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技術 改善されたサービカル・マトリックス

出願人 デンツプライシロナインコーポレーテッド
発明者 マクドナルド,シモン,ピー.オーボーン,アレハンドロ
出願日 2014年7月3日 (7年5ヶ月経過) 出願番号 2016-524382
公開日 2016年9月29日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2016-530234
状態 特許登録済
技術分野 歯科補綴
主要キーワード 凹状側面 非粘着性材料 エネルギー吸収材料 光硬化ユニット 齲蝕病変 歯科用硬化光 修復歯科 化学的硬化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年9月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題・解決手段

少なくとも外層および内層を有するラミナを含む、歯科で使用されるユニバーサル・サービカルマトリックスであって、内層が、化学的硬化される歯科用修復材料接着するのを防止する非粘着性表面を含み、外層が、エネルギー吸収材料を含んでいる、ユニバーサル・サービカル・マトリックス。エネルギー吸収材料は、歯科用硬化光からのエネルギー出力を吸収し、熱を歯科用修復材料に提供し、それによって硬化速度を増大させる。

概要

背景

齲歯または虫歯は、不可逆的な感染症であり、世界で最も一般的な疾患の1つである。G.V.Blackは、齲蝕病変を5つのカテゴリーに最初に分類した。後に、第6のカテゴリーも含められた。これらの分類は、部位、進行速度、病因、および冒された硬組織に基づいてなされる。

V級齲歯は、歯の頬側面または舌側面歯肉側3分の1を冒す。伝統的に、歯を修復するには、歯科医はまず、齲蝕病変を除去する。次いで歯科医は、コンポジットレジンまたはガラスアイオノマーセメントGIC:glass ionomer cement)などの歯科用修復材料窩洞充填する。サービカルマトリックスを歯に押し付けて、修復材料圧縮成形する。修復材料を、マトリックスを通して化学的硬化しまたは光硬化する。修復材料の外面は、マトリックスを除去する前に完全に硬化する必要がある。マトリックスが早く除去された場合、修復材料は歪む可能性があり、修復を繰り返さなければならない。光硬化された樹脂は、典型的には、紫外光または可視光を放出する歯科用光硬化ユニットで硬化される。可視光放出は、通常、可視光スペクトルの紫から青色端にある。光硬化樹脂は、比較的素早く、完全に硬化される。一方、化学的に硬化された樹脂は、完全に硬化するまで数分を要する可能性がある。

ユニバーサル透明プラスチック・サービカル・マトリックスが、現代歯科において公知であり使用されている。従来技術(参照により本明細書に組み込まれる、特許権存続期間満了した米国特許第4,449,928号)は、鉗子またはピンセット把持される剛性基部を後部に持った透明な軟質弾性凹状ラミナからなるサービカル・マトリックスについて記述している。無色透明の、および青味がかったマトリックスは、青色硬化光をマトリックスに容易に透過させることが、従来技術では公知である。

従来技術のマトリックスは、光硬化樹脂に光を透過させることが可能であるが、それらのデバイスは、化学的に硬化される修復の硬化時間を改善しない。本発明のサービカル・マトリックスは、従来技術の修復マトリックスの欠点を克服することを目標とする。

概要

少なくとも外層および内層を有するラミナを含む、歯科で使用されるユニバーサル・サービカル・マトリックスであって、内層が、化学的に硬化される歯科用修復材料に接着するのを防止する非粘着性表面を含み、外層が、エネルギー吸収材料を含んでいる、ユニバーサル・サービカル・マトリックス。エネルギー吸収材料は、歯科用硬化光からのエネルギー出力を吸収し、熱を歯科用修復材料に提供し、それによって硬化速度を増大させる。

目的

本発明の目的は、化学的硬化される歯科用修復材料に関して改善された硬化時間を提供し得る、ユニバーサル・サービカル・マトリックスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

外層エネルギー吸収材料を含んでおり内層非粘着性材料を含んでいる、少なくとも2層を有する凹状ラミナを含む、歯科で使用される改善されたユニバーサル・サービカルマトリックス

請求項2

外層および内層の間にコア層をさらに含み、コア層が、熱を伝導させる材料を含む、請求項1に記載のデバイス

請求項3

コア層の材料が金属である、請求項2に記載のデバイス。

請求項4

エネルギー吸収材料が、近紫外から青色光を吸収することが可能である、請求項1に記載のデバイス。

請求項5

非粘着性材料が非粘着性ポリマーである、請求項1に記載のデバイス。

請求項6

非粘着性材料がフルオロポリマーである、請求項5に記載のデバイス。

請求項7

非粘着性材料が、ポリテトラフルオロエチレンパーフルオロアルコキシ、またはフッ素化エチレンプロピレンの1種である、請求項6に記載のデバイス。

請求項8

ハンドルを有する、請求項1に記載のデバイス。

請求項9

ハンドルが、その内部に、ピンセット把持することが可能な空隙を有する、請求項8に記載のデバイス。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本出願は、参照によりその内容全体が本明細書に組み込まれている、2013年7月3日に出願されたニュージーランド出願第612776号の優先権を主張するものである。

0002

本出願は、修復歯科学で使用される装置に関し、詳細には、BlackのV級齲蝕病変修復に関する。

背景技術

0003

齲歯または虫歯は、不可逆的な感染症であり、世界で最も一般的な疾患の1つである。G.V.Blackは、齲蝕病変を5つのカテゴリーに最初に分類した。後に、第6のカテゴリーも含められた。これらの分類は、部位、進行速度、病因、および冒された硬組織に基づいてなされる。

0004

V級齲歯は、歯の頬側面または舌側面歯肉側3分の1を冒す。伝統的に、歯を修復するには、歯科医はまず、齲蝕病変を除去する。次いで歯科医は、コンポジットレジンまたはガラスアイオノマーセメントGIC:glass ionomer cement)などの歯科用修復材料窩洞充填する。サービカルマトリックスを歯に押し付けて、修復材料圧縮成形する。修復材料を、マトリックスを通して化学的硬化しまたは光硬化する。修復材料の外面は、マトリックスを除去する前に完全に硬化する必要がある。マトリックスが早く除去された場合、修復材料は歪む可能性があり、修復を繰り返さなければならない。光硬化された樹脂は、典型的には、紫外光または可視光を放出する歯科用光硬化ユニットで硬化される。可視光放出は、通常、可視光スペクトルの紫から青色端にある。光硬化樹脂は、比較的素早く、完全に硬化される。一方、化学的に硬化された樹脂は、完全に硬化するまで数分を要する可能性がある。

0005

ユニバーサル透明プラスチック・サービカル・マトリックスが、現代歯科において公知であり使用されている。従来技術(参照により本明細書に組み込まれる、特許権存続期間満了した米国特許第4,449,928号)は、鉗子またはピンセット把持される剛性基部を後部に持った透明な軟質弾性凹状ラミナからなるサービカル・マトリックスについて記述している。無色透明の、および青味がかったマトリックスは、青色硬化光をマトリックスに容易に透過させることが、従来技術では公知である。

0006

従来技術のマトリックスは、光硬化樹脂に光を透過させることが可能であるが、それらのデバイスは、化学的に硬化される修復の硬化時間を改善しない。本発明のサービカル・マトリックスは、従来技術の修復マトリックスの欠点を克服することを目標とする。

先行技術

0007

米国特許第4,449,928号

発明が解決しようとする課題

0008

したがって本発明の目的は、化学的硬化される歯科用修復材料に関して改善された硬化時間を提供し得る、ユニバーサル・サービカル・マトリックスを提供することである。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、化学的に硬化される歯科用修復材料を有する、V級齲蝕病変の修復で使用されるユニバーサル・サービカル・マトリックスであって、少なくとも2層を含んだ凹状弾性ラミナを含み、外層が、紫外光および可視光を吸収するように適合され、内層が、歯科用修復材料に接着しない材料を含む、ユニバーサル・サービカル・マトリックスを提供する。

図面の簡単な説明

0010

サービカル・マトリックスの斜視図である。
サービカル・マトリックスの側面図である。
サービカル・マトリックスの正面図である。

実施例

0011

図1〜3は、本発明の実施形態を示す。サービカル・マトリックス1は、弾性ラミナを含む。サービカル・マトリックス1は、凸状側面および凹状側面提示する本体部分を画定する。この実施形態では、ラミナは、外層3および内層5で作製される。外層3は、弾性エネルギー吸収材料を含み、マトリックス1の主構造を提供する。マトリックス1の内層5は、外層3の底面に付着された非粘着性材料コーティングを含む。非粘着性材料は、マトリックスが歯科用修復材料に接着するのを防止する任意の材料であってもよい。非粘着性材料は、フルオロポリマーなどの非粘着性ポリマーであってもよい。許容されるフルオロポリマーには:ポリテトラフルオロエチレンパーフルオロアルコキシ、およびフッ素化エチレンプロピレンが含まれるが、これらに限定するものではない。マトリックス1は、凹面形状7を有する。マトリックスは、ピンセットで把持するための部位を提供するハンドル9を有する。ハンドル9は、外層3とは異なる材料から作製されてもよい。ハンドル9は、ピンセットで把持するためのさらなる選択肢を提供する穴11を有する。

0012

実際に、歯科医はまず、化学的に硬化される修復材料を受容する準備がなされるように、歯の表面にV級窩洞を作製する。次いで歯科医は、窩洞に修復材料を充填する。改善されたサービカル・マトリックスを、ピンセットを使用して、内層が歯に接しかつ歯に対して所定の位置に保たれる状態で、修復部位上に配置する。内層の非粘着性材料は、修復材料がマトリックスに接着するのを防止する。歯科用硬化光は、マトリックスの近くに保持されかつ活性化される。硬化光がエネルギーを放出するにつれ、マトリックスの外層はエネルギーを吸収し、加熱され、一部の熱エネルギーを修復部位に伝達する。修復部位での高い熱エネルギーは、化学硬化の反応速度を増大させる。典型的には、硬化時間は2分から20秒に短縮される。修復の外部が、容易に変形されないように十分硬化したら、マトリックスを歯から除去することができる。修復材料の内部が硬化したら、歯科医は修復を終了することができる。

0013

図示されない別の実施形態では、ラミナが、3層:コア層、外層、および内層で作製される。この実施形態では、コア層は、マトリックスの主構造を提供し、金属などの熱を伝導する材料を含む。外層は、エネルギー吸収材料のコーティングを含む。内層は、非粘着性材料のコーティングを含む。外層が歯科用硬化光からエネルギーを吸収し加熱されると、コア層が熱を外層から修復部位に向かって伝導させる。修復部位に向かって伝導した熱は、上記論じた硬化速度を増大させる。

0014

図示されないその他の実施形態は、ハンドル内に穴を含まなくてもよい。図示されないさらにその他の実施形態は、ハンドルの位置の変更例を含んでいてもよく、またはハンドルを全く含まなくてもよい。さらに、マトリックスのサイズおよび形状は、種々のサイズまたは形状の歯に順応させるために、その他の実施形態では変えてもよい。

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