図面 (/)

技術 接着剤の塗布具、塗布方法、並びに接着方法

出願人 株式会社ネツレンタクト高周波熱錬株式会社
発明者 渡部久明
出願日 2015年4月15日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2015-083789
公開日 2016年12月8日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2016-203037
状態 特許登録済
技術分野 塗布装置1(接触、浸漬) 流動性材料の適用方法、塗布方法 塗布装置3(一般、その他) 接着剤、接着方法
主要キーワード 円錐台形状部分 両側縁側 搬送具 シンクロナイズド 円環形 弾性材料製 一定勾配 雌部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

雌部材内周帯状に設けられた被塗布面に、簡易な構造でできるだけ均一に接着剤を塗布することが可能な塗布具塗布方法及び接着方法を提供する。

解決手段

内周に帯状に設けられた被塗布面13に接着剤15を塗布するための塗布具20が、被塗布面13の内側に挿入可能な支持部22と、被塗布面13全体と対向可能に支持部22の外周に支持され、被塗布面13より幅広の帯状に形成された弾性材料製転写部21と、支持部22に設けられ、転写部21に流体圧を内側から負荷して外側へ膨出させる加圧部23と、を備えている。

概要

背景

概要

雌部材内周帯状に設けられた被塗布面に、簡易な構造でできるだけ均一に接着剤を塗布することが可能な塗布具塗布方法及び接着方法を提供する。内周に帯状に設けられた被塗布面13に接着剤15を塗布するための塗布具20が、被塗布面13の内側に挿入可能な支持部22と、被塗布面13全体と対向可能に支持部22の外周に支持され、被塗布面13より幅広の帯状に形成された弾性材料製転写部21と、支持部22に設けられ、転写部21に流体圧を内側から負荷して外側へ膨出させる加圧部23と、を備えている。

目的

本発明は、内周に帯状に設けられた被塗布面に、簡易な構造でできるだけ均一に接着剤を塗布することが可能な塗布具、塗布方法、並びに接着方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

内周帯状に設けられた被塗布面に接着剤を塗布するための塗布具であって、前記被塗布面の内側に挿入可能な支持部と、前記被塗布面全体と対向可能に前記支持部の外周に支持され、前記被塗布面より幅広の帯状に形成された弾性材料製転写部と、前記支持部に設けられ、前記転写部に流体圧を内側から負荷して外側へ膨出させる加圧部と、を備えている塗布具。

請求項2

前記転写部を幅方向両側縁側で前記支持部に固定することで、膨出時に前記被塗布面の両側縁に対応する前記転写部の膨出量を中間部分より少なくした、請求項1に記載の塗布具。

請求項3

請求項1又は2に記載の塗布具を用いた塗布方法であって、前記転写部の外表面に前記接着剤を付着させ、該転写部を前記被塗布面の内側に挿入し、前記転写部の両側縁を前記被塗布面の両側縁より外側に位置させて、前記転写部を前記被塗布面に近接状態で離間させて対向配置し、前記加圧部の流体圧により前記転写部を膨出させて前記被塗布面に当接させることで、前記接着剤を前記被塗布面に塗布する、塗布方法。

請求項4

前記転写部を膨出させて前記被塗布面に当接させた後、前記加圧部の流体圧を低下させることで前記転写部を前記被塗布面から離間させる、請求項3に記載の塗布方法。

請求項5

周方向に延びる帯状の内周面を有する雌部材と、前記内周面に対向当接する外周面を有する雄部材と、を接着するための接着方法であって、前記内周面に請求項3又は4に記載の塗布方法により接着剤を塗布し、前記内周面に前記雄部材の外周面を挿入して密着させて接着する、接着方法。

技術分野

0001

本発明は、内周帯状に設けられた被塗布面に接着剤を塗布するための塗布具塗布方法、並びに接着方法に関する。

0002

従来、被塗布面に接着剤を均一に塗布するための装置が種々提案されており、筒状の部材の内周に帯状に設けられた被塗布面に接着剤を均一に塗布するための装置も知られている。
例えば下記特許文献1等では、円筒状フード高速回転させつつ接着剤をノズルにより塗布している。下記特許文献2等では、筒状部材の両端を挟持部により密閉して挟持し、接着剤を供給して遠心力により流動させて薄膜を形成している。

先行技術

0003

特開平05−329438号公報
特開2011−50838号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の装置では、接着剤の飛散を防止することが必要であり、また、塗布するための条件を種々調整することも必要となり、装置が複雑であった。

0005

そこで本発明は、内周に帯状に設けられた被塗布面に、簡易な構造でできるだけ均一に接着剤を塗布することが可能な塗布具、塗布方法、並びに接着方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成する本発明の塗布具は、内周に帯状に設けられた被塗布面に接着剤を塗布するための塗布具であって、被塗布面の内側に挿入可能な支持部と、被塗布面全体と対向可能に支持部の外周に支持され、被塗布面より幅広の帯状に形成された弾性材料製転写部と、支持部に設けられ転写部に流体圧を内側から負荷して外側へ膨出させる加圧部と、を備えている。

0007

この塗布具では、転写部を幅方向両側縁側で支持部に固定することで、膨出時に被塗布面の両側縁に対応する転写部の膨出量を中間部分より少なくしていてもよい。

0008

上記目的を達成する本発明の塗布方法は、上述のような塗布具を用いた塗布方法であって、転写部の外表面に接着剤を付着させ、この転写部を被塗布面の内側に挿入し、転写部の両側縁を被塗布面の両側縁より外側に位置させて、転写部を被塗布面に近接状態で離間させて対向配置し、加圧部の流体圧により転写部を膨出させて被塗布面に当接させることで、接着剤を被塗布面に塗布するものである。

0009

この塗布方法では、転写部を膨出させて被塗布面に当接させた後、加圧部の流体圧を低下させることで転写部を被塗布面から離間させてもよい。

0010

上記目的を達成する本発明の接着方法は、周方向に延びる帯状の内周面を有する雌部材と、内周面に対向当接する外周面を有する雄部材と、を接着するための接着方法であって、内周面に上述のような塗布方法により接着剤を塗布し、内周面の内側に雄部材の外周面を挿入して密着させて接着するものである。

発明の効果

0011

本発明の塗布具によれば、支持部に弾性材料製の転写部が支持され、加圧部により転写部の内側から流体圧を負荷することで転写部を外側へ膨出させるので、転写部の外表面に予め接着剤を付着させ、被塗布面の内側に支持部の転写部を挿入して流体圧で転写部を外側へ膨出させれば、転写部を被転写部に当接させて接着剤を被転写部に塗布することができる。

0012

ここで、転写部は、被塗布面より幅広の帯状に形成されて被塗布面全体と対向可能に支持されているので、転写部を被塗布面に近接状態で離間させて対向配置させて膨出させれば、被転写部の広い範囲における各部に転写部を同等の圧力で密着させることができる。そのため、被塗布面の広い範囲に転写部の接着剤をできるだけ均等に塗布することができる。その結果、内周に帯状に設けられた被塗布面に、簡易な構造でできるだけ均一に接着剤を塗布することが可能な塗布具を提供することができる。

0013

さらに本発明の接着剤の塗布方法、並びに接着方法によれば、上述のような塗布具を用いて接着剤を塗布するので、被塗布面にできるだけ均一に接着剤を塗布することが可能である。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施形態に係る塗布具の断面図である。
(a)〜(d)は、それぞれ本発明の実施形態に係る塗布具を用いた塗布方法を説明するための部分断面図である。
本発明の実施形態に係る塗布方法において使用する付着手段を示す概念図である。
本発明の実施形態に係る塗布方法において使用するコーターを示す概念図である。
本発明の実施形態において接着された雌部材と雄部材とを示す部分断面図である。
本発明の他の実施形態に係る塗布具の断面図である。

実施例

0015

以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
本実施例では、図5に示すような、内周面12が周方向に連続して帯状に設けられた円環形状の雌部材11と、外周面17が周方向に連続して帯状に設けられた円錐台形状部分を有する雄部材16と、を接着する例により説明する。

0016

使用する塗布装置は、図1に示すように、雌部材11の内周面12からなる帯状の被塗布面13に接着剤15(図2参照)を塗布する塗布具20を備えている。この実施形態では、塗布具20を支持して適切な位置に配置可能な搬送具40を備えているが、特に限定されるものではなく、作業者手動で行うことも可能である。

0017

塗布具20は、雌部材11の被塗布面13の内側に挿入可能な支持部22と、支持部22の外周に支持されて被塗布面13全体と対向可能な転写部21と、支持部22に設けられて転写部21を外側へ膨出可能な加圧部23と、を備えている。

0018

支持部22は、軸L周りに形成された円錐台形状部22aと軸部22bとを有し、硬質材料により形成されている。軸部22bは搬送具40により支持されて搬送されるとともに位置調整が行われる。
円錐台形状部22aは、搬送具40により所定位置に配置されると、被塗布面13の内側に挿入されて、被塗布面13との間に所定間隔間隙を設けて対向配置される。

0019

転写部21は、弾性材料により無端帯状に形成されている。この実施形態の転写部21は、被塗布面13の幅より広い幅を有し、転写部21の幅方向の両側縁21e部で支持部22に気密に密着して固定されている。

0020

加圧部23は、支持部22の円錐台形状部22aの外周に無端状に形成されて転写部21の内側に隣接する溝等からなる加圧室23aと、支持部22及び軸部22bの内部の連通路及び連通路に接続された配管により形成された作動流体流路23bと、この流路23bに接続されて作動流体の圧力を負荷及び解除する弁等の作動部23cと、を備えている。

0021

この加圧部23では、作動部23cを制御して流路23bから加圧室23aに流体を供給することで、転写部21に流体圧を内側から負荷することができ、これにより転写部21における両側縁21e間の中間部分を外側へ膨出することができる。また加圧室23aの圧力を解除することで、転写部21を収縮することができる。

0022

このような塗布具20を有する塗布装置を用いて雌部材11に接着剤15を塗布し、この雌部材11と雄部材16とを接着する方法について説明する。
まず、搬送具40に塗布具20を支持させ、図2(a)に示すように、転写部21の外表面の全周に接着剤15をできるだけ均一に付着させる。
接着剤15を付着させる付着方法は特に制限されないが、例えば図3に示すような付着手段を用い、貯留部31に貯留された接着剤15に転写部21を直接接触させて回転させることで付着させてもよい。
また図4に示すように、接着剤15の貯留部31と、ドクターロールコーティングロール等のロール32と、を備えたコーター30のような付着手段を用いて付着させてもよい。その場合、塗布具20を搬送具40により搬送して所定位置に配置し、転写部21の全幅にロール32を当接させ、ロール32及び転写部21を回転させることで、接着剤15を転写部21の全周に均一に付着させることができる。

0023

転写部21に接着剤15を付着させた後、搬送具40により塗布具20を移動させ、図1に示すように、転写部21を雌部材11の被塗布面13の内側に同軸に挿入する。これにより、図2(b)に示すように、 転写部21の両側縁21eを被塗布面13の両側縁13eより外側に位置させ、接着剤15が付着した転写部21と被塗布面13とが、全周にわたり近接状態にて等間隔で離間して対向配置される。

0024

加圧部23により流体圧を加圧室23aに供給することで、転写部21に流体圧を内側から負荷する。これにより、図2(c)のように、転写部21を外側へ膨出させて、被塗布面13に当接させる。
このとき、被塗布面13より幅広の転写部21の両側縁21e側を支持部22に固定することで、被塗布面13の両側縁13eに対応する転写部21の膨出量が両側縁21e間の中間部分より少なくなっているため、被塗布面13の両側縁13eでは中間部分に比べて転写部21が多少離間した状態となっていてもよい。

0025

その後、加圧部23により加圧室23aの流体圧を低下させる。これにより図2(d)のように、転写部21を被塗布面13から離間させると、転写部21から被塗布面13に接着剤15が転写され、被塗布面13に接着剤15を塗布することができる。

0026

雌部材11の被塗布面13に接着剤15が塗布された後には、図5に示すように、雄部材16の円錐台形状部分を雌部材11の被塗布面13に挿入し、被塗布面13に雄部材16の外周面17を密着させることで接着することができる。

0027

以上のように、この実施形態の塗布具20によれば、支持部22に弾性材料製の転写部21が支持され、加圧部23により転写部21の内側から流体圧を負荷することで、転写部21を外側へ膨出させるので、転写部21の外表面に予め接着剤15を付着させ、被塗布面13の内側に支持部22の転写部21を挿入して流体圧で転写部21を外側へ膨出させれば、転写部21を被転写部21に当接させて接着剤15を被転写部21に塗布することができる。

0028

ここでは、転写部21は被塗布面13より幅広の帯状に形成されて被塗布面13全体と対向可能に支持されている。よって、転写部21を被塗布面13に近接状態で離間させて対向配置させて膨出させれば、被転写部21の広い範囲における各部に転写部21を同等の圧力で密着させることができる。そのため、被塗布面13の広い範囲に転写部21の接着剤15をできるだけ均等に塗布することができ、たれなども防止できる。

0029

この実施形態の塗布具20では、転写部21を幅方向の両側縁21e側で支持部22に固定することで、膨出時に被塗布面13の両側縁13eに対応する転写部21の膨出量を中間部よりも少なくしたので、被塗布面13の両側縁13e側に接着剤15を中間部分と同等に塗布できる。

0030

さらにこの実施形態の塗布装置によれば、転写部21を膨出させて被塗布面13に当接させた後、加圧部23の流体圧を低下させることで、転写部21を被塗布面13から離間させるのでより均一に塗布することが可能になる。

0031

なお上記実施形態は、本発明の範囲内において適宜変更可能である。
上記実施形態では、軸L方向に一定勾配で傾斜したテーパを有する帯状の内周面12の略全体を被塗布面13とし、この被塗布面13全体に接着剤15を塗布し、略同じ形状を有する雄部材16の外周面17の略全体に接着する例について説明したが、雌部材11の内周面12や被塗布面13、雄部材16の外周面17等の形状などは何ら限定されるものではない。

0032

例えば、軸L方向に延びるストレート形状の被塗布面13であってもよく、その場合には、図6に示すように、転写部21がストレート円筒形状に形成された塗布具20を用いることもできる。さらに複数の勾配を有する被塗布面13や、曲面形状の被塗布面13であっても本発明を適用でき、それらに対応した形状を有する転写部を備えた塗布具を使用してもよい。
また上記ではシンクロナイズドクラッチなどに使用される雌部材11と雄部材16とを接着する例について説明したが、接着される部材の用途や形状も何ら限定されるものではない。

0033

また、雌部材11の内周面12と雄部材16の外周面17との形状が異なっていてもよく、互いに接着可能な部位を有する限り、本発明を適用可能である。さらに、雌部材11の内周面12の一部に被塗布面13が設定されていてもよく、雄部材16の外周面17の一部に接着してもよい。

0034

さらに上記実施形態では、帯状に設けられた被塗布面13及び転写部21として、いずれも略一定の幅を有する例について説明したが、幅が変化する形状であっても本発明を適用可能である。その場合、転写部21の各部位における幅を、被塗布面13の対応する各位置における幅より大きくすることもできる。

0035

L 軸
11雌部材
12内周面
13 被塗布面
13e側縁
15接着剤
16雄部材
17外周面
20塗布具
21転写部
21e 側縁
22 支持部
22a円錐台形状部
22b 軸部
23加圧部
23a加圧室
23b流路
23c 作動部
30コーター
31貯留部
32ロール
40 搬送具

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ