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技術 撮像ユニット、通信装置及び撮像システム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 渡邊健太
出願日 2015年5月15日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2015-099686
公開日 2016年12月22日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2016-219901
状態 特許登録済
技術分野 スタジオ装置 カメラの細部(フィルム等の取扱い機構) カメラ本体及び細部(構成部品等)
主要キーワード 高速通信モード 通信機能停止 カスタムモード ショルダーバッグ 装着判定 システムタイマー タブレットデバイス 未装着状態
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

撮像ユニット消費電力を抑えた上で、撮像ユニットと通信装置との通信を維持可能にして、撮影の機会を逃さないようにすることを目的とする。

解決手段

通信装置200に装着して用いられることが可能な撮像ユニット100であって、撮像手段と、通信装置200と無線で通信する通信手段と、撮像手段による撮像及び通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ撮像ユニットが通信装置に装着された状態において、第1の操作が行われたと判断された場合、通信手段による通信装置との通信を維持し、かつ稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態502に遷移する遷移手段と、を備える。

概要

背景

本体部と撮像部とを分離できるデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラの例として、特許文献1のデジタルカメラを説明する。特許文献1のデジタルカメラは、本体部と撮像部とを備える。撮像部は本体部から分離でき、撮像部が本体部から分離したときに、撮像部と本体部とは無線通信を行う。そして、ユーザが本体部を操作することで、撮像部が本体部から分離した状態での撮影ができる。
また、現在、携帯電話内カメラの高機能化が著しい一方で、より高画質な画像を携帯電話で利用したいという要求も高まっており、撮像機能特化したデジタルカメラ(以下、撮像ユニットと呼ぶ)が登場している。この撮像ユニットは、携帯電話等の通信装置への装着が可能であり、通信装置と無線通信する。ユーザは、撮像ユニットが装着された通信装置を操作して撮影でき、あたかも通信装置のカメラを高性能レンズ交換したかのような使用感が得られる。

概要

撮像ユニットの消費電力を抑えた上で、撮像ユニットと通信装置との通信を維持可能にして、撮影の機会を逃さないようにすることを目的とする。通信装置200に装着して用いられることが可能な撮像ユニット100であって、撮像手段と、通信装置200と無線で通信する通信手段と、撮像手段による撮像及び通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ撮像ユニットが通信装置に装着された状態において、第1の操作が行われたと判断された場合、通信手段による通信装置との通信を維持し、かつ稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態502に遷移する遷移手段と、を備える。

目的

本発明は、撮像ユニットの消費電力を抑えた上で、撮像ユニットと通信装置との通信を維持可能にして、撮影の機会を逃さないようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通信装置に装着して用いられることが可能な撮像ユニットであって、撮像手段と、前記通信装置と無線通信する通信手段と、前記撮像手段による撮像及び前記通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ前記撮像ユニットが前記通信装置に装着された状態において、第1の操作が行われたと判断された場合、前記通信手段による前記通信装置との通信を維持し、かつ前記稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態遷移する遷移手段と、を備えることを特徴とする撮像ユニット。

請求項2

前記低消費電力状態では前記撮像手段による撮像ができないことを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。

請求項3

前記低消費電力状態における前記通信手段の消費電力は、前記稼働状態における前記通信手段の消費電力より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像ユニット。

請求項4

前記遷移手段は、前記低消費電力状態であって第2の操作が行われたと判断された場合、前記稼働状態に遷移することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像ユニット。

請求項5

前記遷移手段は、前記稼働状態であって第3の操作が行われたと判断された場合、前記撮像手段による撮像及び前記通信手段によるデータの通信ができない停止状態に遷移し、前記低消費電力状態であって第4の操作が行われたと判断された場合、前記停止状態に遷移することを特徴とする請求項4に記載の撮像ユニット。

請求項6

前記撮像ユニットは、前記第1から第4の操作が可能な操作手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の撮像ユニット。

請求項7

前記第1の操作及び前記第2の操作は同じ操作であり、前記第3の操作及び前記第4の操作は同じ操作であることを特徴とする請求項6に記載の撮像ユニット。

請求項8

前記撮像ユニットは、前記通信装置との装着状態を検知する検知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像ユニット。

請求項9

前記検知手段は、前記通信装置との接触を検知できる機械的なスイッチ、又は、前記通信装置との通信によって、前記撮像ユニットの前記通信装置との装着状態を検知することを特徴とする請求項8に記載の撮像ユニット。

請求項10

撮像手段及び第1通信手段を有する撮像ユニットに装着して用いられることが可能な通信装置であって、操作手段と、前記撮像ユニットが前記撮像手段による撮像及び前記第1通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ前記撮像ユニットが前記通信装置に装着された状態において、前記操作手段による操作が行われたとき、前記撮像ユニットを、前記第1通信手段による前記通信装置との通信を維持し、かつ前記稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態に遷移させるという判定をする判定手段と、前記判定手段の判定を前記撮像ユニットに送信する第2通信手段と、を備えることを特徴とする通信装置。

請求項11

通信装置と、前記通信装置と通信する通信手段及び撮像手段を有する撮像ユニットと、を備える撮像システムであって、操作手段と、前記撮像ユニットと前記通信装置との装着状態を検知する検知手段と、前記撮像ユニットが前記撮像手段による撮像及び前記通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ前記撮像ユニットが前記通信装置に装着された状態において、前記操作手段による操作が行われたとき、前記撮像ユニットを、前記通信手段による前記通信装置との通信を維持し、かつ前記稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態に遷移させるという判定をする判定手段と、前記判定手段の判定に従って低消費電力状態に遷移する遷移手段と、を備えることを特徴とする撮像システム。

請求項12

通信装置に装着して用いられることが可能であり、前記通信装置と無線で通信する通信手段と、撮像手段とを備える撮像ユニットの制御方法であって、前記撮像手段による撮像及び前記通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ前記撮像ユニットが前記通信装置に装着された状態において、所定の操作が行われたと判断された場合、前記通信手段による前記通信装置との通信を維持し、かつ前記稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態に遷移するステップを備えることを特徴とする撮像ユニットの制御方法。

請求項13

撮像手段及び通信手段を有する撮像ユニットに装着して用いられることが可能であり、操作手段を備える通信装置の制御方法であって、前記撮像ユニットが前記撮像手段による撮像及び前記通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ前記撮像ユニットが前記通信装置に装着された状態において、前記操作手段による操作が行われたとき、前記撮像ユニットを、前記通信手段による前記通信装置との通信を維持し、かつ前記稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態に遷移させるという判定をするステップと、前記判定を前記撮像ユニットに送信するステップと、を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。

請求項14

コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像ユニットとして機能させるためのプログラム

請求項15

コンピュータを、請求項10に記載の通信装置として機能させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、撮像ユニット通信装置撮像ステム、撮像ユニットの制御方法及びプログラム並びに通信装置の制御方法及びプログラムに関する。

背景技術

0002

本体部と撮像部とを分離できるデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラの例として、特許文献1のデジタルカメラを説明する。特許文献1のデジタルカメラは、本体部と撮像部とを備える。撮像部は本体部から分離でき、撮像部が本体部から分離したときに、撮像部と本体部とは無線通信を行う。そして、ユーザが本体部を操作することで、撮像部が本体部から分離した状態での撮影ができる。
また、現在、携帯電話内カメラの高機能化が著しい一方で、より高画質な画像を携帯電話で利用したいという要求も高まっており、撮像機能特化したデジタルカメラ(以下、撮像ユニットと呼ぶ)が登場している。この撮像ユニットは、携帯電話等の通信装置への装着が可能であり、通信装置と無線通信する。ユーザは、撮像ユニットが装着された通信装置を操作して撮影でき、あたかも通信装置のカメラを高性能レンズ交換したかのような使用感が得られる。

先行技術

0003

特開2004−201073号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1のデジタルカメラは、消費電力を抑えるために電源が切られると、本体部と撮像部との通信が切れる。同様に、上述の撮像ユニットの電源が切られると、撮像ユニットと通信装置との通信が切れる。一方で、通信の確立には一定の時間がかかる。このため、ユーザは、デジタルカメラや撮像ユニットの電源を入れてから通信が確立して撮影が可能になるまで、所定の時間待つ必要がある。このことから、ユーザは、デジタルカメラや撮像ユニットの電源を一旦切ると、撮影の機会を逃す可能性がある。

0005

そこで、本発明は、撮像ユニットの消費電力を抑えた上で、撮像ユニットと通信装置との通信を維持可能にして、撮影の機会を逃さないようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、通信装置に装着して用いられることが可能な撮像ユニットであって、撮像手段と、前記通信装置と無線で通信する通信手段と、前記撮像手段による撮像及び前記通信手段によるデータの通信が可能な稼働状態であり、かつ前記撮像ユニットが前記通信装置に装着された状態において、第1の操作が行われたと判断された場合、前記通信手段による前記通信装置との通信を維持し、かつ前記稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態遷移させる遷移手段と、を備える。

発明の効果

0007

本発明によれば、撮像ユニットは、通信手段が前記通信装置との通信を維持し、かつ前記稼働状態よりも消費電力の少ない低消費電力状態をもつ。したがって、撮像ユニットの消費電力を抑えた上で、撮像ユニットと通信装置との通信を維持可能にして、撮影の機会を逃さないようにできる。

図面の簡単な説明

0008

デジタルカメラの構成を示すブロック図である。
携帯電話の構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ及び携帯電話のユースケースを示す図であり、(a)はデジタルカメラが携帯電話に装着されていない状態でのユースケースを示す図、(b)はデジタルカメラを携帯電話に装着した状態でのユースケースを示す図、(c)はデジタルカメラがバッグに入れられるユースケースを示す図、(d)はデジタルカメラをバッグから取り出して使用するユースケースを示す図である。
デジタルカメラを携帯電話へ装着する際の断面図である。
第1実施形態におけるデジタルカメラの動作状態の遷移図である。
電源ボタンが押下又は長押しされた時点からの、第1実施形態におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
装着済状態であり動作状態がスリープ状態に遷移した時点からの第1実施形態におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
第2実施形態における携帯電話の画面の例を示す図であり、(a)はカメラアプリケーション作画面の例の図、(b)は所定のメッセージが表示された画面の例の図である。
第2実施形態における携帯電話の電源アイコンタップ又は長タップされた時点からの携帯電話の動作を示すフローチャートである。

実施例

0009

以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
(デジタルカメラ100の構成)
第1実施形態のデジタルカメラ100及び携帯電話200について以下に説明する。
まず、デジタルカメラ100を構成する各部について、図1を参照して説明する。図1はデジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。なお、デジタルカメラ100は撮像ユニットの一例である。
撮像レンズ102は、ズームレンズフォーカスレンズを含むレンズ群である。
シャッター103は、絞り機能を備えるシャッターである。
撮像部104は、光学像電気信号に変換する撮像素子であり、CCDやCMOS素子等で構成される。
A/D変換器105は、アナログ信号デジタル信号に変換する。A/D変換器105は、撮像部104から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
バリア101は、撮像レンズ102、シャッター103及び撮像部104を含む撮像系を覆うことにより、この撮像系の汚れや破損を防止する。

0010

画像処理部111は、A/D変換器105からのデータ、又は、メモリ制御部108からのデータに対し所定の画素補間縮小といったリサイズ処理色変換処理を行う。また、画像処理部111では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部121が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTLスルー・ザ・レンズ)方式のAFオートフォーカス)処理、AE自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部111では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器105からの出力データは、画像処理部111及びメモリ制御部108を介して、又は、メモリ制御部108を介してメモリ109に直接書き込まれる。メモリ109は、撮像部104によって得られ、A/D変換器105によりデジタルデータに変換された画像データを格納する。メモリ109は、所定枚数静止画像、所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。

0011

不揮発性メモリ124は、電気的に消去及び記録が可能なメモリであり、例えばEEPROMが用いられる。不揮発性メモリ124には、システム制御部121の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいうプログラムには、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムが含まれる。
システム制御部121は、デジタルカメラ100全体を制御する。上述した不揮発性メモリ124に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部121はメモリ109、D/A変換器106を制御することにより表示制御等を行う。
システムメモリ123には、RAMが用いられる。システムメモリ123には、システム制御部121の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ124から読み出したプログラム等が展開される。
システムタイマー122は、内蔵された時計を参照して各種制御に用いる時間等を計測する計時部である。

0012

モード切替スイッチ115、シャッターボタン114、第1シャッタースイッチ119、第2シャッタースイッチ120、操作部113、電源スイッチ116はシステム制御部121に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ115は、システム制御部121の動作モードを静止画記録モード又は動画記録モード等のいずれかに切り替えるためのスイッチである。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮像モードオートシーン判別モード、マニュアルモード撮像シーン別の撮像設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード及びカスタムモード等がある。モード切替スイッチ115で、静止画撮像モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。なお、モード切替スイッチ115で静止画撮像モードに一旦切り換えた後に、静止画撮像モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えができるようにしてもよい。同様に、動画撮像モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ119は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン114の操作途中、いわゆる半押し(撮像準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部121は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ120は、シャッターボタン114の操作完了、いわゆる全押し(撮像指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部121は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部104からの信号読み出しから記録媒体128に画像データを書き込むまでの一連撮像処理の動作を開始する。
操作部113の各操作部材は、表示部107に表示される種々の機能アイコン選択操作すること等により場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部107に表示される。ユーザは、表示部107に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。

0013

電源制御部117は、電池検出回路DC−DCコンバータ、及び、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類及び電池残量の検出を行う。また、電源制御部117は、電池残量の検出結果及びシステム制御部121の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体128を含む各部へ供給する。
電源部118は、アルカリ電池又はリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池又はLi電池等の二次電池及びACアダプター等からなる。
記録媒体I/F127は、メモリーカードハードディスク等の記録媒体128とのインターフェースである。
記録媒体128は、撮像された画像を記録するためのメモリーカード等の記録媒体であり、半導体メモリ磁気ディスク等から構成される。
音声出力部125は、ユーザに対して音声データを出力でき、種々の情報をユーザに知らせることができる。
発光部126は、被写体に対しての発光を行う。

0014

通信I/F110は、ネットワーク112等を介して、外部機器ファイルコマンド等の各種データの送受信を行うためのインターフェースである。通信I/F110には、無線LANやBluetooth(登録商標)等の無線インターフェースが用いられる。
なお、デジタルカメラ100は、システム制御部121、電源制御部117及び電源部118を複数備えてもよい。
また、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、後述する携帯電話200からのリモート制御で動作することが可能であり、リモート制御専用の機器としてもよい。この場合、デジタルカメラ100は撮像に必要な構成を最低限有していればよい。例えば、撮像した画像データはすべて後述する携帯電話200に送信するようにしてもよい。この場合は記録媒体I/F127、記録媒体128は必ずしも必要ではない。また、デジタルカメラの操作は携帯電話200からのリモート制御のみで可能としてもよい。この場合は操作部113、シャッターボタン114、モード切替スイッチ115は必ずしも必要ではない。また、各種メニューや撮像された画像は、携帯電話200で表示するようにしてもよい。この場合、表示部107は必ずしも必要ではない。

0015

(携帯電話200の構成)
次に、通信装置の一例である携帯電話200を構成する各部について、図2を参照して説明する。図2は携帯電話200の構成を示すブロック図である。
なお、ここでは通信装置の一例として携帯電話200について述べるが、通信装置は携帯電話200に限られない。例えば通信装置として、携帯型のメディアプレーヤやいわゆるタブレットデバイスパーソナルコンピュータスマートフォン等の情報処理装置が使われてもよい。
また、携帯電話200は、対応するアプリケーションインストールすることで、種々の機能を実行することができるものとする。携帯電話200には、種々のカメラ機能を実現するためのカメラアプリケーションがインストールされている。カメラアプリケーションは携帯電話200の出荷時点で予めインストールされていてもよいし、ユーザの操作によりインストールされてもよい。

0016

フロントカメラ240は、表示部207が配置される側の携帯電話200の面に取り付けられ、携帯電話200のユーザが自分の顔を撮像するとき等に使われる。フロントカメラ240は、バリア201、撮像レンズ202、シャッター203及び撮像部204を備える。
リアカメラ241は、表示部207が配置される携帯電話200の面の反対面に取り付けられ、携帯電話200のユーザが外部の被写体を撮像するとき等に使われる。リアカメラ241は、バリア231、撮像レンズ232、シャッター233及び撮像部234を備える。
撮像レンズ202及び232は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。
シャッター203及び233は、絞り機能を備えるシャッターである。
撮像部204及び234は、光学像を電気信号に変換する撮像素子であり、CCDやCMOS素子等で構成される。
フロントカメラ240のバリア201は、撮像レンズ202、シャッター203及び撮像部204を含むフロントカメラ240の撮像系を覆うことにより、フロントカメラ240の撮像系の汚れや破損を防止する。同様にリアカメラ241のバリア231は、撮像レンズ232、シャッター233及び撮像部234を含むリアカメラ241の撮像系を覆うことにより、リアカメラ241の撮像系の汚れや破損を防止する。

0017

A/D変換器205は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器205は、撮像部204又は234から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部211は、A/D変換器205からのデータ、又は、メモリ制御部208からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部211は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部221が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部211は更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。

0018

A/D変換器205からの出力データは、画像処理部211及びメモリ制御部208を介して、又は、メモリ制御部208を介してメモリ209に直接書き込まれる。
メモリ209は、撮像部204又は234によって得られ、A/D変換器205によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部207に表示するための画像データを格納する。メモリ209は、所定枚数の静止画像、所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ209は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器206は、メモリ209に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部207に供給する。こうして、メモリ209に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器206を介して表示部207により表示される。
表示部207は、LCD等の表示器上に、D/A変換器206からのアナログ信号に応じた表示を行う。表示部207は、電子ビューファインダとして機能させることができ、スルー画像表示を行える。表示部207を電子ビューファインダとして機能させるために、A/D変換器205が一度A/D変換してメモリ209に蓄積されたデジタル信号を、D/A変換器206がアナログ変換し、表示部207に逐次転送して表示部207に表示させる。

0019

不揮発性メモリ224は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ224には、システム制御部221の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここに記憶されるプログラムは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムを含み、上述したカメラアプリケーションもこの不揮発性メモリ224に記憶される。
システム制御部221は、携帯電話200全体を制御する。上述した不揮発性メモリ224に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部221はメモリ209、D/A変換器206、表示部207等を制御することにより表示制御を行う。
システムメモリ223には、RAMが用いられる。システムメモリ223には、システム制御部221の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ224から読み出したプログラム等を展開する。
システムタイマー222は、内蔵された時計を参照して各種制御に用いる時間等を計測する計時部である。

0020

操作部213はシステム制御部221に各種の動作指示を入力するための操作手段であり、表示部207の全面に配置されたタッチパネルと、表示部207に表示される操作表示とを備える。タッチパネルには、抵抗膜方式静電容量方式表面弾性波方式赤外線方式電磁誘導方式画像認識方式光センサ方式等、様々な方式のうち、どの方式を用いてもよい。操作表示は、ユーザが操作をするための表示であり、例えば、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン、メニューボタン等がある。システム制御部221は、操作表示へのユーザのタッチを検知することで、操作表示に応じた処理を行う。例えば、システム制御部221は、メニューボタンがタッチされると各種の設定可能なメニュー画面を表示部207に表示する。

0021

モード切替スイッチ215は、携帯電話200で撮像する際の動作モードを静止画記録モード又は動画記録モード等のいずれかに切り替えるためのスイッチである。
電源スイッチ216は、携帯電話200の電源を入れたり切ったりするためのスイッチである。
電源制御部217は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部217は、電池残量の検出結果及びシステム制御部221の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体228を含む各部へ供給する。
電源部218は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F227は、メモリーカードやハードディスク等の記録媒体228とのインターフェースである。記録媒体228は、撮像された画像を記録するためのメモリーカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
音声出力部225及び音声入力部229は、それぞれ、ユーザへの音声の出力及びユーザから音声の入力を行い、ユーザが携帯電話200を用いて通話することを可能にする。
発光部226は被写体に対しての発光を行う。
通信I/F210は、電話回線を介し音声データを送受信することで遠隔地との通話が可能となる。また、通信I/F210は、ネットワーク112等を介して、外部機器とファイルやコマンド等の各種データの送受信を行うためのインターフェースにも用いられる。通信I/F210には、無線LANやBluetooth等の無線インターフェースが用いられる。

0022

タッチパネル操作
次に、携帯電話200の操作部213が備えるタッチパネルの操作について説明する。
システム制御部221は、タッチパネルへの以下の操作を検出できる。まず、指やペンでタッチパネルを触れたこと(以下、タッチダウンと称する)である。次に、指やペンでタッチパネルを触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)である。次に、指やペンでタッチパネルを触れたまま、指やペンを移動していること(以下、スライドと称する)である。次に、タッチパネルに触れていた指やペンをタッチパネルから離したこと(以下、タッチアップと称する)である。次に、指やペンがタッチパネルに触れていない状態であること(以下、タッチオフと称する)である。
これらの操作や、指やペンが触れているタッチパネルの位置座標は、操作部213からシステム制御部221に通知される。システム制御部221は通知された情報に基づいてタッチパネルにどのような操作が行なわれたかを判定する。
システム制御部221は、タッチダウンされてからスライドされずに所定時間内にタッチアップされたとき、タップが行われたと判断する。タップは、一瞬だけタッチパネルをタッチする操作であり、項目の指定やボタンの押下等のように、マウスでいうクリックと同等の操作として用いられることが多い。

0023

(ユースケース)
次に、デジタルカメラ100と携帯電話200とを備える撮像システムのユースケースについて、図3を参照して説明する。
図3(a)は、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されていない状態でのユースケースを示す図であり、携帯電話200を所持するユーザがデジタルカメラ100から離れた場所に位置して動物等を撮影するときの例である。なお、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されていない状態の他のユースケースとして、従来デジタルカメラのセルフタイマー機能で行われていた記念撮影等がある。
ユーザの所持する携帯電話200の表示部207には、デジタルカメラ100の撮像部104がとらえる被写体301が表示される。ユーザは、携帯電話200を操作し、携帯電話200からデジタルカメラ100に撮像指示を送信して、被写体301を撮像する。
携帯電話200とデジタルカメラ100との通信は、携帯電話200の通信I/F210及びデジタルカメラ100の通信I/F110を介して行われる。

0024

図3(b)は、デジタルカメラ100を携帯電話200に装着した状態でのユースケースを示す図である。このユースケースでは、ユーザは、高機能なレンズ、センサ画像処理ユニット等を含むデジタルカメラ100を携帯電話200に装着し、携帯電話200の表示などを見ながら、デジタルカメラ100や携帯電話200を操作する。ユーザは携帯電話200とデジタルカメラ100とを一台のデジタルカメラ(以下、デジタルカメラ302とする)のように使用し、被写体301を撮影できる。
図3(b)のユースケースでは、図3(a)と同様に、ユーザの所持する携帯電話200の表示部207には、デジタルカメラ100の撮像部104がとらえる被写体301が表示される。ユーザは、携帯電話200を操作し、携帯電話200からデジタルカメラ100に撮像指示を送信して、被写体301を撮像する。携帯電話200とデジタルカメラ100との通信は、携帯電話200の通信I/F210及びデジタルカメラ100の通信I/F110を介して行われる。

0025

ユーザは、図3(b)のようなユースケースで被写体301を撮影した後、図3(c)に示すように、デジタルカメラ302の電源を切り、ショルダーバッグ303に入れることが想定される。デジタルカメラ100の電源を切ると、デジタルカメラ100と携帯電話200との間では無線通信が切断する。その後、ユーザがシャッターチャンスを見つけて、図3(d)に示すように、ユーザがショルダーバッグ303からデジタルカメラ302を取り出し、被写体304の撮影を試みるとする。この場合、デジタルカメラ100と携帯電話200との無線通信が切断されているため、再度の無線通信の確立に時間がかかり、撮影の機会を逃してしまう可能性がある。
すなわち、デジタルカメラ100と携帯電話200とを一台のデジタルカメラ302として使用している場合、デジタルカメラ100の電源を切ると、無線通信機能も停止するため、携帯電話200との無線通信が切断してしまう。また、デジタルカメラ100の電源を再度入れたとしても、すぐには携帯電話200との無線通信を確立することができない。毎回無線通信を切断することは、デジタルカメラ100、および携帯電話200にとって消費電力の観点で有効だが、頻繁に撮影を行うユーザにとっては、撮影機会を逃してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されている間は、デジタルカメラ100の電源スイッチ116を押下した場合であっても無線通信を維持できるようにする。具体的には、デジタルカメラ100の動作状態に、低消費電力状態を設ける。低消費電力状態では、デジタルカメラ100は通信I/F110による携帯電話200との通信を維持し、かつ、デジタルカメラ100の消費電力は後述する稼働状態よりも少ない。なお、以降では低消費電力状態をスリープ状態と呼ぶ。また、スリープ状態の詳細は後述する。

0026

(デジタルカメラ100の装着状態の検知)
次に、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されているか否かの判定方法について、図4を参照して説明する。図4は、デジタルカメラ100を携帯電話200へ装着する際の断面図である。
デジタルカメラ100を携帯電話200へ装着するために、デジタルカメラ100は装着部402を有する。装着部402は携帯電話200の大きさに合わせて自由に長さを変えることが可能である。装着部402に携帯電話200が例えば嵌め込まれることで、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着される。なお、デジタルカメラ100は、後述するスイッチ401等で検知可能な範囲で、携帯電話200の任意の位置に装着できる。

0027

デジタルカメラ100は、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されているか否か、すなわちデジタルカメラ100の装着状態を検知するため、機械的なスイッチ401を備える。
デジタルカメラ100が携帯電話200に装着された状態(以下、装着済状態と呼ぶ)では、スイッチ401が押し込まれている。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、スイッチ401が押し込まれた状態のとき装着済状態であると判断する。一方、デジタルカメラ100が携帯電話200から取り外された状態(以下、未装着状態と呼ぶ)では、押し込まれていたスイッチ401が、図4に示すような押し込まれる前の位置まで飛び出す。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、スイッチ401が飛び出した状態のとき、未装着状態であると判断する。

0028

デジタルカメラ100の装着状態の検知は、次の例のように行われてもよい。
第1の例では、デジタルカメラ100は、接非接触通信(Near Field Communication:NFC)インターフェースを利用して携帯電話200とデジタルカメラ100との接触を検出して装着状態を検知する。デジタルカメラ100は、携帯電話200の接触を検出したときは、装着済状態と判断する。デジタルカメラ100は、携帯電話200の接触を検出しないときは、未装着状態と判断する。

0029

第2の例では、デジタルカメラ100は、無線通信の受信信号強度から装着状態を検知する。例えば、デジタルカメラ100の通信I/F110は、Bluetoothや無線LAN等の無線通信が可能なインターフェースであり、携帯電話200との無線通信が可能である。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、通信I/F110を介して携帯電話200から受信した無線通信の信号強度から、携帯電話200とデジタルカメラ100との距離を算出する。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、算出した距離が所定の閾値以下のとき装着済状態であると判断し、算出した距離が所定の閾値より大きいとき未装着状態であると判断する。
なお、第1の例と第2の例の装着状態の検知は、携帯電話200が行ってもよい。携帯電話200による検知の結果は、デジタルカメラ100に送信される。

0030

第3の例では、携帯電話200は、リアカメラ241の映像解析して装着状態を検知し、検知結果をデジタルカメラ100に送信する。
例えば、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されると、装着される場所によっては、携帯電話200のリアカメラ241がデジタルカメラ100に塞がれる。また、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着された状態でユーザが撮像しようとすると、ユーザが携帯電話200をグリップとして使用する際に、ユーザの手がリアカメラ241を塞ぐことがある。そこで、携帯電話200のシステム制御部221は、リアカメラ241の映像が遮断されたとき、装着済状態であると判断する。
また、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されると、携帯電話200のリアカメラ241にデジタルカメラ100が映ることがある。そこで、携帯電話200のシステム制御部221は、リアカメラ241の映像にデジタルカメラ100が映っているとき装着済状態であると判断する。

0031

第4の例では、デジタルカメラ100は、携帯電話200のリアカメラ241の映像及びデジタルカメラ100の映像を解析して、同じ被写体を捉えているか否かによって装着状態を検知する。
例えば、デジタルカメラ100のシステム制御部121は、通信I/F110を介して、携帯電話200からリアカメラ241の映像を受信する。そして、デジタルカメラ100のシステム制御部121は、受信したリアカメラ241の映像と、デジタルカメラ100が撮像部104に捉えた映像とを比較する。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、両者が同じ被写体を捉えた映像であると判定したとき、装着済状態であると判断する。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、両者が異なる被写体を捉えた映像であると判定したとき、未装着状態であると判断する。
なお、第4の例の装着状態の検知は、携帯電話200で行ってもよい。このとき、デジタルカメラ100が捉えた映像は携帯電話200に送信される。携帯電話200は、送信された映像とリアカメラ241の映像とを比較して装着状態の検知し、検知結果をデジタルカメラ100に送信する。

0032

(デジタルカメラ100の動作状態の遷移)
次に、デジタルカメラ100の動作状態の遷移について、図5を参照して説明する。図5は、デジタルカメラ100の動作状態の遷移図である。なお、図5各動作状態は、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着された装着済状態であるものとする。
デジタルカメラ100は、稼働状態501、スリープ状態502及び停止状態503という3つの動作状態を有する。
稼働状態501は、デジタルカメラ100のシステム制御部121が、撮像部104、操作部113及び通信I/F110等に対して稼働する状態である。すなわち、稼働状態501は、デジタルカメラ100の撮像機能及び通信機能が稼働する状態である。したがって、稼働状態501では、撮像部104による撮像、及び、通信I/F110によるデータの通信が可能である。
スリープ状態502は、デジタルカメラ100の撮像部104には電力が供給されず、デジタルカメラ100による撮影は行えない状態である。同時に、スリープ状態502は、デジタルカメラ100の通信I/F110及びシステム制御部121等には電力が供給され、デジタルカメラ100は無線通信が可能な状態である。すなわち、スリープ状態502は、デジタルカメラ100の撮像機能が停止し、通信機能が稼働する状態である。したがって、スリープ状態502では、通信I/F110による携帯電話200との通信を維持し、かつ、デジタルカメラ100の消費電力は稼働状態501よりも少ない。
デジタルカメラ100が稼働状態501であり携帯電話200との無線通信が確立しているときは、稼働状態501からスリープ状態502へ遷移しても無線通信は切断されずに維持される。また、デジタルカメラ100がスリープ状態502のときは、消費電力を考慮して、無線通信の電波強度を落とす。このため、スリープ状態502での通信I/F110の消費電力は、稼働状態501での消費電力と比べて小さくなる。ただし、スリープ状態502の無線通信の電波強度を落とさなくてもよい。この場合であっても、スリープ状態502では、撮像部104等には電力が供給されないため、稼働状態501と比べて、デジタルカメラ100全体の消費電力は小さくなる。なお、稼働状態501からスリープ状態502に移行する際には、より消費電力の少ない通信方式に切り替えてもよい。例えば無線LANやBluetoothの高速通信モードから、Bluetooth Low Energyでの通信に切り替えることが考えられる。
停止状態503は、撮像部104及び通信I/F110に電力が供給されず、デジタルカメラ100による撮影及び無線通信が行えない状態である。すなわち、デジタルカメラ100の撮像機能及び通信機能が停止した状態である。したがって、停止状態503では、撮像部104による撮像、及び、通信I/F110によるデータの通信ができない。

0033

上述の3つの動作状態は、電源スイッチ116の押下、装着状態の変化、又は、一定時間の経過によって遷移する。
図5に示すように、デジタルカメラ100の動作状態が稼働状態501のときに電源スイッチ116が押下されると、動作状態はスリープ状態502へ遷移する。また、稼働状態501のときに電源スイッチ116が所定時間押下(以下、長押しと呼ぶ)されると停止状態503へ遷移する。電源スイッチ116が押下されたか長押しされたかの判定は、システム制御部121が行う。

0034

デジタルカメラ100の動作状態がスリープ状態502のときに電源スイッチ116が押下されると、動作状態は稼働状態501へ遷移する。また、スリープ状態502のときに電源スイッチ116が長押しされると停止状態503へ遷移する。スリープ状態502では、装着状態の変化によっても動作状態が遷移する。スリープ状態502のときに装着済状態から未装着状態へ変化したことをシステム制御部121が検知すると、動作状態は停止状態503へ遷移する。また、スリープ状態502で一定時間経過するとスリープ状態のタイムアウト(以下、スリープタイムアウトと呼ぶ。)になり、動作状態は停止状態503へ遷移する。このタイムアウト時間はシステムタイマー122が監視する。タイムアウト時間は、デジタルカメラ100又は携帯電話200から、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
デジタルカメラ100の動作状態が停止状態503のときに電源スイッチ116が押下又は長押しされると、動作状態は稼働状態501へ遷移する。

0035

図5の各動作状態は、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着された装着済状態であるものとした。デジタルカメラ100が携帯電話200から取り外された未装着状態でのデジタルカメラ100の動作状態遷移は、稼働状態501と停止状態503との間の遷移のみである。これらの状態遷移は、電源スイッチ116の押下、長押しを区別せず、電源スイッチ116が押下されたときに行われる。

0036

(デジタルカメラ100の動作)
次に、デジタルカメラ100の電源スイッチ116が押下又は長押しされたときのデジタルカメラ100の動作について、図6を参照して説明する。図6は、デジタルカメラ100の電源スイッチ116が押下又は長押しされた時点からのデジタルカメラ100の動作を示すフローチャートである。
テップS601では、システム制御部121は、デジタルカメラ100の動作状態が稼働状態501であるか否かを判断する。システム制御部121は、稼働状態501であると判断した場合、ステップS602へ処理を進める。一方、システム制御部121は、稼働状態501でないと判断した場合、ステップS606へ処理を進める。
ステップS602では、システム制御部121は、デジタルカメラ100の電源スイッチ116が、所定時間であるt秒以上押下されたか否かを判断する。システム制御部121は、電源スイッチ116の押下がt秒以上と判断した場合、デジタルカメラ100の動作状態を停止状態503に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS604へ処理を進める。一方、システム制御部121は、電源スイッチ116の押下がt秒未満と判断した場合、ステップS603へ処理を進める。
なお、t秒は、電源スイッチ116の長押しと押下との判別に用いられる時間であり、電源スイッチ116の押下がt秒以上のときは長押しであり、t秒未満のときは長押しではなく押下である。このt秒は適宜決定される。後述するステップS607のt秒も、ステップS602のt秒と同様の役割をもつ。

0037

ステップS603では、システム制御部121は、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着された状態か否か、すなわち装着済状態か否かを判断する。システム制御部121は、装着済状態と判断した場合、デジタルカメラ100の動作状態をスリープ状態502に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS605へ処理を進める。一方、システム制御部121は、未装着状態と判断した場合、デジタルカメラ100の動作状態を停止状態503に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS604へ処理を進める。なお、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されているか否かを判断は、上述したデジタルカメラ100の装着状態の検知方法で行われる。
ステップS604では、システム制御部121は、通信I/F110への電力の供給を停止し、デジタルカメラ100の通信機能を停止させて、ステップS605へ処理を進める。
ステップS605では、システム制御部121は、撮像部104への電力の供給を停止し、デジタルカメラ100の撮像機能を停止させる。ステップS605では、システム制御部121が、デジタルカメラ100の撮像レンズ102を格納する処理を行ってもよい。
なお、ステップS603及びS605の順に処理されたとき、デジタルカメラ100の撮像機能は停止した状態であり、通信機能は稼働する状態であるため、動作状態はスリープ状態502である。ステップS603、ステップS604及びステップS605の順に処理されたとき、デジタルカメラ100の撮像機能及び通信機能は停止した状態であるため、動作状態は停止状態503である。

0038

ステップS606では、システム制御部121は、デジタルカメラ100の動作状態がスリープ状態502であるか否かを判断する。システム制御部121がスリープ状態502であると判断した場合は、ステップS607へ処理を進める。一方、システム制御部121がスリープ状態502でないと判断した場合は、デジタルカメラ100の動作状態を稼働状態501に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS608へ処理を進める。
ステップS607では、システム制御部121は、デジタルカメラ100の電源スイッチ116がt秒以上押下されたか否かを判断する。システム制御部121が、電源スイッチ116の押下がt秒以上と判断した場合は、デジタルカメラ100の動作状態を停止状態503に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS604へ処理を進める。一方、システム制御部121が、電源スイッチ116の押下がt秒未満と判断した場合は、デジタルカメラ100の動作状態を稼働状態501に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS609へ処理を進める。
ステップS608では、システム制御部121は、通信I/F110への電力の供給を開始し、デジタルカメラ100の通信機能が稼働する状態にして、ステップS609へ処理を進める。
ステップS609では、システム制御部121は、撮像部104への電力の供給を開始し、デジタルカメラ100の撮像機能を稼働する状態にする。
なお、ステップS609が処理されたとき、デジタルカメラ100の撮像機能及び通信機能は稼働する状態であるため、デジタルカメラ100の動作状態は稼働状態501である。また、ステップS609では、システム制御部121が、デジタルカメラ100の撮像レンズ102を展開する処理を行ってもよい。

0039

次に、デジタルカメラ100が装着済状態であり、動作状態がスリープ状態502に遷移したときのデジタルカメラ100の動作について、図7を参照して説明する。図7は、デジタルカメラ100が装着済状態であり、動作状態がスリープ状態502に遷移した時点からのデジタルカメラ100の動作を示すフローチャートである。
なお、デジタルカメラ100が装着済状態であり、動作状態がスリープ状態502に遷移したときに、電源スイッチ116が押下された時の処理は、図6で説明したため、ここでは省略する。
ステップS701では、システム制御部121は、デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されていない状態である未装着状態となったか否かを判断する。システム制御部121が未装着状態と判断した場合はステップS702へ処理を進める。
システム制御部121は、さらに、スリープ状態502で一定時間経過してスリープタイムアウトになったか否かを判断する。システム制御部121がスリープタイムアウトと判断した場合はステップS702へ処理を進める。
システム制御部121は、未装着状態ではなく、かつ、スリープタイムアウトではない、と判断した場合は、再度ステップS701へ処理を進める。
ステップS702では、システム制御部121は、通信I/F110への電力の供給を停止し、デジタルカメラ100の通信機能を停止させる。なお、ステップS702が処理された時、デジタルカメラ100の撮像機能及び通信機能は停止した状態であるため、動作状態は停止状態503である。

0040

以上説明したとおり、本実施形態のデジタルカメラ100は、撮像機能が停止し通信機能が稼働するスリープ状態502をもつ。したがって、デジタルカメラ100の消費電力を抑えた上で、デジタルカメラ100と携帯電話200との通信を維持でき、撮影の機会を逃さないようにできる。
また、デジタルカメラ100の動作状態は、図5に示すように、スリープ状態502のときに電源スイッチ116の押下により、稼働状態501に遷移する。このとき、デジタルカメラ100の通信機能は、この遷移の前後で稼働中であり、デジタルカメラ100と携帯電話200との無線通信は確立した状態である。したがって、ユーザが撮影の機会を見つけてデジタルカメラ100の動作状態をスリープ状態502から稼働状態501にしたとき、デジタルカメラ100と携帯電話200との無線通信の確立を待つ必要がなく、撮影の機会を逃さないようにできる。
また、ユーザは、図5に示すように、電源スイッチ116の操作によって、デジタルカメラ100の動作状態を遷移させることができる。したがって、ユーザは、撮影の機会が訪れる可能性等に応じて、デジタルカメラ100の動作状態を選択できる。例えば、ユーザは、撮影の機会がしばらくないと考えたときは停止状態503にする。こうして、撮影の機会を逃さないようにしたうえで、デジタルカメラ100が必要以上に電力を消費することを回避できる。また、後述する携帯電話200でデジタルカメラ100の動作状態を遷移させる場合と異なり、デジタルカメラ100の通信機能が停止していてもデジタルカメラ100の動作状態を遷移させられる。

0041

<第2実施形態>
(携帯電話200のユーザインターフェース
次に、第2実施形態のデジタルカメラ100及び携帯電話200について説明する。本実施形態では、デジタルカメラ100側からの電源ボタン操作に加えて、携帯電話200側からも電源に関する操作が可能な形態について説明する。なお、本実施形態における第1実施形態と同様の部分は、説明を省略又は簡略化する。
まず、本実施形態の携帯電話200のユーザインターフェースについて、図8を参照して説明する。図8(a)は、本実施形態における携帯電話200のカメラアプリケーション操作画面の例である。
図8(a)に示すように、携帯電話200の表示部207には、デジタルカメラ100との無線通信が確立すると、無線通信アイコン801が表示される。一方、デジタルカメラ100との無線通信が切断すると、無線通信アイコン801は非表示となる。デジタルカメラ100との無線通信が確立している場合、ユーザは、表示部207に表示されるシャッターボタン808を押下することで、撮影できる。

0042

デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されているとき、すなわち装着済状態のときは、表示部207に装着判定アイコン802が表示される。一方、装着されていないとき、すなわち未装着状態のときは、装着判定アイコン802は非表示となる。
デジタルカメラ100が携帯電話200に装着されているか否かの判断は、上述のデジタルカメラ100の装着状態の検知方法で行われる。デジタルカメラ100が装着状態の検知を行う場合、携帯電話200は検知結果を通信I/F210を介してデジタルカメラ100から受信する。

0043

携帯電話200の表示部207の領域803には、デジタルカメラ100の動作状態が表示される。デジタルカメラ100の動作状態が稼働状態501のときは領域803に稼働状態アイコン804が表示される。同様に、デジタルカメラ100の動作状態がスリープ状態502のときはスリープ状態アイコン805が領域803に表示され、停止状態503のときは停止状態アイコン806が表示される。
携帯電話200は、デジタルカメラ100の動作状態を、例えば、上述した装着判定アイコン802の場合と同様に、無線LAN通信、NFC又はBluetooth等の近接通信を使用し、通信I/F210を介してデジタルカメラ100から受信する。
なお、デジタルカメラ100の動作状態が停止状態503のときは、デジタルカメラ100の通信機能が停止しているため、携帯電話200はデジタルカメラ100から動作状態を受信できない。このため、携帯電話200は、デジタルカメラ100と無線通信できないときに、停止状態アイコン806を表示してもよい。また、携帯電話200は、デジタルカメラ100と無線通信できないときは、領域803にアイコンを表示しなくてもよい。このとき、停止状態アイコン806は使われないことになる。また、次に説明する図8(b)に示すように、携帯電話200の表示部207にメッセージ809を表示してもよい。

0044

携帯電話200の表示部207には、電源アイコン807が表示される。ユーザは、電源アイコン807をタップ、又は一定時間タップする長タップをすることで、無線通信を介してデジタルカメラ100に動作状態の遷移を指示できる。したがって、ユーザは、電源アイコン807の操作により、第1実施形態で説明した電源スイッチ116と同様に、デジタルカメラ100の動作状態を制御できる。
例えば、デジタルカメラ100が稼働状態501のときにユーザが電源アイコン807をタップすると、携帯電話200は、無線通信によって命令を送信し、デジタルカメラの動作状態をスリープ状態502に遷移させる。同様に、デジタルカメラ100が稼働状態501のときにユーザが電源アイコン807を長タップすると、携帯電話200は、無線通信によって命令を送信し、デジタルカメラの動作状態を停止状態503に遷移させる。
また、デジタルカメラ100がスリープ状態502のときも同様に、ユーザが電源アイコン807をタップ又は長タップすると、携帯電話200は、無線通信によって命令を送信し、デジタルカメラの動作状態を稼働状態501又は停止状態503に遷移させる。

0045

ただし、デジタルカメラ100が停止状態503のときは、デジタルカメラ100の通信機能が停止しているため、携帯電話200から無線通信によってデジタルカメラ100の動作状態を遷移させることはできない。
携帯電話200からデジタルカメラ100に命令を送信してデジタルカメラ100の動作状態を停止状態503に遷移させたときは、携帯電話200は、デジタルカメラ100を稼働状態501にするようにユーザを促す画面を表示してもよい。この例を図8(b)に示す。図8(b)の例では、メッセージ809によって、デジタルカメラ100を稼働状態501にさせるようにユーザに操作を促す。

0046

(携帯電話200の動作)
次に、携帯電話200の動作について、図9を参照して説明する。図9は、携帯電話200の電源アイコン807がタップ又は長タップされた時点からの携帯電話200の動作を示すフローチャートである。なお、携帯電話200は、デジタルカメラ100の装着状態及び動作状態を、デジタルカメラ100から、通信I/F210を介して受信する。
ステップS901では、携帯電話200のシステム制御部221は、通信I/F210を介して、デジタルカメラ100から動作状態を受信する。動作状態が稼働状態501である場合は、システム制御部221はステップS902へ処理を進める。一方、動作状態が稼働状態501でない場合は、システム制御部221はステップS907へ処理を進める。
ステップS902では、システム制御部221は、図8(a)に示される電源アイコン807がt秒以上タップされたか否かを判断する。システム制御部221は、電源アイコン807のタップがt秒以上と判断した場合、デジタルカメラ100の動作状態を停止状態503に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS904へ処理を進める。一方、システム制御部221は、電源アイコン807のタップがt秒未満と判断した場合、ステップS903へ処理を進める。
なお、t秒は、電源アイコン807のタップと長タップとの判別に用いられる時間であり、電源アイコン807のタップがt秒以上のときは長タップであり、t秒未満のときは長タップではなくタップである。このt秒は適宜決定される。後述するステップS907のt秒も、ステップS902のt秒と同様の役割をもつ。

0047

ステップS903では、システム制御部221は、通信I/F210を介して、デジタルカメラ100から装着状態を受信する。デジタルカメラ100が装着済状態である場合、システム制御部221は、デジタルカメラ100の動作状態をスリープ状態502に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS906へ処理を進める。一方、未装着装着である場合、システム制御部221は、デジタルカメラ100の動作状態を停止状態503に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS904へ処理を進める。
ステップS904では、システム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100へ撮像機能停止命令を送信する。撮像機能停止命令を受信したデジタルカメラ100は、命令に応じて撮像機能を停止する。
ステップS905では、システム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100へ通信機能停止命令を送信する。通信機能停止命令を受信したデジタルカメラ100は、命令に応じて通信機能を停止する。ステップS905の命令送信により、デジタルカメラ100の動作状態は、撮像機能及び通信機能が停止する停止状態503になる。
ステップS906では、システム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100へ撮像機能停止命令を送信する。撮像機能停止命令を受信したデジタルカメラ100は、命令に応じて撮像機能を停止する。ステップS906の命令送信により、デジタルカメラ100の動作状態は、撮像機能が停止し通信機能が稼働するスリープ状態502になる。

0048

次にステップS907について説明する。図9に示す携帯電話200の動作は、通信機能停止命令を送信した場合を除き、デジタルカメラ100の通信機能が稼働していることを前提とする。また、ステップS907が処理されるのは、ステップS901でデジタルカメラ100が稼働状態501ではないと判断されたときである。したがって、ステップS907では、デジタルカメラ100の動作状態はスリープ状態502である。
ステップS907では、システム制御部221は、電源アイコン807がt秒以上タップされたか否かを判断する。システム制御部221は、電源アイコン807のタップがt秒以上と判断した場合、デジタルカメラ100の動作状態を停止状態503に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS904へ処理を進める。一方、システム制御部221は、電源アイコン807のタップがt秒未満と判断した場合、デジタルカメラ100の動作状態を稼働状態501に遷移させるという判定をしたことになり、ステップS909へ処理を進める。
ステップS909では、システム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100へ撮像機能稼働命令を送信する。撮像機能稼働命令を受信したデジタルカメラ100は、命令に応じて撮像機能を稼働する。ステップS909の命令送信により、デジタルカメラ100の動作状態は、撮像機能及び通信機能が稼働する稼働状態501になる。
なお、デジタルカメラ100は、通信機能停止命令、撮像機能稼働命令及び撮像機能停止命令を1つ又は2つ受信することで、動作状態を遷移させる。したがって、通信機能停止命令、撮像機能稼働命令及び撮像機能停止命令の1つ又は2つは、デジタルカメラ100の動作状態を遷移させる命令といえる。

0049

以上説明したとおり、本実施形態では、ユーザが携帯電話200を操作することで、デジタルカメラ100の動作状態を遷移させられる。したがって、ユーザは、デジタルカメラ100と携帯電話200とで構成される撮像システム全体として1台のデジタルカメラのように操作でき、操作性が向上する。
また、本実施形態のデジタルカメラ100は、第1実施形態のデジタルカメラ100と同様に、デジタルカメラ100の消費電力を抑えた上で、デジタルカメラ100と携帯電話200との通信を維持でき、撮影の機会を逃さないようにできる。また、ユーザが撮影の機会を見つけてデジタルカメラ100の動作状態をスリープ状態502から稼働状態501にしたとき、デジタルカメラ100と携帯電話200との無線通信の確立を待つ必要がなく、撮影の機会を逃さないようにできる。また、デジタルカメラ100が必要以上に電力を消費することを回避できる。

0050

<その他の実施形態>
上述の実施形態では、2つの操作方法で、デジタルカメラ100の動作状態を遷移させる。例えば第1実施形態におけるこの2つの操作方法は、電源スイッチ116の押下及び長押しである。しかし、デジタルカメラ100の動作状態を遷移させる操作は、2つの操作方法に限定されず、例えば、図5に矢印で示すそれぞれの遷移毎に操作方法が異なってもよい。
上述の実施形態では、デジタルカメラ100と携帯電話200との通信は無線で行われる。しかし、デジタルカメラ100の通信I/F110及び携帯電話200の通信I/F210がUSB等の有線インターフェースであり、デジタルカメラ100と携帯電話200との通信が有線で行われてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上述の実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。

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