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技術 間仕切パネルにおけるドア枠取付装置

出願人 株式会社イトーキ
発明者 松山仙治佐藤諒一
出願日 2015年5月29日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2015-110959
公開日 2016年12月28日 (4年0ヶ月経過) 公開番号 2016-223176
状態 特許登録済
技術分野 開口に固定される戸、窓等の枠 薄板耐力壁;間仕切り壁
主要キーワード スポット痕 台座面 部分縦断正面図 上向きフック 折返し縁 平面視略コ字形 下方開放 両係止爪
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月28日)のものです。
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図面 (15)

課題

ドア枠支柱に一定の空間を保ってネジ止めすることができ、ハット曲げ加工した金属部品よりも安価な合成樹脂製のスペーサーに置き換えスポット溶接工数の削減と仕上げ面にスポット加工痕を生じさせない間仕切パネルにおけるドア枠取付装置を提供する。

解決手段

ドア枠54は、スチール板折曲形成した長尺部材であり、一側に戸当り部55を有するとともに、他側に両側壁部56で囲まれた側方開放の空間部57を有し、空間部内に保持する合成樹脂製の複数のスペーサー58を備え、スペーサーには、空間部内で姿勢を保持する姿勢保持手段を備えるとともに、ドア枠の戸当り部に形成した取付孔61から支柱の側面に形成した螺孔若しくは下穴62に固定ネジを案内するガイド孔64を備えた。

概要

背景

従来から天井取付け天レールと床面に敷設した地レールとの間に所定間隔支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着した間仕切パネルは各種提供されている。具体的には、前記支柱は下端に設けたアジャスターを上向き開放断面略コ字形の前記地レール内に載支するとともに、該支柱の上端に設けた天固定金具下方開放した断面略コ字形の前記天レールの内部で天井にネジ止め固定し、隣接する支柱間には下部に前記アジャスターを利用してパネル受け部材を架設するとともに、上下中間位置に単数又は複数の横桟を横設して隣接する支柱の間隔を一定に保持している。そして、特定の位置の隣接する支柱を利用してドア枠を取付け、ドア枠にドア開閉可能に設ける。

従来のスチール製のドア枠は、一側に開放した中空部材であり、空間部に下端にアジャスターを装着した支柱の一部を取り込んで、一定の空間を保持しながら、ドア枠の通路開口側から支柱にネジ止めしている。ここで、従来は、ドア枠の内部にハット曲げ加工した金属部品を上下に複数個スポット溶接して固定し、支柱の側面をハット型金属部品の台座面に当接した状態でドア枠と支柱をネジ止めしていた。しかし、ハット型金属部品をドア枠の内部にスポット溶接すると、工数が多くなり、またドア枠の通路開口側、即ち仕上げ面にスポット痕が出るので意匠性も悪くなる。

特許文献1には、支柱に、縦枠材戸当り部材とからなるドア枠を通路開口側からネジ止めする構造が開示されている。前記縦枠材は、アルミ押出成形品と推測できる形状であり、一側に支柱を受け入れ、該支柱の側面に当接する取付台が内部に一体成形されており、該縦枠材の外側に化粧面となる戸当り部材が被さり、該戸当り部材を通路開口側から前記取付台を貫通させたネジを支柱側面に螺合している。

しかし、特許文献1に記載の構造は、共にアルミ押出し成形品と推測できる縦枠材と戸当り部材の二部材で構成しているので、コスト高となるばかりでなく、従来のスチール製のドア枠に対する課題の解決は提供されない。

概要

ドア枠を支柱に一定の空間を保ってネジ止めすることができ、ハット曲げ加工した金属部品よりも安価な合成樹脂製のスペーサーに置き換え、スポット溶接工数の削減と仕上げ面にスポット加工痕を生じさせない間仕切パネルにおけるドア枠取付装置を提供する。ドア枠54は、スチール板折曲形成した長尺部材であり、一側に戸当り部55を有するとともに、他側に両側壁部56で囲まれた側方開放の空間部57を有し、空間部内に保持する合成樹脂製の複数のスペーサー58を備え、スペーサーには、空間部内で姿勢を保持する姿勢保持手段を備えるとともに、ドア枠の戸当り部に形成した取付孔61から支柱の側面に形成した螺孔若しくは下穴62に固定ネジを案内するガイド孔64を備えた。

目的

本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天レールと地レールとの間に所定間隔で支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着し、特定の位置の隣接する支柱を利用してドア枠を取付けてなる間仕切パネルにおいて、ドア枠を支柱に一定の空間を保ってネジ止めすることができ、ハット曲げ加工した金属部品よりも安価な合成樹脂製のスペーサーに置き換え、スポット溶接工数の削減と仕上げ面にスポット加工痕を生じさせない間仕切パネルにおけるドア枠取付装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

天レール地レールとの間に所定間隔支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着し、特定の位置の隣接する支柱を利用してドア枠取付けてなる間仕切パネルにおいて、前記ドア枠は、スチール板折曲形成した長尺部材であり、一側に戸当り部を有するとともに、他側に両側壁部で囲まれた側方開放の空間部を有し、前記空間部内に保持する合成樹脂製の複数のスペーサーを備え、該スペーサーには、前記空間部内で姿勢を保持する姿勢保持手段を備えるとともに、前記ドア枠の戸当り部に形成した取付孔から支柱の側面に形成した螺孔若しくは下穴固定ネジを案内するガイド孔を備えたことを特徴とする間仕切パネルにおけるドア枠取付装置

請求項2

前記ドア枠の戸当り部に形成する固定ネジの頭部を受け入れザグリを、前記空間部へ突出部を形成するようにバーリング加工し、前記スペーサーのガイド孔の周囲に前記突出部を係合する凹部を形成してなる請求項1記載の間仕切パネルにおけるドア枠取付装置。

請求項3

前記スペーサーは、中央の本体部から両側にそれぞれ一対の脚板が延び、前記本体部に横長のガイド孔を貫通形成するとともに、前記脚板の端部を前記ドア枠の両側壁部の開口部に沿った端縁部に形成した断面略コ字形折返し縁に係止し、該ドア枠の長手方向にのみ移動可能に係合し、更に前記ガイド孔の周囲に形成した凹部を前記ザグリの突出部に係合して前記ドア枠の長手方向への移動を規制してなる請求項2記載の間仕切パネルにおけるドア枠取付装置。

請求項4

前記スペーサーの本体部の端部と前記脚板の端部を面一とし、前記支柱の側面と面接触する当止部を形成してなる請求項3記載の間仕切パネルにおけるドア枠取付装置。

技術分野

0001

本発明は、間仕切パネルにおけるドア枠取付装置に係わり、更に詳しくは支柱とドア枠を一体化するための間仕切パネルにおけるドア枠取付装置に関するものである。

背景技術

0002

従来から天井取付け天レールと床面に敷設した地レールとの間に所定間隔で支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着した間仕切パネルは各種提供されている。具体的には、前記支柱は下端に設けたアジャスターを上向き開放断面略コ字形の前記地レール内に載支するとともに、該支柱の上端に設けた天固定金具下方開放した断面略コ字形の前記天レールの内部で天井にネジ止め固定し、隣接する支柱間には下部に前記アジャスターを利用してパネル受け部材を架設するとともに、上下中間位置に単数又は複数の横桟を横設して隣接する支柱の間隔を一定に保持している。そして、特定の位置の隣接する支柱を利用してドア枠を取付け、ドア枠にドア開閉可能に設ける。

0003

従来のスチール製のドア枠は、一側に開放した中空部材であり、空間部に下端にアジャスターを装着した支柱の一部を取り込んで、一定の空間を保持しながら、ドア枠の通路開口側から支柱にネジ止めしている。ここで、従来は、ドア枠の内部にハット曲げ加工した金属部品を上下に複数個スポット溶接して固定し、支柱の側面をハット型金属部品の台座面に当接した状態でドア枠と支柱をネジ止めしていた。しかし、ハット型金属部品をドア枠の内部にスポット溶接すると、工数が多くなり、またドア枠の通路開口側、即ち仕上げ面にスポット痕が出るので意匠性も悪くなる。

0004

特許文献1には、支柱に、縦枠材戸当り部材とからなるドア枠を通路開口側からネジ止めする構造が開示されている。前記縦枠材は、アルミ押出成形品と推測できる形状であり、一側に支柱を受け入れ、該支柱の側面に当接する取付台が内部に一体成形されており、該縦枠材の外側に化粧面となる戸当り部材が被さり、該戸当り部材を通路開口側から前記取付台を貫通させたネジを支柱側面に螺合している。

0005

しかし、特許文献1に記載の構造は、共にアルミ押出し成形品と推測できる縦枠材と戸当り部材の二部材で構成しているので、コスト高となるばかりでなく、従来のスチール製のドア枠に対する課題の解決は提供されない。

先行技術

0006

実公昭64−2057号公報

発明が解決しようとする課題

0007

そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天レールと地レールとの間に所定間隔で支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着し、特定の位置の隣接する支柱を利用してドア枠を取付けてなる間仕切パネルにおいて、ドア枠を支柱に一定の空間を保ってネジ止めすることができ、ハット曲げ加工した金属部品よりも安価な合成樹脂製のスペーサーに置き換え、スポット溶接工数の削減と仕上げ面にスポット加工痕を生じさせない間仕切パネルにおけるドア枠取付装置を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、前述の課題解決のために、天レールと地レールとの間に所定間隔で支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着し、特定の位置の隣接する支柱を利用してドア枠を取付けてなる間仕切パネルにおいて、前記ドア枠は、スチール板折曲形成した長尺部材であり、一側に戸当り部を有するとともに、他側に両側壁部で囲まれた側方開放の空間部を有し、前記空間部内に保持する合成樹脂製の複数のスペーサーを備え、該スペーサーには、前記空間部内で姿勢を保持する姿勢保持手段を備えるとともに、前記ドア枠の戸当り部に形成した取付孔から支柱の側面に形成した螺孔若しくは下穴固定ネジを案内するガイド孔を備えたことを特徴とする間仕切パネルにおけるドア枠取付装置を構成した(請求項1)。

0009

ここで、前記ドア枠の戸当り部に形成する固定ネジの頭部を受け入れるザグリを、前記空間部へ突出部を形成するようにバーリング加工し、前記スペーサーのガイド孔の周囲に前記突出部を係合する凹部を形成してなることが好ましい(請求項2)。

0010

具体的には、前記スペーサーは、中央の本体部から両側にそれぞれ一対の脚板が延び、前記本体部に横長のガイド孔を貫通形成するとともに、前記脚板の端部を前記ドア枠の両側壁部の開口部に沿った端縁部に形成した断面略コ字形の折返し縁に係止し、該ドア枠の長手方向にのみ移動可能に係合し、更に前記ガイド孔の周囲に形成した凹部を前記ザグリの突出部に係合して前記ドア枠の長手方向への移動を規制してなることがより好ましい(請求項3)。

0011

また、前記スペーサーの本体部の端部と前記脚板の端部を面一とし、前記支柱の側面と面接触する当止部を形成してなることも好ましい(請求項4)。

発明の効果

0012

以上にしてなる請求項1に係る発明の間仕切パネルにおけるドア枠取付装置は、天レールと地レールとの間に所定間隔で支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着し、特定の位置の隣接する支柱を利用してドア枠を取付けてなる間仕切パネルにおいて、前記ドア枠は、スチール板を折曲形成した長尺部材であり、一側に戸当り部を有するとともに、他側に両側壁部で囲まれた側方開放の空間部を有し、前記空間部内に保持する合成樹脂製の複数のスペーサーを備え、該スペーサーには、前記空間部内で姿勢を保持する姿勢保持手段を備えるとともに、前記ドア枠の戸当り部に形成した取付孔から支柱の側面に形成した螺孔若しくは下穴に固定ネジを案内するガイド孔を備えたので、ドア枠を支柱に一定の空間を保ってネジ止めすることができ、ハット曲げ加工した金属部品よりも安価な合成樹脂製のスペーサーに置き換えたことと、スポット溶接工数の削減によりコスト削減を図ることができ、当然に仕上げ面にスポット加工痕を生じさせず、更にスペーサーのガイド孔に固定ネジを通すことにより、戸当り部に形成した取付孔から支柱の側面に形成した螺孔若しくは下穴までの距離がある場合でも容易に固定ネジを位置決めして螺合することができ、施工作業が容易になる。

0013

請求項2によれば、前記ドア枠の戸当り部に形成する固定ネジの頭部を受け入れるザグリを、前記空間部へ突出部を形成するようにバーリング加工し、前記スペーサーのガイド孔の周囲に前記突出部を係合する凹部を形成してなるので、ザグリによって固定ネジの頭部を戸当り部から突出しないように螺合できるばかりでなく、前記空間部内に突出した突出部にスペーサーの凹部を係合することで正確な位置にガイド孔を位置決めすることができる。

0014

請求項3によれば、前記スペーサーは、中央の本体部から両側にそれぞれ一対の脚板が延び、前記本体部に横長のガイド孔を貫通形成するとともに、前記脚板の端部を前記ドア枠の両側壁部の開口部に沿った端縁部に形成した断面略コ字形の折返し縁に係止し、該ドア枠の長手方向にのみ移動可能に係合し、更に前記ガイド孔の周囲に形成した凹部を前記ザグリの突出部に係合して前記ドア枠の長手方向への移動を規制してなるので、合成樹脂の使用量が少なくなってコスト低減に寄与し、また横長のガイド孔なので支柱の側面に形成する螺孔若しくは下穴の位置に対する自由度があり、汎用的である。

0015

請求項4によれば、前記スペーサーの本体部の端部と前記脚板の端部を面一とし、前記支柱の側面と面接触する当止部を形成してなるので、少ない樹脂量でも支柱の位置を安定に保つことができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明に係る間仕切パネルのフレーム構造を示す部分正面図である。
同じく本発明に係る間仕切パネルのフレーム構造を示す部分縦断側面図である。
パネル板の上部構造を示す部分斜視図である。
パネル板の下部構造を示す部分斜視図である。
パネル板を支柱に係止した状態の部分横断平面図である。
アジャスターとパネル受け部材との関係を示す斜視図である。
アジャスターを示し,(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は縦断面図である。
間仕切パネルのフレーム構造の下部を示す部分正面図である。
ドア枠の空間部にスペーサーとアジャスター支持部材を装着した状態の部分斜視図である。
同じくドア枠の空間部にスペーサーとアジャスター支持部材を装着した状態を示し、(a)は側面図、(b9は縦断正面図である。
同じくドア枠とスペーサー及びアジャスター支持部材との関係を示す分解斜視図である。
スペーサーを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)側面図である。
アジャスター支持部材を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)側面図である。
ドア枠と下端部にアジャスターを装着した支柱を連結した状態の部分縦断正面図である。

実施例

0017

次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1図5は、本発明に係る間仕切パネルの構造を示し、図中符号1は天レール、2は地レール、3は支柱、4はアジャスター、5は天固定金具、6はパネル受け部材、7は横桟、8はパネル板、9は支持金具をそれぞれ示している。

0018

本発明に係る間仕切パネルは、天井Sに取付けた天レール1と床面Fに敷設した地レール2との間に所定間隔で支柱3,…を立設し、具体的には前記支柱3は下端に設けたアジャスター4を上向き開放の断面略コ字形の前記地レール2内に載支するとともに、該支柱3の上端に設けた天固定金具5を下方開放した断面略コ字形の前記天レール1の内部で天井Sにネジ止め固定し、隣接する支柱3,3間には下部に前記アジャスター4を利用してパネル受け部材6を架設するとともに、上下中間位置に単数又は複数の横桟7を横設して、隣接する支柱3,3の間隔を一定に保持し、そして両支柱3,3に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板8,8を係止して装着する。ここで、前記横桟7は、前記支柱3に取付けられた支持金具9によって連結されている。

0019

本発明のパネル板8は、図3図5に示すように、スチール製の表面板10の周囲を裏面側へ折曲して縁部11を形成し、裏面側に石膏ボード等の防音性に優れた芯材12が接着された構造である。更に詳しくは、前記縁部11は、両側にあっては前記表面板10を裏面側に略直角に折曲して端面板13を形成し、更に該端面板13の後端内方へ直角よりもやや小さな角度に折曲して裏面板14を形成し、該裏面板14には上下方向に所定間隔毎に縦長の係止孔15,…を形成し、上縁部にあっては前記表面板10の上端から裏面側へ略直角に折曲して上面板16を形成するとともに、該上面板16の端縁を下方へ略直角に折曲して補強板17を形成し、該補強板17の下端と前記芯材12の上面12Aとの間に空間Gを設けた構造である。尚、前記パネル板8の下縁部の構造も上縁部と同様であり、前記表面板10の下端から裏面側へ略直角に折曲して下面板18を形成するとともに、該下面板18の端縁を上方へ略直角に折曲して補強板19を形成し、縁部11を形成している。

0020

前記パネル板8を前記支柱3に係止するには、図1及び図2に示すように、前記支柱3の両側面で所定高さ位置に、前後両端部が該支柱3から突出するように係止板20をネジ止めする。この係止板20の両端部には、上向きフック部21,21が形成されており、該上向きフック部21に前記パネル板8の両側の裏面板14に形成した係止孔15を係止する。尚、前記パネル板8を前記支柱3に係止する構造は、前述のものに限らず、従来公知の各種係止手段を採用できる。

0021

ここで、前記パネル板8の上部には予めシール材22が装着されており、前記パネル板8を支柱3に係止すると同時に、パネル板8の上部と天レール1との間の隙間が閉塞されるようになっている。前記シール材22は、図3に示すように、硬質軟質の二種類のエラストマー等の弾性材料押し出し成形品であり、前記パネル板8の補強板17と上面板16にかけて弾性的に外覆するとともに、補強板17の下端に係止する係止部23を備え、更に下方へ延びて前記芯材12に接触する第1シール部24と外側に突出して前記天レール1に接触する第2シール部25とを備えている。本実施形態では、前記シール材9の材質は、非鉛PVCとしている。

0022

前記パネル板8の下端は、図4に示すように、補強板19の一部を切起して下向きの突片26を形成し、前記パネル受け部材6の水平な受板27に形成した係合孔28に落とし込み係合して該パネル板8の面外方向の撓み変形を防止している。また、壁面Wに対しては、図5に示すように、前記支柱3は使用せず、該壁面Wに沿って側方開放した断面略コ字形の端部部材29を固定し、該端部部材29の凹溝内に配置した合成樹脂製のスペーサー部材30とで、前記パネル板8の側端部を弾性的に保持している。

0023

次に、各部の詳細を更に詳しく説明する。先ず、前記支柱3は、図1図2及び図5に示すように、正面視において横幅が従来の支柱よりも狭く、奥行は従来の支柱と同じ寸法に設定され、軽量化とコストダウンが図られている。前記支柱3は、断面略字形外形形状が長方形杆体であり、短辺側が正面を向くように配置する。前記支柱3は、スチール板を折曲して形成し、短辺側の前面板31と後面板32、長辺側の側面板33とその対面側の両側片34,34とで形成され、両側片34,34間には隙間があるが、勿論隙間が無くても良い。本実施形態の支柱3の横幅は狭いので、前記前面板31と後面板32に、前記パネル板8を係止するための係止孔を2列形成し、係止具によってパネル板8を係止することが難しい。そのため、前記係止板20を前記支柱3の側面板33及び両側片34,34にネジ止めしたのである。

0024

前記アジャスター4は、図1図2図6図8に示すように、正面視において下半分は従来と同様な横幅を有し、前記支柱3の下端部を嵌着する上半分は前記支柱3の横幅に応じて横幅を小さくした形状であり、前記支柱3の下端部に装着するアジャスター受け部材35と、該アジャスター受け部材35に鉛直方向から螺合して前記地レール2内に載置するアジャスターボルト36とからなるとともに、両側にパネル板8の下端を支えるパネル受け部材6を支持するための係止手段を備えている。具体的には、前記アジャスター受け部材35は、一側面となる連結板37の両側から直角に前板38と後板39を折曲して平面視略コ字形とし、更に前記連結板37の下端を直角に折曲して水平な底面板40を形成して前記前板38と後板39の間の空間を塞ぐとともに、該底面板40の両縁部を前記前板38と後板39の下端に当接し、荷重を受けても変形しないようにしている。前記底面板40の中央部には螺孔41を形成し、前記アジャスターボルト36を下方から螺合している。

0025

前記アジャスター受け部材35の前板38と後板39は、図6及び図7に示すように、上下中間位置で段差部42を設けて上半分の横幅を狭く、下半分の横幅を広く形成し、前記連結板37の上下中間位置に前記段差部42と上面が同一高さレベル係止片43を切起し形成するとともに、前記段差部42の外側端部には、前記前板38と後板39の面より内側に側面視L字状に上向きの係止爪44,44を形成している。

0026

つまり、前記アジャスター受け部材35は、正面視において上下中間位置に段差部42を設けて上半分の横幅を狭く、下半分の横幅を広く形成し、上半分に前記支柱3の下端部を嵌着し、前記段差部42と反対側の面に前記パネル受け部材6の端部を載支してネジ止めする係止片43を切起し形成するとともに、前記段差部42に前記パネル受け部材6の端部に形成した孔に係合する上向きの係止爪44,44を形成したことが特徴であり、その他の構成は適宜変更可能である。

0027

前記支柱3の下端部は、図8に示すように、前面板31と後面板32を残して、前記側面板33と両側片34,34を切り欠いた形状であり、この切欠端45は該支柱3の下端部を前記アジャスター受け部材35の上半分に外嵌した際に、前記段差部42と係止片43の上面に当止される。また、前記アジャスター受け部材35の前板38と後板39の外面であって、前記支柱3に嵌合する部分には外向きに突出した片球状突起46,46を上下に形成し、支柱3に密嵌するようになっている。

0028

そして、前記支柱3の下端部に装着された前記アジャスター4によって、前記パネル受け部材6の端部が支持される。具体的には、図6に示すように、前記パネル受け部材6は、前記地レール2の上部を外被することができる下方開放の断面略コ字形の長尺部材であり、前記地レール2の外側に位置する垂直な吊板47の下縁には外向きに前記受板27を折曲形成し、また上板48の端部には、中央部に取付孔49、その左右部に前記保持孔50,50が形成されている。ここで、前記保持孔50の形状は角孔としたが、円孔でも構わない。そして、前記アジャスター受け部材35の係止片43が形成されている側では、前記パネル受け部材6の端部を該係止片43に載置し、前記取付孔49に挿通したタッピンネジ51を係止片43に形成した下穴52に螺合し、その反対側にあっては前記パネル受け部材6の端部を両段差部42,42に載置すると同時に、両係止爪44,44を両保持孔50,50に受け入れて係合する。

0029

また、前記アジャスター受け部材35の連結板37の上半分において、中央線に沿って少なくとも上下2箇所に通孔53,…を形成してあり、天井Sまで達しない中間高さの間仕切パネルでは、前記支柱3を天井Sに固定することができないので、前記支柱3とアジャスター受け部材35を、前記通孔53,…を利用してネジ止め、あるいは圧接して強固に連結する。

0030

次に、特定の位置の隣接する支柱3,3間にドアを設ける場合に、該支柱3にドア枠54を取付ける構造を図9図14に基づいて説明する。前記ドア枠54は、スチール板を折曲形成した長尺部材であり、一側に戸当り部55を有するとともに、他側に両側壁部56,56で囲まれた側方開放の空間部57を有する。そして、本実施形態では、前記ドア枠54の空間部57内に、合成樹脂製の複数のスペーサー58と、スチール製のアジャスター支持部材59を装着し、前記空間部57内に下端部にアジャスター4を装着した前記支柱3の側部一部を受け入れ、前記スペーサー58に支柱3の側面を当接するとともに、前記アジャスター支持部材59に前記アジャスター4を構成するアジャスター受け部材35の係止爪44,44を利用して係合し、ドア枠54の荷重を支柱3と共にアジャスター4でも受ける構造としている。

0031

図9図14に示すように、前記スペーサー58には、前記空間部57内で姿勢を保持する姿勢保持手段60を備えるとともに、前記ドア枠54の戸当り部5に形成した取付孔61,…から支柱3の側面に形成した螺孔若しくは下穴62に固定ネジ63を案内するガイド孔64を備えている。更に、前記ドア枠54の戸当り部5に形成する固定ネジ63の頭部63Aを受け入れるザグリ65を、前記空間部57へ突出部66を形成するようにバーリング加工し、前記スペーサー58のガイド孔64の周囲に前記突出部66を係合する凹部67を形成している。

0032

更に詳しくは、前記スペーサー58は、中央の本体部68から両側にそれぞれ一対の脚板69,69が延び、前記本体部68に横長のガイド孔64を貫通形成するとともに、前記脚板69の端部を前記ドア枠54の両側壁部56,56の空間部57に沿った端縁部に形成した断面略コ字形の折返し縁70,70に係止し、該ドア枠54の長手方向にのみ移動可能に係合し、更に前記ガイド孔64の周囲に形成した凹部67を前記ザグリ65の反対側の突出部66に係合して前記ドア枠54の長手方向への移動を規制している。

0033

また、前記スペーサー58の脚板69の端部には前記側壁部56,56の折返し縁70,70に係止するための係合段部71を形成している。更に、前記スペーサー58の本体部68の端部と前記脚板69,…の端部を面一とし、前記支柱3の側面と面接触する当止部72を形成している。

0034

次に、前記アジャスター支持部材59を、図9図11図13及び図14に基づいて説明する。本実施形態では、前記アジャスター4の上下中間に設けた段差部42に上向きに係止爪44,44を突設し、前記ドア枠54の空間部57の下部に装着したアジャスター支持部材59の底板73に前記係止爪44,44を受け入れる係合穴74,74を形成し、前記支柱3を前記ドア枠54にネジ止めすると同時に、前記アジャスター4の係止爪44をアジャスター支持部材59の係合穴74に係合し且つ段差部42に底板73を当止して荷重を受けるようにしている。

0035

更に詳しくは、前記アジャスター4のアジャスター受け部材35は、上下中間部に段差部42を設けて上半分の横幅を狭く、下半分の横幅を広く設定し、上半分を前記支柱3の下端部に嵌挿し、前記段差部42に上向きに係止爪44を突設してなるものである。

0036

そして、前記アジャスター支持部材59は、前記ドア枠54の戸当り部55の内面側に当接する基板75と前記係合穴74,74を形成した底板73及び天面板76とからなる側面視略コ字形を有し、前記底板73の遊端側の両端部に係止突片77,77を形成するとともに、前記天面板76と基板75にかけて中央部にスリット78を形成して内外弾性変形可能とし、該天面板76の遊端側の両端部に突起79を形成し、前記ドア枠54の両側壁部56,56の空間部57に沿った端縁部に形成した断面略コ字形の折返し縁70,70に形成した切欠凹部80,80に前記係止突片77,77を係止するとともに、前記突起79,79を前記折返し縁70,70の縁部に係止して取付ける。

0037

また、前記アジャスター支持部材59の底板73及び天面板76は、それぞれ上方に直角に折曲して補強片81,82を形成し、該補強片81,82に前記支柱3の側面を当止して、取付強度を高めている。

0038

このように、前記ドア枠54の空間部57内に複数の前記スペーサー58,…を装着するとともに、前記アジャスター支持部材59を該ドア枠54の長手方向に移動不能に装着した状態で、下端部にアジャスター4を嵌着した前記支柱3を前記ドア枠54の空間部57内に一部を受け入れ、前記スペーサー58の当止部72とを前記アジャスター支持部材59の補強片81,82に前記支柱3の側面を当止した状態で、若干支柱3を上方へスライドさせて、前記アジャスター4の係止爪44,44を前記アジャスター支持部材59の係合穴74に係合するとともに、段差部42に底板73を当止する。この状態で、前記ドア枠54の戸当り部55に形成した取付孔61,…に固定ネジ63を挿入すると、該固定ネジ63の軸部63Bはスペーサー58のガイド孔64に案内されて、前記支柱3の側面に形成した螺孔若しくは下穴62まで容易に案内されるので、該固定ネジ63を締め付けることができる。このように、前記支柱3にドア枠54を所定の空間を設けて、上下方向の荷重を十分に受ける状態で一体化できるのである。

0039

1天レール、 2地レール、
3支柱、 4アジャスター、
5 天固定金具、 6パネル受け部材、
7横桟、 8パネル板、
9支持金具、 10表面板、
11 縁部、 12芯材、
13端面板、 14裏面板、
15係止孔、 16 上面板、
17補強板、 18 下面板、
19 補強板、 20係止板、
21上向きフック部、 22シール材、
23係止部、 24 第1シール部、
25 第2シール部、 26突片、
27受板、 28係合孔、
29端部部材、 30スペーサー部材、
31前面板、 32後面板、
33側面板、 34側片
35 アジャスター受け部材、36アジャスターボルト、
37連結板、 38前板、
39後板、 40底面板、
41螺孔、 42段差部、
43係止片、 44係止爪、
45切欠端、 46突起、
47 吊板、 48上板、
49取付孔、 50保持孔、
51タッピンネジ、 52下穴、
53通孔、 54ドア枠、
55戸当り部、 56側壁部、
57 空間部、 58スペーサー、
59 アジャスター支持部材、60姿勢保持手段、
61 取付孔、 62 下穴、
63固定ネジ、 63A 頭部、
63B 軸部、 64ガイド孔、
65ザグリ、 66 突出部、
67 凹部、 68 本体部、
69脚板、 70折返し縁、
71係合段部、 72 当止部、
73底板、 74係合穴、
75基板、 76天面板、
77係止突片、 78スリット、
79 突起、 80 切欠凹部、
81補強片、 82 補強片、
F 床面、
S天井、
W 壁面。

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