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技術 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 奥村隆一
出願日 2015年5月22日 (2年7ヶ月経過) 出願番号 2015-104898
公開日 2016年12月22日 (1年0ヶ月経過) 公開番号 2016-220111
状態 特許登録済
技術分野 FAX原画の編集 画像処理 FAX画像信号回路
主要キーワード 探索距離 グレイスケールデータ ライン終端 左下頂点 端点検出 内部装置 右上角 グレイスケール画像

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図面 (12)

課題

短い処理時間で様々な形状の輪郭を滑らかにする。

解決手段

補間端点検出部15は、解像度変換前解像度において、(a)角画素から、角画素の4近傍画素における2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、その配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)第1対象画素を発見すると、その配置パターンに対応する第2方向へ、その配置パターンに対応する第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)第2対象画素を発見すると、発見された第2対象画素および上述の角画素についての配置パターンが同一である場合、上述の角画素およびその第2対象画素を補間端点とする。解像度変換後の解像度において、その補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、拡大画像の補間が行われる。

概要

背景

ある画像処理装置では、画像解像度を高くする際に画像の輪郭を滑らかにするために、(a)画像のオブジェクトエッジ検出し、(b)検出したエッジに対してパターンマッチングを行い、(c)エッジにおいてパターンマッチした箇所代表点を置き、(d)代表点と代表点の間をベクトルで結んで輪郭を作成し、(e)変倍率に応じて輪郭内部を塗りつぶしている(例えば特許文献1参照)。

概要

短い処理時間で様々な形状の輪郭を滑らかにする。 補間端点検出部15は、解像度変換前の解像度において、(a)角画素から、角画素の4近傍画素における2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、その配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)第1対象画素を発見すると、その配置パターンに対応する第2方向へ、その配置パターンに対応する第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)第2対象画素を発見すると、発見された第2対象画素および上述の角画素についての配置パターンが同一である場合、上述の角画素およびその第2対象画素を補間端点とする。解像度変換後の解像度において、その補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、拡大画像の補間が行われる。

目的

本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、パターンマッチングを使用せずに、短い処理時間で様々な形状の輪郭を滑らかにする画像処理装置を得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

画像解像度を、第1解像度から、前記第1解像度より高い第2解像度に変換する際に、前記第1解像度において、(a)4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素濃度を有する角画素から、前記4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、前記配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)前記第1対象画素を発見すると、前記配置パターンに対応しかつ前記第1方向に対して垂直な第2方向へ、前記配置パターンに対応しかつ前記第1向きに対して垂直な第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)前記第2対象画素を発見すると、発見された前記第2対象画素の4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有し、かつ、発見された前記第2対象画素の4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンが、前記角画素の配置パターンと同一である場合、前記角画素および発見された前記第2対象画素を2つの補間端点として検出する補間端点検出部と、前記第2解像度において、前記補間端点検出部により検出された前記補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、前記補間ラインと前記第1の向きのエッジおよび前記第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する拡大画像補間部と、を備えることを特徴とする画像処理装置

請求項2

前記第1解像度の前記画像におけるすべての画素に対して、前記4近傍画素において、濃度を有する画素の配置パターンに対応する値のタグ情報を付加するタグ情報生成部をさらに備え、前記補間端点検出部は、前記角画素、前記第1向きのエッジに属する画素、前記第1対象画素、前記第2向きのエッジに属する画素、および前記第2対象画素を、前記タグ情報に基づいて特定すること、を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。

請求項3

前記画像の解像度を、前記第1解像度から前記第2解像度に変換する拡大処理部をさらに備え、前記拡大画像補間部は、前記拡大処理部により前記画像の解像度が変換された後に、前記補間端点検出部により検出された前記補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、前記補間ラインと前記第1の向きのエッジおよび前記第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換すること、を特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。

請求項4

前記画像は、2値画像であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像処理装置。

請求項5

画像の解像度を、第1解像度から、前記第1解像度より高い第2解像度に変換する際に、前記第1解像度において、(a)4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有する角画素から、前記4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、前記配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)前記第1対象画素を発見すると、前記配置パターンに対応しかつ前記第1方向に対して垂直な第2方向へ、前記配置パターンに対応しかつ前記第1向きに対して垂直な第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)前記第2対象画素を発見すると、発見された前記第2対象画素の4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有し、かつ、発見された前記第2対象画素の4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンが、前記角画素の配置パターンと同一である場合、前記角画素および発見された前記第2対象画素を2つの補間端点として検出する補間端点検出ステップと、前記第2解像度において、前記補間端点検出ステップにおいて検出された前記補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、前記補間ラインと前記第1の向きのエッジおよび前記第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する拡大画像補間ステップと、を備えることを特徴とする画像処理方法

請求項6

コンピューターを、画像の解像度を、第1解像度から、前記第1解像度より高い第2解像度に変換する際に、前記第1解像度において、(a)4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有する角画素から、前記4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、前記配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)前記第1対象画素を発見すると、前記配置パターンに対応しかつ前記第1方向に対して垂直な第2方向へ、前記配置パターンに対応しかつ前記第1向きに対して垂直な第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)前記第2対象画素を発見すると、発見された前記第2対象画素の4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有し、かつ、発見された前記第2対象画素の4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンが、前記角画素の配置パターンと同一である場合、前記角画素および発見された前記第2対象画素を2つの補間端点として検出する補間端点検出部、および前記第2解像度において、前記補間端点検出部により検出された前記補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、前記補間ラインと前記第1の向きのエッジおよび前記第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する拡大画像補間部として機能させる画像処理プログラム

技術分野

0001

本発明は、画像処理装置画像処理方法、および画像処理プログラムに関するものである。

背景技術

0002

ある画像処理装置では、画像解像度を高くする際に画像の輪郭を滑らかにするために、(a)画像のオブジェクトエッジ検出し、(b)検出したエッジに対してパターンマッチングを行い、(c)エッジにおいてパターンマッチした箇所代表点を置き、(d)代表点と代表点の間をベクトルで結んで輪郭を作成し、(e)変倍率に応じて輪郭内部を塗りつぶしている(例えば特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開平7−210669号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述の技術では、パターンマッチングによって得られる代表点の密度が、パターンマッチングに使用するパターンのサイズに依存するため、様々な形状の輪郭を滑らかにするためには、様々なサイズのパターンを使用してパターンマッチングを行う必要があり、計算量が大きくなり、長い処理時間が必要となってしまう。

0005

本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、パターンマッチングを使用せずに、短い処理時間で様々な形状の輪郭を滑らかにする画像処理装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る画像処理装置は、画像の解像度を、第1解像度から、前記第1解像度より高い第2解像度に変換する際に、前記第1解像度において、(a)4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素濃度を有する角画素から、前記4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、前記配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)前記第1対象画素を発見すると、前記配置パターンに対応しかつ前記第1方向に対して垂直な第2方向へ、前記配置パターンに対応しかつ前記第1向きに対して垂直な第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)前記第2対象画素を発見すると、発見された前記第2対象画素の4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有し、かつ、発見された前記第2対象画素の4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンが、前記角画素の配置パターンと同一である場合、前記角画素および発見された前記第2対象画素を2つの補間端点として検出する補間端点検出部と、前記第2解像度において、前記補間端点検出部により検出された前記補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、前記補間ラインと前記第1の向きのエッジおよび前記第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する拡大画像補間部とを備える。

0007

本発明に係る画像処理方法は、画像の解像度を、第1解像度から、前記第1解像度より高い第2解像度に変換する際に、前記第1解像度において、(a)4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有する角画素から、前記4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、前記配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)前記第1対象画素を発見すると、前記配置パターンに対応しかつ前記第1方向に対して垂直な第2方向へ、前記配置パターンに対応しかつ前記第1向きに対して垂直な第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)前記第2対象画素を発見すると、発見された前記第2対象画素の4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有し、かつ、発見された前記第2対象画素の4近傍画素における前記2つの画素の配置パターンが、前記角画素の配置パターンと同一である場合、前記角画素および発見された前記第2対象画素を2つの補間端点として検出する補間端点検出ステップと、前記第2解像度において、前記補間端点検出ステップにおいて検出された前記補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、前記補間ラインと前記第1の向きのエッジおよび前記第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する拡大画像補間ステップとを備える。

0008

本発明に係る画像処理プログラムは、コンピューターを、上述の補間端点検出部、および上述の拡大画像補間部として機能させる。

発明の効果

0009

本発明によれば、パターンマッチングを使用せずに、短い処理時間で様々な形状の輪郭を滑らかにする画像処理装置が得られる。

0010

本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。

図面の簡単な説明

0011

図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示す画像処理装置におけるタグ情報生成部13により割り当てられるタグ情報について説明する図である。
図3は、図1に示す画像処理装置における補間端点検出部15の動作について説明するフローチャートである。
図4は、タグ情報I2RDの角画素から探索について説明する図である。
図5は、タグ情報I2RDの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。
図6は、タグ情報I2LDの角画素から探索について説明する図である。
図7は、タグ情報I2LDの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。
図8は、タグ情報I2RUの角画素から探索について説明する図である。
図9は、タグ情報I2RUの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。
図10は、タグ情報I2LUの角画素から探索について説明する図である。
図11は、タグ情報I2LUの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。

実施例

0012

以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。

0013

図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す画像処理装置は、画像読取装置1、記憶装置2、通信装置3、印刷装置4、および演算処理装置5を備える。

0014

画像読取装置1は、原稿から原稿画像光学的に読み取り、原稿画像の画像データ(RGBデータグレイスケールデータモノクロ2値データなど)を生成する内部装置である。

0015

また、記憶装置2は、各種データやプログラム格納可能な装置である。記憶装置2としては、不揮発性メモリーハードディスクドライブなどの不揮発性大容量記憶媒体が使用される。記憶装置2には、画像処理プログラム2aが格納されている。

0016

また、通信装置3は、外部装置との間でデータ通信を行う装置である。通信装置3としては、ネットワーク通信を行うネットワークインターフェイスファクシミリ通信を行うモデムなどが使用される。

0017

また、印刷装置4は、色変換ハーフトーン処理などの、印刷のための画像処理を施された原稿画像の画像データに基づき原稿画像の印刷を実行する。

0018

また、演算処理装置5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターであり、ROMや記憶装置2などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。この実施の形態では、演算処理装置5において、画像処理プログラム2aを実行することで、制御部11、2値化処理部12、タグ情報生成部13、拡大処理部14、補間端点検出部15、拡大画像補間部16などが実現される。

0019

制御部11は、画像読取装置1、通信装置3、印刷装置4などを制御する。そして、制御部11は、画像読取装置1から原稿画像を取得したり、通信装置3により受信されたデータに基づく画像を生成したり、各種画像処理を実行する。

0020

2値化処理部12は、カラー画像またはグレイスケール画像2値画像に変換する。

0021

タグ情報生成部13は、解像度変換前の第1解像度の画像におけるすべての画素に対して、4近傍画素(上下左右隣接する画素)において、濃度を有する画素の配置パターンに対応する値のタグ情報を付加する。

0022

図2は、図1に示す画像処理装置におけるタグ情報生成部13により割り当てられるタグ情報について説明する図である。

0023

この実施の形態では、タグ情報生成部13は、画像(ここでは2値画像)内の各画素を注目画素として、注目画素のタグ情報を特定する。その際、注目画素の画素値がゼロである場合、NULL(0x00)のタグ情報が注目画素に関連付けられる。

0024

また、注目画素の画素値が1である場合、図2に示す対応関係に基づいて、4近傍画素における濃度を有する画素の配置パターンに対応するタグ情報が注目画素に関連付けられる。

0025

角画素(つまり、4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有する画素)については、I2xx(I2RD,I2LD,I2RU,I2LUのいずれか)が関連付けられる。

0026

タグ情報I2RDは、右下角の角画素に関連付けられ、タグ情報I2LDは、左下角の角画素に関連付けられ、タグ情報I2RUは、右上角の角画素に関連付けられ、タグ情報I2LUは、左上角の角画素に関連付けられる。

0027

また、エッジに属する画素については、I1xx(I1DN,I1UP,I1RT,I1LTのいずれか)が関連付けられる。

0028

タグ情報I1DNは、下向きのエッジの属する画素(角画素は除く)に関連付けられ、タグ情報I1UPは、上向きのエッジの属する画素(角画素は除く)に関連付けられ、タグ情報I1RTは、右向きのエッジの属する画素(角画素は除く)に関連付けられ、タグ情報I1LTは、左向きのエッジの属する画素(角画素は除く)に関連付けられる。

0029

ここで、エッジが主走査方向に沿って存在し、エッジの上側に、濃度ありの画素があり、エッジの下側に、濃度なしの画素がある場合、このエッジの向きは、下向きとなる。また、エッジが主走査方向に沿って存在し、エッジの上側に、濃度なしの画素があり、エッジの下側に、濃度ありの画素がある場合、このエッジの向きは、上向きとなる。

0030

ここで、エッジが副走査方向に沿って存在し、エッジの左側に、濃度ありの画素があり、エッジの右側に、濃度なしの画素がある場合、このエッジの向きは、右向きとなる。また、エッジが副走査方向に沿って存在し、エッジの左側に、濃度なしの画素があり、エッジの右側に、濃度ありの画素がある場合、このエッジの向きは、左向きとなる。

0031

そして、角画素およびエッジに属する画素以外で、濃度ありの画素には、タグ情報OTHR(0x01)が関連付けられる。

0032

拡大処理部14は、例えばニアレストネイバー法などで、画像(ここでは2値画像)の解像度を、第1解像度から、第1解像度より高い第2解像度に変換する。

0033

補間端点検出部15は、画像の解像度を第1解像度から第2解像度に変換する際に、第1解像度において、(a)角画素から、角画素の4近傍画素における濃度ありの2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)第1対象画素を発見すると、その配置パターンに対応しかつ第1方向に対して垂直な第2方向へ、配置パターンに対応しかつ第1向きに対して垂直な第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)第2対象画素を発見すると、発見された第2対象画素の4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有し、かつ、発見された第2対象画素の4近傍画素における濃度ありの2つの画素の配置パターンが、角画素についての配置パターンと同一である場合、角画素および発見された第2対象画素を2つの補間端点として検出する。

0034

この実施の形態では、補間端点検出部15は、角画素、第1向きのエッジに属する画素、第1対象画素、第2向きのエッジに属する画素、および第2対象画素を、タグ情報に基づいて特定する。

0035

右下角の角画素(タグ情報I2RD)の場合、第1方向は上方向であり、第2方向は右方向であり、第1向きのエッジに属する画素は右向きのエッジに属する画素(タグ情報I1RT)であり、第2向きのエッジに属する画素は下向きのエッジに属する画素(タグ情報I1DN)である(後述の図4参照)。

0036

左下角の角画素(タグ情報I2LD)の場合、第1方向は上方向であり、第2方向は左方向であり、第1向きのエッジに属する画素は左向きのエッジに属する画素(タグ情報I1LT)であり、第2向きのエッジに属する画素は下向きのエッジに属する画素(タグ情報I1DN)である(後述の図6参照)。

0037

右上角の角画素(タグ情報I2RU)の場合、第1方向は下方向であり、第2方向は右方向であり、第1向きのエッジに属する画素は右向きのエッジに属する画素(タグ情報I1RT)であり、第2向きのエッジに属する画素は上向きのエッジに属する画素(タグ情報I1UP)である(後述の図8参照)。

0038

左上角の角画素(タグ情報I2LU)の場合、第1方向は下方向であり、第2方向は左方向であり、第1向きのエッジに属する画素は左向きのエッジに属する画素(タグ情報I1LT)であり、第2向きのエッジに属する画素は上向きのエッジに属する画素(タグ情報I1UP)である(後述の図10参照)。

0039

拡大画像補間部16は、上述の第2解像度(変換後の解像度)において、補間端点検出部15により検出された補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、補間ラインと第1の向きのエッジおよび第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する。この実施の形態では、拡大画像補間部16は、拡大処理部14により画像の解像度が変換された後に、この処理を実行する。

0040

次に、上記画像処理装置の動作について説明する。

0041

まず、画像読取装置1や2値化処理部12により所定の解像度(第1解像度)の2値画像が得られる。

0042

次に、タグ情報生成部13は、その第1解像度の2値画像内の各画素に対して、上述のようにしてタグ情報を特定し関連付けていく。

0043

他方、拡大処理部14は、2値画像の解像度を、第1解像度から第2解像度へ変換する。つまり、拡大処理部14は、2値画像を、所定の倍率拡大する。

0044

そして、補間端点検出部15は、第1解像度の2値画像で、1または複数の対となる補間端点を次のようにして検出する。

0045

図3は、図1に示す画像処理装置における補間端点検出部15の動作について説明するフローチャートである。

0046

補間端点検出部15は、走査順序に沿って角画素(つまり、タグ情報I2xxの画素)を探索する(ステップS1)。最初段階では、補間端点検出部15は、画像の先頭ラインにおいて、タグ情報I2xxの画素を発見するまで、主走査方向に沿って画素のタグ情報を順番に参照していき、ライン終端までに、タグ情報I2xxの画素を発見しない場合には、次のラインにおいて同様に画素のタグ情報を順番に参照していく。

0047

そして、タグ情報I2xxの角画素が発見されると(ステップS2)、補間端点検出部15は、発見されたタグ情報I2xxの角画素から、発見された角画素のタグ情報に対応する第1方向へ、発見された角画素のタグ情報に対応する第1対象画素(つまり、発見された角画素のタグ情報に対応する第1向きのエッジに属する画素以外の画素)を探索する(ステップS3)。

0048

補間端点検出部15は、第1対象画素を発見すると、発見された第1対象画素のタグ情報がOTHRであるか否か(つまり、発見された第1対象画素が、角画素や他のエッジに属する画素ではなくかつ濃度を有する画素であるか否か)を判定する(ステップS4)。

0049

発見された第1対象画素のタグ情報がOTHRである場合、補間端点検出部15は、発見された第1対象画素から、発見された角画素のタグ情報に対応する第2方向へ、発見された角画素のタグ情報に対応する第2対象画素(つまり、発見された角画素のタグ情報に対応する第2向きのエッジに属する画素以外の画素)を探索する(ステップS5)。

0050

補間端点検出部15は、第2対象画素を発見すると、発見された第2対象画素のタグ情報が、発見された角画素のタグ情報I2xxと同一であるか否かを判定する(ステップS6)。

0051

発見された第2対象画素のタグ情報が、発見された角画素のタグ情報I2xxと同一である場合、補間端点検出部15は、第1対象画素の探索距離(角画素から第1対象画素までの画素数)および第2対象画素の探索距離(第1対象画素から第2対象画素までの画素数)の少なくとも一方が所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS7)。

0052

第1対象画素の探索距離および第2対象画素の探索距離の少なくとも一方が所定の閾値未満である場合、補間端点検出部15は、発見された角画素および第2対象画素を一対の補間端点として検出する(ステップS8)。

0053

その後、ステップS1に戻り、補間端点検出部15は、継続して、補間端点の検出を行い、画像の終端まで探索し終わりタグ情報I2xxの画素が発見されなくなると(ステップS2)、処理を終了する。

0054

また、ステップS4において第1対象画素のタグ情報がOTHRではない場合、ステップS6において第2対象画素のタグ情報が、角画素のタグ情報I2xxと同一ではない場合、および、ステップS8において、第1対象画素の探索距離および第2対象画素の探索距離の両方が所定の閾値以上である場合には、補間端点検出部15は、ステップS1に戻り、継続して、次の角画素を探索する。

0055

このようにして、補間端点検出部15は、2値画像内において、対となる補間端点を検出する。

0056

次に、拡大画像補間部16は、拡大処理部14により画像の解像度が変換された画像において、補間端点検出部15により検出された補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、補間ラインと第1の向きのエッジおよび第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する。

0057

ここで、ステップS1において各種別の角画素が発見された場合の処理について具体的に説明する。

0058

(a)右下角の角画素(タグ情報I2RD)が発見された場合

0059

図4は、タグ情報I2RDの角画素から探索について説明する図である。図5は、タグ情報I2RDの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。

0060

図4に示すように、タグ情報I2RDの角画素51が検出されると、補間端点検出部15は、まず、上方向に第1対象画素(タグ情報I1RT以外のタグ情報の画素)を探索し、第1対象画素としてタグ情報OTHRの画素を発見すると、その画素から右方向に第2対象画素(タグ情報I1DN以外のタグ情報の画素)を探索し、第2対象画素としてタグ情報I2RDの画素52を発見すると、画素52のタグ情報が画素51のタグ情報と同一であるので、画素51,52を補間端点とする。

0061

そして、拡大画像補間部16は、補間端点となる画素51,52の4頂点のうち、画素51,52のタグ情報I2RDに対応する右下頂点53,54を結ぶ補間ラインを特定する。そして、図5に示すように、拡大画像補間部16は、解像度変換後の画像において、その補間ラインが通る画素がエッジとなるように、補間ラインと第1の向きのエッジおよび第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する。なお、図5は、第2解像度が第1解像度の6倍である場合について示している。

0062

(b)左下角の角画素(タグ情報I2LD)が発見された場合

0063

図6は、タグ情報I2LDの角画素から探索について説明する図である。図7は、タグ情報I2LDの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。

0064

図6に示すように、タグ情報I2LDの角画素61が検出されると、補間端点検出部15は、まず、上方向に第1対象画素(タグ情報I1LT以外のタグ情報の画素)を探索し、第1対象画素としてタグ情報OTHRの画素を発見すると、その画素から左方向に第2対象画素(タグ情報I1DN以外のタグ情報の画素)を探索し、第2対象画素としてタグ情報I2LDの画素62を発見すると、画素62のタグ情報が画素61のタグ情報と同一であるので、画素61,62を補間端点とする。

0065

そして、拡大画像補間部16は、補間端点となる画素61,62の4頂点のうち、画素61,62のタグ情報I2LDに対応する左下頂点63,64を結ぶ補間ラインを特定する。そして、図7に示すように、拡大画像補間部16は、解像度変換後の画像において、その補間ラインが通る画素がエッジとなるように、補間ラインと第1の向きのエッジおよび第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する。なお、図7は、第2解像度が第1解像度の6倍である場合について示している。

0066

(c)右上角の角画素(タグ情報I2RU)が発見された場合

0067

図8は、タグ情報I2RUの角画素から探索について説明する図である。図9は、タグ情報I2RUの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。

0068

図8に示すように、タグ情報I2RUの角画素71が検出されると、補間端点検出部15は、まず、下方向に第1対象画素(タグ情報I1RT以外のタグ情報の画素)を探索し、第1対象画素としてタグ情報OTHRの画素を発見すると、その画素から右方向に第2対象画素(タグ情報I1UP以外のタグ情報の画素)を探索し、第2対象画素としてタグ情報I2RUの画素72を発見すると、画素72のタグ情報が画素71のタグ情報と同一であるので、画素71,72を補間端点とする。

0069

そして、拡大画像補間部16は、補間端点となる画素71,72の4頂点のうち、画素71,72のタグ情報I2RUに対応する右上頂点73,74を結ぶ補間ラインを特定する。そして、図9に示すように、拡大画像補間部16は、解像度変換後の画像において、その補間ラインが通る画素がエッジとなるように、補間ラインと第1の向きのエッジおよび第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する。なお、図9は、第2解像度が第1解像度の6倍である場合について示している。

0070

(d)左上角の角画素(タグ情報I2LU)が発見された場合

0071

図10は、タグ情報I2LUの角画素から探索について説明する図である。図11は、タグ情報I2LUの角画素について得られた補間端点に基づく補間について説明する図である。

0072

図10に示すように、タグ情報I2LUの角画素81が検出されると、補間端点検出部15は、まず、下方向に第1対象画素(タグ情報I1LT以外のタグ情報の画素)を探索し、第1対象画素としてタグ情報OTHRの画素を発見すると、その画素から左方向に第2対象画素(タグ情報I1UP以外のタグ情報の画素)を探索し、第2対象画素としてタグ情報I2LUの画素82を発見すると、画素82のタグ情報が画素81のタグ情報と同一であるので、画素81,82を補間端点とする。

0073

そして、拡大画像補間部16は、補間端点となる画素81,82の4頂点のうち、画素81,82のタグ情報I2LUに対応する左上頂点83,84を結ぶ補間ラインを特定する。そして、図11に示すように、拡大画像補間部16は、解像度変換後の画像において、その補間ラインが通る画素がエッジとなるように、補間ラインと第1の向きのエッジおよび第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する。なお、図11は、第2解像度が第1解像度の6倍である場合について示している。

0074

以上のように、上記実施の形態によれば、補間端点検出部15は、画像の解像度を、第1解像度から、第1解像度より高い第2解像度に変換する際に、第1解像度において、(a)4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有する角画素から、4近傍画素における2つの画素の配置パターンに対応する第1方向へ、その配置パターンに対応する第1向きのエッジに属する画素以外である第1対象画素を探索していき、(b)第1対象画素を発見すると、その配置パターンに対応しかつ第1方向に対して垂直な第2方向へ、その配置パターンに対応しかつ第1向きに対して垂直な第2向きのエッジに属する画素以外である第2対象画素を探索していき、(c)第2対象画素を発見すると、発見された第2対象画素の4近傍画素のうちの互いに対向しない2つの画素が濃度を有し、かつ、発見された第2対象画素の4近傍画素における2つの画素の配置パターンが、角画素の配置パターンと同一である場合、角画素および発見された第2対象画素を2つの補間端点として検出する。そして、拡大画像補間部16は、第2解像度において、補間端点検出部15により検出された補間端点を結ぶ補間ラインが通る画素がエッジとなるように、補間ラインと第1の向きのエッジおよび第2向きのエッジとに囲まれる領域内の濃度なしの画素を濃度ありの画素に変換する。

0075

これにより、パターンマッチングを使用せずに、短い処理時間で様々な形状の輪郭を滑らかにし、ジャギーの発生を抑えることができる。

0076

なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。

0077

本発明は、例えば、複合機などの画像形成装置に適用可能である。

0078

13タグ情報生成部
14拡大処理部
15 補間端点検出部
16拡大画像補間部

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