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技術 2つの閉鎖段階を含む閉鎖システムを用いてカプセルから飲料を調製するための装置

出願人 ネステクソシエテアノニム
発明者 カエサル,ステファンシェンク,ルドルフ
出願日 2013年11月25日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2015-544422
公開日 2016年1月28日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2016-502437
状態 特許登録済
技術分野 飲料を作る装置
主要キーワード 中心力 ピボット移動 横方向突出 内側蓋 固定ピボット 過大寸法 位置合せ状態 直線力
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題・解決手段

飲料装置(1)は、淹出インターフェースヘッド(4)を含む上部サブアセンブリ(2)と、カプセル取扱い位置とヘッド閉鎖位置の間でインターフェースヘッドと係り合うカプセル受け部(5)を含む下部サブアセンブリ(3)とを含み、上部サブアセンブリは、2つの位置の間で枢動により移動可能に下部サブアセンブリにヒンジ結合され、インターフェースヘッドは、フレーム(7)及び淹出インターフェース部材(8)を含み、インターフェース部材は、カプセル分離位置とカプセル係合位置の間でフレームに対して移動可能に構成され、飲料装置は、インターフェースヘッド及びカプセル受け部に関連付けられ、ヘッド閉鎖位置にてインターフェースヘッドを受け部にラッチ止めするように構成されたラッチ手段(9)をさらに含む。本装置は、淹出ヘッドの回転部分とカプセル受け部の位置合せ制御が改善された遠心式飲料抽出のために設計することができる。

概要

背景

[0002]飲料原材料を収容するカプセルによる飲料の調製が知られている。一般に、カプセルは、コーヒーマシンなどの飲料製造装置内に挿入され、液体がカプセル内に供給され、飲料が加圧下で又は重力によってカプセルから抽出される。

[0003]「カプセル」という用語は、飲料原材料を収容する任意の可撓性、剛性、又は半剛性の容器を指す。カプセルの他の同義語には、「ポッド」、「パッド」、「カートリッジ」又は「サシェ」がある。カプセルは使い捨てとすることができる。容器は、使用直前にカプセルを形成するためにユーザによって原材料充填することができる。

[0004]「原材料」という用語は、挽いたコーヒー可溶性コーヒー葉茶、可溶性ティーハーブティー乳製品粉末料理用粉末ベビーフード及びこれらの組み合わせなどの任意の適切な飲料物質を意味する。

[0005]「飲料装置」という用語は、カプセルを用いて飲料を調製するための装置を意味する。

[0006]一般に、カプセルは、装置の開いた淹出ユニット内に挿入される。例えば、欧州特許第1090574号において、装置は、カプセルを受け入れるための下部と、下部上に閉じるための上部とを有する機構を含む。下部及び上部は、これら2つの部分から十分に離れた固定ピボット周りに取り付けられるので、上部が下部の周りに枢動すると、十分に大きい開口がもたらされ、開位置においてカプセルを2つの部分の間に配置することが可能になる。上部に枢動可能に取り付けられ、下部と共に膝継手機構と関連付けられたレバーによって、閉鎖が得られる。カプセルの周りの2つの部分の安定した閉鎖は、膝継手の安定した閉位置を達成するまでレバー及び膝継手機構を作動させることによって得られる。問題は、固定ピボット点と閉鎖領域との間の距離が長いため、そうした閉鎖が十分に正確でないことである。これにより、上部と下部との間の位置合せ不良の危険性がもたらされ、そうした危険性は、装置が老朽化し始め、その部品摩耗するにつれて増大する。

[0007]欧州特許第1906797B1号において、飲料装置は、カムを備えた回転ロック板を有する蓋取付具を含み、カムは、蓋取付台の凹部内で摺動し、蓋取付具を下端部にラッチ止めする。ロック板は、蓋取付台に取り付けられたレバーにより駆動されるギア機構によって動かされる。ロック板は非ラッチ止め位置からラッチ止め位置へ横方向に沿って動くため、そうした機構も、軸方向における閉鎖精度を欠く。さらに、そうした装置は、カプセルを穿孔して液体入口及び/又は飲料出口を設けるように構成されていない。類似のシステムが、欧州特許第1551263号に記載される。

[0008]欧州特許第1937117B1号は、一端にマシン供給ユニットヒンジ結合された閉鎖フラップ、及び反対端に本体の壁上に設けられた係合手段と係合するのに適した解放可能な係合手段を有する、カプセルを保持するためのフィルタホルダ手段と、カプセルの縁と協働して、供給ユニットからのフィルタホルダ手段の分離時にカプセルを排出するフック型カプセルエジェクタとを含む、エスプレッソコーヒーマシンに関する。同様に、そうした装置も供給ユニットの上の閉鎖フラップの閉鎖精度を欠く。閉鎖応力は、本質的にはヒンジにより発生し、これが長期にわたると信頼性に影響を及ぼす。さらに、装置を閉鎖するのに大きな手動力が必要である。従って、そうした装置は、カプセルを通る液体入口及び/又は飲料出口を穿孔するように構成されていない。

[0009]欧州特許第1209997B1号は、上部が下部に枢動可能に取り付けられた淹出ヘッドを含み、上部は、前部ラッチによって下部にラッチ止めされ、且つ、下部内のフィルタホルダに軸方向に自動調整する回転可能に取り付けられた内側カバーを含む、飲料マシンに関する。この機構は、一般的に、閉鎖精度が重要ではなく、且つ、閉鎖力が比較的弱いフィルタポッドを受け入れるように意図されている。

[0010]欧州特許第2210539号は、淹出用遠心力を用いて飲料を調製するための装置及びシステムに関する。この装置は、カプセルが挿入される切頭円錐形ハウジングを有するホルダを備えたカプセルホルダアセンブリを含む。ホルダは、玉軸受により回転軸線Iに沿って取り付けられる。注入蓋アセンブリには、装置が閉じられたときに軸線Iに沿って枢動可能なように、蓋アセンブリの固定支持部上に取り付け可能な内側蓋が設けられる。固定支持部上に注入蓋を枢動可能に取り付けるために、特にピボットが閉鎖サイクルを繰り返し受け、高応力に耐える場合、蓋の回転軸線とホルダの回転軸線との位置合せ不良が生じ得るという問題がある。

概要

飲料装置(1)は、淹出インターフェースヘッド(4)を含む上部サブアセンブリ(2)と、カプセル取扱い位置とヘッド閉鎖位置の間でインターフェースヘッドと係り合うカプセル受け部(5)を含む下部サブアセンブリ(3)とを含み、上部サブアセンブリは、2つの位置の間で枢動により移動可能に下部サブアセンブリにヒンジ結合され、インターフェースヘッドは、フレーム(7)及び淹出インターフェース部材(8)を含み、インターフェース部材は、カプセル分離位置とカプセル係合位置の間でフレームに対して移動可能に構成され、飲料装置は、インターフェースヘッド及びカプセル受け部に関連付けられ、ヘッド閉鎖位置にてインターフェースヘッドを受け部にラッチ止めするように構成されたラッチ手段(9)をさらに含む。本装置は、淹出ヘッドの回転部分とカプセル受け部の位置合せ制御が改善された遠心式飲料抽出のために設計することができる。

目的

また、特に、離れたピボット手段にかかる応力がより低い、より堅牢なシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

淹出インターフェースヘッド(4)を含む上部サブアセンブリ(2)と、カプセル取扱い位置とヘッド閉鎖位置との間で前記淹出インターフェースヘッド(4)と係り合うカプセル受け部(5)を含む下部サブアセンブリ(3)と、を含み、前記上部サブアセンブリ(2)は、2つの前記位置の間で枢動により移動可能なように前記下部サブアセンブリ(3)にヒンジ結合され、前記淹出インターフェースヘッド(4)は、フレーム(7)及び淹出インターフェース部材(8)を含み、前記淹出インターフェース部材(8)は、カプセル分離位置とカプセル係合位置との間で前記フレーム(7)に対して移動可能なように構成される、飲料装置(1)において、前記淹出インターフェースヘッド(4)及び前記カプセル受け部(5)に関連付けられ、前記ヘッド閉鎖位置において前記淹出インターフェースヘッド(4)を前記カプセル受け部(5)にラッチ止めするように構成されたラッチ手段(9)と、前記淹出インターフェース部材(8)を前記カプセル分離位置と前記カプセル係合位置との間で移動させるための、前記淹出インターフェースヘッド(4)の変位手段(10)と、を含み、前記ラッチ手段(9)及び前記変位手段(10)は、前記淹出インターフェース部材(8)が前記カプセル分離位置に配置される間、前記ヘッド閉鎖位置において前記淹出インターフェースヘッド(4)を前記カプセル受け部(5)にラッチ止めすることを可能にし、且つ、前記淹出インターフェースヘッド(4)が前記ヘッド閉鎖位置においてラッチ止めされているとき、前記変位手段(10)が前記淹出インターフェース部材(8)を前記カプセル分離位置から前記カプセル係合位置に移動させるのを可能にするように構成される、ことを特徴とする飲料装置(1)。

請求項2

前記淹出インターフェース部材(8)は、該淹出インターフェース部材のカプセル分離位置からカプセル係合位置まで前記カプセル受け部(5)に対して本質的に直線的に軸方向に移動されるように、前記淹出インターフェースヘッド(4)の前記フレーム(7)内に取り付けられる、請求項1に記載の飲料装置(1)。

請求項3

前記淹出インターフェース部材(8)はさらに、前記軸方向の周り強制的に回転することなく、前記カプセル分離位置と前記カプセル係合位置の間で直線的に移動されるように、前記フレーム(7)内に取り付けられる、請求項2に記載の飲料装置(1)。

請求項4

前記変位手段(10)は、前記フレーム(7)内で螺旋状に案内される力伝達部材(12)に作用する回転レバーステム(11)を含み、前記力伝達部材(12)は、前記回転レバーシステム(11)の回転トルクを、前記淹出インターフェース部材(8)に作用して前記カプセル係合位置に押しやる直線力に変える、請求項2又は3に記載の飲料装置(1)。

請求項5

前記回転レバーシステム(11)は、前記ヘッド閉鎖位置において前記カプセル受け部(5)の中心軸線(J)の軸線と略位置合せされた軸線(I)に沿って、前記淹出インターフェースヘッド(4)の頂部に回転可能に取り付けられた手動式の枢動可能ハンドル(14)を含む、請求項4に記載の飲料装置(1)。

請求項6

前記回転レバーシステム(11)は、前記枢動可能ハンドル(14)と前記螺旋状に案内される力伝達部材(12)との間に回転可能に軸方向に取り付けられたトルク伝達装置(15)をさらに含み、前記トルク伝達装置(15)は、前記枢動可能ハンドル(14)の所定の回転量の結果として、前記力伝達部材(12)を螺旋状案内経路に沿って駆動するための、前記トルク伝達装置(15)の回転軸線から距離を置いて配置された少なくとも1つの係合翼部(16)を含む、請求項5に記載の飲料装置(1)。

請求項7

前記淹出インターフェース部材(8)は、中央液体入口(17)と、前記淹出インターフェース部材(8)が前記カプセル係合位置に動かされたときに前記カプセルを通る飲料出口穿孔するための複数の穿孔部材(18)とを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料装置(1)。

請求項8

前記ラッチ手段(9)は、作動部材を必要とせずに、前記下部サブアセンブリ(3)に抗して前記上部サブアセンブリ(2)に加えられる手動力の作用によって、前記ヘッド閉鎖位置において前記淹出インターフェースヘッド(4)を前記カプセル受け部(5)にラッチ止めするように構成される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の飲料装置(1)。

請求項9

前記ラッチ手段(9)は、例えば、前記カプセル受け部(5)の相補的な第2の管状部材(20)とラッチ止めするように前記淹出インターフェースヘッド(4)内に配置された第1の管状部材(19)を前記淹出インターフェースヘッド(4)上に含むようなバヨネット型手段であり、前記第1の管状部材(19)は、弾性付勢手段(22)の力の下で、前記ヘッド閉鎖位置において前記カプセル受け部(5)のカム部分(21)により付勢される、請求項8に記載の飲料装置(1)。

請求項10

前記ラッチ手段(9)は、前記変位手段(10)と共通の回転レバーシステム(11)によって、前記淹出インターフェースヘッド(8)を前記ヘッド閉鎖位置から解放し、前記カプセル取扱い位置に戻すように構成される、請求項8又は9に記載の飲料装置(1)。

請求項11

前記回転レバーシステム(11)は、前記淹出インターフェースヘッド(4)の頂部に軸方向に配置された枢動可能ハンドル(14)を含む、請求項10に記載の飲料装置(1)。

請求項12

回転レバーシステムは、好ましくは、中立位置から第1の角度位置までは前記変位手段(10)に作用し、且つ、前記枢動可能ハンドルの前記中立位置から第2の角度位置までは前記ラッチ手段(9)に作用して前記淹出インターフェースヘッド(4)を解放し、該淹出インターフェースヘッドを前記カプセル取扱い位置に戻すように、前記枢動可能ハンドル(14)を構成するように配置される、請求項11に記載の飲料装置(1)。

請求項13

前記第1の角度位置及び前記第2の角度位置は、前記中立位置に対して対向する回転方向に沿って配置される、請求項12に記載の飲料装置(1)。

請求項14

前記ヘッド閉鎖位置において前記淹出インターフェースヘッド(4)が前記ラッチ手段(9)によりラッチ止めされていない間、前記変位手段(10)をブロックするための安全ロックシステム(26)を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の飲料装置(1)。

請求項15

前記カプセルを保持するためのハウジング(27)は、前記カプセル受け部(5)の中心軸線(J)に沿って回転駆動されるように該カプセル受け部内に配置され、前記淹出インターフェース部材(8)は、前記淹出インターフェースヘッド(4)内で自由に回転して、前記淹出インターフェース部材(8)の前記カプセル係合位置において前記ハウジングの前記中心軸線(J)と位置合せされるように前記ハウジング(27)に取り付けられる、請求項1〜14のいずれか1項に記載の飲料装置(1)。

請求項16

前記変位手段(10)は、前記淹出インターフェース部材(8)を、前記カプセル分離位置から前記カプセル係合位置まで強制的に移動させ、前記ハウジングの前記中心軸線(J)と位置合せされる前記淹出インターフェース部材の回転軸線(K)に対して横方向に移動させるように、前記カプセル受け部(5)に対して配置される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の飲料装置(1)。

技術分野

0001

[0001]本発明は、淹出ユニットにおいて、飲料原材料を収容するカプセルから飲料を調製するための装置に関する。より具体的には、この装置は、カプセルの周りの淹出ユニットの閉鎖精度の改善を可能にする2段階の閉鎖システムを有する。

背景技術

0002

[0002]飲料原材料を収容するカプセルによる飲料の調製が知られている。一般に、カプセルは、コーヒーマシンなどの飲料製造装置内に挿入され、液体がカプセル内に供給され、飲料が加圧下で又は重力によってカプセルから抽出される。

0003

[0003]「カプセル」という用語は、飲料原材料を収容する任意の可撓性、剛性、又は半剛性の容器を指す。カプセルの他の同義語には、「ポッド」、「パッド」、「カートリッジ」又は「サシェ」がある。カプセルは使い捨てとすることができる。容器は、使用直前にカプセルを形成するためにユーザによって原材料充填することができる。

0004

[0004]「原材料」という用語は、挽いたコーヒー可溶性コーヒー葉茶、可溶性ティーハーブティー乳製品粉末料理用粉末ベビーフード及びこれらの組み合わせなどの任意の適切な飲料物質を意味する。

0005

[0005]「飲料装置」という用語は、カプセルを用いて飲料を調製するための装置を意味する。

0006

[0006]一般に、カプセルは、装置の開いた淹出ユニット内に挿入される。例えば、欧州特許第1090574号において、装置は、カプセルを受け入れるための下部と、下部上に閉じるための上部とを有する機構を含む。下部及び上部は、これら2つの部分から十分に離れた固定ピボットの周りに取り付けられるので、上部が下部の周りに枢動すると、十分に大きい開口がもたらされ、開位置においてカプセルを2つの部分の間に配置することが可能になる。上部に枢動可能に取り付けられ、下部と共に膝継手機構と関連付けられたレバーによって、閉鎖が得られる。カプセルの周りの2つの部分の安定した閉鎖は、膝継手の安定した閉位置を達成するまでレバー及び膝継手機構を作動させることによって得られる。問題は、固定ピボット点と閉鎖領域との間の距離が長いため、そうした閉鎖が十分に正確でないことである。これにより、上部と下部との間の位置合せ不良の危険性がもたらされ、そうした危険性は、装置が老朽化し始め、その部品摩耗するにつれて増大する。

0007

[0007]欧州特許第1906797B1号において、飲料装置は、カムを備えた回転ロック板を有する蓋取付具を含み、カムは、蓋取付台の凹部内で摺動し、蓋取付具を下端部にラッチ止めする。ロック板は、蓋取付台に取り付けられたレバーにより駆動されるギア機構によって動かされる。ロック板は非ラッチ止め位置からラッチ止め位置へ横方向に沿って動くため、そうした機構も、軸方向における閉鎖精度を欠く。さらに、そうした装置は、カプセルを穿孔して液体入口及び/又は飲料出口を設けるように構成されていない。類似のシステムが、欧州特許第1551263号に記載される。

0008

[0008]欧州特許第1937117B1号は、一端にマシン供給ユニットヒンジ結合された閉鎖フラップ、及び反対端に本体の壁上に設けられた係合手段と係合するのに適した解放可能な係合手段を有する、カプセルを保持するためのフィルタホルダ手段と、カプセルの縁と協働して、供給ユニットからのフィルタホルダ手段の分離時にカプセルを排出するフック型カプセルエジェクタとを含む、エスプレッソコーヒーマシンに関する。同様に、そうした装置も供給ユニットの上の閉鎖フラップの閉鎖精度を欠く。閉鎖応力は、本質的にはヒンジにより発生し、これが長期にわたると信頼性に影響を及ぼす。さらに、装置を閉鎖するのに大きな手動力が必要である。従って、そうした装置は、カプセルを通る液体入口及び/又は飲料出口を穿孔するように構成されていない。

0009

[0009]欧州特許第1209997B1号は、上部が下部に枢動可能に取り付けられた淹出ヘッドを含み、上部は、前部ラッチによって下部にラッチ止めされ、且つ、下部内のフィルタホルダに軸方向に自動調整する回転可能に取り付けられた内側カバーを含む、飲料マシンに関する。この機構は、一般的に、閉鎖精度が重要ではなく、且つ、閉鎖力が比較的弱いフィルタポッドを受け入れるように意図されている。

0010

[0010]欧州特許第2210539号は、淹出用遠心力を用いて飲料を調製するための装置及びシステムに関する。この装置は、カプセルが挿入される切頭円錐形ハウジングを有するホルダを備えたカプセルホルダアセンブリを含む。ホルダは、玉軸受により回転軸線Iに沿って取り付けられる。注入蓋アセンブリには、装置が閉じられたときに軸線Iに沿って枢動可能なように、蓋アセンブリの固定支持部上に取り付け可能な内側蓋が設けられる。固定支持部上に注入蓋を枢動可能に取り付けるために、特にピボットが閉鎖サイクルを繰り返し受け、高応力に耐える場合、蓋の回転軸線とホルダの回転軸線との位置合せ不良が生じ得るという問題がある。

発明が解決しようとする課題

0011

[0011]従って、カプセルを収容する部分間の閉鎖精度がより向上した飲料装置に対する必要性が存在する。また、特に、離れたピボット手段にかかる応力がより低い、より堅牢なシステムを提供する必要性も存在する。さらに、場合により、より大きい閉鎖力をもったより確実な閉鎖に対する必要性も存在する。同様に、簡単で便利な閉鎖に対する必要性も存在する。特に、閉鎖中及び閉鎖後、公差チェーン(tolerance chain)が短縮及び制御され、これらの回転淹出部分の位置合せが改善された、回転淹出部分を用いる遠心式飲料抽出用により特定的に設計された装置のために効率的な閉鎖システムに対する必要性も存在する。

0012

[0012]本発明は、これらの必要性のうちの少なくとも1つに対処する飲料装置を提供する。

課題を解決するための手段

0013

[0013]本発明は、淹出インターフェースヘッドを含む上部サブアセンブリと、カプセル取扱い位置(capsule handling position)とヘッド閉鎖位置(closure head position)との間で淹出インターフェースヘッドと係り合うカプセル受け部を含む下部サブアセンブリと、を含む飲料装置に関する。

0014

[0014]上部サブアセンブリは、前述の2つの位置の間で枢動により移動可動なように下部アセンブリ上にヒンジ結合され、淹出インターフェースヘッドは、フレーム及び淹出インターフェース部材を含み、このインターフェース部材は、カプセル分離位置(disengagin−to−capsule position)とカプセル係合位置(engaging−to−capsule position)との間でフレームに対して移動可能なように構成される。

0015

[0015]本装置は、淹出インターフェースヘッド及びカプセル受け部に関連したラッチ手段をさらに含む。ラッチ手段は、ヘッド閉鎖位置において、淹出インターフェースヘッドをカプセル受け部にラッチ止めするように構成される。

0016

[0016]本装置は、淹出インターフェース部材をカプセル分離位置とカプセル係合位置との間で移動させるための、淹出インターフェースヘッド内の変位手段(displacement means)をさらに含む。

0017

[0017]ラッチ手段及び変位手段は、インターフェース部材がカプセル分離位置に配置される間、ヘッド閉鎖位置において淹出インターフェースヘッドを受け部にラッチ止めすることを可能にし、且つ、淹出インターフェースヘッドがヘッド閉鎖位置にラッチ止めされる際、変位手段が淹出インターフェース部材をカプセル分離位置からカプセル係合位置に移動させるのを可能にするように構成されることが好ましい。

0018

[0018]換言すれば、上記のような本発明を付加的に限定することなく、本発明の装置は、第1に淹出ヘッドの閉鎖を確実にし、第2に淹出インターフェース部材自体をカプセル受け部と係合させ、安定した係合位置で該部材がカプセルに係合するのを可能にする、2段階閉鎖原理を提供する。

0019

[0019]本発明の構成は多くの利点を提供する。淹出インターフェース部材のカプセル上の又はカプセルに対する係合は、ヘッドの閉鎖とは独立し、これは、装置の「事前閉鎖(pre−closure)」と考えることができる。その結果、公差チェーンが短縮され、淹出部分間のより高精度の位置合せが保証される。また、ずっと低い応力がサブアセンブリのピボットに伝えられる。代わりに、淹出部分上に、特に淹出ヘッド部材及びカプセルホルダ上に、より大きな閉鎖力を加えることが可能になる。上部回転部分と下部回転部分との間の良好な位置合せが重要であるため、そのような部分が回転する遠心式淹出装置にとって、こうした構成は特に有利である。適切な位置合せにより、装置の種々の構成要素が過大寸法になるのを回避しながら、十分に堅牢な装置を作成することも可能になる。

0020

[0020]「カプセル取扱い位置」という用語は、カプセルをカプセル受け部内に装填し、場合により、カプセルをカプセル受け部から排出することも可能にする、淹出インターフェースヘッドの位置を指す。具体的には、そうした位置では、淹出ヘッドをカプセル受け部から十分に離して変位させ、比較的大きいものとすることができるカプセルを受け部内に容易に挿入できるようにする必要がある。

0021

[0021]「ヘッド閉鎖位置」という用語は、カプセルがカプセル受け部内に挿入されている、カプセル受け部に対する淹出ヘッドの安定した閉鎖位置を指す。

0022

[0022]「カプセル係合位置」という用語は、装置が動作可能となり、カプセル内に液体を供給し及び/又はカプセルから飲料を抽出することができる、淹出インターフェース部材の位置を指す。この位置は、一般に、淹出インターフェース部材が、カプセル受け部と係合する位置、及び/又はカプセルが受け部内に留まるときにはカプセル自体と係合する位置である。

0023

[0023]「カプセル分離位置」という用語は、装置がまだ動作可能ではなく、カプセル内に液体を供給し及び/又はカプセルから飲料を抽出することができない、ヘッドの淹出インターフェース部材の位置を指す。この位置は、一般に、淹出インターフェース部材が、カプセル受け部から及び/又はカプセルが受け部内に留まるときにはカプセル自体から離れる位置である。

0024

[0024]本発明の別の態様において、淹出インターフェース部材は、そのカプセル分離位置からカプセル係合位置まで、カプセル受け部に対して本質的に直線的に軸方向に移動されるように、淹出インターフェースヘッドのフレーム内に取り付けられる。より好ましくは、淹出インターフェース部材はさらに、軸方向の周りに強制的に回転することなく、2つの位置の間で直線的に移動されるように、フレーム内に取り付けられる。従って、淹出インターフェース部材は、位置合せ不良がなく、且つ、カプセルを損傷することがある過大な応力がカプセルにかかることがなく、カプセルと係合することができる。具体的には、淹出インターフェースヘッドに穿孔要素が設けられた場合、カプセルの穿孔をより良好に制御することができ、カプセルの上壁(例えば、蓋膜)の裂けが減少する。

0025

[0025]本発明の1つの態様において、変位手段は、ヘッドのフレーム内で螺旋状に案内される力伝達部材に作用する回転レバーシステムを含み、この力伝達部材は、レバーシステム回転トルクを、淹出インターフェース部材を押しやる線形力に変える。従って、レバーシステムの比較的長い角変位によって、淹出インターフェース部材にかかる力を大きく減少させ、淹出インターフェース部材の短い直線変位をもたらすことが可能である。例えば、レバーシステムを30度から90度まで変位させ、それにより、螺旋状に案内される力伝達部材を介して、数ミリメートルの短い直線変位に変えることができる。そうした力の減少(force de−multiplication)は、カプセル受け部上のヘッドの閉鎖枢動とは完全に独立している。従って、装置のピボット軸には、相対的に、この高圧閉鎖によりもたらされる閉鎖応力がない。

0026

[0026]本発明の別の態様において、回転レバーシステムは、好ましくはカプセル受け部の中心軸線の軸線に対応する軸線に沿って淹出インターフェースヘッドの頂部に回転可能に配置された手動式の枢動可能ハンドルを含む。この軸線は、淹出インターフェースヘッドが閉鎖位置にあるとき、垂直又はほぼ垂直であることが好ましい。このハンドルは、装置を閉鎖するため、並びに、後に説明するようにヘッドを解放するための簡単でより便利な操作を提供する。

0027

[0027]本発明の別の態様において、回転レバーシステムは、枢動可能ハンドルと螺旋状に案内される力伝達部材との間に回転可能に軸方向に取り付けられたトルク伝達装置をさらに含み、このトルク伝達装置は、ハンドルの所定の回転量の結果として力伝達部材を螺旋状案内経路に沿って駆動するための、伝達装置の回転軸線からある距離をおいて配置された少なくとも1つの係合翼部を含む。従って、そうしたトルク伝達装置は、力伝達部材にかかる力を増大させ、又はそれに比例して、ハンドルをカプセル分離位置からカプセル係合位置にてこ作用で動かす(leverage)のに必要な手動力を減少させるように設計される。

0028

[0028]本発明の別の態様によると、淹出インターフェース部材は、中央液体入口と、淹出インターフェース部材がカプセル係合位置に動かされたときにカプセルを通る液体出口を穿孔することを意図する複数の穿孔部材とを含む。具体的には、装置は、カプセルの同じ側から液体を供給し、飲料を抽出することによって飲料抽出をもたらすように構成される。これは、比較的簡単なカプセル設計によって効率的な遠心式抽出を達成できるという利点を有する。さらに、液体入口及び飲料出口手段の両方を包含する、より簡単な淹出インターフェース(及びそれに関連した閉鎖手段)を設計することができる。

0029

[0029]本発明の別の態様において、ラッチ手段は、作動部材を必要とせずに、下部サブアセンブリに抗して上部サブアセンブリに加えられる手動力によって、ヘッド閉鎖位置において淹出ヘッドをカプセル受け部にラッチ止めするように構成される。具体的には、ラッチ手段は、バヨネット型手段である。

0030

[0030]好ましい例において、ラッチ手段は、淹出インターフェースヘッド上に、カプセル受け部の相補的な第2の管状部材とラッチ止めするように淹出インターフェースヘッド内に配置された第1の管状部材を含み、この第1の管状部材は、弾性付勢手段の力を受けて、ヘッド閉鎖位置においてカプセル受け部のカム部分により付勢される。第1の管状部材は、例えば、一連の凹部と、第2の管状部材の相補的な突出部分、例えばタブ回転式に嵌合するための突出部分とを含む。カプセル受け部のカム部分は、管状部材と係合し、第2の管状部材の突出部分(例えば、タブ)が第1の管状部材の凹部と係合するまで、少なくとも1つのばねなどの弾性手段の力に抗して、管状部材を強制的に回転させる。第1及び第2の管状部材の係合後、第1の管状部材は、弾性手段の作用によって戻り位置に付勢される。このような構成により、カプセル受け部上に淹出ヘッドが確実にロックされる。

0031

[0031]前述のように、レバーシステムは、淹出インターフェースヘッドの頂部に軸方向に配置された枢動可能ハンドルを含む。このレバーシステムは、中立位置から第1の角度位置までは変位手段に作用し、且つ、ハンドルの中立位置から第2の角度位置までは、ラッチ手段に作用して淹出インターフェースヘッドを解放し、これをカプセル取扱い位置に戻すように、枢動可能ハンドルを構成するように配置されることが好ましい。第1及び第2の角度位置は、中立位置に関して対向する回転方向に配置されることがより好ましい。装置を操作するのに単一のハンドルで十分であり、それにより、装置を閉じ、再び開けるためのハンドルの使い勝手が良く、操作が容易な方法が提供される。

0032

[0032]本装置は、淹出インターフェースヘッドがラッチ手段によりヘッド閉鎖位置にラッチ止めされていない間、変位手段をブロックするための安全ロックシステムをさらに含む。

0033

[0033]本発明の装置は、カプセル受け部内に配置されたカプセルを、その中心軸線に沿って回転駆動するように保持するためのハウジングをさらに含み、淹出インターフェース部材は、淹出インターフェースヘッド内で自由に回転して、淹出インターフェース部材のカプセル係合位置においてハウジングの中心軸線と位置合せされるようにハウジングに取り付けられる。

0034

[0034]具体的には、変位手段は、淹出インターフェース部材をカプセル分離位置からカプセル係合位置まで強制的に移動させ、ハウジングの中心軸線と位置合せされる淹出インターフェース部材の回転軸線に対して横方向に移動させるように、カプセル受け部に対して配置される。変位手段の力伝達部材は、カプセル受け部との、より具体的にはそのハウジングとの力伝達部材の位置合せ、従って淹出インターフェース部材の位置合せを確実にするように設計されることが好ましい。例えば、力伝達部材は、所定の横方向空隙を伴って淹出インターフェースヘッド内に取り付けられ、カプセル受け部の管状部材と係合するような形状及び寸法にされ、その結果、力伝達部材は、カプセル係合位置に移動するときにカプセル受け部と位置合せされるように、こうした空隙内で横方向に移動させられる。遠心式装置の回転部分の回転軸線の適切な位置合せも常に保証される。

0035

[0035]本発明は、添付の図面に関連してさらに説明される。

図面の簡単な説明

0036

淹出インターフェースヘッドが閉鎖され、ハンドルがヘッド内の淹出インターフェース部材のカプセル分離位置に対応する中立位置にあるときの、本発明の飲料装置を斜視図で示す。
淹出インターフェースヘッドがカプセル受け部内へのカプセルの挿入を可能にするカプセル取扱い位置(即ち、「開位置」)にあるときの、飲料装置を前面図で示す。
飲料装置を、図2と同じ位置における図2長手方向面Aに沿って切った断面による斜視図で示す。
図2と同じ位置における装置の断面平面図である。
淹出インターフェースヘッドを示す、図4の拡大断面図である。
図5の淹出インターフェースヘッドの細部である。
装置がヘッド閉鎖位置にあり、ハンドルがヘッド内の淹出インターフェース部材のカプセル分離位置に対応する中立位置(図1と同じ)にあるときの、装置の上面図である。
装置がヘッド閉鎖位置にあり、淹出インターフェース部材がカプセル係合位置にあり、これにより装置が飲料抽出のための動作及び回転軸線の位置合せ位置に置かれたときの、装置の断面平面図である。
ハンドルが淹出インターフェース部材をカプセル係合位置まで下げるように作動されたときの、装置の上面図である。
ハンドルが淹出インターフェース部材をカプセル係合位置まで下げるように作動されたときの、装置の斜視図である。
ハンドルが淹出インターフェースヘッドを開けるように作動され、ヘッドがそうした作動によってカプセル取扱い位置に戻るときの、装置の上面図である。
装置の細部、具体的には、淹出インターフェースヘッドがまだ閉鎖位置にないときの安全ロックシステムの細部を示す。
装置の細部、具体的には淹出インターフェースヘッドが閉鎖位置にあるときの安全ロックシステムの細部を示す。

実施例

0037

[0049]図1に全体的に示されるように、本発明は、卓上型遠心式コーヒーマシンのような飲料装置1に関する。この飲料装置は、上部サブアセンブリ2と、下部サブアセンブリ3とを含む。上部サブアセンブリは、淹出インターフェースヘッド4を含み、下部サブアセンブリは、カプセル受け部5を含む。カプセル受け部5は、カプセル取扱い位置とヘッド閉鎖位置との間で淹出インターフェースヘッド4と係り合うように構成される。図1において、装置はヘッド閉鎖位置で示される。次の図2及び3においては、装置は、カプセル取扱い位置で示される。

0038

[0050]カプセル取扱い位置において、カプセルをカプセル受け部5内に装填することができ、場合により、カプセルは、排出手段28によってカプセル受け部から排出することもできる。これは本発明の本質的部分ではないので、簡単にするために、これらの手段を含む排出システムは、本出願では詳細には説明されない。排出システムは、同時係属中の特許出願である国際公開第2012/041605号に詳細に記載されている。カプセルは、手動で取り出すこともでき、従って、そうした排出システムは必須のものではない。

0039

[0051]カプセル取扱い位置は、カプセルを受け部内に容易に挿入できるように、淹出インターフェースヘッド4をカプセル受け部5から十分に離して配置することを必要とする。このために、上部サブアセンブリ2は、上述の2つの位置の間で枢動可能なように下部サブアセンブリ3上にヒンジ結合される。具体的には、上部サブアセンブリは、淹出インターフェースヘッド4から後方に延びるアーム29を含む。上部サブアセンブリは、ピボット6により下部サブアセンブリ3の後部に取り付けられる。ピボット6の詳細は、限定されない例として図3に見ることができる。ピボットは本質的には、横方向に向けられ、それにより、長手方向面LPに沿って動かし、ヘッドを上向き湾曲方向Bに持ち上げることにより、上部サブアセンブリを下部サブアセンブリに対して開くことが可能になる。上部及び下部サブアセンブリはさらに、淹出インターフェースヘッドがカプセル受け部から解放されるときに、上部サブアセンブリが、図2及び3のカプセル取扱い位置(「開位置」)に自動的に戻るように強制する弾性付勢手段30を用いて枢動可能に取り付けられることが好ましい。

0040

[0052]下部サブアセンブリ3は、飲料出口31、カップ支持部32、水タンク33などのような典型的な飲料装置の種々の手段を含むことができる。上部サブアセンブリはまた、例えば、ユーザインターフェース34などを含むこともできる。

0041

[0053]図2及び図3において明らかなように、カプセル受け部は、カプセルを受け入れるためのハウジング27を含むことができる。ハウジングは、中心軸線Jに沿って回転するように、外側ケーシング35に対してカプセル受け部に取り付けられることが好ましい。図4に示されるように、ハウジング27は、飲料抽出のために、高回転速度でハウジング27を、そしてカプセルも駆動するのを可能にする回転駆動手段36に接続される。具体的には、回転駆動手段36は、軸線Jに沿って位置合せされ、電気DCモータなどの回転モータ38に関連付けられた中心シャフト37を含む。

0042

[0054]図3に示されるように、淹出インターフェースヘッドは、淹出インターフェース部材8を含む。淹出インターフェース部材8は、カプセルがカプセル受け部のハウジング内に挿入されると、カプセルの上壁と係合するように意図されている。淹出インターフェース部材8は、カプセル内に抽出液体、より好ましくは熱水を供給するための中央液体入口又は注入器17を含むことができる。液体入口17は、中空針などの穿孔部材37内に形成されることが好ましい。インターフェース部材8は、国際公開第2011092301号に記載されるような、カプセルの周縁上に圧力を加えることができる弾性又はばね付勢縁部38を有する円盤形状を有する。

0043

[0055]淹出インターフェース部材8は、淹出インターフェース部材8がカプセル係合位置に移動されると、カプセルの上壁を貫通する飲料出口を穿孔するように意図された複数の穿孔部材18をさらに含む。穿孔部材18は、円盤形状の部材8の周辺部に配置され、下向きに突出して、カプセルの上壁の複数の周辺領域内に出口を穿孔することが好ましい。穿孔部材の位置により、装置内のカプセルの遠心作用による飲料の抽出を促進することが可能になる。この場合も、国際公開第2011092301号が、カプセルを通した飲料の抽出のために、カプセル内に飲料出口を設けることができる方法の限定されない説明を与える。

0044

[0056]淹出インターフェース部材8は、淹出ヘッドがカプセル取扱い位置にあるとき、軸線Iの周りで淹出インターフェースヘッド4内で自由に回転するように取り付けられることが好ましい。カプセル係合位置において、淹出インターフェース部材は、後で詳細に説明されるように(図8)カプセルが存在するとき、ハウジングの中心軸線Jと概ね位置合せされるように軸線Kまで横方向に移動させられる。このため、淹出インターフェースヘッドは、例えば外側ケーシングと関連して上部サブアセンブリ内に固定されたフレーム7を含む。淹出インターフェース部材8は、図4のカプセル分離位置と図8のカプセル係合位置との間で、フレーム7に対して軸方向に可動であるように配置される。本装置は、淹出インターフェースヘッド内に、淹出インターフェース部材を2つの位置の間で移動させるための変位手段10をさらに含む。淹出インターフェースヘッドにおいて淹出インターフェース部材を配置し、変位手段10によって移動する方法は、後に詳細に説明される。

0045

[0057]本装置は、淹出インターフェースヘッド4及びカプセル受け部5に関連付けられたラッチ手段9をさらに含む(図3)。ラッチ手段は、図1図4及び図5に示されるヘッド閉鎖位置において淹出インターフェースヘッド4をカプセル受け部5にラッチ止めするように構成される。

0046

[0058]そのため、ラッチ手段9及び変位手段10は、淹出インターフェース部材8がカプセル分離位置に配置される間、ヘッド閉鎖位置(図4)において淹出インターフェースヘッド4を受け部5にラッチ止めし、且つ、ヘッド閉鎖位置において淹出インターフェースヘッドがカプセル受け部とラッチ止めされるとき、変位手段10がカプセル分離位置からカプセル係合位置まで淹出インターフェース部材8を移動させることができるように構成される。

0047

[0059]本発明の装置は、第1段階で淹出インターフェースヘッドをカプセル受け部に固定し、第2段階で淹出インターフェース部材8を下降させてカプセル及びハウジング27に係合させることができる、2段階閉鎖原理に従って機能する。この第2段階からもたらされるカプセル係合位置が、図8に示される。

0048

[0060]ラッチ手段9は、作動部材を必要とすることなく、下部サブアセンブリ3に対して上部サブアセンブリ2に加えられる手動力により、ヘッド閉鎖位置において、淹出ヘッドをカプセル受け部の上にラッチ止めするように構成される。実際に、上部サブアセンブリがピボット軸6の周りで枢動するように取り付けられているために、ラッチ手段9がカプセル受け部に対してヘッドを閉鎖する働きをするまで、単にヘッドを下方に押すことによって、淹出インターフェースヘッドをカプセル受け部に近付けることができる。

0049

[0061]このために、ラッチ手段9は、第1に、淹出インターフェースヘッド上の、淹出インターフェースヘッド内に配置された、以下に「管状ロック部材」と呼ばれる第1の管状部材19と、第2に、カプセル受け部上の、相補的な第2の管状部材20とを含む。図2に示されるように、管状ロック部材19は、淹出インターフェースヘッドの中心軸線Iの周りで回転する構成でフレーム7の内部に取り付けられる。図7及び図10に示されるように、管状ロック部材19は、少なくとも1つの(例えば、引張)ばねなどの弾性手段22の力に抗して回転駆動させることができる。ばねは、その一方の端部が管状部材に接続され、他方の端部が上部アセンブリのフレームに接続される。管状ロック部材19及び第2の管状部材20は、バヨネット型閉鎖システムの方法で接続可能である。管状ロック部材は、一連の凹部23(図6)と、凹部の間の一連の内向き突出部分24とを含む。凹部は、カプセル受け部の第2の管状部材20上の、外向きに配向された相補的タブ25と回転嵌合する。接続は、タブ25が管状ロック部材の内向き突出部分の内側に配置されることによって達成される。

0050

[0062]ラッチ手段9は、管状部材の凹部37と係合するための、カプセル受け部の頂部のカム部分21(図2に見ることができる)をさらに含む。カム部分は、第2の管状部材20のタブ25が管状ロック部材の凹部23と係合するまで、ばね22の力に抗して管状ロック部材19を回転係合させるように構成される。第1及び第2の管状部材の係合後、管状ロック部材19は、ばね22の作用によって戻り位置に付勢される。このような構成が、図1図4又は図7の「ヘッド閉鎖位置」と呼ばれる、カプセル受け部上の淹出ヘッドの確実なロックをもたらす。

0051

[0063]淹出ヘッドに戻ると、淹出インターフェース部材8は、淹出インターフェースヘッド4のフレーム内に、そのカプセル分離位置からカプセル係合位置までカプセル受け部に対して本質的に直線的に軸方向に移動するように取り付けられる。より好ましくは、淹出インターフェース部材8はさらに、フレーム7内に、軸方向Iの周りに強制回転せずに、2つの位置の間で直線的に移動されるように取り付けられる。その結果、淹出インターフェース部材は、位置合せ不良なしに、また、カプセルを損傷することがある著しい応力をカプセルに加えることなく、カプセルと係合することができる。

0052

[0064]淹出インターフェース部材を移動させるために、変位手段10は、例えば、図2図5及び図6に示される回転レバーシステム11を含む。回転レバーシステム11は、ヘッドのフレーム7の内に螺旋状に案内される力伝達部材12に作用する。より具体的には、力伝達部材12は、管状フレーム7の一対の螺旋状経路40内に係合する横方向突出ピン39を備えた円盤の一般的形状を有する。力伝達部材12は、レバーシステム11の回転トルクを、淹出インターフェース部材8を押し込む軸方向力に変えるように構成される。

0053

[0065]図5に示されるように、力伝達部材12は、ヘッドが閉鎖されると、淹出インターフェース部材8をカプセル係合位置に押し下げるように構成される。このため、力伝達部材12は、中心力ばね43を介して下部リングアセンブリ42に関連して取り付けられた上部リングアセンブリ41に接続される。上部リングアセンブリは、伝達部材12によって直線的に押され、伝達部材12自体が力ばね43を圧縮し、ばね43自体が下部リングアセンブリ42を淹出インターフェース部材8の方向に直線的に押し下げる。下部リングアセンブリは、玉軸受44などの自由回転機構を介して淹出インターフェースに接続される。後にさらに説明するように、淹出インターフェース部材8がカプセル係合位置に軸方向に変位されたとき、力伝達部材12が自己調整してカプセル受け部と軸方向に位置合せできるように、力伝達部材12は、制御された横方向の遊びを有した状態でフレーム内に取り付けられる。そうした係合の際のそうした位置調整の結果として、力伝達部材は、上部リングアセンブリ41、力ばね43及び下部リングアセンブリ42で構成される機械的連鎖全体を介して、淹出インターフェース部材8を横方向に駆動する。その結果、淹出インターフェース部材8のカプセル受け部との正確な位置合せが保証される。

0054

[0066]回転レバーシステムは、好ましくは、淹出ヘッドがカプセル取扱い位置(図3)にあるとき、回転淹出インターフェース部材の中心軸線の軸線に対応する軸線Iに沿って、淹出インターフェースヘッド4の頂部上に回転可能に配置された手動式の枢動可能ハンドル14をさらに含む。軸線Iは、淹出インターフェースヘッドが閉鎖位置(図5)にあるとき、垂直又はほぼ垂直であることが好ましい。

0055

[0067]回転レバーシステム11は、枢動可能ハンドル14と螺旋状に案内される力伝達部材12との間に回転可能に軸方向に取り付けられたトルク伝達装置15をさらに含む。トルク伝達装置15は、リベット及び/又はねじなどを介してハンドル14に固定して接続される。トルク伝達装置15及びハンドル14はまた、射出成形プラスチックにおけるような単一部品で形成することもできる。トルク伝達装置15は、ハンドル14の所定の回転量の結果として、力伝達部材12をその螺旋状案内経路に沿って駆動するための、伝達装置の回転軸線Iから距離をおいて中心を外れて配置された一対の対向する係合翼部16を含む。図2図6及び図7に示されるように、翼部16は、力伝達部材12の上向きの舌部46が係合するスロット45を含む。同じ翼部16が、軸線Iに対してシステムの反対側に存在する。図9に示されるように、ハンドルが、約80度の角距離に沿って方向D1に、即ち時計回りに操作されると、トルク伝達装置15も、同じ方向に同じ角距離だけ移動される。トルク伝達装置15は、力伝達部材12を、フレームの螺旋状経路40に沿って螺旋運動で駆動させる。その結果、トルク伝達装置15は、淹出インターフェース部材8に作用し、該淹出インターフェース部材8を、強制的に回転させることなく、カプセル受け部のハウジングに向けて直線的に下方に移動させる。

0056

[0068]このように、こうしたトルク伝達装置15は、力伝達部材12にかかる力を増大させ、又はそれに比例して、ハンドル14を、インターフェース部材のカプセル分離位置(図5)からカプセル係合位置(図8及び図9)にてこ作用で動かすのに必要な手動力を減少させるように設計される。従って、淹出インターフェース部材8の例えば数ミリメートルの短い直線的(非回転)移動をもたらす、例えば80度などの比較的長いレバーシステムの角変位により、淹出インターフェース部材にかかる力の減少が得られる。そのような力の減少は、カプセル受け部上の閉鎖ピボット移動とは完全に独立している。従って、装置のピボット軸6には、相対的に、この独立した圧閉鎖によって生じる閉鎖応力がない。

0057

[0069]環状凹部48内の第2の管状部材の上に嵌合したときに力伝達部材12がカプセル受け部と適切な位置合せ状態で自己調整できるように、力伝達部材12とフレーム7との間に十分な環状空隙47を設けることによって、カプセル受け部に対する淹出ヘッドの回転部分の芯出しも達成される。そうした空隙は、カプセル分離位置(図5)において1/10mmから2mmまでの範囲といった比較的小さいものとすることができる。環状凹部48は、下部の第2の管状部材20とヘッドの管状フレーム7との間に形成される。力伝達部材は、凹部に向けて突出する管状の、好ましくはテーパー状の端部61を含み、これが第2の管状部材20とフレーム7との間の凹部48に係合し、そのことが、力伝達部材、従って淹出インターフェース部材8、中心軸線Kと、カプセル受け部、従ってそのハウジング27の軸線Jとの自己位置合せを保証する。従って、淹出インターフェース部材8は、場合により、カプセル受け部に隣接する凹部内への力伝達部材12の自己調整によって、カプセル分離位置の軸線Iからカプセル係合位置の軸線Kまで横方向に移動され、その結果、軸線Kとカプセル受け部の軸線Iとの適切な位置合せが保証される。重要な結果として、淹出インターフェース部材8は、例えば、寸法公差、ピボット又は可動部分の摩耗又は他の技術的理由に起因する、淹出ヘッドのフレームとカプセル受け部との、又は、上部サブアセンブリと下部サブアセンブリとの起こり得る僅かな位置合せの不良に関係なく、常にカプセル受け部と、特に回転ハウジング27と回転位置合せされる。起こり得る軸線Iの軸線Kへの再位置合せは、0.1mmから1mmまでといった比較的小さな量になり得ることに留意されたい。

0058

[0070]図12及び図13に示されるように、本装置は、淹出インターフェースヘッド4がヘッド閉鎖位置においてラッチ手段9によりラッチ止めされていない間、変位手段10をブロックするための安全ロックシステム26をさらに含む。このシステムは、このブロックにより、カプセル係合位置において淹出インターフェース部材8の下降が可能でないように構成される。具体的には、安全ロックシステム26は、力伝達手段12のブロック位置図12)と力伝達手段12の解放位置(図13)との間で移動できるアクチュエータ49を含む。ブロック位置において、アクチュエータの当接部分50が、部材12の壁51の横部分と係合し、それにより部材12が螺旋状に変位するのが防止されるように構成される。アクチュエータは、該アクチュエータと低位置にあるフレームの上部当接部53との間に配置された弾性部材52によって押し付けられる。解放位置(図13)において、アクチュエータは、例えば前方外壁55に、カプセル受け部上で係合するピン54を含む。この位置において、アクチュエータは、弾性手段52を当接部53に対して圧迫することにより高い位置に配置され、それによりアクチュエータの当接部分50が壁51の横部分から分離されて配置される。この位置は、淹出インターフェースヘッドが、ラッチ手段9によってカプセル受け部にロックされるヘッド閉鎖位置に対応する。この位置において、変位手段10は、淹出インターフェース部材を動かすように動作可能となる。

0059

[0071]本発明の装置は、ラッチ手段9の分離をもたらすための回転レバーシステムを用いた解放機構をさらに含む。そうした機構は、図6及び図11に関連して説明することができる。このために、トルク伝達装置15が、管状ロック部材19の上向き突出タブ57に隣接するプッシャ56を含む。枢動可能ハンドル14が、図7の中立位置から、数度、例えば約10度だけ方向D2に、即ち反時計回りに動かされると、トルク伝達装置は、直接、タブ57上のプッシャ56を介して、管状ロック部材19を同じ方向に動かし、その結果、凹部23が第2の管状部材20のタブ25と角度的に位置合せされる。この位置合せ状態の結果として、上部サブアセンブリ2は、弾性付勢手段30によって、ピボット軸6の周りに下部サブアセンブリ3から離れるように枢動により自動的に付勢される。このカプセル取扱い位置への装置の戻りの際、ハウジング内に入れられたカプセルは、通常、カプセル排出手段28によって取り扱われ、装置のカプセルビン58内に廃棄される。より具体的には、排出手段は、カプセルの縁に係合し、淹出インターフェースヘッドが解放されたときにカプセルを持ち上げる、一対のばね付勢クランプ部材59を含む。次に、持ち上げられたカプセルは、クランプ部材59に沿って後方に摺動し、カプセルビンと連通する落し口60内に落下する。排出システムの作動原理は、同時係属中の特許出願国際公開第2012041605号に記載されている。

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