図面 (/)

技術 半導体モジュール向け圧入電気ピン

出願人 ヴィシェイジェネラルセミコンダクター,エルエルシー
発明者 マッティウッツォ,エミリオ
出願日 2014年1月14日 (7年3ヶ月経過) 出願番号 2015-552891
公開日 2016年2月8日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2016-503950
状態 特許登録済
技術分野 コネクタハウジング及び接触部材の保持 嵌合装置及び印刷回路との接合
主要キーワード めっき貫通孔 電気接点素子 横断軸 電気ピン 幾何学的形 電力部品 一体型ユニット 横断方向外側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年2月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (16)

課題・解決手段

電気モジュールは、ハウジングと、ハウジング内に装着された、少なくとも1つの電気部品と、圧入電気接点と、を含む。圧入電気接点はハウジング内の一部に位置し、その遠位端にある圧入部及び止まり部と、その近位端にある装着部と、を有する。装着部は、電気部品に電気的に接続される。圧入部は、圧入力圧入接点に加えられて、圧入接点がハウジングに押し込まれるときに、止まり部が圧入部のハウジング内への動きを阻止できるようにハウジングの外部に位置する。

概要

背景

圧入相互接続技術は、プリント基板又は他の導電板モジュール機械的かつ電気的に接続することで、当該技術分野において既知である。この接続は、モジュールから延出する端子ピンを使用して形成される。端子ピンは、プリント基板又は他の導電板内のめっき貫通孔に差し込まれるように設計されている、適合部(圧入ピンと呼ばれることもある)を有する。このようにして、はんだを使用せずにピンとプリント基板との間に電気機械的接続が確立される。

ピンは、概して、モジュール内の導電性素子と接触するように構成される嵌合部と、嵌合部から延出し、プリント基板のめっき貫通孔の内面画定する導電性材料と電気的に接続するように構成される適合部と、を含む。適合部は、概して、ピンが孔に挿入されるとたわむか、曲がって、ピンを押し込んで孔に適合させることができる、1つ以上のヒンジ領域を備えて構成される。したがって、ピンは、ピンと孔壁との間の摩擦係合によって孔内に保持され、ピンと孔の導電性内面との間ではんだを使用しない電気的接続を形成する。

その利点の中で、圧入技術は、非常に信頼性が高く、迅速かつコスト効率が良く、冷点ボイドの発生、クラックなどはんだに伴う品質問題の影響を受けることがない。加えて、プリント基板に熱応力が加えられることがなく、圧入部は、パッケージデザイナがその製造目的を満たすことができるように容易にカスタマイズ可能である。圧入技術は、電気通信及び自動車など多種多様産業で使用されており、適用されるモジュールの種類も多岐にわたる。例えば、圧入技術を利用できるモジュールは、輸送シグナル又は電源に使用されてよく、例えば、PCB−to−PCBスタッキングインターコネクトヒューズホルダスマートジャンクションボックスモータ及び電源制御装置照明などが挙げられる。

概要

電気モジュールは、ハウジングと、ハウジング内に装着された、少なくとも1つの電気部品と、圧入電気接点と、を含む。圧入電気接点はハウジング内の一部に位置し、その遠位端にある圧入部及び止まり部と、その近位端にある装着部と、を有する。装着部は、電気部品に電気的に接続される。圧入部は、圧入力圧入接点に加えられて、圧入接点がハウジングに押し込まれるときに、止まり部が圧入部のハウジング内への動きを阻止できるようにハウジングの外部に位置する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

少なくとも1つの圧入電気接点を有する電気モジュールであって、ハウジングと、前記ハウジング内に装着された少なくとも1つの電気部品と、前記ハウジング内の一部に位置し、その遠位端にある圧入部及び止まり部と、その近位端にある装着部と、を有する圧入電気接点であって、前記装着部が前記少なくとも1つの電気部品に電気的に接続され、圧入力が前記圧入接点に加えられて、前記圧入接点が前記ハウジングに押し込まれるとき、前記止まり部が前記ハウジング内への前記圧入部の動きを阻止できるように前記圧入部が前記ハウジングの外部に位置する、圧入電気接点と、を含む、電気モジュール。

請求項2

前記圧入接点が圧入ピンであり、前記圧入部が、キャリアの第1貫通孔挿入可能であるように構成されて、前記キャリアの前記貫通孔を画定する側壁と電気接点が確立される、請求項1に記載の電気モジュール。

請求項3

前記圧入接点が圧入ピンであり、前記ハウジングが中に形成された貫通孔を含む表面を有し、前記貫通孔が非円形形状を有し、前記圧入ピンが鍵と鍵穴方式で前記貫通孔を通り抜けるように、前記圧入ピンが前記貫通孔の前記非円形形状に相補的な断面形状を有する、請求項1に記載の電気モジュール。

請求項4

前記圧入ピンが、前記装着部が前記少なくとも1つの電気部品に電気的に接続される一方で、前記止まり部が前記圧入部の前記貫通孔を通過する動きを阻止できるロック位置に捩って入れることができるように構成される、請求項3に記載の電気モジュール。

請求項5

前記圧入接点が圧入ピンであり、前記ハウジングが中に形成された貫通孔を有する表面を有し、前記圧入ピンが、長手方向軸周りで捩られたときに、前記貫通孔が単一方向である前記圧入ピンの前記圧入部及び前記止まり部のみを収容するように前記長手方向軸及び前記長手方向軸を横断する断面形状を有し、前記単一方向ではなく、前記貫通孔によって完全には収容され得ないように前記圧入ピンが前記長手方向軸の周りで捩られる、請求項1に記載の電気モジュール。

請求項6

前記圧入ピンの少なくとも前記圧入部及び前記止まり部が前記長手方向軸に対して対称である、請求項5に記載の電気モジュール。

請求項7

前記圧入ピンが前記止まり部の近位に位置する可捩部を含み、前記圧入ピンが前記単一方向ではなく、前記貫通孔によって完全には収容され得ないように前記可捩部を捩ることができる、請求項5に記載の電気モジュール。

請求項8

前記可捩部以外の前記圧入ピンの残りの部分が捩られない、請求項7に記載の電気モジュール。

請求項9

前記圧入ピンが、前記圧入ピンに加えられる外力補償する弾性をもたらす応力逃げ部を更に含む、請求項1に記載の電気モジュール。

請求項10

前記圧入ピンの前記応力逃げ部が前記ハウジング内に位置する、請求項9に記載の電気モジュール。

請求項11

前記圧入部が、その中を前記長手方向に延在するスリットを有する、請求項1に記載の電気モジュール。

請求項12

少なくとも1つの圧入接点を有する電気モジュールを組み立てる方法であって、ハウジングのキャリア部の装着面に圧入電気接点を機械的かつ電気的に固定することであって、前記キャリアがその中に固定された少なくとも1つの電気部品を有し、前記圧入接点が、その遠位端にある圧入部及び止まり部と、その近位端にある装着部と、を有し、前記装着部が前記少なくとも1つの電気部品に電気的に接続されている、ことと、前記キャリア部と嵌合して、前記圧入部が前記ハウジングの外部に位置し、少なくとも前記装着部が前記ハウジングの内部に位置するように、その中に内部空間を形成する、前記ハウジングの第2部分の表面に位置する貫通孔に前記圧入接点の前記遠位端を挿入することと、少なくとも前記圧入接点の前記圧入部に回転力を加えて、圧入力が前記圧入接点の前記遠位端に加えられるときに、前記止まり部が、前記ハウジングの前記表面にある前記貫通孔を通って前記圧入部が戻る動きを阻止できることと、を含む、方法。

請求項13

前記回転力を加えると、前記圧入電気接点の可捩部のみがその前記止まり部の近位の位置において捩れる、請求項12に記載の方法。

請求項14

前記圧入接点が圧入ピンであり、前記圧入部が、キャリアの第1貫通孔に挿入可能であるように構成されて、前記キャリアの前記貫通孔を画定する側壁と電気接点が確立される、請求項12に記載の方法。

請求項15

前記圧入接点が圧入ピンであり、前記ハウジングが中に形成された貫通孔を含む表面を有し、前記貫通孔が非円形形状を有し、前記圧入ピンが鍵と鍵穴方式で前記貫通孔を通り抜けるように、前記圧入ピンが前記貫通孔の前記非円形形状に相補的な断面形状を有する、請求項12に記載の方法。

請求項16

前記圧入ピンが、前記装着部が前記少なくとも1つの電気部品と電気的に接続する一方で、前記止まり部が前記圧入部の前記貫通孔を通過する動きを阻止できるロック位置に捩って入れることができるように構成される、請求項14に記載の方法。

請求項17

前記圧入接点が圧入ピンであり、前記ハウジングが中に形成された貫通孔を有する表面を有し、前記圧入ピンが、長手方向軸の周りで捩られたときに、前記貫通孔が単一方向である前記圧入ピンの前記圧入部及び前記止まり部のみを収容するように前記長手方向軸及び前記長手方向軸を横断する断面形状を有し、前記単一方向ではなく、前記貫通孔によって完全には収容され得ないように前記圧入ピンが前記長手方向軸の周りで捩られる、請求項12に記載の方法。

請求項18

前記圧入ピンの少なくとも前記圧入部及び前記止まり部が前記長手方向軸に対して対称である、請求項17に記載の方法。

請求項19

前記圧入ピンが前記止まり部の近位に位置する可捩部を含み、前記圧入ピンが前記単一方向ではなく、前記貫通孔によって完全には収容され得ないように前記可捩部を捩ることができる、請求項17に記載の方法。

請求項20

前記可捩部以外の前記圧入ピンの残りの部分が捩られない、請求項19に記載の方法。

請求項21

前記圧入ピンが、前記圧入ピンに加えられる外力を補償する弾性をもたらす応力逃げ部を更に含む、請求項12に記載の方法。

請求項22

前記圧入部が、その中を前記長手方向に延在するスリットを有する、請求項1に記載の方法。

技術分野

0001

本願は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる、2013年1月14日に出願された特許文献1の利益を主張するものである。

背景技術

0002

圧入相互接続技術は、プリント基板又は他の導電板モジュール機械的かつ電気的に接続することで、当該技術分野において既知である。この接続は、モジュールから延出する端子ピンを使用して形成される。端子ピンは、プリント基板又は他の導電板内のめっき貫通孔に差し込まれるように設計されている、適合部(圧入ピンと呼ばれることもある)を有する。このようにして、はんだを使用せずにピンとプリント基板との間に電気機械的接続が確立される。

0003

ピンは、概して、モジュール内の導電性素子と接触するように構成される嵌合部と、嵌合部から延出し、プリント基板のめっき貫通孔の内面画定する導電性材料と電気的に接続するように構成される適合部と、を含む。適合部は、概して、ピンが孔に挿入されるとたわむか、曲がって、ピンを押し込んで孔に適合させることができる、1つ以上のヒンジ領域を備えて構成される。したがって、ピンは、ピンと孔壁との間の摩擦係合によって孔内に保持され、ピンと孔の導電性内面との間ではんだを使用しない電気的接続を形成する。

0004

その利点の中で、圧入技術は、非常に信頼性が高く、迅速かつコスト効率が良く、冷点ボイドの発生、クラックなどはんだに伴う品質問題の影響を受けることがない。加えて、プリント基板に熱応力が加えられることがなく、圧入部は、パッケージデザイナがその製造目的を満たすことができるように容易にカスタマイズ可能である。圧入技術は、電気通信及び自動車など多種多様産業で使用されており、適用されるモジュールの種類も多岐にわたる。例えば、圧入技術を利用できるモジュールは、輸送シグナル又は電源に使用されてよく、例えば、PCB−to−PCBスタッキングインターコネクトヒューズホルダスマートジャンクションボックスモータ及び電源制御装置照明などが挙げられる。

先行技術

0005

米国特許第61/752,278号

0006

本発明の一態様に従って、電気モジュールは、ハウジングと、ハウジング内に装着された、少なくとも1つの電気部品と、圧入電気接点と、を含む。圧入電気接点はハウジング内の一部に位置し、その遠位端にある圧入部及び止まり部と、その近位端にある装着部と、を有する。装着部は、電気部品に電気的に接続される。圧入部は、圧入力圧入接点に加えられて、圧入接点がハウジングに押し込まれるときに、止まり部が圧入部のハウジング内への動きを阻止できるようにハウジングの外部に位置する。

0007

本発明の別の態様に従って、少なくとも1つの圧入接点を有する電気モジュールを組み立てる方法が提供される。この方法は、ハウジングのキャリア部の装着面に圧入電気接点を機械的かつ電気的に固定することを含む。キャリアは、その中に固定された少なくとも1つ電気部品を有する。圧入接点は、その遠位端にある圧入部及び止まり部と、その近位端にある装着部と、を有する。装着部は、電気部品に電気的に接続される。圧入接点の遠位端は、キャリア部と嵌合して、圧入部がハウジングの外部に位置し、少なくとも装着部がハウジングの内部に位置するように、その中に内部空間を形成する、ハウジングの第2部分の表面に位置する貫通孔に挿入される。圧入力が圧入接点の遠位端に加えられるとき、少なくとも圧入接点の圧入部に回転力が加えられて、止まり部がハウジングの表面にある貫通孔を通って圧入部が戻る動きを阻止できる。

図面の簡単な説明

0008

プリント基板などの基板に電気的かつ機械的に接続された電気モジュールの側面図である。
図1に示される電気モジュールなど電気モジュールの簡略化された例を通る断面図を示す。
圧入ピンの一実施形態を示す。
図1に示される電気モジュールなど完成した電気モジュールの一実施例を通る断面斜視図を示す。
図4に示される電気モジュールの平面図である。
図4に示される電気モジュールの斜視図である。
回転して、対応する孔内にこれ以上延出できない位置に入れられた圧入ピンを示す。
上記の電気モジュールを組み立てるために用いられ得る1つの方法を示す。
上記の電気モジュールを組み立てるために用いられ得る1つの方法を示す。
上記の電気モジュールを組み立てるために用いられ得る1つの方法を示す。
上記の電気モジュールを組み立てるために用いられ得る1つの方法を示す。
捩り前(図12a)及び捩り後(図12b)の圧入ピンを示す。
図11の完成した電気モジュールがプリント基板など基板に固定される方法を示す。
図11の完成した電気モジュールがプリント基板など基板に固定される方法を示す。

実施例

0009

図1は、圧入技術を使用して、プリント(PC)基板又は他の表面など基板120に電気的かつ機械的に接続された電気モジュール100の側面図である。このモジュールは、1つ又は複数の圧入ピン130が延出するハウジング110を含む。説明を目的として、図1には3つの圧入ピンが示されている。ただし本発明は、任意の数の圧入ピンを有する電気モジュールを企図する。圧入ピン130は、それぞれ基板120内の貫通孔(図1に図示なし)を通って延出する。

0010

電気モジュール100は、電源モジュールIGBTモジュールトランジスタモジュールダイオードモジュールなどを含むがこれらに限定されない、任意の種類のモジュールであってよい。基板120上での電気モジュール100の保持は、ピンを変形させて基板(以下、説明を目的としてPC基板と呼ぶ)の貫通孔に入れることにより実現する。

0011

図2は、図1に示される電気モジュールなど電気モジュールの簡略化された例を通る断面図を示す。簡略化するために、単一の圧入ピン230のみが示されている。ハウジング210は、圧入ピン230の上に、又はその周囲に射出成形されてよい。圧入ピン230は、キャリア204の装着部208の上に装着され、例えば、はんだ、導電接着剤などを使用して、そこに電気的に接続される。同様に、キャリア204は、1つ以上の電気部品(図示なし)が電気的かつ機械的に接続される、1つ以上の装着プラットフォーム205を含む。キャリア204は、任意の好適な種類の締結具又はコネクタ(例えば、ねじなど)を使用してハウジング210に固定されてよい。あるいは、ハウジング210及びキャリア204は、オーバーモールドなどによって一体型ユニットとして形成されてよい。

0012

図3により明確に示されるように、一実施形態では、圧入ピン230は、通常、圧入部238と、肩部242と、移行部236と、逃げ部234と、装着部232と、を含む。圧入ピン230の寸法は、かなりの程度までプリント基板及びプリント基板に適用されるコネクタなど部品のサイズ及び形状によって決定される。

0013

圧入ピン230の各部分は、互いに連続的に渡され、材料に関しては一片として構成されてよい圧入ピンを形成する。圧入ピン230は、鍛造屈曲部分として形成されてよく、良好なばね特性を呈する導電性材料を含む。圧入電気ピン230は、例えば、圧入電気ピンとして形成され、図3に示される特定の形状又は構成に限定されない、任意の所望の電気接点素子であってよい。

0014

圧入ピン230の圧入部238は先細であり、圧入ピン230の遠位端から、装着部232が位置する近位端に向かって延在する。圧入部238は、プリント基板内に位置する貫通孔の内側表面と摩擦接触し、圧入ピン230自体を固定することができる。この目的を達成するために、圧入部238は、圧入ピン230の長手方向軸Lに対して実質的に垂直な横断方向に弾性変形できるように構成される。圧入部238の寸法は、貫通孔の寸法よりもやや大きくなるように選択される。この特定の実施形態では、スリット(例えば、針穴)246が圧入部238となる部分に長手方向Lに形成され、スリット246を有する部分が外方に拡大し、圧入部238が横断方向に弾性変形できるようにする。

0015

肩部242は、圧入部238の近位端に配置される。肩部242は、圧入部238の幅を超えて、横断方向外側に延在する。肩部242は、圧入ピン230に過剰な挿入力が加えられたとしても、圧入ピン230がプリント基板の貫通孔を通過しないようにし、貫通孔の開口部と係合する。

0016

移行部236は、肩部242の近位端から近位方向に延在する。移行部236の少なくとも一部は、肩部242の近位端から延在する可捩部244を画定する。図示されるように、可捩部236は、横断方向の肩部242の幅と比べて、比較的横断方向に狭い。具体的には、横断方向の可捩部244の幅は十分に狭いために、装着部232が所定の位置に固定される一方で、圧入ピン230の長手方向軸の周りで捩られることができる。つまり、可捩部244は、圧入(press fine)ピン230の長手方向軸の周囲にトルクが与えられるとき、破断せずに可捩である弾性、つまり順応性を有する。

0017

応力逃げ部234は、移行部236の近位端から近位方向に延在する。いくつかの実施形態では、S字型屈曲部など1つ以上の屈曲部として構成される応力逃げ部234は、熱伸長、寸法公差、及び/又は装着公差など外的影響により生じた力を補償するために、ある程度の弾性、つまり可撓性をもたらす。この補償部は、圧入ピン230によって確立される電気的接続に過剰に大きな力が作用しないようにする。C字型など応力逃げ部234の他の形状は、同様に機能してよい。

0018

装着部232は、圧入ピン230近位端にあり、例えば、はんだ、導電接着剤などを使用してキャリア204の装着部208と電気接点を確立するための基部として機能する。

0019

図4は、図1に示される電気モジュール100など完成した電気モジュール410の一実施例を通る断面斜視図を示す。この非限定例では、使用される圧入ピンは、図3に示される圧入ピン230に類似している。示されるように、モジュール410は、圧入ピン430がそれぞれ延出する貫通孔440を有するハウジング410を含む。圧入ピン430の近位端は、キャリア408の装着部に機械的かつ電気的に接続される。キャリア408は、次いでハウジング410に固定されて、圧入部238及び肩部242(図3を参照)以外の圧入ピン430の部分が位置する内部空間を画定する。示されるように、圧入部238及び肩部242は電気モジュール410の外部から外側に延出して、PC基板又は他の基板に固定され得る。電気モジュール410の内部空間は、ゲル又は他の物質充填されて、外部環境からモジュールの内部構造を保護してよい。

0020

図5は、図4に示される電気モジュール410の平面図であり、図6はその斜視図であって、ハウジング410に位置する貫通孔440及びその中に配置される圧入ピン430を示す。 示されるように、貫通孔440を通る断面は、圧入ピン440の少なくとも遠位端(例えば、圧入部238、肩部242、及び移行部236)が単一方向のみで貫通孔440を通過できる非円形形状を有する。つまり、この例では、貫通孔440は、横断方向の肩部242の最大幅が貫通孔440の最大断面幅と一致する、単一方向の圧入ピン430のみがその長手方向軸の周りに存在するときのみ、圧入ピン430を収容できる。

0021

より一般的には、貫通孔及び圧入ピンは、ピンがその長手方向軸の周りを回転して、限定された数の位置のいずれかに入るときのみ少なくともピンの遠位端が孔を通過し、回転して他の位置に入るときには、ピンの肩部が貫通孔の形成面と接触するために貫通孔を通過できず、したがって、圧入ピンが貫通孔をこれ以上通過できないように、互いに対して構成される。結果的に、肩部242は、より一般的には、圧入ピンに挿入力が加えられたときに、圧入ピンのより遠位の端部が貫通孔440を通過し、ハウジングに入ることを阻止する止まり部として機能できるような任意の方法で構成されてよい。

0022

図7は、それぞれの肩部によって、ピン430が孔440内にこれ以上延出できないようにする位置に回転して入れられる圧入ピン430を示す。別の言い方をすると、圧入ピン430及び貫通孔440は、相補的幾何学的形状を有するため、「鍵と鍵穴モデルに従って一方が他方を通り抜ける。

0023

図8〜11は、上記の電気モジュール400を組み立てるために用いられ得る1つの方法を示す。まず、図8では、圧入ピン430が機械的かつ電気的にキャリア408に固定されている。一実施形態では、キャリア408は、2つの銅層の間に配置されたセラミック層を含む、直接接合銅(DBC)材料から形成されてよい。かかるキャリアは、ハウジング内に位置する電気部品が相当な電流(例えば、数百アンペア)を生成する電力部品である場合に特に有用である。この場合、セラミック層は、優れた電気絶縁性及び熱伝導性を提供し、銅は、大量の電流を伝導することができる。

0024

ハウジング410は、貫通孔440は対応する圧入ピン430と揃えられるように圧入ピンの上に配置される。図8にはまた、電気部品412(例えば、半導体ダイ)が示される。これらはまた、キャリア408に固定されており、ジャンパ線414を介して1つ以上の圧入ピン430に電気的に接続される。

0025

図9では、圧入ピン430は、ハウジング410内の対応の貫通孔440に挿入されている。示されるように、圧入ピン430の横断軸は貫通孔430の最大断面寸法と揃っており、したがって、圧入ピン430は、都合よく貫通孔440を通過できる。この位置において、キャリア408は、ねじ、リベット、及び/又は接着剤など任意の好適な手段を使用してハウジング410に固定されてよい。

0026

図10に示されるように、機械工具470を使用して、圧入ピン430の露出部に回転機械力が加えられ、これによってピン430の可捩部が捩られる。結果として、ピン430は定位置に固定され、過剰な長手方向の力を圧入ピン430の遠位端に加えてもハウジングに押し込むことができない。示された特定の実施形態では、機械工具470は、圧入ピン430の圧入部及び肩部を収容し得るスリット又は空洞を有する。機械工具470を回転させると、圧入ピン430の長手方向軸の周りで圧入ピン430の可捩部244が捩れる。当然のことながら、機械工具を使用しない手による圧入ピン430の手動回転など、任意の好適な手段を使用して、圧入ピン430を捩って適切な方向にしてよい。

0027

図11は、完成した電気モジュール400を示す。この例では、圧入ピン430の圧入部及び肩部は、元の位置から45°回転している。当然のことながら、圧入ピン430が定位置に固定されて、ハウジング410に押し込まれ得ないのであれば、圧入ピン430の圧入部及び肩部は、異なる量で回転してよい。更に、すべての圧入ピン430は、同一角度量の回転を受けても、受けなくてもよい。

0028

図12は、捩り前(図12a)及び捩り後(図12b)の圧入ピンを示す。可捩部244で形成された捩りは、図12bで明確に見ることができる。

0029

図13〜14は、図11の完成した電気モジュール400がPC基板など基板460に固定される方法を示す。図13では、圧入ピン430がPC基板460の貫通孔450と揃えられる。次に、図14では、PC基板の上面に力が加えられて、圧入ピン430の圧入部が、それぞれ揃えられた貫通孔450に押し込められ、これによって所望の機械的かつ電気的な接点が確立される。有利には、圧入ピン430は上記のように捩られているため、肩部242は、圧入ピンに加えられた力のために、これらが崩壊してハウジング410内に戻らないようにする。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • モレックスエルエルシーの「 コネクタ及びコネクタ組立体」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題】小型低背でありながら、高い防水性を維持することができ、信頼性が高くなるようにする。【解決手段】電線通過孔が形成された固定電線ガイド板と、端子収容孔とを含むコネクタ本体と、端子収容孔内に収容され... 詳細

  • シャープ株式会社の「 トレイおよび電子機器」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題】カードを把持可能であり、かつ小型のトレイを実現する。【解決手段】トレイ(10)は、カードを収容する収容空間の一部を規定する第1の内壁(11)と、第1の内壁と対向する第2の内壁(12)と、第2の... 詳細

  • 東光特殊電線株式会社の「 車両用電源ソケット」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題】ポータブルナビゲーション等の電気機器に利用される車両用電源ソケットにおいて、プラグの挿入及び解除を容易にしつつ車両の振動、衝撃によるプラグの抜けを確実に防止し、十分な耐久性と防塵性及び防滴性を... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ