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技術 揮発性材料

出願人 ジェイティーインターナショナルエス.エイ.
発明者 バンクス,ジェフクロフォード,ケリーイルマス,ウゴルハン
出願日 2014年5月2日 (6年6ヶ月経過) 出願番号 2016-511093
公開日 2016年6月9日 (4年5ヶ月経過) 公開番号 2016-516440
状態 特許登録済
技術分野 たばこの製造 マッチ箱,マッチ容器
主要キーワード 吸引蒸気 可燃燃料 吐出エア 蒸気発生効率 加熱具 三叉神経刺激 タバコ成分 化学的感覚
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年6月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

課題・解決手段

蒸気発生器具に用いられる揮発性材料であって、含水量約3から5wt%のタバコを含み、更に少なくとも20wt%の保湿剤を含む揮発性材料を開示する。本発明はまた、蒸気発生器具内での当該揮発性材料の使用、当該揮発性材料を含む気密パッケージ、及び当該揮発性材料の気密パッケージを含む器具に関する。

概要

背景

揮発性材料、例えばタバコを含む材料を燃焼させることなく加熱し、吸引蒸気を発生させる器具が普及しつつある。これらの器具は通常、ガス又は電気を用いる熱源と、蒸気発生物を含む揮発性材料を受容するチャンバとを備えている。使用時には、この材料を器具に挿入し、上記熱源で加熱して吸引蒸気を発生させる。この種の器具の一例が、PCT国際公開第2009/079641号に記載されている。

この種の器具とそれに用いられる材料とが普及しつつあるのは、タバコ等の植物材料を燃焼させることなく、揮発性材料を喫煙する行為に極めて近い体験をユーザにもたらすことができるからである。

概要

蒸気発生器具に用いられる揮発性材料であって、含水量約3から5wt%のタバコを含み、更に少なくとも20wt%の保湿剤を含む揮発性材料を開示する。本発明はまた、蒸気発生器具内での当該揮発性材料の使用、当該揮発性材料を含む気密パッケージ、及び当該揮発性材料の気密パッケージを含む器具に関する。

目的

本発明は、かかる蒸気発生器具に用いられる揮発性材料であって、風味に関する格段に優れた一貫性品質とをユーザに提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

蒸気発生器具に用いられる揮発性材料であって、含水量約3から5wt%のタバコを含み、更に少なくとも20wt%の保湿剤を含む揮発性材料。

請求項2

前記保湿剤がプロピレングリコールである、請求項1に記載の揮発性材料。

請求項3

前記保湿剤の含有量が約20から60wt%である、請求項1又は請求項2に記載の揮発性材料。

請求項4

請求項1から3のいずれか1項に記載の揮発性材料を含む気密パッケージ

請求項5

蒸気発生器具内にて、請求項1から3のいずれか1項に記載の揮発性材料を使用する方法。

請求項6

請求項1から3のいずれか1項に記載の揮発性材料を有する蒸気発生器具。

請求項7

前記揮発性材料又は製品が請求項4に記載の気密パッケージ内に収容された、請求項6に記載の蒸気発生器具。

請求項8

前記揮発性材料のタバコ成分の含水量を約3から5wt%の範囲、好ましくは約4wt%に維持することが可能な、請求項6又は請求項7に記載の蒸気発生器具。

請求項9

タバコ加熱具である、請求項6から8のいずれか一項に記載の蒸気発生器具。

技術分野

0001

本発明は、蒸気発生器具で用いられる揮発性材料に関する。

背景技術

0002

揮発性材料、例えばタバコを含む材料を燃焼させることなく加熱し、吸引蒸気を発生させる器具が普及しつつある。これらの器具は通常、ガス又は電気を用いる熱源と、蒸気発生物を含む揮発性材料を受容するチャンバとを備えている。使用時には、この材料を器具に挿入し、上記熱源で加熱して吸引蒸気を発生させる。この種の器具の一例が、PCT国際公開第2009/079641号に記載されている。

0003

この種の器具とそれに用いられる材料とが普及しつつあるのは、タバコ等の植物材料を燃焼させることなく、揮発性材料を喫煙する行為に極めて近い体験をユーザにもたらすことができるからである。

先行技術

0004

PCT国際公開第2009/079641号

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、この種の器具は、蒸気発生レベルが一定でなく、揮発性材料の使用可能時間がばらついており、ユーザに提供される風味/味が不安定で一貫していないことが多いため、必ずしも消費者に好評ではない。

0006

本発明は、かかる蒸気発生器具に用いられる揮発性材料であって、風味に関する格段に優れた一貫性品質とをユーザに提供する当該材料を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

第1の側面によれば、本発明は、蒸気発生器具に用いられる揮発性材料であって、含水量約3から5wt%のタバコを含み、更に少なくとも20wt%の保湿剤を含む揮発性材料を提供する。

0008

第2の側面によれば、本発明は、本発明の第1の側面にかかる揮発性材料を含む気密パッケージを提供する。

0009

第3の側面によれば、本発明は、蒸気発生器具で本発明の第1の側面にかかる揮発性材料を使用することに向けられる。

0010

第4の側面によれば、本発明は、本発明の第1の側面にかかる揮発性材料を含む蒸気発生器具を提供する。

図面の簡単な説明

0011

本発明にかかるカプセルを有する加熱具の模式的な側断面図である。
プラグと本発明にかかるカプセルとを通して見た側断面図である。

実施例

0012

ここで、「含水量」なる用語は、タバコ等の植物材料を含む任意の材料(例えば、揮発性材料)中に存在する水分(即ち、水)の量を指す。

0013

ここで用いる「揮発性」なる用語は当該技術分野における通常の意味で用いられ、加熱により固体状態又は液体状態から気体状態へと変換され得る材料を指すものとする。

0014

含水量は、揮発性材料、特にタバコ等の植物材料の化学組成物の重要なパラメータである。揮発性材料の含水量、及び揮発性材料の成分は、下記のような当該材料の様々な性質に影響を及ぼし得る。
微粉化の容易さ。乾燥の進んだ材料ほど微粉末粉砕し易い。
質感密度。より湿潤な材料ほど密度が高く、粘着性が高い。
加熱時の蒸気発生効率。含水量は、揮発性材料及び/又はその成分が所望の気化温度に達するために必要な時間とエネルギーに影響するため。

0015

本発明者らはまた、揮発性材料のタバコ成分の含水量が多いと蒸気発生器具のマウスピース部が熱くなってしまうことを見出している。これは、蒸気中に含まれる水の流れが、熱をオーブン又は熱源からマウスピースに伝えているためであると考えられる。

0016

本発明者らは更に、揮発性材料のタバコ成分の含水量の減少が、ユーザが吸引する際の揮発性材料の風味及び/又は味に影響を及ぼすことも見出している。タバコの風味及び/又は味は、含水量が少な過ぎるとえぐ味増し不快になる場合がある。

0017

そこで本発明は、蒸気発生器具に用いるのに好適な揮発性材料を提供するものであり、当該揮発性材料は、含水量約3から5wt%のタバコを含む。好ましくは、このタバコは、約4wt%の含水量を有する。誤解の無いように述べるならば、これらwt%の値はタバコ成分のみの総重量に基づく値であって、揮発性材料の総重量に基づく値ではない。

0018

タバコの好ましい形態としては、葉タバコ、STEMエキスパンドタバコブレンド(expanded tobacco blend)及び再形成タバコブレンド(reconstituted tobacco blend)が挙げられる。

0019

本発明者らはまた、蒸気発生器具において本発明の揮発性材料を用いると、加熱により蒸気を発生させる際の雑音が著しく低減又は回避できることも見出している。

0020

風味の度合いはタバコ重量に応じて決まるので、含水量が少ない場合に揮発性材料を含む蒸気発生器具の一服目で知覚される風味のレベルは、含水量の多いタバコ材に比べて強くなることを本発明者らは提唱している。これは、含水量の少ない材料においては蒸気の希釈が少ない為である。更に、水分が多いと一服目の蒸気の量が少なく、これにより一服目の印象が薄く、消費者の満足感が薄くなる。加えて、本発明者らは、含水量が約3wt%よりも少ないタバコを含む揮発性材料はえぐ味があり、吸引時の刺激の増大に関連していることを見出している。このような知見は驚くべきものである。揮発性材料のタバコ成分の最適含水量が、喫煙時に燃焼を伴う製品(最適含水量が約12.5wt%であるシガレットのように)の最適含水量よりも低いとは予想しえないことだからである。

0021

ここで、「味」なる用語は通常の意味で用いられ、本発明の揮発性材料の加熱により発生し吸入された蒸気が、ユーザの口内の味蕾受容体)と化学的に反応して生ずる化学的感覚を指すものとする。味覚は、5つの基本的な味、即ち甘味酸味塩味苦味、及び旨味分類される。味と、臭い(嗅覚)及び三叉神経刺激とが相俟って、知覚される風味(flavour)が決まる。本発明で用いられる「風味」なる用語は、ユーザに知覚される吸入蒸気の感覚的印象を指し、主に、味と臭いとの化学的感覚により決定される。

0022

業者は、タバコ等の植物材料の含水量を決定するための適切な方法に精通しているであろうし、材料が変われば異なる方法を適用するであろう。誤解の無いように、タバコの含水量を決定する方法が次のように説明される。

0023

熱源、好ましくはハロゲンランプの温度を105oCに設定し、約2gのタバコサンプルを計量のためのチャンバに置き、当該ランプで加熱する。水分の離脱に伴うこのサンプルの重量を、一定値となるまで測定する。当該含水量は、サンプルの初期重量(WI)からサンプルの乾燥重量(WD)を減算し、乾燥重量で除し、100を乗ずることで求められる。

0024

本発明にかかる揮発性材料は、上述の含水量を有するタバコを含み、また保湿剤を含む。

0025

保湿剤は、水分子に対してこれと水素結合をするのに親和性を有する吸湿性物質であり、本品の使用時に可視化された吐出エアゾル(即ち、蒸気)を発生させるために用いられる。本発明の揮発性材料に用いるのに好適な保湿剤としては、プロピレングリコール(別名1、2−プロパンジオール又はプロパン−1、2−ジオール化学式はC3H8O2又はHO−CH2−CHOH−CH3)、及びグリセロール(別名グリセリン、化学式はC3H8O3)が挙げられる。好ましい実施形態において、上記保湿剤はプロピレングリコールである。

0026

本発明の揮発性材料は少なくとも20wt%の保湿剤を含み、該保湿剤の含有量は20から60wt%であることが好ましく、約40から50wt%であることが最も好ましい。ここで、これらwt%の値は、タバコ材と保湿剤とを含めた、揮発性材料の総重量に基づく値である。

0027

保湿剤を添加すると揮発性材料の含水量はブレンド毎に異なるが、タバコ成分の含水量を約3から5wt%とし、保湿剤の含有量を約20wt%から約60wt%とした場合、1から4wt%の範囲であることが好ましい。通常、タバコ材と保湿剤とを含む揮発性材料の総含水量(wt%)は、含水量の少ない保湿剤のおかげで、タバコ材単体の含水量よりも低くなる。

0028

当業者であれば、最終的な揮発性タバコ製品中の含水量は、メタノール等の適当な溶媒での揮発性材料の抽出、又はストロンボリ(Stromboli)サンプルオーブンで揮発性材料を加熱することに続けて、カールフィッシャー滴定法で求め得ることに気付くであろう。カール・フィッシャー滴定法については Fischer, K., Angew.Chem.(1935)48(26):394−396に記載されている。

0029

本発明の揮発性材料は、タバコ加熱具のような蒸気発生器具に用いるのに適している。かかる器具の一例が、PCT国際公開第2009/079641号に見ることができる。

0030

好ましい一実施態様において、当該器具は、揮発性材料のタバコ成分の含水量を約3から5wt%の範囲に、最も好ましくは約4wt%に維持することができる。

0031

本発明者らは、蒸気発生器具を用いてここで述べられた揮発性材料を吸引した場合、当該材料の含水量の多さが、風味におけるえぐ味の増加に対応していることを見出している。これは、エアロゾル中凝縮された水滴プロピレン又はグリコールのいずれか(即ち、製品中の保湿成分)よりもかなり速く気化してしまう為と考えられる。この水滴中に含まれるニコチン一緒に気化し、この気化ニコチンが、吸引される製品の味/風味の中のえぐ味を増大させる。

0032

当該揮発性材料は好ましくは、時間が経っても含水量及び風味を保たせる絶対バリアとして機能する気密パッケージ中に設けられる。「気密パッケージ」なる用語は、密閉手段を備えた気体不透過性入れ物を指し、本発明においては好ましくはカプセルである。この気密パッケージは、加熱器で加熱されると容易に開封されて蒸気を放出する構成とされている。理想的には、当該揮発性材料は、当該材料に大気中の水分が吸収されないよう、できるだけ速やかに加工・パッケージ化されるべきである。

0033

図1によれば、PCT国際公開第2009/079641号に概説されているタイプのタバコ加熱具1が示されている。この器具は、マウスピース10、本体11、ヒータ12、加熱室13及び燃料源14を備える。また、この器具は通常、その器具の温度、特に、使用時に当該器具内に置かれるコンテナ20を制御する加熱室内の温度を調節する制御部品群を備える。ここに例示した器具では熱源として可燃燃料を用いているが、上記器具は別のタイプの熱源や電源、例えば電熱器バッテリを備えていてもよい。

0034

使用時には、カプセル20を上記加熱室13に挿入し、ユーザによる制御下で、ヒータ12に燃料タンク14から燃料を供給して当該加熱室13を加熱する。このカプセル20は、本発明に応じて、含水量約3から5wt%のタバコ材を含む揮発性材料のプラグを備える。カプセルの中身がヒータ12で加熱されると、当該コンテナの中身に基づいてエアロゾルが発生し、このエアロゾルがマウスピース10を通じてユーザに吸引される。

0035

図2によれば、本発明に対応して含水量約3から5wt%のタバコ材を含む揮発性材料25のプラグが示される。本例では、当該プラグはカプセル20内に設けられている。このプラグ25は、器具1の加熱室13へそのプラグ25を挿入する前にユーザによって開封される包装材に包まれた構成とすることができ、又は、ユーザの手に触れないよう、該プラグ25をディスペンサ収納した構成とし、これを用いて該プラグ25を器具1内へ挿入するようにしてもよい。

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