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技術 二重容器

出願人 株式会社吉野工業所
発明者 古澤光夫
出願日 2015年4月30日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2015-093374
公開日 2016年12月15日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2016-210434
状態 特許登録済
技術分野 二以上の構成要素からなる剛性容器 包装体
主要キーワード 外観設計 交換要 シール突起 有底円筒 外容器内 二重容器 環状壁 外容器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

内容器交換を容易化すると共に容器外観設計の自由度を向上することができる二重容器を提供する。

解決手段

内容器10に枢支部17を介して揺動可能な可動部16aを設け、可動部16aの枢支部17に対する一方側部分を引き上げると、該引き上げに伴い他方側部分が外容器20に押しつけられて内容器10が上方へ移動し、前記嵌合が外れるように構成する。

概要

背景

従来、クリーム等の内容物を収容する容器として、内容物のレフィル用の内容器外容器とを備える二重容器が知られている。このような二重容器では、内容器の交換に際し、内容器を外容器から取外す必要があるが、その取外しの要領としては、例えば、内容器を摘み引き上げる、外容器本体底部に内容器を押し上げるための貫通孔を設ける、コイン等を用い抉じ開ける、といったものが考えられる。また、例えば特許文献1では、内容器に押圧操作により回動可能な押圧部を設け、外容器には、該押圧部を露出させる切欠き部を設けると共に該押圧部が係止可能な被係止部を設けている。

概要

内容器の交換を容易化すると共に容器の外観設計の自由度を向上することができる二重容器を提供する。内容器10に枢支部17を介して揺動可能な可動部16aを設け、可動部16aの枢支部17に対する一方側部分を引き上げると、該引き上げに伴い他方側部分が外容器20に押しつけられて内容器10が上方へ移動し、前記嵌合が外れるように構成する。

目的

本発明は、このような課題を解決するために開発されたもので、内容器の交換を容易化すると共に容器の外観設計の自由度を向上することができる二重容器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

有底筒状の内容物収容部を備えるレフィル用の内容器と、有底筒状の内容器収納部を備える外容器とを備える二重容器において、前記内容器と前記外容器との間には、前記内容物収容部を前記内容器収容部内へ挿入したとき互いに乗り越え嵌合することで前記内容物収容部の抜け出しを妨げる嵌合部が設けられており、前記内容器は枢支部を介して揺動可能な可動部を備え、前記可動部の前記枢支部に対する一方側部分を引き上げると、該引き上げに伴い他方側部分が前記外容器に押しつけられて前記内容器が上方へ移動し、前記嵌合が外れることを特徴とする二重容器。

請求項2

前記可動部は、弧状をなすと共に2つの前記枢支部を介して揺動可能であり、該枢支部間の部分を引き上げると、該引き上げに伴い該枢支部の外側の部分が前記外容器に押しつけられて前記内容器が上方へ移動し、前記嵌合が外れる、請求項1に記載の二重容器。

請求項3

互いに対向して配置された一対の弧状をなす前記可動部を備える、請求項2に記載の二重容器。

請求項4

前記可動部は、前記内容物収容部の上部外周側に形成されたフランジ部の少なくとも一部であり、前記2つの枢支部間の部分は、該部分の引き上げにより破断可能な薄肉部を介して前記内容物収容部に繋がっている、請求項2又は3に記載の二重容器。

請求項5

前記可動部及び前記枢支部は前記内容器と一体に成形されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の二重容器。

技術分野

0001

本発明は、レフィル詰め替え)用の内容器外容器とを備える二重容器に関し、特に、内容器の交換を容易化すると共に容器外観設計の自由度を向上しようとするものである。

背景技術

0002

従来、クリーム等の内容物を収容する容器として、内容物のレフィル用の内容器と外容器とを備える二重容器が知られている。このような二重容器では、内容器の交換に際し、内容器を外容器から取外す必要があるが、その取外しの要領としては、例えば、内容器を摘み引き上げる、外容器本体底部に内容器を押し上げるための貫通孔を設ける、コイン等を用い抉じ開ける、といったものが考えられる。また、例えば特許文献1では、内容器に押圧操作により回動可能な押圧部を設け、外容器には、該押圧部を露出させる切欠き部を設けると共に該押圧部が係止可能な被係止部を設けている。

先行技術

0003

特開2010−195484号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前記したような内容器の取外し要領を採用する場合には、内容器を取外すのに比較的大きな力が必要となったり、貫通孔や切欠き部を設けるために容器の外観設計上の制約を生じてしまうといった問題がある。また交換の要領を分かり易く、特に高齢者にとって使い易いものとすることも望まれる。

0005

本発明は、このような課題を解決するために開発されたもので、内容器の交換を容易化すると共に容器の外観設計の自由度を向上することができる二重容器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.有底筒状の内容物収容部を備えるレフィル用の内容器と、有底筒状の内容器収納部を備える外容器とを備える二重容器において、
前記内容器と前記外容器との間には、前記内容物収容部を前記内容器収容部内へ挿入したとき互いに乗り越え嵌合することで前記内容物収容部の抜け出しを妨げる嵌合部が設けられており、
前記内容器は枢支部を介して揺動可能な可動部を備え、
前記可動部の前記枢支部に対する一方側部分を引き上げると、該引き上げに伴い他方側部分が前記外容器に押しつけられて前記内容器が上方へ移動し、前記嵌合が外れることを特徴とする二重容器。

0007

2.前記可動部は、弧状をなすと共に2つの前記枢支部を介して揺動可能であり、該枢支部間の部分を引き上げると、該引き上げに伴い該枢支部の外側の部分が前記外容器に押しつけられて前記内容器が上方へ移動し、前記嵌合が外れる、前記1の二重容器。

0008

3.互いに対向して配置された一対の弧状をなす前記可動部を備える、前記2の二重容器。

0009

4.前記可動部は、前記内容物収容部の上部外周側に形成されたフランジ部の少なくとも一部であり、前記2つの枢支部間の部分は、該部分の引き上げにより破断可能な薄肉部を介して前記内容物収容部に繋がっている、前記2又は3の二重容器。

0010

5.前記可動部及び前記枢支部は前記内容器と一体に成形されている、前記1〜4のいずれかの二重容器。

発明の効果

0011

本発明によれば、内容器の交換に際し、可動部の枢支部に対する一方側部分を引き上げることで、該引き上げに伴い他方側部分を前記外容器に押しつける梃子の作用によって、内容器を上方へ移動させて内容器と外容器との嵌合を外すことができるため、内容器を容易に取外すことができる。また、内容器を取外すために、内容器を押圧するための貫通孔や切欠き部を外容器に設ける必要もない。

0012

したがって、本発明によれば、内容器の交換を容易化すると共に容器の外観設計の自由度を向上することができる二重容器を提供することができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の一実施形態に係る二重容器の一部断面側面図である。
図1の二重容器のための新たな内容器を示す図であり、(a)は平面図、(b)は一部断面側面図である。
図1の二重容器における内容器の交換要領を説明するための一部断面側面図であり、外容器キャップを取外し、可動部の枢支部に対する一方側部分を引き上げて内容器を上方へ移動させ、内容器と外容器との嵌合が外れた状態を示す。
図1の二重容器における内容器の交換要領を説明するための一部断面側面図であり、図3の状態からさらに、可動部に指を通して内容器を引き上げた状態を示す。
図1の二重容器における内容器の交換要領を説明するための一部断面側面図であり、(a)は図4の状態からさらに図2の新たな内容器をシール除去後に外容器内に挿入した状態を示し、(b)は(a)の挿入が完了した状態を示す。

実施例

0014

以下、図1図5を参照して、本発明の一実施形態に係る二重容器1について詳細に例示説明する。
なお、本明細書において、上下方向とは、内容器10及び外容器20の中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは内容器10の内容物収容部11の開口部12が位置する側(例えば、図1における上方)、下方とは内容物収容部11の底壁部11bが位置する側(例えば、図1における下方)を意味するものとする。

0015

図1図2に示すように、本実施形態に係る二重容器1は、レフィル用の内容器10と、外容器20と、外容器キャップ30とを備えている。内容器10は、軸線Oを中心とする有底円筒状の内容物収容部11を備えている。すなわち、内容物収容部11は、その上部に開口部12を形成すると共に、周壁部11a及び底壁部11bとからなっている。周壁部11aの上端部には、径方向外側に延びる円環状の外向き壁部13が連接されている。外向き壁部13の外周縁には、円筒状をなす環状壁部14が垂設されている。環状壁部14の内周面には、環状の内向き凸部15(嵌合部)が周設されている。

0016

環状壁部14の外周面には、略全周に亘って配置されると共に径方向外側に延在するフランジ部16が形成されている。フランジ部16は、本実施形態では、互いに対向して配置された一対の弧状をなす可動部16aからなっている。一対の弧状をなす可動部16aはそれぞれ、2つの枢支部17を介して環状壁部14の外周面に連結している。また、各可動部16aの2つの枢支部17間の部分は、該部分の引き上げにより破断可能な2つの薄肉部18を介して環状壁部14の外周面に繋がっている。そして、各可動部16aは、薄肉部18の破断により2つの枢支部17を介して揺動可能となり、図3に示すように、枢支部17間の部分を引き上げると、該引き上げに伴い枢支部17の外側の部分が外容器20の支持面23bに押しつけられて内容器10が上方へ移動し、内容器10と外容器20との嵌合が外れるようになっている。なお、各可動部16aは、縦断面において略L字形状をなしている。

0017

また、本実施形態では、内容器10は、合成樹脂材料射出成形を用いた一体成形によって形成されている。したがって、可動部16a及び枢支部17は内容器10と一体に成形されている。また、図2に示すように、新たな内容器10の外向き壁部13の上面に形成された円環状のシール突起13aには、内容物収容部11内に収容されたクリーム等の内容物Cの品質を維持するためのシールSが剥離可能に貼着されている。

0018

外容器20は、図1に示すように、内容器10を収容可能な軸線Oを中心とする有底円筒状の内容器収納部21を備えている。すなわち、内容器収納部21は、その上部に開口部22を形成すると共に、外周壁部21a及び底壁部21bとからなっている。外周壁部21aの外周面上端部には、下方に向けて拡径する段部23が形成されている。段部23の外周面には、内容器10の前述した環状の内向き凸部15(嵌合部)と嵌合可能な環状の外向き凸部23a(嵌合部)が形成されている。すなわち、本例では、内向き凸部15と外向き凸部23aとにより、内容物収容部11を内容器収容部21内へ挿入したとき互いに乗り越え嵌合することで内容物収容部11の抜け出しを妨げる嵌合部を構成している。また、段部23の上面は、内容器10の交換に際して各可動部16aにおける枢支部17の外側の部分が押しつけられる支持面23bになっている。段部23の下方には、雄ねじ部24が形成されている。

0019

外容器キャップ30は、図1に示すように、円筒状の外壁部31と、外壁部31の上端部を閉塞するドーム状の天壁部32とを備えている。外壁部31の内周面には、前述した雄ねじ部24と螺合する雌ねじ部33が形成されている。天壁部32の下面には、円板状のパッキン34が貼着されており、内容器10の外向き壁部13の上面に形成された円環状のシール突起13aとパッキン34とが密接することで、内容物収容部11が密封されるようになっている。なお、天壁部32はドーム状に限られず、平面状又は凹面状など、任意の形状であってよい。

0020

かかる構成になる二重容器1によれば、内容物Cを使い切った際などに、以下の要領で内容器10を新たな内容器10と交換することができる。すなわち、まず、図3に示すように、各可動部16aの2つの枢支部17間の部分を、薄肉部18(図2(a)参照)を破断させつつ引き上げると、該引き上げに伴い枢支部17の外側の部分が外容器20の支持面23bに押しつけられて、梃子の作用で内容器10が上方へ移動し、内容器10の内向き凸部15と外容器20の外向き凸部23aとの嵌合が外れる。そして、図4に示すように、各可動部16aに指を通して内容器10を引き上げるだけで、内容器10を外容器20から取り出すことができる。このようにして内容器10を取り出した後は、図2に示したような新たな内容器10からシールSを取外し、図5に示すように、新たな内容器10を外容器20内に挿入して嵌合させることで、内容器10の交換を完了させることができる。

0021

以上説明したように、本実施形態に係る二重容器1は、有底筒状の内容物収容部11を備えるレフィル用の内容器10と、有底筒状の内容器収納部21を備える外容器20とを備える二重容器1において、内容器10と外容器20との間には、内容物収容部11を内容器収容部21内へ挿入したとき互いに乗り越え嵌合することで内容物収容部11の抜け出しを妨げる嵌合部(本例では、内向き凸部15と外向き凸部23a)が設けられており、内容器10は枢支部17を介して揺動可能な可動部16aを備え、可動部16aの枢支部17に対する一方側部分を引き上げると、該引き上げに伴い他方側部分が外容器20に押しつけられて内容器10が上方へ移動し、前記嵌合が外れるという構成になっている。

0022

したがって、内容器10の交換に際し、可動部16aの枢支部17に対する一方側部分を引き上げることで、該引き上げに伴い他方側部分を外容器20に押しつける梃子の作用によって、内容器10を上方へ移動させて内容器10と外容器20との嵌合を外すことができるため、内容器10を容易に取外すことができる。また、内容器10を取外すために、内容器10を押圧するための貫通孔や切欠き部を外容器20に設ける必要もない。したがって、本実施形態によれば、内容器10の交換を容易化すると共に容器の外観設計の自由度を向上することができる。

0023

また、本実施形態に係る二重容器1では、可動部16aは、弧状をなすと共に2つの枢支部17を介して揺動可能であり、該枢支部17間の部分を引き上げると、該引き上げに伴い該枢支部17の外側の部分が外容器20に押しつけられて内容器10が上方へ移動し、前記嵌合が外れる。したがって、簡素な構成で容易に内容器10と外容器20との嵌合を外すことができる。

0024

また、本実施形態に係る二重容器1では、互いに対向して配置された一対の弧状をなす可動部16aを備えている。したがって、内容器10と外容器20との嵌合を容易に外すことができると共に、嵌合を外した後は、一対の弧状をなす可動部16aに指を通して安定して内容器10を引き上げることができる。

0025

また、本実施形態に係る二重容器1では、可動部16aは、内容物収容部11の上部外周側に形成されたフランジ部16の少なくとも一部であり、2つの枢支部17間の部分は、該部分の引き上げにより破断可能な薄肉部18を介して内容物収容部11に繋がっている。したがって、内容器10を外容器20に取り付ける際には可動部16aが邪魔にならず、また、外容器20への取付け後に可動部16aが容器の外観を損なうこともない。

0026

さらに、本実施形態に係る二重容器1では、可動部16a及び枢支部17は内容器10と一体に成形されている。したがって、部品点数の増加を抑制し、コストの増加を抑えることができる。

0027

前述したところは本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、可動部16aの形状は弧状に限定されず、その他の形状をなしてもよい。また、可動部16aを1つ又は3つ以上設けることも可能である。また、薄肉部18は各可動部16aに対して1つ又は3つ以上設けてもよいし、薄肉部18を設けないことも可能である。さらに、嵌合部(内向き凸部15及び外向き凸部23a)は必ずしも内容器10の環状壁部14と外容器20の外周壁部21aの上端部との間に設ける必要はなく、その他の部分に設けてもよい。

0028

1二重容器
10内容器
11 内容物収容部
11a周壁部
11b底壁部
12 開口部
13外向き壁部
13aシール突起
14環状壁部
15内向き凸部(嵌合部)
16フランジ部
16a可動部
17枢支部
18薄肉部
20外容器
21 内容器収納部
21a外周壁部
21b 底壁部
22 開口部
23 段部
23a 外向き凸部(嵌合部)
23b支持面
24雄ねじ部
30 外容器キャップ
31外壁部
32天壁部
33雌ねじ部
34パッキン
O軸線
C 内容物
S シール

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