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課題・解決手段
概要
背景
腸内フローラ(intestinal flora)という現在は古くなった名前でも知られている腸内微生物叢(intestinal microbiota)は、小腸中に棲息し、宿主の体と共生している細菌から主に構成される微生物の全体である。
腸内微生物叢は極めて複雑な生態系であり、そして、この微生物叢は、宿主個体の小腸粘膜の成長とホメオスタシスを顕著に制御するため、この腸内微生物叢を構成する微生物の異なる集団間の均衡状態は、体の快適性と健康を確保するために基本的なものである。
すなわち、腸内微生物叢は、紛れもない臓器である。実際には、個体の腸内微生物叢の定性的及び/又は定量的変化、すなわちいわゆる腸内毒素症(disbiosis)又は微生物不全(dismicrobism)は、小腸ホメオスタシスの喪失を招くことがあり、これは、次に多数の病態の疾病原因を制御することができる。
腸内毒素症(disbiosis)の症状を治療する目的のために、又は腸内微生物叢のホメオスタシスを維持する目的のためのどのような場合も、ヒトはしばしば、プロバイオティクスとして定義されるか、又はFAO/WHOの定義によれば、「十分な量で投与された場合、宿主に健康上の利益を与える生きた微生物」として定義される物質を摂取する。同様に、健康のためのパラプロバイオティクスの有効性も証明されている;これらは、「十分な量で投与された場合、宿主に健康上の利益を与える、生育不能な微生物細胞(無傷の、又は破壊された)又は生の細胞抽出物」として定義される(Taverniti and Guglielmetti, 2011)。
微生物の有益な活動が、その組成に依存して変動することは明らかであり、実際これらは、しばしば株特異的な活動である。
概要
本発明は、酪酸、葉酸、又はナイアシンの腸内産生を増加させるための、及び/又はコハク酸の腸内産生を低下させるための、細菌を含む組成物の使用に関する。さらに本発明は、腸の酪酸及び/又はコハク酸依存性の病状の治療及び/又は予防のための、前記組成物の使用に関する。具体的には、腸炎、下痢、潰瘍性大腸炎、又は小腸結腸疾患の治療及び/又は予防のための使用である。
目的
効果
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この技術が所属する分野
(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成
請求項1
酪酸及び/若しくはその塩、及び/又は葉酸及び/若しくはその塩、及び/又はナイアシン及び/若しくはその塩の、直接的及び/又は間接的腸内産生を増加させるための、及び/又はコハク酸及び/若しくはその塩の、直接的及び/又は間接的腸内産生を低下させるための、ラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種の少なくとも1種の細菌を含む組成物の使用。
請求項2
酪酸及び/若しくはその塩の腸内産生の直接的及び/若しくは間接的増加により、及び/又はコハク酸及び/若しくはその塩の腸内産生の直接的及び/若しくは間接的低下により、病原性微生物の腸内増殖を低下させるための、及び/又は腸粘膜の完全性を促進するための、及び/又は腸病変の修復プロセスを促進するための、請求項1に記載の使用。
請求項3
請求項4
請求項5
前記ラクトバシルス(Lactobacillus)がラクトバシルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)DG株である、請求項1又は2に記載の使用、又は請求項3又は4に記載の組成物。
請求項6
酪酸及び/若しくはその塩、及び/又は葉酸及び/若しくはその塩、及び/又はナイアシン及び/若しくはその塩の、腸内産生の前記直接的及び/若しくは間接的増加が、及び/又はコハク酸の腸内産生の前記直接的及び/若しくは間接的低下が、腸内微生物叢に金する、好ましくはコプロコッカス(Coprococcus)属及び/又はブラウチア(Blautia)属の細菌に起因する、請求項1、2、及び5のいずれか1項に記載の使用。
請求項7
酪酸及び/若しくはその塩の腸内産生の前記直接的及び/若しくは間接的増加は、コプロコッカス(Coprococcus)属の細菌に起因し、及び/又は、コハク酸の腸内産生の前記直接的及び/若しくは間接的低下は、ブラウチア(Blautia)属の細菌に起因する、請求項1、2、5、及び6のいずれか1項に記載の使用。
請求項8
ラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種の前記少なくとも1種の細菌が、生きているか若しくは死んだ細菌であるか、又は細菌溶解物若しくは抽出物である、請求項1、2、5〜7のいずれか1項に記載の使用、又は請求項3又は4に記載の組成物。
請求項9
前記組成物が、経口投与用であり、好ましくは丸剤、カプセル剤、錠剤、顆粒性粉末、硬カプセル剤、水溶性顆粒、小袋、又はペレットの形態である、請求項1、2、5〜8のいずれか1項に記載の使用、又は請求項3、4、8のいずれか1項に記載の組成物。
請求項10
技術分野
0001
本発明は、酪酸、葉酸、又はナイアシンの腸内産生を増加させるための、及び/又はコハク酸の腸内産生を低下させるための、細菌を含む組成物の使用に関する。さらに本発明は、腸の酪酸及び/又はコハク酸依存性病状の治療及び/又は予防のための、具体的には、腸炎、下痢、潰瘍性大腸炎、又は小腸結腸疾患の治療及び/又は予防のための、前記組成物の使用に関する。
背景技術
0002
腸内フローラ(intestinal flora)という現在は古くなった名前でも知られている腸内微生物叢(intestinal microbiota)は、小腸中に棲息し、宿主の体と共生している細菌から主に構成される微生物の全体である。
0003
腸内微生物叢は極めて複雑な生態系であり、そして、この微生物叢は、宿主個体の小腸粘膜の成長とホメオスタシスを顕著に制御するため、この腸内微生物叢を構成する微生物の異なる集団間の均衡状態は、体の快適性と健康を確保するために基本的なものである。
0004
すなわち、腸内微生物叢は、紛れもない臓器である。実際には、個体の腸内微生物叢の定性的及び/又は定量的変化、すなわちいわゆる腸内毒素症(disbiosis)又は微生物不全(dismicrobism)は、小腸ホメオスタシスの喪失を招くことがあり、これは、次に多数の病態の疾病原因を制御することができる。
0005
腸内毒素症(disbiosis)の症状を治療する目的のために、又は腸内微生物叢のホメオスタシスを維持する目的のためのどのような場合も、ヒトはしばしば、プロバイオティクスとして定義されるか、又はFAO/WHOの定義によれば、「十分な量で投与された場合、宿主に健康上の利益を与える生きた微生物」として定義される物質を摂取する。同様に、健康のためのパラプロバイオティクスの有効性も証明されている;これらは、「十分な量で投与された場合、宿主に健康上の利益を与える、生育不能な微生物細胞(無傷の、又は破壊された)又は生の細胞抽出物」として定義される(Taverniti and Guglielmetti, 2011)。
0006
微生物の有益な活動が、その組成に依存して変動することは明らかであり、実際これらは、しばしば株特異的な活動である。
0007
上記に基づいて、使用用途を広げるために、微生物、特にプロバイオティクス又はパラプロバイオティクスに含まれる微生物の、潜在的な新しい健康促進効果及び/又は治療効果を測定する必要性が感じられ続けている。
0008
例えば、酪酸、葉酸、ニコチン酸などの、体にとって特に有益で治療的な物質の腸内の量を制御できる微生物を同定する必要性が、当該分野で強く感じられ続けている。
0009
酪酸は、微生物叢による食物繊維の発酵の結果として、ヒトの結腸内に生理学的に生成される短鎖脂肪酸である。
酪酸は、結腸細胞(colonocyte)の主要なエネルギー源であり、従って、人体にとって必須の栄養物質である。
0010
小腸のレベルで、酪酸は種々の重要な機能を果たし、例えば、これは、結腸細胞のターンオーバー及び生理学的成熟を刺激し;これは、粘膜の完全性の維持において及び小腸病変の修復プロセスにおいて重要な役割を果たし;これは、結腸における水とナトリウムの再吸収を刺激し;そして、これは、小腸内pHの低下に寄与し、病原性細菌の生育に好ましくない環境を作り出す。
0011
酪酸の欠乏は、ヒトにおいて炎症性大腸炎を引き起こすことがある。同様にコハク酸は、二カルボン酸型の短鎖有機酸である。これは潰瘍誘発性であると考えられており、粘膜に深刻な損傷を引き起こすことがある。従って、コハク酸(コハク酸塩)量の増加は、ヒトの健康にとって有害である。
0012
葉酸(ビタミンB9又はM又はフォラシン)は、DNA合成、修復、及びメチル化などの多くの重要なプロセスに介入する(直接、又は多くの場合、ホモシステインの血漿レベルを低下させることにより)ため、全集団、特に50歳以上の成人、及び出産年齢の女性にとって非常に重要なビタミンである。
0013
葉酸の欠乏は、白血球減少症及び血小板減少症、皮膚や粘膜の変化、及び胃腸障害(吸収不良及び下痢)を伴う大球性貧血につながることがある。特にナイアシン(又はビタミンPP又はビタミンB3)、すなわちニコチン酸及びニコチンアミドは、補酵素NADとNADHの必須成分であり、その欠乏がペラグラとして知られる病態を引き起こすため、これは重要である。一般にこの病態は消化器系の問題で始まり、次にこれは、光過敏性皮膚炎、疲労を伴う精神障害、うつ病、及び記憶障害により悪化する。
0014
本発明は、それを摂取する個人において、酪酸、葉酸、ナイアシン、及び/又はこれらの塩を増加させることができる(直接的及び/又は間接的に)微生物、好ましくはラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種、を含む組成物を用いて、上記先行技術の必要性に答える。
0015
さらに本出願人は、微生物、好ましくはラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種、を含む組成物が、コハク酸及び/若しくはその塩の腸内産生を低下させることができる(直接的及び/又は間接的に)ことを、全く予想外に見出した。
0016
従って、本発明の組成物は、腸の酪酸及び/又はコハク酸依存性の病状の治療及び/又は予防のために特に有利である。
本発明のさらなる利点は、以下の詳細な説明から、及び実施例から明らかであろうが、これらは、例示するためであり非限定的である。
詳細な説明のより深い理解を可能にするために、図1〜4が添付されている。
図面の簡単な説明
0017
図1.1は、本発明の組成物(A)による処置の前後の、コプロコッカス(Coprococcus)属の細菌集団の増加と、これに対して、プラセボ(B)による処置の前後のその減少を示す統計解析の結果を示す。
図1.2は、本発明の組成物(A)による処置の前後の、ブラウチア(Blautia)属の細菌集団の減少と、これに対してプラセボ(B)による処置の前後のその増加を示す統計解析の結果を示す。
図2.1は、本発明の組成物による処置の前後の、コプロコッカス(Coprococcus)属(濃い灰色)の細菌集団の増加と、ブラウチア(Blautia)属(薄い灰色)の細菌集団の減少を示す。図2.2は、本発明の組成物(A)による処置の前後の、コプロコッカス(Coprococcus)属(濃い灰色)の細菌集団の増加パーセントと、ブラウチア(Blautia)属(薄い灰色)の細菌集団の減少パーセント、及びプラセボ(B)による処置の前後の、コプロコッカス(Coprococcus)属(濃い灰色)の細菌集団の減少パーセントと、ブラウチア(Blautia)属(薄い灰色)の細菌集団の増加パーセントを示す。
図3は、本発明の組成物による処置の前後のニコチン酸の代謝の増加と、プラセボによる処置の前後のその減少とを示す統計解析の結果を示す。
図4は、本発明の組成物による処置の前後の、葉酸の生合成の増加と、これに対して、プラセボによる処置の前後に何の変化も無いことを示す統計解析の結果を示す。
0018
本発明は、酪酸及び/若しくはその塩、及び/又は葉酸及び/若しくはその塩、及び/又はナイアシン及び/若しくはその塩の、直接的及び/又は間接的腸内産生を増加させるための、及び/又はコハク酸及び/若しくはその塩の、直接的及び/又は間接的腸内産生を低下させるための、微生物、好ましくはラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種の少なくとも1種の細菌を含む組成物の使用に関する。
0020
さらに、本発明の組成物はまた、好ましくは酪酸及び/若しくはその塩の直接的及び/又は間接的腸内産生を増加させることにより、及び/又はコハク酸及び/若しくはその塩の直接的及び/又は間接的腸内産生を低下させることにより、病原性微生物の腸内増殖を低下させるために、及び/又は腸粘膜の完全性を促進するために、及び/又は腸病変の修復プロセスを促進するために、使用することもできる。
0021
本発明の組成物に特に感受性である一部の病原性微生物は、例えば腸管出血性大腸菌(Escherichia coli)、リステリア菌(Listeria monocytogenes)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、及びサルモネラ(Salmonella)種である。
0022
本発明の上記使用は、健常な個人及び病的腸症状を有する個人を目的としている。具体的には、健常な個人の場合は、本発明の組成物は、その摂取後その個人において、微生物叢のホメオスタシスを維持する作用、及び/又はその変動を防ぐ作用を示し、従って、プロバイオティクス組成物(プロバイオティクス)としても定義することができる。
0023
本発明のさらなる態様は、腸の酪酸及び/又はコハク酸依存性病状の治療及び/又は予防のための、微生物、好ましくはラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種の少なくとも1種の細菌、を含む組成物の医学的使用に関する。
0024
本発明の文脈において、腸の酪酸及び/又はコハク酸依存性病状は、酪酸及び/若しくはその塩による治療に、及び/又はコハク酸及び/若しくはその塩による治療に、感受性である病状を意味する。前記病状の例は、下痢、腸炎、潰瘍性大腸炎、胃の萎縮、腸憩室、狭窄症、閉塞、及び糖尿病性神経障害である。
0025
本発明の特に好適な実施態様において、本組成物は、細菌株ラクトバシルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)DGを含む。細菌株ラクトバシルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)DGは、SOFAR S.p.A.により、パリのパスツール研究所の国立微生物寄託機関(National Collection of Microorganism Cultures of the Pasteur Institute)に、1995年5月5日に、寄託番号CNCM I−1572で寄託された。最初、この寄託された株の名前は、ラクトバシルス・カゼイ(Lactobacillus casei)DGカゼイ亜種であった。
0026
本発明のさらなる好適な実施態様において、酪酸及び/若しくはその塩、及び/又は葉酸及び/若しくはその塩、及び/又はナイアシン及び/若しくはその塩の、腸内産生の直接的及び/又は間接的増加、及び/又はコハク酸の腸内産生の直接的及び/又は間接的低下は、腸内微生物叢、好ましくはコプロコッカス(Coprococcus)属及び/又はブラウチア(Blautia)属の細菌に起因する。
0027
本発明の特に好適な実施態様において、酪酸及び/若しくはその塩の腸内産生の直接的及び/又は間接的増加は、コプロコッカス(Coprococcus)属の細菌に起因し、及び/又は、コハク酸の腸内産生の直接的及び/又は間接的低下は、ブラウチア(Blautia)属の細菌に起因する。
0028
従って、微生物、好ましくはラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種の少なくとも1種の細菌、より好ましくは細菌株ラクトバシルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)DG、を含む組成物はまた、好ましくは、コプロコッカス(Coprococcus)属の細菌集団の増加を、及び/又はブラウチア(Blautia)属の細菌集団の減少を誘導するように、腸内微生物叢中のコプロコッカス(Coprococcus)属及び/又はブラウチア(Blautia)属の細菌集団の密度を変更するために、使用することもできる。すなわち、本発明の組成物の摂取は、腸内微生物叢内のコプロコッカス(Coprococcus)属及び/又はブラウチア(Blautia)属の細菌の量を変更する。具体的には、コプロコッカス(Coprococcus)属細菌の増加及び/又はブラウチア(Blautia)属細菌は、前記組成物の摂取後に低下する。
0029
本発明で使用される組成物は、生きているか死んでいる形態で、溶解物又は抽出物として、前記微生物、好ましくはラクトバシルス(Lactobacillus)属パラカゼイ(paracasei)種の少なくとも1種の細菌を含む。
0030
本発明のある実施態様において、前記組成物は、約150〜300億コロニー形成単位(CFU)の細菌、好ましくは200〜250億CFUの細菌を含む。
0035
本発明の更なる実施態様において、本発明の組成物は、ビタミン、微量元素、例えば亜鉛及びセレン、酵素、プレバイオティクス物質、例えばフラクトオリゴ糖(FOS)、ガラクトオリゴ糖(GOS)、イヌリン、グアーガム、又はこれらの組み合わせにより強化することができる。好ましくは本発明の使用の目的のために、前記組成物は1日に1回、より好ましくは起床直後に服用される。
あるいは、これは、夜、好ましくは食後に服用することもできる。
0037
志願者は以下の基準で募集された:
−組み入れ基準:インフォームドコンセント用紙に署名した18〜55歳の年齢範囲の健康な男性と女性。
−除外基準:最初の検査の前の月の抗生物質治療;最初の検査の前の2ヶ月にウイルスや細菌性腸炎の症状発現;最初の検査の前の5年間に胃潰瘍又は十二指腸潰瘍;妊娠又は授乳中;アルコール依存症や薬物摂取の最近の又は推定される症例;試験プロトコールを遵守しない他の状態。
−プロバイオティクス食事介入は、以下の表1に略記するように、デザインクロスオーバーに従って行われた。
0038
0039
登録前段階(4週間)中、志願者は、プロバイオティクス発酵乳製品(従って伝統的なヨーグルトは許可された)、プロバイオティクス栄養補助食品、又はプレバイオティクス栄養補助食品を摂取することなく、通常の食事をした。
0041
例えば、エンテロラクティスプラス(Enterolactis Plus)を、投与されるプロバイオティクスとして使用した。これは、240億CFU(コロニー形成単位)のラクトバシルス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)DG株を含む420mgのカプセルで構成されている。
0042
プラセボは、プロバイオティクス剤が明らかに欠如したプロバイオティクスのものに外観が同一であるカプセルで構成されていた。活性物質(すなわち、プロバイオティクス)とプラセボの風味と色が同一であった。
0044
最初の4週間の処置後、志願者は、登録前期間と同一の4週間のウォッシュアウト期間を取った。
0045
ウォッシュアウト期間の最後に、志願者は、上記クロスオーバーデザインに従って、エンテロラクティスプラス(Enterolactis Plus)又はプラセボを、1日1カプセルで4週間服用した。
0046
要約すると、試験は、各段階が4週間続く4つの段階を含んだ:
・採用前段階:被験者は、処置Aも処置Bも受けなかった。
・処置1:被験者は、処置A又は処置Bを受けた。
・ウォッシュアウト:被験者は、処置Aも処置Bも受けなかった。
・処置2:被験者は、処置B又は処置Aを受けた。
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