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技術 ファイル、ホルダー等の見出し具

出願人 大島稔晶
発明者 大島稔晶
出願日 2015年12月12日 (3年7ヶ月経過) 出願番号 2015-242761
公開日 2016年12月8日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2016-203613
状態 特許登録済
技術分野 ファイリング用具
主要キーワード 円柱状回転体 表面側部材 両側突起 凹状穴 紙クリップ 長方形板材 ストリップ部材 半球状突起
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月8日)のものです。
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図面 (17)

課題

ファイルホルダー等に収納されている書類資料等の種類、内容等の見出しを簡単に変更表示できる見出し具を提供する。

解決手段

ガイド兼表示部と摺動部と取付板で構成する。ガイド兼表示部は断面凹状長尺に形成し、凹状の内底面には所定間隔おきに採用予想される見出しを複数個表示しておく。摺動部はガイド兼表示部の凹状部の開口部を跨ぎ、凹状部の両側縁部を外側から抱え込む断面形状にして、長手方向は見出し表示間隔より僅かに長尺とする。開口部を跨ぐ部分には見出しを視認するための開口窓を形成する。ガイド兼表示部の基底部には取付板を取り付け、その部分で全体をファイル等の側縁に取り付ける。摺動部を必要な見出し部まで摺動し、係止機構で停止させた状態で開口窓から見出しを視認させる。

概要

背景

書類伝票資料等がバラバラにならないよう整理、保管しておく文房具としてファイルホルダーバインダー等が使用される。書類等はその種類、内容、用途、期限等で分類して別々のファイル、ホルダー等に収納される。ファイル、ホルダー等の数は多いため、保管されている書類の種類等が一目で分かるように見出しが付けられる。こうした見出しとしては、ファイル等の側縁紙製インデックスを貼り付けたり、側縁を突出させて見出しとしたりすることが行なわれている。しかし、このような方法では収納物を変えた場合にはインデックスの貼り替え書き換えが必要となり面倒で手間がかかる。また側縁を突出させる方法では見出し位置を変更できない問題もある。

別の方法として例えば、特許文献1には、合成樹脂製のインデクス部材の片面端部上下方向に連続的な凸部又は凹部を設け、これに嵌合して摺動する凹部又は凸部を設けた合成樹脂製インデクスを取り付けたインデクス取付構造が開示されている。特許文献2にはファイルの見出し取り付け端部にレール状の凹凸を有するストリップ部材を取り付け、その凹凸部に嵌合してスライドする凹凸を有する見出し部を取り付けたファイルが開示されている。更に特許文献3、4にもこれらに類似の提案が開示されている。しかし、これら何れの場合も、ファイルの収納物を変える場合にはインデクスや見出し部に表示している文字を書き換え、貼り替えで変更したり、変更に備えて複数のインデクスや見出し部を予め準備したりといった手間のかかる問題がある。

概要

ファイル、ホルダー等に収納されている書類、資料等の種類、内容等の見出しを簡単に変更表示できる見出し具を提供する。ガイド兼表示部と摺動部と取付板で構成する。ガイド兼表示部は断面凹状長尺に形成し、凹状の内底面には所定間隔おきに採用予想される見出しを複数個表示しておく。摺動部はガイド兼表示部の凹状部の開口部を跨ぎ、凹状部の両側縁部を外側から抱え込む断面形状にして、長手方向は見出し表示間隔より僅かに長尺とする。開口部を跨ぐ部分には見出しを視認するための開口窓を形成する。ガイド兼表示部の基底部には取付板を取り付け、その部分で全体をファイル等の側縁に取り付ける。摺動部を必要な見出し部まで摺動し、係止機構で停止させた状態で開口窓から見出しを視認させる。

目的

本発明は従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題はファイル、ホルダー等に、収納してある書類や資料の種類、内容、用途、期限、その他の情報が一目で分かるように取り付けておく見出し具であって、収納する書類や資料の種類等がある程度決まっている場合に、それら種類等の表示を書き換えたり、貼り替えたりすることなく簡単に変更できるファイル、ホルダー等の見出し具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

収納されている書類等の種類、配布先等の内容物情報一目で分かるようファイルホルダー等の側縁に取り付けて使用する見出し具であって、ガイド兼表示部と摺動部を備えて構成され、前記ガイド兼表示部は断面凹状外底面には凹状幅より僅かに狭い範囲部分を突出させた基底部が形成され、長手方向には長尺に形成され、凹状の内底面には所定間隔おきに前記種類、配布先等の情報が見出しとして複数個表示されており、前記摺動部は前記ガイド兼表示部の凹状部の開口部を跨いで凹状部の両側縁部を外側から抱え込む断面形状に形成され、長手方向には前記見出しの表示間隔より僅かに長尺に形成され、前記開口部を跨いでいる部分には前記見出しを視認できる開口窓が形成されており、前記基底部を前記ファイル、ホルダー等の側縁に接着して見出し具を固定した状態で前記摺動部を前記ガイド兼表示部にガイドされた状態で摺動させて所望の見出し位置にて静止させられるように構成してあることを特徴とする見出し具。

請求項2

請求項1に記載の見出し具において、前記摺動部における前記ガイド兼表示部の両側縁部を外側から抱え込む部分には、ガイド兼表示部の外側面を視認できる開口窓が形成してあることを特徴とする見出し具。

請求項3

請求項1又は2に記載の見出し具において、摺動部における前記ガイド兼表示部の両側縁部を外側から抱え込む部分の内側には半球状突起が1個形成されており、該半球状突起が当接する前記ガイド兼表示部の表面には、該半球状突起を受け入れて摺動部を係止させる凹状穴が前記見出しの表示間隔に等しい間隔で形成してあることを特徴とする見出し具。

請求項4

請求項1乃至3に記載の見出し具において、前記摺動部は弾性を有する合成樹脂で形成され、前記ガイド兼表示部の開口部を跨いでいる部分は外方に向けて僅かに湾曲した形状に構成してあることを特徴とする見出し具。

請求項5

請求項1乃至4に記載の見出し具において、前記ガイド兼表示部の凹状部の幅より広く、同じ長さの取付板を、前記ガイド兼表示部の基底部が該取付板の側縁に沿って位置するように取り付け、該取付板でもって見出し具を前記ファイル、ホルダー等の側縁表面に取りつけるように構成してあることを特徴とする見出し具。

請求項6

収納されている書類等の種類、配布先等の内容物情報が一目で分かるようファイル、ホルダー等の側縁に取り付けて使用する見出し具であって、インデックスクリップとで構成され、該インデックスは厚紙又は合成樹脂フィルムにて長手方向長尺の矩形に形成され、短手方向1/2幅の片側又は/及びその裏側には前記内容物情報を見出しとして表示するための見出し区画が複数個形成されており、残り1/2幅の片面には粘着剤層がその表面を剥離紙で覆った状態で形成されており、前記クリップは前記インデックスを間に挟んだ状態で係止させておくもので、使用に当たっては収納される可能性のある内容物の情報を前記インデックスの複数の見出し区画に表記した上で、インデックスをファイル、ホルダー等の一辺に突出した状態で貼着し、前記クリップを所望の見出し区画に係止させることにより現在収納されている内容物の情報特定を可能とすることを特徴とする見出し具。

請求項7

収納されている書類等の種類、配布先等の内容物情報が一目で分かるようファイル、ホルダー等の側縁に取り付けて使用する見出し具であって、ファイル、ホルダー等の側縁に固定する固定側部品と該固定側部品に挿入して使用する円柱状回転体とからなり、前記固定側部品は弾性を有する長方形板材長手方向一端を前記円柱状回転体の円柱部を挿入できる内径筒形状に折り曲げ、該筒形状部側面には前記円柱状回転体の表面を視認するための長方形開口窓が筒長手方向に設けられており、前記円柱状回転体は長さが前記長方形板材の短手方向長さに等しく、円柱状部の一方の端面には前記固定側部品に挿入した際にストッパ役割を果たすフランジ部が形成され、該フランジ部には円柱状回転体を回転させるためのつまみ部が形成されており、円柱状部の表面は周方向を3乃至4分割して見出し区画を設け、該見出し区画には異なる着色及び/又は見出し文字の表記がしてあり、円柱状回転体を固定側部品に挿入した状態では、固定側部品の弾性力により円柱状回転体の姿勢が維持されるように構成されていることを特徴とする見出し具。

技術分野

0001

本発明は書類資料をまとめて整理、保管しておくファイルホルダーバインダー等に、そこに収納されている書類や資料の種類、用途、期限回覧先、その他の情報が一目で分かるように取り付けておく見出し具に関する。

背景技術

0002

書類、伝票、資料等がバラバラにならないよう整理、保管しておく文房具としてファイル、ホルダー、バインダー等が使用される。書類等はその種類、内容、用途、期限等で分類して別々のファイル、ホルダー等に収納される。ファイル、ホルダー等の数は多いため、保管されている書類の種類等が一目で分かるように見出しが付けられる。こうした見出しとしては、ファイル等の側縁紙製インデックスを貼り付けたり、側縁を突出させて見出しとしたりすることが行なわれている。しかし、このような方法では収納物を変えた場合にはインデックスの貼り替え書き換えが必要となり面倒で手間がかかる。また側縁を突出させる方法では見出し位置を変更できない問題もある。

0003

別の方法として例えば、特許文献1には、合成樹脂製のインデクス部材の片面端部上下方向に連続的な凸部又は凹部を設け、これに嵌合して摺動する凹部又は凸部を設けた合成樹脂製インデクスを取り付けたインデクス取付構造が開示されている。特許文献2にはファイルの見出し取り付け端部にレール状の凹凸を有するストリップ部材を取り付け、その凹凸部に嵌合してスライドする凹凸を有する見出し部を取り付けたファイルが開示されている。更に特許文献3、4にもこれらに類似の提案が開示されている。しかし、これら何れの場合も、ファイルの収納物を変える場合にはインデクスや見出し部に表示している文字を書き換え、貼り替えで変更したり、変更に備えて複数のインデクスや見出し部を予め準備したりといった手間のかかる問題がある。

先行技術

0004

特開平10−217664号公報
特開2000−52681号公報
特開2011−152781号公報
特開2009−298056号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題はファイル、ホルダー等に、収納してある書類や資料の種類、内容、用途、期限、その他の情報が一目で分かるように取り付けておく見出し具であって、収納する書類や資料の種類等がある程度決まっている場合に、それら種類等の表示を書き換えたり、貼り替えたりすることなく簡単に変更できるファイル、ホルダー等の見出し具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、収納されている書類等の種類、配布先等の内容物情報が一目で分かるようファイル、ホルダー等の側縁に取り付けて使用する見出し具であって、ガイド兼表示部と摺動部を備えて構成され、ガイド兼表示部は断面凹状外底面には凹状幅より僅かに狭い範囲部分を突出させた基底部が形成され、長手方向には長尺に形成され、凹状の内底面には所定間隔おきに前記内容物情報が見出しとして複数個表示されており、摺動部はガイド兼表示部の凹状部の開口部を跨いで凹状部の両側縁部を外側から抱え込む断面形状に形成され、長手方向には前記見出しの表示間隔より僅かに長尺に形成され、開口部を跨いでいる部分には前記見出しを視認できる開口窓が形成されており、前記基底部をファイル、ホルダー等の側縁に接着して見出し具を固定した状態で摺動部をガイド兼表示部にガイドされた状態で摺動させて所望の見出し位置にて静止させられるように構成してあることを特徴とする見出し具である。

0007

このような構成によれば、ガイド兼表示部に予め必要な複数個の見出しが設けているので収納物を変更した際は、それら複数の見出しの中から該当する見出しを選択し、摺動部の開口窓に選択した見出しが表示される位置まで摺動部を摺動させるだけでよい。見出しを書き換えたり、貼り替えたり、または複数種類の見出しを予め準備しておいて取り替えたりする必要がないため短時間で簡単に見出しを変えられる利点を有する。摺動部の静止位置の維持にはガイド兼表示部との間の摩擦を利用してもよいし、請求項3のような構造としてもよい。

0008

また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の見出し具において、前記摺動部におけるガイド兼表示部の両側縁部を外側から抱え込む部分には、ガイド兼表示部の外側面を視認できる開口窓が形成してあることを特徴とする見出し具である。

0009

このような構成とし、見出しに対応してガイド兼表示部の両側縁部の色を変えておけば、見出しの文字を読まなくても開口窓に現れている色で選択されている見出しを知ることができる。ファイルが何冊も重ねて保管してある場合に便利である。

0010

また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の見出し具において、摺動部におけるガイド兼表示部の両側縁部を外側から抱え込む部分の内側には半球状突起が1個形成されており、該半球状突起が当接するガイド兼表示部の表面には、該半球状突起を受け入れて摺動部を係止させる凹状穴が見出しの表示間隔に等しい間隔で形成してあることを特徴とする見出し具である。

0011

このような構成によれば、ファイルの移動、使用等の際に摺動部が移動するのを防止することかできる。

0012

また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載の見出し具において、摺動部は弾性を有する合成樹脂で形成され、ガイド兼表示部の開口部を跨いでいる部分は外方に向けて僅かに湾曲した形状に構成してあることを特徴とする見出し具である。

0013

このような形状にしてあると上から押し下げた場合に合成樹脂製の摺動部が弾性変形し、係合機構を形成している半球状突起が凹状穴から若干、浮き上がって外れやすくなる。このため一つの係止位置から他の係止位置に摺動部を摺動移動させる操作が容易になる利点がある。

0014

また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の見出し具において、前記ガイド兼表示部の凹状部の幅より広く、同じ長さの取付板を、ガイド兼表示部の基底部が該取付板の側縁に沿って位置するように取り付け、該取付板でもって見出し具をファイル、ホルダー等の側縁表面に取りつけるように構成してあることを特徴とする見出し具である。

0015

このような構成として取り付ければ、見出し具がファイル等の側縁からはみ出した状態となるため見出しを視認しやすくなる。

0016

また、請求項6に記載の発明は、収納されている書類等の種類、配布先等の内容物情報が一目で分かるようファイル、ホルダー等の側縁に取り付けて使用する見出し具であって、インデックスとクリップとで構成され、該インデックスは厚紙又は合成樹脂フィルムにて長手方向長尺の矩形に形成され、短手方向1/2幅の片側又は/及びその裏側には前記種類、配布先等の情報を見出しとして表示するための見出し区画が複数個形成されており、残り1/2幅の片面には粘着剤層がその表面を剥離紙で覆った状態で形成されており、前記クリップはインデックスを間に挟んだ状態で係止させておくもので、使用に当たっては収納される可能性のある内容物の情報をインデックスの複数の見出し区画に表記した上で、インデックスをファイル、ホルダー等の一辺に突出した状態で貼着し、前記クリップを所望の見出し区画に係止させることにより現在収納されている内容物の情報特定を可能とすることを特徴とする見出し具である。

0017

このような構成によれば、ファイル、ホルダー等の一辺から突出してインデックスを取りつけることができ、そのインデックスには複数個の見出し区画が設けてあるのでその見出し区画に予め必要な複数個の見出しを印刷、手書き等で設けておくことができる。そして、それら複数の見出しの中から該当する見出しを選択し、その見出し区画にクリップを係止させるだけで現在収納されている内容物の情報を特定して表示させることができる。

0018

また、請求項7に記載の発明は、収納されている書類等の種類、配布先等の内容物情報が一目で分かるようファイル、ホルダー等の側縁に取り付けて使用する見出し具であって、ファイル、ホルダー等の側縁に固定する固定側部品と該固定側部品に挿入して使用する円柱状回転体とからなり、固定側部品は弾性を有する長方形板材長手方向一端を円柱状回転体の円柱部を挿入できる内径筒形状に折り曲げ、該筒形状部側面には円柱状回転体の表面を視認するための長方形開口窓が筒長手方向に設けられており、円柱状回転体は長さが長方形板材の短手方向長さに等しく、円柱状部の一方の端面には固定側部品に挿入した際にストッパ役割を果たすフランジ部が形成され、該フランジ部には円柱状回転体を回転させるためのつまみ部が形成されており、円柱状部の表面は周方向を3乃至4分割して見出し区画を設け、該見出し区画には異なる着色及び/又は見出し文字の表記がしてあり、円柱状回転体を固定側部品に挿入した状態では、固定側部品の弾性力により円柱状回転体の姿勢が維持されるように構成されていることを特徴とする見出し具である。

0019

このような構成によれば、円柱状回転体の見出し区画に表示されている内容物の情報見出しの中から該当するものを選択し、その見出し区画が開口窓から視認できるように回転調整しておくだけで収納されている内容物を判別可能にしておくことができる。見出し区画は複数設けられ、収納される可能性のある内容物の種類、配布先等の情報見出しが複数表示されているので、内容物を変える度にインデックスを貼り替えたり、書き替えたりする必要のない利点を有する。

図面の簡単な説明

0020

第1の実施形態に係る見出し具1をファイル2の側縁に取り付けた状態の外観斜視図である。
見出し具1の全体斜視図である。
見出し具1の分解斜視図である。
見出し具1の正面図である。
見出しの表示例である。
摺動部4で見出しを選択表示している例である。
図4のA−A線に沿った断面図である。
表面側部材を僅かに凸状にした摺動部4の例である。
半球状突起12の凹状穴13からの浮き上がり説明図である。
取付板5を無くしてファイル2に貼りつけた例である。
第2の実施形態に係る見出し具20の外形図である。
インデックス21をファイル28に貼りつけた外観図である。
クリップ22をインデックス21の見出し区画24に取りつけた状態図である。
第3の実施形態に係る見出し具30の外観図である。
見出し具30の分解斜視図である。
見出し具30をファイル31の側縁に取り付けた状態の部分斜視図である。

実施例

0021

以下、本発明に係るファイル、ホルダー等の見出し具の実施形態を形態別に図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態の見出し具1をファイル2の側縁に取り付けた状態の外観斜視図、図2は見出し具1の全体斜視図、図3は見出し具1の分解斜視図、図4は見出し具1の正面図である。見出し具1は図3の分解斜視図に示すように、ガイド兼表示部3と摺動部4と取付板5を備えて構成されている。

0022

ガイド兼表示部3は図3に示すように、全体として鉄道線路軌道に似た形状に合成樹脂で形成されている。その断面は凹状で、両側縁部には鉄道線路に似た突起部が線状に形成されている。凹状の外底面には凹状幅より僅かに狭い範囲部分を外方に向けて一様に突出させた基底部7が形成されている。長手方向は取り付けるファイル等の側縁長さの1/2程度の長尺に形成してある。凹状の内底面8、即ち、両側突起部の間の内底面8は表示部である。この部分にはファイル収納物の種類、配布先等、可能性のある用途に応じた見出し情報を見出しとして所定間隔おきに複数個記載しておく。記載は、複数の見出しを印刷した紙を貼りつけたり、間隔線のみを印刷した紙を貼りつけておいて後で必要な見出しを手書きで書き加えたりして行なう。図5はその一例で、他の課に配布する書類を収納するファイルである場合に、可能性ある配布先課名を予め複数表示させた例である。

0023

摺動部4は、図2に示すようにガイド兼表示部3にガイドされてガイド兼表示部3上を摺動、停止させる部品である。図6の(1)、(2)の例に示すように、採用する見出しの上に係止させておく。その断面形状は図2図3に示すように、ガイド兼表示部3の凹状部の開口部を跨ぎ、凹状部の両側縁部を外側から抱え込む形にされている。長手方向はガイド兼表示部3の見出し表示間隔より僅かに長尺に形成してある。ガイド兼表示部3の開口部を跨ぐ部分には、ガイド兼表示部3の見出しを視認できる開口窓9が形成されている。更に、ガイド兼表示部3の両側縁部を抱え込む部分には、ガイド兼表示部3の外側面を視認できる第2の開口窓10が形成してある。この開口窓10は、その部分のガイド兼表示部3の色を視認するためのものである。表示する見出しに対応してその部分の色を変えておけば、見出しの文字を読まなくても選択されている見出しを知ることができる。ファイルが何冊も重ねて保管してある場合に便利である。

0024

摺動部4は弾性を有する合成樹脂で製作し、ガイド兼表示部3の凹状部を両側から締めつけるように形成しておくとよい。そうすれば摩擦により停止させた位置に係止させておくことができる。本実施形態では停止位置に確実に静止させておくため、摺動部4とガイド兼表示部3との間に係合機構が設けてある。図7図4におけるA−A線に沿った断面図である。係合機構として、摺動部4におけるガイド兼表示部3の両側縁部を外側から抱え込む部分の内側に半球状突起12が1個形成してあり、この半球状突起12が当接するガイド兼表示部3の凹状部の背面部分には該半球状突起12を受け入れて摺動部4を係止させる凹状穴13が形成してある。その凹状穴13はガイド兼表示部3の見出し間隔に等しい間隔で、見出し個数に等しい数だけ設けてある。その位置は、半球状突起12が凹状穴13の一つに係合した状態では摺動部4の開口窓9の中心に選択された見出しが表示される位置にしてある。

0025

ガイド兼表示部3の凹状の外底面側に突出形成した基底部7には、見出し具1全体をファイル等の側縁に固定するための取付板5が取り付けてある。ガイド兼表示部3は図2図4に示すように、取付板5の一方の側縁に沿って取り付けてある。この取付板5の表面側に接着剤をつけて、見出し具1を図1に示すようにファイル2に取り付ける。取付板5の表面側に接着剤を付けて貼りつける代わりに、裏面側に接着剤を付けて貼りつけてもよい。

0026

以上説明した本実施形態のファイル、ホルダー等の見出し具1では、ガイド兼表示部3に予め必要な複数個の見出しが設けてある。このため収納物を変更した際は、それら複数の見出しの中から採用する見出しを選択し、摺動部4の開口窓9に選択した見出しが表示される位置まで摺動部4を摺動させ、係合機構で係合、停止させるだけでよい。従来の見出し具、見出し装置のように収納物が変わるたびに、見出しを書き換えたり、貼り替えたり、または複数種類の見出しを予め準備しておいて取り替えたりする必要がなく、短時間で簡単に見出しを変えられる利点を有する。

0027

以上説明した第1の実施形態のファイル、ホルダー等の見出し具1は、次のように変形して実施してもよい。
(その1)前述の見出し具1では図7の断面図に示すように、摺動部4の表面側部材はガイド兼表示部3の内底面8に平行に形成してあった。この表面側部材を図8に示すように外向きに僅かに凸状に形成してもよい。このような形状にしてあると、図9に示すように矢印のように上から押し下げた場合に合成樹脂製の摺動部4が弾性変形し、係合機構を形成している半球状突起12が凹状穴13から若干、浮き上がって外れやすくなる。従って、一つの係止位置から他の係止位置に摺動部4を摺動移動させる操作が容易になる利点がある。

0028

(その2)前述の見出し具1ではガイド兼表示部3の基底部7に取り付けた取付板5でもってファイル2に固定したが、取付板5を無くし、図10に示すように基底部7の裏面でファイル2に貼りつけてもよい。この方法では見出し具1はファイル2からはみ出ない。

0029

(第2の実施形態)
本実施形態の見出し具20は第1の実施形態で使用した摺動部材に代えて、取付け、取り外しを自由に行なえるクリップを採用した見出し具である。見出し具20は図11の(1)に平面図で示すインデックス21とクリップ22とで構成される。インデックス21は厚紙又は合成樹脂フィルムを長手方向長尺の矩形に形成したもので、短手方向1/2幅の片側又は/及びその裏側にはそのファイル、ホルダー等に収納されている内容物の種類、配布先等の情報を見出しとして表示するための線で仕切った見出し区画24が長手方向に複数個形成されている。見出し区画24が設けられていない残り1/2幅25の片面には、図11の(2)の断面図に示すように粘着剤層26が形成され、使用前には剥離紙27で覆ってある。インデックス21の複数の見出し区画24には、そのファイル、ホルダー等に収納される可能性のある内容物の種類、配布先等の情報見出しを記入しておく。その記入は、手書きで記入したり、印刷したり、印刷した別の用紙を貼りつけたりして行なう。

0030

この見出し具20を一例としてファイルの見出し具として使用する際は、図12に示すように剥離紙27を剥がし、ファイル28の一辺に側縁からはみ出す形でインデックス21を貼りつける。インデックス21を取り付けたファイル28に内容物を収納したならば、クリップ22をその内容物を表示する見出し区画24に図13の(1)の平面図、図13の(2)のA−A線断面図に示すように取りつける。クリップ22はインデックス21を間に挟んだ状態で係止させておくもので、僅かな外力では外れたり移動したりしないものを使用する。一般に紙クリップを呼ばれているものを使用できる。

0031

このような見出し具20を使用すれば、インデックス21の見出し区画24に表示されている内容物の情報見出しの中から該当するものを選択し、その見出し区画24にクリップ22を取り付けるだけの簡単な操作で収納されている内容物を判別可能にすることができる。見出し区画24は複数設けられ、収納される可能性のある内容物の種類、配布先等の情報見出しが複数表示されているので、内容物を変える度にインデックスを貼り替えたり、書き替えたりする必要のない利点を有する。

0032

(第3の実施形態)
図14は本実施形態の見出し具30の外観図、図15はその分解斜視図、図16は見出し具30をファイル31の側縁に取り付けた状態の部分斜視図である。見出し具30は固定側部品31と円柱状回転体32とで構成される。固定側部品32はファイル31の側縁に貼りつけ固定する部品で、弾性を有する合成樹脂製の長方形板材32aの長手方向一端側を円柱状回転体32を挿入できる内径の筒形状に折り曲げたものである。該筒形状部32bの側面には、筒形状部32bに挿入した円柱状回転体32の表面を視認するための長方形開口窓32cが筒長手方向に設けてある。長方形開口窓32cは長方形板材32aの平面部に対して約45度傾いた方向に向いており、筒形状の周方向約1/4の部分が開口されている。

0033

円柱状回転体33は円柱状で長さは長方形板材32aの短手方向長さに等しく、円柱状部33aの一方の端面には固定側部品31に挿入した際にストッパの役割を果たすフランジ部33bが形成され、該フランジ部33bには円柱状回転体33を手で回転させるためのつまみ部33cが形成してある。円柱状部33aの表面は周方向を3乃至4分割して見出し区画33dが3乃至4個設けてある。該見出し区画33dにはファイル31に収納されている書類等の種類を識別するための異なる着色を施したり、見出し文字を表記したりしておく。

0034

見出し具30は図16に示すようにファイル31の側縁に固定側部品31を貼りつけて取りつける。その状態で円柱状回転体33を固定側部品31の筒形状部32bに挿入し、つまみ部33cで回転させてファイル31に収納されている書類等の種類を識別する着色がされた見出し区画33d、あるいは情報見出し文字が表記された見出し区画33dが開口窓32cから視認できるように調整する。固定側部品31は弾性を有する板材32aで形成されているため、円柱状回転体33は筒形状部32bの弾性力で締めつけられた状態となって調整された姿勢が維持される。

0035

このような見出し具30を使用すれば、円柱状回転体33の見出し区画33dに表示されている内容物の情報見出しの中から該当するものを選択し、その見出し区画33dが開口窓32cから視認できるように回転調整する簡単な操作で収納されている内容物を判別可能にしておくことができる。見出し区画33dは複数設けられ、収納される可能性のある内容物の種類、配布先等の情報見出しが複数表示されているので、内容物を変える度にインデックスを貼り替えたり、書き替えたりする必要のない利点を有する。

0036

図面中、1、20、30は見出し具、2、28、31はファイル、3はガイド兼表示部、4は摺動部、5は取付板、7は基底部、8は内底面、9は開口窓、10は開口窓、12は半球状突起、13は凹状穴、21はインデックス、22はクリップ、24は見出し区画、26は粘着剤層、27は剥離紙、31は固定側部品、32は円柱状回転体、32aは長方形板材、32bは筒形状部、32cは開口窓、33aは円柱状部、33bはフランジ部、33cはつまみ部を示す。

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