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技術 サーバ装置

出願人 株式会社NTTドコモ株式会社エイス
発明者 菊地大輔中尾直之竹下理人中川大輔中島俊雄
出願日 2015年4月8日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2015-079554
公開日 2016年12月1日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2016-200917
状態 特許登録済
技術分野 電話通信サービス 計算機間の情報転送 盗難警報装置 警報システム
主要キーワード 明度センサ 各発信器 稼働期間 各設置場所 測定頻度 操作子画像 発信頻度 平均滞在
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月1日)のものです。
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図面 (20)

課題

特定の場所に設置された発信器との通信に基づくサービス提供が行われる場合に、その発信器が盗難にあってもサービス提供を継続すること。

解決手段

取得部101は、識別信号を受信したユーザ端末20から、その受信された識別信号により示される発信器IDを取得する。検知部102は、ビーコン30が盗難にあったことを検知する。分類情報記憶部103は、ビーコン30の発信器IDを第3区分及び第4区分を含む複数の区分のいずれかに分類した分類情報を記憶する。実行部104は、取得部101により取得された複数の識別子のうち第3区分に分類される識別子が、第1条件を満たした場合に、予め定められた処理を実行する。また、実行部104は、第3区分に分類される発信器が盗難にあったことが検知された場合、取得された第3区分に分類される識別子が第2条件を満たしたときに、予め定められた処理を実行する。

概要

背景

特定の場所に設置された発信器との通信に基づいてサービスを提供するための技術が知られている。特許文献1には、離れた場所に点在する子局装置発信機と通信することで発信機の位置を追跡する技術が開示されている。

概要

特定の場所に設置された発信器との通信に基づくサービス提供が行われる場合に、その発信器が盗難にあってもサービス提供を継続すること。取得部101は、識別信号を受信したユーザ端末20から、その受信された識別信号により示される発信器IDを取得する。検知部102は、ビーコン30が盗難にあったことを検知する。分類情報記憶部103は、ビーコン30の発信器IDを第3区分及び第4区分を含む複数の区分のいずれかに分類した分類情報を記憶する。実行部104は、取得部101により取得された複数の識別子のうち第3区分に分類される識別子が、第1条件を満たした場合に、予め定められた処理を実行する。また、実行部104は、第3区分に分類される発信器が盗難にあったことが検知された場合、取得された第3区分に分類される識別子が第2条件を満たしたときに、予め定められた処理を実行する。

目的

本発明は、特定の場所に設置された発信器との通信に基づいてサービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の発信器識別子を第1区分と第2区分に分類した情報を記憶する記憶部と、前記発信器から発信された自機の識別子を示す識別信号を受信した移動通信端末から、当該受信された識別信号により示される識別子を取得する取得部と、前記発信器が盗難にあったことを検知する検知部と、前記取得部により取得された識別子が第1条件を満たした場合、前記移動通信端末を所持するユーザが前記複数の発信器の設置場所を訪れたものとして、当該第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理を実行し、前記検知部により発信器の盗難が検知された場合、前記取得部により取得された識別子が、当該発信器の識別信号が第1区分と前記第2区分のいずれに分類されるかに応じた第2条件を満たしたときに前記処理を実行する実行部とを備えるサーバ装置

請求項2

前記第2条件としては、前記盗難が検知された発信器の代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子が取得された場合に当該盗難が検知された発信器の識別子が取得されたものとみなして判断される第3条件、又は、前記盗難が検知された発信器の識別子が取得されなくとも当該識別子が取得されたものとみなして判断される第4条件が用いられる請求項1に記載のサーバ装置。

請求項3

前記実行部は、前記発信器の盗難が検知された場合、前記代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子を前記取得部が取得するまでの期間において、前記処理の実行を停止し、且つ、前記取得部が識別子を取得した前記移動通信端末に対して当該停止がされた旨を通知する処理を実行する請求項2に記載のサーバ装置。

請求項4

前記実行部は、前記発信器の盗難が検知された場合、登録された通信端末にその旨を通知する処理を実行し、当該通信端末から前記予め定められた処理及び前記停止がされた旨を通知する処理のいずれかを実行するよう指示されると指示された方の処理を実行する請求項3に記載のサーバ装置。

請求項5

前記記憶部は、前記第1区分及び第2区分に分類される第3区分と、第4区分とを含む複数の区分に前記識別子を分類した前記情報を記憶し、前記実行部は、前記第3区分に分類される識別子により識別される発信器の盗難が検知された場合には、取得された前記第3区分に分類される識別子が前記第2条件を満たした場合に前記処理を実行し、前記第4区分に分類される識別子により識別される発信器の盗難が検知された場合には、取得された前記第3区分に分類される識別子が前記第1条件を満たした場合に前記処理を実行する請求項1から4のいずれか1項に記載のサーバ装置。

請求項6

前記発信器は、自機の移動により変動する値を測定するセンサを有し、前記検知部は、前記センサが測定した値の変化が条件を満たした場合に当該センサを有する前記発信器が盗難にあったことを検知する請求項1から5のいずれか1項に記載のサーバ装置。

請求項7

前記検知部は、前記発信器が盗難にあったことを、当該発信器の識別子が取得されない期間が閾値以上となった場合、又は、当該発信器と設置場所が同じ他の発信器の識別子だけが取得された回数が閾値以上となった場合に検知する請求項1から6のいずれか1項に記載のサーバ装置。

請求項8

前記検知部は、前記発信器の設置場所に対応して定められた期間又はユーザから指示された期間には盗難の検知を試みない請求項1から7のいずれか1項に記載のサーバ装置。

請求項9

いずれも前記複数の発信器を含む第1発信器群及び第2発信器群が互いに別の場所に設置され、前記検知部は、前記第1発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された前記移動通信端末から、前記第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された場合に、取得された当該第2発信器群に含まれる発信器の識別子により識別される前記発信器が盗難にあったことを検知する請求項1から8のいずれか1項に記載のサーバ装置。

請求項10

前記実行部は、登録された移動通信端末のうち、盗難が検知された前記第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された移動通信端末から取得されたものと同じ前記第1発信器群の識別子を取得したものに対して、当該盗難に関する情報を通知する処理を実行する請求項9に記載のサーバ装置。

技術分野

0001

本発明は、特定の場所に設置された発信器との通信に基づいてサービスを提供するための技術に関する。

背景技術

0002

特定の場所に設置された発信器との通信に基づいてサービスを提供するための技術が知られている。特許文献1には、離れた場所に点在する子局装置発信機と通信することで発信機の位置を追跡する技術が開示されている。

先行技術

0003

特開2014−52870号公報

発明が解決しようとする課題

0004

近年、店舗に設置した発信器が発信したBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の規格電波来店した客のスマートフォン等のユーザ装置に受信させることで来店を認定し、様々なサービス提供に結び付けることが広がっている。一方で、店舗に設置する発信器の小型化も進んでいるため、店舗に設置されていない発信器による成りすまし及び不正なサービスの利用を目的とした発信器の盗難のおそれが生じているとともに、それによるサービスの停止及びユーザの満足度の低下が危惧されている。
そこで、本発明は、特定の場所に設置された発信器との通信に基づくサービス提供が行われる場合に、その発信器が盗難にあってもサービス提供を継続することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、本発明は、複数の発信器の識別子を第1区分と第2区分に分類した情報を記憶する記憶部と、前記発信器から発信された自機の識別子を示す識別信号を受信した移動通信端末から、当該受信された識別信号により示される識別子を取得する取得部と、前記発信器が盗難にあったことを検知する検知部と、前記取得部により取得された識別子が第1条件を満たした場合、前記移動通信端末を所持するユーザが前記複数の発信器の設置場所を訪れたものとして、当該第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理を実行し、前記検知部により発信器の盗難が検知された場合、前記取得部により取得された識別子が、当該発信器の識別信号が第1区分と前記第2区分のいずれに分類されるかに応じた第2条件を満たしたときに前記処理を実行する実行部とを備えるサーバ装置を提供する。

0006

また、前記第2条件としては、前記盗難が検知された発信器の代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子が取得された場合に当該盗難が検知された発信器の識別子が取得されたものとみなして判断される第3条件、又は、前記盗難が検知された発信器の識別子が取得されなくとも当該識別子が取得されたものとみなして判断される第4条件が用いられてもよい。

0007

また、前記実行部は、前記発信器の盗難が検知された場合、前記代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子を前記取得部が取得するまでの期間において、前記処理の実行を停止し、且つ、前記取得部が識別子を取得した前記移動通信端末に対して当該停止がされた旨を通知する処理を実行してもよい。
さらに、前記実行部は、前記発信器の盗難が検知された場合、登録された通信端末にその旨を通知する処理を実行し、当該通信端末から前記予め定められた処理及び前記停止がされた旨を通知する処理のいずれかを実行するよう指示されると指示された方の処理を実行してもよい。

0008

また、前記記憶部は、前記第1区分及び第2区分に分類される第3区分と、第4区分とを含む複数の区分に前記識別子を分類した前記情報を記憶し、前記実行部は、前記第3区分に分類される識別子により識別される発信器の盗難が検知された場合には、取得された前記第3区分に分類される識別子が前記第2条件を満たした場合に前記処理を実行し、前記第4区分に分類される識別子により識別される発信器の盗難が検知された場合には、取得された前記第3区分に分類される識別子が前記第1条件を満たした場合に前記処理を実行してもよい。

0009

また、前記発信器は、自機の移動により変動する値を測定するセンサを有し、前記検知部は、前記センサが測定した値の変化が条件を満たした場合に当該センサを有する前記発信器が盗難にあったことを検知してもよい。
さらに、前記検知部は、前記発信器が盗難にあったことを、当該発信器の識別子が取得されない期間が閾値以上となった場合、又は、当該発信器と設置場所が同じ他の発信器の識別子だけが取得された回数が閾値以上となった場合に検知してもよい。
また、前記検知部は、前記発信器の設置場所に対応して定められた期間又はユーザから指示された期間には盗難の検知を試みないようにしてもよい。

0010

また、いずれも前記複数の発信器を含む第1発信器群及び第2発信器群が互いに別の場所に設置され、前記検知部は、前記第1発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された前記移動通信端末から、前記第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された場合に、取得された当該第2発信器群に含まれる発信器の識別子により識別される前記発信器が盗難にあったことを検知してもよい。
さらに、前記実行部は、登録された移動通信端末のうち、盗難が検知された前記第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された移動通信端末から取得されたものと同じ前記第1発信器群の識別子を取得したものに対して、当該盗難に関する情報を通知する処理を実行してもよい。

発明の効果

0011

本発明によれば、特定の場所に設置された発信器との通信に基づくサービス提供が行われる場合に、その発信器が盗難にあってもサービス提供を継続することができる。

図面の簡単な説明

0012

実施例に係るコンテンツ提供システムの全体構成を表す図
サーバ装置のハードウェア構成を表す図
ユーザ端末のハードウェア構成を表す図
ビーコンのハードウェア構成を表す図
コンテンツ配信装置のハードウェア構成を表す図
店舗端末のハードウェア構成を表す図
各装置が実現する機能構成を表す図
ビーコンのセンサが測定した値の変化の一例を表す図
分類情報の一例を表す図
蓄積された発信器IDの一例を表す図
コンテンツIDテーブルの一例を表す図
発信器IDの区分が変更された分類情報の一例を表す図
発信器IDが変更されたコンテンツIDテーブルの一例を表す図
発信器IDの区分が変更された分類情報の別の一例を表す図
店舗端末に表示される盗難通知の一例を表す図
コンテンツ提供処理においてサーバ装置が行う動作手順の一例を表す図
盗難時処理においてサーバ装置が行う動作手順の一例を表す図
変形例のコンテンツ提供システムの全体構成を表す図
変形例で蓄積された発信器IDの一例を表す図
変形例で各装置が実現する機能構成を表す図
変形例でユーザ端末に表示される通知の一例を表す図
変形例で店舗端末に表示される通知の一例を表す図

実施例

0013

[1]実施例
図1は実施例に係るコンテンツ提供システム1の全体構成を表す。コンテンツ提供システム1は、ネットワーク2と、サーバ装置10と、ユーザ端末20と、メインビーコン311−1、311−2、311−3(これらを区別しない場合は「メインビーコン311」という)と、サブビーコン312−1、312−2(これらを区別しない場合は「サブビーコン312」という)と、ダミービーコン320−1、320−2(これらを区別しない場合は「ダミービーコン320」という)と、コンテンツ配信装置40と、店舗端末50とを備える。

0014

なお、メインビーコン311、サブビーコン312及びダミービーコン320を区別しない場合は「ビーコン30」という。これら複数のビーコン30は、いずれも店舗4に設置されている。コンテンツ提供システム1は、特定の場所に設置された発信器との通信に基づいてサービスを提供するためのシステムであり、本実施例では、この店舗4に設置されたビーコン30との通信に基づいて、ユーザにコンテンツ(クーポン特売情報など)を提供するための処理を行う。また、このようなサービスの提供形態では、不正な方法でサービスを提供させようとする者によってビーコン30が盗難にあうことがある。そのため、コンテンツ提供システム1は、ビーコン30が盗難にあってもサービス提供を継続させるための処理も行う。

0015

ネットワーク2は、移動体通信網及びインターネットを含み、装置同士のデータのやり取りを仲介するシステムである。ネットワーク2にはサーバ装置10、ユーザ端末20、コンテンツ配信装置40及び店舗端末50が接続される。店舗端末50は、店舗4の店員によって利用される通信端末であり、例えばスマートフォンやタブレット端末POS(Point Of Sales)端末などである。コンテンツ配信装置40は、ユーザに提供するコンテンツを記憶しており、サーバ装置10からの指示に基づいてユーザ端末20にコンテンツを配信する。

0016

ビーコン30(メインビーコン311、サブビーコン312、ダミービーコン320)は、いずれも無線通信により信号を発信する発信器である。本実施例では、ビーコン30は、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の規格に準拠する無線通信であるBLE通信を行い、また、電池又はバッテリー稼働する。各ビーコン30は、自機を識別する識別信号として、自機を識別する識別子である発信器ID(Identification)を記憶している。各ビーコン30は、自機の発信器IDを示す識別信号を定められた時間間隔で発信する。また、各ビーコン30は、自機の移動により変動する値(例えば加速度)を測定するセンサを有する。ビーコン30は、このセンサが測定した測定結果を示す測定結果信号を発信器IDとともに発信する。

0017

本実施例では、メインビーコン311、サブビーコン312、ダミービーコン320はハードウェア構成が共通している。一方、これら複数のビーコン30は、例えばコンテンツ提供システム1の運営者によって、複数の区分のいずれかに分類されている。「メイン」、「サブ」、「ダミー」という名称は、それら複数の区分を表している。つまり、メインビーコン311は「メイン」という区分のビーコン30を意味する。

0018

ユーザ端末20は、無線通信機能を有し、ユーザによって持ち運ばれながら利用される移動通信端末である。ユーザ端末20は例えばスマートフォンやタブレット端末などである。ユーザが店舗4を訪れると、ユーザ端末20は、各ビーコン30から発信される識別信号及び測定結果信号を受信して、その識別信号が示す発信器IDを表す発信器IDデータに測定結果信号が示す測定結果を付加してサーバ装置10に送信する。

0019

サーバ装置10は、各ビーコン30の区分を表す名称(「メイン」、「サブ」、「ダミー」)と、各々の発信器IDとを対応付けて記憶している。サーバ装置10は、ユーザ端末20から送信されてきた発信器IDデータが表す発信器IDを取得すると、取得した発信器IDの区分に基づいた処理を実行する。サーバ装置10は、例えば、取得した発信器IDに基づいて、ユーザ端末20を持ち運ぶユーザが店舗4を訪れたか否かを判定する判定処理と、判定処理で店舗4を訪れたと判定したユーザのユーザ端末20にコンテンツを配信するようコンテンツ配信装置40に指示する指示処理とを実行する。

0020

また、サーバ装置10は、発信器IDデータが表す測定結果を取得すると、取得した測定結果に基づいて、その測定を行ったビーコン30が盗難にあったか否かを判断する。サーバ装置10は、盗難にあったと判断する、すなわち盗難を検知すると、前述したサービス提供を継続させるための処理を行う。この処理の詳細は後ほど詳しく説明する。

0021

図2はサーバ装置10のハードウェア構成を表す。サーバ装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13とを備えるコンピュータである。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びリアルタイムクロックを備え、CPUが、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって各部の動作を制御する。リアルタイムクロックは、現在の日時を算出してCPUに通知する。記憶部12は、HDD(Hard disk drive)等を備え、制御部11が制御に用いるデータやプログラムの他、自機を識別する発信器IDを記憶している。通信部13は、ネットワーク2を介した通信を行うための通信回路を備え、ネットワーク2を介してユーザ端末20及びコンテンツ配信装置40との間でデータの送信及び受信を行う。

0022

図3はユーザ端末20のハードウェア構成を表す。ユーザ端末20は、制御部21と、記憶部22と、UI(User Interface)部23と、第1通信部24と、第2通信部25とを備えるコンピュータである。制御部21は、図2に表された制御部41と同種のハードウェアである。記憶部22は、フラッシュメモリ等を備え、制御部21が制御に用いるデータやプログラムを記憶している。UI部23は、表示面とその表示面に重ねられたタッチパネルとを備え、画像の表示とユーザの操作の受け付けとを行う。

0023

第1通信部24は、ネットワーク2に接続される無線通信を行うための通信回路を備え、ネットワーク2を介した通信を行う。第1通信部24は、例えば移動体通信を行うための通信回路及び無線LANの規格に準拠した無線LAN通信を行うための通信回路の両方を備えている。第1通信部24は、例えば無線LAN通信が可能なときには無線LAN通信でネットワーク2に接続され、無線LAN通信ができないときは移動体通信でネットワーク2に接続される。第2通信部25は、BLE通信を行うための通信回路を備え、例えばビーコン30から発信されてきた識別信号(発信器IDを示す信号)を受信する。

0024

図4はビーコン30のハードウェア構成を表す。ビーコン30は、制御部31と、センサ部32と、通信部33と、電源部34とを備えるコンピュータである。制御部31は図2に表された制御部11と同種のハードウェアであり、ROMに自機を識別する発信器IDを記憶している。センサ部32は、前述したセンサ(自機が動いたことを表す値を測定するセンサ)を備える。センサ部32は、本実施例では加速度センサを備え、自機の加速度を測定する。通信部33は、図3に表された第2通信部25と同種のハードウェアであり、例えばROMに記憶された発信器IDとセンサ部32が測定した測定結果(本実施例では加速度情報)とをBLE通信で発信する。電源部34は、電池又はバッテリーによって電力を自機の各部に供給する。

0025

図5はコンテンツ配信装置40のハードウェア構成を表す。コンテンツ配信装置40は、制御部41と、記憶部42と、通信部43とを備えるコンピュータである。制御部41、記憶部42及び通信部43は、図2に表された制御部11、記憶部12及び通信部13と同種のハードウェアである。

0026

図6は店舗端末50のハードウェア構成を表す。店舗端末50は、制御部51と、記憶部52と、通信部53と、UI部54とを備えるコンピュータである。制御部51、記憶部52及び通信部53は、図3に表された制御部11、記憶部12及び通信部13と同種のハードウェアである。UI部54は、例えばディスプレイ及びキーボード等を有し、図3に表されたUI部23と同様に、画像の表示とユーザの操作の受け付けとを行う。なお、UI部54は、タッチパネルによりユーザの操作を受け付けるものであってもよい。

0027

サーバ装置10、ユーザ端末20、ビーコン30、コンテンツ配信装置40及び店舗端末50の各々の制御部がプログラムを実行して自装置の各部を制御することで、以下に述べる機能が実現される。
図7は各装置が実現する機能構成を表す。サーバ装置10は、取得部101と、検知部102と、分類情報記憶部103と、実行部104とを備え、ユーザ端末20は、信号受信部201と、宛先通知部202と、データ送信部203と、コンテンツ表示部204とを備える。ビーコン30は、測定部301と、発信部302とを備え、コンテンツ配信装置40は、特定部401と、コンテンツ送信部402と、反映部403とを備え、店舗端末50は表示部501を備える。

0028

測定部301は、自機が動いたことを表す値を測定する。測定部301は、本実施例では、上記のとおり加速度を測定し、その測定結果を発信部302に供給する。測定部301は、加速度の測定を繰り返し行う。測定の時間間隔は短いほどよいが、ビーコン30は上記のとおり電池又はバッテリーで稼働するので、測定頻度が高すぎると電力消費量も多くなって稼働期間が短くなる。よって、測定の時間間隔としては、盗難の検知が可能で且つなるべく長い時間が設定されるとよい。例えばビーコン30を設置場所から取り外してポケットカバン等に入れる行為に1秒程度かかるとすると、その間に少なくとも1回(2回以上でもよい)の測定がなされる時間間隔が定められるという具合である。

0029

発信部302は、識別信号(自機の発信器IDを示す信号)及び測定結果信号(センサが測定した測定結果を示す信号)を無線通信により繰り返し発信する。発信されたこれらの信号は、上述したようにビーコン30の近くを通りがかったユーザのユーザ端末20によって受信される。この発信の時間間隔も短いほどよいが、測定頻度と同様に、発信頻度が高すぎると自機の稼働期間が短くなる。よって、発信の時間間隔としては、ビーコン30の近くを通りがかったユーザのユーザ端末20の大半が識別信号を受信可能で且つなるべく長い時間が設定されるとよい。

0030

例えば識別信号及び測定結果信号の受信可能範囲をユーザが通過するのに要する平均的な時間が10秒程度であれば、その間に少なくとも1回(2回以上でもよい)の発信がなされる時間間隔が定められるという具合である。この通過に要する時間はビーコン30の設置場所によって異なるので、発信の時間間隔はビーコン30毎に設定されてもよいし、時間間隔が最短になるものに合わせて設定されてもよい。測定及び発信の時間間隔の設定は、例えばコンテンツ提供システム1の運営者によって行われる。

0031

発信部302は、測定部301から測定結果が繰り返し供給されると、それらを所定の期間だけそれぞれ記憶しておく。そして、発信部302は、1回の発信において、記憶している測定結果、すなわち過去の所定の期間に測定部301が測定した測定結果を示す測定結果信号を発信する。例えば測定が0.5秒毎に行われ、所定の期間が10秒だとすると、発信部302は、過去の10秒間で測定された20の測定結果を示す測定結果信号を発信する。

0032

この測定結果は、ユーザ端末20を介してサーバ装置10に供給され、上述した盗難の検知に用いられる。一方、発信部302が発信した測定結果信号を受信するユーザ端末20が必ず存在するとは限らず、測定結果信号の受信可能範囲にユーザ端末20が存在しない場合もある。その場合に備え、1回の発信で、過去のなるべく長い期間における測定結果を示す測定結果信号を発信すること、すなわち上記所定の期間をなるべく長くすることが望ましい。

0033

一方で、所定の期間を長くするほど、測定結果を表すデータ量が大きくなって通信の負荷が大きくなる。そこで、例えば、測定結果信号の受信可能範囲にユーザ端末20が存在しない期間の1日の変化を調査しておき、そのうちの最長の期間に安全率を乗じた期間を所定の期間として定めるとよい。また、この変化を曜日毎時間帯毎に調査して、曜日毎や時間帯毎に所定の時間を定めてもよい。これにより、盗難が検知されない時間帯が生じにくいようにしつつ、通信の負荷を抑えることができる。

0034

信号受信部201は、ビーコン30が発信した識別信号及び測定結果信号を受信する。信号受信部201は、ビーコン30が発信する識別信号及び測定結果信号の受信可能内に自端末が所在している間、繰り返しこれらの信号を受信し続ける。信号受信部201は、識別信号及び測定結果信号を受信する度に、受信した識別信号により示される発信器IDを宛先通知部202に供給し、その発信器IDと受信した測定結果信号により示される測定結果とをデータ送信部203に供給する。

0035

宛先通知部202は、サーバ装置10に自端末の宛先を通知する。宛先通知部202は、信号受信部201から識別信号が供給されると、自端末に割り当てられているIPアドレスを自端末の宛先として、自端末を識別する識別子である端末ID(端末IDやIMSI(International Mobile Subscriber Identity)など)に対応付けてサーバ装置10に対して通知する。ユーザ端末20においては、上述したように移動体通信と無線LAN通信とが切り替わると、自端末に割り当てられるIPアドレスが変更される。宛先通知部202は、IPアドレスを一度通知すると、そのIPアドレスが割り当てられている間は通知を停止し、IPアドレスが変更されると、変更後のIPアドレスを端末IDに対応付けてサーバ装置10に通知する。宛先通知部202は、識別信号が一定期間供給されなくなると、この通知を終了する。

0036

データ送信部203は、信号受信部201によって受信された識別信号が示す発信器IDと、受信された測定結果信号が示す測定結果とを自端末の端末IDに対応付けて表す発信器IDデータをサーバ装置10に送信する。データ送信部203は予め記憶しているサーバ装置10のIPアドレスに対して発信器IDデータを送信する。データ送信部203は、同じ発信器IDを示す識別信号が信号受信部201から供給されてきた場合には、一定期間の間はその発信器IDを表す発信器IDデータを送信しない。これにより、同じ発信器IDがいくつも送信されることが防がれる。

0037

取得部101は、識別信号を受信した移動通信端末から、その受信された識別信号により示される識別子を取得する。取得部101には、移動通信端末であるユーザ端末20から送信されてくる発信器IDデータが供給される。取得部101は、供給された発信器IDデータが表す発信器IDを取得する。また、取得部101は、この発信器IDデータが表す測定結果及び端末IDも取得する。取得部101は、こうしてユーザ端末20から発信器ID及び端末IDを取得する度に、それらのIDを実行部104に供給する。また、取得部101は、発信器ID及び測定結果を取得する度に、それらを検知部102に供給する。

0038

検知部102は、ビーコン30のような発信器が盗難にあったことを検知する。検知部102は、本実施例では、ビーコン30が有するセンサが測定した値の変化が条件を満たした場合に、そのセンサを有するビーコン30が盗難にあったことを検知する。
図8はビーコン30のセンサが測定した値の変化の一例を表す。図8では、縦軸が加速度を示し、横軸時刻を示すグラフにおいて、時刻t1からt2までに測定された加速度の値の変化が折れ線で表されている。この例では、時刻t1からしばらく0であった加速度が時刻t3に急に大きくなり、その後は加速度が小さくなるものの0より大きい値で推移している。

0039

ビーコン30が設置されている状態では、図8のグラフで時刻t1からt3までに表されているように加速度は0である。ビーコン30を盗もうとする者がビーコン30を設置場所から取り外してポケット等に納めるときには、時刻t3以降に表されているように大きな加速度が測定される。また、その後は、その場を立ち去ろうとするので、歩くときの振動による加速度が測定される。検知部102は、本実施例では、取得部101から供給された測定結果が表す値、すなわちビーコン30のセンサが測定した値が閾値を超えた場合に、そのセンサを有するビーコン30が盗難にあったことを検知する。

0040

この閾値としては、例えば、ビーコン30を設置場所から取り外すテストを複数回行って各テストで測定される加速度の最大値を記録し、記録された複数の最大値のうちの最小の値よりも小さな値が定められればよい。図8の例では、検知部102は、時刻t4に加速度が閾値を超えているので、この加速度を測定したセンサを有する発信器が盗難にあったことを検知する。検知部102は、盗難を検知すると、検知に用いた測定結果とともに供給された発信器ID、すなわち盗難を検知したビーコン30の発信器IDを実行部104に供給する。

0041

分類情報記憶部103は、ビーコン30の発信器IDを、複数の区分のいずれかに分類した分類情報を記憶する。複数の区分には、第1区分及び第2区分に分類される第3区分と第4区分とが含まれる。
図9は分類情報の一例を表す。この分類情報では、設置場所IDと、発信器IDと、発信器IDの区分と、代替順序とが対応付けられている。設置場所IDは、対応する発信器IDにより識別されるビーコン30の設置場所に割り当てられた情報である。この例では、店舗4の設置場所IDである「T001」に、「B001」から「B007」までの7つの発信器IDが対応付けられている。これの発信器IDは図1に表す店舗4に設置されている7つのビーコン30の発信器IDを表している。

0042

「B001」、「B002」、「B003」はメインビーコン311の発信器IDであり、「メイン」という名称で表された区分が対応付けられている。「B004」、「B005」はサブビーコン312の発信器IDであり、「サブ」という名称で表された区分が対応付けられている。「B006」、「B007」はダミービーコン320の発信器IDであり、「ダミー」という名称で表された区分が対応付けられている。「メイン」及び「サブ」は前述した第3区分を表し、「ダミー」は前述した第4区分を表す。このように、分類情報は、発信器IDを第3区分及び第4区分を含む複数の区分のいずれかに分類する。また、第3区分は、前述したように、さらに第1区分及び第2区分に分類される。「メイン」は第1区分を表し、「サブ」は第2区分を表す。

0043

なお、上記の各区分は、機器IDの区分であると同時に、それらの機器IDにより識別されるビーコン30の区分にもなっている。例えば発信器IDが「B001」のメインビーコン311は、「B001」に対応付けられている第1区分に分類された発信器(つまり第3区分に分類された発信器ともいえる)ということになる。分類情報記憶部103は、これらの分類情報を実行部104から参照可能に記憶している。実行部104は、この分類情報を参照し、各発信器IDの区分に基づいた処理を実行する。なお、代替順序については後ほど説明する。

0044

実行部104は、取得部101により取得された複数の識別子のうち第3区分に分類される識別子が、後ほど説明する第1条件を満たした場合に、その識別子の取得元であるユーザ端末20を所持するユーザが複数のビーコンの設置場所(本実施例では店舗4)を訪れたものとして、予め定められた処理を実行する。この予め定められた処理には、第1区分に分類される発信器IDに対応付けられた処理が含まれている。実行部104は、第3区分に分類される識別子が第1条件を満たした場合、その識別子に含まれる第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理を予め定められた処理として実行する。

0045

以上の処理は、実行部104が備える次の機能によって実行される。実行部104は、蓄積部105と、判定部106と、指示部107とを備える。蓄積部105は、取得部101によって取得された発信器IDを蓄積する。蓄積部105は、発信器IDを、ともに取得された端末ID及び取得された時刻を表す時刻情報に対応付けて蓄積する。

0046

図10は蓄積された発信器IDの一例を表す。図10の例では、「U001」という端末IDに、図1に表す7つのビーコン30の発信器IDがそれぞれ対応付けられ、それらが「t01」から「t07」までの7つの時刻情報にそれぞれ対応付けられている。これらの時刻情報は「t01」が最も早い時刻を表し、「t07」が最も遅い時刻を表しているものとする。取得時刻が早い順に発信器IDを並べると、「B001」、「B007」、「B002」、「B005」、「B006」、「B003」、「B004」となっている。

0047

判定部106は、分類情報記憶部103に記憶された分類情報と蓄積部105に蓄積された発信器ID等に基づいて、ユーザが店舗4(本実施例における複数のビーコンの設置場所)を訪れたか否かを判定する判定処理を実行する。判定部106は、新たな発信器ID及び端末IDが蓄積部105に蓄積される度に、それまでに蓄積された発信器IDとそれに対応付けられた時刻情報が判定条件を満たすか否かを判断する。

0048

判定条件の具体例を以下に示す。
(1)図9に表す分類情報で同じ設置場所IDと「メイン」及び「サブ」とに対応付けられている発信器IDのうちの所定の個数(本実施例ではその発信器IDの全数)の発信器IDが、蓄積部105に蓄積されている。
(2)(1)で蓄積部105に蓄積されている発信器IDに対応付けられた時刻情報が表す最も早い時刻から最も遅い時刻までの経過時間が決められた制限時間(例えば店舗4を訪れたユーザの平均滞在時間)以下である。

0049

例えば時刻t06では、判定部106は、取得された端末IDである「U001」に対応付けて蓄積されている「B001」、「B007」、「B002」、「B005」、「B006」、「B003」を参照する。この場合、判定部106は、図9に表す分類情報で「T001」と「メイン」及び「サブ」とに対応付けられている「B001」から「B005」までの5つの発信器IDのうちの「B004」を除く4つまでしか蓄積されていないため、判定条件(1)が満たされていないと判断する。一方、続く時刻t07では「B004」も蓄積されるので、判定部106は、判定条件(1)が満たされたと判断する。

0050

そして、判定部106は、時刻t01からt07までの経過時間が制限時間以下であれば、判定条件(2)も満たされたと判断する。この判定条件(2)が用いられることで、例えば発信される識別信号が店舗4の外でも受信可能である場合に、店舗4の近くを何回か通りがかったユーザのユーザ端末20から数日がかりで発信器IDが取得されるといった場合に、判定条件が満たされないようにすることができる。

0051

このように判定条件(1)及び(2)がいずれも満たされたと判断すると、判定部106は、ユーザが店舗4を訪れたと判定する。判定条件(1)及び(2)は、取得部101により取得された複数の識別子のうち第3区分に分類される識別子が満たす条件であり、上述した第1条件の一例である。判定部106は、ユーザの店舗4への訪問を判定すると、そのユーザのユーザ端末20の端末IDと、その端末IDに対応付けて蓄積されている発信器IDとを指示部107に供給する。

0052

指示部107は、上述した第1区分に分類される発信器IDに対応付けられた処理として、本実施例で第1区分に分類されているメインビーコン311の発信器IDに対応するコンテンツをユーザ端末20に配信することをコンテンツ配信装置40に対して指示する指示処理を、上述した予め定められた処理として実行する。指示部107は、判定部106から供給された発信器IDから図9に表す分類情報で「メイン」に対応付けられているもの(メインビーコン311の3つの発信器ID)を抽出する。指示部107は、宛先通知部202から通知されたIPアドレスのうち、供給された端末IDに対応する最新のIPアドレスに、抽出した発信器IDに対応するコンテンツを配信することを指示する指示データを送信する。

0053

コンテンツ配信装置40では、指示部107から送信されてきた指示データが特定部401に供給される。特定部401は、指示データが供給されると、その指示データが表す発信器IDに基づいて配信すべきコンテンツを特定する。特定部401は、コンテンツを識別するコンテンツIDと第1区分に分類される発信器IDとを対応付けたコンテンツIDテーブルを記憶している。
図11はコンテンツIDテーブルの一例を表す。図11の例では、第1区分に分類される発信器IDとして、「B001」、「B002」、「B003」というメインビーコン311の3つの発信器IDが、「C001」というコンテンツIDに対応付けられている。

0054

特定部401は、供給された指示データが表す「B001」、「B002」、「B003」という発信器IDにコンテンツIDテーブルにおいて対応付けられた「C001」というコンテンツIDによって識別されるコンテンツを、配信すべきコンテンツとして特定する。特定部401は、特定したコンテンツを自装置の記憶部42から読み出して、指示データとともにコンテンツ送信部402に供給する。

0055

コンテンツ送信部402は、特定部401により特定されたコンテンツをユーザ端末20に対して送信する。具体的には、コンテンツ送信部402は、特定部401から供給された指示データが表すIPアドレスに、ともに供給されたコンテンツを送信する。ユーザ端末20においては、コンテンツ送信部402から送信されてきたコンテンツがコンテンツ表示部204に供給される。

0056

コンテンツ表示部204は、自装置に送信されてきたコンテンツを表示する。コンテンツ表示部204は、コンテンツ配信装置40から送信されてきたコンテンツが供給されると、例えばその旨を表すポップアップ表示を行い、ユーザがコンテンツを表示させる操作を行うと、供給されたコンテンツを表示する。

0057

続いて、検知部102がビーコン30の盗難を検知した場合に実行部104が実行する処理について説明する。実行部104は、第4区分に分類される発信器が盗難にあったことが検知された場合、取得部101により取得された第3区分に分類される識別子が上述した第1条件を満たしたときに、予め定められた処理を実行する。つまり、実行部104は、図9の分類がされた状態であれば、ダミービーコン320(第4区分に分類される発信器)の盗難が検知されても、処理の実行を判断する際に用いる条件を第1条件のまま変更しない。

0058

一方、実行部104は、第3区分に分類される発信器が盗難にあったことが検知された場合、取得部101により取得された第3区分に分類される識別子が第2条件を満たしたときに、予め定められた処理を実行する。つまり、実行部104は、図9の分類がされた状態であれば、メインビーコン311及びサブビーコン312(第3区分に分類される発信器)の盗難が検知されると、処理の実行を判断する際に用いる条件を第1条件から第2条件に変更する。第2条件としては、盗難が検知された発信器の識別子が取得されなくても満たされる条件であり、且つ、盗難が検知された発信器が第1区分及び第2区分のいずれに分類されるかに応じた条件が用いられる。

0059

第2条件としては、例えば、盗難が検知された発信器の代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子が取得された場合にその盗難が検知された発信器の識別子が取得されたものとみなして判断される第3条件が用いられる。本実施例では、実行部104は、第1区分に分類される識別子により識別される発信器(例えばメインビーコン311)の盗難が検知された場合には第3条件が満たされたときに予め定められた処理を実行する。この場合の第3条件は、盗難が検知された発信器が第1区分に分類されることに応じた第2条件の一例として用いられている。

0060

代替用の発信器としては、例えばダミービーコン320が用いられる。本実施例では、図9に表した「代替順序」の順番で代替用の発信器が定められる。つまり、1つのメインビーコン311の盗難が検知されれば代替順序が「1」の「B006」のダミービーコン320が代替用の発信器として定められ、2つ目のメインビーコン311又は代替用の発信器の盗難が検知されれば代替順序が「2」の「B007」のダミービーコン320が代替用の発信器として定められる。

0061

また、第2条件としては、盗難が検知された発信器の識別子が取得されなくともその識別子が取得されたものとみなして判断される第4条件も用いられる。本実施例では、実行部104は、第2区分に分類される識別子により識別される発信器(例えばサブビーコン312)の盗難が検知された場合には第4条件が満たされたときに予め定められた処理を実行する。また、実行部104は、発信器の盗難が検知された場合、登録された通信端末にその旨を通知する処理を実行する。登録された通信端末とは、例えば図1に表す店舗端末50である。この場合の第4条件は、盗難が検知された発信器が第2区分に分類されることに応じた第2条件の一例として用いられている。

0062

発信器の盗難が検知された場合の上記の処理は、実行部104が備える次の機能によって実行される。実行部104は、変更部108と、盗難通知部109とを備える。変更部108は、分類情報記憶部103に記憶されている分類情報が表す発信器IDの区分を変更する。変更部108は、例えば盗難が検知された発信器の発信器IDを、盗難が検知されたことを示す情報(例えば「盗難」という文字列)に変更する。また、変更部108は、第3区分に分類される識別子(発信器ID)を「盗難」に変更した場合、代替用の発信器として定められている発信器の発信器IDの区分を、盗難が検知された発信器の区分に変更する。

0063

図12は発信器IDの区分が変更された分類情報の一例を表す。図12の例では、図9に表す発信器IDのうちの「B002」で識別されるメインビーコン311の盗難が検知された場合の変更結果が表されている。変更部108は、「B002」に対応付けられている発信器IDの区分を「メイン」から「盗難」という文字列に変更し、1番目の代替用の発信器の機器IDである「B006」に対応付けられている発信器IDの区分を、「B002」に対応付けられていた区分である「メイン」に変更している。これにより、「B006」を発信器IDとするダミービーコン320は、メインビーコン311に相当するビーコンとして扱われるようになる。この場合、「B006」が、上述した代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子となる。

0064

これにより、「B001」、「B003」、「B004」、「B005」、「B006」という5つの発信器IDが第3区分に分類される識別子を表すことになり、判定部106が、それに基づいて、蓄積された発信器ID及び時刻情報が判定条件を満たすか否かを判断する。その結果、「B002」で識別されるメインビーコン311が盗難にあったためその識別信号が受信できない状態であっても、代替用の発信器の発信器ID(図12の例では「B006」)を含むこれら5つの発信器IDがユーザ端末20から取得されたときに、ユーザが店舗4を訪れたという判定がされることになる。

0065

また、変更部108は、第1区分に分類される識別子、すなわち分類情報において「メイン」に対応付けられている発信器IDを変更した場合には、その変更をコンテンツ配信装置40が記憶しているコンテンツIDテーブルにも反映させる。変更部108は、盗難が検知されたビーコン30の発信器IDを代替用の発信器の発信器IDに変更する指示を表す指示データをコンテンツ配信装置40に対して送信する。送信された指示データはコンテンツ配信装置40の反映部403に供給される。反映部403は、供給された指示データが表す指示を反映し、盗難が検知されたビーコン30の発信器IDを代替用の発信器の発信器IDに変更する。

0066

図13は発信器IDが変更されたコンテンツIDテーブルの一例を表す。この例では、図12の例では「B002」という発信器IDであった発信器IDが代替用の発信器の発信器IDである「B006」に変更されている。分類情報が図12のように変更されることで、指示部107は変更後に「メイン」に対応付けられた「B001」、「B003」、「B006」に対応するコンテンツを配信することを指示する指示データを送信する。このとき、コンテンツIDテーブルが図13に表すように変更されているので、特定部401は、この指示データが表す発信器IDにコンテンツIDテーブルにおいて対応付けられたコンテンツIDによって識別されるコンテンツを特定する。

0067

なお、変更が反映される前に指示データが送信されないように、変更部108が分類情報を変更し、且つコンテンツIDテーブルの変更も必要な場合にはその変更が反映されるまでは指示データの送信を停止するよう指示部107に通知してもよい。その場合、反映部403が反映を完了したことをサーバ装置10に通知し、指示部107は、その通知があったあとに指示データを送信する。これにより、コンテンツIDテーブルへの発信器IDの変更の反映が遅れたためにコンテンツが送信されないという事態を防ぐことができる。

0068

また、変更部108は、第2区分に分類される識別子、すなわち分類情報において「サブ」に対応付けられたビーコン30の盗難が検知された場合、そのビーコン30の発信器IDの変更だけを行う。
図14は発信器IDの区分が変更された分類情報の別の一例を表す。変更部108は、この例では、「B004」という発信器IDに対応付けられていた「サブ」という区分を「盗難」という文字列に変更している。

0069

これにより、「B001」、「B003」、「B004」、「B005」という4つの発信器IDのみが第3区分に分類される識別子を表すことになり、判定部106が、それに基づいて、蓄積された発信器ID及び時刻情報が判定条件を満たすか否かを判断する。その結果、「B004」で識別されるサブビーコン312が盗難にあったためその識別信号が受信できない状態であっても、それ以外の4つの発信器IDがユーザ端末20から取得されたときに、ユーザが店舗4を訪れたという判定がされることになる。

0070

盗難通知部109は、発信器の盗難が検知された場合、登録された通信端末にその旨を通知する通知処理を実行する。盗難通知部109は、設置場所毎に登録された通信端末の宛先を記憶しており、例えば、各設置場所IDと通信端末のIPアドレスとを対応付けて記憶している。盗難通知部109は、本実施例では、登録された通信端末である図1に表す店舗端末50のIPアドレスを、店舗4の設置場所IDに対応付けて記憶している。

0071

盗難通知部109は、検知部102から盗難が検知されたビーコン30の発信器IDが供給されると、分類情報記憶部103が記憶している分類情報を参照し、その発信器IDに対応付けられている設置場所IDを読み出す。盗難通知部109は、読み出した設置場所IDに対応付けて記憶しているIPアドレスに対して、検知部102から供給された発信器IDにより識別されるビーコン30の盗難通知を表す盗難通知データを送信する。こうして送信された盗難通知データは、店舗端末50の表示部501に供給される。表示部501はこうしてサーバ装置10から受け取った盗難通知を表示する。

0072

図15は店舗端末50に表示される盗難通知の一例を表す。この例では、「ビーコンの盗難通知がありました。」という文字列と、「発信器IDがB002のビーコンが盗難にあいました。さらなる盗難を警戒してください。」という文字列とが店舗端末50のUI部54に表示されている。このように盗難通知が表示されることで、店員が他のビーコン30が盗難されないように警戒を強めることができる。

0073

サーバ装置10は、上記の構成に基づいて、ユーザにコンテンツを提供するためのコンテンツ提供処理と、ビーコン30の盗難が検知されたときの盗難時処理とを行う。
図16はコンテンツ提供処理においてサーバ装置10が行う動作手順の一例を表す。この動作手順は、ユーザ端末20がビーコン30から発信された識別信号及び測定結果信号を受信して、発信器IDデータをサーバ装置10に対して送信してくることを契機に開始される。まず、サーバ装置10(取得部101)は、ユーザ端末20から送信されてきた発信器IDデータが表す発信器ID及び測定結果を取得する(ステップS11)。次に、サーバ装置10(蓄積部105)は、取得された発信器IDを蓄積する(ステップS12)。

0074

次に、サーバ装置10(検知部102)は、取得された測定結果に基づいて発信器の盗難の検知を試みて、盗難が検知されたか否かを判断する(ステップS13)。サーバ装置10(実行部104)は、盗難が検知された(YES)と判断した場合には、盗難時処理を行う(ステップS20)。盗難時処理については後ほど図17を参照して説明する。サーバ装置10(判定部106)は、盗難時処理の後又はステップS12で盗難が検知されなかった(NO)と判断した場合には、蓄積された発信器IDが判定条件(1)を満たすか否かを判断し(ステップS14)、満たさない(NO)と判断した場合にはステップS11に戻る。

0075

サーバ装置(判定部106)は、判定条件(1)が満たされた(YES)と判断した場合には、続いて、蓄積されている発信器IDに対応付けられた時刻情報が判定条件(2)を満たすか否かを判断し(ステップS15)、満たさない(NO)と判断した場合にはこの動作手順を終了する。サーバ装置(判定部106)は、ステップS15において判定条件(2)が満たされた(YES)と判断した場合には、ユーザがビーコン30の設置場所を訪れたと判定する(ステップS16)。そして、サーバ装置(指示部107)は、メインビーコン311の発信器IDに対応するコンテンツのユーザ端末20への送信をコンテンツ配信装置40に対して指示し(ステップS17)、コンテンツ提供処理を終了する。

0076

図17は盗難時処理においてサーバ装置10が行う動作手順の一例を表す。サーバ装置10(変更部108)は、まず、盗難が検知された発信器について分類情報で設定されている区分を図12図14の例のように変更する(ステップS21)。次に、サーバ装置10(変更部108)は、「メイン」が「盗難」に変更されたか否かを判断し(ステップS22)、YESと判断した場合には、コンテンツ配信装置40に対してコンテンツIDテーブルの変更を指示する(ステップS23)。サーバ装置10(盗難通知部109)は、ステップS23の変更指示の後、及びステップS22で「サブ」が「盗難」に変更された(NO)と判断した場合には、店舗端末50への盗難通知を行い(ステップS24)、この動作手順を終了する。

0077

本実施例では、メインビーコン311の盗難が検知された場合には、図12図13の説明で述べたように、代替用の発信器の発信器IDが盗難の検知されたメインビーコン311の発信器IDの代わりとして用いられて、ユーザの設置場所への訪問の判定やコンテンツの特定が行われる。このように、本実施例によれば、特定の場所に設置された発信器との通信に基づくサービス提供が行われる場合に、その発信器が盗難にあってもサービス提供を継続することができる。また、本実施例では、サブビーコン312の盗難が検知された場合には、図14の説明で述べたように、盗難が検知されたサブビーコン312の発信器IDを除いた他のメインビーコン311及びサブビーコン312の発信器IDが用いられてユーザの設置場所への訪問の判定が行われる。この場合も、発信器が盗難にあってもサービス提供を継続することができる。

0078

[2]変形例
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、実施例及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。

0079

[2−1]盗難検知の対象
実施例では、全てのビーコン30の盗難が検知されたが、これに限らず、例えば第4区分に分類される識別子によって識別される発信器(実施例ではダミービーコン320)の盗難は検知されなくてもよい。ダミービーコン320が盗難にあっても、ユーザの訪問の判定やコンテンツの配信を継続することができるからである。本変形例では、例えばセンサ部を備えないビーコンをダミービーコンとして用いることで、検知部102が、第3区分に分類される識別子によって識別される発信器が盗難にあったことだけを検知するようにしてもよい。これにより、全てのビーコン30の盗難を検知する場合に比べて、複数の発信器に要するコストを低くすることができ、また、測定結果を含まない発信器IDデータが増えるのでサーバ装置10とユーザ端末20との間の通信の負荷を軽減することができる。

0080

[2−2]センサ
ビーコン30が備えるセンサは、加速度センサに限らない。例えばジャイロセンサ地磁気センサであってもよい。これらのセンサが測定する値も、ビーコン30の移動により通常は変動するからである。また、明度センサが用いられてもよい。この場合、設置場所での明度が例えば7時に明るくなって22時に暗くなるというパターンであれば、明度センサの測定結果が例えば7時から22時までの間に暗くなったり、22時を超えても明るかったりしたことを表していれば、検知部102が盗難を検知する。他にも、音センサ温度センサを用いて、明度センサの場合と同様に盗難を検知することもできる。また、人が近づかない場所に設置されたビーコン30であれば、人感センサを用いて人の接近を表す値が測定された場合に検知部102が盗難を検知してもよい。

0081

[2−3]盗難の検知方法
上述したセンサの区分とは別に、検知部102が、実施例とは異なる方法で盗難を検知してもよい。検知部102は、例えば、発信器の識別子が取得されない期間が閾値以上となった場合にその発信器が盗難にあったことを検知する。この場合の閾値としては、例えば対象の発信器の識別信号が取得されない期間の推移を調査しておき、その最長の期間にマージンを加えた期間を表す値が用いられる。この検知方法であれば、センサ部の測定結果が必要ないので、センサ部を備えない発信器の盗難を検知することができる。

0082

また、検知部102は、対象の発信器と設置場所が同じ他の発信器の識別子だけが取得された回数が閾値以上となった場合に、その対象の発信器が盗難にあったことを検知してもよい。この場合も、センサ部を備えない発信器の盗難を検知することができるし、識別子が取得された時刻を記憶しておかなくとも、発信器の盗難を検知することができる。

0083

また、検知部102は、設置場所が異なる発信器の識別子が取得された場合に、その発信器の盗難を検知してもよい。例えば、いずれも複数の発信器を含む第1発信器群及び第2発信器群が互いに別の場所に設置されているものとする。
図18は本変形例のコンテンツ提供システム1aの全体構成を表す。コンテンツ提供システム1aは、図1に表す各装置に加え、店舗5に設置された複数のビーコン30を備えている。店舗5の複数のビーコン30は、店舗4に設置されているものと同様に各々の発信器IDの区分が分類情報で定められている。この例では、店舗4に設置されている複数のビーコン30が第1発信器群とし、店舗5に設置されている複数のビーコン30が第2発信器群とする。

0084

検知部102は、第1発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された移動通信端末から、第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された場合に、取得されたその第2発信器群に含まれる発信器の識別子により識別される発信器が盗難にあったことを検知する。例えば図18の例で店舗5に設置されたビーコン30を盗んで持ち去った者が店舗4を訪れた場合には、店舗4に所在するユーザ端末20からは次のような発信器IDが取得されて蓄積部105に蓄積される。

0085

図19は本変形例で蓄積された発信器IDの一例を表す。図19の例では、「t11」から「t18」までの8つの時刻情報に、取得された発信器IDがそれぞれ対応付けられている。これらの発信器IDは、いずれも店舗4に所在したユーザ端末20を識別する「U001」という端末IDに対応付けられている。各発信器IDを取得された時刻が早い順に並べると、「B001」、「B007」、「B002」、「B101」、「B006」、「B003」、「B004」、「B005」となっている。このうちの「B001」から「B007」までは第1機器群の発信器IDであり、「B101」は第2機器群の発信器IDであるものとする。この場合、検知部102は、第1機器群の発信器IDを取得したユーザ端末20から第2機器群の発信器IDである「B101」が取得されたので、この「B101」により識別されるビーコン30が盗難にあったことを検知する。

0086

このように設置場所の違いに基づいて盗難を検知する検知方法でも、センサ部の測定結果を用いないので、センサ部を備えない発信器の盗難を検知することができる。なお、第2機器群のビーコン30が複数盗まれることもあるが、検知部102は、例えば図19の例のように同じ設置場所IDに対応付けられている発信器IDが全て取得された方を第1機器群の発信器IDとすることで、第2機器群のビーコン30が全て盗まれない限り、盗まれた方のビーコン30の盗難を正しく検知することができる。

0087

また、検知部102は、最初に取得された発信器IDと同じ設置場所IDに対応付けられているものを第1機器群の発信器IDとしてもよいし、取得された発信器IDの数が多い方の設置場所IDに対応付けられているものを第1機器群の発信器IDとしてもよい。これらの場合、第1機器群の全ての発信器IDまでは取得されなくとも(例えば図19の例なら「B001」から「B007」までの7つのうち6つ以下の発信器IDが取得された場合でも)、盗難を検知することができる。

0088

[2−4]盗難の通知
図18及び図19の説明で述べた例において、実行部104(盗難通知部109)は、次のように通知処理を実行してもよい。例えば検知部102が盗難を検知したビーコン30の発信器IDとともに第1発信器群の設置場所ID(この例では店舗4の設置場所ID)を盗難通知部109に供給し、盗難通知部109がその設置場所IDに対応付けられた通信端末(この例では店舗4の店舗端末50)に通知を行う。これにより、通知を受けた店員は、店舗4にビーコン30を盗んだ者がいることが分かるため、店舗4のビーコン30が盗まれないようにより注意を高めることができる。

0089

さらに、ビーコン30を盗んだ者を特定するために次のような通知を行ってもよい。例えば店舗端末50のような設置された通信端末ではなく、店員が利用するスマートフォンのような移動通信端末が登録されているものとする。実行部104(盗難通知部109)は、登録された移動通信端末のうち、盗難が検知された第2機器群の発信器の識別子が取得された移動通信端末から取得されたものと同じ第1機器群の識別子が取得されたものに対して、その盗難に関する情報を通知する処理を実行する。

0090

盗難通知部109は、例えば盗難にあったビーコン30の元の設置場所の名称を盗難に関する情報として通知する。これにより、この通知がない場合に比べて、ビーコン30を盗んだ者が店舗4にやってくるときの移動経路推定しやすくなるので、ビーコン30を盗んだ者を探しやすくなる。また、盗難の検知に用いられた発信器IDが取得されたユーザ端末20と同じ発信器IDを取得する店員の移動通信端末は、他の店員の移動通信端末に比べてユーザ端末20に近い位置に所在する可能性が高い。そして、盗まれたビーコン30も、そのユーザ端末20に近い位置に所在する可能性が高い。例えば全ての登録された移動通信端末に通知を行うと、ビーコン30を盗んだ者がどこにいるのかが絞り込めないが、その場合に比べて、上記のとおり通知先を絞り込むことで、ビーコン30を盗んだ者がいそうな場所が推定しやすくなり、監視すべき場所や人を集中させて他のビーコン30の盗難を防いだり、盗んだ者を見つけやすくしたりすることができる。

0091

[2−5]検知を試みない期間
検知部102は、実施例では、図16の動作手順で表したように、センサの測定結果が取得された場合には常に盗難の検知を試みたが、これに限らない。本変形例では、検知部102は、例えば、第1発信器の設置場所に対応して定められた期間には盗難の検知を試みない。設置場所に対応する期間としては、例えば図1に表す店舗4であれば、店舗4の内装変更や商品棚の移動などといった発信器の移動を伴いメンテナンス作業が行われる期間が定められる。

0092

これらのメンテナンス作業の期間にも検知部102が盗難の検知を試みると、作業中にビーコン30を移動した場合にも盗難が検知されてしまう。その結果、実際には盗まれていないビーコン30の発信器IDの区分が変更されたり、代替用の発信器の区分が変更されたりして、それらの区分をあとで戻す手間が発生する。また、実際には盗まれていないビーコン30の盗難の通知が店舗端末50に表示されて混乱を招くおそれがある。本変形例では上記の期間には盗難の検知を試みないので、上記の手間の発生や不要な通知による混乱を防ぐことができる。

0093

なお、検知部102は、ユーザから指示された期間に盗難の検知を試みないようにしてもよい。ユーザによる指示は、例えば店舗端末50を介して行われる。ユーザは、発信器を何らかの事情で急遽移動させることになった場合に、その移動を行う期間を指示する操作を行うことで、前述した手間の発生や混乱を防ぐことができる。また、本変形例では、上述した各期間に検知部102による検知が行われる代わりに、変更部108による変更や盗難通知部109による盗難通知が行われないようになっていてもよい。これによっても、前述した手間の発生や混乱を防ぐことができる。

0094

[2−6]停止期間の通知
上述した代替用の発信器の識別子が用いられる場合に、その代替用の発信器が設置されるまで時間を要することがある。その場合に、コンテンツの配信などのユーザに提供されるサービスを一時停止させてもよい。
図20は本変形例で各装置が実現する機能構成の一例を表す。この例では、サーバ装置10bの実行部104bが図7に表す各部に加えて停止通知部110を備え、店舗端末50bが表示部501に加えて指示部502を備える。

0095

本変形例では、実行部104が、発信器の盗難が検知された場合、代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子を取得部101が取得するまでの期間において、予め定められた処理の実行を停止する。実行部104は、例えば、検知部102から盗難が検知されたメインビーコン311の発信器IDが供給されると、代替用の発信器(例えばダミービーコン320)の発信器IDが蓄積部105に蓄積されるまで、判定部106及び指示部107による処理を停止する。なお、実行部104は、サブビーコン312及びダミービーコン320の盗難が検知された場合には、実施例と同様に処理を実行する。

0096

本変形例では、検知部102が盗難を検知すると、その旨を停止通知部110に通知する。また、蓄積部105が発信器IDを端末IDに対応付けて蓄積すると、その端末IDを停止通知部110に供給する。停止通知部110は、取得部101が識別子を取得した移動通信端末に対して前述したとおり処理が停止された旨を通知する通知処理を実行する。停止通知部110は、宛先通知部202から通知されたIPアドレスのうち、蓄積部105から供給された端末IDに対応する最新のIPアドレスに、処理が停止された旨の通知を表す通知データを送信する。

0097

図21は本変形例でユーザ端末20に表示される通知の一例を表す。この例では、「現在コンテンツ配信サービスが停止しています。復旧までしばらくお待ちください。」という文字列がユーザ端末20のUI部23に表示されている。例えば代替用の発信器として用意されていたビーコン30の個数以上のビーコン30が盗まれて、在庫されているビーコン30を設置しなければならないといった場合に、そのビーコン30の設置及び発信器IDの分類情報への反映などの作業が終えるまでの間は、第3区分に分類される発信器IDの数が足りないため判定条件が満たされることがないときがある。

0098

本変形例では、そのようなときに判定処理が停止されるので、不要な処理(判定条件が満たされることのない判定処理)によるサーバ装置の負荷の増加を防ぐことができる。また、処理が停止している旨をユーザに通知することで、サービスが停止されている状況をユーザに知ってもらい、例えばコンテンツが配信されないことを不審に思ったユーザによるクレームの発生等を防ぐことができる。

0099

なお、上記の例では、代替用の発信器の設置作業等が完了するまでサービスを停止したが、これに限らず、例えば登録された通信端末からの指示により代替用の発信器の識別子を用いずに処理を実行してサービスを継続させてもよい。この場合、盗難通知部109が、実施例と同様に登録された通信端末(例えば店舗4の店舗端末50)に盗難が検知された旨を通知する。

0100

図22は本変形例で店舗端末50bに表示される通知の一例を表す。この例では、店舗端末50のUI部54に、「メインビーコンの盗難通知がありました。代替用のビーコンが準備できるまで、サービスを継続するか停止するかを指示してください。」という文字列と、「継続する」という文字列を含む操作子画像A1と、「停止する」という文字列を含む操作子画像A2とが表示されている。店舗端末50の指示部502は、操作子画像A1が選択された場合には、予め定められた処理を実行するよう指示する指示データをサーバ装置10に対して送信し、操作子画像A2が選択された場合には、サービスが停止された旨を通知する処理を実行するよう指示する指示データをサーバ装置10に対して送信する。

0101

送信された指示データはサーバ装置10の実行部104に供給される。実行部104は、こうして登録された通信端末から予め定められた処理及び停止がされた旨を通知する処理のいずれかを実行するよう指示されると、指示された方の処理を実行する。実行部104は、例えば予め定められた処理を実行するよう指示する指示データが供給されると、第2区分に分類される識別子により識別される発信器(例えばサブビーコン312)の盗難が検知された場合と同様に、第4条件が満たされたときに予め定められた処理を実行する。つまり、実行部104(判定部106及び指示部107)は、盗難が検知されたビーコン30の発信器IDはいずれも取得されたとみなして判定処理及び指示処理を実行する。

0102

また、実行部104(停止通知部110)は、サービスが停止された旨を通知する処理を実行するよう指示する指示データが供給されると、図21に表すような通知内容を表す通知データをユーザ端末20に対して送信する。このように、本変形例によれば、登録された通信端末を使用する者(店員など)が、例えば設置場所にいるユーザが多ければサービスを継続させ、ユーザが少なければサービスを停止させるなど、状況に応じてサービスの継続及び停止のいずれかを選ぶことができる。

0103

[2−7]第3条件及び第4条件
実施例では、第1区分に分類される識別子により識別される発信器(例えばメインビーコン311)の盗難が検知された場合に第3条件が用いられ、第2区分に分類される識別子により識別される発信器(例えばサブビーコン312)の盗難が検知された場合に第4条件が用いられたが、これに限らない。例えばメインビーコン311の盗難が検知された場合に第4条件、サブビーコン312の盗難が検知された場合に第3条件が用いられてもよいし、どちらの盗難が検知された場合でも第3条件が用いられたり、反対にどちらの盗難が検知された場合でも第4条件が用いられたりしてもよい。

0104

[2−8]第2条件
第2条件は、実施例で述べたもの(第3条件及び第4条件)に限らない。例えば、ビーコン30の盗難が検知された場合には、それ以降、1つでもメインビーコン311の発信器IDが取得されれば満たされる条件が第2条件として用いられてもよいし、メインビーコン311に限らずサブビーコン312やダミービーコン320の発信器IDが1つでも取得されれば満たされる条件を第2条件として用いられてもよい。このような第2条件を用いれば、例えばビーコン30の大半が盗まれてしまった場合でも、サービスを継続させることができる。第2条件としては、このように、ビーコン30が盗まれた場合でもサービスが継続できるような条件が用いられることが望ましい。

0105

[2−9]コンテンツの配信
実施例ではユーザ端末20が通知したIPアドレスに対してコンテンツが配信されたが、これに限らない。例えばユーザ端末20に対してコンテンツをプッシュ通知する仕組みを提供するシステム(APNS(Apple Push Notification Service)やGCM(Google Cloud Messaging for Android)など)にユーザ端末20の端末IDを登録しておく。そして、指示部107がそのシステムに端末IDを送信してユーザ端末20にコンテンツを配信させるための情報(例えばコンテンツ配信装置40のURL(Uniform Resource Locator))をプッシュ通知するよう指示することで、コンテンツが配信されてもよい。

0106

[2−10]実行部による処理
実行部104が実行する処理は実施例で述べたものに限らない。実行部104は、例えば、外部装置(実施例ではコンテンツ配信装置40)にコンテンツの配信を指示する指示処理を実行するのではなく、自装置がコンテンツを記憶しておき、そのコンテンツをユーザ端末20に送信する送信処理を実行してもよい。また、例えば店舗で実施される限定販売予約を受け付ける受付処理を実行したり、店舗で利用可能なポイントを付加する付加処理を実行したりといった、何らかのサービスを提供するサービス提供処理を実行してもよい。要するに、第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理であれば、どのような処理が実行部104によって実行されてもよい。

0107

[2−11]ビーコンの区分
実施例では、複数のビーコン30はいずれもBLE通信を行う発信器であったが、これに限らない。例えば無線LANの規格に準拠した無線LAN通信を行う発信器であってもよいし、NFC(Near field communication)の規格に準拠したNFC通信を行う発信器であってもよい。また、例えば店舗4の店員が利用するスマートフォンやタブレット端末などが発信器として用いられてもよい。この場合、設置場所に設置した発信器に比べて盗まれる可能性を低くすることができる。また、設置されたビーコン30が故障したときに、代わりに店員のスマートフォンを発信器として用いるようにしてもよい。

0108

[2−12]第3区分に分類される識別子
実施例では第3区分に分類される識別子がさらに第1区分(メイン)及び第2区分(サブ)に分類されたが、これは必須ではない。例えば分類情報に「メイン」と「ダミー」だけが表されていてもよい。この場合、判定処理に用いられるビーコン30の識別子が全て「メイン」に分類されるものになり、それらの識別子に対応付けられたコンテンツが配信される。本変形例でも、「ダミー」のビーコン30が用いられるので、実施例と同様にサービスを不正な方法で利用する行為を抑止することができる。

0109

[2−13]第4区分に分類される発信器
実施例では第4区分に分類される発信器が用いられたが、これは必須ではない。例えば分類情報に「メイン」と「サブ」だけが表されていて、「ダミー」が表されていなくてもよい。この場合、分類情報に表された機器IDが全て判定処理に用いられることになる。そして、実行部104は、検知部102により盗難が検知された場合、取得部101により取得された識別子が、盗難が検知された発信器の識別信号が第1区分と前記第2区分のいずれに分類されるかに応じた第2条件を満たしたときに、予め定められた処理を実行する。この第2条件として、盗難が検知された発信器の識別子が取得されなくても満たされる条件(上記の第3条件や第4条件など)が用いられることで、サービス提供を継続することができる。

0110

[2−14]判定条件(1)
実施例で述べた判定条件(1)では、所定の個数として「メイン」及び「サブ」に対応付けられている発信器IDの全数が用いられたが、これに限らない。例えば全数よりも1つか2つなど決められた個数だけ少なくしてもよいし、全数に決められた割合を乗じた個数としてもよい。この場合、例えば全数だと5つの発信器IDが必要なところ、そのうちの4つ又は3つ等の発信器IDが取得されれば判定条件が満たされることになる。

0111

例えば店舗内の移動経路が大きく2つに別れているという場合に、それぞれにサブビーコンを設置して、どのユーザも必ず通過する箇所にはメインビーコンを設置する。そして、所定の個数を、一方の移動経路を通過したときに識別信号が受信されるビーコンの数としておく。こうすることで、ユーザがどちらの移動経路を移動した場合でも、所定の個数の「メイン」及び「サブ」に対応付けられている発信器IDが取得されるので、判定条件が満たされることになる。また、「メイン」の発信器IDも揃っているので、コンテンツも提供される。

0112

[2−15]第1区分に分類される識別子の個数
第1区分に分類される識別子(実施例では「メイン」の発信器ID)が全て揃っていなくても、所定の個数以上揃っていれば、処理が実行されてもよい。例えば分類情報には「メイン」の発信器IDが4つ表され、コンテンツIDテーブルにもそれら4つの発信器IDが表されているとする。

0113

この場合に、所定の個数を2つとすると、コンテンツ配信装置40の特定部401は、サーバ装置10の指示部107から送信されてきた指示データが表す発信器IDが2つであっても、それらの発信器IDがコンテンツIDテーブルに表されている4つの発信器IDに含まれていれば、それら2つの発信器IDに対応付けられたコンテンツIDにより識別されるコンテンツを特定する。本変形例によれば、どのユーザでも必ず通過するという箇所がない場合でも、設置場所を訪れた全てのユーザにサービスを提供することができる。

0114

[2−16]発信器の数
実施例ではメイン、サブ、ダミーのビーコン30がいずれも複数用いられていたが、これに限らず、各区分とも1つのビーコン30だけが用いられてもよい。また、前述したように、サブのビーコン30は存在しなくてもよい。要するに、第3区分に分類される識別子により識別される発信器が少なくとも1以上あり(そのうちの少なくとも1以上は第1区分に分類される識別子により識別される発信器とする)、第4区分に分類される識別子により識別される発信器が少なくとも1以上あればよい。最低でもメインのビーコン30とダミーのビーコン30が1つずつあれば、ダミーのビーコン30が盗まれた場合に不正な方法での利用を防ぐことができる。

0115

[2−17]判定条件(2)
上述した判定条件(2)、すなわち時刻情報が表す経過時間が制限時間以下という条件は、用いられなくてもよい。この場合でも、例えば蓄積部105が蓄積した発信器IDを定期的に削除することで、実施例で述べたような数日がかりで発信器IDが取得されるという場合に、判定条件が満たされないようにすることができる。

0116

[2−18]画像処理
QR(Quick Response)コード認識顔認識を行った結果が発信器IDとともに用いられてもよい。例えば、ユーザ端末20のデータ送信部203が、これらの認識結果を付加した発信器IDデータを送信する。取得部101が発信器IDとともに認識結果を取得し、実行部104は、発信器ID及び認識結果に基づいた処理を実行する。これにより、例えば店舗4に設置されたポスター上のQRコード(登録商標)を読み取る操作を行ったユーザや、特定の店員の顔写真撮影したユーザにだけサービスが提供されるようにすることができる。

0117

[3−19]予め定められた処理
実行部104が実行する予め定められた処理は、実施例で述べた指示処理(外部装置であるコンテンツ配信装置40にコンテンツの配信を指示する処理)に限らない。実行部104は、例えば、自装置がコンテンツを記憶しておき、そのコンテンツをユーザ端末20に送信する送信処理を予め定められた処理として実行してもよい。また、例えば店舗で実施される限定販売の予約を受け付ける受付処理や、店舗で利用可能なポイントを付加する付加処理といった、何らかのサービスを提供するサービス提供処理を予め定められた処理として実行してもよい。要するに、第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理であれば、どのような処理が予め定められた処理として実行されてもよい。

0118

[2−20]発明のカテゴリ
本発明は、サーバ装置、移動通信端末(ユーザ端末がその一例)、コンテンツ配信装置、登録された通信端末(店舗端末50がその一例)といった各装置の他、上述した図7等に表す各機能を実現する他の装置としても捉えられる。また、それらの装置を備えるコンテンツ提供システムのようなシステムとしても捉えられる。また、本発明は、それらの装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、それらの装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。

0119

1…コンテンツ提供システム、2…ネットワーク、10…サーバ装置、20…ユーザ端末、30…ビーコン、40…コンテンツ配信装置、50…店舗端末、11、21、41、51…制御部、12、22、42、52…記憶部、13、43、53…通信部、23、54…UI部、24…第1通信部、25…第2通信部、34…電源部、101…取得部、102…検知部、103…分類情報記憶部、104…実行部、105…蓄積部、106…判定部、107…指示部、108…変更部、109…盗難通知部、110…停止通知部、201…信号受信部、202…宛先通知部、203…データ送信部、204…コンテンツ表示部、401…特定部、402…コンテンツ送信部、403…反映部、501…表示部、502…指示部

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