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図面 (9)

課題

可変表示装置において、表示窓光源の光の色の異同に関係なく第1,第2表示パターン選択表示可能とし、また装置の奥行きを長くせずとも表示に奥行き感を出せるようにする。

解決手段

第1表示手段A1は、ビームスプリッタM1を挟んで表示窓Wとは反対側で電子基板B上に固定される第1光源L1と、この第1光源L1の光に基づき第1映像光v1を生成する第1映像光生成手段S1とを備えて、第1映像光v1がビームスプリッタM1を透過して表示窓Wに第1表示パターンp1を表示させ、第2表示手段A2は、電子基板B上に固定される第2光源L2と、この第2光源L2の光に基づき第2映像光v2を生成する第2映像光生成手段S2と、第2映像光v2をビームスプリッタM1側に反射させる反射ミラーM2とを備えて、反射ミラーM2で反射した第2映像光v2がビームスプリッタM1で反射して表示窓Wに第2表示パターンp2を表示させる。

概要

背景

従来、上記したような可変表示装置としては、例えば、下記特許文献1に示すものが知られている。

概要

可変表示装置において、表示窓光源の光の色の異同に関係なく第1,第2表示パターン選択表示可能とし、また装置の奥行きを長くせずとも表示に奥行き感を出せるようにする。第1表示手段A1は、ビームスプリッタM1を挟んで表示窓Wとは反対側で電子基板B上に固定される第1光源L1と、この第1光源L1の光に基づき第1映像光v1を生成する第1映像光生成手段S1とを備えて、第1映像光v1がビームスプリッタM1を透過して表示窓Wに第1表示パターンp1を表示させ、第2表示手段A2は、電子基板B上に固定される第2光源L2と、この第2光源L2の光に基づき第2映像光v2を生成する第2映像光生成手段S2と、第2映像光v2をビームスプリッタM1側に反射させる反射ミラーM2とを備えて、反射ミラーM2で反射した第2映像光v2がビームスプリッタM1で反射して表示窓Wに第2表示パターンp2を表示させる。

目的

本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたもので、装置の構造簡素化やコス節減を図りながら、上記した技術的課題を解決できる車両用可変表示装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

透光性表示窓(W)を有する表示板部(2)と、その表示板部(2)の背面に空間(C)を挟んで対面する単一の電子基板(B)と、それら表示板部(2)及び電子基板(B)間で前記空間(C)の周囲を取り囲むハウジング(H)と、そのハウジング(H)内に前記表示窓(W)に対向するよう収納固定されて入射光透過光反射光とに分割可能なビームスプリッタ(M1)と、そのビームスプリッタ(M1)の透過光を利用して第1表示パターン(p1)を表示させる第1表示手段(A1)と、そのビームスプリッタ(M1)の反射光を利用して第2表示パターン(p2)を表示させる第2表示手段(A2)とを少なくとも備え、前記第1表示手段(A1)は、前記ビームスプリッタ(M1)を挟んで前記表示窓(W)とは反対側で前記電子基板(B)上に固定される第1光源(L1)と、この第1光源(L1)の光に基づき前記第1表示パターン(p1)に対応した第1映像光(v1)を生成する第1映像光生成手段(S1)とを備えていて、その第1映像光生成手段(S1)で生成した第1映像光(v1)がビームスプリッタ(M1)を透過して前記表示窓(W)に第1表示パターン(p1)を表示させ、前記第2表示手段(A2)は、前記第1光源(L1)とは間隔をおいて前記電子基板(B)上に固定される第2光源(L2)と、この第2光源(L2)の光に基づき前記第2表示パターン(p2)に対応した第2映像光(v2)を生成する第2映像光生成手段(S2)と、前記ビームスプリッタ(M1)の一側方で前記ハウジング(H)内に配置されて、第2映像光生成手段(S2)で生成した第2映像光(v2)をビームスプリッタ(M1)側に反射させる反射ミラー(M2)とを備えていて、その反射ミラー(M2)で反射した第2映像光(v2)が更にビームスプリッタ(M1)で反射して前記表示窓(W)に第2表示パターン(p2)を表示させることを特徴とする、車両用可変表示装置

請求項2

前記第2映像光生成手段(S2)から前記反射ミラー(M2)及び前記ビームスプリッタ(M1)を経て前記表示窓(W)に至る前記第2映像光(v2)の光路長(d2)が、前記第1映像光生成手段(S1)から前記ビームスプリッタ(M1)を経て前記表示窓(W)に至る前記第1映像光(v1)の光路長(d1)よりも長くなるように、前記ビームスプリッタ(M1)と前記反射ミラー(M2)とが前記表示板部(2)に沿う方向で所定距離、離れて配設されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用可変表示装置。

請求項3

前記第1,第2映像光生成手段(S1,S2)は、その両映像光生成手段(S1,S2)が前記ハウジング(H)内で前記表示板部(2)に沿う方向に互いに並列するように、且つ第1映像光生成手段(S1)が前記ビームスプリッタ(M1)の透過面に、また第2映像光生成手段(S2)が前記反射ミラー(M2)の反射面にそれぞれ対向するように配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の車両用可変表示装置。

請求項4

前記表示窓(W)は、前記第1,第2映像光生成手段(S1,S2)からの前記映像光(v1,v2)で前記第1,第2表示パターン(p2)を映像化して表示可能な、不透明且つ透光性の材料より構成されることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の車両用可変表示装置。

技術分野

0001

本発明は、車両用可変表示装置、例えばインストルメントパネルダッシュボードステアリングハンドル等に設けられて操作スイッチの機能等に対応した複数の表示パターンを表示するのに好適な表示装置に関する。

背景技術

0002

従来、上記したような可変表示装置としては、例えば、下記特許文献1に示すものが知られている。

先行技術

0003

特許第5425662号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記従来装置では、同一の表示窓に色の異なる第1,第2表示パターンを表示させるに当たり、特定波長領域の光を透過させない二種の波長フィルタ組み合わせ使用して、第1,第2表示パターンに対応した複数の光透過部を作成し、これらに第1,第2光源からの異なる色の光を選択的に照射させることで、表示窓に第1,第2表示パターンを選択的に表示させるようにしていた。そのため、光源からの光の色が同じ場合には、表示窓内で第1,第2表示パターンを選択的に表示させることが困難である。また、表示窓において第1,第2表示パターンが一部重なる部位では、第1,第2光源からの異なる色の光が混ざり合ってしまうため、第1,第2表示パターンを同時に表示させても奥行き感は十分に出せない等の問題があった。

0005

本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたもので、装置の構造簡素化やコス節減を図りながら、上記した技術的課題を解決できる車両用可変表示装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明は、透光性の表示窓を有する表示板部と、その表示板部の背面に空間を挟んで対面する単一の電子基板と、それら表示板部及び電子基板間で前記空間の周囲を取り囲むハウジングと、そのハウジング内に前記表示窓に対し対向するよう収納固定されて入射光透過光反射光とに分割可能なビームスプリッタと、そのビームスプリッタの透過光を利用して第1表示パターンを表示させる第1表示手段と、そのビームスプリッタの反射光を利用して第2表示パターンを表示させる第2表示手段とを少なくとも備え、前記第1表示手段は、前記ビームスプリッタを挟んで前記表示窓とは反対側で前記電子基板上に固定される第1光源と、この第1光源の光に基づき前記第1表示パターンに対応した第1映像光を生成する第1映像光生成手段とを備えていて、その第1映像光生成手段で生成した第1映像光がビームスプリッタを透過して前記表示窓に第1表示パターンを表示させ、前記第2表示手段は、前記第1光源とは間隔をおいて前記電子基板上に固定される第2光源と、この第2光源の光に基づき前記第2表示パターンに対応した第2映像光を生成する第2映像光生成手段と、前記ビームスプリッタの一側方で前記ハウジング内に配置されて、第2映像光生成手段で生成した第2映像光をビームスプリッタ側に反射させる反射ミラーとを備えていて、その反射ミラーで反射した第2映像光が更にビームスプリッタで反射して前記表示窓に第2表示パターンを表示させることを第1の特徴とする。

0007

また本発明は、第1の特徴に加えて、前記第2映像光生成手段から前記反射ミラー及び前記ビームスプリッタを経て前記表示窓に至る前記第2映像光の光路長が、前記第1映像光生成手段から前記ビームスプリッタを経て前記表示窓に至る前記第1映像光の光路長よりも長くなるように、前記ビームスプリッタと前記反射ミラーとが前記表示板部に沿う方向で所定距離、離れて配設されることを第2の特徴とする。

0008

また本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記第1,第2映像光生成手段は、その両映像光生成手段が前記ハウジング内で前記表示板部に沿う方向に互いに並列するように、且つ第1映像光生成手段が前記ビームスプリッタの透過面に、また第2映像光生成手段が前記反射ミラーの反射面にそれぞれ対向するように配置されることを第3の特徴とする。

0009

また本発明は、第1〜第3の何れかの特徴に加えて、前記表示窓は、前記第1,第2映像光生成手段からの前記映像光で前記第1,第2表示パターンを映像化して表示可能な、不透明且つ透光性の材料より構成されることを第4の特徴とする。

発明の効果

0010

以上のように本発明の第1の特徴によれば、第1表示手段は、ビームスプリッタを挟んで表示窓とは反対側で電子基板上に固定される第1光源と、この第1光源の光に基づき第1表示パターンに対応した第1映像光を生成する第1映像光生成手段とを備えていて、その第1映像光生成手段で生成した第1映像光がビームスプリッタを透過して表示窓に第1表示パターンを表示させ、一方、第2表示手段は、第1光源とは間隔をおいて電子基板上に固定される第2光源と、この第2光源の光に基づき第2表示パターンに対応した第2映像光を生成する第2映像光生成手段と、ビームスプリッタの一側方においてハウジング内に配置されて、第2映像光生成手段で生成した第2映像光をビームスプリッタ側に反射させる反射ミラーとを備えていて、その反射ミラーで反射した第2映像光が更にビームスプリッタで反射して表示窓に第2表示パターンを表示させるので、第1,第2光源を選択的に発光させれば、その光の色の異同に関係なく、共通の表示窓に第1,第2表示パターンを選択的に表示させることができる。また、第1,第2光源を同時に発光させれば、表示窓で第2表示パターンが第1表示パターンよりも奥に見えるようにできるから、その表示に奥行き感を出すことができ、しかもその奥行き感を得るために表示装置の奥行き(即ち表示板部の板面と直交する方向のサイズ)を特別に長く設定する必要はないから、それだけ表示装置の小型化が図られる。その上、第1,第2光源が共通の電子基板上に設置されるので、その両光源を予め組み込んだ単一の電子基板を表示装置のハウジングに単に組付けるだけで、第1,第2光源を正規のセット位置に迅速且つ容易に組付可能となり、装置のコスト節減や組立作業性の向上に大いに寄与することができる。

0011

また特に第2の特徴によれば、第2映像光生成手段から反射ミラー及びビームスプリッタを経て表示窓に至る前記第2映像光の光路長が、第1映像光生成手段からビームスプリッタを経て表示窓に至る第1映像光の光路長よりも長くなることにより、表示窓で第2表示パターンが第1表示パターンよりも確実に奥に見えるようになって、その表示の奥行き感が効果的に得られる。

0012

また特に第3の特徴によれば、第1,第2映像光生成手段は、その両映像光生成手段がハウジング内で表示板部に沿う方向に互いに並列するように、且つ第1映像光生成手段がビームスプリッタの透過面に、また第2映像光生成手段が反射ミラーの反射面にそれぞれ対向するように配置されるので、第1及び第2光源、第1及び第2映像光生成手段、並びにビームスプリッタ及び反射ミラーの各々を表示板部に沿う方向に配列可能となり、従って、その配列方向と直交する方向(即ち前記奥行き方向)で表示装置を小型化する上で更に有利になる。

0013

また特に第4の特徴によれば、表示窓は、第1,第2映像光生成手段からの映像光で第1,第2表示パターンを映像化して表示可能な不透明且つ透光性の材料より構成されるので、非表示状態で表示窓から表示装置内部が透けて見えるのを回避し、表示装置の商品性が高められる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の第1実施形態であって相異なる表示パターンを選択的に表示可能な可変表示装置の一例であって、第1光源を発光させた状態を示す縦断面図
(A)は前記第1実施形態の可変表示装置における表示窓部を、L1点灯状態とL1,L2の消灯状態とに分けて示す正面図(図1の2A−2A線矢視図)であり、また(B)は同装置における絵文字スリット付き第1不透光フィルムの正面図(図1の2B−2B線矢視図)である
前記第1実施形態の可変表示装置の一例であって、第2光源を発光させた状態を示す縦断面図
(A)は前記第1実施形態の可変表示装置における表示窓部をL2点灯状態で示す正面図(図3の4A−4A線矢視図)であり、また(B)は同装置における絵文字スリット付き第2不透光フィルムの正面図(図3の4B−4B線矢視図)である
本発明の第2実施形態であって相異なる表示パターンを同時に且つ遠近感を持たせて表示可能な可変表示装置の一例であって、(a)は、L1,L2を同時点灯させた状態を示す縦断面図(図1対応図)であり、また(b)は、第1,第2表示パターンの実際の見え方原理的に判り易く説明するための説明図である
(A)は前記第2実施形態の可変表示装置における表示窓部をL1,L2の同時点灯状態で示す正面図(図5の6A−6A線矢視図)であり、また(B)は同装置における絵文字スリット付き第1不透光フィルムの正面図(図5の6B−6B線矢視図)であり、また(C)は同装置における絵文字スリット付き第2不透光フィルムの正面図(図5の6C−6C線矢視図)である
本発明の第2実施形態であって相異なる表示パターンを同時に且つ遠近感を持たせて表示可能な可変表示装置の他の一例(即ち第2実施形態の変形例)を示す図6対応正面図
本発明の第3実施形態の可変表示装置の一例を示す図5対応縦断面図

発明を実施するための最良の形態

0015

本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施形態に基づいて以下に説明する。

0016

先ず、図1において、車両としての四輪自動車の車室の運転席正面側にはインストルメントパネル1が配設されており、そのインストルメントパネル1には、図示はしないが、速度計等の各種計器の他、各種の車載機器を操作するための複数の操作スイッチと、これら操作スイッチの機能又は操作状態を表示するための複数の表示装置とが設けられ、その表示装置の一部に本発明の可変表示装置INが含まれる。

0017

その可変表示装置INの第1実施形態を図2〜4を併せて参照して説明する。この実施形態の可変表示装置INは、自動車ベンチレーション状態を表示するためのものであって、自動車が内部循環モードにあることを表示する第1表示パターンp1と、同じく外気入モードにあることを表示する第2表示パターンp2のうちの何れか一方を、同一の表示窓Wにおいて選択的に表示可能である。

0018

前記可変表示装置INは、表示窓Wを有する表示板部2を備えており、その表示窓Wは、不透明且つ透光性の材料、例えばスモークガラスで形成される。このように表示窓Wを不透明且つ透光性の材料で構成すれば、可変表示装置INの非表示状態(即ち後述する光源L1,L2の非発光状態)で表示窓Wから可変表示装置INの内部が透けて見えるのを回避して商品性が高められる等の利点があるが、そのような利点が無用の場合には、表示窓Wを透明材料で形成してもよい。

0019

また、前記表示板部2は、不透光性の材料でインストルメントパネル1とは別体に形成されると共に、インストルメントパネル1の裏面に後付けで結合される。そのインストルメントパネル1には、表示窓Wに対応して窓孔1wが形成されるが、この窓孔1wには、透明な窓を嵌込んでもよいし或いは嵌込まなくてもよい。

0020

尚、本実施形態では表示板部2を、外装部品であるインストルメントパネル1と別部品としたものを示したが、本発明では、表示板部2をインストルメントパネル1と一体化する、即ちインストルメントパネル1の一部を表示板部とするようにしてもよく、この場合には、インストルメントパネル1の、表示板部を構成する部分に、前記表示窓Wを嵌込んで固定するための窓孔が形成される。

0021

更に可変表示装置INは、表示板部2の背面に空間Cを挟んで平行に対面する単一の電子基板Bと、それら表示板部2及び電子基板B間で前記空間Cの周囲を取り囲む、遮光性材料よりなる筒状のハウジングHと、表示窓Wに対し傾斜して対向する所定の取付姿勢でハウジングH内に収納されて入射光を透過光と反射光とに分割可能なビームスプリッタとしてのハーフミラーM1と、そのハーフミラーM1の透過光を利用して第1表示パターンp1を表示窓Wに表示させる第1表示手段A1と、そのハーフミラーM1の反射光を利用して第2表示パターンp2を同表示窓Wに表示させる第2表示手段A2とを備える。そして、筒状をなすハウジングHの一方側の開放端は、表示板部2の裏面に結合されており、またその他方の開放端には電子基板Bの上面が結合される。

0022

前記第1表示手段A1は、ハーフミラーM1を挟んで表示窓Wとは反対側で電子基板B上に固定される第1光源としての第1発光ダイオードL1と、この第1発光ダイオードL1の発する光に基づき第1表示パターンp1に対応した第1映像光v1を生成する第1映像光生成手段S1とを備える。そして、その第1映像光生成手段S1で生じた第1映像光v1がハーフミラーM1を透過して表示窓Wに映像化されることで、その表示窓Wにおいて第1表示パターンp1を表示させるようになっている。

0023

また前記第2表示手段A2は、第1発光ダイオードL1とは間隔をおいて電子基板B上に並列、固定される第2発光ダイオードL2と、この第2発光ダイオードL2の発する光に基づき第2表示パターンp2に対応した第2映像光v2を生成する第2映像光生成手段S2と、ハーフミラーM1の一側方のハウジングH内に配置されて、第2映像光生成手段S2で生じた第2映像光v2をハーフミラーM1側に反射させる反射ミラーM2とを備える。そして、その反射ミラーM2からハーフミラーM1側に反射した第2映像光v2が、更にハーフミラーM1で反射して表示窓Wに映像化されることで、その表示窓Wにおいて第2表示パターンp2を表示させるようになっている。

0024

前記第1,第2発光ダイオードL1,L2は、同色の光を発するものであっても、或いは異なる色を発するものであってもよい。

0025

第1,第2映像光生成手段S1,S2は、第1,第2発光ダイオードL1,L2とそれぞれ対向してそれらの照射光集束させる第1,第2レンズ体Z1,Z2と、それら第1,第2レンズ体Z1,Z2の平坦光集束面に貼付される第1,第2不透光フィルムF1,F2とを備えており、それら不透光フィルムF1,F2には、前記第1,第2表示パターンp1,p2にそれぞれ対応した第1,第2絵文字スリットF1s,F2sが設けられる。従って、第1,第2発光ダイオードL1,L2が発する光が第1,第2レンズ体Z1,Z2で各々集束され、更に第1,第2不透光フィルムF1,F2の絵文字スリットF1s,F2sを透過することで、第1,第2表示パターンp1,p2に対応した第1,第2映像光v1,v2がハーフミラーM1及び反射ミラーM2に向けて発せられる。

0026

尚、上記のように不透光フィルムF1,F2に、光が全部透過する絵文字スリットF1s,F2sを設ける代わりに、この絵文字スリットF1s,F2sと同形の透光性の着色フィルム部を設けるようにしてもよく、この場合は、第1,第2発光ダイオードL1,L2が白色発光ダイオードであっても、第1,第2映像光v1,v2従って第1,第2表示パターンp1,p2を着色可能である。

0027

而して、前記した第1,第2映像光生成手段S1,S2は、これらがハウジングH内で表示板部2に沿う方向に互いに並列するように、且つ第1映像光生成手段S1がハーフミラーM1の透過面に、また第2映像光生成手段S2が反射ミラーM2の反射面にそれぞれ対向するように配置される。しかもハウジングHには、第1,第2発光ダイオードL1,L2の光が他方のレンズ体Z2,Z1側に拡散照射されないように、第1,第2映像光生成手段S1,S2間を区画遮蔽する遮光性隔壁部Hmが設けられる。従って、ハウジングHの内部空間Cは、各レンズ体Z2,Z1の受光面に各々臨んでいて前記隔壁部Hmを挟んで並列する一対の第1,第2光路空間C1,C2と、各レンズ体Z2,Z1の発光面(即ち不透光フィルムF1,F2)と表示板部2裏面との間に挟まれる第3光路空間C3とに画成される。

0028

そして、その第3光路空間C3には、前記したハーフミラーM1及び反射ミラーM2が配置、固定され、その固定のために各ミラーM1,M2がハウジングH及び/又は表示板部2に結合される。この場合、第2映像光生成手段S2から反射ミラーM2及びハーフミラーM1を経て表示窓Wに至る第2映像光v2の光路長d2が、第1映像光生成手段S1からハーフミラーM1を経て表示窓Wに至る第1映像光v1の光路長d1よりも長くなるように、ハーフミラーM1と反射ミラーM2とは、表示板部2に沿う方向で所定距離、離れて、しかも表示板部2に対して各々45°傾斜した姿勢で配設される。

0029

前記電子基板Bには、第1,第2発光ダイオードL1,L2が設置固定されるだけでなく、図示しない操作スイッチへの操作入力に応じてそれら発光ダイオードL1,L2への通電を制御する通電制御回路、その他の電子回路を構成する種々の回路素子導電板等(何れも図示せず)も併せて設けられる。

0030

次に、前記第1実施形態の作用を説明する。本実施形態では、自動車のベンチレーションが内部循環モードにある場合に内部循環状態を絵文字で表示する第1表示パターンp1と、同じく外気取入モードにある場合に外気取入状態を絵文字で表示する第2表示パターンp2の何れかが表示窓Wにおいて選択的に表示される。

0031

例えば、自動車のベンチレーションが内部循環モードにある場合には、図1,2に示すように、第1発光ダイオードL1の発光に基づいて第1映像光生成手段S1で生成した第1映像光v1がハーフミラーM1を透過直進して表示窓Wに第1表示パターンp1を映像化し、表示する。一方、外気取入モードにある場合には、図3,4に示すように、第2発光ダイオードL2の発光に基づいて第2映像光生成手段S2で生成した第2映像光v2が反射ミラーM2で反射されてハーフミラーM1側に向かい、その反射映像光v2が更にハーフミラーM1で反射して表示窓Wに第2表示パターンp2を映像化し、表示する。

0032

従って、ベンチレーション状態に応じて第1,第2発光ダイオードL1,L2を選択的に通電、発光させれば、その光の色の異同に関係なく、共通1個の表示窓Wに第1,第2表示パターンp1,p2を選択的に表示させることができる。しかも第1,第2発光ダイオードL1,L2は単一の電子基板B上に纏めて設置されるので、その両発光ダイオードL1,L2を予め組み込んだ単一の電子基板Bを可変表示装置INのハウジングHに単に組付けるだけで、その発光ダイオードL1,L2を正規のセット位置に迅速且つ容易に組付可能となり、装置のコスト節減や組立作業性の向上を図る上で有利である。

0033

その上、本実施形態において、第1,第2映像光生成手段S1,S2は、その両映像光生成手段S1,S2がハウジングH内で表示板部2に沿う方向に互いに並列するように、且つ第1映像光生成手段S1がハーフミラーM1の透過面に、また第2映像光生成手段S2が反射ミラーM2の反射面にそれぞれ対向するように配置される。このため、第1,第2発光ダイオードL1,L2、第1及び第2映像光生成手段S1,S2、並びにハーフミラーM1及び反射ミラーM2の各々を表示板部2及び電子基板Bに沿う方向(図1,3で左右方向)に配列可能となるから、その配列方向と直交する方向(即ち奥行き方向)で可変表示装置INを小型化する上で更に有利になる。

0034

また図5,6には、本発明の第2実施形態に係る可変表示装置INの一例が示される。この第2実施形態では、自動車のステアリングに、これを随時に加熱可能なステアリング用ヒータ(図示せず)が埋設される。そして、本第2実施形態の可変表示装置INは、前記ステアリング用ヒータが作動状態にある場合にその旨を表示するための表示パターンを、ヒータの発熱状態を表示する第1表示パターンp1と、ステアリングを表示する第2表示パターンp2とを合成することで表示可能であり、図示例では、前者の表示パターンp1を手前側に、後者の表示パターンp2を奥側に見せることで全体として遠近感即ち奥行き感を持たせつつ表示できるようになっている。

0035

而して、図示しない操作スイッチへの操作入力に基づきステアリング用ヒータが作動状態にある場合には、第1,第2発光ダイオードL1,L2に通電されて、その両者L1,L2が同時に発光状態となり、このとき、図5(a)及び図6(A)に示すように、第1発光ダイオードL1の発光に基づいて第1映像光生成手段S1で生成した第1映像光v1がハーフミラーM1を透過直進して表示窓Wに第1表示パターンp1を映像化し、表示する。それとともに、第2発光ダイオードL2の発光に基づいて第2映像光生成手段S2で生成した第2映像光v2が反射ミラーM2で反射されてハーフミラーM1側に向かい、その反射映像光v2が更にハーフミラーM1で反射して表示窓Wに第2表示パターンp2を映像化し、表示する。

0036

このようにして表示窓Wには、第1,第2表示パターンp1,p2が同時に表示されることになるが、それら第1,第2表示パターンp1,p2の実際の見え方は、第1,第2映像光生成手段S1,S2が表示窓Wに対し横並び配置であっても、図5(b)に模式的に示すように第2表示パターンp2が恰も第1表示パターンp1よりも奥に存するように見えるものである。

0037

即ち、第2映像光生成手段S2から反射ミラーM2及びハーフミラーM1を経て表示窓Wに至る第2映像光v2の光路長d2が、第1映像光生成手段S1からハーフミラーM1を経て表示窓Wに至る第1映像光v1の光路長d1よりも長く設定されているため、表示窓Wでは、図5(b)に示すように第2表示パターンp2即ちステアリング表示が、第1表示パターンp1即ち発熱表示よりも奥に見えるようになって、その表示の奥行き感が効果的に得られる。それにより、ステアリング用ヒータの作動状態、即ち発熱状態をドライバー直感的に判り易く認識させることができる。

0038

本第2実施形態によれば、表示窓Wにおいて、第2表示パターンp2即ちステアリング表示が、第1表示パターンp1即ち発熱表示よりも奥に見える表示となるから、その表示に遠近感即ち奥行き感を出すことができ、しかもその奥行き感を得るために可変表示装置INの奥行き(即ち表示板部2の板面と直交する方向のサイズ)を特別に長く設定する必要はないから、それだけ可変表示装置INの小型化が図られる。

0039

更に図7には、本発明の第2実施形態に係る可変表示装置INの他の一例が示される。この例では、自動車に、図示しない音声操作入力手段(即ち人の発する音声で所定の車載機器を操作入力する操作入力手段)が装備される。そして、可変表示装置INは、前記音声操作入力手段が作動状態、即ち音声操作入力が可能な状態にあることを表示するための表示パターンを、音声の発生状態イメージさせる第1表示パターンp1と人の顔をイメージさせる第2表示パターンp2とを合成することで表示可能である。

0040

そして、特に前者の表示パターンp1を手前側に、後者の表示パターンp2を奥側に見せることで全体として奥行き感を持たせつつ表示可能であり、図示例の場合には、人の顔(第2表示パターンp2)よりも音声(第1表示パターンp1)の方が手前側まで拡がっていて、音声の拡がり感を直感的に判り易く表示できる。それにより、音声操作入力手段により音声操作入力可能な状態である旨をドライバーはより判り易く認識できるようになる。

0041

以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。

0042

例えば、前記実施形態では、可変表示装置として四輪自動車用の可変表示装置を示したが、本発明の可変表示装置は実施形態に限定されず、その他の種々の車両、例えば、自動二輪車又は三輪車四輪バギー車、バス、各種作業用トラックトラクタ等の農耕用車両等にも実施可能である。

0043

また前記実施形態では、可変表示装置INの設置部位をインストルメントパネルとしたものを例示したが、可変表示装置INの設置部位は、実施形態に限定されず、例えば、ステアリングハンドル、コンソールボックス天井面等であってもよい。

0044

また前記実施形態では、入射光を透過光と反射光とに分割可能なビームスプリッタとして、入射光を透過光と反射光とに1対1の光量比で分割可能なハーフミラーM1を用いたものを示したが、入射光を透過光と反射光との光量を異ならせて分割可能なビームスプリッタを用いるようにしてもよい。また前記実施形態では、ビームスプリッタとして平板型のもの(即ちハーフミラーM1)を用いたが、平板型以外のビームスプリッタ、例えばプリズム型のビームスプリッタを用いてもよい。

0045

また前記実施形態の第1,第2映像光生成手段S1,S2では、第1,第2表示パターンp1,p2に対応した第1,第2絵文字スリットF1s,F2s又は着色フィルム部を有する第1,第2不透光フィルムF1,F2を、第1,第2レンズ体Z1,Z2の光集束面に貼付したものを例示したが、本発明では、そのような不透光フィルムF1,F2に代えて、これと同様の機能を発揮し得る塗装部又は印刷部を、第1,第2レンズ体Z1,Z2の光集束面に設けるようにしてもよい。

0046

また前記第2実施形態では、第2光源としての第2発光ダイオードL2を只1個だけ設けたものを例示したが、本発明では、図8に例示した第3実施形態でも明らかなように、第2光源としての第2発光ダイオードL2,L2′を電子基板B上に少なくとも2個並設してもよく、この場合には、その少なくとも2個の第2発光ダイオードL2,L2′に対向する位置にそれぞれ反射ミラーM2,M2′(従って2個以上)を設け、且つそのうち最外則の(即ちM1から最も遠い反射ミラーM2)以外の中間の反射ミラーM2′は、M1と同様、ビームスプリッタ(例えばハーフミラー)にする必要がある。尚、この第3実施形態では、3個以上の発光ダイオードL1,L2,L2′のうちの何れか1個を選択的に発光させることで、3個以上の表示パターンのうちの何れか1個を選択的に表示させることが可能であり、また3個以上の発光ダイオードL1,L2,L2′のうちの何れか2個を同時発光させることで、3個以上の表示パターンのうちの何れか2個を遠近感を持たせつつ同時に表示させることが可能である。

0047

A1,A2・・・第1,第2表示手段
B・・・・・電子基板
C・・・・・空間
H・・・・・ハウジング
IN・・・・可変表示装置
M1・・・・ビームスプリッタとしてのハーフミラー
M2・・・・反射ミラー
p1,p2・・・第1,第2表示パターン
L1,L2・・・第1,第2光源としての発光ダイオード
S1,S2・・・第1,第2映像光生成手段
v1,v2・・・第1,第2映像光
W・・・・・表示窓
2・・・・・表示板部

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