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技術 オブジェクトの状態遷移制御された処理のためのシステムおよび方法

出願人 スイスリインシュランスカンパニーリミテッド
発明者 ヴェデル,ボリス
出願日 2013年7月3日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2016-522290
公開日 2016年9月8日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2016-527619
状態 特許登録済
技術分野 マルチプログラミング
主要キーワード 時間確率 動作制約 仕様パラメータ トリガ値 技術的要件 中央制御システム タグ状態 自己適応
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題・解決手段

複数の処理状態(121、122、123)を有する状態構造化された処理フロー(12)にしたがうオブジェクト状態遷移ベースの処理のための制御装置(10)および方法が提案される。ここでは、それぞれの処理状態(121、122、123)に対して、1つまたは複数のタスク(131)が、選択されたオブジェクト(71、72、73)の1つの処理状態(121、122、123)から後続の処理状態(121、122、123)への遷移を処理するために、選択される。選択されたオブジェクト(71、72、73)の状態パラメータキャプチャ手段(151、152、153、154)によりキャプチャされ、オブジェクト(71、72、73)の現在の処理状態(121、122、123)はキャプチャされた状態パラメータに基づいて判定される。処理タスク(131)の割り当てられたタスク・パラメータに応じて特定の処理状態(121、122、123)に対して活性化可能なタスク(131)が制御システム(10)により生成される。動作タグ(132)は処理タスク(131)に拡張可能に割り当てられ、動作タグ(132)は、制御システム(10)により処理タスク(131)の処理に対して動作制約を加える動的に変更可能な動作パラメータを含む。状態構造化された処理フロー(12)は動的に生成され、定められた閾値および/またはトリガ値トリガすること、および/または、動作タグ(132)の動作パラメータに基づいて処理タスク(131)の処理を誘導すること、により処理される。

概要

背景

ワークフローまたは処理フローは、オブジェクトに対して現実世界処理を実行するために要求される技術的ステップおよび/または手順的ステップと、これらの処理ステップを実行するための技術的および他の手段と、オブジェクトに対して処理を実行するための手段間および/またはステップ間でのデータ/シグナリングの伝達およびフローと、を含む。各ステップは1セットの実行されるべき処理、活動、またはタスクにより定められる。ワークフロー内では、オブジェクト(例えば製品、技術的オブジェクト、データ、クレームアカウントジョブ、その他)は始点から終点までの特定的な順序の異なるステップを通過し、各ステップにおける処理は、専用の技術的処理装置もしくは手段により、システム機能(また例えばコンピュータプログラム製品)により、またはオブジェクトに対して活動を実行するための特定の人々に対する専用のシグナリングにより、実行される。ワークフロー・システムは、視覚フロントエンドを使用して設定されてもよく、またはハードコードされてもよい。ワークフロー・システムの実行は、遠隔装置またはアプリケーションの呼び出しおよび信号生成を取り扱うワークフロー実行エンジンに委ねられる。

先行技術では、ワークフロー・システムは4つの広範な系列、すなわち(i)製造的ワークフロー・システム、(ii)計算的ワークフロー・システム、(iii)科学的ワークフロー・システム、および(iv)ビジネス的ワークフロー・システムに技術的に分割される。製造的または工業的処理システムはワークフロー・ステップの活動を実行するための適切な装置を誘導および実行することにより技術的オブジェクト(例えば装置または製品など)の処理の誘導および実行を行うためのものであり、計算的処理システムはデータ・オブジェクトの機能的処理および計算を行うよう機能し、ビジネス的処理システムはとりわけ処理ステップを実行する人々に対して信号を生成することによりビジネス的処理の自動化された制御を行うよう機能し、最後に、科学的ワークフロー・システムは、科学的研究プロセスにおいてミドルウェアとして活動するよう機能し、通常は全部の上述の3つの制御およびデータ・ワークフロー・システムの特性を有する。ワークフロー・システムは通常、ワークフロー・システム内でモデル化および実行されるワークフロー処理監視を行うための多数の能力を提供する。係る能力は例えば、処理の状態に関する計量と、処理における作業ステップを実行するための時間と、処理におけるボトルネックと、の測定および表示を行うための解析ツールを含む。これらの能力は、ワークフロー・システムの外部に位置するシステムにおいて実行されるワークフロー処理のためにワークフロー・システムに伝達されてもよい。

ワークフロー・システムの全部の4つの系列は、上述のワークフロー実行エンジン、処理管理システム、またはオブジェクトの処理を制御および監視する同様の制御装置/システムを中核として含む。ワークフロー・システムのワークフロー実行エンジンは通常、処理フローのプロセッサベースの自動化として、すなわちワークフローのステップとして表される、工業的または生産的処理、ビジネス的処理、データまたは計算的処理、および科学的処理として、実装される。ワークフロー実行エンジンは、一連の活動(作業タスク)と、実行装置もしくは手段との相互作用およびシグナリングと、人的資源(ユーザ)もしくはIT資源ソフトウェア・アプリケーションおよびデータベース)との相互作用と、さらに、それぞれの活動に関連付けられた様々な段階を通した処理の進行を制御する規則とを誘導する。

概要

複数の処理状態(121、122、123)を有する状態構造化された処理フロー(12)にしたがうオブジェクトの状態遷移ベースの処理のための制御装置(10)および方法が提案される。ここでは、それぞれの処理状態(121、122、123)に対して、1つまたは複数のタスク(131)が、選択されたオブジェクト(71、72、73)の1つの処理状態(121、122、123)から後続の処理状態(121、122、123)への遷移を処理するために、選択される。選択されたオブジェクト(71、72、73)の状態パラメータキャプチャ手段(151、152、153、154)によりキャプチャされ、オブジェクト(71、72、73)の現在の処理状態(121、122、123)はキャプチャされた状態パラメータに基づいて判定される。処理タスク(131)の割り当てられたタスク・パラメータに応じて特定の処理状態(121、122、123)に対して活性化可能なタスク(131)が制御システム(10)により生成される。動作タグ(132)は処理タスク(131)に拡張可能に割り当てられ、動作タグ(132)は、制御システム(10)により処理タスク(131)の処理に対して動作制約を加える動的に変更可能な動作パラメータを含む。状態構造化された処理フロー(12)は動的に生成され、定められた閾値および/またはトリガ値トリガすること、および/または、動作タグ(132)の動作パラメータに基づいて処理タスク(131)の処理を誘導すること、により処理される。

目的

本願は、自動化されたオブジェクトのリアルタイム相互作用および状態遷移制御された処理を中央制御システムにより提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

オブジェクト状態遷移制御された処理のための方法であって、制御システムによりオブジェクトが、選択され、複数の処理状態を含む状態構造化された処理フローにしたがって処理され、それぞれの処理状態に対して1つ以上の処理タスクが前記制御システムにより実行され、前記の選択されたオブジェクトは、1つの処理状態から後続の処理状態へと処理され、前記選択されたオブジェクトの状態パラメータが前記制御システムのキャプチャ手段によりキャプチャされ、処理状態が前記のキャプチャされた状態パラメータに基づいて判定され、前記選択されたオブジェクトに割り当てられることと、前記選択されたオブジェクトの処理状態および/または状態パラメータに基づいて、少なくとも1つの処理タスクが前記制御システムにより生成され、特定的な処理状態に対して、生成された処理タスクが、処理タスクに割り当てられたタスクパラメータに依存して活性化されることと、1つ以上の動作タグが、生成され、処理タスクまたは処理フローに拡張可能に割り当てられ、前記動作タグは、関連付けられた処理タスクの動作を前記制御システムにより制御し、および/または前記処理タスクの処理に対して動作制約を加え、および/またはタスク状態拡張または指示する、動的に変更可能な動作パラメータを含むことと、前記状態構造化された処理フローは前記制御システムにより動的に動作され、前記制御システムにより、前記動作タグの動作パラメータに基づいて前記の割り当てられた処理タスクを実行することにより、オブジェクトが前記の判定された処理状態から後続の処理状態へと処理されることと、を特徴とする、方法。

請求項2

前記状態構造化された処理フローは動的に生成および適応され、前記選択されたオブジェクトは、前の処理状態の動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータの定められたトリガ値トリガすることにより後続の処理状態を起動する前記制御システムによって処理されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記処理フローの状態遷移に対して、処理タスクはサブタスクにより分割され、サブタスクは前記処理タスクに割り当てられた前記動作タグの動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて前記制御システムにより生成されることを特徴とする、請求項1または請求項2のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項4

シグナリングモジュールにより、制御および誘導シグナリングが、生成され、関連付けられたランタイム実行モジュールに伝達され、前記選択されたオブジェクトは、前記の伝達された制御および誘導シグナリングに基づいて前記ランタイム実行モジュールにより前記の活性化された処理タスクを実行することにより処理されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項5

前記処理フローにおけるオブジェクトの状態遷移は、割り当てられた動作タグの少なくとも1つの動作パラメータに基づいて前記制御システムにより処理され、前記シグナリング・モジュールによる前記の実行および/または関連するシグナリング生成に対する動作制約は前記動作パラメータの特定値に基づいて誘導されることを特徴とする、請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項6

前記制御システムは前記状態構造化された処理フローを評価および誘導するための履歴エンジン装置を含み、過去の状態構造化された処理フローの履歴データは前記制御システムの記憶装置に記憶され、前記の記憶された履歴データは現在の処理フローと比較され、関連する履歴処理フロー・データがフィルタ・モジュールにより前記の記憶されたデータからフィルタされ、前記履歴エンジン装置および前記制御システムは前記制御システムと前記履歴エンジン装置との間のデータ・シグナリング伝達のためにデータリンクにより接続され、前記状態構造化された処理フローは、前記履歴エンジン装置からの前記データ・シグナリング伝達に基づいて、ならびに定められた閾値および/またはトリガ値によりトリガされる前記動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて動的に処理される前記制御システムおよび前記選択されたオブジェクトにより動的に生成されることを特徴とする、請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項7

前記状態構造化された処理フローは離散時間確率論的制御処理であり、前記制御システムは確率論的格付けモジュールを含み、次の処理タスクの起動は、前の処理状態の処理タスクの選択と、前記確率論的格付けモジュールによる追加的格付けと、に少なくとも基づくことを特徴とする、請求項1〜請求項6のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項8

前記制御システムおよび前記ランタイム実行モジュールは実行時に相互作用し、前記オブジェクトは、前記の伝達された制御および誘導シグナリングに基づいて前記ランタイム実行モジュールにより前記の活性化された処理タスクを実行することにより、前記生成された処理タスクおよび前記の関連付けられた動作タグの変更可能な動作パラメータを用いて、前記の動的に適応された処理フローに基づいて処理されることを特徴とする、請求項1〜請求項7のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項9

前記制御システムの第1層実行は前記処理状態の生成を含み、前記制御システムの第2層実行は前記処理タスクの生成および関連付けを含み、第3層実行は前記動作タグの生成を含み、前記制御システムによる前記オブジェクトおよび適切なシグナリングの処理は、前記の関連付けられた動作タグの動作パラメータを変更することにより動的に適応されることを特徴とする、請求項1〜請求項8のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項10

前記制御システムは、前記制御システムの前記キャプチャ手段により前記関連付けられた動作タグの動作パラメータを自動的にキャプチャすることにより自己適応されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。

請求項11

前記制御システムは、前記の関連付けられた動作タグの動作パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサを含むことを特徴とする、請求項1〜請求項10のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項12

前記制御システムは前記選択されたオブジェクトの状態パラメータおよび/またはタスク・パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサを含むことを特徴とする、請求項1〜請求項11のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項13

前記タスク・パラメータは、前記制御システムのインターフェース・モジュールによるオブジェクトの状態遷移ベースの処理のために、前記制御システムのユーザによりアクセス可能な複数の入力装置を介して少なくとも部分的にキャプチャされることを特徴とする、請求項1〜請求項12のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項14

前記複数の入力装置および前記インターフェース・モジュールを介してキャプチャされる前記タスク・パラメータは、新しい処理タスクの生成を起動するためのタスク・パラメータを含むことを特徴とする、請求項13に記載の方法。

請求項15

少なくとも1つのタスク・パラメータは、新しい処理タスクの生成を起動するために、キャプチャされた動作パラメータおよび/またはタスク・パラメータおよび/または状態パラメータに基づいて前記制御システムにより動的に生成され、前記処理フローは、前記新しい処理タスクの生成により、前記制御システムにより自己適応されることを特徴とする、請求項13または請求項14のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項16

前記制御システムはシグナリング・モジュールを含み、前記制御システムにより生成された前記処理フローにしたがって前記選択されたオブジェクトを処理する前記実行装置またはモジュールを誘導するために、適切なシグナリングが前記シグナリング・モジュールにより生成されることを特徴とする、請求項1〜請求項15のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項17

選択されたオブジェクトは少なくとも1つの製品、および/または技術的オブジェクト、および/またはデータ、および/またはクレーム、および/またはアカウント、および/またはジョブを含むことを特徴とする、請求項1〜請求項16のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項18

前記選択されたオブジェクトの処理は、少なくとも前記キャプチャされた状態パラメータ、前記タスク・パラメータ、および/または動作パラメータに基づいて、前記制御システムの専用の監視および/または測定装置により監視されることを特徴とする、請求項1〜請求項17のうちのいずれか1項に記載の方法。

請求項19

オブジェクトを選択し、複数の処理状態を含む状態構造化された処理フローにしたがって前記オブジェクトを処理する選択手段を含み、前記の選択されたオブジェクトを、1つの処理状態から後続の処理状態へと処理するために、それぞれの処理状態に対して1つ以上の処理タスクを実行する手段をさらに含む、オブジェクトの状態遷移制御された処理を実行するシステムであって、前記制御システムが、前記選択されたオブジェクトの状態パラメータをキャプチャし、前記のキャプチャされた状態パラメータに基づき且つ前記選択されたオブジェクトに割り当てられる処理状態を判定するキャプチャ手段を含むことと、前記制御システムは、前記選択されたオブジェクトの処理状態および/または状態パラメータに基づいて少なくとも1つの処理タスクを生成する手段を含み、特定的な処理状態に対して、生成された処理タスクが、処理タスクに割り当てられたタスク・パラメータに依存して活性化されることと、前記制御システムは、1つ以上の動作タグを生成し、および前記の生成された動作タグを処理タスクに拡張可能に割り当てる手段を含み、前記動作タグは、関連付けられた処理タスクの動作を前記制御システムにより制御し、および/または前記処理タスクの処理に対して動作制約を加え、および/またはタスク状態を拡張または指示する、動的に変更可能な動作パラメータを含むことと、前記制御システムは、前記状態構造化された処理フローを動的に動作させる手段を含み、前記制御システムにより、前記動作タグの動作パラメータに基づいて前記の割り当てられた処理タスクを実行することにより、オブジェクトがある処理状態から後続の処理状態へと処理されることと、を特徴とする、システム。

請求項20

前記制御システムは、前記状態構造化された処理フローを動的に選択および適応する手段を含み、前の処理状態の動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータの定められたトリガ値をトリガすることに基づいて後続の処理状態を起動することにより、前記選択されたオブジェクトを前記制御システムにより処理することを特徴とする、請求項19に記載のシステム。

請求項21

前記処理タスクは、キャプチャされた動作パラメータに基づいて処理タスクを分割するための1つ以上のサブタスクを定義可能に含み、サブタスクは、前記処理タスクの割り当てられた動作タグの動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて前記制御システムにより生成されることを特徴とする、請求項19〜請求項20のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項22

前記制御システムは、制御および誘導シグナリングを生成し、および前記シグナリングを関連付けられたランタイム実行モジュールに伝達するシグナリング・モジュールを含み、前記選択されたオブジェクトは、前記の活性化された処理タスクを、前記の伝達された制御および誘導シグナリングに基づいて前記ランタイム実行モジュールにより実行することにより、処理されることを特徴とする、請求項19〜請求項21のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項23

前記処理フローにおけるオブジェクトの状態遷移の前記制御システムによる処理は割り当てられた動作タグの少なくとも1つの動作パラメータに基づき、前記シグナリング・モジュールによる前記の実行および/または関連するシグナリング生成に対する動作制約は、前記動作パラメータの特定値に基づいて誘導されることを特徴とする、請求項19〜請求項22のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項24

前記制御システムは前記状態構造化された処理フローを評価および誘導するための履歴エンジン装置を含み、過去の状態構造化された処理フローの履歴データは前記制御システムの記憶装置に記憶され、前記の記憶された履歴データは現在の処理フローと比較され、関連する履歴処理フロー・データがフィルタ・モジュールにより前記の記憶されたデータからフィルタされ、前記履歴エンジン装置および前記制御システムは前記制御システムと前記履歴エンジン装置との間のデータ・シグナリング伝達のためにデータリンクにより接続され、前記状態構造化された処理フローは、前記履歴エンジン装置からの前記データ・シグナリング伝達に基づいて、ならびに定められた閾値および/またはトリガ値によりトリガされる前記動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて動的に処理される前記制御システムおよび前記選択されたオブジェクトにより動的に生成されることを特徴とする、請求項19〜請求項23のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項25

前記状態構造化された処理フローは離散時間確率論的制御処理であり、前記制御システムは確率論的格付けモジュールを含み、次の処理タスクの起動は、前の処理状態の処理タスクの選択と、前記確率論的格付けモジュールによる追加的格付けと、に少なくとも基づくことを特徴とする、請求項19〜請求項24のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項26

前記制御システムは前記ランタイム実行モジュールと実行時に相互作用する伝達手段を含み、前記オブジェクトは、前記の伝達された制御および誘導シグナリングに基づいて前記ランタイム実行モジュールにより前記の活性化された処理タスクを実行することにより、前記生成された処理タスクおよび前記の関連付けられた動作タグの変更可能な動作パラメータを用いて、前記の動的に適応された処理フローに基づいて処理されることを特徴とする、請求項19〜請求項25のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項27

前記制御システムの第1層実行は前記処理状態の生成を含み、前記制御システムの第2層実行は前記処理タスクの生成および関連付けを含み、第3層実行は前記動作タグの生成を含み、前記制御システムによる前記オブジェクトおよび適切なシグナリングの処理は、前記の関連付けられた動作タグの動作パラメータを変更することにより動的に適応されることを特徴とする、請求項19〜請求項26のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項28

前記制御システムは、前記制御システムの前記キャプチャ手段により前記関連付けられた動作タグの動作パラメータを自動的にキャプチャすることにより自己適応することを特徴とする、請求項27に記載のシステム。

請求項29

前記制御システムは、前記の関連付けられた動作タグの動作パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサを含むことを特徴とする、請求項19〜請求項28のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項30

前記制御システムは前記選択されたオブジェクトの状態パラメータおよび/またはタスク・パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサを含むことを特徴とする、請求項19〜請求項29のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項31

前記制御システムは1つ以上のタスク・パラメータおよび/または動作パラメータを少なくとも部分的にキャプチャするための複数の入力装置を含み、前記入力装置は、前記制御システムのインターフェース・モジュールによるオブジェクトの状態遷移ベースの処理のために前記制御システムのユーザによりアクセス可能であることを特徴とする、請求項19〜請求項30のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項32

前記複数の入力装置および前記インターフェース・モジュールを介してキャプチャされる前記タスク・パラメータは、新しい処理タスクの生成を起動するためのタスク・パラメータを含むことを特徴とする、請求項31に記載のシステム。

請求項33

前記制御システムは、キャプチャされた動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて新しい処理タスクの生成を起動するために前記タスク・パラメータを動的に生成する手段を含み、前記処理フローは前記新しい処理タスクの生成により、前記制御システムにより自己適応することを特徴とする、請求項31または請求項32のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項34

前記制御システムはシグナリング・モジュールを含み、前記制御システムにより生成された前記処理フローにしたがって前記選択されたオブジェクトを処理する前記実行装置またはモジュールを誘導するために、適切なシグナリングが前記シグナリング・モジュールにより生成されることを特徴とする、請求項19〜請求項33のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項35

選択されたオブジェクトは少なくとも1つの製品、および/または技術的オブジェクト、および/またはデータ、および/またはクレーム、および/またはアカウント、および/またはジョブを含むことを特徴とする、請求項19〜請求項34のうちのいずれか1項に記載のシステム。

請求項36

前記制御システムは、前記キャプチャされた状態パラメータ、前記タスク・パラメータ、および/または動作パラメータに基づいて前記選択されたオブジェクトの処理を監視する専用の監視および/または測定装置を含むことを特徴とする、請求項19〜請求項35のうちのいずれか1項に記載のシステム。

技術分野

0001

本願は、自動化されたオブジェクトリアルタイム相互作用および状態遷移制御された処理を中央制御システムにより提供することと、処理、処理動作、処理モデリング適応、ならびに処理管監視、および関連する能力を、このシステムが前述の外部に位置するシステムにおいて実行および動作する処理に対して提供することを可能にすることと、を行うための、システムに関する。

背景技術

0002

ワークフローまたは処理フローは、オブジェクトに対して現実世界処理を実行するために要求される技術的ステップおよび/または手順的ステップと、これらの処理ステップを実行するための技術的および他の手段と、オブジェクトに対して処理を実行するための手段間および/またはステップ間でのデータ/シグナリングの伝達およびフローと、を含む。各ステップは1セットの実行されるべき処理、活動、またはタスクにより定められる。ワークフロー内では、オブジェクト(例えば製品、技術的オブジェクト、データ、クレームアカウントジョブ、その他)は始点から終点までの特定的な順序の異なるステップを通過し、各ステップにおける処理は、専用の技術的処理装置もしくは手段により、システム機能(また例えばコンピュータプログラム製品)により、またはオブジェクトに対して活動を実行するための特定の人々に対する専用のシグナリングにより、実行される。ワークフロー・システムは、視覚フロントエンドを使用して設定されてもよく、またはハードコードされてもよい。ワークフロー・システムの実行は、遠隔装置またはアプリケーションの呼び出しおよび信号生成を取り扱うワークフロー実行エンジンに委ねられる。

0003

先行技術では、ワークフロー・システムは4つの広範な系列、すなわち(i)製造的ワークフロー・システム、(ii)計算的ワークフロー・システム、(iii)科学的ワークフロー・システム、および(iv)ビジネス的ワークフロー・システムに技術的に分割される。製造的または工業的処理システムはワークフロー・ステップの活動を実行するための適切な装置を誘導および実行することにより技術的オブジェクト(例えば装置または製品など)の処理の誘導および実行を行うためのものであり、計算的処理システムはデータ・オブジェクトの機能的処理および計算を行うよう機能し、ビジネス的処理システムはとりわけ処理ステップを実行する人々に対して信号を生成することによりビジネス的処理の自動化された制御を行うよう機能し、最後に、科学的ワークフロー・システムは、科学的研究プロセスにおいてミドルウェアとして活動するよう機能し、通常は全部の上述の3つの制御およびデータ・ワークフロー・システムの特性を有する。ワークフロー・システムは通常、ワークフロー・システム内でモデル化および実行されるワークフロー処理の監視を行うための多数の能力を提供する。係る能力は例えば、処理の状態に関する計量と、処理における作業ステップを実行するための時間と、処理におけるボトルネックと、の測定および表示を行うための解析ツールを含む。これらの能力は、ワークフロー・システムの外部に位置するシステムにおいて実行されるワークフロー処理のためにワークフロー・システムに伝達されてもよい。

0004

ワークフロー・システムの全部の4つの系列は、上述のワークフロー実行エンジン、処理管理システム、またはオブジェクトの処理を制御および監視する同様の制御装置/システムを中核として含む。ワークフロー・システムのワークフロー実行エンジンは通常、処理フローのプロセッサベースの自動化として、すなわちワークフローのステップとして表される、工業的または生産的処理、ビジネス的処理、データまたは計算的処理、および科学的処理として、実装される。ワークフロー実行エンジンは、一連の活動(作業タスク)と、実行装置もしくは手段との相互作用およびシグナリングと、人的資源(ユーザ)もしくはIT資源ソフトウェア・アプリケーションおよびデータベース)との相互作用と、さらに、それぞれの活動に関連付けられた様々な段階を通した処理の進行を制御する規則とを誘導する。

発明が解決しようとする課題

0005

処理の様々な段階において、特にビジネス的ワークフロー・システムでは、活動は人的相互作用(通常は、フォームを通してのユーザ・データ入力)を必要とし得る。活動は、様々なフォーマットの情報(例えばファイル電子メール、データベース・コンテンツ、その他)を交換するために、ITアプリケーション又はデータソースと相互作用し得る。特定的なワークフロー・システムに対して、ワークフロー実行エンジンにより処理の誘導および監視を自動化および動作させるための方法のうちの1つは、処理の必要とされるステップを実行するためのプロセッサ・ベースのワークフロー実行エンジンをリードする適切なプロセッサ・コードおよびアプリケーションを開発することである。しかし実際には、係るワークフロー実行エンジンがワークフロー・システムによる処理の全部のステップを正確且つ完全に実行することは、まれにしかできない。この問題を解決するために先行技術では、通常のアプローチは、ソフトウェアと人的介在との組み合わせを使用することである。しかしこのアプローチはより複雑であるため、再現性および予測性が困難となり、さらには情報フローおよび文章化処理も困難となる。

0006

先行技術に係るシステムにおける別の問題はワークフローを動的に生成することが困難である点である。しかしながら、ワークフローにおける特定的な処理ステップでは、処理フローまたはワークフローの開始において予測不可能であり且つ実行装置の環境パラメータもしくは動作パラメータまたは特定的なワークフロー状態の他の状態パラメータに依存し得るステップにより、処理を適応することが必要となる場合がある。

0007

この問題に対処するために、先行技術では、可能な処理ステップをコンピュータ動作コードに変換することを可能にすることを目指して特殊なソフトウェアが開発されてきた。なおここでは、ソースコードはプロセッサによる実行のためにインタープリタにより処理される。システムは動作を実行するために接続されたアプリケーションにおいてサービスを使用するか、または、ステップの自動化があまりに複雑である場合は、システムは人的入力を要求するであろう。しかしながら、ソースコードを解釈実行する(インタープリットする)ことは、制限された計算資源を要求し、時間を要する。ソースコードは、実行のためにはインタープリットされることが必要であるため、事前実装されない処理の実行は時間を要し、さらに不都合なことに、ワークフロー・システムにより自動化された様式で実行されることが不可能である。

課題を解決するための手段

0008

本発明の目的は、先行技術の欠点を有さない、オブジェクトの状態遷移制御された処理のための、適切な制御システムによるシステムおよび方法を提供することである。特に本発明の目的は、ワークフローにおけるオブジェクトの処理に影響を及ぼし得る外的および/または内的な要因キャプチャするためのより大きい能力を有し、且つ外的または内的に生じる境界状況または制約により動作されるためのより大きい能力を有する、システムを提供することである。さらに本発明の目的は、ワークフロー処理の初期においてはおそらく未知または予測不可能である、変化する環境的または内的条件にまたは測定パラメータに、特に人的相互作用なしに、動的に反応することが可能であるシステムを提供することである。本発明によれば、これらの目的は、特に独立請求項の特徴を通して達成される。加えて、さらに有利な実施形態が独立請求項および説明の後に続く。

0009

本発明によれば、多層型・状態遷移ベースの処理のための上述の目的は、具体的に、制御システムによりオブジェクトを選択し、複数の処理状態を含む状態構造化された処理フローにしたがってオブジェクトを処理することにより達成される。それぞれの処理状態に対して1つまたは複数の処理タスクが、選択されたオブジェクトを1つの処理状態から後続の処理状態へと処理するために、制御システムにより実行される。選択されたオブジェクトの状態パラメータは制御システムのキャプチャ手段によりキャプチャされ、処理状態はキャプチャされた状態パラメータに基づいて判定され、選択されたオブジェクトに割り当てられることを特徴とする。選択されたオブジェクトの処理状態および/または状態パラメータに基づいて、少なくとも1つの処理タスクが制御システムにより生成され、特定的な処理状態に対して、生成された処理タスクは、処理タスクに割り当てられたタスク・パラメータに依存して活性化され、1つまたは複数の動作タグが、生成され、処理タスクまたは処理フローに拡張可能に割り当てられ、動作タグは、関連付けられた処理タスクの動作を制御システムにより制御すること、および/または処理タスクの処理に対して動作制約を加えること、および/またはタスク状態拡張、もしくは増強、もしくは指示すること、を行う、動的に変更可能な動作パラメータを含み、状態構造化された処理フローは制御システムにより動的に動作され、動作タグの動作パラメータに基づいて割り当てられた処理タスクを実行することにより、オブジェクトは、ある処理状態から後続の処理状態へと制御システムにより処理される。制御システムは、処理事象またはタスクを外部処理(例えばアプリケーションまたはシステムなど)、実行装置、アサイニーまたはアサイナー、処理可視化システム、および/または処理管理エンジンから、受け取ってもよい。処理フローにおける変化は1つまたは複数のタスクの実行により生じ得る。しかしながら、処理およびタスクは、システムにおいて独立的に実現され、処理または処理フロー間の可能な関係および1つまたは複数のタスクの実行は制約として実装される。制御システムは、インターフェースモジュール、処理可視化システム、キャプチャ手段、および/または処理管理エンジンを介して、内部または外部処理(例えばアプリケーションおよびシステム)、実行装置、アサイニーまたはアサイナーから、アラート事象受け取り得る。動作タグは動作メッセージ・データを含み、本システムの異なるコンポーネント、すなわち例えば処理管理エンジン、ランタイム実行装置、制御システム、その他は、上記動作メッセージを理解する。動作タグの動作メッセージ・データにより、制御システム、および/またはアサイニー、および/またはアサイナー、および/または外部処理、その他により起動される処理タスクは、オブジェクトの処理フロー、プロセス管理、および監視処理に対して動作を処理することができる。上述のように、動作メッセージ・データは、制御システムのコンポーネント間で、それらの協働を容易にするために渡され得る。動作メッセージ・データは、処理のフローを制御するために、キャプチャ手段または外部処理の状態から導き出された更新担持し得る。加えて、動作メッセージ・データは監視処理のデータ値を更新し得る。係る監視処理は通常、制御および誘導システムにおける従来の処理ステップまたは作業ステップと同様に、これらの動作メッセージ・データに対応し得る。選択されたオブジェクトは例えば、少なくとも1つの製品、および/または技術的オブジェクト、および/またはデータ、および/またはクレーム、および/またはアカウント、および/またはジョブ、および/または契約、および/または要求、および/または報告オブジェクト、その他を含み得る。選択されたオブジェクトの処理はキャプチャされた状態パラメータ、タスク・パラメータ、および/または動作パラメータに少なくとも基づいて、制御システムにより監視および/または表示され得る。制御システムにより、状態構造化された処理フローは動的に生成および適応され、選択されたオブジェクトは、前の処理状態の動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータの定められたトリガ値トリガすることにより後続の処理状態を起動する制御システムによって処理される。変化例として、処理フロー内の選択されたオブジェクトの状態遷移に対して、処理タスクはサブタスクにより分割され、サブタスクは、処理タスクの割り当てられた動作タグの動作パラメータのうちの少なくとも1つにより起動されるかまたは係る少なくとも1つに基づいて生成される制御システムにより生成される。例えば、3層型の実装では、制御システムの第1層実行は処理状態の生成を含み、制御システムの第2層実行は処理タスクの生成および関連付けを含み、第3層実行は動作タグの生成を含み、制御システムによるオブジェクトおよび適切なシグナリングの処理は、関連付けられた動作タグの動作パラメータを変更することにより、動的に適応される。変化例として、タスク・パラメータは、少なくとも部分的に、制御システムのインターフェース・モジュールによるオブジェクトの状態遷移ベースの処理のために、制御システムのユーザによりアクセス可能である複数の入力装置を介してキャプチャされ得る。さらにタスク・パラメータは、例えば複数の入力装置およびインターフェース・モジュールを介してキャプチャされ得、タスク・パラメータは、新しい処理タスクの生成を起動するためのタスク・パラメータを含み得る。本発明はとりわけ、オブジェクトが状態構造化された処理フローにおいて処理され、この状態構造化された処理フローが制御システムにより十分に制御および動作され得るという利点を有する。さらに本発明は、処理フローの処理状態の適用される処理タスクが、割り当てられた動作タグによりさらに制御されるという利点も有する。特定的なタスクの動作制約または分割は、動作パラメータを有する動作タグにより制御され得る。動作タグの動的な割り当ては、選択されたオブジェクト、すなわち処理フローにおいて処理されるオブジェクト、の処理の際における処理フローの動的な適応を可能にする。このことは、動的に適応可能なシステムとして実装された制御システムが、いかなる追加的な技術的介入または人的介入もなしに、自動的に最適化され得るという利点も有する。応答的処理管理のためのオブジェクトの状態遷移制御された処理のための本制御システムは、プラットフォーム内およびプラットフォーム外の両方で実行される処理のリアルタイム可視性を有することと、処理をモデル化し動的に適応することと、これらの処理を実行装置と該装置に対する適切なシグナリングとにより実行することと、外部事象を検知し外部事象に応答することと、これらの処理を徐々に改善することと、をオペレータが行うことを可能にする。これは、現時点における技術における周知のシステムでは不可能である。

0010

1つの実施形態の変化例では、制御および誘導シグナリングがシグナリング・モジュールにより生成され、関連付けられたランタイム実行モジュールに伝達される。選択されたオブジェクトは、伝達された制御および誘導シグナリングに基づいて、活性化された処理タスクをランタイム実行モジュールにより実行することにより、処理される。処理フローの状態遷移は、例えば、割り当てられた動作タグの少なくとも1つの動作パラメータに基づいて制御システムにより処理され得る。シグナリング・モジュールによる実行および/または関連するシグナリング生成に対する動作制約は上述の動作パラメータの特定値に基づいて誘導される。制御システムおよびランタイム実行モジュールは例えば、実行時に相互作用し得る。オブジェクトは、伝達された制御および誘導シグナリングに基づいてランタイム実行モジュールにより活性化された処理タスクを実行することにより、生成された処理タスクおよび関連付けられた動作タグの変更可能な動作パラメータを用いて、動的に適応された処理フローに基づいて処理される。さらに制御システムは例えば、シグナリング・モジュールを含み、制御システムにより生成された処理フローにしたがって選択されたオブジェクトを処理する実行装置を誘導するために、適切なシグナリングがシグナリング・モジュールにより生成される。この実施形態の変化例はとりわけ、オブジェクトのいかなる処理も制御システムにより完全に自動的に取り扱われ得るという利点を有する。その方法では制御システムは、選択されたオブジェクトの異なる状態遷移に基づいて処理フロー内の選択されたオブジェクトの処理の制御、誘導、および動作を自動的に行うことができ、制御システムは、実行モジュールまたは装置に対する誘導および信号伝達によりオブジェクトを処理する。

0011

さらなる実施形態の変化例では、制御システムは、状態構造化された処理フローを評価および誘導するための履歴エンジン装置を含み、過去の状態構造化された処理フローの履歴データは制御システムの記憶装置内に記憶され、記憶された履歴データは現在の処理フローと比較され、関連する履歴処理フロー・データがフィルタ・モジュールにより記憶されたデータからフィルタされ、履歴エンジン装置および制御システムは制御システムと履歴エンジン装置との間のデータ・シグナリング伝達のためにデータリンクにより接続され、状態構造化された処理フローは、履歴エンジン装置からのデータ・シグナリング伝達に基づいて、および、定められた閾値および/またはトリガ値によりトリガされる動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて、動的に処理される制御システムおよび選択されたオブジェクトにより動的に生成される。この実施形態の変化例はとりわけ、制御システムが履歴データとの比較に基づいて改善された処理フローを提供するという利点を有する。このことは、システムおよび生成された処理フローの自動的な適応および最適化も可能にする。なお先行技術において周知のシステムを用いての係る自動的な適応および最適化は不可能である。

0012

別の実施形態の変化例では、状態構造化された処理フローは離散時間確率論的制御処理であり、制御システムは確率論的格付けモジュールを含み、次の処理タスクの起動は、前の処理状態の処理タスクの選択と、確率論的格付けモジュールによる追加的格付けと、に少なくとも基づく。この実施形態の変化例はとりわけ、制御システムが自動的に処理フローを生成および適応し得、適切な信号生成により外部装置を誘導および動作し得るという利点を有する。

0013

さらに別の実施形態の変化例では制御システムは、関連付けられた動作タグの動作パラメータを制御システムのキャプチャ手段により自動的にキャプチャすることにより、自己適応する。例えば制御システムは、関連付けられた動作タグの動作パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサを含み得る。さらに制御システムは、選択されたオブジェクトの状態パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサを含み得る。この実施形態の変化例はとりわけ、制御システムが処理フロー内のオブジェクトの処理に関連する内部または外部の状態に自動的に反応し、人的介入なしに動作するという利点を有する。さらに、この実施形態の変化例は、オブジェクトの処理が本制御システムにより完全に自動化されるという利点を有する。

0014

さらに別の実施形態の変化例では、新しい処理タスクの生成を起動するためのタスク・パラメータは、キャプチャされた動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて動的に生成され、処理フローは新しい処理タスクの生成により制御システムにより自己適応される。この実施形態の変化例はとりわけ、オブジェクトのいかなる処理も、タスクまたはタグのオペレータ、アサイナー、および/またはアサイニーによるいかなる介入もなしに、完全に自動的に取り扱われ得るという利点を有する。さらに、この実施形態の変化例は、制御システムが自己適応的な方法で動作することが可能であり、それにより処理フロー内のオブジェクトの処理に関連する内部または外部状態に対して自動的に反応するという利点を有する。

0015

上述のシステムおよび対応する方法に加えて本発明は、提案される方法を制御システムが実行するよう、制御システムの1つまたは複数のプロセッサを制御するためのコンピュータ・プログラム・コード手段を含むコンピュータ・プログラム製品にも関し、さらに詳細には、プロセッサのためのコンピュータ・プログラム・コード手段を含むコンピュータ可読媒体を含むコンピュータ・プログラム製品に関する。

図面の簡単な説明

0016

本発明について、以下の添付の図面を参照しつつ、例示としてより詳細に説明する。
制御システム10により、オブジェクト71、72、73が、選択され、複数の処理状態121、122、123を含む状態構造化された処理フロー12にしたがって処理され、それぞれの処理状態121、122、123に対して、1つまたは複数の処理タスク131が制御システム10により実行され、選択されたオブジェクト71、72、73は、1つの処理状態121、122、123から後続の処理状態121、122、123へと処理され、動作タグ132は動的に変更可能な動作パラメータによって、関連付けられた処理タスク131の動作を制御システム10により制御し、および/または処理タスク131の処理に動作制約を加え、および/またはタスク状態を指し示す、オブジェクト71、72、73の状態遷移制御された処理のための、本発明に係る代表的なシステムを概略的に示すブロック図である。
それぞれの処理状態121、122、123に対して、選択されたオブジェクト71、72、73を1つの処理状態121、122、123から後続の処理状態121、122、123へと処理するために、1つまたは複数の処理タスク131が制御システム10により実行され、処理フローにおける変化は1つまたは複数のタスクの実行により生じ得、しかしながら、処理およびタスクは、システムにおいて独立的に実現され、処理または処理フロー間の可能な関係および1つまたは複数のタスクの実行は制約として実装され、したがって、次の処理状態121、122、123への処理状態121、122、123の変化も、特定的な処理フロー12に基づく処理タスク131の実行に対して独立的であり得る、処理タスク131の代表的な状態遷移を概略的に示すブロック図である。

実施例

0017

図1は、オブジェクト71、72、73の状態遷移制御された処理のための電子的制御システムまたは制御装置10および方法の一実施形態に対する可能な実装のためのアーキテクチャを概略的に示す。図1において参照番号10は本発明の制御システムを指す。制御システム10は、下層電子コンポーネント、誘導する(steering)コード、および相互作用するインターフェース装置(例えば信号生成モジュール、または異なるモジュール、装置、その他の間の適切な信号生成により電子的に相互作用する他のモジュールなど)に基づいて実装される。選択されたオブジェクト71、72、73は、例えば少なくとも1つの製品、および/または技術的オブジェクト、および/またはデータ、および/またはクレーム、および/またはアカウント、および/またはジョブを含み得る。オブジェクト71、72、73は制御システム10の選択モジュールまたはフィルタ・モジュールにより選択され、複数の処理状態121、122、123を含む、状態構造化された処理フロー12および/または処理ライフサイクルにしたがって処理される。それぞれの処理状態121、122、123に対して、選択されたオブジェクト71、72、73を1つの処理状態121、122、123から後続の処理状態121、122、123へと処理するために、1つまたは複数の処理タスク131が制御システム10により実行される。処理フローにおける変化は1つまたは複数のタスクの実行により生じ得る。しかしながら、処理およびタスクは、システムにおいて独立的に実現され、処理または処理フロー間の可能な関係および1つまたは複数のタスクの実行は制約として実装される。処理タスク131は必ずしも制御システム10により生成される必要はなく、実施形態の変化例として、適切な事前定義された処理タスクを有する表示されたデータベース等の外部手段から、または、手動入力のためのコンソール等の入力手段から挿入またはインポートされ得る。処理またはワークフロー12ベースの制御システム10は、オブジェクト71、72、73の状態遷移制御された処理と、処理ステップを実行するための技術的および他の手段と、オブジェクト71、72、73に対して処理を実行するための手段および/またはステップ間のデータ/シグナリング(signaling)の伝送およびフローと、を実行するために要求される技術的および/または手続き上のステップを含む。オブジェクト71、72、73は実行される必要がある1セットの処理またはタスクにより処理される。処理フロー12において、オブジェクト71、72、73(例えば製品、技術的オブジェクト、データ、クレーム、アカウント、ジョブ、その他)は始点から終点までの特定的な順序の異なるタスクおよび処理状態121、122、123を通過し、タスクは、専用の技術的処理装置もしくは手段により、プロセッサ装置命令する特定的な制御システム10機能により、またはオブジェクトに対して活動/タスクを実行するための特定の人々に対する専用のシグナリングにより、実行される。処理フロー12を実行するために、制御装置10は処理管理エンジン13を含む。特定的な処理フロー12(すなわち処理管理処理定義)の生成は、例えば処理管理エンジン13の処理管理生成器において所望の処理に基づいて生成され得る。以下で詳細に説明するように、処理フロー12は、少なくとも、キャプチャ手段15、151、……、154の測定パラメータ、および/または、例えば処理タスク131のアサイナー31、……、34もしくはアサイニー41、……、44により入力された、インターフェース・モジュール18および入力装置181、182、183を介して伝達されたデータに基づいて、動的に(状態ごとに)生成され得る。生成された処理フロー12は、動的に、または部分的に動的に、処理管理エンジン13の変換器エンジンにおいてプロセッサ・ソースコード(例えばJavaソースコード、その他)に変換される。次にソースコードは処理管理エンジン13のコンパイラ・エンジンにおいてバイトコードコンパイルされる。最終的に、処理装置の仮想マシン、または、制御システム10のプロセッサに駆動される、プロセッサに誘導される、もしくはプロセッサにより動作される装置は、バイトコードを実行するよう構成され得る。係る装置は、例えばランタイム実行モジュール50、51、52などの処理タスク131の実行装置を含み得る。したがって処理フロー12は、データベース11内に記憶された特定的な処理規則および技術的命令131、132を含むかまたはこれらに基づく処理管理エンジン13によりモデル化および生成される。当業者は、処理規則がシステムにより実行されることを可能にするためのすべての技術的に必要な情報、データ、仕様パラメータまたは動作パラメータを含むよう、技術的命令131、132の用語が広く解釈されるべきであることを理解する。

0018

本発明に係る処理フロー12の動作または管理は、中央制御装置10による工業的、科学的、計算的、またはビジネス的処理の自動化された動作である。処理フロー12は、一連の活動(プロセスまたは作業タスク131)、実行装置50、51、52、測定装置151、……、154などのキャプチャ手段15、および/または人的資源(例えばアサイナー31、……、34、およびアサイニー41、……、44などのユーザ)もしくは電子的資源(プロセッサ、ソフトウェア・コード、およびデータ記憶手段またはデータベース11)との相互作用、ならびに例えば処理タスク131および動作タグ132などの活動に関連付けられた様々な段階を通過する処理の進行を制御する規則、から構成される。選択されたオブジェクト71、72、73の処理は、少なくともキャプチャされた状態パラメータ、タスク・パラメータ、および/または動作パラメータに基づいて、制御システム10の専用の監視および/または測定装置により監視され得る。制御システム10は1つまたは複数の視覚的フロント・エンドを使用して実装され得る。タスクの実行は、制御システム10により、または、遠隔装置またはアプリケーションの呼び出しおよび信号生成を取り扱う専用の処理フロー12実行エンジンにより、制御、誘導、および動作される。制御システム10は例えば3層構造に基づいて実装され得る。なお制御システム10の第1層実行は処理状態121、122、123の生成を含み、制御システム10の第2層実行は処理タスク131の生成および関連付けを含み、第3層実行は動作タグ132の生成を含む。制御システム10によるオブジェクト71、72、73の処理および適切なシグナリング141、142、143は少なくとも、関連付けられた動作タグ132の変更可能な動作パラメータに基づいて動的に適応される。参照番号141は、ランタイム実行モジュール50に専用の適切なシグナリングを表し、142は、ランタイム実行モジュール51に対するシグナリングを表し、143は、ランタイム実行モジュール52に対するシグナリングを表す。

0019

選択されたオブジェクト71、72、73の状態パラメータは、制御システム10のキャプチャ手段151、152、153、154によりキャプチャされ、処理状態121、122、123はキャプチャされた状態パラメータに基づいて判定される。判定された処理状態121、122、123は制御システム10により選択されたオブジェクト71、72、73に割り当てられる。選択されたオブジェクト71、72、73の判定された処理状態121、122、123および/または状態パラメータに基づいて、少なくとも1つの処理タスク131が制御システム10により生成され、特定的な処理状態121、122、123に対して、生成された処理タスク(131)が、処理タスク131に割り当てられたタスク・パラメータに依存して活性化される。制御システム10は例えば選択されたオブジェクト71、72、73の処理状態121、122、123に基づいて1つまたは複数の処理タスクを生成し得る。処理タスク131は、定められた有限個数の処理タスク131から選択可能である。

0020

1つまたは複数の動作タグ132が生成され、処理タスク131、および/または処理状態121、122、123、および/または処理フロー12に拡張可能に割り当てられる。動作タグ132は、関連付けられた処理タスク131の動作を、制御システム10により、および/または、処理タスク131の処理に対して動作制約を加えることにより、制御する、動的に変更可能な動作パラメータを含む。具体的に、動作パラメータは、タスク状態(例えば「保留中」、または「処理中」、または「動作中」、または「完了」、または「クリア済み(cleared)」など)に割り当てられる。タスク状態とは別に、動作タグ132は状態独立的に処理タスク131および/または処理フローに割り当てられてもよく、および/または、動作タグの状態または動作タグの値をそれ自体で取ってもよい。処理タスク131に割り当てられた動作タグ132の動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて、処理タスク131は例えば、制御システム10により生成された対応するサブタスクにより分割され得る。同様に、動作タグ132もそれぞれ処理および処理状態121、122、123に割り当てられ得る。実施形態の変化例として、動作タグ132自体が、処理フロー12の実行に影響を及ぼすタグ状態を保有し得る。動作タグ132は、処理タスク131の承認されたアサイナー31、……、34、またはアサイニー41、……、44により、外的に設定されてもよい。制御システム10が状態パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または動作パラメータの事前定義可能な値をトリガおよび/または検出した場合、サブタスクの生成は自動的に行われ得る。

0021

異なる実施形態の変化例では、動作タグ132は実現において異なり得る。例えば、(i)動作タグ132は単に、状態「期限」および「期限切れ」を有する日付であり得る。これは、a)ユーザ(単数または複数)(すなわちアサイナー31、……、34、および/またはアサイニー41、……、44)にフォローアップ通知を送信すること、および/または、b)ユーザに対して表示されたときにタスクをハイライト表示すること、により、制御システム10による状態変化を生じさせ得る。(ii)動作タグ132は、状態「保留中」および「完了」を有する作業の態様(例えば、価格付け、契約上、報告、その他)を示し得る。これは、a)状態完了を受け取ったとき、それぞれ(作業の態様ごと)のタスクをユーザの閲覧から除外する(例えばその一方で、当該タスクは他のユーザの閲覧内に保持される)こと、b)それぞれの態様の全部が「完了」と示されるまで、完了へのタスクの昇位を防止することにより、ユーザによる状態変化を生じさせ得る(同じ概念組織ユニットに対しても適用され得る)。(iii)動作タグ132は、状態「注視」または「エスカレーション保留中(escalation−pending)」、「エスカレーション承認(escalation−approved)」を有するユーザまたはユーザのグループ(例えば「監督者(ユーザid)」)による監督を示し得る。これは、a)フォローアップ通知をユーザ(単数または複数)にトリガすること、b)「エスカレーション保留中」の場合にタスクの昇位を防止することにより、ユーザ(すなわちアサイナー31、……、34、および/またはアサイニー41、……、44)および/または制御システム10による変化を生じさせ得る(同じことが、状態「保留中」、「承認済み」、「拒否」を有する承認者(ユーザid)などのタグに対しても適用され得る)。(iv)動作タグ132は、状態「なし」、「保持」、「失効」を有するタスク(または処理)の監査証跡を保持する要件を示し得る。これは、それぞれのタスクの削除を防止することにより、制御システム10による状態変化を生じさせ得る。(v)動作タグ132は、状態「包含」および「除外」が例えばSLA(サービス品質保証)計算または他の報告目的に対して適用され得ることを仮定し得る。これは、タスクが報告の際に考慮されるかどうかを判定するにより、ユーザ(すなわちアサイナー31、……、34、および/またはアサイニー41、……、44)および/または制御システム10による変化を生じさせ得る(「包含」状態および「除外」状態の適用が、適切な実施形態の変化例に対するよりも、より広いことを注意すべきである)。(vi)タグは、状態「公開」または「機密」を有する保護のレベルを示し得る。これは、特定的なタスクに対するアクセスを、任意のまたは制約されたグループのユーザに制約することより、ユーザおよび/または制御システム10による状態変化を生じさせ得る。一般に、動作タグ132およびその状態は、単一の一貫したモデルにしたがって適用される規模に沿って自分のタスクに対するアクセスおよび報告を行う能力をユーザに提供する。

0022

制御システム10は、外部処理(例えばシステムおよびアプリケーション)、実行装置50、51、52、アサイナー31、……、34またはアサイニー41、……、44、処理可視化システム、および/または内部装置(例えば処理管理エンジン13など)から、処理事象(events)またはタスクを受け取り得る。制御システム10は、インターフェース・モジュール、処理可視化システム、キャプチャ手段15、および/または処理管理エンジン13、その他を介して、内部または外部処理(例えばシステムおよびアプリケーション)、実行装置50、51、52、アサイナー31、……、34、またはアサイニー41、……、44から、アラート事象を受け取ってもよい。動作タグ132は動作メッセージ・データを含み、本システムの異なるコンポーネント、すなわち例えば処理管理エンジン13、ランタイム実行装置50、51、52、制御システム10、その他は、動作メッセージを理解する。動作タグ132の動作メッセージ・データにより、制御システム10、アサイナー31、……、34、またはアサイニー41、……、44、外部処理、その他により起動された処理タスク131は、処理フロー、処理管理、および監視処理に対して動作を処理し得る。アサイナー31、……、34またはアサイニー41、……、44によるシステムとの相互作用の可能性は、特定的なアサイナー31、……、34、またはアサイニー41、……、44が割り当てられたユーザ・エリア20、……、22に基づく制約を含み得る。ユーザ・エリア20、……、22は、アサイナー31、……、34またはアサイニー41、……、44のビジネス・ユニットおよび/または動作提携(operational affiliation)、および/またはアサイナー31、……、34またはアサイニー41、……、44の認証のレベルを表す。しかしながら、ユーザ・エリア20、……、22は、処理フローを実行するために必要となり得る任意の分類または区別を示してもよい。上述のように、動作メッセージ・データは、制御システム10のコンポーネント間で、および制御システム10と外部装置との間でも、それらの協働を容易にするために、渡され得る。動作メッセージ・データは、処理のフローを制御するために、キャプチャ手段15の状態または外部処理から導き出された更新も担持し得る。加えて、動作メッセージ・データは監視処理のデータ値を更新し得る。係る監視処理は通常、制御および誘導システムにおける従来の処理ステップまたは作業ステップと同様に、これらの動作メッセージ・データに対応し得る。

0023

状態構造化された処理フロー12は制御システム10により動的に動作され、制御システム10により、選択されたオブジェクト71、72、73が、動作タグ132の動作パラメータに基づいて割り当てられた処理タスク131を実行することにより、判定された処理状態121、122、123から後続の処理状態121、122、123へと処理される。状態構造化された処理フロー12は例えば制御システム10のシグナリング・モジュール14により実行され得る。それにより適切な制御および誘導シグナリング141、142、143が生成され、制御および誘導シグナリング141、142、143は関連付けられたランタイム実行モジュール50、51、52に伝達される。ランタイム実行モジュール50、51、52は、伝達されたシグナリング141、142、143により動作および誘導され、選択されたオブジェクト71、72、73は、伝達された制御および誘導シグナリング141、142、143に基づいて、ランタイム実行モジュール50、51、52により、選択されたオブジェクト71、72、73の処理状態に関連付けられた処理タスク131を実行することによって処理される。処理フロー12におけるオブジェクト71、72、73の状態遷移は、例えば割り当てられた動作タグ132の少なくとも1つの動作パラメータに基づいて制御システム10により処理され得る。シグナリング・モジュール14による実行および/または関連するシグナリング生成に対する動作制約は、上述の動作パラメータの特定値に基づいて誘導される。制御システム10およびランタイム実行モジュール50、51、52は例えば実行時に相互作用し得る。オブジェクト71、72、73は、伝達された制御および誘導シグナリング141、142、143、および/または処理タスク131のアサイニー41、……、44に基づいて、ランタイム実行モジュール50、51、52により活性化された処理タスク131を実行することにより、生成された処理タスク131および関連付けられた動作タグ132の変更可能な動作パラメータによって、動的に適応された処理フロー12に基づいて処理される。

0024

制御システム10は、処理フロー12の処理状態121、122、123を動的に生成することにより動的に、または前述のようにキャプチャ手段15、151、……、154によりキャプチャされた測定パラメータに基づいて生成された処理フロー12を適応することにより少なくとも部分的に動的に、動作し得る。しかしながら、制御装置10は、さらに、内部的に2フェーズ方式(構築または生成フェーズおよび実行フェーズ)において動作し得る。構築フェーズは、処理管理エンジン13による特定的な処理フロー12およびその活動についての分析、設計、定義、および生成を含む。実行装置51、52、53、および/またはインターフェース・モジュール18、および/またはシグナリング・モジュール14、および/またはキャプチャ手段15/151、……、154、および/または実行コード、アプリケーション、およびデータソースとの相互作用も、このフェーズの間に構築され得る。実行フェーズは、実行エンジンによる処理のインスタンス化、および、その活動および相互作用の実行および動作、ならびにシグナリング・モジュール14による適切な信号生成である。このフェーズの間、処理は、例えばアサイナー31、……、34および/またはアサイニー41、……、44により、グラフカル・コンソールにより追加的に監視および管理され得る。構築フェーズは処理管理エンジン13により実装および処理され、構築フェーズは、既存の処理、処理タスク131、および動作タグ132の識別(identification)と、将来の処理、処理タスク131、および/または動作タグ132の生成と、を含む処理の生成および設計を含む。制御装置10は、処理フロー、処理フロー内のアクチュエータ、アラート、通知、エスカレーション、標準動作手順、サービス・レベル契約、処理タスク131、ハンドオーバー機構、その他を表現するためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを含み得る。グラフィカル・ユーザ・インターフェースを用いて、制御システム10は、処理フロー12内の選択されたオブジェクト71、72、73に対して実行される進行中の処理および処理タスクのリアルタイム可視性を有することを可能にする反応的な処理管理システムを提供する。リアルタイム処理可視性は、どのようにして制御システム10のインフラストラクチャが動作しているかを観察して知り、それにより特に、ボトルネックがどこに存在するか、処理が停滞している箇所はどこか、制御システム10のインフラストラクチャまたは関連付けられた装置に問題を生じさせているものは何か、等の質問に対して回答を提供する能力をオペレータ、ユーザ、アサイナー31、……、34、および/またはアサイニー41、……、44に提供する。制御システム10は、脅威および機会を検知するために、また、将来の処理状態および処理タスクを予測するために、ユーザが外部および内部事象に応答することを可能にする。制御システム10は、オブジェクト71、72、73に対する処理フロー12の自動化された監視、解析、モデル化、および実行により、処理フロー12の改善を提供する。

0025

処理管理エンジン13は上述のように、プロセッサにより駆動されるモジュールまたは装置を含む。これらのプロセッサに駆動されるモジュールは、1つまたは複数の汎用処理装置(例えばマイクロプロセッサ中央処理装置、その他)により実装され得る。特に、前述のプロセッサに駆動される装置は、複合命令セット計算マイクロプロセッサ、縮小命令セット計算マイクロプロセッサ、超長命令語マイクロプロセッサ、または他の命令セットを実装するプロセッサ、または命令セットの組み合わせを実装するプロセッサを含む。前述のプロセッサにより駆動される装置は、1つまたは複数の特殊用途処理装置(例えば特定用途集積回路フィールドプログラマブルゲートアレイデジタル信号プロセッサネットワーク・プロセッサ)も含み得る。プロセッサにより駆動される装置は、上述のように、および本明細書に記載の動作およびステップの実行のために、実行コードを実行するよう構成される。プロセッサにより駆動される装置は、さらなるハードウェアもしくはソフトウェア、または両方の組み合わせも含み得る。とりわけ実行コード、処理フロー12、処理状態121、122、123の状態パラメータ、タスク・パラメータまたは処理タスク131、キャプチャ手段15、151、……、154の測定パラメータ、動作タグ132の動作パラメータ、その他を記憶するためのデータ記憶装置11は、非一時的コンピュータ・アクセス可能記憶媒体を含み得、上述のデータおよび実行コードは非一時的コンピュータ・アクセス可能記憶媒体上に記憶される。前述のデータは、データが制御システム10により実行される間、完全にまたは少なくとも部分的に、処理管理エンジン13の他の専用メモリ内に存在し得る。処理管理エンジン13もコンピュータアクセス可能記憶媒体を構成する。処理管理エンジン13のプロセッサにより駆動される装置によりアクセス可能なストレージ媒体は例えば、1つまたは複数のセットの命令を記憶する単一の媒体または複数の媒体(集中化された、または分散されたデータベース、および/または関連付けられたキャッシュ)を含み得る。プロセッサによりアクセス可能な記憶媒体は、マシンにより実行されるための、および本発明の方法体系のうちのいずれかの1つまたは複数をマシンに実行させるための命令セットを記憶、エンコード、または担持する能力を有する、あらゆる媒体を含み得る。プロセッサによりアクセス可能なストレージ媒体は、ソリッドステートメモリ、光および磁気媒体を含み得るが、これらに限定されない。

0026

制御システム10は、例えば関連付けられた動作タグ132の動作パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサ151、152、153、154を含み得る。さらに制御システム10は、選択されたオブジェクト71、72、73の状態パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または動作パラメータをキャプチャするための測定装置および/または測定センサを含み得る。加えてまたは代替的に、タスク・パラメータは少なくとも部分的に、制御システム10のインターフェース・モジュール18によって、オブジェクト71、72、73の状態遷移ベースの処理のために、制御システム10のユーザによりアクセス可能である複数の入力装置181、182、183を介してキャプチャされる。ユーザは、1つまたは複数の処理タスク131のアサイナー31、……、34および/または処理タスク131のアサイニー41、……、44を含み得る。入力装置181、182、183は、1つまたは複数のデータ処理ユニットディスプレイ、および他の動作要素(例えばキーボード、および/またはコンピュータ・マウス、または他のポインティング装置)を含み得る。上述のようにユーザは、直接的にまたはデータ伝達ネットワーク60を介して制御システム10に接続され得る入力装置181、182、183により、制御システム10からおよび制御システム10へとデータを伝達すること、割り当てること、および受け取ることを行う処理タスクのアサイナー31、……、34またはアサイニー41、……、44であり得る。したがって制御システム10、および/または入力装置181、182、183、および/または実行モジュール50、51、52は信号伝達のためにネットワーク60を介して接続され得る。ネットワークは、例えば有線またはワイヤレス・ネットワークなどの電気通信ネットワーク(例えばインターネットGSMネットワークグローバル・システム・フォー・モバイルコミュニケーション)、UMTSネットワークユニバーサル移動体通信システム)、および/またはWLAN(ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク)、公衆交換電話網(PSTN)、および/または専用のポイントトゥポイント通信ライン)を含み得る。制御システム10、および/または入力装置181、182、183、および/または実行モジュール50、51、52は、伝送標準またはプロトコルにしたがって通信ネットワーク60に接続するための複数のインターフェースも含み得る。

0027

複数の入力装置181、182、183およびインターフェース・モジュール18を介してキャプチャされるタスク・パラメータは、新しい処理タスク131の生成を起動するためのタスク・パラメータを含み得る。状態構造化された処理フロー12は例えば特定的な処理状態に基づいて、後続の処理状態121、122、123を動的に生成することにより、動的に生成および適応される。選択されたオブジェクト71、72、73は例えば前の処理状態121、122、123の動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータの定められたトリガ値をトリガすることにより制御システム10により処理され、それにより後続の処理状態121、122、123が起動される。

0028

実施形態の変化例として、制御システム10は状態構造化された処理フロー12の評価および誘導を行うための履歴エンジン装置16を含む。過去の状態構造化された処理フロー12の履歴データは制御システム10の記憶装置11内に記憶される。記憶された履歴データが現在の処理フロー12と比較され、記憶されたデータからの関連する履歴処理フロー・データがフィルタ・モジュール17によりフィルタされる。履歴エンジン装置16および制御システム10は制御システム10と履歴エンジン装置16との間のデータ・シグナリング伝達のためにデータリンクにより接続される。この実施形態の変化例では、履歴エンジン装置16からのデータ・シグナリング伝達に基づいて、および、定められた閾値および/またはトリガ値によりトリガされる動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて、状態構造化された処理フロー12は制御システム10により動的に生成され、選択されたオブジェクトは動的に処理される。

0029

さらなる実施形態の変化例では、状態構造化された処理フロー12は離散時間確率論的制御処理として実装され、制御システム10は専用の確率論的格付けモジュールを含み、次の処理タスク131の起動は少なくとも、前の処理状態121、122、123の処理タスク131の選択と、確率論的格付けモジュールによる追加的格付けと、に基づく。別の実施形態の変化例では、オブジェクト71、72、73は、処理されるべきクレームを含み、制御システム10は例えば専用の損失解決ユニットさらに含む。損失解決ユニットは、任意の種類の損害回復モジュールおよび/または自動化された修復ノードを含み、特に、損失を補償するための電子的な会計、請求、および他のトランザクションのための適切な手段を含む自動化されたクレーム解決ユニットとして実装され得る。損害回復モジュールは財政ベースの損害補償も含み得、係る損害補償は、制御システム10によりオブジェクト71、72、73として選択された特定的なクレームに割り当てられる。損失解決ユニットは、動作を維持するための、または制御システム10により処理されるクレームに関連付けられた損失の場合に損失を回復するための、自動化または半自動化されたシステムを含む専用の修復ノードも含み得る。

0030

制御システム10のさらなる自動化は、制御システム10のキャプチャ手段151、152、153、154による関連付けられた動作タグ132の動作パラメータの自動化されたキャプチャにより制御システム10が少なくとも部分的に自己適応されるという点で実装され得る。キャプチャ手段151、152、153、154は、あらゆる種類の物理的または分析的測定装置、特にあらゆる種類のセンサおよびデータ・キャプチャまたはデータ・フィルタ装置、を含み得る。オブジェクト71、72、73の処理のために、例えば、新しい処理タスク131の生成を起動するために、少なくとも1つのタスク・パラメータが、キャプチャされた動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて動的に生成され得る。処理フロー12は新しい処理タスク131の生成により制御システム10により自己適応される。1つまたは複数のタスク・パラメータが、新しい処理タスク131の生成を起動するために、キャプチャされた動作パラメータ、および/またはタスク・パラメータ、および/または状態パラメータに基づいて動的に生成され得る。処理フロー12は、新しい処理タスク131の生成により制御システム10により自己適応される。特に制御システム10は、キャプチャ手段151、152、153、154により、測定パラメータに対して動的にスキャンし得る。

0031

制御装置10が管理コンサルティングバンキング保険、その他のオブジェクト71、72、73を処理するために使用される場合、サービスまたは環境はすなわち、選択されたオブジェクト71、72、73に対してビジネス・ワークフローを実行および動作するために使用される。係る環境は、クライアントニーズに奉仕するためにリソースおよび要員の複雑なセットの組み合わされた使用を必要とする。クライアントのニーズを満足するために必要なリソースおよび要員は、特定的な処理フロー全体にわたって変動し、異種の物理的および電子的/デジタル的な位置にわたって分散される。制御装置10は、ビジネス処理における所与のステップにおいてクライアントのニーズを満足するために必要とされるリソースおよび要員を識別し、次にこれらを活用すること(先行技術に係るシステムでは、これらはかなりの計算およびネットワーク上のリソースおよび時間を要求する)を行う必要なしに、自動化された様式で係る複雑な環境に対処することを可能にする。今日のビジネスおよび技術的要件のために、ならびに中央に配置されたリソースおよび要員から離れる傾向のために、利用可能な計算およびネットワーク上のリソースに対する消耗を最小化すると同時に所与のタスクに対して効果的にビジネス上の最善の要員およびリソースを識別し活用する効果的な協働的インフラストラクチャを形成することは、制御システム10がこれを達成し得る方法では、先行技術に係るシステムを用いては不可能である。しかしながら、プロセッサにより駆動される制御システム10および方法は、状態遷移制御された処理によりオブジェクト71、72、73を処理するために、4つのカテゴリー(すなわち、製造的ワークフロー・システム、計算的ワークフロー・システム、科学的ワークフロー・システム、ビジネス的ワークフロー・システム)全部の自動化されたシステムにおいて中核的な誘導および動作要素として使用され得る。制御システム10は、最高且つ最終的な結果(top and bottom−line results)を達成するために、協働的リソースを識別すること、自動化された方法で動作すること、および処理およびアプリケーションへと組み込むことを可能にする。したがって制御システム10および対応する方法は、多数の異なる工業上の処理フロー12、銀行業務処理フロー12、保険処理フロー12、ユーティリティ処理フロー12、その他に適用され得、とりわけ顕著な影響を、以下の環境、すなわち、高度に複雑および/または例外により駆動される処理の環境、値がターンアラウンドの速度に基づく環境、不十分な計算およびネットワーク上のリソースが成功のために不可欠である環境、遠隔物理的存在が必要とされる環境などが存在し得る場合に、提供する。

0032

10 制御システム
11データベース
12 状態構造化された処理フロー
121、122、123処理状態
13処理管理エンジン
131処理タスク
132 動作タグ
14シグナリング・モジュール
141、142、143 制御および誘導シグナリング
15キャプチャ手段
151、152、153、154測定装置および/またはセンサ
16履歴エンジン装置
17フィルタ・モジュール
18インターフェース・モジュール
181、182、183入力装置
20、21、22 ユーザ・エリア
31…34アサイナー
41…44アサイニー
50、51、52ランタイム実行モジュール
60ネットワーク
71、72、73 処理フローのオブジェクト

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