図面 (/)

技術 遊技機

出願人 株式会社北電子
発明者 三木智史
出願日 2015年5月25日 (5年6ヶ月経過) 出願番号 2015-105696
公開日 2016年12月22日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2016-214747
状態 特許登録済
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム
主要キーワード 段状態 制御コマ 平均確率 低確率抽選テーブル 点滅速度 掛け数 中押し 操作順序
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題

遊技者の負うリスクを低減させながら、ペナルティ課す遊技機を提供する。

解決手段

スロットマシンは、低確率状態から高確率状態への移行をかけた移行抽選当選しても、変則押しが行われたときには、高確率状態に移行させないというペナルティを課す構成としてある。

概要

背景

推奨される操作とは異なる操作で遊技を行う遊技者に対してペナルティ課す遊技機として、スロットマシンがある。
スロットマシンは、変動表示される複数列(通常3つ)の識別図柄(リール)を停止させるための停止操作手段(左、中、右停止ボタン)を備えており、例えば、通常遊技状態(非AT遊技)においては、遊技者に対して順押し(左、中、右の順)又は順挟み押し(左、右、中の順)で停止ボタンを操作する押し順を推奨し、変則押し(上記以外の押し順であって、例えば、中、右、左の順)が行われた場合にはペナルティを課すものがある(特許文献1参照)。

ここで「ペナルティ」の一例として、AT遊技への移行抽選により決定するときに参照される抽選デーブルとして高確率テーブルと低確率テーブルとがある場合に、高確率テーブルを参照する高確率状態において変則押しが行われたときに、低確率テーブルを参照する低確率状態に移行させることがある。

概要

遊技者の負うリスクを低減させながら、ペナルティを課す遊技機を提供する。スロットマシンは、低確率状態から高確率状態への移行をかけた移行抽選当選しても、変則押しが行われたときには、高確率状態に移行させないというペナルティを課す構成としてある。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数列識別図柄変動表示させる変動表示手段と、前記変動表示される識別図柄を停止表示させるために操作される停止操作手段と、複数の遊技状態を制御可能な制御手段と、を備える遊技機において、前記複数の遊技状態には、遊技者に有利な特別遊技状態と、前記特別遊技状態を発生させるための権利が付与される確率が第1確率に制御される第1遊技状態と、前記確率が前記第1確率よりも高い第2確率に制御される第2遊技状態と、が含まれ、前記制御手段は、所定の移行抽選に基づいて遊技状態を前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させる移行制御手段を備え、前記移行制御手段は、前記第1遊技状態における前記移行抽選の結果が前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させることに対応する結果となり、前記停止操作手段に対して第1操作態様による操作が行われた場合には、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させ、前記第1遊技状態における前記移行抽選の結果が前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させることに対応する結果となり、前記停止操作手段に対して前記第1操作態様とは異なる第2操作態様による操作が行われた場合には、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させないことを特徴とする遊技機。

請求項2

前記制御手段は、所定の抽選に基づいて当選役を決定する当選役決定手段を備え、前記当選役決定手段は、前記当選役として第1当選役または前記第1当選役とは異なる第2当選役を決定可能とし、前記移行制御手段は、前記第1遊技状態における前記移行抽選の結果が前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させることに対応する結果となり、前記停止操作手段に対して第2操作態様による操作が行われた場合において、前記当選役が前記第1当選役に決定されたときには、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させず、前記当選役が前記第2当選役に決定されたときには、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させることを特徴とする請求項1記載の遊技機。

請求項3

複数列の識別図柄を変動表示させる変動表示手段と、前記変動表示される識別図柄を停止表示させるために操作される停止操作手段と、複数の遊技状態を制御可能な制御手段と、を備える遊技機において、前記複数の遊技状態には、遊技者に有利な特別遊技状態と、前記特別遊技状態を発生させるための権利が付与される確率が第1確率に制御される第1遊技状態と、前記確率が前記第1確率よりも高い第2確率に制御される第2遊技状態と、が含まれ、前記制御手段は、所定の転落抽選に基づいて遊技状態を前記第2遊技状態から前記第1遊技状態に転落させる転落制御手段を備え、前記転落制御手段は、前記第2遊技状態において前記転落抽選が行われ、前記停止操作手段に対して第1操作態様による操作、または、前記停止操作手段に対して前記第1操作態様とは異なる第2操作態様による操作のいずれが行われた場合であっても、前記転落抽選の結果に基づく制御を行うことを特徴とする遊技機。

請求項4

前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態に対応する演出を制御可能な演出制御手段を備え、前記演出制御手段は、前記第2遊技状態において前記転落抽選が行われ、前記停止操作手段に対して前記第2操作態様による操作が行われた場合には、前記転落抽選の結果にかかわらず前記第1遊技状態に対応する演出を実行することを特徴とする請求項3記載の遊技機。

請求項5

所定状態示唆する特定色を発光可能な複数の発光手段を備え、前記複数の発光手段は、分散して配置されるとともに、前記第2操作態様による操作が行われたときにそれぞれ前記特定色を発光することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。

請求項6

前記特別遊技状態への移行を事前に決定する事前決定手段と、前記特別遊技状態への移行を示唆する前兆演出を制御可能な前兆演出制御手段と、を備え、前記前兆演出制御手段は、前記特別遊技状態への移行が事前に決定されたときのみならず、前記特別遊技状態への移行が事前に決定されていないときでも所定期間に亘り前記前兆演出を実行可能であり、前記特別遊技状態への移行が事前に決定されていないときの前記前兆演出実行中において前記停止操作手段に対して前記第2操作態様による操作が行われたときには当該前兆演出の実行を終了し、当該前兆演出に対応する前記期間が終了するまでの間に前記特別遊技状態への移行が事前に決定されても新たな前記前兆演出を実行しないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機。

請求項7

前記第1操作態様と前記第2操作態様の違いは、複数の前記停止操作手段に対して行われる操作順序の違いであり、前記前兆演出制御手段は、前記複数の停止操作手段すべてに対する操作が完了していない場合であっても、前記第1操作態様に対応する操作順序との違いが識別される操作タイミングで、前記前兆演出の実行を終了することを特徴とする請求項6記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、推奨される操作とは異なる操作で遊技を行う遊技者に対してペナルティ課す遊技機に関する。

背景技術

0002

推奨される操作とは異なる操作で遊技を行う遊技者に対してペナルティを課す遊技機として、スロットマシンがある。
スロットマシンは、変動表示される複数列(通常3つ)の識別図柄(リール)を停止させるための停止操作手段(左、中、右停止ボタン)を備えており、例えば、通常遊技状態(非AT遊技)においては、遊技者に対して順押し(左、中、右の順)又は順挟み押し(左、右、中の順)で停止ボタンを操作する押し順を推奨し、変則押し(上記以外の押し順であって、例えば、中、右、左の順)が行われた場合にはペナルティを課すものがある(特許文献1参照)。

0003

ここで「ペナルティ」の一例として、AT遊技への移行抽選により決定するときに参照される抽選デーブルとして高確率テーブルと低確率テーブルとがある場合に、高確率テーブルを参照する高確率状態において変則押しが行われたときに、低確率テーブルを参照する低確率状態に移行させることがある。

先行技術

0004

特開2003−117077号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところが、このような従来の遊技機には、改善の余地があった。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するため、本発明の遊技機は、複数列の識別図柄を変動表示させる変動表示手段と、前記変動表示される識別図柄を停止表示させるために操作される停止操作手段と、複数の遊技状態を制御可能な制御手段と、を備える遊技機において、前記複数の遊技状態には、遊技者に有利な特別遊技状態と、前記特別遊技状態を発生させるための権利が付与される確率が第1確率に制御される第1遊技状態と、前記確率が前記第1確率よりも高い第2確率に制御される第2遊技状態と、が含まれ、前記制御手段は、所定の移行抽選に基づいて遊技状態を前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させる移行制御手段を備え、前記移行制御手段は、前記第1遊技状態における前記移行抽選の結果が前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させることに対応する結果となり、前記停止操作手段に対して第1操作態様による操作が行われた場合には、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させ、前記第1遊技状態における前記移行抽選の結果が前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させることに対応する結果となり、前記停止操作手段に対して前記第1操作態様とは異なる第2操作態様による操作が行われた場合には、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態に移行させない構成としてある。

0007

また、本発明の遊技機は、複数列の識別図柄を変動表示させる変動表示手段と、前記変動表示される識別図柄を停止表示させるために操作される停止操作手段と、複数の遊技状態を制御可能な制御手段と、を備える遊技機において、前記複数の遊技状態には、遊技者に有利な特別遊技状態と、前記特別遊技状態を発生させるための権利が付与される確率が第1確率に制御される第1遊技状態と、前記確率が前記第1確率よりも高い第2確率に制御される第2遊技状態と、が含まれ、前記制御手段は、所定の転落抽選に基づいて遊技状態を前記第2遊技状態から前記第1遊技状態に転落させる転落制御手段を備え、前記転落制御手段は、前記第2遊技状態において前記転落抽選が行われ、前記停止操作手段に対して第1操作態様による操作、または、前記停止操作手段に対して前記第1操作態様とは異なる第2操作態様による操作のいずれが行われた場合であっても、前記転落抽選の結果に基づく制御を行う構成とすることもできる。

図面の簡単な説明

0008

遊技機の外観を示す概略正面図である。
遊技機の内部構成を示す概略斜視図である。
遊技機の制御構成を示すブロック図である。
リールに表される図柄の配置を示すリール展開図である。
抽選対象の構成を示す図表である。
遊技状態間の移行関係を示す図である。
抽選の種類を示す図表である。
移行抽選当選時における変則押しの有無と移行の成否との関係を示す図表である。
移行抽選当選時における当選役と変則押しの有無と移行の成否との関係を示す図表である。
転落抽選当選時における変則押しの有無と移行の成否との関係を示す図表である。
表示器における表示例であって、正常時の画面移行を説明するための図であり、(a)は移行前の画面を示す図、(b)は移行後の画面を示す図である。
表示器における表示例であって、変則押し時の画面移行を説明するための図であり、(a)は高確率状態を示す画面の図、(b)は変則押しによって移行する低確率状態を示す画面の図である。
表示器における表示例であって、前兆演出実行時に変則押しが行われたときの画面移行を説明するための図であり、(a)は前兆演出画面の図、(b)は変則押しによって移行する通常画面の図、(c)は(b)の後に出現するAT遊技確定演出画面の図である。
低確率状態で行われる移行抽選の結果に応じて遊技状態を制御する遊技状態制御処理1を示すフローチャートである。
低確率状態で行われる移行抽選の結果に応じて遊技状態を制御する遊技状態制御処理2を示すフローチャートである。
高確率状態で行われる転落抽選の結果に応じて遊技状態を制御する遊技状態制御処理3を示すフローチャートである。

実施例

0009

本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について、図1図16を参照して説明する。

0010

スロットマシン1は、本発明に係る遊技機の一実施形態であり、通常のスロットマシンと同様、前面に開口部を有する筐体1bと、開口部を開閉可能に覆う前扉1aとを備えている。
前扉1aは、変動表示手段の一例であるリール41a〜41cそれぞれに表された連続する3つの図柄(識別図柄)を機外から識別可能に構成されるとともに、遊技者により操作される複数の操作手段(2,2a,3,5)を備え、筐体1bは、リール41a〜41cを回転駆動させるドラムユニット4、メダルの払い出しを行うメダル払出装置7などの複数の装置、コンピュータとして動作する主制御部10、副制御部20などを備えている。
このようなスロットマシン1は、以下のようなスロットマシン遊技を実行可能に構成されている。

0011

ゲームの開始にあたり、掛け数の設定を行う。
掛け数の設定は、メダルをメダル投入口2から投入することにより行うことができ、投入されたメダルは、前扉1a裏面に設けられたメダルセレクタ2b(メダル検出手段)により検知され、所定数(例えば、3枚)のメダルの検知によりゲーム開始可能な状態となる。
また、ベットボタン2aなどの掛け数設定手段を操作することで、掛け数を設定することもできる。ベットボタン2aの押下操作により、内部的に記憶したクレジットメダルからデータ形式のメダルが操作に応じて投入され、所定数(例えば、3枚)のメダルの投入により、ゲーム開始可能な状態となる。

0012

このゲーム開始可能な状態では、スタートレバー3(開始操作手段)を操作することができる。スタートレバー3が操作されると、ゲームが開始され、図4に示す図柄番号1〜21に対応する図柄(識別図柄)の表されたリール41a〜41cが変動を開始するとともに、主制御部10が当選役決定手段の一例として動作し、図5に示す複数の抽選対象の中から今回ゲームの抽選結果を決定する当選役抽選処理が実行される。

0013

変動開始後、各リール41が定速回転に達すると、各リール41a〜41cに対応して設けられ、停止操作手段の一例である停止ボタン5a〜5cが押下操作可能な状態(停止ボタン5操作の有効化)となる。それぞれの停止ボタン5が操作されると、その操作タイミングと当選役抽選処理の抽選結果とに応じた図柄の組合せで停止するように、各リール41a〜41cが停止制御される。

0014

各リール41a〜41cが停止すると、各リール41それぞれに表された上下方向に連続する3つの図柄の停止態様に基づいて入賞の有無が判定される(図5参照)。
入賞の判定は、所定の入賞ライン上に停止した図柄の組合せに基づいて判定され、例えば、上・中・下段3つのラインと斜め2つのラインの計5ラインいずれかの入賞ライン上に、図5に示す図柄の組合せのいずれか導出されるかを判定し、判定の結果、図柄の組合せに応じた特典が付与される。

0015

例えば、小役1〜9に対応する図柄の組合せの導出により、メダル払出装置7が駆動制御され、メダルの貯留されたホッパー7aからメダル払出口7bを介して所定数のメダルが払い出される。
また、再遊技1〜7に対応する図柄の組合せの導出により、次回ゲームにおいてメダルの投入を行うことなく遊技可能な状態となる。
なお、小役1〜6と再遊技1〜6は、停止ボタン5a〜5cに対して行い得る6通りの操作順序(以下、押し順という)のうちの一つの押し順によって停止ボタン5a〜5cが操作されたときのみに対応する図柄の組合せの導出が許容される押し順指定の当選役であり、小役7〜9と再遊技7は、押し順を問わずに対応する図柄の組合せの導出が許容される押し順不問の当選役である。

0016

このようなスロットマシン遊技は、図3に示すように、主制御部10がベットボタン2a、メダルセレクタ2b、スタートレバー3、停止ボタン5などの各入力手段からの入力に基づいて、リール41a〜41cやこれらを回転駆動させるパルスモータなどを備えるドラムユニット4、メダル払出装置7などの出力手段を制御することにより実現される。

0017

また、スロットマシン1では、このようなスロットマシン遊技に同期した遊技演出も行われる。例えば、AT遊技状態への移行を示す画像演出図13(c)参照)、ファンファーレ音、及びランプ演出などがそれぞれ、液晶TVなどの表示器8、スピーカ9、及びLED等の発光手段を備えるランプ11などの出力手段を介して出力される。
このような出力手段は、副制御部20により制御される。また、副制御部20は、主制御部10から所定の遊技タイミングごとに受信する制御コマンドに基づいてこれらを制御する。

0018

スロットマシン1は、このような通常のスロットマシンと同様の構成に加えて、以下のような特徴的な構成を備えている。

0019

[遊技状態]
スロットマシン1は、図6に示すように、移行可能な複数の遊技状態を有している。
大別すると、通常遊技状態と特別遊技状態とがあり、通常遊技状態はメダル投入数に対してメダル払出数が下回る期間の継続する遊技者に不利な遊技状態となっており、特別遊技状態はメダル投入数に対してメダル払出数が上回る期間の継続する遊技者に有利な遊技状態となっている。

0020

本実施形態の特別遊技状態は、例えば、各停止ボタン5の押し順を報知することにより、当選役抽選処理の抽選結果に対応する図柄の組合せの導出をアシストするAT(アシスト・タイム)遊技状態となっている。
例えば、図5に示す再遊技1〜7と小役1〜6に対応する図柄の組合せは、停止ボタン5a〜5cに対して行う6通りの押し順それぞれに対応して導出可能であり、AT遊技状態では、再遊技1〜7と小役1〜6に当選したときに、これらに対応するそれぞれの押し順を表示器8などの出力手段を介して報知する。
これにより、AT遊技状態では、メダル投入数に対してメダル払出数が上回ることになり、遊技者にとって有利な遊技状態となる。一方、通常遊技状態は、再遊技1〜7と小役1〜6に当選したとしても対応する押し順を報知しないことから、メダル投入数に対してメダル払出数が下回る遊技者に不利な遊技状態となる。

0021

また、通常遊技状態は、さらに、図6に示すように複数の状態に細分化される。
例えば、通常遊技状態は、低確率状態と高確率状態に細分化される。
低確率状態と高確率状態はそれぞれ第1遊技状態と第2遊技状態の一例であって、これらの違いはAT遊技状態への移行をかけたAT遊技移行抽選における当選確率の違いである。例えば、低確率状態では、第1確率でAT遊技移行抽選に当選し、高確率状態では、第1確率よりも高い第2確率でAT遊技移行抽選に当選するようになっている。

0022

ここで、スロットマシン1において行われる各種の抽選について、図7を参照しながら説明する。
スロットマシン1では、当選役抽選、移行抽選、転落抽選、AT遊技移行抽選、及び前兆演出抽選などの複数の抽選処理が実行される。

0023

当選役抽選は、図5に示す複数の抽選対象の中から今回ゲームの当選役を抽選で決定する抽選処理であり、例えば、スタートレバー3の操作タイミングで実行される。

0024

移行抽選は、低確率状態において行われる抽選処理であって、高確率状態への移行(ルートa)をかけた抽選処理であり、例えば、スタートレバー3の操作タイミングで実行される。また、この移行抽選は、当選役抽選において所定の当選役(例えば、小役7〜9)が決定されたときのみに実行することもできる。
この移行抽選に当選したときには、例えば、主制御部10が制御手段及び移行制御手段の一例として動作し、低確率状態から高確率状態に移行させ、当選しなかったときには、低確率状態が維持されることになる。

0025

転落抽選は、高確率状態において行われる抽選処理であって、低確率状態への移行(ルートb)をかけた抽選処理であり、例えば、スタートレバー3の操作タイミングで実行される。また、この転落抽選は、当選役抽選において所定の当選役(例えば、ハズレ)が決定されたときのみに実行することもできる。
この転落抽選に当選したときには、例えば、主制御部10が制御手段及び転落制御手段の一例として動作し、高確率状態から低確率状態に移行させ、当選しなかったときには、高確率状態が維持されることになる。

0026

AT遊技移行抽選は、通常遊技状態(低確率状態、高確率状態)において行われる抽選処理であって、通常遊技状態からAT遊技状態への移行(ルートc、ルートd)をかけた抽選処理であり、例えば、主制御部10が事前決定手段の一例として動作することにより、スタートレバー3の操作タイミングで実行される。
また、このAT遊技移行抽選は、当選役抽選において所定の当選役(例えば、小役7〜9)が決定されたときのみに実行することもでき、この場合、低確率状態では当選役ごとの当選確率が設定された低確率抽選テーブル(第1確率)を参照して抽選が行われ、当選役ごとの当選確率又は平均確率が低確率抽選テーブルよりも高く設定された高確率抽選テーブル(第2確率)を参照して抽選が行われる。
また、AT遊技移行抽選に当選したときには、主制御部10が制御手段の一例として動作し、通常遊技状態からAT遊技状態に移行させるとともに、副制御部20が前兆演出制御手段の一例として動作し、その後所定ゲーム数に亘ってAT遊技状態への移行を示唆する前兆演出が表示器8等の出力手段を介して行われる(図13(a)参照)。

0027

前兆演出抽選は、通常遊技状態(低確率状態、高確率状態)において行われる、AT遊技状態への移行を示唆する演出の実行をかけた抽選処理であり、例えば、スタートレバー3の操作タイミングで実行される。この抽選に当選したときには、副制御部20が前兆演出制御手段の一例として動作し、AT遊技移行抽選に当選したときと同様な前兆演出が所定ゲーム数に亘って表示器8等の出力手段を介して行われる。すなわち、前兆演出抽選に当選したとしても、AT遊技移行抽選に当選していない限りAT遊技状態に移行することはないものの、AT遊技移行抽選に当選したときと同様な前兆演出を実行することにより、遊技者の期待を高めるようになっている。
なお、以下の説明において、見かけ上の演出は同じではあるが、AT遊技移行抽選に当選したときの前兆演出を本前兆演出、AT遊技移行抽選に当選することなく前兆演出抽選に当選したときに実行される前兆演出をガセ前兆演出というように区別して用いることがある。

0028

[ペナルティ]
また、スロットマシン1は、推奨する押し順以外の順序で停止ボタン5が操作されたときには、以下の理由から、遊技者にペナルティを課すようになっている。
本実施形態のスロットマシン1では、通常遊技状態及びAT遊技状態を問わず、比較的高い確率で小役1〜6と再遊技1〜6に当選するように設定されており、このような設定内容を知得している遊技者の中には、これらに入賞させようとして6通りの押し順をゲームごとに選択しながら遊技を行う者もいる。そうすると、約1/6の確率でこれらのいずれかに入賞することになり、スロットマシン1が想定している出玉率などの遊技性能が十分に発揮されないおそれがある。
さらに、小役1〜6や再遊技1〜6の中において各当選役の出現率を偏らせ、特に変則押しに対応する当選役の出現率を推奨する押し順に対応する当選役よりも高く設定するようなときには、変則押しが積極的に行われてしまうと、変則押しに対応する当選役に入賞する頻度が高くなり、スロットマシン1が想定している遊技性能が十分に発揮されないことになる。
また、変則押しを行うことによって特定の図柄の組合せが導出されるとともに、例えば、再遊技7に高確率で当選するRT遊技状態リプレイタイム)に突入するタイプのスロットマシンもあり、このようなタイプでも、スロットマシン1が想定している遊技性能が十分に発揮されないことになる。
そこで、スロットマシン1が想定している遊技性能を確保すべく、推奨する押し順以外の順序で停止ボタン5が操作されたときには、ペナルティを課すことにする。

0029

本実施形態では、推奨する押し順(第1操作態様)は、各停止ボタン5を、左停止ボタン5a、中停止ボタン5b、右停止ボタン5cの順に操作する順押し、又は、左停止ボタン5a、右停止ボタン5c、中停止ボタン5bの順に操作する順挟み押しの2通りとする。
一方、ペナルティを課す押し順(第2操作態様)は、推奨する押し順(第1操作態様)以外の押し順であって、例えば、右停止ボタン5c、中停止ボタン5b、左停止ボタン5aの順に操作する逆押し、中停止ボタン5b、右停止ボタン5c、左停止ボタン5aの順に操作する中押しなどの左停止ボタン5a以外の停止ボタン5b,5cを第1操作ボタンとする押し順を変則押しとする。
そして、このような変則押しが行われたときには、以下のようなペナルティを課すものとする。

0030

変則押しのペナルティとしては、例えば、変則押し後、所定のゲーム数に亘りAT遊技移行抽選を実行しないなどのスロットマシンが一般的に知られているが、本実施形態のスロットマシン1では、変則押しが行われたときには、低確率状態から高確率状態への移行をかけた移行抽選に当選しても高確率状態に移行させないというペナルティを課す。

0031

例えば、図8に示すように、スタートレバー3の操作タイミングで移行抽選に当選した場合、そのゲームにおいて推奨する押し順が行われたときには、高確率状態に移行させ、変則押しが行われたときには、少なくともそのゲームに限りその当選はなかったものとして、低確率状態を維持するというペナルティを課す。
なお、ペナルティを課すゲームは、変則押しが行われたゲームのみならず、これに続く所定回数のゲームまでその効果を波及させることもでき、例えば、所定回数のゲーム中に移行抽選に当選しても高確率状態に移行させないこともできる。
また、移行抽選に当選した経緯がなくても、変則押しが行われたときには、これに続く所定回数のゲームまで移行抽選に当選しても高確率状態に移行させないこともできる。

0032

ただし、移行抽選に当選して変則押しが行われたとしても、高確率状態に移行させるという例外を設けることもできる。
例えば、図9に示すように、移行抽選に当選したとしても、第1当選役の一例である押し順指定の当選役(例えば、再遊技1〜6、小役1〜6)に当選した場合に、変則押しが行われたときには、高確率状態に移行させずに低確率状態を維持するというペナルティを課すものの、第2当選役の一例である押し不問の当選役(例えば、小役8,9)に当選した場合は、変則押しが行われたとしても、高確率状態に移行させることもできる。
このような例外を設けたのは、押し不問の当選役は押し順に左右されることなく対応する図柄の組合せの導出が可能であり、変則押しを行うことによって出玉率などの遊技性能に影響を及ぼすこともないことから、ペナルティを課す必要がないためである。
また、押し不問の当選役に当選したときには、表示器8等の出力手段を介してその当選を示唆する演出が行われることがあることから、遊技者に好みの押し順を選択させて停止ボタン5を操作させるためでもある。

0033

一方、転落抽選に当選したときには、図10に示すように、変則押しの有無にかかわらずに、抽選結果に従って低確率状態に移行させる。
すなわち、転落抽選に当選したときには、変則押しを行わずに推奨する押し順を行ったとしても、抽選結果に従って低確率状態に移行させる。
一方、転落抽選に非当選、すなわち、高確率状態を維持する抽選結果となり、そのゲーム又はその後のゲームで変則押しが行われたとしても、低確率状態に移行することはなく、高確率状態では変則押しによるペナルティは課されないことになる。つまり、高確率状態から低確率状態への移行は、変則押しの有無には左右されず、転落抽選の結果のみに依存するようになっている。
このようにしたのは、高確率状態で誤って変則押しを行うこともあり、このような悪意のない遊技者にペナルティを課すのは酷だからである。
なお、転落抽選が行われるゲームと変則押しが行われるゲームは同じゲームであってもよいし、別なゲームでもよい。
このように、高確率状態における変則押しにはペナルティを課さないものの、注意喚起する目的から、変則押しが行われたときには、以下のように演出を変化(中断)させることが好ましい。

0034

[変則押しによる演出の変化]
通常、演出を変化させる場合には、メダル投入口2からのメダルの投入操作や、ベットボタン2a、スタートレバー3の操作タイミングで行うのが一般的であり、例えば、これらの操作のタイミングで、表示器8に表示される画面を、図11(a)示す画面から、図11(b)に示す画面に変化させる。

0035

ところが、変則押しが行われたときには、注意を喚起する目的から変則押しが行われたタイミングで演出を変化(中断)させることが好ましい。
例えば、高確率状態では低確率状態では実行されない高確率状態特有の演出を実行するような場合において、変則押しが行われたときには、副制御部20が演出制御手段の一例として動作することにより、図12に示すように、表示器8において表示されている高確率状態を示唆する画面(図12(a))を、低確率状態を示唆する画面(図12(b))に変化させる。変則押しによって高確率状態から低確率状態への移行はないものの、このような演出の変化により、遊技者は慎重な操作を心がけるようになる。

0036

また、このような変則押しによる演出の変化は、すべての遊技状態において行うことが好ましい。
例えば、通常遊技状態において、変則押しが行われたときには、スピーカ9から禁止音(ブ・ブーなどのブザー音)を出力させ、前扉1aに分散して配置された複数のランプ11(例えば、図1に示すように左右上方に2灯ずつ)の点灯態様を変化させることもできる。
このスピーカ9から禁止音は、そのとき出力されている演出に係る音よりも大きい方が好ましい。
また、ランプ11の点灯態様は、注意喚起を示唆する態様であって、推奨する押し順が行われるとき(普段状態)とは異なる態様が好ましい。例えば、消灯状態から点灯状態に変化させる、点滅速度を変化させる、点灯色を変化させる等の変化が好ましい。変化後の点灯色は、ペナルティが課せられるという危険な状態を示唆する特定色として赤色が好ましい。特定色は、ランプ11自体の発光色でもよく、ランプ11を覆う透光性カバーの色でもよい。
このような特定色によって、前扉1aに分散して配置された複数のランプ11が一斉に点灯(点滅を含む)することにより、遊技者はペナルティが課せられるという危険な状態を察知し、遊技者は慎重な操作を心がけるようになる。
なお、押し順不問の当選役に当選した場合に、変則押しが行われたときには、このような演出の変化を行わないことが好ましい。また、AT遊技状態において表示器8等を介して報知した押し順と異なる押し順が行われたときには、少なくとも禁止音を出力することが好ましい。

0037

また、このような演出の変化は、前述した本前兆演出及びガセ前兆演出を問わず、前兆演出中においても行うことが好ましい。
例えば、前兆演出中において変則押しが行われたときには、副制御部20が前兆演出制御手段の一例として動作することにより、表示器8に表示される画面を、図13(a)示す前兆演出に対応する画面から、図13(b)に示す前兆演出とは異なる通常演出に対応する画面に変化させる。
また、ガセ前兆演出は、前兆演出抽選に当選後、所定ゲーム数に亘って表示器8等の出力手段を介して行われることから、この間にAT移行抽選に当選したとしても、新たな前兆演出(本前兆演出)を行わないことが好ましい。
また、本前兆演出において変則押しが行われたときには、図13(a)示す前兆演出に対応する画面から、図13(b)に示す通常演出に対応する画面に変化させるとともに、少なくとも再び本前兆演出に対応する画面を表示させることなく、通常演出に対応する画面を継続して表示させ、AT遊技の開始ゲームなどのタイミングにおいて、図13(c)のように、AT移行抽選の当選を示す画面を表示させることもできる。

0038

また、このような演出を変化(中断)させるタイミングは、3つの停止ボタン5に対する操作がすべて完了したとき(3つ目の停止ボタンが押下されたとき又は押下された停止ボタンが押下状態から復元したときなど)でもよいが、3つの停止ボタン5に対するすべての操作が完了する前であって変則押しが識別可能な操作タイミングがより好ましい。変則押しが識別可能な操作タイミングとは、本実施形態では、最初に左停止ボタン5a以外の停止ボタン、すなわち、中停止ボタン5b又は右停止ボタンが操作されたとき(停止ボタンが押下されたとき又は押下された停止ボタンが押下状態から復元したときなど)である。

0039

また、変則押しが識別されたときには、その時点で演出が変化することになる。例えば、中停止ボタン5b又は右停止ボタン5cが最初に操作され、操作されたままの状態(押下状態)で、スロットマシン1が停電等により電断状態となり、その後の給電開始により電断状態から復旧したときには、変化後の演出(例えば、図12(b)の低確率状態を示唆する画面)が表示されることになる。
なお、演出は、表示器8による画像演出のみならず、スピーカからの音声、ランプ11による光の演出、その他の演出(例えば、振動など)、これらを組合せた演出であってよい。

0040

以上説明したようなスロットマシン1において行われる特徴的な動作は、以下のようなフローチャートに基づいて実行される。
例えば、低確率状態から高確率状態への移行をかけた移行抽選に当選しても、変則押しが行われたときには、高確率状態に移行させないというペナルティを課す制御は、図14に示す遊技状態制御処理1に基づいて実行される。

0041

遊技状態制御処理1は低確率状態で行われる処理であり、この処理では、まず、移行抽選の当否が判定される(S1)。当選が判定されたときには(S1−Yes)、変則押しの有無が判定される(S2)。
そして、変則押しではなく推奨する押し順により停止ボタン5が操作されたときには(S2−Yes)、高確率状態に移行する(S3)。
一方、変則押しが行われたとき(S2−No)、又は、移行抽選に当選しなかったときには(S1−No)、低確率状態を維持する(S4)。

0042

また、移行抽選に当選して変則押しが行われたとしても、高確率状態に移行させるという例外的な制御は、図15に示す遊技状態制御処理2に基づいて実行される。
遊技状態制御処理2は低確率状態で行われる処理であり、この処理では、まず、移行抽選の当否が判定される(S11)。当選が判定されたときには(S11−Yes)、変則押しの有無が判定される(S12)。
そして、変則押しではなく推奨する押し順により停止ボタン5が操作されたときには(S12−Yes)、高確率状態に移行する(S13)。
一方、変則押しが行われたときには(S12−No)、当選役が第1当選役か否かの判定を行う(S14)。
当選役が第1当選役(例えば、押し順指定の当選役)でない(例えば、押し順不問の当選役)ときには(S14−No)、高確率状態に移行させる(S13)。
また、当選役が第1当選役(例えば、押し順指定の当選役)のとき(S14−Yes)、又は、移行抽選に当選しなかったときには(S11−No)、低確率状態を維持する(S15)。

0043

また、転落抽選に当選したときに、変則押しの有無にかかわらずに、抽選結果に従って低確率状態に移行させる制御は、図16に示す遊技状態制御処理3に基づいて実行される。
遊技状態制御処理3は高確率状態で行われる処理であり、この処理では、まず、転落抽選の当否が判定される(S21)。そして、当選が判定されたときには(S21−Yes)、変則押しの有無を判定することなく、低確率状態に移行する(S22)。一方、転落抽選に当選しなかったときには(S21−Yes)、同様に変則押しの有無を判定することなく、高確率状態を維持する(S23)。
なお、このような遊技状態制御処理1〜3は、主制御部10において実行することができる。

0044

以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1は、低確率状態から高確率状態への移行をかけた移行抽選に当選しても、変則押しが行われたときには、高確率状態に移行させないというペナルティを課すことができる。また、変則押しの有無にかかわらずに、転落抽選の当否に従って低確率状態への移行又は高確率状態の維持を決定することができる。

0045

一方、従来のスロットマシンでは、通常遊技状態において変則押しが行われたときに、AT遊技移行抽選を所定ゲーム数に亘って行わないものが一般的であった。これに対して、本実施形態のスロットマシン1は、低確率状態から高確率状態への移行が行われないだけであって、例えば、同じゲーム等でAT遊技移行抽選に当選していたときには、AT遊技に移行する。これにより、遊技者の負うリスクを低減させながら、一定のペナルティを課すことができるので、誤って変則押しを行った遊技者を救済することができる。

0046

また、従来のスロットマシンでは、高確率状態において変則押しが行われたときには、低確率状態に移行させていた。これに対して、本実施形態のスロットマシン1は、高確率状態で変則押しが行われても低確率状態に移行させることはしないので、高確率状態で誤って変則押しを行ったときのリスクが解消される。
本実施形態のスロットマシン1によれば、従来のスロットマシンが改善すべきこのような課題の全部又は一部などを解決することができる。

0047

以上、本発明の遊技機の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技機は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。

0048

例えば、本実施形態では、本発明をスロットマシンに適用したがパチンコ(例えば、玉スロ)などその他の遊技機に適用することもできる。
また、メダル、遊技球等の現物遊技媒体を用いることなく、データ形式の擬似遊技媒体を用いてゲームを実行可能な、いわゆる封入式遊技機にも、本発明を適用することができる。

0049

また、リール制御などのスロットマシン遊技の制御、当選役抽選、移行抽選、転落抽選、AT移行抽選、前兆演出抽選などの各種抽選処理、演出の制御、遊技状態の移行制御などは、主制御部10が単独で行うこともできるし、副制御部20が単独で行うこともできる。さらに、主制御部10と副制御部20とが協働して制御することもできる。

0050

また、本実施形態では、図柄の変動表示手段としてモータにより駆動制御されるリールを用いたが、これに代えて又はこれに加えて、液晶表示器などの表示器にリール等の図柄が変動する画像を表示させることにより、表示器を図柄の変動表示手段として用いることもできる。

0051

また、遊技者に有利な特別遊技状態は、AT遊技状態に限らず、ART遊技状態ボーナス遊技状態などの他の遊技状態であってもよい。
また、通常遊技状態において存在する遊技状態は、低確率状態、高確率状態の2つの遊技状態に限らず、3つ又はそれ以上の遊技状態があってもよい。

0052

また、本実施形態では、第1操作態様と第2操作態様の違いを押し順の違いとしたが、目押しなどの停止ボタン5に対する操作タイミングの違いであってもよい。

0053

また、高確率状態で変則押しが行われたときの演出の変化としては、図12に示す実施例に限らず、様々な実施例を挙げることができる。
例えば、高確率状態で変則押しが行われたときには、低確率状態には移行させないものの、リール41に通常の動作とは異なる回胴演出動作を行わせることもできる。このとき表示器8では、高確率状態を示唆する画面から回胴演出無効告知画面に変化させてもよい。

0054

また、転落抽選の結果に代えて又はこれに加えて所定ゲーム数の消化により高確率状態から低確率状態に移行させることもできる。この場合、高確率状態の残存する残りゲーム数を、例えば表示器8に表示させることが好ましい。そして、所定ゲーム数の消化前に、変則押しが行われたときは、低確率状態には移行させないものの、表示器8において表示されている高確率状態を示唆する画面(図12(a))を、低確率状態を示唆する画面(図12(b))に変化させることが好ましい。また、画面を変化させる一方で残りゲーム数はリセットしないことが好ましい。

0055

また、上記の場合において、所定ゲーム数の消化前に、変則押しが行われたときは、低確率状態に移行させることもできる。このときは上記とは反対に、低確率状態を示唆する画面(図12(b))に変化させることなく、高確率状態を示唆する画面(図12(a))を維持させることもできる。そして、ゲームの消化ごとに残りゲーム数をカウントダウン表示させ、所定ゲーム数がすべて消化されたときに低確率状態を示唆する画面(図12(b))に変化させることが好ましい。

0056

また、変則押しが行われた場合に演出を変化させるときの(ただし、高確率状態から低確率状態への移行などの遊技状態の移行の有無は問わない)、変化後の演出は、たとえ変則押しが行われないものとして予定される演出パターンが既に決まっていたとしても、スロットマシン1の電源投入時や、バックアップ機能等により記憶されている遊技履歴情報(例えば、遊技の進行状況など)を消去するRAMクリア時などの初期化動作時において固定的に採用される演出であることが好ましい。
変化後の演出として、例えば、表示器8は初期動作時に表示される画面を表示させ、ランプ11は消灯又は初期動作時のパターンでの点灯態様を行う。また、所定の可動物があるときには、初期位置にリセットされることが好ましい。ただし、停止ボタン5に内蔵されているランプなどのスロットマシン遊技に係るランプ類は点灯態様を変化させることなく既定点灯パターンを継続することが好ましい。

0057

1スロットマシン
5 停止ボタン(停止操作手段)
8表示器
10 主制御部(制御手段、当選役決定手段、事前決定手段、移行制御手段、転落制御手段)
11ランプ(発光手段)
20 副制御部(演出制御手段、前兆演出制御手段)
41 リール(変動表示手段)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • サミー株式会社の「 遊技機」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】停止図柄組合せをより適切に特定することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】ストップスイッチが操作される前の所定のタイミングで、所定記憶領域に初期値を記憶する。操作されたストップスイッチに対応... 詳細

  • サミー株式会社の「 遊技機」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】有効ライン上の図柄組合せの遊技媒体の付与数を、より適切に決定する遊技機を提供する。【解決手段】停止図柄組合せを特定するためのデータを記憶可能な所定記憶領域(停止図柄データ5等)を備え、所定記憶... 詳細

  • サミー株式会社の「 遊技機」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】有効ライン上における図柄の図柄データをより適切に取得することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】左リール31の基準位置となる第1位置(左下段)と、左リール31の少なくとも一つの有効ライン上の... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ