プラグホルダがアクチュエータを有していないが、可動部品、ひいてはプラグを所望の位置に押し込むだけで、プラグが自動的に挿入され、また引き込まれてもよい。これは、例えば、以下でより詳細に説明されるコントロールユニットによってコントロールされるロボットによって行われる。従って、プラグホルダは単なる受動的な部品であってもよい。これは、より安価であり、さらに好適には、ベースプレート上で必要とするスペースが少なく、これによって、他の試験装置の場合の携帯電話へのアクセス性がより良好になる。この他の試験装置は、センサ、スピーカー、フラッシュ装置等である。しかし可動部品の位置、ひいては、対応するプラグの位置を、コントロールユニットによってコントロールすることができる。これは例えば、マニピュレータとも称される、上述したロボットをコントロールすることによって行われる。好適には、プラグホルダは、マニピュレータの噛み合いのための凹部を有している。例えば、可動部品が凹部を有していてもよく、この凹部内に、マニピュレータが噛み合い、その後、可動部品を引込位置から挿入位置へ、かつ/または、挿入位置から引込位置へ動かす。可動部品の少なくとも1つの位置において、可動部品は、例えばボールプランジャおよび/または磁石および/または摩擦によって、各位置にロックされてもよい。

0023

プラグの実際の位置を、ディスプレイ試験のために必要なカメラからの画像を評価するコントローラによって観察することができる。この結果、プラグホルダは、別個位置センサを必要とせず、携帯電話のアクセス性がさらに改善される。それにも係わらず、コントロールユニットは、プラグホルダの可動部品および/またはプラグホルダに取り付けられているプラグの位置に関する詳細な情報を有する。マニピュレータが、プラグホルダの可動部品の位置および/またはプラグホルダに取り付けられているプラグの位置に関する上記の情報に対応して、コントロールユニットによってコントロールされてもよい。

0024

固定されたブロックが無い場合、および、ブロック表面が、例えば鉛直に向けられているバー(例えば棒または角柱)の表面である場合、好適には、少なくとも5つの可動ブロックが存在する。これらの可動ブロックは、好適には、それぞれ、張り出し棒を有している。この張り出し棒は、ベースプレートと接触する下面を有している。ベースプレートの方を向いている、張り出し棒の表面は、好適には、ベースプレートと同一平面で接触する。この張り出し棒は、スライディング様式で、ベースプレートの平坦な表面にわたって可動であることができる。好適には、各張り出し棒は、少なくとも1つの長孔またはスロットを有しており、その内部へねじが可動に挿入される。このねじの遠位端は、ベースプレートまたは支持台の他の部品のねじやまが切られている孔内に挿入可能である。これによって、この張り出し棒を、ベースプレート(および/または支持台、それぞれ)に対して解除可能に締付けることが可能になり、これによって、その位置および向きを固定する。

0025

さらに、張り出し棒が好適には、ねじやまが切られた貫通孔を有していてもよい。この貫通孔は止めねじを収容する。止めねじの先端は、ベースプレート(および/または支持台の他の部品、それぞれ)の方を指しており、その支持部に対して張り出し棒の方へねじやまが切られていてもよい。止めねじは好適には、鋭利な、例えば、円錐状の先端を遠位端に有しており、これは、ねじの先端をベースプレート(および/または支持台の他の部品、それぞれ)に対して突きあてることによって、ブロックを所望の位置に確実に位置決めする。

0026

張り出し棒は好適には、上述したように、直立位置においてバーを支持する。このバーは、ベースプレートの上面に対して少なくともほぼ(±10°)直交して延びている、少なくとも1つのブロック表面を有している。当然ながら、ベースプレートに対する、張り出し棒のねじ込み式接続は、ブロックの位置を固定するための、あらゆる種類の解除可能な固定手段の一例に過ぎない。

0027

上述した携帯電話ホルダを有する携帯電話試験装置は、好適には、コンロールユニットを含んでいる。このコントロールユニットは、カメラに接続されていてもよく、このカメラは、上述した支持台によって支持されている携帯電話の位置および/または向きを撮像するように構成されている。換言すれば、このカメラは、携帯電話の画像および好適には、ベースプレートの少なくとも一部の画像をコントロールユニットに提供するため、テスタのコントロールユニットと接続されている。コントロールユニットは、上述した画像に基づいて、携帯電話の位置および/または向きを特定するように構成されている。この結果、支持台上の携帯電話の位置決めにおける誤りを検出することができ、好適には、例えば、携帯電話のコントロール装置のうちの少なくとも1つを操作するためにマニピュレータをコントロールする場合には、コントロールユニットによって自動的に補償することができる。カメラは、携帯電話試験装置の標準的な部品であるが、これは、従来、欠陥のあるピクセルまたはソフトウェアの問題を特定するために、携帯電話のディスプレイを撮像するためだけのものであり、携帯電話の位置および向きを特定するためのものではない、ということに留意されたい。当然ながら、このカメラを両方の目的で使用することができる。すなわち、ディスプレイを撮像するため、並びに、携帯電話の位置および/または向きを観察するためである。

0028

選択的に、このカメラが、プラグおよび/またはプラグホルダの位置および/または向きを撮像するように構成されていてもよい。この場合には、コントロールユニットは、上述したカメラの少なくとも1つの画像に基づいて、プラグおよび/またはプラグホルダの位置および/または向きを特定するように構成されていてもよい。この位置および/または向きは、例えば、上述したように、プラグホルダの可動部品の位置および/または向きである。プラグホルダが、マニピュレータの噛み合わせのために凹部を有している場合、この凹部が同様に、上述したカメラからの画像データを評価するコントロールユニットによって、可動部品の位置を検出するために用いられてもよい。

0029

テスタは、1つのカメラのみに関連して説明されているが、当然ながら、このテスタが、複数のコントロールユニットに画像データを提供するために、複数のカメラを有していてもよい。

0030

携帯電話試験装置は、好適には、さらに、上述した支持台によって支持されている携帯電話へ入力を行う少なくとも1つのマニピュレータを有している。このマニピュレータは、少なくとも1つの「指部材」を有しているロボットであり得る。この指部材は、好適には少なくとも3つの軸で位置決めすることができ、これによって、人間のように、携帯電話の前面および/または幅の狭い側面に配置されているコントロールボタンを起動させることができる。この指部材は、簡素な棒によって模造可能である。携帯電話が接触感知ディスプレイを有している場合、これは当然ながら、このマニピュレータによっても、特にロボットの「指部材」によっても接触可能である。このマニピュレータは好適には、コントロールユニットによってコントロールされるために、データ線を介してコントロールユニットと接続されている。このマニピュレータは、好適には、アクチュエータを用いずに、例えば上述されたように、(同じように)プラグホルダの可動部品を、所望の位置に押し込むために使用されてもよく、従って、コントロールユニットによってコントロールされる。これに応じて、コントロールユニットは、上述したマニピュレータにコントロールインプットを与えることによって、プラグホルダの可動部品および/またはプラグの位置および/または向きを変えるように構成されている。例えば、コントロールユニットを、上述した画像データから得られた、各実際の位置においてプラグホルダの可動部品および/またはプラグと噛み合うようにマニピュレータをコントロールするように構成することができる。その後、コントロールユニットは、プラグホルダの可動部品および/またはプラグを所望の位置まで動かすように、マニピュレータをコントロールしてもよい。

0031

カメラは好適には、マニピュレータの位置および/または向きを撮像するように構成されている。これは例えば、ロボットによって起動される棒の先端である。上述した画像は、コントロールユニットに提供され、コントロールユニットは、これらの画像から、マニピュレータの現在の位置および/または向きを特定する。このような、得られた現在の位置および/または向きに基づいて、コントロールユニットは、所望の位置および向きに、この位置および/または向きを変えるために、データ線を介して、マニピュレータに命令を送ることがある。

0032

この携帯電話ホルダは、上述したように、携帯電話試験装置を、極めて迅速に、試験される、新たなタイプの携帯電話に適応させることができる。最初のステップでは、既知のタイプの携帯電話のケーシングを、上述した、携帯電話ホルダの支持台上に、所望の位置および向きで位置決めする。この支持台が、支持台と、携帯電話のケーシングとの間に低圧領域を提供するための手段、例えば吸着カップ等を含んでいる場合には、好適には、低圧領域を形成することによって、携帯電話のケーシングを支持台に取り付ける。これと並んで、携帯電話のケーシングを、手またはマニピュレータによって、支持台に僅かに押しつけてもよい。この携帯電話のケーシングは、各モデルに対して携帯電話ホルダを調整するためだけの、例えば、空の、いわば「ダミー」のケーシングであってもよい。このケーシングが、各携帯電話と同じ寸法を有しているが、少なくとも部分的に透明であるのは特に有利である。このように透明であることによって、部分的または完全にケーシングによって覆われていても、センサまたは他の測定装置を迅速かつ正確に位置決めすることができる。好適には、このダミーのケーシングは、コントロールボタン、カメラ用開口部、フラッシュ用開口部および好適には、USBケーブルイヤホン等のための、ダミーのソケットコネクタを示すマークを有している。

0033

携帯電話のケーシングが位置決めされ、向きが決められた後、少なくとも1つのブロックのこの位置および向きは、支持台上で携帯電話のケーシングが滑るのを阻止するように調整される。最も好適には、少なくとも1つのブロックは、携帯電話の幅の狭い側面と接触するように調整され、各位置に、解除可能に固定される。調整可能なブロックの数は、ブロックの形状、および、当然ながら、ケーシングの形状に依存して変化してもよい。可動ブロックしかない場合には、好適には、少なくとも5つの可動ブロックが存在する。これらのブロックは、好適には、携帯電話の各幅の狭い側面と接触するために、支持構造体の周り円形に位置決めされる。測定装置またはアクチュエータを、必要に応じて配置することができ、かつ、携帯電話を容易に試験することができる。少なくとも1つのブロックの位置および/または向きを解除可能に固定した後、携帯電話のケーシングを、携帯電話ホルダから取り外すことができる。結合されたら、選択的な低圧領域の結合が解除されるべきである。その後、同じタイプの別の携帯電話を支持台上に位置決め、試験することができる。択一的に、この携帯電話ホルダを、上述したように、ブロックを調整することによって、携帯電話の種々のタイプに合うように調整することができる。試験ラインにおけるモデルの変更に、ブロックを(必要であれば、測定装置も)再調整するだけで対応することができる。

0034

上述したように、携帯電話のケーシングおよび/または携帯電話が、支持台と携帯電話のケーシングおよび/または携帯電話との間に低圧領域を形成することによって、支持台に吸着されてもよい。これによって、支持台上の携帯電話のケーシングおよび/または携帯電話の位置を固定することができる。

0035

この方法はさらに、少なくとも1つのカメラで携帯電話を撮像すること、および、支持台上の、携帯電話の位置および/または向きを、上述したカメラによって得られた画像から特定することを含んでいてもよい。この位置および/または向きに基づいて、携帯電話のコントロール装置の少なくとも1つの位置を特定することができ、事前に特定されたこの位置に従って、マニピュレータを駆動し、上述した携帯電話のコントロール装置の少なくとも1つを起動することができる。

0036

上述したような携帯電話ホルダ並びに携帯電話を位置決めする方法が、他の移動通信機器、例えばいわゆるタブレットコンピュータにも適している、ということに留意されたい。

図面の簡単な説明

0037

以下で本発明を、例として説明する。これは、一般的な発明思想を、図面に関連した実施例に制限するものではない。
(携帯電話が設置されていない)携帯電話ホルダの等角図
(携帯電話が設置されている)携帯電話ホルダの等角図
携帯電話ホルダの背面図
携帯電話試験装置を示す図

0038

図1の等角図は、ベースプレート10を有する携帯電話ホルダ1を示している。ベースプレート10は、実質的に平坦な第1の表面17を有している。これは、以下でより詳細に説明するように、ブロック30の張り出し棒31を位置決めし、締付けるための、ねじやまが切られた孔16を有している。単に便宜上、第1の表面17は、上面とも呼ぶが、当業者には、この上面17が、必ずしも上側を向いていなくてもよいことが明らかである。

0039

スペーサー21が、ベースプレート10の第1の表面17に取り付けられている。このスペーサー21は、箱状の構造を有している。この箱の壁部の幅の狭い側面は、第1の表面17上に位置決めされている。このスペーサー21の背面、すなわち箱の背面は、ベースプレート10に背を向けている。スペーサー21は吸着カップ26を支持してもよい。ここでこの吸着カップは、吸着管27を介して、真空ポンプに接続されている。スペーサーの頂上面には、弾性材料層25が設けられていてもよい。これは例えば、ゴム、シリコーン、布等から成る。スペーサー21および弾性材料層は、支持台20を提供するものとみなされる。

0040

携帯電話ホルダ1はブロック30を有しており、このブロックは、ベースプレート10の第1の表面17に対して、少なくともほぼ平行に位置している面において携帯電話が動くのを阻止する。各ブロック30は、この第1の表面17上に配置されている張り出し棒31を有している。上述したように、ブロック30は、好適には、それぞれ、ベースプレート10および/または支持構造体と同一平面で接触する。各張り出し棒31は、長孔34と、この各長孔34を通って、ねじやまが切られた複数の孔16のうちの1つのねじやま内へと延在するねじ33とを有している。従って、各ブロック30の位置および向きを、最初の、ねじやまが切られた孔16の選択によって、および、各ねじやまが切られた孔16の上方での長孔34の位置決めによって、および、ねじ33を僅かにベースプレート内にねじ込むことによって設定することができる。ねじ33を固定する前は、ブロックの位置および向きをまだ、調整する、または、いわば「微調整」することができる。その後、このねじは解除可能に締付けるために固定され、これによって、ねじ頭(参照番号は付けられていない)とベースプレート10との間で、摩擦結合によってブロック30を固定することができる。いわば、ねじ33は、ベースプレート10との摩擦結合によって、解除可能にブロック30を固定するための締付け手段である。択一的に、ブロック30が、支持台20に対して締付けられてもよい。選択的に、複数の張り出し棒のうちの少なくとも1つの張り出し棒が、止めねじ35を収容する、ねじやまが切られた貫通孔を有していてもよい。張り出し棒31をベースプレート10に締付けた後、止めねじの遠位端は、いわば、止めねじ35を調整することによって、ベースプレート10に対して押し付けられてもよい。これによって、特に、ねじの遠位置端が鋭利な先端であり、例えば、円錐形の先端である場合に、張り出し棒30の位置および向きが付加的に固定される。

0041

各ブロック30は張り出し棒31の遠位端にバー32を有している。このバー32は、携帯電話100の幅の狭い側面に接触するためのブロック表面321を有している。

0042

ブロック30に対して付加的に、フィンガ40が存在する。これは、測定装置、および/または、プラグコネクタを携帯電話の対応するソケットに挿入するためのプラグホルダ60、カメラを試験するための光源、カメラのフラッシュ装置を試験するためのフォトダイオード等を担う。このフィンガは、ブロック30の張り出し棒31と類似している、または、同一であってもよく、同じ方法で位置決めしおよび向きを決めることができる。この説明の各部分を、フィンガ40に対しても、準用することができる。

0043

各プラグホルダ60は、フィンガ40の頂上部、ひいてはベースプレート10に取り付けられた固定部品61を有している。フィンガ40を省いてもよいが、フィンガ40によって、携帯電話に対してプラグホルダの位置および向きを調整するのがより容易になる。固定部品61は、プラグホルダ60の可動部品62を可動に支持するレール表面を有している。可動部品62は、上述したレール表面に対して相補的なスライドと見なされる。従って、このレール表面とスライド表面は、支持台および/またはベースプレートに対して相対的な、プラグホルダ60の可動部品62の自由な動きを可能にするベアリング手段64である。

0044

プラグホルダ60の各可動部品62は、プラグ65を収容するための凹部を有している。各凹部内にプラグ65を固定するために、リテーナープレート66が各可動部品62に取り付けられていてもよい。リテーナープレート66は好適には、連結用くり抜き67を含んでいる。以下でより詳細に説明されるように、ロボットの棒75がこの連結用くり抜き67内に挿入されていてもよい。その後、この棒75が、携帯電話の対応するソケット内への、プラグコネクタ65の挿入または引き込みのために、レール表面に対して平行に動かされてもよい。図面では、2つのプラグホルダ60が示されている。しかし、携帯電話ホルダが、あらゆる数のプラグホルダ60(好適には少なくとも1つのプラグホルダ60)を有していてもよい、ということを指摘しておく。

0045

図2には、図1の携帯電話ホルダと同じ携帯電話ホルダが示されている。しかし、携帯電話100が、ベースプレート10と、吸着カップ26を有しているスペーサー21と、弾性材料層25とによって形成されている支持台上に位置決めされている。見て取れるように、ブロックのバー32が、コントロールボタン、カードスロット、ソケットコネクタ等へのアクセスを阻害せずに、携帯電話100の幅の狭い側面と接触している。携帯電話100の背面の部品でさえもアクセス可能である。なぜなら、ベースプレート10上でのスペーサー21の直交する突出は、携帯電話100の各突出よりも小さいからである。スペーサー20内の、貫通孔29によって、アクセス可能な領域は、さらに増大する。測定装置50を、携帯電話100にアクセスするために、上述した開口部29内に、または、上述した開口部29の後ろに位置決めすることができる。

0046

携帯電話ホルダ1の背面を示している図3から良く見て取れるように、ベースプレートは、携帯電話および測定装置および機器に対して、さらに良好なアクセスを提供するために、開口部11、12、13を有している。これらの開口部11、12、13の間に、スペーサー21を支持するためのビーム14、15が存在する。

0047

図4には、部分的に取り付けられた携帯電話試験装置9、略して「テスタ」9が示されている。このテスタは、ハウジング2を有している。これは、ハウジング2の内部を見ることを可能にするために不完全に示されている。ハウジング2の内側は、図1〜3に関して説明したような、携帯電話ホルダ1のベースプレート10のための収容場所である。テスタ9は、携帯電話100のコントロールボタン、または、接触感知ディスプレイ上のコントロールフィールドを操作するために棒75を位置決めするためのロボット7を含んでいる。換言すれば、棒75は、ユーザーの指を模している。単なる例として、ロボット7は、x−z面内で棒75を位置決めするための、移送ブリッジ71を含んでいる。アクチュエータ76は、y方向において、棒の遠位端の位置を調整することを可能にする。アクチュエータ76と棒75との間に配置されており、かつ、データ線を介して、コントロールユニットに接続されている(選択的な)フォースゲージ77は、携帯電話100をコントロールするためにロボット7によって加えられる力を測定し、この力をコントロールユニットに提供することを可能にする。

0048

ロボット7の移送ブリッジの設計はシンプルであり、信頼することができ、かつ、棒75を、比較的低いコストで、高い精度で位置決めすることを可能にする。しかし、この移送ブリッジの設計は単に、特別に調整された設計であり、あらゆる他の適切なロボットの設計も使用可能である。

0049

移送ブリッジ71の上方には、携帯電話100を撮像し、好適にはロボット7も撮像するカメラ3が設けられている。このカメラは、携帯電話100を撮像し、さらに携帯電話ホルダ1の少なくとも一部、および、好適には、その位置に応じて、ロボット7も撮影する。これらの画像は、データ線を介して、コントロールユニットに送られる。コントロールユニットは、例えば、ハウジングの箱状の基部201内に収容されていてもよい。コントロールユニットは、上述した画像に基づいて支持台20上の携帯電話100の位置および向きを特定するように、かつ/または、上述した画像に基づいて、携帯電話100のコントロール装置を操作するようにロボット7をコントロールするように構成されていてもよい。

0050

携帯電話の位置および向きを特定するために、好適には、携帯電話100がロボットによって覆われないように移送ブリッジ71が待機位置に動かされる。カメラ3によって得られた画像に基づいて、ロボットを上述した待機位置に移動させた後に、コントロールユニットは、携帯電話100の位置および/または向きを特定する。次のステップにおいて、試験シーケンスが開始される。これは、携帯電話100のコントロール装置(ボタン、ディスプレイ等)の操作を含む。コントロール装置を操作するために、コントロールユニットは、上述したカメラ75の画像に基づいて、棒75の現在の位置を特定し、この棒75の位置を所望の位置に調整してもよい。

0051

図とは異なり、カメラまたは付加的なカメラが、携帯電話のディスプレイをより良好に撮像するために、ロボットに取り付けられてもよい。これは例えば、接触感知スクリーン上に表示されているコントロール装置を起動するためである。択一的に、少なくとも1つの鏡が、必要な斜視図を提供するために使用されてもよく、かつ/または、テスタが少なくとも2つのカメラを含んでいてもよい。

0052

1携帯電話ホルダ、 2ハウジング、 201 ハウジング2の箱状の基部、 3カメラ、 7ロボット、 71移送ブリッジ、 75 棒、 76アクチュエータ、好適にはリニアアクチュエータ、 77フォースゲージ/フォースセンサ、 9携帯電話試験装置/テスタ、 10ベースプレート、 11 開口部、 12 開口部、 13 開口部、 14ビーム、 15 ビーム、 16 ねじやまが切られた孔、 20支持台、 21スペーサー、 25弾性材料層、 26吸着カップ、 29 スペーサー21内の開口部、 30ブロック、 31張り出し棒、 32 バー、 321ブロック表面、 33 ねじ/締付け手段、 34長孔、 35止めねじ、 40フィンガ(測定装置、プラグホルダまたはアクチュエータのための支持部としての張り出し棒)、 41 止めねじ、 50 測定装置、 60 プラグホルダ、 61 プラグホルダの固定部品、 62 プラグホルダの可動部品、 63プラグを取り付けるための手段、 64ベアリング、 65プラグコネクタ、 66リテーナープレート、 67連結用くり抜き、 100携帯電話、 101 携帯電話のケーシング

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