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技術 診断および治療時に患者データを処理するシステムおよび方法

出願人 レスメド・リミテッド
発明者 バックリー,マーク・デイヴィッドレイドロー,リンダ・エリザベス
出願日 2014年10月3日 (6年7ヶ月経過) 出願番号 2016-519843
公開日 2016年10月13日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-531644
状態 特許登録済
技術分野 整形外科、看護、避妊 治療用噴霧、吸入、呼吸装置
主要キーワード 垂れ蓋 付属物品 圧力生成器 封止フランジ 機能態様 熱通過 プリント回路基板アセンブリ 空気送達
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年10月13日)のものです。
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図面 (20)

課題・解決手段

患者睡眠呼吸障害診断および治療時に患者データを処理するシステムおよび方法。このシステムおよび方法は、診断機器から臨床診断を生成し、その患者の記録および診断データを、進行中の患者の加療を担当している治療提供者転送するための単純で高速な手段を診断提供者および治療機器の提供者に提供することを含む。患者には、患者の記録および診断データに基づく所定の治療設定がなされた治療機器を自動的に割り当てることができる。

概要

背景

ヒトの呼吸器系とその疾患
身体の呼吸器系は気体交換を促す。と口は、患者気道への入口をなす。

気道は一連分岐した管を含み、それらの管はの奥深くに入るほど、細く、短くなり、数が多くなって行く。肺の主要な機能は気体交換であり、酸素を空気から静脈血の中に移動させ、静脈血から二酸化炭素を外に移動させる。気管は左右の主気管支へと分かれ、左右の主気管支がさらに分かれて最終的に終末細気管支になる。気管支通気性気道を構成し、気体交換には関与しない。気道はさらに分かれて呼吸細気管支になり、最終的に肺胞になる。肺の胞状領域は、気体交換が行われる場所であり、呼吸領域と呼ばれる。“Respiratory Physiology”,John B.West,Lippincott Williams & Wilkins,第9版(2011年出版)を参照されたい。

様々な呼吸障害が存在する。呼吸障害のいくつかの例には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、チェーン−ストークス呼吸(CSR)、肥満過換気症候群(OHS)、慢性閉塞性肺疾患COPD)、神経筋疾患(NMD)、胸壁疾患がある。

他の面では健康な人も、システム機器を利用して呼吸障害の発生を防ぐことができる。

診断治療
患者と保健制度の関わりは、一般に、診断段階と加療(「治療」とも呼ばれる)段階の2つの主要なステージまたは段階からなる。

診断段階では、患者を検査し、患者の状態を診断する。睡眠障害および呼吸障害の分野では、診断の提供者と治療の提供者はどちらも、医師もしくは医者と呼ばれる資格を有する医療従事者であるか、または臨床医と呼ばれる補助的な従事者である可能性がある。睡眠研究所や睡眠専門医院で睡眠検査を行う代わりに、診断提供者は携帯型の持ち帰り用検査機器を使用して患者の睡眠呼吸障害を診断することが多くなってきている。患者が診断されると、患者に適切な治療を受けさせることができる。

呼吸治療の適用は治療段階を定義し、この段階では、患者の状態を管理する、かつ/またはその症状を緩和することを目的として患者を治療する。そのような治療に使用するCPAP機器を供給し、患者の治療の進行状況監視するサービスは、在宅医療機器(HME)会社などの治療提供組織によって提供される場合がある。治療臨床医などの治療提供会社治療提供者が処方の指示に従って機器を設定し、患者にプログラムを受けさせて、現在の治療への患者の順守と、患者の治療の進行状況を監視することができる。例えば睡眠時無呼吸を患っている患者が診断提供者による在宅睡眠検査を介して診断され、在宅で呼吸治療を行うための経鼻持続陽圧呼吸(「CPAP(continuous positive airway pressure)」)療法機器などの治療機器を処方される場合があり、機器は特定の圧力で動作するように指示される。この患者の治療提供者が機器を提供し、要求される圧力とその他の設定を行う。あるいは、治療機器は、診断提供者によって発行された診断処方の処方設定に基づいて、自動的に初期設定を行うように設定される場合もある。

したがって、治療提供者は、治療のために患者の環境を整える責任を負う場合がある。これは、治療用マスク加湿器導管、および他の付属品を選択することを伴う場合もあり、この選択は、診断提供者によって発行される処方に指定される場合も、そうでない場合もある。初期設定とは別に、治療提供者は、患者の治療の実施からの治療データも監視する。患者の治療の進行状況が満足の行くものでない、または治療に他の問題がある場合には、治療提供者は、患者に再度診断提供者を受診させて、治療の見直しと変更を行わせることもある。

保険会社、またはその他の査定もしくは償還を行うエンティティコンピュータ103は、しばしば、診断の費用支払う前に、診断が適切に診断されたことの証拠を要求する。患者が適切に診断されたかどうかを判定するために、診断提供者は、在宅睡眠検査機器(本明細書では診断機器とも呼ぶ)から得られる該当するデータを提示する必要があり、資格を持つ医師の署名が入った診断書入手できるようにする必要がある。さらに、保険会社はしばしば、ある医学的症状であると一旦診断された患者が、処方された治療にきちんと進み、その治療を受け続けているかどうかを追跡したいと考える。このプロセスは、患者が診断提供者と治療提供者の間を移行する時に患者を追跡することが非常に難しいため、非効率的で時間を要する場合がある。患者の複数の記録(例えば診断段階の患者管理で作られる記録と、治療段階時に作られる別の記録)が異なるソフトウェアパッケージと異なるソフトウェア環境で作成されるので、そのような移行は不便で、混乱を生じさせることもある。この2つの段階間通信には、現在は、紙による記録および/またはファックス送信される文書も利用されている。このことにより、患者ならびに診断提供者と治療サービスの提供者にとって不便が生じ、また患者の記録に誤りが発生する可能性もある。

システム
治療システムは、呼吸圧力治療機器(RPT(Respiratory Pressure Therapy)機器)、空気回路、加湿器、患者インターフェース、およびデータ管理を含みうる。

患者インターフェース
患者インターフェースは、例えば呼吸可能な気体の流れを提供することによって呼吸機器をその使用者つなぐために使用することができる。呼吸可能な気体の流れは、マスクを介して鼻および/または口に、口に通じるチューブに、または使用者の気管に通じる気管切開管に提供される場合がある。適用される治療に応じて、患者インターフェースは、例えば患者の顔領域に対して封止を形成して、例えば約10cmH2Oの陽圧など、治療を実施するのに十分な周囲圧力との差を持つ圧力で気体を送達することを助ける場合がある。酸素の送達などの他の形態の治療の場合には、患者インターフェースは、約10cmH2Oの陽圧で気体の供給を気道に送達するのを助けるのに十分な封止を含まない場合もある。

患者インターフェースの設計にはいくつかの課題がある。顔は複雑な3次元形状をしている。鼻の大きさと形状は個人によって大きな差がある。頭部は骨、軟骨、および柔組織を含むため、顔の様々な領域は機械的な力に対して異なる反応をする。または下顎は、頭蓋骨の他の骨に対して相対的に動くことができる。頭部全体が、1回の呼吸治療の間に動く可能性がある。

これらの課題の結果、一部のマスクは、邪魔に感じられる、見た目が好ましくない、高費用である、フィット性が悪い、特に長時間にわたって着用する場合や患者がシステムに不慣れな場合に使用が難しく快適でない、などの欠点がある。例えば、飛行士専用に設計されたマスクや、個人保護機器の一部として設計されたマスク(例えばフィルタマスク)、スキューバマスク、麻酔薬投与するためのマスクはそれぞれの本来の用途には許容できるが、それでも、例えば数時間などの長い時間にわたって着用するには望ましくないほど不快である。これは、マスクを睡眠中に着用する場合にはさらにそうである。

経鼻CPAP治療は、患者が治療を遵守すれば、特定の呼吸障害の治療に非常に有効である。マスクが快適でない、または使用するのが難しいと、患者は治療を遵守しない可能性がある。患者は定期的にマスクを洗うことをしばしば推奨されるため、マスクを洗浄するのが難しい(例えば組み立てや分解が難しい)と、患者はマスクを洗浄しない可能性があり、これが患者の遵守に影響を与える可能性がある。

他の用途向けのマスク(例えば飛行士用のマスク)は、睡眠呼吸障害の治療で使用するには適さない可能性があるが、睡眠呼吸障害の治療で使用するために設計されたマスクは、他の用途にも適する可能性がある。

それらの理由から、睡眠中に経鼻CPAPを送達するためのマスクは独自の分野を形成する。

封止形成部分
患者インターフェースは封止形成部分を含む場合がある。封止形成部分は患者の顔と直に接触するので、封止形成部分の形状と外形は、患者インターフェースの有効性と快適さに直接影響する可能性がある。

患者インターフェースは、部分的には、使用中に封止形成部分が顔と係合する場所の設計の意図に応じて特徴付けられる場合がある。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が2つの下位部分からなり、それらが左右のそれぞれの鼻孔と係合する。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が、使用中に両方の鼻孔を囲む単一の要素からなる。そのような単一の要素は、例えば、顔の上唇領域と鼻梁領域の上に位置するように設計される場合がある。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が、例えば顔の下唇領域の上に封止を形成することによって使用中に口領域を囲む要素からなる。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が、使用中に鼻孔と口領域の両方を囲む1つの要素からなる。このような種々の患者インターフェースは、鼻マスク、フルフェースマスク鼻ピロー(pillow)、鼻パフ(puff)、口鼻マスクなど、製造者により様々な名前で知られる場合がある。

患者の顔のある領域で有効である可能性のある封止形成部分は、例えば、患者の顔の異なる形状、構造、ばらつき、刺激反応性領域のために、別の領域では適さない可能性がある。例えば、患者の額を覆う水泳用ゴーグルの封止は、患者の鼻に使用するには適さない可能性がある。

特定の封止形成部分は大量生産向けに設計される場合があり、1つの設計で、幅広い種々の顔の形状と大きさにフィットし、快適で有効であるようにする。患者の顔の形状と、大量生産される患者インターフェースの封止形成部分との間にずれがある限り、封止を形成するために、顔の形状か封止形成部分、またはその両方が適応しなければならない。

ある種類の封止形成部分は患者インターフェースの外周部に沿って延在し、患者インターフェースに力が加えられると使用者の顔に押し付けられて封止するように意図されており、封止形成部分が使用者の顔に対向して係合する。封止形成部分は、空気または流体が入ったクッションや、ゴムなどのエラストマー製弾性封止要素成型または形成表面を含む場合がある。この種の封止形成部分では、フィットが十分でないと封止形成部分と顔との間に隙間ができ、封止を実現するために患者インターフェースを顔に押し付ける追加的な力が必要になる。

別の種類の封止形成部分は、マスクの外周部の周りに位置する薄い材料でできた垂れ蓋状の封止を組み入れることにより、マスク内に陽圧が加えられた時に使用者の顔に対して自動封止作用を与える。1つ前の型の封止形成部分と同様に、顔とマスクの間の整合が良好でないと、封止を実現するために追加的な力が必要になる場合があり、そうでないとマスクから漏れが生じる可能性がある。さらに、封止形成部分の形状が患者の形状と一致しないと、使用中にしわが寄ったり、折れ曲がったりして、漏れを生じる可能性がある。

別の種類の封止形成部分は、例えば鼻孔に挿入する、摩擦によってフィットする要素を備える場合がある。

別の形態の封止形成部分は、封止を実現するために接着剤を使用する場合がある。患者の中には、常に顔に接着剤を塗布し、除去することを不便に感じる者もある。

いくつかの患者インターフェースの封止形成部分の技術が、ResMed Limitedに譲渡された次の特許出願、WO1998/004,310、WO2006/074,513、WO2010/135,785において開示される。

鼻ピローの一形態が、Puritan Bennettにより製造されるAdamCircuitに見られる。別の鼻ピローまたは鼻パフが、Puritan−Bennett Corporationに譲渡された米国特許第4,782,832号(Trimbleら)の主題となっている。

ResMed Limitedは、鼻ピローを採用した次の製品、SWIFT鼻ピローマスク、SWIFT II鼻ピローマスク、SWIFTLT鼻ピローマスク、SWIFT FX鼻ピローマスク、およびLIBERTYフルフェースマスクを製造している。ResMed Limitedに譲渡された以下の特許出願、国際特許出願WO2004/073,778(特にResMed SWIFT鼻ピローの態様について記載)、米国特許出願第2009/0044808号(特にResMed SWIFT LT鼻ピローの態様について記載)、国際特許出願WO2005/063,328、およびWO2006/130,903(特にResMed LIBERTYフルフェースマスクの態様について記載)、国際特許出願WO2009/052,560(特にResMed SWIFT FX鼻ピローの態様について記載)が、鼻ピローマスクについて記載している。

位置決めおよび固定
陽圧空気治療に使用される患者インターフェースの封止形成部分は、それに対応する、封止を壊そうとする空気圧の力を受ける。したがって、封止形成部分を位置決めし、顔の該当する部分との間に封止関係を維持するために各種技術が使用されている。

そのような技術の1つは接着剤の使用である。例えば米国特許出願公開第2010/0000534号を参照されたい。

別の技術は、1本または複数のひも固定具を使用するものである。そのような固定具の多くは、フィット性が低い、かさばる、使い心地が悪く、扱いにくいなどの欠点がある。

呼吸圧力治療(RPT)機器
睡眠呼吸障害の治療に使用されるRPT機器で知られるものの1つは、ResMedにより製造されるS9睡眠治療システムである。RPT機器の別の例は換気装置である。ResMed Stellar(商標シリーズ成人および小児用の換気装置などの換気装置は、これらに限定されないがNMD、OHS、COPDなどの複数の病気を治療するために、幅広い患者に侵襲的および非侵襲的非依存性換気支援を提供することができる。RPT機器は人工呼吸器とも呼ばれる。

ResMed Elisee(商標)150換気装置およびResMed VS III(商標)換気装置は、複数の病気を治療するために成人または小児患者に適した侵襲的および非侵襲的な依存性換気の支援を提供することができる。これらの換気装置は、シングルリム(limb)またはダブルリム回路を使用して、容積測定換気モード気圧換気モードを提供する。

RPT機器は通例、モータ駆動送風装置圧縮ガス貯蔵器などの圧力生成器を備え、患者の気道に空気の流れを供給するように構成される。場合によっては、空気の流れは患者の気道に陽圧によって供給されることがある。RPT機器の出口は、空気回路を介して上記のような患者インターフェースに接続される。

RPT機器は通例、吸気口フィルタ、各種センサ、およびマイクロプロセッサを利用したコントローラも備える。送風装置は、サーボ制御モータボリュート、およびインペラーを備える場合がある。場合によっては、モータの制動機構実装して、送風装置の速度をより急速に低下させることにより、モータとインペラーの慣性を克服することができる。制動により、送風装置は、慣性があるにも関わらず、呼息と同期するのに間に合うように低圧力条件をより迅速に実現することができる。場合によっては、圧力生成器は、モータ速度を制御する代わりに、患者に送達される圧力を変える手段として、生成された空気を大気中に放出することが可能な弁も備えることがある。センサは、圧力トランスデューサなどと同様に、特に、モータ速度、質量流量、および出口圧力を測定する。コントローラはデータ記憶容量を含む場合があり、それにデータ検索機能データ表示機能が組み込まれている場合もそうでない場合もある。

従来の機器の雑音出力ベルの表(ISO3744において指定される検査方法を使用して、CPAPモードにおいて10cmH2Oで1つのみの標本を測定した)。

加湿器
呼吸可能な気体の流れを加湿せずに送達すると気道の乾燥を引き起こすことがある。典型的には(例えば病院で)患者がっている場合や安静にしている場合に、医療用加湿器を使用して、必要に応じて周囲空気との関係で呼吸可能な気体の流れの湿度および/または温度を上げる。その結果、医療用加湿器は、ベッドの傍に置くために小型であることが好ましく、また、患者の周囲を加湿および/または加熱することなく、患者に送達される呼吸可能な気体の流れだけを加湿および/または加熱するように構成されることが好ましい。例えば、部屋で使用するためのシステム(例えばサウナ冷暖房装置蒸発冷却器など)も患者が吸う空気を加湿することができるが、部屋全体も加湿および/または加熱し、それにより部屋にいる者に不快感を生じさせることがある。

人工呼吸器またはRPT機器および患者インターフェースと併せて加湿器を使用することで、鼻粘膜の乾燥を最小に抑え、患者の気道の快適感を増す、加湿された気体を生成する。また、寒冷気候では、患者インターフェースの中およびその周辺の顔領域全体温風を当てると、冷風よりも快適である。

呼吸加湿器は多くの形態が出回っており、空気回路を介して呼吸装置に連結される独立型の機器であるか、関連する呼吸装置と一体化されるか、または関連する呼吸装置に連結されるように構成されている。知られている受動加湿器でも多少の緩和を得ることができるが、一般には加熱式の加湿器を使用して、患者が快適になるように空気に十分な湿度と温度を与えることができる。加湿器は通例、数百ミリリットル(ml)の容量を持つ貯水槽または容器、貯水槽の水を温める加熱要素、加湿の度合いを変化させることができる制御装置、人工呼吸器またはRPT機器から気体を受け取る吸気口、および、加湿された気体を患者インターフェースに送達する空気回路に接続されるようになされた排気口を備える。

熱通過式加湿は、RPT機器で使用される一般的な加湿形態の1つである。そのような加湿器では、加熱要素は、水容器の下方にあって水槽熱接触する加熱板の中に組み込まれる場合がある。したがって、主として伝導によって加熱板から貯水槽に熱が伝えられる。RPT機器からの空気の流れは、水容器中の加熱された水の上方を通過し、その結果、水蒸気が空気の流れによって上へと運ばれる。ResMed H4i(商標)およびH5i(商標)加湿器はそのような加熱通過式加湿器の例であり、それぞれResMed S8およびS9CPAP機器と組み合わせて使用される。

気泡もしくは拡散式加湿器、ジェット加湿器、または毛細管式加湿器などの他の加湿器も使用される場合がある。気泡または拡散式加湿器では、空気が水の表面の下を通され、泡にして最上層まで戻す。ジェット加湿器は、水の微粒子を生成し、バッフルまたはフィルタを使用して、加湿器を出る前に粒子を除去するか、または気化させるようにする。毛細管式加湿器は、スポンジや紙などの吸水材料を使用して、毛管作用で水を吸収する。吸水材料は、空気流経路の少なくとも一部分の中または近傍に配置されて、吸水材料中の水を蒸発させて空気流の中に取り込ませる。

それに代わる形態の加湿が、CounterStream(商標)技術を使用するResMed HumiCare(商標)D900加湿器によって提供され、この技術は、大きな表面積の上にある空気流を第1の方向に誘導し、一方で、加熱された水を、第1の方向とは逆の第2の方向で大きな表面積に供給する。ResMed HumiCare(商標)D900加湿器は、幅広い侵襲的および非侵襲的換気装置と共に使用することができる。

概要

患者の睡眠呼吸障害の診断および治療時に患者データを処理するシステムおよび方法。このシステムおよび方法は、診断機器から臨床診断を生成し、その患者の記録および診断データを、進行中の患者の加療を担当している治療提供者に転送するための単純で高速な手段を診断提供者および治療機器の提供者に提供することを含む。患者には、患者の記録および診断データに基づく所定の治療設定がなされた治療機器を自動的に割り当てることができる。

目的

患者インターフェース
患者インターフェースは、例えば呼吸可能な気体の流れを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

睡眠呼吸障害診断中および治療中に患者データを処理する方法であって、1つまたは複数のコンピューティング機器患者電子患者記録を生成するステップと、前記患者の診断段階において、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が前記電子患者記録に診断データを記憶するステップと、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が、診断提供者に前記電子患者記録へのアクセス権を与えるステップと、前記患者の治療段階において、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が、治療提供者に前記電子患者記録へのアクセス権を与えるステップと、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が、前記電子患者記録を更新して治療データを含めるステップとを含んでなる方法。

請求項2

前記方法が、前記診断段階または前記治療段階のいずれかにおいて生成されたリポートおよび処方を前記電子患者記録に記憶するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。

請求項3

前記方法が、前記診断段階が終わると、前記治療提供者に新しい患者を電子的に通知するステップと、前記患者の診断データおよび処方データの少なくとも一方へのアクセス権を前記治療提供者に与えるステップとをさらに含む請求項1または2に記載の方法。

請求項4

治療の処方にある治療設定が、前記電子患者記録から取得されて、前記患者のために治療機器を自動的に設定するために使用される請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。

請求項5

前記自動的な設定がネットワーク接続またはメモリカードを介して実行される請求項4に記載の方法。

請求項6

前記診断段階において前記電子患者記録を記憶するステップと、前記治療段階において前記電子患者記録を更新するステップとが、単一のデータプラットフォームで行われる請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。

請求項7

前記診断段階において前記電子患者記録を記憶するステップと、前記治療段階において前記電子患者記録を更新するステップとが、サーバの単一の物理的システムで行われる請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。

請求項8

前記電子患者記録が作成されると、前記診断段階または前記治療段階のいずれかに関係する医療従事者に、前記診断段階および前記治療段階の両方における前記電子患者記録へのアクセス権が与えられる請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。

請求項9

前記診断段階が、診断機器からデータを受信することを含み、前記治療段階が、治療機器からデータを受信することを含み、前記治療機器は、呼吸治療のための人工呼吸器である請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。

請求項10

複数の睡眠呼吸障害患者の診断データおよび治療データを総合的に管理する電子システムであって、患者データを含む電子患者記録を記憶するように構成された1つまたは複数のメモリと、前記メモリと通信状態にある1つまたは複数のプロセッサとを備えてなり、前記1つまたは複数のプロセッサは、診断データを受け取り、前記患者記録に記憶し、患者管理の診断段階で前記電子患者記録へのアクセス権を診断提供者に与え、治療データを受け取り、前記電子患者記録に記憶し、前記患者管理の治療段階で前記電子患者記録へのアクセス権を治療提供者に与えるように構成される電子システム。

請求項11

前記1つまたは複数のプロセッサの少なくとも1つが、前記診断段階または前記治療段階のいずれかにおいて生成されたリポートおよび処方を前記電子患者記録に記憶するように構成される請求項10に記載の電子システム。

請求項12

前記診断段階が終わると、前記1つまたは複数のプロセッサの少なくとも1つが、前記治療提供者への通知の送信を可能にし、前記患者の診断データ、処方データ、および治療データの少なくとも1つへのアクセス権を前記治療提供者に与えるように構成される請求項10または11に記載の電子システム。

請求項13

前記1つまたは複数のプロセッサの少なくとも1つが、前記電子患者記録の治療の処方から治療設定を取得し、該治療設定を使用して患者の治療機器を自動的に設定するように構成される請求項10から12のいずれか1項に記載の電子システム。

請求項14

前記自動的な設定がネットワーク接続またはメモリカードを介して実行される請求項13に記載の電子システム。

請求項15

前記電子システムが、前記診断段階および前記治療段階の両方で単一のデータプラットフォームで動作するように構成され、前記1つまたは複数のプロセッサの少なくとも1つが、前記治療段階で前記患者の治療機器から治療データを受信するように構成される請求項10から14のいずれか1項に記載の電子システム。

請求項16

前記電子システムが、前記診断段階および前記治療段階両方のデータを処理するように構成された1つまたは複数のサーバを備える請求項10から15のいずれか1項に記載の電子システム。

請求項17

前記電子患者記録が作成されると、前記1つまたは複数のプロセッサの少なくとも1つが、前記診断段階または前記治療段階のいずれかに関係する提供者に、前記診断段階および前記治療段階の前記電子患者記録へのアクセス権を与えるように構成される請求項10から16のいずれか1項に記載の電子システム。

請求項18

前記少なくとも1つのプロセッサが、前記診断段階では診断機器からのデータを処理し、前記治療段階では治療機器からのデータを処理するように構成され、前記治療機器は、呼吸治療に使用される人工呼吸器である請求項10から17のいずれか1項に記載の電子システム。

請求項19

睡眠呼吸障害の診断および治療を提供する方法であって、1つまたは複数のコンピューティング機器が複数の患者の医療機器データを受信するステップと、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が前記医療機器データを記憶するステップと、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が、前記医療機器の識別データに関係する所定の基準に基づいて、前記医療機器データを診断データとして処理するか、または治療データとして処理するかを判定するステップと、前記医療機器データが診断データと判定された場合、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が所定の分析基準に基づいて診断情報を生成するステップと、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が、治療提供者への診断リポートおよび治療の処方の少なくとも一方の電子的な転送を可能にするステップであって、前記診断リポートおよび前記処方のいずれかが前記診断データに基づくものである、ステップと、前記1つまたは複数のコンピューティング機器が治療設定を治療機器に送信するステップであって、前記治療設定は、前記診断リポートおよび前記処方の少なくとも一方に関連付けられている、ステップとを含んでなる方法。

請求項20

前記医療機器データを受信するステップは、前記医療機器の1つにアップロード可能なデータがある旨の信号を受信するステップをさらに含む請求項19に記載の方法。

請求項21

前記医療機器は、在宅睡眠検査機器、または呼吸治療に使用される人工呼吸器である請求項19または20に記載の方法。

請求項22

生成される診断リポートは、前記診断データの要約統計を含み、前記診断リポートおよび前記処方のいずれかが点検のために前記診断提供者に表示された時に、診断提供者が自身の臨床的解釈を入力することができるエリアを提供する請求項19から21のいずれか1項に記載の方法。

請求項23

前記診断リポートは、1つまたは複数の治療機器と、それぞれの患者に使用されるべき1つまたは複数の治療設定とを識別する治療の処方を含む請求項22に記載の方法。

請求項24

診断リポートが、ウェブブラウザHTMLとして、またはPortableDocumentFormat(PDF)として表示される請求項19から23のいずれか1項に記載の方法。

請求項25

治療を受ける準備が整った患者に治療提供者を割り当てることを可能にするステップと、前記割り当てられた治療提供者に、前記患者の診断データを転送するか、前記患者の診断データへのアクセス許すステップと、前記診断データから、前記患者が使用する治療機器に電子的に治療設定を取り込むステップとを含む請求項19から24のいずれか1項に記載の方法。

請求項26

複数の睡眠呼吸障害患者の診断データおよび治療データを総合的に電子管理する装置であって、医療データを記憶するように構成されたメモリと、前記メモリと通信状態にある1つまたは複数のプロセッサとを備えてなり、前記1つまたは複数のプロセッサは、複数の患者の医療機器データを受信し、前記受信した医療機器データを対応する患者記録に関連付け、受信した医療機器データが診断データであるか、または使用状況データであるかを判定し、前記受信した医療機器データが診断データであるか、または治療の使用状況データであるかの前記判定に従って前記患者記録を更新するように構成される装置。

請求項27

前記1つまたは複数のプロセッサは、治療提供者のシステム内に治療提供者のリストを記憶し、前記リストを表示する要求を診断提供者から受信するように構成される請求項26に記載の装置。

請求項28

前記1つまたは複数のプロセッサは、前記複数の医療機器から診断データを受信し、所定の分析基準のセットを使用して前記診断データを処理することにより要約統計を生成し、診断提供者によって生成された要求を受信し、前記要求に応答して、前記要約統計を含む診断リポートを送信するように構成される請求項26または27に記載の装置。

請求項29

前記1つまたは複数のプロセッサは、診断リポートを記憶し、少なくとも治療機器および治療機器設定の選択を含む処方を記憶し、診断提供者によって生成されたメモを記憶し、前記診断リポート、前記処方、および前記メモを、選択された治療提供者に送信するようにさらに構成される請求項26から28のいずれか1項に記載の装置。

請求項30

前記1つまたは複数のプロセッサは、前記選択された治療提供者に、患者記録の診断データおよび/または処方データへのアクセスを許し、前記治療提供者が利用することが可能な患者リストを、少なくとも1つの新しい患者記録で動的に更新し、前記新しい患者記録を前記患者リストに表示するように構成される請求項29に記載の装置。

請求項31

前記1つまたは複数のプロセッサは、患者情報および前記治療の処方を、治療提供者の選択に応じて表示し、前記処方に対応する治療機器IDを患者に割り当てる要求を受信し、臨床設定情報を前記処方から前記治療機器の前記メモリに自動的に転送するように構成される請求項26から30のいずれか1項に記載の装置。

技術分野

0001

本開示の技術は、呼吸に関連する疾患の診断および加療に関する。

背景技術

0002

ヒトの呼吸器系とその疾患
身体の呼吸器系は気体交換を促す。と口は、患者気道への入口をなす。

0003

気道は一連分岐した管を含み、それらの管はの奥深くに入るほど、細く、短くなり、数が多くなって行く。肺の主要な機能は気体交換であり、酸素を空気から静脈血の中に移動させ、静脈血から二酸化炭素を外に移動させる。気管は左右の主気管支へと分かれ、左右の主気管支がさらに分かれて最終的に終末細気管支になる。気管支通気性気道を構成し、気体交換には関与しない。気道はさらに分かれて呼吸細気管支になり、最終的に肺胞になる。肺の胞状領域は、気体交換が行われる場所であり、呼吸領域と呼ばれる。“Respiratory Physiology”,John B.West,Lippincott Williams & Wilkins,第9版(2011年出版)を参照されたい。

0004

様々な呼吸障害が存在する。呼吸障害のいくつかの例には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、チェーン−ストークス呼吸(CSR)、肥満過換気症候群(OHS)、慢性閉塞性肺疾患COPD)、神経筋疾患(NMD)、胸壁疾患がある。

0005

他の面では健康な人も、システム機器を利用して呼吸障害の発生を防ぐことができる。

0006

診断と治療
患者と保健制度の関わりは、一般に、診断段階と加療(「治療」とも呼ばれる)段階の2つの主要なステージまたは段階からなる。

0007

診断段階では、患者を検査し、患者の状態を診断する。睡眠障害および呼吸障害の分野では、診断の提供者と治療の提供者はどちらも、医師もしくは医者と呼ばれる資格を有する医療従事者であるか、または臨床医と呼ばれる補助的な従事者である可能性がある。睡眠研究所や睡眠専門医院で睡眠検査を行う代わりに、診断提供者は携帯型の持ち帰り用検査機器を使用して患者の睡眠呼吸障害を診断することが多くなってきている。患者が診断されると、患者に適切な治療を受けさせることができる。

0008

呼吸治療の適用は治療段階を定義し、この段階では、患者の状態を管理する、かつ/またはその症状を緩和することを目的として患者を治療する。そのような治療に使用するCPAP機器を供給し、患者の治療の進行状況監視するサービスは、在宅医療機器(HME)会社などの治療提供組織によって提供される場合がある。治療臨床医などの治療提供会社治療提供者が処方の指示に従って機器を設定し、患者にプログラムを受けさせて、現在の治療への患者の順守と、患者の治療の進行状況を監視することができる。例えば睡眠時無呼吸を患っている患者が診断提供者による在宅睡眠検査を介して診断され、在宅で呼吸治療を行うための経鼻持続陽圧呼吸(「CPAP(continuous positive airway pressure)」)療法機器などの治療機器を処方される場合があり、機器は特定の圧力で動作するように指示される。この患者の治療提供者が機器を提供し、要求される圧力とその他の設定を行う。あるいは、治療機器は、診断提供者によって発行された診断処方の処方設定に基づいて、自動的に初期設定を行うように設定される場合もある。

0009

したがって、治療提供者は、治療のために患者の環境を整える責任を負う場合がある。これは、治療用マスク加湿器導管、および他の付属品を選択することを伴う場合もあり、この選択は、診断提供者によって発行される処方に指定される場合も、そうでない場合もある。初期設定とは別に、治療提供者は、患者の治療の実施からの治療データも監視する。患者の治療の進行状況が満足の行くものでない、または治療に他の問題がある場合には、治療提供者は、患者に再度診断提供者を受診させて、治療の見直しと変更を行わせることもある。

0010

保険会社、またはその他の査定もしくは償還を行うエンティティコンピュータ103は、しばしば、診断の費用支払う前に、診断が適切に診断されたことの証拠を要求する。患者が適切に診断されたかどうかを判定するために、診断提供者は、在宅睡眠検査機器(本明細書では診断機器とも呼ぶ)から得られる該当するデータを提示する必要があり、資格を持つ医師の署名が入った診断書入手できるようにする必要がある。さらに、保険会社はしばしば、ある医学的症状であると一旦診断された患者が、処方された治療にきちんと進み、その治療を受け続けているかどうかを追跡したいと考える。このプロセスは、患者が診断提供者と治療提供者の間を移行する時に患者を追跡することが非常に難しいため、非効率的で時間を要する場合がある。患者の複数の記録(例えば診断段階の患者管理で作られる記録と、治療段階時に作られる別の記録)が異なるソフトウェアパッケージと異なるソフトウェア環境で作成されるので、そのような移行は不便で、混乱を生じさせることもある。この2つの段階間通信には、現在は、紙による記録および/またはファックス送信される文書も利用されている。このことにより、患者ならびに診断提供者と治療サービスの提供者にとって不便が生じ、また患者の記録に誤りが発生する可能性もある。

0011

システム
治療システムは、呼吸圧力治療機器(RPT(Respiratory Pressure Therapy)機器)、空気回路、加湿器、患者インターフェース、およびデータ管理を含みうる。

0012

患者インターフェース
患者インターフェースは、例えば呼吸可能な気体の流れを提供することによって呼吸機器をその使用者つなぐために使用することができる。呼吸可能な気体の流れは、マスクを介して鼻および/または口に、口に通じるチューブに、または使用者の気管に通じる気管切開管に提供される場合がある。適用される治療に応じて、患者インターフェースは、例えば患者の顔領域に対して封止を形成して、例えば約10cmH2Oの陽圧など、治療を実施するのに十分な周囲圧力との差を持つ圧力で気体を送達することを助ける場合がある。酸素の送達などの他の形態の治療の場合には、患者インターフェースは、約10cmH2Oの陽圧で気体の供給を気道に送達するのを助けるのに十分な封止を含まない場合もある。

0013

患者インターフェースの設計にはいくつかの課題がある。顔は複雑な3次元形状をしている。鼻の大きさと形状は個人によって大きな差がある。頭部は骨、軟骨、および柔組織を含むため、顔の様々な領域は機械的な力に対して異なる反応をする。または下顎は、頭蓋骨の他の骨に対して相対的に動くことができる。頭部全体が、1回の呼吸治療の間に動く可能性がある。

0014

これらの課題の結果、一部のマスクは、邪魔に感じられる、見た目が好ましくない、高費用である、フィット性が悪い、特に長時間にわたって着用する場合や患者がシステムに不慣れな場合に使用が難しく快適でない、などの欠点がある。例えば、飛行士専用に設計されたマスクや、個人保護機器の一部として設計されたマスク(例えばフィルタマスク)、スキューバマスク、麻酔薬投与するためのマスクはそれぞれの本来の用途には許容できるが、それでも、例えば数時間などの長い時間にわたって着用するには望ましくないほど不快である。これは、マスクを睡眠中に着用する場合にはさらにそうである。

0015

経鼻CPAP治療は、患者が治療を遵守すれば、特定の呼吸障害の治療に非常に有効である。マスクが快適でない、または使用するのが難しいと、患者は治療を遵守しない可能性がある。患者は定期的にマスクを洗うことをしばしば推奨されるため、マスクを洗浄するのが難しい(例えば組み立てや分解が難しい)と、患者はマスクを洗浄しない可能性があり、これが患者の遵守に影響を与える可能性がある。

0016

他の用途向けのマスク(例えば飛行士用のマスク)は、睡眠呼吸障害の治療で使用するには適さない可能性があるが、睡眠呼吸障害の治療で使用するために設計されたマスクは、他の用途にも適する可能性がある。

0017

それらの理由から、睡眠中に経鼻CPAPを送達するためのマスクは独自の分野を形成する。

0018

封止形成部分
患者インターフェースは封止形成部分を含む場合がある。封止形成部分は患者の顔と直に接触するので、封止形成部分の形状と外形は、患者インターフェースの有効性と快適さに直接影響する可能性がある。

0019

患者インターフェースは、部分的には、使用中に封止形成部分が顔と係合する場所の設計の意図に応じて特徴付けられる場合がある。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が2つの下位部分からなり、それらが左右のそれぞれの鼻孔と係合する。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が、使用中に両方の鼻孔を囲む単一の要素からなる。そのような単一の要素は、例えば、顔の上唇領域と鼻梁領域の上に位置するように設計される場合がある。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が、例えば顔の下唇領域の上に封止を形成することによって使用中に口領域を囲む要素からなる。ある形態の患者インターフェースでは、封止形成部分が、使用中に鼻孔と口領域の両方を囲む1つの要素からなる。このような種々の患者インターフェースは、鼻マスク、フルフェースマスク鼻ピロー(pillow)、鼻パフ(puff)、口鼻マスクなど、製造者により様々な名前で知られる場合がある。

0020

患者の顔のある領域で有効である可能性のある封止形成部分は、例えば、患者の顔の異なる形状、構造、ばらつき、刺激反応性領域のために、別の領域では適さない可能性がある。例えば、患者の額を覆う水泳用ゴーグルの封止は、患者の鼻に使用するには適さない可能性がある。

0021

特定の封止形成部分は大量生産向けに設計される場合があり、1つの設計で、幅広い種々の顔の形状と大きさにフィットし、快適で有効であるようにする。患者の顔の形状と、大量生産される患者インターフェースの封止形成部分との間にずれがある限り、封止を形成するために、顔の形状か封止形成部分、またはその両方が適応しなければならない。

0022

ある種類の封止形成部分は患者インターフェースの外周部に沿って延在し、患者インターフェースに力が加えられると使用者の顔に押し付けられて封止するように意図されており、封止形成部分が使用者の顔に対向して係合する。封止形成部分は、空気または流体が入ったクッションや、ゴムなどのエラストマー製弾性封止要素成型または形成表面を含む場合がある。この種の封止形成部分では、フィットが十分でないと封止形成部分と顔との間に隙間ができ、封止を実現するために患者インターフェースを顔に押し付ける追加的な力が必要になる。

0023

別の種類の封止形成部分は、マスクの外周部の周りに位置する薄い材料でできた垂れ蓋状の封止を組み入れることにより、マスク内に陽圧が加えられた時に使用者の顔に対して自動封止作用を与える。1つ前の型の封止形成部分と同様に、顔とマスクの間の整合が良好でないと、封止を実現するために追加的な力が必要になる場合があり、そうでないとマスクから漏れが生じる可能性がある。さらに、封止形成部分の形状が患者の形状と一致しないと、使用中にしわが寄ったり、折れ曲がったりして、漏れを生じる可能性がある。

0024

別の種類の封止形成部分は、例えば鼻孔に挿入する、摩擦によってフィットする要素を備える場合がある。

0025

別の形態の封止形成部分は、封止を実現するために接着剤を使用する場合がある。患者の中には、常に顔に接着剤を塗布し、除去することを不便に感じる者もある。

0026

いくつかの患者インターフェースの封止形成部分の技術が、ResMed Limitedに譲渡された次の特許出願、WO1998/004,310、WO2006/074,513、WO2010/135,785において開示される。

0027

鼻ピローの一形態が、Puritan Bennettにより製造されるAdamCircuitに見られる。別の鼻ピローまたは鼻パフが、Puritan−Bennett Corporationに譲渡された米国特許第4,782,832号(Trimbleら)の主題となっている。

0028

ResMed Limitedは、鼻ピローを採用した次の製品、SWIFT鼻ピローマスク、SWIFT II鼻ピローマスク、SWIFTLT鼻ピローマスク、SWIFT FX鼻ピローマスク、およびLIBERTYフルフェースマスクを製造している。ResMed Limitedに譲渡された以下の特許出願、国際特許出願WO2004/073,778(特にResMed SWIFT鼻ピローの態様について記載)、米国特許出願第2009/0044808号(特にResMed SWIFT LT鼻ピローの態様について記載)、国際特許出願WO2005/063,328、およびWO2006/130,903(特にResMed LIBERTYフルフェースマスクの態様について記載)、国際特許出願WO2009/052,560(特にResMed SWIFT FX鼻ピローの態様について記載)が、鼻ピローマスクについて記載している。

0029

位置決めおよび固定
陽圧空気治療に使用される患者インターフェースの封止形成部分は、それに対応する、封止を壊そうとする空気圧の力を受ける。したがって、封止形成部分を位置決めし、顔の該当する部分との間に封止関係を維持するために各種技術が使用されている。

0030

そのような技術の1つは接着剤の使用である。例えば米国特許出願公開第2010/0000534号を参照されたい。

0031

別の技術は、1本または複数のひも固定具を使用するものである。そのような固定具の多くは、フィット性が低い、かさばる、使い心地が悪く、扱いにくいなどの欠点がある。

0032

呼吸圧力治療(RPT)機器
睡眠呼吸障害の治療に使用されるRPT機器で知られるものの1つは、ResMedにより製造されるS9睡眠治療システムである。RPT機器の別の例は換気装置である。ResMed Stellar(商標シリーズ成人および小児用の換気装置などの換気装置は、これらに限定されないがNMD、OHS、COPDなどの複数の病気を治療するために、幅広い患者に侵襲的および非侵襲的非依存性換気支援を提供することができる。RPT機器は人工呼吸器とも呼ばれる。

0033

ResMed Elisee(商標)150換気装置およびResMed VS III(商標)換気装置は、複数の病気を治療するために成人または小児患者に適した侵襲的および非侵襲的な依存性換気の支援を提供することができる。これらの換気装置は、シングルリム(limb)またはダブルリム回路を使用して、容積測定換気モード気圧換気モードを提供する。

0034

RPT機器は通例、モータ駆動送風装置圧縮ガス貯蔵器などの圧力生成器を備え、患者の気道に空気の流れを供給するように構成される。場合によっては、空気の流れは患者の気道に陽圧によって供給されることがある。RPT機器の出口は、空気回路を介して上記のような患者インターフェースに接続される。

0035

RPT機器は通例、吸気口フィルタ、各種センサ、およびマイクロプロセッサを利用したコントローラも備える。送風装置は、サーボ制御モータボリュート、およびインペラーを備える場合がある。場合によっては、モータの制動機構実装して、送風装置の速度をより急速に低下させることにより、モータとインペラーの慣性を克服することができる。制動により、送風装置は、慣性があるにも関わらず、呼息と同期するのに間に合うように低圧力条件をより迅速に実現することができる。場合によっては、圧力生成器は、モータ速度を制御する代わりに、患者に送達される圧力を変える手段として、生成された空気を大気中に放出することが可能な弁も備えることがある。センサは、圧力トランスデューサなどと同様に、特に、モータ速度、質量流量、および出口圧力を測定する。コントローラはデータ記憶容量を含む場合があり、それにデータ検索機能データ表示機能が組み込まれている場合もそうでない場合もある。

0036

従来の機器の雑音出力ベルの表(ISO3744において指定される検査方法を使用して、CPAPモードにおいて10cmH2Oで1つのみの標本を測定した)。

0037

0038

加湿器
呼吸可能な気体の流れを加湿せずに送達すると気道の乾燥を引き起こすことがある。典型的には(例えば病院で)患者がっている場合や安静にしている場合に、医療用加湿器を使用して、必要に応じて周囲空気との関係で呼吸可能な気体の流れの湿度および/または温度を上げる。その結果、医療用加湿器は、ベッドの傍に置くために小型であることが好ましく、また、患者の周囲を加湿および/または加熱することなく、患者に送達される呼吸可能な気体の流れだけを加湿および/または加熱するように構成されることが好ましい。例えば、部屋で使用するためのシステム(例えばサウナ冷暖房装置蒸発冷却器など)も患者が吸う空気を加湿することができるが、部屋全体も加湿および/または加熱し、それにより部屋にいる者に不快感を生じさせることがある。

0039

人工呼吸器またはRPT機器および患者インターフェースと併せて加湿器を使用することで、鼻粘膜の乾燥を最小に抑え、患者の気道の快適感を増す、加湿された気体を生成する。また、寒冷気候では、患者インターフェースの中およびその周辺の顔領域全体温風を当てると、冷風よりも快適である。

0040

呼吸加湿器は多くの形態が出回っており、空気回路を介して呼吸装置に連結される独立型の機器であるか、関連する呼吸装置と一体化されるか、または関連する呼吸装置に連結されるように構成されている。知られている受動加湿器でも多少の緩和を得ることができるが、一般には加熱式の加湿器を使用して、患者が快適になるように空気に十分な湿度と温度を与えることができる。加湿器は通例、数百ミリリットル(ml)の容量を持つ貯水槽または容器、貯水槽の水を温める加熱要素、加湿の度合いを変化させることができる制御装置、人工呼吸器またはRPT機器から気体を受け取る吸気口、および、加湿された気体を患者インターフェースに送達する空気回路に接続されるようになされた排気口を備える。

0041

熱通過式加湿は、RPT機器で使用される一般的な加湿形態の1つである。そのような加湿器では、加熱要素は、水容器の下方にあって水槽熱接触する加熱板の中に組み込まれる場合がある。したがって、主として伝導によって加熱板から貯水槽に熱が伝えられる。RPT機器からの空気の流れは、水容器中の加熱された水の上方を通過し、その結果、水蒸気が空気の流れによって上へと運ばれる。ResMed H4i(商標)およびH5i(商標)加湿器はそのような加熱通過式加湿器の例であり、それぞれResMed S8およびS9CPAP機器と組み合わせて使用される。

0042

気泡もしくは拡散式加湿器、ジェット加湿器、または毛細管式加湿器などの他の加湿器も使用される場合がある。気泡または拡散式加湿器では、空気が水の表面の下を通され、泡にして最上層まで戻す。ジェット加湿器は、水の微粒子を生成し、バッフルまたはフィルタを使用して、加湿器を出る前に粒子を除去するか、または気化させるようにする。毛細管式加湿器は、スポンジや紙などの吸水材料を使用して、毛管作用で水を吸収する。吸水材料は、空気流経路の少なくとも一部分の中または近傍に配置されて、吸水材料中の水を蒸発させて空気流の中に取り込ませる。

0043

それに代わる形態の加湿が、CounterStream(商標)技術を使用するResMed HumiCare(商標)D900加湿器によって提供され、この技術は、大きな表面積の上にある空気流を第1の方向に誘導し、一方で、加熱された水を、第1の方向とは逆の第2の方向で大きな表面積に供給する。ResMed HumiCare(商標)D900加湿器は、幅広い侵襲的および非侵襲的換気装置と共に使用することができる。

0044

本開示の技術は、睡眠呼吸障害の患者およびそれに関連する呼吸不全症の診断および加療に関する。現在、患者管理の診断段階と治療段階は若干分離しており、一貫性を欠いている。必要とされるのは、診断提供者と治療提供者を同じ患者データベースに結び付け、患者の診断情報を容易に生成、管理し、処方された人工呼吸器(本明細書では「治療機器」とも呼ぶ)に直接転送できるようにする、総合的な電子システムである。

0045

したがって、本開示の技術は、診断段階および治療段階時に患者データを総合的に処理および管理するための方法およびシステムに関する。詳細には、本明細書に記載されるシステムは、診断機器から臨床診断を生成し、患者の記録および診断データを、進行中の患者の加療を担当している治療提供者に直接転送するための単純で高速な手段を、診断提供者および治療機器の提供者に提供する。

0046

本技術の一態様によると、サーバが、医療機器データを記憶するように構成されたメモリと、メモリと通信状態にあるプロセッサとを含む。

0047

プロセッサは、複数の医療機器使用者についての診断データおよび治療データを受信し、診断リポートデータおよび治療機器の使用状況データを処理するように構成される。データのダウンロード成功は、機器から受信された診断データが、所定の継続時間分の記録情報を含んでいるかどうか、および許容される臨床的範囲に適合するかどうかに基づく場合がある。治療の遵守は、受信された医療機器の使用状況データが、継続して使用した時間数などの所定の使用基準や別の所定の基準を満たすかどうかに基づく場合がある。

0048

また、プロセッサは、診断提供者または保健提供者から診断段階についての要求と、医療機器を使用している患者の1人または複数についての遵守ステータスとを受信し、その患者へのアクセス権をある提供者から別の提供者に移すように構成される。

0049

本技術の別の態様によると、医療機器は、診断用の在宅睡眠検査機器または呼吸治療に使用される治療機器(例えば人工呼吸器)のいずれかである場合がある。また、サーバのメモリはさらに、例えば一意のID番号などの機器識別子を記憶するように構成され、複数の医療機器使用者それぞれの医療機器データは一意の機器識別子などの機器識別子を含み、サーバのプロセッサはさらに、医療機器使用状況データを、受け取られた機器識別子に基づいて医療機器使用者に関連付けるように構成される。

0050

本技術の別の態様では、サーバのプロセッサは、複数の医療機器使用者の少なくとも1人からの医療機器診断データを、使用者によって決定された分析パラメータの変更に基づいて生成し直すようにさらに構成される。

0051

別の態様では、臨床診断要約リポートを提供することができ、このリポートは、査定エンティティがそのリポートを診断の証明として受け入れることができる形式である。例えば、リポートは、診断検査データから得た要約統計、医師による検査結果解釈、および電子署名を、点検または承認の証拠として含みうる。

0052

別の態様では、臨床診断リポートに基づく処方を提供することができる。処方は、治療提供者が機器を供給し、治療のために機器を設定し、償還のためにスケジュールの監視を開始することができる形式にすることができる。例えば、処方は、指定された治療機器(例えばCPAP)、付属品の箇条リスト(例えばマスクの種類)、機器の圧力設定、および電子署名を含みうる。この文書を治療提供者が使用して、リストにある治療用物品合法的に患者に供給することができる。

0053

本技術の別の態様では、診断および遵守の表示が生成され、使用者の画面に選択可能なアイコンとして表示される。

0054

別の態様では、遵守リポートを提供することができる。リポートは、査定エンティティが遵守の証明としてリポートを受け入れられる形式にすることができる。例えば、リポートは、数値または図像による遵守の表示を含みうる。

0055

本技術の別の態様では、診断提供者に関連付けられた健康管理専門家ウェブサイトアクセスし、ウェブサイトで、診断情報を入手することが可能な1人または複数の医療機器使用者(患者)を選択することができる。そして、使用者は、システム内の資格を持った組織の一覧から治療提供者を選択し、選択した患者の診断情報を選択した組織に送信することができる。そして、治療提供者側の使用者が、転送されてきた1人または複数の医療機器使用者それぞれについて診断情報が入手可能である旨の通知と、その患者の治療の設定を整えるのに必要な処方情報とを受け取る。

0056

別の態様によると、睡眠呼吸障害の診断および治療時に患者データを処理する方法を行うことができる。この方法は、1つまたは複数のコンピューティング機器が患者の電子患者記録を生成するステップと、患者の診断段階において、1つまたは複数のコンピューティング機器が診断に関連するデータを電子患者記録に記憶するステップと、1つまたは複数のコンピューティング機器が、診断に関係する医療従事者に電子患者記録へのアクセス権を与えるステップと、患者の治療段階において、1つまたは複数のコンピューティング機器が、治療を行う医療従事者に電子患者記録へのアクセス権を与えるステップと、1つまたは複数のコンピューティング機器が、電子患者記録を更新して治療に関連するデータを含めるステップとを含みうる。

0057

別の態様では、上記方法は、診断段階または治療段階のいずれかにおいて生成されたリポートおよび処方の少なくとも一方を電子患者記録に記憶するステップを含みうる。診断段階が終わると、治療を行う医療従事者にそのことが通知され、対象患者の診断データおよび処方データの少なくとも一方へのアクセス権が与えられる。治療の処方にある治療設定を電子患者記録から取得して、それを使用して患者のために治療機器を自動的に設定することができる。自動的な設定は、ネットワーク接続またはメモリカードを介して実行することができる。また、診断段階および治療段階中のデータの記憶、処理、およびアクセスは、単一のソフトウェアプラットフォーム、およびサーバの単一の物理的システムで行われる。

0058

電子患者記録が作成されると、診断段階または治療段階のいずれかに関係する医療従事者に、診断段階と治療段階の両方における電子患者記録へのアクセス権を与えることができる。また、診断段階は診断機器からデータを受信することを含み、治療段階は、治療用医療機器からデータを受信することを含む可能性があり、治療用医療機器は呼吸治療のための人工呼吸器である。

0059

別の態様によると、開示される方法は、1つまたは複数のコンピューティング機器が、複数の医療機器使用者の医療機器データを受信するステップと、1つまたは複数のコンピューティング機器が医療機器データを記憶するステップと、1つまたは複数のコンピューティング機器が、医療機器の識別データに関係する所定の基準に基づいて、医療機器データを診断情報として処理するか、または遵守情報として処理するかを判定するステップと、医療機器データが診断データとして処理される場合、1つまたは複数のコンピューティング機器が所定の分析基準に基づいて診断情報を生成するステップと、1つまたは複数のコンピューティング機器が、臨床診断リポートの少なくとも1つを関係する治療提供者に電子的に転送することを可能にするステップであって、診断リポートは診断情報に基づく、ステップと、1つまたは複数のコンピューティング機器が、診断リポートに関連付けられた治療機器に治療設定を送信するステップとを含みうる。

0060

別の態様によると、医療機器データを受信するステップは、医療機器の1つにアップロード可能なデータがある旨の信号を受信するステップをさらに含む。また、医療機器は、在宅睡眠検査機器、または呼吸治療に使用される人工呼吸器である可能性がある。

0061

生成された診断リポートは、診断を支援する統計表示を含み、また、健康管理の専門家が自身の臨床的解釈を入力できるエリアを提供することができる。診断リポートは治療のための処方も含むことができ、処方は、患者が使用すべき1つまたは複数の治療機器および1つまたは複数の治療設定を特定する。治療のための診断リポートは、ウェブブラウザHTMLとして、またはPortable Document Format(PDF)として表示することができる。

0062

上記方法は、治療を受ける準備が整った患者に治療提供者を割り当てるステップ、その患者の診断情報を、割り当てられた治療提供者に転送するステップ、および、診断情報から、患者が使用する治療機器へと電子的に治療設定を取り込むステップも含みうる。

0063

別の態様では、複数の睡眠呼吸障害患者の診断データおよび治療データを総合的に電子管理する装置は、医療データを記憶するように構成されたメモリと、メモリと通信状態にある1つまたは複数のプロセッサとを備えることができる。1つまたは複数のプロセッサは、複数の医療機器使用者の医療機器データを受信し、受信した医療機器データを対応する患者記録に関連付け、受信した医療機器データが診断データであるか、または使用状況データであるかを判定し、受信した医療機器データが診断データであるか、または使用状況データであるかの判定に従って患者記録を更新し、治療提供者のシステム内に治療提供者のリストを記憶し、リストを表示する要求を診断提供者から受信し、複数の医療機器から診断データを受信し、所定の分析基準のセットを使用して診断データを処理することにより要約統計を生成し、臨床使用者によって生成された要求を受信し、その要求に応答して、要約統計を含む診断リポートを送信する、ように構成することができる。

0064

プロセッサはまた、医療機器および付属物品のリストを記憶し、臨床使用者によるリストの表示を求める要求を受信し、臨床使用者によって生成された臨床設定情報を受信し、臨床使用者によって生成されたテキストを受信し、選択された物品目録および臨床の設定を表示する治療リポートの処方を送信し、選択された治療提供者による患者記録の診断データおよび処方データへのアクセスを安全に許可し、治療提供者の利用可能な患者リストを、少なくとも1つの患者記録で動的に更新し、追加された患者記録を患者リストに表示し、治療提供者である使用者の選択に応じて、患者情報、診断リポート、および治療リポートに対応する処方を安全に表示し、その処方に対応する治療機器IDを患者に割り当てる要求を受信し、臨床設定情報を処方からメモリに自動的に転送する、ように構成することができる。

0065

本開示の技術を制限ではなく例として添付図面の図に示し、図面では、同じ参照符号は同じ要素を指す。

図面の簡単な説明

0066

<治療システム> 本開示の技術に係るシステムの図である。鼻ピローの形態の患者インターフェース3000を装着している患者1000が、RPT機器4000から陽圧で空気の供給を受ける。RPT機器からの空気は加湿器5000によって加湿され、空気回路4170を通って患者1000に届く。
鼻マスクの形態の患者インターフェース3000を装着している患者1000を含むシステムの図であり、患者は、RPT機器4000から陽圧で空気の供給を受ける。RPT機器からの空気は加湿器5000によって加湿され、空気回路4170を通って患者1000に届く。
フルフェースマスクの形態の患者インターフェース3000を装着している患者1000を含むシステムの図であり、患者は、RPT機器から陽圧で空気の供給を受ける。RPT機器からの空気は加湿器5000によって加湿され、空気回路4170を通って患者1000に届く。
<治療>≪呼吸器系≫鼻腔および口腔喉頭声帯ヒダ食道、気管、気管支、肺、肺胞嚢心臓、ならびに横隔膜を含むヒトの呼吸器系の概要を示す図である。
鼻腔、鼻骨外側鼻軟骨大鼻翼軟骨、鼻孔、上唇、下唇、喉頭、硬口蓋軟口蓋中咽頭喉頭蓋、声帯ヒダ、食道、および気管を含むヒトの上気道の図である。
≪顔の解剖学的構造≫ 上唇、上部色境界、下部朱色境界、下唇、口の幅、目頭鼻翼鼻唇溝、およびケイリオン(cheilion)を含む、いくつかの体表解剖の特徴が識別された顔の正面図である。
<患者インターフェース> 従来技術で知られている患者インターフェースの例を示す図である。
<呼吸圧力治療(RPT)機器> 本開示の技術の一形態に係るRPT機器の図である。
本開示の技術の一形態に係るRPT機器の空圧回路の概略図である。上流と下流の方向を示している。
本開示の技術の一態様に係るRPT機器の電気構成要素の概略図である。
<加湿器> 本開示の技術の一態様に係る加湿器の図である。
呼吸波形>睡眠中の人の標準的な呼吸波形を示す図であり、横軸が時間、縦軸呼吸流量である。パラメータ値は異なる場合があるが、典型的な呼吸は以下のおよその値、一回換気量(Vt)0.5L、吸気時間(Ti)1.6秒、最高吸気流量(Qpeak)0.4L/秒、呼気時間(Te)2.4秒、最高呼気流量(Qpeak)−0.5L/秒、を有する。呼吸の総継続時間Ttotは約4秒である。人は、典型的には、1分当たり約15回の呼吸(BPM)の速度で呼吸し、換気量Ventは約7.5L/秒になる。典型的なデューティサイクルであるTi対Ttotの比は約40%である。
<診断データおよび治療データの管理> 患者の睡眠呼吸障害を診断し、治療する際に使用できるシステム100の図である。
開示されるシステムの態様により表示することが可能な様々なウェブページの図である。
開示されるシステムおよび方法の態様の概略図である。

実施例

0067

本開示の技術をさらに詳細に説明する前に、この技術は本明細書に記載される特定の例に制限されず、例が異なる可能性があることを理解されたい。また、本開示において使用される用語は、本明細書において論じられる特定の例を説明することのみを目的とし、制限的な意図がないことも理解されたい。

0068

治療システム
一形態では、本システムは呼吸障害を治療する装置を含む。装置は、空気などの加圧された呼吸用の気体を、患者インターフェース3000に通じる空気送達チューブを介して患者1000に供給する人工呼吸器または送風装置を含みうる。

0069

治療
一形態では、本開示の技術は呼吸障害を治療する方法を含み、この方法は、患者1000の気道の入口に陽圧を加えるステップを含む。

0070

OSAの場合の経鼻CPAP
一形態では、本開示の技術は、経鼻の持続的な気道陽圧を患者に加えることによって、患者の閉塞性睡眠時無呼吸を治療する方法を含む。

0071

患者インターフェース3000
本開示の技術の一態様に係る非侵襲的な患者インターフェース3000は、次の機能態様、すなわち封止形成構造3100、プレナムチャンバ3200、位置決めおよび固定構造3300、通気孔3400、ならびに、空気回路4170に接続する接続口3600を含む。形態によっては、1つまたは複数の物理的な構成要素によって1つの機能態様が提供される場合がある。形態によっては、1つの物理的な構成要素が1つまたは複数の機能態様を提供する場合もある。使用時、封止形成構造3100は、患者の気道への入口を囲むように配設され、それにより気道に陽圧で空気を供給することを助ける。

0072

封止形成構造3100
本開示の技術の一形態では、封止形成構造3100は封止形成面を提供し、追加的にクッション機能を提供することができる。

0073

本開示の技術に係る封止形成構造3100は、シリコンなど、柔らかく、可撓性と弾性を持つ材料で構築することができる。

0074

一形態では、封止形成構造3100は、封止フランジおよび支持フランジを備える。好ましくは、封止フランジは、プレナムチャンバ3200の外縁部3210の周りに延在する、約1mm未満、例えば約0.25mm〜約0.45mmの厚みを持つ、比較的薄い部材からなる。支持フランジは、封止フランジと比べて相対的に厚くすることができる。支持フランジは、封止フランジと、プレナムチャンバ3200の縁との間に配設され、外縁部3210の周囲の少なくとも一部にわたって延在する。支持フランジは、スプリング様の要素であるか、またはスプリング様の要素を含み、使用時に封止フランジを支持するように機能して、封止フランジが折れ曲がらないようにする。使用時に、封止フランジは、封止フランジの下面に作用するプレナムチャンバ3200内のシステム圧力に即座に反応して、下面が顔に対してきつく封止係合するように促すことができる。

0075

一形態では、非侵襲的な患者インターフェース3000の封止形成部分は、一対の鼻パフ、または鼻ピローを備え、それぞれの鼻パフまたは鼻ピローは、患者の鼻の各鼻孔との間に封止を形成するように構築され、配置される。

0076

本開示の技術の一態様に係る鼻ピローは、少なくともその一部が患者の鼻の下側に封止を形成する円錐台と、軸部と、円錐の下面にあり円錐を軸部に接続する柔軟領域とを含む。また、本開示の技術の鼻ピローが接続される構造は、軸部の基部の隣に柔軟領域を含む。柔軟領域は調和的に作用して、円錐台と、鼻ピローが接続される構造との相対的な運動変位と角度の両方を含む)に順応する自在継手構造を容易にする。例えば、円錐台は、軸部が接続される構造の方へ軸方向に変位させることができる。

0077

一形態では、非侵襲的な患者インターフェース3000は、使用時に患者の顔の上唇領域(すなわち上唇)に封止を形成する封止形成部分を備える。

0078

一形態では、非侵襲的な患者インターフェース3000は、使用時に患者の顔の下顎領域に封止を形成する封止形成部分を備える。

0079

プレナムチャンバ3200
好ましくは、プレナムチャンバ3200は、標準的な人の顔のうち使用時に封止が形成される領域の表面輪郭に対して相補的な形状に作られた外縁部3210を有する。使用時には、プレナムチャンバ3200の縁が、それに隣接する顔の表面のすぐ近くに位置する。顔との実際の接触は封止形成構造3100によってもたらされる。好ましくは、封止形成構造3100は、使用時に、プレナムチャンバ3200の外縁部3210全体にわたって延在する。

0080

一形態では、プレナムチャンバ3200が(例えば図1Bに示す)鼻マスクの一部である場合、プレナムチャンバ3200は、患者の鼻孔を囲むか、かつ/または患者の鼻孔と流体連通することができる。別の形態では、プレナムチャンバ3200がフルフェースマスクの一部である場合(例えば図1Cに示す)、プレナムチャンバ3200は、患者の鼻孔および口を囲むか、かつ/または患者の鼻孔および口と流体連通することができる。さらに別の形態では、プレナムチャンバ3200が鼻ピローの一部である場合、プレナムチャンバ3200は、患者の鼻孔の1つまたは複数と係合するか、かつ/または流体連通することができる。

0081

位置決めおよび固定構造3300
好ましくは、本開示の技術の患者インターフェース3000の封止形成構造3100は、使用時に、位置決めおよび固定構造3300によって封止位置に保持される。

0082

RPT機器4000
本開示の技術の態様を実装するのに適する可能性のあるRPT機器4000の例は、機械および空圧構成要素4100、電気構成要素4200を含むことができ、本明細書全体に記載される制御の方法論またはアルゴリズムの1つまたは複数を実行するようにプログラムすることができる。RPT機器は外部筐体4010を有することができ、外部筐体4010は、好ましくは、外部筐体4010の上部4012と、外部筐体4010の下部4014、の2つの部分から形成される。代替形態では、外部筐体4010は1つまたは複数のパネル4015を含みうる。好ましくは、RPT機器4000は、RPT機器4000の1つまたは複数の内部構成要素を支持する台座4016を備える。一形態では、空圧ブロック4020が台座4016に支持されるか、または台座4016の一部として形成される。RPT機器4000はハンドル4018を備える場合もある。

0083

RPT機器4000の空圧経路は、好ましくは、吸気フィルタ4112、入口側消音器4122、陽圧で空気を供給することができる制御可能加圧装置4140(好ましくは送風装置4142)、および出口側消音器4124を含む。1つまたは複数の流量センサ4272および圧力センサ4274が、空圧経路に含まれる。

0084

好ましい空圧ブロック4020は、外部筐体4010の中に位置する空圧経路の一部分を含む。

0085

RPT機器4000は、好ましくは、電源4210、1つまたは複数の入力装置4220、中央コントローラ4230、治療機器コントローラ4240および/または上記コントローラのいずれか、加圧装置4140、1つまたは複数の保護回路4250、メモリ4260、トランスデューサ(センサとも呼ぶ)4270、データ通信インターフェース4280、ならびに1つまたは複数の出力装置4290を有する。電気構成要素4200は、単一のプリント回路基板アセンブリ(PCBA)4202に実装することができる。代替形態では、RPT機器4000は2つ以上のPCBA4202を含みうる。

0086

RPT機器4000の中央コントローラ4230は、1つまたは複数のプロセッサを含むことができ、好ましくは、前処理モジュール、治療エンジンモジュール圧力制御モジュールを含み、さらに好ましくは障害状態モジュールを含む、1つまたは複数のアルゴリズムモジュールを実行するようにプログラムすることができる。中央コントローラ4230はさらに、本明細書全体に記載される排気制御の方法論の1つまたは複数を使用して構成することが可能な排気制御モジュールを含みうる。

0087

RPT機器の機械および空圧構成要素4100
空気フィルタ4110
本開示の技術の一形態に係るRPT機器は、空気フィルタ4110、または複数の空気フィルタ4110を含みうる。

0088

一形態では、吸気フィルタ4112が、空圧経路の開始部に、送風装置4142の上流に置かれる。図4Bを参照されたい。

0089

一形態では、排気フィルタ4114、例えば抗菌フィルタが、空圧ブロック4020の出口と患者インターフェース3000との間に置かれる。図4Bを参照されたい。

0090

消音器4120
本開示の技術の一形態では、入口側消音器4122が空圧経路の送風装置4142の上流に置かれる。図4Bを参照されたい。

0091

本開示の技術の一形態では、出口側消音器4124が、空圧経路の送風装置4142と患者インターフェース3000との間に置かれる。図4Bを参照されたい。

0092

加圧装置4140
本開示の技術の好ましい形態では、陽圧の空気流を生成する加圧装置4140は制御可能な送風装置4142である。例えば、送風装置は、ボリュートに収容された1つまたは複数のインペラーを備えたブラシレスDCモータ4144を含みうる。送風装置は、好ましくは、例えば約120リットル/分の空気の供給を、約4cmH2O〜約20cmH2Oの範囲、または他の形態では最大で約30cmH2Oまでの範囲の陽圧で送達することができる。

0093

加圧装置4140は、治療機器コントローラ4240の制御下にある。

0094

トランスデューサ4270
本開示の技術の一形態では、1つまたは複数のトランスデューサ4270が加圧装置4140の上流に置かれる。1つまたは複数のトランスデューサ4270は、空圧経路中のその箇所における空気の特性を測定するように構築され、配置される。

0095

本開示の技術の一形態では、1つまたは複数のトランスデューサ4270が、加圧装置4140の下流、かつ空気回路4170の上流に置かれる。1つまたは複数のトランスデューサ4270は、空圧経路中のその箇所における空気の特性を測定するように構築され、配置される。

0096

本開示の技術の一形態では、1つまたは複数のトランスデューサ4270が患者インターフェース3000の近傍に置かれる。

0097

逆流防止弁4160
本開示の技術の一形態では、逆流防止弁が加湿器5000と空圧ブロック4020との間に置かれる。逆流防止弁は、加湿器5000の上流から例えばモータ4144に水が流れる危険性を低減するように構築され、配置される。

0098

空気回路4170
本開示の技術の一態様に係る空気回路4170は、空気または呼吸可能な気体を、空圧ブロック4020と患者インターフェース3000との間に流すことを可能にするように構築され、配置される。

0099

酸素の送達
本開示の技術の一形態では、補助酸素4180が空圧経路のある箇所に送達される。

0100

本開示の技術の一形態では補助酸素4180は、空圧ブロック4020の上流に送達される。

0101

本開示の技術の一形態では、補助酸素4180は空気回路4170に送達される。

0102

本開示の技術の一形態では、補助酸素4180は患者インターフェース3000に送達される。

0103

RPT機器の電気構成要素4200
電源4210
本開示の技術の一形態では、電源4210は、RPT機器4000の外部筐体4010の内部にある。本開示の技術の別の形態では、電源4210は、RPT機器4000の外部筐体4010の外部にある。

0104

本開示の技術の一形態では、電源4210はRPT機器4000だけに電力を提供する。本開示の技術の別の形態では、電源4210はRPT機器4000と加湿器5000の両方に電力を供給する。電源は、任意選択的に、本明細書全体に記載される排気機構のためのアクチュエータ、コントローラ、および/またはセンサにも電力を供給する場合がある。

0105

入力装置4220
本開示の技術の一形態では、RPT機器4000は、人が機器と対話することができるように、ボタン、スイッチ、またはダイヤルの形態の1つまたは複数の入力装置4220を含む。これらは、換気機構などのRPT機器の構成要素の動作の設定を入力するために実装することができる。ボタン、スイッチ、またはダイヤルは、物理的な機器である場合も、タッチ画面を介してアクセスできるソフトウェアデバイスである場合もある。ボタン、スイッチ、またはダイヤルは、一形態では、外部筐体4010に物理的に接続され、または、別の形態では、中央コントローラ4230と電気接続している受信器ワイヤレス通信する。

0106

一形態では、入力装置4220は、人が値および/またはメニューの選択肢を選択することができるように構築され、配置される。

0107

中央コントローラ4230
本開示の技術の一形態では、中央コントローラ4230は、入力装置4220から入力信号受け取り、出力装置4290および/または治療機器コントローラ4240に出力信号を提供するように構成された専用の電子回路である。

0108

一形態では、中央コントローラ4230は特定用途集積回路である。別の形態では、中央コントローラ4230は、複数の個別の電子構成要素からなる。

0109

本開示の技術の別の形態では、中央コントローラ4230は、x86 INTELプロセッサなど、RPT機器4000を制御するのに適したプロセッサである。

0110

本開示の技術の別の形態に係るRPT機器4000を制御するのに適した中央コントローラ4230のプロセッサには、ARM HoldingsのARM Cortex−Mプロセッサに基づいたプロセッサがある。例えば、STMICROELECTRONICSのSTM32シリーズのマイクロコントローラを使用することができる。

0111

本開示の技術のさらに他の代替形態に係るRPT機器4000を制御するのに適した別のプロセッサには、ARM9系列の32ビットRISCCPUのファミリーから選択されるメンバーが含まれる。例えば、STMICROELECTRONICSのSTR9シリーズマイクロコントローラを使用することができる。

0112

本開示の技術の特定の代替形態では、16ビットRISCCPUを、RPT機器4000のプロセッサとして使用することができる。例えば、TEXAS INSTRUMENTS製造のMSP430のマイクロコントローラファミリーにあるプロセッサを使用することができる。

0113

プロセッサは、1つまたは複数のトランスデューサ4270、および1つまたは複数の入力装置4220から入力信号を受け取るように構成される。

0114

プロセッサは、出力装置4290、治療機器コントローラ4240、データ通信インターフェース4280、および加湿器コントローラ5250、の1つまたは複数に出力信号を提供するように構成される。

0115

本開示の技術の形態によっては、中央コントローラ4230のプロセッサまたは複数のそのようなプロセッサは、メモリ4260などの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムとして表される1つまたは複数のアルゴリズム4300など、本明細書に記載される1つまたは複数の方法論を実行するように構成される。場合によっては、先に述べたように、そのようなプロセッサをRPT機器4000と一体化する場合もある。ただし、本開示の技術のいくつかの形態では、呼吸治療の実行を直接制御することなく本明細書に記載される方法論を行うなどの目的で、RPT機器4000の流動を生成する構成要素とは別にプロセッサを実装する場合がある。例えば、そのようなプロセッサは、換気装置の制御設定を決定する、または本明細書に記載されるセンサなどからの記憶されたデータを分析することによって他の呼吸関連事象を判定する目的で、本明細書に記載される方法論を行うことができる。同様に、そのようなプロセッサは、本明細書に記載される換気機構の動作を制御する目的で、本明細書に記載される方法論を実行することができる。

0116

クロック4232
好ましくは、RPT機器4000は、プロセッサに接続されたクロック4232を含む。

0117

治療機器コントローラ4240
本開示の技術の一形態では、治療機器コントローラ4240は、中央コントローラ4230のプロセッサによって実行されるアルゴリズム4300の一部をなす圧力制御モジュール4330である。

0118

本開示の技術の一形態では、治療機器コントローラ4240は、専用のモータ制御集積回路である。例えば、一形態では、ONSEMIにより製造されるMC33035ブラシレスDCモータコントローラが使用される。

0119

保護回路4250
好ましくは、本開示の技術に係るRPT機器4000は、1つまたは複数の保護回路4250を備える。

0120

本開示の技術に係る保護回路4250の一形態は、電気保護回路である。

0121

本開示の技術に係る保護回路4250の一形態は、温度または圧力安全回路である。

0122

メモリ4260
本開示の技術の一形態によると、RPT機器4000は、メモリ4260、好ましくは不揮発性メモリを含む。形態によっては、メモリ4260は、バッテリを電源とする静的RAMを含みうる。形態によっては、メモリ4260は、揮発性RAMを含みうる。

0123

好ましくは、メモリ4260は、PCBA4202に置かれる。メモリ4260は、EEPROM、またはNANDフラッシュの形態とすることができる。

0124

それに加えて、またはそれに代えて、RPT機器4000は、取り外しが可能な形態のメモリ4260、例えばSecure Digital(SD)規格準拠して製造されたメモリカードを含む。

0125

本開示の技術の一形態では、メモリ4260は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体として働き、その中に、1つまたは複数のアルゴリズム4300など、本明細書に記載される1つまたは複数の方法論を表すコンピュータプログラム命令が記憶される。

0126

トランスデューサ4270
トランスデューサは機器の内部にある場合も、RPT機器の外部にある場合もある。外部トランスデューサは、例えば、空気送達回路、例えば患者インターフェースに置かれるか、またはその一部をなすことがある。外部トランスデューサは、RPT機器にデータを送信または転送するドップラーレーダー移動センサなどの非接触センサの形態にすることができる。

0127

流量
本開示の技術に係る流量センサ4272は、差圧トランスデューサ、例えば、SENSIRIONのSDP600 Series差圧トランスデューサに基づくことができる。差圧トランスデューサは、空圧回路と流体連通しており、圧力トランスデューサのそれぞれの1つが、流量規制要素のそれぞれの第1の箇所および第2の箇所に接続される。

0128

使用時には、流量センサ4272からの総流量Qtを表す信号がプロセッサに受信される。

0129

圧力
本開示の技術に係る圧力トランスデューサ4274は、空圧回路と流体連通するように配置される。適切な圧力トランスデューサの一例は、HONEYWELLASDXシリーズのセンサである。代替の適切な圧力トランスデューサは、GENERAL ELECTRICのNPA Seriesのセンサである。

0130

使用時、圧力トランスデューサ4274からの信号は、中央コントローラのプロセッサに受信される。一形態では、圧力トランスデューサ4274からの信号は、フィルタリングされてから中央コントローラ4230に受信される。

0131

モータ速度
本開示の技術の一形態では、モータ速度信号が生成される。モータ速度信号は、好ましくは、治療機器コントローラ4240から提供される。モータ速度は、例えば、ホール効果センサなどの速度センサ4276で生成することができる。

0132

データ通信インターフェース4280
本開示の技術の好ましい一形態では、データ通信インターフェース4280が提供され、中央コントローラのプロセッサに接続される。データ通信インターフェース4280は、好ましくは、遠隔外部通信ネットワーク4282に接続可能である。データ通信インターフェース4280は、好ましくは、ローカルの外部通信ネットワーク4284に接続可能である。好ましくは、遠隔の外部通信ネットワーク4282は、遠隔の外部機器4286に接続可能である。好ましくは、ローカルの外部通信ネットワーク4284は、ローカルの外部機器4288に接続可能である。

0133

一形態では、データ通信インターフェース4280は、中央コントローラ4230のプロセッサの一部である。別の形態では、データ通信インターフェース4280は、中央コントローラのプロセッサとは別個の集積回路である。

0134

一形態では、遠隔の外部通信ネットワーク4282はインターネットである。データ通信インターフェース4280は、有線通信(例えばイーサネット登録商標)や光ファイバーを介する)またはワイヤレスプロトコルを使用してインターネットに接続することができる。

0135

一形態では、ローカルの外部通信ネットワーク4284は、Bluetooth(登録商標)や消費者向け赤外線プロトコルなどの1つまたは複数の通信規格を利用する。

0136

一形態では、遠隔の外部機器4286は、1つまたは複数のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたコンピュータの群である。一形態では、遠隔の外部機器4286は、物理的なコンピュータではなく、仮想コンピュータでありうる。どちらの場合も、そのような遠隔の外部機器4286には、臨床医などの適切に権限を与えられた者からアクセスできるようにすることがある。

0137

好ましくは、ローカルの外部機器4288は、パーソナルコンピュータ携帯電話タブレット、または遠隔制御装置である。

0138

任意選択的なディスプレイアラームを含む出力装置
本開示の技術に係る出力装置4290は、視覚音声、および触覚を利用した装置の1つまたは複数の形態を取りうる。視覚的ディスプレイは、液晶ディスプレイ(LCD)や発光ダイオード(LED)ディスプレイなどである。

0139

ディスプレイドライバ4292
ディスプレイドライバ4292は、ディスプレイ4294に表示するための文字記号、または画像を入力として受け取り、それらをコマンドに変換し、コマンドはディスプレイ4294にそれらの文字、記号、または画像を表示させる。

0140

ディスプレイ4294
ディスプレイ4294は、ディスプレイドライバ4292から受け取ったコマンドに応答して、文字、記号、または画像を視覚的に表示するように構成される。例えば、ディスプレイ4294は8セグメントディスプレイであり、その場合、ディスプレイドライバ4292は、数字の「0」などの各文字または記号を、特定の文字または記号を表示するために8つのセグメントそれぞれをオンにするかどうかを示す8つの論理信号に変換する。

0141

通信およびデータ管理システム
図7は、本開示の態様を実行することができる例示的なシステム100を示す。この例は、本開示の範囲や本明細書に記載される特徴の有用性を制限するものとは解釈すべきでない。このシステムは、診断機器と治療機器の両方に適合し、それらからのデータを処理する。上記で述べたように、患者の医療用診断機器101は、患者の睡眠に関連する呼吸障害の診断の関連で使用される任意の睡眠検査機器でありうる。治療機器105は、患者の睡眠に関連する呼吸障害の治療を提供する関係で使用される任意の機器でありうる。診断機器101および治療機器105はそれぞれ、本明細書に記載される、RPT機器4000、加湿器5000、および患者インターフェース3000を含みうる。したがって、医療機器からデータを受信すると、システムは、受信した医療機器データを対応する患者記録に関連付けるだけでなく、受信した医療機器データが診断のための使用状況データであるか、または治療のための使用状況データであるかを判定し、その判定に応じて、所定の1つまたは複数の基準に基づいて患者記録を更新するように構成することができる。データの識別は、データ自体に関連付けることも、そのデータが受信された機器IDに関連付けることもできる。医療機器データが診断データであると判定されると、システムは、その診断データを処理して、所定の分析基準に基づいて診断リポートおよび/または処方を生成するように構成することができる。システムはさらに、診断リポートおよび/または処方を、点検のために診断提供者に表示し、診断データに基づく診断リポートまたは治療の処方を治療提供者に電子的に転送できるように構成することができる。

0142

システム100は、患者の健康状態情報(人口統計学的データおよび医療データを含む)を、診断から患者の治療まで、同じシステム内で、単一の患者記録の中で直接シームレスに転送する能力を備える。このワークフローを助けるために、システム100は、次の機能的な特徴を備えることができる。

0143

診断データと同じソフトウェアシステム内で治療管理データをアップロードし、分析する能力。それにより、診断の管理に関係する使用者と治療の管理に関係する使用者の両方に単一のソフトウェアシステムを使用することが可能になる。これは、異なるソフトウェアアプリケーション間を移る際のフォーマッティングの問題を回避する助けになる可能性がある。

0144

患者の診断記録を治療管理に関係する使用者と共有する能力。それにより、治療管理に関係する使用者は、患者の診断リポートと処方データを含む共通の患者記録に、患者の治療と遵守のデータを直接保存することができる。

0145

患者の記録に保存されている初期処方データにある診断データと治療設定情報との両方にアクセスできる治療提供者の能力。さらには、その記録にアクセスすることにより、ケーブル接続ワイヤレス接続、またはメモリカードを介して、治療機器を自動的に設定することができる。

0146

患者が医療用診断機器101を使用すると、メモリとも呼ばれる記憶媒体112に診断データ111を記録することができる。診断データ111は、検査の日時や継続時間など、患者の睡眠検査に関するデータと、記録された呼吸流量データ呼吸努力データ、酸素測定および脈拍のデータ、または他の臨床情報などの、検査中に得られた生理学的データとを含みうる。メモリ112は、プロセッサからアクセスできる情報を記憶することが可能な非一時的な種類であってもよく、コンピュータ可読媒体や、電子デバイスを利用して読み出すことができるデータを記憶する他の媒体、例えばハードドライブ、メモリカード、ROM、RAM、DVD、もしくは他の光ディスク、ならびに他の書き込み可能メモリおよび読出し専用メモリを含む。

0147

サーバ201は、プロセッサ210、ならびにデータ230および命令234を記憶するメモリ220を含む。メモリ220は、プロセッサ210からアクセスすることが可能な情報を記憶し、そのような情報は、プロセッサ210により実行されるか、またはその他の形で使用される命令234を含む。メモリ220は、プロセッサからアクセスできる情報を記憶することができる非一時的な種類とすることができ、コンピュータ可読媒体や、電子デバイスを利用して読み出すことができるデータを記憶する他の媒体、例えばハードドライブ、メモリカード、ROM、RAM、DVDまたは他の光ディスク、ならびに他の書き込み可能メモリおよび読出し専用のメモリを含む。システムおよび方法は、種々の上記の組み合わせを含むことができ、それにより、命令およびデータの異なる部分が異なる種類の媒体に記憶される。

0148

命令234は、プロセッサに直接実行される命令(機械コードなど)、または間接的に実行される命令(スクリプトなど)のセットとすることができる。例えば、命令は、コンピュータコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶することができる。その点で、用語「命令」および「プログラム」は、本明細書では同義で使用される場合がある。命令は、プロセッサに直接処理されるオブジェクトコード形式で記憶しても、または、要求に応じて解釈されるか、もしくは事前コンパイルされるスクリプトや独立したソースコードモジュールの集まりを含む他のコンピュータ言語で記憶することもできる。命令の機能、メソッド、およびルーチンについて以下にさらに詳しく説明する。命令234は、通信(Comm)サーバ240、Easy Care Online(ECO)サーバ250、および通信抽象化層CAL)サーバ260などの1つまたは複数の仮想サーバを操作する命令も含みうる。

0149

通信サーバ(Comm)は、ワイヤレスの治療機器と通信し、機器の出力を検査する役割を担う。通信サーバの主要な役割は、通信モジュールや内蔵通信デバイスを介して人工呼吸器と通信すること、受信ワイヤレスデータを検査すること、および、CALサーバによってワイヤレスデータを読み取ることが可能な形式に変換することを含みうる。

0150

CALサーバは、治療機器と通信する役割を担う。CALサーバの主要な役割は、アクティブな患者について日々の要約データを得ること、治療機器の設定を取得し、変更すること、および、未処理の治療機器データを変換して、容易に処理できる形式にすることを含みうる。

0151

ECOサーバは、システム内のアプリケーション機能を担う。ECOサーバの主要な役割は、使用者インターフェース内に患者および機器の情報を提示し、患者の健康状態情報を記述し、管理すること、およびアプリケーションに関連するプロセスを実行することを含む。

0152

データ230は、命令234に従って、プロセッサ210により検索、記憶、または変更することができる。例えば、本システムおよび方法はどの特定のデータ構造によっても制限されないが、データは、コンピュータレジスタ、複数の異なるフィールドレコードを持つ表であるリレーショナルデータベースXML文書、またはフラットファイルに記憶することができる。データはまた、任意のコンピュータ可読形式に設定することができる。データは、関連する情報を識別するのに役立つ任意の情報を含むことがあり、そのような情報には、例えば、数、記述テキスト、独自開発のコード、同じメモリの他の領域もしくは別のメモリ(他のネットワーク接続を通じてアクセスできる他の場所を含む)に記憶されたデータへの参照、または、関連データを計算する機能に使用される情報などがある。データ230は、Commデータベース231、CALデータベース232、ECOデータベース233、およびHSTデータベース235を含む1つまたは複数のデータベースを含みうる。それらのデータベースに各種のデータを保存することができる。例えば、Commデータベース231、CALデータベース232、およびECOデータベース233は、上記のように、それぞれのサーバに関連付けられたデータを記憶することができる。HSTデータベースは、診断機器101から受信された診断データを記憶することができる。

0153

プロセッサ210は、市販のプロセッサなどの、任意の従来のプロセッサでありうる。あるいは、プロセッサは、ASICFPGAなどの専用デバイスでありうる。図7には、サーバ201のプロセッサ、メモリ、および他の要素が同じブロックにあるものとして機能的に図示しているが、当業者には、プロセッサおよびメモリは実際には複数のプロセッサおよびメモリからなる場合があり、それらは同じ物理的な筐体に収容される場合も、そうでない場合もあることが理解されるであろう。例えば、メモリは、サーバ201とは異なる筐体にあるハードドライブまたは他の記憶媒体である場合もある。したがって、プロセッサまたはコンピュータの参照は、同時に動作する、さらには同じ場所にある場合もそうでない場合もある、プロセッサまたはコンピュータまたはメモリの集まりの参照を含むものと理解される。単一のプロセッサを使用して本明細書に記載されるステップを行う代わりに、操縦構成要素や減速構成要素など、一部の構成要素はそれぞれ、その構成要素に固有の機能に関連する計算だけを行う独自のプロセッサを有することができる。したがって、サーバ201は、「システム」と呼ばれる場合も「装置」と呼ばれる場合もある。

0154

コンピュータ102、103、および104は、コンピュータとの関連で通常使用される構成要素すべてを含むことができ、そのような構成要素には、中央演算処理装置(CPU)、データ120および121ならびに命令130および131(例えばウェブページをHTMLで表示するウェブブラウザや、PDF(portable document format)リーダ)を記憶するメモリ(例えばRAMや内蔵ハードドライブ)、電子ディスプレイ110および115(例えば画面を備えるモニタ、小型LCDタッチ画面、または情報を表示するように動作可能な他の電気デバイス)、使用者入力160および161(例えばマウスキーボード、タッチ画面、および/またはマイクロフォン)などがある。

0155

メモリ112は、USBデータケーブルを別のコンピュータに接続することによってアクセスできる診断機器101の内部にある場合がある。したがって、そのような場合の用語「医療機器」は、在宅睡眠検査機器などの医療機器から収集された診断データ111を含む使用状況データを保持している、デスクトップコンピュータモバイルコンピュータなどのパーソナルコンピュータを含むものと広く解釈することができる。また、図7ではサーバ201とコンピュータ101〜104がネットワーク150を介して接続されているが、システム100内の2つ以上の機器をそれぞれ、別のネットワークを介して、またはインターネットを介して接続することができる。

0156

一例では、ECOサーバ250とそれに関連付けられたECOデータベース233、Commサーバ240とそれに関連付けられたCommデータベース231、およびCALサーバ260とそれに関連付けられたCALデータベース232、のいずれか1つが、その他のサーバから遠隔の場所にある機器に存在する場合がある。また、Commサーバ240、Commデータベース231、CALサーバ260、およびCALデータベース232など、そのようなサーバの少なくとも2つが1つの機器に存在する場合もある。

0157

例示的方法
患者は、検査を受けるために、治療を行う医師から診断命令を発行される必要がある場合がある。患者は睡眠検査を受けるように指示され、その場合、患者に睡眠検査用の診断機器101が支給される場合がある。診断機器101は、睡眠ポリグラフィー(PSG)データ、ポリグラフデータ、酸素測定データ、空圧またはインダクタンス式呼吸プレチスモグラフィー(RIP)に基づく呼吸努力データ、呼吸流量データ、音声信号データ体位データ等の種類のデータのいずれか1つを収集することができる。

0158

患者の記録は、患者が診断のための検査を行うことが認められた時に、診断段階において最初に作成される。患者の記録は、患者の詳細な個人情報(氏名、性別年齢住所連絡先の詳細など)、症状、治療を行う医師、保険提供者、保険の補償の種類など、患者または患者の状態に関連する任意のデータを含みうる。患者の記録は、患者の記録が作成される診断提供者のコンピュータ104から、サーバ201のECOデータベースに転送される。コンピュータ104はパーソナルコンピュータではなく、診断提供者の診療所で使用される管理コンピュータである場合もあることが理解されるであろう。そのため、このコンピュータは、少なくとも部分的には、それぞれの患者の検査と診断を担当する特定の診断医師ではなく、コンピュータのある場所にいるデータ管理者によって操作される場合もある。例えば、そのような管理者が患者の記録を作成する役割を担うことも想定される。

0159

実際の検査時に、診断機器は、患者が持っている可能性のある呼吸状態を示す診断データと、例えば、診断機器の種類と機種や、検査を指示した診断医師の詳細を含む患者の詳細事項や、使用の日時などの他の情報とを収集する。

0160

実際の検査時に、診断機器は、診断検査データ111をメモリ112に保存する。診断提供者コンピュータ104の使用者などのシステム100の使用者は、医療用診断機器101のメモリ112に遠隔からアクセスすることができる。あるいは、診断提供者コンピュータ104の使用者は、機器101の携帯メモリカード抜き取り、データをコンピュータ104にダウンロードすることもできる。また、例えばUSBケーブルを介して機器101を診断提供者コンピュータ104に接続して、機器メモリ112にアクセスすることもできる。そして、診断提供者コンピュータ104のウェブブラウザ131を使用して、サーバ201に接触し、データベース231、232、233、および235の1つまたは複数に診断データ111をアップロードすることができる。

0161

診断機器101からサーバ201に提供された診断データ111は、CALデータベース232に記憶することができ、CALデータベース232は、そのデータが送信されてきた患者機器の種類を特定することができる。例えば、各診断機器101に機器IDを割り振ることができ、その機器IDが診断データと共にサーバ201に提供される。そして、診断データはサーバ201によってデータベースに記憶することができ、データベースは、機器IDを使用して、該当する患者診断機器101に受信したデータを関連付ける。治療機器105から得た使用状況データも同様に処理することができる。

0162

事例によっては、患者は、睡眠呼吸障害の治療を受ける資格を得るには、設定された時間にわたって医療用診断機器を使用し、一定の臨床症状を示すことを要求される。例えば、在宅の睡眠検査を命じられた患者は、医師にCPAP治療の処方を書いてもらうには、診断機器を少なくとも4時間使用し、5を超える無呼吸低呼吸指数AHI(Apnea-Hypopnea Index))を示さなければならない場合がある。処方(処方データまたは処方情報とも呼ぶ)はHSTデータベース235)に保存することができる。システム100を使用して、患者が診断機器の使用において処方を遵守しているかどうかを追跡することができ、医師の診断を支援することができる。

0163

患者が検査を受けると、診断提供者によって診断が発行され、診断は、システム100、より具体的には検査/診断機器101によって生成された診断情報に基づくことができる。患者の診断に応じて、診断提供者、より具体的には診断を行った医師が治療の処方を発行することができる。診断提供者は、自身の診断データの臨床的解釈を患者の記録に入力することができる。また、ECOデータベースは、いくつかの治療機器105の臨床選択肢のリストを保持することができ、診断を行う医師は、それらの中から適宜、治療機器105を患者に割り当てることができる。そのような機器を割り当てる際、ECOサーバ250は、ECOデータベースから該当する事前設定を選択し、診断提供者が該当する欄に臨床値を入力できるようにする。そして、患者および機器の種類に対応するデータをサーバ201のECOデータベース233などに記憶することができる。

0164

場合によっては、検査の遵守基準は、通常、償還機関によって定義され、診断を行う場所にいる睡眠専門医や臨床医(診断コンピュータ104の使用者)などの使用者がシステム100に設定することができる。例えば、診断機器101から得られる使用状況データは、患者が少なくとも4時間検査を受け、閉塞性睡眠時無呼吸があり、AHIが20であったことを示し、したがってCPAP治療を受ける可能性があることを示す。睡眠専門医などの有資格の健康管理の専門家は、コンピュータ104を使用して、ウェブブラウザ131において、CPAP機器によって14cmH2Oの圧力で治療を行うための処方を書くことができる。診断コンピュータ104は、処方データをサーバ201に送り、サーバ201によって処方データがECOデータベース233などのデータベースに記憶されて、患者の記録の一部になる。

0165

治療を処方された患者は、例えば診断コンピュータ104によって、診断提供者との間に新しい記録を開く必要がある。代わりに、提案される本システムでは、患者に治療機器を供給して機器を設定することができるように、使用状況データおよび設定データを含む患者の記録へのアクセス権を治療提供者コンピュータ102に与える。例えば、閉塞性睡眠時無呼吸と診断された患者は、自分の患者情報および処方を、自身にCPAP機器を供給できる割り当てられた治療提供者に送信させる必要がある。システム100を使用すると、信頼できる治療提供者の割当て、治療提供者へのアクセス、診断提供者から治療提供者へのデータの転送を容易にすることができる。新しい患者記録を作成する代わりに、患者の記録を電子的に転送することができる。さらに、患者記録を転送する代わりに、本システムでは、治療提供者が、診断段階において作成され、更新された現在の患者記録にアクセスすることができる。機構に応じて、治療提供者は、患者記録全体へのアクセスを許される場合も、患者識別データ、診断データ、診断リポート、治療の処方、および初期機器設定データの一部のみへのアクセスを許される場合もある。また、それぞれのデータへのアクセスは全機能を使用できるオープンアクセスとしても、制限されたアクセスのみとしてもよい。そのような制限されたアクセスでは、例えば、診断データの閲覧および/またはダウンロードは行うことができるが、データの変更は行えない場合がある。

0166

診断提供者のアクセス権を治療提供者が変更できるようにする場合もある。例えば、記録が治療提供者からアクセスできるようにされた後に、治療提供者は、診断提供者に患者の記録への継続的なアクセスを許すことができる。機構に応じて、診断提供者は、患者記録すべてへのアクセスを許される場合も、患者の識別データや診断データなど患者データの一部だけへのアクセスを許され、患者の治療データにはアクセスできない場合もある。また、それぞれのデータへのアクセスは、全機能を使用できるオープンアクセスとしても、制限されたアクセスのみとしてもよい。そのような制限されたアクセスでは、例えば、治療データの閲覧および/またはダウンロードは行うことができるが、データの変更は行えない場合がある。

0167

したがって、電子患者記録が作成されると、診断段階と治療段階との両方の電子患者記録への様々なレベルのアクセス権を、診断段階または治療段階のどちらかに関係する医療従事者に与えることができる。

0168

診断提供者の場所にいる健康管理の専門家は、患者の診断データのステータスを監視し、診断コンピュータ104でアクセスするウェブサイトを介してサーバ201に接触することによって、処方を治療提供者に転送することができる。例えば、健康管理の専門家は、図8に示すウェブページ800(「ダッシュボード」)を介して患者データにアクセスすることができる。ウェブページ800は、現在在宅で睡眠検査を受けているアクティブな患者のリストを保持することができ、リストには、患者の診断検査のステータスを示すステータス表示が含まれる。各種のアイコンで、患者の種々のステータスを表す。例えば、ベッドを模したアイコンは、患者がまだ検査段階にあることを意味する。医師の輪郭を模したアイコンは、患者が診断リポート段階に移ったことを意味する。例えば異なる色を使用して、リポートがすでに発行されたか、まだ発行されていないかを示すことができる。同様に、「Rx」のアイコンは、患者の診断リポートが完成しており、患者が処方段階に移ったことを意味する。ここでも異なる色を使用して処方がすでに発行されたか、まだ発行されていないかを示すことができる。最後に、アイコン871は、患者が「患者記録確定済み」段階にあることを意味することができる。

0169

図9に示すように、患者Noemy Harberは、検査、診断リポート、および処方の段階を完了している。アイコンRxは、Noemyの診断リポートと処方の準備が整っていることを示している。ステータス表示872で示されるように、患者の記録は最終的な確認も受け、送信できる状態になっている。そのような最終的な確認では、患者の名前、電話番号、および保険提供者の詳細を確かめる可能性がある。

0170

診断コンピュータ104に関連付けられた診断提供者が、患者が治療を受ける必要があると判断すると、診断提供者はアイコン871をクリックすることができる。図9に示すように、アイコン871が選択されると、ポップアップウィンドウ973が表示される。そして、ポップアップウィンドウ973を使用して、患者情報を、その患者の治療に関わることになる選択された治療提供者に送信することができる。診断提供者は、ドロップダウンメニュー974を使用して、治療提供者のリストから特定の治療提供者を選択することができる。そのために、診断提供者コンピュータ104は、ECOサーバに送信を行って、治療提供者のシステム内で利用できる治療提供者についてのデータを要求することができる。すると、ECOサーバが要求に応じてデータを提供し、そのデータがウェブブラウザ131のメニュー974に取り込まれる。送信ボタン976をクリックすることによって健康管理の専門家は自身の選択を直ちに確定することができ、患者記録の所有権をメニュー974で指名した治療提供者に移すためのECOサーバに対するコマンドを開始することができる。送信ボタン976をクリックすると、患者の所有権が治療提供者に移り、ダッシュボード内の患者のステータスが「結果送信済み」に変わる。このようにして、健康管理の専門家は、自身の患者を迅速かつ容易に治療提供者の受信ボックスに直接移すことができ、ファックス郵便、または患者を介して紙の記録を手作業によって転送せずに済む。

0171

事例によっては、ECOサーバ250は、ウェブブラウザ(例えば命令130)を通じて、ネットワーク150を介して、診断提供者である医師の処方の指示に従って患者の治療機器105を設定するために必要な使用法および治療設定データを、治療提供者コンピュータ102に自動的に提供することができる。例えば、診断および治療の処方がサーバにおいて診断提供者によって作成され、治療提供者に割り当てられると、ECOサーバ250から治療提供者に通知することができる。それにより、治療提供者は、患者が自分の監督下に移されたことを直ちに知ることができ、必要な治療設定がなされた適切な治療機器が患者に供給されることを保証する。設定データは、インターネット接続などを介して治療機器105に自動的に直接転送するか、またはSDカードや治療機器のインターフェースを介して手動によって入力することができる。

0172

治療提供者は、患者が自身に回されてきたことを、電子メールやSMSメッセージなどのメッセージサービスによって自動的に知らされるか、またはサーバ201を介して治療提供者コンピュータ102に接触することによって知らされる。例えば、治療提供者または治療提供者のオフィスにいる管理者が、図10に示すウェブページ900を介して、上記の転送されてきた患者情報にアクセスすることができる。ウェブページ900は、患者名970、照会元の診断提供者982、連絡先の詳細983、診断および処方情報984、保険会社データ986、承認ステータス987、または関係する他の患者情報などの各種データ項目を含みうる。治療提供者は、ウェブページ900を使用して患者の照会を承諾または却下することができる。例えば、治療提供者は、「承諾/却下」のステータスを持つ患者を選択してから、患者の照会を「承諾」または「却下」のいずれかに指定することができる。治療提供者が要求される患者を承諾すると、治療提供者コンピュータ102がECOサーバに送信を行って、該当する患者IDについてECOデータベースに追加的な患者の健康状態情報を要求することができる。そして、ECOサーバは、要求に応じて患者の人口統計学的データおよび治療設定データを提供し、そのデータが利用可能になると、そのデータを使用して、新しい患者の治療機器の設定を行うために必要なデータ欄を事前に埋めることができる。したがって、このシステムは、治療提供者が利用できる患者リストを新しい患者の記録で動的に更新すると共に、治療提供者の患者リストへの追加的な患者記録の表示を開始するように構成される。例えば、図11はウェブページ910を示し、ここでは、患者Noemy Harberに、その処方に従って各種の治療機器を自動的に割り当てることができる。健康管理の専門家は、フィールド1102において割り当てられた機器を変更したり、追加的な治療機器や構成部品を特定したりすることができ、「追加(Add)」アイコン1104を選択することによってその機器や構成部品を患者に割り当てることができる。

0173

図10に示すように、Noemy Harberの患者記録の詳細が、治療提供者コンピュータ102を使用して管理スタッフが見られるようになっている。ウェブサイト、電子メール、または電話などで患者に連絡を取った後、管理者は、治療提供者が患者と面会する時間をスケジュールすることができる。例えば、管理者は、「承諾する(Accept)」をクリックし、ダイアログボックス985を使用して、患者を臨床使用者に割り当て、新しい患者を治療提供者の作業待ち行列に移すことができる。治療提供者の作業待ち行列は図12にウェブページ920として示している。作業待ち行列のウェブページは、現在患者が処方された治療を遵守しているかどうかを示す遵守アイコン1202および非遵守アイコン1204を表示することができる。作業待ち行列は、遵守データ前回更新された時間と、患者の治療機器の使用状況に関する統計も表示することができる。ウェブページ920の作業待ち行列は、臨床医、管理者、またはその両方から安全にアクセスすることができる。安全なアクセスは、権限のない人物が患者データにアクセスできないようにする何らかの形態の保護を含みうる。例えば、図7のサーバ201は、患者データを送信する前にパスワードを要求する場合がある。サーバ201は、送信データを暗号化することによって、権限のない機器がデータを表示できないようにする場合もある。

0174

健康管理の専門家は、図12に示すウェブページ920を介してNoemy Harberの治療機器を割り当て設定し、Noemy Harberの名前をクリックして、図13にウェブページ930として示す患者記録を開くことにより、進行中の監視に合わせてNoemy Harberの設定を行うこともできる。ウェブページ930の患者記録のセクションに見られるように、進行中の監視に合わせて患者を設定するために必要な患者情報は、患者の人口統計学的情報保険情報、および機器の治療設定など、診断提供者から入手できる患者データをECOデータベース233から事前に入れておくことができる。上記のように、加湿器付きの処方されたCPAP治療機器を自動的に患者に割り当てることができる。そのようにして、健康管理の専門家は、患者が治療を受ける準備を迅速かつ容易に整えることができ、紙の処方箋から手作業で患者データを再入力せずに済み、また、治療のために治療提供者の所に現れない患者の割合が減る。すべての治療に関するメモ、処方、および診断リポートは、図14のウェブページ940に示すように、患者記録のメモセクションにおいて閲覧することができる。

0175

図7に戻ると、治療提供者コンピュータ102を介してサーバ201にアクセスする、治療を行う健康管理の専門家は、サーバ201で生成された診断および遵守の要約リポートをそれぞれの査定エンティティに提供することができる。これは、診断リポートおよび/または遵守リポートを、治療提供者コンピュータ102から、ネットワーク150を介して、償還エンティティのコンピュータ103などの外部の関係者に送信することによって行うことができる。診断リポートおよび/または遵守リポートは、電子メール送信の一部として送信するなど、いくつもの方法によって送信することができる。あるいは、診断リポートおよび遵守リポートは、治療提供者コンピュータ102またはサーバ201に保存し、査定エンティティが、償還エンティティのコンピュータ103を介して、診断リポートおよび/または遵守リポートの要求をコンピュータ102またはサーバ201のどちらかに送信することもできる。

0176

図15は、上記のシステムおよび方法の概略的表現を提供する。図15から分かるように、患者が患者管理の診断段階にあるか治療段階にあるかに関係なく、単一の患者記録を作成し、それを単一のデータプラットフォームに保存し、単一のソフトウェアシステムを使用して更新およびアクセスすることができる。また、データプラットフォームは、複数の遠隔のサーバか、またはサーバの単一の物理的なシステムに置くことができ、それにより診断段階および治療段階の両方に関するデータを総合的に電子管理することができる。診断の管理段階および治療管理段階の両方の医療従事者にその記録へのアクセス権を与えることができ、医療従事者は、一般的な患者データ、診断データ、機器使用状況データ、遵守データ、機器パラメータ、診断リポート、機器の処方などの少なくとも1つに関連する関連データを保存し、それにアクセスすることができる。これにより、複数の記録を作成する際の時間と労力が減ると共に、誤りの可能性も最小になる。記載される本システムには次の特徴がある。

0177

治療管理段階データと同じソフトウェア管理ツール内、場合によっては同じサーバの物理的なセット内で診断データにダウンロードを行い、診断データからアップロードを行い、データを閲覧、分析する能力。これにより、診断提供者と治療提供者が患者データへの単一のアクセス点を持ち、2つの異なるデータプラットフォームを使用する、または2つの異なるパスワード等を持つなどの必要がなくなるため、双方にとって利便性が向上する。ここで、用語「データプラットフォーム」は、ハードウェア設定と使用されるソフトウェアとの少なくとも一方に関して広く使用される。償還エンティティ103のサービス提供者も、患者の診断データおよび治療データの両方にアクセスして、患者が処方された診断や治療の要件を遵守しているかどうかを評価する必要がある。したがって、償還エンティティ103も、単一のパスワード、単一の入口点、および両種類のデータにアクセスするために使用される単一のデータプラットフォームの使用から利益を得る。

0178

診断データ、診断リポート、処方情報、ならびに治療機器の使用状況および遵守データを、診断データ管理段階において作成されて取り込まれた元の患者の治療記録直接アップロードできる能力。

0179

睡眠専門医によって発行された処方から機器設定データを直接診断の患者記録に送信できる能力。機器設定データは、記録を手作業で書き直す、または電子的に作成し直す必要なしに、治療提供者からアクセスし、ダウンロードすることができる。これは現行の手法とは対照的であり、現在は、患者が自分で処方箋を治療提供者に持っていかなければならないか、または、せいぜい、診断提供者がファックスやその他の方法により処方箋を治療提供者に転送し、治療提供者は処方箋を読んで手作業で設定を機器に入力しなければならない。提案される本システムでは、診断提供者が患者の記録に処方を保存し、患者の記録にある処方が治療提供者から直接アクセスされる。その設定は、自動的にカードにダウンロードされるか、機器の設定時に機器にワイヤレス送信することもできる。

0180

その他備考
他の意味に定義しない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本技術が属する技術分野の当業者に一般に理解される意味と同じ意味を持つ。本明細書に記載される方法および材料と同様または同等の方法および材料を本開示の技術の実施または試験において使用することができるが、本明細書には限られた数の例示的な方法および材料が記載される。

0181

本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、文脈が明瞭に指示しない限り、単数形の「a」、「an」、および「the」は複数形の相当語を含むことに注意されたい。

0182

詳細な説明において使用される主題の見出しは、読者の参照を容易にするためにのみ含めており、本開示全体または特許請求の範囲に見出される主題を制限するためには使用すべきでない。主題の見出しは、特許請求の範囲の範囲や請求項の限定要件を解釈する際には使用すべきでない。

0183

本明細書の技術は特定の例を参照して説明したが、それらの例は本技術の原理と応用例を説明するものに過ぎないことを理解されたい。例によっては、用語および記号が、本技術の実施に必須ではない特定の詳細を示唆する場合がある。例えば、用語「第1の」および「第2の」を使用する場合があるが、特に断らない限り、これは順序を示すことを意図せず、別個の要素を区別するために利用している場合がある。さらに、方法論のプロセスステップはある順序で説明または図示することがあるが、そのような順序付けは必須ではない。そのような順序付けが、変更を加えるか、かつ/またはそのいくつかの面を同時に、さらには同期して行う場合もあることを、当業者は認識するであろう。

0184

したがって、本技術の主旨および範囲から逸脱することなく、例示的な実施形態には多数の変更を加えることができ、他の構成を案出できることを理解されたい。

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