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技術 押出成形された即放性乱用抑止性丸剤

出願人 ファーマシューティカルマニュファクチュアリングリサーチサービシズ,インコーポレーテッド
発明者 トンプソン,エドウィン,アール.トンプソン,エリック,アール.ミスリンスキ,ニコラス,アール.ケメニー,スティーブン,エフ.
出願日 2014年8月12日 (5年6ヶ月経過) 出願番号 2016-534798
公開日 2016年9月15日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2016-528250
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 挟持リング 抑止機構 回転部品間 回毎分 体積損失 推定体積 参照グラフ ニュートンメートル
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重要な関連分野

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図面 (20)

課題・解決手段

経口用の即放性乱用抑止性丸剤は、乱用を抑止するために使用されるキャリアマトリックス全体に均一に広がった、少なくとも1種の乱用されやすい活性医薬成分を含む。丸剤は、連続工程を通じて加熱溶融押出及び成形ユニットを使用して調製される。成形された丸剤は、少なくとも粒径粘性又は純度の制限によって、非経口投与に対して乱用抑止性である。

概要

背景

FDAが認可した薬物は、活性物質の種類、治療される症状及び好ましい投与経路に基づき、多くの異なる形態で提供される。これらの形態は、経腸製剤(例えば錠剤カプセル剤又は丸剤)、非経口製剤(例えば、静脈内、皮下、筋肉内及び関節内などの注射製剤)、液体製剤(例えばエリキシル剤)、凍結乾燥製剤、並びに局所製剤を含む。FDAが認可した薬物の大部分は現在、錠剤又はカプセル剤のいずれかとして経腸形態で入手可能である。

加熱溶融押出による丸剤形態の医薬品の製造は、比較的まれである。ポリマーに薬物を溶解し、押出を使用して丸剤を製造するという発想は数十年前から知られていたが、FDAが認可した薬物を押出し成形したものはごくわずかである。最近、乱用抑止性製剤を調製するために押出技術が研究されている。例えば、U.S.8,075,872(Grunenthal GmbHに譲渡)は、押出機を用いて調製される熱成形乱用抑止性剤形を対象としている。押出物は、二重反転式カレンダーローラーを用いて成形され、切断などの従来の手段により単体化され得る。U.S.8,383,152(Grunenthal GmbHに譲渡)は、押出により調製されカレンダー工程により成形されることも可能な制御放出型医薬剤形を対象としている。U.S.2007/0190142(Abbott GmbHに譲渡)は、磨砕又は多粒子化(multi-particulating)ステップなしに、押出及び押出物を剤形に成形することにより調製される、徐放性乱用抑止性剤形を対象としている。

概要

経口用の即放性乱用抑止性丸剤は、乱用を抑止するために使用されるキャリアマトリックス全体に均一に広がった、少なくとも1種の乱用されやすい活性医薬成分を含む。丸剤は、連続工程を通じて加熱溶融押出及び成形ユニットを使用して調製される。成形された丸剤は、少なくとも粒径粘性又は純度の制限によって、非経口投与に対して乱用抑止性である。

目的

剤形は、少なくとも1種の活性物質について即時放出プロファイルを示す組成物を提供する

効果

実績

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請求項1

乱用されやすい活性物質マトリックス剤及び可塑剤を含む、直接成形された経口用の即放性乱用抑止性剤形であって、押出工程から直接成形される剤形。

請求項2

成形ユニットを有する押出工程により直接成形される、請求項1に記載の直接成形された経口用の押出成形された即放性乱用抑止性剤形。

請求項3

成形ユニットが、カレンダーロータリー又はチェーン式成形機である、請求項1又は2に記載の直接成形された経口用の押出成形された即放性乱用抑止性剤形。

請求項4

(i)乱用されやすい活性物質、(ii)マトリックス剤、ここで、該マトリックス剤は約50Kダルトン〜300Kダルトンの間の平均分子量を有し、及び(iii)可塑剤を含む経口用の即放性乱用抑止性剤形であって、乱用されやすい活性物質が即時放出プロファイルを有し、及び組成物が乱用を減少させるための物理的バリアを含む、経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項5

活性物質が、オキシコドンHCl又はヒドロコドン酒石酸水素塩である、請求項4に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤

請求項6

物理的バリアが、粉砕して嚥下、粉砕してから吸引、又は粉砕して注射することによる乱用を減少させる、請求項4又は5に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項7

物理的バリアが、丸剤の物理的又は機械的操作後に、丸剤が粒径0.5mm超の粒子を少なくとも50重量%有することである、請求項4から6のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項8

物理的又は機械的操作が、粉砕、切断、すりおろし又はすりつぶしを含む、請求項4から7のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項9

物理的バリアが、丸剤が水溶液曝露されるとヒドロゲルを形成することである、請求項4から8のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項10

請求項11

丸剤が約10重量%〜約90重量%のマトリックス剤を含む、請求項4から10のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項12

請求項13

丸剤が約5重量%〜約60重量%の可塑剤を含む、請求項4から12のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項14

充填剤をさらに含む、請求項4から13のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項15

崩壊剤をさらに含む、請求項4から14のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項16

アルコール純度低下剤をさらに含む、請求項4から15のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項17

抽出された溶液又は固体純度が、アルコール純度低下剤を含まない丸剤と比較して少なくとも10%低下する、請求項4から16のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項18

FD&C色素をさらに含む、請求項4から17のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項19

75重量%以上の活性物質が投与後45分以内に丸剤から放出される、請求項4から18のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤。

請求項20

(i)約0.5重量%〜約30重量%の乱用されやすい活性物質、(ii)約50Kダルトン〜約300Kダルトンの平均分子量を有する約10重量%〜約90重量%のマトリックス剤、及び(iii)約5重量%〜約60重量%の可塑剤を含む経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項21

マトリックス剤が約50Kダルトン〜約150Kダルトンの平均分子量を有する、請求項20に記載の経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項22

約5重量%〜約40重量%の充填剤をさらに含む、請求項20又は21に記載の経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項23

約1.0重量%〜約20重量%の崩壊剤をさらに含む、請求項20から22のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項24

約0.1重量%〜約2.0重量%の1種以上の保存料をさらに含む、請求項20から23のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項25

約0.5重量%〜約20重量%の1種以上のアルコール純度低下剤をさらに含む、請求項20から24のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項26

約0.1〜約15%の1種以上のFD&C色素をさらに含む、請求項20から25のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項27

乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性剤形であって、約95%未満の活性物質が投与後20分以内に剤形から放出され、及び75%以上の活性物質が投与後45分以内に剤形から放出される、経口用の即放性乱用抑止性剤形。

請求項28

少なくとも1種の乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性剤形を製造する方法であって、(i)押出機を使用する加熱溶融押出により、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤の均一なブレンドを加工して押出物を作製するステップ、及び(ii)成形ユニットを使用して、押出物を剤形に成形するステップを含む、方法。

請求項29

成形ユニットが、押出物を先に切断することなく丸剤を成形することが可能なユニットである、請求項28に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項30

丸剤を成形することが可能なユニットが、カレンダー、ロータリー又はチェーン式成形機である、請求項28から29のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項31

均一なブレンドの加工が、軟化したマトリックス剤及び可塑剤、並びに少なくとも1種の乱用されやすい活性物質が実質的に分解しない加工温度及び加工圧力で行われる、請求項28から30のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項32

押出機の少なくとも1つの温度領域が約75℃以下の加工温度を有する、請求項31に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項33

押出機の少なくとも1つの圧力領域が5Bar以上の加工圧力を有する、請求項31から32のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項34

温度、圧力、環境及び/又は押出物の形状を制御することが可能な移送ユニットを使用して、押出物を成形ユニットへ移送するステップをさらに含む、請求項28から33のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項35

(i)押出機を使用する加熱溶融押出により、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤の、解析的に決定された均一なブレンドを加工して押出物を作製し、剤形を成形するステップを含む、経口用の即放性乱用抑止性剤形を製造する方法。

請求項36

工程解析技術を使用して、ブレンド中に、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤の混合物モニタリングし、いつ均一なブレンドが得られるかを決定するステップをさらに含む、請求項28から35のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項37

光学検査技術を使用して、丸剤の品質体積及び重量を決定するステップをさらに含む、請求項28から36のいずれか一項に記載の経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法。

請求項38

少なくとも1種の乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法であって、(i)少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤をホッパー内で混合して混合物を形成するステップ、(ii)均一なブレンドが得られるまで、ホッパー内で混合物をブレンドするステップ、(iii)工程解析技術を使用してブレンド中に混合物をモニタリングし、いつ均一なブレンドが得られるかを決定するステップ、(iv)均一なブレンドを押出機に供給するステップ、(v)押出機において加熱溶融押出により均一なブレンドを加工して、押出物を作製するステップ、(vi)温度、圧力、環境又は押出物の形状を制御することが可能な移送ユニットを使用して、押出物を成形ユニットへ移送するステップ、(vii)成形ユニットを使用して押出物を丸剤に成形するステップ、及び(viii)光学検査技術を使用して、丸剤の品質、体積及び重量を決定するステップを含む、方法。

請求項39

治療有効量の請求項1から38のいずれか一項に記載の剤形を、治療を必要とする個体に投与するステップを含む、痛みを治療する方法。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本出願は、2013年8月12日出願の米国仮出願第61/864,926号、及び2014年4月16日出願の第61/980,242号による優先権を主張するものであり、ともにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0002

本開示は、加熱溶融押出工程及び成形ユニットを使用して調製される、経口用の即放性乱用抑止性丸剤に関する。丸剤は、例えば経鼻及び/又は静脈内などの非経口投与経路による乱用を減少させるための、少なくとも1つの乱用抑止性機構を含む。押出工程及び成形ユニットは、活性物質の分解を減少させる、又は実質的に無くす条件下で、乱用抑止性丸剤を効率良く調製するために設計される。

背景技術

0003

FDAが認可した薬物は、活性物質の種類、治療される症状及び好ましい投与経路に基づき、多くの異なる形態で提供される。これらの形態は、経腸製剤(例えば錠剤カプセル剤又は丸剤)、非経口製剤(例えば、静脈内、皮下、筋肉内及び関節内などの注射製剤)、液体製剤(例えばエリキシル剤)、凍結乾燥製剤、並びに局所製剤を含む。FDAが認可した薬物の大部分は現在、錠剤又はカプセル剤のいずれかとして経腸形態で入手可能である。

0004

加熱溶融押出による丸剤形態の医薬品の製造は、比較的まれである。ポリマーに薬物を溶解し、押出を使用して丸剤を製造するという発想は数十年前から知られていたが、FDAが認可した薬物を押出し成形したものはごくわずかである。最近、乱用抑止性製剤を調製するために押出技術が研究されている。例えば、U.S.8,075,872(Grunenthal GmbHに譲渡)は、押出機を用いて調製される熱成形乱用抑止性剤形を対象としている。押出物は、二重反転式カレンダーローラーを用いて成形され、切断などの従来の手段により単体化され得る。U.S.8,383,152(Grunenthal GmbHに譲渡)は、押出により調製されカレンダー工程により成形されることも可能な制御放出型医薬剤形を対象としている。U.S.2007/0190142(Abbott GmbHに譲渡)は、磨砕又は多粒子化(multi-particulating)ステップなしに、押出及び押出物を剤形に成形することにより調製される、徐放性乱用抑止性剤形を対象としている。

課題を解決するための手段

0005

本開示は、加熱溶融押出工程及び成形ユニットを使用して調製される、乱用抑止性丸剤に関する。この製剤は、乱用されやすい活性物質、並びに非経口投与経路(例えば経鼻及び/又は静脈内)による乱用を減少させるための少なくとも1つの乱用抑止性機構を含む。乱用抑止性丸剤は、経口投与すると活性物質が即時放出されるように設計される。丸剤を調製する方法は、押出物の切断及び切断された押出物の最終形態への成形などの、伝統的な押出加工ステップの必要が無いインライン型成形ユニットとともに、加熱溶融押出工程を利用する。加熱溶融押出工程及び成形ユニットは、活性物質の分解を減少させる、又は実質的に無くす条件下で作動させる。

0006

一実施形態において、本開示は、乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤を含む、直接成形された経口用の押出成形された即放性乱用抑止性丸剤に関し、丸剤は加熱溶融押出工程から、好ましくはさらなる加工(例えば切断ステップ)なしに直接成形される。押出物は、成形前に(例えばロープサイザー)、切断されることなくサイズ変更又は再成形され得る。

0007

別の実施形態において、本開示は、乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤を含む経口用の即放性乱用抑止性丸剤であって、乱用されやすい活性物質が即時放出プロファイルを有し、組成物が乱用を減少させるための物理的バリアを含む、経口用の即放性乱用抑止性丸剤に関する。一部の実施形態において、物理的バリアは、粉砕して嚥下、粉砕してから吸引、又は粉砕して注射などの技術による乱用を減少させることが可能である。他の実施形態において、物理的バリアは、水溶液又は準水溶液(semi-aqueous solution)に曝露されるとヒドロゲルを形成することにより、乱用を減少させることが可能である。一部の実施形態において、準水溶液は95%エタノール/5%水溶液である。

0008

別の実施形態において、本開示は、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法であって、加熱溶融押出により、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤の均一なブレンドを加工して押出物を成形するステップを含む方法に関する。押出物はその際、成形ユニットを使用して丸剤に成形可能である。

0009

別の実施形態において、本開示は、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法であって、以下のステップのうち1つ以上を含む方法に関する:少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤をホッパー内で混合して混合物を形成するステップ、均一なブレンドが得られるまで、ホッパー内で混合物をブレンドするステップ、工程解析技術を使用してブレンド中に混合物をモニタリングし、いつ均一なブレンドが得られるかを決定するステップ、均一なブレンドを押出機に供給するステップ、加熱溶融押出により均一なブレンドを加工して押出物を製造するステップ、温度、圧力、環境及び/又は押出物の形状を制御することが可能な移送ユニットを使用して、押出物を成形ユニットへ移送するステップ、成形ユニットを使用して押出物を丸剤に成形するステップ、及び光学検査技術を使用して、丸剤の品質体積及び重量を決定するステップ。

0010

別の実施形態において、本開示は、本明細書に記載される加熱溶融押出工程及び成形ユニットを使用して調製される、治療有効量の乱用抑止性製剤を、治療を必要とする個体に投与するステップを含む、痛みを治療する方法に関する。

図面の簡単な説明

0011

押出機(14)及び成形ユニット(60)の実施形態を示す図である。押出機は、活性物質の分解を減少させる又は実質的に無くす条件下で、均一な押出物の成形を制御するための、多数の温度領域(例えば20〜30)及び圧力領域(例えば20、40〜43)を有する。
チェーン成形ユニットの実施形態を示す図である。チェーン成形ユニットは、入ってくる押出物(56)を成形済み丸剤(19)に成形するための、上側及び下側チェーンシステム(110及び112)、並びに型押し(100)を含む。
押出物サイジング装置(例えばロープサイザー)の実施形態を示す図である。ロープサイザーは、入ってくる押出物(52)を受け入れ、より速く動く、(より小さい直径に)サイズ変更された押出物(54)を排出するための、連続して速い速度で回転する連続ローラー(90〜96)を含む。
異なる分子量のマトリックス剤(例えば300KダルトンPEO対600KダルトンPEO)を有する2種の類似した乱用抑止性丸剤製剤についての、マトリックス剤(例えばポリエチレンオキシド又はPEO)の重量パーセントに対する活性物質の放出パーセント(すなわち45分でのアセトアミノフェン溶解)を示すグラフである。
マトリックス剤(例えばPEO)の重量パーセントに対する、すりつぶしにより成形された0.5mm未満の粒径を有する粒子の重量パーセントを示すグラフである。粒子は少なくとも30秒間市販のコーヒーグラインダーにおいて製剤をすりつぶすことにより成形される。
伝統的な「錠剤破壊力」解析を行うことが可能な器具を示す図である。
一般的な台所はさみを模するために使用される破砕セット付属品(異なる視点を示す図7及び8)、及び剃刀刃付属品(図9)を含む、「切断力」解析を行うことが可能な器具を示す図である。
図7の説明を参照。
図7の説明を参照。
剃刀刃及び破砕楔付属品についての切断力データ表を示す表である。
図10Aと同じ。
例示的な配合についての粒径解析及びすつぶし結果を示す表である。
図11Aと同じ。
例示的な配合についての粒径解析及びすりつぶし結果を示す表である。
図12Aと同じ。
図12Aと同じ。
図12Aと同じ。
図12Aと同じ。
図12Aと同じ。
例示的な配合に対する溶解、純度及び色素評価試験の結果を示す表である。

実施例

0012

処方薬、特にオピオイドの乱用は深刻で高まりつつある公衆衛生問題である。この問題に取り組むため、乱用抑止特性を含む新規の製剤が開発されている。乱用抑止特性は、製品の操作をより困難にするか、又は操作された製品を乱用する魅力若しくはやりがいを減じさせる特性を含む。

0013

最近、FDAは乱用抑止特性を有する製剤に関する、産業向けのドラフトガイダンス発行した。その全内容が参照により本明細書に組み込まれている、Guidance for Industry: Abuse-Deterrent Opioids-Evaluation and Labeling、米国保健福祉省、FDA、CDER、2013年1月。これらのガイドラインは乱用抑止性製剤を、物理的/化学的バリア、アゴニスト/アンタゴニストの組み合わせ、忌避デリバリーシステムプロドラッグ又は上記の組み合わせを含む6つのカテゴリー分類している。FDAガイダンスに記載されているように、カテゴリーは以下の通りである。

0014

物理的/化学的バリア-物理的バリアは、咀嚼、粉砕、切断、すりおろし又はすりつぶしを防止することが可能である。化学的バリアは、水、アルコール又は他の有機溶媒のような一般的な溶媒を使用したオピオイドの抽出に抵抗することが可能である。物理的及び化学的バリアは、経口薬の物理的形態を変化させてより乱用されにくくすることが可能である。

0015

アゴニスト/アンタゴニストの組み合わせ-オピオイドアンタゴニストは、乱用に伴う陶酔感を妨害、減少又は打破するために添加可能である。アンタゴニストは製品を操作した時のみ封鎖されて放出され得る。例えば、アンタゴニストとして作用する物質が、製品が嚥下された場合には臨床的活性でないが、製品が破砕され注射又は鼻から吸引された場合には活性になるように、薬物製品を製剤化することが可能である。

0016

忌避- 摂取前に剤形が操作された場合、又は指示よりも高い用量が使用された場合に不快な効果が生じるように、物質を組み合わせることが可能である。

0017

デリバリーシステム(蓄積注射製剤及び埋込錠を含む)- 特定の薬物放出設計又は薬物デリバリー方法により、乱用に対する抵抗性をもたらすことが可能である。例えば、筋肉内投与される、又は皮下埋込錠である徐放性蓄積注射製剤は、操作することがより困難であり得る。

0018

プロドラッグ-消化管において転換されるまでオピオイド活性欠くプロドラッグは、静脈内注射又は経鼻経路での乱用に不向きであり得る。

0019

組み合わせ-乱用を抑止するために上記の方法のうち2つ以上を組み合わせることが可能である。

0020

乱用抑止性製剤(ADF)ラベリング提出されるオピオイド鎮痛剤は、これらのカテゴリーのうち1つ以上への適合を示さなければならない。本開示は、活性医薬物質の即時放出を生じ、これらのカテゴリーのうち1つ以上に適合する、経口投与用の乱用抑止性丸剤に関する。一実施形態において、本開示の乱用抑止性製剤は6つのFDAカテゴリーのうち少なくとも1つに適合する。別の実施形態において、本開示の乱用抑止性製剤は6つのFDAカテゴリーのうち少なくとも2つに適合する。別の実施形態において、本開示の乱用抑止性製剤は6つのFDAカテゴリーのうち少なくとも3つに適合する。別の実施形態において、本開示の乱用抑止性製剤は6つのFDAカテゴリーのうち少なくとも4つに適合する。別の実施形態において、本開示の乱用抑止性製剤は6つのFDAカテゴリーのうち少なくとも5つに適合する。

0021

例えば、本開示の乱用抑止性丸剤は、少なくとも1種の物理的バリアを組み込むことにより乱用を減少させることが可能である。物理的バリアは、咀嚼、粉砕、切断、すりおろし又はすりつぶしに基づく乱用を防止するように設計されている。好ましくは、物理的バリアはこれらの方法の有効性を防止するか又は減少させる。本明細書で使用される、「乱用抑止性」という語は、例えばすりつぶしなどの手段による乱用に好適な形態の製剤から、活性物質を容易に分離できないことを意味する。本開示の乱用抑止性丸剤は、すりつぶし、抽出又はその両方が容易にできなくなっている。乱用抑止手段により、丸剤を、例えば経鼻若しくは静脈内などの非経口投与のための粉末又は抽出物に転換することが困難となる。

0022

一実施形態において、本開示は直接成形された経口用の押出成形された即放性乱用抑止性丸剤に関する。この丸剤は、乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤を含む。押出後、押出物は切断ステップの使用などのさらなる加工なしに、丸剤に直接成形される。

0023

本明細書で使用される、「活性物質」又は「乱用されやすい活性物質」という語は、潜在的に乱用されやすいオピオイド又はオピオイド関連化合物を意味する。活性物質は、アルフェンタニルアリルプロジンアルファプロジン、アンフェタミンアニレリジンベンジルモルヒネ、ベジトラミド、ブプレノルフィンブトルファノールクロニタゼンコデインシクラゾシンデソモルヒネ、デキストロアンフェタミン、デキストロモラミド、デゾシン、ジアムプロミド、ジヒドロコデインジヒドロモルヒネジメノキサドールジメフェプタノールジメチルチアブテンジオキサフェチルブチラートジピパノンエプタゾシンエトヘプタジンエチルメチルチアムブテン、エチルモルヒネエトニタゼンフェンタニルヘロインヒドロコドンヒドロモルフォンヒドロキシペチジンイソメタドンケトベミドンレバロルファン、レボフェナシモルファン、レボルファノールロフェンタニルメペリジンメプタジノールメタゾシンメタドンメトポン、モルヒネ、ミロフィンナルブフィン(nalbulphine)、ナルセイン、ニコモルヒネ、ノルピパノンアヘンオキシコドン、パプブレタム(papvretum)、ペンタゾシンフェナドキソンフェナゾシンフェノモルファンフェノペリジンピミノジンプロピラムプロポキシフェンスフェンタニルチリジン、及びトラマドール、並びにそれらの薬学的に許容される塩及び混合物を含み得るが、これらに限定されない。好ましくは、活性物質はオキシコドン又はヒドロコドンのいずれかである。一実施形態において、本開示の製剤はオキシモルフォンを除外する。例えば、本開示の製剤は、活性物質がオキシモルフォンでないという条件で、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質を含む。

0024

製剤中の活性物質の量は、活性物質、安定性放出プロファイル及び生物学的利用能次第で変化し得る。製剤中の活性物質の量は約0.50重量%〜約15重量%の範囲であり得る。具体的には、製剤中の活性物質の量は約0.75重量%〜約14重量%、又は約1.0重量%〜約13重量%、又は約2.0重量%〜約12重量%、又は約3.0重量%〜約11重量%、又は約5.0重量%〜約10重量%の範囲であり得る。例えば、製剤は約5mg又は約10mgの活性物質(例えばオキシコドンHCl又はヒドロコドン酒石酸水素塩)を有する100mgの丸剤であり得る。

0025

別の実施形態において、製剤中の活性物質の量は約0.50重量%〜約40重量%の範囲であり得る。具体的には、製剤中の活性物質の量は約0.75重量%〜約37.5重量%、又は約1.0重量%〜約35重量%、又は約2.0重量%〜約34重量%、又は約3.0重量%〜約32.5重量%、又は約5.0重量%〜約30重量%の範囲であり得る。例えば、製剤は約5mg又は約30mgの活性物質(例えばオキシコドンHCl又はヒドロコドン酒石酸水素塩)を有する100mgの丸剤であり得る。

0026

本開示の製剤は追加の活性成分を含んでいてもよい。追加の活性成分は、他の鎮痛剤、例えばアセトアミノフェン、イブプロフェンアセチルサリチル酸及び/又はナプロキセンなどを含む。例えば、製剤はオキシコドンHCl/アセトアミノフェンの組み合わせ、又はヒドロコドン酒石酸水素塩/アセトアミノフェンの組み合わせを含んでいてよい。

0027

一実施形態において、製剤は少なくとも1種の活性物質、例えばヒドロコドン酒石酸水素塩、及び少なくとも1種の追加の成分、例えばアセトアミノフェンを含む。製剤中の、少なくとも1種の活性物質及び追加の成分の量は、活性物質又は追加の成分、それらの安定性、それらの放出プロファイル及びそれらの生物学的利用能次第で変化し得る。製剤中の活性物質の量について上に示した範囲に加えて、製剤中の活性物質の量は約0.10重量%〜約10.0重量%の範囲でもあり得る。具体的には、製剤中の活性物質の量は約0.20重量%〜約8.0重量%、又は約0.3重量%〜約6.0重量%、又は約0.4重量%〜約4.0重量%、又は約0.5重量%〜約2.0重量%の範囲であり得る。製剤中の追加の成分の量は、約15重量%〜約80重量%の範囲であり得る。具体的には、製剤中の追加の物質の量は約20重量%〜約75重量%、又は約25重量%〜約70重量%、又は約30重量%〜約65重量%の範囲であり得る。例えば、製剤は約5mg又は約10mgの活性物質(例えばオキシコドンHCl又はヒドロコドン酒石酸水素塩)、及び約300mg又は約325mgの追加の鎮痛剤(例えばアセトアミノフェン)を有する500mg又は1,000mgの丸剤であり得る。

0028

製剤中に少なくとも1種のマトリックス剤を組み込んで従来の剤形よりも錠剤の強度を増大させることにより、本開示の剤形を乱用抑止性とすることが可能である。マトリックス剤は、粉砕又はすりつぶしなどの物理的又は機械的な力に対する剤形の抵抗性を増大させる。適切な分子量グレード及び製剤中に存在する量を選択することにより、即時放出プロファイルを有する多様な乱用抑止性丸剤を作り出すように、剤形の強度特性を操作することが可能である。

0029

マトリックス剤は、ゲル化剤又は増粘剤として作用することにより、剤形を乱用抑止性にすることも可能である。溶媒(例えば水溶液又は準水溶液)と接触すると、剤形は溶媒を吸収して膨張し、粘性又は半粘性の物質を形成することができる。粘性又は半粘性の物質が形成されることにより、ある量の活性物質を含み、注射器に吸い入れることが可能な遊離の溶媒の量が顕著に減少及び/又は最小限になる。マトリックス剤は、ゲルマトリックス中に活性物質を閉じ込めることにより、溶媒を用いて抽出可能な活性物質の全体量を減少させることも可能である。典型的なマトリックス剤は薬学的に許容されるポリマー、典型的にはヒドロゲルを形成するポリマーなどの親水性ポリマーを含む。これらの特性により、FDAガイダンスにおけるカテゴリー(例えば、「物理的及び化学的バリアは、経口薬の物理的形態を変化させてより乱用されにくくすることが可能である」)のうち少なくとも1つを満足する経口薬デリバリーシステムが可能になる。

0030

マトリックス剤は、好適な溶媒と接触すると高い粘度を示し得る。水性又は半水性媒体中で製剤の内容物を破砕して溶解させ、静脈内に注射しようとすると、粘性が高いことにより高粘性ゲルの形成が増強され得る。例えば、乱用者が溶媒中で製剤を破砕して溶解させると、粘性又は半粘性のゲルが形成される。溶液の粘性が増大すると、乱用者が注射器に十分な量の溶液を移すことが妨げられることにより、乱用者は静脈内又は筋肉内にゲルを注射することを思いとどまる。

0031

好適なマトリックス剤は、粉砕又はすりつぶしに対する抵抗性の増大をもたらすことが可能な天然又は合成ポリマーである。マトリックス剤は、寒天アラミン酸(alamic acid)、アルギン酸カルメロースカルボキシメチルセルロースナトリウムキトサンコポビドンデキストリンゼラチンヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルセルロースヒプロメロース(HPMC)、メチルセルロース誘導体微結晶セルロースポリアクリル酸ポリアルカレンオキシド(例えばポリメチレンオキシド、ポリエチレンオキシド及びポリプロピレンオキシド)、ポリ酢酸ビニルポリビニルアルコールポビドンアルギン酸プロピレングリコールポリビニルカプロラクタム-ポリ酢酸ビニル-ポリエチレングリコールグラフトコポリマープルラン二酸化ケイ素アルギン酸ナトリウムデンプン、並びにビニルピロリドン-酢酸ビニルコポリマーからなる群から選択可能である。一実施形態において、マトリックス剤はポリエチレンオキシドである。ポリエチレンオキシドは、広範囲の分子量グレードで容易に入手可能な非イオン性水溶性ポリマーである。

0032

マトリックス剤は、押出により固形剤形が確実に形成されること、及び活性物質を即時放出させることの両方が可能であるべきである。本開示の製剤は、約50Kダルトン〜約300Kダルトンの間などの適切な分子量(又は適切な平均分子量)を有するマトリックス剤を使用することにより、両方の能力を実現することが可能である。

0033

一実施形態において、マトリックス剤は約100K〜約300Kダルトンの間の分子量を有する。具体的には、マトリックス剤は約150K〜約250Kダルトン、又は約180K〜約220Kダルトン、又は約190K〜約210Kダルトン、又は約195K〜約205Kダルトンの間の分子量を有する。

0034

別の実施形態において、マトリックス剤は約100K〜約200Kダルトンの間の分子量を有する。具体的には、マトリックス剤は約120K〜約180Kダルトン、又は約130K〜約170Kダルトン、又は約140K〜約160Kダルトン、又は約145K〜約155Kダルトンの間の分子量を有する。

0035

別の実施形態において、マトリックス剤は約50K〜約150Kダルトンの間の分子量を有する。具体的には、マトリックス剤は約80K〜約120Kダルトン、又は約85K〜約115Kダルトン、又は約90K〜約110Kダルトン、又は約95K〜約105Kダルトンの間の分子量を有する。

0036

別の実施形態において、マトリックス剤は約50K〜約100Kダルトンの間の分子量を有する。具体的には、マトリックス剤は約55K〜約95Kダルトン、又は約60K〜約90Kダルトン、又は約65K〜約85Kダルトン、又は約70K〜約80Kダルトンの間の分子量を有する。

0037

マトリックス剤及び製剤の働きは、製剤中に存在するマトリックス剤の量次第でもある。製剤又は最終剤形は、約10重量%〜約90重量%のマトリックス剤を含み得る。

0038

一実施形態において、製剤は約40重量%〜60重量%の間のマトリックス剤を含む。具体的には、製剤は約45重量%〜約55重量%の間のマトリックス剤、又は約48重量%〜約52重量%の間のマトリックス剤を含む。

0039

別の実施形態において、製剤は約35重量%〜55重量%の間のマトリックス剤を含む。具体的には、製剤は約40重量%〜約50重量%の間のマトリックス剤、又は約43重量%〜約47重量%の間のマトリックス剤を含む。

0040

別の実施形態において、製剤は約30重量%〜50重量%の間のマトリックス剤を含む。具体的には、製剤は約35重量%〜約45重量%の間のマトリックス剤、又は約38重量%〜約42重量%の間のマトリックス剤を含む。

0041

別の実施形態において、製剤は約25重量%〜45重量%の間のマトリックス剤を含む。具体的には、製剤は約30重量%〜約40重量%の間のマトリックス剤、又は約33重量%〜約37重量%の間のマトリックス剤を含む。

0042

別の実施形態において、製剤は約20重量%〜40重量%の間のマトリックス剤を含む。具体的には、製剤は約25重量%〜約35重量%の間のマトリックス剤、又は約28重量%〜約32重量%の間のマトリックス剤を含む。

0043

別の実施形態において、製剤は約15重量%〜35重量%の間のマトリックス剤を含む。具体的には、製剤は約20重量%〜約30重量%の間のマトリックス剤、又は約23重量%〜約27重量%の間のマトリックス剤を含む。

0044

本開示の剤形は、製剤中に少なくとも1種の可塑剤を組み込むことによっても乱用抑止性となり得る。可塑剤は、粉砕又はすりつぶしなどの物理的又は機械的な力に曝露されると、剤形に蝋質(waxiness)をもたらすことが可能である。好適な可塑剤は、ポリアルカレングリコール(例えば、ポリエチレングリコール及びポリエチレングリコールモノメチルエーテル)、クエン酸アセチルトリブチルクエン酸アセチルトリエチルヒマシ油ジアセチル化モノグリセリドセバシン酸ジブチルフタル酸ジエチルグリセリンプロピレングリコール、プルラン、ソルビトールソルビタン溶液、トリアセチンクエン酸トリブチル並びにクエン酸トリエチルからなる群から選択可能である。一実施形態において、可塑剤はポリエチレングリコールである。

0045

可塑剤の働きは、製剤中に存在する可塑剤のサイズ及び量次第である。一実施形態において、可塑剤は生じる水溶液及び/又はアルコール溶液から、濾過及び/又は分離することができない。本開示の製剤は、約1Kダルトン〜約15Kダルトンの間の分子量を有する可塑剤を含み得る。具体的には、分子量は約2K〜約14Kダルトン、約3K〜約13Kダルトン、約5K〜約10Kダルトン、又は約7K〜約9Kダルトンの間である。

0046

製剤又は最終剤形は、約5.0重量%〜約60重量%の間の可塑剤を含み得る。一実施形態において、製剤は約20重量%〜約60重量%の間の可塑剤を含む。具体的には、製剤は約30重量%〜約50重量%の間の可塑剤、又は約35重量%〜約45重量%の間の可塑剤を含む。別の実施形態において、製剤は約15重量%〜約30重量%の間の可塑剤を含む。具体的には、製剤は約20重量%〜約28重量%の間の可塑剤、又は約23重量%〜約27重量%の間の可塑剤を含む。別の実施形態において、製剤は約5.0重量%〜約20重量%の間の可塑剤を含む。具体的には、製剤は約8.0重量%〜約17重量%の間の可塑剤、又は約10重量%〜約15重量%の間の可塑剤を含む。

0047

本開示の剤形は、充填/結合賦形剤(本明細書では「充填剤」)も含み得る。充填剤は、最終剤形に加工する目的で、押出物の稠度をもたらす又は増大させるために添加され得る。充填剤はまた、剤形の硬さ及び溶解にも役立ち得る。充填剤は、押し出した際にその形状を保つ押出物を製造することが可能な、医薬製剤において使用するための公知の賦形剤であり得る。一部の実施形態において、充填剤は押出工程の温度を上回る溶融温度、例えば約80℃、90℃、100℃、110℃、120℃又は130℃を上回る溶融温度を有し得る。充填剤は、優れた流動及び圧縮特性を示す材料でもありえ、このような流動及び圧縮特性は、医薬製剤の当業者に公知である伝統的な方法により測定される。

0048

充填剤は、微結晶セルロース、ケイ化微結晶セルロース粉末セルローストウモロコシデンプン、加工トウモロコシデンプン、ジャガイモデンプンラクトース一水和物ラクトース無水物マンニトールリン酸水素カルシウム二水和物リン酸水素カルシウム無水物炭酸マグネシウムエリスリトールトレハロース及びそれらの混合物からなる群から選択可能である。一実施形態において、充填剤は微結晶セルロース及び/又はラクトース一水和物である。

0049

一部の実施形態において、充填剤は崩壊剤としても有用であり得る。例えば、微結晶セルロースなどの充填剤を10%以上含むと、崩壊剤としても作用する。

0050

充填剤及び製剤の働きは、製剤中に存在する充填剤の量次第でもある。製剤又は最終剤形は約0重量%〜約40重量%の間の充填剤を含み得る。一実施形態において、製剤は約10重量%〜約40重量%の間の充填剤を含む。具体的には、製剤は約20重量%〜約40重量%の間の充填剤、約30重量%〜約40重量%の間の充填剤、約32重量%〜約38重量%の間の充填剤、又は約34重量%〜約36重量%の間の充填剤を含む。別の実施形態において、製剤は約25重量%〜約35重量%の間の充填剤を含む。具体的には、製剤は約27重量%〜約33重量%の間の充填剤、又は約29重量%〜約31重量%の間の充填剤を含む。別の実施形態において、製剤は約20重量%〜約30重量%の間の充填剤を含む。具体的には、製剤は約22重量%〜約28重量%の間の充填剤、又は約24重量%〜約26重量%の間の充填剤を含む。別の実施形態において、製剤は約10重量%〜約20重量%の間の充填剤を含む。具体的には、製剤は約12重量%〜約18重量%の間の充填剤、又は約14重量%〜約16重量%の間の充填剤を含む。別の実施形態において、本開示の製剤は充填剤を除外する。

0051

一実施形態において、製剤は崩壊剤を含む。崩壊剤は投与後に水と接触すると、丸剤の崩壊及び活性物質の溶解を促進する。崩壊剤は、デンプングリコール酸ナトリウム架橋ポリビニルピロリドン炭酸水素ナトリウム/クエン酸、アルギン酸又はそれらの組み合わせから選択可能である。製剤又は最終剤形は、約1.0重量%〜約20重量%の間の崩壊剤を含み得る。具体的には、製剤は約1.0重量%〜約10重量%の間の崩壊剤を含む。別の実施形態において、本開示の製剤は崩壊剤を除外する。

0052

別の実施形態において、製剤は色素を含む。色素は本開示の丸剤を他の薬物製品から区別又は識別するのに有用である。色素は医薬製剤での使用に好適であるか、又はそのような使用についてFDAの認可を受けた公知の色素から選択可能である。例えば、色素は連邦食品医薬品化粧品法(FD&C)青色2号又はFD&C青色2号のポリエチレングリコール中50/50重量%ブレンドであり得る。一実施形態において、色素とポリエチレングリコールとのブレンドは、生じる水溶液及び/又はアルコール溶液から、実質的に濾過及び/又は分離することができない。製剤又は最終剤形は、約0.10重量%〜約15重量%の間の色素を含み得る。具体的には、製剤は約0.20重量%〜約12.5重量%の間の色素、又は約0.50重量%〜約10重量%の間の色素を含み得る。一部の実施形態において、製剤は少なくとも0.1%、0.2%、0.3%、0.5%、0.8%、1.0%、1.5%、2.0%、2.5%、3.0%、3.5%、4.0%、4.5%、5.0%、5.5%、6.0%、6.5%、7.0%、7.5%、8.0%、8.5%、9.0%、9.5%、10%、11%、12%、13%、14%、15%及び20%の色素を含む。これらの値は、例えば約3.0%〜約5.0%など製剤中に存在する色素の範囲を規定するために使用可能でもある。別の実施形態において、本開示の製剤は色素を除外する。

0053

別の実施形態において、製剤は保存料又は抗酸化剤を含む。保存料又は抗酸化剤は、乱用抑止性剤形の分解又は劣化を減少又は制限する。例えば、経口薬デリバリーシステムの成分(例えば活性物質、マトリックス剤)は酸化による分解(例えば、酸化的還元、鎖開裂)を受ける可能性がある。分解の防止は、適切な放出プロファイルを維持するために不可欠である。例えば、製剤中のポリエチレンオキシドの分子量は、活性物質の放出プロファイルに影響する。製剤に、ポリエチレンオキシドの分子量の分解を減少又は無くす保存料又は抗酸化剤を添加することは、活性物質の放出プロファイルを維持するために有用である。

0054

保存料又は抗酸化剤は、医薬製剤において使用するための、当業者に公知である保存料又は抗酸化剤、例えばクエン酸、アスコルビン酸パルミチン酸アスコルビルブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、エリソルビン酸次亜リン酸ラクトビオン酸モノチオグリセロールピロ亜硫酸カリウム没食子酸プロピル、ラセメチオニン亜硫酸水素ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシ酸ナトリウムピロ亜硫酸ナトリウム亜硫酸ナトリウムチオ硫酸ナトリウム塩化スズ二酸化硫黄及びトコフェロールなどから選択可能である。製剤又は最終剤形は、約0.1重量%〜約2.0重量%、又は約0.25重量%〜約0.75重量%の間の保存料又は抗酸化剤を含み得る。別の実施形態において、本開示の製剤は、保存料又は抗酸化剤を除外する。

0055

一部の実施形態において、剤形はアルコール溶液又は抽出産物中の活性物質の純度を低下させる1種以上の薬剤を含む。アルコール純度低下剤は、アルコール溶液又はアルコールベースの抽出物中にみられる他の物質の量を増加させることで、溶液又は抽出物中に同様にみられる活性物質の総重量パーセントを低下させることにより、乱用の可能性を減少又は制限することが可能である。例えば、乱用の一般的な形態は、エタノール又はエタノール溶液(例えば、1%〜99%エタノール)を使用する活性物質の抽出を含み、その結果非常に純度の高い粉末が生じる。アルコール溶液に導入した場合、アルコール純度低下剤を含む経口薬デリバリーシステムの成分(例えば活性物質、賦形剤)は溶液中に溶解し、抽出及びその後非常に純度の高い活性物質になるまでアルコールを蒸発させることを妨げる、均質液体を作り出すことができる。一実施形態において、アルコール純度低下剤は、生じるアルコール及び/若しくは水溶液、又は粉末の純度を実質的に減少させる。別の実施形態において、アルコール純度低下剤は水に不溶である。剤形は約0.1重量%〜40重量%の間のアルコール純度低下剤を含み得る。一部の実施形態において、製剤は、少なくとも0.1%、0.25%、0.5%、1.0%、2.0%、3.0%、4.0%、5.0%、6.0%、7.0%、8.0%、9.0%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、25%、26%、27%、28%、29%、30%、31%、32%、33%、34%、35%、36%、37%、38%、39%、40%のアルコール純度低下剤を含む。これらの値は、例えば約5.0%〜約15.0%など製剤中に存在する薬剤の範囲を規定するために使用可能でもある。別の実施形態において、本開示の剤形はアルコール純度低下剤を除外する。

0056

アルコール純度低下剤は医薬製剤において使用するための、当業者に公知である賦形剤、例えばアルギン酸、酢酸カルシウムカルボマーカルボキシメチルセルロースエチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロースポロキサマー、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン及びアルギン酸ナトリウムなどから選択可能である。特定の実施形態において、薬剤は酢酸カルシウムである。

0057

一部の実施形態において、アルコール純度低下剤は、生じるアルコール及び/若しくは水溶液、又は粉末の純度を少なくとも10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%減少させる。これらの値は、例えば約10%〜約30%など純度減少の範囲を規定するために使用可能でもある。

0058

製剤は、界面活性剤増量剤潤滑剤、香味料又はそれらの組み合わせから独立に選択される、少なくとも1種の添加剤をさらに含み得る。

0059

本開示の乱用抑止性丸剤は、活性物質を即時放出することが可能である。剤形は、少なくとも1種の活性物質について即時放出プロファイルを示す組成物を提供するように製造され得る。本明細書で使用される「即放性」は、活性物質又はその薬学的に許容される塩を、摂取から1時間未満、しばしば約45分未満の期間内に、使用者の消化管内に実質的に完全に放出する剤形を指す。一実施形態において、45分以内に脱気水への曝露によって剤形から放出される活性物質、例えばオキシコドンHClなどの量は75%以上である。別の実施形態において、30分以内に0.1N塩酸溶液への曝露によって剤形から放出される活性物質、例えばヒドロコドン酒石酸水素塩/アセトアミノフェンなどの量は90%以上である。

0060

一実施形態において、本開示の製剤は投与後又溶解試験を用いて45分以内に、活性物質の約75%以上を放出する。具体的には、製剤は投与後又は溶解試験を用いて45分以内に、活性物質の約80%、約85%、約90%又は約95%以上を放出する。

0061

他の実施形態において、本開示の製剤は投与後又は溶解試験を用いて30分以内に、活性物質の約90%以上を放出する。具体的には、製剤は投与後又は溶解試験を用いて30分以内に、活性物質の約92%、約94%、約96%又は約98%以上を放出する。

0062

本開示の製剤は乱用抑止性であり、投与後又は溶解試験開始後、比較的短時間内で活性物質を迅速には放出しない。一部の実施形態において、本開示の製剤は投与後又は溶解試験を用いて20分以内に、活性物質の約95%未満を放出する。具体的には、製剤は投与後又は溶解試験を用いて20分以内に、活性物質の約90%未満、約85%未満、約80%未満、約75%未満、約70%未満、約65%未満又は約60%未満を放出する。

0063

他の実施形態において、本開示の製剤は投与後又は溶解試験を用いて15分以内に、活性物質の約95%未満を放出する。具体的には、製剤は投与後又は溶解試験を用いて15分以内に、活性物質の約90%未満、約85%未満、約80%未満、約75%未満、約70%未満、約65%未満又は約60%未満を放出する。

0064

一実施形態において、本開示は乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性剤形に関し、活性物質の約95%未満が投与後20分以内に剤形から放出され、活性物質の75%以上が投与後45分以内に剤形から放出される。別の実施形態において、本開示は乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性剤形に関し、活性物質の約95%未満が投与後15分以内に剤形から放出され、活性物質の90%以上が投与後30分以内に剤形から放出される。

0065

製剤又は乱用抑止性丸剤は、乱用を減少させるために少なくとも1種の物理的バリアも含み得る。物理的バリアは、粉砕して嚥下、粉砕して鼻から吸引、粉砕して注射すること又はそれらの組み合わせにより丸剤が乱用されることを不可能にすることができる。例えば、本開示の乱用抑止性丸剤は、物理的又は機械的な力により顕著に粉砕することが不可能であり得る。

0066

経口投与されるオピオイド鎮痛剤の乱用の最も一般的な手段の1つは、経鼻吹送による血流への迅速な運搬を引き起こすために、経口剤形を操作することを含む。吸入が乱用の有効な手段として使用されるために、元の剤形は、摂取された薬物の粒径が約0.5mm以下に減少するように操作されなければならない。有効な経鼻吸収が起こるには、約0.5mm以下の粒径が必要である。乱用者が妥当な方法で得ることが可能な約0.5mm未満の粒子の量を制限することにより、吸入を乱用の手段として無効にすることが可能である。この物理的バリアが作り出され得る1つの方法は、物理的に破壊され約0.5mmよりも小さい粒子を生ずることに対し抵抗性である可塑性マトリックス中に、乱用されやすい活性物質を捕捉することによるものである。

0067

本開示の剤形は、コーヒーグラインダーなどの一般的な器具を使用する、すりつぶし又は粉砕による操作を阻害することが可能である。例えば、製剤がすりつぶされ得る粒径を制限することにより、製剤は乱用を抑止する。製剤は丸剤、又は少なくとも丸剤の大部分が、鼻腔の膜を通過可能な約0.5mm以下の粒径を有する粒子にすりつぶされることを防止する。剤形はまた、一般的な溶媒(例えば、冷水又は蒸留した水性エタノール)による、製剤からの活性物質の抽出を顕著に制限することも可能である。例えば、活性物質が非経口投与のために容易に濃縮されることができないような製剤から、(意図的又は非意図的に)人が活性物質を抽出する能力を制限することにより、製剤は乱用を抑止する。乱用抑止性製剤はまた、アンタゴニスト又は刺激物など他の抑止剤の組み込みを含んでいてもよいが、必要不可欠ではない。

0068

一実施形態において、本開示の乱用抑止性丸剤は、すりつぶすことにより乱用可能な形態に破砕不可能であり得る。実施例1に記載されるコーヒーグラインダーアッセイ(例えば、コーヒーグラインダーにおいて約20,000+rpmで約30〜60秒間すりつぶし)において、丸剤は乱用不可能な形態のままである。コーヒーグラインダーアッセイは、乱用抑止性丸剤をすりつぶすことが可能な、市販のコーヒーグラインダー又は同等物を使用して行うことが可能である。コーヒーグラインダーアッセイを使用して試験された丸剤は、生じる粒子の大部分が、乱用、すなわち経鼻投与が不可能な粒径を有する。このような粒子を相当量有する乱用抑止性丸剤は、製剤を乱用する人の動機又は費用対効果を減少させる。例えば、経鼻投与に活性物質の約50%未満しか利用できない潜在的な乱用者は、製剤の乱用を抑止されるであろう。

0069

研削力(例えばコーヒーグラインダーアッセイ又は同等物)に曝露されると、乱用抑止性丸剤は粒子にすりつぶされることができ、すりつぶされた粒子の少なくとも約50重量%が約0.5mm超の粒径を有する。具体的には、研削力に曝露されると、乱用抑止性丸剤は粒子にすりつぶされることができ、少なくとも約55重量%のすりつぶされた粒子、60重量%のすりつぶされた粒子、65重量%のすりつぶされた粒子、70重量%のすりつぶされた粒子、75重量%のすりつぶされた粒子、80重量%のすりつぶされた粒子、85重量%のすりつぶされた粒子、90重量%のすりつぶされた粒子、又は95重量%のすりつぶされた粒子が約0.5mm超の粒径を有する。

0070

別の実施形態において、本開示の乱用抑止性丸剤は、水溶液又は準水溶液に曝露されるとヒドロゲルを形成することが可能であり得る。ヒドロゲルの形成は、活性物質が非経口投与のために容易に濃縮されることができないような製剤から、人が活性物質を抽出する能力を制限することにより、乱用を抑止する。

0071

一部の実施形態において、本開示の乱用抑止性丸剤は、水溶液又は準水溶液に導入されるとその色素を放出することが可能である。色素は、溶液に濁った及び/又は深い色を与えることにより、非経口投与による乱用に対し視覚的な抑止性をもたらす。一部の実施形態において、色素はナイロンPTFE、コーヒー若しくは他の容易に入手できるフィルター、又は濾過技術を用いて溶液から分離されることができない。

0072

別の実施形態において、本開示は少なくとも1種の乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法であって、加熱溶融押出により、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤の均一なブレンドを加工し、押出物を製造するステップを含む方法に関する。押出物はその際、成形ユニットを使用して丸剤に成形され得る。

0073

加熱溶融押出は、特定の乱用抑止特性を有する均質なポリマーマトリックスを作り出すことが可能であるため、本開示の製剤及び組成物を作製するために使用される加工技術である。例えば、配合及び加工パラメータを変化させることにより、溶解時間、粉砕抵抗性材料加工性及び安定性などの特定の特性が選択的に改質され得る。ポリマーマトリックス剤(例えばポリエチレンオキシド)を含む製剤は、乱用(例えば経鼻吸入又は静脈内注射という手段による)を防止する物理的バリアも作り出しつつ、放出特徴が制御可能である製剤を可能にするため、独自の利点をもたらすことが可能である。さらに、加熱溶融押出工程において、工程解析データリアルタイムでもたらされ得る。この工程は、加工を一括する伝統的なバッチとは対照的に、連続工程製造手順にも適合され得る。

0074

本開示の乱用抑止性丸剤は、市販の押出機、例えば二軸押出機などを使用した加熱溶融押出により成形可能である。軸の設計(剪断速度)、軸速度温度プロファイル、供給速度滞留時間ダイ圧力及びダイサイズを含む、押出工程のいくつかの因子が最終押出物に影響を与え得る。これらの因子は、押出物が均一で、その形状を保ち、成形ユニットにより丸剤に成形されることが可能であるような、望ましい加工性能を有する押出物を得るように変化させることが可能である。

0075

例示的な押出機及び成形ユニットシステム(10)を図1に示す。押出機(14)はホッパー又は供給ユニット(12)を含み、製剤の均一なブレンドがそこで作製されるか、又はそこへ移送される。均一なブレンドは、重量測定又は体積測定投入ユニットを介した欠乏供給(starve feed)により、押出機(14)の注入口(16)に供給される。本開示の製剤は、好ましくは押出工程への導入前に均一にブレンドされる。成分のブレンドが不十分であると、活性物質を一定の量で有しない、不均一な押出物及び不均一な乱用抑止性丸剤が製造される可能性がある。過剰にブレンドすると、十分に作用しない製剤が製造される可能性がある。ブレンド工程は、いつ均一なブレンドが得られるかを決定するために、工程解析技術を使用してモニタリングされ得る。一実施形態において、混合容器又はホッパー(12)は、ブレンドをインラインで連続的にモニタリングするための近赤外(NIR)モニタリングシステムを備えていてよい。

0076

一実施形態において、NIRによるブレンド工程のモニタリングは、各製剤についてNIR標準スペクトルを作成することを含む。NIR標準スペクトルは、製剤の異なるバッチのブレンドをモニタリングすることにより実験的に作成され得る。ブレンド条件及び/又は押出工程は、所与の剤形についてNIR標準スペクトルを決定するために、NIRスペクトルと関連させることが可能である。一旦最適なNIRモニタリングスペクトル及び条件が決定されると、製剤はNIR標準が得られるまでブレンドされる。本開示を備える当業者であれば、ブレンドをインラインで連続的にモニタリングするための近赤外モニタリングシステムを実装可能である。

0077

押出機(14)は、その後ブレンドを溶融物に加工し、押出物(50)を押出機(14)からダイ部分(30)及びダイ出口(18)へ通過させる。押出機(14)は温度領域(20〜30)及び圧力領域(40〜43)を有し得る。これらの領域は、押出機(14)を加熱、加圧するための部品を含んでいてよく、個々の領域の温度及び/又は圧力を測定するためのセンサーを含んでいてもよい。

0078

本明細書で使用される溶融温度という語は、賦形剤が固体から液体の状態に変化する温度を指す。本明細書で使用される軟化温度という語は、賦形剤が固形から可鍛性の動的な固体に変化する温度を指す。

0079

押出機(14)の温度プロファイルは、ほとんど〜まったく分解産物がない、均一な押出物(50)を得るために重要である。賦形剤(例えばマトリックス剤、可塑剤)を軟化させ、一部の実施形態においては溶融させて、活性物質を封入するための均質なマトリックスを形成するために熱が加えられ得る。押出機の温度プロファイル又は押出機領域(20〜30)の温度は、好ましくは活性物質の溶融点未満、しばしば分解点未満に保たれる。

0080

例えば、ポリエチレンオキシドの溶融温度は約67℃であり、ポリエチレングリコールの溶融温度は約63℃である。一般的な活性物質はこれよりかなり高い温度で溶融し始める。例えば、オキシコドンHClの溶融温度は約219℃であり、ヒドロコドン酒石酸水素塩の溶融温度は約147℃である。好ましくは、領域(20〜30)の1つ以上の温度は活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、領域(20〜30)の1つ以上の温度は約120℃、110℃、100℃、90℃、80℃、75℃、70℃、65℃又は60℃未満に保たれる。

0081

一実施形態において、押出機領域(20〜30)の少なくとも1つの温度は活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、領域の少なくとも1つの温度は約120℃、約110℃、約100℃、約90℃、約80℃、約75℃、約70℃、約65℃又は約60℃未満に保たれる。

0082

別の実施形態において、押出機領域(20〜30)の少なくとも2つの温度は活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、領域の少なくとも2つの温度は約120℃、約110℃、約100℃、約90℃、約80℃、約75℃、約70℃、約65℃又は約60℃未満に保たれる。

0083

別の実施形態において、押出機領域(20〜30)の少なくとも3つの温度は活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、領域の少なくとも3つの温度は約120℃、約110℃、約100℃、約90℃、約80℃、約75℃、約70℃、約65℃又は約60℃未満に保たれる。

0084

別の実施形態において、押出機領域(20〜30)の少なくとも4つの温度は活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、領域の少なくとも4つの温度は約120℃、約110℃、約100℃、約90℃、約80℃、約75℃、約70℃、約65℃又は約60℃未満に保たれる。

0085

別の実施形態において、押出機領域(20〜30)の少なくとも5つの温度は活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、領域の少なくとも5つの温度は約120℃、約110℃、約100℃、約90℃、約80℃、約75℃、約70℃、約65℃又は約60℃未満に保たれる。

0086

別の実施形態において、押出機領域(20〜30)の少なくとも6つの温度は活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、領域の少なくとも6つの温度は約120℃、約110℃、約100℃、約90℃、約80℃、約75℃、約70℃、約65℃又は約60℃未満に保たれる。

0087

別の実施形態において、全ての押出機領域(20〜30)の温度は、ダイ領域を任意で除外して、活性医薬成分の溶融点以下に保たれる。具体的には、全ての領域の温度は、ダイ領域を任意で除外して、約120℃、約110℃、約100℃、約90℃、約80℃、約75℃、約70℃、約65℃又は約60℃未満に保たれる。

0088

ダイ(18、30)の温度は、他の領域の1つ以上の温度よりもわずかに高い温度に維持され得る。一部の実施形態において、ダイ(18、30)の温度は、均一な押出物(50)が確実にダイ出口(18)から出て行くように、押出物、若しくはマトリックス及び可塑剤の溶融点、又はそれをわずかに上回って保たれる。

0089

押出機(14)はまた、圧力プロファイルも有する。賦形剤を溶融させて混合をより効率的にするため、また押出物(50)を一貫してダイ出口(18)を通って押出機(14)から排出させるために、圧力は重要である。具体的には、領域の圧力、さらにダイ出口(18)での圧力は、約5bar、約10bar、約15bar、約20bar、約30bar、約40bar、約50bar、約60bar、約70bar、約80bar、約90bar、約100bar又は約110bar以上に保たれる。

0090

一実施形態において、押出機(14)の圧力領域(40〜43)の1つ以上の圧力は、マトリックス及び可塑剤と、非溶融性の賦形剤(例えばAPI、充填剤、崩壊剤及び抗酸化剤)との溶融、圧縮及び混合を遂行するのに十分な高さの圧力に保たれ、その一方、温度領域(20〜30)の1つ以上の温度は、標準圧力でこれらの薬剤の溶融点であるか、又はそれをわずかに下回る。圧力を増大させると、圧縮力及び剪断力により、温度を劇的に増加させる必要なくより効率的な混合が可能になる。これらのより低い温度により、活性物質からの分解産物の形成が減少、又は実質的になくなる。一実施形態において、押出機(14)のダイ(43)で生じる圧力は、脈動流を減少させ、均一な押出物(50)がダイ出口(18)を通って確実に運搬されるのに十分な高さに保たれる。十分に高い圧力は、均質な溶融物を望ましい直径の加工可能なストランドに圧縮する助けとなる。

0091

一実施形態において、圧力領域(40〜43)の少なくとも1つの圧力は、マトリックス及び可塑剤と、活性物質及び任意の非溶融性の賦形剤との溶融、圧縮及び混合を遂行するのに十分な高さの圧力に保たれる。具体的には、領域の少なくとも1つの圧力は約5bar、約10bar、約15bar、約20bar、約30bar、約40bar、約50bar、約60bar、約70bar、約80bar、約90bar、約100bar又は約110bar以上に保たれる。

0092

別の実施形態において、圧力領域(40〜43)の少なくとも2つの圧力は、マトリックス及び可塑剤と、活性物質及び任意の非溶融性の賦形剤との溶融、圧縮及び混合を遂行するのに十分な高さの圧力に保たれる。具体的には、領域の少なくとも2つの圧力は約5bar、約10bar、約15bar、約20bar、約30bar、約40bar、約50bar、約60bar、約70bar、約80bar、約90bar、約100bar又は約110bar以上に保たれる。

0093

別の実施形態において、圧力領域(40〜43)の少なくとも3つの圧力は、マトリックス及び可塑剤と、活性物質及び任意の非溶融性の賦形剤との溶融、圧縮及び混合を遂行するのに十分な高さの圧力に保たれる。具体的には、領域の少なくとも3つの圧力は約5bar、約10bar、約15bar、約20bar、約30bar、約40bar、約50bar、約60bar、約70bar、約80bar、約90bar、約100bar又は約110bar以上に保たれる。

0094

別の実施形態において、全ての圧力領域(40〜43)の圧力は、マトリックス及び可塑剤と、活性物質及び任意の非溶融性の賦形剤との溶融、圧縮及び混合を遂行するのに十分な高さの圧力に保たれる。具体的には、全ての領域の圧力は約5bar、約10bar、約15bar、約20bar、約30bar、約40bar、約50bar、約60bar、約70bar、約80bar、約90bar、約100bar又は約110bar以上に保たれる。

0095

溶融押出物は、近赤外技術を使用して、押出機(14)内で、場合により解析されてよい。NIR分光法は、高速液体クロマトグラフィー技術の非侵襲性代替として使用可能である。NIRプローブ(80)が押出機(14)内に含まれていてよい。溶融押出物の有機原料光エネルギーを吸収する波長及び強度をプロットし、標準と比較するためのスペクトルを作り出すことができる。これを、既知のAPIのスペクトルを用いて、リアルタイムで押出物中に存在する活性医薬成分の重量%を決定及びモニタリングするために使用することができる。

0096

押出物のサイズ又は形状が、成形ユニットに導入される前に調節され得るという条件で(例えばロープサイザーによって)、押出機からの押出物は成形ユニットを使用して丸剤に直接成形される。一部の実施形態において、押出物は切断又は磨砕ステップなどのさらなる加工ステップなしに、剤形に直接成形される。成形ユニットは、押出物を切断又は磨砕することなく丸剤を成形することが可能なユニットであり得る。成形ユニットは、カレンダー、ロータリー又はチェーン式成形機であり得る。図1に示すように、押出物(50)は、成形ユニット(60)により乱用抑止性形態(70)に成形され得る。一実施形態において、押出物(50)はカレンダー工程により乱用抑止性形態(70)に成形される。

0097

成形ユニット(60)は2つの回転部品を含んでいてよく、それぞれが回転部品中にはめ込まれた型(62)を有し、回転部品が接触した時に型(62)が互いに重なるように並べられている。十分な量の押出物が回転部品間誘導され供給されるという条件で、押出物(50)が成形ユニット(60)の回転部品間に誘導されると、オフセット及び並んだ型(62)(又は空洞)が押出物を受け入れ、型(62)の形状により生じる剤形に押出物を成形する。

0098

別の実施形態において、成形ユニットは付属挟持リングを有する、回転する一連パンチダイ、例えばチェーンダイ成形ユニットを含んでいてよい。図2はチェーン成形ユニットの実施形態を示す。チェーン成形ユニットは、入ってくる押出物(56)を成形済み丸剤(19)に成形するための、上側及び下側チェーンシステム(110及び112)、並びに型押し(100)を含む。押出物(56)がチェーンダイ成形ユニット中に供給されると、リング型押し(100)が押出物(56)を最終丸剤の正確な重量に挟み、同時にそれをカム軌道によるパンチによって最終形態に固める。一実施形態において、機械の回転により生じる求心力が、最終丸剤形態(19)の放出の助けとなる。

0099

押出機/成形ユニットシステム(10)は、追加の部品、又は押出物(50)を押出機(14)から成形ユニット(60)へ移送する助けとなる移送ユニットを備えていてもよい。移送ユニットは、温度、圧力、環境及び/又は押出物の形状を制御することが可能であり得る。例えば移送ユニットは、成形ユニットに入る前に押出物(50)を一定のサイズ(例えば直径)に加工する加熱/冷却サイジングローラー、冷却エアジェット及び押出物直径のモニタリングを含み得る。移送ユニットはまた、押出物を成形ユニット(60)の回転部品中及び間に誘導することも可能であり得る。

0100

例えば、押出物は、押出物をサイズ変更する、押出物を再成形する、又はその両方を行う装置により調節され得る。図3は押出物サイジング装置(例えばロープサイザー)の実施形態を示す。ロープサイザーは、押出機(14)又は別のステップのいずれかから入ってくる押出物(52)をサイズ変更又は再成形するための、複数の連続したローラー(90〜96)を含む。ローラー(90〜96)の数、形状及び向きは、望ましいサイズ変更及び/又は再成形の程度次第で変化し得る。一部の実施形態において、押出物はより小さい直径の押出物にサイズ変更される。これらの実施形態において、回転ローラーは連続して速い速度で回転する。そのため、より小さい直径を有する、サイズ変更及び/又は再成形された押出物はより速い速度で動き、ロープサイザーから出る。

0101

押出物(50)のサイズ及び形状は、異なる形状の型(62)と効率的に相互作用するように設計され得る。例えば、楕円形に成形された押出物は、幅広で浅い一連の型(62)と相互作用するように成形され得る。また、押出物(50)の速度及び質量(又は体積)も、成形ユニットのサイズ及び速度と効率的に相互作用するように設計され得る。成形ユニット(60)の回転部品間に誘導された押出物(50)の速度及び質量(又は体積)は、各一連の型を隙間なく完全に満たすのに十分なものであるべきである。

0102

押出物(50)のサイズ及び形状、並びに速度及び質量(又は体積)、並びに型(62)のサイズ及び形状、並びに成形ユニットの速度は、剤形に成形されない過剰な押出物の量を減少させる(例えば、廃棄物を減少させる)ように調和させることが可能である。2つの工程は、両方を同じ駆動システムに接続することにより同調させることができる。好ましくは、成形ユニットは押出物から乱用抑止性丸剤を成形することが可能であり、そこでは押出物の約90%超が利用(例えば剤形に成形)される。より好ましくは、成形ユニットは押出物の約95%超を利用する。さらにより好ましくは、成形ユニットは押出物の約99%超を利用する。

0103

型(62)は、場合により、成形後に丸剤を容易に除去することを可能にするため、不均一な底面又は下面で成形されてもよい。型(62)はまた、成形の際に乱用抑止性丸剤上に印を付けるために、底面又は下面に印を有していてもよい。

0104

成形後、各丸剤の品質、体積及び重量を、自動光学検査技術を使用して決定することが可能である。光学検査技術では、重量決定ステップ及び視覚検査ステップが単一のステップにまとめられる。例えば、視覚化ステップは各丸剤の複数の画像を撮影することを含み得る。これらの画像から推定体積が決定される。製剤の推定体積及び製剤の組成物の所定の密度から、各丸剤について推定重量を求めることができる。特定の品質、体積及び重量基準を満足するそれらの丸剤が、光学検査を通過する。

0105

別の実施形態において、本開示は少なくとも1種の乱用されやすい活性物質を含む経口用の即放性乱用抑止性丸剤を製造する方法であって、少なくとも1種の乱用されやすい活性物質、マトリックス剤及び可塑剤をホッパー内で混合し、混合物を成形するステップ、均一なブレンドが得られるまで、ホッパー内で混合物をブレンドするステップ、工程解析技術を使用してブレンド中に混合物をモニタリングし、いつ均一なブレンドが得られるかを決定するステップ、均一なブレンドを押出機に供給するステップ、加熱溶融押出により均一なブレンドを加工し、押出物を製造するステップ、場合により、PATNIRプローブを用いてダイヘッドで押出物をモニタリングするステップ、温度、圧力、環境及び/又は押出物の形状を制御することが可能な移送ラインを使用して、押出物を成形ユニットへ移送するステップ、成形ユニットを使用して、押出物を丸剤に成形するステップ、及び光学検査技術を使用して、丸剤の品質、体積及び重量を決定するステップを含む方法に関する。

0106

別の実施形態において、本開示は治療有効量の本明細書に記載される剤形を、治療を必要とする個体に投与するステップを含む、痛みを治療する方法に関する。剤形は中度〜重度の痛みの治療のために、鎮痛の迅速な開始をもたらす。

0107

出版物、特許及び特許出願を含む、引用された全ての参考文献の開示は、その全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。さらに、量、濃度又は他の値若しくはパラメータが、範囲、好ましい範囲、又は好ましい上限値及び好ましい下限値の列挙のいずれかとして与えられる場合、これは、範囲が別個に開示されるか否かに関わらず、任意の上限範囲又は好ましい値、及び任意の下限範囲又は好ましい値の任意の対から形成される全ての範囲を具体的に開示するものとして理解されるべきである。数値の範囲が本明細書で列挙される場合、他に記述されない限り、範囲はそのエンドポイント、並びに範囲内の全ての整数及び分数を含むと意図される。範囲を規定する場合に、本発明の範囲が、列挙される特定の値に限定されることを意図するものではない。

0108

本発明は、以下の実施例においてさらに定義される。これらの実施例は本発明の好ましい実施形態を示すものの、例示目的でのみ与えられると理解されるべきである。

0109

[実施例]
[実施例1]
乱用抑止性製剤を、アセトアミノフェンを含めて調製した。アセトアミノフェンを、その有効性、コスト、類似した粒径、及び溶解プロファイルにより、オキシコドンHClの代わりにトレーサーとして利用した。表1〜3は、乱用抑止性製剤についての成分の例示的な範囲を示す。

0110

0111

0112

0113

アセトアミノフェンを含む即放性乱用抑止性丸剤を、表1に示す配合に従って製造した。

0114

押出前に配合物をブレンドした。押出は、Coperion ZSK26型の二軸押出機を用いて行った。良好な加工性能を有する均一な押出物を得るために、中剪断軸設計を、比較的低い軸速度(120RPM)で使用した。温度プロファイルは、マトリックス及び可塑剤(例えばポリエチレンオキシド及びポリエチレングリコール)が即時溶融するように設計した。その後、混合が遂行されるように、温度を標準圧力で押出物の溶融温度又はそのわずかに下に調節した。押出機において高圧を維持することにより、十分な混合が遂行された。

0115

時折、ダイを押出物の一般的な溶融温度を上回る温度に加熱した。押出物の溶融温度でのダイ温度で、ダイ内面に接触した押出物の部分が摩擦により削ぎ取られることが判明した。ダイ温度の増大により、押出物の外側表面が溶融し、ダイに沿って滑り、均一な押出物を製造することが可能となった。作動温度及び圧力を表5に示す。表5の温度及び圧力領域は、図1に示す領域に対応する。

0116

0117

温度プロファイル、供給速度及びダイサイズは全て、ダイヘッドで生じる圧力に対し影響を及ぼす。3〜5mmのダイサイズを使用した。温度プロファイルは比較的一定に保った。供給速度を、ダイヘッドで約50barという一定の高圧が維持されるように調節した。ダイヘッドで約50bar以上に維持された圧力により、均一な抽出物が製造された。

0118

その後Carver Pressを使用して、押出物を丸剤に成形した。Carver Pressは、ダイにおいて接触する自立式のNatoli上側及び下側パンチセットを利用する、手動ハンドプレスである。型押しされた100mgの丸剤を製造するために、専用の型押しを実験のために作製した。

0119

押出物を、重量(100mg)に基づき手動で切断した。ダイを下側パンチの頂部に配置し、切断された押出物をダイの空洞中に配置し、上側パンチをダイの頂部を通して配置した。切断された押出物を、Carver Press及びNatoliダイセットを使用して、わずか1メートルトンの力で丸剤に成形した。

0120

溶解試験
調製された乱用抑止性丸剤を、溶解について試験した。溶解試験は、オキシコドンHCl錠剤についてのUSPモノグラフを参照して行った。これらの試験は、脱気水500mLを媒体とし、パドル速度50rpmで、UPS<711>装置II(パドル)を利用する溶解装置において行った。Japanese Sinker Basket(部品番号PSCUSBSK-JPMAG)を利用した。20及び45分で試料1mLを取り、HPLC解析に提供した。HPLCの条件は、アセトアミノフェンの放出を観察するために、USPモノグラフから引用した。HPLCの条件は以下の通りである:注入体積:20μL、流速1.5mL/分、検出:295nmUV、カラム温度:25℃、オートサンプラー温度:常温グラジエント:アイクラティック、及びランタイム:5分。この溶解試験の規格は45分でNLT75%(Q=70%)であった。

0121

製剤中のマトリックス剤(例えばポリエチレンオキシド)の重量パーセントは、放出プロファイル及びADF特性の両方と直接相関関係にある。製剤中のマトリックス剤(例えばポリエチレンオキシド)の重量パーセントを変化させることで、放出特性及びADFに及ぼす効果を試験した。2種の異なる分子量、すなわち300Kダルトン及び600Kダルトンのポリエチレンオキシドを使用した。2種の異なるポリエチレンオキシド(すなわち300Kダルトン及び600Kダルトン)を使用して、一般的な製剤を溶解について試験した。これらの実験について、PEOの異なる重量パーセントを埋め合わせるために、ポリエチレングリコールを使用した。

0122

図4は、異なる分子量のマトリックス剤(例えばポリエチレンオキシドすなわちPEO)(例えば300KダルトンPEO対600KダルトンPEO)を有する2種の類似した乱用抑止性丸剤製剤についての、マトリックス剤の重量パーセントに対する活性物質の放出パーセント(すなわち45分でのアセトアミノフェン溶解)を示す。図4に基づくと、製剤中に存在するポリエチレンオキシドが多いほど、45分後の活性物質の放出パーセントが低くなる。

0123

乱用抑止性試験-コーヒーグラインダーアッセイ
乱用抑止性丸剤を、コーヒーグラインダーアッセイを使用した粉砕/すりつぶしに対する抵抗性についても試験した。試験された製剤は300Kダルトンのポリエチレンオキシドのみを含んでいた。ポリエチレンオキシドの重量%を変化させた。PEOの異なる重量パーセントを埋め合わせるために、ポリエチレングリコールを再度使用した。ポリエチレンオキシドの各特定の重量%について、3つの丸剤を選択し、市販のコーヒーグラインダー(Mr. Coffee(登録商標)、モデル番号IDS55)中に配置した。コーヒーグラインダーを時折脈動させながら30秒間作動させた。すりつぶされた丸剤を、2分間ソニックシフター(スクリーンサイズ35メッシュ)を使用して粒径解析について試験した。35メッシュは篩サイズ0.5mmに相当する。各配合についての0.5mmを下回る粒子の量を図5に示す。図5は、ポリエチレンオキシドの重量パーセントが増大するにつれて、ADF特性が増強されることを示す。0.5mmより小さい粒子のパーセントは、ポリエチレンオキシドの重量パーセントが増大するにつれて減少する。これらの結果は、ポリエチレンオキシドの含有量を増大させると、吸入手段により乱用されるのに十分小さい粒子のパーセンテージが減少することを示す。

0124

[実施例2]
アセトアミノフェン又はオキシコドンHClを含む即放性乱用抑止性丸剤を、表1に示す配合に従って製造した。

0125

各配合の150gバッチを、実施例1に記載された方法により加工し、乱用抑止性丸剤に成形した。例示的な押出機の作動温度及び圧力を表29に示す。

0126

0127

全ての乱用抑止性丸剤を、実施例1に記載された試験を使用して、溶解及び乱用抑止性について試験した。全ての乱用抑止性丸剤が、コーヒーグラインダーアッセイにおいて、粒子の80%超が0.5mm超の粒径を有することを示した。また、全ての乱用抑止性丸剤が、溶解試験中45分以内で75%超の放出を示した。

0128

具体的には、オキシコドンHClを含む乱用抑止性丸剤を、実施例1に記載された試験に従って溶解について試験した。オキシコドンの表示量の割合として列挙された溶解結果を表6に示す。

0129

0130

表6に示すように、放出プロファイルは同等であり、ともに即放性製剤にふさわしい。

0131

乱用抑止性丸剤は、1及び2ヶ月間、40℃/75%RH条件下での加速安定性に置かれた。溶解試験を繰り返した。結果を表7に示す。

0132

0133

表7に示すように、安定性に関する乱用抑止性丸剤についての放出プロファイル及び表示量の割合は互いに同等であり、また元の丸剤と同等である。乱用抑止性丸剤についての放出プロファイルは即放性製剤にふさわしい。乱用抑止性丸剤は加速条件下で優れた安定性を示した。

0134

乱用抑止性試験-コーヒーグラインダーアッセイ
オキシコドンHClを含む乱用抑止性丸剤を、実施例1に記載された、コーヒーグラインダーアッセイを使用した粉砕/すりつぶしに対する抵抗性について試験した。3つの丸剤を選択し、コーヒーグラインダー中に配置した。コーヒーグラインダーを時折脈動させながら30秒間作動させた。すりつぶされた丸剤を、ソニックシフター(スクリーンサイズ35メッシュ)を使用して粒径解析について試験した。結果を表8に示す。

0135

0136

より長い時間(2分間)コーヒーグラインダーを作動させて試験を繰り返した。すりつぶされた丸剤を、ソニックシフター(スクリーンサイズ35メッシュ)を使用して粒径解析について試験した。結果を表9に示す。

0137

0138

表8及び9に示すように、すりつぶされた丸剤の大部分(84%及び73%)が0.5mmより大きい粒径を有する。これらの丸剤は乱用抑止性適合である。

0139

オキシコドンHCl又はヒドロコドン酒石酸水素塩を含む追加の乱用抑止性丸剤を、上記のコーヒーグラインダー試験を使用した粉砕/すりつぶしに対する抵抗性について試験した。結果を表10に示す。すりつぶされた丸剤の大部分(89%+)が、0.5mmより大きい粒径を有する。これらの丸剤は乱用抑止性適合である。

0140

0141

乱用抑止性丸剤を硬さについても試験した。SotaxHT1硬さ試験機を使用して硬さ試験を行った。一方はアセトアミノフェンを含み、もう一方はオキシコドンHClを含む2種の異なる製剤を、硬さについて試験した。

0142

各製剤について、成形された3つの丸剤を硬さについて試験した。硬さ試験された丸剤全てが999N超の硬さを示した。

0143

[実施例3]
即放性についてUSP基準により必要とされる放出プロファイルを得るために、崩壊剤の使用について試験した。クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、架橋ポリビニルピロリドン、炭酸水素ナトリウム/クエン酸、及びアルギン酸を含む数種の崩壊剤を評価した。これらの崩壊剤は、製剤を破壊し、それにより表面積を増大させて迅速なAPI放出の助けとなるように、水性環境において膨張、ウィッキング及び変形など数種の方法により作用する。

0144

ポリエチレンオキシド300Kダルトンを利用する実験は、クロスカルメロースナトリウム(CCS)の重量パーセントが増大するにつれて、溶解速度の顕著な改善を示すことはなかった。CCSは水溶性であり、割合が増加すると、崩壊を防止することが可能なゲルを形成し得る。デンプングリコール酸ナトリウム(SSG)を試験したところ、最小のゲル化効果で迅速に膨張することが判明した。SSGは単独で、並びに発泡剤として作用する5重量%及び10重量%の炭酸水素ナトリウム/クエン酸とともに試験した。全ての組み合わせにおいて、45分で合格の溶解が生じた。アルギン酸を利用する追加の実験では、45分で同様の合格の溶解結果が生じた。

0145

架橋ポリビニルピロリドンも試験した。架橋ポリビニルピロリドンは単独で、並びに5重量%及び10重量%の炭酸水素ナトリウム/クエン酸とともに試験した。架橋ポリビニルピロリドンでも合格の溶解結果が生じた。架橋ポリビニルピロリドンは非常に親水性であり、水に不溶である。架橋ポリビニルピロリドンはウィッキング及び膨張機構により作用する。水に不溶であるため、架橋ポリビニルピロリドンはいかなる濃度においてもゲルを形成しない。架橋ポリビニルピロリドンでは、炭酸水素ナトリウム/クエン酸の重量%に関わらずより良好な溶解結果が生じ、これはその不溶性でゲルを形成しない性質によるものと考えられる。したがって、架橋ポリビニルピロリドンがこの製剤に好ましい崩壊剤であると決定した。

0146

抽出例
製剤中に1種以上の色素を含めることは、製剤を乱用抑止性にする1つの方法である。乱用されやすい製剤からの抽出産物が顕著に変色すると、潜在的な乱用者が抽出産物を使用(例えば注射又は摂取)することを思いとどまらせることができる。本開示の製剤における色素の効果を調べるために、研究を行った。製剤全体又は切断された製剤からの抽出産物を目視して、アルコール抽出後、及びその後の濾過後にも乱用抑止性を決定した。

0147

本研究の目的は、異なる製剤について、アルコール抽出、濾過及び生じる抽出溶液目視検査を行い、その結果をまとめることである。CII麻薬製品の製剤は、活性医薬成分の総量の即時放出を体内に受けるために、意図した剤形から改質される可能性がある。これは薬物製品を「乱用可能」にすることとして知られる。患者が製品をこの「乱用可能な」形態に改質する能力を減少させることを意図した、製剤の開発が起こった。押出及び圧縮硬化は、CII薬物製品を製造するための2つの方法である。どちらの方法も、適切に製剤化された場合、患者が製品を「乱用可能な」形態に改質する能力を減少させる特徴を有する(伝統的な方法と比較した場合)。

0148

二軸押出は、剪断力を使用することにより、ブレンドされた配合物を混合するものとして記載され得る。共に回転する軸が、2つの軸の間、及び軸とバレル壁との間での材料の接触を介して、剪断/摩擦力を生み出す。剪断力は、材料に対しその粘性(粒子間摩擦)に基づいて作用し、均質なポリマー溶融物を生み出す。加熱されたバレルは、押出機の様々な領域において一定の温度を維持することにより溶融を制御するだけでなく、工程におけるエネルギーを維持するためにさらなる熱を加える。これは、材料が押出機を通って移送されている間、同時連続工程において起こる。ポリマー溶融物はその後ダイを通って押し出され、均一な押出物を成形することが可能となる。これは、最終薬物製品を製造するための分離連続工程において、まずブレンドされた配合物を(力により)圧縮し、次いで圧縮後に(熱により)硬化させると記載され得る圧縮硬化とは異なる。各製造方法を利用するCII薬物製品が現在市販されている。一部の実施形態において、本開示の製剤は、製剤に強度及び安定性を与えるために、十分な剪断応力下での押出工程により成形される。製剤は、押出機の異なる領域で剪断力、圧力及び熱が一緒に又は別々に加えられる押出機を使用して調製され得る。一部の実施形態において、製剤は、均一な押出物(すなわち局所的な均一性)を製造する助けとなるように、押出機において特定の配合物の溶融流動温度に達することにより調製される。圧縮硬化製剤は同様には調製されない。

0149

「乱用可能」にするためにCII薬物製品を改質する3つの主な方法、すなわち切断、すりつぶし及び抽出が存在する。剤形の切断は、消化管への溶解速度を増大させる目的で、摂取前に製品の表面積を増大させるために行われ得る。切断は、多くの市販薬物に使用される水性でエタノール不溶性のコーティングを破壊/除去することにより、抽出の効率を増大させるためにも使用され得る。しかし、切断単独では製剤を乱用可能にするのに十分ではない。切断に使用される容易に入手可能な道具は、剃刀刃及び一般的な台所はさみである。剤形のすりつぶしは、鼻道の血管中に即時放出させるため、吸引(鼻から吸引)する目的で製品の粒径を減少させるために行われる。製品のすりつぶし後にさらなる乱用の経路が存在する。すりつぶしに使用される容易に入手可能な道具は、市販のコーヒーグラインダーである。抽出は、濾過してその後嚥下、注射又は別の方法で乱用されることが可能な液体に、剤形の活性医薬成分を溶解させるために行われる。抽出に使用される容易に入手可能な道具は、高度数アルコール(すなわち190度(95%)以上)である。

0150

色は、市販の薬物製品の特徴を識別する1つである。2つの方法:色素又はコーティングで剤形に色を付けることが可能である。高度数アルコール(すなわち190度(95%)以上)は、水に不溶のAPIのために、又は他の水溶性賦形剤からAPIを分離するために、乱用者が使用可能な1つの抽出溶媒である。色素又はコーティングは、薬物製品の抽出溶液の物理的な外見を変化させる(すなわち、生じる溶液を視認可能な色に変える)ために使用することが潜在的に可能である。

0151

本研究において、190度エタノールを抽出溶媒として利用した。市販のコーヒーフィルターを、数種の薬物製品のあらゆる粒子状物質を濾過して除去するために使用した。生じた溶液を物理的な外見について解析した。着色又はコーティングされた薬物製品間の物理的な外見の違いを(もしあれば)評価した。

0152

さらに、伝統的な圧縮製造法を利用する非ADF薬物製品(Roxicodone(登録商標)15mg、Mallinckrodt, Inc.製)を、比較目的で評価した。

0153

実験:試験された試料は、本開示において記載されるADFオキシコドン5mg及び30mg(即放性)並びにADFオキシコドン10mg及び80mg(延長放出性)、並びにRoxicodone(登録商標)15mg(Mallinckrodt, Inc.)、Opana(登録商標)ER5mg(再製剤化)(Endo Health Solutions)、Opana(登録商標)ER 40mg(再製剤化)(Endo Health Solutions)、Oxycontin(登録商標)10mg(再製剤化)(Purdue Pharma)、Oxycontin(登録商標)40mg(再製剤化)(Purdue Pharma)、Oxycontin(登録商標)60mg(再製剤化)(Purdue Pharma)、Oxycontin(登録商標)80mg(再製剤化)(Purdue Pharma)を含む。試験された試料全ての概要を以下の表に示す。

0154

0155

試験された本開示の試料、すなわち試料2〜5の配合を以下の表に示す。

0156

0157

本開示のさらなる実施形態において、製剤中の活性物質の量は約0.50重量%〜約40重量%の範囲であることができる。具体的には、製剤中の活性物質の量は約1.0重量%〜約35重量%、又は約5.0重量%〜約33重量%の範囲であり得る。本開示のさらなる実施形態において、可塑剤(例えばPEG)の量は約0.25重量%〜約20重量%の可塑剤の範囲であることができる。

0158

各試料について、投与ユニット全体及び切断された投与ユニットの両方を試験した。投与ユニット全体については、2つの投与ユニット全体を、EtOH10mLを含む25mLのエルレンマイヤーフラスコ中に配置した。切断された投与ユニットについては、切断された投与ユニットの小片全てを同様のフラスコ中に配置した。切断された投与ユニットを、ニッパーを使用して約8つの小片に切断した。各フラスコをパラフィルム密封し、約150rpmで少なくとも10時間、プラットフォームシェーカー上で振とうさせた。生じた溶液をコーヒーフィルターで濾過し、あらゆる粒子状物質を除去した。濾過した溶液を50mLのネスラー比色管収集した。30分後、各試料管を色(もしあれば)、透明度/濁度、及びもしあれば濾過された溶液の体積の視認可能な差(すなわち、元のEtOH10mLからの顕著な減少)について目視検査した。投与ユニット全体又は切断された投与ユニットについての結果を以下の2つの表に示す。

0159

0160

0161

濾過中、試料は様々な速度でフィルターを通過した。例えば、試料1及び6〜11は、体積全体がコーヒーフィルターを完全に通過するのに約20秒を要した。試料2及び3は、体積全体がコーヒーフィルターを完全に通過するのに約15分を要した。試料4及び5は、体積全体がコーヒーフィルターを完全に通過するのに約60分を要した。濾過後、試料2〜5は約30分間の静置後、色において均一であったが、試料8〜11は比色管の底で顕著な沈殿を有した。試料1、6及び7は視認可能な沈殿を有しなかったが、本開示のバッチよりも顕著に着色が薄かった。

0162

切断された各剤形試料由来濾液約5mLを、25mm、0.2μmPTFE Titanシリンジフィルター(Scientific Resources, Inc.カタログ番号42225-PC、ロット709029003054)に通過させた。生じた各溶液にその後、0(ゼロ)が無色の試料を表し、5が濃い顕著な色の試料を表す(0-無色、1-淡い、2-薄い、3-中程度、4-鮮明、及び5-濃い)、0〜5の段階に従って番号を割り振った。濃い着色を含む、少なくとも薄い色の試料は、潜在的な乱用者が濾過抽出物(例えば、色2以上、3以上、4以上又は5)を注射又は摂取することを抑止し得る。以下の表は、シリンジフィルターで濾過された、切断された投与ユニット溶液についての色番号割り振りを示す。

0163

0164

一部の実施形態において、本開示の製剤は、コーティングにのみ色素を組み込むこととは対照的に、投与ユニット全体に色素を組み込んでいる。色素は水溶性、アルコール可溶性、又はその両方であってよい。色素は約0.01g/100mL、約0.1g/100mL、約1g/100mL又は約10g/100mL超の、水、アルコール、又はその両方への可溶性を有していてよい。伝統的な製剤色素は水、アルコール、又はその両方に不溶であるか又は顕著に不溶である。それらはしばしば製剤のコーティングに配合される。一部の実施形態において、色素は水溶性、アルコール可溶性、又はその両方であり、経口投与のために認可されているか、又は許容されると考えられる色素である。一部の例において、色素がアルコールに可溶であることは、アルコール及び抽出されたAPIの両方を消費することでの複合効果、及びそれに関連する相互作用の可能性のために重要である。

0165

以下の表は製剤の例示的成分の相対的な可溶性を列挙したものである。複数の異なる色素を、様々な文献の情報源から引用し、また実験的に試験(200度エタノール、0.22マイクロメートルPTFEフィルターで濾過)した可溶性情報と共に列挙する。

0166

0167

Oxycontin(登録商標)バッチ(試料8〜11)の比色管の底に観察された沈殿は、溶液というよりも懸濁液を示す。典型的には、懸濁液は遠心処理又は濾過してより透明な溶液(一部の場合では無色の溶液)を得ることが可能である。反対に、溶液は色素が溶液中に完全に溶解しているため、さらに遠心処理、又は一般的な家庭用コーヒーフィルター若しくは容易に入手可能なシリンジフィルターを使用して濾過し、より透明な溶液を得ることができない。着色された製剤はコーティングされた製剤よりも、さらなる乱用抑止機構をもたらし得る。

0168

製剤中に存在する色素の量は、水、アルコール又は両方の組み合わせを使用して、開示された視覚的段階又は同様の段階に基づき0超、又は1超、又は2超、又は3超、又は4超の色を有する抽出物又は濾過抽出物を生じる量であり得る。色素の量は配合及び存在する成分次第で変化し得る。一部の実施形態において、製剤は少なくとも0.1%の色素、少なくとも0.2%の色素、少なくとも0.3%の色素、少なくとも0.4%の色素、少なくとも0.5%の色素、少なくとも0.6%の色素、少なくとも0.7%の色素、少なくとも0.8%の色素、少なくとも0.9%の色素、少なくとも1.0%の色素、少なくとも1.5%の色素、少なくとも2.0%、又はこれらの値のうち任意の範囲(例えば約0.1%〜約1.0%の間の色素)を含み得る。

0169

延長された濾過時間後、試料4及び5について体積変化(約3〜4mL減少)が生じたことも観察された。特定の賦形剤(例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース)は、生じた溶液がコーヒーフィルターを完全に通過できないほど高粘性になる原因となり得る。ヒドロキシプロピルメチルセルロース又は同等物を含む配合により、さらなる乱用抑止性(例えば抽出時間の延長及び体積損失)が得られ得る。

0170

さらなる例示的な配合
本開示のさらなる例示的な配合を以下の表に示す。

0171

0172

0173

0174

切断力の例
剤形の切断又は破壊に関する乱用抑止性を評価するために使用される現存の方法は、USPの「錠剤破壊力」試験に基づく。この試験は「錠剤破壊力」を、錠剤が特定の面において損なわれる(すなわち破壊される)原因となるのに必要な力として定義する。USPはこの試験を以下のように記載している。「一般的に錠剤は2枚の圧盤の間に配置され、圧盤の一方は、破砕が引き起こされるのに十分な力を錠剤に加えるように動く。圧盤は平行であるべきである。それらの面は滑らかに磨かれ、動く方向に対して垂直に精密に配置されるべきである。圧盤が動く間、垂直が維持されなければならず、装置は荷重が加えられた時にいかなる曲げ変位はねじれ変位も受けてはならない。接触面は錠剤との接触面積よりも大きくなくてはならない」。図6は、伝統的な「錠剤破壊力」解析を行うことが可能な器具を示す。

0175

USPは、錠剤破壊力の適用、及びそれが産業利用される理由についてさらに説明している。「錠剤は、製造工場、薬物流通システム、及びエンドユーザー(患者/消費者)の手元において受ける、取扱い及び輸送の厳しさに耐えることができなければならない。コーティング、包装及び印字などの製造工程はかなりのストレスを含む可能性があり、錠剤はこれに耐えることができなければならない。これらの理由のため、錠剤の機械的強度はかなり重要であり、定期的に測定される」。これらの適用の意図は、錠剤を破壊し得る力(すなわち錠剤の瓶の中で激しく振とうされること)を受ける可能性がある伝統的な製剤のためのものである。この意図は乱用抑止可能性に対処するためのものではない。さらに、この試験は錠剤の配合を評価するのに適用可能であり、また有益であるのみである。この試験は、押出法により調製された丸剤又は他の製剤を評価するのに適用可能でも有益でもない。

0176

ポリエチレンオキシドなどの賦形剤を利用し、また押出工程でこのような賦形剤を使用する製剤において、パラメータ「錠剤破壊力」は適用されない。例えば、長い分子鎖長のPEO(例えば100,000ダルトン〜7,000,000ダルトン)が原因となり、伝統的な意味での「錠剤破壊力」を加えた場合に、薬物製品は(他の伝統的な薬物製品と比較して)平らにはなるが決して実際に「損なわれる」(すなわち破壊される)ことはない。「錠剤破壊力」の伝統的な適用は、剤形、特に乱用を抑止することを意図された剤形の「切断力」について、可鍛性のある賦形剤(例えばPEO)を含む製剤を評価するために、改質される必要がある。本研究において提示される伝統的な「錠剤破壊力」試験の改質は、剤形が「損なわれる」(すなわち破壊される)ことを引き起こすために利用される「圧盤」、すなわち「錠剤との接触面積よりも大きい」接触面から、乱用のために一般的に使用される道具を模した鋭い面に変更することからなる。図7、8及び9は、破砕楔セット(一般的な台所はさみを模すために使用される。図7及び8は同一のセットの異なる視点を示す)、及び剃刀刃(図9)を含む参照付属品を示す。

0177

本研究の目的は、CII麻薬製品の異なる製剤を切断するために必要な切断力を作用させ、まとめることである。テクスチャー解析は、医薬製品の物理的特性を測定するための、医薬製品の機械的試験である。テクスチャーアナライザーXT2iは、切断力を含む、医薬製品の多数の物理的特性について試験を行うことが可能である。テクスチャーアナライザー(TE37)の異なる付属品を利用して、CII麻薬製品の数種の異なる製剤を切断するために必要な切断力を調査した。乱用の意図を有する薬物製品を切断するために、容易に入手可能な、乱用に使用される道具(例えば剃刀刃及び台所はさみ)を模した2つの付属品を含む多数の道具を利用した。評価された薬物製品全てについての切断力を、各付属品を用いて評価した。

0178

実験:試験された試料は、表Aに列挙したそれらの試料を含む。試験された本開示の試料の配合を表Bに列挙する。テクスチャーアナライザー(TE37)、モデルXT2i HRを以下の条件で作動させた:予備試験速度:1mm/秒、試験速度:0.25mm/秒、事後試験速度:10mm/秒、距離:99.9%(%ひずみ)、トリガータイプ:自動(力=0.2N)及び破壊検出:オフ試料サイズN=10を、切断付属品毎に各試料について使用した。両方の切断付属品(剃刀刃及び破砕楔セット)を利用した、CII麻薬製品の切断力結果を決定した。図10は、剃刀刃及び破砕楔セットについての切断力データ表を示す。

0179

剃刀刃を利用した、試験されたあらゆるCII麻薬製品を切断するために必要な、個別での最大切断力は142Nであった(試料7)。剃刀刃を利用した、試験されたあらゆるCII麻薬製品を切断するために必要な最大平均切断力は131Nであった(試料7)。破砕楔セットを利用した、試験されたあらゆるCII麻薬製品を切断するために必要な、個別での最大切断力は163Nであった(試料6)。破砕楔セットを利用した、試験されたあらゆるCII麻薬製品を切断するために必要な最大平均切断力は156Nであった(試料6)。

0180

試験されたCII麻薬製品全てが実際に切断可能であり、ゆえに、従来の手段(すなわち一般的な台所はさみ又は剃刀刃)を利用した破壊強度試験又は同等物(500N超、米国特許US8,309,060を参照)を使用して報告されたものよりも、実質的に小さい力により乱用される可能性がある。(伝統的な「錠剤破壊力」の定義を用いて)500N超の力を利用して錠剤を「平らにすること」は、試験されたCII麻薬製品における乱用抑止可能性に対処していない。

0181

一実施形態において、本発明の製剤は、切断力-剃刀刃試験又は切断力-破砕楔セット試験のいずれか、又は両方により試験されたように、約40N、約50N、約60N、約70N、約80N、約90N、約100N、約110N、約120N若しくは約130N超、又はこれらの値のうち任意の範囲(例えば約40N〜約120Nの間)の切断強度(すなわち製剤を切断するのに必要な力)を示す。

0182

本開示の試料4及び5は、圧縮硬化試料(すなわち試料8〜11)と比較して改善された切断強度を示す。圧縮硬化手順により調製された試料は成分のみ乾式混合を受ける。これらの成分はその後剤形に圧縮され、剤形に熱を加える乾燥パン上に配置される。圧縮硬化剤形では、押出ベースの手順と比較して、溶融又は同様に液化して剤形内の顕著な均質性が作り出されることがないと考えられている。本発明の製剤は押出により調製され、ゆえに溶融流動条件下で、押出機内で押出物を混合した結果として顕著な均質性を有する。押出物は、求められる硬さ及び強度を確実に得るために必要な機械的エネルギーを生み出す、高い剪断力を受ける。高い剪断力は、選択された成分、例えばPEOなどに対して作用し、それらを、増大した強度及び安定性を示す網状構造に転換することが可能である。

0183

すりつぶし例
本研究の目的は、CII麻薬製品の異なる製剤のすりつぶし可能性を調べ、まとめることである。テクスチャー解析は、医薬製品の物理的特性を測定するための、医薬製品の機械的試験である。CII薬物製品を経鼻乱用(吸入)に好適な粒径にすりつぶすために、RetschナイフミルGRINDOMIXGM200(TE96)を市販のコーヒーグラインダー(Mr. Coffee)を模すために利用した。市販のコーヒーグラインダーも比較目的で評価した。ATML3Pソニックシフター(TE47)を利用し、500マイクロメートル(μm)粒径(35メッシュ)を利用して粒径解析を行った。本研究の目的のため、直径500μm未満のあらゆる粒子が経鼻乱用に好適であると考えられる。直径500μm超のあらゆる粒子が鼻道の血管により十分に吸収されることができないことは、業界標準として一般的に受け入れられている。

0184

RetschナイフミルGRINDOMIXGM200は、市販のコーヒーグラインダーを模すために円形刃付属品を利用する。GM200は最高速度10,000回毎分(rpm)を有するが、市販のコーヒーグラインダーは最高速度約20,000rpmを有する(GM200をMr. Coffeeグラインダーと比較すると、速度において約2倍の増加)。しかし、刃の直径が約2倍に増大すること(GM200をMr. Coffeeグラインダーと比較すると、それぞれ118mm対60mm)で、2つの変数反比例関係によって、最高速度が約1/2減少することが補われる。さらに、GM200により生じるトルクはMr. Coffeeグラインダーにより生じるトルクよりも顕著に高く(それぞれGM200の0.860Nm(ニュートンメートル)対Mr. Coffeeグラインダーの0.062Nm)、それによりMr. Coffeeグラインダーが薬物製品を経鼻乱用に好適な粒径に改質する能力(又はその欠如)がさらに説明される。本研究では、GM200及びMr. Coffeeグラインダーによる改質(すりつぶし)後の、CII麻薬製品の数種の異なる製剤の粒径における差を評価した。

0185

さらに、伝統的な圧縮製造法を利用する非ADF薬物製品(Roxicodone(登録商標)15mg、Mallinckrodt, Inc.製)を比較目的で評価した。

0186

実験:試験された試料は、表Aに列挙したそれらの試料を含む。試験された本開示の試料の配合を表Bに列挙する。以下の試験器具を使用した:RetschナイフミルGRINDOMIXGM200(TE96)、コーヒーグラインダー(Mr. Coffee)、ATML3Pソニックシフター(TE47)、500μm篩(35メッシュ)及びShimpo Instrumentsタコメーター(TE31)。以下の試験条件を使用した:解析速度:10,000rpm(GM200)、20,000rpm(Mr. Coffee)、解析時間:30秒、篩サイズ:500μm(35メッシュ)、解析時間:2分(脈動なし)。各試料を3連で調製した(N=3)。

0187

各試料について、3つの投与ユニットを量し、試験した。次の条件をTE96に使用した:解析時間30秒及び速度10,000rpm。両方のパラメータを各解析前にセットした。複合試料を、風袋を秤量したボートに移送し試料の重量を記録した。以下の方程式を、試料損失%を算出するために使用した。

0188

0189

35メッシュ篩及び試料パンの重量を記録した。試験装置を、35メッシュ篩が試料パン上部にある状態に組み立てた。複合試料を試験装置に移送し、以下のパラメータを利用して解析した:解析時間2分及び脈動なし。解析された35メッシュ篩及び試料パンを秤量した。35メッシュ篩上(500μm以上)及び試料パン中(500μm以下)に残っている物質の%を、以下の方程式を使用して算出した。

0190

0191

TE96の代わりにMr. Coffeeグラインダーについて手順を繰り返した。Mr. Coffeeグラインダーは1つの作動速度(約20,000rpm)を有する。粒径解析及びすりつぶしの結果を図11及び12に示す。

0192

以下の参照グラフは、TE96及びMr. Coffeeグラインダーを両方利用して試験された、即放性(IR)Roxicodone(登録商標)バッチ対、本開示の製剤(例えばIRバッチ)を比較した場合の、粒径結果(500μm以上の%)を表すものである。

0193

0194

以下の参照グラフは、試験された延長放出性(ER)CII麻薬製品を製品間で比較した場合の、粒径結果(500μm以上の%)を表すものである。

0195

0196

Roxicodone(登録商標)バッチは、すりつぶし及び粒径解析後に、本開示の製剤(例えばIR試料)とは統計上差がある(低い)500μm以上の粒子の量を生じる。95%信頼区間又はp値0.05未満で統計上有意性を試験した。組み合わせたOxycontin(登録商標)バッチは、プロトコルに記載されるすりつぶし及び粒径解析後に、本開示の組み合わせた製剤(例えばER試料)及び組み合わせたOpana(登録商標)バッチとは統計上差がある(低い)500μm以上の粒子の量を生じる。

0197

製品、すなわち本開示の、Opana(登録商標)ERバッチの結果、及びOxycontin(登録商標)の結果ごとに結果を組み合わせ、群として解析した。組み合わせたOpana(登録商標)バッチは、すりつぶし及び粒径解析後に、本開示の組み合わせた製剤(例えばER試料)と統計上類似した500μm以上の粒子の量を生じる。

0198

[実施例4]
乱用抑止性製剤を色素及びアルコール純度低下剤の両方を含めて調製した。表20は例示的な配合を示す。

0199

0200

0201

実施例4の例示的な配合を、溶解、抽出前後の純度について試験し、色素の有効性について評価した。溶解及び色素試験は、先の実施例に上記されている。抽出試験は以下に記載される。図13は試験結果を示す。製剤は溶解試験を通過した。製剤はアルコールでの抽出後に純度の低下を示した。約4重量%の色素を使用すると、濾過後に製剤が顕著な色を示したことが注目される。濾過前に、溶液は製剤中に存在する色素の結果として着色された。一般的に、シリンジフィルターによる溶液の濾過では、濾液の色は実質的に減少しなかった。しかし、ナイロンフィルターについては、色の実質的な減少が観察された。ナイロンは製剤に使用される色素と親和性を有すると考えられる。結果として、一部の実施形態において、溶液を濾過するために使用される任意のフィルター(例えばナイロンフィルター)を飽和させるために、また濾液を着色するために、十分な量の色素が添加される(例えば、少なくとも1重量%の色素、少なくとも2重量%の色素、少なくとも3%の色素など)。

0202

ADFIR押出丸剤の抽出手順
抽出手順は、アルコール及び/又は水を抽出溶媒として使用し、生じる抽出物の純度を試験することを含む。ここで、4つのADF 30mg IR丸剤全体を125mLのエルレンマイヤーフラスコ中に配置した。190度エタノール(95%)40.0mLをフラスコ中にピペットで入れた。フラスコを密封し、プラットフォームシェーカー上で一晩振とうさせた(貯蔵溶液濃度=3mg/mLオキシコドンHCl)。

0203

水を抽出溶媒として利用し、この手順を繰り返した。

0204

約12時間後、両方のフラスコをプラットフォームシェーカーから除去した。一部を0.45μmナイロンシリンジフィルターを通して10mLガラスビーカー内へ濾過した。この溶液5.0mLを150mLビーカー内にピペットで入れ、約100℃のホットプレート上で加熱した(理論上は溶液中にオキシコドンHCl粉末15mg)。各溶液が蒸発するまで熱を継続的に加えた。両方のビーカーを室温まで冷却させ、その後金属スパチュラでこすった。生じた粉末を秤量し、その後クロマトグラフィー解析のために調製した。

0205

各試料を重量補正し、オキシコドンHClのアッセイ純度について解析した。

0206

アッセイ純度は、抽出された粉末中のオキシコドンHClの割合である。オキシコドンHClのアッセイ純度が減少するにつれて、より高いオキシコドンHCl含有量を得るために必要な抽出された粉末の量は増大する。さらに、オキシコドンHClのアッセイ純度が減少するにつれて、抽出された粉末中に存在する賦形剤量は増大する。ゆえに、エタノール又は水抽出の際、抽出された粉末中に低いアッセイ純度のオキシコドンHClを生じる薬物製品は、乱用抑止性であると結論付けることができる。この抑止性は以下の点において明らかである:費用対効果(すなわち、同等量のオキシコドンHClを製造するためにより多くの粉末が必要であること)、時間対効果(すなわち、複雑で時間のかかる化学手順なしに、賦形剤から分離することができないオキシコドンHClを含む純度の低い粉末)、及び体内により多くの賦形剤量を導入する可能性。

0207

本開示は、その例示的実施形態を参照して具体的に示され、記載されているが、添付の特許請求の範囲により含まれる本発明の範囲から逸脱することなく、形態及び詳細における様々な変更がなされてよいことが当業者により理解されるであろう。

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