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技術 電池パック

出願人 株式会社マキタ株式会社村田製作所
発明者 小倉裕紀内藤晃照井彰典
出願日 2015年4月24日 (5年8ヶ月経過) 出願番号 2015-088948
公開日 2016年12月8日 (4年0ヶ月経過) 公開番号 2016-207517
状態 特許登録済
技術分野 電池及び電池容器の装着・懸架 携帯用動力工具一般
主要キーワード 電動芝刈り機 区分壁 給気用開口 電動グラインダ ダブルモールド 延長壁 後方上面 電動ブロア
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月8日)のものです。
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図面 (13)

課題

発光素子からの光がアウターケースの開口部から外部へ漏れ出ることを防ぐことが可能な技術を提供する。

解決手段

本明細書が開示する電池パックは、1または複数の表示窓を備える表示部と、開口部を備えるアウターケースと、前記アウターケース内に収容された電池セルと、前記アウターケース内に収容されており、前記1または複数の表示窓に対応する1または複数の発光素子が搭載された基板と、前記アウターケース内に収容されており、前記開口部と前記1または複数の発光素子の間を遮るように配置された遮光壁を備えている。

概要

背景

特許文献1に、電池パックが開示されている。その電池パックは、複数の表示窓を備える表示部と、開口部を備えるアウターケースと、前記アウターケース内に収容された電池セルと、前記アウターケース内に収容されており、前記複数の表示窓に対応する複数の発光素子が搭載された基板を備えている。

概要

発光素子からの光がアウターケースの開口部から外部へ漏れ出ることを防ぐことが可能な技術を提供する。本明細書が開示する電池パックは、1または複数の表示窓を備える表示部と、開口部を備えるアウターケースと、前記アウターケース内に収容された電池セルと、前記アウターケース内に収容されており、前記1または複数の表示窓に対応する1または複数の発光素子が搭載された基板と、前記アウターケース内に収容されており、前記開口部と前記1または複数の発光素子の間を遮るように配置された遮光壁を備えている。

目的

本明細書では、発光素子からの光がアウターケースの開口部から外部へ漏れ出ることを防ぐことが可能な技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

1または複数の表示窓を備える表示部と、開口部を備えるアウターケースと、前記アウターケース内に収容された電池セルと、前記アウターケース内に収容されており、前記1または複数の表示窓に対応する1または複数の発光素子が搭載された基板と、前記アウターケース内に収容されており、前記開口部と前記1または複数の発光素子の間を遮るように配置された遮光壁を備える、電池パック

請求項2

前記アウターケース内に収容された導光部材をさらに備えており、前記導光部材が、前記1または複数の発光素子および前記1または複数の表示窓に対応する1または複数の透光部材と、遮光部材を備えており、前記1または複数の透光部材のそれぞれが、前記1または複数の発光素子のうちの1つが発光した光が入射する受光面と、前記受光面から入射した光を前記1または複数の表示窓のうちの1つに照射する投光面を備えており、前記遮光部材の一部が、前記遮光壁を構成している、請求項1の電池パック。

請求項3

前記遮光部材が、前記1または複数の透光部材と一体的に形成されている、請求項2の電池パック。

請求項4

前記遮光部材が、互いに隣接する前記透光部材の間を遮るように配置された区分壁を備えている、請求項2の電池パック。

請求項5

前記遮光部材が、互いに隣接する前記発光素子の間を遮るように前記区分壁から伸び延長壁をさらに備えている、請求項4の電池パック。

請求項6

前記発光素子が、前記基板の前記開口部と対向する第1の面の反対側の第2の面に搭載されており、前記導光部材が、前記遮光壁が前記基板の前記第1の面に当接し、かつ前記延長壁が前記基板の前記第2の面に当接することで、前記基板の端部に係合する、請求項5の電池パック。

請求項7

前記アウターケース内に収容されており、前記電池セル、前記基板および前記導光部材を保持するセルケースをさらに備えており、前記遮光部材にリブが形成されており、前記セルケースに前記リブに対応するガイド溝が形成されており、前記導光部材を前記セルケースに取り付けたときに、前記リブが前記ガイド溝内に収容される、請求項2の電池パック。

請求項8

前記1または複数の透光部材のそれぞれにおいて、前記投光面が前記受光面に対して傾斜している、請求項2の電池パック。

請求項9

前記開口部が、前記アウターケースの、前記電池パックを充電器電動工具または電子機器に取り付けた場合に前記充電器と対向する面に形成されている、請求項1の電池パック。

請求項10

前記開口部が、前記アウターケースの、前記電池パックを充電器、電動工具または電子機器に取り付けた場合に外部から視認可能な位置に形成されている、請求項1の電池パック。

請求項11

前記電池パックを平面視したときに、前記開口部が前記1または複数の発光素子と前記1または複数の表示窓の間に位置している、請求項1の電池パック。

技術分野

0001

本明細書によって開示される技術は、電池パックに関する。

背景技術

0002

特許文献1に、電池パックが開示されている。その電池パックは、複数の表示窓を備える表示部と、開口部を備えるアウターケースと、前記アウターケース内に収容された電池セルと、前記アウターケース内に収容されており、前記複数の表示窓に対応する複数の発光素子が搭載された基板を備えている。

先行技術

0003

特開2014−203702号

発明が解決しようとする課題

0004

上記のような電池パックにおいては、複数の表示窓のうち少なくとも1つを点灯させるために対応する発光素子を発光させたときに、発光素子からの光がアウターケースの開口部から外部へ漏れ出てしまうおそれがある。本明細書では、発光素子からの光がアウターケースの開口部から外部へ漏れ出ることを防ぐことが可能な技術を提供する。

課題を解決するための手段

0005

本明細書は、電池パックを開示する。その電池パックは、1または複数の表示窓を備える表示部と、開口部を備えるアウターケースと、前記アウターケース内に収容された電池セルと、前記アウターケース内に収容されており、前記1または複数の表示窓に対応する1または複数の発光素子が搭載された基板と、前記アウターケース内に収容されており、前記開口部と前記1または複数の発光素子の間を遮るように配置された遮光壁を備えている。

0006

上記の電池パックによれば、1または複数の発光素子と開口部の間が遮光壁によって遮られているので、1または複数の表示窓のうち少なくとも1つを点灯させるために対応する発光素子を発光させたときに、発光素子からの光がアウターケースの開口部から外部へ漏れ出てしまうことを防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0007

実施例の電池パック2を前方上方から見た斜視図である。
実施例の電池パック2を充電器4に取り付けた状態を示す斜視図である。
実施例の電池モジュール6を前方上方から見た斜視図である。
実施例の電池パック2の前方上方から見た斜視断面図である。
実施例の導光部材22を前方上方から見た斜視図である。
実施例の導光部材22を後方下方から見た斜視図である。
比較例における表示窓56の表示の例を示す図である。
実施例における表示窓56の表示の例を示す図である。
実施例の導光部材22を電池モジュール6に取り付けた状態を前方上方から見た斜視図である。
実施例の導光部材22を電池モジュール6に取り付けた状態を後方下方から見た斜視図である。
実施例の導光部材22を電池パック2に取り付けた状態を前方上方から見た斜視断面図である。
変形例の電池パック2を充電器4に取り付けた状態を示す斜視図である。

実施例

0008

幾つかの実施形態に係る電池パックは、前記アウターケース内に収容された導光部材をさらに備えている。前記導光部材は、前記1または複数の発光素子および前記1または複数の表示窓に対応する1または複数の透光部材と、遮光部材を備えている。前記1または複数の透光部材のそれぞれは、前記1または複数の発光素子のうちの1つが発光した光が入射する受光面と、前記受光面から入射した光を前記1または複数の表示窓のうちの1つに照射する投光面を備えている。前記遮光部材の一部は、前記遮光壁を構成している。

0009

仮に、1または複数の発光素子のうちの1つが発光した光が直接的に1または複数の表示窓のうちの1つに照射される構成とすると、点灯している表示窓は、中央が明るく、周縁に向かうにつれて徐々に暗くなるように点灯する。これに対して、上記の電池パックのように、1または複数の発光素子のうちの1つが発光した光が、対応する透光部材を経由して、1または複数の表示窓のうちの1つに照射される構成とすると、点灯している表示窓は、全体が均一な明るさとなるように点灯する。上記の電池パックによれば、表示部の視認性をより向上させることができる。

0010

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記遮光部材が、前記1または複数の透光部材と一体的に形成されている。

0011

上記の電池パックによれば、部品点数を削減し、組立作業性を向上することができる。

0012

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記遮光部材は、互いに隣接する前記透光部材の間を遮るように配置された区分壁を備えている。

0013

上記の電池パックによれば、ある発光素子から対応する透光部材へ入射した光が、隣接する透光部材へ漏れ出てしまうことを防ぐことができる。

0014

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記遮光部材は、互いに隣接する前記発光素子の間を遮るように前記区分壁から伸び延長壁をさらに備えている。

0015

上記の電池パックによれば、ある発光素子が発光した光が、その発光素子に対応する透光部材とは別の透光部材に入射してしまうことを防ぐことができる。

0016

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記発光素子は、前記基板の前記開口部と対向する第1の面の反対側の第2の面に搭載されている。前記導光部材は、前記遮光壁が前記基板の前記第1の面に当接し、かつ前記延長壁が前記基板の前記第2の面に当接することで、前記基板の端部に係合する。

0017

上記の電池パックによれば、基板に対する導光部材の位置ずれを防止することができる。

0018

幾つかの実施形態に係る電池パックは、前記アウターケース内に収容されており、前記電池セル、前記基板および前記導光部材を保持するセルケースをさらに備えている。前記遮光部材にはリブが形成されている。前記セルケースには前記リブに対応するガイド溝が形成されている。前記導光部材を前記セルケースに取り付けたときに、前記リブは前記ガイド溝内に収容される。

0019

上記の電池パックによれば、導光部材をセルケースに対して正確に位置決めできるとともに、導光部材とセルケースの位置ずれを防止することができる。

0020

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記1または複数の透光部材のそれぞれにおいて、前記受光面が前記投光面に対して傾斜している。

0021

上記の電池パックによれば、発光素子の中心と表示窓の中心を通る直線に対して表示窓が傾斜している場合であっても、表示窓を均一な明るさで点灯させることができる。表示部の視認性をより向上させることができる。

0022

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記開口部は、前記アウターケースの、前記電池パックを充電器に取り付けた場合に前記充電器と対向する面に形成されている。

0023

幾つかの充電器では、電池パックを充電器に取り付けて電池パックを充電する際に、電池パックのアウターケースの内部に充電器から送風して電池セルを冷却する。上記の電池パックでは、このような充電器を用いて充電する際の送風のためにアウターケースに設けられた開口部から、発光素子の光が漏れ出てしまうことを防ぐことができる。

0024

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記開口部が、前記アウターケースの、前記電池パックを充電器、電動工具または電子機器に取り付けた場合に外部から視認可能な位置に形成されている。

0025

上記の電池パックによれば、電池パックを充電器、電動工具または電子機器に取り付けた時に外部から視認可能な位置に形成されている開口部から、発光素子の光が漏れ出てしまうことを防ぐことができる。

0026

幾つかの実施形態に係る電池パックでは、前記電池パックを平面視したときに、前記開口部が前記複数の発光素子と前記複数の表示窓の間に位置している。

0027

電池パックを平面視したときに、開口部が発光素子と表示窓の間に位置していると、発光素子の光が開口部から漏れやすくなる。上記の電池パックによれば、開口部がこのような位置に配置されている場合でも、発光素子からの光が開口部から漏れ出てしまうことを防ぐことができる。

0028

(実施例)
以下では図面を参照しながら、実施例の電池パック2について説明する。図1に示す電池パック2は、例えば電動ドリル電動ドライバ電動グラインダ電動マルノコ電動チェーンソー電動レシプロソー電動芝刈り機電動刈払機電動ブロア等の電動工具(図示せず)に、着脱可能に取り付けることができる。電動工具に取り付けられると、電池パック2は、電動工具に電力を供給する。また、電池パック2は、図2に示すように、充電器4に着脱可能に取り付けることができる。図2では、電池パック2は、図1とは上下が反転して図示されていることに留意されたい。充電器4に取り付けられると、電池パック2は、充電器4から電力を供給される。なお、以下の説明では、電動工具や充電器4に取り付けられた時に、電池パック2から見て電動工具や充電器4が位置する方向を上方といい、その反対方向を下方という。また、電動工具や充電器4に取り付けられる時に、電池パック2をスライドさせる方向を前方といい、電動工具や充電器4から取り外される時に、電池パック2をスライドさせる方向を後方という。

0029

電池パック2は、電池モジュール6(図3参照)と、電池モジュール6を収容するアウターケース8を備えている。アウターケース8は、全体が略直方体形状に形成されており、上部ケース10と、下部ケース12に分割されている。上部ケース10と下部ケース12は、ボルト等の締結具によって互いに固定されている。

0030

図3に示すように、電池モジュール6は、複数の電池セル14(図4参照)を収容するセルケース16と、制御基板18と、ボタン基板20と、導光部材22を備えている。本実施例では、それぞれの電池セル14は、一方の端部に正極が形成され、他方の端部に負極が形成された、円筒形状の二次電池セル、例えばリチウムイオン電池セルである。それぞれの電池セル14は、隣接する電池セル14において正極から負極への向きが互いに逆方向となるように、前後方向に並んで配置されている。それぞれの電池セル14の正極および負極はセルケース16の外部に露出しており、セルケース16の左右に設けられた金属製の接続板23に接続されている。それぞれの電池セル14は、接続板23によって、電気的に直列に接続されている。

0031

制御基板18は、セルケース16の上方に配置されている。制御基板18は、上下方向に直交する面に沿うように配置されている。制御基板18は、例えばボルト等の締結具を介してセルケース16に固定されている。制御基板18の上面には、放電用プラス端子24と、充放電用マイナス端子25と、充電用プラス端子31と、充放電用信号端子26が設けられている。充放電用信号端子26は、放電禁止信号端子30と、充電制御信号端子32を備えている。放電用プラス端子24は、電池パック2を電動工具へ取り付けた場合に、電池パック2から電動工具へ電力を供給する際のプラス端子として使用される。充放電用マイナス端子25は、電池パック2を電動工具へ取り付けた場合に、電池パック2から電動工具へ電力を供給する際のマイナス端子としても使用されるし、電池パック2を充電器4へ取り付けた場合に、充電器4から電池パック2へ電力を供給する際のマイナス端子としても使用される。充電用プラス端子31は、電池パック2を充電器4へ取り付けた場合に、充電器4から電池パック2へ電力を供給する際のプラス端子として使用される。放電禁止信号端子30は、電池パック2を電動工具へ取り付けた場合に、電池パック2から電動工具への放電禁止信号を伝達するために使用される。充電制御信号端子32は、電池パック2を充電器4へ取り付けた場合に、電池パック2から充電器4への充電制御信号を伝達するために使用される。放電用プラス端子24は、図1に示す上部ケース10の上面に形成された充放電用第1開口28の内部に配置される。充放電用マイナス端子25は、上部ケース10の上面に形成された充放電用第2開口29の内部に配置される。充電用プラス端子31と放電禁止信号端子30は、上部ケース10の上面に形成された充放電用第3開口34の内部に配置される。充電制御信号端子32は、上部ケース10の上面に形成された充放電用第4開口36から外部に露出している。電池パック2を電動工具に取り付ける際には、電池パック2を前後方向にスライドさせることによって、電動工具から伸びる矩形板状の3つの端子(図示せず)が、充放電用第1開口28、充放電用第2開口29および充放電用第3開口34の内部にそれぞれ入り込んで、放電用プラス端子24、充放電用マイナス端子25および放電禁止信号端子30とそれぞれ係合する。電池パック2を充電器4に取り付ける際には、電池パック2を前後方向にスライドさせることによって、充電器4から伸びる矩形板状の2つの端子(図示せず)が、充放電用第2開口29および充放電用第3開口34の内部にそれぞれ入り込んで、充放電用マイナス端子25および充電用プラス端子31とそれぞれ係合するとともに、充電器4の充電制御信号端子(図示せず)が、電池パック2の充電制御信号端子32と係合する。

0032

図4に示すように、セルケース16の内部には、空気流路38が形成されている。空気流路38は、セルケース16の後方上部に形成された給気ポート40と、セルケース16の前方上部に形成された前方排気ポート42と、セルケース16の前後方向中間部上部に形成された中間排気ポート44に連通している。上部ケース10の後方上面には、セルケース16の給気ポート40に対応して給気用開口46が形成されている。上部ケース10の前方上面には、排気用開口48が形成されている。図2に示すように電池パック2を充電器4に取り付けた状態では、充電器4が内蔵するファン(図示せず)によって、上部ケース10の給気用開口46に空気が送り込まれる。給気用開口46から送り込まれた空気は、給気ポート40を介してセルケース16の内部に流入し、空気流路38を流れる。空気流路38を流れる空気はセルケース16内に収容された電池セル14を冷却し、前方排気ポート42および中間排気ポート44からセルケース16の外部に流れ出る。セルケース16の外部に流れ出た空気は、制御基板18を回り込んで、排気用開口48から電池パック2の外部へ流れ出る。

0033

図3に示すように、電池モジュール6において、ボタン基板20と、導光部材22は、セルケース16の前方に配置されている。ボタン基板20は、前後方向に対して直交する面に沿って配置されている。ボタン基板20は、リード線50を介して、制御基板18に接続されている。導光部材22は、ボタン基板20の上方に配置されている。図1に示すように、下部ケース12の前方には、ボタン基板20に対応して押しボタン52が配置されており、導光部材22に対応して表示部54が配置されている。表示部54は、複数の表示窓56を備えている。それぞれの表示窓56は、矩形に形成されており、左右方向に並んで配置されている。また、制御基板18の下面には、複数の表示窓56に対応して、複数の発光素子58(図10参照)が配置されている。押しボタン52が押下されると、複数の発光素子58が、電池パック2の現在の充電電力量に対応した発光態様で発光する。それぞれの発光素子58が発光した光は、導光部材22を介して、対応する表示窓56に照射される。

0034

図5図6に示すように、導光部材22は、光の透過率が高い材料から構成される透光部材60と、光の透過率が低い材料から構成される遮光部材62を備えている。透光部材60は、制御基板18の発光素子58に対向して配置される受光面64と、表示部54の表示窓56に対向して配置される投光面66を備えている。発光素子58が発光した光は、受光面64から透光部材60の内部に入射し、投光面66から表示窓56へ照射される。仮に、電池パック2が導光部材22を備えておらず、発光素子58が発光した光が直接的に表示窓56へ照射される構成とした場合、図7に示すように、発光している発光素子58に対応する表示窓56は、中央が明るく、周縁に向かうにつれて徐々に暗くなるように点灯する。これに対して、本実施例のように、電池パック2が導光部材22を備えており、発光素子58が発光した光が透光部材60を介して表示窓56に照射される構成とした場合、図8に示すように、発光している発光素子58に対応する表示窓56は、全体が均一な明るさとなるように点灯する。本実施例の電池パック2によれば、表示部54の視認性をより向上させることができる。

0035

図5図6に示すように、遮光部材62は、それぞれの透光部材60の周囲を囲うように、透光部材60を保持している。遮光部材62は、隣接する透光部材60の間を遮るように配置されている区分壁68と、複数の透光部材60の上部を覆うように配置されている上部壁70と、複数の透光部材60の下部を覆うように配置されている下部壁72と、左右方向の最外部にある透光部材60の側部を覆うように配置されている側壁74を備えている。遮光部材62の上部壁70の後方には、制御基板18の前端部において、制御基板18の上面に当接する上部当接片76が形成されている。遮光部材62の左右の側壁74には、前後方向に沿って形成されたリブ78がそれぞれ形成されている。また、遮光部材62の一方の側壁74には、セルケース16の前端部において、セルケース16の側面に当接する側部当接片80が形成されている。さらに、遮光部材62の区分壁68の後方には、区分壁68から後方に向けて延びる延長壁82が形成されている。

0036

本実施例の電池パック2では、遮光部材62が、隣接する透光部材60の間を遮るように配置されている区分壁68を備えているため、ある発光素子58から対応する透光部材60へ入射した光が、隣接する透光部材60へ漏れ出てしまうことを防ぐことができる。

0037

導光部材22は、透光部材60と遮光部材62をダブルモールド成形することにより形成されている。すなわち、導光部材22を形成する際には、まず遮光部材62のみの外形形状を形成する型を用意して、モールド成形により遮光部材62を形成する。そして、透光部材60の外形形状を遮光部材62とともに形成する型を用意して、モールド成形により透光部材60を形成する。これによって、接着剤等を用いることなく、透光部材60と遮光部材62を隙間なく一体的に形成することができる。

0038

図9図10に示すように、電池モジュール6に導光部材22を取り付けた状態では、遮光部材62の側壁74のリブ78が、セルケース16の前部にリブ78に対応して形成されたガイド溝84に収容されるとともに、遮光部材62の上部当接片76が制御基板18の上面と当接し、遮光部材62の側部当接片80がセルケース16の側面と当接し、遮光部材62の延長壁82が制御基板18の下面に当接する。導光部材22は、上部当接片76と延長壁82によって制御基板18を上下から挟み込むように制御基板18に係合するため、導光部材22と制御基板18の位置ずれを防止することができる。また、導光部材22は、リブ78をガイド溝84に収容し、さらに側部当接片80をセルケース16の側面に当接させてセルケース16に係合するため、導光部材22をセルケース16に対して正確に位置決めできるとともに、導光部材22とセルケース16の位置ずれを防止することができる。

0039

図10に示すように、電池モジュール6に導光部材22を取り付けた状態では、延長壁82は制御基板18の下面において、隣接して配置された発光素子58の間を遮るように配置される。このような構成とすることによって、ある発光素子58が発光した光が、別の発光素子58に対応する透光部材60の受光面64に入射してしまうことを防ぐことができる。

0040

図11に示すように、導光部材22の上部壁70および上部当接片76は、制御基板18の発光素子58と上部ケース10の排気用開口48の間を遮るように配置されている。このような構成とすることによって、発光素子58が発光した光が、排気用開口48を介して電池パック2の外部に漏れ出てしまうことを防ぐことができる。特に、本実施例の電池パック2では、電池パック2を上方から平面視したときに、排気用開口48が発光素子58と表示窓56の間に位置しているため、仮に、導光部材22が上部壁70および上部当接片76を備えていない場合、排気用開口48から発光素子58の光が容易に漏れ出てしまう。導光部材22が上部壁70および上部当接片76を備えていることで、排気用開口48から発光素子58の光が漏れ出ることを確実に防ぐことができる。

0041

本実施例の電池パック2では、互いに対応する発光素子58と表示窓56に関して、発光素子58の中心と表示窓56の中心を結ぶ直線に対して、表示窓56が傾斜して配置されており、表示窓56の上部は表示窓56の下部よりも発光素子58に近い位置に配置されている。このため、仮に、透光部材60の投光面66が受光面64に対して平行となっていると、表示窓56の上部が明るくなり、表示窓56の下部が暗くなるように、表示窓56が点灯してしまう。これに対して、本実施例の電池パック2では、表示窓56の傾斜に合わせて、透光部材60の投光面66が受光面64に対して傾斜しているため、表示窓56を均一な明るさで点灯させることができる。表示部54の視認性をより向上させることができる。

0042

なお、図12に示すように、アウターケース8の下部ケース12に、電池パック2を充電器4または電動工具(図示せず)に取り付けた場合に外部から視認可能な開口86が形成されていてもよい。この場合、導光部材22の下部壁72の後方に、制御基板18の発光素子58と下部ケース12の開口86の間を遮るように下部延長壁(図示せず)を形成することで、発光素子58が発光した光が、開口86を介して電池パック2の外部に漏れ出てしまうことを防ぐことができる。

0043

上記の実施例では、電池モジュール6が、それぞれ円筒形状の二次電池セルである複数の電池セル14を備える構成を例として説明したが、電池モジュール6が、ラミネート型の二次電池セルを備える構成としてもよい。

0044

上記の実施例では、透光部材60と遮光部材62をダブルモールド成形して導光部材22を形成する場合を例として説明したが、透光部材60と遮光部材62をそれぞれ別個に成形しておいて、その後に両者を組み合わせることで導光部材22を形成してもよい。

0045

上記の実施例では、アウターケース8の上部ケース10や下部ケース12に開口部が形成されている場合を例として説明したが、アウターケース8が上部ケース10や下部ケース12とは別に、開口部が形成された部材を備えていてもよい。

0046

上記の実施例では、電池パック2が電動工具に着脱可能に取り付け可能であって、電池パック2が電動工具に電力を供給する構成を例として説明したが、電池パック2が他の電子機器に着脱可能に取り付け可能であって、電池パック2が電子機器に電力を供給する構成としてもよい。

0047

以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。

0048

本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的な有用性を持つものである。

0049

2 :電池パック
4 :充電器
6 :電池モジュール
8 :アウターケース
10 :上部ケース
12 :下部ケース
14 :電池セル
16 :セルケース
18 :制御基板
20 :ボタン基板
22 :導光部材
23 :接続板
24 :放電用プラス端子
25 :充放電用マイナス端子
26 :充放電用信号端子
28 :充放電用第1開口
29 :充放電用第2開口
30 :放電禁止信号端子
31 :充電用プラス端子
32 :充電制御信号端子
34 :充放電用第3開口
36 :充放電用第4開口
38 :空気流路
40 :給気ポート
42 :前方排気ポート
44 :中間排気ポート
46 :給気用開口
48 :排気用開口
50 :リード線
52 :押しボタン
54 :表示部
56 :表示窓
58 :発光素子
60 :透光部材
62 :遮光部材
64 :受光面
66 :投光面
68 :区分壁
70 :上部壁
72 :下部壁
74 :側壁
76 :上部当接片
78 :リブ
80 :側部当接片
82 :延長壁
84 :ガイド溝
86 :開口

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