図面 (/)

技術 患者モニタへの除細動器のデータの統合

出願人 コーニンクレッカフィリップスエヌヴェ
発明者 グライナー,ハーラルトドリル,ノーマンモーリスエッピング,クリスティアンミヒャエルコルダロ,マルク
出願日 2013年12月16日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2015-547256
公開日 2016年2月8日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2016-503674
状態 特許登録済
技術分野 電気治療装置
主要キーワード 無線信号送信機 記録センタ 無線相互接続 選択サイズ 患者監視デバイス 入力ステーション チームメンバ 供給モジュール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年2月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題・解決手段

患者モニタとの無線通信を備えた除細動器である。患者心停止にある場合に、無線接続(20)は、無線ノード(42、60)を使用して除細動器(12)と患者モニタ(10)との間で測定モジュール(34、66)により収集された患者データを送信する。送信されたデータは、データ統合モジュール(36、46)を使用してそれぞれのデバイスに既に存在するデータと統合され、ディスプレイ(38、62)で患者の部屋の救急治療班に表示される。これにより、救急治療班の各メンバちょうど1つのディスプレイを読み取ることにより、双方のデバイスからのデータを見ることが可能になる。統合されたデータはまた、2つのデバイスの間の同期したクロックに関連付けられる。統合されたデータは、双方のデバイスからのデータを有する単一の統一されたレポートに集められ、患者記録データベース(24)に位置する患者の電子健康記録に添付される。

概要

背景

病院患者頻脈又は細動のため反応がなくなった場合、蘇生試みるために救急治療班(code team)が患者の部屋に呼び出される。救急治療班は、典型的には、先進的心臓生命保持(Advanced Cardiac Life Support)の訓練を受けている医師可動式救助運搬車から除細動器を操作する人、CPRを実行する1人又は2人の人、投薬看護士転写看護士(transcription nurse)、及び呼吸療法士のような他の専門家を含む。

除細動器は、診断を行うために必要な患者のECG及び他の生命兆候を示すディスプレイ画面を提供する。除細動器はまた、ショック(shock)及びぺーシングパルス(pacing pulse)を含む電気療法を供給することに関するデータを示す。しかし、全ての救急治療班のメンバが除細動器のディスプレイを見ることは困難である。この理由は、何人かは非常に離れているからであり、或いは、除細動器が視線から離れた角度にあるからである。

特に重症者管理及び緊急室では、しばしば、患者のベッドの頭の近くに搭載された大きい患者モニタが存在する。これは、患者を治療している間に広範囲の位置から容易に見ることができるように配置される。

外部の除細動器は、心室細動のため突然の心停止を含む特定の種類の心臓の状態を治療するために使用される医療デバイスである。除細動器は、患者の心調律回復させるために電気ショックを供給する。除細動器はまた、心房性細動のような状態を治療するために患者の心調律と同期したショックを供給する機能も有する。更に、除細動器は、徐脈及び頻脈のような不整脈を治療するために、経皮ペーシングのための低エネルギー電気パルスを供給する機能を有する。

いくつかの除細動器は、電気治療を供給するための前述の機能に加えて、患者の生命兆候の監視機能を含む。除細動器に組み込まれた典型的な生命兆候の測定は、ECG、SpO2、非侵襲的血圧(NBP:non-invasive blood pressure)及び終末呼気CO2(end-tidal CO2)を含む。これらの生命兆候の測定は、患者の反応がないときの緊急事態に対応する救急治療班により必要な診断情報を提供する。

突然の心停止の後に、生存の可能性は毎分約10%だけ低下する。従って、救急治療班のメンバが迅速且つ効率的に作業できることが重要である。救急治療班は、患者の状態を迅速に評価し、正当な場合には治療を供給する必要がある。患者の状態を評価することは、典型的には、心臓を制御する周期的な電気信号を見るために、心電図(ECG:electro-cardiogram)のような生命兆候データを取得することを含む。患者が患者監視デバイスに既に接続されている場合、ECG波は、既に患者モニタに表示されている可能性がある。しかし、典型的には、除細動器のECG電極もまた患者に取り付けられ、リード線が除細動器に接続されなければならない。

病院内のほとんどの重症者管理エリアは、専用の患者監視デバイスを備えている。これらのデバイスは、除細動器と同じ種類の生命兆候のいくつかのもの以上を監視する。患者モニタは、患者から血圧、脈酸素測定(pulse oximetry)、脈拍数及び他の生理データのような患者データを取得することができる。更に、患者モニタは、患者の電子健康記録から取得された年齢人種医療又は治療履歴のような重要な患者データを有することができる。患者の電子健康記録は、患者モニタによりアクセス可能な病院データベースに一般的に配置された医療記録である。記録は、典型的には、医療履歴、年齢、人種、住所等のような患者情報を含む。

典型的には、患者モニタのディスプレイ画面は、除細動器よりかなり大きい。一般的な除細動器のディスプレイのサイズは、Philips XL+TM及びMRxTMのようなデバイスでは、16cmから21cmの範囲である。患者監視デバイスは、Philips IntelliVue MP80TM及びMX800TMのようなデバイスでは、37cmから58cm以上の更に大きいディスプレイ画面にて利用可能である。

患者が進んだ心停止にあるときに救急治療班が患者の部屋に集合した場合、全体の救急治療班が同時に同じ情報を有することが重要である。小さい除細動器の画面及び不十分な視線では、全てのメンバが除細動器の画面を見て、患者を治療するために必要な重要な情報を読み取ることができるとは限らない。重要な生命兆候データが除細動器により表示及び分析され得るように、患者監視デバイスから除細動器にケーブルセンサ及び電極を動かすときに重要な時間も失われる。最後に、除細動器により取得された患者イベントデータは、患者監視デバイスにより取得されたデータと容易に統合することができない。除細動器は、典型的には、除細動記録センタに送信され、利用可能な場合には電子患者記録ステムに連結された独自のレポートを生成する。

概要

患者モニタとの無線通信を備えた除細動器である。患者が心停止にある場合に、無線接続(20)は、無線ノード(42、60)を使用して除細動器(12)と患者モニタ(10)との間で測定モジュール(34、66)により収集された患者データを送信する。送信されたデータは、データ統合モジュール(36、46)を使用してそれぞれのデバイスに既に存在するデータと統合され、ディスプレイ(38、62)で患者の部屋の救急治療班に表示される。これにより、救急治療班の各メンバがちょうど1つのディスプレイを読み取ることにより、双方のデバイスからのデータを見ることが可能になる。統合されたデータはまた、2つのデバイスの間の同期したクロックに関連付けられる。統合されたデータは、双方のデバイスからのデータを有する単一の統一されたレポートに集められ、患者記録データベース(24)に位置する患者の電子健康記録に添付される。

目的

除細動器は、診断を行うために必要な患者のECG及び他の生命兆候を示すディスプレイ画面を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

患者への治療を供給する治療供給モジュールと、接続上でデータを送信する除細動器ノードと、無線ノードを使用して外部の患者監視装置とデータを交換する除細動器のデータ統合モジュールとを有する除細動装置

請求項2

前記除細動器のデータ統合モジュールは、プロセッサを含む、請求項1に記載の除細動装置。

請求項3

前記プロセッサは、前記除細動装置内に位置する除細動器の測定モジュールを使用して患者からの入力データを受信し、前記除細動器のノードを使用して前記患者監視装置とデータを交換するようにプログラムされる、請求項2に記載の除細動装置。

請求項4

患者からの入力データを受信するモニタの測定モジュールと、データをユーザに表示するモニタのディスプレイモジュールと、無線接続上でデータを送信するモニタの無線ノードと、前記無線ノードを使用して前記除細動装置とデータを交換するモニタのデータ統合モジュールとを含む患者監視装置と組み合わせた請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の除細動装置。

請求項5

前記モニタのデータ統合モジュールは、前記ディスプレイモジュールを使用して前記除細動装置から受信したデータを表示するようにプログラムされたプロセッサを含む、請求項4に記載の除細動装置と患者監視装置との組み合わせ。

請求項6

前記除細動器のデータ統合モジュールは、前記前記除細動器の無線ノードを使用して、範囲内の患者モニタブロードキャストメッセージを送信し、範囲内の前記患者モニタから可用性メッセージを受信し、前記除細動装置の除細動器のディスプレイモジュールにそれぞれ応答した患者モニタの固有識別子を表示し、除細動される前記患者に対応する前記患者監視装置のオペレータの選択を受信し、前記患者モニタと無線接続を確立するようにプログラムされたプロセッサを含む、請求項5に記載の除細動装置と患者監視装置との組み合わせ。

請求項7

前記除細動器のデータ統合モジュールは、前記除細動装置と前記患者監視装置との間に無線接続を確立し、前記除細動装置と前記患者監視装置との双方により収集された患者データを受信し、前記無線接続上で前記除細動装置と前記患者監視装置との間でデータを交換し、前記患者監視装置での収集されたデータと前記交換されたデータとを統合し、少なくとも前記患者監視装置の前記ディスプレイモジュールに前記統合されたデータを表示するようにプログラムされたプロセッサを含む、請求項5又は6に記載の除細動装置と患者監視装置との組み合わせ。

請求項8

前記データ統合モジュールは、前記患者監視装置から時間を要求し、前記患者監視装置から時間応答を受信し、前記前記除細動装置及び前記患者監視装置が同期するように、受信した前記時間応答に従って前記除細動装置の時間を設定し、同期した時間データと、収集及び受信された前記データとを関連付けるようにプログラムされたプロセッサを含む、請求項5ないし7のうちいずれか1項に記載の除細動装置と患者監視装置との組み合わせ。

請求項9

前記除細動器のデータ統合モジュールは、前記除細動装置と前記患者監視装置とから収集及び受信された全てのデータを統合することにより、統一されたレポートを生成し、前記無線ノードの間で前記レポートを送信し、病院通信ネットワークを使用して、前記統一されたレポートを前記患者監視装置から患者記録データベースに送信するようにプログラムされたプロセッサを含む、請求項5ないし8のうちいずれか1項に記載の除細動装置と患者監視装置との組み合わせ。

請求項10

患者からの入力データを受信する測定モジュールと、データをユーザに表示するディスプレイモジュールと、無線接続上でデータを送信する無線ノードと、前記無線ノードを使用して除細動装置とデータを交換するデータ統合モジュールとを有する患者監視装置。

請求項11

除細動器のデータを統合する方法であって、患者から入力生理データを受信するステップと、治療を前記患者に供給するステップと、データをユーザに表示するステップと、無線接続上でデータを無線で送信するステップと、患者モニタとデータを交換するステップとを有する方法。

請求項12

患者モニタを用いて、患者データを受信するステップと、データをユーザに表示するステップと、無線ノードを使用して前記患者データを前記除細動器に無線で送信するステップと、前記除細動器から生理データを受信するステップとを更に含む、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記患者モニタから受信した前記患者データを除細動器のディスプレイモジュールに表示するステップを更に含む、請求項12に記載の方法。

請求項14

範囲内の患者モニタにブロードキャストメッセージを無線で送信するステップと、範囲内の前記患者モニタから応答メッセージを受信するステップと、それぞれ応答した患者モニタの固有の識別子を表示するステップと、除細動される前記患者に対応する患者モニタの1つを選択するステップと、前記患者モニタの1つと無線接続を確立するステップとを更に含む、請求項13に記載の方法。

請求項15

前記除細動器及び前記患者モニタを用いて患者から患者生理データを収集するステップと、前記除細動器と前記患者モニタとの間で前記患者生理データを無線で交換するステップと、前記交換された患者生理データをモニタのディスプレイモジュールに表示するステップとを更に含む、請求項11ないし14のうちいずれか1項に記載の方法。

請求項16

前記患者モニタから時間を要求するステップと、前記患者モニタから時間応答を受信するステップと、前記除細動器と前記患者モニタとを同期させるために、前記時間応答に従って前記除細動器の時間を設定するステップと、同期した時間データと、収集及び受信した患者生理データとを関連付けるステップとを更に含む、請求項11ないし15のうちいずれか1項に記載の方法。

請求項17

統一されたレポートを生成するステップと、病院の通信ネットワーク上で前記統一されたレポートを前記患者モニタから患者記録データベースに送信するステップとを更に含む、請求項11ないし16のうちいずれか1項に記載の方法。

請求項18

請求項11ないし17のうちいずれか1項に記載の方法を実行するように1つ以上のプロセッサを制御するソフトウェアを保持する過渡的でないコンピュータ読み取り可能媒体

請求項19

除細動器のプロセッサを含む除細動器と、モニタのプロセッサを含む患者モニタとの組み合わせであって、前記除細動器及び前記患者モニタのプロセッサは、請求項11ないし18のうちいずれか1項に記載の方法を実行するようにプログラムされる、除細動器と患者モニタとの組み合わせ。

請求項20

患者モニタと、移動除細動器とを含む患者管理システムであって、前記患者モニタは、患者生理データを表示するモニタのディスプレイと、前記モニタのディスプレイを制御し、除細動器からの無線ビーコン信号を受信し、前記患者モニタの識別情報を無線で送出することにより前記受信したビーコン信号に応答するようにプログラムされた1つ以上のプロセッサとを含み、前記移動除細動器は、前記ビーコン信号を送信するように前記除細動器を制御し、1つ以上のモニタのモニタ識別情報を受信し、選択された識別済のモニタと双方向の無線通信を確立し、前記モニタのディスプレイの少なくとも一部の制御を仮定するようにプログラムされたプロセッサを含む患者管理システム。

技術分野

0001

この出願は医療技術に関し、除細動器(defibrillator)にて特に用途を見出し、これを特に参照して説明する。しかし、他の医療行為及び治療法にも用途を見出すことが分かる。

背景技術

0002

病院患者頻脈又は細動のため反応がなくなった場合、蘇生試みるために救急治療班(code team)が患者の部屋に呼び出される。救急治療班は、典型的には、先進的心臓生命保持(Advanced Cardiac Life Support)の訓練を受けている医師可動式救助運搬車から除細動器を操作する人、CPRを実行する1人又は2人の人、投薬看護士転写看護士(transcription nurse)、及び呼吸療法士のような他の専門家を含む。

0003

除細動器は、診断を行うために必要な患者のECG及び他の生命兆候を示すディスプレイ画面を提供する。除細動器はまた、ショック(shock)及びぺーシングパルス(pacing pulse)を含む電気療法を供給することに関するデータを示す。しかし、全ての救急治療班のメンバが除細動器のディスプレイを見ることは困難である。この理由は、何人かは非常に離れているからであり、或いは、除細動器が視線から離れた角度にあるからである。

0004

特に重症者管理及び緊急室では、しばしば、患者のベッドの頭の近くに搭載された大きい患者モニタが存在する。これは、患者を治療している間に広範囲の位置から容易に見ることができるように配置される。

0005

外部の除細動器は、心室細動のため突然の心停止を含む特定の種類の心臓の状態を治療するために使用される医療デバイスである。除細動器は、患者の心調律回復させるために電気ショックを供給する。除細動器はまた、心房性細動のような状態を治療するために患者の心調律と同期したショックを供給する機能も有する。更に、除細動器は、徐脈及び頻脈のような不整脈を治療するために、経皮ペーシングのための低エネルギー電気パルスを供給する機能を有する。

0006

いくつかの除細動器は、電気治療を供給するための前述の機能に加えて、患者の生命兆候の監視機能を含む。除細動器に組み込まれた典型的な生命兆候の測定は、ECG、SpO2、非侵襲的血圧(NBP:non-invasive blood pressure)及び終末呼気CO2(end-tidal CO2)を含む。これらの生命兆候の測定は、患者の反応がないときの緊急事態に対応する救急治療班により必要な診断情報を提供する。

0007

突然の心停止の後に、生存の可能性は毎分約10%だけ低下する。従って、救急治療班のメンバが迅速且つ効率的に作業できることが重要である。救急治療班は、患者の状態を迅速に評価し、正当な場合には治療を供給する必要がある。患者の状態を評価することは、典型的には、心臓を制御する周期的な電気信号を見るために、心電図(ECG:electro-cardiogram)のような生命兆候データを取得することを含む。患者が患者監視デバイスに既に接続されている場合、ECG波は、既に患者モニタに表示されている可能性がある。しかし、典型的には、除細動器のECG電極もまた患者に取り付けられ、リード線が除細動器に接続されなければならない。

0008

病院内のほとんどの重症者管理エリアは、専用の患者監視デバイスを備えている。これらのデバイスは、除細動器と同じ種類の生命兆候のいくつかのもの以上を監視する。患者モニタは、患者から血圧、脈酸素測定(pulse oximetry)、脈拍数及び他の生理データのような患者データを取得することができる。更に、患者モニタは、患者の電子健康記録から取得された年齢人種、医療又は治療履歴のような重要な患者データを有することができる。患者の電子健康記録は、患者モニタによりアクセス可能な病院データベースに一般的に配置された医療記録である。記録は、典型的には、医療履歴、年齢、人種、住所等のような患者情報を含む。

0009

典型的には、患者モニタのディスプレイ画面は、除細動器よりかなり大きい。一般的な除細動器のディスプレイのサイズは、Philips XL+TM及びMRxTMのようなデバイスでは、16cmから21cmの範囲である。患者監視デバイスは、Philips IntelliVue MP80TM及びMX800TMのようなデバイスでは、37cmから58cm以上の更に大きいディスプレイ画面にて利用可能である。

0010

患者が進んだ心停止にあるときに救急治療班が患者の部屋に集合した場合、全体の救急治療班が同時に同じ情報を有することが重要である。小さい除細動器の画面及び不十分な視線では、全てのメンバが除細動器の画面を見て、患者を治療するために必要な重要な情報を読み取ることができるとは限らない。重要な生命兆候データが除細動器により表示及び分析され得るように、患者監視デバイスから除細動器にケーブルセンサ及び電極を動かすときに重要な時間も失われる。最後に、除細動器により取得された患者イベントデータは、患者監視デバイスにより取得されたデータと容易に統合することができない。除細動器は、典型的には、除細動記録センタに送信され、利用可能な場合には電子患者記録ステムに連結された独自のレポートを生成する。

0011

この出願の1つの好ましい実施例によれば、除細動装置は、測定モジュールと、治療供給モジュールと、ディスプレイモジュールと、送信ノードと、データ統合モジュールとを有する。測定モジュールは、患者からの入力データを受信する。治療供給モジュールは、患者に治療を供給する。ディスプレイモジュールは、データをユーザに表示する。ノードは、例えば無線接続でデータを送信する。データ統合モジュールは、無線ノードを使用して外部の患者監視装置とデータを共有する。

0012

他の好ましい実施例によれば、無線ノードを通じた無線接続の代わりに有線又はシリアル接続データ送信が行われる。有線接続は、Ethernet(登録商標)、USB等でもよい。

0013

この出願の他の好ましい実施例によれば、患者監視装置は、測定モジュールと、ディスプレイモジュールと、無線ノードと、データ統合モジュールとを有する。測定モジュールは、患者からの入力データを受信する。ディスプレイモジュールは、データをユーザに表示する。無線ノードは、無線接続でデータを送信する。データ統合モジュールは、無線ノードを使用して外部の除細動装置とデータを共有する。

0014

この出願の好ましい方法によれば、除細動器のデータを統合する方法は、除細動器内のデータ統合モジュールを使用して患者からの入力データを受信するステップを有する。除細動器は、測定モジュールと、治療供給モジュールと、ディスプレイモジュールと、無線ノードと、データ統合モジュールとを有する。測定モジュールは、患者からの入力データを受信する。治療供給モジュールは、患者に治療を供給する。ディスプレイモジュールは、データをユーザに表示する。無線ノードは、無線接続でデータを送信する。この方法は、無線ノードを使用した無線接続を通じて、データ統合モジュールを使用して患者モニタとデータを交換するステップを更に有する。

0015

この出願の利点は、全体の治療班が除細動器であっても患者モニタであっても重要な患者データを見ることができる点にある。このことは、毎秒過ぎる毎に患者の生存の可能性が減る場合に、各チームメンバが同じ患者データを使用して治療を提供し、治療中の通信故障を回避することを可能にする。この出願は、除細動器及び患者モニタの双方からのデータを使用して治療についての完全な詳細レポートの生成及び格納を更に可能にする。このことは、患者の将来の治療に役立つ。

0016

この出願の更なる詳細、特徴及び利点は、添付図面を参照して本発明の例示的な好ましい実施例の以下の説明に開示される。

図面の簡単な説明

0017

患者モニタと無線でデータを交換する除細動器の例示的な実施例の最上位の図
除細動器及び患者モニタの更に詳細な図
治療を供給して患者の統計を収集するために患者に接続された除細動器の付属物
除細動デバイスでの選択処理の例示的な方法を示すフローチャート
除細動器と患者モニタとの間でデータを交換する例示的な方法のフローチャート

実施例

0018

この出願は、除細動器のデータを無線で患者監視デバイスに送信し、これを患者監視デバイスの大きいディスプレイ画面に表示する機能を提供する。この出願はまた、除細動器により分析及び表示され得るように、患者監視デバイスにより取得されたデータを無線で除細動デバイスに送信する機能を提供する。この出願は、患者の電子健康記録に完全な医療記録を形成するために患者監視デバイスにより取得された患者データと統合及び記録され得るように、除細動器のイベントデータを無線で患者監視デバイスに送信する機能を更に提供する。この出願はまた、双方のデバイスからのイベント及びデータが電子健康記録に時系列順マージされて記録され得るような、クロック同期を含む。

0019

図1は、患者Pから別々に入力14、16をそれぞれ受信する患者モニタ10及び除細動器12と、患者Pへの除細動器出力18と、除細動器12と患者モニタ10との間の無線接続20とを含むシステムの最上位の例示的な実施例を示す。患者モニタ10は、病院の通信ネットワーク22に更に接続され、病院の通信ネットワーク22は、患者記録データベース24に接続される。

0020

患者モニタ10は、患者から生命上の測定を受信するために接続される。患者モニタ10は、図示のように、患者モニタ10の画面を介してデータを表示する。患者モニタ10は、入力14から患者についての入力データ(例えば、監視された生理信号)を受信する。患者モニタ10は、除細動器12との無線接続20を通じてデータを更に送信及び受信する。患者モニタ10は、医療施設ネットワーク22を介して、監視された生理データ及び他のデータを患者記録データベース24に転送し、ネットワーク22を介して、患者記録データベース24及び他の入力ステーション(研究結果入力ステーション救急医療ステーション等)から患者情報を受信する。

0021

更に、双方のデバイスからの測定及びイベントが患者の電子健康記録に時系列順に統合されて記録され得ることを確保するために、患者モニタ10は、除細動器12のような他のデバイスと同期するクロックを有する。PTPNTP等のようないずれかのクロック同期プロトコルが使用されてもよい。

0022

除細動器12は、患者から生命上の測定を受信し、出力の治療を患者に提供するために、患者Pに関連するセンサに接続される。除細動器12は、図示のように、除細動デバイス12の画面を介してデータをユーザに表示する。除細動器12は、入力16から、患者についての入力データを受信する。除細動器12は、無線接続20を通じてデータを更に送信及び受信する。除細動器12はまた、除細動器12からの治療の供給のために患者への出力18を有する。前述のような治療は、患者の進んだ心停止の場合に適用される。

0023

除細動デバイス12は、Philips XL+TM及びMRxTMのような除細動デバイスを表す。図示しないが、除細動デバイスは、電源バッテリパックAC電源入力、プリンタ出力ユーザ入力のための配線制御又はスイッチ、表示灯、又は可聴警報モジュールを含んでもよい。

0024

無線接続20は、除細動器12を患者モニタ10に接続するために、いずれかの無線接続標準を使用してもよい。除細動器12と患者モニタ10との間に無線接続20が確立された場合、2つのデバイスは、14及び16において患者から受信した入力データを交換すると共に、無線接続20を使用して供給されたパルス及び患者情報のような他のデータを交換する。交換されたデータは、それぞれのデバイスに既に存在するデータと統合されてもよく、ユーザは、それぞれのデバイスのディスプレイでデータを読み取ってもよい。

0025

更に、双方のデバイスからの測定及びイベントが時系列順に統合され得ることを確保するために、除細動器12は、いずれかの送信遅延及び患者の電子健康記録への記録を考慮するための、患者監視デバイス10のような他のデバイスと同期するクロックを有する。PTP、NTP等のようないずれかのクロック同期プロトコルが使用されてもよい。

0026

図2を参照すると、除細動デバイス12は、除細動器の測定モジュール34と、データ統合モジュール36と、除細動器のディスプレイモジュール38と、治療供給モジュール40と、無線ノード42とを含む。除細動器の測定モジュール34は、ある箇所で患者Pに接続され、他の箇所でデータ統合モジュール36に接続される。除細動器のディスプレイモジュール38は、データ統合モジュール36に接続され、データ統合モジュール36により制御される。治療供給モジュール40は、一端でデータ統合モジュール36に接続され、他端で患者30に接続される。無線ノード42は、データ統合モジュール36に接続され、有線及び無線ネットワーキングの双方をサポートする。データ統合モジュール36は、プロセッサ44と、格納のための過渡的でないコンピュータ読み取り可能媒体46と、ディスプレイ38を制御するディスプレイコントローラ48とを含む。他の実施例では、ディスプレイコントローラ48の機能は、プロセッサ44により実行されてもよい。プロセッサ44は、データ統合モジュール36の命令及び機能を実行する。過渡的でないコンピュータ読み取り可能媒体46は、命令をデータ統合モジュール36に提供すると共に、データ統合モジュール36内へのデータの格納を提供するソフトウェア又はファームウェアを格納する。除細動デバイス12は、手動モード全自動モード監視モード、ぺーサー(pacer)モードを含む異なる動作モードを含んでもよい。

0027

除細動器の測定モジュール34は、心電図(ECG:electrocardiogram)に限定されないがこのような生命上の測定及び統計を受信するために、患者に選択的に取り付けられる。測定モジュール34は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせとして実装されてもよい。測定モジュール34は、心拍数、ECGパターン、血圧、血液酸素(SpO2)等のような生理データを取得するECG電極及び他のセンサを用いてリード16により患者Pに接続される。

0028

治療供給モジュール40は、除細動器の動作モードに応じて、ユーザ又はデバイスのコマンドで除細動技術を実行するように患者Pに取り付けられる。治療供給モジュール40は、進んだ心停止のときに患者を回復させるために患者に電気ショック又はパルスを適用するように、データ統合モジュール36により制御される。一実施例では、治療供給モジュール40及び測定モジュール34は、それぞれのタスクを内部で実行するときに患者への共通の接続を共有する。

0029

図3に関して、一実施例の治療供給モジュール40は、患者への二相又は単相出力電圧を生成する。二相又は単相の電圧が患者の心臓Hに対してパルス出力されるように、除細動器の出力は、ケーブル又はリード18により、患者Pに接続されたパッド又はパドル41に送信される。他の実施例では、パッド41は、治療を供給するために患者に適用されたパドルである。

0030

一実施例では、除細動器のディスプレイモジュール38は、ディスプレイモニタとユーザ入力とを含むユーザインタフェースである。ユーザインタフェースのユーザ入力は、ディスプレイの操作及びユーザによる選択の受領のための制御を有する。ユーザは、送信/受信するデータの選択、どのデータが表示されるかの選択、又は患者記録データベース24からの患者の電子健康記録へのデータの送信のために、ユーザインタフェースを使用してもよい。除細動器のディスプレイ38は、情報をユーザに伝達するために、除細動デバイスの外部に位置する。ユーザインタフェースは、1つ以上の警報の注意ユーザ命令、除細動器の測定モジュールから収集された重要な患者情報、及び患者の治療中に有用な他の情報を表示する。典型的には、ディスプレイモジュール38は、LCD、TFT、LED、CRT又は他の画面の実装でもよい。ユーザインタフェースは、前述の情報を表示し、ユーザ入力を受信するための制御を含む。他の実装では、ユーザインタフェース制御は、キーパッド、ボタンノブキーボードマウス音声認識システム等のいずれか1つ又は組み合わせを含んでもよい。一実施例では、ユーザインタフェースは、データ統合モジュール36により制御される。

0031

データ統合モジュール36は、除細動デバイス12内に位置する他のモジュール(ディスプレイモジュール38、測定モジュール34、治療供給モジュール40、及び無線ノード42)に接続される。データ統合モジュール36は、測定モジュール34により収集されたデータと、ユーザインタフェース38から入力されたデータとを受信し、治療を適用するように命令を治療供給モジュール40に送信し、ディスプレイ信号をディスプレイモジュール38に出力する。データ統合モジュール36は、現在の状態、適用された治療、警報、又は動作モードのような除細動器についての重要な情報を格納するメモリ56に接続される。データ統合モジュール36は、無線ノード42に更に接続され、どのデータが患者モニタ10と無線で共有されるかについての決定を行う。一実施例のデータ統合モジュール36は、測定モジュール34からデータを受信し、無線ノード42からデータを受信し、データを統合し、命令を送信/受信し、受信したデータをディスプレイモジュール38に提示し、ユーザインタフェースを通じてユーザ入力を受け付け、ディスプレイモジュール38を制御するプロセッサを含む。更に、データ統合モジュール36は、双方のデバイスからの測定及びイベントが患者の電子健康記録に時系列順に統合されて記録され得ることを確保するために、患者監視デバイス10のような他のデバイスと同期するクロックを有する。PTP、NTP等のようないずれかのクロック同期プロトコルが使用されてもよい。

0032

無線ノード42は、いずれかの無線アンテナ又は無線信号送信機でもよい。無線ノードは、データ及び命令を受信し、同じ患者に接続された特定のデバイスとデータを共有する。無線ノード42は、所望の範囲内の複数のデバイスを検出し、除細動器12と接続される候補をユーザが選択するモニタ又は患者のリストを表示するディスプレイモジュール38及びデータ統合モジュール36に対して情報を伝達してもよい。典型的な“ハンドシェイク(handshake)”プロトコルを使用して、自動選択も用いられてもよい。更に、デバイス選択及びデータ送信は、WPS、Wi-Fi(IEEE802.11)、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.15.4、ZigBee、6LoWPANプロトコル等のような通信標準を使用して行われてもよい。

0033

図1及び2に示す除細動器の無線ノード42は、患者監視デバイス10内に位置する患者モニタの無線ノード60に無線でデータを送信する。患者監視デバイス10は、患者モニタのディスプレイモジュール62と、データ統合モジュール64と、患者モニタの測定モジュール66とを少なくとも含む。ディスプレイモジュール62は、ディスプレイとユーザ入力とを含むユーザインタフェースを更に含んでもよい。

0034

患者モニタの測定モジュール66は、血圧、脈拍数、脈酸素測定、酸素レベル血液病理統計に限定されないがこれらのような生命兆候及び生理データを受信するために、患者Pに選択的に取り付けられる。

0035

患者モニタのディスプレイ62は、ユーザに情報を伝達するために、患者監視デバイスの外部又はスタンドに位置するか、壁等に取り付けられる。一実施例では、患者モニタのディスプレイモジュール62は、ディスプレイモニタとユーザ入力とを含むユーザインタフェースである。ユーザインタフェースのユーザ入力は、ディスプレイの操作及びユーザによる選択の受領のためのタッチスクリーンを有する。ユーザは、送信/受信するデータの選択、どのデータが表示されるかの選択、又は患者記録データベース24からの患者の電子健康記録の取得のために、ユーザインタフェースを使用してもよい。ディスプレイモジュール62は、1つ以上の警報の注意、ユーザ命令、無線接続20を介して除細動器の測定モジュール34から収集された重要な患者情報、患者の電子健康記録からの患者情報、患者測定モジュール66からの生命兆候、及び進んだ心停止の治療中に有用な他の情報を表示する。ディスプレイは、LCD、TFT、LED、CRT等でもよい。ディスプレイは、タッチスクリーン及び他のユーザ入力を含んでもよい。他の実施例では、ユーザインタフェースは、キーボード、マウス、音声認識システム等を含む。

0036

患者モニタ10はまた、病院の通信ネットワーク22に接続される。病院の通信ネットワーク22は、研究レポート、患者識別情報、患者の履歴、年齢、状態等を取得するために、患者記録データベース24に接続される。

0037

データ統合モジュール64は、患者監視デバイス10内に位置するディスプレイモジュール62、測定モジュール66及び無線ノード60に接続される。データ統合モジュール64は、測定モジュール66により収集されたデータを受信する。データ統合モジュール64は、患者記録データベース24に格納された名前、年齢、状態、体重等のような患者の電子健康記録からのデータを受信する。データ統合モジュール64は、生理データ、除細動器の情報等を受信するために、無線ノード60に更に接続される。データ統合モジュール64はまた、無線ノード60を介して、どれが患者モニタのディスプレイモジュール62に表示されるかに関する制御信号をデータ統合モジュール36から受信する。データ統合モジュール64は、利用可能なデータと除細動器12からの制御信号とに基づいて、どの情報がどの順序でどの選択サイズで表示されるかを選択する。一実施例では、データ統合モジュール64は、ディスプレイの一部をデータ統合モジュール36に張り出してディスプレイを分割する。他の実施例では、データ統合モジュール64は、データ統合モジュール36により命令されたとおりに、又はデータ統合モジュール64内に位置するディスプレイコントローラ72を通じてメモリ70のリストに指定されたとおりに、患者の入力14及び16に収集されたセンサからの補助又は冗長の生理データにより補われて、又は単独で、ディスプレイモジュール38をコピーするようにディスプレイ62を制御する。他の実施例では、ディスプレイコントローラ72の機能は、プロセッサ74により実行される。データ統合モジュール64はまた、データ統合モジュール36及び治療供給モジュール40が治療供給モジュール40により供給される治療のパラメータを決定する際に使用するために、無線ノード60を介して、患者の年齢、性別、状態、生理データ等のような情報を無線ノード42に送信する。

0038

無線ノード60は、いずれかの無線アンテナ又は無線信号送信機でもよい。無線ノードは、データ及び命令を受信し、同じ患者に接続された特定のデバイスとデータを共有する。無線ノード60は、所望の範囲内の複数のデバイスを検出し、ディスプレイモジュール及びデータ統合モジュールに情報を伝達してもよい。無線ノード60は、ブロードキャストメッセージに応じた固有識別子を更に送信してもよく、固有の識別子は、特定の患者モニタ又は治療される特定の候補の患者に関連する特定の識別子を含む。ユーザは、患者モニタ10と接続するために所望のデバイスを選択してもよい。典型的な“ハンドシェイク(handshake)”プロトコルを使用して、自動選択も用いられてもよい。更に、デバイス選択及びデータ送信は、WPS、Wi-Fi(IEEE802.11)、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.15.4、ZigBee、6LoWPANプロトコル等のような通信標準を使用して行われてもよい。

0039

無線接続20は、無線ノード42及び60の間の一方向又は双方向の無線送信を伝達する。例示的な実施例では、無線データ送信は、無線周波数(RF:radio frequency)で実行されるが、如何なる無線データ送信標準がデータ交換を実行してもよい。

0040

一実施例では、無線接続20は、2つのノードの間でデータメッセージを送信し、これらは、前述のように、それぞれのホームデバイスのデータと統合される。このようなデータメッセージは、送信されるデータメッセージが伝達されるデータの種類に関する固有の識別子を含むXMLフォーマットになってもよい。例えば、患者モニタ10により測定された非侵襲的血圧(NBP:non-invasive blood pressure)値を含むメッセージは、以下の形式を有してもよい。
units=mmHg systolic=120 diastolic=80
識別子は、無線ノード42によるメッセージの受信後に、除細動器のデータ統合モジュール36により容易に読み取られ、除細動器のディスプレイモジュール38に表示され得る。

0041

図4を参照すると、患者監視デバイスを除細動デバイスと接続するために、ステップ80において、データ統合モジュール36は、メッセージを範囲内のいずれかの患者モニタにブロードキャストするように無線ノード42を制御する。ステップ82において、無線ノード42は、範囲内の全ての患者モニタから可用性メッセージを受信する。これらのメッセージは、ブロードキャストメッセージを受信して、除細動器12と接続する機能を有する全ての患者モニタにより送信される。ステップ84において、データ統合モジュール36は、それぞれの応答したデバイスのデバイス識別子を表示するようにディスプレイモジュール38を制御する。ステップ86において、除細動される患者の識別子が選択される。ステップ88において、選択された患者モニタ10との無線相互接続20が確立される。任意選択で、全ての応答したモニタのタッチスクリーンモニタは、除細動される患者Pのモニタでタッチ又は選択された除細動器のアイコンを表示してもよい。

0042

図5を参照すると、ステップ88において、選択された患者モニタ10との無線相互接続20が確立される。ステップ90において、患者データが測定モジュール34及び66を使用して除細動器12及び患者モニタ10により収集される。

0043

ステップ92において、データは、無線相互接続20でデバイスの間で交換される。交換ステップ92は、統合及び表示のために、無線ノード42及び60を通じて、患者監視デバイス10からの情報及び生命兆候の測定を除細動器に無線で送信する。従って、救急治療班は、患者モニタと除細動器との間でケーブルを動かすこと又は患者の電極及びセンサを取り替えることに重要な時間を失わない。

0044

除細動器からのデータは、モニタからのデータを記録してもよい。送信時間のため、モニタ及び除細動器からの表示データが同期し、除細動器の刺激が表示データと同期し得るように、時間オフセットが含まれてもよい。

0045

一実施例では、除細動器(12)及び患者モニタ(10)は、時間を同期させる。除細動器のデータ統合モジュール(36)のプロセッサ(44)は、患者監視装置(10)から時間を要求し、患者監視装置(10)から時間応答を受信し、除細動器(12)及び患者監視装置(10)が同期するように、受信した時間応答に従って除細動器(12)の時間を設定し、同期した時間データと収集及び受信されたデータとを関連付ける。

0046

ステップ94において、交換されたデータは、1つ又は双方のデバイスで収集されたデータと統合される。この方法及び装置は、除細動器のデータ及び患者監視データを交換する。除細動器の画面に表示された重要なデータは、患者モニタに無線で送信され、救急治療班のメンバにより容易に見られるようになる。重要なデータは、生命兆候の測定と、生理上の警告と、治療供給イベントと、ユーザ注意メッセージとを含む。

0047

ステップ98において、統合されたデータは、患者モニタのディスプレイモジュール62でユーザに表示される。更に、ステップ100において、統合されたデータは、ディスプレイモジュール38に表示される。データ統合モジュールは、患者モニタにより取得された生命兆候の測定と、除細動器により取得された生命兆候の測定とを統合し、逆も同様に行う。従って、患者監視デバイスは、自分のセンサから取得したデータと、除細動器から受信したデータとの組み合わせを表示する。データ統合の側面のため、除細動器及び患者監視デバイスの双方のディスプレイは、いずれかのデバイスにより取得された生命兆候の測定データによって生成される。例えば、患者監視デバイスが患者に適用されたSpO2センサを有する場合、SpO2測定データは、患者監視デバイスに表示され、これは、除細動器のディスプレイでの表示のために除細動器に無線で送信される。同様に、除細動器のパッドにより取得されたECG波データは、除細動器のディスプレイ画面に表示され、表示のために患者監視デバイスに無線で送信される。従って、救急治療班が一方のデバイスから他方にセンサ又はケーブルを動かす必要はない。ディスプレイの構成又は情報のレイアウトは、患者モニタ及び除細動器で同じでもよく、固有のものでもよい。

0048

ステップ96において、患者モニタのデータは除細動器12に送信され、データ統合モジュール36に送信される。このステップは、除細動器が、除細動器と患者モニタとの双方からの完全なデータにアクセスすることを可能にする。一実施例では、データ統合モジュール36は、除細動班に最も必要な情報を表示するように制御して、患者モニタのディスプレイ62の全て又は一部の制御を仮定する。

0049

ステップ102において、データ統合モジュール36は、治療供給モジュール40を制御するために、除細動器に既に存在するデータと統合された患者モニタのデータ(特に、年齢、病気弱さ)、性別、患者が内部のペースメーカを有するか否か等)を使用する。統合されたデータにより、除細動器は、治療供給モジュール40の制御に直接的に影響を与えるために、統合されたデータを使用することにより患者についての決定に関する最善の治療を行うための完全な情報を有する。このように、患者Pの年齢及び状態に適した除細動パルスが出力18において供給される。

0050

ステップ104において、リード18を使用して患者に接続された治療供給モジュール40を使用して、治療が患者に適用される。前述のように、治療供給モジュール40は、患者の心臓Hを通じた電気ショックの形式で治療を適用する。

0051

ステップ106において、患者モニタ10により収集された全体の統合されたデータから、統一されたレポートが生成される。このレポートは、収集されて交換され、患者の治療中に使用されたデータを含み、後にアクセスされて再検討され得る単一のレポートを提供する。

0052

ステップ108において、統一されたレポートは、病院の通信ネットワーク22を通じて患者記録センタ24に送信される。患者モニタ10は、進んだ心停止の後に詳細な更新されたレポートについて患者の電子健康記録を変更又は追加する。レポートは、患者の電子健康記録と関連付けられ、心停止の後のいずれかの患者の更なる治療に役立つ。

0053

一実施例では、前述のステップは、一致して動作するモニタ10及び除細動器12に存在するプロセッサ44及び74により実行される。或る実施例では、除細動器のプロセッサ44がプロセスを制御する。メモリ46及び70は、前述のステップを実行するようにプロセッサ44及び74を制御するソフトウェアを保持する過渡的でないコンピュータ読み取り可能媒体である。他の実施例では、モニタの測定モジュール66及びデータ統合モジュール64は、1つ以上のプロセッサに組み込まれてもよい。他の実施例では、除細動器の測定モジュール34、制御モジュール36及び治療供給モジュール40の制御は、1つ以上のプロセッサ、ASIC、又はソフトウェア及び/又はハードウェアの他の組み合わせに組み込まれてもよい。

0054

この出願による方法、システム及び装置は、除細動器及び患者モニタに適用可能であるだけでなく、例えば、複数のデバイスの間でデータを無線で統合する場合に対象となる他のシステム又は環境にも適用可能である。

0055

この開示のシステム、装置及び方法は、例示的な実施例を参照して記載されているが、この開示は、このような例示的な実施例に限定されない。むしろ、ここに開示されたシステム、装置及び方法は、その要旨又は範囲を逸脱することなく、様々な変更、拡張及び/又は変形を受ける余地がある。従って、この開示は、以下の特許請求の範囲内で、このような変更、拡張及び/又は変形を具現及び包含する。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ