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技術

出願人 株式会社安信
発明者 松井秀一
出願日 2015年5月12日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-097497
公開日 2016年12月15日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2016-209408
状態 特許登録済
技術分野 テーブル、机、サービス用ワゴン
主要キーワード 断面視略コ字型 字型材 ガード板 致命傷 天板用 脚部用 針状部材 ガード材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月15日)のものです。
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図面 (15)

課題

災害時の安全性に優れたを提供する。

解決手段

天板11と、該天板11から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された第一脚部12とからなる机において、前記天板11の裏面に沿って収納され、前記複数の第一脚部12のうち隣り合う脚部間の略幅で形成されるガード板14と、該ガード板14を前記天板11の裏面側で回転して垂下するように該ガード板16の一辺軸支する一又は複数の軸部材16と、該軸部材16を前記天板11の裏面側で外側方向又は内側方向に摺動可能に支持する一又は複数のレール部材17とから構成され、前記ガード板14を外側から内側方向に回転させて前記天板11の裏面中近傍に垂下させ、該垂下したガード板14を前記レール部材17に沿って外側方向に移動させることにより、机11の側面を該ガード板14によってガードする。

概要

背景

我が国は、地震の多発地帯であり、かねてより国民への防災教育が行われている。そして、地震発生の際には、我が身を瓦礫飛散物等から守るため、の下に身を隠す等の対策を取ることが指導されている。しかしながら、たとえ机の下であっても、落下物建物倒壊等によって机が押し潰されたり、机の側面からの飛散物によって致命傷を負ったりする等、従来の机では、地震による瓦礫や飛散物等から十分に身を守ることはできなかった。そんな中、飛散物から身を守ることのできる机として以下のものが開示されている。

すなわち、天板の裏面側に摺動可能に取り付けられた引き出し兼用開口蓋を完全に側面方向に引き出すと、該引き出し兼用開口蓋が90度回転して机の側面を閉じることにより、地震の揺れによる飛散物から身を守ることのできる緊急避難用机が開示されている(特許文献1)。

概要

災害時の安全性に優れた机を提供する。天板11と、該天板11から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された第一脚部12とからなる机において、前記天板11の裏面に沿って収納され、前記複数の第一脚部12のうち隣り合う脚部間の略幅で形成されるガード板14と、該ガード板14を前記天板11の裏面側で回転して垂下するように該ガード板16の一辺軸支する一又は複数の軸部材16と、該軸部材16を前記天板11の裏面側で外側方向又は内側方向に摺動可能に支持する一又は複数のレール部材17とから構成され、前記ガード板14を外側から内側方向に回転させて前記天板11の裏面中近傍に垂下させ、該垂下したガード板14を前記レール部材17に沿って外側方向に移動させることにより、机11の側面を該ガード板14によってガードする。

目的

本発明は、災害時の安全性に優れた机を提供することを課題とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

天板と、該天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された複数の脚部とからなるにおいて、前記天板の裏面に沿って収納され、前記複数の脚部のうち隣り合う脚部間の略幅で形成されるガード板と、該ガード板を前記天板の裏面側で回転して垂下するように該ガード板の一辺軸支する一又は複数の軸部材と、該軸部材を前記天板の裏面側で外側方向又は内側方向に摺動可能に支持する一又は複数のレール部材とからなることを特徴とする机。

請求項2

前記ガード板を一対設け、前記複数の脚部間において対になる机側面をガード可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の机。

請求項3

前記複数の脚部は、該複数の脚部間の隣り合う机側面に沿って屈曲した断面視略L字型材により構成され、前記垂下して外側方向へ摺動したガード板の両側端を該断面視略L字型材の内側に収納し、また、前記垂下して外側方向へ摺動したガード材の内側への出戻りを防止する突支棒が設けられることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の机。

請求項4

前記複数の脚部は、前記天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された四本の第一脚部として構成し、該天板のうち該四本の第一脚部に囲まれた範囲から下方に第二脚部を垂設するとともに、該四本の第一脚部の一対の対辺及び該対辺を該第二脚部を介して結ぶラインに形成されて夫々の脚底に固設した略H型の底板と、該底板を床面に固定するための固定手段とを設けてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の机。

請求項5

天板と、該天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された複数の脚部とからなる机において、前記天板内に、両端が屈曲した断面視略コ字型天板用鋼板が内蔵されていることを特徴とする机。

請求項6

前記天板用鋼板は、断面視略コ字型の内側に格子状の鋼製梁状部材が着接されていることを特徴とする請求項5に記載の机。

請求項7

前記天板内に、両端が屈曲して断面視略コ字型の天板用鋼板が、或いは、該断面視略コ字型の内側に格子状の鋼製梁状部材が着接された天板用鋼板が内蔵されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の机。

技術分野

0001

本発明は、災害時の安全性に優れたに関する。

背景技術

0002

我が国は、地震の多発地帯であり、かねてより国民への防災教育が行われている。そして、地震発生の際には、我が身を瓦礫飛散物等から守るため、机の下に身を隠す等の対策を取ることが指導されている。しかしながら、たとえ机の下であっても、落下物建物倒壊等によって机が押し潰されたり、机の側面からの飛散物によって致命傷を負ったりする等、従来の机では、地震による瓦礫や飛散物等から十分に身を守ることはできなかった。そんな中、飛散物から身を守ることのできる机として以下のものが開示されている。

0003

すなわち、天板の裏面側に摺動可能に取り付けられた引き出し兼用開口蓋を完全に側面方向に引き出すと、該引き出し兼用開口蓋が90度回転して机の側面を閉じることにより、地震の揺れによる飛散物から身を守ることのできる緊急避難用机が開示されている(特許文献1)。

先行技術

0004

特開平7−250713号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に記載の技術では、引き出し兼用開口蓋、すなわちガード板を天板の裏面から引き出す際、該ガード板を完全に側面方向に引き出す必要がある。そのため、該ガード板を把持する被災者の腕や手、場合によっては頭部等の身体の一部が机の外部に露出することとなり、飛散物によって該身体の一部を損傷するおそれがあるという問題があった。また、地震の揺れが治まった後、該ガード板を開いて机から避難するに際しては、該ガード板を一端外方向に回転して持ち上げなければならず、該机の外部に瓦礫等がある場合には該ガード板を開くことが困難となる。そのため、速やかに机から避難することができず、地震後火災等から逃げ遅れることにより、被災者の身をさらに危険に晒すという問題があった。

0006

そこで、本発明は、災害時の安全性に優れた机を提供することを課題とした。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に係る請求項1に記載の机は、天板と、該天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された複数の脚部とからなる机において、前記天板の裏面に沿って収納され、前記複数の脚部のうち隣り合う脚部間の略幅で形成されるガード板と、該ガード板を前記天板の裏面側で回転して垂下するように該ガード板の一辺軸支する一又は複数の軸部材と、該軸部材を前記天板の裏面側で外側方向又は内側方向に摺動可能に支持する一又は複数のレール部材とからなることを特徴としている。

0008

また、請求項2に記載の机は、前記ガード板を一対設け、前記複数の脚部間において対になる机側面をガード可能に形成したことを特徴としている。

0009

また、請求項3に記載の机は、前記複数の脚部が、該複数の脚部間の隣り合う机側面に沿って屈曲した断面視略L字型材により構成され、前記垂下して外側方向へ摺動したガード板の両側端を該断面視略L字型材の内側に収納し、また、前記垂下して外側方向へ摺動したガード材の内側への出戻りを防止する突支棒が設けられることを特徴としている。

0010

また、請求項4に記載の机は、前記複数の脚部が、前記天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された四本の第一脚部として構成し、該天板のうち該四本の第一脚部に囲まれた範囲から下方に第二脚部を垂設するとともに、該四本の第一脚部の一対の対辺及び該対辺を該第二脚部を介して結ぶラインに形成されて夫々の脚底に固設した略H型の底板と、該底板を床面に固定するための固定手段とを設けてなることを特徴としている。

0011

また、請求項5に記載の机は、天板と、該天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された複数の脚部とからなる机において、前記天板内に、両端が屈曲した断面視略コ字型天板用鋼板が内蔵されていることを特徴としている。

0012

また、請求項6に記載の机は、前記天板用鋼板が、断面視略コ字型の内側に格子状の鋼製梁状部材が着接されていることを特徴としている。

0013

さらに、請求項7に記載の机は、前記天板内に、両端が屈曲して断面視略コ字型の天板用鋼板が、或いは、該断面視略コ字型の内側に格子状の鋼製梁状部材が着接された天板用鋼板が内蔵されていることを特徴としている。

発明の効果

0014

本発明に係る請求項1に記載の机によれば、前記ガード板が天板の裏面に収納されているため通常時においては一般的な机として利用でき、一方、災害発生時には、被災者の身体の一部を机の外部に露出させることなく、また、被災者が机の下に避難した後、該ガード板を該天板の外側から中央近傍方向に回転して垂下させ、かつ、該ガード板を外側方向に摺動させることにより、安全に天板の裏面からガード板を開いて机の側面を閉じることができ、被災者の身を飛散物から守ることができる。また、地震の揺れが治まった後、該ガード板を天板の内側方向へと持ち上げて容易に机の側面を開けることができるため、速やかに机の下から避難することができ、火災等の二次的な被災を回避することができる。

0015

また、請求項2に記載の机によれば、前記請求項1に記載の机の効果とともに、前記机の裏面に収納された一対のガード板によって机の両側面を開閉できるため、より安全に被災者の身を守ることができる。

0016

また、請求項3に記載の机によれば、前記ガード板の両側端をL字型の脚部の内側に収納し、かつ、前記突支棒がガイド板の内側への出戻りを防止するため、外部からの瓦礫や飛散物による衝撃が被災者に及ぶことがなく、より安全に被災者の身を守ることができる。

0017

また、請求項4に記載の机によれば、前記第一脚部及び第二脚部の脚底を結ぶラインに略H型の底板を設けたことにより、該第一脚部及び第二脚部を補強し、地震の際、瓦礫や飛散物等が落下又は飛来した場合に、該瓦礫や飛散物の衝撃によって前記夫々の脚部から机が倒壊するのを防止することができ、また、前記底板を床面に固定することにより、地震の揺れによって机が移動することもないため、さらに安全に被災者の身を守ることができる。

0018

また、請求項5に記載の机によれば、該机の天板に断面視略コ字型の天板用鋼材が内蔵されていることにより、該天板の強度を向上させ、瓦礫や飛散物、又は、落下物等からも安全に被災者の身を守ることができる。

0019

また、請求項6に記載の机によれば、前記天板用鋼板の内側に格子状の鋼製針状部材を着接させることにより、さらに天板の強度を向上させ、瓦礫や飛散物、又は、落下物等からより安全に被災者の身を守ることができる。

0020

さらに、請求項7に記載の机によれば、前記請求項1乃至4に記載の机が奏する効果に加えて、天板に天板用鋼材を内蔵させたことにより、机側面のみならず机上方からの瓦礫や飛散物、又は落下物等からも安全に被災者の身を守ることができる。

図面の簡単な説明

0021

本発明に係る机を示す斜視図である。
該机を示す斜視図である。
該机を示すA−A断面図である。
該机に係る軸部材及びレール部材を示す拡大断面図である。
該机を示すB−B断面図である。
該机に係るガード板の机側面への移動を示すB−B断面図である。
該机を示す斜視図である。
該机で用いる突支棒を示す図である。
該の机骨組みを示す斜視図である。
該机の構造を示すC−C断面図である。
本発明に係る他の実施例の机を示す斜視図である。
該他の実施例の机を示す斜視図である。
該他の実施例の机を示すD−D断面図である。
該他の実施例の机を示す斜視図である。

実施例

0022

以下、図面に基づいて本発明を具体的に説明する。まず、図1は、本発明に係る机10を示す斜視図であり、図2は、該机10の下斜め方向から視た斜視図である。なお、本実施例では、最も一般的な机10の形状として、四角形状の天板11と四本の第一脚部12を有する机10を用いて本発明に係る机10を説明する。

0023

該机10は、四角形状の板状からなる天板11と、該天板11の隅部近傍から下方に垂設された四本の第一脚部12と、前記天板11の中央近傍から下方に垂設された第二脚部13とを設け、また、前記天板11の裏面には、前記第一脚12間の長手方向の略幅で形成された一対のガード板14が収納されて構成されている。さらに、前記第二脚部13と前記第一脚部12の脚底を結ぶラインに略H型の底板15と、具体的には図示しないが、該底板15と床面とを固定するための固定手段が設けられている。

0024

前記四本の第一脚部12は、L字型材により構成され、かつ、該隣り合う第一脚部12の間の辺に該L字型の屈曲した各面が沿うように、前記天板11の隅部近傍から下方に垂設されている。

0025

また、前記第二脚部13は、前記天板11のうち前記四本の第一脚部12に囲まれた範囲であって、本実施例では、該天板11の中央から下方に垂設されている。該第二脚部13の形状は、特に限定されるものではなく、本実施例では、断面正方形の筒状に形成されている。

0026

ここで、該机10に係る第一脚部12の本数は、本実施例のように四本に限られるものではなく、三本以上の第一脚部12で構成してもよく、また、例えば、室内の壁面から水平方向に四角形状の天板11を突出させ、該天板11の突出方向先端の隅部近傍から二本の第一脚部12を下方に垂設してもよい。すなわち、複数の第一脚部12が配されることによって該机10がバランスよく立設可能に構成できれば、第一脚部12の本数は限定されるものではない。

0027

また、該机10に係る天板11の形状も本実施例のように四角形状に限られるものではなく、例えば、前記のように第一脚部12を三本とする机10を形成する場合には、該天板11の形状を三角形状に形成して第一脚部12の本数に対応させてもよく、また、その他多角形状、円形状又は楕円形状等、種々の変更が可能である。

0028

図3は、該机10を示すA−A断面図である。該夫々のガード板14は、その一辺が前記天板11の裏面中央近傍で回転可能となるように、該ガード板14の一辺両端で軸部材16により軸支されているとともに、該軸部材16が、該ガード板14を外側方向又は内側方向に摺動可能に支持するレール部材17によって支持されている。具体的には、図4の拡大断面図に示すように、該レール部材17は、図示した机10の短手方向側面に設けた両側幕板18の内側側面で、前記ガード板14の両側に設けられた軸部材16と係合するように設けられている。

0029

このように前記天板11の裏面に収納されたガード板14は、机10の下に避難した被災者が該机10の裏面外側から内側方向へ回転して垂下させ、その後、前記軸部材16を前記レール部材17に沿って摺動させることにより、該机10の側面方向に移動させることができる。該ガード板14の移動手順の詳細は、以下で図5乃至図7を用いて説明する。なお、図2に示したように、該机10の下に避難した被災者が該ガード板14を垂下させる際、取っ手となる把持部14aが該ガード板14の下面に設けられている。また、該軸部材16は、本実施例では、該ガード板14の軸側の一辺両端に設けられているが、該一辺の中央等に一の軸部材16を設けるのみでもよく、また、複数設けることも可能である。

0030

図5は、該机10を示すB−B断面図である。前記ガード板14は、該机10の天板11の裏面に沿って収納され、特に図示はしないが、該収納時において天板11の裏面にラッチ等で係り留めされている。なた、該ガード板14は、前記把持部14aを把持して該係り留めを解除することにより、天板11の裏面から垂下できるように構成されている。なお、該係り留めは、磁石等によるもの等、係り留めし、かつ、該係り留めを解除できればどのような構成であってもよい。

0031

図6は、該ガード板14の机側面への移動手順を示すB−B断面図である。まず、前記図5に示すガード板14の状態から前記係り留めを解除し、前記天板11の裏面中央近傍で軸支された軸部材16を軸として、該ガード板14を外側方向から内側方向へと回転させながら垂下する(図6に示す(a)の状態。)。次に、該垂下したガード板14を、前記幕板18内側のレール部材17に支持された軸部材16を摺動させながら、机10の側面方向(外側方向)へと移動させる(図6に示す(b)の状態)。そして、図7にも示すように、該ガード板14を前記第一脚部12に当接させるまで、該机10の側面に移動させる(図6に示す(c)の状態)。

0032

ここで、前記ガード板14が第一脚部12間に垂下すると、該ガード板14の両側端が前記L字型材からなる第一脚部12に当接して収納される。これにより、該ガード板14が該机10の第一脚部12間から外方向に必要以上に開くのを防止することができる。

0033

なお、該ガード板14は、本実施例のように、一対で構成してもよいし、前記机10の種々の態様に応じて、一枚或いは三枚以上で構成することもできる。

0034

このように、災害時等には、前記ガード板14を机10の側面に移動させることにより、瓦礫や飛散物から被災者の身を守ることができる。そして、例えば、地震等の揺れが治まった際には、被災者は、該ガード板14を前記手順とは逆に前記天板11の裏面に収納し、机10の側面を開放した上で、該側面から避難することができる。このように該ガード板14を内側方向に移動させてから机10の側面を開放できるため、瓦礫等に該開放を阻害されず、被災者は、速やかに避難することができ、火災等の二次災害の被災を回避することができる。なお、被災者の避難時には、該ガード板14を完全に天板11の裏面に収納する必要もなく、被災者が避難可能な程度に机10の側面を開放できればよい。

0035

前記底板15は、前記四本の第一脚部12のうち、該机10の短手方向の一対の対辺及び該対辺を前記第二脚部13を介して結ぶラインに略H型に形成され、該四本の第一脚部12及び第二脚部13の夫々の脚底を結ぶように固設されている。また、該底板15には、具体的には図示しないが、該底板15を床面に固定するための固定手段が設けられている。なお、該固定手段は、例えば、ねじ留や釘打ち等、該底板15を床面に固定できればどのような方法であってもよい。

0036

このように、該略H型の底板15を設けたことにより、前記第一脚部12及び第二脚部13を補強し、地震の際、瓦礫や飛散物等が落下又は飛来した場合に、該瓦礫や飛散物の衝撃によって前記夫々の脚部から机が倒壊するのを防止することができ、また、該底板15を固定手段により床面に固定することにより、地震の揺れによって机が移動することもないため、さらにより安全に被災者の身を守ることができる。

0037

図8は、該机10に係る突支棒19を示す斜視図である。該突支棒19は、その両端で前記一対のガード板14の内側面を橋架するように突支棒係合部19aに嵌合されて外方向に押圧し、前記ガード板14が内側へと出戻るのを抑制するため設けられる。

0038

該突支棒19を設けたことにより、瓦礫や飛散物等がガード板14を内側に押しやって机10内に侵入したり、該ガード板14が勢いよく内側に出戻ったりするのを防止することができ、より安全に被災者の身を守ることができる。また、被災者が避難する際には、該突支棒19を取り外した後、該ガード板104を内側に開けばよいので、該突支棒19を設けても速やかに避難することができる。

0039

なお、このような突支棒19の外方向への押圧によっても、該ガード板14の両側端がL字型の第一脚部12に当接するため、該ガイド板14が該机10よりも外側に出ることはない。

0040

なお、該突支棒19は、一又は複数本設けてもよく、また、一方のガード板14と机10直下の床面との間に設けることにより、該ガード板14の内側への出戻りを抑えてもよい。

0041

次に、図9及び図10を用いて、本発明に係る机10の骨組み20について説明する。図9は、該机10の骨組み20を示す斜視図であり、図10は、該机10を示すC−C断面図である。該骨組み20は、前記机10を補強すべく地震等の揺れにも耐え得る鋼材で形成されている。図示の通り、該骨組み20は、前記天板11の裏面を前記第一脚部12及び第二脚部13の上端で支持する天板支持部21と、前記第一脚部12内の第一脚部用骨部22と、前記第二脚部13内の第二脚部用骨部23から構成されている。なお、図中の底板15は、図示の便宜上表示したものであるが、該底板15も地震等の揺れに耐え得るべく、鋼材で形成されている。

0042

該天板支持部21は、前記第一脚部用骨部22の各上端に前記天板11を載置可能な鋼材で形成され、該天板11を裏面から載置して固定する。該天板支持部21は、特に前記第一脚部骨部22の上端に限られるものではなく、格子状にして天板11の裏面全体を支持するように設けてもよい。

0043

また、前記第一脚部用骨部22は、L字型の鋼材で形成され、該第一脚部用骨部22は、前記複数の第一脚部12と同様に、該隣り合う第一脚部12の間の机1側面に該L字型の屈曲した各面が沿うように前記格子状の天板支持部21の四隅から下方に垂設されている。なお、該L字型の第一脚部用骨部21は、一枚の鋼板をL字型に屈曲させて形成してもよいし、二枚の平板状を組み合わせてL字型に形成してもよい。

0044

また、前記第二脚部用骨部23は、第二脚部13の形状に合わせた鋼材で、前記天板支持部21の中央から下方に垂設されて形成されている。

0045

図10に示すように、前記第一脚部12及び第二脚部13は、夫々前記第一脚部用骨部21及び第二脚部用骨部22を骨格とし、該第一脚部用骨部21及び第二脚部用骨部22の表面に木材等の化粧材被覆することによって形成されている。

0046

さらに、前記天板11の内部には、断面視略コ字型の天板用鋼板24が内蔵されている。このように両端を屈曲させて断面視略コ字型に形成した天板用鋼板24を該天板11に内蔵させることにより、瓦礫、飛散物や落下物等からの衝撃に対して該机10の強度を向上させることができる。また、該天板用鋼板24は、図示しないが、断面視略コ字型の内側に格子状の鋼製梁状部材を溶接等により着接して補強してもよい。なお、該天板用鋼板24が内蔵された天板11が、前記天板支持部21に上面に載置して固定される。

0047

このように該天板用鋼板24を含む骨組み20を構成することにより、本発明に係る机10の強度をさらに向上させることができ、より安全に被災者の身を守ることができる。

0048

次に、本発明に係る他の実施例の机100について図11図14を用いて説明する。

0049

図11は、本発明に係る他の実施例の机100を示す斜視図であり、図12は、該机100の下斜め方向から視た斜視図である。該机100は、四角形状の板状からなる天板101と、該天板101の隅部近傍から下方に垂設された四本の第一脚部102と、前記天板101の中央近傍から下方に垂設された第二脚部103とを設け、また、前記天板101の裏面には、前記第一脚部102の一対の対辺を軸として前記天板の短手方向中央近傍から観音開き状に開いて垂下する一対のガード板104が収納されている。さらに、前記第二脚部103と前記第一脚部102の脚底を結ぶラインに略H型の底板105と、具体的には図示しないが、該底板105と床面とを固定するための固定手段が設けられている。

0050

前記四本の第一脚部102及び前記第二脚部103等の説明は、前記実施例の構成と同様であるため詳細な説明は省略し、ガード板104及び該ガード板104の机100側面への垂下構造について詳細に説明する。

0051

前記ガード板104は、前記四本の第一脚部102のうち隣り合う該第一脚部102間の長手方向の一対の対辺を軸として前記天板101の短手方向中央近傍から観音開き状に開いて垂下可能に設けられている。該ガード板104は、通常時においては、前記天板101の裏面で幕板106に囲まれた空間に収納されている。そして、災害時等には、該ガード板104は、前記複数の脚部間の一対の対辺を軸として前記天板の中央近傍から観音開き状に回転して開き、前記第一脚部102間に垂下される。

0052

なお、該ガード板104は、該他の実施例のように、一対の二枚を観音開き状に構成してもよいし、前記机100の種々の態様に応じて、一枚或いは三枚以上で構成することもできる。

0053

また、図12に示すように、該ガード板104の外側の面には、該ガード板104を垂下させる際、或いは、前記天板101の裏面に収納する際に取っ手となる把持部104aが夫々形成されている。なお、特に図示はしないが、該把持部104aは、該ガード板104の内側の面にも設けて該ガード板104を机100の内側から収納容易に構成してもよい。

0054

このように前記ガード板104が第一脚部102間に垂下すると、該ガード板104の両側端が前記L字型材からなる第一脚部102に当接して収納される。これにより、該ガード板104が該机100の第一脚部102間から外方向に必要以上に開くのを防止することができる。

0055

このように、災害時等には、瓦礫や飛散物から被災者の身を守るべく該ガード板104を垂下させればよい。そして、例えば、地震等の揺れが治まった際には、被災者は、該ガード板104を内側に回転させて前記天板101の裏面に収納し、机100の側面を開放した上で、該側面から避難することができる。このように該ガード板104を内側に回転させて机100の側面を開放できるため、瓦礫等に該開放を阻害されず、被災者は、速やかに避難することができ、火災等の二次災害の被災を回避することができる。

0056

図13は、該机100のD−D断面図であり、前記一対のガード板104が回転しながら開いて垂下する状況を示す図である。上記の通り、該ガード板104は、前記天板101の中央近傍から回転して開き、前記第一脚部102間に垂下する。該一対のガード板104は、その一辺が前記一対の対辺を軸としてヒンジ部104bにより固定され、回転可能に設けられている。また、該ガード板104は、机100の裏面への収納時の際、ラッチ等の係留部104cを用いて天板101の裏面に着脱容易に留められる。なお、当該ガード板104の回転手段は、ヒンジ部104bによる回転に限られず、どのような手段を用いて回転させ、垂下させてもよい。また、前記係留部104cは、該ガード板104を係留できれば、例えば、磁石で磁着させる等、その他どのような構成であってよい。

0057

このように、ガード板104が机100の側面を覆って閉じることによっても、被災者は、地震等による瓦礫や飛散物から身を守ることができる。また、被災者が避難する際には、該ガード板104を内側に回転させ、前記天板101の裏面に収納すればよい。なお、被災者の避難時には、該ガード板104を完全に天板101の裏面に収納する必要もなく、被災者が避難可能な程度に机100の側面を開放できればよい。

0058

また、図14は、該他の実施例の机100を示す斜視図である。突支棒107は、前記実施例と同様に設けてもよく、その両端がガード板104に設けられた突支棒係合部107aに嵌合されて該ガード板104aの内側面に橋架される。

0059

本発明に係る実施例の机10と他の実施例の机100の各構成を組み合わせた構造の机としてもよく、また、前記机10又は机100に限らず、天板11、101に複数の脚部又は第一脚部102を有して立設可能なものであれば、どのようなものであっても応用可能である。

0060

10机
11天板
12 第一脚部
13 第二脚部
14ガード板
14a把持部
15底板
16軸部材
17レール部材
18幕板
19突支棒
19a 突支棒係合部
20骨組み
21天板支持部
22 第一脚部用骨部
23 第二脚部用骨部
24天板用鋼板
100 机
101 天板
102 第一脚部
103 第二脚部
104 ガード板
104a 把持部
104bヒンジ部
104c係留部
106 幕板
107 突支棒
107a 突支棒係合部

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