図面 (/)
課題
解決手段
概要
背景
図1を参照する。図1は従来の係合構造体がボール枠に適用される状態を示す斜視図である。係合構造体10は、四周又は周面に凸縁11が設けられている。これにより、ボール袋13に多数のボール12を入れると、ボール袋13の両側に設けられているバンド係り穴14が凸縁11に緊密に押付けるため、ボール袋13を引き上げたいときには、凸縁11の存在により、バンド係り穴14の脱出が凸縁11に止められる。ユーザは、一つの手でボール枠15をやや押し上げて、別の手でバンド係り穴14の中心を凸縁11の中心に合わせてバンドを引き上げないと、バンド係り穴14を凸縁11から脱出できない。そうすると、ボール枠15からボール袋13を取り外すことは、極めて面倒である。
概要
使用中のボール袋をボール枠に安定的に固定可能であり、指によってボール袋のバンドをボール枠から容易かつ迅速に取り外し可能であるボール枠とボール袋用係合構造体の提供。ボール枠構造体15に結合されており、その非力受け面に平滑面が設けられており、その力受け面に係り突起が設けられている複数の係合構造体10と、ボール袋と、ボール袋の周囲に設けられた複数のバンドとから構成され、バンドに係り穴14が設けられている。使用時はボール袋の重量により、係り穴の力受け面が係合構造体の力受け面に押付け、係り突起により、係り穴が係合構造体からスライドして脱出できず、ボール袋を取り外したい時には、一つの手の指によってバンドを引き上げると、係り穴が係合構造体からスムーズに脱出可能である。
目的
本発明の目的は、係合構造体に設けられている係り突起により、使用中のボール袋をボール枠に安定的に固定可能であり、係合構造体に設けられている平滑面により、指によってボール袋のバンドをボール枠から容易かつ迅速に取り外し可能であるボール枠とボール袋用係合構造体を提供する
効果
実績
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この技術が所属する分野
請求項1
ボール枠構造体に結合されており、その非力受け面に平滑面が設けられており、その力受け面に係り突起が設けられている複数の係合構造体と、ボール袋と、複数のバンドと、から構成され、前記ボール袋の周囲に複数の前記バンドが設けられており、前記バンドに係り穴が設けられており、前記係り穴は、前記係合構造体の直径よりやや大きく、前記係合構造体に嵌め込み可能であり、前記ボール袋の重量により、前記係り穴の力受け面が前記係合構造体の力受け面に押付け、前記係り突起により、前記係り穴が前記係合構造体からスライドして脱出できず、前記ボール袋を取り外したいときには、一つの手の指によって前記ボンドを引き上げると、前記係り穴の非力受け面が前記係合構造体の前記平滑面に押付けて、前記係り穴が前記係合構造体からスムーズに脱出可能であるボール袋構造体と、を含むことを特徴とするボール枠とボール袋用係合構造体。
請求項2
前記係合構造体の数量は三つ以上であることを特徴とする、請求項1に記載のボール枠とボール袋用係合構造体。
請求項3
前記係合構造体の数量は四つであることを特徴とする、請求項2に記載のボール枠とボール袋用係合構造体。
請求項4
ボール枠構造体に一体成形され、その非力受け面に平滑面が設けられており、その力受け面に係り突起が設けられている複数の係合構造体と、ボール袋と、複数のバンドと、から構成され、前記ボール袋の周囲に複数の前記バンドが設けられており、前記バンドに係り穴が設けられており、前記係り穴は、前記係合構造体の直径よりやや大きく、前記係合構造体に嵌め込み可能であり、前記ボール袋の重量により、前記係り穴の力受け面が前記係合構造体の力受け面に押付け、前記係り突起により、前記係り穴が前記係合構造体からスライドして脱出できず、前記ボール袋を取り外したいときには、一つの手の指によって前記ボンドを引き上げると、前記係り穴の非力受け面が前記係合構造体の前記平滑面に押付けて、前記係り穴が前記係合構造体からスムーズに脱出可能であるボール袋構造体と、を含むことを特徴とするボール枠とボール袋用係合構造体。
請求項5
前記係合構造体の数量は三つ以上であることを特徴とする、請求項4に記載のボール枠とボール袋用係合構造体。
請求項6
前記係合構造体の数量は四つであることを特徴とする、請求項5に記載のボール枠とボール袋用係合構造体。
技術分野
0001
本発明は、ボール枠に関し、特に、係合構造体に設けられている係り突起により、使用中のボール袋をボール枠に安定的に固定可能であり、係合構造体に設けられている平滑面により、指によってボール袋のバンドをボール枠から容易かつ迅速に取り外し可能であるボール枠とボール袋用係合構造体に関するものである。
背景技術
0002
図1を参照する。図1は従来の係合構造体がボール枠に適用される状態を示す斜視図である。係合構造体10は、四周又は周面に凸縁11が設けられている。これにより、ボール袋13に多数のボール12を入れると、ボール袋13の両側に設けられているバンド係り穴14が凸縁11に緊密に押付けるため、ボール袋13を引き上げたいときには、凸縁11の存在により、バンド係り穴14の脱出が凸縁11に止められる。ユーザは、一つの手でボール枠15をやや押し上げて、別の手でバンド係り穴14の中心を凸縁11の中心に合わせてバンドを引き上げないと、バンド係り穴14を凸縁11から脱出できない。そうすると、ボール枠15からボール袋13を取り外すことは、極めて面倒である。
発明が解決しようとする課題
0003
本発明の目的は、係合構造体に設けられている係り突起により、使用中のボール袋をボール枠に安定的に固定可能であり、係合構造体に設けられている平滑面により、指によってボール袋のバンドをボール枠から容易かつ迅速に取り外し可能であるボール枠とボール袋用係合構造体を提供することにある。
課題を解決するための手段
0004
本発明のボール枠とボール袋用係合構造体によると、ボール枠構造体に結合されており、その非力受け面に平滑面が設けられており、その力受け面に係り突起が設けられている複数の係合構造体と、
ボール袋と、複数のバンドと、から構成され、ボール袋の周囲に複数のバンドが設けられており、バンドに係り穴が設けられており、係り穴は、係合構造体の直径よりやや大きく、係合構造体に嵌め込み可能であり、ボール袋の重量により、係り穴の力受け面が係合構造体の力受け面に押付け、係り突起により、係り穴が係合構造体からスライドして脱出できず、ボール袋を取り外したいときには、一つの手の指によってボンドを引き上げると、係り穴の非力受け面が係合構造体の平滑面に押付けて、係り穴が係合構造体からスムーズに脱出可能であるボール袋構造体と、
を含むことを特徴とする。
0005
本発明のボール枠とボール袋用係合構造体によると、係合構造体の数量は三つ以上であることを特徴とする。
0006
本発明のボール枠とボール袋用係合構造体によると、係合構造体の数量は四つであることを特徴とする。
0007
本発明のボール枠とボール袋用係合構造体によると、ボール枠構造体に一体成形され、その非力受け面に平滑面が設けられており、その力受け面に係り突起が設けられている複数の係合構造体と、
ボール袋と、複数のバンドと、から構成され、ボール袋の周囲に複数のバンドが設けられており、バンドに係り穴が設けられており、係り穴は、係合構造体の直径よりやや大きく、係合構造体に嵌め込み可能であり、ボール袋の重量により、係り穴の力受け面が係合構造体の力受け面に押付け、係り突起により、係り穴が係合構造体からスライドして脱出できず、ボール袋を取り外したいときには、一つの手の指によってボンドを引き上げると、係り穴の非力受け面が係合構造体の平滑面に押付けて、係り穴が係合構造体からスムーズに脱出可能であるボール袋構造体と、
を含むことを特徴とする。
0008
本発明のボール枠とボール袋用係合構造体によると、係合構造体の数量は三つ以上であることを特徴とする。
0009
本発明のボール枠とボール袋用係合構造体によると、係合構造体の数量は四つであることを特徴とする。
発明の効果
0010
本発明のボール枠とボール袋用係合構造体によれば、係合構造体に設けられている係り突起により、使用中のボール袋をボール枠に安定的に固定可能であり、係合構造体に設けられている平滑面により、指によってボール袋のバンドをボール枠から容易かつ迅速に取り外し可能であるという効果を有する。
図面の簡単な説明
0011
従来の係合構造体がボール枠に適用される状態を示す斜視図である。
本発明に係る係り構造体の一実施形態を示す斜視図である。
本発明に係る係り構造体の一実施形態を示す側面図である。
本発明に係る係り構造体がボール枠に適用される状態を示す斜視図である。
本発明に係る係り構造体が適用されるボール枠にボール袋が組み付けられている状態を示す斜視図である。
本発明に係る係り構造体が適用されるボール枠にボール袋が組み付けられており、ボール袋にボールが多数に入れられている状態を示す斜視図である。
本発明に係るバンドがボール袋、又はボール袋及びボールに引かれて、バンド係り穴の力受け面が係り構造体の力受け面に押付ける状態を示す断面図である。
指によって、バンド係り穴の非力受け面を係り構造体の平滑面に押付けて上方にスライドして脱出する動作を示す図である。
本発明に係る係り構造体が適用される別のボール枠にボール袋が組み付けられており、ボール袋にボールが多数に入れられている状態を示す斜視図である。
本発明に係る係り構造体が適用される更に別のボール枠にボール袋が組み付けられている状態を示す斜視図である。
発明を実施するための最良の形態
0012
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
0013
図2から図10を参照する。図2は本発明に係る係り構造体の一実施形態を示す斜視図であり、図3は本発明に係る係り構造体の一実施形態を示す側面図であり、図4は本発明に係る係り構造体がボール枠に適用される状態を示す斜視図であり、図5は本発明に係る係り構造体が適用されるボール枠にボール袋が組み付けられている状態を示す斜視図であり、図6は、本発明に係る係り構造体が適用されるボール枠にボール袋が組み付けられており、ボール袋にボールが多数に入れられている状態を示す斜視図であり、図7は、本発明に係るバンドがボール袋、又はボール袋及びボールに引かれて、バンド係り穴の力受け面が係り構造体の力受け面に押付ける状態を示す断面図であり、図8は、指によって、バンド係り穴の非力受け面を係り構造体の平滑面に押付けて上方にスライドして脱出する動作を示す図であり、図9は、本発明に係る係り構造体が適用される別のボール枠にボール袋が組み付けられており、ボール袋にボールが多数に入れられている状態を示す斜視図であり、図10は本発明に係る係り構造体が適用される更に別のボール枠にボール袋が組み付けられている状態を示す斜視図である。本実施形態に係るボール枠とボール袋用係合構造体は、複数の係合構造体20と、ボール袋構造体40と、含む。
0014
複数の係合構造体20は、ボール枠構造体に結合されており、又はボール枠構造体に一体成形され、非力受け面21に平滑面22が設けられており、力受け面23に係り突起24が設けられている。
0015
ボール袋構造体40は、ボール袋41と、複数のバンド42と、から構成される。ボール袋41の周囲に複数のバンド42が設けられている。バンド42に係り穴421が設けられている。係り穴421は、係合構造体20の直径よりやや大きく、係合構造体20に嵌め込み可能である。ボール袋41の重量、又はボール袋41とボール43との重量により、係り穴421の力受け面422が係合構造体20の力受け面23に押付ける。係り突起24により、係り穴421が係合構造体20からスライドして脱出できない。なお、ボール袋41を取り外したいときには、一つの手の指によってボンド42を引き上げると、係り穴421の非力受け面423が係合構造体20の平滑面22に押付けて、係り穴421が係合構造体20からスムーズに脱出可能である。
0016
係合構造体の数量は三つ以上である。
0017
係合構造体の数量は四つであることが好ましい。
0018
本実施形態に係るボール枠とボール袋用係合構造体は、ボール枠構造体30と、ボール袋構造体40と、複数の係り構造体20と、を含む。係り構造体20は、非力受け面21に平滑面22が設けられており、力受け面23に係り突起24が設けられている。ボール袋41に入れられているボール43の数量が多くなると、ボール袋41が下方に沈んで、バンド42が引っ張られる。このとき、バンド42に設けられている係り穴421の力受け面422が係合構造体20の力受け面23に押付け、係り穴421の力受け面422が、図7に示すように、係り構造体20の力受け面23の係り突起24に止められる。これにより、ボール枠構造体30にボール袋41を安定的に固定可能である。なお、ボール袋41を利用したくなく、ボール袋41を取り外したいときには、図8に示すように、一つの手の指によって、ボール袋41とボール枠構造体30との間に位置するボンド42を引き上げると、係り穴421の非力受け面423が係合構造体20の平滑面22に押付けて、係り穴421を係合構造体20からスムーズに脱出可能である。そうすると、ボール枠構造体30からボール袋41を取り外すことは、極めて容易かつ簡単となる。
0019
本発明は、ボール枠とボール袋との係合構造体に適用することができる。
0020
10係合構造体
11凸縁
12ボール
13ボール袋
14バンド係り穴
15 ボール枠
20 係り構造体
21 非力受け面
22 平滑面
23 力受け面
24 係り突起
30 ボール枠構造体
41 ボール袋
42 バンド
43 ボール
40 ボール袋構造体
421 係り穴
422 力受け面
423 非力受け面