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技術 遊技機

出願人 株式会社ニューギン
発明者 奥田康人
出願日 2015年4月23日 (5年8ヶ月経過) 出願番号 2015-088638
公開日 2016年12月8日 (4年0ヶ月経過) 公開番号 2016-202632
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 設置部品 分判定値 強弱変化 最上部位 制御コマ 最下部位 回転案内部材 横並び状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月8日)のものです。
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図面 (15)

課題

遊技の興趣を向上し得る遊技機を提供する。

解決手段

メイン制御CPUは、始動入賞口30,31へのパチンコ球入賞契機として大当り判定を実行し、当りの場合には表示装置17での図柄変動演出の終了後に大当り遊技を付与する。メイン制御CPUは、大当り判定の判定結果が当りの場合に、出球率の異なる複数種類遊技モードから遊技モードを決定する。メイン制御CPUは、球通過検出センサ球検出を契機として当否用図柄当り判定を実行し、当りの場合には可変入賞部36の開閉部材37,37の作動パターンを決定する。演出制御CPUは、メイン制御CPUが決定した遊技モードの種類に関係なく、図柄変動演出の演出内容を特定する演出パターンを決定する。メイン制御CPUは、メイン制御CPUが決定した遊技モードにおいて当否用図柄当り判定の判定結果が当りの場合に、遊技モードに対応する作動パターンを決定する。

概要

背景

代表的な遊技機であるパチンコ機は、パチンコ球(遊技球)が流下可能な遊技領域が画成された遊技盤に、パチンコ球が入賞可能な始動入賞口(始動入賞手段)や、図柄を変動表示して図柄変動演出を行う液晶式やドラム式等の図柄表示装置(表示手段)が設けられ、遊技領域を流下するパチンコ球が始動入賞口へ入賞するのを契機として、図柄表示装置の図柄変動演出を開始するよう構成されている。このようなパチンコ機では、始動入賞口へのパチンコ球の入賞を契機として行われる大当り判定当選することで、図柄表示装置に所定の大当り表示(例えば同一図柄の三つ揃等)が表示され、その結果、遊技者に有利な大当り遊技が付与される。このような大当り遊技では、特別入賞口を開閉可能に閉鎖する特別入賞装置開閉部材が適宜の開放パターン開閉動作されて、特別入賞口へのパチンコ球の入賞機会が与えられ、遊技者が賞球を獲得し得るようになっている。

またパチンコ機では、大当り判定の結果に応じて大当り遊技が当選した場合に、大当り遊技の終了後に次回の大当りが発生する確率が通常(非確変状態)よりも高確率となる確変状態を付与する確変大当り遊技が設定されたものが知られている。そして、このような次回の大当りの発生確率が異なる複数の大当り遊技を備えたパチンコ機では、確変大当り遊技および非確変大当り遊技の何れが付与されるのかが識別不能な図柄を図柄変動演出で最終的に停止表示し、大当り遊技の終了後に確変状態が付与されることを秘匿することで、遊技者に確変状態か否かを推測させるゲーム性を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

遊技の興趣を向上し得る遊技機を提供する。メイン制御CPUは、始動入賞口30,31へのパチンコ球の入賞を契機として大当り判定を実行し、当りの場合には表示装置17での柄変動演出の終了後に大当り遊技を付与する。メイン制御CPUは、大当り判定の判定結果が当りの場合に、出球率の異なる複数種類遊技モードから遊技モードを決定する。メイン制御CPUは、球通過検出センサ球検出を契機として当否用柄当り判定を実行し、当りの場合には可変入賞部36の開閉部材37,37の作動パターンを決定する。演出制御CPUは、メイン制御CPUが決定した遊技モードの種類に関係なく、柄変動演出の演出内容を特定する演出パターンを決定する。メイン制御CPUは、メイン制御CPUが決定した遊技モードにおいて当否用柄当り判定の判定結果が当りの場合に、遊技モードに対応する作動パターンを決定する。

目的

本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技の興趣を向上し得る遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技領域を流下する遊技球入賞可能な始動入賞手段への入賞を契機として第1当り判定を実行する第1当り判定手段と、前記始動入賞手段への入賞を契機として特別図柄を変動させる特図変動を行い、前記第1当り判定の結果を表わす特別図柄を停止表示する第1表示手段と、前記始動入賞手段への入賞を契機として演出用図柄を変動させる図柄変動演出を行う第2表示手段と、遊技球が入賞可能な特別入賞口を開閉手段で開閉する特別入賞部とを備え、前記第1当り判定手段が当りと判定した場合に、前記特図変動の終了後に前記開閉手段が特別入賞口を開放する当り遊技が行われる遊技機において、前記遊技領域を流下する遊技球の通過を検出する球通過検出手段と、前記遊技領域を流下する遊技球の入賞確率を可変手段の動作により可変可能で、入賞により賞球が発生する可変入賞部と、前記球通過検出手段の球検出を契機として第2当り判定を実行する第2当り判定手段と、前記遊技領域に投入された遊技球の数に対する賞球の数の割合である出球率に影響を与える前記可変手段の作動態様を特定する複数種類作動パターンから作動パターンを決定する作動パターン決定手段と、特定条件成立を契機に複数種類の遊技モードから遊技モードを決定する遊技モード決定手段と、前記始動入賞手段への入賞を契機として、前記第2表示手段で実行される図柄変動演出の内容を特定する複数種類の演出パターンから演出パターンを決定する演出パターン決定手段とを備え、前記演出パターン決定手段は、前記遊技モード決定手段が決定した遊技モードの種類に関係なく前記複数種類の演出パターンから演出パターンを決定するよう構成され、前記作動パターン決定手段は、前記遊技モード決定手段が決定した遊技モードにおいて前記第2当り判定手段の判定結果が当りの場合に、該遊技モードに対応する作動パターンを決定するよう構成されたことを特徴とする遊技機。

請求項2

前記第1当り判定手段は、前記可変入賞部への入賞を契機として第1当り判定を行わないよう構成された請求項1記載の遊技機。

請求項3

前記第1表示手段での特図変動の変動時間を定めた複数の変動パターンが設定され、前記始動入賞手段への入賞を契機として、複数種類の変動パターンから変動パターンを決定する変動パターン決定手段を備え、該変動パターン決定手段は、前記遊技モード決定手段が決定した遊技モードの種類に関係なく前記複数種類の変動パターンから変動パターンを決定するよう構成された請求項1または2記載の遊技機。

請求項4

前記球通過検出手段の球検出を契機として当否用図柄を変動させて、前記第2当り判定の結果を表わす当否用図柄を停止表示する第3表示手段を備え、前記第3表示手段での当否用図柄の変動時間は一定に設定されている請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。

請求項5

当り遊技後の前記特図変動の回数を、次の当り遊技が行われるまでカウントするカウント手段を備え、前記遊技モード決定手段は、前記カウント手段が予め設定された設定回数をカウントすることを特定条件の成立として、該設定回数前までの遊技モードより前記作動パターン決定手段が出球率の高い作動パターンを決定する遊技モードを決定するよう構成された請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。

請求項6

前記第1表示手段は、前記第1当り判定の結果に対応する表示パターンで特別図柄を表示可能に構成され、前記特別図柄は、前記当り遊技に対応する複数種類が設定され、前記遊技モード決定手段は、前記第1当り判定手段での判定結果が当りの場合を特定条件の成立として、前記第1表示手段に表示された特別図柄の種類に対応する遊技モードを決定するよう構成され、前記作動パターン決定手段が所定値以上となる出球率の作動パターンを決定する遊技モードに対応する特別図柄の表示パターンの夫々は、一部が共通するよう設定された請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、始動入賞手段への遊技球入賞に伴って当り判定が行われることを契機として当り遊技を実行可能に構成された遊技機に関するものである。

背景技術

0002

代表的な遊技機であるパチンコ機は、パチンコ球(遊技球)が流下可能な遊技領域が画成された遊技盤に、パチンコ球が入賞可能な始動入賞口(始動入賞手段)や、図柄を変動表示して図柄変動演出を行う液晶式やドラム式等の図柄表示装置(表示手段)が設けられ、遊技領域を流下するパチンコ球が始動入賞口へ入賞するのを契機として、図柄表示装置の図柄変動演出を開始するよう構成されている。このようなパチンコ機では、始動入賞口へのパチンコ球の入賞を契機として行われる大当り判定当選することで、図柄表示装置に所定の大当り表示(例えば同一図柄の三つ揃等)が表示され、その結果、遊技者に有利な大当り遊技が付与される。このような大当り遊技では、特別入賞口を開閉可能に閉鎖する特別入賞装置開閉部材が適宜の開放パターン開閉動作されて、特別入賞口へのパチンコ球の入賞機会が与えられ、遊技者が賞球を獲得し得るようになっている。

0003

またパチンコ機では、大当り判定の結果に応じて大当り遊技が当選した場合に、大当り遊技の終了後に次回の大当りが発生する確率が通常(非確変状態)よりも高確率となる確変状態を付与する確変大当り遊技が設定されたものが知られている。そして、このような次回の大当りの発生確率が異なる複数の大当り遊技を備えたパチンコ機では、確変大当り遊技および非確変大当り遊技の何れが付与されるのかが識別不能な図柄を図柄変動演出で最終的に停止表示し、大当り遊技の終了後に確変状態が付与されることを秘匿することで、遊技者に確変状態か否かを推測させるゲーム性を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2006−116016号公報

発明が解決しようとする課題

0005

前述したように、遊技者にとって有利な状態(例えば確変状態)となることを図柄変動演出では報知しないパチンコ機の場合、大当りに当選するまでに長い時間を要した場合には、遊技者にとって有利でない状態(例えば非確変状態)かもしれないという不安から遊技意欲を失ってしまい、遊技の興趣が低下する問題が指摘される。

0006

そこで本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技の興趣を向上し得る遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、
遊技領域(75)を流下する遊技球が入賞可能な始動入賞手段(30,31)への入賞を契機として第1当り判定を実行する第1当り判定手段(60a)と、前記始動入賞手段(30,31)への入賞を契機として特別図柄を変動させる特図変動を行い、前記第1当り判定の結果を表わす特別図柄を停止表示する第1表示手段(50A,50B)と、前記始動入賞手段(30,31)への入賞を契機として演出用図柄を変動させる図柄変動演出を行う第2表示手段(17)と、遊技球が入賞可能な特別入賞口(41)を開閉手段(43)で開閉する特別入賞部(40)とを備え、前記第1当り判定手段(60a)が当りと判定した場合に、前記特図変動の終了後に前記開閉手段(43)が特別入賞口(41)を開放する当り遊技が行われる遊技機において、
前記遊技領域(75)を流下する遊技球の通過を検出する球通過検出手段(49)と、
前記遊技領域(75)を流下する遊技球の入賞確率を可変手段(37)の動作により可変可能で、入賞により賞球が発生する可変入賞部(36)と、
前記球通過検出手段(49)の球検出を契機として第2当り判定を実行する第2当り判定手段(60a)と、
前記遊技領域(75)に投入された遊技球の数に対する賞球の数の割合である出球率に影響を与える前記可変手段(37)の作動態様を特定する複数種類作動パターン(WP1〜WP6)から作動パターン(WP1〜WP6)を決定する作動パターン決定手段(60a)と、
特定条件成立を契機に複数種類の遊技モード(MA〜MF)から遊技モード(MA〜MF)を決定する遊技モード決定手段(60a)と、
前記始動入賞手段(30,31)への入賞を契機として、前記第2表示手段(17)で実行される図柄変動演出の内容を特定する複数種類の演出パターンから演出パターンを決定する演出パターン決定手段(65a)とを備え、
前記演出パターン決定手段(65a)は、前記遊技モード決定手段(60a)が決定した遊技モード(MA〜MF)の種類に関係なく前記複数種類の演出パターンから演出パターンを決定するよう構成され、
前記作動パターン決定手段(60a)は、前記遊技モード決定手段(60a)が決定した遊技モード(MA〜MF)において前記第2当り判定手段(60a)の判定結果が当りの場合に、該遊技モード(MA〜MF)に対応する作動パターン(WP1〜WP6)を決定するよう構成されたことを要旨とする。

0008

これによれば、遊技者が注目する図柄変動演出の演出内容によっては出球率の違いを報知することなく秘匿しつつ、可変入賞部における可変手段の作動パターンによって出球率の違いを推測させ得るので、遊技機の出球率の高低を推測させるゲーム性を残しつつ、安心感のある遊技を続けさせることができ、遊技の興趣を向上し得る。

0009

請求項2に記載の発明では、
前記第1当り判定手段(60a)は、前記可変入賞部(36)への入賞を契機として第1当り判定を行わないよう構成されたことを要旨とする。
これによれば、当り遊技が付与されることには関係のない可変入賞部における可変手段の作動パターンによって出球率の違いを示唆するので、図柄変動演出を最も注目して見ている遊技者が出球率の高低を簡単に認識してしまうのを抑えることができ、出球率の高低を推測させるゲーム性を低下させることなく遊技の興趣を向上し得る。

0010

請求項3に記載の発明では、
前記第1表示手段(50A,50B)での特図変動の変動時間を定めた複数の変動パターンが設定され、
前記始動入賞手段(30,31)への入賞を契機として、複数種類の変動パターンから変動パターンを決定する変動パターン決定手段(60a)を備え、該変動パターン決定手段(60a)は、前記遊技モード決定手段(60a)が決定した遊技モード(MA〜MF)の種類に関係なく前記複数種類の変動パターンから変動パターンを決定するよう構成されたことを要旨とする。
これによれば、特図変動の変動時間から出球率の違いを判別することはできないので、出球率の高低を推測させるゲーム性が低下するのは抑制される。

0011

請求項4に記載の発明では、
前記球通過検出手段(49)の球検出を契機として当否用図柄を変動させて、前記第2当り判定の結果を表わす当否用図柄を停止表示する第3表示手段(55)を備え、
前記第3表示手段(55)での当否用図柄の変動時間は一定に設定されていることを要旨とする。
これによれば、当否用図柄の変動時間から出球率の違いを判別することはできないので、出球率の高低を推測させるゲーム性が低下するのは抑制される。

0012

請求項5に記載の発明では、
当り遊技後の前記特図変動の回数を、次の当り遊技が行われるまでカウントするカウント手段(81)を備え、
前記遊技モード決定手段(60a)は、前記カウント手段(81)が予め設定された設定回数をカウントすることを特定条件の成立として、該設定回数前までの遊技モード(MA〜MF)より前記作動パターン決定手段(60a)が出球率の高い作動パターン(WP1〜WP6)を決定する遊技モード(MA〜MF)を決定するよう構成されたことを要旨とする。
これによれば、当り遊技に当選しない状態が続いた場合には出球率の高い遊技モードに移行するので、遊技機の稼働率を向上することができる。

0013

請求項6に記載の発明では、
前記第1表示手段(50A,50B)は、前記第1当り判定の結果に対応する表示パターンで特別図柄を表示可能に構成され、
前記特別図柄は、前記当り遊技に対応する複数種類が設定され、
前記遊技モード決定手段(60a)は、前記第1当り判定手段(60a)での判定結果が当りの場合を特定条件の成立として、前記第1表示手段(50A,50B)に表示された特別図柄の種類に対応する遊技モード(MA〜MF)を決定するよう構成され、
前記作動パターン決定手段(60a)が所定値以上となる出球率の作動パターン(WP1〜WP6)を決定する遊技モード(MA〜MF)に対応する特別図柄の表示パターンの夫々は、一部が共通するよう設定されたことを要旨とする。
これによれば、特別図柄の表示パターンから、所定値以上の出球率の遊技モードであることを推測することができ、当りに当選した喜びと、高い出球率の遊技モードである喜びとを遊技者に与えることができ、遊技の興趣を向上し得る。

発明の効果

0014

本発明に係る遊技機によれば、遊技の興趣を向上し得る。

図面の簡単な説明

0015

実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。
実施例に係る遊技盤の正面図であって、遊技情報表示部を拡大して示している。
当り遊技の種類を示す説明図である。
特図入力処理の流れを示すフローチャートである。
特図開始処理の流れを示すフローチャートである。
図5のステップB15に続く処理の流れを示すフローチャートである。
図5のステップB19に続く処理の流れを示すフローチャートである。
当否用図柄入力処理の流れを示すフローチャートである。
当否用図柄開始処理の流れを示すフローチャートである。
実施例に係るパチンコ機の制御構成を示すブロック図である。
遊技モードと作動パターンとの関係を示す説明図である。
遊技モード決定処理の流れを示すフローチャートである。
特図表示パターンの一例を示す説明図である。
特図変動パターンと演出パターンとの関係を示す説明図である。

0016

次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行うパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。

0017

(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤20(図2参照)を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられると共に、遊技盤20の後側に、演出用図柄(以下、飾図という)を変動表示可能な表示装置17が着脱し得るよう配設されている。また、中枠12の前面側には、遊技盤20を透視可能に保護する透明部材13bで前後に開口する窓口13aを覆うよう構成された装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。

0018

前記前枠13には、図1に示す如く、下球受け皿15の右側方に、前記中枠12に配設された打球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル16が設けられる。この操作ハンドル16は、左回転方向に付勢された操作レバー16aを備えており、該操作レバー16aを右回転するよう遊技者が回動操作することで打球発射装置が作動されて、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20に向けて発射されるようになっている。ここで、前記操作レバー16aの回動量に応じて前記打球発射装置によるパチンコ球の打球力強弱変化するよう構成されており、遊技者が操作レバー16aを操作して回動量を調節することで、前記遊技盤20に形成された遊技領域75に対する打ち込み位置を変えることができるようになっている。また、前枠13には、窓口の外周を囲繞するようランプ装置(発光手段)18が配設されると共に、該前枠13における上部の左右の隅部に、音声効果音出力可能スピーカ(音出力手段)19が配設されている。すなわち、前記ランプ装置18に設けられたLED等の発光体(図示せず)を点灯・点滅したり、前記スピーカ19から適宜の音声を出力することで、後述する表示装置17での図柄変動演出に合わせて発光演出音声演出を行い得るよう構成されている。

0019

(遊技盤20について)
前記遊技盤20は、図2に示すように、ベニヤ材合成樹脂材により形成された略矩形状の板部材であって、該遊技盤20の前面には、略円形状湾曲形成した案内レール21が配設されており、該案内レール21により画成される略円形の遊技領域75に、前記打球発射装置から発射されたパチンコ球が打ち出されることで遊技が行われるようになっている。また、前記遊技盤20には、前後に貫通する装着口(図示せず)が適宜位置に開設されており、各装着口に対して各種の遊技盤設置部品(具体的には後述する枠状装飾体25、始動入賞部29、可変入賞部36、特別入賞部40、球通過部48等)が前側から取り付けられると共に、遊技領域75の最下部位置には、該遊技領域75に打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口22が開設されている。なお、前記装着口の形成数は、遊技盤20に取り付けられる各種遊技盤設置部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。

0020

ここで、実施例の前記遊技盤20には、図2に示すように、前記案内レール21で囲まれた遊技領域75の略中央で開口する装着口に、前後に開口する表示窓口25aが形成されたセンター役とも称される枠状装飾体25が取り付けられ、該枠状装飾体25の表示窓口25aを介して表示装置17の画像表示面17aが遊技盤20の前面側に臨むよう構成されている。なお、前記遊技盤20には、前記遊技領域75内に多数の遊技釘23が設けられると共に、前記枠状装飾体25の左側方に、遊技領域75を流下するパチンコ球の接触に伴って回転する所謂「風車」とも称される回転案内部材24が回転自在に支持されており、遊技領域75を流下するパチンコ球が遊技釘23や回転案内部材24に接触することで、流下方向が不規則に変化するよう構成されている。

0021

前記遊技盤20における枠状装飾体25の下方に、遊技領域75を流下するパチンコ球が入球可能な入球口29aを有する始動入賞部29が取り付けられると共に、該始動入賞部29の下方に、遊技領域75を流下するパチンコ球が入賞可能な特別入賞口41を有する特別入賞部40が取り付けられている。また、遊技盤20における枠状装飾体25の左側方に、遊技領域75を流下するパチンコ球が通過可能な球通過部48および遊技領域75を流下するパチンコ球が入賞可能な可変入賞口36aを有する可変入賞部36が上から順に取り付けられている。また遊技盤20には、遊技領域75を流下するパチンコ球が入賞可能な普通入賞口46を有する普通入賞部45が取り付けられている。

0022

(枠状装飾体25について)
前記枠状装飾体25は、前記装着口の内側に沿って延在する環状に形成された枠状基部(図示せず)と、該枠状基部に設けられて前記遊技盤20の前面より前方に突出し、前記遊技領域75と表示装置17の画像表示面17aを区切る庇状部25bと、該庇状部25bの後縁から外方に延出する薄板状の台板部25cとを備える(図2参照)。そして、前記枠状基部を装着口に挿入すると共に台板部25cを遊技盤20の前面に当接した状態で、該台板部25cをネジ等の固定手段で遊技盤20に固定することで、枠状装飾体25が遊技盤20に取り付けられて、該枠状装飾体25の外側、具体的には庇状部25bと案内レール21との間にパチンコ球が流下する遊技領域75が画成されるようになっている。

0023

前記枠状装飾体25の庇状部25bは、枠状装飾体25(台板部25c)の左側縁の略中間位置から上縁および右下縁に亘って連続して延在するよう設けられており、前記表示装置17における画像表示面17aの前面側を横切ってパチンコ球が流下(落下)するのを規制している。また庇状部25bは、最上部位置から左右方向に下方傾斜するよう形成されて、遊技領域75に打ち出されたパチンコ球が庇状部25b上で滞ることなく枠状装飾体25の左側方または右側方へ誘導案内されるよう形成されている。

0024

前記枠状装飾体25には、図2に示す如く、表示窓口25aの下側(枠状装飾体25の内周下縁部)に、ステージ25dが設けられると共に、表示窓口25aの左側に、遊技領域75に開口して該遊技領域75を流下するパチンコ球を枠状装飾体25の内側(ステージ25d)に取り込む球導入部25eが設けられ、該球導入部25eがステージ25dに連通するよう構成される。そして、球導入部25eからステージ25dに通出されたパチンコ球は、ステージ25d上を左右に転動した後に、前記入球口29aが設けられている遊技領域75に排出される。

0025

(始動入賞部29について)
前記始動入賞部29の入球口29aは、遊技領域75内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入球口とされ、該入球口29aは、前記遊技領域75を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入球可能に構成される。始動入賞部29には、入球口29aに入球したパチンコ球を、内部に設けられた第1始動入賞口(始動入賞手段)30または第2始動入賞口(始動入賞手段)31の何れかに振り分け振分け手段80が設けられている。実施例では、入球口29aに入球したパチンコ球を、振分け手段80によって第1始動入賞口30と第2始動入賞口31とに交互に振り分けるよう構成されている。

0026

前記始動入賞部29は、前記振分け手段80で振り分けられて第1始動入賞口30に入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての第1始動入賞検出センサ34を備えている。第1始動入賞検出センサ34は、パチンコ機10の裏側に配設されたメイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図10参照)、該第1始動入賞検出センサ34によるパチンコ球の検出(すなわち第1始動入賞口30へのパチンコ球の入賞)を契機として、メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)の制御下に所定数の賞球が払い出されるようになっている。また、始動入賞部29は、前記振分け手段80で振り分けられて第2始動入賞口31に入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての第2始動入賞検出センサ35を備えている。第2始動入賞検出センサ35は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図10参照)、該第2始動入賞検出センサ35によるパチンコ球の検出(すなわち第2始動入賞口31へのパチンコ球の入賞)を契機として、メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)の制御下に所定数の賞球が払い出されるようになっている。

0027

(特別入賞部40について)
前記特別入賞部40の特別入賞口41は、開閉部材(開閉手段)43によって開閉されるよう構成される。開閉部材43は、駆動手段としての特別入賞ソレノイド42(図10参照)に連繋されて、該特別入賞ソレノイド42を駆動することで、開閉部材43が特別入賞口41へのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置と該特別入賞口41へのパチンコ球の入賞を許容する開位置との間を進退移動するよう構成される。また特別入賞部40には、前記特別入賞口41に入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての特別入賞検出センサ44が配設されている。特別入賞検出センサ44は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図10参照)、該特別入賞検出センサ44によるパチンコ球の検出(すなわち特別入賞口41へのパチンコ球の入賞)を契機として、メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)の制御下に予め設定された数の賞球が払い出されるようになっている。なお、特別入賞部40は、開閉部材43により特別入賞口41を常には閉鎖(入賞不能状態と)するよう構成され、後述する大当り遊技(当り遊技)の発生に伴って特別入賞口41を開放(入賞可能状態と)するよう構成されている。すなわち、特別入賞部40は、大当り遊技(特定遊技)で開放可能な入賞装置として機能する。

0028

実施例のパチンコ機10では、第1および第2始動入賞検出センサ34,35によるパチンコ球の検出(第1始動入賞口30または第2始動入賞口31へのパチンコ球の入賞)に伴って各種情報(後述する各種乱数情報)が取得され、この取得した情報に基づいて後述する特図当り抽選(当り判定)が行われるよう構成されている。そして、特図当り抽選の結果に基づいて前記表示装置17において図柄変動演出(図柄変動)が実行されると共に、後述する特図表示部50A,50Bにおいて特図変動表示(特図変動)が実行されるようになっている。また、前記特図表示部50A,50Bでの特図変動表示の結果、該特図表示部50A,50Bに所定の当り表示(大当り表示)となる特図が確定停止表示されることで、遊技者に有利な当り遊技(大当り遊技)が付与され、当り遊技の発生に伴って特別入賞部40の特別入賞口41を所定の開放条件で開放する大当り遊技が行われて、遊技者が賞球を獲得し得る機会が与えられるよう構成されている。なお、特図表示部50A,50Bでの特図変動表示に関連して、表示装置17で図柄変動演出が行われ、特図表示部50の特図変動表示の結果に合わせて、表示装置17に所定の当り表示(大当り表示)となる図柄組み合わせ(例えば同一飾図の3つ揃い等)で飾図が確定停止表示されるように構成されている。なお、前記特別入賞ソレノイド42は、前記第1始動入賞口30または第2始動入賞口31へのパチンコ球の入賞を契機として特別入賞口41を開放する大当り遊技(当り遊技)が付与される場合に、当りの種類に応じた所定の開閉条件に従ってメイン制御基板60(メイン制御CPU60a)によって駆動制御される。

0029

(可変入賞部36について)
前記可変入賞部36は、遊技領域75を流下するパチンコ球が入賞可能な可変入賞口36aを有し、該可変入賞口36aは、可変手段としての開閉部材37,37によって開閉するよう構成されており、駆動手段としての可変入賞ソレノイド38(図10参照)の駆動に伴って開閉部材37,37が可変入賞口36aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、可変入賞口36aは、可変入賞ソレノイド38を駆動することで動作する開閉部材37,37の作動態様によってパチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成される。実施例では、可変手段が一対の開閉部材37,37で構成され、該開閉部材37,37は、開放端を相互に近接した閉鎖位置(図2実線位置)では可変入賞口36aへのパチンコ球の入賞を阻止し(入賞不能状態とし)、開放端を相互に離間した開放位置(図2の2点鎖線位置)では可変入賞口36aへのパチンコ球の入賞を許容(入賞可能状態と)するよう構成される。また、可変入賞部36は、開閉部材37,37により可変入賞口36aを常には閉鎖するよう構成され、後述する当否図柄当り判定(第2当り判定)での判定結果が当否図柄当り(当り)の場合に、後述する作動パターンで開閉部材37,37が開閉作動することによって可変入賞口36aにパチンコ球が入賞可能となるよう構成されている。

0030

前記可変入賞部36には、前記可変入賞口36aに入賞したパチンコ球を検出する可変入賞検出手段としての可変入賞検出センサ39が配設されている。可変入賞検出センサ39は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図10参照)、該可変入賞検出センサ39によるパチンコ球の検出(すなわち可変入賞口36aへのパチンコ球の入賞)を契機として、メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)の制御下に予め設定された数の賞球が払い出されるようになっている。

0031

(球通過部48について)
前記球通過部48には、該球通過部48を通過するパチンコ球を検出する球通過検出手段としての球通過検出センサ49が設けられている。この球通過検出センサ49は、前記メイン制御基板60に配線接続されており(図10参照)、該球通過検出センサ49からメイン制御基板60への球検出信号の入力(すなわちパチンコ球の検出)に伴って後述する当否図柄当り判定(第2当り判定)が行われ、該当否図柄当り判定の判定結果が当否図柄当り(当り)の場合に、前記可変入賞部36の可変入賞ソレノイド38が駆動制御されて開閉部材37,37が開閉作動するようになっている。なお、球通過部48は、図2に示す如く、前記可変入賞部36より上流側(上側)に位置している。

0032

(普通入賞部45について)
前記普通入賞部45の普通入賞口46は、遊技領域75内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、該普通入賞口46は、前記遊技領域75を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成される。また普通入賞部45は、前記普通入賞口46に入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての普通入賞検出センサ47を備えている。普通入賞検出センサ47は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図10参照)、該普通入賞検出センサ47によるパチンコ球の検出(すなわち普通入賞口46へのパチンコ球の入賞)を契機として、メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)の制御下に所定数の賞球が払い出されるようになっている。

0033

(遊技情報表示部Mについて)
前記遊技盤20の所定位置(実施例では、遊技領域75外の右下部位置)には、前記メイン制御CPU60aにより決定された各種の遊技情報を表示する遊技情報表示部Mが設けられており、当該遊技情報表示部Mを目視することで、遊技に必要な遊技情報を遊技者が適宜に確認し得るようになっている。ここで、実施例の遊技情報表示部Mには、図2に示す如く、前記遊技情報を表示する各遊技状態表示部として、特図表示部50A,50B、特図保留表示部52,53、当否用図柄表示部55、当否用図柄保留表示部56およびラウンド表示部57等が設けられている。なお、前記遊技情報表示部Mの前面は、光透過性カバー体Maにより覆蓋保護されており、カバー体Maを介して遊技情報表示部Mに表示された各種の遊技情報を確認し得るよう構成されている。

0034

(特図表示部50A,50Bについて)
前記特図表示部50A,50Bは、第1および第2始動入賞口30,31への入賞を契機として作動するものであって、実施例では、第1始動入賞口30への入賞(第1始動入賞検出センサ34の検出)を契機として変動表示(第1の特図変動)を開始する第1表示手段としての第1特図表示部50Aと、第2始動入賞口31への入賞(第2始動入賞検出センサ35の検出)を契機として変動表示(第2の特図変動)を開始する第1表示手段としての第2特図表示部50Bとからなり、各特図表示部50A,50Bの何れも複数個(実施例では8個ずつ)の発光表示部により構成されている。そして、前記第1始動入賞口30へのパチンコ球の入賞を契機として、第1特図表示部50Aの発光表示部が順次点灯・消灯する変動表示(以下、特図変動表示という場合がある)が行われ、最終的に発光表示部が確定的に点灯した点灯位置(点灯パターン、表示パターン)により複数種類の特別図柄(以下、特図という)の内の1つを表示するようになっている。また、第2始動入賞口31へのパチンコ球の入賞を契機として、第2特図表示部50Bの発光表示部が点灯・消灯する変動表示(以下、特図変動表示という場合がある)が行われて、最終的に発光部が確定的に点灯した点灯位置(点灯パターン、表示パターン)により複数種類の特図の内の1つを表示するよう構成されている。なお、実施例の各発光表示部はLEDにより構成されているが、これに限らず点灯位置を適宜変更し得る形態であればよく、また、7セグメント表示器ドットマトリックス、小型の液晶表示器、その他特図を表示可能な表示手段を採用できる。

0035

ここで、前記特図は、大当りか否かなどの内部抽選の結果を示す報知用の図柄とされ、前記各特図表示部50A,50Bでは、発光表示部の点灯位置により複数種類の特図を表示し得るようになっている。具体的には、各特図表示部50A,50Bにおいて表示し得る特図としては、大当りを認識し得る大当り表示(大当り図柄)としての100種類の特図と、はずれを認識し得るはずれ表示(はずれ図柄)としての1種類の特図とが各特図表示部50A,50Bに対応して夫々設定されて、特図当り抽選の結果に応じて1つの特図が決定されて、特図変動表示の結果として、決定された特図が各特図表示部50A,50Bに確定停止表示される。なお、前述した各特図表示部50A,50Bにおいて表示し得る大当り図柄およびはずれ図柄としての特図の数は一例であって、適宜に変更することができる。そして、前記特図表示部50A,50Bの何れかに、当り表示(大当り表示)としての特図が表示されることで、当り表示に対応した当り遊技(大当り遊技)が引き続いて遊技者に付与されるようになっている。実施例のパチンコ機10に設定された大当り遊技については後で詳細に説明する。なお、以下の説明では、第1特図表示部50Aで行われる特図を変動させる特図変動表示(特図変動)を「第1特図変動表示」と称し、該第1特図変動表示の結果、第1特図表示部50Aに確定停止表示される特図を特図1と称する場合がある。同様に、第2特図表示部50Bで行われる特図を変動させる特図変動表示(特図変動)を「第2特図変動表示」と称し、該第2特図変動表示の結果、第2特図表示部50Bに確定停止表示される特図を特図2と称する場合がある。

0036

(特図保留表示部52,53について)
また、図2に示すように、前記第1始動入賞口30にパチンコ球が入賞した際(第1始動入賞検出センサ34が球検出した際)に取得される入賞情報(各種乱数情報)が機内部の記憶手段(実施例では、メイン制御RAM60c)に第1特図始動保留情報(第1始動保留情報)として記憶されるようになっている。同様に、前記第2始動入賞口31にパチンコ球が入賞した際(第2始動入賞検出センサ35が球検出した際)に取得される情報(各種乱数情報)は機内部の記憶手段(実施例では、メイン制御RAM60c)に第2特図始動保留情報(第2始動保留情報)として記憶されるようになっている。そして、前記遊技情報表示部Mに、第1特図始動保留情報の保留数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された第1特図保留表示部52が設けられると共に、第2特図始動保留情報の保留数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された第2特図保留表示部53が設けられている。すなわち、前記第1および第2特図保留表示部52,53の表示内容によって、保留されている第1特図変動表示および第2特図変動表示の回数(図柄変動の回数)が報知される。

0037

ここで、前記第1特図保留表示部52で表示される第1特図始動保留情報の保留数は、第1始動入賞口30へパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第1特図変動表示(図柄変動)が行われる毎に1減算される。同様に、前記第2特図保留表示部53で表示される第2特図始動保留情報の保留数は、第2始動入賞口31へパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第2特図変動表示(図柄変動)が行われる毎に1減算される。なお、第1および第2特図始動保留情報の保留数には所定の上限数(実施例では何れに対しても「4」)が設定されており、該上限数まで第1および第2特図始動保留情報の保留数を夫々加算し得るよう設定されている。なお、前記第1および第2特図保留表示部52,53の夫々は、左右に並んだ複数(実施例では2つ)のLEDから構成されており、各始動保留記憶数が「1」〜「2」の場合には対応の特図保留表示部52,53が左から順に点灯し、各始動保留記憶数が「3」〜「4」の場合には対応の特図保留表示部52,53が左から順に点滅することで、保留情報の保留数を遊技者が把握し得るようになっている。

0038

(ラウンド報知について)
実施例のパチンコ機10では、大当り判定に当選した場合に、後述する複数種類の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定される。この大当り遊技には、規定ラウンド数が異なる複数種類のものが設定される場合があり、当選した大当り遊技の規定ラウンド数を報知するラウンド表示部57が、前記遊技情報表示部Mに設けられている。このラウンド表示部57は、複数のLED(実施例では8個)から発光表示部が構成されて、規定ラウンド数毎に点灯するLEDが定められて、LEDの点灯位置によって規定ラウンド数が報知され得るようになっている。本実施例では、大当り遊技の規定ラウンド数として、「2回」、「4回」、「8回」、「16回」の4種類が設定されており、ラウンド表示部57において規定ラウンド数に設定されたLEDが点灯することで規定ラウンド数が報知される。なお、パチンコ機10において設定される大当り遊技の全ての規定ラウンド数が同一である場合には、当該ラウンド表示部57を省略することができる。

0039

(当否用図柄表示部55について)
前記遊技情報表示部Mには、複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された当否用図柄表示部55が配設されている。この当否用図柄表示部55では、前記球通過検出センサ49のパチンコ球の検出(球通過部48のパチンコ球の通過)を契機として、複数種類の当否用図柄を変動させて1つの当否用図柄を導出する当否用図柄変動表示が行われるようになっている。実施例では、左右に並んだ2つのLEDの発光態様にて2種類の当否用図柄を表示するようになっている。具体的には、左側LEDだけが点灯する発光態様および右側LEDだけが点灯する発光態様により当否用図柄を示している。なお、左側LEDだけが点灯することにより示される当否用図柄を当否用図柄「0」とし、右側LEDだけが点灯することにより示される当否用図柄を当否用図柄「1」とする。そして、前記当否用図柄表示部55の最終的な点灯結果から当否用図柄当りまたははずれを認識できるようになっている。具体的には、当否用図柄当りの場合に当否用図柄表示部55に当否用図柄「1」が表示され、はずれの場合に当否用図柄「0」が表示される。すなわち、この当否用図柄当りを認識できる当否用図柄が当否用図柄当りの表示結果となり、はずれを認識できる当否用図柄が当否用図柄はずれの表示結果となる。すなわち、当否用図柄表示部55は、当否用図柄当り判定の判定結果を示す当否用図柄を変動および停止表示する第3表示手段である。

0040

(当否用図柄保留表示部56について)
前記遊技情報表示部Mには、前記球通過部48をパチンコ球が通過した際(球通過検出センサ49が球検出した際)に取得される情報(後述する各種乱数情報)が機内部の記憶手段(メイン制御RAM60c)で当否用図柄始動保留情報として記憶された際に、該当否用図柄始動保留情報の保留数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された当否用図柄保留表示部56が配設されており、該当否用図柄保留表示部56の表示内容によって保留されている当否用図柄の変動回数が報知される。前記当否用図柄保留表示部56で表示される当否用図柄始動保留記憶数は、球通過部48をパチンコ球が通過すると1加算され、当否用図柄変動表示が開始されることにより1減算される。なお、当否用図柄始動保留記憶数には所定の上限数(実施例では「4」)が設定されており、該上限数まで当否用図柄始動保留記憶数を加算し得るよう設定されている。なお、前記当否用図柄保留表示部56は、左右に並んだ複数(実施例では2つ)のLEDから構成されており、当否用図柄始動保留記憶数が1〜2の場合には当否用図柄保留表示部56が左から順に点灯し、当否用図柄始動保留記憶数が3〜4の場合には当否用図柄保留表示部56が左から順に点滅することで、当否用図柄変動表示が行われる保留数を把握し得るようになっている。

0041

ここで、前記遊技情報表示部Mに設けられる前記特図保留表示部52,53、当否用図柄表示部55、当否用図柄保留表示部56、ラウンド表示部57等は、対応する情報を表示乃至報知し得るものであれば、複数のLEDからなる発光表示部に限らず、7セグメント表示器やドットマトリックス、小型の液晶表示器、その他の表示手段を採用できる。

0042

(表示装置17について)
前記表示装置(第2表示手段)17は、前記特図表示部50A,50Bで実行される特図変動表示と開連する図柄変動演出が実行されるよう構成される。表示装置17には、前記飾図を変動表示可能な左図柄列26a,中図柄列26b,右図柄列26cの3列図柄列が左右横並び状に設定されており、前記始動入賞口30,31への入賞を契機として、各図柄列26a,26b,26cの飾図が変動開始されるようになっている。実施例の表示装置17には、図柄変動演出の結果として1つの飾図を停止表示可能な有効停止位置L,C,Rが設定されており、図柄変動演出により、各図柄列26a,26b,26cの有効停止位置L,C,Rを組み合わせた停止図柄有効ライン上に確定停止表示される飾図の図柄組み合わせを導出するようになっている。すなわち、実施例の表示装置17には、1つの停止図柄有効ラインが設定されている。

0043

また、前記表示装置17では、図柄変動演出が終了する前に各図柄列26a,26b,26cの有効停止位置L,C,Rに飾図が一時的に仮停止表示されて、各図柄列26a,26b,26cの飾図が確定停止表示されることで1回の図柄変動演出が終了するようになっている。すなわち、図柄変動演出(特図変動表示)は、1つの始動保留情報に基づいて行われる飾図(特図)の変動開始から確定停止までを1回として実行されるようになっている。

0044

ここで、「変動表示」とは、前記各図柄列26a,26b,26cにおいて、有効停止位置L,C,Rに表示される飾図が所定順序で変化している状態である。そして、飾図の「確定停止」とは、前記各図柄列26a,26b,26cにおいて有効停止位置L,C,Rに飾図が所定の特図変動インターバル時間に亘って継続して停止表示された状態である。また、飾図の「仮停止」とは、前記各図柄列26a,26b,26cにおいて有効停止位置L,C,Rに留まるよう表示された飾図が特図変動インターバル時間だけ継続して停止していない状態である。すなわち、飾図の仮停止は、有効停止位置L,C,Rにおいて飾図がゆれ変動状態で表示されている状態や、特図変動インターバル時間より短い時間で停止表示されている状態を含んでいる。

0045

前記第1特図表示部50Aと表示装置17では、第1特図変動表示と該第1特図変動表示に関連する図柄変動演出が開始され、特図1と飾図とが確定停止表示される。同様に、前記第2特図表示部50Bと表示装置17では、第2特図変動表示と該第2特図変動表示に関連する図柄変動演出が開始され、特図2と飾図とが確定停止表示される。なお、第1および第2特図表示部50A,50Bにおいて特図変動表示が同時に行われることはなく、一方の特図表示部50A,50Bで特図変動表示が行われている場合には、他方の入賞情報は、メイン制御RAM60cに、対応する第1または第2特図始動保留情報として保留記憶される。また、前記表示装置17の各図柄列26a,26b,26cにおける飾図の表示領域は、特図表示部50A,50Bに比較して大きな領域で構成されて、特図に比較して飾図が遥かに大きく表示されるようになっている。このため、遊技者は、表示装置17の停止図柄有効ラインに停止表示された図柄組み合わせから当りまたははずれを認識できる。

0046

ここで、実施例に係る表示装置17には、各図柄列26a,26b,26cに「0」〜「9」の10種類の数字が基本の飾図として設定されており、該基本の飾図が各図柄列26a,26b,26cで順番に変動表示されるようになっている。なお、飾図としては、これに限られるものではなく、任意の数字や文字絵柄等のように、遊技者が各飾図を区別して識別し得る形態とされる。そして、前記表示装置17における各図柄列26a,26b,26cの有効停止位置L,C,R(停止図柄有効ライン)に確定停止表示された各図柄列26a,26b,26cの飾図が当りの図柄組み合わせであった場合に、当り遊技(大当り遊技)が付与されることを把握し得るようになっている。ここで、実施例では、大当りの図柄組み合わせとして、各図柄列の有効停止位置L,C,Rに同じ飾図が確定停止表示される図柄組み合わせ(例えば、「222」、「777」等)が設定されている。この大当りを認識できる飾図の図柄組み合わせが、表示装置17に表示される大当り表示となり、該大当り表示が表示された図柄変動演出の終了後に遊技者に有利な大当り遊技が付与される。また、実施例では、表示装置17で変動表示される前述した基本の飾図とは別に、特殊飾図(特殊図柄)を表示し得るよう設定されており、各図柄列の有効停止位置L,C,Rの何れか(例えば中図柄列の有効停止位置C)に特殊飾図が確定停止表示されることで、所定の大当り遊技が付与されることを認識できるよう構成されている。この大当り遊技が発生する可能性を認識できる飾図の図柄組み合わせが、表示装置17に表示される当り示唆表示となる。一方で、表示装置17の有効停止位置L,C,Rに確定停止表示された全列の図柄が1つでも異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ(例えば「123」、「734」、「171」等)から、原則的には大当り遊技が付与されない「はずれ」であることを認識できる。このはずれを認識できる飾図の図柄組み合わせが、表示装置17のはずれ表示となる。但し、このような3列の飾図が全て同一でない図柄組み合わせのうち、特定の図柄組み合わせを所定の演出(例えば、所定の大当り遊技)が実行される契機として用いることも可能である。特定の図柄組み合わせとは、当該図柄組み合わせから遊技者が何らかの法則性や意味を認識または連想し得るものである。特定の図柄組み合わせの具体例としては、3列の飾図が連続した昇順または降順で並ぶ図柄組み合わせ(例えば、「123」、「321」)や、左の図柄列26aおよび中の図柄列26bの飾図が同一で、右の図柄列26cの飾図の値が1つずれた図柄組み合わせ(例えば、「778」)、3列の飾図が所定の語呂合わせとなる図柄組み合わせ(例えば、「758」(名古屋))等が挙げられる。このように、特定の図柄組み合わせは、はずれ表示結果としてだけでなく当り表示結果(大当り表示結果)としても選択され得る飾図の図柄組み合わせとされる。

0047

また、図柄変動演出において、複数の図柄列の内で、特定の図柄列(実施例では、左の図柄列26aおよび右の図柄列26c)に同じ飾図が停止表示され、かつ残りの図柄列(実施例では、中の図柄列26b)が変動表示された表示(リーチ表示)となることで、リーチ生起されたことを遊技者が認識し得るようになっている。具体的なリーチ表示の例としては、左の図柄列26aおよび右の図柄列26cに同じ飾図が停止表示された図柄組み合わせ(「1↓1」、「4↓4」等)となる。なお、「↓」は変動中であることを表している。また、リーチ表示を形成する特定の図柄列(左の図柄列26aおよび右の図柄列26c)の飾図は、仮停止表示の状態とされ、残りの図柄列(中の図柄列26b)に飾図が停止表示(仮停止表示)された後に、全ての図柄列の飾図が確定停止表示されるようになっている。

0048

前記表示装置17には、特図表示部50A,50Bでの特図変動表示の結果、表示される特図に応じた飾図の図柄組み合わせが表示される。すなわち、特図表示部50A,50Bに表示される特図と、表示装置17に表示される飾図の図柄組み合わせとが夫々対応しており、図柄変動演出が終了すると、特図表示部50A,50Bに特図が確定停止されると共に、表示装置17の各図柄列26a,26b,26cに飾図が確定停止表示されるようになっている。なお、特図に対する飾図の図柄組み合わせは一対一とは限らず、1つの特図に対して複数の飾図による図柄組み合わせの中から1つの飾図による図柄組み合わせが選択されるようになっている。

0049

(大当り遊技について)
次に、実施例のパチンコ機10で付与される大当り遊技について説明する。大当り遊技は、特図変動表示の結果として第1特図表示部50Aまたは第2特図表示部50Bに大当り図柄が停止表示された後に開始されるよう設定されており、大当り遊技の開始を示すオープニング演出(OP)と、オープニング演出終了後に行われる規定ラウンド数(実施例では10ラウンド)だけラウンド間インターバル時間(int)を挟んで繰り返されるラウンド遊技と、大当り遊技の終了を示すエンディング演出(EN)とにより構成されている。前記ラウンド遊技では、発生した大当り遊技の種類に応じた開放パターンで前記特別入賞部40の開閉部材43が開閉作動して、1回のラウンド遊技において特別入賞口41に規定個数(実施例では9個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンド遊技の開始から規定時間(ラウンド遊技時間)が経過することで1回のラウンド遊技が終了する。なお、大当り遊技における各ラウンド遊技の間は、所定時間だけ開閉部材43が閉鎖状態で保持されるラウンド間インターバル時間が設定されている。

0050

ここで、前記大当り遊技の各ラウンド遊技における特別入賞部40の開閉部材43は、パチンコ球を所定間隔で連続的に発射した条件において、1回の開放動作(開放してから閉鎖するまでの動作)においてラウンド遊技に定められた規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞可能な時間だけ開放を継続する長時間開放動作するよう構成される。実施例では、長時間開放動作において開閉部材43が最大で25秒間開放するよう設定される。また、大当り遊技のラウンド間インターバル時間は「2.0(秒)」に設定されると共に、オープニング演出時間として「10.0(秒)」が設定され、エンディング演出時間として「13.0(秒)」が夫々設定されている(図3参照)。なお、大当り遊技の各ラウンド遊技における特別入賞部40の開閉部材43の開閉態様(開放パターン)として、前記長時間開放動作と、該長時間開放動作よりも開閉部材43の開放時間が短く設定された短時間開放動作とを適宜に組み合わせて構成したものであってもよい。

0051

(大当り遊技の種類について)
実施例のパチンコ機10では、図3に示すように、大当り判定に当選した場合に、遊技者に与える価値が異なる複数種類の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定され、その決定された大当り遊技が付与される。ここで、複数種類の大当り遊技の内で何れの大当り遊技が付与されるかは、大当り判定に当選した際に決定される大当り図柄(特図1および特図2)の種類に基づいて決定されるようになっている。実施例において第1特図表示部50Aに表示可能な100種類の大当り図柄としての特図1は、図柄A、図柄B、図柄C、図柄D、図柄E、図柄Fの6つのグループ分類されており、第1特図表示部50Aに確定停止表示された大当り図柄としての特図1に応じた大当り遊技が付与されるようになっている。同様に、実施例において第2特図表示部50Bに表示可能な100種類の大当り図柄としての特図2は、図柄b、図柄c、図柄d、図柄e、図柄f、図柄gの6つのグループに分類されており、第2特図表示部50Bに確定停止表示された大当り図柄としての特図2に応じた大当り遊技が付与される。ここで、100種類の大当り図柄としての特図1は、図柄Aに50種類、図柄Bに15種類、図柄Cに15種類、図柄Dに10種類、図柄Eに5種類、図柄Fに5種類が夫々振り分けられている。また、100種類の大当り図柄としての特図2は、図柄bに50種類、図柄cに15種類、図柄dに15種類、図柄eに10種類、図柄fに5種類、図柄gに5種類が夫々振り分けられている。なお、前記大当り図柄の数や大当り図柄の振分割合は一例であり、これに限られるものではない。

0052

(大当り遊技について)
次に、実施例に係るパチンコ機10で付与される大当り遊技について説明する。実施例のパチンコ機10では、前記第1または第2始動入賞口30,31へのパチンコ球の入賞に基づいて行われる大当り判定の判定結果が肯定の場合に、大当り図柄毎に定められた大当り遊技が決定される。実施例では、後述する出球率が異なる複数の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを備え、大当り遊技の種類に応じて、大当り遊技終了後の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを変更可能に構成されている。なお、遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFの詳細については後述する。

0053

(第1の大当り遊技について)
前記図柄Aに対応した第1の大当り遊技は、規定ラウンド数が「2回」に設定された大当り遊技であって、各ラウンド遊技の入賞上限個数が「9個」に設定されている。第1の大当り遊技は、実施例のパチンコ機10に設定された大当り遊技の種類の内で最も付与される利益が小さい大当り遊技として設定されている。また、第1の大当り遊技は、当該第1の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第1の大当り遊技の終了後の遊技モードを第1遊技モードMAに移行させる大当り遊技として設定されている。

0054

(第2の大当り遊技について)
前記図柄B,bに対応した第2の大当り遊技は、規定ラウンド数が「4回」に設定された大当り遊技であって、各ラウンド遊技の入賞上限個数が「9個」に設定されている。第2の大当り遊技は、前記第1の大当り遊技より付与される利益が大きい大当り遊技として設定されている。また、第2の大当り遊技は、当該第2の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第2の大当り遊技の終了後の遊技モードを第2遊技モードMBに移行させる大当り遊技として設定されている。

0055

(第3の大当り遊技について)
前記図柄C,cに対応した第3の大当り遊技は、規定ラウンド数が「4回」に設定された大当り遊技であって、各ラウンド遊技の入賞上限個数が「9個」に設定されている。第3の大当り遊技は、付与される利益が前記第2の大当り遊技と同じ大当り遊技として設定されている。また、第3の大当り遊技は、当該第3の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第3の大当り遊技の終了後の遊技モードを第3遊技モードMCに移行させる大当り遊技として設定されている。

0056

(第4の大当り遊技について)
前記図柄D,dに対応した第4の大当り遊技は、規定ラウンド数が「8回」に設定された大当り遊技であって、各ラウンド遊技の入賞上限個数が「9個」に設定されている。第4の大当り遊技は、前記第2および第3の大当り遊技より付与される利益が大きい大当り遊技として設定されている。また、第4の大当り遊技は、当該第4の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第4の大当り遊技の終了後の遊技モードを第4遊技モードMDに移行させる大当り遊技として設定されている。

0057

(第5の大当り遊技について)
前記図柄E,eに対応した第5の大当り遊技は、規定ラウンド数が「8回」に設定された大当り遊技であって、各ラウンド遊技の入賞上限個数が「9個」に設定されている。第5の大当り遊技は、付与される利益が前記第4の大当り遊技と同じ大当り遊技として設定されている。また、第5の大当り遊技は、当該第5の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第5の大当り遊技の終了後の遊技モードを第5遊技モードMEに移行させる大当り遊技として設定されている。

0058

(第6の大当り遊技について)
前記図柄F,fに対応した第6の大当り遊技は、規定ラウンド数が「8回」に設定された大当り遊技であって、各ラウンド遊技の入賞上限個数が「9個」に設定されている。第6の大当り遊技は、付与される利益が前記第4および第5の大当り遊技と同じ大当り遊技として設定されている。また、第6の大当り遊技は、当該第6の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第6の大当り遊技の終了後の遊技モードを第6遊技モードMFに移行させる大当り遊技として設定されている。

0059

(第7の大当り遊技について)
前記図柄gに対応した第7の大当り遊技は、規定ラウンド数が「16回」に設定された大当り遊技であって、各ラウンド遊技の入賞上限個数が「9個」に設定されている。第7の大当り遊技は、実施例のパチンコ機10に設定された大当り遊技の種類の内で最も付与される利益が大きい大当り遊技として設定されている。また、第7の大当り遊技は、当該第7の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第7の大当り遊技の終了後の遊技モードを第6遊技モードMFに移行させる大当り遊技として設定されている。

0060

前記大当り遊技の種類は、7種類に限られるものではなく、適宜に設定することができる。なお、当該パチンコ機10に設定されている大当り遊技において、賞球が最も少ない第1の大当り遊技は、前記第1始動入賞口30への入賞(特図1)に基づく大当り判定で当りとなった場合にのみメイン制御CPU60aが決定し得る一方で、賞球が最も多い第7の大当り遊技は、前記第2始動入賞口31への入賞(特図2)に基づく大当り判定で当りとなった場合にのみメイン制御CPU60aが決定し得るよう構成されている。すなわち、第1始動入賞口30と第2始動入賞口31とを比べると、第2始動入賞口31は、第1始動入賞口30よりも遊技者にとって有利な始動入賞口として設定されている。

0061

(パチンコ機の制御構成について)
次に、パチンコ機10の制御構成について説明する。実施例のパチンコ機10には、図10に示す如く、パチンコ機10を全体的に制御する制御手段としてのメイン制御基板(メイン制御手段)60と、該メイン制御基板60からの制御信号に基づいて各制御対象を制御する制御手段としてのサブ制御基板(サブ制御手段)65,70とが設けられている。すなわち、メイン制御基板60では、パチンコ機10に備えられた各種検出センサ(検出手段)からの検出信号に基づいて各種処理が実行され、その処理結果に応じた各種の制御信号(制御コマンド)がサブ制御基板65,70に出力されるようになっている。

0062

また、実施例のパチンコ機10には、サブ制御基板として、遊技演出を全体的に制御する演出制御基板65と、表示装置17での表示内容を制御する表示制御基板70と、パチンコ機10が備える各種発光演出手段(ランプ装置18等)の発光制御を行うランプ制御基板72と、パチンコ機10が備えるスピーカ19の音出力制御を行う音制御基板73とを備えている。すなわち、メイン制御基板60が出力した制御信号(制御コマンド)に基づいて、前記演出制御基板65が表示制御基板70、ランプ制御基板72および音制御基板73を制御するよう構成されており、パチンコ機10で実行される各種遊技演出(図柄変動演出や発光演出、音声演出)を統括的にコントロールし得るようになっている。ここで、表示制御基板70は、演出制御基板65から出力された制御信号(制御コマンド)に基づいて、表示装置17に表示される図柄(飾図)や背景画像等の図柄変動演出の表示内容を制御するよう構成される。また、ランプ制御基板72は、演出制御基板65から出力された制御信号(制御コマンド)に基づいて、パチンコ機10が備える各種発光演出手段の点灯・消灯のタイミングや、発光強度等を制御するものである。そして、音制御基板73は、演出制御基板65から出力された制御信号(制御コマンド)に基づき、パチンコ機10が備える各種スピーカ19からの音声出力のタイミングや出力内容等を制御するものである。

0063

(メイン制御基板60について)
前記メイン制御基板60は、図10に示す如く、制御処理を実行するメイン制御CPU60a、該メイン制御CPU60aが実行する制御プログラムを記憶するメイン制御ROM60b、当該メイン制御CPU60aの処理に必要なデータの書込み・読出しが可能なメイン制御RAM60c等が備えられている。そして、前記始動入賞検出センサ34,35、可変入賞検出センサ39、特別入賞検出センサ44、普通入賞検出センサ47、球通過検出センサ49等の各種センサが前記メイン制御CPU60aに接続されている。また、メイン制御CPU60aには、遊技情報表示部Mの各表示部(第1および第2特図表示部50A,50B、第1および第2特図保留表示部52,53、当否用図柄表示部55、当否用図柄保留表示部56、ラウンド表示部57)が接続されて、各検出センサ34,35,39,44,47,49の検出を契機としてメイン制御CPU60aで実行された制御処理に基づいて、遊技情報表示部Mの各表示部50A,50B,52,53,55,56,57の表示制御が実行されるようになっている。また、メイン制御CPU60aには、前記可変入賞口36aを開閉する開閉部材37,37に連繋する可変入賞ソレノイド38および特別入賞口41を開閉する開閉部材43に連繋する特別入賞ソレノイド42が接続されており、該メイン制御CPU60aでの制御処理結果に基づいて各ソレノイド38,42を駆動させることで、対応する開閉部材37,37や開閉部材43が開閉するようになっている。そして、メイン制御CPU60aは、大当り遊技の種類に応じた開閉態様で開閉部材43が開閉するよう前記特別入賞ソレノイド42を駆動制御し、開閉部材43を長時間開放動作させる長時間開放制御を実行するよう構成される。

0064

また、前記メイン制御基板60は、前記特図表示部50A,50Bで行われる後述する特図変動表示(表示装置17で行われる図柄変動演出)の変動回数(回数)をカウントするカウント手段81を備えている。カウント手段81は、特図変動表示(図柄変動演出)が実行される毎にカウント値を1加算するよう設定されている。またカウント手段81は、大当り判定(当り判定)においてメイン制御CPU60aが大当りと判定した場合に、該大当りと判定された入賞情報に基づく大当り遊技後に特図変動表示(図柄変動演出)のカウントを開始するよう設定されている。そして、メイン制御CPU60aは、カウント手段81のカウント値が、予め設定された切替え回数(設定回数)となった場合に、メイン制御CPU60aが後述する複数種類の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFから遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定するよう構成されている。すなわち、メイン制御CPU60aは、特図変動表示(図柄変動演出)の変動回数が切替え回数となったことを特定条件の成立として遊技モードを決定し得る機能を有している。なお、メイン制御CPU60aは、カウント手段81のカウント値が切替え回数に達する前に、大当り判定の判定結果が当りとなった場合にはカウント値をリセットするよう設定されている。すなわち、カウント手段81は、大当り遊技(当り遊技)後の特図変動表示(図柄変動演出)の変動回数を、次の大当り遊技(当り遊技)が行われるまでカウントするよう構成されている。

0065

前記メイン制御CPU60aは、第1始動入賞口30または第2始動入賞口31へパチンコ球が入賞したこと(より具体的には第1始動入賞検出センサ34または第2始動入賞検出センサ35がパチンコ球を検出したこと)を契機として入賞情報としての各種乱数を取得するよう設定されている。ここで、メイン制御CPU60aが始動入賞検出センサ34,35の検出を契機として取得する乱数としては、特図当り判定用乱数、特図決定用乱数、演出実行判定用乱数(リーチ判定用乱数)、特図変動パターン振分用乱数等の各種乱数が設定されている。そして、メイン制御CPU60aがこれらの乱数値を所定の周期(実施例では4ms)で更新し、更新後の乱数値をメイン制御RAM60cに一時的に記憶して更新前の値を書き換えることにより、第1または第2始動入賞検出センサ34,35の検出信号がメイン制御CPU60aに入力されたタイミングに応じて乱数が取得されるようになっている。また、メイン制御CPU60aは、時間を計測するタイマ更新処理を実行する。メイン制御RAM60cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値フラグなど)が記憶(設定)されるようになっている。

0066

また、前記第1始動入賞口30および第2始動入賞口31にパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数値)は、対応する第1特図始動保留情報および第2特図始動保留情報としてメイン制御RAM60cの所定の特図記憶領域(記憶領域)に一時的に記憶保持されるよう構成されている。第1特図始動保留情報および第2特図始動保留情報は、メイン制御RAM60cに記憶する順序で記憶する特図記憶領域が定まっており、各特図始動保留情報に基づいて図柄変動演出(特図変動表示)を実行する場合に、メイン制御RAM60cに記憶した順序で特図始動保留情報がメイン制御CPU60aにより読み出されるようになっている。実施例では、第1特図始動保留情報か第2特図始動保留情報かを区別可能に個別にメイン制御RAM60cに記憶されており、第2特図始動保留情報がメイン制御RAM60cに記憶されている場合には、第1特図始動保留情報よりも第2特図始動保留情報をメイン制御CPU60aが優先して読み出して図柄変動演出(特図変動表示)を実行させるよう設定されている。

0067

特図当り判定用乱数は、図柄変動演出の結果として当り遊技(大当り遊技)を発生するか否かの当り判定(大当り判定)で用いる乱数である。実施例では、特図当り判定用乱数として、「0」〜「65535」の全65536通りの整数値が設定されており、所定の周期(4ms)で1ずつ更新されるようになっている。また、特図決定用乱数は、大当り判定の結果に応じて第1特図表示部50Aに確定停止表示させる特図1または第2特図表示部50Bに確定停止表示させる特図2を決定する際に用いる乱数である。ここで、実施例では、特図決定用乱数として、「0」〜「100」の全101通りの整数値が設定されており、所定の周期(4ms)で1ずつ更新されるようになっている。特図決定用乱数の各値には、前述したはずれを示す1種類の特図に対応する乱数と、大当りの当選を示す100種類の特図に対応する乱数とが設定されており、該特図決定用乱数の値により、第1特図表示部50Aに確定停止表示される特図1または第2特図表示部50Bに確定停止表示される特図2が特定されるようになっている。すなわち、第1始動入賞検出センサ34の検出を契機として取得される特図決定用乱数の値により、第1特図表示部50Aに確定停止表示される特図1が特定され、第2始動入賞検出センサ35の検出を契機として取得される特図決定用乱数の値により、第2特図表示部50Bに確定停止表示される特図2が特定される。また、前述したように、前記大当り図柄としての特図1および特図2は、大当り遊技の種類毎に分類されており、特図1または特図2が特定されることで、図柄変動演出の終了後に付与される大当り遊技の種類が特定されるようになっている。すなわち、特図決定用乱数が当り遊技(大当り遊技)の種類を決定する乱数としての機能を有している。また、大当り遊技の種類毎に大当り遊技後に移行(メイン制御CPU60aが決定)する遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFが一義的に定められており、特図決定用乱数が遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定する乱数としての機能も有している。

0068

また、演出実行判定用乱数は、前述した当り判定(大当り判定)における判定結果が否定となった場合に(大当り遊技に当選しなかったはずれの場合に)、当り表示が表示される可能性を示唆する演出を行うか否かの演出実行判定(リーチ判定)で用いられる乱数である。実施例では、演出実行判定用乱数として、「0」〜「238」の全239通りの整数値が設定されており、所定の周期(4ms)で1ずつ更新されるようになっている。ここで、当り表示が表示される可能性を示唆する演出としては、表示装置17に図柄変動の過程で表示されるリーチ表示を契機として行われるリーチ演出や、飾図の変動開始から変動停止までを1回とした変動サイクルを複数回連続して実行可能とする連続予告演出(先読み予告演出)や、表示装置17に表示される当り表示される可能性を示唆する予告演出や、ランプ装置18の光やスピーカ19から出力される音声により当り表示が表示される可能性を遊技者に示唆する予告演出を含むものである。前記特図変動パターン振分用乱数は、図柄変動演出における図柄変動の特図変動パターンの決定に用いる乱数である。実施例では、特図変動パターン振分用乱数として、「0」〜「100」の全101通りの整数値が設定されており、所定の周期(4ms)で1ずつ更新されるようになっている。

0069

実施例のパチンコ機10では、特図当り判定用乱数、特図決定用乱数、演出実行判定用乱数および特図変動パターン振分用乱数は、第1始動入賞口30または第2始動入賞口31へパチンコ球が入賞したこと(より具体的には第1始動入賞検出センサ34または第2始動入賞検出センサ35がパチンコ球を検出したこと)を契機として、メイン制御RAM60cに一時的に記憶されている各乱数を同じタイミングで前記メイン制御CPU60aが取得するようになっている。また、第1始動入賞口30へパチンコ球が入賞したことを契機に取得される各乱数は、第2始動入賞口31へパチンコ球が入賞したことを契機に取得される各乱数と同一のものが共通で使用され、各始動入賞口30,31への入賞タイミングに応じた乱数を前記メイン制御CPU60aが取得するようになっている。

0070

また、メイン制御CPU60aは、球通過部48をパチンコ球が通過したこと(より具体的には球通過検出センサ49がパチンコ球を検出したこと)を契機として通過検出情報としての各種乱数を取得するよう設定されている。ここで、メイン制御CPU60aが球通過検出センサ49の検出を契機に取得する乱数としては、当否用図柄当り判定用乱数、当否用図柄変動パターン決定用乱数等の各種乱数が設定されている。そして、メイン制御CPU60aがこれらの乱数値を所定の周期(実施例では4ms)で更新し、更新後の乱数値をメイン制御RAM60cに一時的に記憶して更新前の値を書き換えることにより、球通過検出センサ49の検出信号がメイン制御CPU60aに入力されたタイミングに応じて乱数が取得されるようになっている。また、メイン制御CPU60aは、時間を計測するタイマ更新処理を実行する。メイン制御RAM60cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグなど)が記憶(設定)されるようになっている。

0071

また、前記球通過検出センサ49をパチンコ球が通過した際に取得される通過検出情報(各種乱数値)は、当否用図柄始動保留情報としてメイン制御RAM60cの所定の当否用図柄記憶領域(記憶領域)に一時的に記憶保持されるよう構成されている。当否用図柄始動保留情報は、メイン制御RAM60cに記憶する順序で記憶する当否用図柄記憶領域が定まっており、当否用図柄始動保留情報に基づいて当否用図柄変動表示を実行する場合に、メイン制御RAM60cに記憶した順序で当否用図柄始動保留情報がメイン制御CPU60aにより読み出されるようになっている。

0072

当否用図柄当り判定用乱数は、当否用図柄変動の結果として前記可変入賞口36aの開放(当否当り)を発生させるか否かの当否用図柄当り判定(第2当り判定)で用いられる乱数である。実施例では、当否用図柄当り判定用乱数として、「0」〜「65535」の全65536通りの整数値が設定されており、所定の周期(4ms)で1ずつ更新されるようになっている。前記当否用図柄変動パターン振分用乱数は、当否用図柄変動表示における当否用図柄変動の変動時間を定めた当否用図柄変動パターンの決定に用いる乱数である。実施例では、当否用図柄変動パターン振分用乱数として、「0」〜「8」の全9通りの整数値が設定されており、所定の周期(4ms)で1ずつ更新されるようになっている。そして、球通過部48をパチンコ球が通過したこと(より具体的には球通過検出センサ49がパチンコ球を検出したこと)を契機として、メイン制御RAM60cに一時的に記憶されている通過検出情報(当否用図柄当り判定用乱数および当否用図柄変動パターン振分用乱数等)を同じタイミングで前記メイン制御CPU60aが取得するようになっている。

0073

(判定値について)
一方、メイン制御ROM60bには、図柄変動演出の結果、大当りを発生させることを示す大当り判定値が記憶されている。大当り判定値は、前記特図当り判定用乱数を用いて大当りか否かの判定(大当り判定)で用いる判定値であり、特図当り判定用乱数の取り得る「0」〜「65535」までの全65536通りの整数の中から所定数の判定値が定められている。実施例では、大当り判定値の数は、656個に設定されており、656/65536の確率で大当り遊技が発生するよう設定されている。なお、前記大当り判定値の数は一例であって、任意の数に設定することができる。

0074

また、メイン制御ROM60bには、特図決定用判定値が記憶されている。特図決定用判定値は、大当り判定の結果が肯定の場合に、第1特図表示部50Aに確定停止表示させる大当り図柄としての特図1または第2特図表示部50Bに確定停止表示させる大当り図柄としての特図2を、特図決定用乱数を用いて決定する判定値である。ここで、実施例では、特図決定用判定値には、前述した101種類の特図決定用乱数に対応した「0」〜「100」の整数値が設定されており、特図決定用判定値の夫々に個別に特図1および特図2対応付けられている。

0075

また、メイン制御ROM60bには、演出実行判定値(リーチ判定値)が記憶されている。演出実行判定値は、当り判定(大当り判定)の結果が否定の場合に、当り表示が表示装置17に表示される可能性を示唆するリーチ演出等の演出を実行させるか否かの演出実行判定(リーチ抽選)で用いる判定値であり、演出実行判定用乱数の取り得る数値「0」〜「238」までの全239通りの整数の中から定められている。すなわち、取得された演出実行判定用乱数の値が、設定された演出実行判定値と一致する場合に、リーチ演出等の演出を実行させることをメイン制御CPU60aが決定するようになっている。

0076

また、メイン制御ROM60bには、変動内容を特定する複数種類の特図変動パターン(変動パターン)が記憶されており、各特図変動パターンに対応して特図変動パターン振分判定値が記憶されている。ここで、前記特図変動パターンは、第1特図変動表示または第2特図変動表示が開始してから確定停止表示されるまでの間に実行される表示内容(特図変動表示の表示内容、図柄変動演出の演出内容、発光演出態様、音声演出態)の基本的なベースとなる内容を特定するものである。また、特図変動パターンは、第1特図変動表示または第2特図変動表示が開始してから特図1または特図2が確定停止表示されるまでの変動時間(特図変動表示の時間および図柄変動演出の時間)を特定している。特図変動パターン振分判定値は、前記特図変動パターン振分用乱数を用いて特図変動パターンの決定に用いる判定値であり、特図変動パターン毎に所定の判定値が割当てられており、取得された特図変動パターン振分用乱数に対応する特図変動パターン振分判定値が割り当てられた特図変動パターンが特定されるようになっている。

0077

また、メイン制御ROM60bには、当否用図柄変動演出の結果、当否当りを発生させることを示す当否用図柄当り判定値が記憶されている。当否用図柄当り判定値は、前記当否用図柄当り判定用乱数を用いて当否当りか否かの判定(当否用図柄当り判定)で用いる判定値であり、当否用図柄当り判定用乱数の取り得る「0」〜「65535」までの全65536通りの整数の中から所定数の判定値が定められている。実施例では、当否用図柄当り判定値の数は、32767個に設定されており、32767/65536の確率で、前記可変入賞部36の開閉部材37,37が開閉作動する当否用図柄当り遊技が発生するよう設定されている。なお、前記当否用図柄当り判定値の数は一例であって、任意の数に設定することができる。

0078

メイン制御ROM60bには、複数種類の当否用図柄変動パターンが記憶されており、各当否用図柄変動パターンに対応して当否用図柄変動パターン振分判定値が記憶されている。ここで、前記当否用図柄変動パターンは、前記当否用図柄表示部55で実行される当否用図柄変動表示を開始してから当否用図柄が確定停止表示されるまでの当否用図柄変動表示の変動時間を特定している。当否用図柄変動パターン振分判定値は、前記当否用図柄変動パターン振分用乱数を用いて当否用図柄変動パターンの決定に用いる判定値であり、当否用図柄変動パターン決定用乱数の取り得る数値「0」〜「8」までの全9通りの整数の中から定められている。そして、当否用図柄変動パターン毎に所定の判定値が割当てられており、取得された当否用図柄変動パターン振分用乱数に対応する当否用図柄変動パターン振分判定値が割り当てられた当否用図柄変動パターンがメイン制御CPU60aにより特定されるようになっている。実施例では、1つの当否用図柄変動パターンに対して全ての当否用図柄変動パターン決定用判定値が割り当てられて、所定時間の変動時間(例えば240ms)を定める当否用図柄変動パターンが決定されるように設定されている。すなわち、実施例のパチンコ機10では、当否用図柄変動表示の変動時間は一定に設定されている。なお、変動時間が異なる複数の当否用図柄変動パターンの夫々に対して所定割合で当否用図柄変動パターン決定用判定値を割り当てることで、当否用図柄変動表示の変動時間が異なるようにすることもできる。

0079

(演出制御基板について)
前記演出制御基板65には、演出制御CPU65aが備えられている。該演出制御CPU65aには、図10に示す如く、演出制御ROM65bおよび演出制御RAM65cが接続されている。また、演出制御CPU65aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を演出制御RAM65cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。

0080

ここで、前記演出制御ROM65bには、図柄変動演出において実行する図柄変動演出の具体的な演出内容(飾図の変動内容や飾図の背面に映し出される背景画像の種類等)を特定する演出パターンが記憶されている。前記演出パターンは前記特図変動パターンに対応付けられており、メイン制御CPU60aにより決定された特図変動パターンに基づいて対応する演出パターンを演出制御CPU65aが決定するようになっている。なお、前記演出パターンは、前記特図変動パターンに対して一対一の関係で対応付けられたものではなく、1つの特図変動パターンに対して複数の演出パターンが対応付けられている。また、演出パターンには、図柄変動演出において各図柄表示列26a,26b,26cの飾図の停止タイミングが定められており、該演出パターンで定められる停止タイミングに従って各列に飾図が停止されると共に、該飾図の停止に合わせてスピーカ19から適宜の効果音が出力されたり、ランプ装置18が適宜の発光を行ったりするようになっている。

0081

また、演出制御ROM65bには、表示制御基板70、ランプ制御基板72および音制御基板73を統括的に制御するための演出制御プログラムが記憶されている。演出制御CPU65aは、各種制御コマンドを入力すると、当該演出制御プログラムに基づき各種制御を実行する。

0082

(表示制御基板70について)
次に、図10に基づき表示制御基板70について説明する。表示制御基板70には、表示制御CPU70aが備えられている。該表示制御CPU70aには、表示制御ROM70bおよび表示制御RAM70cが接続されている。また、表示制御基板70(表示制御CPU70a)には、表示装置17が接続されている。表示制御ROM70bには、表示装置17の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、表示制御ROM70bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。更に、表示制御RAM70cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。

0083

すなわち、始動入賞口30,31への入賞を契機として当りか否かの第1当り判定を実行する第1当り判定手段、第1当り判定の判定結果が当りの場合に複数種類の当り遊技の中から付与する当り遊技の種類を決定する当り遊技決定手段(当り判定手段)および決定した種類の当り遊技を特図変動表示終了後(図柄変動演出終了後)に付与する当り遊技付与手段としての夫々の機能を前記メイン制御CPU60aが備えている。また、メイン制御CPU60aは、前記始動入賞部29(始動入賞部口30,31)への入賞に基づいて、前記メイン制御ROM60bが記憶する複数の特図変動パターン(変動パターン)の中から1つの特図変動パターンを決定する特図変動パターン決定手段(変動パターン決定手段)としての機能を備えている。なお、メイン制御CPU60aは、前記特別入賞部40の特別入賞口41を開閉部材43で開放する大当り遊技(当り遊技)を付与するか否かを判定する第1当り判定を、前記可変入賞部36へのパチンコ球の入賞を契機として行わないよう構成されている。

0084

更に、前記メイン制御CPU60aは、前記可変入賞口36aへの入賞(球通過検出センサ49の球検出)を契機として当りか否かの第2当り判定を実行する第2当り判定手段としての機能を備えている。また、前記メイン制御RAM60cは、表示装置17で図柄変動演出が行われている間(すなわち第1および第2特図表示部50A,50Bで特図変動表示が行われている間)に取得された入賞情報を始動保留情報として複数記憶可能な保留記憶手段として機能する。具体的に、表示手段(表示装置17や特図表示部50A,50B)で変動表示が行われている間に始動入賞検出センサ34,35の検出を契機として取得される入賞情報を始動保留情報として記憶する保留記憶手段として機能する。

0085

次に、メイン制御基板60のメイン制御CPU60aが制御プログラムに基づき実行する特図入力処理および特図開始処理について具体的に説明する。

0086

(特図入力処理について)
特図入力処理では、図4に示すように、第1始動入賞口30にパチンコ球が入賞したか否かをメイン制御CPU60aが判定する(ステップA11)。すなわち、ステップA11においてメイン制御CPU60aは、第1始動入賞口30に対応する第1始動入賞検出センサ34がパチンコ球を検出した時に出力する検出信号が入力されたか否かを判定する。そしてステップA11の判定結果が否定の場合には、ステップA15に移行する。ステップA11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、メイン制御RAM60cに記憶されている第1特図始動保留情報の保留数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップA12)。ステップA12の判定結果が否定(すなわち第1特図始動保留情報の保留数が4)の場合には、メイン制御CPU60aは、ステップA15に移行する。

0087

ステップA12の判定結果が肯定(第1特図始動保留情報の保留数<4)の場合には、第1特図始動保留情報の保留数を1加算し、メイン制御RAM60cが記憶する第1特図始動保留情報の保留数を書き換える(ステップA13)。続いて、メイン制御RAM60cから入賞情報(特図当り判定用乱数の値、特図決定用乱数の値、演出実行判定用乱数の値および特図変動パターン振分用乱数等の各種乱数の値)をメイン制御CPU60aが読み出して、当該入賞情報(乱数の値)を第1特図始動保留情報として保留数に対応付けたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に設定する(ステップA14)。これにより、ステップA15に移行する。

0088

また、ステップA15では、第2始動入賞口31にパチンコ球が入賞したか否かをメイン制御CPU60aが判定する。すなわち、ステップA15においてメイン制御CPU60aは、第2始動入賞口31に対応する第2始動入賞検出センサ35がパチンコ球を検出した時に出力する検出信号が入力されたか否かを判定する。そしてステップA15の判定結果が否定の場合には、特図入力処理を終了する。ステップA15の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、メイン制御RAM60cに記憶されている第2特図始動保留情報の保留数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップA16)。ステップA16の判定結果が否定(すなわち第2特図始動保留情報の保留数が4)の場合には、メイン制御CPU60aは、特図入力処理を終了する。

0089

ステップA16の判定結果が肯定(第2特図始動保留情報の保留数<4)の場合には、第2特図始動保留情報の保留数を1加算し、メイン制御RAM60cが記憶する第2特図始動保留情報の保留数を書き換える(ステップA17)。続いて、メイン制御RAM60cから入賞情報(特図当り判定用乱数の値、特図決定用乱数の値、演出実行判定用乱数の値および特図変動パターン振分用乱数等の各種乱数の値)をメイン制御CPU60aが読み出して、当該入賞情報(乱数の値)を第2特図始動保留情報として保留数に対応付けたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に設定する(ステップA18)。その後、メイン制御CPU60aが、前記第1または第2始動入賞口30,31へパチンコ球が入賞した時点で前記メイン制御RAM60cに記憶されている第1または第2特図始動保留情報に基づいて実行される図柄変動演出中に予告演出を実行するか否かを判定する先読み予告処理を実行し(ステップA19)、特図入力処理を終了する。

0090

(特図開始処理について)
次に、特図開始処理について図5に基づき説明する。メイン制御CPU60aは、特図開始処理を所定の周期(実施例では4ms)毎に実行している。特図開始処理では、メイン制御CPU60aは、特図表示部50A,50Bおよび表示装置17において特図1または特図2が変動表示中であるか、または大当り遊技中であるか否かを判定する(ステップB11)。そして、ステップB11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、特図開始処理を終了する。一方、ステップB11の判定結果が否定の場合には、第2特図始動保留情報の保留数を読み出し(ステップB12)、第2特図始動保留情報の保留数が「0」よりも大きいか否かを判定する(ステップB13)。ステップB13の判定結果が否定の場合には(第2特図始動保留情報の保留数=0の場合には)、メイン制御CPU60aは、ステップB16の処理に移行する。またメイン制御CPU60aは、ステップB13の判定結果が肯定の場合には(第2特図始動保留情報の保留数>0)の場合には、メイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶される特図変動処理フラグに第2特図変動演出を実行することを示す値「1」を設定する。次いで、メイン制御CPU60aが第2特図始動保留情報の保留数を1減算して(ステップB14)、保留数に対応付けられたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶されている当該第2特図始動保留情報(特図当り判定用乱数の値、特図決定用乱数の値、演出実行判定用乱数の値および特図変動パターン振分用乱数等の各種乱数の値)をメイン制御CPU60aが取得する(ステップB15)。

0091

ここで、メイン制御CPU60aは、最も早く記憶した第2特図始動保留情報が記憶される第1特図記憶領域から第2特図始動保留情報(乱数)を取得する。そして、メイン制御CPU60aは、第2特図始動保留情報に関連付けられた乱数を取得した後、2番目に早く記憶した第2特図始動保留情報が記憶されている第2特図記憶領域の第2特図始動保留情報(乱数)を、前記第1特図記憶領域に記憶させる。同様に、メイン制御CPU60aは、3番目に早く記憶した第2特図始動保留情報が記憶されている第3特図記憶領域の第2特図始動保留情報(乱数)を前記第2特図記憶領域に記憶させ、4番目に早く記憶した(すなわち最も新しい)第2特図始動保留情報が記憶されている第4特図記憶領域の第2特図始動保留情報(乱数)を前記第3特図記憶領域に記憶させる。すなわち、第2特図始動保留情報は、メイン制御RAM60cに記憶された順序でメイン制御CPU60aにより読み出されるようになっている。また、メイン制御CPU60aは、減算後の第2特図始動保留情報の保留数に対応するように第2特図保留表示部53の表示を変更させる。

0092

前記ステップB15の処理により第2特図始動保留情報としての各種乱数が取得されると、図6に示すように、メイン制御CPU60aは、取得した当り判定用乱数の値がメイン制御ROM60bに記憶されている大当り判定値と一致するか否かを判定する大当り判定(当り抽選)を行う(ステップB22)。そして、ステップB22における大当り判定の判定結果が肯定の場合には(大当りが発生する場合には)、大当りの変動であることを示す大当りフラグに「1」が設定される(ステップB23)。そして、メイン制御CPU60aは、取得した特図決定用乱数の値に基づき、第2特図表示部50Bに確定停止表示される大当り図柄となる最終停止図柄(特図2)を決定する(ステップB24)。ここで、特図決定用乱数の値は、特図2の大当り図柄が対応付けられていることから、メイン制御CPU60aは、取得した特図決定用乱数の値に対応付けられた特図2を決定することで大当り図柄を決定することになる。大当り図柄(特図)が決定されると、メイン制御CPU60aは、特図変動パターン振分用乱数の値に基づいて当り用の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを決定する(ステップB25)。

0093

一方、ステップB22の大当り判定の判定結果が否定の場合には(大当りでない場合には)、メイン制御CPU60aは、リーチ演出を実行させるか否かを判定する演出実行判定(リーチ判定)を行う(ステップB27)。実施例では、メイン制御CPU60aは、ステップB15の処理時においてメイン制御RAM60cから取得した演出実行判定用乱数の値が、演出実行判定値と一致するか否かにより当選判定を行う。そして、ステップB27の判定結果が肯定の場合には(リーチ演出を行う場合には)、メイン制御CPU60aは、第2特図表示部50Bにて確定停止表示されるはずれ図柄を最終停止図柄(特図2)として決定する(ステップB28)。次に、メイン制御CPU60aは、特図変動パターン振分用乱数の値に基づいてはずれリーチ用の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを決定する(ステップB29)。

0094

また、ステップB27での演出実行判定の判定結果が否定の場合には(リーチ演出を行わない場合には)、メイン制御CPU60aは、第2特図表示部50Bにて確定停止表示されるはずれ図柄を最終停止図柄(特図2)として決定する(ステップB30)。次に、メイン制御CPU60aは、特図変動パターン振分用乱数の値に基づいてはずれ用の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを決定する(ステップB31)。

0095

ここで、ステップB25,B29,B31において特図変動パターンおよび最終停止図柄(特図2)を決定したメイン制御CPU60aは、演出制御基板65に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する(ステップB26)。具体的には、メイン制御CPU60aは、特図変動パターンを指定すると共に図柄変動の開始を指示する特図変動パターン指定コマンドを出力すると共に、特図変動パターンで特定された変動時間の計測を開始する。これと同時に、メイン制御CPU60aは、第2特図変動表示を開始させるように第2特図表示部50Bを制御する。また、メイン制御CPU60aは、最終停止図柄となる特図2を指示するための特図2指定コマンドを出力する。そして、メイン制御CPU60aは、特図開始処理を終了する。その後、特図開始処理とは別の処理で、メイン制御CPU60aは、前記指定した特図変動パターンに定められている変動時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第2特図表示部50Bの表示内容を制御する。また、メイン制御CPU60aは、前記指定した特図変動パターンに定められている変動時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。

0096

一方、ステップB13の判定結果が否定の場合(第2特図始動保留情報の保留数=0の場合)には、第1特図始動保留情報の保留数を読み出し(ステップB16)、第1特図始動保留情報の保留数が「0」よりも大きいか否かを判定する(ステップB17)。メイン制御CPU60aは、ステップB17の判定結果が肯定の場合には(第1特図始動保留情報の保留数>0)の場合には、メイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶される特図変動処理フラグに第1特図変動演出を実行することを示す値「0」を設定する。次いで、メイン制御CPU60aが第1特図始動保留情報の保留数を1減算して(ステップB18)、当該第1特図始動保留情報に対応付けられたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶されている特図当り判定用乱数の値、特図決定用乱数の値、演出実行判定用乱数の値および特図変動パターン振分用乱数の値をメイン制御CPU60aが取得して(ステップB19)、次いで当り判定処理を実行する。すなわち、実施例のパチンコ機10では、第2始動入賞口31への入賞を契機として取得される第2特図始動保留情報がメイン制御RAM60cに記憶されている場合には、第1始動入賞口30への入賞を契機として取得される第1特図始動保留情報がメイン制御RAM60cに記憶されていたとしても、該第2特図始動保留情報に基づく図柄変動演出が優先的に実行されるようになっている。

0097

ここで、メイン制御CPU60aは、最も早く記憶した第1特図始動保留情報が記憶される第1特図記憶領域から第1特図始動保留情報(乱数)を取得する。そして、メイン制御CPU60aは、第1特図始動保留情報に関連付けられた乱数を取得した後、2番目に早く記憶した第1特図始動保留情報が記憶されている第2特図記憶領域の第1特図始動保留情報(乱数)を、前記第1特図記憶領域に記憶させる。同様に、メイン制御CPU60aは、3番目に早く記憶した第1特図始動保留情報が記憶されている第3特図記憶領域の第1特図始動保留情報(乱数)を前記第2特図記憶領域に記憶させ、4番目に早く記憶した(すなわち最も新しい)第1特図始動保留情報が記憶されている第4特図記憶領域の第1特図始動保留情報(乱数)を前記第3特図記憶領域に記憶させる。すなわち、第1特図始動保留情報は、メイン制御RAM60cに記憶された順序でメイン制御CPU60aにより読み出されるようになっている。また、メイン制御CPU60aは、減算後の第1特図始動保留情報の保留数に対応するように第1特図保留表示部52の表示を変更させる。

0098

前記ステップB19の処理により各種乱数が取得されると、図7に示すように、メイン制御CPU60aは、取得した当り判定用乱数の値がメイン制御ROM60bに記憶されている大当り判定値と一致するか否かを判定する大当り判定(当り抽選)を行う(ステップB32)。そして、ステップB32における大当り判定の判定結果が肯定の場合には(大当りが発生する場合には)、大当りの変動であることを示す大当りフラグに「1」が設定される(ステップB33)。そして、メイン制御CPU60aは、取得した特図決定用乱数の値に基づき、第1特図表示部50Aに確定停止表示される大当り図柄となる最終停止図柄(特図1)を決定する(ステップB34)。ここで、特図決定用乱数の値は、特図1毎に大当り図柄が対応付けられていることから、メイン制御CPU60aは、取得した特図決定用乱数の値に対応付けられた特図1を決定することで大当り図柄を決定することになる。また、大当り図柄(特図1)が決定されると、メイン制御CPU60aは、特図変動パターン振分用乱数の値に基づいて当り用の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを決定する(ステップB35)。

0099

一方、ステップB32の大当り判定の判定結果が否定の場合には(大当りでない場合には)、メイン制御CPU60aは、リーチ演出を実行させるか否かを判定する演出実行判定(リーチ判定)を行う(ステップB37)。実施例では、メイン制御CPU60aは、ステップB19の処理時においてメイン制御RAM60cから取得した演出実行判定用乱数の値が、演出実行判定値と一致するか否かにより当選判定を行う。そして、ステップB37の判定結果が肯定の場合には(リーチ演出を行う場合には)、メイン制御CPU60aは、第1特図表示部50Aにて確定停止表示されるはずれ図柄を最終停止図柄(特図1)として決定する(ステップB38)。次に、メイン制御CPU60aは、特図変動パターン振分用乱数の値に基づいてはずれリーチ用の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを決定する(ステップB39)。

0100

また、ステップB37での演出実行判定の判定結果が否定の場合には(リーチ演出を行わない場合には)、メイン制御CPU60aは、第1特図表示部50Aにて確定停止表示されるはずれ図柄を最終停止図柄(特図1)として決定する(ステップB40)。次に、メイン制御CPU60aは、特図変動パターン振分用乱数の値に基づいてはずれ用の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを決定する(ステップB41)。

0101

ここで、ステップB35,B39,B41において特図変動パターンおよび最終停止図柄(特図1)を決定したメイン制御CPU60aは、演出制御基板65に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する(ステップB36)。具体的には、メイン制御CPU60aは、特図変動パターンを指定すると共に図柄変動の開始を指示する特図変動パターン指定コマンドを出力すると共に、特図変動パターンで特定された変動時間の計測を開始する。これと同時に、メイン制御CPU60aは、第1特図変動表示を開始させるように第1特図表示部50Aを制御する。また、メイン制御CPU60aは、最終停止図柄となる特図1を指示するための特図1指定コマンドを出力する。そして、メイン制御CPU60aは、特図開始処理を終了する。その後、特図開始処理とは別の処理で、メイン制御CPU60aは、前記指定した特図変動パターンに定められている変動時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第1特図表示部50Aの表示内容を制御する。また、メイン制御CPU60aは、前記指定した特図変動パターンに定められている変動時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。

0102

一方、ステップB17の判定結果が否定の場合(第1特図始動保留情報の保留数=0の場合)には、メイン制御CPU60aは、デモ演出の実行を開始させるデモンストレーション指定コマンドを既に出力したか否かを判定し(ステップB20)、判定結果が否定の場合には、デモンストレーション指定コマンドを出力して特図開始処理を終了する(ステップB21)。また、ステップB20の判定結果が肯定の場合には(デモンストレーション指定コマンドを既に出力していた場合には)、メイン制御CPU60aは、特図開始処理を終了する。

0103

次に、メイン制御基板60のメイン制御CPU60aが制御プログラムに基づき実行する当否用図柄入力処理および当否用図柄開始処理について具体的に説明する。

0104

(当否用図柄入力処理について)
当否用図柄入力処理では、図8に示すように、球通過部48をパチンコ球が通過したか否かをメイン制御CPU60aが判定する(ステップC11)。すなわち、ステップC11においてメイン制御CPU60aは、球通過検出センサ49がパチンコ球を検出した時に出力する検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、ステップC11の判定結果が否定の場合には、メイン制御CPU60aは、当否用図柄入力処理を終了する。ステップC11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、メイン制御RAM60cに記憶されている当否用図柄始動保留情報の保留数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップC12)。ステップC12の判定結果が否定(すなわち当否用図柄始動保留情報の保留数が4)の場合には、メイン制御CPU60aは、当否用図柄入力処理を終了する。

0105

ステップC12の判定結果が肯定(当否用図柄始動保留情報の保留数<4)の場合には、当否用図柄始動保留情報の保留数を1加算し、メイン制御RAM60cが記憶する当否用図柄始動保留情報の保留数を書き換える(ステップC13)。続いて、メイン制御RAM60cから入賞情報(当否用図柄当り判定用乱数の値および当否用図柄変動パターン振分用乱数等の各種乱数の値)をメイン制御CPU60aが読み出して、当該入賞情報(乱数の値)を当否用図柄始動保留情報として保留数に対応付けたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に設定する(ステップC14)。そして、メイン制御CPU60aは、当否用図柄入力処理を終了する。

0106

(当否用図柄開始処理について)
次に、当否用図柄開始処理について、図9に基づき説明する。メイン制御CPU60aは、当否用図柄開始処理を所定の周期(実施例では4ms)毎に実行している。この当否用図柄開始処理では、図9に示す如く、メイン制御CPU60aは、当否用図柄表示部55において当否用図柄が変動表示中であるか否かを判定する(ステップD11)。そして、ステップD11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、当否用図柄開始処理を終了する。一方、ステップD11の判定結果が否定の場合には、当否用図柄始動保留情報の保留数を読み出し(ステップD12)、当否用図柄始動保留情報の保留数が「0」よりも大きいか否かを判定する(ステップD13)。ステップD13の判定結果が否定の場合には(当否用図柄始動保留情報の保留数=0の場合には)、メイン制御CPU60aは、当否用図柄開始処理を終了する。またメイン制御CPU60aは、ステップD13の判定結果が肯定の場合には(当否用図柄始動保留情報の保留数>0)の場合には、メイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶される当否用図柄変動処理フラグに当否用図柄変動表示を実行することを示す値「1」を設定する。次いで、メイン制御CPU60aが当否用図柄始動保留情報の保留数を1減算して(ステップD14)、保留数に対応付けられたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶されている当該当否用図柄始動保留情報(当否用図柄当り判定用乱数の値および当否用図柄変動パターン振分用乱数等の各種乱数の値)をメイン制御CPU60aが取得する(ステップD15)。

0107

ここで、前記メイン制御CPU60aは、最も早く記憶した当否用図柄始動保留情報が記憶される第1当否用図柄記憶領域から当否用図柄始動保留情報(乱数)を取得する。そして、メイン制御CPU60aは、当否用図柄始動保留情報に関連付けられた乱数を取得した後、2番目に早く記憶した当否用図柄始動保留情報が記憶されている第2当否用図柄記憶領域の当否用図柄始動保留情報(乱数)を、前記第1当否用図柄記憶領域に記憶させる。同様に、メイン制御CPU60aは、3番目に早く記憶した当否用図柄始動保留情報が記憶されている第3当否用図柄記憶領域の当否用図柄始動保留情報(乱数)を前記第2当否用図柄記憶領域に記憶させ、4番目に早く記憶した(すなわち最も新しい)当否用図柄始動保留情報が記憶されている第4当否用図柄記憶領域の当否用図柄始動保留情報(乱数)を前記第3当否用図柄記憶領域に記憶させる。すなわち、当否用図柄始動保留情報は、メイン制御RAM60cに記憶された順序でメイン制御CPU60aにより読み出されるようになっている。また、メイン制御CPU60aは、減算後の当否用図柄始動保留情報の保留数に対応するように当否用図柄保留表示部56の表示を変更させる。

0108

前記ステップD15の処理により当否用図柄始動保留情報としての各種乱数が取得されると、メイン制御CPU60aは、取得した当否用図柄当り判定用乱数の値がメイン制御ROM60bに記憶されている当否用図柄当り判定値と一致するか否かを判定する当否用図柄当り判定(第2当り判定)を行う(ステップD16)。そして、ステップD16における当否用図柄当り判定の判定結果が肯定(当否用図柄当り)の場合には(開閉部材37,37が開放する場合には)、メイン制御CPU60aは、当否用図柄表示部55に確定停止表示される当否当り図柄となる最終停止図柄を決定する(ステップD17)。なお、メイン制御CPU60aは、当否用図柄当りの場合には、最終停止図柄として当否用図柄「1」を決定する。

0109

一方、ステップD16の当否用図柄当り判定の判定結果が否定の場合には(はずれの場合には)、メイン制御CPU60aは、当否用図柄表示部55にて確定停止表示されるはずれ図柄を最終停止図柄(当否用図柄)として決定する(ステップD18)。なお、メイン制御CPU60aは、はずれの場合には、最終停止図柄として当否用図柄「0」を決定する。そして、当否当り図柄(当否用図柄)またははずれ図柄が決定されると、メイン制御CPU60aは、当否用図柄変動パターン振分用乱数の値に基づいて当否用図柄変動パターンの中から1つの当否用図柄変動パターンを決定する(ステップD19)。

0110

前記ステップD19で当否用図柄変動パターンを決定したメイン制御CPU60aは、ステップD20に移行し、当否用図柄変動表示に係る各種処理を実行する。すなわち、メイン制御RAM60cが備える当否用図柄用の変動タイマに、決定された当否用図柄変動パターンに定められている変動時間をセットし、メイン制御CPU60aは、当否用図柄変動表示を開始させるように当否用図柄表示部55を制御する。また、メイン制御CPU60aは、前記変動タイマが変動時間を計時した場合(変動タイマの時間が「0」となった場合)に、決定した最終停止図柄を表示させるように当否用図柄表示部55の表示内容を制御する。

0111

(演出制御について)
次に、演出制御基板65で実行される処理について説明する。演出制御基板65の演出制御CPU65aは、前記メイン制御CPU60aから入力された特図変動パターン指定コマンドに基づいて、当該図柄変動演出において実行する演出パターンを決定し、決定した演出パターンを指定する演出パターン指定コマンドを表示制御基板70やランプ制御基板72、音制御基板73等に出力する。演出制御CPU65aは、特図1指定コマンドまたは特図2指定コマンドが入力されると、該コマンドに対応する特図の停止図柄指定に応じて表示装置17に最終停止表示させる各図柄列26a,26b,26cの飾図を決定する。すなわち、演出制御CPU65aは、特図1指定コマンドまたは特図2指定コマンドで指定された図柄が大当り図柄の場合には、大当り表示となる飾図の図柄組み合わせとなるよう各図柄列26a,26b,26cの飾図が決定される。

0112

そして、前記演出パターンで特定される各図柄列26a,26b,26cの飾図の停止タイミングにおいて、各列の飾図指定コマンドを表示制御基板70やランプ制御基板72、音制御基板73等に出力する。具体的には、演出制御CPU65aは、特図変動パターン指定コマンドが入力されると同時にタイマ手段(図示せず)により時間の計測を開始し、左図柄列26aの飾図の停止タイミングにおいて左飾図指定コマンドを出力し、右図柄列26cの飾図の停止タイミングにおいて右飾図指定コマンドを出力し、中図柄列26bの飾図の停止タイミングにおいて中飾図指定コマンドを出力する。

0113

また、前記演出制御CPU65aは、特図指定コマンドで指定された停止図柄が、はずれ図柄の場合、はずれを認識可能な図柄組み合わせを決定する。また、演出制御CPU65aは、はずれリーチ演出用の特図変動パターンが指示されている場合、リーチ形成図柄を含むはずれを認識可能な図柄組み合わせを決定する。一方、演出制御CPU65aは、はずれ演出用の特図変動パターンが指示されている場合、リーチ形成図柄を含まないはずれを認識可能な図柄組み合わせを決定する。また、演出制御CPU65aは、全図柄停止コマンドを入力すると、該コマンドを表示制御基板70やランプ制御基板72、音制御基板73等に出力する。

0114

(表示制御について)
前記表示制御基板70では、演出パターン指定コマンドが入力されると、該コマンドで特定される演出パターンに対応する演出内容を示す表示データを表示制御CPU70aが選択し、該演出パターンに対応した表示内容で図柄変動演出を実行させるように表示装置17を制御する。そして、表示制御CPU70aは、図柄変動演出の開始に伴って演出開始からの経過時間を計時し、計測した時間毎に演出パターンに基づいた画像が表示されるよう表示装置17に映し出す画像を所定の周期毎に切り替える。そして、表示制御CPU70aは、各図柄列26a,26b,26cの図柄停止コマンドが入力されると、対応する図柄列26a,26b,26cの有効停止位置L,C,Rに飾図指定コマンドで指定された飾図を仮停止させ、全図柄停止コマンドが入力されると、各図柄列26a,26b,26cの有効停止位置L,C,Rに飾図指定コマンドで指示された飾図を表示装置17に確定停止表示させるように表示装置17の表示内容を制御し、図柄変動演出を終了させる。

0115

ここで、前記表示装置17で実行される図柄変動演出の内容は、メイン制御CPU60aから出力される特図変動パターン指定コマンドまたは演出制御CPU65aから出力される演出パターン指定コマンドに応じて設定されるものであり、メイン制御CPU60aおよび演出制御CPU65aが図柄変動演出の内容を特定する演出内容を決定する図柄変動演出決定手段としての機能を有している。

0116

(遊技モードについて)
実施例のパチンコ機10は、出球率が異なる複数種類(実施例では6種類)の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを備え、前記メイン制御CPU60aは、特定条件の成立を契機として、複数種類の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFの中から1つの遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定可能に構成されている。実施例のパチンコ機10では、前記大当り判定(第1当り判定)の判定結果が当りの場合が、特定条件(第1の特定条件)の成立とされている。すなわち、大当り判定の判定結果が当りで大当り遊技が付与され、該大当り遊技の終了後に、遊技モードが変更可能になっている。また、メイン制御CPU60aは、付与される大当り遊技の種類に応じて、決定可能な遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFが定められている。具体的には、図3に示す如く、第1の大当り遊技が付与される場合は第1遊技モードMAが決定され、第2の大当り遊技が付与される場合は第2遊技モードMBが決定され、第3の大当り遊技が付与される場合は第3遊技モードMCが決定され、第4の大当り遊技が付与される場合は第4遊技モードMDが決定され、第5の大当り遊技が付与される場合は、第5遊技モードMEが決定され、第6の大当り遊技が付与される場合は第6遊技モードMFが決定され、第7の大当り遊技が付与される場合は第6遊技モードMFが決定されるように設定されている。なお、前記遊技モードの数は一例であって、任意の数を設定することができる。

0117

ここで、前記メイン制御RAM60cの記憶領域に、前記遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに対応する遊技モードフラグが設定されており、メイン制御CPU60aが決定した遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに対応する遊技モードフラグに「1」が設定されると共に、その他の遊技モードフラグは「0」に設定されて、メイン制御CPU60aは、各遊技モードフラグの状態によって現在の遊技モードを認識し得るよう構成されている。

0118

前記出球率とは、大当り遊技状態以外の通常遊技状態において、前記遊技領域75に打ち込まれた(投入された)パチンコ球の数(N)に対する賞球の数(M)の割合(M/N)である。より具体的には、単位時間に遊技領域75に打ち込まれたパチンコ球の数と、該単位時間に前記可変入賞口36a、第1始動入賞口30、第2始動入賞口31および普通入賞口46にパチンコ球が入賞して払い出された賞球の数の割合である。

0119

ここで、前記遊技盤20に設けられた前記第1始動入賞口30、第2始動入賞口31および普通入賞口46には、遊技領域75を流下するパチンコ球が一定の割合で入賞するのに対し、前記可変入賞口36aは、前記開閉部材37,37の作動態様の違いによってパチンコ球が入賞する割合が変化するようになっている。そこで、実施例のパチンコ機10では、当否判定当り1回について可変入賞口36aを開放する開閉部材37,37の開放時間が異なるよう設定した前記開閉部材37,37の作動態様を特定する複数種類の作動パターンを設定して、各遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFにおいて前記球通過検出センサ49の球検出を契機とした当否図柄当り判定(第2当り判定)の判定結果が当りの場合に決定可能な作動パターンを特定することで、該遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFでの出球率を異ならせるよう構成されている。

0120

実施例では、前記開閉部材37,37の作動パターンとして、遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFの種類に対応して6種類の作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6が設定され、各作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6が各遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに対応するようになっている(図11参照)。すなわち、第1遊技モードMAでは、前記メイン制御CPU60aは、前記当否用図柄当り判定の判定結果が当りの場合に、開閉部材37,37の作動パターンとして第1作動パターンWP1を決定し、第2遊技モードMBでは、前記メイン制御CPU60aは、前記当否当り判定の判定結果が当りの場合に、開閉部材37,37の作動パターンとして第2作動パターンWP2を決定し、第3遊技モードMCでは、前記メイン制御CPU60aは、前記当否当り判定の判定結果が当りの場合に、開閉部材37,37の作動パターンとして第3作動パターンWP3を決定するよう構成される。また、同様に第4遊技モードMD、第5遊技モードME、第6遊技モードMFの夫々において、前記メイン制御CPU60aは、前記当否当り判定の判定結果が当りの場合に、開閉部材37,37の作動パターンとして対応する第4作動パターンWP4、第5作動パターンWP5、第6作動パターンWP6を決定するよう構成されている。

0121

ここで、実施例では、前記当否判定当り1回についての可変入賞口36aを開放する開閉部材37,37の開放時間を変えることで、単位時間に可変入賞口36aにパチンコ球が入賞する割合を変えているが、該開閉部材37,37の開放時間を変化させるに際しては、開閉部材37,37の開放時間を単純に変えることで実現してもよく、また開閉部材37,37の開放回数を変えることで実現することもでき、またこれらを複合させてもよい。実施例では、各作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6に設定される開閉部材37,37の開放時間を単純に変えることで、可変入賞口36aへのパチンコ球の入賞割合を変えている。そして、作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6に設定される開放時間WP1t,WP2t,WP3t,WP4t,WP5t,WP6tは、WP1t<WP2t<WP3t<WP4t<WP5t<WP6tの関係となるよう設定されて、第1遊技モードMA、第2遊技モードMB、第3遊技モードMC、第4遊技モードMD、第5遊技モードME、第6遊技モードMFの順で開放時間を長くすることで出球率も順に高くなるよう設定される。具体的に、図11に示す如く、第1遊技モードMAの出球率は96%、第2遊技モードMBの出球率は98%、第3遊技モードMCの出球率は100%、第4遊技モードMDの出球率106%、第5遊技モードMEの出球率は110%、第6遊技モードMFの出球率は120%となるように、各開放時間WP1t,WP2t,WP3t,WP4t,WP5t,WP6tが設定されている。なお、出球率は、単位時間に亘って遊技を継続することで、設定された出球率に収束するものであるが、特に出球率が100%より低い第1遊技モードMAや第2遊技モードMBでは、数時間の単位で遊技を継続することで設定された出球率に収束するようなっていることが好ましい。

0122

実施例のパチンコ機10では、前記メイン制御CPU60aが複数種類の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFから1つの遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定するための特定条件の成立として、前記大当り判定の判定結果が当りの場合(第1の特定条件の成立)の他に、前述したように、前記カウント手段81が切替え回数をカウントすることを特定条件の成立(第2の特定条件の成立)として設定されている。すなわち、メイン制御CPU60aは、第1の特定条件が成立した場合または第2の特定条件が成立した場合に、遊技モードを変更(決定)し得るよう構成されている。また、メイン制御CPU60aは、第1の特定条件が成立した場合(大当り判定の判定結果が当りの場合)は、前述したように大当り遊技の種類(特図の種類)に対応する遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定するのに対し、第2の特定条件が成立した場合(カウント手段81が切替え回数をカウントした場合)は、第2の特定条件が成立する前(すなわち、カウント手段81が切替え回数をカウントする前)までの遊技モードより前記メイン制御CPU60aが出球率の高い作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6を決定する遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定するよう構成されている。具体的に、実施例では、第2の特定条件が成立した場合は、現在の遊技モード(カウント手段81が切替え回数をカウントする前の遊技モード)より出球率が一段階高くなる遊技モードをメイン制御CPU60aが決定するよう構成されている。例えば、現在の遊技モードが第1遊技モードMAであれば、第2の特定条件が成立した場合にはメイン制御CPU60aが第2遊技モードMBを決定し、現在の遊技モードが第2遊技モードMBであれば、第2の特定条件が成立した場合にはメイン制御CPU60aが第3遊技モードMCを決定するようになっている。但し、実施例では、現在の遊技モードが出球率の最も高い第6遊技モードMFである場合には、メイン制御CPU60aは第6遊技モードMFを決定するよう構成されている。

0123

(遊技モード決定処理について)
図12は、前記メイン制御CPU60aで実行される遊技モード決定処理の流れを示すフローチャートである。図12に示す遊技モード決定処理では、メイン制御CPU60aが実行する大当り判定の判定結果が当りか否かを判定し(ステップE11)、その判定結果が肯定の場合(大当りの場合)は、付与される大当り遊技(特図)の種類に応じた遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFをメイン制御CPU60aが決定し(ステップE12)、遊技モード決定処理を終了する。

0124

前記ステップE11の判定結果が否定の場合には、ステップE13に移行し、前記メイン制御CPU60aは、前記カウント手段81のカウント値が切替え回数となったか否かを判定し、否定の場合はステップE11に戻る。また、ステップE13の判定結果が肯定の場合(カウント手段81のカウント値が切替え回数となった場合)には、ステップE14に移行し、前記メイン制御CPU60aは、現在の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFより出球率が一段階高い遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定し、遊技モード決定処理を終了する。但し、現在の遊技モードが出球率の最も高い第6遊技モードMFである場合には、メイン制御CPU60aは出球率が低下しないように同じ第6遊技モードMFを決定する。

0125

ここで、前記メイン制御CPU60aは、大当り判定(第1当り判定)での判定結果が当りの場合を特定条件の成立として、該特定条件の成立を契機に複数種類の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFから遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定する遊技モード決定手段としての機能を備えている。また、前述した如く、前記大当り判定の判定結果が当りの場合に、前記特図表示部50A,50Bに確定停止表示される大当り図柄としての特図1および特図2は、大当り遊技の種類毎に分類されており、特図1または特図2が特定されることで、図柄変動演出の終了後に付与される大当り遊技の種類が特定されるようになっている。そして、前記メイン制御CPU60aは、大当り判定の判定結果が当りの場合に、図3に示す如く、大当り遊技の種類、すなわち特図の種類に対応する遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定するよう構成されており、該メイン制御CPU60aは、大当り判定(第1当り判定)での判定結果が当りの場合(特定条件の成立を契機)に、特図表示部(第1表示手段)50A,50Bに表示された特図(特別図柄)の種類に対応する遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFを決定する遊技モード決定手段としての機能も有している。更に、メイン制御CPU60aは、カウント手段81が切替え回数をカウントすることを特定条件の成立として、該切替え回数前までの遊技モードより作動パターン決定手段としてのメイン制御CPU60aが出球率の高い作動パターンを決定する遊技モードを決定する遊技モード決定手段としての機能を備えている。

0126

また、メイン制御CPU60aは、前記遊技領域75に投入されたパチンコ球の数に対する賞球の数の割合である出球率に影響を与える前記可変入賞部36の開閉部材37,37の作動態様を特定する複数種類の作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6から作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6を決定する作動パターン決定手段としての機能を有している。そして、作動パターン決定手段としてのメイン制御CPU60aは、該メイン制御CPU60aが決定した遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFにおいて前記球通過検出センサ49の球検出を契機としてメイン制御CPU60aで実行される当否判定(当否用図柄当り判定)の判定結果が当りの場合に、該遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに対応する作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6を決定するよう構成されている。

0127

(特図表示部50A,50Bの特図表示パターンについて)
前記特図表示部50A,50Bに表示される特図を特定する特図表示パターン(表示パターン)について具体的に説明する。図13は、特図表示部50A,50Bに表示される大当柄としての特図を特定する特図表示パターンの一例を示すものであって、点灯した発光表示部にハッチングを付して消灯している発光表示部と区別している。

0128

図13(a)は、第1特図表示部50Aに表示される特図1を特定する第1特図表示パターンの一例を示すものであって、8個の発光表示部の点灯パターン(表示パターン)によって特図1が表示されるよう構成される。前記図柄Aに分類される50種類の特図1(番号1〜50)、図柄Bに分類される15種類の特図1(番号51〜65)および図柄Cに分類される15種類の特図1(番号66〜80)を表わす複数の発光表示部による第1特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端を除いた6個の発光表示部の点灯パターンによって構成されている。すなわち、図柄A〜図柄Cは、メイン制御CPU60aが大当り遊技後の遊技モードとして第1遊技モードMA〜第3遊技モードMCを決定する特図1であって、該図柄A〜図柄Cに分類される特図1を表示する第1特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端の発光表示部が点灯しない点灯パターンとなっている。これに対し、図柄Dに分類される10種類の特図1(番号81〜90)、図柄Eに分類される5種類の特図1(番号91〜95)および図柄Fに分類される5種類の特図1(番号96〜100)を表わす複数の発光表示部による第1特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端の少なくとも一方が共通して点灯する点灯パターンによって構成されている。すなわち、図柄D〜図柄Fは、メイン制御CPU60aが大当り遊技後の遊技モードとして第4遊技モードMD〜第6遊技モードMFを決定する特図1であって、該図柄D〜図柄Fに分類される特図1を表示する第1特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端の少なくとも一方の発光表示部が点灯する点灯パターンとなっている。

0129

図13(b)は、第2特図表示部50Bに表示される特図2を特定する第2特図表示パターンの一例を示すものであって、8個の発光表示部の点灯パターン(表示パターン)によって特図2が表示されるよう構成される。前記図柄bに分類される50種類の特図2(番号1〜50)および図柄cに分類される15種類の特図2(番号51〜65)を表わす複数の発光表示部による第2特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端を除いた6個の発光表示部の点灯パターンによって構成されている。すなわち、図柄b〜図柄cは、メイン制御CPU60aが大当り遊技後の遊技モードとして第2遊技モードMB〜第3遊技モードMCを決定する特図2であって、該図柄b〜図柄cに分類される特図2を表示する第2特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端の発光表示部が点灯しない点灯パターンとなっている。これに対し、図柄dに分類される15種類の特図2(番号66〜80)、図柄eに分類される10種類の特図2(番号81〜90)、図柄fに分類される5種類の特図2(番号91〜95)および図柄gに分類される5種類の特図2(番号96〜100)を表わす複数の発光表示部による第2特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端の少なくとも一方が共通して点灯する点灯パターンによって構成されている。すなわち、図柄d〜図柄gは、メイン制御CPU60aが大当り遊技後の遊技モードとして第4遊技モードMD〜第6遊技モードMFを決定する特図2であって、該図柄d〜図柄gに分類される特図2を表示する第2特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端の少なくとも一方の発光表示部が点灯する点灯パターンとなっている。なお、第1特図表示パターンと第2特図表示パターンとでは、発光表示部が点灯する点灯パターンが重複する場合がある。

0130

ここで、第1遊技モードMA〜第3遊技モードMCにおける出球率は、100%以下であって、前記遊技領域75に投入したパチンコ球より多くの賞球を獲得することができない遊技モードである。これに対し、第4遊技モードMD〜第6遊技モードMFにおける出球率は、100%より大きくなっており、前記遊技領域75に投入したパチンコ球より多くの賞球を獲得することができる遊技モードである。すなわち、遊技領域75に投入したパチンコ球より多くの賞球を獲得することができる遊技モード(メイン制御CPU60aが所定値以上となる出球率の作動パターンを決定する遊技モード)に対応する特図(特図1,特図2)の特図表示パターンは、8個の発光表示部における左右の端の少なくとも一方の発光表示部が点灯することで一部が共通しているので、当該特図表示パターンを確認することで、大当り遊技後に移行する遊技モードが、遊技者にとって有利な遊技モードであることを推測することができるように構成されている。

0131

(特図変動パターンと演出パターンについて)
次に、前記メイン制御ROM60bに記憶される特図変動パターンおよび演出制御ROM65bに記憶される演出パターンについて、図14を参照して具体的に説明する。

0132

前記特図開始処理においてリーチを行わないはずれと判定された場合にメイン制御CPU60aが決定可能なはずれ特図変動パターン(ステップB31,B41で決定可能な特図変動パターン)として、はずれ特図変動パターンが設定されている。また、特図開始処理においてリーチした後にはずれ表示するリーチはずれ特図変動パターン(ステップB29,B39で決定可能な特図変動パターン)として、リーチはずれ特図変動パターンが設定されている。更に、特図開始処理において大当りと判定された場合にメイン制御CPU60aが決定可能な大当り特図変動パターン(ステップB25,B35で決定可能な特図変動パターン)として、大当り特図変動パターンが設定されている。

0133

前記演出制御ROM65bに記憶されている演出パターンには、前記はずれ特図変動パターンに対応した演出内容が異なる複数の演出パターンを定めたはずれ演出パターン群と、リーチはずれ特図変動パターンに対応した演出内容が異なる複数の演出パターンを定めたリーチはずれ演出パターン群と、大当り特図変動パターンに対応した演出内容が異なる複数の演出パターンを定めた大当り演出パターン群とが設定されている。そして、前記メイン制御CPU60aからのはずれ特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドに基づいて、はずれ演出パターン群に含まれる演出パターンの中から演出制御CPU65aが1つの演出パターンを決定するよう構成される。また、メイン制御CPU60aからのリーチはずれ特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドに基づいて、リーチはずれ演出パターン群に含まれる演出パターンの中から演出制御CPU65aが1つの演出パターンを決定するよう構成される。更に、メイン制御CPU60aからの大当り特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドに基づいて、大当り演出パターン群に含まれる演出パターンの中から演出制御CPU65aが1つの演出パターンを決定するよう構成される。

0134

前記メイン制御CPU60aは、前記遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに関係なく、前記大当り判定の判定結果に基づいて複数種類の特図変動パターン(はずれ特図変動パターン、リーチはずれ特図変動パターン、大当り特図変動パターン)の中から対応する1つの特図変動パターンを決定すると共に、前記演出制御CPU65aは、前記遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに関係なく、入力された特図変動パターン指定コマンドに基づいて対応する演出パターンを決定するよう構成されている。すなわち、演出制御CPU65aは、前記始動入賞部29(始動入賞口30,31)への入賞を契機として、前記表示装置(第2表示手段)17で実行される図柄変動演出の内容を特定する複数種類の演出パターンから演出パターンを決定する演出パターン決定手段としての機能を備えている。そして、演出パターン決定手段としての演出制御CPU65aは、メイン制御CPU60aが決定した遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFの種類に関係なく複数種類の演出パターンから演出パターンを決定するよう構成されており、表示装置17で実行される図柄変動演出の演出内容からは何れの遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFであるのかは判別し得ないようになっている。

0135

(実施例の作用)
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。

0136

前記前枠13の前面側に設けられた前記操作ハンドル16の操作レバー16aを遊技者が回転操作すると、前記打球発射装置から発射されたパチンコ球が前記遊技領域75内に打ち出される。パチンコ球が、前記始動入賞部29の入球口29aに入球すると、該パチンコ球は、前記振分け手段80によって第1始動入賞口30または第2始動入賞口31に振り分けられる。パチンコ球が第1始動入賞口30に入賞し、前記第1始動入賞検出センサ34で検出されると、前記メイン制御CPU60aが各種情報(各種乱数情報)を取得して、この取得した入賞情報に基づいて大当り判定(第1当り判定)が実行される。該大当り判定の判定結果に基づいて、メイン制御CPU60aの制御下に前記第1特図表示部50Aでの第1特図変動表示が開始されると共に、表示装置17での図柄変動演出が開始される。そして、第1特図変動表示(図柄変動演出)の結果、第1特図表示部50Aに所定の大当り図柄(特図)が表示されると、第1特図表示部50Aに表示された特図1の種類に応じた大当り遊技が付与される。すなわち、前記特別入賞部40の開閉部材43が、付与された大当り遊技の種類に応じた動作パターンで開閉動作することで、遊技者は多くの賞球を獲得可能となる。また、パチンコ球が第2始動入賞口31に入賞し、前記第2始動入賞検出センサ35で検出されると、前記メイン制御CPU60aが各種情報(各種乱数情報)を取得して、この取得した入賞情報に基づいて大当り判定(第1当り判定)が実行される。該大当り判定の判定結果に基づいて、メイン制御CPU60aの制御下に前記第2特図表示部50Bでの第2特図変動表示が開始されると共に、表示装置17での図柄変動演出が開始される。そして、第2特図変動表示(図柄変動演出)の結果、第2特図表示部50Bに所定の大当り図柄(特図)が表示されると、第2特図表示部50Bに表示された特図2の種類に応じた大当り遊技が付与される。すなわち、前記特別入賞部40の開閉部材43が、付与された大当り遊技の種類に応じた動作パターンで開閉動作することで、遊技者は多くの賞球を獲得可能となる。

0137

ここで、前記メイン制御CPU60aは、前記遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに関係なく、前記大当り判定の判定結果に基づいて複数種類の特図変動パターンの中から対応する1つの特図変動パターンを決定すると共に、前記演出制御CPU65aは、前記遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに関係なく、入力された特図変動パターン指定コマンドに基づいて対応する演出パターンを決定するよう構成されている。すなわち、演出制御CPU65aは、遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに関係なく、共通する複数種類の演出パターンから演出パターンを決定しているので、該演出パターンで特定される図柄変動演出の演出内容からは、何れの遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFであるのかは判別されない。従って、遊技者が注目する図柄変動演出の演出内容によっては出球率の違いを報知することなく秘匿することができる。また、メイン制御CPU60aは、遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに関係なく、特図変動の変動時間を特定する共通する複数種類の特図変動パターンから特図変動パターンを決定しているので、特図変動表示の変動時間から出球率の違いを判別することもできず、出球率の高低を推測させるゲーム性が低下することはない。

0138

前記遊技領域75を流下するパチンコ球が前記球通過部48を通過し、前記球通過検出センサ49で検出されると、前記メイン制御CPU60aで当否用図柄当り判定(第2当り判定)が実行され、該当否用図柄当り判定の判定結果に基づいて、該メイン制御CPU60aの制御下に前記当否用図柄表示部55での当否用図柄変動表示が開始される。そして、当否用図柄変動表示の結果、当否用図柄表示部55に所定の当否当り図柄(当否用図柄)が表示されると、メイン制御CPU60aは、前記可変入賞部36の開閉部材37,37の作動態様を特定する複数種類の作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6の中から現在の遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに応じた作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6を決定する。すなわち、図11に示す如く、現在の遊技モードが第1遊技モードMAであれば第1作動パターンWP1が決定され、現在の遊技モードが第2遊技モードMBであれば第2作動パターンWP2が決定され、現在の遊技モードが第3遊技モードMCであれば第3作動パターンWP3が決定され、現在の遊技モードが第4遊技モードMDであれば第4作動パターンWP4が決定され、現在の遊技モードが第5遊技モードMEであれば第5作動パターンWP5が決定され、現在の遊技モードが第6遊技モードMFであれば第6作動パターンWP6が決定される。各遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに対応して決定される各作動パターンWP1,WP2,WP3,WP4,WP5,WP6に設定されている開閉部材37,37の作動態様は夫々異なっているので、前記図柄変動演出の演出内容によっては出球率の違いを報知することなく秘匿する一方で、可変入賞部36における開閉部材37,37の作動態様の違いによって出球率の違いを推測させ得るので、パチンコ機10の出球率の高低を推測させるゲーム性を残しつつ、安心感のある遊技を続けさせることができ、遊技の興趣を向上し得る。すなわち、遊技中のパチンコ機10の出球率に関わる遊技モードが全く分からない状態で遊技を行っている場合に比べて、安心感がある。

0139

実施例のパチンコ機10では、前記大当り遊技を付与するか否かの判定に関係のない可変入賞部36における開閉部材37,37の作動態様の違い(作動パターンの違い)によって出球率の違いを示唆するので、図柄変動演出を最も注目して見ている遊技者が出球率の高低を簡単に認識してしまうのを抑えることができ、出球率の高低を推測させるゲーム性を低下させることなく遊技の興趣を向上し得る。また、前記メイン制御CPU60aで実行される当否用図柄当り判定の判定結果を導出する当否用図柄の変動時間は、遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFに関係なく一定に設定されているので、該当否用図柄の変動時間から出球率の違いを判別することはできず、出球率の高低を推測させるゲーム性が低下するのを抑制し得る。

0140

また、実施例のパチンコ機10では、大当り判定の判定結果が当りの場合は、付与される大当り遊技の種類に対応する遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFがメイン制御CPU60aにより決定されるのに対し、カウント手段81が切替え回数をカウントした場合は、カウント手段81が切替え回数をカウントする前までの現在の遊技モードより出球率の高い遊技モードMA,MB,MC,MD,ME,MFがメイン制御CPU60aにより決定されるようになっている。すなわち、大当り遊技に当選しない状態が続いた場合には出球率の高い遊技モードに移行するので、大当り遊技に当選しない状態が続いても遊技者が遊技を辞めてしまうのを抑制することができ、パチンコ機10の稼働率を向上し得る。

0141

また、実施例のパチンコ機10では、遊技者に有利な所定値以上の出球率の第4遊技モードMD〜第6遊技モードMFをメイン制御CPU60aが決定する特図を表わす特図表示パターンは一部が共通しているので、当該特表パターンを確認することで、大当り遊技後に所定値以上の出球率の第4遊技モードMD〜第6遊技モードMFとなることが推測でき、大当りに当選した喜びと、高い出球率の遊技モードに移行することへの喜びとを遊技者に与えることができ、遊技の興趣を向上し得る。

0142

ところで、前記第2始動入賞口31への入賞(特図2)に基づいて生起される大当り遊技には、特図1の図柄Aに設定された賞球が最も少ない第1の大当り遊技が含まれてない一方で、前記第1始動入賞口30への入賞(特図1)に基づいて生起される大当り遊技には、特図2の図柄gに設定された賞球が最も多い第7の大当り遊技が含まれていない。すなわち、第2始動入賞口31への入賞に基づいて生起される大当り遊技は、第1始動入賞口30への入賞に基づいて生起される大当り遊技より遊技者に与える利益が大きくなり易く設定されている。そして、実施例のパチンコ機10では、第2始動入賞口31への入賞を契機として取得される第2特図始動保留情報がメイン制御RAM60cに記憶されている場合には、第1始動入賞口30への入賞を契機として取得される第1特図始動保留情報がメイン制御RAM60cに記憶されていたとしても、該第2特図始動保留情報に基づく図柄変動演出が優先的に実行されるようになっている。すなわち、実施例のパチンコ機10では、第2始動入賞口31への入賞に基づく遊技者にとって有利な大当り遊技が優先的に付与される可能性があるから、遊技者が不満抱くのを防止し得る。

0143

(変更例)
本願発明は、前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、大当り確率が変わらない場合で説明したが、大当り遊技終了後に遊技者に有利な遊技状態として、大当り確率を低確率から高確率に変動させる確変状態を付与可能な構成としてもよい。この確変状態は、特図表示部に確定停止表示された特図(特図1または特図2)の種類が、予め定めた確変図柄(特定図柄)である場合に付与され、確変図柄(特定図柄)でない場合には付与されないようにすればよい。なお、低確率と高確率との差は小さい方が好ましい。また、確変状態を付与可能な構成では、確変状態が付与される期間を、大当り遊技終了後、所定回数の図柄変動演出(特図変動表示)が実行されるまでの期間(確変回数)としたり、確変状態が付与されてから所定条件を満たすまでの間継続して確変状態を付与し、当該所定条件を満たすことを条件に非確変状態に移行させるようにすることもでき、また次回の大当り遊技が生起されるまでの間継続して確変状態が付与されるようにすることもできる。更に、確変状態を付与可能な構成では、確変状態が付与されている期間については同一遊技モードとなり、該確変状態が付与されなくなったことを(確変回数に達したことを)特定条件の成立としてメイン制御CPUが複数種類の遊技モードから1つの遊技モードを決定するようにすることができる。なお、確変状態が付与されなくなった場合に、メイン制御CPUが決定可能な遊技モードは、確変状態付与中の遊技モードより出球率が高い遊技モードであっても低い遊技モードであってもよい。

0144

(2)始動入賞部として、1つの始動入賞口を開閉部材によって開閉するよう構成したものを採用することができ、該開閉部材を、遊技盤に設けたゲート部へのパチンコ球の通過を検出するゲートセンサの球検出によってメイン制御CPUが実行する普図当り判定の判定結果が当りの場合に開放する構成を採用し得る。そして、始動入賞口を開閉部材で開閉する始動入賞部を備える構成において、大当り遊技終了後に、始動入賞口へのパチンコ球の入賞契機が増加する入賞率向上状態(変短状態)を付与するようにしてもよい。この入賞率向上状態では、(1)普図変動表示の変動時間の短縮、(2)普図当り確率を低確率から高確率に変動、(3)普図当り1回についての始動入賞口を開放する開閉部材の開放時間を増やすこと、により始動入賞口へのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。また、入賞率向上状態は、前記確変状態が付与される構成と同様に、特図表示部に確定停止表示された特図(特図1または特図2)の種類が、予め定めた変短図柄(特定図柄)である場合に付与され、変短図柄(特定図柄)でない場合には付与されないようにすればよい。また、入賞率向上状態を付与可能な構成では、入賞率向上状態が付与される期間を、大当り遊技終了後、所定回数の図柄変動演出(特図変動表示)が実行されるまでの期間(変短回数)としたり、入賞率向上状態が付与されてから所定条件を満たすまでの間継続して入賞率向上状態を付与し、当該所定条件を満たすことを条件に非入賞率向上状態に移行させるようにすることもでき、また次回の大当り遊技が生起されるまでの間継続して非入賞率向上状態が付与されるようにすることもできる。更に、入賞率向上状態を付与可能な構成では、入賞率向上状態が付与されている期間については同一遊技モードとなり、該入賞率向上状態が付与されなくなったことを(変短回数に達したことを)特定条件の成立としてメイン制御CPUが複数種類の遊技モードから1つの遊技モードを決定するようにすることができる。なお、入賞率向上状態が付与されなくなった場合に、メイン制御CPUが決定可能な遊技モードは、入賞率向上状態付与中の遊技モードより出球率が高い遊技モードであっても低い遊技モードであってもよい。また、入賞率向上状態付与中の遊技モードの出球率は、100%未満とするのが望ましい。

0145

(3) 実施例では、メイン制御CPUが決定可能な特図変動パターンは、各遊技モードにおいて共通する複数種類の中から決定しているが、特図変動表示の変動内容や変動時間が遊技者が認識し得ない程度の違いであれば、各遊技モード毎に異なる特図変動パターンを決定する構成を採用し得る。
(4) 実施例では、演出制御CPUが決定可能な演出パターンは、各遊技モードにおいて共通する複数種類の中から決定しているが、パチンコ機に設定されている複数の遊技モードの中で最も出球率が高い遊技モードについては、当該遊技モードにおいて演出制御CPUが決定可能な複数種類の演出パターンの中に専用の演出パターンが含まれるようにしてもよい。すなわち、演出制御CPUが専用の演出パターンを決定した場合は、現在の遊技モードが、当該パチンコ機に設定されている最も出球率の高い遊技モードであることを遊技者に示唆することができ、遊技者の遊技意欲を向上して興趣を高めることができる。
(5) メイン制御CPUがリーチはずれ特図変動パターンを決定するリーチ確率を、各遊技モード毎に異なるようにしてもよい。例えば、出球率が高くなるにつれてリーチ確率が高くなるように設定することで、リーチの出現度合によって遊技モードを推測するゲーム性を付加できる。
(6) メイン制御CPUが決定可能な複数種類の特図変動パターンが設定された特図変動パターンテーブルとして、特図変動表示(図柄変動演出)の変動回数が予め設定された報知回数となったときにメイン制御CPUが参照して特図変動パターンを決定する専用特図変動パターンテーブルと、報知回数以外の回数においてメイン制御CPUが参照して特図変動パターンを決定する通常特図変動パターンテーブルとを設ける。そして、専用特図変動パターンテーブルに設定される特図変動パターンとして、現在の遊技モードを遊技者に認識可能に報知し得る報知用特図変動パターンを設定すると共に、該専用特図変動パターンテーブルについては、出球率が所定値以上の遊技モード(実施例の第4遊技モード以上の出球率の遊技モード)の場合にのみメイン制御CPUが参照可能とする。この構成によれば、報知回数となったときに、報知用特図変動パターンに基づく図柄変動演出が実行されれば、所定値以上の遊技モードであることを遊技者に報知でき、興趣を高め得る。
(7) 実施例では、メイン制御CPUが遊技モードを決定する特定条件の成立として、大当り判定(第1当り判定)での判定結果が当りの場合と、特図変動表示(図柄変動演出)の変動回数が切替え回数となった場合とを設定したが、何れか一方のみであってもよい。

0146

(8) 実施例では、特図(大当り遊技)の種類に対応する遊技モードをメイン制御CPUが決定するよう構成したが、複数種類の遊技モードを乱数と判定値とを用いて抽選により決定するようにしてもよい。このように、遊技モードを抽選により決定する構成では、特図(大当り遊技)の種類毎に各遊技モードが選択される割合が異なるようにしてもよい。例えば、遊技者に与える利益(賞球数)が大きい大当り遊技(特図)の方が、利益(賞球数)が小さい大当り遊技(特図)より出球率の高い遊技モードが決定され易くする。
(9) 実施例では、特図変動表示(図柄変動演出)の変動回数が切替え回数となった場合に、メイン制御CPUが出球率が現在の遊技モードより一段階高い遊技モードを決定するよう構成したが、現在の遊技モードより出球率が高い複数種類の遊技モードの中から乱数と判定値とを用いて抽選により遊技モードを決定するようにしてもよい。
(10) 実施例では、特図表示部に表示される特図の特図表示パターンについて、出球率が所定値以上となる遊技モードに対応する特図表示パターンの一部を共通化することで、該特図表示パターンによって出球率が所定値以上となる遊技モードであることを示唆するよう構成したが、全ての遊技モードに対応する特図表示パターンを関連性のない表示パターンとすることで、特図表示部に表示される特図表示パターンではどの遊技モードであるかを判別できないようにしてもよい。
(11) 実施例では、カウント手段のカウント値が切替え回数となったことを特定条件の成立としてメイン制御CPUが遊技モードを決定する場合に、現在の遊技モードが出球率の最も高い遊技モードである場合には当該遊技モードが維持される(遊技モードが変更されない)よう構成したが、出球率の最も低い遊技モード等、他の遊技モードに変更可能に構成してもよい。
(12) 実施例では、出球率が所定値以上の遊技モードに対応する特図を表示する特図表示パターンにおいて、複数個の発光表示部における左右の端の少なくとも一方が点灯することで共通化が図られているが、特図表示パターンにおける共通部分は、左右の端に限られるものではなく、特定の位置の発光表示部が点灯することで共通化が図られていればよい。なお、特図表示部を構成する発光表示部の数を増やすことで、特図1と特図2とで重複しない特図表示パターンを設定することができる。
(13) 実施例では、当否判定当り1回についての可変入賞口を開放する開閉部材の開放時間を変える具体的な手段として、開閉部材の開放時間を単純に変えること、開閉部材の開放回数を変えること、およびこれらを複合させること、を挙げたが、当否用図柄当り判定の当り確率を変更するようにしてもよい。

0147

(14) 実施例では、大当り遊技の種類として、規定ラウンド数が異なる複数種類を設定したが、全ての大当り遊技の規定ラウンド数を同じとしてもよい。このように、大当り遊技の規定ラウンド数を1種類とすることで、ラウンド数によっては大当り遊技後に移行する遊技モードの種類は判断できず、移行する遊技モードを推測する遊技性によって興趣を向上することができる。
(15) 実施例では、遊技モードと作動パターンとを一対一の関係としたが、一つの遊技モードに対して対応する複数の作動パターンを設定し、作動パターン決定手段は、該作動パターン決定手段が決定した遊技モードにおいて実行される当否判定(当否用図柄当り判定)の判定結果が当りの場合に、該遊技モードに対応する複数の作動パターンの中から作動パターンを決定する構成を採用し得る。

実施例

0148

(16) 実施例においてメイン制御手段(メイン制御CPU)が備える機能の全部または一部をサブ制御手段(演出制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対にサブ制御手段が備える機能の全部または一部をメイン制御手段が備えるようにしてもよい。そして実施例では、メイン制御基板とサブ制御基板(演出制御基板)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例におけるメイン制御手段およびサブ制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。更に、別途制御基板を備えて、実施例のメイン制御手段やサブ制御手段が備える機能の全部または一部を、別の制御手段に備えさせてもよい。
(17) また、実施例において演出制御手段(演出制御CPU)が備える機能の全部または一部を表示制御手段(表示制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対に表示制御手段が備える機能の全部または一部を演出制御手段が備えるようにしてもよい。そして実施例では、演出制御基板(演出制御CPU)と表示制御基板(表示制御CPU)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例における演出制御手段および表示制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。また、発光制御を行うランプ制御手段や音出力制御を行う音制御手段に関しても同様に、演出制御手段が兼用することができる。
(18)遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。

0149

17表示装置(第2表示手段)
30 第1始動入賞口(始動入賞手段)
31 第2始動入賞口(始動入賞手段)
36可変入賞部
37開閉部材(可変手段)
40 特別入賞部
41 特別入賞口
43 開閉部材(開閉手段)
49球通過検出センサ(球通過検出手段)
50A 第1特図表示部(第1表示手段)
50B 第2特図表示部(第1表示手段)
55 当否用図柄表示部(第3表示手段)
60aメイン制御CPU(第1当り判定手段、第2当り判定手段、作動パターン決定手段、遊技モード決定手段、変動パターン決定手段)
65a演出制御CPU(演出パターン決定手段)
75遊技領域
MA〜MF遊技モード
WP1〜WP6 作動パターン

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