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図面 (20)

課題・解決手段

読取り書込みヘッドは本体を備える。本体は、本体長支持面とを有する。支持面は、データ記憶媒体が支持面にわたって長手方向に搬送されるときにデータ記憶媒体を支持するためのものである。本体の支持面は、軸を中心として、細長い本体の幅方向湾曲している。本体の支持面が有する長手方向の長さは、中間領域においてのみ本体長よりも短い。少なくとも1つの読取り/書込み装置は、データ記憶媒体が支持面にわたって搬送されるときにデータ記憶媒体からのデータの読取りおよび/またはデータ記憶媒体へのデータの書込みを行うために、本体の支持面の中間領域上に設けられる。テープ駆動システムは、読取り/書込みヘッドと、少なくとも1つの読取り/書込み装置と、データ記憶テープを駆動するためのモータとを備える。

概要

背景

背景
テープを利用するデータ記憶システムの場合、テープがテープヘッド上を搬送されている間に、このテープヘッドを利用してテープに対して読取り動作および/または書込み動作を行う。テープの移動方向からみたテープヘッドの断面は一般に外形(contour)と称される。外形は、特に、読取り機能および/または書込み機能を実行する装置に隣接した領域において、テープがテープヘッドの表面に接触したままの状態で移動するように設計されている。テープおよびテープヘッドの摩耗を最小限にするために、テープヘッドとテープとの間の摩擦を最小限にした状態で、移動するテープをテープヘッドの表面に接触させる。

いくつかの先行技術のテープヘッドは、テープヘッドの幅全体にわたって横方向スロットを備えた円筒形のテープヘッド面を用いる。横方向スロットがない場合、空気がテープとテープヘッドとの間に入り込み、これにより、テープとテープヘッドとの間の接触が妨害されてしまう。横方向スロットがあれば、移動するテープが、横方向スロットの下流においてテープヘッドと接触したままとなり、これにより、テープの幅全体わたって摩擦が生じる。全巻き角は、テープがテープヘッドから長手移動方向に対して相対的に延びる角度である。この場合、テープは、テープヘッドの端縁から内側に向かって間隔を空けた位置にある支持面から延びている。これらの外形は、大きな公称全巻き角で機能し、全巻き角の大幅なばらつきを許容し得る。

他の先行技術のテープヘッドにおいては、長さの短い平坦な支持面を用いることにより、有効な接触面積を減らし、これにより、円筒形の外形と比較して、テープおよびテープヘッドに対する摩擦を減らす。テープは、長手方向に対して垂直な平坦面の角部においてオーバーラップしている。このオーバーラップにより、混入した空気が吐出されて、テープとテープヘッドとが接触することとなるが、接触圧力も生じてしまい、結果的に摩擦を引起こしてしまう。オーバーラップ角は、テープがテープヘッドの端縁からテープヘッドの支持面に対して相対的に延びる角度である。この場合、オーバーラップ角は上述で規定した全巻き角と同じである。オーバーラップ角が大きければ大きいほど、接触圧力および摩擦がより大きくなる。したがって、これらの外形は典型的には、より小さい公称全巻き角で機能し、全巻き角のばらつきは、特にテープの摩耗を小さくするようにより正確に制御される。なぜなら、全巻き角が大きければ大きいほど、テープの摩耗がより大きくなり得るからである。全巻き角(およびオーバーラップ角)は、テープ駆動装置テープ経路におけるヘッドの位置によって、またはより正確には、テープ経路ガイドのうちヘッドに隣接する位置によって、規定される。典型的には、ヘッドは別個に製造され、さらに、駆動装置の製造中にテープ経路に一体化される。結果として、外形に現われる全巻き角のばらつきがより大きくなる。加えて、最新のオーバーラップ外形で設計されたヘッドを設置することができるテープ駆動装置に設けられたテープ経路は、公称全巻き角がより大きい従来の横方向のスロット付き円筒外形で設計されている。

これらのオーバーラップした外形の場合、テープ経路によって規定される公称全巻き角および寸法公差に関わらず、有効なヘッド外形に対して厳しい寸法公差で小さい公称全巻き角を呈することが所望される。現在の一解決策として、アセンブリ全体(アウトリガおよびオーバーラップしたモジュール)が如何なる妥当な公称全巻き角またはテープ経路からの変化に対しても機能するように、有効な(active)モジュール(読取り書込みヘッド)の一方側に(アウトリガとして公知である)付加的な無効な(inactive)の円筒形モジュールを設置することが挙げられる。アウトリガは、動作テープ速度ではテープとアウトリガとの間にごくわずかな摩擦しか生じないように設計される。有効なモジュールに対するオーバーラップを最小限にして摩擦を小さくするように、アウトリガを組立てて有効なモジュールにする。この方策により、アウトリガを作製して組立てるための工程が増えてしまい、テープヘッドアセンブリ物理的なサイズが大きくなり、テープ駆動装置における他の構成要素にぶつかってしまう可能性がある。この問題は、使用される有効なモジュールの数の増加といった構成上の変化のせいで有効なテープヘッドアセンブリのサイズが大きくなると、増幅されてしまう。

別の解決策は、駆動装置の製造中にテープ経路にヘッドアセンブリを一体化する際に全巻き角を正確に制御するための機構をテープ経路に導入することである。これにより、駆動装置にヘッドアセンブリを一体化するための工程が大幅に複雑になってしまう。

概要

読取り/書込みヘッドは本体を備える。本体は、本体長と支持面とを有する。支持面は、データ記憶媒体が支持面にわたって長手方向に搬送されるときにデータ記憶媒体を支持するためのものである。本体の支持面は、軸を中心として、細長い本体の幅方向湾曲している。本体の支持面が有する長手方向の長さは、中間領域においてのみ本体長よりも短い。少なくとも1つの読取り/書込み装置は、データ記憶媒体が支持面にわたって搬送されるときにデータ記憶媒体からのデータの読取りおよび/またはデータ記憶媒体へのデータの書込みを行うために、本体の支持面の中間領域上に設けられる。テープ駆動システムは、読取り/書込みヘッドと、少なくとも1つの読取り/書込み装置と、データ記憶テープを駆動するためのモータとを備える。

目的

別の解決策は、駆動装置の製造中にテープ経路にヘッドアセンブリを一体化する際に全巻き角を正確に制御するための機構をテープ経路に導入することである

効果

実績

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請求項1

読取り書込みヘッドであって、本体を備え、前記本体は、本体長および支持面を有し、前記支持面は、データ記憶媒体が前記支持面にわたって長手方向に搬送されるときに前記データ記憶媒体を支持するためのものであり、前記本体の前記支持面は、軸を中心として前記本体の幅方向湾曲しており、前記本体の前記支持面が有する長手方向の長さは、前記本体の中間領域においてのみ前記本体長よりも短く、前記読取り/書込みヘッドはさらに、少なくとも1つの読取り/書込み装置を備え、前記少なくとも1つの読取り/書込み装置は、前記データ記憶媒体が前記支持面にわたって搬送されるときに前記データ記憶媒体からのデータの読取りおよび/またはデータ記憶媒体へのデータの書込みを行うために、前記本体の前記支持面の前記中間領域上に設けられる、読取り/書込みヘッド。

請求項2

前記本体の前記支持面は横軸を中心として凸状である、請求項1に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項3

前記本体の前記支持面は横軸を中心として部分的に円筒形である、請求項1に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項4

前記読取り/書込みヘッドの前記本体の前記支持面においてスロットが形成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項5

前記スロットは、前記読取り/書込みヘッドの前記本体内を通るよう形成される、請求項4に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項6

前記スロットは、長手方向および横方向に対して概して垂直に形成される、請求項4または5に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項7

前記スロットは、1つの横方向側壁および2つの長手方向側壁を備える、請求項4〜6のいずれか1項に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項8

前記スロットは、1つの横方向側壁と、前記横方向側壁および長手方向に対して角度が付けられた2つの側壁とを備える、請求項4〜6のいずれか1項に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項9

前記スロットは、2つの長手方向側壁と、概して平坦横面とを備える、請求項請求項4〜6のいずれか1項に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項10

前記スロットは、前記本体において一定の深さに形成される、請求項4〜9のいずれか1項に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項11

前記スロットはさらに、第1のスロットとして規定され、第2のスロットは、前記第1のスロットと交差する前記読取り/書込みヘッドの前記本体において形成される、請求項10に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項12

前記スロットは、前記少なくとも1つの読取り/書込み装置から間隔を空けて配置され、前記本体の長手方向端縁に形成される、請求項4〜11のいずれか1項に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項13

第2のスロットは、逆の長手方向への前記データ記憶媒体の移動中における接触を向上させるために、前記読取り/書込みヘッドの前記本体の前記支持面において形成される、請求項12に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項14

前記第2のスロットは、前記少なくとも1つの読取り/書込み装置から間隔を空けて配置され、前記第1のスロットから間隔を空けて配置され、前記第2のスロットは、前記読取り/書込みヘッドの第2の長手方向端縁に形成される、請求項13に記載の読取り/書込みヘッド。

請求項15

テープ駆動システムであって、請求項1〜14のいずれか1項に記載の読取り/書込みヘッドを備え、前記データ記憶媒体はデータ記憶テープを含み、前記テープ駆動システムはさらに、前記データ記憶テープを駆動するためのモータを備える、テープ駆動システム。

請求項16

テープ駆動システムであって、読取り/書込みヘッドを備え、前記読取り/書込みヘッドは長さおよび支持面を有し、前記支持面は、データ記憶テープが前記支持面にわたって長手方向に搬送されるときに前記データ記憶テープを支持するためのものであり、前記読取り/書込みヘッドの前記支持面は、軸を中心として、前記読取り/書込みヘッドの幅方向に湾曲し、前記読取り/書込みヘッドの前記支持面が有する長手方向の長さは、前記読取り/書込みヘッドの中間領域においてのみ本体長よりも短く、前記テープ駆動システムはさらに、前記読取り/書込みヘッドの前記支持面の前記中間領域上に設けられる少なくとも1つの読取り/書込み装置を備え、前記少なくとも1つの読取り/書込み装置は、前記データ記憶テープが前記支持面にわたって搬送されるときに前記データ記憶テープからのデータの読取りおよび/または前記データ記憶テープへのデータの書込みを行うためのものであり、前記テープ駆動システムはさらに、前記データ記憶テープを駆動するためのモータを備える、テープ駆動システム。

請求項17

第1のスロットが、前記読取り/書込みヘッドの前記支持面に形成され、前記少なくとも1つの読取り/書込み装置から間隔を空けて配置され、前記読取り/書込みヘッドの長手方向端縁に形成され、第2のスロットが、前記読取り/書込みヘッドの前記支持面に形成され、前記少なくとも1つの読取り/書込み装置から間隔を空けて配置され、前記第1のスロットから間隔を空けて配置され、前記第2のスロットは、前記読取り/書込みヘッドの第2の長手方向端縁に形成され、前記モータは、前記データ記憶テープを双方向に駆動するように構成される、請求項15または16に記載のテープ駆動システム。

請求項18

前記読取り/書込みヘッドにわたって前記データ記憶テープを誘導するための一対のガイドをさらに備える、請求項15〜17のいずれか1項に記載のテープ駆動システム。

請求項19

読取り/書込みヘッドを製造するための方法であって、データ記憶媒体を支持するための湾曲した支持面を備えた細長い本体を形成するステップと、前記読取り/書込みヘッドの前記支持面の中間領域上に少なくとも1つの読取り/書込み装置を設けるステップと、前記中間領域における前記支持面の長手方向の長さを短くするために、前記細長い本体の前記中間領域から材料を除去するステップとを含む、方法。

請求項20

前記細長い本体のうち間隔を空けて配置された2つの端部において、前記細長い本体の前記中間領域から材料を除去するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。

請求項21

テープ駆動システムに前記読取り/書込みヘッドを設置するステップをさらに含む、請求項19または20に記載の方法。

技術分野

0001

技術分野
さまざまな実施形態は、データ記憶システムのための読取り書込みヘッドに関する。

背景技術

0002

背景
テープを利用するデータ記憶システムの場合、テープがテープヘッド上を搬送されている間に、このテープヘッドを利用してテープに対して読取り動作および/または書込み動作を行う。テープの移動方向からみたテープヘッドの断面は一般に外形(contour)と称される。外形は、特に、読取り機能および/または書込み機能を実行する装置に隣接した領域において、テープがテープヘッドの表面に接触したままの状態で移動するように設計されている。テープおよびテープヘッドの摩耗を最小限にするために、テープヘッドとテープとの間の摩擦を最小限にした状態で、移動するテープをテープヘッドの表面に接触させる。

0003

いくつかの先行技術のテープヘッドは、テープヘッドの幅全体にわたって横方向スロットを備えた円筒形のテープヘッド面を用いる。横方向スロットがない場合、空気がテープとテープヘッドとの間に入り込み、これにより、テープとテープヘッドとの間の接触が妨害されてしまう。横方向スロットがあれば、移動するテープが、横方向スロットの下流においてテープヘッドと接触したままとなり、これにより、テープの幅全体わたって摩擦が生じる。全巻き角は、テープがテープヘッドから長手移動方向に対して相対的に延びる角度である。この場合、テープは、テープヘッドの端縁から内側に向かって間隔を空けた位置にある支持面から延びている。これらの外形は、大きな公称全巻き角で機能し、全巻き角の大幅なばらつきを許容し得る。

0004

他の先行技術のテープヘッドにおいては、長さの短い平坦な支持面を用いることにより、有効な接触面積を減らし、これにより、円筒形の外形と比較して、テープおよびテープヘッドに対する摩擦を減らす。テープは、長手方向に対して垂直な平坦面の角部においてオーバーラップしている。このオーバーラップにより、混入した空気が吐出されて、テープとテープヘッドとが接触することとなるが、接触圧力も生じてしまい、結果的に摩擦を引起こしてしまう。オーバーラップ角は、テープがテープヘッドの端縁からテープヘッドの支持面に対して相対的に延びる角度である。この場合、オーバーラップ角は上述で規定した全巻き角と同じである。オーバーラップ角が大きければ大きいほど、接触圧力および摩擦がより大きくなる。したがって、これらの外形は典型的には、より小さい公称全巻き角で機能し、全巻き角のばらつきは、特にテープの摩耗を小さくするようにより正確に制御される。なぜなら、全巻き角が大きければ大きいほど、テープの摩耗がより大きくなり得るからである。全巻き角(およびオーバーラップ角)は、テープ駆動装置テープ経路におけるヘッドの位置によって、またはより正確には、テープ経路ガイドのうちヘッドに隣接する位置によって、規定される。典型的には、ヘッドは別個に製造され、さらに、駆動装置の製造中にテープ経路に一体化される。結果として、外形に現われる全巻き角のばらつきがより大きくなる。加えて、最新のオーバーラップ外形で設計されたヘッドを設置することができるテープ駆動装置に設けられたテープ経路は、公称全巻き角がより大きい従来の横方向のスロット付き円筒外形で設計されている。

0005

これらのオーバーラップした外形の場合、テープ経路によって規定される公称全巻き角および寸法公差に関わらず、有効なヘッド外形に対して厳しい寸法公差で小さい公称全巻き角を呈することが所望される。現在の一解決策として、アセンブリ全体(アウトリガおよびオーバーラップしたモジュール)が如何なる妥当な公称全巻き角またはテープ経路からの変化に対しても機能するように、有効な(active)モジュール(読取り/書込みヘッド)の一方側に(アウトリガとして公知である)付加的な無効な(inactive)の円筒形モジュールを設置することが挙げられる。アウトリガは、動作テープ速度ではテープとアウトリガとの間にごくわずかな摩擦しか生じないように設計される。有効なモジュールに対するオーバーラップを最小限にして摩擦を小さくするように、アウトリガを組立てて有効なモジュールにする。この方策により、アウトリガを作製して組立てるための工程が増えてしまい、テープヘッドアセンブリ物理的なサイズが大きくなり、テープ駆動装置における他の構成要素にぶつかってしまう可能性がある。この問題は、使用される有効なモジュールの数の増加といった構成上の変化のせいで有効なテープヘッドアセンブリのサイズが大きくなると、増幅されてしまう。

0006

別の解決策は、駆動装置の製造中にテープ経路にヘッドアセンブリを一体化する際に全巻き角を正確に制御するための機構をテープ経路に導入することである。これにより、駆動装置にヘッドアセンブリを一体化するための工程が大幅に複雑になってしまう。

課題を解決するための手段

0007

概要
少なくとも1つの実施形態に従うと、読取り/書込みヘッドは本体を備える。本体は、本体長および支持面を有する。支持面は、データ記憶媒体が支持面にわたって長手方向に搬送されるときにデータ記憶媒体を支持するためのものである。本体の支持面は、軸を中心として、細長い本体の幅方向湾曲している。本体の支持面が有する長手方向の長さは、本体の中間領域においてのみ本体長よりも短い。少なくとも1つの読取り/書込み装置が本体の支持面の中間領域上に設けられる。この少なくとも1つの読取り/書込み装置は、データ記憶媒体が支持面にわたって搬送されるときに、データ記憶媒体からのデータの読取りおよび/またはデータ記憶媒体へのデータの書込みを行うためのものである。

0008

少なくとも1つの実施形態に従うと、テープ駆動システムは読取り/書込みヘッドを備える。読取り/書込みヘッドは長さおよび支持面を有する。支持面は、データ記憶テープが支持面にわたって長手方向に搬送されるときにデータ記憶テープを支持するためのものである。読取り/書込みヘッドの支持面は、軸を中心として読取り/書込みヘッドの幅方向に湾曲している。読取り/書込みヘッドの支持面が有する長手方向の長さは、読取り/書込みヘッドの中間領域においてのみ本体長よりも短い。少なくとも1つの読取り/書込み装置が読取り/書込みヘッドの支持面の中間領域上に設けられる。この少なくとも1つの読取り/書込み装置は、データ記憶テープが支持面にわたって搬送されるときに、データ記憶テープからのデータの読取りおよび/またはデータ記憶テープへのデータの書込みを行うためのものである。モータが、データ記憶テープを駆動するために設けられる。

0009

少なくとも1つの実施形態に従うと、読取り/書込みヘッドを製造するための方法は、データ記憶媒体を支持するために湾曲した支持面を備えた細長い本体を形成することによって提供される。少なくとも1つの読取り/書込み装置は、読取り/書込みヘッドの支持面の中間領域上に設けられる。中間領域における支持面の長手方向の長さを短くするために、細長い本体の中間領域から材料が除去される。

図面の簡単な説明

0010

一実施形態に従ったテープ駆動システムを示す概略図である。
一実施形態に従った、図1のテープ駆動システムの読取り/書込みヘッドを示す平面図である。
図2における切断線3−3に沿った断面図である。
図2における切断線4−4に沿った断面図である。
一実施形態に従った、図1のテープ駆動システムの読取り/書込みヘッドを示す平面図である。
図5における切断線6−6に沿った断面図である。
図5における切断線7−7に沿った断面図である。
一実施形態に従った、図1のテープ駆動システムの読取り/書込みヘッドを示す平面図である。
図8における切断線9−9に沿った断面図である。
図8における切断線10−10に沿った断面図である。
一実施形態に従った、図1のテープ駆動システムの読取り/書込みヘッドを示す平面図である。
図11における切断線12−12に沿った断面図である。
図11における切断線13−13に沿った断面図である。
一実施形態に従った、図1のテープ駆動システムの読取り/書込みヘッドを示す平面図である。
図14における切断線15−15に沿った断面図である。
図14における切断線16−16に沿った断面図である。
一実施形態に従った、図1のテープ駆動システムの読取り/書込みヘッドを示す平面図である。
図17における切断線18−18に沿った断面図である。
図17における切断線19−19に沿った断面図である。
図17における切断線20−20に沿った断面図である。

実施例

0011

詳細な説明
必要に応じて、本発明の詳細な実施形態がこの明細書中に開示される。しかしながら、開示された実施形態が、さまざま形態および代替的な形態で具体化され得る本発明の具体例に過ぎないことが理解されるはずである。図は必ずしも縮尺どおりではない。特定の構成要素の詳細を示すためにいくつかの特徴が誇張されているかまたは最小限にされている可能性がある。したがって、この明細書中に開示される特定の構造的および機能的な詳細は、限定するものとして解釈されるべきではなく、単に本発明のさまざまな用途を当業者に教示するための代表的な基本原則として解釈されるべきである。

0012

図1を参照すると、テープ駆動システム30が一実施形態に従って概略的に示される。テープ駆動システム30は、2つの有効なモジュール34および36を有するように図示される磁気テープ読取り/書込みヘッドアセンブリ32を含む。2つの有効なモジュール34および36が示されているが、有効なモジュールはいくつ企図されてもよい。アウトリガなどの無効なモジュールは、以下にさらに説明されるように、この構成では省かれている。テープ駆動システム30は、1つのテープリールまたは一対のテープリール38,40を含み得る。一対のテープリール38,40は別個に設けられてもよい。テープ駆動システム30はまた、一対のガイドを含んでもよい。磁気テープ42がテープリール38および40に対して設けられる。一対のモータ44および46が、それぞれ、当該一対のテープリール38および40を駆動するために設けられる。この駆動により、図1において矢印で示されるように、テープ42をテープヘッドアセンブリ32にわたって双方向に移動させる。

0013

図2は読取り/書込みヘッド48を示す。読取り/書込みヘッド48は、一実施形態に従って、テープヘッドアセンブリ32の有効なモジュール34および36のうちの1つとして用いられてもよい。読取り/書込みヘッド48は、支持面52を備えた本体50を有する。支持面52は、データ記憶媒体が図2において矢印で示されるように支持面52にわたって長手方向に搬送されるときにデータ記憶テープ54を支持するためのものである。本体50はセラミック材料から形成されてもよい。本体50は、テープ42が移動する長手方向に沿った長さを有する。本体50はまた、テープ42の幅の方向に沿った幅を有する。図示される実施形態では、本体50の幅は、長さよりも寸法が大きい。しかしながら、これらの寸法は、テープ42の命名規則に一致するように規定される。

0014

本体50の支持面52は、図3に示されるように、凸状であり、軸を中心として本体50の幅方向に湾曲している。少なくとも1つの実施形態に従うと、支持面52は横軸を中心として円筒形である。図3に例示されるように、テープ42が本体50の長さ分だけ支持面52にわたって移動すると、空気の薄膜がテープ42と支持面52との間に捕らえられて、物理的接触を妨げ、摩擦を低減させる。このような構成は本体50の幅全体にわたって適用されるわけではない。なぜなら、読取り機能および/または書込み機能を実行するために接触が所望されるからである。

0015

図2および図4は、支持面52の長手方向の長さが、中間領域56においてのみ、本体長よりも短くなっていることを示す。長手方向の長さが短いので、テープ42の幅全体ではなく、中間領域56上にわたってのみテープ42が支持面52と接触することとなり、これにより、テープ42の幅全体には接触させないようにすることによって摩擦を低減させる。磁気読取り/書込み装置58が本体50の支持面52の中間領域56上に設けられる。磁気読取り/書込み装置58は、テープ54が支持面52にわたって搬送されるときに、テープ54からのデータの読取りおよび/またはテープ54へのデータの書込みを行うためのものである。したがって、読取り/書込み装置58を用いて正確な読取り/書込み動作を行うために、テープ42と支持面52の中間領域56とを強制的に接触させる。逆に、中間領域56外では支持面52上には接触させないようにする。モジュール34,36のために複数の読取り/書込み装置58が導入されているが、1モジュール当たり1つの読取り/書込み装置58を用いるように企図されている。

0016

図示される実施形態においては、読取り/書込みヘッド48の本体50が有する長手方向の長さは、中間領域56において短くなっている。これは、一対のスロット60および62が、支持面52において、読取り/書込みヘッド48の本体50を通るように形成されているからである。スロット60および62は各々、概して、テープ54の移動の長手方向に対して垂直に、かつ、読取り/書込みヘッド48の横方向または幅方向に対して垂直に、形成される。スロット60および62は、それぞれ、1組の横方向側壁64および66と、2組の長手方向側壁68,70および72,74とを備える。横方向側壁64および66は各々、テープ42から空気を吐出するために端縁に支持面52を備える。各々のスロット60および62は、読取り/書込み装置58から間隔を空けて配置され、読取り/書込みヘッド48の長手方向端縁76および78に形成されており、これにより、テープ42の下側を周囲空気露出させ、この領域56においてテープの下側から除去される空気を排出させる。スロット60および62は、読取り/書込み装置58に隣接する中間領域56における、テープ54の各移動方向への接触を向上させる。スロット60および62は、研削などの材料除去工程から形成されてもよい。

0017

円筒形のモジュールまたは読取り/書込みヘッド48は、部分的なスロット60,62を備える。これら部分的なスロット60,62は、先行技術において設けられているように本体50の幅にわたって設けられるのではなく、中間領域56に制限される。円筒形状であることにより、ヘッドアセンブリ32が駆動システム30に一体化されたときの全巻き角のばらつきに対する寸法公差が与えられ、読取り/書込みヘッド48の支持面52が記録装置58の中間領域56における移動テープ54と接触するのが制限される。この利点は、テープ54の移動方向においてスロット60および62を読取り/書込み装置58と位置合わせすることによって、かつ、テープヘッドの幅全体にわたって設けられる先行技術スロットとは対照的に、スロット60および62を中間領域56に制限することによって、達成される。

0018

中間領域56の長手方向の長さを短くすることによって、本体50のうち外側領域80および82は、中間領域56の一方側に先行技術のアウトリガモジュールの機能、または有効なヘッド外形、を備えることとなる。外側領域80および82の機能がオーバーラップした中間領域56と一体化されて、一体型ハイブリッドモジュール48を形成し、これにより、無効なアウトリガを排除する。この解決策は、支持面52に対するテープ54の接触を最適化することを利用している。この接触は、取外されたヘッド面残余部分ではなく、記録装置58の位置にわたって中間領域56に制限されるべきものである、この解決策であれば、先行技術によるオーバーラップした外形の利点(空気および摩擦の減少)がすべて、依然として、読取り/書込み装置58の中間領域56において適用されるが、外側領域80および82は、アウトリガを追加しなくてもアウトリガと同様に機能する。

0019

ハイブリッドモジュール48は、先行技術のオーバーラップしたモジュールとほぼ同数のステップで作製されるが、ヘッド作製中に如何なる組立てステップをも追加する必要はない。なぜなら、無効なモジュールまたはアウトリガの作成および組立てが行われないからである。テープヘッドアセンブリ32の物理的なサイズが小さくなる。なぜなら、アウトリガとして機能する無効なモジュールが存在しないからである。テープヘッドアセンブリ32は、ハイブリッドモジュール34および36を用いることにより、先行技術のオーバーラップされたヘッドに比べて、駆動テープ経路におけるガイドに対して正確に位置決めされる必要はない。なぜなら、テープヘッドアセンブリ32のハイブリッドモジュール34および36は、全巻き角の大幅なばらつきを許容するアウトリガとして機能するからである。この解決策では付加的な利点が得られるが、それは、テープ42と支持面52との接触を中間領域56に制限し、かつ、支持面52の幅全体にわたる接触を防止することによって、テープ54とヘッド48との間の摩擦を減らすという利点である。全巻き角Θ,Φ(図4)は典型的には0度〜15度である。

0020

一対のスロット60および62は、テープ54が両テープ方向において読取り/書込み装置58と接触するように読取り/書込み装置58の両側に設けられる(双方向ハイブリッドモジュール)。または、一対のスロット60および62は、テープが1テープ方向においてのみ装置58と接触するように装置58の一方側にだけ設けられる(単方向ハイブリッドモジュール)。ある特定の記録アーキテクチャでは単方向ハイブリッドモジュールが必要となるかもしれない。さまざまな実施形態では、この明細書中における教示から逸脱することなく特定の読取り/書込み機能に適用可能となるように、単方向テープヘッドまたは双方向テープヘッドが用いられる可能性がある。

0021

図5図7は、別の双方向読取り/書込みヘッド84の実施形態を、円筒形の支持面88を備えた本体86とともに示す。中間領域90は読取り/書込み装置92を含む。一対のスロット94および96は各々、本体86において一定の深さ98および100に形成される。各々のスロット94および96は、それぞれ、横方向側壁102および104と、横方向側壁102および104ならびに長手方向に対して角度が付けられた一対の傾斜側壁106,108および110,112とを備える。有底深さ98および100、傾斜側壁106,108および110,112は、それぞれ、読取り/書込みヘッド84の長手方向端縁114および116と交差する。先の実施形態と同様に、外側領域118および120は、付加的なアウトリガの機能の代わりとなる。傾斜側壁106,108および110,112、有底深さ98および100は連続面として形成されてもよい。スロット94および96の形状は、スロット94および96を設けるのに用いられる特定の製造工程によって規定されてもよい。

0022

図8図10は、さらに別の双方向読取り/書込みヘッド122の実施形態を、円筒形の支持面126を備えた本体124とともに図示する。中間領域128は読取り/書込み装置130を含む。一対のスロット132および134は各々、本体124において形成される。各々のスロット132および134は、それぞれ、横方向および長手方向に対して角度が付けられた一対の長手方向側壁140,142および144,146を備える。各々のスロット132および134はさらに、読取り/書込みヘッド122のそれぞれの長手方向端縁152および154と交差する平坦面148および150を備える。先の実施形態と同様に、外側領域156および158は、付加的なアウトリガの機能の代わりとなる。

0023

スロット60,62;94,96;および132,134はさまざまな形状で具体化することができ、スロット60,62;94,96;および132,134の幅は、それぞれ、大気圧への露出のために、対応する読取り/書込み装置58;92および130の幅にわたっている。スロットを設けるためのさまざまな工程を用いることによって、さまざまなスロット形状が作り出されてもよい。双方向ハイブリッドモジュールについてのいくつかのこのような形状が図2図10に示される。単方向ハイブリッドモジュールも企図される。

0024

図11図13は、単方向読取り/書込みヘッド160の実施形態を、円筒形の支持面164を備えた本体162とともに図示する。中間領域166は読取り/書込み装置168を含む。スロット170は本体162において一定の深さ172に形成される。スロット170は、横方向側壁174と、横方向側壁174および長手方向に対して角度が付けられた一対の傾斜側壁176,178とを備える。有底深さ172および傾斜側壁176,178は、読取り/書込みヘッド160の長手方向端縁180と交差する。傾斜側壁176,178および有底深さ172は、連続面として形成されてもよい。先の実施形態と同様に、外側領域182および184は、付加的なアウトリガの機能の代わりとなる。

0025

図14図16は、別の単方向読取り/書込みヘッド186の実施形態を、円筒形の支持面190を備えた本体188とともに図示する。中間領域192は読取り/書込み装置194を含む。スロット196は本体188において形成される。スロット196は、横方向および長手方向に対して角度が付けられた一対の長手方向側壁198および200を備える。スロット196はさらに、読取り/書込みヘッド186の長手方向端縁204と交差する平坦面202を備える。先の実施形態と同様に、外側領域206および208は、付加的なアウトリガの機能の代わりとなる。

0026

図17図20は、さらに別の単方向読取り/書込みヘッド210の実施形態を、円筒形の支持面214を備える本体212とともに図示する。中間領域216は読取り/書込み装置218を含む。スロット220は、本体212において一定の深さ222に形成される。スロット220は、一対の横方向側壁224,226と、横方向側壁224,226および長手方向に対して角度が付けられた一対の傾斜側壁228,230とを備える。第2のスロット232は、大気圧への露出のために、読取り/書込みヘッド160の長手方向端縁234および横方向側壁226と交差する。先の実施形態と同様に、外側領域236および238は、付加的なアウトリガの機能の代わりとなる。双方向読取り/書込みヘッドを得るために幾何学的形状の複製を用いることもできる。側壁224,226,228,230は連続面として形成されてもよい。横方向側壁224,226および傾斜側壁228,230は、スロット220を追加することによって結果として得られる幾何学的形状の一例である。

0027

さまざまな実施形態では、ヘッド製造工程中に作製されて組立てられる必要のある別個の構成要素の数量が低減される。結果として、ヘッドの物理的な寸法が小さくなり、ヘッドをテープ駆動システムに対してより容易に一体化することが可能となる。この解決策はまた、駆動装置の製造時にテープ経路においてヘッドを一体化している間に全巻き角を設定できるという融通性を提供する。また、この解決策では、より安価にヘッドアセンブリを製造でき、結果としてより安価に駆動システムを製造することができる。

0028

さまざまな実施形態では、外形性能要件を損なうことなく、より安価なヘッド(したがって、より安価なテープ駆動システム)を得ることが容易になる。ヘッドとテープとの摩擦を減らすことにより、(より高い線記録密度を得るために)より滑らかなテープを使用することが可能となり、本質的にテープカートリッジ容量が増加する。

0029

さまざまな実施形態を上述してきたが、これらの実施形態が本発明の可能なすべての形態を説明するように意図されているわけではない。むしろ、明細書中において用いられる用語は限定ではなく説明のための用語であり、本発明の精神および範囲から逸脱することなくさまざまな変更がなされ得ることが理解される。加えて、さまざまに実現される実施形態の特徴を組み合わせて、本発明のさらに他の実施形態を形成してもよい。

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